Ein Zug mit Parasiten
●眠りに包まれた電車
ガタンゴトンとその電車は走り続けていた。
夜の暗闇の中を何処までも走り続ける電車には今日もかなりの乗客がいるようにも思える。
思える、という表現しか使えないのには訳があるがそれはこの車内を見れば一目瞭然だ。なぜなら乗客の全員が|一人残らず《‘’‘’‘》居眠りをしているようで起きている者は誰一人存在しないように見えるからだ。
そしてその誰もが湿気が高いのかジワリと滲む汗を流し、車内も空調を利かせている様子もなくここはまるでサウナのように熱気に包まれ乗客達は高揚したように顔を真っ赤にしているのはどうにも不自然だろう。
わずかに車内に流れる|靄《もや》のようなものがあるが別段蒸気などが舞っているというわけでもない。
異様なのだ、アナウンスも何もなくただただ流れ続けていく外の光景にも違和感があるのだがそれが何なのかすぐにはわからない。
何処までも走り続ける電車ではあるが先ほどからどの駅にも止まろうともしないし、なんならば何処を走っているのかもあやふやになっていく幻のような光景。
そんな永遠に続くかと思われた車内に異変が起こった。
誰もが幸せそうな表情を浮かべ眠っているいうのに自然と、一人また一人とその着衣が大きく|開《はだ》けてしまっていく光景が広がっていく。
男女の関係なく気付けば半裸や全裸になってしまった者達ばかりになっているというのに騒ぐ者が全くいないのはなぜか?
当たり前の話だ。誰一人として起きてはおらず今も|夢の中《‘’‘》にいるであろうから……。
メキメキメキと何か歪な音がする。
不意に一人の女性客の腰が跳ねガクガクと揺れる下半身、ブリッジするように持ち上がった下半身は半脱ぎのスカートのせいで股間が見えそうになってしまう。
だがそれを見ている者は誰もいない。ここにいるのは眠れる乗客達だけであり他の何者も存在しないのだから。
不思議な事に手を触れていないスカートが内側からモゴモゴと不気味に蠢きそれが次第に膝へと進んでいく。
そしてとうとうスカートの中から顔を出したのは人間の部位では決してありえない不気味な赤黒い肉塊のような先端部だ。
それは粘液塗れの状態で次々と伸び始め大きく太く育っていく光景は常識ではありえないものだ。
およそ人間の物とは思えぬ赤燐色の巨大な蟲が顔を出したその横で、また別の乗客の服の中から生えてくるまた異様な光景が電車中を包み込んでいった。
冬虫夏草のように人を苗床に繁殖するその忌むべき化物、それはかつて数多くの犠牲のもとに討伐された赤燐蟲と呼ばれる危険すぎる群体だということをこの電車の乗客達は誰一人知ることはない。
幸せな夢を見ながら苗床となった彼らに待っているのは枯れ果てるまで吸い取られていく悲惨な結末だけなのだから。
●グリモアベース
「……とまぁ、今回の事件を放置しておくとこんな風になっちゃうんですよ」
不気味な事件の到来を予感し集まった猟兵達を前にグリモア猟兵村雨・ベルはやれやれと首を竦めた。
どうやらシルバーレインの地に再び事件が巻き起こったのだと一同は続きを聞く事にした。
放置しておくと乗客が眠っているうちにオブリビオンの苗床にされてしまうという結末がわかったのだからそれを阻止するため早く動かねばならないからだ。
「現場はとある電車の中なんですけど、ここに乗車すると気付かないうちに眠ってしまい幸せな夢を見てしまうようなんですよね」
しかもしれは時間が経過すれば猟兵とて同じということなのであまり時間をかけるとどうなってしまうかは見ての通りだ。
だがしかし一つ不思議なことがあり、車内は乗客が眠っているだけでありいつオブリビオンに寄生されてしまうのかが謎なのだ。
その点を説明するつもりなのかベルは今回の為に借り受けてきた小道具を猟兵達の目に入るようちょこんと置いた。
目の前のテーブルには30cmほどの妖精像が置かれたそれは、銀誓館学園が保有しているメガリス『ティンカーベル』なのだと説明する。
それはつまり今回の事件が“夢”絡みのものなのだと暗に伝えているのだとわかる者にはわかる。
ティンカーベルから生み出される『夢の中に入れる不思議な砂』、それを使い誰かの夢の中に入ってこいとそう言っているのだ。
「敵は寄生型のようなんで元を絶たねばならないんですけど、今回はよりにもよって乗客の一人の夢の中に寄生しているようで少し厄介なんですよね」
つまりは時間経過で眠ってしまう電車の中で、寄生され眠っている乗客を探し出し『不思議な砂』を使って退治しに行くという手順が必要になるということ。
これを放置した場合夢に引き込まれた乗客全てに寄生し孕ませ増殖していってしまうのだからそんなわけにはもちろんいかない。
だが油断すれば猟兵と言えどその餌食になるかもしれないのだから万全の覚悟で臨んでほしいとベルは言う。
「電車内に転送できますがどの乗客が元凶なのかはわかっていません。まずはその一人を探し当て『不思議な砂』を使用して夢の中に入ってください。あとは夢の中で敵を退治すればハッピーエンドですね♪」
とても軽く軽く言ってくれるがこれは危険と隣り合わせの事件なのだから色々な意味で覚悟を決めねばいけないはずだ。
特にもしも敗北しようものなら待っているのは新たなる犠牲者の出来上がりというわけなのだから。
「厄介な事件ですが皆さんならきっと見事解決してくれるとそう信じています!」
にこりと微笑みベルはさっそく転送の準備を始めようとグリモアの輝きを強め始めた。
一同はこの先に待つトラぶるを予想しながらも覚悟を決めその瞬間を待つ。
シルバーレイン降る地で猟兵達の静かな戦いが幕を開けたのだ……。
轟天
これはシルバーレイン世界の2章完結のKENZENな事件となります。
電車内で眠りについた乗客の夢の中にいる魔物退治が目的です。
●第1章
まずは元凶となっている乗客を探し出し、ティンカーベルの『夢の中に入れる不思議な砂』を使い夢の中に入りましょう。
探している間に一定時間が経過すると猟兵といえども「幸せな夢」を見てしまう夢の中へと墜ちていってしまいます。
夢の中のあなたはとても無力、どうなってしまうかはわかりますよね?
●第2章
夢の中で元凶である魔物との対決です。
採用数はあまり多くないと思いますが、プレイングお待ちしています。
第1章 日常
『夜の電車に揺られながら』
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POW : 座席に腰かけ、一休み
SPD : 車内の広告に目をやる
WIZ : 外の景色を眺める
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
稲宮・桐葉
○純潔は護り通すのじゃ!
夢の中に寄生するとは厄介な敵じゃな
それになんとも酷い増え方をする。必ず退治するのじゃ!
じゃが、まずは大勢の中から寄生されている者を見つけなければの。
むぅ、どうしたものか
【ムラサマブレード】も何か気づいたら、わらわに伝えるように!
先ずは情報収集じゃな
UC【妖狐符法 百狐招来】で子ぎつね達を呼び出して、一斉調査を行うのじゃ
普通じゃない者たちを洗い出し、どんどん数を絞っていくのじゃ
くぅ、眠気が……
まだ一人に絞れておらぬが……時間がない
わらわの【第六感】は告げておる! 寄生されておるのは、お主じゃ!
『不思議な砂』を使って夢の中へ
……間に合った……?それとも……
(アドリブ歓迎!)
