【RP】夏兆す~営業再開のお知らせ【休憩処】
待鳥・鎬 2023年5月21日
開け放たれた窓から、爽やかな初夏の風が吹き込む。
カウンターテーブルの籠から枝垂れているのは忍冬の蔓枝。
白と黄の優美な花が揺れる度、ふわりと鼻腔をくすぐって。
半年ぶりに開放された休憩所は、相も変わらずのんびり営業。
若菜色の羽蛇が眠たそうに頭をもたげた。
× 本日のメニュー ×
ジャスミン茶
烏龍茶
カモミールミントティー
菫の砂糖漬け
柏餅
洋菓子三種盛り
店主にお任せ(飲み物、茶菓子、軽食等)
※過ごし方はお好みで!
選択肢もご活用ください(途中で変更OK)
・単独またはグループRP→御用の際はお声掛けください
・知り合い以外の絡み歓迎→もれなく店主も絡みに来ます
穏やかに過ごす(単独またはグループ単位でRP)
賑やかに過ごす(知り合い以外の絡み歓迎)
退出
0
岩永・勘十郎 2023年6月15日
…!? なんだ今のは?
(視界にふと普通の生き物じゃない何かが映る。会釈する相手にこっちも会釈して雑誌に目線を落とs…思わず二度見して)
雰囲気の良い喫茶には、もののけの類も住み着くという訳か
(と勝手に変な解釈をして納得し)
待鳥・鎬 2023年6月18日
(不思議な生き物はカウンターに飾られた忍冬を何やらもそもそとつついていたかと思うと、花の咲いた蔓先を咥えて顔を上げる。そのままひらりとお客さんの元へ)
待鳥・鎬 2023年6月18日
(あげる、と言うように雑誌を持つ手の側に花を置き、ひょっこりまた頭を下げる)
岩永・勘十郎 2023年6月18日
ん? お、おう。ありがとう。
(雑誌から目を離して相手の方を向く。そして綺麗な花を持ってきた相手に感謝を伝えて頭を撫でようと)
あの店主殿の使い魔か何かか?
(とその不思議な生き物に問い掛けて)
待鳥・鎬 2023年6月19日
(撫でられると嬉しそうに頭を寄せて。人の言葉が完全に分かっている様子で、問い掛けに肯定するように尻尾を揺らして客人を見上げる)
待鳥・鎬 2023年6月19日
(飲み物の入ったグラスと甘味の皿を1セットお盆に乗せて、店主が店の奥から戻って来た)
すみません、私としたことがお冷もお出しせず……おや、杞柳お帰りなさい。遊んでもらってたの?(羽蛇――杞柳に気付き、楽しそうな様子にふふっと笑みを零し)
岩永・勘十郎 2023年6月20日
ほぉ、そうかそうか。
そりゃお見逸れしたな。人語が理解できる使い魔とは。頭が良いんだな?
(その可愛らしい生き物を優しく撫でていると、頼んだものが来て)
いやいや気にしないでくれ。それがワシのお冷やだ。
(キンキンに冷えた烏龍茶を顎で差す仕草)
ハハハッ。丁度話し相手になって貰ってた所だ。そうか杞柳という名があるんだな? ワシは勘十郎という者だ。宜しく頼むぞ。
(そう言ってテーブルに並べられた美味しそうなスイーツを見ながら)
そうだ。杞柳のご主人の名前も聞いて良いか? これからもあるし、どこかで会った時に失礼があるといかんからな。
待鳥・鎬 2023年6月22日
ふふっ、確かに
冷なのは間違いないですね(テーブルに配膳しながら、気遣いの言葉に笑みを返す)
(テーブルに置いた拍子に、琥珀色のお茶の中でからりと氷が音を立て、グラスに滴る雫をコースターが受け止める。淹れ立てを氷で冷やした烏龍茶は、口に含めば爽やかな渋みと豊かな香りが楽しめる。)
待鳥・鎬 2023年6月22日
(白磁の皿には洋風の焼き菓子が三つ。黄色い紅葉苺を一粒飾った薄紅色のマカロンは一口サイズより少し大きめ。間にたっぷりの生クリームと野苺を挟んでミニケーキに仕立ててある。それとは対照的に、隣に並ぶダックワーズはシンプルで素朴な見た目だ。表面のさくさくと軽い食感が楽しい定番の焼き菓子は、敢えてアーモンドプードルの風味が活きるプレーンで。最後に、盛り付けに文字通り花を添えるのは、ベージュと淡い桜色の二輪の薔薇――紅茶と薔薇の風味を付けて花の形に絞った焼きメレンゲ。カルメ焼きよりずっと木目細かい気泡を含んだ生地は、噛めばさっくり軽く、しゅわりと溶ける不思議な食感だ。)
待鳥・鎬 2023年6月22日
そうなんです、この子は相棒の
杞柳。うちの可愛い可愛いっ……看板聖獣なんですよ♪(くるりと旋回して宜しくアピールする相棒の姿に、一瞬親馬鹿モードに入り掛けるがどうにか堪え)相棒共々宜しくお願いします、勘十郎さん。
とと、失礼、申し遅れました。私はヤドリガミの待鳥鎬と申します。勘十郎さんは猟兵さん……ですよね?
