これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●ケルベロスディバイド
かつてバトルオブフラワーズで猟兵と交戦した謎のオブリビオン、『ドラゴンテイマー』がケルベロスディバイド世界に現れ、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を支配下に置いた。
ドラゴンテイマーは人間の抱いた「おそれ」を触媒として、配下を地球上に送り込めるメデューサの能力を利用し、ドラゴンテイマーは鉄のドラゴン「ダイウルゴス」の軍勢を放ち、地球に破壊をもたらそうとしているようだ。
この世界の人々にとって、ドラゴンは「最強クラスのデウスエクス種族」と認識されており、そのような敵が各地で暴れ回るようなことがあれば、人々の「おそれ」は加速度的に高まり、メデューサに更に膨大なエネルギーを供給してしまう事になるだろう。
いまのところ、日常のちょっとした、本当にたわいのない恐怖や不安を何気なくつぶやいた人の「おそれ」に反応し、その街にダイウルゴスの1体が送り込まれているため、事態が悪化する前に排除してほしい。
例えダイウルゴスを撃破する事が出来たとしても、人々に抱かせた「おそれ」を使って、十二剣神『原罪蛇メデューサ』が降臨し、完全に理性を失った状態で、人々を喰らおうとするため注意が必要だ。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』を倒す事が出来れば、後は『ドラゴンテイマー』と戦うのみ。
ただし、ドラゴンテイマーは予め仕掛けていた爆薬により周囲一帯の決戦配備を爆破し、爆炎渦巻く中で悠然と戦いを挑んでくるようだ。
そのため、炎に包まれた戦場で戦う事になるため、対策を考えた上で参加してほしい。
第1章 ボス戦
『ダイウルゴス』
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POW : ダイウルゴス会議
自身の【体内の無数のダイウルゴスによる合議制】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD : ダイウルゴス文明軍
レベル×1体の、【眼球】に1と刻印された戦闘用【小型ダイウルゴス】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ : 文明侵略衝撃波『フロンティア・ライン』
【四肢のどれか】から【見えざる文明侵略衝撃波】を放ち、【ダイウルゴスの一部になりたいと望ませる事】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:棘ナツ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
火土金水・明
ゆうきつかさマスターにおまかせします。かっこいい火土金水・明をお願いします!
人間のウィザード×マジックナイト、17歳の女姓です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。特に、R18に抵触する行動等は、絶対にしません。
使い魔の黒猫「クロ」も依頼では一緒に行動していますが、戦闘でダメージを受けそうな依頼の時はお留守番をしています。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●ダイウルゴス降臨
人々の「おそれ」に反応したダイウルゴスが、街の中心に降り立った。
「う、うわあああああああああああ!」
街の人々はダイウルゴスの姿を目の当たりにしてパニックに陥り、悲鳴を上げて逃げ惑った。
「死死死、愚か者には、死を! 我を恐れるモノには、死を!」
ダイウルゴスが呪詛のこもったブレスを吐き、人々を死の世界に誘った。
それは本人が望んでいても、望んでいなかったとしても、平等に与えられるモノ。
その恐怖が「おそれ」を生み出し、ダイウルゴスに力を与えていた。
「……そこまでよ。これ以上、暴れるのであれば、私が相手をしてあげる」
そんな中、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が姿を現し、ダイウルゴスに対して挑発的な言葉を吐いた。
「……イイダロウ……」
ダイウルゴスが大きく息を吸い込み、ブレスを吐く準備を整えた。
「だったら、こっちよ。ドサクサに紛れて、街を壊されても困るしね」
明がオーラ防御を展開しながら、ダイウルゴスに空中戦を仕掛け、あえて被害が深刻な場所まで誘導した。
そうする事で、これ以上街の人々に被害が及ばないようにしたものの、ダイウルゴスは気に入らなかったらしく、不満そうにフンと鼻を鳴らして、勢いよくブレスを吐いた。
「もっと壊したいって感じね? でも、駄目よ。それでも、壊すと言うのなら、私を倒してからにしなさい」
明が残像を身代わりにして、ダイウルゴスの攻撃を回避した後、限界突破して【それはまるでチートのような、とんでもない才能】を発動させ、光の縄でダイウルゴスの動きを一時的に封じ込め、誘導弾で範囲攻撃を仕掛けて、身体のあちこちを凍結させた。
「ふざ……けるなァァァァァァァァァァ!」
それでも、ダイウルゴスは納得しておらず、見えざる文明侵略衝撃波を放ち、明の動きを封じ込めようとした。
「……言ったはずよ。それなら私を倒しなさいって。それとも、まさか……私が怖いの?」
そう言って明が残像を身代わりにしながら、ダイウルゴスを誘導していった。
大成功
🔵🔵🔵
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!
不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
スリサズ・シグルズ(サポート)
『主基幹機構、戦闘機関起動します』
ウォーマシンの戦場傭兵×鎧装騎兵、21歳の男です。
普段の口調は「普通(私、~殿、言い捨て)」、覚醒時は「秘匿システム権限人格(私、貴様、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。
◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。
◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している
◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。
◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。
あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。
戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。
◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。
既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。
◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。
・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等
河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎
戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。
ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。
行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
(他に仕留めたい人がいればその手助け)
台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
●街の惨状
「……随分と暴れまわったようですね」
そんな中、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、仲間達と共に姿をあらわした。
ダイウルゴスが暴れまわった事によって、辺りは血の海。
幸い、最悪の事態が起こる前に、猟兵が現れたため、被害は抑えられているものの、それでも目を覆ってしまうほど、死体の山が転がっていた。
「お前タチも、敵カ」
ダイウルゴスが荒々しく息を吐きながら、シホをジロリと睨みつけた。
先程まで激しい戦いを繰り広げていたのか、ダイウルゴスの身体には幾つも傷があった。
「ええ、その通りです」
すぐさま、シホが覚悟を決めたオーラ防御を展開し、ダイウルゴスに対空戦闘を仕掛けた。
「愚か者には……死を!」
それと同時に、ダイウルゴスが大きく息を吸い込み、漆黒のブレスを吐いた。
「……クッ!」
その事に気づいたシホが弾幕を張って、自分の身を守り、【終癒】死者へ捧げる弔いの祈り(シュウユ・シシャヘササゲルサプリケーション)を発動させ、死者の霊魂を吸収する浄化属性の優しき温かな光を放って、ダイウルゴスの中に芽生えた負の感情を和らげた。
「こ、これは……」
次の瞬間、ダイウルゴスが違和感を覚え、激しく声を震わせた。
「どうやら、初めて芽生えた感情のようですね。こうなってしまった経緯は分かりませんが、他のダイウルゴスと比べてマトモそうに見えますが……」
徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、落ち着いた様子でダイウルゴスに視線を送った。
「我がマトモ……だと!?」
その視線に気づいたダイウルゴスが、重く荒い息を吐いた。
本来であれば、そこで怒りに身を任せて、目の前に敵を消し飛ばしているところだが、ダイウルゴスは何処か冷静であった。
「ええ、そうです。おそらく、一時的なモノだと思いますが、それでも一太刀浴びせるのには……十分です」
