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【サポート優先】一般エスパーを殲滅せよ!

#サイキックハーツ

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#サイキックハーツ


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●サイキックハーツ
 多数のオブリビオンが、とある都市に集結し、エスパーの大量虐殺を行おうとしている事が予知された。
 形はどうあれ、恐らく多くのエスパーに被害を与えるオブリビオンの企みを無視する訳にはいかない。
 まずはボスである『徘怪物』の呼びかけに応じて集まった『未完成段階ノーライフキング・男』達と戦わねばならない。
 現在、未完成段階ノーライフキング・男達は市街地に現れ、一般エスパー達に危害を加えている。
 彼らにとって、最優先すべきは、一般エスパーの殲滅なので、何らかの方法で注意を引くといいだろう。
 未完成段階ノーライフキング・男達は、気絶した一般エスパー達をアンデッドに変え、自分の代わりに戦わせるので、注意してほしい。
 ここで未完成段階ノーライフキング・男達を倒す事が出来れば、敵の本拠地に乗り込む事が出来る。
 ただし、本拠地の周辺には都市伝説『ドッペルゲンガー』 が、陣取っている。
 都市伝説『ドッペルゲンガー』は遭遇者と同じ姿になる事が出来るものの、ユーベルコードまでは上手く模倣する事が出来ないため、本物と見分けをつける事は、それほど難しくはないはずだ。
 本拠地には徘怪物がおり、獲物として認識した相手にケモノの如く襲い掛かり、命を狙ってくるので注意してほしい。
 その事を踏まえた上で、徘怪物を倒す事が今回の目的である。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 集団戦 『未完成段階ノーライフキング・男』

POW   :    穢れし逆十字
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【十字架】で包囲攻撃する。
SPD   :    暗黒呪詛結晶
対象に【腐り果てたアンデッド】の幻影を纏わせる。対象を見て【生理的嫌悪感】を感じた者は、克服するまでユーベルコード使用不可。
WIZ   :    不滅結晶の輝き
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【アンデッド】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。

イラスト:N1C

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している

◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


カグヤ・モンデンキント(サポート)
モンデンキント級植民艦3番艦カグヤに宿ったヤドリガミですわ。
女性に年齢を聞くものではなくてよ。

まずは地球型惑星を破壊できる規模の主砲であるユーベルコード「ジャッジメント・クルセイド」を放ちますわ。
あるいは周囲から慌てて止められ、仕方なしに別のユーベルコードを使いますわね。

多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は致しませんわ。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは基本リア充扱いします。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。それすら無理なら逃げたきゃ逃げていいよぐらいにやる気なく一応戦います。
基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣等大剣で敵を攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにし敵を攻撃
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵群を倒す
守護対象がいれば武器受けでかばい、敵をおびき寄せ注意を惹いたりします
キャバリアを操縦したり生身でも戦います


ベルト・ラムバルド(サポート)
キャバリアを使用できる環境なら愛用のキャバリアを操縦します
そのとき装備してるキャバリア用の剣と槍を振るい敵群を蹴散らします
キャバリアの操縦技術は優れています
キャバリア使用不可なら生身とその時の装備してる物で戦いますが残念ながら生身だとそんなに強くありません
それを補助するのが己のハイカラなオーラとセンスと瞬間思考力とUCによる謎の召喚術で頑張ります


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』

故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師

昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん

例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ

実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に

アドリブ・絡み・可


飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?

ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオや同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかけるような行為はしません
不明な点はお任せします


