ツァイラン・レーユのフレンド

幼き恋に囚われて、夢をみたまま男になった。あの子の夢をみたいのに、声も匂いも輪郭も、日毎薄れていくばかり。◆髪の色に似たリボンは少女の忘れ物。結べば血と夜の臭いを忘れ、精霊を友と親しむ魔法使い。解けば少女の匂いを忘れ、冷たく鋭利な懐刀。匂いを使って自在に記憶へ鍵をする心錠師。◆莫大な借金を返し、再び自由に恋をするため自ら会社を立ち上げた。けれども先は見えない模様。◆出身はアルダワ