それと同時に、家光が【天河大濁流(テンガダイダクリュウ)】を発動させ、鎚曇斬剣から水の濁流を放って、ダイウルゴスにダメージと状態異常を与えた。
「ウゴ……ガコ……ゴボォ!」
その影響を受けたダイウルゴスが、息苦しそうにしながら、ヨロめいた。
「お前は……非モテか。まさか、ここで純度の高い非モテに会えるとは……。もう何も悩む事はない。一緒に非モテ街道を歩もうじゃないか」
そんな中、不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、ダイウルゴスの中に同じモノを感じた。
「非モテ……だと!? 非モテとは、なんだ。分からない……分からない……分からない……」
ダイウルゴスが動揺した様子で、体内のダイウルゴスと会議をし始めた。
「一体、何を迷っている。まさか、非モテである事を恥じているのか?」
静武が嫌悪感をあらわにしながら、ダイウルゴスをジロリと睨みつけた。
「非モテについては理解不能だが、お前は……危険だ」
ダイウルゴスが激しく唸り声を響かせ、大きく息を吸い込んだ。
「つまり……、非モテである事を否定する……という訳か。せっかく分かり合えると思ったのに、残念だ。だったら、消毒するしかないな」
静武がキリリとした表情を浮かべ、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りから炎を生み出し、ダイウルゴスの身体を燃やした。
「グオオオオオオオオ、これは……熱いィィィィィィィ!」
その攻撃をモロに食らったダイウルゴスが、炎の熱さから逃れるようにして、のた打ち回った。
「そりゃあ、熱いだろうさ。……燃やされているんだからね。でも、まあ……少しの辛抱だよ。そう苦しむ時間は長くないからさ」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「だが、このままでは終わらん。我は常に強くなっている」
ダイウルゴスが火炎激痛耐性で、炎の熱さを耐えた。
「確かに、そのようだね。だったら、余計に放っておくわけにはいかないね」
すぐさま、多喜がダイウルゴスに空中戦を仕掛け、リミッターを解除し、データ攻撃を仕掛けた。
「うぐ、あ、頭が……」
ダイウルゴスが呻き声を響かせ、酔っ払いの如くヨロめいた。
中にいるダイウルゴス達も混乱しているのか、ザワついた。
「サイキックオーラ全開、シンクロ開始……機関接続、出力全開。思い切りブッ飛ばしてくよ!」
そんな中、多喜が【心機超越・迅(オーヴァードジャンクション・シンセチックドライブ)】を発動させ、自身のキャバリアを模した人間大の武装を纏い、攻撃力・回避力・受けるダメージが4倍にした後、ダイウルゴスに突っ込んだ。
「うぐ、ガハッ!」
その一撃を食らったダイウルゴスが、血反吐を吐いて尻餅をついた。
「主基幹機構、戦闘機関起動します」
続いて、スリサズ・シグルズ(シグルズシリーズ・f11317)が、零距離一斉範囲射撃で2回攻撃を仕掛け、ダイウルゴスの身体に風穴を開けた。
「クク、クククククッ! そうだ、それでイイ! 我は、もっと強くなる」
ダイウルゴスが敢えて不利な行動を取る事で、身体能力を増大させ、血の塊を誘導弾に変えて乱れ撃った。
「確かに、強い。だが、それだけだ」
その攻撃をモロに食らいながら、スリサズが【3点バースト射撃(サンテンバーストシャゲキ)】を発動させ、攻撃力を重視した手持ちの連射機能付火器で、ダイウルゴスを攻撃した。
「効かぬ、効かぬ、まったく、効かぬゥゥ!」
ダイウルゴスが不気味な笑い声を響かせ、自らの傷ついた肉体を再生した。
それと同時に、禍々しいオーラで自らの身体を包み、次の攻撃に備えた。
「やれやれ、たった一体なのに、ここまで強いとは……」
諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が、困った様子で頭を抱えた。
脳裏に過るのは、最悪の事態。
「クク、クククククッ、ようやく理解したか。さあ、我を恐れよっ! ……恐怖せよっ!」
ダイウルゴスが勝ち誇った様子で、不気味な笑い声を響かせた。
「そりゃあ、まあ……ドン引きだよ。確かに強いが、完全に無防備なんだから……。それとも、まさか、その程度のオーラで俺達の攻撃を防ぐ事が出来るとは思っていないよな……?」
啓太郎がリミッターを解除して、ダイウルゴスに空中戦を仕掛け、【エレクトロレギオン】で小型の戦闘用機械兵器の大群を身代わりにしつつ、捨て身の鎧無視零距離制圧射撃を仕掛け、ダイウルゴスの左肩を撃ち抜いた。
「ウグ、グワァァァァァ! よくも、よくも、よくもぉぉぉぉ!」
ダイウルゴスが左肩の痛みに耐えながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「怒りに身を委ねたところで、何も変わらないと思うのですが……。それでも、怒りに身を任せて、僕等と戦うつもりですか……?」
シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)がオーラ防御を展開しながら、呪詛耐性で受け流し、高速詠唱でダイウルゴスに恐怖を与え、生命力と魔力を吸収した。
「ウグ、グググ、我を動揺させて、弱らせる作戦か。ならば……やらせん! やらせるものかっ!」
ダイウルゴスが、くわと表情を険しくさせ、漆黒のブレスを吐いた。
「残念ですが、その程度のブレスで、僕のオーラを消し去る事は出来ませんよ」
シンがオーラを前面に展開してブレスを防ぎ、全力魔法でカウンターを仕掛けて、ダイウルゴスの精神を汚染した。
「ぐ、ぐわあああ……、体内のダイウルゴス達が……!」
ダイウルゴスが悲鳴を上げながら、警戒した様子で後退した。
体内のダイウルゴス達も、シンに近づくのは危険と判断したのか、警戒ムードのようである。
「それじゃ、わたしぃは、この辺でぇ~……」
そのドサクサに紛れて、冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が、そそくさと逃げ出そうとした。
「……待て! その鱗はなんだ」
ダイウルゴスがイラついた様子で、フンと鼻を鳴らした。
「こ、これはぁ~、そのぉ~……レアものの鱗ですよぉ……」
卯月がダイウルゴスの鱗を抱えたまま、愛想笑いを浮かべた。
「返せ! それは我の鱗だァァァァァァァァ!」
ダイウルゴスが怒り狂った様子で、漆黒のブレスを吐き捨てた。
「わ、わわ、いきなり酷いですよぉ~」
卯月が涙目になりながら、【インフェルノ・レイジ】で欠損した身体部位から地獄の炎を噴出する真の姿に変身し、連続攻撃を繰り出し、逃げるまでの時間を稼いだ。
「ま、待てっ! まだ他にも奪ったモノがあるだろうっ! 返せ! 返せ! 我の鱗を返すのだァァァァァァァァァァァァァァァ!」
それでも、ダイウルゴスが唸り声を響かせ、卯月の後を追いかけた。
「こ、これは大変なので! ま、待て、ルパ……って、何かおかしいのだ」
大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が警部のコスプレをして、ガニマタで卯月を追いかけている途中で、ハッとした表情を浮かべた。
「なんだ、お前は……」
その事に気づいたダイウルゴスがジト目で、麗刃を睨みつけた。
「ヤツは大変なモノを盗んでいったのだ。それはダイウルゴスちゃんの鱗……なのだ」
麗刃も引くに引けなくなったのか、キメ顔でキリリと答えを返した。
「……」
だが、ダイウルゴスの心には全く響かず、情け容赦のないブレス攻撃が炸裂した。
「……って、どうして、こうなるのだ! タライを! オチのタライを落としてほしいのだ」
その結末に納得がいかぬまま、麗刃が【絶対零度氷河期到来(ソンナメデワタシヲミルンジャナイミルナアアアアア)】で、くだらないギャグにより発生する極寒を巨大化させ、ダイウルゴスを攻撃した。
「……ぐおっ!」
それは世に言うツッコミだった。
「まさか、こんなところで、上質なコントが観られるなんて」
小宮・あき(人間の聖者・f03848)は、何となく感動した。
おそらく、空気を読んだのかも知れない。
心の底から、ふたり(?)が、イイコンビに思えてきた。
「ええい、ふざけるなァァァァァァァァァァ!」
その事に苛立ちを覚えたダイウルゴスが、見えざる文明侵略衝撃波】を放ち、あきの動きを一時的に封じ込めた。
「まずは、お前から……喰らってやる!」
それと同時にダイウルゴスが、アングリと口を開けた。
(……お願い、間に合って)
その事に危機感を覚えたあきが【助けてウサギさん(ヘルプ)】を発動させ、小型の戦闘用狂暴ウサギの群れを召喚し、ダイウルゴスと戦わせた。
小型の戦闘用狂暴ウサギの群れは、小さい体を利用し、連携を取るようにして、ダイウルゴスに攻撃を仕掛けていった。
「うく……」
ダイウルゴスにとって、それは脅威。
身体が大きい分、小回りが利かないため、小型の戦闘用狂暴ウサギの群れを全滅させるのは、難しいようだった。
「そろそろ、観念してもらおうか。オレ達にとって、お前の存在は脅威でしかないからな」
そんな中、河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が現れ、リミッターを解除し限界突破した後、オーラ防御を展開しながら、鎧無視先制斬撃波を放ち、ダイウルゴスの身体を傷つけた。
「グガァァァァ、よくも……やったなァァァ」
ダイウルゴスが怒り狂った様子で、大きく息を吸い込み、漆黒のブレスを猟兵達めがけて吐いた。
「……んじゃ、派手に行こうか!」
次の瞬間、統治が残像を繰り出し、空中戦を仕掛け、【烈火弾幕陣(レッカダンマクジン)】で幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら、1480個の火炎弾で、ダイウルゴスに攻撃を仕掛けた。
「グ、グオオ……、なんだ、これは……。何故、炎が消えないんだ! 何故ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
その現実を受け入れる事が出来ぬまま、ダイウルゴスが火炎耐性で必死に耐えた。
しかし、どんなに足掻いても、身体に燃え移った炎が消える事はなかった。
