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地下迷宮のオブリビオン退治

#サイキックハーツ

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#サイキックハーツ


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「これだけ、部屋を用意しておけば『餌』も集まるだろ。」
 迷宮を確認する、オブリビオン――いや、ダークネスと呼ぶべきか。
「もし配下の食いそびれた『餌』が居ても、俺が出向けば問題ないだろ。」
 迷い込んだ存在――ダークネスの言う『餌』は、逃がすつもりがないらしい……。


「手の空いてる人……サイキックハーツ世界で、ダンジョン攻略してくれないかな?」
 グリモア猟兵の、ティモシーが呼びかける。
「場所はわからない……というか、オブリビオンが自分のテリトリーとして作った場所だから、地名はあまり意味がなさそう?」
 転送ゲートの繋がった先も、地下鉄の出口――上り階段の、出口案内かその対面の壁と言えば状況がわかりやすいだろうか。

「それで、ダンジョン……って表現は妥当じゃないかも知れないけど。地下迷宮は、オブリビオンが餌としてエスパーを集めるための装置なんだよね。」
 集まったエスパーを配下のオブリビオンに狩らせることで、配下の力を付ける事を狙っているらしい。
 いや、あるいは――その配下すら、自分の『餌』とするために育てているのかも知れないが。
「だから、まずは地下迷宮を攻略して――そのオブリビオンの巣に到達して欲しいんだ。」
 境界は曖昧だが、ダンジョンと揶揄される手前の地下道と、オブリビオンの巣が合わさり、ダンジョン顔負けの複雑さとなったらしい。そして、下手をすれば――あるいはエスパーにとっては救いかも知れないが、地下街から巣に迷い込んでも、迷った挙げ句に元の地下街に戻る可能性もありうる。
「一応、巣の道中には、釣られたオブリビオンが――ベートーベンもどき、ってのが居るから、それを排除して欲しいんだ。」
 元から黒幕の配下なのか、あるいは迷い込んで配下となったかは不明だが。そのまま残しても、黒幕となるオブリビオンの排除に邪魔になるだけで、メリットにはならないだろう。
「配下を排除したら――もしくは排除する道中でマッピングする事になると思うけど、深層に居る巣の主を倒して欲しいんだ。
 姿は現状では不鮮明だが――恐らくは六六六人衆と思われる。
「ちょっと大変と思うけど、犠牲者が増えないように対処をお願いするね?」
 拝むように手を出しつつ、転送ゲートを開く――。


唐傘
 はじめての方ははじめまして。唐傘です。
 地下迷宮を攻略して、どこかに潜む六六六人衆を倒すシナリオとなっています。
 ただし六六六人衆はあちこちに通路や袋小路を作っているため、「正確な居場所」については1章時点では不明となります。
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第1章 冒険 『大迷宮地下通路!』

POW   :    体力の限り探索する!

SPD   :    迷っている人を救出する!

WIZ   :    魔術や超科学で構造を解析する!

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

オーガスト・メルト
迷宮探索というのも久しぶりだな
たまには気長にマッピングというのも悪くはないか

【SPD】連携・アドリブ歓迎
UC【三竜一体の極意】で異変や魔力の流れを見逃さないようにしておくか
デイズ、ナイツ、頼むぞ
『うきゅー』『うにゃー』
グローム、こちらの通って来たルートが分かるように光属性の鋼糸を残しておいてくれ
『チチッ』

同じような景色が続くのは面倒だが…崩落の心配はなさそうなのは良いか
おっと、行き止まりか。じゃあさっきの分岐まで戻って、この通路は鋼糸のネットで塞いでおこう
これで後から来るやつが迷いにくくなるだろうしな



