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【妖土佐戦記】土佐を今一度炎上し候!?

#アヤカシエンパイア #妖土佐戦記 #途中参加歓迎 #複数人プレ歓迎 #オーバーロード歓迎 #(「私は〆の日付を間違えました」という看板をかけている)

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#(「私は〆の日付を間違えました」という看板をかけている)


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●炎上不可避
 ここは、土佐国のはずれに位置する小さな村。ごく小さいその村は、自然を味方に付けて商いや生産に営んでいた。

「|あて《私》の取り分無いがかー!?」
「知りゃあせんよ! 鼬にでも持ってかれたんじゃろ!」
 そして、いざこざ。小競り合いによる怒り。それらは、近くに発生しかけていた妖の裂け目に亀裂を入れ、平安結界を破るには充分だった。

「……何か変な臭いがするのう?」
「焦げくさいぜよ」
「もっ……燃えてやせんかありゃあ!?」

 妖が村の端から燃やしていく。そして、自然も燃やしていく。
『怨怨怨怨……』
『怨怨怨怨怨……!!』

 このままでは、土佐全体が洗濯どころか炎上しかねない――。

●グリモアベース
「皆様、先の大戦お疲れ様でございました」
 グリモア猟兵の功・三成(平安さぽおと女房・f42973)が広げた巻物からホログラムを投影して、予知の続きを伝える。
「既に土佐の陰陽師が駆け付けて一般人の立ち入りを禁止しておりますが、延焼は彼らの手には負えません。精一杯火消し活動が行われてはおりますが、このままでは近隣の野山に火の粉が飛ぶのも時間の問題です」

 つまり、消火しながら敵を倒せという事である。
「幸いにもまだ小さなボヤで済んでおります。水をかけるなら今しか無いでしょう。ただ、相手が『火車』ですので、更に火の粉を飛ばして来る可能性は充分考えられます。そちらへの対処も出来ればしておいた方が良いかと」
 『火車』は先兵である。大将である『戯画龍』も炎を操る技を持っているので、気を付けた方が良いと三成は言った。

「それでは、土佐の再洗濯をお願い致しますね」
 グリモアでの転移を開始する三成だった。


椿油
 椿油です。土佐シリーズ3回目です。
 第1章は『火車』との集団戦です。怨怨怨と喋り、呪いの炎を操ってきます。延焼にも対処出来るとなお良いかもしれません。
 第2章は『戯画龍』とのボス戦です。WIZに炎の技があるので気を付けましょう。あと、物理的に建物などを消して来る可能性もあります。
 第3章は日常です。平安結界の強化も兼ねて、水の舞を陰陽師が披露する宴が開催されます。共に剣舞・舞踊を披露するもよし、鑑賞するもよしです。

 皆様のアツいプレイング、お待ちしちょります!
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第1章 集団戦 『火車』

POW   :    呪言炎波
【呪言と共に口から吐かれた炎波】が命中した対象を燃やす。放たれた【呪いの】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD   :    呪車炎蹂
【炎を纏った車輪を高速回転させること】で敵の間合いに踏み込み、【呪いの炎】を放ちながら4回攻撃する。全て命中すると敵は死ぬ。
WIZ   :    呪炎旋風
高速で旋回する【車輪の軌跡に沿って炎の竜巻】を召喚する。極めて強大な焼却攻撃だが、常に【呪言】を捧げていないと制御不能に陥る。

イラスト:すずや

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●ある程度現代訳してお送りしております
「わしの家は! わしの家はどうなっちゅうが!?」
 森林に程近い民家の男が陰陽師へと怒鳴った。
「大丈夫! 大丈夫ですき、下がりよって下さい!!」
 陰陽師が一定のラインから先へ行かせてくれない事に、男は不満を抱いた。
「まったく、何でこうなったんじゃ?!」

『怨怨怨怨……』
『怨怨怨怨怨怨……』
 一方で、火消しと同時に『火車』の放つ呪いの炎を受ける陰陽師も、大変だった。
「消しきれん! どうにかせんと、山火事になるぜよ……!」
神城・星羅
【星月の絆】で参加

私と朔兎様の生まれ故郷であるアヤカシエンパイア、今の住居があるサクラミラージュ。深く関連がありそうですね。そしてアヤカシエンパイアを覆う禍の影も消えず。土佐は馴染み深い土地。護りましょう、朔兎様。

この妖は相変わらず厄介ですよね・・・熱い!!【オーラ防御】【残像】【結界術】【回復力】で身を保たせつつ、【高速詠唱】で音律の使い発動!!この子達なら炎は平気です!!【オーラ防御】【結界術】も余裕があれば付与します。鳥達に攻撃させつつ、【誘導弾】で攻撃!!