「だいぶ苦しんでいるようね? いい加減、諦めた方がいいと思うけど……。それとも、無駄に足掻いて、苦しみを長引かせるつもり? まあ、私はどちらでもいいんだけど……」
ラムダ・ツァオ(影・f00001)が複雑な気持ちになりつつ、リミッターを解除して、ダッシュで一気に間合いを詰め、黒刃(黒い短剣)で咄嗟の一撃を放ち、傷口をえぐって吸血した。
「ふざ……けるなっ! お前達を食い殺すまで、我は……絶対に……諦めない!」
ダイウルゴスが血の泡を吐きながら、眼球に1と刻印された戦闘用小型ダイウルゴスの群れを召喚した。
戦闘用小型ダイウルゴスの群れはチョコマカと走り回りながら、次々とラムダに飛びかかった。
「……こっちは、こっちで、厄介ね」
ラムダが【オール・ワークス!】を発動させ、0.05秒で防具を着替え、黒刃でダイウルゴスの傷口をえぐって吸血した。
だが、戦闘用小型ダイウルゴスの群れが纏わりついてきたため、ダイウルゴスに致命傷を与える事が出来なかった。
「……問題ないわ。既に毒が回っているから……」
その間に、バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が毒の属性攻撃で、戦闘用小型ダイウルゴスの群れを撃破していった。
「それが、どうした! 毒など……効かぬ!」
ダイウルゴスが鼻息を荒くさせながら、バジルをジロリと睨みつけた。
「……あら? まだ効いていないの? そろそろ、毒が回っているはずだけど……」
バジルがダイウルゴスを見上げ、含みのある笑みを浮かべた。
「ん? んん? これは……」
ダイウルゴスが異変に気付き、目をパチクリさせた。
「身体が大きかったせいで、少し時間が掛かったようね? でも、何の問題もないわ。後は身体を蝕むだけだから……」
バジルが落ち着いた様子で、ダイウルゴスに死の宣告をした。
既に、戦闘用小型ダイウルゴスの群れは消滅しており、ダイウルゴスを残すのみとなっていた。
「うぐ、ぐぐぐ……、こんな最後、認めぬぞ! 認めて……なるものかァァァ!」
そんな中、ダイウルゴスの全身に毒がまわり、断末魔を響かせながら、息絶えるのであった。
成功
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第2章 ボス戦
『十二剣神『原罪蛇メデューサ』』
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POW : 蛇蛇獄魔獄狡兎殺
【全身から染み出す「超次元の蛇」】で近接攻撃し、与えたダメージに比例して対象の防御力と状態異常耐性も削減する。
SPD : 朧朧蛇蝎奇霊夜行
自身が対象にとって未知の存在である限り、通常の行動に追加して「【広域感染型の金縛り】」「【鎮火できず永遠に追尾する鬼火】」の心霊現象を与える。
WIZ : 歓歓禍禍大虞呪咒
【底知れぬ恐怖をもたらす笑い声】を放ちダメージを与える。命中すると【「おそれ」】を獲得し、自身が触れた対象の治癒or洗脳に使用できる。
イラスト:カス
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います
UCは指定した物をどれでも使用
普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)
処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います
ティティス・ティファーナ(サポート)
召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
スリサズ・シグルズ(サポート)
『主基幹機構、戦闘機関起動します』
ウォーマシンの戦場傭兵×鎧装騎兵、21歳の男です。
普段の口調は「普通(私、~殿、言い捨て)」、覚醒時は「秘匿システム権限人格(私、貴様、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
九段下・鈴音(サポート)
『この力を使ってくりゃれ』
『妾が護ってやる。安心せい』
自分よりも他者を優先する性格。
ユーベルコードや技能はどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
性格上他の猟兵をかばうことはあっても、迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
エログロはNGです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎
戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。
不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。
冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。
あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。
戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。
政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。
SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。
アドリブ連帯歓迎
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。
◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。
◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している
◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。
◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
得意なのは近接戦闘とか、【情報収集】も兼ねた見回りとかお話を伺うのも好きですよぉ~。
非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
大丈夫ですよぉ~。手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんよぉ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談するのも良いですねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
堅実にきちんと片づけたら、皆で美味しいものでも食べて帰りましょう~。
※アドリブ・連携歓迎
ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す
■行動
柄が悪くとも信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローに、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ
■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う
アドリブ連帯歓迎
日留部・由穏(サポート)
由穏と申します。
これでも太陽神の生まれです。
いかなる世界であれ、オブリビオンの影に未来を曇らされる人々がいるのならば、私が手を出さない道理はありませんね。
太陽は、照らすべき者のために存在するのですから。
好き:芸術全般、各世界の学習、人々の観察
使命:人々の明るい未来を守る
【発言】ご隠居太陽神、敬語、優しい、いつも穏やかな笑み、怒りや恨みや後悔の感情が乏しく時に人を理解しきれないこともある、自らの負傷を気にしない
【戦闘パターン】視力+暗視+マヒ攻撃+光線銃で銃撃戦、アート+式神使い+アイテム折り紙で撹乱、催眠術も併用し折り紙式神を猟兵やターゲットに思わせ誘導などなど
その他何でもさせてどうぞ
鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』
故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師
昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん
例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ
実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に
アドリブ・絡み・可
鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です
かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用
TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます
例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします
●降臨
「呪呪呪、グギ、ギギギギギギィィィ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が理性を失った状態で、猟兵達の前に現れた。
どうやら、獲物を捜していたらしく、十二剣神『原罪蛇メデューサ』が暴れた跡が残っていた。
「な、何だか面倒な事になっているにゃ」
それを目の当たりにしたアイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がドン引きした様子で、身体を仰け反らせた。
「苦苦苦、獲物だ、獲物、噛みつき、引き裂き、肉の塊に変えてやるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、完全にイッた目で、涎をダラダラと垂らした。
