おとしもの、さがしもの
君影・菫 2019年3月16日
――ふと、風が吹き抜ける。
絹の衣がふわり靡いて。
一歩、二歩、歩いて感じるのは違和感。
はらりと髪が解けて漸く気づく。
おとしものは、ヒトを真似る女の本体。
さがしものは、大切な自身のあかし。
「はら、何処いったんやろ」
----***----
募集:話し相手一名さまのみ
内容:簪を拾ってくれるでも、探してくれるでも
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アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月16日
(落し物を拾ってやる親切心など、この男は持ち合わせてはいない……いないのだが。遠ざかる女の落し物には遠目にも、何やら惹きつけられるものがある)ふむ……(トラップの可能性も疑うべきか?)(少しだけその歩みを速めるも警戒は解かず。光の正体を確かめれば指先でつんと触れ、確認し、拾い上げる。と同時、少しばかりの落胆の色を瞳に滲ませ)……何て事はないな、アクセサリーの類か。そこの君…落し物だよ。(自身の目線の高さまで掲げた菫色を下ろし、先を行く女に歩み寄りつつその背に声を)
君影・菫 2019年3月16日
(何かの感覚が伝わって小首を傾げては、ふわりと振り返る。だって、だれかの声がしたから)(菫色が映すは 名も知らぬ隻眼の男性。手にしている品は……)なんや、うちのさがしもの見つけてくれたん?(警戒することもなく近づいて)
君影・菫 2019年3月16日
あんね、『うち』を見つけてくれてありがとうなぁ。それきっと気づいて無いやろうけど、うちの本体なんよ。(返してもらえる?と、ねだる子供のように。見た目には反した幼さで男性を微かに見上げた)(ふわり絹の衣がまた風に靡く)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月16日
……(つまらない。そんな落胆に沈んだ半月は彼女の物言いを受け、また微かに好奇の色を湛えた)自分を探す…とは面白い事をいうな、ネイティ。本体などと言ってしまっていいのかい?俺が此れをへし折れば、死ぬ訳だが(口元には次の反応を伺うような笑み、未だどう身につけるかも分からぬ装身具を彼女へと差し出して)君がヤドリガミであれば、…の話だけどね。
君影・菫 2019年3月16日
(不思議そうに相手を見つめたまま)別に折りたい思うなら構わんよ。無くしたのはうち、拾うたのはキミやし。ここで折れて、死んでしまうんならそれもひとつの‘人生’なんやろ?(それは人間の生と同じ。けれどあまりにも薄い生への執着は物故か)なんや、キミも同じヤドリガミみたいな言い方やね(思う侭を紡いで)……ふふ、キミが終わりをくれるなら面白いかなともおもたけど。何だかんだ優しいんやね、キミ。(ありがとうなぁと、幼げに笑い受け取って)ついでにもうひとつお願いしてもええ?
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月19日
俺も君を手折ってしまっても構わないのだけどねぇ……幸い、拾ったものとその“人生”とやらを壊して歩くほど、今の俺の虫の居所は悪くはない。(物騒な内容と気分は裏腹。視線だけ彼女に落として交わす会話と紡ぐ声色は、まるで世間話のそれだ)心の臓を落とすほどにはぼんやりとしているのに、案外聡いのだな?君(肯定とも否定ともつかぬ返答の受け取り方は相手に任せ)…何なりと、お嬢さん。面倒な願いならばお断りだがな。
君影・菫 2019年3月19日
ほんまに悪い人なら、もう持ち去ってるか、叩き折っとる筈やし。虫の居所次第で返してくれる相手だったなら、うちは幸運やったかな。(楽しげに紡ぐ。折れることも厭わない、むしろ興味が無いのかもしれないと思わせる程に)んー……うちは元々モノやから、心の臓謂われても実感がないだけかも。でも、そやね。うちが賢いってことは外れでも無かったって思とく。(勝手に、そう勝手にで構わない。相手が人でもモノでもきっと何も変わらないのだから)面倒かな、どやろ。此れちょっとだけ預かってて欲しいだけなんやけど……キミからしたらどうかはうちには判らんわ。(ふわりと手にしていた絹の衣を相手に向けて預けるように放る、相手が受け取るかどうかは委ねるようにして)(そうして慣れた手付きで高い位置で髪を結い、自らの本体――簪を挿す)ん、やっぱこっちの方がしっくり来るわぁ。(嬉しそうなそれは、おもちゃを返して貰った幼子と大差ない仕草で)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月20日
それはそれは、前向きで何より。君のその執着のなさ…(元々備わっている感情を手放すのとはまた違った、出来立ての様なーー)やはり物ならでは、だね?……あぁ、その程度ならば構わないよ。(差し出された衣に手を伸ばし、受け取る)(髪飾りを追って直ぐ持ち主の元へ帰るであろう薄絹の形を整えながら、手際よく髪を結う様に片目を細め)君の本体は髪飾りだったか、見たところ上等な装飾品に見える。その意匠はサムライエンパイアのものかな…似た形の物を依頼先で目にした事があるが。
君影・菫 2019年3月23日
こういうのって前向き言うの?ただ、受け入れてるだと思てたんやけど。(不思議そうに相手を見つめる。だって知らないのだ。持ち主たちはみんな自分の運命を受け入れてきた。どんなに抗っても覆せない事だって山程見た。女にあるのは其れだけで)そやね。実際モノやし、ヒトは真似てはみてるけどいまだによう解らんもの。 ……ふふ、ありがとうなぁ。それ有ると髪、結えないんよ。はら、簪近くで見るんは初めて?話聞いとる分には多分キミの言うてる所に近い形してるのかも。依頼先で見たなら、探せば色々有るのかもしれへんね。(興味が無さそうとも、事実をそのまま受け止めるだけのような物言いに悪意はない。ただ純粋に手繰るような行為、どうしたら識れるのかも知らぬのに)せや、うち菫っていうんよ。君影菫。キミの名前聞いてもええやろか?