●
暗闇を切り裂くように爛々と輝くヘッドライトの明かりが伸びていく。
それは靄がかかった郊外を走り続ける|件《くだん》の電車。ガタンゴトンと一定リズムで揺れる車内は居眠りを誘うには十分である。
だがここは『幸せな夢』を見せられ眠り続けてしまう魔境、そしてそこに足を踏み入れた猟兵さえも例外ではない……。
「夢の中に寄生するとは厄介な敵じゃな」
華麗に車内へと降り立った稲宮・桐葉(戦狐巫女・f02156)は周囲を見渡しやれやれと首を振る。
車内に見えるのは幾人もの乗客が座席や床で無防備に眠りこけ安らかな寝息をたてている光景、この中からオブリビオンに寄生された者を探し出さねばならないのだから骨が折れるというレベルではない気がしてしまう。
「ううむ、とはいえ予知で見せられた最悪の状況には至ってはおらぬと……ふむ、やはり|アレ《誕生》は最後の段階と判断してもよさそうじゃの」
グリモアベースで見せられた光景は事件を放置していた場合に最終的に起る事であり、早期に解決できれば夢の中の出来事として無かった事にできるに違いないと桐葉は確信した。
あまりにもあまりな方法で増えていく行為を許せるはずもなく、必ず退治して見せると心の底から使命感が高まっていった。
「じゃがまぁ、まずは誰が寄生されている者かを判別せねばの」
『お前さん、そーいう地味な仕事苦手そうだしな』
手に握りしめていた妖刀から声がして少しプゥと頬を膨らませる。フランクすぎると思わないでもない|ムラサマブレード《妖刀》の軽口にいちいち反応するのも何だが今は少しでも手が欲しいので我慢することにした。
「何か気付いたら、わらわに伝えるように!」
「へいへい」
気のない返事にこれは自力でどうにかせねばと桐葉は懐から大量の符を取り出し流れるような指先で印を切り気合を篭めた。
時間をかけるほどに自分もまた夢の中へと誘い込まれてしまうかもしれない……それはあまりにも愚策だ。
「我が幾多の|分身《わけみ》達よ、わが精を受け此処に生じよ!」
言霊を発すると同時に妖狐符法・百狐招来が発動し100匹以上の子狐達が電車中へと駆けだしていった。
やはりこの手の作業は人海戦術に限るとそう思う。 一人また一人と調べ異変がないかを調べ続けるもなかなか本命に出会わず冷や汗がたらりと頬を流れた。
(くぅ……もう眠気が。 まだ一人に絞り切れておらぬ……時間がないっ)
無情にも過ぎていく時間、そしてあと少しまで絞り込めた以上は第六感に頼り結論を出すしかない。
よろよろと歩きながら絞り込んだ人物へと近づいていく桐葉。すでに何匹もの子狐達も眠ってしまっていて危機感だけが募ってしまう。
「……間に合え、まにあ……え……っ」
取り出した夢の中へと入れる不思議な砂を手に握り、桐葉は前に倒れこみながら目的の人物へとそれを降りかけた。
……嗚呼、それが果たして目的の人物だったかどうかはわからない。桐葉の意識は途絶えその場へと倒れこんでしまったからだ。
ゾワゾワと悪意が迫りつつあることを感じつつ、桐葉は幸せを噛みしめてしまうような夢の世界へと……一足先に旅立つのだった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
△~○
■方針
・アド/絡◎
■行動
確かに厄介な状況ですねぇ。
とは言え、何とかしませんと。
【遍界招】を発動、この環境に適応した『首飾り』と『ドローン』の『祭器』を召喚しますねぇ。
『首飾り』は、使用頻度の高い「状態異常を『反動』に置換する品」、此方で『睡眠』を防げば、『反動』と引換えに通常より長く捜索が可能ですぅ。
『ドローン』は探査用、元凶は『寄生』している以上『寄生状態のオブリビオンの気配』を感知出来れば、発見可能でしょう。
『FLS』で召喚した『FPS』と併せ、乗客の配置情報と重ねて調べるのが良いですかねぇ?
「夢遊病状態の方の悪戯」「『反動』で車内の狭い場所に閊える」等の危険は有りますが(ふらぐ)。
●
「大いなる豊饒の女神、その鴻大なる知と力を持つ『祭器』を此処にお与え下さい……」
車内に響く夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の女神への祝詞が終わると同時に現れたとっておきの|首飾りとドローン《祭器》。
この特殊な状況下の電車内で眠りを誘発してくるであろう“特殊な環境”を先延ばしにしてくれる秘密兵器。
もちろん代償が無いわけではないがその限られた時間の間に調査できれば十分だとるこるはさっそく行動を開始することにした。
(寄生状態のオブリビオンの気配ならすぐに突き止めれると思ったのんですがぁこれは……)
るこるが目にしたのは眠り込んだ乗客達だけではない。
るこると同じくここの調査に来た猟兵達が幾人も眠りについてしまっており幸せな悪夢を見せられてしまっているという最早一刻の猶予もないであろう危険な光景が広がっていた。
ビクビクと身体を震わせているその誰もが満足げに満たされた表情になっているのだけが救いだろうがこのままでは寄生されるのも時間の問題。
「恐らくは想像妊娠と同じ理屈で、精神への浸食が肉体にも影響を与えてしまうという搦め手なのでしょうが……」
ドローンによる調査によってこの時点では肉体に直接寄生しているわけでないということだろう。
つまり……『外部から寄生される』のではなく『精神内部からの変質』であり外科的な方法では皆を救えない。
やはり元凶を直接叩くのが最速での解決方法なのだと改めて理解するしかなかった。
「はぁ、はぁ……反動が出るのが、かなり早い、ですぅ」
ミチッと着衣に食い込んでいく肉体、いつのまにやら術式の反動で肥大化を始めてしまっている胸や尻のサイズは普段の1.5倍近くになってしまった。
ポロリと零れ出した肢体を隠そうにも手で隠し切れない状態に追い打ちをかけたのはまさかの一部の乗客達の手だった。
夢を見ている彼らに危害を加える意思はない。けれどそれが勝手に肉体が動いてしまう夢遊病状態であったとしたら?
「ちょ、ちょっと皆さん目を覚ましてくださいぃ!?」
るこるの胸や尻に触れてい来る無数の手、一人だけではない何人もの夢遊病状態の手がいやらしくるこるの敏感になった身体に触れ撫でまわしていく。
無理に振り切るわけにもいかずるこるはドローンに調査をに委任しここで耐える事を決めた。
(早く、早く早く元凶を見つけなければ……このままでは私、私はぁ……はうっ!?)
胸の先端にしゃぶりつかれると同時に目の前に火花が走りるこるはビクビクと全身を跳ねさせ|絶頂し《イっ》てしまう。
るこるの理性が尽きるのが先かそれとも元凶を見つけるのが先かというギリギリの戦いは静かに始まっていくのだった……。
大成功
🔵🔵🔵
メディア・フィール
◎❤NGなし
プレイング改変・アドリブOK
他PCとの絡みOK
WIZ選択(一応)
特に幸せそうな夢を見ていそうな乗客を推測し、元凶となっている乗客まであと少しで辿り着きそうになりますが、一歩足りずにKENZENな夢の中に引きずり込まれてしまいます。
電車の中なので、当然KENZENに痴漢される夢になります。抵抗しようとしても抵抗できず、逃げようとしても逃げられないまま、いつまでも続く電車の中でなすがままに体を弄ばれてしまいます。もちろん、ただ弄ばれるだけで済むはずもなく、電車の窓に押し付けられながらずっぽりと肉棒を女の子の大事なところに入れられ、次々と中出しされてしまう無限輪○電車の始まりです。
●
「やはり電車の外へは出れないようになってるんだ」
窓から外の景色を眺めメディア・フィール(人間の姫武闘勇者・f37585)は外部から調べるのは不可能なのだと最確認すると調査を続ける事にした。
やはり悪夢に囚われた時点で現実世界とは微妙にズレた空間に引き込まれているらしくいつまでも終点に到着しないということだろう。
ならば一刻も早く元凶を見つけ出すかあるまいと次の車両への扉を開け進むことにした。
ガラリと扉を開けると少し靄のような物が増していた気がするがメディアは気付かなかったようだ。
そしてガクンと片膝をつきその場に崩れ落ちていってしまう。まるで一瞬で眠りに引き込まれてしまったかのように声一つあげず。
「……ん? ボク何をしてたんだっけ」
朝の通勤電車の中でそんなことをふと思ったメディアはギュウギュウと左右の人混みに挟まれていた。
そうだ今は通学途中の満員電車の中にいるのだとようやく思い出すが、何か大事なことを忘れているような気がしてならない。
(ボク、何かをやらなきゃならなかったような? 学校に何か忘れ物しちゃってたっけ……って、誰かお尻触ってる???)