「迷宮探索というのも久しぶりだな。たまには気長にマッピングというのも悪くはないか。」
 探索をするオーガスト・メルト(f03147)――と使い魔の、恐らくドラゴン。
「デイズ、ナイツ……お前たちの目と耳を借りるぞ。」
 UC|三竜一体の極意《トライリンクモード》で感覚を共有し、広角度の視覚で探索するオーガスト。
「グローム、こちらの通って来たルートが分かるように光属性の鋼糸を残しておいてくれ。」
 道の片側に――どちらからどちらに向かったという目印も込めて、鋼糸を蜘蛛の糸のように――とはいえ粘着性はないため地面に這わす形で、探索の痕跡を残しておく。

「この通路は、直進したはずなのに分岐点に戻ってくるのか……。」
 あるいは、空間がねじ曲がっているために、直線が曲がっているのか――あるいは錯覚により、直進と思わされただけか。ともあれ、分岐を選んだはずの十字路に、探索した痕跡の鋼糸が残っている。
「グローム、この通路を2つとも網で塞いでおいてくれ。」
 これで後から来るやつが迷いにくくなるだろう、と呟きつつ。
 特段隠し通路もないため、道を塞いでも問題はないだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

皇・銀静
…ブレイズゲートという訳ではないんだな?
そしてエスパーを殺せる存在か
面白い…それはある意味この世界の救いにもなるだろう
脅威なき世界は緩やかに滅ぶだけだからな

という訳でのんびりとダンジョンの探索に勤しむ

666人衆…殺戮に狂った集団
その強さは知っている
だが…叩き潰すだけだ
何より…ダークネスに挑めるならそれほど喜ばしい物はない
その力も能力も見極めさせてもらうとするか

基本生真面目にマッピングを行いつつ途中で変化するならその変化の法則や変化したい部分も解析して他の猟兵のも情報共有

…ち…こういうのは専門に任せたいが…まあこういうのは経験がないわけじゃない
同じように調べた人が居たら情報を交換して地図の精度増



「……ブレイズゲートという訳ではないんだな? そしてエスパーを殺せる存在か。」
 地下道からダンジョンに――オブリビオンが作った巣に入る皇・銀静(f43999)。とはいえ、その境界は曖昧だが――猟兵なら、あるいは灼滅者なら、空気の違いを感じるかも知れない。
「面白い……それはある意味この世界の救いにもなるだろう。脅威なき世界は緩やかに滅ぶだけだからな……。」
 探索して――一部、オブリビオンと無関係の地下道もマッピングをする皇。いや、あるいは複数の入口を把握することで、エスパーを避難させる際に役立つかも知れない。

「六六六人衆……殺戮に狂った集団、その強さは知っている。」
 とはいえ、今回の黒幕が、序列何位か――相互にランク付けしているうち、強い側か弱い側かわからず、その強さによって戦術が変わるだろう。――いや、単純に相手の強さだけでは決められない戦術もあるが。

「……マップとしてはこんな感じか、少なくとも途中で地形が変化する……というような事は無さそうだな。」
 生真面目にマッピングを行い、必要と思ったらしく同じ箇所を何度か通ったらしい皇。直線と思った通路が曲線だったり、一部の通路に探索の痕跡が――少なくとも3人あるいは3グループの痕跡が見つかったりしたが、それ以外に不自然な構造は見つからなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

藍沢・瑠璃(サポート)
【性格】
自分に自信がなくて基本的にネガティブな思考ですが臆病というわけではなく意外と思い切りはいい性格をしています。
強い相手には相応にビビりますが弱そうな相手(集団敵)には基本的に強気です。
普段は敬語で一人称は「ボク」です。
【戦闘】
ボス的にはビビりつつもなるべく油断させて隙に怪力を生かした接近戦で圧倒しようとします。基本は接近戦しか能がありません。
集団的では一転して強気になって敵陣に突っ込んで格闘で蹂躙したり怪力で(文字通り)ちぎっては投げして戦います。
基本的に接近戦しか能がありません。



