ニーベルングの指輪は、極めて強力な洗脳効果を持つメガリスで、その複製品は本物よりも性能は落ちるものの、強力な洗脳効果を有しており、それを使って『能力者組織ひとつ』を丸ごと洗脳して支配下に置こうとしているようだ。
いままで現地の平和を守ってきた能力者組織を、ここで人類の敵に堕させる訳にはいかないため、支配された能力者組織の所在地に急行し、指輪の持ち主を撃破して、能力者組織の人々を救出して欲しい。
サイコチェーンソーの群れは、抗体兵器によって通常のオブリビオンよりも強大化しているため、くれぐれも気を付けてほしい。
第1章 集団戦
『狂える能力者たち』
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POW : 黒影剣
自身と武装を【闇のオーラ】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする。また、[闇のオーラ]に触れた敵からは【生命力】を奪う。
SPD : 除霊建築学・陰陽八卦
戦場内に、見えない【陰陽の気】の流れを作り出す。下流にいる者は【八卦炉結界】に囚われ、回避率が激減する。
WIZ : 狂気の開放
自身の【正気】を代償に【様々な属性の攻撃エネルギー】を創造する。[様々な属性の攻撃エネルギー]の効果や威力は、代償により自身が負うリスクに比例する。
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シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。
◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。
◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している
◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。
◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?
ジビエ
食材がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが
マナーっす
リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある
肉でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす
悪魔だから
毒は利かないっす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと
八つ裂きにされても死なないっす
シナリオや同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす
諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね
…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース
こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ
風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
概ね敵の数が多いときは身体強化魔法を利用し剣、銃で止めを刺していく
剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う
銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う
いずれにせよ射程はあまり長くない
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)

天玲寺・夢彩(サポート)
「よーし、夢彩頑張るよ!」
基本は相手の名前を呼ぶ時は「さん」とか「くん」みたいに呼ぶよ。
軽業みたいなアクロバティックな動きが大得意!
だから翔んだり跳ねたりよく動き回って、足場が無いなら結界術で!
これでも考えて戦ってるんだよう。
UCや技能は臨機応変にって感じかな?
それと、桜の精として影朧の転生は積極的かつ大事にしているよ!
道徳違反はしないもん。
あとはお任せ!
[基本]
暖かな春を感じさせる天真爛漫なムードメーカー&無自覚トラブルメーカー(ギャグ仕様)
まさに春の大嵐。※これでも空気はよめる。
メンタルはとにかくとってもタフ。
《連携アドリブok。ギャグ系大歓迎。シリアス系やH系は合いませんのでNG》