「こ、これは絶体絶命、大ピンチにゃあああ」
アイクルが色々な意味で危機感を覚え、【びったんびったん】で十二剣神『原罪蛇メデューサ』の尻尾を掴んで持ち上げ、何度も地面に叩きつけた。
「愚愚愚、グオォォォォォォォォォォォォォォォォン!」
次の瞬間、十二剣神『原罪蛇メデューサ』が咆哮を響かせ、クルリと回るようにして、アイクルを薙ぎ払った。
「……壊れているのか? もう少し理性があれば、上手く立ち回れたと思うが……それでは、な」
仇死原・アンナ(処刑人、獄炎の花嫁、焔の魔女、恐怖の騎士・f09978)が、錆色の乙女(鉄塊剣)を握り締め、皮肉混じりに呟いた。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』は本能の赴くまま、暴れまわっているらしく、それが何であれ、まったく気にしていないようだった。
そのためか、動くモノばかり狙っており、例え相手が猟兵でなかったとしても、破壊の限りを尽くしていた。
「捜捜捜、何処だ、何処だ、何処に隠れているっ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が涎を垂らしながら、ギラギラとした目で、猟兵達を捜し始めた。
「……目の前よ。本当に我を失っているようね」
アンナが【ブレイズスマッシュ】を発動させ、地獄の炎による噴射で超加速し、錆色の乙女を振るって、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を吹き飛ばした。
「愚愚愚、そこにいたのか。忌々しい奴等め」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が血反吐を吐き、恨めしそうに呪いの言葉を吐き捨てた。
「ずっと、前にいたんだけど……。怒りで我を忘れて、見えなかったのね」
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が、色々と察した様子でボソリと呟いた。
「怒怒怒、憎い、憎い、腹立たしい!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が不気味な鳴き声を響かせ、残像を繰り出しながら、猟兵達に殴り掛かってきた。
「それって、八つ当たりよね!?」
すぐさま、ディティスがオーラ防御を展開し、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の攻撃を防いで、空中戦を仕掛けると、零距離一斉射撃で牽制した。
「怒怒怒、何故、拒む、何故、拒むゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
その事に苛立ちを覚えた十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、全身血まみれになりながらティティスに吠えた。
「そりゃ、拒むでしょ」
その反応に恐怖すら覚えながら、ティティスが【三女神の加護と粛清を(ウルド・スクルド・ベルダンディ)】を発動させ、レーザービーム、極細レーザービーム、巨大レーザービームを放ち、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の攻撃力を減らした。
「主基幹機構……、戦闘機関起動します」
それに合わせて、スリサズ・シグルズ(シグルズシリーズ・f11317)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
先程の一撃で十二剣神『原罪蛇メデューサ』は攻撃力が減少しているものの、猟兵達に対する殺意は消えていないようである。
「呪呪呪、敵、敵、敵かァァァァァァァ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が「超次元の蛇」を全身から染み出し、スリサズの防御力と状態異常耐性も削減させた。
「ああ……、敵だ」
スリサズが落ち着いた様子で答えを返し、【ベルセルクトリガー】で最終武装モードに変化させ、超攻撃力と超耐久力を得た後、理性を失って零距離一斉2回射撃を仕掛けた。
「愚愚愚ゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
その攻撃を食らった十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、禍々しいオーラを展開した。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』は攻撃力が減少した分、殺気が増しているらしく、傷つく事も恐れていなかった。
「いいわ、掛かってきなさい。……相手をしてあげる」
それに合わせて、バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が毒の属性攻撃を仕掛け、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の身体を蝕んだ。
「苦苦苦、この程度の毒で、我を……私を……倒せると思って……苦、苦苦、苦!」
その攻撃を食らった十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、毒耐性で体内の毒を消し去った。
「……でしょうね。ちょっと試しただけだから」
バジルが十二剣神『原罪蛇メデューサ』の注意を引きながら、警戒した様子で間合いを取った。
「苦苦苦、ならば今度は我が……余が……試し……て……やろうゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が瞳孔の開いた目で、底知れぬ恐怖をもたらす笑い声を響かせ、バジルにダメージを与えた。
「だいぶ壊れているのね。……治療した方がいいわよ」
それと同時に、バジルが【睡魔を誘う蛇の果実(スイマヲイザナウヘビノカジツ)】を発動させ、即効性の催眠ガスを放った。
その影響で、まわりにいた猟兵達が眠りにつき、十二剣神『原罪蛇メデューサ』が激しい睡魔に襲われた。
「眠眠眠、なんだ、これは……。頭が……眠気が……」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が大きく頭を揺らし、必死に睡魔と戦った。
一方、眠りについた猟兵達は、次第に負傷が回復した。
「素直に眠ってしまえば、傷ついた身体を回復させる事が出来たのにのう。まあ、いくら足掻いたところで、眠りにつく事になるのじゃが……」
九段下・鈴音(黒桔梗・f01929)が、どこか遠くを見つめた。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』は必死に睡魔と戦っているものの、それが原因で戦う事が出来なくなっていた。
「愚愚愚、戯言を……」
それでも、十二剣神『原罪蛇メデューサ』は眠ろうとせず、呪詛混じりの言葉を吐いた。
「ならば、その身に喰らって、理解するがいい」
次の瞬間、鈴音が【妖刀錬成(ヨウトウレンセイ)】で、竜胆(妖刀)を145振り複製し、それを念力でバラバラに操って、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の身体を切り裂いた。
「怒怒怒、よくも、よくも、よくもぉぉぉ!」
その一撃を食らった十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、さらに強力な呪詛を撒き散らして、猟兵達に襲い掛かった。
「だいぶ怒っているようだね? そんなに腹が立っているのなら、俺が相手をするよ」
そんな中、北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が第六感と心眼を駆使して、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の攻撃を見切った。
「愚愚愚、何故、何故、何故ぇぇぇ! 狙いは正確のはずなのにぃぃぃぃ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』がヒステリックに叫びながら、何度も爪を振り下ろした。
「そんなに殺気を放っていたら、当たるものも当たらないよ」
優希斗が残像を身代わりにして、その場から飛び退いた。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』は理性を失っているせいか、単純な攻撃しか出来なくなっており、攻撃パターンを把握するのは、それほど難しい事ではなかった。
その代わり、周囲に撒き散らかされた呪詛のせいで、少しずつだが確実に精神が蝕まれているようだった。
「……とは言え、そろそろ限界のようだ」
すぐさま、優希斗が【影技・夢幻深傷心(エイギ・ムゲンシンショウシン)】を発動させ、鬼灯(影業)で十二剣神『原罪蛇メデューサ』に触れ、同じ戦闘能力を持ったトラウマの化身を召喚し、自分の代わりに戦わせた。
「……助太刀します!」
それに合わせて、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御を展開しながら、破魔の力を宿した誘導弾を放ち、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を浄化した。
「痛痛痛、なんだ、この感覚は……! 身体が溶けるゥ……」
その影響を受けた十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、ビクビクと身体を震わせ、どす黒い血の泡を吐いた。
それでも、必死に意識を保とうとしているものの、身体がフラつき、バランスを保つ事が出来なくなっていた。
「……苦しいですか? ……ならば、これで、どうですか?」
次の瞬間、シホが【終癒】死者へ捧げる弔いの祈り(シュウユ・シシャヘササゲルサプリケーション)を発動させ、生者には害が無く死者の霊魂を吸収する浄化属性の優しき温かな光を放ち、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の苦痛や、負の感情を和らげた。