「ボクの探索でどの程度助けになるのでしょうか……。」
 地下迷宮のマッピングをする藍沢・瑠璃(f37583)――先行した猟兵の未探索領域を中心に探すが、特段変わった様子は見受けられない。
「一応、情報では袋小路があるはず、です……?」
 とはいえ、袋小路――オブリビオンが|犠牲者《エスパー》を捕らえる罠は見つからない。
「もしくは、特定の条件を満たさないと入れない……とか、でしょうか?」
 マッピングをすることで、異常な構造を――直進したはずなのに分岐点に戻ってくるおかしな箇所を除いて、地下迷宮の全容が見えてくる。
「……恐らく、ここに何らかの構造があるはずです?」
 地形の異常を無視しても、異常に空白がある箇所に行って。怪力を込めた拳で、壁を殴る!
「……これで、どこかが開くのでしょうか?」
 壁から出てきたレバーを引き下ろす――そして、地下迷宮が構造を変えるかのような、地響きを鳴らす。
「……この地図は、役立たずでしょうか。」
 仮に地下迷宮の構造が変化したのであれば、地図は役立たずだろう。あるいは、参考情報としては使えるかも知れないが――直線通路が曲がっているあたり、参考情報として使うのが関の山だろう。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ベートーヴェンもどき』

POW   :    衝撃曲『運命』
自身の【聴覚】を代償に、【強烈な衝撃】を籠めた一撃を放つ。自分にとって聴覚を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD   :    破壊曲『悲愴』
【ベートーヴェンの肖像画】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ   :    治癒曲『月光』
【月の光】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全対象を眠らせる。また、睡眠中の対象は負傷が回復する。

イラスト:白猿

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 地下迷宮のあちこちに道が開き。オブリビオンが――ベートーヴェンもどきが、通路に溢れ出す。
 あるいは、遭遇場所によっては――オブリビオンの出現位置によっては、前後から挟撃されていた可能性もあるが、現状では該当する、挟撃されている猟兵は居ないようだ……。
オーガスト・メルト
何か余計なものが付いているようだが…肖像画なら燃えるかな?

【POW】連携・アドリブ歓迎
デイズ、視界に入ったやつから全部燃やしてしまえ
『うきゅー!』
俺は燃え残しを【焔迅刀】で【切断】して回ろう
敵の動きは丁寧に【見切り】、攻撃を回避する
ナイツ、一応【竜鱗飛甲】のコントロールを任せるから防御を頼む
『うにゃー!』

通路で視界と行動範囲が制限されるのも善し悪しだな
まぁ、とにかくとっとと殲滅するに限るか



「何か余計なものが付いているようだが……肖像画なら燃えるかな?」
 オブリビオンを見て、可燃物と判断した様子のオーガスト。いや、燃えなくとも燃やすのだろうが。
「デイズ、視界に入ったやつから全部燃やしてしまえ。」
「うきゅー!」
 オーガストの要請に応え、炎を放つデイズ。延焼は特に発生せず、オブリビオン――ベートーヴェンもどきを、次々と燃やしていく。
 ベートーヴェンもどきも、一部は反撃として強烈な一撃を放つが――。
「デイズが強すぎて、もはや俺は露払いになってる気もするな……まぁ、それはそれで良いかも知れんが。」
 ベートーヴェンもどきが放った、強烈なはずの一撃は、オーガストにいなされてしまう。
「そして他の人間が……エスパーも居ないのは、運が良いのか悪いのか。」
 もはや露払いとして、ベートーヴェンもどきの攻撃をいなす事に徹しているオーガスト。
 エスパーが居ないのは、救出や庇う必要がないために戦闘に専念できるが、猟兵に出会っていないのは共闘できないという意味で不利か――あるいは、合わせる必要が無いために好きに戦えるという意味では楽なのかも知れないが。

