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【サポート優先】ワニ解放戦線・水辺の格闘技

作者：ナイン高橋

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これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです（通常参加者を採用する場合もあります）。

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●獣人戦線　アフリカ　とある"ワニ獣人たちの隠れ里"
「ワーニッニッニッ！甘い、甘いワニ！」
「ぐわーにっ！」
　ここはとあるワニ獣人たちの隠れ里。
　今、この里では格闘技が大ブーム！
　暮らしているワニ獣人たちはこぞって己の肉体と技を披露していた。
「ワーニッニッニッ！我こそがワニ隠れ里最強のワニ！ワーニゲーター！次の相手は誰だワニー！？」
　そして彼こそがこのワニ獣人の若い衆のリーダー、ワーニゲーターであった。

●グリモアベース
「というわけで、イキってるワーニゲーターに格の違いを見せつけてあげてください」
　朝倉・くしな（鬼道羅刹僧・f06448）が説明を開始する。
　獣人戦線には、まだ猟兵に覚醒していない種族がいる。
　ワニ獣人もそのひとつだ。
　しかし、完全に覚醒していなくともユーベルコードは使える者もいたりするようで、ワーニゲーターもそのひとりだ。
　若い彼はその力もあってかなり調子づいているようだ。
　実際、腕っぷしも強く豪快な性格なワーニゲーターは若いワニ衆の中心人物となっている。
「このまま猟兵に覚醒できればよかったのですが、どうやらそういうわけにはいかないようです」
　もしかしたらこのまま研鑽を積んでいけば、ワーニゲーターもいずれは猟兵に覚醒できたかもしれない。
　だがその前に、このワニの里にオブリビオンがやってくることが予知されてしまった。
　しかもこのままだとワーニゲーターは己のまだ未完成のユーベルコードを用いて迎撃に出て……残念ながら殺されてしまうのだ。
「そうならないようにするために、皆さんにお願いします」
　まずはワニの里で開催されている格闘技ブームに乗っかって、ワーニゲーターとぶつかり合って欲しい！
　ワーニゲーターは里の中では圧倒的な勝率を誇っており、敵なし状態だ。
　そんな彼に話を聞かせるには、まずは腕っぷしを見せつけてやるのが重要だろう。
　例え勝利できなくても、拮抗した実力を示せれば十分である。
「格闘技でワーニゲーターさんと戦って勝てば、割と単純思考な彼は猟兵を認めて一緒に戦ってくれるようになります」
　オブリビオンにたった一人で挑みにいくような無謀なこともしなくなるはずだ。
「そしてオブリビオンが来たら、ワーニゲーターさんと一緒に迎撃してください」
　オブリビオンの出現位置や襲撃場所は先回りできないようだ。
　しかしワーニゲーターを説得できていれば話は違う。
　真正面から迎撃にいける。
　そして実力を示した猟兵にワーニゲーターはきちんと従ってくれるだろう。
「幻朧帝国はのエージェントが暗躍しているようです。これを解決できるのは猟兵だけ。皆さんよろしくお願いします」
　そしてくしなは背景をワニの里へと変えるのだった。

