ルチア・ラティスのフレンド

人魚以外に恋をしたなら、その相手を殺さなければ泡になると言われ続け、そして。月は、その手を一度赫く染めた。その罪を償う為、旅へ出る。恐らくもう戻る事はないだろう事を妹には隠して。//時は流れて――――そして、

今宵も月に歌う、姉の旅路を祈る為に。⌘海ではパールの尾鰭を持つ人魚、陸では片翼の天使。月を冠る片割れと分けた体。二人でひとつ、けれど今はひとり。⌘家族と護ってきた都は海深く沈み、陸で生活をする。故郷を再び彩る日を夢みて、この歌声が光になることを信じて。

人間の飛空艇パイロットにしてアーチャー。1月12日生まれの26歳男性。平凡な街を故郷に持つ一般人。

◆世界魚『バハムート』を信仰する深海人の一族出身だったが、ある日バハムートが『竜王』として扱われている世界もあると知り『そっちの方が格好良い！』とハジケてしまった少女。◆自分の身体から海の生物の部分を切除し、その欠損部分に『所持者に竜の属性を与えるメガリス』を移植し補ったメガリスボーグ。◆元々は真面目な鮫魔術師だったが上記理由から鮫魔術にもアレンジを加えている。◆改造前の見た目はナマズ目の深海人。

とある地に産まれた半魔。その子供は美しかった。宝石のような琥珀色の瞳。地味な鼠色の髪も月光に照らされれば銀色に輝いた。母親は息子の美貌に嫉妬し子を愛でる心と葛藤しながらも心を病んで亡くなってしまう。母を失くした子供は奴隷になり、命令されるままに生きてきた。ーー数年後、子供は奴隷から解放された。その精神は未熟なままで。◆腕の刺青は刻印。それ自体に意思があるのかのように様々な色や姿形へと変化する

虹色に光る海を、そこに棲まう魚の鱗を、真珠たちのユメを。あなたがそれを美しいと云ったから、僕は魚になったんだ。🐟けれどあなたは消えてしまった、まるで泡沫の幻のように。あなたが呼んでくれないなら、僕の名などなくていい🐟水の体を変形させ、人魚の姿を模したセイレーン。水の外では人の姿になることもあるが、基本的には人魚の姿でいることが多い🐟気軽にネムって呼んでくれると嬉しいな。🐟（髪と瞳→真珠色）

◆今は亡き故郷で迫害されていた影響で、人付き合いは好きだが少々苦手。「嫌われるのが怖い」ので基本スタンスは善人。◆力の根源は半身に流れるヴァンパイアの血。故に、吸血衝動を抱えつつもソレを否定する◆戦闘時は自分の傷を顧みない傾向がある◆嘗て全てを失い、或いは捨てた。今は少しずつ積み重ねて進む、目的のない旅の途中。様々なモノに触れながら、放浪の果てに得るモノは――。俺でも、何かの役に立つのなら。

深い海の片隅で箱入り状態で育ってきた、シーアネモネ（イソギンチャク）の深海人。髪が触手の部位にあたる。たまに流れ着く外界の物を拾って眺めては、憧れを募らせていた。その折にメガリスに触れて力に目覚め、旅に出されることとなる。人付き合いに慣れておらず、感情表現も下手。弱い自分を警戒心という殻で覆っているが、その殻は大変脆く崩れやすい。父の教え『困った時は実力行使』を胸に頑張って今を生きる。