四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎



●ノーライフキング
「殺せ! 皆殺しだ! 例え、誰であっても、容赦をするな!」
 未完成段階ノーライフキング・男達がアンデッド達を引き連れ、とある都市部に集結した。
「ひ、ひぃ!」
 その事に危機感を覚えた一般エスパー達が悲鳴を上げて、一心不乱に逃げだした。
 だが、アンデッド達が群れを成して襲い掛かってきたため、一般エスパー達に襲われ、次々と息絶えた。
「い、嫌だ! 助けてくれ!」
 一般エスパーが悲鳴を上げ、アンデッド達を振り払おうとした。
 そこに追い打ちを掛けるようにして、アンデッド達が唸り声を響かせ、ジリジリと距離を縮めてきた。
「……そこまでにしてもらいましょうか」
 すぐさま、シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)がアンデッド達の行く手を阻み、破魔の力を付与した属性範囲攻撃を仕掛けて焼却した。
「無駄だ、そんな事をしても……」
 未完成段階ノーライフキング・男が不気味な笑い声を響かせ、腐り果てたアンデッドの幻影をシンに纏わせた。
「ひ、ひぃ!」
「何だよ、お前も、化け物か!」
 その姿を見て生理的嫌悪を覚えた一般エスパー達が、腰を抜かしつつ後退した。
「なるほど、幻影を使って惑わす事も出来るのですね。……ならば、標的を変えるだけです」
 次の瞬間、シンが【ヘッドショット】を発動させ、自動詠唱銃『judicium』で別の未完成段階ノーライフキング・男を狙い撃ち、反撃する間も与えず沈黙させた。
「ぐ、ぐぬぅ……、よくも! よくも、やったな!」
 未完成段階ノーライフキング・男がイラついた様子で、まわりにいたアンデッド達を嗾けた。
「それは、こちらの台詞ですわ。罪のない一般エスパー達の命を奪おうとしているのですから……」
 カグヤ・モンデンキント(天体娘・f31348)が、嫌悪感をあらわにした。
「だから、どうした! エスパーなど、この世に不要。滅びるべき存在なのだ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が、まったく悪びれた様子もなく、フンと鼻を鳴らした。
「……ならば、あなた方が酷い目に遭っても、自業自得と言う事ですわね?」
 すぐさま、カグヤがリミッターを解除し、限界突破をすると、オーラ防御と霊的防護で身を守りながら、衝撃波で範囲攻撃を仕掛けて、まわりにいたアンデッド達を吹き飛ばした。
「ククッ、その程度か。アンデッドなら、いくらでもいるぞ。お前の目の前にも、な」
 未完成段階ノーライフキング・男が不気味な笑い声を響かせ、命を落とした一般エスパー達をアンデッドに変えて使役した。
「まさか、それで壁を作っているつもりですか?」
 カグヤが呆れた様子で溜息をつき、【ジャッジメント・クルセイド】を発動させ、天から光を落として、未完成段階ノーライフキング・男を消し飛ばした。
「ば、馬鹿なっ! アンデッド達を倒さず、我等の仲間だけを……」
 それを目の当たりにした別の未完成段階ノーライフキング・男が、動揺した様子で身体を仰け反らせた。
「……って、アタシ等の実力も分からず、ケンカを売っていたのかい?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、未完成段階ノーライフキング・男にツッコミを入れた。
「何か誤解をしているようだが、ほんの少し驚いただけだ。それに……アンデッド達は、まだいるぞ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が自分の気持ちを誤魔化すようにして、まわりにいたアンデッド達を嗾けた。
 それに合わせて、アンデッド達が唸り声を響かせ、ワラワラと襲い掛かってきた。
「元が一般エスパー達である事を考えると、確かに攻撃を躊躇うけど、命を落としている以上、生き返らせる事は出来ないからね。ここは心を鬼にして……いくよっ!」
 多喜がオーラ防御を展開しながら、リミッターを解除した後、【ヌwitter(イモニ・チャンネル・タキリュンウラアカ)】でガソリンを降らせ、過激な発言の多いSNSへ迂闊に発言した時と同じ環境に変化させて、アンデッド達に神罰を与えて浄化した。
「なんだ、この……胸にザクッとした感覚は……。うっぷ……、気持ちが悪い……」
 その影響を受けた未完成段階ノーライフキング・男が、恐怖で胸を押さえて、激しく声を震わせた。
「ぬわはははっ! それは恋の予感ってヤツなのだ!」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が天使っぽい恰好で、高笑いを響かせながら、未完成段階ノーライフキング・男の胸元を狙って、破魔の力を繰り出した。
「……って、途中から、お前の仕業じゃねえか!」
 その事に気づいた未完成段階ノーライフキング・男が、幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら、無数の十字架で麗刃に包囲攻撃を仕掛けた。
「ツッコミを入れるのなら、ハリセンで……と、あれほど言ったのに……。こうなったら、爆発オチなのだ!」
 次の瞬間、麗刃が【自爆スイッチ(オヤクソク)】で敵諸共吹き飛ばす大爆発を起こし、戦闘力を増強した後、破魔の力でアンデッド達もろとも未完成段階ノーライフキング・男を薙ぎ倒した。
「よくも……やったな!」
 未完成段階ノーライフキング・男が怒り狂った様子で、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)に腐り果てたアンデッドの幻影を纏わせた。
「……残念でしたね。もう一般エスパー達は避難させました。例え、私の姿が変わったとしても、生理的嫌悪感を抱く人は、ここにいません」
 その間に、シホがオーラ防御を展開し、残像を繰り出しながら、破魔の力を宿した誘導弾で範囲攻撃を仕掛け、アンデッド達を蹴散らしていった。
「だが、お前は醜いっ! 仲間達がアンデッドと間違えて、お前を攻撃するかも知れないぞ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が悔しそうに歯を鳴らしながら、わざと不安を煽るような言葉を吐いた。
「……問題ありません、私は仲間を信じていますから……」
 シホが【犠聖】犠牲を伴う主の恩寵(ギセイ・サクリファイスノタイカ)で、仲間の負傷と状態異常を自身に移す事で全回復させ、攻撃力、防御力、治癒力、状態異常力、スピードを高める聖痕の加護を宿して超強化させた後、大量の血を流しながら、祈りを捧げて未完成段階ノーライフキング・男を浄化した。
「ま、また仲間が……。うぐ、ぐぐぐっ! 何故だ! 我等は死を超越した存在なのに……」
 未完成段階ノーライフキング・男が仲間の消滅を悔やみながら、激しい怒りをあらわにした。
「それは、お前がリア充だからだっ!」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が躊躇う事無く、未完成段階ノーライフキング・男に言い放った。
「それの何処が問題だっ! 何の問題もないだろ! リア充である事が問題であるのなら、ここにいる全員が……あっ!」
 未完成段階ノーライフキング・男がハッとした表情を浮かべ、何やら察した様子で静武に視線を送った。
「お前は何も分かっていない。リア充だからと言って、自分の方が上だと思っている時点で、大間違いだ! 例え、リア充であっても、完璧はない。むしろ、不完全な存在と言える。そんな奴は、これで消毒だあああああああああああ!」
 それと同時に、静武が自らの限界を突破して、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りから炎を生み出し、未完成段階ノーライフキング・男を焼き払った。
「ええい、リア充の何が悪いっ! 俺達は何も間違っていない!」
 別の未完成段階ノーライフキング・男がイラついた様子で、呪詛混じりの衝撃波を乱れ撃った。
「正直、反論したいところだけど、この呪詛……効くわね。胃袋の中を掻き回されているみたい」
 クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチ(サイキックキャバリア)を搭乗したまま、うぷっと口元を押さえた。