第1章 日常 『格闘を楽しもう！』

POW   :    パワーで押し切る！血湧き肉躍る戦いを。 SPD   :    スピードで翻弄！目にも止まらぬ高速の応酬を。 WIZ   :    テクニックで華麗に！積み重ねた技術を見せつけよう。 👑5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●
「鰐の獣人とは、確かに珍しいですねぇ」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）はワニの里に来ると周りを見回す。
　ここはワニの里。
　猟兵として覚醒している獣人種族よりも人数が少ないが、それに準ずるくらいは人数がいる。
　そしてそれだけの獣人がいれば、彼らの中にもユーベルコードに覚醒するものもいた。
「ワーニッニッニッ！我こそがワニ隠れ里最強のワニ！ワーニゲーター！次の相手は誰だワニー！？」
　そんなワニの里に響く自信満々の声。
「あれがワーニゲーターさんですかぁ」
　彼はこの里の期待の若者。
　腕っぷし自慢のワーニゲーター君である。
　彼は猟兵には覚醒していないものの、ユーベルコードは使用できる程度には才能があった。
　だが、それ故におごりがあった。
　このままでは襲撃してくるオブリビオンに一人で挑み、簡単に殺されてしまう。
　それを防ぐには、まずはその長くなってしまった鼻を、本物の猟兵パワーでへし折ってやるしかない。
「それでは、お相手致しますぅ」
　そんなわけでるこるは格闘技に飛び入り参加。
　ワニ獣人たちは格闘技ブームが起こっているので、他所からの参加者なんて来たら大歓迎だ。
「ワーニッニッニッ！ワーニゲーター様が相手してやるワニ！」
　ワーニゲーターも新たな挑戦者にやる気満々だ。
　しかしその前にるこるはユーベルコードを発動しておく。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、豊潤なる才腕の結実よ、私の元へ。奘珤（チチガミサマノカゴ・フニョウタルマドウグ）」
　【装備者の『身体的発育』を促す『疑似祭器』】製の【勾玉飾りがついた、様々な武具やアクセサリ】を創造する。
　これを装備した者は、創造時に選択した技能1つを100レベルで使用できるのだ。。
「｜『剣術』の経験は有ります《ジョブチェンジ前のサブが『剣豪』》が、素手の格闘は、その過程で取得した程度ですからねぇ」
　これによってグラップルが技能100レベルになったのだ。
「なにをしたのか知らねぇが、小細工なんざこのワーニゲーター様には効かないワニー！」
　才能はあるものの若さゆえに経験の少ないワーニゲーターはそんなるこるの行動に特に警戒せずにつっこんでくる。
「てぇい」
　『守りからのカウンター主体』の戦法をとるるこるにはそれは分かりやすい相手であった。
「なぁにぃ、ワニーっ！？」
　攻撃を反らし、手刀で弾き、合気系の投げ技で放り飛ばす。
　パワーのあるワーニゲーターだが、その力を体よく利用しふっとばしていく。
「ワニニィ！？な、ならばワニ肌ぁ！」
　ワーニゲーターはこれは溜まらんと防御を固めて来る。
「えぇとぉ、それではぁ、こうでしょうかぁ？」
　それをるこるは胸元を少しチラ。
「ワニィっ！？」
　激しい動きでめっちゃ揺れ捲って存在感をアピールしまくっていた胸に思わず視線を誘導されまくったワーニゲーターは能力を解除してしまった。
「えい、隙あり、ですぅ」
　そこをぼこりとされ、ワーニゲーターは敗北。
　るこるは勝利するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「妾的には、ワニ獣人ってコブラ獣人たちの次ぐらいには親近感がある！」
　下半身が蛇のキマイラ、御形・菘（邪神様のお通りだ・f12350）はそう大声を出す。
　爬虫類タイプの獣人には何処か同じようなものを感じるのだ。
　因みにワニ用の日向ぼっこゾーンだとか、水辺だとかが用意されている。
　どうやらワニ獣人の里ならではのものもあるようだ。
「前途有望な者たちを助けてやりたいし、イイ感じにイキってるなら世界の頂点、神の領域とゆーのを見せてやらんとなあ？」
　そんな菘の目的は、格闘技で調子に乗りまくっている新人ワニ獣人を叩きのめすことである。
　この里でもうちょっとで猟兵に覚醒出来る程に才能のある新人、ワーニゲーターくん。
　彼は里の中では最強。腕っぷし自慢。
　しかしそれ故におごりがあり、予知されたオブリビオンの襲撃の際に、相手の力量を見誤り、ひとりで突撃。死んでしまうのだ。
　それを防ぐには真に、猟兵という存在の力を示すしかない！
「てなわけでやる事はひたすらにシンプル！　真っ向勝負でド派手にバトる！」
「ワーニッニッニッ！我こそがワニ隠れ里最強のワニ！ワーニゲーター！次の相手は誰だワニー！？」
　そんなワニの里に響く自信満々の声。
　さっき負けた気がするけど、そんなのただのまぐれだし！ちょっと色香に負けただけだし！みたいに己に言い聞かせているワーニゲーターくんだ。
「はーっはっはっは！　妾、推っ参！」
　菘はどたん、と水辺の格闘技場に飛び込む。
「ワニニ……いや、今度は負けないワニ！」
「んん？？？今、何か変なところを見て判断しなかったか？」
　ワーニゲーターは菘の姿を確認して今度こそはやられないと気合を入れていた。
「まあいい。さあ、好きなだけブチ込んでくるがよい！」
　そして菘はワーニゲーターに対して、両手を広げてウェルカムスタイル。
「ワ、ワニィ！？」
　そう、敢えて攻撃を受ける。
　受け止める。防御は不要、攻撃はあえて受けて気合いで耐える。
　その上で、反撃する。
　そのプロレススタイルこそが菘の、配信映えする戦法なのだ！
「はーはっはっは！　ただ強いだけではまだ二流だぞ！」
「ワ、ワニィ……」
　今までこんな相手はいなかったのだろう。気おされるワーニゲーター。
　しかし外の世界に出ればこんな相手もいなくもないのだ。
「ワニィ！」
　ワーニゲーターは覚悟を決めると殴りかかる！
　しかし何処か腰の引けた攻撃は、菘には全く通用しない！
「はっはっは、実は示してやるのは孤高の強者には学習できんことだ。観客を味方にする立ち回り、圧倒的な強者へと挑む勇気とかを体験させてやるぞ！」
　そっと呟いた菘は、攻撃してきたワーニゲーターを左腕で殴る！
「ワニィ！？」
　そのまま尾で薙ぎ、態勢を崩してから、締めて、頭突きを入れる！
「はっはっは、妾は全身すべてが武器！たっぷりと堪能させてやろう！」
「ワニィ！？」
　派手に闘って菘は観客も盛り上げながらワーニゲーターに教えを示すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「……多分必要なのは好敵手、できるかどうかはわからないけど力士目指してる身として頑張ってみるっす！」
　押出・ハリマ（気は優しくて力持ち・f44111）。
　彼は灼滅者でありながら力士でもある！
　格闘技ブームに乗っかるには適任の存在だった。
『ワーニッニッニッ！！次の相手は誰ワニー！？』
　既に何度か負けたけど、負けたけど、それでもめげないワーニゲーター。
　さっき負けた気がするけど、そんなのただのまぐれだし！ちょっと色香に負けただけだし！みたいなことを思っていた。
「まずは挨拶、ワーニゲーターさんに勝負を申し込むっす」
『ワニィ！？今日は挑戦者が多いワニ』
「強いワニがいると聞いて確かめに来た旅の猟兵っすよ」
　獣人戦線では猟兵の存在も理解されており、ワーニゲーターはオレの強さが、猟兵にまで響いている！！！と調子に乗っていた。
（対戦格闘技……希望は相撲なんすけど他でも大体は……武器アリでさえなければ……六六六人衆とか命の取り合いは流石にきつかったし）
　流石にこっちから勝負を挑みにいっているので相撲というわけにはいかないが、今回のルールはあくまで格闘技。
　武器などは使用しない肉体同士のぶつかりあいである。
「格闘技なのにビームとかは技で勝てないと言ってるようなものっすよね」
『ワーニッニッニッ！言ってくるワニ！』
　そしてちょっと煽ってら簡単に真っ向勝負に乗ってきた。
　煽り耐性も低いようである。
「では、はっけよーい！」
『ワニーッ！』
「のこったー！！！」
　そしてハリマとワーニゲーターは男と男のぶつかりあい。
　純粋にパワーと体力勝負の真っ向からのぶちまかしで当たる。
「ふんぬっ！」
『ワニィ！！』
　流石にワニ獣人はパワーが違う。
　が、そこはハリマも力士である。
「よいしょーっ！」
『ワニィ！？』
　上手く掴んで怪力と体重移動で投げ飛ばしてしまった。
「いやぁ、お強いっすね。いい勝負でした！」