私も猟兵として活動しているので、今後もお会いする機会があるかもしれませんね。(もしかしたら既に何処かで擦れ違ってるかも、などと笑って)
岩永・勘十郎 2023年6月22日
お~! 美味そうだな。
(並べられた焼き菓子を見て嬉しそうに喜んで)
待鳥か。あぁ、宜しく頼むぞ。
(と自己紹介し合いながら、マカロンを手でつまんで一口でパクっと)
うむ!美味い。マカロンと生クリームの甘さが野イチゴの酸っぱさで口の中で丁度良い感じになる。普通のマカロンより食べやすいぞ。
(普通のマカロンはパサパサしすぎて口の水分を持っていかれるイメージだが、生クリームで良い感じらしく)
待鳥殿も戦えるのか? 人は見かけによらないな?
あ、もちろん良い意味でだぞ?
(冷たい烏龍茶を飲みながらそう話し、ただもしかするとその使い魔がデカい化け物に変身して戦うのか? とかも思いながら)
待鳥・鎬 2023年6月25日
お口に合ったなら嬉しいです。気付いたら焼き菓子ばかりになってしまったので、ちょっと趣向を変えてみたんです。
残りもすぐお持ちしますねっ(言うが早いか、いそいそとお台所へ戻ると、すぐに両手のお盆に洋菓子のプレートを2皿ずつ乗せて帰って来る)
(洋菓子自体は同じ内容だが、先程とは焼きメレンゲの色が異なっている。先の2色に加えて、紅茶味より濃いベージュの珈琲味と、生地に混ぜたローズマリーが控えめに香る爽やかな白薔薇の2色。皿によって組み合わせを変えている。)
待鳥・鎬 2023年6月25日
(追加分を空いた席に並べつつ、話を再開)
いやいや、私自身は本当にまだまだなので、見かけ通りかもですよ? 正直、単純な性能で言えば私より杞柳の方がずっと強いはず。
勘十郎さんは……(ふむ、と改めて失礼のない程度に相手の獲物に視線を送り)やはり剣術を?
岩永・勘十郎 2023年6月25日
いやぁ! 上等な物だぞ。
大体食う物が決まってたから、新しい味を楽しめて良いぞ。
(新しい味も増えて箸…いや手が進みパクパクと口に入れながら)
ほぉ? だがそう言って並だった猟兵は見た事が無いからな。
(とちょっと意地悪に言ってみて。そして使い魔の物が強いと聞いて、ちょっと驚く。やはり猟兵は見た目など関係ないと思いながら)
ん? あぁ、そうだ。
ワシには剣しか無いからな…と言いつつ、他も使うんだが
(と腰のホルスターからソードオフショットガンという銃や、左手をパッと見せると手品のように手裏剣を出して見せて。器用貧乏を極めている様子)
待鳥・鎬 2023年6月28日
(あれ? てっきり使い魔さんとかと一緒に…… あれ? 一人分?)
ふふー、美味しそうに食べてくださるから嬉しいです♪ 沢山食べられる方向けに、次からはもっと味のバリエーションを増やしましょうかね(内心の驚きは何とか胸に押し留める。そういうこともある。猟兵だもの!)
いやぁ、千軍万馬の皆さんと比べると本当にひよっこですよ。この子達の力を借りてやっとです(肩で翼を休める相棒を撫で)……まぁ、一般的なヤドリガミかと言われると確かに怪しいですが。
「剣しか無い」とは何だったのか(笑って突っ込みつつ、披露される武器にちょっぴり親近感) 手裏剣は今のところ扱っていませんが、私も似たものを使いますよっ(コレとかコレとか!と刀を構える仕草をしたり、人差し指と親指を立てて拳銃の真似をしたり。こちらも器用貧乏の道を直走っているようだ。)
岩永・勘十郎 2023年6月29日
糖質はエネルギーの源。いくらとっても良い。
(と格好良く言ってはいるが、普通に甘い物には目が無いだけなのと、もともと大食い…というより食べるのが大好きな気質の人で)
ほぉ? 待鳥殿はヤドリガミなのか。
お釈迦様も言ってる。己の未熟さを理解できている者がこの世にどれだけ居るか?。分かっているだけで凄い事なんだぞ。
(お菓子を頬張りながら励ましの意味も込めて)
待鳥殿も刀を? ほぉ! どんな刀か見てみたいな!