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月26日
どうだろうね?死を受け入れる姿勢にヒトは正反対の評価を下す…潔く美しい散り際だとか、命をゴミの様に扱う愚か者と罵ってみたり…どちらの解釈も好き好きなのだろう(理解に苦しむ。そんな風に肩を竦めて)どう致しまして……、着飾る女性は大変だね。ふぅん?カンザシと言うのか、其れ…あぁ、手に取ってみたのは初めてだな。(相手に近しいと思われるワードに何かしらの反応を見せるだろうか、と。言葉で探ってみるも、彼女の言に怪しさや惑いは見えない。一先ず警戒は解いて良さそうだーー)……アンテロだ、ヤドリガミのアンテロ・ヴィルスカ。好きに呼んでくれたまえ、菫君。
君影・菫 2019年3月27日
うちは別にヒトがどう評価しようと興味ないんやけどね。だって終わりに何かを思うんは他人や無くて自分やもの。(またじっと見つめて)キミは誰かを評価するヒトは嫌い?(素直な疑問だけを知りたがりのように置いた) ふふ、これも持ち主たちの真似事やけど案外気にっとうよ。鮮やかなのも、美しくあろうとするのも好きやなぁって。簪、興味あるならもっかい見る?(こてり首を傾げて髪も結ったばかりだと言うのにも、躊躇いは無くて)じゃアンテロって呼ばせて貰おかな。何だか不思議な響きやね。意味とか由来はあったりするんやろうか?
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月28日
ほう?我が道を行くのだな、菫君は…(此方に向いた簪と同じ色。その瞳を見返し)…好きだよ、他人の価値を決めだがるもの。更に言えば、だ…その評価に気分を浮かせたり沈ませたりする者こそ、俺にはとても面白く映るね。(無垢な提案に一つ頷いて。ゆっくりと緩慢な動きで彼女の後ろに回り込もうと)どうも。では結っている状態で観察させて貰っても?……その形状で長い髪が結えるのは、少しばかり不思議だな…君の主は良く着飾るヒトだったのだねぇ。両家の令嬢か……もしくは何処かのお姫様かな。(言う間にも、手にした薄絹が緩い風にはためいてーー)俺の名前はこの世界では聞かない響きだろうね……意味や由来は知らないが、恐らく故郷の言葉なのだろう。して、君の名はどんな意味を持つのかな?
君影・菫 2019年3月28日
アンテロは不思議な事言うんやね。うちの道はうちのだけ。ひとつしか無いのに。(きょとんと幼子のように首を傾げる)難しいことはようわからんけど、アンテロの目に面白く映るヒトは好きってことやろか?(後ろに回り込まれても視線ひとつを後ろに向けるだけで)ええよ。その方がよく見えるんなら。(抵抗の一つも見せない)うちの持ち主は遊女とか花魁とか、着飾って男の人の目に留まる仕事しててな、ええとこお嬢さんやお姫さんでは無かった……と思うんよ。(けれど誰かの目にはお姫さまにも見えていたのかも知れない、それはモノの自分にはまだ難しい)アンテロの故郷は、わからんの?(おそらくと言う言葉を拾って疑問を紡ぐ)うちの名前は君……持ち主たちの影を想うモノ。すみれは持ち主がみんなそう呼んどったから。だからうちはきっと菫なんやなって。(目と簪の色から文字は貰った、と)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月28日
不思議か?その一つきりの道の先が崖になっていても…君は曲がらず行くのかな。(少し距離を取り佇んで、伏せ目がちに呟き。その宝珠を眺めるーー真っ直ぐな一本で結われた髪は、身につける者しかその仕組みを理解出来ないのでは、と思わせる程シンプルで複雑だ)(分析を諦め小さく苦笑を零すと薄衣をふわり翻し、彼女の頭へ)逆につまらないと感じたモノは俺の目には留まらないな、ひと時も…ーーあぁ、俺の故郷ならば雪深い国だ。ただ、物が在っただけの場所を“故郷”と呼ぶべきかは迷うがね(す、と両手で引いて衣の皺を伸ばす)ふむ、花魁…つまるところそれは男に春を鬻ぐ存在か。そして君は彼女らの影を想い、名として纏う、と…菫君は主人達が好きかい?