不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは基本リア充扱いします。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。それすら無理なら逃げたきゃ逃げていいよぐらいにやる気なく一応戦います。
基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。
インプレッサターボ・フォレストハリアー(サポート)
「いんぷノセリフハコンナ感ジノヒラガナかたかな逆転表記デオ願イスルにゃ」
いかにも機械ぽい抑揚のない平坦口調ですがたぶんかっこいいと思ってるからやってるだけ。
「戦闘ニハ余計ナ感情ハ不要にゃ。いんぷハ機械ダカラにゃ」
敵には深い事情あるかもしれないけど何の感慨もなく戦うがダメージ受けたり敵の非道に怒ったりするといきなり感情豊かな感じになるとか。
「タシカコウイウ時『ますたー』ハコウ言ッテタにゃ。ブッ殺ス、●ぁっく」
選択されたユーベルコードが
キャリバースピン:なるべく多数を巻き込むように相手を誘導してまとめてなぎ倒す
デッドヒートキャリバー:可能なら誰かに乗ってもらう。なるべく多数を巻き込むようにひき逃げ
川村・育代(サポート)
バーチャルキャラクターの悪霊×ゴーストキャプテン、15歳の女です。
普段の口調は「 年相応の少女口調(あたし、~くん、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には 慣れない敬語(あたし、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
普段は明るく元気な性格で年相応の考え方、行動をします。
戦闘では自分から積極的に攻撃するよりは呪詛で自爆させたり、同士討ちさせるなど、相手をおちょくるような戦い方を好みます。(Sっ気があるようです)
ユーベルコードは状況に応じて使用します。
エキストラ感覚であらゆる状況で使い倒して頂いて大丈夫です。
描写に関するタブーは一切ありません。
ティナ・ルウ(サポート)
普段から四つ足で行動したり、敵に吠える、気に入った相手を舐めたりじゃれついたりするなど、行動はかなり獣に近いです。
会話はできますが、人の言葉を話すのはあまり得意ではありません。
(かなりたどたどしい話し方になります)
明るく好奇心旺盛な性格で喜怒哀楽がはっきりしており、あまり考えず、直感的に行動します。
戦闘では爪や牙を駆使し、身体能力を生かして獣のように戦います。
描写にNG等はありませんので、自由に動かして頂いて大丈夫です。
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは集団召喚系か範囲攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。
戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。
アドリブ連帯歓迎
●狂える能力者たち
「殺せ、殺せ」
「邪魔する者は、すべて敵だ!」
「手当たり次第に、やっちまえ!」
狂える能力者たちはニーベルングの指輪(複製品)によって洗脳され、憤怒の愚者の支配下にあった。
彼らが所属している能力者組織の中には、マトモな人間も残っていたが、迂闊な行動をすれば命を奪われてしまう危険があったため、あえて洗脳されたフリをしているようだった。
(さすがに、この状況で一掃……という訳にはいきませんね)
そんな中、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、複雑な気持ちになりつつ、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
洗脳によって狂暴化しているものの、元は正義の能力者。
そんな相手を傷つけるのは、さすがに気が引けた。
(……とは言え、やるしかありませんね)
シホが自分自身に言い聞かせ、【嬢塞】華孤幻創・不落城の降霊(ジョウサイ・カコゲンソウ・フラクジョウノコウレイ)で、味方のダメージを肩代わりするオーラを纏って真の姿に変身し、狂える能力者たちの攻撃をすべて受け止めた。
「何をビビッてやがる!」
「ひょっとして、俺達が怖いのか?」
「違うんだったら、遠慮なく掛かってきやがれ!」
狂える能力者たちが興奮した様子で、メイスやハンマーを振り下ろした。
「そうする事が出来れば、僕等も楽なんですけどね」
シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、狂える能力者たちに答えを返しつつ、精神汚染で強引に洗脳を解いた。
