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📖ＲＰ📖第1競技『激流！阿鼻雑言天下り』

エウロペ・マリウス　2022年6月17日

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シナリオ名：
『失われた風物詩を取り戻すための、たった１つの冴えた方法』

◆エウロペは　いかりにわれをわすれている！

　観客席の最前列に陣取るのは、中継カメラの数々。
　あらゆる角度からの撮影を行うために、飛び交う撮影用ドローン。
　各方面に配置された大小の液晶テレビには、美男美女の身体が映し出されており、会場の熱狂はすでに最高潮だ。
　ここに至るまでに、参加者は細かく身体測定されており、その体型にぴったりな水着を各々に準備されており、余すこと無くその肉体美を晒している。

「すでに会場の熱気は最高潮！　だがだが、まだここからがお楽しみの時間だよっ！
　それでは、第1の競技の紹介だぁ！　その名も、『激流！阿鼻雑言天下り』！　危険な最短スライダーを選ぶか、最長だが安全なスライダーを選ぶかは、参加者次第！」
　
　準備された実況席の机から身を乗り出しながら、声を張り上げる女。
　これから起こるであろうアクシデントへの興奮を隠そうともしない人物がそこにはいた。
　と、いうか、手紙の主だった。

「………………」

　最近では表情豊かになったはずのエウロペが、完全に無表情で巨大スライダーの前に立っている。
　いっそ、奴ごと全て凍てつかせてやろうかと思うが、奴以外は、純粋にこのイベントを楽しんでいる一般人であることを思い返して、なんとか堪える。

「複雑に入り乱れたスライダー内は、その度に参加者には選択を求められます！　この競技においては妨害行為はできません。つまりは、己の選択肢によって、無事に水着を死守したままで1番最初にゴール出来た者が勝者となります！」

　そして、最高潮に達したボルテージと共に、スタートを告げる笛の音が鳴り響いた！

◆コース説明◆
◆激流！荊スライダー（成功値：🎲２０以下）
左右に激しく振られることで、スピードは出るが所々に、水着を浅く切る程度のバラの棘が備え付けられている。

成功：距離を【１０】進めるが、水着へ【２】のダメージ
失敗：距離を【５】進めるが、水着へ【４】のダメージ


悪戯妖精達が考えた、上下左右に緩やかに滑り落ちるスライダー。アップダウンがあるので、その分スピードは控え目。

成功：距離を【５】進める。水着へのダメージは無し
失敗：距離を【３】進めるが、水着へ【２】のダメージ

◆清流スライダー（成功値：８０以下）
まるで穏やかな川のせせらぎの中のような穏やかな流れ。水着の補修が行えるが、油断すると、何処かからか川のヌシが現れて、水着を剥ぎ取ろうとされて、大ダメージを負う。

成功：距離は進められないが、水着へのダメージを【２】回復
失敗・距離は進められない上に、水着へのダメージが【５】

◆ルール◆
勝利条件：成功数値が【３０】に到達した順位によって、ポイントが加点
１位：３ポイント
２位：２ポイント
３位：１ポイント

水着の耐久値が【１０】以下になると、強制的に『清流スライダー』へと流され、回復を促されます。
その状態で失敗となると、競技自体失格判定となるので注意してください。

水着の耐久度が【０】状態の場合
女性：強制的に胸が開けて手ブラ状態（下まで脱げるはＮＧですよ！）
男性：悪戯妖精の手助けにより、強制はっぱ隊状態（葉っぱで隠す状態）

※注意事項※
・積極的に水着全損判定を狙いに行くのは駄目ですよ！
・描写はあくまで青年雑誌？ぐらいまで
・不特定多数の方の目に触れる場であることは自覚して、あまり過激な描写は無しでお願いします




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