(勘十郎の刀剣好きが出て)
待鳥・鎬 2023年7月2日
心の栄養でもありますね! 勿論、過ぎれば毒となるでしょうが、猟兵さんならこれくらいすぐ消費しちゃいそうですし(他愛のない軽口を楽しみながらもふいに理屈が混ざるのは性分である)
(励まされたのに気付き、ちょっと照れくさくて大仰に胸を張る)そうですね。正しい成長は正しい自己分析から。伸びしろもいっぱいですよっ
ん? あぁ、ですです。実はサムエン出身薬匙なんですよ私。
はて、勘十郎さんは一見人間さんですが……?
ふむ(ちらり入り口を見遣り)今日は他にお客さんも来なさそうですし、出しちゃいますか(手の中に現れたのは一振りの打刀。それを躊躇いなく、どうぞ、と差し出す。拵こそ梅花の螺鈿を施した女性らしいデザインだが、その気配はやはり一通りではない。禍々しさはないものの、所謂妖刀と呼ばれる類だ)
岩永・勘十郎 2023年7月2日
頭が良い生き物ほど悩むし、そして考える。
ワシも今までに多くの猟兵を見てきたが、待鳥殿はきっとこれからも強くなる猟兵のタイプだな。ワシがそう思ったんだ間違いないぞ。
(といつもの態度の大きい自信満々な顔。何様かと思うかもしれないが、これが勘十郎という男らしい)
サムライエンパイアの薬師なのか。そりゃ凄いじゃないな。それこそ強みの一つだぞ。――ん? ワシか? ワシは根っからの人間だ…と言いたいが今は違う。見た目こそ人間だが、中身は別だ。
(仙術と途方も無い鍛錬を積み重ねた結果、臓器や骨、筋肉…細胞の一つ一つに至るまで人間のそれとは別で強化されている様子)
―――……
(黙って刀を抜く。刀身からは異質な雰囲気を感じる。刃文も美しく鋼の質も良い。樋は通ってないようだ。鍔は丸形、柄は菱巻か?とじっくり見て、ゆっくりと鞘に刀を戻し)
うむ、良い刀だと思うぞ?
こんな上等な物をどこで?
待鳥・鎬 2023年7月6日
勘十郎さんのような方がそう仰ってくださるなら、尚更頑張り甲斐がありますね。何時折れるとも知れぬ一本の匙に過ぎませんが、考える匙であり続けましょう(晴々しく自信に満ちた言葉は、本人の言葉通り積んできた経験に裏付けられたものだろうと想像して、寧ろ好ましく感じた)
ほう(相手がお客様であることを忘れて、好奇心に目を輝かせる)基本骨格は人間と同等とお見受けしますが、そうなると中身とは臓器……いや、構成物質とか霊的性質? 薬剤への反応も変わってきそうですね。やはり
元種族の枠を超えてこそ猟兵ということでしょうかっ
待鳥・鎬 2023年7月6日
サムエン時代に少々縁がありまして。地元の廃寺に忘れ去られていたのを引き取って来たんです。当時から「鋼切」なんて呼ばれていましたが……妖刀化して本当に鋼を易々斬るようになっているとは(言いながら、ふと、腕利きの剣士が鋼切を持つ構図に気付き、内心冷や汗をかく。縁とはつまり、昔斬られた因縁だ)
か、勘十郎さんの刀も宜しければ見せて頂いても? 何か謂れとかあったりします?
岩永・勘十郎 2023年7月6日
多くは語れないんだが、待鳥殿が分かるように言うと仙薬のような物でドーピングした…と言うと聞こえは悪いが、そんな所だ。故にワシの身体は人間が辿り着ける仏の境地“仙人の肉体”って訳だな。
(と言うが、実際はそれよりも恐ろしく剣術で戦う事に特化した肉体になったとか。故に図鑑にも乗ってない筋肉や骨の数、その質、神経伝達や脳に至るまで)
「鋼切」か。切れ味を称したタイプの銘だな?
