【1:1RP】縁から続く話の云々【個別スレ】
シール・スカッドウィル 2023年8月15日
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ある日ある時ある宿屋。
ひょんなことから交流を持つようになったとある人物を待ち、個室でくつろぐ青年がいた。机の上には黄色いバラが一輪と、氷出ししている最中のコーヒーが鎮座している。
何やら話したいことがあるということで、場を設けてみたが、果たして――――
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シール・スカッドウィル 2023年8月22日
(コーヒーを一口啜り)
ほう、やはり個性が出るな。
ここは活動拠点ではあるが、寝るために帰ってきているようなものだからな。向こうであれば、俺も少々話が変わってくるが。
(少なくとも、ここにあまりものを置こうとは思わない。件のバラは、本当に珍しい代物なのだ。
さて、コーヒーのお供にクッキーも一つ、と手が伸びかけたところで)
シール・スカッドウィル 2023年8月22日
をっ!?
(圧を覚える勢いの問いに、思わず仰け反る。
リラックスしたところに来たそれは、中々に不意打ちだった)
永らえグッズ、ではないな……魔法とは言いえて妙だが、実際これは特殊な方法だからな。シャルが用いるのは、おそらく無理だろう。
(無効票)
清川・シャル 2023年8月22日
ええ〜私使えないんです〜?残念、私花屋に居るので魅力的だったのに。
(身を乗り出したが大人しく座る)
でも花屋の花は散るから美しいかもなぁ…
桜もそうですよね、散るから美しい。
清川・シャル 2023年8月22日
あ、クッキーどうぞ。
(すすっと差し出して、差し出しついでに自分も1口、と手に取る)
コーヒー頂きますね。ん、美味しい。
向こうかあ、じゃあ今度遊びに行きます。気になるので。
(ふう、と一息ついて、カップを置く。心の準備が必要だ)
──さて。何処から話したものか、ですね〜。
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年8月28日
あぁ、おそらく……いや。
(確かに、今自分が用いている方法は無理だろう。かなり個人的な特性を用いているからだ。
が、そもそも我々は何だった? ――そう、猟兵である)
ユーベルコードを使うのであれば、まぁ絶対に無理ということもないが。
(果たして、そこまでする意味は、意義はあるのか。
きしくも、直後にシャルの語る言葉が、すべてを物語っている気がした)
シール・スカッドウィル 2023年8月28日
(閑話休題。
彼女を部屋に招いたのは、自分の話をするためではない。
改めて、差し出されたクッキーを一つまみ。小気味いい触感と、口の中に広がる甘味に、舌鼓を打つ。
予想通りの出来に幾度か頷くと、最後にコーヒーを流し込んで、落ち着くように一息ついた)
ふぅ……長くなっても構わないぞ。
そのために、この場を設けたわけだしな。
(無効票)
清川・シャル 2023年8月29日
(思案する顔を見て、発された言葉を聞いて、ふふ、と笑う
それはそうだ、と)
ユーベルコードね、そうですね。
反射的にいいなあ!とは思いましたが、そこまででは無かったなあと着席しましたね。
散り際の桜、大好きなんですよ。
(きっと、この薔薇だけは特別なのだろう、だったら永く咲いていて欲しい。私の花や店の花は永らえたければプリザーブドフラワーにでもすればいい)
清川・シャル 2023年8月29日
(倣ってクッキーを口に放り込む。サックサクのほろっほろ。美味しく出来て良かった。
コーヒーを1口飲んで、テーブルに置いた)
あら、いいんです?人にあまり話したことないので、上手く話せるかどうか。
場を設けて下さった事には感謝してますよ。
お話するのは私の話。
小さい頃の記憶は3~4歳くらいからなので、それ以前の事は実家に帰って取ってきた母の日記からです。
ドイツ語とサムライエンパイアの言葉が入り交じっていて、解読が大変でした。
(それはちょっと昔のことですね、と語り始めた)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年9月5日
(わびさび、というものだろうか。
人間の感性というのは、本当に複雑なものだ――と、一つ頷き、改めて彼女の言葉に耳を傾ける)
幼い、というより、もはや生まれたばかりと行ったほうがよさそうな時分の話だな。しかし、ドイツ語か……どこで学んだのやら……。
(ルートがないとは言わないが、書けるほどとは。
とはいえ、まだ話は始まってもいない。これを突っ込んで話の腰を折るには早すぎるので、今は静かにお口にチャック。
シャルが先を続けるのを待つ)
(無効票)
清川・シャル 2023年9月6日
母は渡来人召喚に混じってしまって迷い込んだようですよ。気付いたらサムライエンパイアに居たとか。ダークセイヴァーではない吸血鬼、ヴァンパイアですね。どこかの世界のドイツから来たようです。
(どこから話したものか。とりあえず疑問を先に解決する事にした)
父は地方の羅刹の郷の長で。
なんやかんやで2人の間に私が産まれる訳ですが、郷が長男教なので期待された分がっかりされたのと、私アルビノなんですよね。長の娘とはいえ、忌み子としてヒソヒソされる身となったようで。
父母が生きてた間は守ってくれていたようですが、私を守って命を落としました。
その経緯がちょっと……厄介ですね。
お話……しても?