余裕があれば【結界術】【封印術】【侵入阻止】で火の延焼を防ぎたいですね。まあ、戦闘前にやれるかな。


源・朔兎
【星月の絆】で参加

まあ、確かにサクラミラージュとアヤカシエンパイアは関連ありそうだしな。相変わらず俺と星羅の生まれ故郷は妖が蔓延ってる訳だが!!土佐は俺も思い入れあるしな。火の海になんかさせないぜ!!

熱い!!流石火車。トリニティ・エンハンス発動!!防御力を上げ、【オーラ防御】【残像】【迷彩】【心眼】で致命傷を受けないように立ち回る。

たとえ被弾しても【火炎耐性】【回復力】【根気強さ】で踏みとどまる!!愛しい姫の前で屈してられないからな!!【範囲攻撃】で【限界突破】の【凍結攻撃】で纏めて凍らせて、【衝撃波】で吹っ飛ばす!!

これ以上は立ち入り禁止だ!!とっとと裂け目の向こうへ還れ!!



「私と朔兎様の生まれ故郷であるアヤカシエンパイア、今の住居があるサクラミラージュ。深く関連がありそうですね」
 星羅は朔兎と共に火車の前へ赴く。
「まあ、確かにサクラミラージュとアヤカシエンパイアは関連ありそうだしな。相変わらず俺と星羅の生まれ故郷は妖が蔓延ってる訳だが!!」

『怨怨怨……』
 火車がギロリと二人を睨みつける。

「そしてアヤカシエンパイアを覆う禍の影も消えず。土佐は馴染み深い土地。護りましょう、朔兎様」
「土佐は俺も思い入れあるしな。火の海になんかさせないぜ!!」

『怨怨怨……!!』
 怨の言葉を叫び、炎を纏う火車。
「この妖は相変わらず厄介ですよね……熱い!!」
 星羅はあらかじめ周囲に結界を張り、己の身と家屋を護りながらUC《音律の使い》を発動し、156体の白鷺にもう一つの羽を生やし突撃させていく。
「この子達なら炎は平気です!!」
『怨怨怨!!』
 飛んでいく白鷺に合わせて誘導弾を放ち、火車達へダメージを与えていく星羅。156体の連続した攻撃により、火車は悲鳴の怨の言葉を上げる。
『怨……怨!!』
『怨怨……』
 火車は炎を揺らめかせながら、攻撃の勢いを衰えさせずにターゲットを変えて、朔兎へも炎波を飛ばしていく。

「熱い!! 流石火車……!」
 朔兎はUC《トリニティ・エンハンス》発動で防御力を上げつつ、吐かれた炎波を耐える道筋を見つけていく。
「愛しい姫の前で屈してられないからな!!」

 凍結攻撃を放ち、一斉に火車達を凍らせる朔兎。
「これ以上は立ち入り禁止だ!! とっとと裂け目の向こうへ還れ!!」
 衝撃波を飛ばし、凍った火車達は怨の言葉を悲鳴のように叫びながら妖の裂け目の中へと消えていく。
『怨……!!!』

 星羅の張った結界により、延焼は防げた。しかし火車はまだまだ溢れ出ようと怨の言葉をうめき声のように上げて、妖の裂け目からぎちぎちとはみ出ようとしている。

 火車が残した炎を踏んで消火しながら、次なる波に備える猟兵達であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかけるような行為はしません
不明な点はお任せします


フィーナ・シェフィールド(サポート)
純白の翼を持つ彼岸桜のオラトリオ、サクラミラージュの国民的スタア(歌手・演奏家・女優)です。
一人称:わたし、二人称:~さん、語尾:よ、わ、ね、なの?、かな?
相手の肉体を傷つけるような戦いはせず、魂や存在そのものに破魔の力を込めた歌唱、演奏で働きかけ、浄化するように戦います。
味方の支援が必要な時は治癒の効果を持つUCを使用します。
防御はドローンにオーラを纏わせた結界を張ります。
負傷は厭いませんが、他の猟兵の迷惑や公序良俗に反した行動はしません。
エッチな依頼も大丈夫ですが、清純派らしい行動をとります。
あとはお任せします♪