「あ、頭が……」
「割れるように痛い!」
「ぎ、ぎ、ぎぃぃぃぃぃ!」
次の瞬間、狂える能力者たちが、頭を抱えて崩れ落ちた。
だが、そこで再びニーベルングの指輪(複製品)の力が働いたのか、狂える能力者たちが、悲鳴を上げて狂気の表情を浮かべた。
「……ならば、違うやり方で、大人しくさせる必要がありそうですね」
それに合わせて、シンが【大食らいな頁(グラトニー・コーデックス)】で、名も無き古書の乾いた血で塗り潰された頁に、狂える能力者たちのユーベルコードを捕食し、名も無き古書の乾いた血で塗り潰された頁から闇のオーラを発生させ、生命力を吸収した。
「うぐぐ……」
「こんな事で……勝ったと思うなよ」
「俺達は……俺達は……ヒヒヒヒヒヒッ!」
狂える能力者たちが虚ろな表情を浮かべ、不気味な笑い声を響かせた。
「……何だか怖いにゃ!」
アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がドン引きした様子で、全身に鳥肌を立たせた。
「怖くない?」
「何も……怖くないぞ!」
「お前も我等と同じになれ!」
狂える能力者たちが両手をワシャワシャさせながら、ジリジリと距離を縮めてきた。
「こっちに来るにゃ! この……ピィィィィィィィィィィ(検閲)」
アイクルが我慢の限界に達し、【正統派なレディの大激怒(セイトウハナレディノダイゲキド)】を発動させ、せーとーはなれでぃとは思えないような罵倒を放って、狂える能力者たちを無力化していった。
「肉体だけでなく……」
「心まで傷つけるとは……」
「お、お……、恐ろしい子っ!」
その一撃を食らった狂える能力者たちが、胸元を押さえて崩れ落ちた。
「でも、本当の恐怖はこれからっすよ。いや、ある意味……天国かも知れないっすね。……大丈夫、怖くないっすよ」
飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、無駄にイイ笑顔を浮かべた。
「あ、怪しい!」
「俺も怪しいが、コイツはもっと怪しい」
「いや、俺達もじゅうぶん……何でもない」
狂える能力者たちが気まずい様子で、一斉に視線を逸らした。
「なんですか、その残念なナマモノを見るような目は! 大丈夫、何も怖くないっすよ。痛いのは最初だけっすからね~」
杏子が調合した薬品を飲んで、自らを強化した後、【フードファイト・最終モード(フードファイト・ファイナルモード)】で暴食衝動を解放しつつ、3回攻撃を繰り出して、部位破壊をして自由を奪い、連続コンボで狂える能力者たちを蹴散らしていった。
そのため、狂える能力者たちは何が起こったのか分からず、目をパチクリさせながら次々と宙を舞った。
それでも、洗脳が解けていなかったため、後先考えずに向かってきたが、部位破壊をされているせいで、思うように身体が動かず転倒した。
「これは、また……随分と強力な洗脳のようだな。……と言うか、大丈夫か、これ! 骨が飛び出しているぞ!」
諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が、ぞわっと鳥肌を立たせながら、医術を駆使して死なない程度に治療した。
「だ、大丈夫だ」
「死ぬ以外は、かすり傷だから……」
「い、いや、本音を言えば、ちょっと痛い」
その痛みで何人か我に返りつつ、それでも何となく強がっていた。
それが痛々しく思えたため、可能な限り治療を行った。
「余計な事するな」
「死ぬぞ……、お前!」
「それでも止めないと言うのなら、地獄を見せてやる!」
狂える能力者たちが闇のオーラを纏い、啓太郎の生命力を吸収した。
「厄介すぎるだろ、この状況……。多少痛いが恨むなよ」
啓太郎がリミッターを解除し、狂える能力者たちら空中戦を仕掛け、【スーパーフィニッシュ】で全武装の一斉発射を放って、次々と蹴散らしていった。
それでも、なるべく殺さないように心がけたものの、かなりの惨劇になってしまったため、嫌な汗が止まらなくなった。
「何だか凄い事になっていマスね。まあ、死ぬ以外は、かすり傷だと本人達も言っていましたし……、大丈夫デスね、きっと」
試作機・庚(盾いらず・f30104)が複雑な気持ちになりつつ、狂える能力者たちに視線を送った。
「まだ、だっ!」
「この程度なら……かすり傷!」
「むしろ、これからが本番だっ!」
狂える能力者たちが全身血まみれになりながら、這うようにして距離を縮めてきた。
「その割には、皆さん……顔色が悪いように見えますが……」
庚がリミッターを解除し、肉体を変異させて、改造を施した後、充填したエネルギーを発射し、狂える能力者たちの生命力と魔力を吸収した。
