伯爵無き|伯爵戦争《デスゲーム》
――原初の吸血鬼『伯爵』。
銀誓館学園と並々ならぬ因縁を持つ存在であり、本人は今も中国大陸奥地の「伯爵領域」で存命している。
しかし、件の『死と隣り合わせの青春』で銀誓館学園と交戦した時、彼はヴァンパイアの特殊能力『影の城』を創り上げていた。
「その『影の城』が、世界結界と同様にオブリビオン化して都市ひとつを覆ってしまうことが予知されたわ……ただ、この事件に関して『伯爵』は『直接関与』はしていないみたい」
実際、この『影の城』を支配している存在は全く別のオブリビオンであることがグリモア猟兵であるシャルロット・シフファート(異界展開式現実改変猟兵『アリス・オリジン』・f23708)の予知で判明している。
いずれにせよ……『影の城』に覆われた都市の内部では、オブリビオン達が一般人を殺戮することでより強大な存在に進化する為の『デスゲーム』が繰り広げられ様としている。
六番目の猟兵と銀誓館学園は、これを阻止しなければならない。
「『影の城』に覆われた都市は、私達六番目の猟兵からみると『断ち切れた鎖と大鎌のオブジェで構成された異形の城塞』になっているの」
しかし、その都市の住人は『都市規模のVRゲーム体験会に参加している』という認識を植え付けられた上で幻覚に陥っている。
幸いにもオブリビオンゴースト達はまだ犠牲者を出しておらず、急いで『影の城』から退避させれば安全を確保出来るとの事だ。
「その後は、追ってきた地縛霊と地縛霊に干渉するユーベルコードを持つオブリビオンゴーストとの連戦に成るわ」
この事件を勃発させたオブリビオンゴーストは、都市の地縛霊の鎖を断ち切ってエネルギーを獲得して『影の城』を展開したとの事だ。
影の城の玉座に座るオブリビオンゴーストを撃破する事で、都市を覆っていた『影の城』は破壊されるとの事だ。
「それじゃあ、準備は出来たわね?――転移するわよ」
黒代朝希
シルバーレインの『再演』も活況に入ってきましたね。
そろそろどうなるか。
第一章。
展開された『影の城』による幻覚を植え付けられた都市の住民を保護する章となります。
第二章以降は断章で説明を行います。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 日常
『招待制のゲームのプレイ権を手に入れろ!』
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POW : ひたすらにSNSで呼びかける
SPD : 友人・知人・親類縁者にプレイヤーがいないだろうか?
WIZ : やはりお金、お金はすべてを解決する
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
儀水・芽亜
彼の伯爵がいない『伯爵戦争』ですか。
気が抜けるというか、安心出来るというべきか。
この世界で最も敵にしたくない相手の一人ですからね、伯爵は。
さて、急ぎましょう。オブリビオンゴーストが動き出す前に、市民の避難を完了しなければ。
事前にその街のハザードマップで避難場所を確認しておきます。
都市に入ったらゲリラライブ的に竪琴を「楽器演奏」し、主に向かいて新しき歌をうたえを「歌唱」。城塞の外の避難所でスペシャルイベントが開催されるから急いで向かうよう「ブームの仕掛け人」として動きます。
空撮ドローンでライブ動画を流せれば効果的ですが……本来のゴーストは、そこにいるだけで電波障害を起こしました。今はどうなのか?