「クク、クククッ、苦しめっ! もっと苦しめっ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が高笑いを響かせ、さらに呪詛混じりに衝撃波を飛ばした。
「そんなの、お断りよ。そうやって調子に乗っていると、痛い目に遭うのは、そっちなんだから……!」
 クリスティナがムッとした様子で、【二重灼熱旋風(ツインヒートストーム)】で炎神機カグツチから二重灼熱旋風を放ち、未完成段階ノーライフキング・男を灼熱状態にして焼却した。
「ぐ、ぐぬぬっ! この程度の炎で、うぐ……ぐぐぐっ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が火炎耐性で耐えつつ、恨めしそうに吐き捨てた。
「その割には、だいぶ苦しんでいるように見えるけど……。そんなに苦しみたいのなら、手伝ってあげましょうか」
 仇死原・アンナ(処刑人、獄炎の花嫁、焔の魔女、恐怖の騎士・f09978)が自らの封印を解いて、存在感を示しながら、血液を発火させて、未完成段階ノーライフキング・男を焼却し、消える事のない恐怖を植えつけた。
「うぐ……ぐぐぐっ! まだ、だっ! まだ終わっちゃいない!」
 未完成段階ノーライフキング・男が唸り声を響かせ、気絶している一般エスパー達をアンデッドに変えてアンナを襲わせた。
「ええ、そのようね」
 アンナが【天より降る滅びの火(ソドムホロボスメギドノヒ)】で幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら、地獄の炎で出来た火炎球で未完成段階ノーライフキング・男を包囲して串刺しにした。
「クク、クククッ……、やるじゃないか。アンデッドを狙わず、俺だけを狙うなんて……」
 未完成段階ノーライフキング・男が不気味な笑い声を響かせ、アンデッド達を盾代わりにした。
「さっきと違って、気絶しているだけだからな。……戦う訳にはいかないだろ。だが、君は別だ」
 ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)がリミッターを解除し、オーラ防御を展開しながら、未完成段階ノーライフキング・男に空中戦を仕掛けた。
「つまり、俺は特別って訳か。だが、お断りだ。代わりに、こいつ等を身代わりにするだけだ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が禍々しいオーラを展開し、自分の身を守りながら、アンデッド達を嗾けた。
「そんなツレない事を言うな。……言っただろ、君と戦うために来たって」
 ベルトがアンデッド達の攻撃を見切って、未完成段階ノーライフキング・男の急所を見抜き、【蒼穹より来る歴戦の勇士(ブルーアルカディア・ウォーリアー)】でブルーアルカディアの勇士達(162体)を呼び出し、魔導砲で砲撃しつつ、天使核マスケットで銃撃を繰り出し、ガンシップや空飛ぶ幻獣による空中戦で、跡形もなく消滅させた。
「よくも……やったな!」
 別の未完成段階ノーライフキング・男が殺気立った様子で、まわりにいたアンデッド達を嗾けた。
 アンデッド達はノロノロと歩きながら、ヨダレを垂らして迫ってきた。
「おいおい、この状況で、まだアンデッドを身代わりにするのか?」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が呆れた様子で空中戦を仕掛け、リミッターを解除すると、野生の勘でアンデッド達の攻撃をフェイントした後、未完成段階ノーライフキング・男に捨て身の2回攻撃を繰り出した。
「うぐぐ……、盾代わりにもならん! お前等もボサッとしてないで、アイツ等を殺せ!」
 未完成段階ノーライフキング・男がイラついた様子で、アンデッド達を叱りつけた。
 だが、アンデッド達の反応は鈍く、啓太郎に近づく事さえ出来なかった。
「……と言うか、自分で戦えばいいだろ」
 その間に、啓太郎が【エレクトロレギオン】を発動させ、小型の戦闘用機械兵器達を召喚し、未完成段階ノーライフキング・男に攻撃を仕掛けた。
「ええいっ! 鬱陶しい奴等め!」
 未完成段階ノーライフキング・男が、小型の戦闘用機械兵器達払い除けた。
「だったら、俺が相手をしてやるよ」
 鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が、未完成段階ノーライフキング・男の行く手を阻んだ。
「ああ、そうだな。だが、俺は他の奴とは違うぞ。……覚悟しろ!」
 未完成段階ノーライフキング・男が、呪詛を付与した誘導弾を乱れ撃った。
「覚悟はするけど、他の奴と違って言うのは、大袈裟だと思うよ?」
 成美が結界術と霊的防護で身を守りながら、誘導弾をフェイントすると、破魔の力を宿した誘導弾で範囲攻撃を仕掛け、アンデッド達を除霊し、未完成段階ノーライフキング・男を浄化した。
「……ほらね。他の奴と変わりがないだろ。とりあえず、一般エスパー達は、避難させた方がいいかな。またアンデッドにされたら、シャレにならないし……」
 成美が医術を駆使して、一般エスパー達を治療しながら、仲間達に声を掛けたる
「それじゃ、わたしはこっちの相手をするっすね」
 そんな中、飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、無駄にイイ笑顔を浮かべた。
「お、お前、正気か! 俺達は……美味くないぞ!?」
 未完成段階ノーライフキング・男が気まずい様子で、ジリジリと下がっていった。
 まわりにいるアンデッド達も、さすがにマズイと感じたのか、誰も杏子に近づこうとしなかった。
「大丈夫、怖くない、怖くないっすよ♪ それに、アンデッドは腐りかけが美味しいって言うじゃないっすか。……あ、でも、アンデッドは食べたらダメっすね。……と言う事で、いたたきますっす♪」
 杏子がニコニコと笑いながら、薬品調合をしてドーピングする事で、自らの欲望を解放し、【食材化の視線(ワイルドフード・ゲイズ)】を発動させ、食材化の視線で未完成段階ノーライフキング・男を食材化した後、連続コンボを繰り出し、傷口をえぐって広げ、部位破壊をしながら捕食した。
「ほ、本当に喰いやがったァァァァァァァァァ!」
 その光景を目撃した別の未完成段階ノーライフキング・男が、ドン引きした様子で身体を仰け反らせた。
「――起動!」
 それと同時に、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、かつての様にイグニッションカードを掲げ、各種装備を展開すると、リミッター解除し、限界を突破した後。充填したエネルギーを弾に変え、未完成段階ノーライフキング・男を狙い撃った。
「……容赦がないな。だが、俺達も一方的にやられるつもりはない」
 未完成段階ノーライフキング・男が幾何学模様を描いて複雑に飛翔し、無数の十字架で影華を包囲して串刺しにした。
「どうやら、本物と偽物の区別がつかないようですね。……それは残像です。本物は、ここにいますから……」
 すぐさま、影華が残像を身代わりにして、ドーピングした後、自らの肉体を改造し、【黒燐想鋼(イマジナリアームズ)】で黒燐蟲を剣に変え、未完成段階ノーライフキング・男に連続コンボを繰り出した。
「ん、んん……あら、あららら? また夢を……」
 そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が、ふわあ……とアクビをした。
「お、お前……、寝ていたのか、この状況で」
 未完成段階ノーライフキング・男が信じられない様子で、眠斗にツッコミを入れた。
「え、ええ……、どうやら、そのようですねぇ。きちんと起きていたつもりだったのですが、いつの間にか眠ってしまったらしく……ぐう」
 眠斗がウトウトとしながら答えを返し、再び夢の世界に旅立った。
「……って、この状況で寝るんじゃない!」
 未完成段階ノーライフキング・男が、衝撃波を乱れ撃ち、鋭いツッコミを入れた。
「ふわぁ……、それは無理ですぅ」
 それと同時に、眠斗が衝撃波を受け流し、大きなアクビをしながら、【ゲリラ豪雨(枕)(ゲリラゴウウトコロニヨリマクラ)】を発動させ、眠りを妨げた相手に対して枕の雨を降らせ、未完成段階ノーライフキング・男にダメージを与え、睡眠不足の状態異常を与えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