「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
 影華は【EP全環境対応型戦闘支援疑似人格『E.N.M.A』】を起動し、UC《蟲の知らせ(天変地異)》を発動する。
『E.N.M.Aからお知らせ――この後の天気は荒れるでしょう』
 E.N.M.A曰く、水のハブーブが起こるらしい。それってつまり嵐ではという話は禁句である。

 フィーナが駆け付けると、火車達は炎の竜巻を起こして対抗しているのを見る。
「悲しみをすべて洗い流して、涙が消え去るまで降り続いて……♪」
 UC《悲しみを洗い流す慈しみの雨》を発動して歌っていくと、発生した魔を祓い邪気を滅する慈雨を降らせる雲が炎の竜巻の威力を弱めていく。

『怨怨怨怨……!!』
 猟兵達が水を用いて対抗してくるものだから、火車は火がかき消されて手が出せない。
「ところで、ハブーブってどんな砂嵐だか知ってますか?」
 影華がフィーナに尋ねる。
「ええっと……分からないです」
「高度が低めの巨大な砂嵐なんですが。屋外での活動が阻害されるのは勿論、目も開けてられなくなるので……」

 それって結構ヤバイのでは。フィーナがそう思った矢先、低めに発生した紺色の雲が速度を上げて迫ってくる。砂ではないので橙色ではないようだ。あれは全部、雨粒である。
「来ますよ! 目を瞑って! 出来れば口も閉じて!」
「ひゃっ――!」

 ――バダバダダダダダダダダダダ!! 大雨直撃である。雨音で、周囲の音すら聞こえない。

 慈雨を降らせる雲と水のハブーブのダブルパンチで、あっという間に火車の火が消火されていく。
『怨怨怨怨怨怨――!!!!』
 吹っ飛ばされる火車達。なお、土佐の建物にはなるべく当たらないようにしたので被害は起きていない。観測漏れが無ければだが。

「少し降らせすぎましたね」
「ですね」
 二人ともびしょびしょになったが、火車は命の灯火ごと消えかけているのでこのまま魔を祓い邪気を滅する慈雨で消滅しそうである。
『怨……』
 消滅する火車。結果的に火が全部消えたので良かっただろう。

「湿気で火も起こしづらくなるでしょうし、このまま畳みかけましょうか」
「そうですね!」
 影華の言葉に頷くフィーナ。さあ、最後の群れだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アラタマ・ミコト
荒魂鎮神命が命じるのでございます。
神器よ施されし封印を解きその力を示すべし!
荒魂鎮神命の無双をご覧に入れるのでございます。

……あらたまちゃんのらいふを削っているのです!
高れああいてむや素材をどろっぷするのです!!



「荒魂鎮神命が命じるのでございます。神器よ施されし封印を解きその力を示すべし!」
 駆け付けたアラタマはUC《神器解放》を発動し、三種の神器の無限複製の封印して火車達を攻撃していく。
『怨怨怨……!』
「荒魂鎮神命の無双をご覧に入れるのでございます」

 火車は呪いの炎を放つべく、車輪を高速回転させていく。

『怨怨怨怨……!!』
「させません!」
 複製された神器が、回転を止めるべく車輪に割り込む。
『怨……怨……!!』
 車輪の高速回転をも防がれた火車は不服そうに不完全な呪いの炎を射出した。それも神器でいなすと、アラタマは憤怒した。
「あらたまちゃんのらいふを削っているのです! 高れああいてむや素材をどろっぷするのです!!」

 火車の破片は何かに使えるだろうか? GGOなら合成素材になるかもしれない。
「とりあえず、どろっぷしたこれを持ち帰って使えるか研究です!」
 湿った土地に、潰された火車の破片が散らばり残るのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

真宮・律
【調和の絆】で参加

小さい子達が頑張っているしな。瞬、助けにいかないと。・・・熱い・・・瞬、大丈夫か!!辛そうだな。まあ勢いが弱ってなければ危なかったな。

耐えてくれ。すぐ殲滅しよう!!傭兵の知恵で防御力をふやし、【火炎耐性】【結界術】【回復力】で耐えながら容赦無く【怪力】【限界突破】【重量攻撃】で【範囲攻撃】!!火車の集団を薙ぎ払う!!

