【RP】月明かりのログハウス
白霧・希雪 6月14日11時
月光を浴びる静かな森林の中に、ぽつんと佇むログハウス。
その中はカラフルに改装された、見るだけで楽しげな空間が広がり、静かな夜に話し声だけが響く。
ここはRP専用スレです。メタ発言などはお控え頂けると幸いです。
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白霧・希雪 6月16日22時
ふわぁあ……
(眠たそうに欠伸をしながら、白く細い腕を伸ばす。
多少眠っていたのだが、夜中に起きてしまったのだ。)
眠れない…少し散歩にでも……
(ふわふわとした思考の中、もはや習慣となっている動作で護身用の薙刀を手の中に隠して、音を立てることなく外に出──「ガンッ」)
いっつつ……痛い……
(頭を柱にぶつけたようだ。皮肉なことに、まだぼんやりとしていた意識はしゃきと醒め、手の中にある薙刀に苦笑を浮かべる。)
(ゼロさん、起こしちゃったかな…)
スィフル・ティエファシエル 6月17日11時
(スィフルが屋根の上で月を見上げている。
…と、家の中からガン、という物音が響く)
(んー、希雪センパイ、かな? ゼロちゃんもドジっぽいところあるけど、OFF状態の希雪センパイは…)
(にやにやしながら気配を消している)
ゼロ・ブランク 6月17日22時
むにゃ~~……
(お寝ぼけゼロ、物音で微かに動いたと思えば、隣にいるはずの希雪に抱きつこう……としたら、居ない。
ゼロの腕が宙をかき、あれ?と思って目がパチッと開く。)
希雪ちゃん?
白霧・希雪 6月18日13時
すいません、起こしてしまいましたか……
(ドアノブに向かった手を引っ込めて、振り返ってそういった。
ぼさぼさの髪を見るに、特に何の準備もせず、何か目的があるわけでもなさそうだ。)
眠れないので、少し夜の風を浴びに──
(希雪がときたま見せる、何かを考えているような、少し困ったような顔。その実いろいろなことを思い悩んでいるようだが、それを口に出す気はないようだ。)
ゼロ・ブランク 6月21日23時
んん~~?(背伸び)気にしないで?
(ゼロの瞳に、希雪の困った顔が映る。
なんとなく気になって、そのままベッドから降りた。)
そっかぁ、夜風気持ちいいもんね~~アタシもご一緒していい?
白霧・希雪 6月24日08時
えぇ。大丈夫ですよ…
(表情はあまり変化はないが、嬉しそうな感情が指輪を通じて流れ込んでくる。)
じゃあ、どこまで行くか、決めないとですね。
(窓の外を覗けば、広がるのは夜闇の黒と、わずかな月明かりに照らされた閑散とした森林だ。)
ゼロ・ブランク 6月30日17時
ありがと、希雪ちゃん♪(指輪からの感情も感じて、っと笑うゼロ)
そうだねぇ、どこまで行こっかぁ……アタシまだこの辺詳しくないから、あまり遠くまで行くと迷子になりそうだなぁ(頭ぽりぽり)
あっ、希雪ちゃんは元々どの辺に行こうとしてたのー?
白霧・希雪 6月30日23時
最初は夜空を散歩…散飛? する予定でしたが……
抱き上げて、飛べないこともありませんが、どうしましょうか。
歩くなら、あそこの丘までが、ちょうどいいでしょうか…
(希雪が暗闇の中を指差す。希雪は夜目が効くため見えるが、普通なら見えない距離だ。)
ゼロ・ブランク 7月12日17時
夜空を散歩
……!!(目キラキラ)
いいなぁ!あ、でもアタシ抱き上げて散歩だと希雪ちゃんの負担が……何か飛べるUCがあれば良かったんだけど、アタシ持ってないやぁ(しょぼ)
じゃあ丘まで歩こう~~!そうと決まればっ♪(ベッドサイドに引っ掛けてあったパーカーを引っ掛ける。
希雪が言う"丘"はゼロには見えない暗さだが、信頼しているので大丈夫だろう、という感じ。)
白霧・希雪 7月13日21時
えぇ。そうしましょうか。
ゼロさん、手を…
(暗い中、転ばないようにゼロの手を取って歩く。今は髪飾りをつけていないため完全な地形把握はできないが、大体見えているので問題はない。ゼロのために炎で照らすこともできるが、希雪の炎はなんというか禍々しいのでやめた。)
(夜空を見上げて、呟く。)
今日は月が見えませんが…こんな新月な夜は、星がよく見えます。
一人で過ごしてた時……この空を見上げることが、僅かな楽しみでした。
全てを、受け止めてくれる気がして……
(気の利いたセリフなんて、私には言えない。
でも、ゼロさんになら。
心で思ったことを、そのまま伝えられる……“伝えてもいい”のは、はじめてだけど……
……迷惑じゃ、ないかな……私なんかの心なんて……)
ゼロ・ブランク 7月14日19時
ありがと希雪ちゃんっ♪
(差し出された手をるん♪といった体で繋ぐ。
ゼロはそこまで夜目がきく方じゃないため自重してゆっくり歩いているが、明るかったらスキップしそうな勢いのるんるん具合だ!)