火土金水・明
ゆうきつかさマスターにおまかせします。かっこいい火土金水・明をお願いします!

 人間のウィザード×マジックナイト、17歳の女姓です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。特に、R18に抵触する行動等は、絶対にしません。
 使い魔の黒猫「クロ」も依頼では一緒に行動していますが、戦闘でダメージを受けそうな依頼の時はお留守番をしています。
 
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●激しい睡魔
「うぐ……、ぐぐぐ! まさか、この状況で睡魔に襲われてしまうなんて……」
 未完成段階ノーライフキング・男が、激しい睡魔に襲われ、頭をフラつかせた。
 他の未完成段階ノーライフキング・男達も、同じような状態に陥っているらしく、みんなマトモに立っている事が出来なくなっていた。
「……と言うか、アンデッドでも眠くなるの?」
 火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、不思議そうに首を傾げた。
「どうやら、そのようだな。正直、初めての経験だ。今まで、こんな事などなかったから、対処法が分からない」
 未完成段階ノーライフキング・男が、動揺した様子で頭を振った。
 それが原因でアンデッド達の制御も不安定になっているのか、同じようにフラフラと頭を揺らしていた。
「……問題ないわ。みんな纏めて倒すから……」
 その間に、明がオーラ防御を展開しながら、限界突破して、高速多重詠唱で全力魔法を放ち、未完成段階ノーライフキング・男達を浄化していった。
「うぐぐ……、こんな状態でなければ、お前など……」
 未完成段階ノーライフキング・男が、禍々しいオーラを展開し、自分の身を守りながら、呪詛を付与した誘導弾で乱れ撃った。
「それは、どうでしょうね。少なくとも、私は負けるつもりがないから……」
 明が残像を繰り出しながら、呪詛耐性で身を守り、カウンターを仕掛けて、破魔の力を付与した誘導弾で範囲攻撃を仕掛け、未完成段階ノーライフキング・男達を浄化した。
「ふざ……けるなっ! 例え、最後の一人になっても、お前だけは……倒す!」
 未完成段階ノーライフキング・男が激しい酢意味と戦いながら、ギチギチと歯を鳴らし、まわりにいたアンデッド達を嗾けた。
 だが、アンデッド達は頭をフラつかせ、まっすぐ歩く事さえ困難だった。
「それでも、私は……逃げない」
 次の瞬間、明が【それはまるでチートのような、とんでもない才能】を発動させ、眩い光を放ってアンデッド達を一般エスパーに戻した。
「よ、余計な真似を……」
 それを目の当たりにした未完成段階ノーライフキング・男達が、恨み言を口にしながら、浄化されて灰になった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『都市伝説『ドッペルゲンガー』』

