シア・ブランシュのフレンド

例えば、数多の未来が目の前に広がっていた。とある乙女はその中からひとつ、心から望むものを見つけ出すと臆さず掴み取り、そしてその身を世界に投げ出したのだ！　●　ダンピールの夫を持つ煌めきの翅の女。純血を貴ぶ家系に産まれたが、夫との出逢いにより全てを捨てて飛び出した。学問は極めて優秀。家事は大変だけど好き。未だに少女らしさを失わないが、決して幼いわけではない。乙女のふりをした女。

キマイラだぞ！！！ととさまとかかさまはキマイラなんだ。だからキマイラの子！えっへん。この角はねー、ととさまがかっこいいって褒めてくれるんだー！えっへん！

〘Shea・Blanche〙母が人間、父がヴァンパイアのダンピール。✧金糸のストレートヘアに夕焼けの瞳。✧気分屋だが人並みには優しい。大きく感情を揺らすことは滅多にないが、無感情なわけではない。✧―…私の瞳を、蒼い瞳で見つめて、愛しそうに話すから。その度この身に、見知らぬ‘あの人’の血が流れているのだと。

〼彼は子供の頃から多くの『奇妙な友人』に恵まれていました《L.E》◆想像上の友人を現実／夢の世界を紀行として執筆し続ける風変わりな作家。想像や書物机と戯れ続けるが故、想像し得ない物につい惹かれては、好奇の侭に頁を捲り兎穴を覗き込む。中でも、未知をより好み。然れど、往く結末は選り好み。◆――過〔err〕は春〔ear〕と綴り替えて。春梟の〔Earowls〕つがいとして、君と永遠に。