「愚愚愚、ふざけた真似を……。こんな事をしても、無駄、無駄、無駄……」
その影響を受けたのか、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の勢いを衰えた。
「……って、効きまくりやん ちょっと涙目になっとるやん」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が、思わずツッコミを入れた。
「愚愚愚、効いてなどいない。効いてなど……。効いている訳が……愚愚愚」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、イラついた様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「いや、効いてるやん。バッチリ、ガッチリ、効いてるやん! ハンカチいるか? ギャン泣き、秒読み前やろ!」
その事に気づいたウルスラが、さらに鋭いツッコミを入れた。
「怒怒怒、ええい、黙れ、黙れ、黙れ! 許さん、許さん、許さん!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、広域感染型の金縛りと、永遠に追尾する鬼火の心霊現象をウルスラに与えた。
「……黙る訳やないやろ!」
ウルスラが金縛りと鬼火を見切って、残像を身代わりにしながら受け流し、【セロ・ディスタンシア】を発動させ、十二剣神『原罪蛇メデューサ』に蹴りを入れ、サイキックの斬撃波を放ち、強制的に相対距離を奪った。
「何だか中途半端に、理性が戻りつつあるようにも見えるが……」
河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が複雑な気持ちになりつつ、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の様子を窺った。
十二剣神『原罪蛇メデューサ』は妙に殺気立っており、八つ当たりの相手を探すようにして、両目をギラつかせた。
そこには理性のカケラもなく、本能的に動いているようにも見えるのだが、会話のやり取りが出来ているため、完全に暴走であるとも言えなかった。
「笑笑笑、ヒヒ、ヒヒヒヒヒヒヒヒッ!」
次の瞬間、十二剣神『原罪蛇メデューサ』が底知れぬ恐怖をもたらす笑い声を放ち、統治におそれを与えて支配下に置こうとした。
「やっぱり、マトモじゃないか」
すぐさま、統治がリミッターを解除し、残像を繰り出しながら、カウンターを仕掛け、破邪と破魔の力を宿した斬撃波を放ち、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を浄化していった。
「愚愚愚……、な、何故だ。何故ぇぇぇぇぇぇ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』がヨダレを垂らしながら、ギチギチと歯を鳴らした。
「それは、お前がリア充だからだ! リア充の穢れた思想が、すべての元凶。その事を理解しているのなら、何も怖くないだろ。俺が身を清めてやる! ……お前を爆破してなっ!」
不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、限界突破して存在感を示し、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を爆破して焼却した。
「愚愚愚、リア……リア……リア充だと!? わた……わた……俺は……リア、リア、リア充ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が炎に包まれながら、悲鳴を上げて踊り狂った。
「何故、非モテを拒む! その気持ちが、自らを破滅に導くと言うのに……! お前は何も分かっていない!」
静武がイラついた様子で、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を叱りつけ、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させた。
次の瞬間、リア充に対する怒りから炎を生み出し、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の身体を焼却して爆破した。
「愚愚愚、我の……私の……身体がァァァァァァァァァァ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』がブスブスと真っ黒な煙を上げながら、唸り声を上げて猟兵達に飛びかかっていた。
「わ、わわっ! わたしぃは、まだ何もしていませんよぉおぉ~」
その巻き添えを食らった冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が、飛び跳ねるようにして逃げていった。
「待待待、逃げるなっ! 逃げるなっ! 逃げるなァァァァァァ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が両目を血走らせ、地面を滑るようにして、卯月の後を追った。
「そ、そんな事を言われてもぉ~。こ、こうなったら……えいっ!」
それと同時に、卯月が【百獣式快癒法(アニマルヒーリング)】で、使役する動物から癒しのオーラを飛ばし、十二剣神『原罪蛇メデューサ』をメロメロにした。
「恋恋恋、これが恋、恋、愛ィィィィィイ?」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が両目をギョロつかせ、瞳にハートマークを浮かべて飛びかかってきた。
「……って、逆効果よね、これ!」
政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、思わずツッコミを入れた。
「愚愚愚、恋の邪魔をするとは……。絶対に許さないィィィィィィィ!」
その事に苛立ちを覚えた十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、超次元の蛇を全身から染み出す事で、朱鞠だけでなく、邪魔をする猟兵の防御力と状態異常耐性も削減させようとした。
「……別に、恋路の邪魔をする気はなかったけどね。でも、ちょっと……頭を冷やす必要がありそうね」
すぐさま、朱鞠がリミッターを解除し、ダンスを踊るようにして、一気に距離を縮め、刑場槍『葬栴檀』で串刺しにした後、傷口をえぐって生命力を吸収した。
「無無無、小賢しい真似を! そんな事をしても、ぐ、ぐ、ぐわああ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、頭を抱えて悲鳴を上げた。
「少しは頭が冷えた?」
朱鞠が軽く皮肉を言いながら、【忍法・咎狐落とし(ニンポウ・トガキツネオトシ)】を発動させ、浄化の炎を籠めた拷問具で拘束し、肉体を傷つけず咎人としての魂のみを攻撃した。
「冷冷冷、冷え、冷え、冷えてなど、いな、いな、いないィィィィィィ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が鼻息を荒くさせ、鋭い爪を振り回して、猟兵達に襲い掛かってきた。
「むしろ熱くなっているようですね。その勢いに反して、だいぶ弱っているようですが……」
シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)がオーラ防御を展開しながら、カウンターを仕掛けて、生命力と魔力を吸収し、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の精神を汚染した。
「愚愚愚、ナマイキ、ナマイキ、ナマイキなァァァァァァ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が悲鳴にも似た金切り声を響かせ、捨て身の覚悟で特攻を仕掛け、シンに噛みつき吸血すると、生命力と魔力を吸収し返した。
「やはり弱っているようですね。そうでなければ、先程の一撃で僕を仕留めていたはずですから……」
シンが激痛耐性で攻撃を耐えながら、【異界の剣の召喚(サモン・ケイオスソード)】で、未知の材質で創られた深い闇色の剣を召喚し、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を斬りつけて焼却した。
「熱熱熱、あ、あ、熱いィィィィィィィィィ!」
それと同時に、十二剣神『原罪蛇メデューサ』の身体が燃え、辺りにあるモノを手当たり次第に壊していった。
「こんな事で音を上げて、どうするのだ! もっと、熱く、さらに熱く……アチチチッ!」
そのドサクサに紛れて大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が、自分の身体を火のついたライターを近づけ、涙目になって走り回った。
「怒怒怒、よくも、よくも、よくもぉ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が怒り狂った様子で、麗刃にガブッと噛みつき、吸血する事で生命力と魔力を吸収した。
「な、な、なんて事をしたのだ! 血を吸われたせいで、骨と皮だけなのだァァァァァァァァ!」
麗刃が【スーパー変態人(スーパーレイクン)】で、気合を入れて髪を逆立て、全身を金色に光らせる事で、戦闘力を増強させ、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を殴って、殴って、殴りまくった。
「否否否、元気、元気、元気じゃないかァ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が全身血まみれになりながら、呪詛混じりに言葉を吐き捨てた。
「ちょ、ちょっと待ってください。な、流れ弾ならぬ、流れ呪詛のせいで、腕や足が~……」