君影・菫 2019年3月28日
うん、うちにはとっても不思議。崖ならその先に何があるのか気にしてまうから、うちは行くんやないかな。(後ろからの視線はくすぐったくもある心地、けれど嫌な悪寒は無い)わぁ、ありがとぉ。そういえば持たせたままやった、堪忍ね?(戻ってきた衣に嬉しげに綻ぶのはやはり幼子の其れで)その言い方やとうちの本体はアンテロに興味のひとつでも持たせたん?お陰で助かった感じやけど。……在っただけ、アンテロに持ち主はおらんかったの?(衣を整えてくれてることは布先が教えてくれる。紳士やなぁと相手に聞こえたかどうか)好きと聞かれたら、せやね愛しいかな。命を懸けた生き方も、境遇に逆らう生き方も、準ずる生き方も全部、ヒトのそれやったから。だからうちはあの人たちを真似てるのかもしれへんわ。生き方や仕事はきっと真似へんけど。
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月28日
そのまま覗き込んでおちてしまいそうだねぇ?君。崖っ淵に花があったと喜びすらしそうだーー…これは参った。(皮肉や仄暗い問いは彼女の前には柳に風、らしい)構わない、君を拾ったお陰で楽しい話が聞けたしな?(紳士的、そんな甘い評価には喉を鳴らして)……俺の持ち主もちゃんと居たとも。小さくて俺の理解の及ばない事ばかりする子だったが。ただ、そこを離れて長く“物”で在ったのも確かだ…(絹から指先を離せば、そのまま道の先へとゆっくり歩き出し)俺にはその愛しい、という気持ちは解らない。が、君と君の主であった彼女らは、きっと相思相愛という奴だったのだろうね?(客を見つめる瞳とはまた違った眼差しで、愛でられた菫色なのだろう。いつにもなく感傷に傾く己の考えに自嘲して)ふふ…あぁ、それはやめておくべきだろう。似合わない。
君影・菫 2019年3月28日
きっと落ちるやろね。でもアンテロ、うちのことよう解ってるやないの。花なんて見つけてもうたら大喜びやよ。キミが一緒にいたら飾ってしまいそうなくらいには、なぁ。(ふわりふわり夢心地に紡ぐおと)どの話が楽しかったかのかは解らんのやけど、キミが楽しそうやからええかな。(鳴らされた喉には首を傾げながら)物は物でも離れてしまって使われへんとモノは物になってしまうもんなぁ。(そっと歩く彼の背を追うように歩いて)うちがその人間らしさに愛しい思うのと、持ち主のうちへの気持ちは違たと思うけど……どうなんやろ?(辿り着かない答えでしかないけれど、思考は辿ってみる)愛でては貰たけど、それはきっと仕事に使う“物”やったと思うし。でもうちはそれで満足してた。ヒトとモノの想い先は違うもの思てたからね。でもそうしそうあい。その響きは優しいねぇ。 ……せやろ、うち手招いて溺れさすよりも、楽しい話したり、聞いたりしたいもの。
アンテロ・ヴィルスカ 2019年3月29日
……君とは出会って数分の筈なのに、ありありとその場面が想像出来てしまうな?(飾られるのはこちらなのだろうか。彼女ならば容易くやってくれそうだ、と小さく息を吐いて)モノは結局、物だからな。さして不満はなかったが……扱いはまぁ、違うものだね。手にする人間によって。(後ろは振り返らない、だが引き離すこともせず)どうだろう。だが男を惑わす仕事ならば、君の様なーー身を着飾るものを贈られる事もあったんじゃないかい?ヒトにとって、贈り物とは特別なものらしい…が、真相は彼女らにしか解らないねぇ(また、前方に広がる長閑な景色を視線だけ動かして見渡す。面白そうなものはそう次々とは拾えないらしい…)楽しいお話か……菫君なら問いで相手を溺れさせられそうだ。
君影・菫 2019年3月29日
そう?アンテロは想像豊かなんやねぇ。なぁ、うちにもその光景教えてくれへん?(教えて教えて、そんな子供の響き)そうねぇ、ヒトのモノに対する扱いは千差万別、十人十色。だからうちはまだ幸運やったんかな、でもそないな言い方してまうとアンテロが不運みたいになってしまうねぇ。言葉って難しいわぁ……。(近付き過ぎないように、声が届くくらいの距離でひとつを紡いで、ふたつを紡いで)多分有ったと思うよ、うちの他にも色んな簪あったもの。もしかしたらうちも誰かの贈り物やったのかもしれんし。(始まりの記憶は薄いのだと女は謂う)――なぁに、うちの問いは溺れるくらい甘いの?(そっと足取りを早めて横からそっと覗き込む。さっきから何探してるんやろと、好奇心のままに)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年4月1日