スカートの上から触れてくるいやらしい指先が中央をなぞり引き締まった尻肉を揉んできている。
別の手が制服の中へと潜り込みスポーツブラをずらすと胸先をクリクリと弄り始め理解が追いつかない。
(え? え? まさか痴漢されてるのボク???)
助けを呼ぼうとするが何故か声が出ない。身悶えして喘ぐ自分の卑猥な息遣いと嬌声だけが唯一出せる理解の追いつかない状況。
「ふぁ……うくぅ、ひっ❤️」
腰がガクガクと震え気付けば窓際に追いやられ冷たいガラスに手と胸を押し付けられ痴漢達に完全に背後をとられてしまった。
膝まで下ろされたパンツにべっとりと付着した染みと股間から伸びた白い糸、嫌がっているはずなのに肉体はすでに快楽に屈してしまっているようで嫌々と首を振りたいがそれすらできず悶えるしかできはしない。
(誰か、助け……こんな場所でボク、ボクはひがあああああっ!? 太いのクルぅぅぅぅっ❤️)
傍から見れば窓に手をついて尻を突き出している完全受け身のメディアの股間に突き刺されていく男の|イチモツ《肉棒》はあまりにも太く長い。
息が詰まる、声にならない声が漏れ出す、けれど決して助けは呼べず代りに出てしまうのは雌に成り果てた自分の喘ぎ声のみ。
(何これ何コレ、太いっ❤️ すごいっ❤️ 奥までズンズン❤️ 抉れるえぐれりゅっ❤️ ボクぅバカになっちゃぅぅ❤️)
永遠に続いていく痴漢電車の責め苦はメディアの心を満たすように精神に染み込んでいってしまう。
心の奥底にある願望を満たすような悪夢はまだ始まったばかりなのだ……。
大成功
🔵🔵🔵
約・契
◎/アドリブ絡み歓迎/屈しない
夢への寄生なんて、外見からは分からないから難しいわね。
制限時間もあるから、もたもたはしていられないわ。
……見つけるには契約に頼るしかないのね。
会社帰りと思われるOLのストッキングを破って脚を開かせるわ。
そこに顔を埋めて、蒸れた香りのする割れ目に舌を這わせる。
彼女の身体が反応して……お、おきないわよね……?
さらに刺激を与え続けて絶頂に導いたわ。
彼女の衣類は乱れ、秘所を丸出しにして座席にぐったりとしている。
そんな明らかに事後な姿を身分証と一緒に写真に収める。
これが神から課せられた、私が眠るまでに何枚集められるかという代償。
●
意識を保つのもやっとであろう件の電車内でまだ動けているのは恐らく事件解決に訪れた猟兵達だけだろう。
夢に寄生された乗客がどこにいるのかわからないため各自がそれぞれの方法で探し求めているにしろとにかく今は時間がない。
長時間滞在すると自分たちまで眠りに誘われてしまい夢の住人になってしまう。
だからこれは緊急避難的な意味合いなのだ、しょうがないからヤルしかないのだと自分に言い聞かせ女は独特の味わいをいつしか恍惚状態で受け入れてしまっている。
半裸以上に肌を晒しながら太ももを伝っていく透明な汁が、自分で触れなくとも感じてしまっていると周囲から見れば丸わかりだろう。
先端だけ隠された乳房も内側から尖ってしまっていて血色の良くなった肌は汗でびっしょりと蒸れてしまっているこの異常な光景。
目の前の女性も意識がないままに高まっていっているのがわかる、あぁもうすぐだ……早く熱いものをこの舌に、いや顔にかけてほしいと無意識に望みながら動かし続ける妖艶な舌使い。
ビクビクと伝わる使い込まれていない|縦筋《秘裂》はすでに唾液でベトベト、可愛らしすぎるとトドメに甘噛みをしてやった。
「んんんっ❤️ んっ……んんっ! この人でも、ないようね?」
ピチャピチャと電車内に響く水音とムワッと広がる湯気と独特の臭い。起きている者がほぼいないこの電車内で怪しく舌を動かしながら約・契(スノーボーリング・f34943)は|舌奉仕《クンニ》によって蕩けた|股間《縦筋》を見つめた。
座席にぐったりと座ったOL風の女性のスカートに顔を突っ込み行っていた|行為《クンニ》で顔に吹きかけられた潮吹きに興奮してしまいながら。
女性のストッキングを破りずらした下着姿、それをもう一度うっとりと眺めてからゴソゴソと傍に置かれたハンドバックから取り出す身分証。
ビクビクと下半身を震わせ明らかに|事後《イッた後》だとわかる女性を身分証と共に写真に撮ると同時に契の腹下で輝きを増す淫紋。
まだ眠るわけにはいかない、神と交わした契約により調査能力と引き換えに課された代償をまだ払い終わっていないから。
そう……今のような痴態を収めた写真を集めれるだけ集めねばならないという非情な代償を払い終えるため、契はまた別の女性へとフラフラと歩いていく。
これは仕方がないことなのだ。神との契約は絶対のものなのだから……。
大成功
🔵🔵🔵
■■■ 幸福な悪夢に飲みこまれてもなお諦めない者達はさらなるさならる深みに嵌っていく……。 ■■■
天野・ゆづき
◎
よく話を聞かないまま、乗ると皆眠っちゃう都市伝説みたいな電車があるんだって~と意気揚々と突撃配信に行くけど、なんの対策も無いままほぼ一般人のボクが電車に乗れば、あっという間に眠っちゃう
夢の中ではボクは大人気マイチューバー
紐水着とかクリア衣装とかエッチな恰好でエッチな踊りを披露したり、視聴者から届いたエッチな玩具を使った自慰とか、裸で夜の街をお散歩生配信でボクを見つけて捕まえられたら生エッチ企画とかね
捕まって犯されちゃう所も余さず配信しちゃうよ
学校でも人気者で、くじ引きで当りを引いた男子の上に座ってエッチしながら授業受けたり、昼休みは職員室で先生達とエッチして、放課後は曜日によって決まった部活のマネージャーとして男子達とエッチしながらご奉仕
普通なら異常な事だけど夢の中だから違和感を持てないっていうのがあるかも
現実では衣服ははだけてパンツは脱げて、ぎりぎり見えるか見えないかみたいな状態で、淫らな夢の影響で寝ながらピクピクイってる姿がしっかり配信されてるかもだね
その身体は既に寄生されていて…
●
「今日も配信見に来てくれてありがと~♪」
何処かで電車の音が聞こえている中、今日も人気マイチューバー天野・ゆづき(キマイラのライブストリーマー・f40488)の突撃配信が始まった。
|超人気マイチューバー《人気爆発バズりまくり》の突撃配信は全世界規模で大人気のスペシャルコンテンツ。その一挙一動が今夜も|視聴者《リスナー》達を魅了してやまないなんて知らない方が犯罪だ。
ノリノリで配信するゆづきは軽快なBGMをバックに、着ていた裸パーカーから覗く柔肌をカメラに向けてアピールするなど開幕からコメント欄は過剰にヒートアップ。
投げ銭次第で脱いじゃうぞという煽りに次々と飛び交う多額の投げ銭は一か月遊び歩いても使い切れない見たこともないような金額で、ゆづきは席を立つと焦らすようにクネクネと踊り始め一気にパーカーを脱ぎ捨てた。
「もぅ~しょうがないなぁ♪ ボク、今日も思いきり脱いでいっちゃうぞー☆」
細身だが出る所は出ている可憐な肢体を見せつける過激な紐水着姿に視聴者達の興奮はさらに過熱していきもうコメント欄がすぐに流れ返事すらできそうにない。
すらりと伸びた脚を見せつけそのまま股間から胸元へと流れていくカメラワークはとても煽情的で今にもはみ出してしまいそうなギリギリ感は今頃全国でオカズにされているに違いない。
(ふふん♪ ボクの動画でこれだけ盛り上がってくれるなんて最高の気分♪ ……ん? あれ? なんでこんなに違和感が……まっ、いっか☆)
一瞬なのかが心をよぎったがそれを無視しゆづきは腰をくねらせ股間をカメラにおしつけるぐらい大きく大きくダンスし始めた。
配信は掴みが大事だと思う。売れない中堅以下の投稿を思い出すと本当に本当に心にくるものがある。
だから止まれない、もっと過激にもっと苛烈に……そしてもっと気持ちよく!