「いや、むしろ……」
「これからが本番だ!」
「さあ、遠慮なく掛かって来い!」
狂える能力者たちが興奮した様子で、鼻息を荒くさせて立ち上がった。
「申し訳ありませんが、その言葉を素直に受け止める訳にはいきませんね」
次の瞬間、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、光の雨を降らせて狂える能力者たちを気絶させた。
「うぐぐ……、まだだっ!」
「こうなったら……、仲間を呼ぶ!」
「例え、最後のひとりになろうとも、俺達は決して諦めない!」
狂える能力者たちが両目を血走らせ、他の場所にいる仲間達を呼び集めた。
「いや、そこは諦めてほしいんだけど……」
風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)が、気まずい様子で汗を流した。
さすがに、この状況でひとりも殺さず戦う事は、困難。
それに対して、狂える能力者たちは、そんな事などお構いなしで襲い掛かって来るため、かなりのストレスになっているようだ。
「でも、そういう訳にはいかないようね。だから……、恨みっこなしよ」
澪が狂える能力者たちに警告しながら先制攻撃を仕掛け、【鋭氷矢(アイスボルト)】を発動させ、生成された氷の矢を虚空から雨のように降らせた。
「ならば……」
「我等も限界を超えるっ!」
「うおおおおおおおおおおおおお!」
それと同時に、狂える能力者たちがリミッターを解除し、限界を突破し、肉体改造を施して変異させ、禍々しいオーラを展開した。
「まだ本気を出していなかったんだね。それなら、本気で戦っても、大丈夫……かな」
天玲寺・夢彩(春の大嵐少女・f22531)が、狂える能力者たちの様子を窺った。
先程と比べて、禍々しい雰囲気が漂っているものの、確実にパワーアップしたと言う根拠はなかった。
むしろ、見た目だけ変化しただけというオチもあるため、油断は禁物のようである。
「ああ、遠慮なく掛かって来い!」
「例え、お前がどんなに強かったとしても」
「我等の守りを打ち崩す事など、不可能なのだから……!」
狂える能力者たちが全身の筋肉を隆起させ、見えない陰陽の気の流れを作り出し、夢彩を八卦炉結界に捕らえて、回避率を激減させた。
「何だか、ちょっと疑わしいから、しばらくは様子見かな」
夢彩が慎重に様子を窺いながら、【春の大嵐少女は今日も行く(ハルノオオアラシショウジョハキョウモユク)】で、何故か視界を遮らない綺麗な桜吹雪(強風)を発生させ、外部からの攻撃を完全に遮断した。
「ああ、そうしておけ。こいつら、リア充を装った非モテ集団のようだしな。そもそも、非モテは恥じる事ではない。むしろ、胸を張って、堂々と非モテをアピールするべきだっ!」
不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、呆れた様子でフンと鼻を鳴らした。
「な、な、な、何を言っている!」
「お、俺達が非モテな訳がないだろ!」
「そ、そうだっ! 俺達はリア充だっ!」
狂える能力者たちが、逆ギレ気味に吠えた。
「お前達は何も分かってないな。それは一番やっては、いけない事だ。しかも、非モテであるを否定し、リア充を気取るとは……万死に値するっ!」
次の瞬間、静武が激しい怒りをあらわにしながら、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、狂える能力者たちの身体を焼いた。
「う、うわあああ!」
「わ、分かった、認める!」
「俺達は非モテだあああああああ!」
狂える能力者たちが涙目になりながら、熱さから逃れるようにゴロゴロと転がった。
「ソウ言ウ嘘ハツカナイ方ガイイにゃ」
インプレッサターボ・フォレストハリアー(ワールドラリーエクスペリメンタル・f44230)が、狂える能力者たちにツッコミを入れた。
「う、嘘じゃない」
「心はいつも、リア充だ」
「……と言うか、想像上の彼女も、カウントしていいんだろ?」
狂える能力者たちが、しどろもどろになりながら、小さくコホンと咳をした。
「イヤ、ソレハ……ダメにゃ!」
インプレッサターボが、キッパリと答えを返した。
「な、何故だっ!」
「妄想だってイイじゃないか!」
「むしろ、妄想の相手の方がラブラブだぞ!」
狂える能力者たちが、顔を真っ赤にしながら、インプレッサターボに文句を言った。
「ソレヲ認メテシマッタラ、非モテノ方ガもてもてにゃ!」
インプレッサターボが鋭いツッコミを入れながら、【デッドヒートキャリバー】で黒炎を纏って疾走し、狂える能力者たちを軽く轢いた。
「甘轢きとは絶妙なっ!」
「だが、死ぬ以外は、かすり傷っ!」
「こんなモノ、蚊に刺されたようなモンだ!」