POW   :    アナタの体
自分の体を【対象そっくりに変化】させる攻撃で、近接範囲内の全員にダメージと【対象の体に激しい変化】の状態異常を与える。
SPD   :    アナタの心
自身の【外見や口調、精神、記憶等】を【対象そっくりに変】化して攻撃し、ダメージと【対象の口調や精神、記憶等に激しい変化】の状態異常を与える。
WIZ   :    アナタの力
ランダムなユーベルコード(執筆マスターが選択)をひとつ使用する。種類は選べないが必ず有効利用できる。

イラスト:すずや

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎


諏訪野・みすず(サポート)
リーダー役が必ずいると思うので、ソイツを先に倒すようにします。「リーダーが倒れたら、あとは烏合の集だよ」アドリブ、共闘歓迎です。


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは基本リア充扱いします。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。それすら無理なら逃げたきゃ逃げていいよぐらいにやる気なく一応戦います。
基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


インプレッサターボ・フォレストハリアー(サポート)
「いんぷノセリフハコンナ感ジノヒラガナかたかな逆転表記デオ願イスルにゃ」
いかにも機械ぽい抑揚のない平坦口調ですがたぶんかっこいいと思ってるからやってるだけ。
「戦闘ニハ余計ナ感情ハ不要にゃ。いんぷハ機械ダカラにゃ」
敵には深い事情あるかもしれないけど何の感慨もなく戦うがダメージ受けたり敵の非道に怒ったりするといきなり感情豊かな感じになるとか。
「タシカコウイウ時『ますたー』ハコウ言ッテタにゃ。ブッ殺ス、●ぁっく」

選択されたユーベルコードが
キャリバースピン:なるべく多数を巻き込むように相手を誘導してまとめてなぎ倒す
デッドヒートキャリバー:可能なら誰かに乗ってもらう。なるべく多数を巻き込むようにひき逃げ


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ


風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
概ね敵の数が多いときは身体強化魔法を利用し剣、銃で止めを刺していく

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う
いずれにせよ射程はあまり長くない
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)


カグヤ・モンデンキント(サポート)
モンデンキント級植民艦3番艦カグヤに宿ったヤドリガミですわ。
女性に年齢を聞くものではなくてよ。

まずは地球型惑星を破壊できる規模の主砲であるユーベルコード「ジャッジメント・クルセイド」を放ちますわ。
あるいは周囲から慌てて止められ、仕方なしに別のユーベルコードを使いますわね。

多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は致しませんわ。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします。


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』

故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師

昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん

例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ

実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に

アドリブ・絡み・可


家綿・衣更着(サポート)
「衣更着参上!っす」

狸妖怪の忍者っす。
人と妖怪に友好的で人助けを好み、食べ物を粗末にできないっす。
どろんバケラーらしく【化術】と【おどろかす】を有効利用し、【迷彩】等忍者っぽい行動をするっす。

ユーベルコードは状況に応じて有効なものを使い、特に『綿ストール本気モード』や『妖怪忍法葉っぱ乱舞』を好んで使うっす。

戦闘時は妖怪煙を広域放出し【化術】で煙に【残像】を映してかく乱や敵の同士討ちを狙うっす。
攻撃は、【化術】で【おどろかす】事で敵をまとめ、遠距離時は忍者手裏剣【乱れ撃ち】。近接時はストールを槍にし【なぎ払い】っす。

エロは勘弁を。
アドリブ歓迎。よろしくおねがいします!