…ん? 大丈夫だ。お前さんを斬ったりはしないぞ。せっかく良い店の良い店長を見つけたんだ。斬ってしまったらこの世からワシが思う良い人がいなくなってしまうからな? 勿体ない。
(勘十郎は『気に入らない奴は叩き斬る』がモットーの様子)
岩永・勘十郎 2023年7月6日
悪いな。ワシの刀は触らせる訳にはいかん。
お前さんが悪いとかそんなんじゃなく、女子が刀を持つと刀の穢れになる……今の時代そういうのは時代遅れなんだろうが、分かってくれ。
(霊山が女人禁制だったり、相撲の土俵が女人禁制だったり。そんな感覚で、サクラミラージュ人の堅物なのが分かる一コマ。故に刀を自分で抜いて見せて)
銘を“小銃兼正”。反りは浅く、刃文の無い切っ先両刃造り。鍔は菊透かし、軍刀拵えだ。ワシの刀は語りだしたら明日になってしまうかもしれんな。
(と冗談っぽく言っているが、物凄い機能性と実戦性重視の塊らしく、全てを言うと凄い時間がかかるレベルの様子)
切れ味はそうだな…一度雄島と言う場所に龍が住み着いてな。それをワシの義父がこの刀を以って斬ったが。その頭蓋を一刀両断して、刃には刃毀れどころか傷一つ付かなかったと聞いてるぞ。
(つまるところ斬れない物は無いらしい)
待鳥・鎬 2023年7月9日
ちょ、ドーピングて。そんな俗な表現で良いのか仙人。いや、大変分かりやすいけどもっ(まさか衣服の下がそんな人知を超えた構造になっているとは知る由もなく、暢気にツッコむ。……知ってしまったら今度こそ好奇心に負けるに違いないので知らない方が良いだろう)
刀ごと鎧兜ごと相手を斬り捨てるとか何とか…
…斬っ!?(心を読まれたかのようなタイミングに、結った髪が跳ね上がる勢いでびくっと身を震わせ)
あ、あはは、やだなー勿論そんなこと心配してないですよ? ……ボク、悪い薬匙じゃないヨ(何処かで聞いた台詞である)
待鳥・鎬 2023年7月9日
あぁ、成程。そういうことなら大丈夫ですよ。女人禁制は全く根拠のないしきたりではないですし、少なくとも私は気にしません(あっけらかんと笑い、触れる意志がないことを示すように手をひらひら振る) 何より、それがその
刀に対する勘十郎さんの礼儀作法なら、時代だ何だで無暗に変えて良いものではないでしょう?
小銃とはまた軍刀らしい響き。切っ先両刃……というと、小烏丸という刀が有名でしたっけ。こうして見るとやはり刺突に向いてるんですね(まじまじと見つめる目は鑑賞者というよりは研究者のものだ)
他の刀をじっくり見る機会がなかったので、もっと勉強したらこの子についてもまた是非伺いたいものです。
龍の頭蓋骨を一刀両断! それは刀の切れ味もさることながら御義父様の腕前も素晴らしい。勘十郎さんもその方から剣術を?
岩永・勘十郎 2023年7月10日
人間である以上は限界があるからな。
(そう言って、更に菓子を口に運んで)
ハハハッ。一昔前のワシなら兎も角、今のワシは不意に相手を斬り付ける事はせんぞ。それこそオブリビオン相手なら未だしもだ。
(と言いつつ、今でも不意打ち闇討ち騙し討ちは朝飯前と得意とする戦法のようで)
いや、でもUDCアースではそれがダメらしくてな。最近は気を付けてるんだが……
(死ぬほど面倒くさそうな雰囲気が表情にも出ていて)
お! 詳しいじゃないか。ただ小烏造りはこの根本あたりまで両刃なんだ。(と指で差し教えて、ゆっくりと納刀し腰に差し直す)
ハハハッ。もちろん良いとも。日本刀好きはそう居ないからな。刀について喋れる友人が出来るならワシも嬉しいぞ! ただ覚悟しておいてくれ?ワシがこの刀を語る時は相当な時間が居るからな。その時はまた菓子を頼んで互いに食いながら語ろうじゃないか。ハハハッ!
あぁ。義父から皆伝した剣術だ。まだまだだがな?
待鳥・鎬 2023年7月14日
(つられてカウンターの上に置きっ放しになっていた冷めたジャスミン茶を一口)そこで実際に人間やめる選択肢を選べる人も中々いないような。
あー……オブリビオンは仕方ないですよネ。私達猟兵ですし。ウン!(一言も交わさず不意打ちで斬り飛ばしたことあったなぁと思い出し、視線が泳ぐ。人の事とやかく言えない)
科学の発達した性格差の少ない社会ならさもありなん。
でも、その子は個人の所有物ですし、誰に触らせるかなんて持ち主が決めれば良いことですよ。
ふむふむ……と、鋼切も仕舞っとこ(よいしょと刀を胸に抱くと、手品のようにその気配ごと刀が消える)
まぁ、所持した以上嫌いにはなれないというか、どうせならもっとちゃんと知りたいですしねっ(素直に好きと言うにはまだ少し心の準備が足りなくて、若干言い訳がましい) ふふっ、その時には甘いお菓子を沢山用意させていただきますね!