(伺う。他人の踏み込んだ話を好まない人も居るだろう。
まあ、そもそも場を設けてくれた時点で聞く姿勢はあるのだろうけど、一応尋ねた)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年9月11日
(渡来人召喚と言えば、確かエンパイアの信長によって行われたことだとか。そのあたりの真偽はともかく、少なくともシャルの母は実際に呼ばれてしまったわけで)
――――
なんやかんや、か。
(まぁ、そこは他人に詳しく話すことでもない。端折るのもやむなし。
ただ、アルビノというのは初耳だった。アルビノといえば、色素が薄いことで有名である。必然的に髪や肌は白に近くなり、瞳は血の色が浮かんで赤く染まる。
しかし、シャルの場合、瞳の色が明確に違う――――いや。
思い返してみれば、幾度か目にした真の姿が、それに一番近い。
まぁ、つまりそういうことなのだろう)
シール・スカッドウィル 2023年9月11日
しかしまぁなんとも、未成熟な人類は実に愚か。
(いつの世も、
自分と違うものを排除しようとするのは極自然な流れだ。未知とはすなわち、恐怖であるから。
もっとも、だからと言って許していい所業ではないが)
それでも、シャルを守り抜いた、か……立派な親だったんだな。
無論、俺でよければ聞かせてもらおう。
(最初に話を聞くといったのは自分だ。ここで否を突きつけるとしたら、それこそとんだド外道だろう。
遠慮せずにどんと来いと、改めて伝える)
(無効票)
清川・シャル 2023年9月11日
そうです、なんやかんやです。
ちなみに、父様が濃紺の目で黒髪、母様が赤目で濃いめの金髪なんです。
普段は金髪碧眼のアルビノになりますね、私は。少ないですが存在するらしいです。
真の姿の時は母様に似ます。
だから、鏡を見たら両親が其処に居るような気がして、寂しくはないですよ。
(ちょっとだけ補足する。真の姿という事はそっちが本当の姿?実の所自分でも良く分かっていない。あるがままで居るしかないか、まあそこまで気にしなくていっか。そう結論付けた)
清川・シャル 2023年9月11日
此処の奴らは長に頼りきりで己がない!嘆かわしい!みたいな日記がありましたね。
母様は気がお強いようです。
(特にドイツ語が荒々しかったですね、と。うっすらとした記憶の中で、いつも揉めていた周りの大人達を思い出す。少しため息が出る)
えへへ、自慢の両親ですよ。
ありがとうございます。
では本来は私とは関係なかった部分から。今は関係ありますけど。
(それはいつからなんでしょうね、と語り始める。そう遠くない昔のはなし)
清川・シャル 2023年9月11日
私は呪詛を扱う鬼ですが、呪詛って人の念の塊だと解釈しています。
昔、ある呪詛師がね、まあ、力を欲したんですね。
それで、強力な呪具を作ろうとした。
念の中で断トツ強いのは、水子の霊だと、一説にあります。
それを、呪詛師が集めようとしたところから話は始まります。
(母様の日記から読み解いた昔の話。上手く伝わるといいなと願いながら、言葉を紡いでいく)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年9月18日
(どうやら、実体験が当てになるものでもないらしい。あるいは度合いの違いだろうか? もたらされた知識を、しっかりと頭脳に刻みこむ)
己の容姿に両親を見る、というのはよく聞くな。
(気の強さ――――は、正直まだ判断がつかない。しかしながら、優しさは受け継いでいるように思う。
肉体のみならず、精神性のほうにも面影がありそうだ。
そして)
シール・スカッドウィル 2023年9月18日
(一気に話がきな臭くなった。