向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が巻き添えを喰らって、涙目になりつつ、身体をフラつかせた。
「苦苦苦、もげろ、もげろ、全部もげろォォォォォォォ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が上機嫌な様子で、踊るようにして呪詛を撒いた。
その呪詛が存の身体を蝕み、さらに身体を腐らせた。
「……って、ノリノリで靴去らせるのは止めてくれますかぁ~」
存が色々な意味で危機感を覚えながら、【連続斬奥義】で絆の力を刻銘剣に宿し、咄嗟の一撃で十二剣神『原罪蛇メデューサ』を斬りつけ、生命力を吸収した。
「愚愚愚、ぐがァァァァァァァァァァァ! よくも、よくも、よくも、やったなァァァァァァァァァ!」
その事に怒りを覚えた十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、呪詛を付与した衝撃波を乱れ撃った。
「……クッ!」
すぐさま、存が激痛耐性で衝撃波に耐え、コロコロと地面を転がった。
「おいおい、さすがにやり過ぎたって。まあ、オレ達を殺す気なんだから、当然かも知れないけどさ」
そんな中、ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が閃光を放って、十二剣神『原罪蛇メデューサ』を牽制した後、霊的防護で身を守りながら、ホーミングでダメージを与えて浄化した。
「是是是、当たり前だ。お前は、敵、敵、敵ィ! 殺す、殺す、塵に変えるゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が唸り声を響かせ、ホーミングを乱れ撃ち、互いにダメージを受けてヨロめいた。
「……残念だが、塵に変えるほどの威力はなかったな。それじゃ、お返しだ」
次の瞬間、ギュスターヴが【人類進化:到達(サイキックハーツ)】を発動させ、閃光で十二剣神『原罪蛇メデューサ』の動きを封じ込め、鋭く尖った無数の光で容赦なく身体を貫いた。
「痛痛痛っ! か、か、から、身体が、うご……うご……うごごォォォ!」
その攻撃をモロに食らった十二剣神『原罪蛇メデューサ』が奇声を響かせ、ブクブクと血の泡を吐いた。
「さあ、いまのうちに、メデューサを倒してしまいしまょう!」
日留部・由穏(暁天緋転・f16866)が仲間達に声を掛けながら、催眠術で動きを鈍らせ、式神の折り紙を飛ばして、マヒ攻撃を仕掛けた。
「愚愚愚、まだだっ! まだだっ! まだ果てぬ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が両目をギョロつかせ、広域感染型の金縛りで動きを封じ込め、鎮火できず永遠に追尾する鬼火の心霊現象を与えた。
「……クッ!」
それと同時に、由穏が金縛りの状態のまま、鬼火の一撃を喰らい、為す術もなく地面をゴロゴロと転がった。
「苦苦苦、このまま死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が勝ち誇った様子で、勢いをつけて由穏の利き腕に噛みついた。
「まさか、利き腕を犠牲になるとは、夢にも思いませんでしたが、何とか喰いついてくれたようですね。それでは、これ以上……、動かないでください」
それに合わせて、由穏が【私の光(カミノヒカリ)】を発動させ、十二剣神『原罪蛇メデューサ』に要求をした。
「断断断、ん、んぐ、ぐ……め、目がああああ! 何も……何も見えないィィ!」
その要求を否定したた十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、両目を押さえて悲鳴を上げた。
「いい加減、白旗を上げても、いい頃だと思うんだけど、なかなか頑張るね。ひょっとして、骸の海に還るのが怖いのかな?」
鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が、十二剣神『原罪蛇メデューサ』に対して問いかけた。
「否否否、骸の海など、怖くないっ! 怖い訳など……ぐぎぎぎぎぃ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が怒り狂った様子で、身体を激しく震わせた。
「やっぱり、怖いんだね。まあ、気持ちは分かるけど……。それでも、還ってもらわなきゃ……!」
成美が【神農伝承術改(ナンチャッテスーパードクターカイ)】で医術、薬品調合、救助活動、コミュ力の技能レベルを1570にした後、破魔の力を宿した誘導弾で範囲攻撃を仕掛け、十二剣神『原罪蛇メデューサ』に攻撃を仕掛けた。
「怨怨怨、こんなところで倒されてたまるかっ!」
十二剣神『原罪蛇メデューサ』が雄叫びを響かせ、呪詛を付与した斬撃波を乱れ撃った。
「だいぶ調子が戻ったようですね。それでも、私達を倒せるだけの力はないようですが……」
すぐさま、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)がリミッターを解除して、限界突破して肉体改造を施し、オーラ防御を展開しながら、エネルギーを充填し、それを弾に変えて砲撃した。
「守守守、効かぬ、効かぬ、効かぬゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
その攻撃をモロに食らった十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、全身から超次元の蛇を染み出す事で、影華の防御力と状態異常耐性も削減した。
「怒りと恐怖で我を忘れているようですね。……ならば、これで終わりにしましょう。そろそろ骸の海に還る時間ですよ?」
影華が残像を身代わりにして、超次元の蛇を回避しながら、【fit via vi(フィト・ウィア・ウィー)】を発動させ、乗り物に乗ったまま、十二剣神『原罪蛇メデューサ』に接触し、1580吹き飛ばし、近くの壁に叩きつけた。
「愚愚愚、まさか、まさか、こんなところで……」
そう言って十二剣神『原罪蛇メデューサ』が、壁にめり込んだまま息絶えた。
成功
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第3章 ボス戦
『ドラゴンテイマー』
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POW : クリムゾンキャリバー
【赤き剣の右腕】が命中した対象に対し、高威力高命中の【黒竜ダイウルゴスの群れ】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD : ギガンティックダイウルゴス
レベル×1体の、【逆鱗】に1と刻印された戦闘用【大型ダイウルゴス】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ : 文明侵略(フロンティア・ライン)
自身からレベルm半径内の無機物を【黒竜ダイウルゴスの群れ】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
イラスト:ハルヨリ
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎
戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。
キメリア・モルテスティア(サポート)
キメリアよ。
魔鋼の悪魔で危険地帯の旅人をやってるよ。
武器はこの拳で格闘技や魔法拳での戦いを主にしているよ。
戦闘時は仲間のみんなを守りながら戦うつもりよ。
多少は傷くような行動をしてでも、味方を守って反撃したり、隙あらば攻めていくつもりね。
体がすごく頑丈なのは私の強みだと思っているから、むしろそれを活かせるよう攻撃を食らってからの反撃する展開もほしいかしら。
後、なるべく乗り物には乗らず生身で戦いたいね。
必要に応じてユーベルコードは何でも使って行くよ。
でも、充分に徒手空拳での戦いを行ってからUCを使用する傾向に有るかしら。
あとはおまかせ。よろしくね。
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す
■行動
柄が悪くとも信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローに、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ
■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う
アドリブ連帯歓迎
向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
得意なのは近接戦闘とか、【情報収集】も兼ねた見回りとかお話を伺うのも好きですよぉ~。
非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
大丈夫ですよぉ~。手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんよぉ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談するのも良いですねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
堅実にきちんと片づけたら、皆で美味しいものでも食べて帰りましょう~。
※アドリブ・連携歓迎
北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす
リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす
悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす
シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす
徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!
冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。
あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。
戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
●竜を従えしモノ
「……私の邪魔をするのか。忌々しい奴等め」
そんな中、ドラゴンテイマーが、猟兵達の前に現れた。
猟兵達は落ち着き払っているものの、それは上辺だけで、内心怒り狂っているようだった。
「邪魔をする……と言うよりも、被害が拡大しないように手を打っているだけなんだけど……」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、深い溜息を洩らした。
「そうか。……ならば、余計に目的を果たす必要があるか」
ドラゴンテイマーが逆鱗に1と刻印された戦闘用大型ダイウルゴスの群れを召喚し、一斉にブレスを吐いた。
「まあ、そうでしょうね」
バジルが傷ついた身体を庇いながら、【バジリスク・スモッグ】で猛毒のガスを発生させて、戦闘用大型ダイウルゴスの群れを蹴散らしていった。
「うぐ、これは……! だが、耐性さえあれば、問題ない」
すぐさま、ドラゴンテイマーが指をパチンと鳴らしを毒に対して耐性のある禍々しいオーラを展開した。
「そう言っていられるのも、今のうちだと思うが……」
それに合わせて、河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が限界を突破して、リミッターを解除し、エネルギーを充填すると、破魔の力を宿したレーザーで狙い撃ち、戦闘用大型ダイウルゴス達の頭部を破壊していった。
「うぐ……、小癪な真似を……!」
その事に危機感を覚えたドラゴンテイマーが、まわりに散らばった瓦礫を黒竜ダイウルゴスの群れに変換し、一斉に漆黒のブレスを吐かせた。
それがアスファルトの地面をガリガリ削り、統治を飲み込む勢いで迫っていった。
「……悪いな、そこは俺の間合いだ」
即座に統治がオーラ防御を展開し、激痛耐性で耐えながら、【烈火業炎撃(レッカゴウエンゲキ)】を発動させ、水月(日本刀)から燃え盛る炎を放ち、黒竜ダイウルゴスの群れを爆発炎上させた。
「やるじゃないか。だが、炎くらいで、ダイウルゴスを倒せると思ったら、大間違いだ!」
ドラゴンテイマーがフンと鼻を鳴らして、黒竜ダイウルゴスの群れにブレスを吐かせた。
「……でしょうね。だからと言って、この仕打ちは酷くない?」
すぐさま、キメリア・モルテスティア(白銀の旅行者・f44531)が弾幕を張って、ブレス攻撃を防ぎつつ、増強した魔力でエネルギー弾を放って、黒竜ダイウルゴスの群れを牽制した。
「酷いものか。むしろ、優しいくらいだ。そもそも、何故……無駄な抵抗をしようとする。そんな事をしても無駄な事くらい、いくらお前達が愚かでも分かる事だろう」
ドラゴンテイマーが赤き剣の右腕でキメリアを殴り、黒竜ダイウルゴスの群れにブレスを吐かせて、追い打ちを掛けた。
「……!」
それに合わせて、キメリアが瞬間強化で、自らの肉体を硬化させ、激痛耐性で何とか耐えた。
「つまり死ぬ気で掛かって来いと言う事ね。……いいわ、相手をしてあげる。だから……いまさら後悔しないでね」
キメリアが【プラチナティックレイライン】を発動させ、白く輝くレーザーで連続コンボを仕掛け、黒竜ダイウルゴスの群れの身体を貫き、まわりの地形も破壊した。
「後悔など……するものか。後悔など……」
ドラゴンテイマーが、ギチギチと歯を鳴らした。
「……って、目が泳ぎまくっているから。もう少し落ち着いたら、どうだい? 例えば、素数を数えるとかさ」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、乾いた笑いを響かせた。
「そ、素数か。そ、そうだな。い、いや、何を言っている! そんな事……、する訳がないだろ! 黙って、死ねぇえぇぇぇぇぇ!」
ドラゴンテイマーが動揺した気持ちを誤魔化すようにして、戦闘用大型ダイウルゴスの群れを嗾け、一斉にブレスを吐かせた。
「八つ当たりをしたって、何の解決にもならないよっ! まあ、そっちが、その気なら、アタシだって容赦はしないけどね!」
多喜が【悲劇覆す札(コール・イェーガー)】で宇宙カブJD-1725と共に、同じ世界にいる仲間の元に出現(テレポート)した後、オーラ防御を展開しながら、自らの封印を解いて、リミッターを解除し、衝撃波で範囲攻撃を仕掛けて乱れ撃った。
それが戦闘用大型ダイウルゴス達の身体を貫き、次々と息の根を止めていった。
「どうやら、死にたいようだな」
ドラゴンテイマーが激しくこめかみをピクつかせ、まわりにあるモノを黒竜ダイウルゴスの群れに変換し、その邪魔をするようにして、次々と攻撃を仕掛けた。
「……って、あたしは関係ないにゃ! まだ何もしてないにゃ!」
アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が腑に落ちない様子で、ドラゴンテイマーに文句を言った。
「いや、関係は……ある! 連帯責任だ!」
しかし、ドラゴンテイマーは、まったく反省しておらず、大袈裟にフンと鼻を鳴らし、黒竜ダイウルゴスの群れに再びブレスを吐かせた。
「そんなの、自分勝手すぎるにゃ!」
アイクルがムッとした様子で、【全力拒否(オマエノソレハムチャクチャキニイラナイ)】を発動させ、魂を込めた全力の打撃を放って相殺した。
「それは、こっちの台詞だ。ただ邪魔をしただけでなく、私まで滅しようとしているのだから……」
ドラゴンテイマーがイラついた様子で、猟兵達をジロリと睨みつけた。
「確かに……、それは間違いないな。でも、まあ……、ここまで観光に来たとは思っていなかっただろ?」
ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が、ドラゴンテイマーを見つめて、冗談混じりに呟いた。
「ああ……、そうだな。それならば、歓迎してやったと言うのに……」
ドラゴンテイマーが指をパチンと鳴らして、黒竜ダイウルゴスの群れに指示を出し、捨て身の特攻を仕掛けさせた。
「どっちにしても、結末は変わらなかったと思うけどなあ? どうせ、邪魔者は消すつもりだったんだろ?」
ギュスターヴが戦う前に祈りを捧げ、霊的防護で守りを固めた後、【人類進化:到達(サイキックハーツ)】を発動させ、浄化の光で黒竜ダイウルゴスの群れを次々と消滅させた。
「ああ、いまさら隠したところで、無意味だしな。確かに、結末は変わらなかった。それだけは認めよう」
ドラゴンテイマーがチイッと舌打ちした後、生き残った黒竜ダイウルゴスの群れを後退させた。
「それじゃあ、結局……何があろうと、私達を倒すつもりだったんですねぇ~」
向・存(葭萌の幽鬼・f34837)がドン引きした様子で、ドラゴンテイマーに視線を送った。
「ああ、違いがあるとすれば、楽に死ねるか、苦しんで死ねるかのどちらか、だ」
ドラゴンテイマーが赤き剣の右腕で存を斬りつけ、黒竜ダイウルゴスの群れに襲わせた。
「わ、わわ、私の腕がぁ~。ちょ、ちょっと、それ……返してください。気軽に持ち帰って、いいモノじゃありませんからねぇ~」
