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音無・紆余のフレンド


アンテロ・ヴィルスカ


小さな八端十字架を本体とするヤドリガミの男。かつては気紛れな善悪と双剣を振るい、猟兵の末端を担っていた。▽銀色の心臓はベストの下、何者も触れられぬ黒い鎧の中。寄り添う供は賢い愛馬。▽後の事は仕事熱心な猟兵達に任せよう……さぁ、次は何処へ行こうか、お嬢さん。それからスズ君もね?
興味がある

😊旭・まどか

幾つかの夜を越えた後に。何れ。
――恐るるなかれ。忘るるなかれ。そう囁いたのは、一体誰だったか。☽ 愛情の意を持つ彩を開いた世界で飛び込んで来たのは宵の闇と擬似星の空。忌々しく腹立たしい穢血で還った此身が背負うは“彼の生”。生きた証を傍らに。生きる道を此の先に。呪詞の冠を下ろす、その日迄。✰繊細な容姿とは裏腹に、口を衝く羅列は傲慢で高飛車。 歯に衣着せぬ物言いで常に斜め。 不躾で粗忽な過干渉を、何よりも厭う。
顔見知り