視聴者より送られた|大人の玩具《電動ローター》を装着し迷いなくスイッチオン。途端に胸と股間から伝わる刺激がゆづきの理性を溶かしていく。
「はぁ❤ プレゼントのこれ……すっごく気持ちいいっ❤️ ほらぁ……ボクの|あそこ《股間》こんなになっちゃってる❤️」
細く引き伸ばされた紐水着にギリギリ隠れた雌穴を広げて見せ、垂れ続ける淫蜜を隠すことなくカメラに晒し続けさらに興奮していく肉体の暴走はもう止まらない。
へこへこと腰を振りながら感じるゆづき、開幕から始まった|激しい自慰《オナニーショー》はそれから数度イキ続けるまで続けられていった……。
場面は替り今度はネオン輝く繁華街、その裏通りを紐一本纏わず歩くゆづきの姿はあまりにも非現実的だ。
それは今宵の配信体当たり企画、全裸で街を徘徊……ゆづきを見つけたら生ハメ企画!と題された噂を聞きつけすでに数名の男達が現場に現れてしまっていた。
「あっ、見つかっちゃった☆」
「ゆづきちゃんゲーット!」
「うひょー俺も俺も!」
群がる男達に押し倒され前戯も何もなくいきなりずぷりと突き挿された男のイチモツ、その容赦ない突きを何度も受けながらゆづきは恍惚の笑顔でカメラに向かってダブルピース。
パンパンと腰を叩きつけられ道具のように使われる快楽に目の前が真っ白に染まっていくゆづきが気が付けば、今度は学生服を着た男達に跨り自分から腰を上下ピストンさせている学園エッチの時間だ。
「ゆづきたぁんこっちも」
「わかってるってば☆ いただきまーす♪」
騎乗しながら他の生徒の股間を握り扱きながら正面の男のイチモツをしゃぶろうとする乱交ぶりでも撮影は止まらない。
口内いっぱいに広がった雄臭が理性を焼き、前後の孔を埋め尽くしたイチモツの味も最高でもっともっと味わいたい。
有名マイチューバーの永遠にも思える生配信は。カメラの前で生中出しそしてその顛末を求めさらに過激さを求めコメント欄は大荒れに荒れていく。
「んっんっ❤️ あはっ❤️ あひぃ❤️」
景色が一変した。そこは事件が起こっている最中の電車の中、そして床に倒れこみ腰を浮かしビクビクと痙攣するゆづきのだらしない姿。
胸元もスカートもめくれあがり太ももまで下がった下着の奥で淫蜜を零し続ける股間がどうなっているのかはこの角度では見えそうで見えていない。
この地に転送されたもののすぐに意識を奪われ夢の世界へと誘われたゆづきの肉体はこうして無意識のまま何度も何度もイカされてしまっている。
だがそれがいい、カメラは回ったままで数少ない視聴者達が目にしているのは放送事故で気を失ったゆづきが自慰をしているようにしか見えない甘い喘ぎ声交じりの過激な配信。
アーカイブが消される前にその目に焼き付けておこうと投げ銭が飛び交い固定ファンがまた増えたに違いない。
そんなゆづきのスカートの中にいつの間にか蠢く触手片が這っていることを知る者は……まだどこにもいないに違いない。
大成功
🔵🔵🔵
滅日・零
◎
アドリブ・絡みOK・NG無し
うーん…
元凶を探せって、どう探しゃいいんだ?
とりあえず電車の全ての車両を巡って、乗客の様子を見てみることにするぜ
……
へぇ、食堂車とかあるんだなこの電車
さらに先の車両に移ると、今度は二段ベッドの並ぶ寝台車
そして仕切りのカーテンで見えないけど、男女がヤッてる声とか気配が
実にお盛んな事で…
更にその先の車両は、ちょっとお値段お高い一等客室が並ぶ車両
やはり個室からは、男女の営みの声が…
いやちょっと待てっ! 何かおかしいだろっ!
もしかして俺様もいつの間に眠って、夢の中じゃねぇのっ?!
…気付いた時にはすでに遅し
近くの個室のドアが開いて、影の様な黒い触手に中に引きずり込まれちまうぜ
……
その後、引きずり込まれた先で人型の黒い影の様な奴に服を剥がされ、抵抗する力もなく散々陵辱されちまうぜ
(内容はお任せ、ハードめにぐちょぐちょにされてもOK)
●
「うーん……まず乗客の様子を見てみることにすっか」
この幾人もの一般人が眠る電車の中にいるという元凶の乗客。そのたった一人を探し当てなければならないという手間のかかった解決方法を求め次々と転送されてくる猟兵達。
乳白色の髪色をした白い少女もまたこの危険な電車内へと姿を現し|通勤電車《・・・・》の中を歩き始め別の車両へと移動することにした。
滅日・零(ビルド&デストロイ・f40425)にしてみればさっさと敵を見つけぶちのめしてやりたいだけなのだが仕方がない。
眠りに巻き込まれる前に早く行動開始するしか今回はしょうがなさそうだった。
「へぇ、食堂車とかあるんだなこの電車」
扉を開けいい匂いが鼻孔をくすぐり食欲を呼び起こす美味しそうな食べ物がテーブルに置かれた車両へと足を踏み入れた。
それはテーブルクロスなどが引かれた|食堂車《・・・》なのだろう。歩きながら置かれたジュースの一つを手に取りさっと飲み干すと先を進むことにする。
この車両には誰もいない。ならばここに用はないと次の車両の扉へと手をかけた。
(時間がないってのに焦らすじゃん)
口元を歪めさらに向かった先は窓際の通路とカーテンで仕切られたカーテンの数々。これは|夜行列車《・・・・》の二段ベッドが並ぶ二等寝台に違いない。
「あんっ❤️ はぁ、だめ……そこっそこがいいのっ❤️」
「んぐぐ、ちゅぱ……あぁ最高っ❤️」
仕切られたカーテンの向こう側から聞こえてくる喘ぎ声の数々に呆れ顔をしながら零は足早に通り過ぎる事にした。
今回の目的は眠ってしまっている乗客から夢の世界へと飛び込むことだ。起きている連中に用などはない。
「へっ、お盛んなこって」
やれやれと肩を竦め次の車両へと足を踏み入れた零が見た光景はガラス沿いの通路といくつも閉じられた扉の数々。
どうやらここは一等寝室の個室の並びなのだろうか。そして先ほどと同じく部屋の中からは男女の交わりの声が響き渡りここもまた激しく愛し合うもの同士の熱烈な喘ぎ声が響く以上空間のようだ。
「……ちょっと、待て。 |寝台列車《・・・・》だって? 俺様が乗り込んだのは|通勤電車《・・・・》のはずじゃん……まさかここは!?」
頭に靄がかかり考えようにしていた違和感が一気に輪郭を現し零はその事実に辿り着いてしまった。
乗った覚えのない電車とその違いが意味することはただ一つ、まさかと思い愛用のバラックスクラップを取り出そうとするが所持していたはずの武器類は最初から無かったかのように何も持ってはいない。
「もしかして俺様もいつの間にか眠って、夢の中にいるんじゃねぇのっ!?」
驚きをつい声に出してしまっていた。それが切っ掛けとなったのか全ての扉が突然解放され伸びてきた影のような黒い触手が手足を拘束し一気に引き込まれていく。
声を出す暇もない、口にも触手が巻き付き抑えられては零にはどうすることはできるわけがなかったのだ……。
「んぐっ、やめっ……破るなぁっ」
着衣の中に潜り込んだ触手が内側から布地を切り裂き色白の肌が露出させられてしまった。
育ちのせいか薄い胸板や細い腰回りもまだ使い込まれていないようにも見える華奢な下半身も全て丸見えに。
黒い触手によく映えてしまう乳白色の髪と白すぎる肌、一気に汗が吹き出し言う事を聞かない感覚に何故か力が入らない。
(クソッ。いつの間にか眠っちまって力が出やしねぇ)
睨みつけてやろうとした顔にアイマスクのように張り付いた触手。耳の中にも細い触手が何本も潜り込んでいき直接脳内を弄られているかのような鮮烈な刺激。
「おっおおおっ!? 俺様の頭の中かきまわすなぁっ!? おっおかしくなるっっ❤️」
普通では感じれない快感を与えられブリッジしながら浮いてしまった腰回りにさらに何本もの触手が巻き付いた。
指先までピンの伸ばしてしまい自然と開いてしまった太もももがっちりと固定され蕩けるように蜜を垂れ流してしまう|閉じた割れ目《卑猥な縦筋》。
その先端でぷくりと膨らんだ|突起《肉芽》に触手が巻き付き全身に走ってしまった電流が零の身体に最後のスイッチを入れてしまったようだ。
「やめっ、やめろっ!俺様を犯しても面白くも何とも……おほぉっ❤️」
大人の腕ほどもあるサイズの触手が下半身を貫き入るわけの無いはずの雌孔を拡張し突っ込まれていく触手の数々。
腹が内側から押され膨らんでしまった下腹部、うねうねとミミズが這うように身体を内側から蹂躙され壊れてしまったかのような強気な少女の蕩け顔。
「俺様にこんなことシテっタダでしゅむと❤️思うなぁ❤ おっおっおっおっ❤️ なにこれ気持ちいいじゃんっ❤️ 奥届いてやがるぅ❤️ 俺様を壊すなぁっ❤️」
強制的に敏感にさせられた少女の身体が最初の絶頂を迎え大きく跳ねてしまった。
だがこれはまだ序の口、永遠に続くであろう|幸せな悪夢《・・・・・》はまだ始まったばかり。
現実世界の肉体がどのような状況なのかを考える暇もなく、零は休まず続く二度目の絶頂へと昇りつめていった。
大成功
🔵🔵🔵
ブライグ・レドワーズ
◎
貰ったティンカーベルの不思議な砂とやらを、乗客に振り掛ければ夢の中に入れると…。
ん〜…なんとも要領を得ない話だがやるしか無いか
なにか乗客に変化や違和感が無いか見て回ろうかな
……想定より睡魔が来るのが早いな…眠い
ん、それに「幸せな夢」とやらが気になる。
なにか、そちらに、糸口は………グゥ💤
(夢の中…野営地にあるテントの様な場所ベッドにいた)
ここ、何処だ? 幸せとやらには程遠いが…
ん?