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「ふーん。イキってるワニ獣人の若者ね」
　依頼の説明を聞く段階ではヴィルジニア・ルクスリア（甘やかな毒・f36395）は気だるい様子で聞いていた。
　今回の依頼は、まだ猟兵に覚醒していない獣人の若者を救うことだ。
　半覚醒くらいしているワニ獣人のワーニゲーターはこのワニの里で腕っぷし自慢で、天狗になっている。
　しかし、実際にオブリビオンの襲撃が起きると自分の力を過信したワーニゲーターは単独で出撃し……そしてその命を散らしてしまうのだ。
「そのために、まずはお灸を据えろ、ね……まあわからなくはない話ね」
　ヴィルジニアは依頼の話には一定の納得をした。
　それに無意味に将来有望な若者が死んでしまうのもよくはない。
　猟兵が介入することでそれを助けられるのであれば、手を貸すのもやぶさかではないのだ。
「でもだからって、｜私《神秘特化型サキュバス》が格闘技で対決するのはちょっと違くない！？」
『ワニニニ！！次こそ負けないワニーッ！！！』
　イキってるワニ獣人ことワーニゲーターくんは格闘技ブームでのし上がったPOWタイプ！
　彼を実力で下すのであれば、相手の土俵に入ってのすしかないのだ！
　なお既に３回程猟兵に倒されたワーニゲーターくんは見た目で油断したりはしないように頑張っている。
　一度色香にも負けたっぽいので心が決まっていてそういう方向性も難しいかもしれない。
「無理でしょっ！？」
　素早い身のこなしでなんとか捕まらないように逃れ続けているヴィルジニアだが、狭い格闘技場の上ではそれも長くは続かない。
『ワーニッニッニッ！追い詰めたワニよ！』
「くっ……」
　土俵際に追い込まれたヴィルジニアは両手を広げて逃さないようにしてくるワーニゲーターに苦々しい顔を向ける。
　ワニ獣人は結構身体が大きいらしく、ヴィルジニアから見ればとても高い壁に見える。
『これでとどめワニー！！』
　そんな壁がいっきに迫ってきた！
「まあ、演技なんだけど……変換」
　その瞬間、ヴィルジニアはユーベルコードによって己の肉体を稲妻のスピリットスネークへと変換する。
　電撃となった彼女は物理攻撃無効状態で瞬間移動。
　ワーニゲーターの背後に現れる。
「雷精蛇霊（ライトニングスピリットスネーク）。パフュームリリスのなごりね」
『ワニッ！？』
　ヴィルジニアを見失った無防備な背中をドン！と蹴り飛ばし場外に放り出すのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「あーうーん……わかるよー。環境がぬるくてイキっちゃう感じね。ゲームでもある時はあるよね」
　印旛院・ラビニア（エタらない人（仮）・f42058）は何かを思いだしながらうんうんと頷いていた。
　今回の依頼は、猟兵に覚醒しそうな素質のあるワニ獣人を救う依頼だ。
　しかしこのワニ獣人。ワーニゲーター君は、ワニ獣人の里で一番の腕前を持っており、かなり調子に乗っている。
　それでもこのまま鍛錬を続けて猟兵に覚醒してくれればよかったのだが……。
　実はすぐにオブリビオンの襲撃があるのだ。
　調子に乗ったままのワーニゲーター君は、相手の力量など計れずにオブリビオンへ攻撃を仕掛けて……反撃で死んでしまうのだ。
「その前に一発、殴って上には上がいるっていうのを教えてあげるわけね」
　そしてやることになったのは、ワニ獣人の里で一大ブームを巻き起こしている格闘技！
『ワーニッニッニッ！！次こそ、ワーニゲーター様が勝利を飾るワニ！！』
　結構身体の大きなワーニゲーター君がイキっていた。
　何人かの猟兵に既に負けてる気がするが、そもそも性格的にもお調子者のようだ。
「掘り起こすよ。あの時遊んだゲームのデータ、あの時の持ちキャラ」
　そんなワーニゲーター君に勝利するため、ラビニアはユーベルコードをこっそり使用。
　【過去に遊んだゲームキャラ由来の技能】を、己にインストールしていく。
　そうだ！格ゲーだ！
「うぉおぉおおお！！！無限ハメコンボぉ！！！イキって大会でたらなにも出来ずに終わった経験をお前も積めぇぇぇ！！！！」
『ワニァアアアア！！！？？？？』
　

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「足ヲ轢キ潰スにゃ」
『ワニァアアアア！！？？？？』
　説明しよう！！！
　インプレッサターボ・フォレストハリアー（ワールドラリーエクスペリメンタル・f44230）はライドキャリバーである！
　かつてケルベロスディバイドに関連する世界でグンマーのご当地正統派アイドルを名乗っていたドワーフに付き従っていたライドキャリバー。
　戦後いろいろあって言語能力に目覚め、いろいろあって『ますたー』のもとを離れて異世界に辿り着いたのだ。
「キャリバースピンにゃ」
『ワニァアアアア！！？？？？』
　そんなインプレッサターボだが、自分の意思で単独活動できるようになっても、マスターの影響で人助けもすることになったのである。
　……ただ、その人助けもどこか抜けていることもある。
『自分ノ体ヲ【高速回転】さセる攻撃デ、近接範囲内ノ全員にダメージと【足止め】ノ状態異常ヲ与エルのにゃ』
『ワニァアアアア！！？？？？』
　という訳で、猟兵に半覚醒していて、一般獣人よりも強くなっていた若者。
　ワニ獣人のワーニゲーター君が、イキってオブリビオンに勝負を挑んで返り討ちにあう予知を防ぐため、インプレッサターボはワーニゲーター君をいじめていた。
　具体的には格闘技ブームに乗っかって勝負を挑み、そして場内全てにキャリバースピンで足の甲を踏み荒らしていた。
　大丈夫、見た目は多分、あの一般人にはこう見えるっていうアバター的なやつだった気がする。
　ぐるぐる回りながらめっちゃ踏まれてただけだと思う。
　でもニゲラレナイし、インプレッサターボの方が圧倒的にレベルが高いからワーニゲーター君はどうしようもなかった。
「コれデ、無意味ニ出撃すルようナ事ニは、なラなイにゃ。多分」
　きゅるきゅるっと回転を終えると、ワーニゲーター君がめっちゃ足を潰されてのされていたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