熱いんだよ!!しかも動きが見づらい!!【急所を見抜く】も駆使してこの火の惨事を終わらせるぞ!!瞬!!立てるか!!肩貸すぞ!!


神城・瞬
【調和の絆】で参加

ええ、土佐の話は聞いていますよ。いいところだそうで。先行した小さい子たちが頑張っていますし、急ぎましょう、父さん。

とはいえ、熱いんですが!!氷の精霊メインの僕には地獄に等しいんですけど!!【属性攻撃】【結界術】【オーラ防御】で熱を防御するオーラを体にはりめぐらせながら月読の同胞を召喚!!ほぼ僕は動けないので【魔力増強】【魔力供給】【限界突破】で強化を施し、攻撃を一任します。

ゲホゲホ、辛い。【回復術】で境界に【封印術】を貼って燃え広がるのを阻止します。僕が攻撃できるのは・・・【凍結攻撃】+【衝撃波】で吹き散らすのがやっとですかね。

ええ、立てます。父さん。肩お借りしますね。



「小さい子達が頑張っているしな。瞬、助けにいかないと」
「ええ、土佐の話は聞いていますよ。いいところだそうで。先行した小さい子たちが頑張っていますし、急ぎましょう、父さん」
 律と瞬は子供達を救援しに走る。道中、火車が嫌という程呪いの炎を飛ばしてくる。
「……熱い……」
「とはいえ、熱いんですが!」

 汗だくの瞬に律は声をかける。
「瞬、大丈夫か!!」
「氷の精霊メインの僕には地獄に等しいんですけど……!!」
「辛そうだな。まあ勢いが弱ってなければ危なかったな。耐えてくれ。すぐ殲滅しよう!!」
 瞬は結界術とオーラ防御で熱から身を守りつつUC《月読の同胞》を発動して月読の紋を付けた戦士を召喚し、律はUC《傭兵の知恵》を発動し真紅のオーラで防御力を上げていく。

『怨……!!』
「熱いんだよ!! しかも動きが見づらい!!」
 律によって勢いよく薙ぎ払われた火車はへろへろと落下して息絶える。
「ゲホゲホ……、辛い……」
 結界術で周囲に火の粉が飛び散るのを防ぎながらも、攻撃を戦士の霊に一任させ、補助として魔力を注いでいく。凍結の衝撃波で火をかき消すのがやっとな瞬。

「瞬!! 立てるか!! 肩貸すぞ!!」
「ええ、立てます。父さん。肩お借りしますね」
 律の肩に手を回しながら、瞬は戦士の霊達に剣や弓で攻撃させていく。
『怨……!! 怨……!!』
 スッパリと斬られ、射られ、凍結していく火車。

 ようやくその数が減って来て、呪いの炎も鎮火し始めた頃。湿った地面が程良くぬるくなって来た間に、火車は最後の一撃をと呪いの炎を大火力で繰り出した。
『怨怨怨怨怨怨怨!!!!』

「これを耐えれば俺達の勝ちだ!! 行くぞ、最後の波だ!!」
「ええ、凍結を最大出力で……!!」
 律は上がった防御力で耐えながら思いっきり叩き潰すように縦に薙ぎ払いに行く。瞬の凍結の衝撃波がそれを補助し、呪いの炎の威力が弱まった所でぐしゃりと潰れた火車。
『怨……』

「よし……!!」
「やり、ましたね……」
 延焼を防いで火車の波を抑え切った二人は、体調に気を付けながら子供達の所へ合流するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『戯画龍』

POW   :    消滅戯画
レベル秒間、毎秒1回づつ、着弾地点から半径1m以内の全てを消滅させる【墨の矢】を放つ。発動後は中止不能。
SPD   :    降雨戯画
【全身】から、戦場全体に「敵味方を識別する【墨の雨】」を放ち、ダメージと【落ちず纏わりつく墨による盲目】の状態異常を与える。
WIZ   :    炎舞戯画
レベル×1個の【朱墨色】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。

イラスト:橘屋

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は虹川・朝霞です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