……もしや、仙人級になって猶、御義父様の方が強いとか?
岩永・勘十郎 2023年7月14日
強くなる為なら手段は択ばない。
(結果論だが、実際人間じゃ出来ない事が出来るようになって満足の様子)
お前さんとその刀は未だ道半ばって所なんだろう。ワシもそうだ。コイツの事は全部知っているつもりだが……
(烏龍茶を飲み干し、氷がグラスにカランと当たる音)
コイツの実力を100としても、ワシはそれを30も使えていたら良い方だ。コイツの凄さはこんなもんじゃないと思っている。それもこれもワシの剣の腕、精神面が至っていない。それだけの事なんだがな。
(自分に厳しいようで、腰に差してある刀を見ながら)
未だに勝てるイメージが沸かない。
義父を一言で言うなら剣聖だ……というか、ワシ自身に剣のセンスは皆無だから?
(剣の才能が無い故に血反吐を吐く程の努力とバフかけで何とか戦える領域まで来たと伝えて)
待鳥・鎬 2023年7月23日
一途で良いと思います。一度きりの……通常であれば一度きりの人生ですから。
勘十郎さんが大分ストイックなのはあると思いますが、それだけその
刀を信頼して、良い関係を築いていらっしゃるんですね。
こんなもんじゃないって気持ちは分かる気がします。性能を十分に活かせていないもどかしさというか、本当なら勘十郎さんのような方に使って欲しいだろうなって、少し悔しくなっちゃうくらい。あの子も強さに一途な
質ですから。打刀ですけど(どうでも良い駄洒落を挟みつつ)
あ、御代わり要ります? 二杯目はサービスしますよっ
(「才能がない」の比較対象がそもそも尋常ではない説……とは言わんでおこう)本当に凄い方なんですね。そんな方に師事していたなら、確かにセンスとか才能とか四の五の言ってる暇はないですね。
岩永・勘十郎 2023年7月23日
刀にも相性ってのがある。もし待鳥殿の刀をワシが握ったとしても、どちらも得をしない気がするぞ? それに刀と持ち主は合縁奇縁。それらには必ず理由がある。待鳥殿の元へとその刀が来たのも、必然的な要素があるとワシは思うんだ。
(そう言って二杯目のサービスを貰いたいと伝えて)
そういう待鳥殿はどういう戦い方をするんだ?
刀なのか? そういう風には見えなかったが。
(と関係ないが、水着完成おめでとうと思いながら)
待鳥・鎬 2023年7月28日
確かに、良い刀と良い剣士が揃っても、相性となるとまた別の話か。……ふふっ、すみません。これは単に私の僻みでしたね。これも縁であるのなら、鋼切には諦めて私が強くなるまで待ってもらいましょう(わざと意地悪っぽく、何処か安心したように)
では、すぐお持ちしますねっ(二杯目を用意するためカウンター奥へと足を向けつつ)そうだ。何かアレンジします? ミルクティーに仕立てることも出来ますし、レモンを入れても爽やかですよ。
私は……割と正々堂々としていない系の戦い方ですね!(等と堂々胸を張る)
剣術を学び始めたのはこの二、三年のことですし、フィジカルはあまり強くないので基本的には遠距離攻撃や搦め手が多いです(こんな風に、と手品染みた仕草で交互に開く手の中から、次々と
機械仕掛けの小鳥が飛び出す)
(勘十郎さんもおめでとうございます! 並んで歩く合わせ描写がまた素敵ですね)
岩永・勘十郎 2023年7月29日
ワシですら未だ道半ば、コイツに認められるような剣の腕は無い。だがいつかコイツを思うが儘に振るう事が出来るように。常に鍛錬を欠かさずやってるぞ。そうしていると剣も何かしら応えてくれるようになる。昨日斬れなかった物が斬れるようになるはずだ。
いや、烏龍茶は烏龍茶のままで飲むぞ? ありがとう。
(とこだわりの強い部分が出て)
ほぉ? 気が合うじゃないか。ワシもそうだぞ。
勝てるなら何でもする。
(刀以外にも手裏剣や銃、槍や弓、爆弾に爆竹と色々使って戦うので、同じく搦め手が多い)
(ありがとうだぞ! 待鳥殿も渚の~みたいな雰囲気が出てて良いと思ったぞ。波の音が聞こえてきそうだ。もちろん杞柳殿も可愛かったしな)
待鳥・鎬 2023年8月2日
では、勘十郎さんが龍を縦真っ二つに斬る頃には、私も杞柳の補助なしで超重戦車くらい切れるように頑張ってみます。
便乗するわけではありませんが、具体的な目標を立てた方が効率も上がるかな、なんて。
はいはい、ストレートですねっ(茶=薬の感覚が根っこにあるため、個人的には何かを加えることに抵抗はない。しかし、飲料としての烏龍茶は単味が一般的なのもよく理解している)
待鳥・鎬 2023年8月2日
(賑やかなのが台所へ下がると、また暫し店内が静かになる……が、それもほんの数分のことで)
お待たせしましたー♪ お済みの食器もついでに下げちゃいますかね(烏龍茶のグラスに入った氷は一杯目より控えめ。その代わり好みで追加できるよう小振りのアイスペールを一緒に並べて、そのまま流れるようにテーブルの上を整えていく)
(戯れに小鳥ロボさんズを窓辺に整列させながら)そういえば銃や手裏剣も使われるのでしたね。確かに、方向性は似ているかも。
これは試合をしたら決定打のない泥沼になるか一瞬で終わるかのどちらかになりそうな予感?