そうだねぇ……岸壁に花を見つけて喜んで摘んでいるんだ、君が。その衣も飛んではいけないから、と傍に畳んで重石までのせて……しかしまた簪を落としてしまう、崖先に。「はら…」なんて言ってね?(想像のような予知のような、などと言えば彼女は怒るだろうか)幸運も不運も表裏一体、だが君の言う通り。俺はあまり幸運ではなかったね……俺以上に、拾い主が不運だったろうが。(先を行くも歩みは緩々、彼女を引き離す事無く進み)ふふ…その問いが既に甘いもののようだ。もし俺が人間なら、落ちていたんじゃないか?それこそ髪飾りの一つ二つ、君のお仲間を貢ぎたくなるのかもしれないねぇ…(腕を組み顎を撫でる。どこか他人事のように紡ぐと、覗き見る彼女に顔だけ向け)ーー…何か面白いものはないかとね、依頼に赴くついでにこうして探してみるのだよ。しかし今日の収穫は君だけだな……急ぐ訳ではないが、そろそろグリモア猟兵の元に戻るとするか。
君影・菫 2019年4月4日
ふふ、アンテロの話は想像しやすいなぁ。でもアレやろ?どうせうち、衣飛ばしてしまうから重石はキミの図らいかなて。きっと本体を落としてそのまま追いかけてまうね。空は飛べんのに、うちはきっと手を伸ばすだけじゃ飽きたら無くて。(怒るも何もそのとおり、けれどキミがいなきゃ成り立たないと女は笑う) うちの持ち主も悲劇ばっかやったよ。それでもひと時の幸せに身を置いてたから、本人は幸せやったんかもしれんけど。うちが折れてないのは、血に塗れてないのは、復讐のモノにはされへんかったってことなんやろな、きっと。(ヒトとモノは難しいね、とぽつり零すだけで) はら、そうなん?人間のキミを落とせるなんてうち、案外魅力有るんやろか。せやったら、嬉しいわぁ。 ねぇ、途中までその収穫物もご一緒してええ?うちの帰り道は逆やけど、もう少し(はなしたい、とそれもまた無垢で真っ白な、おと)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年4月10日
君は常に俺の想像の上を行く……とはいえ、幾ら我々の本体が器物でも、一貫の終わりに身嗜みを気にしているのも…馬鹿馬鹿しいかーー(それでも。笑う彼女にやはり躊躇はなかろうと、薄く口元に笑みを浮かべ)確かに君のその鋭利さならば立派な悲劇の添え物にもなれただろう。そうして折れないままいたら、今の菫君とは違っていたかな。(この白が朱に染まるのだろうかーーそれも案外と、面白い。)あぁ、俺が人間ならば…ね?俺を落とすならば他の種族、取り分け装飾品や女を好む奴を適当に見繕った方が早い。(短く告げ、言ってくるりと踵を返し)お喋りならお付き合いするのも構わないよ。せっかく拾ったのだからな?…さぁ、此方側に目ぼしいものがないならば反転だ、君が帰る先に向かおう。
君影・菫 2019年4月13日
うち、そないに不思議なことしとる?(また不思議そうに小さく首を傾げ)ヒトやったらもう少し自分の身ぃ案じるんかな。解らんけど。(想像は少し苦手、どうせ何処かで止まってしまうから)せやね、悲劇の添え物には慣れた気がするでも、なったんはうちや無かった。ヒトを殺めた簪ならうちも少しはヒトの悲しみとか苦しみに寄り添えたんやろか……。(今のうちにはわからんね、とやっぱり笑うだけ。けれど其れは少しだけ大人びて、憂いを映した) アンテロはうちと同じモノやものね。今のキミはそういうものが好きなん?(純粋にモノのキミの好きが気になった)ふふ、ありがとなぁ。うちの帰る先も古びた日本家屋しか無いんやけど。どうせならお茶でもしてく?(なんて。また幼さを帯びた誘いを携え、裾を引き、こっちこっちと、まるで遊ぶかのように軽快な足音を鳴らす)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年4月14日
不思議なのだろうか?あぁ、俺もよくわからなくなってきてしまったな。ヒトでも窮地に立たされれば変な事をする、のかも…しれない。(やや困ったように視線を外す。そも自分が語る基準は誰のものか、実はそれすらあやふやで)ふむ?君は凶器にされようともヒトを……いや(何故、自分は物がヒト恨むと思ったのか?)…君が首を傾げると、中々厄介な事態になるという事だけは解ったよーー俺の解らない事が次々増える。(彼女の提案に軽く頷いて、マイペースな足取りでその背を追い)有り難い申し出をどうも、お言葉に甘えよう……俺ならばそういったモノに興味はないよ、無欲なもので。強いていうならば昼寝が好きなくらいだ(ーー来た道を戻れば、行きとはまた違った趣を見せる。景色と彼女を同時に隻眼に捉えながら)日本家屋なら目にした事があるが大きい家だったな、…君はそこに一人で?