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかけるような行為はしません
不明な点はお任せします


アイリス・フォーゲット(サポート)
 強きをくじき弱きを護る。アリスナイトとして前衛に立つことが多いがサウンドソルジャーとしても一級品。
「私が護ってあげるから安心して」
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 アドリブ/連携歓迎。エログロはNG。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●もう一人の自分
「ん、んん? あら、あららら……。ひょっとして、また眠ってしまったのでしょうかぁ~? 今回こそは……と思っていたのですが、一体いつの間に……」
 四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が目を覚ますと、目の前にもうひとりの自分がいた。
「それは奇遇ですねぇ~。眠斗も、いま起きた所なんですよぉ~」
 都市伝説『ドッペルゲンガー』も眠斗の真似をして、眠そうに目を擦った。
「ん? んん? ひょっとして、また夢を見ているのでしょうかぁ~? 自分とソックリな相手が、目の前にいるのですがぁ~」
 眠斗が頭の上に、大きなハテナマークを沢山浮かべた。
「きっと、そうかも知れませんよぉ~。こんな事……、普通はあり得ませんからぁ~」
 ドッペルゲンガーがニコッと笑って、眠斗の言葉に同意した。
「それじゃ、もうひと眠りした方が良さそうですねぇ~。まだ敵は現れていないようですしぃ~」
 眠斗も、その言葉を信じて、再び眠りについた。
「……って、あれ? どうして、ここにみすずちゃんが?」
 そんな中、諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、ドッペルゲンガーを見つめて、不思議そうに首を傾げた。
「それは、みすずちゃんが強いからだよっ! あまりにも強すぎて、善と悪に分かれちゃったみたい」
 ドッペルゲンガーが、適当な事を言った。
「つまり、あなたが悪って事? 確かに、悪そうな顔をしているね。でも、みすずちゃんと同じ姿をした人が悪い事をしたら困るから、ここで倒しちゃうね」
 それと同時に、みすずがオーラ防御を展開し、【スチームエンジン】でバールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増加させた後、力を溜めて傷口を抉るようにして、2回攻撃を仕掛け、ドッペルゲンガーを粉砕した。
「ま、まさか、いきなり来るなんて……」
 その攻撃を食らったドッペルゲンガーが、信じられない様子で口をパクつかせ、為す術もなく消し飛んだ。
「……ん? もう戦いが始まっていたのか。ところで、そこにいるのは誰だ? まるで、生き別れの兄弟みたいにソックリだが……」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が自分と同じ姿をしたドッペルゲンガーに気づき、警戒した様子で間合いを取った。
「おいおい、そんなに警戒するなよ、兄弟。……安心しろ。俺も非モテだ!」
 ドッペルゲンガーが意味もなく、ゲス笑いを浮かべた。
「確かに、お前からはリア充のニオイがしない。穢れなき、非モテのニオイだ」
 静武が間合いを取りつつ、クンクンと鼻をヒクつかせた。
「……だろ? こう見えても、オレは純度100%の非モテだからな!」
 ドッペルゲンガーが、自信満々に胸を張った。
「つまり、敵ではない……と言う訳か」
 静武が警戒を解いて、ドッペルゲンガーに近づいた。
「ああ、その通りだ。共に語り合おうじゃねえか!」
 そう言ってドッペルゲンガーが、静武とガッチリと握手を交わした。
「ン、ンン? コレハ一体……」
 それとは別のドッペルゲンガーを見つけて、インプレッサターボ・フォレストハリアー(ワールドラリーエクスペリメンタル・f44230)が、混乱した様子で距離を取った。
 まったく同じ姿をしているせいで、このまま攻撃するのが正解なのか、様子を見るのが正解なのか、分からなくなっているようである。
「……大丈夫、怖クナイ、怖クナイにゃ」
 その視線に気づいたドッペルゲンガーが、敵意がない事を強調した。
「何ダカ、チョット怪シイにゃ」
 その言葉でインプレッサターボが、さらに警戒心を強めていった。
「確カニ、怪シイカモ知レナイケド、敵意ハナイにゃ」
 ドッペルゲンガーが、インプレッサターボと動きを真似て、今度は仲間である事を強調した。
「ムム、コレデハ判断出来ナイにゃ。シバラク様子ヲ観テミルにゃ」
 そのため、インプレッサターボは、ドッペルゲンガーの言葉が真実なのか確かめるため、しばらく様子を窺う事にした。
「なるほどね。今回の敵はドッペルゲンガー……と言ったところかしら?」
 そんな中、バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、自分と同じ姿をしたドッペルゲンガーの分析を始めた。
 似て非なるモノとは、よく言ったもので、見た目だけなら、よく似ている。
 だが、まったく同じかと言えば、それは違うと言える存在であった。
(こういう場合、なんて言えば、いいのかしら。ニセモノ……見掛け倒し……紛い物……その、どれも違う気がするけど……)
 バジルがドッペルゲンガーと向かい合い、さらなる分析を始めた。
「パラレルワールドの自分……と思っておけばいいんじゃないかしら?」
 その事に気づいたドッペルゲンガーが、バジルに助け舟を出した。
「つまり、敵意はないって事? それとも、自分が本物だって主張して、私を殺す……?」
 バジルが警戒した様子で、ドッペルゲンガーをジロリと睨んだ。
「だったら、話し合いましょう。お互いが納得するまで……」
 ドッペルゲンガーが含みのある笑みを浮かべ、ゆっくりとバジルを見返した。
「ぬわっはっはっはっ! なるほど、今回の敵は、ドッペルゲンガーなのか! どおりで息がピッタリなのだ!」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が高笑いを響かせながら、ドッペルゲンガーと肩を組んだ。
 まるで生き別れの兄弟と出会ったような感覚。
 両方ともボケではあるものの、新たな可能性を感じてしまう程、ナイスな掛け合いが出来ているようだ。
「確かに……。ここまで来ると、他人とは思えないのだ。さあ、これから、ふたりで、てっぺんを目指すのだ!」
 ドッペルゲンガーもノリノリな様子で、相方の誘いを快諾した。
「まさか、敵同士で、ここまで分かり合えるとは、滅多にない機会なのだ! まあ、色々と問題はあると思うのだが、笑いで乗り越えていこうではないかっ!」
 麗刃が上機嫌な様子で、笑い声を響かせた。
「そうと決まったら、まずはコンビ名を決めるのだ!」
 ドッペルゲンガーも一緒になって笑い声を響かせ、麗刃と一緒にコンビ名を決めるのだった。
「こ、これは一体、どういう事デスカ?」
 その横で試作機・庚(盾いらず・f30104)が、別のドッペルゲンガーと対峙し、どうしていいのか分からず動きを止めた。
 まるで鏡に映った自分自身。
 自分の心が読まれているのではないかと錯覚してしまう程、同じような動きをするため、頭の中で警戒音が鳴っているような感じに陥った。
「安心してください。敵ではありまセンよ?」
 そのため、ドッペルゲンガーが無害である事を強調しても、決して警戒を解く事が出来なかった。
「確かに、あなたの言葉は真実かも知れまセン。……デスが、それでも、信用できないと言うのが、私の本音デス。そもそも、敵を信じる事なんて出来ると思いマスか? こうしている間も、研ぎ澄まされたナイフを隠し持っているのかも知れないのデスから……。そんな状況で、武装を解除する事なんて出来まセン。なので、私なりの解決法を試してみます」
 次の瞬間、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、偽りの存在であるドッペルゲンガーを消滅させた。
「……って、何だか面倒な事になっているようね? でも、せっかくだから、手合わせしてもらおうかしら」
 そんな中、風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)が、ドッペルゲンガーと対峙し、先制攻撃で全力魔法を発動させた。
「ええ、望むところよ……!」
 それに合わせて、ドッペルゲンガーも先制攻撃を仕掛け、全力魔法を相殺した。
「なかなか、やるじゃない。……って、これだと、まるで自分を褒めているようだけど……」
 澪が複雑な気持ちになりつつ、第六感を駆使して、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「でも、私の方が上よ」
 次の瞬間、ドッペルゲンガーが澪とソックリに変化し、ダメージと激しい身体の変化の状態異常を与えた。
「それは誤解よ。わざわざ、これで勝ったつもりになるなんて……ちょっと失望したかも」
 それに合わせて、澪が【三界祝聖(トライエレメンタルブレス)】を発動させ、炎の精霊力で攻撃力を上昇させつつ、漆玖式小弓【烈火】でドッペルゲンガーを撃ち抜いた。
「どうやら、ホンモノほどではないようですわね」
 その戦いを横目で見ながら、カグヤ・モンデンキント(天体娘・f31348)が、自分のドッペルゲンガーと対峙した。
「あら、随分と失礼な事を言うのね。さっきのは油断したからよ。絶対に勝てると分かっていても、気を抜いたら駄目なのに……。ハッキリ言って、自爆ですわ」
 ドッペルゲンガーが、フンと鼻を鳴らした。
「そこまで言うのであれば、私に勝てると言う事ですわよね?」
 すぐさま、カグヤがリミッターを解除し、充填したエネルギーを一斉発射した。
「あらあら、馬鹿にされたものね。その程度の攻撃で、倒す事が出来ると思われていたなんて……」
 ドッペルゲンガーがカグヤの真似をして、飛んできたエネルギー弾を相殺した。
「もちろん、分かってますわ。そもそも、本命はこちらですもの」
 次の瞬間、カグヤが【ジャッジメント・クルセイド】を発動させ、ドッペルゲンガーに指先を向け、天から光を落として消し飛ばした。
「さて……、あなたは、どうしますか? ここまで惨敗が続くと、答えを聞くまでもないと思いますが……」
 一方、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)は、自分のドッペルゲンガーに空中戦を仕掛け、バチバチと火花を散らした。
「それなら、答えるまでもありませんね。この状況を見れば、分かると思いますから……」
 ドッペルゲンガーが覚悟を決めて、誘導弾で範囲攻撃を仕掛けた。
「ええ、ここで決着をつけましょう」
 シホがオーラ防御と結界術を展開しながら、誘導弾を見切ってフェイントしながら、【守霊】今は亡き守護騎士達の勇姿(シュレイ・ソハレイゲンナルエーデルワイスナイツ)で人命救助に長けた守護騎士団の霊(1620体)を召喚し、一斉に盾を構えて、ドッペルゲンガーをマヒさせ、『聖剣』パッシモン(Persimmon)_甲WPで貫いた。
「お、お見事です」
 ドッペルゲンガーがニコッと笑って、跡形も残す事なく消滅した。
「……と言うか、あんたってドッペルゲンガーだったんだ」
 鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が、マジマジとドッペルゲンガーを見つめた。
 自然と会話が弾んでしまったため、思わず和んで話し込んでしまったのだが、どうやら戦う運命にあるらしい。
「まあ、それは、それ。これは、これで」
 ドッペルゲンガーが、ずずっと茶を啜った。
 どうやら、あまりこだわらないタイプらしく、戦う気もサラサラないらしい。
「そう言うなら、僕はどちらでも構わないんだけど……」
 成美も横に座って、御茶を口につけた。
 ふたりとも、マッタリしている事もあり、のんびり時間が進んでいるような錯覚に襲われた。
「じゃあ、もう少しマッタリしようか。積もる話もあると思うし……」
 ドッペルゲンガーが再び茶を、ずずっと啜った。
 既に、緊迫感が行方不明になっているため、ここから戦いに発展する可能性は低い。
 だが、これで本当にイイのか、答えを導き出す事は難しかった。
「……って、今回に限って、戦わなくてもイイって事っすかね?」
 家綿・衣更着(綿狸忍者・f28451)が、自分のドッペルゲンガーに視線を送った。
 一見すると無害に見えるものの、危険がないとも言い切れない。
「とりあえず、休戦でイイんじゃないっすか? 戦って負けるのも嫌っすし、骸の海に還るのも遠慮したいところっすから……」
 ドッペルゲンガーも無駄な戦いを避けたいのか、戦いには乗り気でなかった。
「まあ、そこまで言われてしまうと、戦う訳にはいかないっすね。でも、本気っすか? こっちが油断した途端、首を刎ねられたら、シャレにならないっすからね」
 衣更着が警戒した様子で、乾いた笑いを響かせた。
「その点なら、安心っす。そもそも、おいらはあんたのコピーっすから、うっかり暗殺したりしないっす♪」
 ドッペルゲンガーが、えっへんと胸を張った。
「確かに……うっかり暗殺するような事は……ないっすね」
 でも、がっつり暗殺なら、あるかも知れない。
「そうは言っても、敵ですよね? みんな纏めて排除すべきだと思いますが……。特に、私のニセモノは、殺気が溢れているようですし……」
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、自分のドッペルゲンガーをジロリと睨んだ。
「それは当然です。そもそも、あなた達が約束を守るとは思えませんし……。私達を油断したところで、黒燐蟲の群れを放つつもりでいるのですから……」
 ドッペルゲンガーがジト目で、キッパリと言い放った。
「さすが……と言うべきでしょうか。……ならば、対処法も分かっていますね」
 すぐさま、影華がリミッターを解除し、残像を繰り出しながら、黒燐蟲の群れを放って牽制し、【蟲の知らせ(天変地異)(カッサンドラ・ディザスター)】で炎の竜巻を発生させて、ドッペルゲンガーの身体を焼いた。
「黒燐蟲の群れは囮ですか。……やりますね」
 その一撃を食らったドッペルゲンガーが、影華を見つめたまま消し炭と化した。
「それなら、こうしましょうか。戦いたくないのなら、いますぐ、ここから去ってほしいの。そうすれば、命まで奪う事はないから……。それに自分と同じ姿をしている敵を倒すのって、あんまりイイ気がしないから……」
 アイリス・フォーゲット(小鳥の止まり木・f43246)が、ドッペルゲンガー達に警告した。
「まあ、それなら……」
「わ……、分かった……」
 その指示に従ったドッペルゲンガー達が、本物の自分と別れを告げた後、次々と姿を消した。
「何だか、複雑……。普通は、どちらか倒れるまで、戦うはずなのにね」
 アイリスのドッペルゲンガーが、苦笑いを浮かべた。
 おそらく、今回は幾つもの奇跡が、重なった結果だろう。
 どちらか片方に戦う意思があれば、決して成立しなかった出来事なのだから……。
「それじゃ、またね……って言うのも、おかしいね」
 アイリスも苦笑いを浮かべて、自分のドッペルゲンガーに別れを告げた。
 だが、ここで戦いが終わった訳ではなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『徘怪物』