第2章 ボス戦 『ジェノサイドコマンダー』

POW   :    戦車隊、前へ！ 【様々な重火器】で武装した【今まで虐殺してきた獣人兵】の幽霊をレベル×5体乗せた【戦車隊】を召喚する。 SPD   :    銃殺隊、構え！ 【銃殺隊によるライフルの一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。 WIZ   :    砲兵隊、撃て！ レベル秒間、毎秒1回づつ、着弾地点から半径1ｍ以内の全てを消滅させる【野戦砲による榴弾や毒ガス弾などの砲撃支援】を放つ。発動後は中止不能。 イラスト：もりさわともひろ 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●
「ワニニニ……まさか猟兵パイセンたちが来るなんて思ってもいなかったワニ……」
　得意の格闘技で散々ボコボコにされたワーニゲーター君はなんやかんやあって猟兵たちのことをパイセンとして尊敬。
　敬意をもって接するようになっていた。

　しかしそんなワニ獣人の里に、オブリビオンがやってくる！！！

『ククク。ここがワニ獣人の里……いい逢魔が辻が作れそうではないか！』
　やってくるのは幻朧帝国のエージェント、『ジェノサイドコマンダー』である。
　彼女はワニ獣人の里に影朧兵器「逢魔弾道弾」を設置し、それを爆破させる事で、街全てを「逢魔が辻」……オブリビオン溢れる異形の里に変えようとしているのだ。

　当然そんな事を許す訳にはいかない。

　里に入られる前にワーニゲーター君と共に迎撃に出るのだ！

　なお、猟兵が介入しなかった場合はワーニゲーター君ひとりで飛び出て、そのまま倒されてしまった相手である。
　だが猟兵にボコボコにされたワーニゲーター君はちゃんと皆の言う事をしっかり聞くし、サポートに徹してくれるぞ！

