【1:1】水楼のゆめ
神代・みぃ 2022年9月29日
ふわり、ふわり。
揺れる空気。いいえ、ここはみずのなか。
朱に塗られた柱に支えられた、艶やかな楼。
とある朱い魚を捕らえるための、閉ざされた牢。
抜け出ようとすれば、水の渦があなたの道を鎖ざすだろう。
赤い尾の人魚があなたの前に現れる。
ここからはでられないよ。
でも、どこからもはいれないはずなの。
――どこからきたの?
あなたのことをおしえてよ。
人魚は幼さに釣り合わぬあでやかさで、そう笑った。
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🌸ゆめのなか、みずのなか。
ここはみぃの水楼。封印の水牢。――のなかの、ゆめ。
大丈夫。
呼吸はできるし、おぼれたりもしないよ。
🌸どなたさまでも、先着一名様の1:1。
🌸20レス前後、キリのいいところでおしまい。
もし気が合いそうだったら、別にお部屋をつくるね。
🌸二週間お返事なしでさようなら。
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神代・みぃ 2022年9月29日
(ふわり、ふわりと楼の中を漂って。窓から手を伸ばそうとすれば、水の渦が彼女を留まらせる。身を裂かれないうちに、と手を引っ込めれば、溜息を一つ。――溜息にあわせて、こぽり、とちいさな泡沫が浮かんで消えた)
(🌸ゆめにおちる(入室))