水子霊、すなわち子供の、とりわけ赤子と呼べる幼さで死した命。生まれたばかりであるために純真無垢であり、それ故に悪さをすることはないとする者もいる)
それを、私利私欲のために活用しようとしたのか……。
(正直、その手の輩は碌なことをしないし、最後も面倒であることが多いように感じる。より厄介なのは、手を出しているのが呪詛の類であるということ。
こういうとき、大抵周囲に飛び火が起きるのだ)
……シャルと輩を繋ぐ共通項は、呪詛だな。何があったんだ?
(無効票)
清川・シャル 2023年9月18日
ふふ、よく聞く話なんですね。
いつかシールさんの話も聞きたいですね、何時でもいいんですけど。
(さて、と、話を続けていく)
清川・シャル 2023年9月18日
そうですね、呪詛。
水子の念を集めようとしたんです。
──安産祈願に勾玉を持つ風習があります。
「この勾玉を持つと、安産で子供が産まれてくる」
そういう噂がまことしやかに。
勿論、噂を流したのは呪詛師。
勾玉にかけた呪詛は、流産してしまう呪い。
手にした女性たちは皆流産してしまいました。
それでも尚、その勾玉を皆が欲したんです。
集まっていった水子の念達。
其れは
勾玉となっていったのでした。
そんな時に呪詛師が知った噂。
後の私の事です。
食べれば不老不死、万病の薬、若返り、力を得る。
しかも赤子程、力が強い。
呪詛師が私を見付けるのは、その何代か後の子孫になります。
見つかってしまった。
力は呪詛師の一族の悲願となっていたんです。
禍玉を手にしても、上手く使いこなせない呪詛師は、違う新しい力を欲した。
(欲張りですね、と苦々しく)
清川・シャル 2023年9月18日
羅刹の郷の長と、異界からやってきた強い魔力を持つ
吸血鬼の間のアルビノの子。
期待したんでしょうね。
どうしても私を手に入れたかった呪詛師の子孫は、その地で崇められていた土地神を拐かします。
力が欲しくないか?と。
その為には両親が邪魔だった。
だから、土地神を上手く丸め込んで、所謂闇堕ちさせる事に成功。
郷は襲われました。
(ふう、と一息。
その時のことは、後に知る事になる。まだ赤子だったのだから。母の日記も其処で途切れている。当たり前だろう、書ける状況ではない。
UDCのように電子機器があれば記録を残す事も出来たかもしれないが、エンパイアの田舎にそんなものは無かったから。
無いものは仕方ない。
コーヒーを1口飲んで、1度落ち着こうとした)
シール・スカッドウィル 2023年10月5日
(姿が似る、というのも善し悪しだ。
亡き両親を偲ぶことができる反面、人によっては思い出したくない場合もある。シャルの両親が、そういう類の人物でなくて何よりだ。
問題があるのは)
アルビノ狩り、というやつか。忌避したり特別視したりとまぁ、忙しいことだ……目的のために土地神まで騙すとは、なりふり構わずといった様子だな。
(犠牲を強いて手に入れた禍玉とやらも、ろくに扱えていない。その時点で自分たちの能力を、ひいては想定を見直すべきだが、やはりというか、そんな頭はなかったようだ)
シール・スカッドウィル 2023年10月5日
(喋っていない分、こちらはまだ喉は乾いていない。
コーヒーに視線を落としながら、当時の状況を想像する)
しかし、思ったより話が大きくなってきたな。土地神なんてものが出てくるとは……ご両親も相当な手練れのようだが。
(日記が途切れたのがそこだというのも気になる。
その時は逃げおおせたのか、あるいは――――)
(無効票)
清川・シャル 2023年10月6日
(コーヒーをもう一口。美味しいのが救い。
視線をコーヒーから正面に戻す)
そうです、アルビノ狩り。母様はそういうものがあると知っていたようで、早い段階から私を匿ってくれていたようです。