　ワーニゲーター君と協力して挑むのだ！！

　頼んだぞ、イェーガー！

・ワーニゲーターくんのユーベルコード
※ワーニゲーターくんは、猟兵には覚醒していませんが、多少はユーベルコードを使え、援護してくれます。

ワニ肌ぁ！
・全身を【超防御モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。

ワニビーム！
自身の【口の中】から極大威力の【巨大ビーム】を放つ。使用後は【オーバーヒート】状態となり、一定時間行動できない。


●
「轢かれてた足大丈夫っすか……？後でお医者さんに診てもらった方がいいかもっす」
「ワーニッニッニッ！！これ位は我には平気ワニ！！猟兵パイセン！！」
　押出・ハリマ（気は優しくて力持ち・f44111）はボコボコにされたワーニゲーター君に心配そうに声をかけていた。
　常に万全の状態で戦えるとは限らないけどできるだけ万全にしておくのは基本、とちょっと先輩風吹かせていた。
　ただ恐らく、猟兵の誰かのユーベルコードなんかで回復していたと思われる。うん、これから来るサポートプレイングでそういうのあったら書くのでそういうことにする。
　なので大丈夫なのだ。
「まあまずはあのコマンダーを倒さなきゃっすね！」
「ワーニッニッニッ！！お供するワニ！」
　そんな訳でハリマも納得すると、来たオブリビオンに集中する。
『ククク。ここがワニ獣人の里……いい逢魔が辻が作れそうではないか！』
　やってくるのは幻朧帝国のエージェント、『ジェノサイドコマンダー』である。
　彼女はワニ獣人の里に影朧兵器「逢魔弾道弾」を設置し、それを爆破させる事で、街全てを「逢魔が辻」……オブリビオン溢れる異形の里に変えようとしているのだ。
　当然そんな事を許す訳にはいかない。
『ククク。邪魔をするなら容赦はしないぞ！いけぇ！戦車隊、前へ！』
　オブリビオンはハリマたちに気付くとユーベルコードを発動。
　【様々な重火器】で武装した【今まで虐殺してきた獣人兵】の幽霊を複数乗せた【戦車隊】を召喚する。
「戦車隊に獣人兵の幽霊……どう見ても遠距離攻撃中心の相手、まずは近づかなければ。頼みがあるっす！」
「分かったワニ！ワニ肌ぁ！」
　ハリマはワーニゲーター君にユーベルコードの使用を依頼。
　ワーニゲーター君は無敵のワニ肌を使用し、ほとんどすべての攻撃を無力化できるようになる。
「ワーニッニッニッ。このユーベルコードは無敵化するワニが、使っている間は自分で動けないワニ」
「なので、オレが運ぶっす！」
　ハリマは無敵状態のワーニゲーター君を担ぐと盾にしながら一気に突っ込む！
　銃弾や砲撃が飛んでくるが、ワーニゲーター君をぶん回して弾き飛ばしまくる。
「ワニィィ！？大迫力ワニィィ！！？？」
「ちょっとの辛抱っすっ！」
　狙いは戦車、破魔の力纏わせた張り手で獣人兵を蹴散らし接近すればユーベルコードを発動する。
「一気に決める！！」
　気合の張り手（オオヅツ）。
　超至近距離から戦車に百倍威力の【雷気纏う宿儺の張り手】を叩き込む！
『な、なにぃっ！？』
　飛んでいくのは指揮官の方。
　ジェノサイドコマンダーはまさかの規格外パワーに大きくダメージを受けるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「『逢魔弾道弾』です？」
　夢ヶ枝・るこる（豊饒の使徒・夢・f10980）は久々に聞いたその名に反応する。
　逢魔弾道弾と言えば、サクラミラージュでも使われていた影朧兵器である。
　影朧の大量発生や周辺地域の変異現象などが起こる『逢魔が辻』を人為的に発生させられるのだ。
　通常の兵士などでは対応しきれない程の影朧の出現や、一定条件の無敵化などが起きるため、ここで止められるのは大きい。
「まずは対処ですねぇ」
『ククク。邪魔をするなら容赦はしないぞ！』
　ということでるこるは逢魔弾道弾を使おうとしているオブリビオンへと戦いを挑む。
　敵は幻朧帝国のエージェント、『ジェノサイドコマンダー』。
　死霊を使い、兵士として操る指揮官タイプのオブリビオンだ。
『いけぇ！戦車隊、前へ！』
　ジェノサイドコマンダーはるこると見かけるとユーベルコードを発動。
　【様々な重火器】で武装した【今まで虐殺してきた獣人兵】の幽霊を複数乗せた【戦車隊】を召喚する。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その収穫の理をここに。暜噄（チチガミサマノカゴ・カイシキノイコウ）」
　対するるこるもユーベルコードを発動。
　戦場の【物理＆科学属性・時間＆空間属性・指定した】属性を吸収して【自身の全能力を吸収量に比例して強化可能な】状態に変える。
　この際、指定する属性は『霊属性』や『空間属性』。
『むっ！？なにっ！？』
「死霊使いの方のユーベルコードは霊属性でしょうし、召喚もある種の空間属性であれば吸収できるかとぉ」
　相手の召喚した戦車隊からごっそりとエネルギーを吸収していくるこる。
　その力をバリアに変換することで、相手の砲撃を受け止めて見せる。
『ぐっ！弱体化の上に強化だとっ！？ええい、ひるむな、撃て撃てー！』
「こちらも砲撃船ですぅ。ワーニゲーターさんもお願いしますぅ」
「ワニー！任せるワニ！ワニビーム！！」
「魔力弾に換装して……一斉発射ですぅ」
　るこるは吸収したエネルギーは防御にも攻撃にも利用して完全に自分有利な状況を作り出すとそのままごり押しの射撃戦に持ち込む。
　ワーニゲーター君と共に相手陣営にダメージを与えるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「｜荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》でござまいます」
　よし来たー！
　回復系ユーベルコードを指定して持ってきてくれたサポートプレイングにアラタマ・ミコト（極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935）が来てくれた。
　これで既に採用しているリプレイの事情は満たせられる。
「ふーん。そういうことなら僕もいけるかな」
　更にクールな様子の眼鏡の少年、筒石・トオル（多重人格者のマジックナイト・f04677）も参戦してくれた。
「此度は妖討伐の任を受け馳せ参じてございます」
『ククク。ここがワニ獣人の里……いい逢魔が辻が作れそうではないか！』
　今回戦う相手はジェノサイドコマンダー。
　幻朧帝国のエージェントである。
　敵の狙いはワニ獣人の里に影朧兵器「逢魔弾道弾」を設置し、それを爆破させる事で、街全てを「逢魔が辻」……オブリビオン溢れる異形の里に変えようとしている。
「ワーニッニッニッ！そんなこと、許さないワニ！パイセン、よろしくお願いするワニ！！」
　そして猟兵に半覚醒状態っぽくなっているワニ獣人の里の若者、ワーニゲーター君が一緒に戦ってくれるぞ！
「もふもふ……ではないんだね。まあ仕事はするけど」
　トオルはワニ獣人の里の獣人がもふもふじゃないのに若干残念そうにしながらも、それでも誰かを護るためならばと戦いに集中する。
『砲兵隊、撃て！』
　敵、ジェノサイドコマンダーは死霊使い。
　霊を自分の用意した人形に憑依させ、それらを軍隊として活用している。
　彼女は早速、野戦砲による榴弾や毒ガス弾などの砲撃支援を使って攻撃を仕掛けて来た。
「パ、パイセン！あの砲撃は凄いワニ！どうするワニ！？」
「ならば、極楽浄土より持ち帰りし法具の力を開放いたします」
　アラタマはそこでユーベルコードを発動する。
「極楽の香気でございまする」
　既に戦っていて傷ついていたワーニゲーター君を完全治療！
「それなら僕もサポートしよう」
　更にトオルもユーベルコードを発動。
　眼鏡を外すと、その両目に双つの反する瞳（フタツノハンスルヒトミ）の力を宿す。
「金が出るか黒が出るか……その身をもって確かめるといい」
　視界内の敵には金の瞳の光によるダメージを。
　味方には黒の瞳による治療を与え続ける。
「おおお！！これならいけるワニーッ！！」
　調子に乗ったワーニゲーター君は己の身体の頑丈さに任せて被弾覚悟で砲撃の中を突き進む。
　そしてダメージを受け過ぎる前にアラタマが再び回復する。
「これならいけるワニーっ！」
「活路は切り開きませたでございましょうか？」
　なお、アラタマのユーベルコードは治療された対象は【極楽の蓮の花】に汚染され、レベル分間、理性無き【天上界の獣】と化すのである。
「治療効果で遅らせておいたけどこれ以上は無理かな」
「ワーニィィィィイ！！！！！」
『ぬおっ！？なんだこの化け物は！？』
　なんやかんやワーニゲーター君が暴れてダメージを与えるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●
「はっはっは、お主らのナイスな作戦のミスはただ一点、妾がこの場に居合わせてしまったことよ」
　御形・菘（邪神様のお通りだ・f12350）は高笑いを上げながらオブリビオンへと口上を述べる。
「つまり！　ワニ獣人の里を狙った一番最初の時点から無理筋だったわけだ！」
「ワーニッニッニッ！猟兵パイセンの言うとおりワニ！」
　ワニ獣人の里の若者、ワーニゲーター君も一緒になって仰け反る。
『ふんっ、猟兵が来ようと変わりはしない。このまま押し進むまでよ！ゆけ、戦車隊、前へ！』
　オブリビオンのジェノサイドコマンダーは死霊を宿らせた戦車隊を前に出してくる。
　今まで虐殺してきた獣人兵の恨みや魂がその猛威を振るう。
「はーはっはっは！　戦車隊程度でどうにかなるとか思われたら困る！」
　菘はここでユーベルコードを発動。
「はーっはっはっは！　妾だけを刮目して見よ！」
　パチン！
　右手を上げ、指を鳴らしと、どこからともなく響き渡るファンファーレと共に戦車隊が燃え盛る！
「さあ全部まとめて盛大に燃え上がるがよい！」
『くっ、怯むな！撃てーっ！』
　炎に包まれた戦車隊は動揺するものの、ジェノサイドコマンダーの指令に従い砲撃を開始する。
　しかしその攻撃は、全て、必ず菘の元へと飛んでいく！
「見よ、この人だ（エッケ・ホモ）。この炎は妾から目を離したくないという情動を与えるのである」
　菘は敵の砲撃を左腕で防ぎながら、隣に控えるワーニゲーター君に声をかける。
「魅せるバトルの流れは自分で組み立てるべきだが、即実戦は荷が重かろう」
　配信者としても先輩である菘はワーニゲーター君にそう語り掛ける。
　因みにワーニゲーター君は別に配信者になるとは決まってない気がする。けどまあいいか！
「ワニ！」
「さあワーニゲーターよ、意識が妾へと逸れてるコマンダーに、お主の渾身のビームをカッコ良くブチ込んでやるがよい！」
「わかったワニ！ん～～ワニビーム！！！」
　そして場を整えてもらったワーニゲーター君は口からワニビームを発射！
　相手の戦車隊へと大ダメージを与えるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●
「次はオブリビオン退治ね。まあこっちの方が面倒が少なくて気楽ね」
　ヴィルジニア・ルクスリア（甘やかな毒・f36395）は戦闘の章にも参加してくれた。
「ワーニッニッニッ！猟兵パイセン！よろしくお願いしますワニ！」
　なお、ヴィルジニアに直接敗北したワーニゲーター君はすっかり舎弟みたいになっていた。
「……まあいいわ」
　その暑苦しさにちょっと何か言いたくなったヴィルジニアだが、特段邪魔しているわけでもないので気にしないことにした。
『銃殺隊、構え！』
　敵、ジェノサイドコマンダーは死霊使い。
　霊を自分の用意した人形に憑依させ、それらを軍隊として活用している。
　彼女は早速、銃殺隊によるライフルの一斉射撃による無差別攻撃を仕掛けようとしてきた。
「パ、パイセン！あの射撃は凄いワニ！どうするワニ！？」
「焦らせないで……銃撃が凄いなら、こうするのよ。……薫る」
　敵の攻撃を前にユーベルコードを発動する。
「虚脱の香気（フェロモン・クローク）」
『む？猟兵はどこだ！？』
　自身と武装を【心身を惑わし蝕むサキュバスのフェロモン】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする効果を持つユーベルコード。
　それによって的を定めさせないようにしたのだ。
「それだけじゃないわ」
　更にヴィルジニアは己が纏うフェロモンを敵の兵士にも飛ばす。
　それは心身を惑わし蝕むサキュバスのフェロモンである。
『ええーい！何処かにはいるはずだ！撃てーっ！！なっ！？同士撃ちだと！？撃ち方やめーっ！！』
　パフューム効果の乗ったフェロモンに惑わされた敵兵士たちは混乱したまま味方同士を撃ち合ってしまっていた。
　元々無差別攻撃を仕掛けるようなユーベルコードなのもあって効果は抜群だったのだ。
「おお。すごいワニ」
「まあ壁役としてはよくやったんじゃない？」
　なお、ワーニゲーター君はワニ肌で無敵状態になって流れ弾がヴィルジニアに来ないように身体を張ったのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「ちっ、見て見ぬふりも、ばつが悪い。オレも参加してやるか」
　迅瀬・ナクタ（闇を抱くトイロボバトラー・f37811）はワニ獣人の里の危機に颯爽と転移してきた。
『ふっ、わかるぞ。貴様も私と同じタイプ……遠隔で戦うものだな』
　対するオブリビオン、ジェノサイドコマンダーは死霊使いの部類だ。
　彼女は虐殺した獣人の魂を己のぬいぐるみのような見た目の入れ物に入れ、兵士として活用している。
「オレの愛機は『トイロボ』だ！そんな悪趣味なぬいぐるみと同じにして貰っては困る！」
　見た目はともかく製造過程に何も賛同できるところはない。
　ナクタは強く語り、そしてトイロボを出す。
「行くぞ、『NATAKU』！お前の本気見せてみろ！」
『戦車隊、前へ！』
　NATAKUが出撃すると、それをジェノサイドコマンダーの戦車隊が迎え撃つ。
　様々な重火器による砲撃が行く手を阻んで来る。
　だが、ここで止まるようではトイロボバトルアスリートにはなれない。
「攻撃UCコマンド！」
「『ライトニングスラッシュ』」
　ナクタはコマンドを素早く入力。
　NATAKUの斬撃武器が光を纏って刃が巨大化すると、戦車隊を一刀両断する。
『なにっ！？私の戦車隊がっ！？』
「オレの熱い魂とNATAKUは、そんな冷たいヤツらには負けない！」