(身体は動かない。布団の中、お腹に重さを感じた。そこには、人の赤子の様な背徳的な生き物がいた)
(胸元に飛び付かれると同時に、赤子から触手が伸び豊満な乳房の突起に吸い付き、搾乳を始める)
(彼女の母性本能を刺激しつつ責め始め。太い触手をショーツの中に忍ばせ、膣内を刺激し始める。異種族に苗床として、使われる「幸せ」を彼女の恵体に刻み続けた)
【アレンジ歓迎】
●
荒涼とした大地が続くアポカリプスヘルとは何もかもが違った。平和すぎる日常とそれを支える公共機関。
猟兵として様々ん世界を旅し少しは慣れたつもりではあったがブライグ・レドワーズ(【魔銃】・f25114)はこの現代社会での事件解決方法にはまだ違和感を感じていた。
元凶である敵をとりあえず退治してしまえばいいと乗り込んできたものの、夢の中に隠れられていては殴りようもないからだ。
「これがティンカーベルの不思議な砂……」
出発前に少しだけ分けてもらった砂を包んだ紙包みを手にもう一度手順を思い返す。
悪夢を見ている乗客に降りかければその夢の中に入れる砂の効果については信じるしかない。
それが事件解決の唯一の道なのは理解している。だからといってそのまどろっこしいやり方はあまりブライグの流儀に合っているとは思えない。
(んー、なんとも要領を得ない話だがやるしかないか)
通勤電車の中で倒れている乗客達は皆が皆幸福そうな眠りに包まれていた。これはこれで苦痛とは縁がないのではなどと少し思ってしまったがそんなわけにはいかないと首を振る。
違和感がある乗客や何かの変化を見逃せばそれだけで任務は失敗になってしまう。
それにあの|眼鏡をかけたエルフ《グリモア猟兵》は言っていた。猟兵でさえもこの電車内にいれば悪夢へと誘われる眠りに飲みこまれてしまうと。
迷っている時間など無い、そう決意新たにブライグは隣の車両への扉を開けた。
「……想定より睡魔が来るのが早い。くぅっ、瞼がすごく重い……こうなったら幸せな夢の中に突破口があるかも、しれ……な……ぃ……な」
膝をつきその場へと倒れこんでいくブライグ、靄が彼女を包み込みそして眠りの世界へと誘っていく。
永遠に終わりを迎えない幸せな悪夢の中へとその意識と魂は吸い込まれていった……。
「ここ、何処だ?」
再び目を開き起き上がろうとするもやけに身体が重い。見覚えのある天井は先ほどまでいた電車の中とは大違いな粗雑さできっとこれは野営地のテントか何かだと思う。
意識は思っていたよりもはっきりしているようでこれが本当に夢の中なのかと疑問に思えてくるほど。
もしかすると電車内へと調査に向かったこと自体が夢で自分は故郷でただ眠っていただけではないのかと思えてきた。
(ここは何処だ? 私はどこで寝ていたんだ?)
やけに重さを感じ被せられていたシーツを払いのけようとする。 なんなのだこの腹の上に感じる重みは。
「なっ!?」
「ウキキキ❤️」
|それと《・・・》目が合ってしまった。ブライグの腹の上に乗っている赤子のような異形の化物。
どこをどう見ても人類ではない背徳的な化け物の容姿は吐き気を催すほど醜悪であるし普段ならば一刀で切り伏せるレベル。
だというのに今は体が動かない。いやそれどころか寝たまま投げかけた視線の途中に二つの膨らみと桃色の先端が見えてしまっている。
(な、なぜ私は服を着ていない!? こんな化物相手にこんな無防備にっ!)
驚きと共にここが夢の中であろうという意識がけし飛んでしまった瞬間だった、虚構と現実の境目を見失い|乗り越える力《ユーベルコード》を引き出す接続が切り離されてしまったのかもしれない。
抵抗できぬまま魅惑的な|膨らみ《乳房》に吸い付かれチュウチュウと吸われ始めると嫌悪感は限界まで高まったはず……だった。
「な、なんで私は……こんな奴に、母乳をやらねば……あっ❤️」
悔しそうに声を漏らすも次第にそれは蕩けるような甘い喘ぎ声へと変化させられていく。
甘い香りが漂い始め化物の口元から白い液体が零れブライグの身体へとボトボトと零し始めた。
心では嫌がっているはずなのに何故か湧き上がってくる母性本能、それはまるであらかじめスイッチが入るようプログラミングされていたかのように自然と心と肉体を侵食し始めていた。
「あっ❤️ そこは……ダメっ❤️ まだ君には早い、のに……なにこれ、太すぎだぞっおぉぉぉっおっおっおほぉっ❤️」
化け物から生えた触手がブライグのショーツの隙間から潜り込み容赦なく胎内へと沈み込んでしまっていた。
濡れた|内側《肉襞》を擦られ抉られそして蹂躙され奥へ奥へと進んでいく先端。
その先で封じられた扉をこじ開け辿り着いた先は彼女の存在意義ではある優秀な遺伝子確保と子孫繁栄を達成するための|特別製器官《子宮》の中。
そしてノータイムで注ぎ込まれる白濁液がその内側を焼き尽すように侵略し即座に膨らんでいってしまうのは夢の中だからだろう。
そんな理解も及ばずに蕩けた表情でお腹を摩り始めたブレイグの瞳から正気の光が失われいき宿ったのは生殖本能に支配されたただの雌の輝き。
ズポズポと響く水音と共に抜挿される触手から淫蜜と白濁の混合液が飛び散り作り変えられていく|心と肉体《なにもかも全て》。
異種族の苗床として使われるという幸せを手に入れてしまった悪夢はまだ始まったばかり。
これから永遠に化け物を生み出す快感を味わい続け心が壊されていく。ジュロジョロと股間から噴き出し始めた終わりの始まりの水。
……最悪へと墜ちていくその最初の兆候が始まりブレイグは歓喜の声を上げながら大きく足を広げた。
大成功
🔵🔵🔵
風祭・未久
◎
幸せな夢の中、あたしは彼氏と一緒にお風呂に入っていて
ハッとして、自分の男達に開発されてしまっただらしない身体を見せるわけにはいかないと慌てるけどあたしの身体は綺麗なまま
乳首や大事な所に沢山開けられたピアスも、卑猥な刺青も無ければ、どす黒く染まった筈の乳首も綺麗な薄ピンクのままで
優しく声を掛けられあれは悪い夢だったのだと安堵するも、なぜそんな夢を見たのか急に恥ずかしくなったりもしてね
お風呂から上がったらいよいよ初夜で、ベットに寝かせられゆっくりと彼のモノがあたしの中に入ってきて貫かれる痛みを感じつつも、あたしは彼に初めてを捧げられた事を嬉しく思ってるかな
夢の中で場面転換してあたしは既にお腹が大きくなった状態で、彼に後ろから抱擁されながらお腹を優しく撫でている所だったりね
そうしてあたしは男達に穢されきった現実では絶対に迎える事の出来ない深い深い幸せな夢に堕ちていくよ
現実世界の身体の中では既に孕んでしまった赤燐蟲とやらが成長を始めていて、胎動する度にあたしの身体もビクンビクン跳ねてるかもだね
●
車内の靄がよりいっそう濃くなっていき侵入者を逃すまいとしているかのようにも思える異常な空間へとまた新たな侵入者が現れた。
風祭・未久(ツンデレ娘・f38069)はその余りにも爛れた異臭と光景に顔をしかめ目を逸らしてしまう。
(なんだよここ、聞いてたよりもっと危険じゃないのよ!)