大成功 🔵​🔵​🔵​

陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。

 ユーベルコードは指定した物か公開しているものを使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。



「なるほど、悪い奴らだな。つまり全員ぶっ潰せば良いわけだな!」
 悪い奴らは潰す、というシンプルな考えの陽環・柳火(f28629)。とはいえ、その考え方は間違っておらず。
 彼女に向かう――あるいは彼女が見かけてこちらに気付いていない、ベートーヴェンもどきを個々に撃破していく。
 とはいえ、UCは抜刀術の極意――居合い切りに近い効果を持っており。マタタビ丸を納刀したままベートーヴェンもどきを射程に収め、急所を狙った一撃で仕留めては納刀し、再発動を可能にしておく。
 あるいは、一部のベートーヴェンもどきは、陽環に気付いて先制攻撃を行うが――聴覚を犠牲にした一撃も、UCの自動反撃により迎撃されてしまう。
「いきなり来るとはあぶねーな、俺だから間に合うけど!」
 連続攻撃をされれば、鞘に納めるまでは自動反撃が使えないが――陽環にとって幸いしたらしく、ベートーヴェンもどきは1体ずつしか彼女の前に出現してこない。

「この辺りは片付いたか……? 他も一応、見て回るか。」
 戦闘後も、警戒を怠らないのは――彼女が自警団を率いているためだろうか。

成功 🔵​🔵​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



「ごきげんよう、どうぞ、よろしくお願いいたしますわ。」
 オブリビオン――ベートーヴェンもどき相手でも、礼儀正しく挨拶する響納・リズ(f13175)。
 とはいえ、相手はオブリビオンなので、礼儀正しく返しては来ない――いや、あるいは本能で動いているだけかも知れないが。
 ともあれ、お辞儀を無視して襲ってくるベートーヴェンもどきに対して、容赦なく攻撃をする響納。
「この薔薇のように綺麗に滅して差し上げますわ。」
 UC『白薔薇の嵐』により、武器を無数の白薔薇の花びらに変えて。自分を中心とした、156mのベートーヴェンもどきを次々と攻撃していく。
 生き残った、あるいは射程外のベートーヴェンもどきが、味方を回復しようと月の光を放つが――響納の攻撃が圧倒的なため、回復は間に合わずにどんどん倒されていく。

「あら、もう終わりですの?」
 響納の周囲にはベートーヴェンもどきは残っておらず。――いや、仮に射程外に残っていても、一方的な戦闘結果を見て逃げただろうか……。

成功 🔵​🔵​🔴​

シン・ドレッドノート(サポート)
実年齢はアラフィフですが、外見は20代前後。
行動パターンは落ち着いた大人の振舞い。
口調は丁寧。時折、奇術師らしい芝居がかった言い回しをします。
「さぁ、ショウの始まりです!」等。

技能、ユーベルコードは状況に応じたものを使用。
身軽で素早い動き、器用さを活かした行動をとります。
主にビットを展開、ビームシールドで防御しつつ、銃器による攻撃を行います。
効果があるなら破魔の力を込めて。

依頼成功のために積極的に行動しますが、他の猟兵や住民の迷惑になるような行動は避けるようにします。

女性には年齢関係なく優しく。
但し、奥さんがいるので女性からの誘惑には動じません。
失礼のない程度に丁寧に辞退します。



「なるほど、ショウの始まりですね!」
 奇術師のような、芝居がかった言い回しをするシン・ドレッドノート(f05130)。とはいえ、彼は奇術師ではないし、仮に戦闘に不向きな奇術師だとしてもベートーヴェンもどきが見逃すはずもなく。
 自分の肖像画をぶつける、ベートーヴェンもどき。
「おっと、その程度では効きませんよ。……とはいえ、数が多いのは困りますね。」
 個々の攻撃は、回避すれば問題ない――が、数が増えていき回避の難易度が上がっていく。
「では、こちらも攻撃に転じましょう――閃光と共に! 降り注げ、光の雨!」
 戦場全体に敵味方を識別するまばゆいビームの雨を放ち――とはいえ射程内に味方は居ないが、ともあれダメージと気絶あるいは眩惑の状態異常を与える。
「では身動きが取れないうちに、仕留めさせて貰いますね!」
 身動きが取れないベートーヴェンもどきに、まばゆいビームの追加砲撃、あるいは手持ちの銃で撃ち抜いていく。