存が激痛耐性で何となく痛みに耐えながら、【屍身超越】で封魂符を捨て、半オブリビオンモードに変身し、防御力10倍と欠損部位再生力を得た後、咄嗟の一撃を繰り出し、ドラゴンテイマーの生命力を奪った。
「ほお……、無駄に足掻く事を選んだか。こんな事をしても、無駄だと言う事を分からせるためにも、ここで情けは無用だな」
ドラゴンテイマーがリミッターを解除し、限界突破をした後、赤き剣の右腕で存を斬りつけ、黒竜ダイウルゴスの群れに嗾けた。
その指示に従って黒竜ダイウルゴスの群れが、存の身体に鋭い牙を突き立てた。
「そこまでにしてもらおうか。目の前で仲間が傷つく姿を暢気に見ている程、俺も冷酷ではないんでね」
そんな中、北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)がオーラ防御を展開しながら、蒼月・零式(魔刀)と月下美人(白銀の妖刀)で連続コンボを繰り出し、黒竜ダイウルゴスの群れを斬り捨てた。
「……なるほど。つまり、お前が身代わりになると言う事だな? ならば、自らの意志で殺してくれと願うまで、いたぶってやろう」
ドラゴンテイマーがニヤリと笑い、今度は戦闘用大型ダイウルゴスの群れを嗾けた。
「そのやり方は、趣味が悪いな。でも、そう簡単にやられるつもりはないよ」
優希斗が【闇技・夢蒼殲滅波(アンギ・ムソウセンメツハ)】で蒼穹の骸の海を纏って、残像を繰り出しながら跳び回り、鎧無視斬撃波を放って、戦闘用大型ダイウルゴス達の傷口をえぐった。
その事で危機感を覚えたのか、戦闘用大型ダイウルゴスの群れが、一斉に距離を取った。
「ぬわははははっ! みんな麗ちゃんが怖くて、ビビり散らかしているのだ! さあ、もっと恐れろ! 麗ちゃんは誰にも負けないのだ」
即座に、大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)がドヤ顔を浮かべ、勝ち誇った様子で胸を張った。
「……そうか。そこまで死にたいのであれば、願いを叶えてやろう」
ドラゴンテイマーが、こめかみを激しくピクつかせ、赤き剣の右腕で麗刃を斬りつけ、黒竜ダイウルゴスの群れに襲わせた。
「ククククク、甘い、甘すぎるのだ! そんな事では世界の半分をもらって満足してしまうほど甘いのだ! そんな事でいいのか? 絶対に駄目なのだ。狙うんだったら、世界征服! それこそ、真の悪なのだ!」
それに合わせて、麗刃が変顔を繰り出しながら、残像を身代わりにして、黒竜ダイウルゴスの攻撃を避け、【伝説の超変態人(デンセツノスーパーレイクン)】で悲しみの感情を爆発させる事により、自身の身体サイズと戦闘能力が増大させ、サムライブレイドで斬りつけた。
「何が甘いと言うのだ! いくら抵抗したところで、無駄だっ! どうせ、お前は死ぬのだから……!」
ドラゴンテイマーがイラついた様子で、再び黒竜ダイウルゴスの群れを嗾けた。
だが、反応は……ない。
「あ、さっきのドラゴンなら、わたしが美味しくいただいたっすよ。思ったよりも、食べ応えがあったっすけど、あっという間にペロリっす」
飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、勝ち誇った様子で胸を張った。
「ま、まさか、喰ったのか!? 先程までいたドラゴン達を!」
ドラゴンテイマーが信じられない様子で、目を丸くさせた。
それでも、必死に理解しようとしているものの、頭の中が真っ白で考える事さえ出来なくなっているようだった。
「もちろん……、食べたっすよ。でも、メインディッシュが、まだっす!」
杏子が物凄い笑顔を浮かべながら、【フードファイト・ワイルドモード】で、戦闘中に食べた肉の量と質に応じて、全身の細胞が活性化させ、戦闘力を増加した後、行く手を阻む黒竜ダイウルゴスの群れに切り込んで、傷口をえぐって解体し、捕食しながらドラゴンテイマーに迫っていった。
「……喰われてたまるかっ!」
その事に危機感を覚えたドラゴンテイマーが、禍々しいオーラを展開し、黒竜ダイウルゴスの群れを壁代わりにして後退した。
「もう逃げられないと思いますよ?」
徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)がドラゴンテイマーの背後に陣取り、意味ありげにニコッと笑った。
「ふざ……けるなっ! 逃げる事など、絶対に……あり得ない。お前達を倒して、目的を果たさねばならぬのだから……」
ドラゴンテイマーがギチギチと歯を鳴らしながら、大量の瓦礫を黒竜ダイウルゴスの群れに変換し、炎のブレスを乱れ撃った。
「だいぶ熱くなったから、これで少し冷やさないとね」
家光がオーラ防御を展開しながら、【天河大濁流(テンガダイダクリュウ)】を発動させ、鎚曇斬剣から水の濁流を放って、ドラゴンテイマーにカウンターを仕掛け、浸水の状態異常を与えた。
「……言ったはずだ。目的を果たす、と……」
ドラゴンテイマーが鬼のような形相を浮かべ、荒々しく息を吐き捨てた。
「それじゃ、わたしぃはそろそろ帰りますねぇ~」
そのドサクサに紛れて冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が竜の鱗を大量に抱え、愛想笑いを浮かべて立ち去ろうとした。
「ちょっと……、待て! ここから生きて帰れると思っているのか? だったら、立場をわからせてやらないとなっ!」
ドラゴンテイマーがイラついた様子で、戦闘用大型ダイウルゴスの群れを嗾け、次々と卯月に喰らいつかせた。
「そ、そんな事を言われましてもぉ~。この状況で逃げないと、大変な事になっちゃいますしぃ~。と言うか、既に絶体絶命、大ピンチですよぉ~」
卯月が全身ズタボロになりながら、涙目になってリミッターを解除し、【百獣の悪戯友達(ヒャクジュウノトモ)】で使役したウサギの力】を纏って跳び回り、重量攻撃で戦闘用大型ダイウルゴスの群れを蹴散らしていった。
「こ、こら! 逃げるなっ!」
ドラゴンテイマーが殺気立った様子で、卯月の後を追いかけた。
「一体、何処に行くつもりですか?」
シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御と結界術を展開しながら、ドラゴンテイマーに空中戦を仕掛け、破魔の力を宿した誘導弾で、戦闘用大型ダイウルゴスの群れを浄化した。
「うぐぐ……、まだ、だっ! まだ終わった訳ではない!」
ドラゴンテイマーが悔しそうな表情を浮かべ、再びダイウルゴスの群れを召喚しようとした。
だが、いくら呼んでもダイウルゴスは現れず、重々しい空気がドラゴンテイマーを包み込んだ。
「どうやらストックが尽きたようね。それじゃあ、これで終わりよ。……さよならね」
シホが【音霊】霊招きの指揮棒(オトダマ・ゴーストタクト)を発動させ、お子様幽霊合奏団メイ、マイ、タクロウを召喚し、金管楽器や打楽器のフリーダムな演奏と応援によって、武器と防具をパワーアップさせ、『聖銃』ピア(Pea)_甲WSでドラゴンテイマーの脳天を撃ち抜いた。
「うぐ……ごごご……」
そのため、ドラゴンテイマーは悲鳴を上げる事さえ出来ず、血溜まりの中に沈んで動かなくなった。
成功
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