岩永・勘十郎 2023年8月2日
共に精進する仲間がいるのはワシも心強いし良いモチベーションになる。互いに頑張ろうぞ。
(凄い嬉しそうに笑って)
お、ありがとう。紅茶云々も時々飲むが、最近はチャイミルクティーがお気に入りでな。あれはよく緑色の看板の店で買って飲むぞ。
(氷をいれてキンキンに冷やしに飲んでいく)
ワシの場合、手裏剣や銃は手数の中の一つに過ぎん。それを決定打にする事はほぼ無いな。やはりメイン武器はコイツになるぞ。
(自分の刀を見ながら)
待鳥・鎬 2023年9月8日
報告楽しみにしていてくださいねっ。猟兵仲間と修練の話をすることが普段ないので、こういう会話は中々新鮮ですね。
紅茶云々(思い浮かんだのはUDCアースの某PETボトル飲料) 緑というとあのセイレーンさんが看板娘なカフェかな? 甘い紅茶がお好きなんですね。チャイは私も好きですよ。あれはもう単体でスイーツ。
メインとサブが逆なら戦術は大分違ってくるでしょうね。近接戦は全力で回避せねば。……とか思わせておいて、突然がらりと戦い方を変えて相手の意表を突くことくらいお手の物なのでは?(搦め手は何も道具だけの話ではないだろうと)
極めるべきは刀というだけで普通に銃も暗器も超人級です、なんて言われても驚きませんよ。猟兵さんだもの。
待鳥・鎬 2023年9月8日
(それと長期離席申し訳ない!)
岩永・勘十郎 2023年9月9日
そう、それだ…ってあれはセイレーンなのか? 初めて知ったぞ。
(と驚きつつ。本人はあれを某チョコのお店みたいな歴史上の何かしらの人物だと思ってた様子)
チャイミルクティーはインド人の素晴らしい発明品の一つだとワシは思うぞ。あれにワシはハムチーズサンドを買って食う。今の時期の天気の良い日に公園でな。
まぁ他の武器も人に見せて恥ずかしくない程度には鍛えた。それ単体でも戦えるように。剣士では珍しいが、ワシは体術も得意だぞ。
(勘十郎の師は常に『強さの条件は2つ。1つは得意を伸ばす事、もう1つは弱点を克服し弱点を無くす事』と教わったと言って)
(気にされるな。人には人の都合があるからな。安心してくれ良い意味で気にしてない)
待鳥・鎬 2024年2月11日
そうそう、鳥じゃなくて人魚の方のセイレーンさん。人魚伝説に因んで、皆を魅了する珈琲を……みたいな意味だった、かな?
外でのんびりお茶、良いですねぇ♪ あのカフェなら、ラテにチャイシロップを入れてもらうのも結構好きですよ。スパイスの風味は紅茶ベースの方が効いていますが、珈琲を飲みたい日には丁度良くて。
武芸のみならず、学問等多くに通ずる教えですね。近年は兎角個性……得意分野を活かすことばかり強調する論調が目立ちますが、本来その二者は両輪であるべきだと思いますし。
尤も、極めれば
専門かつ
万能。並みの努力では為せないからこそ強さに成り得る、と。(げに恐ろしきは猟兵なり……等と感嘆する薬匙は、未だ自分は一般人に近いと思っている様子)
岩永・勘十郎 2024年2月11日
なるほどな? そういう意味があったのか。
いや~ワシがどれだけ物事をボーっと見てるかってのが分かる。
ワシの師曰く『見るのと観察するのとは違う』って。再度思い出す事が出来た。
(と良い知識のアップデートだと嬉しそうにしながら)
あのスパイスの効き方がインドっぽくて非常に良い。
大体苦いか甘いかじゃないか。それにスパイスの風味ってのは、よく考えたと思うぞ。……まぁ他にもあるんだろうがワシは知らん。
日本には『器用貧乏』って言葉がある故かもしれん。ただワシにしてみれば器用貧乏は誉め言葉だ。器用に何でも熟せるのは特技と言って良い。
ちなみにだが、待鳥殿は何か得意な事ってあるか?