『ぐおぉ……』
 親玉の戯画龍が妖の裂け目からゆっくりと出て来る。辺りをきょろきょろと見まわして、手始めに炭を吐き出してそこへと降りた戯画龍は、猟兵達を睨みつける。

『ぐおお……おぉ……』
 おかしい。先に火車が来ていたはずなのに、思ったより燃えていない。それどころか湿ったり凍ったりしているではないか。それに気づいた戯画龍は、怒った。

『ぎがあぁぁぁぁーーーーーッッ!!!!』
 戯画龍の咆哮に気づいた猟兵達は、急いで駆け付けていくのだった。
弓落・高寿
遅参したやっべえ。
って、なんだこの『全く自分に否がないのに狂った計画を尻拭いをさせられる羽目になった』かのような怒りと嘆きの混じる哀れな慟哭は。まぁひとえに、手前の仲間が弱えせいだが……。

さて、こういう輩は火なんぞ吐かれる前に退治するに限る。攻撃は式神と鏡が神器で【自動防御】【受け流し】、ちまちま削るよりは踏み込んで、太刀にて斬りつけて短期を目指したいが─万が一、攻撃にて視界を奪われたら、|術《UC》を発動させ、それで奴の場所を把握する。
勿論、親玉が尻尾巻いて逃げる訳ねえよな?な?



「遅参したやっべえ」
 高寿は戯画龍の悲しみを背負った咆哮を聞いて頭を掻いた。
「って、なんだこの『全く自分に否がないのに狂った計画を尻拭いをさせられる羽目になった』かのような怒りと嘆きの混じる哀れな慟哭は。まぁひとえに、手前の仲間が弱えせいだが……」
『ぎがああぁぁぁぁーーーーッ!!!』

 怒った戯画龍が墨の雨を放つと、【式神『|弦打《つるうち》』】が早速迎撃に出向き、【神器『|射干玉常夜鏡《ぬばたまのとこよかがみ》』】の何も見えぬ真っ黒な鏡の面で防いで往く。

「さて、こういう輩は火なんぞ吐かれる前に退治するに限る」

 その間に走って間合いを詰め、【神器『|夕月夜暁闇剣《ゆうづきよあかときやみのつるぎ》』】を抜刀する高寿。
 墨の雨が降り注ごうものなら、UC《天上天下唯我独尊》を発動し、純粋な闘争心を放ち弱者を逃走させ、戦場に残る強者の位置を把握する漆黒のオーラが戯画龍に纏わりつく。
「勿論、親玉が尻尾巻いて逃げる訳ねえよな? な?」

 逆に自身に墨が付いたかのような戯画龍は振りほどこうとするが、漆黒のオーラはそう簡単には取れない。
「今だッ喰らえ!!」
 スパンと一撃、太刀が通る。

『ぎがぁぁぁぁぁッッ!!!』
 墨の血を噴き出した、戯画龍であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神城・瞬
【星月の絆】で参加

やっと追いつきました。星羅、朔兎、よく頑張りましたね。なるほど、質が悪い。念の為に律父さんに集落の方にいってもらって正解でした。僕らでこの龍の足止めを担いましょう。

火の方の対応は星羅と朔兎に一任します。そのかわりこの厄介な墨の攻撃をなんとかしましょう。【高速詠唱】で月光の雨発動。目が見えなくなる可能性高いですが、【第六感】【心眼】でなんとか動けるでしょうか。炎がダメな分を星羅と朔兎にフォローをお願いしてるのでリスクは僕が背負いましょう。兄ですからね。実質的な養父でもありますし。

攻撃的な動きは無理ですね。星羅、朔兎、【月光の雨】の維持に専念しますので攻撃は任せましたよ。


神城・星羅
【星月の絆】で参加

!?来てみたら凄い凍結具合にびっくりします。ああ、兄様が来てますね・・・。朔兎様もそう思いますか。これほどの氷使いと感じる呪力は兄様のものです。

兄様、申し訳ありません。火はきついのに来ていただいて・・・集落は大丈夫みたいなので、火をなんとかしましょう。墨の方を引き受けてくださるので、朔兎様と力あわせてなんとか抑えてみせます。