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「さてと、I.S.T起動。お仕事お仕事」
　模造神器という独自の兵器開発を生き甲斐とする研究者の月夜・玲（頂の探究者・f01605）は丁度いい戦場になるだろうと参戦してきた。
「お仕事ついでに研究も出来るんだから、この仕事良いよねぇ。さあ、私の研究成果の実験台になってもらうよ」
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！戦車隊、前へ！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、戦車隊を召喚。
　玲へと攻撃を仕掛けて来る。
「戦車隊かぁ……丁度いい相手だね」
　そんな敵編成に玲は恐れを抱くどころか楽し気に準備する。
「今日は大盤振る舞い！模造神器4振り全部持ってけ！」
　普段は2振りのみの二刀流で戦う玲だが、今日の実験は一味違う。
　【4振りの模造神器】全ての封印を解いて【決戦兵装】に変化させたかと思えば戦車隊へと躍り出る！
「決戦兵装：建御雷神（ケッセンヘイソウ・タケミカヅチ）！」
　殺傷力を増した模造神器の一撃は敵の戦車隊を一掃するのに十分な威力を持っていたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「アタシの力が入用かい？」
　数宮・多喜（撃走サイキックライダー・f03004）はワニ獣人の里の危機を聞いてやってきた。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！戦車隊、前へ！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、戦車隊を召喚。
　多喜へと攻撃を仕掛けて来る。
「へっ、そんな攻撃、アタシには……」
『多喜ちゃん、今こそらじかる☆ハートロッドを使う時だよ！』
「いや誰だよおめぇ！？」
　だが、多喜のピンチに謎の魔法生物が出現！
『変身だ、多喜ちゃん！魔法の力を見せてあげる！（マホウショウジョカッコブツリ）』
「うぉぉぉお！？なんだこれぇぇ！？」
　【ヒラヒラドレスの魔法少女のコスプレ姿】に強制変身☆
　【らじかる☆ハートロッド】と、【キラキラした魔法の光】による飛翔能力を手に入れた！
『さあ今だよ多喜ちゃん』
「うおおおお、こんなもん早く終わらせて早く脱いでやるぅぅぅ！！」
　そのまま多喜は高速で飛び回って戦車隊の攻撃を回避。
　らじかる☆ハートロッドでぶっ飛ばして回るのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「僕に任せてよ。何とかしてみせるから……多分」
「猟兵パイセン！頼むワニー！」
　印旛院・ラビニア（エタらない人（仮）・f42058）もワニ獣人の里の危機に参戦してきた。
　なお、前回負かせたワニ獣人の里の有望な新人、ワーニゲーター君はラビニアの舎弟っぽい感じについてきていた。
「ワニ獣人ちゃんたちの里を壊滅させるなんてクローネちゃんが許さないぞ♪」
　クローネ・マックローネ（闇と神を従える者・f05148）も戦いに参加してくれる。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！戦車隊、前へ！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、戦車隊を召喚。
　ラビニアとクローネに向けて攻撃を仕掛けて来る。
「召喚してのコマンダー対決なら望むところだよ、行け！破邪の戦乙女・ソグマ（ディスペル・ヴァルキリー・ソグマ）を召喚！」
　対するラビニアもジェノサイドコマンダーに対抗してユーベルコードを発動。
　カードから破邪の戦乙女を召喚すると戦車隊にぶつける。
「クローネちゃんと同じ死霊使いみたいだけど、殺して無理矢理従わせてるのは違うかな……紹介するね、キラキラしてる子達♪」
　そしてクローネもユーベルコード：クローネちゃんのキラキラなお友達★（ブラック・ヴァルキュリア・レギオン）を発動。
　漆黒の肌を持つ色っぽいヴァルキュリアたちを多数召喚する。
　ラビニアがおぉ～、と鼻の下を長くするが、はっと気づいて己の破邪の魔槍の力をクローネのヴァルキュリアたちにも連動させる。
『戦車隊、撃てーっ！！』
「ソグマ！相手の力を引き剥がせ！　スルーズグリーズ・ブレイク！！」
「頑張って♪」
　槍を構え突撃する戦乙女に対して、銃器の火力で圧してくる戦車隊。
　弱体化のルーンを使用して相手の能力を下げ、空中を舞う戦乙女だが、戦車隊も近づかせまいと弾幕を巻いて拮抗状態に陥る。
「さ、今だよ！」
「やっちゃえー♪」
「わかったワニ！」
　だがこちらにはワーニゲーター君もいる。
「ワニビーム！」
　口から巨大ビームを放ち、戦乙女に援護射撃をするワーニゲーター君。
　これによって均衡が崩れ、一気にラビニアとクローネは相手の戦車隊を倒すのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●
「依頼を認証。対象の、ワニ獣人の里への侵入を阻止します」
　寺内・美月（霊軍統べし黒衣の帥・f02790）は亡霊司令官と隷下部隊を派遣。
　ワニ獣人の里に攻め入る敵、オブリビオンを迎え撃つ。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！戦車隊、前へ！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、戦車隊を召喚。
　亡霊司令官へ向けて攻撃を仕掛けて来る。
「敵戦車隊を確認。一個軍隊出撃」
　対する亡霊司令官は冷静に相手の戦力を確認すると、自らの権限の下にある部隊を進ませる。
　相手の重火器による攻撃に対して、機動力と、進軍阻止のための圧力を求めた部隊編成を行う。
「全突撃部隊に発令……『雷霆万鈞』発動」
　ユーベルコード：霊軍隷下《突撃戦力》亡霊将兵投入（ライテイバンキン）。
　自動車化亡霊歩兵軍団を呼び出すと、一斉に突進。
　相手の死霊部隊に真っ向から勝負をしにいくと、ジェノサイドコマンダーたちを後退させる。
「里の安全を優先です」

