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📖ＲＰ📖第２競技『真夏のサバイバル！』

エウロペ・マリウス　2022年7月31日

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シナリオ名：
『失われた風物詩を取り戻すための、たった１つの冴えた方法』

◆ゾンビに、そんな知能があってたまるものか

　なんとか無事？に激流下りから解放された参加者達。
　次のステージとして連れてこられた場所は、酷く老廃している建物達が立ち並んでいた。
　参加者達が、全員入った事を確認した仕掛け人（手紙の主）が、境界線が引かれたかのような頑丈な扉をスライドして閉めると、当たり前のように実況席に戻っていく。あまりの手際の良さに、状況が読み込めずに参加者は『ぽか～ん』とした顔で、その姿を見送ってしまった。

「さぁ！　やってきたのは地獄の第２ステージだぁ！
　今回はなんと、特殊な水鉄砲を持ったゾンビ達が参加者の行く手を阻みます！」

　相変わらず、あらゆる角度からの撮影を行うために、飛び交う撮影用ドローン。
　その映像では、参加者の全員が『特殊な水鉄砲』という不穏な言葉に首を傾げる姿が映し出されている。

「Ｙｅｓ！　参加者はゾンビに鉢合わせになる度に、その近くにある宝箱にあるアイテムでゾンビを倒して、ゴールを目指すことになります！」

　違う。聞きたいことはそこじゃない。
　いや、それも確かに大事だが、参加者達が聞きたいことは、『特殊な水鉄砲』というものについてだ。
　だが、その不安を察しているようで、手紙の主は胸を張って安全性を主張する。
　だが―

「ＯＫＯＫ！　皆まで言うな！　わかっていますとも。『特殊な水鉄砲』とはなんぞ？という疑問にお答えしましょう！　安心して下さい。人畜無害な、なぜか水着だけが溶ける特殊な液体が入った水鉄砲だ！」

　―残念。全然安心できない内容だった。

「ゾンビ達は、とにかく参加者の肌を晒させて視聴率を得るために必死だ！　そんなゾンビ達との死闘を潜り抜けて、勝利を手にする人物は現れるのか……！　それではスタートｄ……」

　開始を告げたか否かのタイミングで、参加者の目の前でノリノリの主催者（手紙の主）が映ったカメラが、エウロペが射出した氷の氷柱によって破壊された。

◆ルール説明◆
勝利条件：ゾンビに５回勝利した者の先着順
水着耐久値：３０

手順：
➀エリア内を捜索しているＲＰ＋ダイスを振る（※１：宝箱判定）
②アイテムを手に入れたと同時にゾンビに出会うため、その戦闘ＲＰ＋ダイスを振る（※２：戦闘の成否判定）
③成否判定のＲＰ

以後、➀～③を繰り返す形となります。

※１：宝箱判定
➀🎲８０～００（宝箱の中身は『スカ』の紙切れが入っている）
　説明：アイテムなど不要。己の拳のみで戦うぜ！
　付与：戦闘ダイス値に『＋３０』加算されてしまい、失敗しやすくなる
②🎲５０～７９（果物ナイフが入っている）
　説明：短距離武器。水鉄砲相手に近寄らなければならないので不利
　付与：戦闘ダイス値に『＋１０』加算されてしまい、失敗しやすくなる
③🎲２０～４９（弓矢一式が入っている）
　説明：遠距離武器。装填に時間がかかるため、ちょっと不利
　付与：戦闘ダイス値に『ー１０』加算され、成功しやすくなる
④🎲０１～１９（ゾンビと同様の水鉄砲（ゾンビにのみ効果がある液体）が入っている）
　説明：遠距離武器。同じ獲物ならば、猟兵が有利に決まってる！
　付与：戦闘ダイス値に『ー３０』加算され、成功しやすくなる

※２：戦闘の成否判定（※１の数値を加算することを忘れないように！）
🎲５１～００　敗北
🎲０１～５０　勝利

◆ダメージ判定方式（敗北した場合のみ発生）
🎲（赤側）の数値で判定（こちらは※１数値の加算はせず、そのままの出目です）

例】６７⇒水着へ６ダメージ
　　００⇒水着へ１０ダメージ

※宝箱判定で加算されてしまった結果、敗北してしまった場合
戦闘の成否判定は『３７』だが、アイテム判定で『８２』を出してしまっており、加算が『＋３０』されて、『６７』で負け判定された場合

例】３７＋３０＝６７⇒水着に３のダメージ


◆水着の耐久度が【０】になってしまった場合
　男女同様：要所は謎の光によって遮られます。その後、悪戯妖精にバスタオルを手渡され、それを着て復帰するまでダイスを振ることになります。

◆復帰方法
・１度に３回連続振れます
・１度でも、ゾロ目（00、11、22と言った形）が出ると、水着耐久度は半分の『１５』で戦線に復帰出来ます。
・最低、６回振り終わった時点でも、ゾロ目が出ていない場合でも、水着耐久度は『１０』で復帰出来ます。

※注意事項※
・積極的に水着全損判定を狙いに行くのは駄目ですよ！
・描写はあくまで青年雑誌？ぐらいまで
・不特定多数の方の目に触れる場であることは自覚して、あまり過激な描写は無しでお願いします




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