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イディ・ナシュのフレンド


😊キディ・ナシュ

いきましょう、全て全てを知るために
目覚めたばかりの蒸気人形は、薔薇色の目を輝かせて世界を見ました。果てのない空、幾つもの命が奏でる音、不思議なにおい、肌を撫でる空気、足の裏に感じる地の感触。長い微睡みの中では知り得なかったものが沢山広がっています。人形には知識はあれど、しかし何も知らなかったのです。だから彼女は旅立ちます――知っているものを知るために。そして、知らないものを知るために。
義妹

😊エスパルダ・メア

お前の好きに生きてみろ
数多の戦場を潜り抜けたアイスレイピア。賑わいを好み血の気が多く、静寂を好み眠りを知らない。粗暴で減らず口の皮肉屋。安い喧嘩を好むくせ、赤の他人にいらぬ世話を焼くのはかつての持ち主の騎士道精神故か。人の身が未だ馴染まぬ悪餓鬼。動物に好かれる。●右目下に泣き黒子。所々纏う氷はその体を冷たく保つ。
薄明

😊イディ・ナシュ

むかしむかしの、お話です。
所有者の名が七度目に変わった日、私は私になりました。所有者の名が空白になってもまだ、私は私のままでいます。手の中に残ったものは、綴られない物語、小石を噛んだままの歯車、冷たい家屋、それから。//ダークセイヴァーで猟兵向けの宿屋を営む器物の精。受肉して二十余年、書物を綴り語ることは覚えども、対話は未だ幾分不得手。表情は常に薄く冷たい印象を与えがちだが、胸の裡の感情は言動より滲み出ている場合も多々。
誓い

😊ライラック・エアルオウルズ

――しあわせを綴りたいんだ。君のために、ずっと。
〼彼は子供の頃から多くの『奇妙な友人』に恵まれていました《L.E》◆想像上の友人を現実/夢の世界を紀行として執筆し続ける風変わりな作家。想像や書物机と戯れ続けるが故、想像し得ない物につい惹かれては、好奇の侭に頁を捲り兎穴を覗き込む。中でも、未知をより好み。然れど、往く結末は選り好み。◆――〔err〕〔ear〕と綴り替えて。春梟の〔Earowls〕つがいとして、君と永遠に。
お得意様

😊終夜・嵐吾

わしが一緒に遊んだげよ
黙って真面目な顔をしていればイケメン。しかしへらりと、柔らかな笑みを浮かべた途端、何もかも台無しの妖狐の男。毛並みの色は灰青。色々な人と出会ううちに他人を甘やかす事が楽しくなって好きになって。それが生きがいとなっている。何年か前はあほみたいにグレていた為、時々その名残を出しては恥ずかしくなり隅っこで丸くなる。じゃんけん弱いが本人弱いと思ってない。造り物のお化けは大丈夫くさいが本物は――幽霊は――
優しい

😊ルフトゥ・カメリア

綺麗さっぱり葬送してやるよ
薄藤の髪に瑠璃唐草が咲く青年。赤椿の瞳と大きな黒翼。首、両手首、両肩、両太腿、両足首、翼の根元に一周する傷痕から花色の炎が舞う。血液と断面、涙、✕✕✕✕が地獄の炎。◆疵。死者。熾火。人喰。灰。閃光。◇スラムから奴隷。奴隷から猟兵団。猟兵団から吸血鬼の虜囚。絶叫が耳を離れない。古傷が疼く。飢えに耐え兼ね死した仲間の肉を喰い、血を啜り、果ては──、◇かみさまのこは地に堕ちた。◆もう二度と、手放さない。
お得意様

😊フィオレンツァ・トリルビィ

守らせて、ボクのプリンセス
花畑に、ぴょこんと飛び出す白い耳。好きな物を好きと言える唇は形良く。君だけを見詰める瞳は春色に輝いて。この腕は君を抱き抱える為にあり、この身は君を守る為にあると胸張る兎。けれど守るべきプリンセスはおらず、恋に恋する少女の如く、理想のプリンセス♂との出会いを夢見るお年頃。◆◇プリンセスの子は男女問わず姫と呼ぶ。たった一人の君に出会うまで。◆◇手を伸ばしても掴めない兎の尾のように、
お得意様

😊城野・いばら

笑顔の花を、まもりたいから
🌹今は無き、日沈まぬ不思議な国の美しい城を彩っていた白薔薇。通せんぼが得意な棘の生垣だった。無垢で無知なお喋り花は、物語の垣根を超えて。花緑青の瞳輝かせ、アリスの笑顔を胸に咲いて咲って何処へでも。そうして旅路の先、出逢えたのは温かな陽光🪶2023.10.23.結婚。冴島・いばらとして。いとしい彼の隣で、また新たな物語を紡ぐのです【補足】同郷さん:~さん/それ以外の初めましてさん:アリス呼び
お得意様