POW   :    破怪物
【破壊属性の触手】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    融怪物
自身が戦闘で瀕死になると【融解属性の触手】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
WIZ   :    奇怪物
【奇怪属性の触手】を放ち、レベルm半径内の指定した対象全てを「対象の棲家」に転移する。転移を拒否するとダメージ。

イラスト:ヘッツァ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠プリ・ミョートです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


天玲寺・夢彩(サポート)
「よーし、夢彩頑張るよ!」

基本は相手の名前を呼ぶ時は「さん」とか「くん」みたいに呼ぶよ。
軽業みたいなアクロバティックな動きが大得意!
だから翔んだり跳ねたりよく動き回って、足場が無いなら結界術で!
これでも考えて戦ってるんだよう。
UCや技能は臨機応変にって感じかな?
それと、桜の精として影朧の転生は積極的かつ大事にしているよ!
道徳違反はしないもん。
あとはお任せ!

[基本]
暖かな春を感じさせる天真爛漫なムードメーカー&無自覚トラブルメーカー(ギャグ仕様)
まさに春の大嵐。※これでも空気はよめる。
メンタルはとにかくとってもタフ。

《連携アドリブok。ギャグ系大歓迎。シリアス系やH系は合いませんのでNG》


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


インプレッサターボ・フォレストハリアー(サポート)
「いんぷノセリフハコンナ感ジノヒラガナかたかな逆転表記デオ願イスルにゃ」
いかにも機械ぽい抑揚のない平坦口調ですがたぶんその方がかっこいいと思ってるからやってるだけ。
「戦闘ニハ余計ナ感情ハ不要にゃ。いんぷハ機械ダカラにゃ」
敵には深い事情あるかもしれないけど何の感慨もなく戦うがダメージ受けたり敵の非道に怒ったりするといきなり感情豊かな感じになるとか。
「タシカコウイウ時『ますたー』ハコウ言ッテタにゃ。ブッ殺ス、●ぁっく」

選択されたユーベルコードが
キャリバースピン:足止め与えながら一撃離脱を繰り返す
デッドヒートキャリバー:可能なら誰かに乗ってもらい、高速移動で相手を翻弄し、ひき逃げし一撃離脱を繰り返す


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?

ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオや同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします


四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎


ベルト・ラムバルド(サポート)
キャバリアを使用できる環境なら愛用のキャバリアを操縦します
そのとき装備してるキャバリア用の剣と槍を振るい騎士道の名のもとにボスと戦います
キャバリアの操縦技術は優れています
キャバリア使用不可なら生身とその時の装備してる物で戦いますが残念ながら生身だとそんなに強くありません
それを補助するのが己のハイカラなオーラとセンスと瞬間思考力とUCによる謎の召喚術で頑張ります