ベビーベッドから部屋の建材たで魔力に満ちていて、私を見つけられないようにしていたみたいです。
(朱赤が散りばめられた私の部屋。部屋は数年前に訪れているから思い出せるが、そこに両親の顔があればもっといいのにと思ってしまう)
清川・シャル 2023年10月6日
土地神と名がつく位ですからね、それはもう強いのでしょうね。集落の羅刹達じゃ歯が立たなくて。
両親は私を、秘密の私の部屋に隠して、土地神を封印する事にしたんです。
流石に土地を護る神が不在にのるのはまずかろう、って。
勿論反対意見も出ました。忌み子さえ贄に差し出せば、と。
両親は反対を押し切ってくれて、私を守り封印に成功し、力を使い果たして亡くなったそうです。
呪術師が、土地神に呪物を力として与えたから、両親に余裕が無くなったと聞きました。
土地神との戦いの際、呪術師は現れたんです。漁夫の利ってやつですね。
でも私を見つける事は出来なかった。
最後の悪あがきに、禍玉の力を使おうとして、呑まれた。
(呪詛返しのようなものでしょうね、とぽつり呟き。
言葉にすると簡素になってしまうが、両親は壮絶な戦いをしたのだろうと想像してしまう。
そして自分は守られた。
何も出来ないまま)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年10月19日
(先見の明、という奴だろう。対応の早さからいって、明確にシャルが狙われていると知るより先に動いていたはずだ。
実に聡明である)
にしてもまぁ、えらい手の凝りようだが。
(おそらく、そうしなければ守り切れないと思ったのだろう。取った手段が明らかになったことで、シャルを取り巻く周囲が示した反応が、より鮮明に想像できる)
シール・スカッドウィル 2023年10月19日
(しかし、災禍の中にあって、なおもその場所を守る選択をするとは)
いっそ見捨てて逃げても、とは思うが……まぁ、聞く限りでは、そういうタイプでもないか。しかし、即席で封印とはまた思い切ったことをする。
(普通、封印というのは時間をかけて準備するものだ。対象によって、道具の使用や儀式様式など、必要なものは多岐に渡る。
第三勢力の介入まである中での完遂……ひょっとしたら、最初から羅刹たちが協力的であれば、万に一つの可能性もあったのではないかと疑う優秀さである)
それに比べて、呪術師たちときたら――いや、その腐った過信を思えば、妥当な末路か。
(地力を支える強い意志と、他力本願の積み重ね。
比べることすら失礼だな、と、コーヒーと共に言葉を飲み込む)
(無効票)
清川・シャル 2023年10月20日
(あかいへや。そこは自分にとっては虚無でもあった。居るはずの人たちが居ないのだから)
生き残った人達は私を部屋の中で育てました。守るはずの部屋に、閉じ込めました。
誰からも襲われない代わりに、誰とも深く関わらない。
ただ、教育だけは淡々と受けました。お裁縫とか、お料理とか、簡単な読み書きとか。
6歳の時にふと、外に出ようと思いまして。
ご飯が炊けるようになったので。
隙を見て外に出ました。
そこには、前に言ったように、桜が咲いていて。
すごく、すごく、綺麗でしたよ。
(春の空気はとても清々しく。暖かな風は自由を意味しているようだった。
春になると毎年思い出す。
きっと一生忘れられない日なんだと思う)
清川・シャル 2023年10月20日
(両親の選択は間違ってはいなかったと思いたいもので)
母も元は故郷で長をやっていたようです。
民を見捨てる選択肢は無かったのでしょう。
私は両親を誇りに思いますよ。
(えっへん、と胸を張る。自慢の両親が居たから自分が居るのだ)
愚かですよね〜。
因みに、まがたまは部屋にあったので、数年前に回収しに行きました。
私なら扱えるものです。
