エフェネミラル・ルーテのフレンド

紺桔梗の髪の間からは冬の湖を思わせる蒼氷色の瞳。表情は憂いの曇天。 数世代前に没落した貴族の末裔であり、魔法剣士の祖父から教えを受ける。真面目な性格だが少々悲観的。人間が好き、特に弱い人間が好きで、弱者ながらも諦めずに前へ進むその意思に羨望を抱いたのが理由。しかし、そんな人間が不可抗力から悪に堕ちてしまう現状に心を痛めている。刃を振るい命を奪う事にストレスを感じているが、諦観と諦念に沈んでいる

UDCアースの戦場で、過去の記憶がない状態で発見された。癒しの力を持っていたため、衛生兵として従軍し、各地の戦場を巡るうち猟兵として覚醒していった。大人びて見えるが、本当は世間知らずで純朴。背中に「あたかも翼をもいだかのような傷痕」がある。 ※リプレイでのアドリブ・からみは歓迎しています。

戦場に生まれ、戦場で育ち、戦いの中でしか生きられなくなった哀れな青年。宵闇の髪は無造作にかきあげ後ろへ流しており、光のない瞳は蒼穹を切り取ったような鮮やかな青色をしている。効率的なやり方を好み、赤の他人に対してはあまり情はない。他人と対立してまで意見を通そうとはしない。銃の扱いにおいては距離問わず絶対の自信があるものの、近接戦闘が驚く程苦手。手先が器用でよく無意識に花冠を作っている。意味は無い。

かつて己を生み出したものにして己自身であったもの、宿敵たる「悪夢」をついに打倒し、過酷な運命に決着をつけた。その際に生まれた不可思議な感情は、魅夜を強くするのか、それとも弱くするのか、それは誰にも分らない。決意と共に新たなる道に歩みだす魅夜は悪夢の力さえもその手に収め、漆黒の翼で舞い上がる。邪悪なる力を希望への道標へと変え、暗黒の過去から希望の未来へと進むために。彼女こそは悪夢を纏いし希望の魔性。

記憶・人格データを完全破壊され、再起動時の人格形成時に名以外の残存データ…子供向けの騎士道物語や御伽噺を行動基準・理想と設定してしまった戦機　◆弱者を護る清廉な優しき騎士の振舞いと目的達成に手段選ばぬ機械の合理性。この相反する思考は常に電脳を苛み、結果、機械の狂気…「情」を得た◆騎士道狂いと自嘲し、騎士と機械、理想と現実、情と合理の狭間と矛盾に懊悩しながら戦い続ける元銀河帝国式典・要人警護機体