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深海・揺瑚のフレンド


😊エンジ・カラカ

ハロゥ。
ハロー。ハロー。おはようと武器が飛び交う牢獄で生まれ育ったボロ雑巾。礼儀作法など誰も教えてくれなかった。必要なかった。ハロー。ハロー。ようこそ絶望だらけで希望に満ちた牢獄へ。月が綺麗ですね。死んでもいいわ。左様 なら。 アァ、さようなら。左手の薬指に傷痕。満月の夜は食む、食む、食む。
顔見知り

😊神埜・常盤

さァ、愉しい夜の始まりだ
UDCと櫻の世界に根を張る、大正浪漫の香り纏う探偵。或いは、式神使いの荒い陰陽師。道化の仮面で裡を隠し、日常は享楽で仕事は道楽、ならば闘争は悦楽と嘯き鷹揚な日々。美酒では足りぬ喉の乾きを満たす為、異形狩に心血濯ぐ。妾腹でありながら、栄えある一族の長男として生を受けたが悲劇の始まり。姿形は父譲り、紡ぐ術は母譲り。終ぞ己を愛さなかった母を慕い、彼女の総てを奪った父を厭う。されど鏡のなかに映るは――。
顔見知り

😊リリヤ・ベル

きっと、幸せをみつけましょう
もりにはこわいおおかみがすんでいました。むらびとをこわがらせていた、わるいおおかみでした。あるひ、おおかみはやまいでしんでしまいました。てんばつだったのでしょう。おしまい。◆◇◆→→→◇◆◇ミルクティ色の髪を揺らし、翠の眸を輝かせている小さなレディ。得意なのは掃除と洗濯。それと鼻歌。旅路をゆく足は軽やかに、大きな背中を追いかける。
顔見知り

😊都槻・綾

どうぞお元気でと、ただ其れだけを
玲瓏と謳われた香炉に一つ、瑕がある。青磁の器に施されていたのは精緻な細工の花鳥紋。今や失われた鳥の片翼は、天つ空を見上げるだけの夢の痕。砕ける事さえ、叶わなかった。主であった陰陽師の映し鏡たる姿の顕現、早春萌ゆる若葉の――或いは霜降る冬の草葉の如き青磁色の双眸を淡く細めて笑み湛え、今日も眩く世界を臨む。智を尊び楽を奏じ武に遊ぶ、陰陽の狭間を逍遙する中庸者。
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😊芥辺・有

まるで、呪いみたいな名前だよ
ついぞ陽の登らない薄汚い路地には、同じようなものばかり転がっていた。死体のような子供。ごみのような日々。生を得たといえるのは、ある男に拾われた時からだった。一度目の生は連立って暮した。子供が少女に変わり、やっと大人に差し掛かる時分のこと。男は死んだ。「お前には何でも有る」という名前だけを残して。二度目の生は。連れていってくれないのなら生きるしかないのだ。与えられたひとつと奪ったひとつを持っている。
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😊ジェイ・バグショット

簡単に殺れそうに見えるなら、死ぬのはテメェだ
【虚弱のジェイ】畏怖と侮蔑の込められた呼び名を男はそれなりに気に入っている。贈り物は虚弱と捻れた倫理観。求めているのは金と医者。苦手なものは拷問好きの淑女と針を刺すのが下手な看護師。嫌いなものは効かない薬。
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😊クック・ルウ

(もぐもぐ)
●クックは料理が好きだ。食べる事は生きる事だと師匠は言っていた。●クックは魔法が気に入ってる。自分の身を守り、仲間と共に戦えるからだ。●食べた物の珍しさ、調理法、料理人の真心等に応じて力を得る。タールの身体は消化能力に特化していて、パンや米に限らず、硝子や土すら飲み込み溶かして糧とする。悪食で大食らい。人型を保ち魔法を使う為に、喰らい溜め込む。●だからこそ、人らしい食事を大事にしたい。
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トリクル・シーニィ

きっと前世は深海魚だったんです
■わたしは海で生まれました。其れだけは覚えているのです。当てなく揺蕩う海の月、何処かへ誘う竜宮の使い。儚げで危うげな淡いヒカリだけがボクの世界でした。 ■気づいたら海に揺蕩っていたUDC。ぷかーっと、ぷかぷかっと浮いていた。ついでに記憶も泡のように消えていた。■ボロボロ王冠あたまに被って、ずるずる布を引き摺り歩く。霊体のクラゲとお魚はおともだち
顔見知り

新井・那緒

あらあら、大変。でも、こうすればもう痛くないわ。
■おっとりした性格で、ふんわりと笑うお姉さん。気の向くままに散歩をするのが好きで、よく出歩いている ■大切な人をオブリビオンによって失った事をきっかけに、猟兵となった。癒し手を主として動くのは、自分のような悲しみを受ける人が一人でも少なくなればいいと願う本人の意志 ■楽しいことと人の笑顔が好きな反面、争いごとは好まない。――戦う事は好きではないけれど。それ以上に、誰かが傷付く姿を見たくないのよね。
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😊ラルマ・ドゥルーヴ

この世のすべてを見に行くんだ
真紅の長髪の揺れる影から、気儘に姿を現す小さな竜の鱗は銀。次の行き先を探しているのだと快闊に笑う旅人の女◆砂漠の邑の騎士だったが、今は任を解かれ放浪の身。道連れの名は銀竜シェリューと黄虎のユゼ。岐路に困ればコイン任せの暢気な旅路だ◆もう要らないと祝われた。自由に生きろと呪われた。ならばそれに応えよう。もう主と呼べないあなたの願いに。
顔見知り

😊深海・揺瑚

大丈夫よ、気にしてないわ
/他人を信用していないから寛容で、自分を信用しているから傲慢な魚のひと/深海色の豊かな髪は自由を泳ぎ、紅玉色の鋭い瞳は行く先を見据え。出会いを愛し、発見を歓び、旅に生きる。酒で湿した唇はよく動き、酔いに浸ることはない/行く先々の発見を商物とし、日銭を稼いでは、ヒールを鳴らせて先を行く。女性らしさに溢れる身体を惜しげもなく晒し、時にはそれすら商物となる/騙し騙されゆくのが世の理。善悪判断は気分次第/
ステキ