「彼の伯爵がいない『伯爵戦争』ですか……気が抜けるというか、安心出来るというべきか」
――|この世界《シルバーレイン》で最も敵にしたくない相手の一人、それが儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)が『伯爵』に抱く印象であり、感想だ。
その戦闘力――体内に数万とも言われるゴーストを内包した『原初の吸血鬼』として個人で一軍に匹敵する最強存在としての力は勿論、立ち回りや工作を駆使して最終的に『対異形最終兵器』として『封印される形で見逃される』結果に落ち着いた手腕を芽亜は当時から脅威として見ていた。
「ともあれ、急ぎましょう――オブリビオンゴーストが動き出す前に、市民の避難を完了しなければ」
事前にその街のハザードマップを確保し、避難場所を把握していた芽亜は都市に入ると同時にゲリラライブ的に竪琴を演奏していく。
奏でられ謳い上げられるのは清らかなソプラノの聖歌――ユーベルコード『|主に向かいて新しき歌をうたえ《カンターテ・ドミノ・カンティクム・ノウム》』による魅了である。
「空撮ドローンでライブ動画を流せれば効果的ですが……本来のゴーストは、そこにいるだけで電波障害を起こしましたからね」
オブリビオンゴーストはどうなのだろうか――ナイトメア適合者は思案しながら電波障害対策を整えてドローンを発進。
都市を包み込む『影の城』――城塞の外の避難所に指定されている学校。
そこででスペシャルイベントが開催されるというカバーストーリーをドローンを介して流布し、ブームの仕掛け人として動きながら芽亜は避難誘導を行っていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
暗都・魎夜
【心情】
伯爵戦争の再現か
『伯爵』の再現体でも暴れるかと思っていたが、それに比べれば随分と大人しいもんだ
あの時と違って、季節もこれなら気楽なもんだ
『伯爵』を倒したいと思って10数年の身としては、残念な気持ちもあるけどな
【行動】
「コミュ力」の高いモーラットを召喚
ゲームのNPCの振りをして、出口へ誘導案内をさせる
俺自身は「変装」「演技」で参加プレイヤーの振りをして、「モーラットについていけば、良いイベントがある」と噂を撒いておくぜ
こうしておけば、モーラットに従ってくれるだろうし
銀誓館名物、変装の術ってな
ゴースト事件の対処は、秘密にすること多かったし、この手の演技が出来て、能力者は一人前なのさ
「あの『伯爵戦争』の再現か……『伯爵』の再現体でも暴れるかと思っていたが、それに比べれば随分と大人しいもんだ」
かつての『伯爵戦争』は真冬の札幌で勃発した『伯爵』との戦争だ。
結果的に大陸妖狐の意見を組んで『対異形用最終兵器』として『伯爵』を封印する形で異形を撃退した銀誓館学園だったが、その選択に当時の巡礼士の壮大であるランドルフからは失望されてしまった。
「まぁ、結果的には……今には繋がっているか」
あの日から十数年……『伯爵』を倒したいと思っている身として暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)は、残念な気持ちも心中には確かに存在する。
「だが、今はオブリビオンゴーストの撃破だ」
ユーベルコード『モラ使い』を発動し、取り出した自身のイグニッションカードから魎夜はコミュ力を極めた9体のモーラットを召喚。
呼び出されたモーラット達はゲームのNPCの振りをし、催眠状態に陥った市民を『影の城』にある出口へと誘導案内させていく。
「銀誓館名物、変装の術ってな……ゴースト事件の対処は、秘密にすること多かったからな」
魎夜自身も変装技術を用いて参加プレイヤーに偽装。
他の参加プレイヤー……市民に「モーラットについていけば、良いイベントがある」と噂を撒いて出口に誘導していく。
「こうしておけば、モーラットに従ってくれるだろうしな……この手の演技が出来て、能力者は一人前なのさ」
そんな風に秘かに肩を竦め、魎夜は市民の避難誘導を鮮やかに完遂するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『地縛霊の少女』
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POW : 湧き上がる悔しさ
【果たされなかった想い】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD : 囚われの囚人たち
対象の【テリトリーに迷い込んだ一般人達】に【テリトリーと繋がる未練の鎖】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[テリトリーに迷い込んだ一般人達]を自在に操作できる。
WIZ : 永遠に続く未練の空間
戦場全体に、【自身の未練が果たされることのない空間】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
イラスト:神戸爾
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
六番目の猟兵と銀誓館学園の能力者達が市民を避難させた後、都市を覆う『影の城』の中に地縛霊……オブリビオンゴースト『地縛霊の少女』の群れが出現する。
それらは『影の城』の外へと避難させられた市民を狙って蠢いていく。
これを撃破して憂いを断つと同時……『影の城』を破壊するべく、この根源となっている強大なオブリビオンゴーストを討伐するべく、六番目の猟兵と銀誓館学園は地縛霊のオブリビオンゴーストを掃討する段階に移るのであった。
儀水・芽亜
来ましたね、敵の尖兵ども。
手始めに、戦場を構築しましょう。
幹線道路にて、「全力魔法」眠りの「属性攻撃」「範囲攻撃」「結界術」のサイコフィールドを展開。
この方面へ抜けていくおつもりなら、この領域を突破しないといけませんよ。
どこまで保ちますかしら?