【高速詠唱】で音律の使い発動!!火は辛いですが、【オーラ防御】【結界術】で防御しながら【残像】【幻影使い】で致命傷受けないよう回避しながら【回復力】で保たせます。

うわ、きついですね・・・でもなんとかします。調律の弓で【一斉発射】!!【矢弾の雨】を降らせます


源・朔兎
【星月の絆】で参加

来てみたら凄い凍結具合にびっくりする。ああ、瞬さん来てるんだな。その凍結具合と呪力ではっきりわかる。俺と呪力の質おなじだから。熱いかつめたいだけで。

瞬さん、火きついのに無理させてごめんな。火は任せて欲しい。正直回復と追撃を続ける攻撃の維持だけで助かる。

月読の使い発動!!秒針攻撃に全てを回す!!正直炎はきついので【オーラ防御】【結界術】【回復力】で保たせながら、【火炎耐性】も重ねる。【残像】【迷彩】で致命傷も回避!!

これだけの炎を鎮火するには・・・これしかないな!!瞬さんに習ったばかりだが!!【限界突破】の【凍結攻撃】を付与した【衝撃波】!!



 いざ現場を見て、凍っていた事に驚く星羅と朔兎。
「!? ああ、兄様が来てますね……」
「ああ、瞬さん来てるんだな。その凍結具合と呪力ではっきりわかる」
 意見は一致した。これは義理の兄の瞬の力であると。

「朔兎様もそう思いますか。これほどの氷使いと感じる呪力は兄様のものです」
「俺と呪力の質おなじだから。熱いかつめたいだけで」
 そこへ瞬が駆け付けてくる。
「やっと追いつきました。星羅、朔兎、よく頑張りましたね」
「兄様、申し訳ありません。火はきついのに来ていただいて……」
 星羅が謝るのをなだめながら、瞬は現場の戯画龍を見る。

「なるほど、質が悪い。念の為に律父さんに集落の方にいってもらって正解でした。僕らでこの龍の足止めを担いましょう」
「瞬さん、火きついのに無理させてごめんな。火は任せて欲しい。正直回復と追撃を続ける攻撃の維持だけで助かる」 
 律が特に駆け付けて来ないという事は、集落は無事のようだ。
「集落は大丈夫みたいなので、火をなんとかしましょう」

『ぎがあぁぁぁあぁーーーッ!!!』
 墨の雨を降らせる戯画龍に対し、瞬はUC《月光の雨》を発動して月の光で星羅と朔兎を癒し続け、月光の雨で戯画龍を攻撃する。補助的役回りに徹する事にしたようだ。
「攻撃的な動きは無理ですね。星羅、朔兎、月光の雨の維持に専念しますので攻撃は任せましたよ」

『ぐうぅ……ごぉぉ……ぎがあぁぁぁーーーーッッ!!!』
 朱墨色の炎が場に降りそそごうとする。朔兎はUC《月読の使い》を発動し、156体の狩衣姿の式神を召喚し針剣攻撃に徹させる。その間、オーラ防御や結界術を駆使し、火炎耐性を維持する。
 同じく星羅はUC《音律の使い》を発動し、156体の白鷺が召喚され、もう一つの羽が生えた事による飛翔能力と戦闘能力を使い、式神と白鷺合わせて312体が戯画龍を突くように攻撃していく。
『ぎがああぁぁ!!!』
「うわ、きついですね……でもなんとかします」
 星羅の【調律の弓】から一斉に矢弾の雨が放たれる。
「これだけの炎を鎮火するには……これしかないな!! 瞬さんに習ったばかりだが!!」
 凍結の衝撃波を炎と戯画龍へと放ち、消火と攻撃をしていく朔兎。

 その間に降り注ぐ月光の雨が戯画龍へと当たり、矢弾も当たっていき、凍りかけている戯画龍は咆える。
『ぎぃぃぃぃがぁぁぁぁーーーーーッッッ!!!』
 月の光はアツく燃え滾る炎の温度を癒してくれる。炎が消火されていく頃には戯画龍の勢いも完全に衰えていた。
『ぎ……が……ッ』
 戯画龍はへにょりと倒れ、消滅していく。ちろりちろりと最後に燃えていた炎が燃え尽きた瞬間、猟兵達は勝利を確信した。
「やりましたね」
 瞬は墨の雨で汚れた身体を拭きながら星羅と朔兎を称える。
「ありがとう、瞬さん!」
「ありがとうございます。これで火事は未然に防げたでしょうか」
 二人は補助をしてくれた瞬へ礼をしながら、土佐の町を見回すのだった。