好きな事でも良いぞ? 何なら好きな物でも良いぞ?
(話を広げるお題を出して)
待鳥・鎬 2024年3月10日
まさにそれ、あの両手に持ってるのは何だ?って調べたらまさかの尾びれっていう。見ると観る、聞くと聴くの違いというやつですね。
茶自体が羹から始まったことを考えれば、スパイスは寧ろ原点回帰と言えるかもしれませんよ?
洗練された茶文化と
旧友達の奇跡の邂逅。この
調和は最早必然か……!? なんちゃって(煽り文のように謳い上げてから、少し気恥ずかしそうに)
他にはシナモンティーなんかも有名ですね。でも、こんなに濃く甘くして飲むのはチャイの特徴かも。
特化型も汎用型も活かし方次第ということでしょうか。個人戦でてっぺん取るぞ!と思うなら器用貧乏は少々不利かもしれませんが、チームの中では非常に心強く頼られる存在になるでしょうし。
待鳥・鎬 2024年3月10日
私ですか?(思いがけず問われて一瞬考える)
……うん、やっぱり一番は医学薬学ですね。薬匙の本分ですので。
でも、私は割と気が多いので、やりたいことが多くて困ってしまうんですよ。
手仕事は料理から機械弄りまで何でもするし、Webでサブカルチャーに触れるのも楽しいし、剣術とか釣りとか何より植物のことなら何日だって飽きずに語り続ける自信がある。一途にやっても時間が足りないのに、まさに器用貧乏まっしぐら!(一息に)
……まぁ、その、猟兵たるもの強くなるのが優先のような気もしますガ。
岩永・勘十郎 2024年3月10日
あ~! なるほどな。待鳥殿は面白い事を言う。
原点回帰……そう言われた後に飲むチャイミルクティーは、また別の視点で味を感じられそうだ。
ワシは甘いのが好きだから丁度良いぞ。この前もアイスミルクコーヒーを飲んだが苦みがあってちょっとがっかりした覚えがある。珈琲牛乳とはまた違うんだな、あれ。
うむ。待鳥殿の言う通りだ。縁の下の力持ちって奴で、地味ではあるが居る事で戦力になる。そしてどのチームに入れても使える。これは凄い事だぞ。
岩永・勘十郎 2024年3月10日
医学に関しては全くI don't knowだからついていけんが……
漢方は嫌いじゃないぞ。あれは病院の先生の中でも効いてるみたいな発表が定期的に出るらしいじゃないか。大昔の人間はそういう効能を発見して飲み物にするってんだから……本当に頭が良かったんだろうな。
機械弄りまで?! そりゃ凄いな。女子の趣味と男の趣味両方出来るとは大したもんだ。(サクラミラージュ人の勘十郎は典型的なステレオタイプなので、そういう考えになっているだけ)
いやいや。戦闘を経験した事の無い者さへ猟兵になる世界。
その者が得意とする事を伸ばせば良いし、やればいいじゃないか?
ワシみたいな楽しいし趣味で戦う者もいるくらいだ。
待鳥・鎬 2024年4月13日
ふっふっふ、伊達に薬匙やってません(わざとらしく胸を張ってみつつ)
珈琲牛乳はどちらかと言えばコーヒー風味のミルクですもんね。ミルクコーヒーも苦いという程ではなかった気はするけど…
…あ! そういえば、期間限定でスイートミルクコーヒーみたいな名前のやつがあった気がします(それなら勘十郎さん好みかもですよ、と)
うん、たとえ表には出なくても、チームの要と言っても過言ではない。
……とはいうものの、個人戦の多い猟兵としては、やはり切り札の一つや二つは欲しいと思うのであった。
待鳥・鎬 2024年4月13日
(この店主にしては珍しくちょっと困った表情でうーんと呻ると、言葉を選ぶように)漢方の性質上検証が難しいだけで、効いてるっていうのも本当は今更なんですけどね。数千年のトライアンドエラーを繰り返して積み上げてきた学問なんだから。……そんな大事なものを日本人は一度捨てたわけだけど(結局、ぽろっと不満が漏れた)
あはは、確かに好んでオイルまみれになる女性は少ないでしょうね。私も最初はただ生活の為でしたし。勘十郎さんは修行中とか自炊しません? それが意外とハマってフードファイターになっちゃうようなものです。
確かに、猟兵になるまで実戦経験がなかった人も結構いそうですよね。
そこから自分なりの「戦い方」を身に付けた人は、それだけ自分と向き合って努力を重ねてきたのかもしれません。
勘十郎さんは最初から
猟兵と
戦いが両立している感じです?