敵の武器が鎖なら、私も相応のものでお相手しましょう。
拷問具、『鎖蛇』。「武器に魔法を纏う」ことで、命中した相手から「魔力吸収」しましょう。
主にまだ意識のある相手を対象に、棘の生えた鎖で「傷口をえぐる」攻撃を加えます。
地縛霊が使役できる一般人は、もういませんよね? いたとしても抵抗の余地無く夢の中です。
さあ! かかっておいでませ。皆まとめて悪夢に沈めます。
「来ましたね、敵の尖兵ども――手始めに、戦場を構築しましょう」
幹線道路にて儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)は全力の眠りの属性を宿したユーベルコード『サイコフィールド』を展開。
技能としての結界術を応用し、鴇色の陽炎を纏ったドーム状の結界を戦場全体に展開する芽亜は『眠りの淵に沈めようとする強力な睡魔』を『地縛霊の少女』達に誘発させる。
「この方面へ抜けていくおつもりなら、この領域を突破しないといけませんよ……どこまで保ちますかしら?」
そう言って典雅に笑みを湛え、芽亜は睡魔に襲われる地縛霊のオブリビオンゴーストが振るう鎖……ユーベルコード『囚われの囚人たち』を発動。
芽亜に『テリトリーと繋がる未練の鎖』を差し向け、彼女を拘束しようとするが――
「そちらの武器が鎖なら、私も相応のものでお相手しましょう」
取り出したのは、拷問具『鎖蛇』――柄に血を流し込むことにより、棘の生えた鞭のような鎖が蛇の如く絡みつく拷問具。
その武器に魔法を纏わせ、未練の鎖を払いのけると同時に隙を見せた地縛霊に拷問具『鎖蛇』を絡みつかせ……締め付けて攻撃すると同時、魔力を吸収していく。
「まだ意識のあるならば――強制的に、落としましょうか」
手元を引くと、拷問具は棘を伸ばして地縛霊の傷を抉ってそこから生命力と魔力を吸収。
その激痛と喪失感のショックにより、地縛霊は意識を落とす。
「地縛霊が使役できる一般人は、もういませんよね? いたとしても抵抗の余地無く夢の中です――さぁ! かかっておいでませ!」
皆、まとめて悪夢に沈めます――凛然と、芽亜は『|地縛霊の少女《オブリビオンゴースト》』達にそう宣言するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
暗都・魎夜
【心情】
『伯爵』不在とは言え、『影の城』の中の戦力としては十分すぎるほどだな
『再現』の事件はこういう辺り、油断は出来ねえ
せっかく来てくれた後輩たちもいるんだ。かっこいいところは見せねえとな
【戦闘】
地縛霊を元にしたタイプのオブリビオンゴーストってところか
無念はあるんだろうが、ここは道を空けてもらうぜ
UCを発動して現れたオブリビオンを「捕縛」
動きを封じたところを「なぎ払い」「斬撃波」で攻撃
そっちが力を増していくなら、その端から奪っていくまでさ
動きを封じている状態の奴は銀誓館の方に任せてもいいかな
抵抗しそうな奴がいたら、直接相手するぜ
「時間があればその無念も聞いてやれたが、すまねえな」
「成程、『伯爵』不在とは言え、『影の城』の中の戦力としては十分すぎるほどだな……『再現』の事件はこういう辺り、油断は出来ねえ」
オブリビオンゴースト化した地縛霊の群れを見据え、暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)は『魔召機甲イグナイトバイザー・ツヴァイ』を然りと装着。
その具合を確かめた後、戦闘態勢に移行する。
「せっかく来てくれた後輩たちもいるんだ――かっこいいところは見せねえと、な!」
即座に魎夜はユーベルコード『土蜘蛛禁縛陣』を発動。
強靭な蜘蛛糸で半径159メートルを覆い、オブリビオンゴースト『地縛霊の少女』達を捕縛していく。
「地縛霊を元にしたタイプのオブリビオンゴーストってところか……無念はあるんだろうが、ここは道を空けてもらうぜ」
薙ぎ払い、斬撃波で攻撃する。
熟練の能力者である彼が行うそれら一連の行動は、ユーベルコードに準ずるほどの有効性が存在している。
増してや相手はユーベルコードで捕縛されている状態だ、強烈な一撃が入った事だろう。
「そっちが力を増していくなら、その端から奪っていくまでさ」