狂える能力者たちが傷ついた身体を庇いながら、荒々しく息を吐き捨てた。
「何だか、今回の依頼……思ったよりも、厄介そう」
川村・育代(模範的児童・f28016)が、気まずい様子で汗を流した。
今回の依頼は、力の加減が大事になるため、狂える能力者たちの状態を確認しつつ、戦う必要があった。
「それは、こっちの台詞だ」
「生かさず殺さず、絶妙な攻撃をしやがって!」
「こっちは何度も骸の海に沈みそうになったんだぞ!? それなのに……それなのに、うわああああ!」
狂える能力者たちが八つ当たり気味に、呪詛混じりの衝撃波を乱れ撃った。
「そ、そんな事を言われても……」
育代が困った様子でフェイントしつつ、【変身(マジカル・チェンジ)】で黄色の魔法少女で変身し、驚かせ力を増加させつつ、呪殺弾でカウンターを仕掛け、狂える能力者たちを捕縛した。
「し、しまった!」
「アイツ等を見捨てろ」
「残った奴らで何とかするぞ!」
狂える能力者たちが自らの正気を代償に、雷属性の攻撃エネルギーを創造し、それを雨の如く降らせた。
「がるるるるっ!」
ティナ・ルウ(人狐・f19073)が激しい唸り声を響かせながら、捨て身の一撃を放って、全身血まみれになりつつ、狂える能力者たちの部位を破壊していった。
「まさか、あのまま突っ込んでくるとは……」
「だが、リミッターが外れた我等に怖いものはない」
「そっちが捨て身なら……、こっちも捨て身だァァァ!」
狂える能力者たちが後先考えず、ティナに捨て身の一撃を炸裂させた。
「がる……がる……がるる……」
その一撃を食らったティナが【傷口をなめる(キズグチヲナメル)】を発動させ、傷口を舌で舐める事で治療し、肉体改造によって一時的に戦闘力を増強させて、再び攻撃を仕掛けていった。
「無駄だっ!」
「そんな事をしても……!」
「我等は不死身っ! 決して、死なん!」
狂える能力者たちが、真顔で大ウソをついた。
「それじゃ、みんな纏めて倒しちゃうね。……大丈夫だよね、不死身なら……」
クローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)が、エネルギーホーミング弾で範囲攻撃を仕掛け、生命力と魔力を吸収して、狂える能力者たちを浄化した。
「こ、こんな事で……」
「それでも、負けるつもりはない」
「そう……言ったはずだ。……言ったよなあ」
狂える能力者たちが激痛狂気耐性で耐えながら、クローネに襲い掛かった。
だが、度重なる戦いで、意識が朦朧。
その分、洗脳の効果が増しているものの、身体と精神が限界に達しているため、酔っ払いの如く千鳥足だった。
「ひょっとして、みんな忘れてしまったの? ワタシとアナタ達は、ずっと前から、みんなで愛し合う仲だったのに……」
そんな中、クローネが【ワタシの記憶改竄術(ブラック・メモリー・クラッキング)】を発動させ、クローネと長期間互いに愛し合ってきた記憶】を生やし、魅了と洗脳、生命力吸収耐性低下、戦意喪失の状態異常を与えた。
「そうだっけか?」
「でも、俺達……非モ」
「いや……、違う。俺達には彼女がいた! 実際にいるじゃないか、俺達の目の前にっ!」
狂える能力者たちが、ある事ない事、口にし始めた。
実際には、そんな記憶などなかったものの、妄想を膨らませる事で現実だと錯覚させた。
「残念だけど、すべて妄想よ」
政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、キッパリと言い放った。
「そ、そんな訳あるか!」
「そんな戯言、信じないぞ!」
「お前は俺達を惑わせる悪しき存在だ!」
狂える能力者たちが、怒り狂った様子で吠えた。
それほど、彼等は信じたかった。
自分に可愛い彼女がいた事を……!
「残念だけど、それはすべて妄想よ。それでも、認めたくないのなら、妄想の中に眠りなさい」
すぐさま、朱鞠がリミッターを解除し、衝撃波で狂える能力者たちに気絶攻撃を仕掛け、次々と意識を奪っていった。
「うぐぐ……」
「妄想じゃない!」
「さっき彼女が言ったんだ!」
そう言って狂える能力者たちが、ボロボロと涙を流すのだった。
成功
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皇・絶華
UC常時
おお!洗脳され狂気に陥った者達を助ける依頼か!
これはまさに私の出番だな!
「すみませーん!ドラク○エ3リメイクがいいところなんで今日は帰りまーす!……え、だめ?(絶望)」
【戦闘知識】
敵達の状態と動きを観察
【念動力・弾幕・空中機動】
飛び回りながら念動光弾を乱射して動きを止めて
【二回攻撃・切断・薬品調合・バーサーク】
鎌剣やTCで武器や属性エネルギーを弾いたり切断して
私は解っている!
