月居・蒼汰のフレンド

くすんだ碧色の髪に金色の瞳、濃灰色のロップイヤーに薄紫の鳥の翼と獣の尾を持つキマイラの青年。ごく普通の家庭に生まれ、多くの兄弟と共に育ち、気づいたら世界のために戦うヒーローになりついでに猟兵にも選ばれていた。戦うことはやっぱり好きじゃないし、傷つくのも怖い。けれどヒーローズアースでの大戦を経て、守りたいひとと世界のために今までよりも少しだけ前を向いて、ヒーローとして戦えるようになった。

【*Lana・Spiraea*】淡い桜色の髪、苺色の瞳に楽しさを宿すお嬢様●魔法を学ぶ事を趣味とし、特に魔法薬作りに強い興味を持っている●親にねだって用意をして貰った、小さなアトリエを営んでいる。利益は気にしないただの趣味●日課のお茶の時間が大好き

【Safi・Antares】青帯びた黒髪に、サファイアンブルーの瞳。白衣を身にまとう気だるげな青年◆基本的にはやる気が出ないと零しているが、必要な時にはしっかりする◆超インドア派で家からは極力出たくないタイプ。温かい珈琲と共に本や電子に囲まれる生活が至福。徹夜も日常茶飯事

＊ふわりと揺れる紫銀の髪に星煌めくアイオライトの瞳を持つフェアリーの娘。✽はじまりは深い森の奥でひとりきり。己にまつわる記憶を持たぬまま、風に乗って星を追い、花と精霊たちの歌声に耳を傾けながら、行く宛てもなく世界を揺蕩っていた小さな旅人。✽人と触れ合うことを求めながらも、一人で生きてきた時間が長かったせいで、素直になれないこともしばしば。✽道行きを共にするのは青と白の色彩纏う花精霊の娘、ベル。

オールドローズの髪に空色の瞳を持つ、少女の姿をした人形。いのちの輝きを愛おしみ、世界に溢れる彩りに柔らかく笑む眼差しは、時折ほんの少しだけ慈しむように追憶の色を宿して揺れる。守りたかった場所も、守りたかったひとも今はなく。全てが失われた世界にただ一人残された過去から今へ、流浪の果てに猟兵の力を得た人形は、守るべき世界のために真っ直ぐにただ前を、未来を見つめ、戦い続けている。

理想の顕現。王子様然とした容貌に柔らかく甘い声音、高い身長。望まれた言葉を差し出すことに躊躇はなく、歌声は愛を謳うように紡がれる。専用チャンネルでシンガーソングライターとして活動しており、誰かの寂しさや恋しさに寄り添うために存在すると公言して憚らない。物腰こそ柔らかいものの不遜でマイペースな自信家であり、他人を揶揄う悪癖持ち。本心を曝け出す相手は稀だが、それ故に求めているのかもしれなかった。

UDCアースに住む学生傭兵……のはずが、気づいたら勇者になってた。まぁいいか//明るくポジティブ。雑に生きてる割には性格はマメ。でも自分のことには無頓着ゆえ過去の記憶が曖昧なことに気づいてない//目的は気にせず日々己が信じるままに突き進む。やりたい放題好き放題自由気儘。でも食べ物には執着する。やっぱり肉は最高。勇気は無駄遣いするもの。キリッってすれば何でも切り抜けられる。便利。キリッ。

――互いに譲れない道なら、ただ斬り合えばいい。//見渡す草原が始まりの景色。空の下を住いとし、航り歩く遊民のひとり。より遠くへ航りたいと、追い風に従い世界を跨ぐ/夜更の髪、森の瞳。目端にはまじないの朱。種族を語るは耳元と指先のシトリンだけ/命穿つ感触を手に刻む覚悟もなく奪うまいとの戒めから、直接攻撃を好む。無用に狩るを望まない静かな好戦家/燃費の悪い健啖家。よく空腹で行き倒れる。寒さ熱さには強い。

キラキラ輝く金色の髪をゆるく、雑にハーフアップに結い上げて。花浅葱色の瞳はいつも不敵に笑って楽し気。嘗て、どこぞの世界に招かれて刀匠としての時間を過ごした。もろもろの事情によりその世界を離れ、もろもろの事情によりちっちゃくなってしまった。10歳程の身はなかなか面白く、その視界の低さをそれなりに楽しく、享受している。でも最近「パパだよ！」と笑いかけてみたら嫌がられたのは地味にショックだった。

神なのに不運体質、神だけど超お人好し。それ故か性格故か、根性としぶとさはやたら誇れる。護る事こそ矜持。人懐っこいでっかいわんこ系従者。所帯染みていて家事全般大好きな、女子力無駄に高い系男子。何でもそつなくこなし意外と様々な素養はあるが所謂器用貧乏。器用故に多彩な武器を扱えるが、結局は拳でぶん殴るのが性に合う。心の根底には、守れなかったものに対する過去の後悔が根深く残る。相棒竜の鳴雷は遺志継いだ証。