成功 🔵​🔵​🔴​

●
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
　銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮・影華（暗がりにて咲く影の華・f35699）が戦いに参戦する。
　今回の依頼は獣人戦線のワニ獣人の里がオブリビオンに襲われるというものだ。
　ワニ獣人の里の半覚醒している若者、ワーニゲーター君と共に迎撃に出る。
「よろしく頼むワニ！猟兵パイセン！」
　イキっていたワーニゲーター君は色んな猟兵に扱かれた結果、今はしっかり言う事を聞いてくれるようになっていた。
「さっきご飯もらったのにゃ。ワニ獣人さんはいいワニなのにゃ！しっかり守るのにゃ！」
　ミーヤ・ロロルド（にゃんにゃん元気っ娘・f13185）はいつの間にか餌付けされていたらしく、もぐもぐしながら参戦してきた。
　多分でっかいお肉とか貰ったのだと思う。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！銃殺隊、構え！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、銃殺隊を召喚。
　ライフルによる一斉射撃を行おうと影華やミーヤへ銃口を向けて来る。。
「――｜起動《イグニッション》！」
　影華はかつての様にイグニッションカードを掲げ起動の言葉で各種装備を展開。
　ユーベルコードを発動する。
「彼の力を以て世界は答える――其れが、キミの選んだ結末よ」
　次の瞬間、影華から大量の黒い蟲の群れが溢れ出し、戦場全体を覆い尽くすように展開する。
『くっ、なんだ！？』
「黒燐奏甲・因果応報（イマジンドレス・カルマ）」
　接触箇所から全身へと広がる腐食の呪いを持つ黒燐蟲の群れが敵に纏わりつき、その動きを阻害する。
　また味方には病毒が死滅し損傷が癒えていく慈愛の回復を施していく。
「見た目が少し……ですが、こういった戦場では有効ですね」
　混乱した敵兵は統率が乱れていく。
「にゃにゃ！今にゃ！ワーニゲーターくんも、いくにゃ！」
「わかったワニ！」
　影華が相手を混乱させている間に、ミーヤも準備を完了。
　ワーニゲーター君と共に攻撃に移る。
「チャージ完了、今にゃ！　いっけえにゃー！！ガジェット・クラスターにゃ！」
「ワニビーム！ワニーっ！」
　ガジェットとワニの口から発射された弾丸とビームによって相手の銃殺隊を退けるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●
「ワニ獣人はなんだか少しだけ親近感があったりするのよね」
　下半身が蛇とのキマイラな闇医者、バジル・サラザール（猛毒系女史・f01544）はそう言いながら参戦する。
　今回の依頼はオブリビオンに狙われた獣人戦線のワニ獣人の里を護ることだ。
　幻朧帝国のエージェントが逢魔弾道弾を爆発させて逢魔が辻を作り出そうとしている。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！我らの目的を果たすまで！』
　戦う相手はジェノサイドコマンダー。
　死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、軍隊を生み出す能力を持っている。
「行け！銃殺隊、構え！」
　ジェノサイドコマンダーはライフルを持った銃殺隊を呼び出すと、一斉射撃を仕掛けてこようとする。
「敵が来るのがわかっているなら、私にはやりそうがあるのよ」
　だがバジルは一切焦る様子は見せず、冷静にユーベルコードを発動する。
「バジリスク・スモッグ」
『むっ！？な、なんだこれは……？！』
　予め仕込んで置いた【猛毒のガス】が周辺へと撒き散らされる。
　それはジェノサイドコマンダーが展開した銃殺隊をも包み込むのだった。
「毒を盛って毒で制す、たっぷり味わいなさい」
　