君影・菫 2019年4月15日
アンテロもわからなくなってきたん?なら、うちと一緒やねぇ。(解らないなか、解ったことに喜ぶ幼子のように)ん……?(途中で止まってしまった言の葉に)凶器にされたら、なんやろ。ね、最後まで聞かせて?(おしえて、と。手繰るようにねだる。何でも知ってそうな顔でわからない、なんて言うから)昼寝!(ぱっと目を輝かせ)ええよね。なら今から行くトコも少しは気に入て貰えるかも。あんな、縁側でゆったりお昼寝するの気持ちいいんよ。(ちょっと自慢げに紡いでから)うん、うちひとり。広すぎる家やけど、たまに探検気分でいろいろ探すと古いもんとか出て来おるから。(案外楽しいトコと笑う)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年4月17日
そうだねぇ…ふふ、また今度。次があれば教えよう。(のらりくらりーー手繰る手のような問いかけを、ゆるりと躱し)君の提案が魅力的過ぎてそれどころではなくなってしまったからな?縁側…というものはまだ見た事がないが、休むのにうってつけならば歓迎だ。(弾むような相手の声色に、どこか楽しげに)それはそれは…我々のお仲間でも出てきてしまいそうな雰囲気だ。君は最初から…いや、ヤドリガミとして生まれた時からそこにいるのかい?
君影・菫 2019年4月23日
今度……じゃあ次に会えたら運命や思て聞かせてな?(約束と無垢な音が鳴る)はら、そない魅力的やったかな。でも、でも。お昼寝するんなら心地好さはうちのお墨付き。縁側言うんは外に面して開けた場所でな?座っても寝転んでも心地ええとこよ。(お茶と菓子はうちが用意する!と胸張り)せやね、気づいたらうちの傍に仲間が増えてたりするのかも。でもあそこはうちの生まれた場所やないよ。うちの帰る場所はもうあらへんもの。今行くとこはな、誰もおらんくて、心地よかったから借りてるだけ。もちろん、元の持ち主が戻ってきおったら返すつもり。
アンテロ・ヴィルスカ 2019年4月30日
……あぁ、逃れられそうにない運命ならば仕方がない。解った、約束しよう。(一つ、こくりと頷いた。観念したような横顔に嘘はなく)ふぅん、それは……縁側とはテラスのようなものか。屋外の空気はあっても、昼寝しようが服は汚れない、なんて魅力的以外にないさ。もてなしまで付いてくるのだから、ヒトの言葉を借りるならば…“至れり尽くせり”と言う奴だね?(意気込む姿が頼もしい。するすると無邪気さに混ぜて漏らされる彼女の素性を頭で整理しつつ、耳を傾け)成る程……故郷は既に、なしか。もし屋敷の持ち主の出て行けと言われてしまったら君は何処へ行くんだい?(視界の端に立派な屋敷を捉えれば、意地の悪い問いが口をついた)
君影・菫 2019年4月30日
ふふ、そないな運命があったら嬉しいなぁ(楽しみを増やすように静かに笑む。あったら嬉しい、無かったらそれも軌跡で)テラスみたいに手すりはないけど、似てるんかなぁ。掃除は一応しとるし服は汚れんと思うよ、いたずらな猫が悪さしてへんとええんやけど。(たまに有るんよねぇなんて、楽しげに弾む音)出でかなあかんならうちはそうするよ。今までありがとおて。何処に行くかはそれから決めよかな。(今ならどこへでも行けるやも、と憂いも心配もなく、意地悪な問いにも気づく様子は無い。きっと愛しげに思い出を仕舞い込むだけ)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年5月5日
運命が嬉しい、か……菫君は約束されたように、何かしらの出来事が起こるのは良いことだと思うかい?(疑問が口をつく。それは響きとは裏腹にただの世間話で)ふむ…まぁ、俺の想像よりお目にかかった方が早そうだ。君が綺麗に保っているなら猫も上がり込みたくはなるだろう。彼らは綺麗好きらしいからねぇ…(砂埃の端に小さな足跡。道に添うように生えた木の根元についた細い縦筋、常連の痕跡を見とめれば、くすりと笑み)ーーふむ、なるほど。安住の地に未練はなし、か…ではもし、何処へでも連れて行ってやると言われたら君はどんな世界へ行きたい?