(呪詛の鬼ですからね、と笑ったあとに、表情を戻す)
その土地神なんですけど。その後があって。
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年11月19日
(守るべき部屋の中に、その対象を閉じ込める。理には適っているが、当人からすればある種の地獄だ。
しかし、それでもシャルの世話をしていたのは、義理があったからだろう。自分たちが生きる集落を守り抜いたシャルの両親に対する、最低限の義理だ。
――随分と、都合のいい話ではあるが)
いずれにせよ、人らしい生き方を奪っていいものではないな。
(おかげさまで、シャルは感動の脱出を決行する羽目になった。世にある美しいものを自分の目と心で感じ取る機会は得られたが、代償は中々に大きい。
話を聞くほどに思う。よくこれで、この少女が出来上がったな、と)
シール・スカッドウィル 2023年11月19日
(というか)
件の勾玉、部屋の中に置きっぱなしだったのか。よく村の連中が持ち出さなかったな……隠されていたのか、はたまたそこまで気が回らなかったのか。
(まぁ、より面倒なことになっていなくて何よりだ。
そんなことになれば、シャルの両親も天国でため息をつきかねない)
ん、土地神にもその後何かあったのか?
(無効票)
清川・シャル 2023年11月20日
人らしい。種族考えると「人」って何だろうってたまに思いますよね。
(羅刹でもあり、吸血鬼でもある。逆に言えばどちらでもない。自分は何者だろう、考えた事もある。だが)
ま、私は私なので。他を知らないからっていうのもあって、外に出てからは私らしく生きてきたと思いますよ。
用心棒やって生きていました。
(外に出て、エンパイアを知り、それから猟兵になって世界を知る。それはとても広くて。知る事は面白い事だと思った)
清川・シャル 2023年11月20日
なんか詳しくはないのですが、扱えないから魔力の満ちた部屋なら私と共に封印出来るのでは?みたいな発想みたいですよ。
(問われ、ん〜〜〜〜……と少し長い思案顔をして。スマホを取り出す。シュッシュと操作して、アルバムの中から1枚の写真を表示してみせた)
いやあ……なんかね、封印とけた?みたいな?
ちょっと覗いてきたんですけど、私を探してるみたいな?
(
https://tw6.jp/gallery/?id=187550)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年12月3日
あぁ……とかく、人型の生き物は思考が似やすい。善性はもちろん、悪性においても。
だから俺は人間に限定せず、大きなカテゴライズとして人と呼称することにしている。
(結局、呼び方はわかりやすい分け方でしかない。
ならば、小難しく考えるのではなく、感覚的に正しいと思えることを肯定するべきだ。そういう意味では)
シャルが自分らしく生きようとしたのは、至極当然で正しいことだと思う。
……そこで用心棒が出てくるあたりが、またらしいというか。
(一般的な少女から出る発想ではない。らしさの極致だろう。
にしても、当時のシャルは自身の能力をどの程度把握していたのだろうか? おそらく、一定の自負があるからこその思いつきだとは思うが)
シール・スカッドウィル 2023年12月3日
(言われて、なるほど、と思う。
扱えない――あるいは、手に負えないと判断する頭はあったということか。運がよかったというかなんというか。
しかし)
――――Oh。
なんとまぁ、
過去になったのか。いや、言われて見れば、当然の帰結か。封印した後はそのまま放置していたわけだ、そうなる可能性はいくらでもあった、と。
シャルを探しているというのは、封印した時の目的がそのまま、といったところか?