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している

◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方



●ゴミの王
 クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)は炎神機カグツチ(サイキックキャバリア)に搭乗し、ドッペルゲンガー達から聞いた情報を元に、敵の本拠地にやって来た。
 そこは町外れの廃工場。
 閉鎖されてからしばらく経つため、近づく者がほとんどいない場所だった。
「まさか、ドッペルゲンガー達が裏切るとは……」
 徘怪物にとって、それは予想外の展開だった。
 普段から何を考えているのか分からなかったものの、今回の一件で理解不能の存在であると認識したようである。
「まあ、全員じゃないけどね。それよりも決着をつけましょう」
 すぐさま、クリスティナが【絶対防衛戦線】を発動させ、拠点を死守すべく共に戦う仲間の能力が強化した。
「ああ、そうだな。ここを知られた以上、容赦はしない」
 それに合わせて、徘怪物が破壊属性の触手による超高速かつ大威力の一撃を放ったものの、クリスティナが即座に見切ったため、傷ひとつつける事が出来なかった。
「こんなはずじゃなかったって言いたい感じだね? でも、夢彩達だって、何の考えもなしに、ここまで来たわけではないから」
 天玲寺・夢彩(春の大嵐少女・f22531)が、徘怪物に視線を送った。
「確かに、予想外だ。だが、それだけだ。それで何かが変わる訳がない。いや、変わりようがない」
 徘怪物が落ち着いた様子で、ブツブツと答えを返した。
「それじゃ、何をされても、絶対に負けない自信があるって事かな?」
 夢彩が自らを鼓舞して、オーラ防御と結界術を展開しながら、【桜の癒やし】で桜の花吹雪】を放ち、まわりにいる人達を眠らせた。
「あ、ああ……、その通りだ! 例え、激しい睡魔に襲われたとしても、我の考えは……」
 徘怪物が、言葉に詰まる。
 激しく眠い。
 どうしようもないほどに……。
 いっそ眠ってしまったら、どんなに楽だろうと思ったとしても、眠る訳にはいかなかった。
 故に、自分自身を傷つけた。
 一心不乱に、全身を。
「は、早まったら、駄目なのだ! 何か悩み事があるなら、先生が聞いてあげるのだ……!」
 そんな中、大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が長髪のカツラを被って、徘怪物に駆け寄った。
「……誰だ、お前は……」
 だが、徘怪物の反応は、冷ややか。
「ま、まさか、この格好を見て、ツッコミなしとは……。これがジェネレーションギャップ と言うヤツなのか!? それとも、別の理由が……」
 麗刃が渾身のボケをスルーされた事で、激しくショックを受けつつ、徘怪物をガン見した。
「それでも、麗ちゃんは負けないのだ! 例え、どんなにボケが受けなくても、ボケて、ボケて、ボケまくるのだああああああああああああああ!」
 次の瞬間、麗刃が【わたしのネタを聞け(ワタシノネタヲキケ)】を発動させ、ギャグを披露する事で徘怪物の行動速度を5分の1にした。
「な、なんだ、これは……。か、身体が……思うように……動か……ない!」
 その事に危機感を覚えた徘怪物が、必死に身体を動かそうとした。
 しかし、動かない。
 どんなに頑張っても、身体を動かす事が出来なかった。
「えーっと、こういう場合、なんていうのが正解なんだ? とりあえず、ここで終わりだ……で、いいか」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)がリミッターを解除し、スーパークラッシャー(サイコキャノン)を構え、捨て身の鎧無視2回攻撃を仕掛け、徘怪物を撃ち抜いた。
「こんな状態でなければ、お前を血祭りにあげていたところだがな」
 それと同時に、徘怪物が禍々しいオーラを漂わせ、残像を繰り出しながら、ギリギリのところで致命傷を避けた。
「それじゃ、やってもらおうか。俺は逃げも隠れもしない。……と言うか、そこまでするのが、面倒だ。お互い、暇じゃないだろ?」
 啓太郎が【バトル・インテリジェンス】でAI搭載型戦術ドローンを召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上させ、再びスーパークラッシャーを構え、捨て身の鎧無視2回攻撃を繰り出した。
「確かに……、それは一理ある。さっきよりも体が動くようになったしな」
 徘怪物が激痛耐性でダメージを軽減しながら、不気味な笑い声を響かせた。
「イクラ身体ガ動クヨウニナッテモ、いんぷ達ニハ勝テナイにゃ!」
 それに合わせて、インプレッサターボ・フォレストハリアー(ワールドラリーエクスペリメンタル・f44230)が電撃を付与した呪殺弾を放って、徘怪物を牽制した。
「クククッ、果たして、そうかな? 我は個であり、集……。例え、個の我を倒したところで、集の我を倒す事は出来ないぞ!」
 徘怪物がインプレッサターボに警告しながら、禍々しいオーラを漂わせた。
「エーット、何ヲ言ッテイルノカ、ヨク分カラナイにゃ。トリアエズ、トッテモシブトイゾッテ事カにゃ」
 インプレッサターボが、頭の上にハテナマークを浮かべた。
「だったら、分からせてやるっ! 我等の恐ろしさを!」
 次の瞬間、徘怪物が一気に間合いを詰め、破壊属性の触手による超高速かつ大威力の一撃を放った。
「……ト言ウカ、全然怖クナイにゃ」
 それに合わせて、インプレッサターボが【デッドヒートキャリバー】を発動させ、黒炎】を纏って15200km/hで疾走する事で、徘怪物の攻撃を回避した。
「どうやら、思い通りにいかなかったようね。でも、別に弱かったからじゃない。相手が悪かっただけよ」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、徘怪物に対して言い放った。
「相手が……悪かったか。ああ、その通りだ。間違いなく、相手が悪かった。ただし、それは我でなく、お前達に対して、だが……」
 徘怪物が催眠術をかけながら、バジルの身体に毒を流し込んだ。
「まさか、私に毒を流し込むなんて……。せめて、事前に調査をしておくべきだったかも。残念だけど、私に毒は効かないから……。本当なら毒で苦しむ演技くらいしておくべきだったかも知れないけど、こんな、ありがちな毒で苦しむのも、滑稽だから……。ところで、この世で最も強力な毒は、何だかわかる?」
 バジルが徘怪物に問いかけながら、【謎を喰らう触手の群れ】を発動させ、絡みつく紫の触手のかたまりを召喚し、謎を喰らう触手を飛ばし、強力な毒を流し込んだ。
「うぐ……、ぐぐぐ! これが答えか。答えなのか。我の我が、毒で死んでいくっ!」
 徘怪物が激しく身体を震わせ、どす黒い血を吐いた。
「我の中の我……って。中二病全開だな、おい。……と言うか、自分に酔い過ぎじゃないのかい?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)がドン引きした様子で、生暖かい視線を送った。
「我の中の我が、たぎっている! 身体が熱いっ! 燃えるように、熱いっ!」
 徘怪物が興奮した様子で、炎のブレスを吐いた。
「……って、本当に燃えているし!」
 多喜がリミッターを解除し、自らの封印を解くと、炎のブレスを見切って、カウンターを繰り出し、衝撃波で範囲攻撃を仕掛けた。
「ククククク、カカカッ! 効かぬ、効かぬ、効かぬゥ! さあ、我の世界に誘ってやろう」
 徘怪物が不気味な笑い声を響かせ、奇怪属性の触手を放って、多喜を自分の棲家に転移しようとした。
「いや、意味が分からないから! それに我の世界って!」
 その事に危機感を覚えた多喜が窮地の閃きで、奇怪属性の触手を見切り、第六感を駆使して地形を利用し、ダッシュで徘怪物と距離を取った。
「何故、拒む! 我の世界はいいぞ、最高だっ! 汚物と死骸にまみれた理想郷だ! さあ、来い、来い、来いっ!」
 徘怪物が壊れた人形のように、カクカクと動いた。
「それって、絶対に理想郷じゃないにゃ! ただのゴミ溜めにゃ」
 アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がドン引きした様子で、全身に鳥肌を立たせた。
「何も怖がることはない。ただ、身を委ねればいいのだから……。さあ、心を開け! 己自身を解放しろ。そうすれば、未来への道が開けるぞ!」
 徘怪物が融解属性の触手が召喚し、連続コンボを繰り出し、アイクルの生命力と魔力を吸収した。
「……って、ドサクサに紛れて、何をするにゃああああああああああああああ!」
 アイクルがムッとした様子で、【超びったんびったん(チョウビッタンビッタン)】を発動させ、グラップル+ぶん回し+怪力の技能レベルを1620に変更した後、捨て身の不意打ちを仕掛けた。
「ここはワタシに任せるっす。見るからに美味しそうっすから、がっつり戴くっすよ」
 そんな中、飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、徘怪物の品定めをし始めた。
「ちょっと、待て。待て、待て、待て! まさか、我を食うのか? ……喰らってしまうのか?」
 その事に危機感を覚えた徘怪物が、必要以上に距離を取った。
「もちろん……、食べるっすよ? でも、何も怖がることはないっす。なるべく痛みを感じないように、頭からガブリといくっすから」
 杏子が物凄くイイ笑顔を浮かべながら、少しずつ距離を縮めていった。
「く、来るなっ! 我は……我らは、お前を拒絶する!」
 徘怪物がビクッと身体を震わせながら、破壊属性の触手による超高速かつ大威力の一撃を、杏子に放った。
「大丈夫、怖くないっすよ!」
 それと同時に、杏子が自らの欲望を解放すると、【フードファイト・食道楽モード(フードファイト・グルメモード)】を発動させ、かつて喰らったオブリビオンの魂を纏い、2倍ダメージ・2回攻撃・自動反撃を有した食道楽オーラを漂わせ、徘怪物を捕食した。
「怖い、怖い、怖いっ!」
 だが、徘怪物は、ドン引き。
 杏子に食われた左肩を庇いながら、逃げるようにして距離を取った。
「逃がしませんよ、絶対に……!」
 その間に、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が徘怪物の背後に回り込み、オーラ防御を展開しながら、誘導弾を乱れ撃った。
「ええい、ふざけた真似を! 我は恐れぬ! 何事に対しても!」
 徘怪物が禍々しいオーラを漂わせ、リミッターを解除し、限界を突破した後、自らの肉体に改造を施して変異させた。
「何も、ふざけていません。ここで決着をつけたいだけですから……」
 次の瞬間、シホが【祓符】魔を討ち祓う聖なる護符(フツフ・マヲウチハラウセイナルゴフ)を発動させ、救いたい、救われて欲しいという願いを籠めた破邪の護符による一撃で、肉体を傷つけず、徘怪物の悪しき力のみを攻撃した。
「うぐ、ぐぐぐ……、我の中の我が……消えていく……」
 その一撃を食らった徘怪物が、苦しそうに呻き声を上げた。
「そもそも、あなたの中に『何が』いたのですか? 私には、最初から一人にしか見えませんが……」
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、徘怪物に対して問いかけた。
「お前には、分からないのか? ……だろうな。我の事を理解できるのは、我等のみ」
 徘怪物が何かを悟った様子で、影華にボソリと呟いた。
「ええ、分かりません。ただ、邪悪な『何か』が薄れた事だけは分かります。それが何なのか分かりませんが、完全に邪悪な気配が消えたわけではないようですね」
 影華が落ち着いた様子で、リミッターを解除し、自らの限界を突破した後、肉体改造を施しながら、黒燐蟲の群れを操って、徘怪物に範囲攻撃を仕掛け、連続コンボを繰り出した。
「お、お前も、我を喰う気か!? や、やめろ! 我は美味くない」
 徘怪物が悲鳴にも似た叫び声を上げ、黒燐蟲の群れを振り払った。
 だが、黒燐蟲の群れは徘怪物に纏わりつき、バリバリと音を立てて貪った。
「ん、んんん……あらぁ? ひょっとして、また眠ってしまったのでしょうかぁ? しかも、何やら大変な事にぃ~」
 そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)がハッと目を覚まし、徘怪物に視線を送った。
「分かっているなら、助けろ……」
 徘怪物は黒燐蟲の群れに喰われて、ズタボロになっており、身体のあちこちから血が流れていた。
 それでも、何とか立っているものの、身体の大半が喰われてしまったため、元の姿よりだいぶ小さく見えた。
「そんな事を言われましてもぉ~、状況が全く分からないのでぇ~」
 眠斗が困った様子で、徘怪物の言葉を受け流した。
「ええい、こうなったら……!」
 徘怪物が半ばヤケになりつつ、融解属性の触手で鋭い突きを放ってきた。
「んん、ふわあ……」
 それと同時に、眠斗の【ゲリラ豪雨(枕)(ゲリラゴウウトコロニヨリマクラ)】が発動し、枕の雨が降り注いで徘怪物にダメージと睡眠不足の状態異常を与えた。
「うう……、ただでさえ、全身が痛いのに……眠気まで……」
 その影響を受けた徘怪物が、激しく身体をフラつかせた。
「そろそろ状況を理解したか? ……君は終わりだ。どんなに足掻いても、私達を倒せない」
 ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)がキャバリア『パロメデス』に搭乗したまま、徘怪物に対して現実を突きつけた。
「お、終わりなモノか。これからが、本番だ。……我は進化した。色々なモノを失って、ワンランク上の存在に……」
 徘怪物がイラついた様子で、奇怪属性の触手を放ち、ベルトを本人の棲家に転移させようとした。
「つまり、中二病は卒業って訳か。だからと言って、これは何だ?」
 ベルトがリミッターを解除して、窮地の閃きで空中に飛び上がり、バリア突撃でカウンターを仕掛けて、徘怪物を串刺しにした。
「ば、馬鹿なっ! あの一瞬で……がはっ!」
 その一撃を食らった徘怪物が、血反吐を吐いて膝をついた。
「……往生際が悪いですよ。この状況で、あなたに勝ち目はありません。それでも戦うのであれば、僕も容赦はしませんが……」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、徘怪物に対して警告した。
「さっきから似たような事ばかり言っているようだが、本当は怖いんじゃないのか、この我を! だったら、ここから、去れ! 消え去ってしまえ!」
 徘怪物が呪詛混じりの言葉を吐きながら、奇怪属性の触手を放ち、今度はシンを本人の棲家に転移させようとした。
「それは、お断りします。そもそも、あなたの命令に従う義理はありません」
 即座に、シンが【魔法鹵獲術】を発動させ、徘怪物のユーベルコードを魔導書に呪文として記録した。
「お、お前……、何をした……」
 それを目の当たりにした徘怪物が、警戒した様子で間合いを取った。
「いまさら、そんな事をしても、手遅れですよ。それでは、汚物と死骸にまみれた理想郷に帰ってもらいましょうか」
 次の瞬間、シンが魔導書から奇怪属性の触手を放ち、徘怪物を汚物と死骸にまみれた棲家に帰すのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年04月03日


挿絵イラスト