お前達がこのような狂気に陥ったのさパワー不足だと!
だから今こそ我がチョコでお前達を救って見せる!
嘗てのチョコビルシャナ達や信者達のように!宇宙を感じるがいい!
ぜっちゃんチョコネジ込み
「ふぎゃあぁぁ!」(巻き込まれ)
●禁断のチョコ
「どうやら、待たせてしまったようだな。だが、安心しろ。みんな纏めて、救ってやる……!」
そんな中、皇・絶華(影月・f40792)が、狂える能力者たちの前に陣取った。
だいぶ数は減っているものの、未だに洗脳状態にあるため、みんな殺気立っているようだった。
「あ……、まだ途中のゲームがあるから、今日は帰りまーす……ってダメ?」
その気迫に圧倒され、絶華が回れ右をした。
「……待て!」
「そのゲームなら……ある!」
「いまゾー……に、光珠を使ったところだ」
狂える能力者たちが懐から一斉に、絶華がプレイしているゲームを出した。
「まさか、お前達もプレイしていたとは……な。だが、容赦はしない。それに、私は解っている! お前達が危険な妄想を信じるようになったのは、パワーが不足してせいだった事を……! だから今こそ我がチョコで、お前達を救って見せる! 嘗てのチョコビルシャナ達や信者達のように! さあ、宇宙を感じるがいい!」
次の瞬間、絶華が勇者の剣の如く、ぜっちゃんチョコを高々と掲げ、狂える能力者たちに飛びかかって、問答無用でねじり込んだ。
「ぎゃああああああああああああ!」
そして、狂える能力者たちの悲鳴が、辺りに響くのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『憤怒の愚者』
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POW : 憤怒の呪炎
自身に【近づくだけで呪詛とダメージを与える呪炎】をまとい、高速移動と【UC解除効果を持つ呪炎弾や呪炎纏った斬撃】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD : 憤怒の業炎剣
【憤怒の業炎を纏った鉄塊剣】が命中した敵を【周囲を焼き尽くす獄炎の放出】で追撃する。また、敵のあらゆる攻撃を[周囲を焼き尽くす獄炎の放出]で受け止め[憤怒の業炎を纏った鉄塊剣]で反撃する。
WIZ : 全知・極(上記UCと同時使用)
【Lv9999の技能「戦闘知識・情報収集」】を放つ。他のユーベルコードと同時に使用でき、【敵能力やUCや戦術を看破し対策を立てる】効果によってその成功率を高める。
👑11
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シャイニー・デュール(サポート)
『拙者は剣士でござります故!』
ウォーマシンの剣豪×クロムキャバリアです
真面目な性格ですが勘違いや空回りも多く、かつ自分がズレているという自覚もありません
正々堂々とした戦い方を好みますが、それに拘泥して戦況を悪化させたりはしません
ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行為は(そういう依頼でない限り)しません
サムライというものに憧れていますが、正しい知識はありません
銃を使うことを嫌っているわけではなく、必要に応じて刀と内蔵兵器を使い分けます
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎
諏訪野・みすず(サポート)
とにかく突撃して、ボスをぶっ飛ばします。「みすずちゃんにはパパ以外は、勝てないよー!」「このままじゃマズいよね」アドリブ、共闘歓迎です。
鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です
かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――
起動!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用
TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「
神機召喚――
起動!」からのキャバリア召喚で暴れます
例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします
●怒り
「やれやれ、まさかここまで役立たずばかりだったとは……。まあ、いい。お前達さえ倒せばいいのだから、楽な仕事だ。それに、俺にはニーベルングの指輪(複製品)があるっ! この状況で俺が負ける訳がない!」