「これで大まかには片付いたでしょうか?」
 シンの周囲に、動く存在は残っておらず。ベートーヴェンもどきは、少なくとも彼を狙う個体は、殲滅できたようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

マグラ・ユメノミヤ(サポート)
「木戸銭は結構――貴方がたの苦痛と骸さえ頂ければ、十分ですから」
◆口調
・一人称は私、二人称は貴方。持って回ったような物言いで、敵にさえ敬語を用いるものの内容は悪辣
◆癖・習性
・コワモテに反してぬいぐるみや人形を好む
・苦痛を受ける度に気分が高まる性癖
◆行動傾向
・妻と部下をオブリビオンに殺された経験から生命の埒外に到達した悲しみの猟兵。胸中に渦巻くのは、復讐心と愛する者を護れなかった罪悪感……
・見えざる魔力のからくり糸で、凶器を仕込んだ球体関節人形を自在に操ってあらゆる試練に挑む。ダークセイヴァーを出自とするだけあって、そのスタイルは冷徹で老獪
・死霊術士であることから、魔導にもいちおう通暁している



「木戸銭は結構――貴方がたの苦痛と骸さえ頂ければ、十分ですから。」
 オブリビオンに宣戦布告するマグラ・ユメノミヤ(f35119)――とはいえ、ベートーヴェンもどきが悲鳴を出すかは不明瞭だが。
 ともあれ、マグラを狙うベートーヴェンもどきに対して、回避せずに完全脱力状態で攻撃を受けるマグラ。
「あなたの業、しかと『自見』させてもらいました……。」
 本来は破壊されるはずの、マグラ――ベートーヴェンもどきの、肖像画の命中した箇所が破壊されるはずだが、全く傷はついておらず。そして、UCの効果のため――処刑人形ルーチェの胎の中から排出される。
「これは利用できなさそうですね……ルーチェ、頼みます。」
 鋼糸を操り、ルーチェと名付けた処刑人形から処刑器具を展開して。ベートーヴェンもどきを個別撃破していく。
 攻撃されそうなタイミングでは、完全脱力状態でUCの発動条件を満たし、すぐにルーチェで反撃をする。

「全て排除しきったようですね。」
 マグラの周囲に、ベートーヴェンもどきは残っておらず――そして彼の認識していない事だが、地下迷宮にベートーヴェンもどきは残っていない。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『アツシ』

POW   :    殺刃鋏
【鋏】が命中した対象を切断する。
SPD   :    密室惨劇斬
戦場内に「ルール:【殺さなければ出られない】」を宣言し、違反者を【脱出不能の『密室』】に閉じ込める。敵味方に公平なルールなら威力強化。
WIZ   :    殺しの血化粧
【血化粧を纏った密室殺人鬼】に変身する。隠密力・速度・【急所狙い時】の攻撃力が上昇し、自身を目撃した全員に【恐怖】の感情を与える。

イラスト:みやこなぎ

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「全く……俺様の『迷宮』で好き勝手暴れてくれるねぇ……。」
 地下迷宮に響く声――姿が見えないが、恐らく侵入者たる猟兵に届くよう、迷宮をいじったのだろう。
「まぁいい。邪魔者は排除して、もう一度迷宮を――今度はちゃんと、脱出できず、『殺すまで出られない密室』を作らせてもらおう。」
 猟兵の前に――あるいは、殺気を隠すことなく後ろから、オブリビオン『アツシ』が襲いかかる……。
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」