見た限りこの車両には乗客は乗っておらず手にした不思議な砂を使う相手も見当たらない。
さっさと帰らないと練習に差し支えてしまうと諦めツカツカと歩き出しそして魔境へと続く次の車両の扉を迷いなく開けた。
「いい、お湯……」
湯気が舞い響く水音と綺麗な天井にぼぅとしてしまい思わず伸びをして気を抜いてしまう未久。
幸福の絶頂にある彼女の背には男の逞しい胸板とぬくもりを感じ細めた目と緩んだ頬からは先ほどまでの緊張感など何も感じ取ることはできない。
いやそもそも先ほどまでの緊張感というのは何だろう?
自分はこうして彼氏と初めての夜を過ごすためここにいるというのに……おかしなことを考えてしまうなと後ろにもたれ掛かった。
ズキン
何かが警告しているような気がして思わず視線を下ろし湯船に浸かった己の肉体をじっと見つめた。
そこに見えるのは|傷一つない膨らみ《そんなはずはない》と|薄ピンク色の先端《どす黒く染まったはずの乳首》であり、身体中のどこを見ても|健康的に鍛えられた肉体美《ピアスと卑猥な入れ墨》しか目に入らずほっと安堵してしまったことに苦笑する。
「どうしたんだい未久?」
「んっ♪ なんでもないんだよ❤️」
愛する彼氏の声に応えている時も何か違和感を覚えるがそれが何だか言語化するのは今の|ノロケてしまった《頭ハッピーセットの》未久にはとうてい無理は話。
なぜだろうか? こんなにも幸せなのに自分の身体がゲスい脅迫者たちによって穢され汚され調教されつくしているなどと考えてしまうなんてと。
(おかしいなぁ、こんなにも幸せなのに……|愛する彼氏《幼馴染》の赤ちゃんだってもう何度も、え?れ?今日が初夜なのに……え?)
ズキン
急に何かを感じ取り頭の中が白く塗りつぶされていく。 疑問を考えるごとにそれは濃さを増し未久の思考を単純に幸福を受け入れる状態へと書き換えていく。
それが未久にとってありえない日常だと|何故か考えることができない《・・・・・・・・・・・・》ことが当たり前だと今この瞬間も消えていく記憶。
彼の上に座らされ待ち望んだ時がいよいよやってきた。ゆっくりと反り返った|モノ《肉棒》を受け入れてようと|未開通の縦筋《調教済の雌孔》を指でいやらしく開いて……。
(え? 初めてなのにあたしなんでこんなに……あれ? 緊張しちゃてるんだよね???)
処女である未久の性知識にこんなものはあったろうか……そんな疑問が軽い痛みと共にすぐに消え去った。
ヌプンと音を立てながらするすると股間を貫く大好きな彼氏の|モノ《肉棒》は|狭い膣《ガバガバな雌穴》を押し開き|誰にも穢された事のない《男達の肉便器》最奥へと迎え入れた。
「未久もうすぐだね」
「あぁ……シアワセだよ❤️」
大好きな彼に抱きしめられながら膨らんだお腹を撫で優しい目をする未久。あともうすぐでこの子は生まれてくる。
こんな幸せをかんじていられるならもうこのままでいいんじゃないだろうか。
……このままで?
まるで現実は他にあるかのように考えてしまう自分に苦笑しつつ未久は振り返り目覚めのキスをおねだりすることにした。
(あぁ神様、あたしのこの幸せが永遠に続きますように……❤️)
ガタンゴトンと揺れる電車の中。淫臭たちこめるその空間の中で他の乗客よりも早く赤燐蟲の影響を受けてしまった|者《未久》が床で倒れ恥じらいも無く股を広げていた。
下着は太ももまで下がってしまい伸び切った状態でテラテラと輝く蜜と体液が混ざり合った物が床に大きな染みを作ってしまっていた。
|突起《肉芽》やヘソに打たれたピアスに巻き付いた触手がピンと引かれ、それに合わせて何度も何度も跳ねる身体。
意識はないようだ、股間や露出した胸元にモヤが実体化し奇妙な蟲の一部が纏わりついているような状態を直視できる人間はそうはいない。
ピンとピアスが引っ張られ|張りのいい膨らみ《射乳感の高まった乳房》から噴き出し始めた甘い香りの液体。
全身を濡らしてしまいそうなほど勢いよく搾られ、それが繰り返されるごとに声をあげそうになる未久。
だがそんな未久の口や目を塞ぐように実体化した蟲の一部が蓋をしてしまっていた。
幸せな夢をあっさりと受け入れ精神面に種付けされてしまった未久の身体は確実に魔物の仔を宿してしまう状態に仕上げられているようだ。
ビクン
「あんっ❤️」
腹の内側で何かが蠢いた。膨らみ始めた下腹部を晒しながら未久はいつまでもこの幸せな夢を見たいと願っているに違いない。
目覚めれば連日のように穢されてしまった自分の現実をまた見なければいけないのだから……。
大成功
🔵🔵🔵
アイ・リスパー
◎
「危険な任務ですね。油断しないようにしましょう」
『アイ、昨晩、徹夜でゲームしていませんでしたか?』
「だってー、もうすぐDLCが出るから再プレイしておきたかったんですよー!」
とにかく寝なければいいんですよね!
オベイロン、定期的にアラーム鳴らしてくださいね!
――ぐう
「はっ、ここは……?」
気がつけばそこは満員電車の中。
「電車内ということは、私、寝てないですよね!」
『いえ、乗客が起きてることに違和感を持ってください』
オベイロンが何か言っているようですが雑音にしか聞こえませんね?
まあ、さっさと寄生されている乗客を探しましょう。
「って、きゃあっ!?」
いきなり服の胸元がはだけ――
さらにスカートも脱げてしまって!?
ま、まさか痴漢ですかっ!?
「いやっ、見ないでくださいっ!」
周囲の乗客に言いますが、ますます注目を集めてしまうだけで……
そのままブラとショーツも脱がされてワイシャツ一枚の姿になってしまって!?