更に魎夜は指を鳴らし、捕縛している『地縛霊の少女』達から『戦う力』を略奪……捕縛し、戦闘力を奪う事こそユーベルコード『土蜘蛛禁縛陣』の神髄なのだ。
「時間があればその無念も聞いてやれたが……すまねえな」
現在、市民を避難させる事は出来たものの依然として一都市を丸々『影の城』が覆っている異常事態なのだ。
迅速な解決が求められるが故に……魎夜は『地縛霊の少女』達をオブリビオンゴーストとして、骸の海に還していくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アメリア・イアハッター(サポート)
【サポート】
他の猟兵の行動が成功するようにサポートに徹し、下記のような行動をとります。
・機動力が必要であれば宇宙バイク「エアハート」に仲間を乗せる。
・仲間の攻撃が当たるように、敵の行動をUC「風の友」で読んだり、氷系のUCを使って敵の機動力を封じる。
・仲間の攻撃を強化するために支援系UCを使ったり、鼓舞をする。
・敵の注意を逸らすため、宇宙バイク騎乗や空中にて囮となる。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さて、次は――私の番よ」
アメリア・イアハッター(夢想空流・f01896)はユーベルコード『Ice Cloud』を発動。
Vanguard――灯台を模った祭壇に火の神を祀る、道を照らす先駆けの光にして、未知を拓く旅人の腕から強烈な冷気を放ち、凍結させる事により対象の動きを一時的に封じていくユーベルコードを以て、アメリアは『地縛霊の少女』達の動きを封じていく。
「機動力が必要であれば宇宙バイク「エアハート」に乗り込むからね」
黒い流線形はツバメの如き造形の、空を駆けることを夢見るバイクはアメリアを乗せて『自身の未練が果たされることのない空間』――展開された地縛霊のユーベルコード『永遠に続く未練の空間』を振り切る様に加速。
迷路の効能を振り切る様に、宇宙バイクは地縛霊のオブリビオンゴーストへとヒット&ウェイ戦法を仕掛けていく。
「さぁ、その未練……断ち切ってあげるわ」
掲げた『OLIVE GREEN』から『Ice Cloud』の冷気を放射し、アメリアは地縛霊を凍結させていくのであった。
成功
🔵🔵🔴
ティティス・ティファーナ(サポート)
召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女性です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたくし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「――『サイコミュ・ドローン』、発動。ドローン、各機で捜索/索敵/調査/通信/支援の状況を伝達し対処・対応を」
召喚獣「|幽魔月精《アストラル・エレメント》」の六番目の猟兵であるティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はユーベルコード『サイコミュ・ドローン』を発動。
自身の『マイクロ・ドローン』に『|幽魔月精《アストラル・エレメント》』……自身の召喚獣としての属性を付与し、更に『適切対応最適化能力』をも搭載してドローン戦闘にティティスは対応していく。
「これがユーベルコード『永遠に続く未練の空間』ですか……ですが、『適切対応最適化能力』よ――『マイクロ・ドローン』にて『最適化』しなさい」
命令を飛ばしたティティスは、動き出す『マイクロ・ドローン』を見据える。
励起する『適切対応最適化能力』は、展開された迷路に対して『未練』へとアプローチ。
ティティスを蝕んとする感情を、中和していくのであった。
成功
🔵🔵🔴
百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生
正義感が強く困っている人は見過ごせない
UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる
逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター
みんな大丈夫?助けにきたよ!
そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!
技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態
アドリブ絡み歓迎
説得できる余地がある場合は説得したい
同情の余地がある敵の場合は情を漏らすことも
書いてなくても場合によっては持ってる技能を使うよ
「みんな大丈夫? 助けにきたよ!」
最後に戦場へと到着したのは百地・モユル(ももも・f03218)。
変身ヒーローが如き姿の少年は、ユーベルコード『ストロンゲストモード・オーバードライブ』を発動。
技能レベル1520の怪力とグラップルを用いた格闘戦で『地縛霊の少女』達へと切り込んでいく。
「未練、か……」
元よりモユルは『説得できる余地がある場合は説得したい』と述べる少年だ。
尽きぬ未練で地縛霊化した少女達の姿に、思う所があるのだろう。
「だけど、今は……!」
オブリビオンゴーストに拳をぶつけていくモユル。
全ては、この事態に陥らせた強大なオブリビオンゴーストを撃破する為。
「……ごめんね」
卓越したユーベルコードに到達した怪力を以て、地縛霊のユーベルコードである『囚われの囚人たち』によって顕現した『テリトリーと繋がる未練の鎖』を粉砕していくモユル。
やがて『地縛霊の少女』達の群れは掃討され……残るは、この事件の元凶であるオブリビオンゴーストのみだ。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスター』
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POW : ふふ、これが地縛霊の力
【地縛霊の未練】【怨念】【執着】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
SPD : この地が新たな主を望んでいるってよ
自身が装備する【大鎌を突き刺した地面】から【大量の地縛霊の鎖】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【呪縛】の状態異常を与える。
WIZ : 運命とか縁とかなんてものは簡単に斬れるものよ
【あらゆる繋がりを切断する大鎌】が命中した対象を切断する。
イラスト:はしろ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠幻武・極」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
やがて、六番目の猟兵と銀誓館学園のメンバーは『影の城』の玉座へと辿り着く。
そこにいたのは、巨大な大鎌を構えたオブリビオンゴーストがいた。
それは地縛霊の鎖を断ち切る事に特化したオブリビオンゴースト。
彼女を撃破すれば、この再演された『伯爵戦争』に終止符が打たれる。
六番目の猟兵と銀誓館学園のメンバーは、最終戦闘に挑む……!
儀水・芽亜
さて、ここが影の城の中ですか。「審美眼」で主人の趣味を値踏みしましょう。
オブリビオンがいるのは、大広間か玉座の間か。どちらにしろ探すだけです。自己顕示欲が強ければ自分からでてくるでしょうし。
ああ、いましたね。
一曲いかがですか、城主様。
「全力魔法」悲哀の「属性攻撃」「範囲攻撃」「歌魔法」「精神攻撃」「破魔」「浄化」「楽器演奏」「歌唱」で、パッション『マタイ受難曲』を歌い上げます。
必要なのは、オブリビオンをも圧倒する歌唱力。
どうですか、心が洗われるような気になりませんか? 私の歌の前で無作法などしようとも思わないのではありません?