「……ここはどこにゃ。ていうか、お前は誰にゃ。」
 オブリビオン、あるいは黒幕『アツシ』に最初に対峙したのはアイクル・エフジェイコペン(f36327)――だが、不機嫌そうな表情を浮かべている。
「ここは私の迷宮……そして君は、私の迷宮に迷い込んだ犠牲者という訳だ。」
 言外に、自分が殺す予定だと伝えたい様子のアツシ。
「そんな訳で、君には『殺さなければ出られな――」
「知るかぁぁぁ、█████!!」
 とても書き表せない――彼女の目指す「せーとーはなれでぃー」どころか、人前で口に出すことを憚れるレベルの罵倒を放ち。アツシに攻撃するアイクル。
 いや、攻撃が全方向を向いている無差別のため、アツシだけでなく迷宮も犠牲者に含めるべきかも知れないが――ともあれ、アツシはルール宣言をする前に攻撃されてしまい、UCを発動できずにダメージを受けてしまう。

「まったく……変なやつだったにゃ。」
 瓦礫まみれになった、通路だった場所を後にするアイクル。
 瓦礫で寸断されたため、アツシが生き残ったことは気付いていないが――仮に気付いていても、瓦礫が邪魔で、双方ともに追撃はできないだろう……。

成功 🔵​🔵​🔴​

オーガスト・メルト
罠を張って待ち伏せるのは悪くない作戦だ
だがまぁ、少しばかり騒ぎすぎたな
おかげで俺のような猟兵まで来てしまった

【POW】連携・アドリブ歓迎
デイズ、ナイツ、【竜鱗飛甲】を召喚して警戒してくれ
死角からの攻撃は任せたぞ
『うきゅー』『うにゃー』
敵が視界に入れば、動きを【見切り】、隙を見てUC【赤光散華】を叩き込む
お互い、殺し合いはシンプルがいいだろう?

さて、帰り道はどっちかな?



「罠を張って待ち伏せるのは悪くない作戦だ。」
 出てきた黒幕、アツシと対面するオーガスト。
「だがまぁ、少しばかり騒ぎすぎたな。おかげで俺のような猟兵まで来てしまった。」
「つまり、君は『招かざる客』という事かな? ……まぁ、犠牲者の素性は気にしないので安心してくれ。」
 鋏を構えるアツシと。
「デイズ、ナイツ、竜鱗飛甲を召喚して警戒してくれ。死角からの攻撃は任せたぞ。」
 配下、あるいは使い魔に指示を出し、視覚からの攻撃に制限するオーガスト。
「お互い、殺し合いはシンプルな方が良いだろう?」
「あぁ、ただ君は間違えている――今から起こるのは『殺し合い』ではなく『私が君を、一方的に蹂躙する』んだよ!」
 訂正するアツシだが――。
「それはどうかな――我が一閃は全てを砕く竜の爆炎!」
 剣戟を交わしつつ、隙を付いて赤光の輝きを纏わせた焔迅刀による斬撃で装甲を破るオーガスト。そして、傷口から侵入した赤光による焦熱ダメージでアツシをダウンさせる。
「さて、出口はどこかな?」
 一拍遅れて赤光から解放される大爆発を背に、迷宮の出口を探すオーガスト。――とはいえ、アツシに大ダメージを与えることはできたが、トドメには至らなかったようだ……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エステル・リンティネン(サポート)
ケルベロスディバイドに似た世界から迷い込んだ、ミステリアスな雰囲気のする女性。
元居た世界に帰還する為に、猟兵として様々な世界を旅をしながら帰還方法を探しています。
その情報収集の一環として、占い師をしながら様々な人と情報交換をしています。
必要があれば話しますが、普段はトラブル防止の為に異世界出身である事は隠しています。
性格は大人しく落ち着いていて、誰でも丁寧口調で話しかけます。

基本戦法としては魔法を使って遠距離で戦いますが、近距離になったら剣を持って戦う等、臨機応変に自在に戦法を切り替えて戦います。

アドリブや絡み歓迎。



「あなたは、私の帰還の手がかり……は、持ってなさそうね。」
 アツシと対峙し、自分が求めるものを持っていない事を感じたらしいエステル・リンティネン(f08918)。
「あぁ、俺が渡せるのは、貴様への引導だけだ!」
 鋏を構えて突進してくるアツシ。
「あら、気の早い。私としては、もう少しお話しても良いのだけど?」
 トリニティ・エンハンスで防御を重視しつつ鋏をいなすエステル。
「俺としては、誰が嗅ぎつけて、どこから侵入したかを言う気がないなら、鋏の錆にでもなって欲しいんだがな!」
「あら、それは答えられない相談ね。つまり、貴方を倒すしか、帰り道は無いという事ね……。」