君影・菫 2019年5月6日
約束されたように起こるなら、それはきっと繋がった縁やろ?せやから、うちは嬉しいかなぁって思うよ。(人の出会いは星の数みたいに途方もない数で。結ばれなければ会えもしないと思うから)せやね、見てもらった方が早い気ぃする。もう少ししたら入り口も見えてくるよ。……へぇ、猫って綺麗好きやの。うちが綺麗に出来てる証って思たら悪戯も許してしまうかも。……何処へでも。んー、そうなぁ。相手の一番好きなとこ、気に入ってるとこかな。アンテロなら何処に連れていってくれる?
アンテロ・ヴィルスカ 2019年5月6日
成る程ね……、誰かに勝手に道筋を決められたようで心地が悪いのは、俺が捻くれているかららしい。同じ器物でも差が出るな…(素直な彼女は好ましく思うよう、しかしそれもストンと腑に落ちるーー崩れない表情の下は無論、卑屈にはなっていない。その差異を考えながらもサクサクと歩みを進め)ふむ……案外近かった。(来た道を一度だけ振り返ると、入り口の前で立ち止まって)猫にも綺麗好きもズボラもいるだろうが……そうだな。俺なら君を、UDCアースかキマイラフューチャーにでも…いや、UDCアースにするかな?キマイラフューチャーは騒々しくて俺が疲れてしまう。
君影・菫 2019年5月7日
だって誰にも決められへんよ。出会いの道筋なんてのは。物の在り方はヒトにだって決められるけど出会いは違うもの。モノがみんな同じやったらそれこそ、アンテロの言うつまらないになるんやない?(入り口に一足先にとんっと入って、ただいまと笑えば)なぁ、近かったやろ。縁側なら庭から行ったほうが早いかな。ほな、こっち。(家屋の入り口ではなく横に逸れ目的の場所へと誘う)うちに来る子はどっちなんやろねぇ。割と同じ顔でずぅっと寝てる子もおるけど。……なぁに、キマイラフューチャーは賑やかな所やの?(夜の遊郭みたいなもんやろかと、こてり首を傾げて)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年5月10日
そうだろうか(顎に手を、思案ーー)案外、俺は神の類を無意識に信じているのかもしれない……これは何とも、度し難い。(掴み掛けた自身を見失うような浮遊感を消すように、隻眼は天を仰ぐ)大きな括りならば同じだろう?作られたモノなど。(家屋を一瞥。敷地の土を踏み、無人らしき家屋に友人のように挨拶をする彼女を不可解そうな眼差しで追って)むぅ…まぁ、そうだね。毎日が“お祭り騒ぎ”といった感じかな、キマイラフューチャーは。…ユウカクと同じ……(花魁の仕事場ならば娼館のようなものだろう、か)だとしたら、少々色気に欠けるな。
君影・菫 2019年5月19日
へぇ、アンテロは案外、神さまとか信じる方なんね。けどうちらもヒトから見たら同じようなものやと思うし、おったりするんかなぁ。それなら尚のこと、うちらの在り方決めれるんはうちらだけやと思うんよ。後は存外どう在りたいか、なのかも。……ふふ、アンテロ。少し難しい顔しとぉよ。そない深く考えごと?(そっと不思議そうに覗き込む)(挨拶は習慣、誰が居ても居なくても。それもまたヒトの真似事)色気に欠ける遊郭……なら、皆が羽目外す祭りに近いんかなぁ。うちは嫌いやないけど、聞くにアンテロは苦手そうやねぇ。ふふ、そんなキミにはとっておきの静かな場所にご案内、なんてなぁ。(ここ座ってと服の裾を幼子のように引いて、場所を示す。靡く風が緩やかな縁側に、聞こえるのは鳥の鳴き声、それと葉たちの聲)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年5月22日
普段意識する事はないが……確かにねぇ、我々は宿“神”と呼ばれていたんだった。(それは故郷の文化では聞き慣れぬ呼び名、考え方で)側から見れば神の一種か、…あぁ、難しくはないよ。菫の神の自由さに翻弄されているだけさ。(大袈裟に指先で眉間をほぐす。なんてね?と茶化せば、引かれる袖に従って)(言われるまま奥へと歩み、腰を下ろせばーー視界に広がるのは穏やかを具現化したような光景で)………前評判に偽りなし、だな…悪くない。お祭騒ぎよりずっと良いね、君のお庭は。