 ――勿論、火事は無かったのである!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『幻水の宴』

POW   :    観賞する

SPD   :    分析する

WIZ   :    披露する

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●舞う陰陽師
「あ、そ~れ!」
 陰陽師が水を操っていく。鎮まり給えと願いを込めて。
 これには平安結界の維持も兼ねているし、炎に怯えた住民達へのせめてもの和みの宴だ。

「何か……あてがイライラしてたせいじゃと思ってしまうが……」
 イライラしていた直後に妖の裂け目が発生していた、働き手の女性は少し落ち込んでいるようだった。

 なお、猟兵もこの場で剣舞や舞踊を披露しても構わない。共に盛り上げ、楽しんで往こう!
真宮・律
【調和の絆】で参加

ご苦労様。こちらは大丈夫だ。まあ、物騒な雰囲気充満していたしな。猟兵じゃなくても悪い気分はするさ。地元を良くしる人なら尚更だ。盛り上げか。俺らは6人で家族で猟兵やってるが、音楽一家でもある。専門はそれぞれちがうが踊りはできるぞ?朔兎、剣舞、やるか。

いつもの得物は物騒なので借りれると嬉しい。プロのダンサー娘だし、星羅は神薙使いだ。地元の雅の頂点である朔兎もいれば、見れるだけの剣舞は披露できると思う。

まあ、俺ら家族も大変だったしな。雅な音に身を委ねて楽しもう。大変だった土佐の皆さんに少しでも楽しんでもらえば。


神城・瞬
【調和の絆】で参加

父さん、無事でよかったです。まあ、延焼は防げましたが、地元の方ならいつも住んでるところの悪い空気は分かる。僕たち猟兵がみても酷い有様でしたから。落ち込む気持ちもわかります。

星羅、陰陽師ですから、舞をしながら術を披露するの、実践してみたいですか?今後のためにもいいでしょうね。やってみますか。僕も今後のためにやってみます。舞はできますよ。星羅にあわせます。

精霊顕現!!水の精霊をあやつり、魚を魔力具現化!!おお、星羅も魔力の具現化がよくできてます。澄んだ音の魔力は蓮と蝶にかわりますか。僕も蝶ならつくれるかな。ええ、星羅が転びそうになったらささえます。

土佐の皆さんが楽しめれば。


神城・星羅
【調和の絆】で参加

ここの土佐は何回か妖の裂け目が出てますしね。愛着ある土地だからこそ違和感はすぐきづくでしょうね。でもこの世界を故郷とする私と朔兎様は裂け目に影響されず心安らかに過ごしてほしい。そのためなら、全力を尽くしましょう。

父様と朔兎様は剣舞ですか?そうですね、私は陰陽師の先輩たちのように舞をしながら術を行使するのやってみたい。兄様も舞はできますし。

神楽舞のように舞いながら魔力具現化!!月の光のように綺麗に光る兄様の魚に添えるように蓮の花と蝶を。私の蝶と兄様の蝶が蓮にとまってにっこりします。

ええ、こういう積み重ねこそ魔を退ける幸福につながる。大切ですよね。


源・朔兎
【調和の絆】で参加

土佐の人は大事な住んでる場所だから、たとえ妖の裂け目がどんなのはわからなくても空気の匂いなんかでわかるんだろうな。でもこの世界生まれの俺と星羅はできるだけ心安らかに暮らして欲しいのが本音だ。そのためなら、全力を尽くすぜ。

術は俺もできなくもないが、師匠・・・律さんと一緒に剣舞したい!!俺と一緒でいいか?師匠!!(目キラキラ}舞のプロは家族にいるし、この世界にあわせた舞も舞えるぞ!!

俺の世話になっている真宮さんところは音楽家の専門家が揃ってる。戦いいがいにこの世界の住民の心を安んじることができるのは皇族として嬉しいしな!!

今回の任務はしんどかった。いい音聞いてすっきりするか!!