(希雪の言葉につられて目線を空に向けると、見事なまでの満天の星空が広がっていた。
新月でいつもより暗い空は、星の瞬きをよく写している)
わぁっ、とーーっても綺麗!!!
アタシは昔のことは全然覚えていないんだけど、それでもこんな綺麗な星空は絶対見たことないって確信がある!!
素敵だね、希雪ちゃんはこの沢山の星たちに見守られて、受け止めてもらって、ここまで生きてきたんだね。
(希雪がいる方向に満面の笑顔を向けるゼロ。
希雪の表情は伺い知れないし、ゼロの笑顔も夜闇に溶けているかもしれない、それでもこの感動を伝えたい。
ゼロはそんなやつだ。)
白霧・希雪 7月22日21時
はい……。私が……私なんかが……こんな……
(ゼロにそう言ってもらえて、嬉しかったのだろう。
指輪から伝わってくる感情に、引き寄せられたのかもしれないが。
月明かりと比べれば僅かな星明かりに照らされて、希雪の目元がきらりと輝いた──気がする。)
ありがとう……ございます……!
私、わたし、は……生きて…これまで………!
(感情の整理がついてないのだろう。
もはや泣いているのも隠せていない。
今まで師匠にしか言えなかったこと。それを、初めて他人に伝えられたのだから。)
(そろそろ、目的地に着く頃だろう。丘の上から見える景色は綺麗なものだ。
運が良ければ聖霊樹の実が淡い光を放ち、眼下一面を仄かに染めている──かもしれない。)
ゼロ・ブランク 7月31日17時
うんうん、希雪ちゃんはしっかりちゃんと生きているよ、うんうん!
(涙を流す希雪に笑顔を向けるゼロ。
これからはアタシも一緒にいるよ、というように。)
(ふと、眼前の画面がぱっと開ける。
丘の上に辿り着いたようだ。
仄かに眼下が光り輝いている。)
わ!希雪ちゃん!!
何か明るいものが見えるよ!?
綺麗だなぁ、なんだろう?
(A&Wの知識があまりないゼロ、精霊樹が分からなくて首を傾げる)
白霧・希雪 7月31日20時
ゼロさん、本当に……!
(希雪にとって生きることは“呪い”でしかなかった。
生きるということは、奪うこと。それは誰しもに共通するものだとわかっていながら、多くの「知り合い」の命を奪い続けて生き永らえてきたのだから。
でも、やっと、それが報われる。そのことが、ただ、嬉しいのだ。
いつもなら、「自分は幸せになってはいけない」などど言うだろうが、今日は特別だ。なんせ、
ゼロと一緒だから。)
あ、あれは精霊樹、ですよ。
魔物が嫌がる魔力を発しているから、ここら辺は、魔物が出にくいんです。
……綺麗、ですね。
(実のところ、家の外側へ少し歩けばぐるっと生えている。家近辺は伐採して家の材料になったり、
奪い消したり、
実験台にしたり、
戦闘の余波で倒したり、
融合分解して消し飛ばしたりしているためもう残っていないが。)
ゼロ・ブランク 8月7日09時
これからも一緒に楽しく生きようねっ♪
みんなの分もさっ♪
(知り合い達の命を奪って生きていることを負い目に感じていることは、さすがのゼロでも察している。
でも、そんなの。
希雪ちゃんが悪い訳じゃない。
その人たちの分までいっぱい生きれば良いんだ!
そんな気持ちを込めて。)
へえ~~!あれ、精霊樹っていうんだぁ!?
綺麗だねぇ、アタシたちのお家にもお守りとして1本植えておきたいなぁ、なんて♪
(容疑者たちの存在に気付いていないゼロ、無邪気にガーデニングの想像をしているようだ。)
白霧・希雪 8月12日09時
(嬉しい気持ち、申し訳ない気持ち、後悔、希望、様々な感情が綯い交ぜになって、希雪の心を埋め尽くす。
言葉を返したい気持ちはあるが──なんて返せばいいのか、わからない。
こんな気持ちも、筒抜けだろうけど。)
えぇ。1本……植えましょう。
実を植えれば、そのうち生えますよ。
(ゼロに向かって微笑みを返す。
そして小声で呟く)
……あの大きさになるまでは……数百年は掛かると思いますが……
(精霊樹は仰々しい名前の通り、かなり成長の遅い、寿命の長い樹木らしい。
実際、この森にも希雪が生まれるより前から生えている精霊樹は一定数あるだろう。)
ゼロ・ブランク 8月13日20時
(指輪から伝わる希雪の気持ちを感じ、にっと笑って繋いだ手の指を絡める)
これから楽しいことが沢山待ってるよぉ、希雪ちゃん!
まずは精霊樹の植え付けだぁ♪
精霊樹さん、実を1個いただくねぇ!
(実の淡い明かりを頼りに、精霊樹の元に希雪を引っ張っていく。
樹の低い位置になっている実を見つけ、丁寧にひとつ手に取った。)
希雪ちゃんとアタシの生活を見守っててね、精霊樹さん♪
(精霊樹の成長に数百年という時間がかかっても。
それくらい長く楽しく希雪と過ごせますように!
そんな願いを精霊樹の実に込めて。)