君影・菫 2019年5月28日
アンテロってなんやろ、ヒトが言う哲学?みたいな考え方しよるよね。うちが難しいこと殆ど考えへんからかもしれんけど。うちの神の自由さ……?そないアンテロを翻弄してる気は無いんやけどなぁ。(茶化す様子にこっちもわざとらしく楽しげに返して遊ぶ)(案内すれば既に自由なすみれ色は家の奥、ちらりと顔を覗かせて)――なぁ、お茶と和菓子は苦手や無い?ちょうど美味しそうなの有るんやけど。(庭への褒め言葉には少し誇らしげに笑う)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年5月29日
誰に似たのだろう。俺に哲学者の知り合いはいないのだが……自発的に翻弄する気がある相手ならば付いてこないよ、面倒だ。(庭と昼寝を差し引いてもね?と、緩く振った首はそのまま声の方へと傾ける)お気遣いどうも、食物は苦手ではないよ。満点のリアクションを返せる保証もないが……君が太鼓判を押すなら頂こうかな(無遠慮にそう告げると近場の柱に背を預け、心持ち、息と共に力を抜いた)
君影・菫 2019年6月19日
アンテロ自身が哲学の神さまの可能性はあらへんの?(こてりと首を傾げて)……ふふ、せやね。うちに何か思惑が有ったとしたら、アンテロにはきっと筒抜けやもんなぁ。(けど心地良いやろ、ここ?なんて楽しそうに)ほなら、よかった。ひとりで食べるんは少し勿体ない思てたんよ。味への評価は各々やもの。気にせぇへんよ。美味しく食べてくれたら嬉しいけど、何よりなぁ、(一緒に食べれるのが大事なんよと少し遠くで響く聲と、忙しない足音がぱたぱたと鳴る)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年6月25日
そう思うかい?(合わせる様に同じ方向へ、こてり)……ふは、ないな。それはない。 俺が哲学に目覚めたら、もうヒトの足で歩く気がしないよ。(それに、と)君の思惑はきっと俺以外にも筒抜けさ、隠す気がまるでないものな。(返事の代わり。再び響く軽快な足音と声に、また寛ぐように目を閉じて)…共有、か。ヒトにとっては、それだけで味を変えてしまうくらいに大事なものと聞くねぇ……菫君も一人の食事は嫌かい?
君影・菫 2019年6月26日
もし哲学の神言われてもそれっぽいなぁとは思うてしまいそうよ?(倣う仕草はちょっと面白くて、もう一回)もし本格的に目覚めてもうたら、うちアンテロの言葉が難しすぎてわからんくなってしまうから……少し、さみしい気するね。確かにうち、隠す気あらへんわ。でも誰に対してもこうな訳やないよ?厭な感じする相手はこう見えて避けとぉし。(湯飲みに入った緑茶と春色の羊羹をことりと置いて)ひとりの食事もは厭やないよ。誰かと話す時これ美味しかったって話も出来るし。でも、一緒なら(美味しいが増えるからもっと好きなんよ、と。あまり近づきすぎず程好い距離に座って、幼子のように縁側の先で浮いた足を揺らす)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年7月6日
それはいい。次に仕事でヒトを騙す機会でもあれば、それらしい事を言って惑わせてみよう…(目を開いて鏡のようにまた、こてり。クスクス笑うと首の傾きを直し) 大丈夫、おそらくもう数百年はそんなジジ臭い趣味には目覚めない。だから君が寂しがる必要もないだろう? ……あぁ、ありがとう。頂くね(つい、と指先で温度を確かめ、湯飲みを口元へ。甘い茶が喉を落ちきれば、揺れる白い足先にぼんやりと視線をやる)厭な感じのする相手、か。ふむ、こうして茶を共有させてもらえるということは、俺はセーフだったと受け取っていいのかな……確かにそんな相手とティータイムはゴメンだな(空いた手は菓子切りで桜色を一口大に)…ところでこれは君が?