「ご苦労様。こちらは大丈夫だ」
 律は瞬達家族と再会する。
「父さん、無事でよかったです」
 そして、彼ら家族は土佐の人々の感情を目の当たりにする。
「まあ、物騒な雰囲気充満していたしな。猟兵じゃなくても悪い気分はするさ。地元を良くしる人なら尚更だ」
 律は土佐の仕事を背負っていた女性を見つめる。
「まあ、延焼は防げましたが、地元の方ならいつも住んでるところの悪い空気は分かる。僕たち猟兵がみても酷い有様でしたから。落ち込む気持ちもわかります」
 瞬も同調し、彼女を慰める気持ちだ。
「ここの土佐は何回か妖の裂け目が出てますしね。愛着ある土地だからこそ違和感はすぐきづくでしょうね」
「土佐の人は大事な住んでる場所だから、たとえ妖の裂け目がどんなのはわからなくても空気の匂いなんかでわかるんだろうな」
 落ち込む彼女は妖の事というより、感覚で火事を忌諱していたのだ。

「盛り上げか。俺らは6人で家族で猟兵やってるが、音楽一家でもある。専門はそれぞれちがうが踊りはできるぞ? 朔兎、剣舞、やるか」
「星羅、陰陽師ですから、舞をしながら術を披露するの、実践してみたいですか?」
 律は朔兎と共に剣舞、瞬は星羅に術を披露しないかと話を持ち掛けた。

「術は俺もできなくもないが、師匠……律さんと一緒に剣舞したい!! 俺と一緒でいいか? 師匠!!」
 朔兎はとても興奮していた。
「父様と朔兎様は剣舞ですか? そうですね、私は陰陽師の先輩たちのように舞をしながら術を行使するのやってみたい。兄様も舞はできますし」
 星羅も前向きだ。
「今後のためにもいいでしょうね。やってみますか。僕も今後のためにやってみます。舞はできますよ。星羅にあわせます」
 瞬も舞を披露する為、準備を始める。

「(俺の世話になっている真宮さんところは音楽家の専門家が揃ってる。戦いいがいにこの世界の住民の心を安んじることができるのは皇族として嬉しいしな!!)」
 瞬はUC《精霊顕現》を発動して魚の姿をした水の精霊を呼び出していく。星羅は神楽舞のように舞い、魔力具現化によって月光に冴える魚に添えるよう蓮の花と蝶が現れ、魚と蝶々は蓮の花へとゆらり止まっていく。
「(おお、星羅も魔力の具現化がよくできてます。澄んだ音の魔力は蓮と蝶にかわりますか)」

 それを見た件の土佐の女性はにこやかな笑みを見せて涙をるるると流した。
「ええ舞じゃ……!」

 律と朔兎は現地で陰陽師に借りた剣を使って剣舞を披露する。舞いながら剣による綺麗な音色が響く。
 それと蓮の花が舞うのが同時に起これば、場はとても盛り上がった。土佐の住民達からは、思わず拍手が巻き起こる。

「こりゃあ、まっことすばらしいのう!」
「こげな舞見た事ありゃあせんなぁ!」
「ええわ、ええわ……この老いぼれが最後に見れて良かったぜよ……」

「土佐の皆さんが楽しめれば」
 瞬は舞に夢中の星羅を時たまサポートしつつ、次はこちらも見る側へと回っていく。
「まあ、俺ら家族も大変だったしな。雅な音に身を委ねて楽しもう。大変だった土佐の皆さんに少しでも楽しんでもらえば」
「今回の任務はしんどかった。いい音聞いてすっきりするか!!」
「ええ、こういう積み重ねこそ魔を退ける幸福につながる。大切ですよね」

 現地の陰陽師による水の舞。式神がぴょんぴょこ跳ねて波紋を作り、まるで蛙が庭で楽しく遊んでいるようだ。

「よ~おっ!」
 ポン! 太鼓の音と同時に、淡い色の花びらが舞い散る。以上をもって幻水の宴は終了した。

 ――今回のボヤ火事は何事も無かったかのように再建されていき、初期に多少燃えた森林も陰陽師達が起こした水の術式によって、少しずつ本来の姿を取り戻していくだろう。土佐に連続して起こる妖による事件、果たしていつまで続くのか――それは、土佐の者も、誰も分からない。
 だが、こうして助けがある限り、土佐の地は穢れる事なく救われていくだろう――それだけは、確かだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年11月05日


挿絵イラスト