憤怒の愚者が小馬鹿にした様子で、猟兵達を見下すようにして吐き捨てた。
「言いたい事は、それだけですか?」
それと同時に、シャイニー・デュール(シャイニングサムライ・f00386)が限界突破して先制攻撃を仕掛け、充填したエネルギーを乱れ撃った。
「ああ、それだけだ。別にお前と会話に花を咲かせたい訳ではないからなっ!」
憤怒の愚者が軽く皮肉を言いながら、エネルギーバリアを展開し、自分の身を守りつつ、カウンターを繰り出した。
「……奇遇ですな。それは拙者も同じでござる」
シャイニーがキリリとした表情を浮かべ、【鬼斬剣】で野太刀を構えて、鬼神のオーラを纏い、あえて無防備になる事で、超威力・超高速・防護破壊の一撃を放った。
「や、やるじゃないか! だが、俺は……」
そんな中、憤怒の愚者がハッとした表情を浮かべ、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)に視線を送った。
「え? あれ? あらら? ひょっとして、また眠っていたのでしょうか。先程まで起きていた……つもりだったのですが……。一体、いつの間に……」
眠斗が憤怒の愚者を見上げ、頭の上にハテナマークを浮かべた。
「先程……と言うか、だいぶ寝ていた感じだぞ、お前」
憤怒の愚者が呆れた様子で、眠斗にツッコミを入れた。
「それでは……その……お仕事しないといけませんね。このまま何もせず、眠っている訳にも行きませんし……」
眠斗が、ふわあっとアクビをした後、眠りの世界に旅立った。
「……って、寝るなァァァァァァァァァァァ!」
憤怒の愚者が素早くハリセンを取り出し、眠斗をスパーンと叩いた。
「んにゅ……なぁに?」
次の瞬間、眠斗が【ゲリラ豪雨(枕)(ゲリラゴウウトコロニヨリマクラ)】を発動させ、枕の雨を降らせて、憤怒の愚者にダメージと睡眠不足の状態異常を与えた。
「うぐ、ぐぐぐっ! こんなところで寝るものかっ!」
憤怒の愚者が激しい睡魔に襲われ、険しい表情を浮かべた。
だが、睡魔には勝つ事が出来ず、身体がフラフラとしていた。
「そんな状態で、みすずちゃんに勝てるの? みすずちゃんは強いよ。絶対に負けないから♪」
諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、自信満々に胸を張った。
「あ、ああ、勝てるさ。絶対に……な」
憤怒の愚者がリミッターを解除し、限界を突破した後、自らの肉体を改造して変異させた。
「……で、どうするの? せっかく変身したんだから、攻撃しないと。それとも、見た目だけで、実際には強くないって事? よく分からないから、試してみるね」
次の瞬間、みすずが力を溜めつつ、【スチームエンジン】を発動させ、バールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増加させて、憤怒の愚者をブン殴った。
「うぐ……ぐぐぐぐっ! よくも、やったなァァァァァァァァ!」
その事に腹を立てた憤怒の愚者が、ケモノの如く吠えまくった。
「そんなに騒いでも、事態が好転する事はありませんよ? この状況になった時点で、あなたは詰んでいるのですから……」
鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、憤怒の愚者に対して警告した。
「詰んでいるのは、そっちだろ。……お前達は終わりだ!」
憤怒の愚者は憤怒の業炎を纏った鉄塊剣を振るって、周囲を焼き尽くす獄炎の放出し、食客する事で影華をマヒさせようとした。
「まさか、これで終わりですか?」
すぐさま、影華がオーラ防御を展開し、リミッターを解除して、自らの限界を突破すると、肉体改造を施しながら、【tu fui ego eris(トゥー・フイー・エゴ・エリス)】をでマヒ状態を解除しつつ、カウンター魔法を発動させ、周囲を焼き尽くす獄炎で憤怒の愚者をマヒさせて焼却した。
「ば、馬鹿なっ! な、何故こんな事に……う、うわあああああ!」
次の瞬間、憤怒の愚者が炎に包まれ、悲鳴を上げながら、ゴロゴロと転がった。
成功
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皇・絶華
神機の主発動中
おお…!前にも見たことがあるぞ!
「獣人戦線にいなかったかこいつ?」(黒髪少女さっちゃん(キャバリア)。ぜっちゃんチョコの主な犠牲者その1。因みに1章で帰ろうとしたのこの子です!)
