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逢坂・優希のフレンド


😊久澄・真

一回海に沈んでから好きにしろ
○●褐色の肌に浮かび上がる唐紅の双眼は玻璃の内から覗かれ、靡くは白磁の髪。相貌に浮かぶ裂創とて己の歯牙と隠しもせず。歪む弧を描く口元の狭間から吐き出されるのは嘲笑、冷罵●○片割れが放棄した思考系統を一手に担い躾が無意味な猛獣を放し飼い。効率の向上を是とし不毛を吐き捨て富を手に○●自分以外の身内はひとり。物心つけばふたりきり。表裏一体の源平碁●○己の方が賢いので、きっと自分が兄なのだ。きっと。
なつかれている

😊久澄・実

まぁーちゃーーん。 ワシもう好きにしとってエエ?
●○褐色の肌に浮かび上がる浅葱の双眸、背に広がる射干玉の髪。ツラを彩る裂創を隠しもせず、さりとて語りもせず。並よりも鋭い歯牙が見え隠れする口からは、如何にも胡乱な西方の訛りが吐き出される○●見目の物騒さに違わぬ粗暴者。乱闘恐喝お手の物、思考系統は全て片割れに任せる事にした●○自分以外の身内はひとり。物心つけばふたりきり。表裏一対の源平碁○●己の方が力が強いので、きっと自分が兄なのである。たぶん●○
なつかれている

😊逢坂・優希

僕は――キミが思う程、優しくないよ……
政治家や芸術家へと様々な人の手に渡り‟成功者の証‟として渡り歩いた万年筆。肉体を手に入れる少し前、最後に出会ったとある女性に恋をした。生涯を終えるまで僕を肌身離さず愛用し続けた彼女は脚本家だった。色んなキミを見て、僕は愛しいと思った。彼女が作り上げた世界が好きだ。彼女が愛し続けた演劇を愛している。だから、僕もキミの愛した世界で生きようと決めた。――キミの居る場所まで届くように、と…__.〆
相棒