(無効票)
清川・シャル 2023年12月4日
なるほど……。私は羅刹ですので、人間という種族に何が出来るのだろうと思っていた幼少期もありました。猟兵になるまでは。
猟兵って……奥が深いですね。
(何となく濁す物言いをする。人間の非力さは仕事から学んだから。その仕事こそ用心棒で)
いやあ……一般の人間と接してみて思ったんですよ。よわ……こほん、非力。力を持たぬ一般人。
私は力を制御して生きるという事を叩き込まれていたので、ふいに持った物を破壊するという事は無かったんですが、何も学んでいなかったら悪い人間を殺してますね。
不殺は貫いていましたよ。
(先生と呼ばれる頃には高給取りになっていた。悪くない暮らしではあったが、それよりも世界が広がるのが面白くて、心から猟兵になれて良かった〜!と思っているのだった)
清川・シャル 2023年12月4日
そうなんですよ〜!ほんともう、困っちゃう。誰が封印の世話して下さいよ〜って話です。
封印された時点で時が止まったようなものみたいで、私さえ食べればまた力を得られると思っているようです。封印されて若干弱体化してるみたいですし。
正直集落襲われても義理……うーん、いや、やっぱり後味悪いなぁ。
(うううん、と唸って、考え込む。1人で行ったとして勝算があるかどうかも分からない。力が欲しいか、それは欲しい。
ふと、目の前の人を見る。これじゃない?)
──シールさん。
(ちょっと座り直して改まる)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2023年12月21日
――――もう大丈夫なようだが、侮っていい対象ではないな。
食物連鎖の頂点に立つ生き物の武器は、いつだって、
(ここだ、と、頭を指さす。
様子を見るに、どうやら痛い目を見る前に自分で学んだようで何よりである)
ま、叩きのめす側で人死にを出さずに済んでいるのは、不幸中の幸いだな。力はもちろん、心のコントロールも、当時ですでに完成していたといっていいか。
(もしも彼女がどこかで手を汚すようなことになっていれば、今日のような明るい笑顔は拝めなかったかもしれない。本人的には、どこ吹く風なのかもしれないが)
シール・スカッドウィル 2023年12月21日
(封印の世話など、やらずに済むなら誰もやりたかないだろう。目に見えるメリットがあるわけでもなく、何かあれば自分のせい。
然もありなん、という話だ)
まぁ、見えていた結果というやつだな。
時間が止まっていたようなもの、となると、弱体化は封印を力ずくで破ったことに起因するか……?
(当事者ではない自分には、推測することしかできない。シャルであれば、あるいはもっと正確に事態を把握できているのだろうか)
――――何だ、シャル。
(かけられた声に、おおよその見当は付きつつも、彼女の返答を待つ)
(無効票)
清川・シャル 2023年12月22日
(言いたい事を纏めれば、それは一言なのだが、なかなかそれが出てこなくて)
えええと。
その、私一人で何とかなるのか分からなくて。
その……サムライエンパイアに一緒に来て頂け……ません……か……?
(なんとか絞り出した精一杯の言葉。届いて)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2024年1月16日
(シャルにしては珍しく、言い淀んでいるように感じる。こちらに遠慮する必要などないのだが――と、考えている間に、腹が決まったようだ。
予想通りの言葉に)
もちろん、俺でよければ力になろう。
(短く、迷いなく、了承の意を返した)
(無効票)
清川・シャル 2024年1月16日
良いんですか……?嬉しい……!