この歌に感動するだけの理性があれば、ダメージが入るのですけど。
「さて、ここが影の城の中ですか――」
審美眼で玉座の間を見据えた後、儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)は竪琴『Playland In Sleeping』……吟遊詩人向けの、小脇に抱えて演奏出来る簡素な竪琴を構えて『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスターと相対。
自己顕示欲が強ければ自分からでてくる――芽亜はこれまでのオブリビオンゴーストの動向からそう踏んでいた。
「ああ、いましたね……一曲いかがですか、|城主《オブリビオンゴースト》様」
芽亜の言葉と同時、オブリビオンゴースト『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスターはユーベルコード『運命とか縁とかなんてものは簡単に斬れるものよ』を発動。
振るわれるは『あらゆる繋がりを切断する大鎌』――しかし芽亜はフリッカースペードとして悲哀を訴えかける歌声を披露。
ユーベルコード『パッション『マタイ受難曲』』――構えた竪琴を用いて『マタイ受難曲』を演奏し、沸き上がる荘厳なパッションに圧倒された対象へとダメージと畏怖を与えるユーベルコードだ。
「どうですか、心が洗われるような気になりませんか?――私の歌の前で無作法などしようとも思わないのではありません?」
必要なのは、オブリビオンをも圧倒する歌唱力――其れだけの実力を、芽亜はフリッカースペードとして獲得している。
「この歌に感動するだけの理性があれば、ダメージが入るのですけど……おや、どうやら『きいている』様ですね」
振るわれようとしている大鎌は大振りになり、芽亜は易々と回避する事が出来る。
そこからオブリビオンゴーストの間近で『マタイ受難曲』を演奏し、芽亜は『沸き上がる荘厳なパッション』を『鎖断ちの死神』の耳朶へと流し込んでいくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ミーガン・クイン(サポート)
はぁい♪
サキュバスの魔女、ミーガン・クインよ。
私のユーベルコードの拡大魔法や縮小魔法、
アイテムの巨大化薬や縮小薬で色んなものを大きくしたり小さくしたり。
きっと楽しいことが出来るわね♪
ミュールフォンは無口で無表情だけど従順で私を守ってくれる、
剣と盾で戦う天使ちゃん。
戦闘面はこの子にお任せ♪
巨大化で蹂躙しちゃいましょう♡
サポートに不思議な魔法の力はいかがかしらぁ?
私のことを好きに使ってみてね♡
「はぁい♪ サキュバスの魔女、ミーガン・クインよ」
ユーベルコード『|縮小魔法《ミニマムスペル》』を発動し、ミーガン・クイン(規格外の魔女・f36759)は空中に魔法陣の紋章を投影。
大きさを変える拡大魔法と縮小魔法を得意魔法とするミーガンはオブリビオンゴーストが振るう『あらゆる繋がりを切断する大鎌』へと縮小魔法を放ち、縮小化効果を付与。
瞬く間に武器としての機能が喪失する域まで大鎌は縮小し、やがて肉眼では見えなくなる――
「さて、次は貴方よ♪」
続いてミーガンは『|縮小魔法《ミニマムスペル》』の効果を『『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスター』そのものに付与。
ぐんぐんとオブリビオンゴーストは小さくなり、やがて蟻程のサイズに落ち着く。
「えーい♪」
……因みにだが、ミーガンは極端なサイズ差を愛する倒錯者であり、快楽と恐怖の感情によるエネルギーを糧としている。
そう、圧倒的体格差を魔法で生み出した上で蹂躙したり弄ぶのがミーガンの戦い方であり――嗜好なのだ。
成功
🔵🔵🔴
アメリア・イアハッター(サポート)
【サポート】
他の猟兵の行動が成功するようにサポートに徹し、下記のような行動をとります。