「あっ、いやっ、入ってこないでっ」
満員電車で注目される中、赤黒い肉塊に侵入されてしまうのでした。
●
眠ると危険な現場に赴くときに最低限必要なのは事前の準備と体調管理。
今回に限っては眠ってしまわないよう十分な休息と睡眠をとっておくのが当たり前なのだが……。
「危険な任務ですね……油断しないようにしましょう、ふぁぁ」
『アイ、昨晩も徹夜でゲームしていましたよね?』
わかりやすいほどに欠伸しながらアイ・リスパー(電脳魔術士・f07909)は機動戦車オベイロンのAIからのツッコミを受け流した。
昨日プレイしていたゲームは面白かった。やりこめばやりこむほど味が出てくる何というかスルメゲーという様相でキャンペーンで安売りされていたにしてはやりこめてしまうとてもとても楽しいものだった。
これをプレイし友人たちと進行度を共有もしくは競争しないと流行りの最先端を行く電脳の天使を名乗れなくなってしまうに違いない。
といってもそれは数年前に発売されたゲームでありわざわざ任務前日にやりこむゲームである必要は皆無なはずなのだが。
『そのゲーム、もう旬は過ぎていませんか?』
「ぶーぶー! もうすぐ新しい|DLC《ダウンロードコンテンツ》が出るから再プレイしておきたかったんですよーだ!」
とってもどうでもいい理由だった、というかこんな調子で本当にいいんだろうか?
『……今日の目的、忘れていませんよね?』
「電車に乗って……停車位置にちゃんと停止させるお仕事、でしたっけ?」
やっぱり出発前の説明を全然聞いていなかった。アイちゃん今日も平常運転、まさかの現地に到着してから説明をもう一度繰り返す羽目になろうとは。
説明中も電車内に濃くなっていく謎のモヤ。どう考えても今回の電車内で幸せな夢を見せるべく眠りに誘っている罠の正体はこれなのだがもう手遅れだ。
ガミガミとオベイロンの説教が続けられようやくスタートラインについたアイ。相手の罠にかからない対策などすでに思いついているとばかりに鼻高々。
ドヤ顔をオベイロンに向け高らかに宣言する。
「オベイロン、定期的にアラーム鳴らしてくださいね!」
『いいですけどアイ、すでに目がトロンとなっていますよ? もしもしアイ? こらまさか説明を聞いてもう…… …… …………』
「……ぐぅ」
何処かで何かが倒れる音がした。
「はっ、ここは……?」
少し居眠りをしてしまっていたらしい。ギュウギュウと前後左右で揺られる乗客の隙間でアイは身動きがとれなくなっている自分にようやく気付く。
満員電車に乗って何処かにでかけている最中だったろうかと思い出そうとするもモヤがかかったように思考がまとまらない。
「電車内……ということはまだ眠ってないです……よね?」
アイは首をかしげるもその耳に先ほどから続く忠告の声がもはや聞こえていない。
『アイ! 乗客が起きている時点で違和感に気付いてください』
オベイロンの警告はもはや耳に届かない。
「そうでした! 任務でこの電車に調査に来たんでした!」
はっと思い出したように目を輝かせドヤ顔をするアイだが根本的なことに未だに気付かない。
それは……ここがもう夢の中だというとてもとても大事なことに。
「……って、何で急に服が!?」
誰も触っていないのに突如として制服のボタンが弾け飛び胸元が丸見えになってしまう。
弾け飛ぶような|弾力《巨乳》とは無縁のはずなのに何故か触れてもいないのにシャツのボタンが千切れてしまっている。
(??? 痴漢、じゃないんですか? なんですこれっ???)
目がグルグル回りキョロキョロと見渡そうとするも身動きできずに犯人がわからず大混乱。
そうこうしているうちに足元でも違和感が起こり何が起こったのかを理解し真っ赤に染まる頬。
(な、なんでスカートが勝手に脱げてるんですか!?)
足首に触れるスカートの生地の感触。完全に脱げ落ちているうえに手が届かないので解決のしようがない。
だからアイが口に出して言う。 言わなければいいのに何故か口をついて出てしまう。
「いやぁ、見ないでくださいっ!」
満員電車の中に響いたアイの必死の訴え。それはギュウギュウ詰めであれば気付かれないはずの痴態をわざわざ周囲に教えてしまった完全な失敗。
周囲の視線が一斉に注がれアイの周囲が突然開き全員が自分のほうを見ていることに気付く。
「え? やだっ、見ないでって言った……のに」
はらりと下着が勝手に脱げ落ちて足元に落ちる。ブラジャーもパンツも残らず脱げ落ちてしまい残されたのはワイシャツ一枚という卑猥な姿。
薄い胸やくびれの少ない身体は面白みが少ないがそれはそれで需要がないことはない。特に生殖を目的とした魔物にとってイキのいい若い雌の身体は寄生するのにとても都合がよすぎてしまう。
「え?いつのまに!? 入って、こないでぇ???」
周囲のニヤニヤした視線が刺さるアイの下半身。そこにいつのまにか伸びてきた赤黑い肉塊や触手状のぶよぶよした感触がすでに股間へと辿り着いていた。
先ほどまでは無かったはずなのにこれはいったいどこからやってきたのか?
「ひぎっ!? 痛い痛いいたぁぁぁい、ひぎぎぎぎぎっ」
乗客の注目を浴びながらアイはあまりの痛みに失禁してしまった。湯気がほくほくと昇る視界の中、精神の中へ中へとその浸食は一気に進んでしまう。
まるでウィルスに食い荒らされるプログラムのように何もできず、いつしかその痛みも違和感も消失してしまうのだろうか?
大成功
🔵🔵🔵
御堂・俊輔
◎
最初は元凶となった寄生されてる乗客を探してるけど、時間切れで気付かない内に夢の中って感じかなー
夢の中ではオレは男の人に抱かれてるんだけど、普段使われている時よりもずっと優しく、それは恋人として大切にされてるみたいな雰囲気だったりー
愛を囁かれながらお尻を突かれながら、乳首を弄られたり吸われたり、舌を絡めたディープなキスをされたりとかねー
最初こそなんでオレこんなことしてるんだっけと疑問に思うけど、心地よい快楽に次第にどうでもよくなっちゃって、その相手の男に尽くしたい気持ちに支配されて、自然と自ら雌堕ちしちゃうかもだ
まー、実際はこれはオレからの視点であって、傍から見たらグロテスクな蟲にされるがまま犯されてるって感じなんだけどー
恍惚な表情を浮かべ喘ぐオレは、既に蟲に寄生されて苗床にされちゃったって感じかなー
オレの身体の中ではオレを養分に蟲が成長を始めてる、既に手遅れ状態かもだけど、それに気付けないまま目の前の蟲を素敵な|恋人《男性》と錯覚したまま、生涯愛と身も心も捧げる結婚の約束とかしてるかも
●
(あれ……オレ、ここにナニをシにきたんらっけ❤️ 気持ちいい、なにこれ……オレこんなの知らないっ❤️ ふぉぉぉぉっ❤️)
金の瞳が爛々と輝きそして意思を放棄してしまったかのように蕩けながら無機質な天井を眺めた。
ナニがナンだからわからない、今どうしてオレはこんな事をシテいるのだと自答する想いも甘い匂いに溶かされてしまったのか次第にかき消されてしまったようだ。
茶色く日焼けた肌が露出した小柄な身体をビクリと振るわせ、見知らぬ男の膝に乗せられながら御堂・俊輔(妖狐の黄泉返り・f31053)はその身を震わせた。
下着の中に潜り込んだ男の手が小さくとも俊輔の|まだ子供のままのモノ《皮被り》を弄り刺激を与えてきてしまい高まる感情を止められない。
さらに薄い胸元を這う男の手がピンク色に色づく先端をクリクリと弄るものだから心地よくて思わず|力んで《締め付けて》しまう。
狭くて細い|洞《尻穴》はやんちゃ盛りの俊輔が刺激を受けるたびに引き千切るかのようなキツさでギュンギュンと狭まり咥えて離さない。
「オレ、なんか変に、なるっ❤️」
「なっちまえよ、な?」
ズンと腰骨まで響く太い感触、|愛する男《見知らぬ誰か》に背後から抱きしめられ尻を貫かれながら蕩ける感情。