「何だか滅茶苦茶怒っておらぬか?」(獅子着ぐるみ金髪幼女ころちゃん(キャバリア)ぜっちゃんチョコの犠牲者その2 )
UC準備開始
おお!お前も私達を観察しているな!ならば解るだろう!お前が憤怒に狂っているのはパワーが足りていないからだ!そして…それは圧倒的なパワーで救われる未来が見える筈だ!
【戦闘知識・見切り・弾幕・空中機動・念動力】
飛び回りながら念動光弾を叩き込み牽制
動きを観察して見切る!
【二回攻撃・切断・貫通攻撃】
さっちゃんところちゃんと共に近づいてきたらTCや鎌剣で切り刻んだりして迎撃
【爆破】
UC準備完了
憤怒の愚者よ!お前に今こそ圧倒的なパワーを与えよう!宇宙を感じ!溢れる圧倒的なパワーで喜びの叫びを上げるがいい!ああ、足りなかったらどうしようと不安なのだな!大丈夫だ!おかわり自由だとも!
地獄発生
●憤怒の愚者
「おお……! 前にも見たことがあるぞ!」
そんな中、皇・絶華(影月・f40792)が、憤怒の愚者に視線を送った。
「……誰だ、お前は!」
憤怒の愚者が嫌悪感をあらわにしながら、凄まじい殺気を絶華に放った。
「いや、獣人戦線にいただろ」
黒髪少女さっちゃん(連環神機『サートゥルヌス』)が、即座にツッコミを入れた。
「他人の空似だ、ふざけるなっ!」
憤怒の愚者がムッとした様子で、さっちゃんの言葉を否定した。
「何だか滅茶苦茶怒っておらぬか?」
獅子着ぐるみ金髪幼女ころちゃん(輝光神機『ロクシアス・コロニス』)が、不思議そうに首を傾げた。
「……言っただろ、覚えてないと! そもそも、お前達とは初対面だ!」
憤怒の愚者がイラついた様子で、絶華達に吠えた。
「ほお……、覚えてないか。ならば、思い出させてやろう。なぁに、何も恐れる事はない。覚えていないのなら、なおさらだ。もう一度、聞く。覚えていないのだろ?」
絶華が含みのある笑みを浮かべ、【ぜっちゃんとチョコの神々(チョコニオセンサレタカナシキジャシンタチ)】で、カカオ濃度1万%の漢方チョコ邪神植物の群れを出現させた。
「ひっ……」
次の瞬間、憤怒の愚者が間の抜けた声を上げ、腰を抜かす勢いで仰け反った。
「ん? どうした? 覚えていないんじゃなかったのか?」
さっちゃんがキョトンとした表情を浮かべ、憤怒の愚者の逃げ道を塞いだ。
「そこを退けぇぇぇ!」
憤怒の愚者が殺気立った様子で、さっちゃんを払い除けた。
「どうした、顔色が悪いぞ?」
今度は、ころちゃんが素早く回り込み、憤怒の愚者の行く手を阻んだ。
「うるさい、黙れ!」
憤怒の愚者が叫び声を響かせ、グッと胸元を押さえた。
……胸が痛い。
その上、喉が熱い。
心臓が早鐘の如く高鳴り、息をする事さえ、難しくなってきた。
そこに追い打ちを嗅げるようにして、カカオ濃度1万%の漢方チョコ邪神植物が、ジリジリと距離を縮めてきた。
「お前も解っているはずだ。この後、どうなるか。骸の海に沈めた記憶が、蘇ってきているのだろう。何も恐れるな。お前が憤怒に狂っているのはパワーが足りていないからだ! そして……それは圧倒的なパワーで救われる未来が見える筈だ!」
絶華が仲間達と連携を取りつつ、TC(ジャマハダル状の短剣)やBX鎌剣『ハルペー2』で貫通2回攻撃を繰り出し、憤怒の愚者の身体を切断した後、漢方チョコ邪神植物の群れが口の中に飛び込み、内側から圧倒的なパワーと、地獄のような味で、味覚と肉体共々破壊した。
「んぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!」
そして、憤怒の愚者が断末魔を響かせ、地面に突っ伏すのであった。
その拍子に、ニーベルングの指輪(複製品)が壊れ、『抗体兵器』を持ったサイコチェーンソーの群れが姿を現した。
大成功
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