成功 🔵​🔵​🔴​

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「ご安心くだサーイ！　ワタシが来マシタ！」
　ご用命あらば即参上！バルタン・ノーヴェ（雇われバトルサイボーグメイド・f30809）が依頼に参戦する。
「ワニ獣人の里はワタシが守りマース！」
　今回の依頼は獣人戦線のとある獣人の里がオブリビオンに狙われているというもの。
　里を守るために猟兵は迎撃に打って出たのである。
「あの｜食材《オブリビオン》は食べれなさそうっすね……代わりにワニ獣人の里でお肉もらったっす」
　食道楽の悪魔の飯綱・杏子（悪食の飯テロリスト・f32261）は食材求め、この地に来た。
　ゲテモノ系の食材は特になさそうだったがそれはそれとして普通にお肉を貰ったこともあり、その分働こうと参戦してくれる。
『ふん。猟兵が居ようとも関係ない！逢魔弾道弾にて逢魔が辻を作り出すのだ！』
　戦う相手は幻朧帝国のエージェントのオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーである。
「行け！戦車隊、前へ！」
　彼女は死霊使いの分類で、虐殺した獣人兵の魂を使って、戦車隊を召喚。
　バルタンに向けて攻撃を仕掛けて来る。
「軍隊勝負ならば負けまセーン！カモン、バルタンズ！」
『バルバルバルバル♪』
　バルタンはそんな敵に対抗してこちらもユーベルコードを発動する。
　秘密のバルタンズ（シークレット・サービス）
　無数のミニ・バルタンが召喚される。
「ここっすね！エクストリーム調理（エクストリーム・クッキング）」
　そこに杏子がユーベルコードを発動。
　手持ちの食材を用い、10秒でレベル×1品の料理を作るとそれらをミニ・バルタンに振る舞っていく。
『バルバルバルバル♪』
　お駄賃（料理）を貰ったミニ・バルタンはその属性を変化させ、めっちゃ頑張れるようになっていく。
「いくのデース！もぐもぐ」
「さあ、どんどん料理が出来上がるっすよ」
『くっ、なんだこの物量はっ！？』
『バルバルバルバル♪』
　料理で勝手に自己強化したミニ・バルタンの猛攻が敵の戦車隊を圧倒。
　ジェノサイドコマンダーを見事退けるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●
「そろそろ決着をつけようか」
　筒石・トオル（多重人格者のマジックナイト・f04677）はクールにそう宣言する。
『ぐぬぬ……猟兵め。まさかこれ程とは……』
　ワニ獣人の里に影朧兵器「逢魔弾道弾」を設置し、それを爆破させる事で、街全てを「逢魔が辻」……オブリビオン溢れる異形の里に変えようとしていたオブリビオン。
　ジェノサイドコマンダーは多数の猟兵の妨害にあってかなりボロボロ。
　これまで集めてきた獣人の虐殺した魂を利用して作り出した兵隊たちも最後の１部隊となっていた。
『だが、ここで諦める訳にはいかぬ！最後まで足搔いてやろう！ゆけ、戦車隊、前へ！』
　ジェノサイドコマンダーは最後の死霊を使い、重火器を装備した兵隊たちを召喚する。
「我が身に宿る呪われし力で救済を齎そうぞ……！」
　仇死原・アンナ（処刑人、獄炎の花嫁、焔の魔女、恐怖の騎士・f09978）はその悲しい魂たちを救わんがために剣を持つ。
　処刑人として、死してなおその魂を辱めるジェノサイドコマンダーへと怒りの炎を滾らせる。
『撃てーっ！！』
「地獄の炎にはこういう使い方もある……！」
　戦車隊の砲撃に対して、アンナはユーベルコードを発動。
「ゲヘナ・フレイム」
　全身を【自身の体を切り裂き噴出する地獄の炎】で覆い、相手の攻撃を焼き尽くす。
　そして【敵を絶対に仕留めるという覚悟と殺意】によって増強した戦闘力と、飛翔能力で一気に戦車隊を蹴散らして見せる。
「燃え尽きよ……そして安らかに眠れ……！」
『ぐぅ、私の兵隊たちが！』
　ジェノサイドコマンダーを守る兵士たちがアンナによってなぎ払われたところに、トオルが素早く駆け寄っていく。
「油断大敵ってね……トリニティ・エンハンス」
　【炎の魔力】【水の魔力】【風の魔力】で自身を強化する。
　攻撃力重視の強化を施したトオルはジェノサイドコマンダーにとどめの一撃を繰り出すのであった。

　こうしてワニ獣人の里を襲おうとしていたオブリビオンは無事に撃破。
　被害を出す事なく、平和を保ったのであった。

　このまま続いて行けば、きっとこの里からもワニ獣人の猟兵に覚醒するものも出て来る……かもしれない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

最終結果：成功 完成日:2025年04月25日