岩永・勘十郎 2024年4月14日
ん? ……おぉ! 美味そうだな!
今度買いに行って飲んでみるぞ。
(腕の端末で確認しながら)
あ~……じゃあ何か考えてみようじゃないか。
待鳥殿が出来る事を究極に詰めていくと良いだろうし、同じ能力を持った者の先達を見つけて、その資料を漁ってみるとかな。
即効性が無いからなぁ。こんな事を言うのもアレなんだが……
気を悪くしたら謝るが、大陸系の医学はちょっと…インチキっぽくてなぁ。高麗人参とか。凄い偏見なんだろうが。
(勘十郎の中で病院で貰う薬は公式、漢方薬は民間医療程度…みたいな認識がある様子)
ふむふむ。魚を釣るようになったら魚料理にハマったみたいなもんか。
なるほどな。でも良いと思うぞ。
ワシが猟兵になったのは最近だ。戦いに関しては物心が付いた直後くらいか。6か7歳くらいから剣を振ってる。
待鳥・鎬 2024年4月21日
言われてみれば、同職がどんな風に戦っているのかよく知らない気がする。……同業者調査って、僕みたいな初心者には寧ろ必須だったのでは(今まで何でやらなかったんだろう?とちょっときまりが悪そうに苦笑いして)
手が空いた時に皆の報告書とか閲覧しに行ってみようと思います。
漢方は即効性がないというのはよくある誤解ですが…
…その、正直、サクミラの漢方に関しては勘十郎さんの認識でいた方が安全かもしれません(大正の世において漢方は医学教育から閉め出され衰退しきっている。
偽医学やヤブが横行している所も多いだろう。つまり、彼の抱くイメージは現状とても正しい)
人参だって本来は……いや、駄目です、もう止めましょう
薬関係の話題は!!(薬匙の本性が出て際限なく語り出しそうになる。初対面で引かれたくはない)
魚釣り……(ふいに思い出し笑いが漏れて) 時に勘十郎さんは釣りがお好きなんですか?
待鳥・鎬 2024年4月21日
それは剣が(剣が身近だったのか、戦いが身近だったのか。軽率に問う内容ではないので)正真正銘、一生の友ですね。
その上師は剣聖となれば、猟兵として戦うだけの力を早くから持っていらっしゃったように思えますが……ほんと、世界が猟兵選ぶ基準って何なんでしょうね。
岩永・勘十郎 2024年4月21日
先達となる者を見る時はコツがあってな。『何で成功したか』より『何で失敗したか』を見る方が良い。どんな能力にも特性にも弱点がある。それを克服したり理解し立ち回る事を学ぶ方が、ワシは良いと思ってるぞ。
そうなのか? …いや! 待鳥殿がよければ是非聞かせて欲しいぞ。
間違いを間違いのまま身に着けておくのは嫌なんでね。待鳥殿の意見を聞きたい。
(知らない事を知りたいという欲がかなり強いタイプで)
釣りか? 好きとか趣味とか言われると分からんが、ワシの場合は食うために釣るって所だな。故にキャッチ&リリースみたいな事もしないし、もっと言うと食えない量は釣らない訳だ。キスやイカ、イワナやヤマメ、最近はヒラメ釣りとかもするぞ。(全部美味しい高級魚)。
岩永・勘十郎 2024年4月21日
剣が友…か。いやそうかもしれん。
よく考えればコイツとはずっと一緒だ。命も随分と助けてもらった。
コイツとは似た者同士でね。ウマも合うから猶更だな?
あ~……意外かもしれんがワシは剣の腕はそんなになんだぞ?
人生で2人から(義父と師)剣を教わったが、両方から「剣のセンスは無い」って言われてな。ハハハッ。
だけど、強くなりたかった。だから天才が10回振って技を覚えるならワシはその倍以上剣を振った。1日に1000本以上剣を振る。常に昨日の自分に負けないよう、常に明日の自分に勝るように。道場や山の中で寝た事なんて数知れず。握力が麻痺して箸すら持てなくなる事もあった。そんな事が出来るバカなら誰だってワシと同じ剣を振れるはずだぞ。その程度だ。
(と謙遜気味に言っているが、決して負けない自信があるからこその自虐。簡単に言うとイジワルを言っているだけ)