 何度かの剣戟を交わして――一方は鋏だが、互いに決定打は出せないまま攻防を繰り広げて。
「お互い情報はない――なら、私は戦線から離れさせてもらうわね?」
 一瞬力を込めて、アツシを吹き飛ばすエステル。
 アツシが体制を立て直したときには――周囲に人の気配はなく。満身創痍で、次の獲物を探しに向かう……。

成功 🔵​🔵​🔴​

皇・銀静
ふん…666人衆…いや…HKT六六六だったか…随分と無駄な事をしているなお前?
もうランキングマンもぶち殺されてる
お前が誰を殺そうとナンバーを変える事は出来ない
1位と2位は婆と巨乳女のままだ

まぁ殺すまで出られないっていうなら構わない
ようはお前を殺せばいいだけの話だ

【戦闘知識】
敵の動きと攻撃の癖を冷徹に把握

【リミットブレイク・功夫・オーラ防御・空中戦・二回攻撃・切断】
UC発動
超高速で飛び回り魔剣による切りかかりからすぐに蹴り技や拳を叩き込みと猛攻を仕掛ける
此方がダメージを受けてもアツシの生命力も強奪しながら容赦なく連続攻撃を叩き込む

僕は殺しが専門ではないが…まぁ…お前を砕くぐらいはしてやろう!



「ふん…666人衆…いや…HKT六六六だったか…随分と無駄な事をしているなお前?」
 アツシに武器を向ける皇。
「もうランキングマンもぶち殺されてる。お前が誰を殺そうとナンバーを変える事は出来ない。」
「それがどうした、今の俺にとっては獲物を狩ること以外に意味はない!」
 鋏を構えるアツシ――そしてそのまま、皇に向かって突撃する!
 様子を見ようとしていた皇、だが。
「四門……窮奇……饕餮……橈骨……渾沌……開門……! ……須らく叩き潰す……!!」
 あまりに突進してくるため、UCの発動を余儀なくされ――飛翔能力で、狭い通路ながらも回避を行う。
 そして、UCのもう一つの効果――相手の生命力を奪う効果で、それまでに受けていたダメージをアツシから生命力を奪う形で癒やしていく。

「僕は殺しが専門ではないが……まぁ、お前を砕くぐらいはしてやろう!」
 UCで奪える限りの生命力を奪い。蹴りや斬撃でダメージを与えて。飛翔を伴う突進でアツシに、ダメージを与えるが――勢い余って、アツシの状態は確認できていない……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



「手が足りないようだな、力を貸すぞ……。」
 アツシと遭遇し、武器を構えるアス・ブリューゲルト(f13168)。
「いいや、足りないのは俺の迷宮での犠牲者だ!」
 鋏を構えて、アスに突進するアツシ。
「そうか、悪いな……そっちの手助けはできそうにない。」
 武器でアツシの鋏をあしらうアス。二人の攻防はしばらく続き。
「隙を見せるとは……そこだ!」
 一瞬の隙を狙い、剣戟を打ち込むアス。

「悪いが戦いはこれまでだ!」
 自分の不利を察して――あるいはこれまでのダメージが堪えているらしいアツシ。
「貴様……逃さん!!」
 逃げようとするアツシに対して、脚部に内蔵されたミサイルと弾丸を一斉掃射する。
 そして、弾幕がトドメになったらしく――アツシが、倒れ伏す。
「これで全ての元凶は消えたようだな……。」
 アツシにトドメを刺したことを確認し。そして、迷宮を作った張本人が倒されたことで、崩壊する恐れがあるため。アスは、急いで脱出する――。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年10月03日


挿絵イラスト