ありがとうございます、凄く心強いです。
(ぱぁあ、と笑顔になる。すぐに表情筋を引き締めるが)
準備する必要がありますね。
倒せるイメージを持っていたいですね。
手数が2人とも多そうなので、連携していけたら。
(何せ両親が手こずった相手だ、準備はいくらしてもいいと思う。問題は敵情報が何も無いことだ。先行して情報を探った方がいいのだろうか。だがターゲットは自分だ。なんて悩ましいのだろう)
(無効票)
シール・スカッドウィル 2024年1月30日
(相手の溢れる笑顔に当てられてか、シールも一瞬口元を緩ませる)
何、その程度のことでよければいくらでも。
戦闘が得手なのは、シャルも良く知っているだろう。
(とはいえ、確かに相手は強大。ある程度策を練る必要はありそうだ)
シール・スカッドウィル 2024年1月30日
(狙いがシャルにあるというのなら囮にして、というのが有力ではあるが)
それは、他にできることがなくなった時の最終手段だな。むざむざやらせるつもりはないが、いきなり危ない橋を渡る必要もないだろう。
(早まった独断専行は控えるように、と、一応くぎを刺しておく)
(無効票)
清川・シャル 2024年2月2日
(表情が緩んだのを見て、安心感が生まれた。この人は強いひとだ。大丈夫)
いくらでも、なんて安請け合いしすぎですよ。もう。
でも、ありがとうございます。
そうですね、シールさんと戦闘は切っても切れないイメージというか。
(スマホ撮ってきた土地神の写真へと目を落とす。こいつと戦うのだ。強力な助っ人が居るから、きっと大丈夫。そう信じて)
清川・シャル 2024年2月2日
ゔ。
(呻き声。釘刺された)
い、いやぁ……なんと言いますか。……ハイ、自重します。
やれる事は、手に持っている呪具を破壊する……とか。
あれは呪術師の呪具ですからね、弱体化をはかれるのではないかと。
あとは普通の生き物として扱っていいので、耳もあるし口もあって手足があって。
生物を倒す要領で行けば……とかしか考えてないです。
まずは遠距離アタック、先制攻撃は任せてください。
鼓膜はあるはずだから、音の攻撃は効くはずです。
(念じれば出てくるスピーカー郡。己の声を増幅させて相手に届けるものだ。鼓膜破壊と重量攻撃が行えます、ついでに効くか分からないが催眠術の類も声で行えるのがサウンドソルジャーだと思っている)
(無効票)
シール・スカッドウィル 12月29日21時
何、安請け合いというわけでもない。
これは単に、どれだけ経験値があるか、というだけの話だからな。
(当然負けるつもりなどないが、実際にどうなるかはやってみるまでわからない。故に今ここでできるのは、挑む前の心の準備くらいだ。
その点だけは、そうそう誰かに後れを取ることはない自負がある)
シール・スカッドウィル 12月29日21時
(この自負が、画面越しに宿敵を見る彼女の心労をいくらか取り除ければいいのだが)
――ま、必要以上に気負うなということだな。
生の情報ではない推測にはなるが、ちゃんと算段は付けられている。自分の戦い方から有効そうな攻撃手段も思いついている。
焦らず、落ち着いていこう。
(呪具を狙えば弱体化の期待あり、生物としての弱点が有効とくれば、やりようは無限にある。あとは一つずつ確認、実証していけばいい。
〝かもしれない〟でも、十分にやりようはある。
それに――)
最悪の場合でも、俺達には撤退の選択肢がある。
一度での解決、大いに結構。が、そこに固執するあまり、周りが見えなくならないようにな。
(▼)
清川・シャル 12月30日12時
シールさんが戦闘に長けているのを分かっててお願いしてますしね。でもお人好し。
最初は1人で行こうと思ったんですけどね、シールさんと接しているうちに気が変わりました。
凄く頼もしいです。
(もう勝ち確くらいに思える程に信頼しているし、何より実践と実績と実力。
これ以上の適任は居ないと思っていて)
自分1人だったら相打ち覚悟くらいだったとは思います。
清川・シャル 12月30日12時
分かりました、シールさんという助っ人も居る訳ですし、冷静に対処……くらいに考えておきます。
武器のお手入れとか、念入りにしておかないとですね。
ぐーちゃんのスコープでkm単位離れた位置から探ってみましょうか。
そのまま撃ってもいいですけど、こちらの位置を把握されやすそうですよね。
(む、と唸りながら眉根を寄せて。有効手段は沢山あれど、本当に効くのかはやってみなければ分からない。下手に刺激して遅れを取るのも嫌だ。
言われてハッとする)
最悪……、そうですね。目的は私ですから、視界から姿を消せばいい話、なんですよね。
冷静なアドバイスありがとうございます。
──やっぱり1人だと厳しかったかも。突っ込んじゃうなぁ。
(▼)