君影・菫 2019年7月19日
アンテロって案外悪戯好きなんやねぇ。でもきっと疑われる方が無い気するんよ。(ひと時の戯れならきっと楽しい筈)じゃ数百年はうちアンテロとお話出来るんやね。(嬉しいわぁとほわりほわり)んー、アンテロはセーフっていうか、うちの本体拾ってくれた恩人やないの。お世話になったら礼を返すんはヒトの行いなんやろ?だから返せる機会あって良かったと思うてるよ。厭な感じは何か邪な感じ……?そういうんはひらりと躱して逃げてまう。ここにも呼びとうないしね。(倣って桜色をもぐもぐしながら)うちの手作りではないけど、ふらっと遊びに行った先で困ってたおばあちゃん助けたらお礼にって貰ったんよ。……ふふ、美味しいわぁ。(満足そうに幼子のような仕草で、また浮いた足を揺らして)
アンテロ・ヴィルスカ 2019年7月25日
“好き”と言うより真似をしているんだよ、数少ないヒトのお手本を。 退屈は嫌だから少しは疑って欲しいけれど(少し考え、指を鳴らす。UCで形成された氷をぽとりと茶に落とし)ふむ、それは善いヒトの考え方だ。 しかし恩人というのはまた、過大評価だな。茶飲み友達くらいにしておいておくれーーまぁ…何にせよ、此処では俺は悪人ではないようだし、其れ相応の振る舞いを心掛けよう。ひらりと一緒にお茶を下げられては切ないからねぇ(ふぅん、と相槌を一つーー残りの羊羹を口へ運ぶ。静かに空の菓子皿を降ろすと、再び柱に背を預け)それは善意をご馳走様、……見過ごせないかい?困ったヒトは。
君影・菫 2019年7月28日
はら、ならヒトを真似るうちと一緒なんねぇ。けどアンテロの雰囲気から疑うのって難しいんとちゃう?うちらヤドリガミは見た目は多分ヒトと変わらんもの。(茶に落とされた氷を横目で見て、こてりと首を傾げた)ほなら今日は拾ってくれた恩人、次からは茶飲み友達な感じでまた付きおうて?(拾ってくれたこと。渡してくれたこと。どれだって忘れない、忘れたくはないから恩という形に留めておきたくて) 別に一度出したものはキミのものやから下げるとか意地悪いことはせぇへんよ?……例えば、アンテロが家の破壊始めたら考えてまうけど。(足を揺らして、遊んで、問いにはちょっと考える仕草)……どやろ。たまたま目に入ったからかもしれんし。いつでも何処でもヒト助けとかはしてへんよ?たぶん、うちの気づいたもの。興味を引いたもの。そんな基準やないかな。アンテロが今日うちの簪拾ってくれたのと大差ないと思うけど。
アンテロ・ヴィルスカ 2019年8月1日
うん、一緒。もしかしたらヤドリガミとは、そういったものなのかもしれないねぇ? ふむ…(彼女の言葉に、少し考え込んで)人の形というのは、それ程信頼あるものか…(なら一層、人型の人外など怖い気もする。)興味深い話だ。あぁ、では今日一日、俺は君の恩人でいよう……次があるかは知らないけれど、まぁ。君の家を壊さない限り、可能性はあるだろう? 何より、そこまでトチ狂ったらお茶どころではないな…
アンテロ・ヴィルスカ 2019年8月1日
(揺れる白い脚が、何処か眠気を誘う振り子のようでーー少しずつ瞼を閉じた間が増える)そう、正義の味方…という訳でもないのか。気付いたもの、興味を引いたもの……うん、俺と君が気にかける基準に、確かにさして大差はなさそうだ。(口元に手をやって欠伸を殺す)(冷えた湯飲みを一気に呷れば、用意された茶と菓子はすっかり空っぽで)……では少し、縁側をお借りするよ。(トーンの落ちた声でそう告げる。暫くすれば聞こえてくるのは微かな寝息だろう)
君影・菫 2019年8月2日
ヒトの見た目って何となく話通じやすいと思われそうやなぁって。でもこの世界には色んな見た目の種族がおるからねぇ。うちの知ってる知識じゃまだ狭いかも。(だから面白いなんて、語る瞳は幼子と変わらず)ん、ありがとぉ。次はそうやねぇ……ないなら作りに行こかな(楽しそうに、楽しそうに、ステップを踏むように紡ぐ音)ふふ、アンテロがトチ狂うたら、うちが優しくない止め方してあげないといかんね。(させへんでね、なんて無いと知っている響き)
君影・菫 2019年8月2日
正義の味方なんて名乗らんし、ならんよ、うちは。きっと面白いものを見つけて、近づいて確かめるだけ。それくらいが楽しいもの。(ゆるりゆるり、相手の様子を悟りながらそう零しては)ん、ええよ。気の済むまで(借りてって。それは多分、見送る言の葉)(微かに聞こえた寝息の主には冷やさぬようにと薄い掛布を添えて、膝に乗ってきた猫と一緒に空を見る。)――ええ日やったね。(誰に云うわけでもなく、自らに残すように其れは風に乗り、やがて消えゆく音)
君影・菫 2019年8月2日
【~終~】(偶然にもここに来てくれたこと、それと長いことお付き合いありがとぉね。いっぱい楽しませてもらったわぁ。ほな、またね。)