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ヲルガ・ヨハのフレンド


😊ヲルガ・ヨハ

おもてを上げよ。われをもとめよ。
"夜よは半のヲルガ"──天に塒を巻く、猛き軍いくさがみ神であったといふ。よばひぼしの如く俗世に落ち、けぶりの如く天へと昇っておった。 /生き延びる為にと自らの思い出のなにもかもを喰らいつくした。傍らに侍らす土塊の下僕がなにであったかも、もう思い出すことが出来ないでいる。 /しゃららと降る銀の髪と白銀の竜鱗のうるわしき龍乙女。面紗で隔てられたかんばせを瞳に映したものには、神罰が下るという。
気になる存在

😊愛昼禰・すやり

ねえ、ねむろう、いっしょに……。
──戀しい、戀しい──幸せな微睡みは、何時しか街灯に溶けて往った。──淋しい、淋しい──誰か。ひとりにしないで……໒꒱ きみと一緒に眠りたい。さみしがりの龍。永く生きた身体はいつしか目覚めず、心が形となって彷徨っている。招く手は隠り世への袖引き恋慕。或いは悪霊の呪い。໒꒱ その虹色の炎の誘う眠りは、優しく柔らかく。あなたに最も幸福な癒しを齎すだろう。──けれど永劫、目覚めはしない。──離さない。
顔見知り

😊比良坂・彷

好きな役は七対子、だってひとりぼっちは寂しいでしょ
自我を認識できぬ為、縋りくる他者へ尽くしその幸せの中に辛うじて自身を見出し命を永らえる“人のなり損ない”/『先見教』教祖の博愛ばらまきは生きる手段に過ぎなかった/14歳で『全てを賭けくしたい人』と邂逅、ただし一方的な想い。知人となるまで6年、心通じ合うまで8年要した/“思うは1人”の花を捧げたのに橘の恋情は一切気づかない/命ぶん投げ賭博に殺し合いを心から愉しむ、此もまた本質であり生きる糧
応援したい