・機動力が必要であれば宇宙バイク「エアハート」に仲間を乗せる。
・仲間の攻撃が当たるように、敵の行動をUC「風の友」で読んだり、氷系のUCを使って敵の機動力を封じる。
・仲間の攻撃を強化するために支援系UCを使ったり、鼓舞をする。
・敵の注意を逸らすため、宇宙バイク騎乗や空中にて囮となる。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「――未知を知り、未知を拓くのはいつだってこの腕!」
凛然と、アメリア・イアハッター(夢想空流・f01896)はユーベルコード『Cross Encounter』を発動する為の|詠唱《のりと》を唱える。
そのユーベルコードは『Vanguard』――灯台を模った祭壇に火の神を祀る、道を照らす先駆けの光にして、未知を拓く旅人の腕を用いて敵対者のユーベルコードを受け止める事で、受け止めた相手のユーベルコードを2分半近く複製し使用する事が可能となる異能。
よって……アメリアの腕からはオブリビオンゴーストのユーベルコード『この地が新たな主を望んでいるってよ』による『呪縛の状態異常の付与』が射出されていく。
「この鎖、使わせて貰う!」
その呪縛の触媒となる『大量の地縛霊の鎖』をオブリビオンゴーストへと放ちながら、アメリアはスカイダンサーとしての機動力を以て相手に肉薄――続けざまに、並みのユーベルコードを遥かに凌駕した空中戦の技能を用いて連撃を叩き込むのであった。
成功
🔵🔵🔴
中村・裕美(サポート)
副人格のシルヴァーナで行動します
『すぐに終わってしまってはもったいないですわね』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
裕美のもう一つの人格で近接戦闘特化。性格は享楽的な戦闘狂
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【切断】を【早業】で繰り出す
ドラゴンランスを使うことがあれば、相手を【串刺し】にするか、竜に変えて【ブレス攻撃】
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー
電脳魔術が使えないので裕美の能力が必要な場合は【オルタナティブ・ダブル】で呼び出します
あと、虫が苦手
「すぐに終わってしまってはもったいないですわね……では、こうしましょう」
中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の副人格であるシルヴァーナは、近接戦闘特化というべきスペックを以てオブリビオンゴーストへと挑む。
取り出した惨殺ナイフ『 Zanne di squalo』と惨殺ナイフ『principessa di tagliatore』を両手に片方ずつ持ち、大鎌を振るう相手を切り刻まんとする勢いで迅速なる切断攻撃をシルヴァーナは披露。
残像が残るような優雅ステップで敵に近づき、斬殺ナイフ二丁を超スピードで振るうその手腕……正に、歴戦の殺人鬼とでも言うべき殺人技巧だ。
「うーさぎうさぎ、何見て刎ねる♪」
更にダメ押しとしてシルヴァーナはユーベルコード『ヴォーパルスラッシュ』を発動。
シンプルに『シルヴァーナの持つ刃物による一撃が命中した対象を切断する』という|業《わざ》は、同じ刃物の得物である大鎌を振るうオブリビオンゴーストを圧倒するのであった。
成功
🔵🔵🔴
バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!
普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
戦闘スタイル:白兵射撃の物理系
各種武装の中から敵に有効なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!
アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!