😊エドガー・ブライトマン

キミの願いをいってごらん
王の資質を得るべく、王子様は世界を巡る。みんなの希望に応えるのが私の責務さなんて、うつくしい顔はいつでも優しく微笑む。目新しいものに興味を持ち、おのが道をまっすぐ進む健やかさの反面、他人のために涙が流れない。この器は誰かの願いを受け止めなくちゃいけないから、夢と希望以外何も入っていない。◇◆左腕に宿る狂気のバラの名は“Ready ”(レディ)愛する王子の半身に呪いを刻み、記憶を蝕む、独占欲の化身。
お得意様

😊宵雛花・千隼

知らないわ、知らないの
白磁の髪は片目を隠し、橙の瞳から常に哀しげにぽろぽろと涙を溢す謎めいた忍。気配を残さず足音もない。●隠れ潜んで旅暮らし。返る声は冷たく、言葉はそっけなく響く。けれど、誘う声なら柔らかく。●ひらり、夜に蝶遊び。終わらぬ呪いの傍らで、偽り尽くしの死の叛徒。
すごい

ニコラス・エスクード

血を。誇りを。魂を。
万民に身を捧げた守護者の誇り、其の残骸。幾万の戦場を征き遺された一枚の盾の成れの果て。顕現せし運命の侭、主の手から零れ落ちた者達への贖罪に生きる咎潰し。同胞たる黒鉄の鎧にて身を包み、奥底より覗く赤き双眸は茫と輝く。その堅苦しき有り様は物が物である故か、はたまた元来の資質が故か。しかし酒に煙草といった嗜好品を好む様はまさしく俗物のそれ。今日も何処の酒場で酔い潰れた姿が見られるとか。
顔見知り

😊雲烟・叶

あんたも呼ばれたんでしょうよ、恐らくね
とあるUDC組織に収監、封印された災害級呪物。猟兵として生きる自由と引き換えに、曰く付きの呪物の管理と宿神の卵の保護を行う職員。幾多も血と呪詛と怨嗟を浴び、呪物へと成り果てた器物。顕現しても尚、悪意を招き、呪いを喚び寄せ、世界を歪め狂わせる。それ故、纏う紫煙と薬草の香りは己と世界を隔てるまじない。結界。境界。闇が広がらぬよう、悲嘆を作らぬよう。 ▼──最近、星がひとつ。ひどく美しくて、眩しい。
顔見知り

😊グィー・フォーサイス

ほら、風の音が聞こえるよ
やあ、僕は《Gaoth Forsyth》。よろしくね。 ◆人などの対象を目的地まで護衛することから小さな手紙や小包の配達まで、広く活動する運び屋。郵便局にも勤めている。◆軽業師のように羽根のような身のこなしで、屋根を駆けても足音ひとつ残さずに。くるりと回転して飛び降りるのもお手の物。例え戦場であろうとも御用とあらば駆けつけます。 ご用命はお気軽にこちらまで。☎ねこねこにゃーにゃー
顔見知り

ライオット・シヴァルレガリア

おいで、僕が君の盾になろう
かつて幾多の戦場を駆けた盾のヤドリガミ。終戦の後、持ち主の手を離れ巡り巡った先は美術館。顕現した肉体は人々を守るためガラスケースを抜け出したのだった。◆人々を守ることが自分の使命と言って憚らない。守るべきものを守るためなら手段は選ばない。◆好奇心旺盛で何にでも興味を示す。真面目に見えて案外ユーモラスな性格。人間への興味は尽きない。
顔見知り

😊泡沫・うらら

聲を聴かせて。
陸から遠く離れた海の底。穏やかで暖かな流れはいつだって、優しく包み込んでくれる。――けれど、 .。o○求めた抱擁の温もりは疾うに失せ、言い訳を紡いで揺蕩うのはもう已めた。探し、求める日々に変わりは無いけれど。どうせ同じを過ごすなら、
顔見知り

燔・子萌

風がさよならと言っているよ
日本で最も高名な結納品が一ツ。かの旧き竹取物語に語られる『火鼠の皮衣』の火鼠その物 ◉ 寿命を芯、肉体を蝋として、火鼠という怪異を身に灯す生ける燔。一子相伝の人身御供 ◉ 言笑自若。青い炎の揺らめきが風に靡くことは無い。生誕の瞬間より裡から湧き出づる心火に延々と苛まれ、今では寂滅為楽の境地へ至り、少ない寿命を有意義に過ごすことを第一に考える ◉ 自称“語り部” ◉ 入滅
顔見知り