指定ユーベルコードが使いづらいなら、公開している他のものを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
次に加勢しに来たのは、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。
卓越したサイボーグとしての身体能力を以てガトリング砲を構え――そのままユーベルコード『ガトリングストーム』をバルタンは発動。
至極単純に、ガトリングガンを最大165秒間連射し続け、攻撃範囲にダメージと制圧効果を与えるユーベルコードは、大鎌を用いるオブリビオンゴースト『『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスター』を射程距離、火力等諸々の理由から圧倒。
一つ弾丸を掠めただけで致命傷……所か、普通の人類種なら穴あきチーズの如き有様になる銃火器による一斉掃射は、更に限界突破していく――
「HAHAHAー! これがガトリングガンの火力と制圧力デース!」
上機嫌にメイド服を着たままガトリング砲のトリガーを引き、弾幕を張っていくバルタン。
その猛攻によって、この『影の城』を展開したオブリビオンゴーストは追い詰められるのであった――
成功
🔵🔵🔴
暗都・魎夜
【心情】
ようやっと、影の城の最奥部だな
『伯爵戦争』と『善悪の彼岸』、必死に答えを考えて、生き抜くために戦った場所だ
この『再現』はそれをバカにされているようで気に喰わねえ
早いところ、終わらせるとしようや
「本気で行くぜ、イグニッション!」
【戦闘】
地縛霊の力を操るオブリビオンゴーストってことだな
歳中の地縛霊の力を使って『影の城』にしているっていうのは恐れ入るぜ
あらゆるつながりを切断する大鎌は脅威ではあるが、大型武器である以上、やりようはありそうだ
「悪いが嬢ちゃん、ここで『影の城』を好きにされているのが、個人的に気に入らなくてな」
「俺の個人的事情100%でやらせてもらうぜ」
UCを使用して、「足場習熟」「心眼」「見切り」で攻撃を回避
UCの効果を用いつつ、「空中機動」「悪路走破」「ジャンプ」で接近
「フェイント」「武器受け」「カウンター」で近接戦闘を行い、
「リミッター解除」「限界突破」でフルパワーを出した「斬撃波」をぶつける
「師匠が言ってたぜ、"仲間の絆は最強の武器"ってな」
「ようやっと、影の城の最奥部だな――『伯爵戦争』と『善悪の彼岸』……必死に答えを考えて、生き抜くために戦った場所だ」
どの『再現』もそうであるが……あの『死と隣り合わせの青春』を送った暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)にとって、この『伯爵戦争』の『再現』は……それらの『答え』や『戦い』を、バカにされているようで気に喰わないのだ。
「早いところ、終わらせるとしようや――本気で行くぜ、イグニッション!」
魎夜は『|超克《オーバーロード》』を発動――『真の姿』を解放し、ストームブリンガーとしての権能を最大限発揮していく。
「地縛霊の力を操るオブリビオンゴーストってことだな――都市中の地縛霊の力を使って『影の城』にしているっていうのは、恐れ入るぜ」
その所業に加えてユーベルコードとして『あらゆるつながりを切断する大鎌』を保有しているのが、オブリビオンゴースト『『鎖断ちの死神』サイリス・ハーヴェスター』である。
しかし、彼……暗都・魎夜も、かつての戦いを駆け抜けた英雄の一人。
大型武器である以上、やりようはある――そんな風に笑みを浮かべ、魎夜はオブリビオンゴーストへと語り掛けていく。
「悪いが嬢ちゃん、ここで『影の城』を好きにされているのが、個人的に気に入らなくてな……」
刹那に、戦場内で沸き起こったのは――異空間に繋がる水鏡。
ユーベルコード『|鏡雨転身《ミラーロード》』――回避に特化したその力を以て、魎夜は動き出す。
「――俺の個人的事情100%でやらせてもらうぜ」
放たれるオブリビオンゴーストの攻撃を、彼は心眼で見切る。
更に『|鏡雨転身《ミラーロード》』の効果で攻撃回避の成功率が上がっているのだ。
足場を然りを確認しながら、ストームブリンガーの『少年』は攻撃を回避すると同時にカウンターを放つ。
地面を蹴って大きく跳躍し、振るわれる大鎌による一閃を『魔召機甲イグナイトバイザー・ツヴァイ』で受け止める……!
「師匠が言ってたぜ、"仲間の絆は最強の武器"ってな」
流れる様に自身のリミッターを解除し、限界突破――『真の姿』である『自身の10代の頃の肉体』の膂力、速度、瞬発力等の身体能力を以て……
「――物理的に切る事なら、こっちも得意でな」
一閃――『震鎧刀・月魎斬式』。
切れ味を重視した蒼玄の刀によって、オブリビオンゴーストは袈裟に切り伏せられ……そのまま倒れ込み、骸の海へと帰っていく。
その様を最後まで見届けながら、暗都・魎夜は『影の城』の消滅を確認するのであった。
大成功
🔵🔵🔵