😊鶴澤・白雪

君の1秒が笑えますように
オニキスのような射干玉の髪、酸漿のような紅い瞳はレッドスピネル。雪のように白い肌から御伽噺の姫の名を授けられたクリスタリアン。両親と周りの人間に女性らしい事を期待されることを嫌がり、反発して不良少女に。今は復讐のために毒花を纏い焔を瞳に宿す。そっけない態度は強がりの裏返し。宝石の体の影響で体温が低く、人に触れるのが苦手。子供と動物が好きなのに蛇のような悪い目つきのせいで怖がられ、よく逃げられる。
顔見知り

空廼・柩


灰染めの髪、白磁の肌。造り物めいた冷たい容貌――も、現在ではぼさぼさ頭と血色の悪い不健康な肌色で片付けられる、野暮ったい眼鏡がトレードマークのしがない研究員。◆朴念仁を極めるも、結局は困っている人を放っておけぬお人好し。エナジードリンクが心の友。◆灰色の男が焦がれた碧落――怪物に飲まれ、初めて手に入れた右目の青き「彩」。たとえそれが仮初だとしても、男は構わなかった。
顔見知り

ヴィ・フォソル

住めば都、だとか言うだろう?
墓所より産まれ出で、幾多の生を土へと還し、死者と共に在り続ける墓堀人の後裔。土色の肌に琥珀如き金の瞳は血脈の証。編まれた金糸の様な髪は、ただ己だけの証。土塊と揶揄される程に感情は波打たず、されど侮蔑に揺るがぬ様はさながら地維の如く。数多の死体に触れ続け、こびりついた死臭隠しにと煙草を燻らし、俄かに狂った倫理と感性で円匙を振るう。半面、生者との交流は乏しく世間に疎い部分も多々。
お得意様

😊榛名・深冬

微睡みの中、暖かくも懐かしい夢をみる
小竜とふたりきりで生きてきた、偏屈な人間嫌いと称されてきた引き篭もり。人を信じやすいが故騙され続け、その為か人付き合いが壊滅的に下手。大体どもるか棘のある敬語を使う。なんでも感性でこなしている為説明下手。【ドラゴンランス】名は燈(ともる)、穏やかで優しい小竜。いつもそっと深冬の傍に寄り添うともしび。
お得意様

😊ハヤヘット・ヴォイトン

優しい声で、どうか殺して。
たくさんの兄弟がいました。みな気が付いたら散り散りでした。私は寂しがり屋の『あの方』に作られた八番目の作品。ただそれだけ。 📝haykheth=Woyton  📽そぐわぬ芝居がかった口調と整った見目を自覚した厚かましさで押し売り商法をよくする。そもそもはごく平凡な町娘であった。享年八歳、蘇生して八年。生への衝動と死への渇望が入り混じり、生まれが絶望の、出会いが悲劇の、奇跡が狂気の始まり。
馴染みの店主

アール・ダファディル

探しているんだ。≪彼女≫がヤドリガミに為れる方法を
懐かしいのう。儂も幼少の頃そんなテディベアを持っておった。祖父から双子を貰ってな、名前は確か――≪Earl≫と…はて、もう一匹はなんじゃったか。澄ました貴族みたいな顔が可愛いベアたちでの。一緒に兵隊ごっこもしたし、夜に家を抜け出し流星も見に行った。好物のアイスクリームも分けあったもんじゃ。ぐずり泣く息子にあげたのが昨日の事のようよ。――…ああ、本当に懐かしい。その息子も今や冷たい土の下なんてのう。
顔見知り

😊天音・亮

きみのヒーローで居させて
..ღ..どこにでもいる、どこにだっていける普通の普通の女の子だった。親とケンカしたり、友達と遊んだり、恋したり失恋したり。でもそんな普通の中できみだけがいつだって日常から取り残されていて、やさしいさみしい笑顔を浮かべるんだ。だからね、私がきみの笑顔の種になる。ねえ、遍く季節に足跡を残しに行こう。  ..ღ..白い部屋で寂しく笑う兄の為に、音を連れてきみの所へ。ハロー世界、笑おう。
顔見知り

😊一文字・八太郎

――生きるとは、一か八の大舞台
「姓は一文字、名は八太郎。刀を振りまわす事しか能の無い、しがない根なし草にございまする」産声上げたは年の暮れ。八番目に産まれたハチワレに、やれ目出たいと新しき年に祝いを家族が上げたのは、もう二十以上も前の事。父より輝く金の瞳、母よりしなやかに揺れる尻尾を受け継ぎ、剣を極めしと幼少の頃より旅に出た。そうして各地で修行に明けくれ幾星霜。身の丈よりも長いその太刀振るいて、今日も彼は歩みを進める。
憧れ

😊榎本・英

やあ、今日も良い天気だね。
筆は綴る為に有るとは限らない。男は人である。平凡な日常を過ごす平凡な推理小説家であり、馴染みの煙草屋で暇を持て余す通行人Aでもある。やはりただの人だ。特段変わったことなど無い。
興味がある