思わず舌を突き出し見上げた目の前に愛する男の顔がある。尖った舌先に上から垂らされる唾液が絡みあい口付けする二人。
ネチャネチャと絡み合う舌と流し込まれる唾液が俊輔の思考をさらに焼いていく。
(おぉっ❤️ 美味しいっ美味しすぎるっ❤️ こんなの味わうの初めてだよオレ❤️)
背徳的な雄同士の交尾、それを悦んでしまっている今の俊輔から滲み出てしまっているのは限りなく雌に成り果ておねだりする気配。
尻をひくつかせもっと突いてくれと誘い腰使いに男の激しさは増していく。
「おっおっおほっ❤️ オレの尻ぃ裂けちゃうぅ❤️」
壊れた玩具のように上下する身体、結合部から溢れ出し床を穢す腸液との混合液がより一層染みを広げた。
お愉しみはまだまだこれからとばかりピストンがさらに加速していくともう俊輔は|ヒト《妖狐》ではなくただ一匹の|雌狐《ケダモノ》へ墜ちるしかなかった。
「あひっ❤️ しょれっ❤️ すごっ❤️ えぐれえぐれりゅっ❤️ そこっそこもっと突いてっ❤️」
「なんだまだ序の口だぜ俊輔? もっと愛し合おうぜぇ」
快楽に溺れ狂えるように快楽に堕ちている俊輔を抱きしめる男の豪快さに頬を染めさらに自分が雌なのだと自覚させられ敏感ななった身体がもう限界寸前。
触れるのをやめられてもなおピクピクと震える|股間の皮被り《透明液を滲ませ》すらもう暴発寸前なほど反り返ってしまう。
「あひぃ……❤️ オレのも何だかおかしくなっちゃったんだよぉ❤️」
「一丁前に勃起しやがって、ほら……これでどうだ」
指先で敏感な先端を弄られ白目を剥きながら仰け反る俊輔の小さな身体、それを繰り返されるうちに卑猥な雌狐に書き換えられていく肉体。
熱く濃厚なジュースを流し込まれるまでまだもう少し焦らしてからだとでも思われているのかじっくりじっくりと|愛され《調教され》続け心はとっくに彼の物に成り果ててしまった。
この幸せな恋人との逢瀬はいつまでも終わらない、これは電車の中で見せられている幸せな悪夢のほんの入り口に過ぎないのだから……。
電車の中に濃いモヤがかかっていた。そこに響くのはただ静かに電車が走るレールの音だけという単調なリズム。
そこに幾人も倒れこんだ乗客達がいる中に倒れこみ服が|はだけ《脱げ》だ俊輔の姿も混じっていた。
転送されあまり時間が経過しないうちに意識を失い無防備になってしまった身体。そこに精神寄生から湧き出た蟲に肉体まで寄生され服の隙間に潜り込んでいく触手が止まることなく蠢いていた。
股間に張り付かれ小さな|皮被り《肉棒》を吸われ、そのすぐ奥では尻に何本もの触手が潜り込んでいき栄養をたっぷりと吸い出されていってしまう。
亀甲縛りのようにガッチリと固められ持ち上げられた小さな身体からは汗が吹き出しボトボトと甘い香りを放ち始めた。
苗床にされてしまった俊輔の身体は時間経過と共に作り変えられていく、ドクンドクンと脈打つ触手がさらに太さを増しさらに|最奥《尻の奥》へとさらに何発も体液を流し込んでいった……。
「イッグゥゥゥゥッ❤️」
流れ込んでくる熱い白濁、そして引き締まった尻がビクンと跳ね俊輔は恋人の腕の中で何度目かの|絶頂《メスイキ》を味わった。
あぁ……今日は何と幸せな日なのだろう、愛する男が自分を必要とし記念の種付けを行ってくれている。
こんな永遠の幸せをどこまでもこの愛する男と共に過ごすため。
「お、オレ達……ずっと一緒だね」
「当たり前だろ。愛い奴め」
全てが幻覚にすぎないとしても俊輔は愛する男へと生涯の愛、そして身も心も捧げる想いを篭めゆっくりと唇を重ねた。
尊さを感じながら俊輔の心はどこまでもどこまでも雌そのものに成り果てて……。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
◎
NGなし、アドリブ・ハード大歓迎。
夢に入る……バーチャルダイブと同じ感じかな?
ちょっと興味あるし、いってみよう、やってみよう!
転送されたら、周囲をスキャンして、
一番興奮状態にある人の夢に入るつもりだったんだけど……。
だいたいみんな同じような状態だー!?
これは別の手がかりを見つけないと。
と、悩んでいたらタイムアップ。
幸せな夢の中におちていってしまうね。
夢の中で、わたしは両手を拘束されて吊されているよ。
周囲にはガラの悪そうな男たちがいて……。
いきなり服を破かれ半裸にされたら、
媚薬ローションを頭からかぶせられてしまうね。
そしてそのまま全身を愛撫され、媚薬を塗り込まれるよ。
愛撫だけで何回もイかされすっかり発情しちゃったら、そこからが本番。
吊されたまま、サンドイッチ状態で前後を貫かれ続けるよ。
お腹が膨らむくらいに中出しされて、
快楽の恐怖に泣きながら許しを請うても、男たちがやめてくれるわけもなく。
最後は限界を超えてしまい、前後の穴から精液を噴き出しながら、
断末魔のような絶頂を迎えて気絶しちゃうね。
●
幸福な悪夢というのはどんなものなのだろうか? 味わってみないとわからない未知の体験がどのようなものか少し考え菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は口元に指を添え首を傾げた。
借り受けたメガリスの力によって夢の中に入ることが出来る……非現実的なそれも一流のバーチャルダイバーである理緒にとっていくつか仮設を立てれる程度のものだと思いたい。
「ネットの海に潜るのも同じような感じだろうしね? バーチャルダイブみたいな感じなのかも」
口に出してみて改めて思う。夢とネットではきっと同じようでもまるで違うにきまっている。
ワクワクが止まらない、きっと新しい発見がある。好奇心に胸膨らませ理緒は転送の輝きに包み込まれていった。
ガタンゴトンと単調な音が響き続ける電車の車内。そこに降り立った理緒はさっそく倒れている乗客の一人に近づき端末を取り出した。
「スキャン対象設定、範囲設定、レム催眠判定レベル2でプログラム実行……っと」
迷探偵理緒の華麗なる推理のために冴えわたる灰色の脳細胞、一番興奮状態にある者の夢に潜ればきっとそこに敵が潜んでいるに違いないと、そう睨んだのだが現実はそう甘くはないようだ。
周囲のスキャン結果が画面に映し出され出た結論は。
「だいたいみんな同じような状態だよ!? なんでっ? え~~」
これじゃ誰の夢に潜ればいいのかわからない。こうしている間にもモヤが車内に充満し眠りの世界へと誘われてしまう時間が近づいてくる。
少し視界がぼやけてきてしまった、このままではマズイと理緒は懐から不思議な砂を取り出し目の前の乗客にふりかけようと……。
……ピチャンと水音がした気がした。
「んん……ここ、は?」
手首の痛みに気が付くと理緒は見知らぬ場所で両手を縛られたまま拘束されてしまっている自分に気付く。
グイと引いてみてもきつく縛られ外すことはできないようだ。
「やっとお目覚めかよクソ餓鬼」
「お前にこんな服いらねーよな」
ビリビリと音を立て勢いよく引き裂かれるシャツとそこから千切れたブラジャーが肌を隠す役目を果たせなくなり垂れ下がった。
「やぁっ!? やめっやめてっ!」
ぷるんと揺れる薄い胸、鷲掴みにされビクンと跳ねる上半身。繊細さの欠片もない愛撫が加えられ汗ばんでいく肢体。
無理やり弄られているというのに勝手に敏感になっていく身体は理緒の意思に反して勝手に蜜を垂らし始めていた。
「とか言いながら何だよこのお汁はよぉ?」
「やっ、それは無理やり弄るからだよっ」
「ならこれを説明して見ろよ!」
反論する理緒の股間に触れた手がねばっこい糸を引き完全に発情しているのがモロバレだ。
けれどそんな自主的な発情など彼らは求めていない。あやしげなバケツを持ち上げそしてその中身を理緒にぶちまけた。
(やっ、なにこれ……身体が、熱いっっ❤️)
全身が濡れただけで敏感になってしまった肌という肌、破れず残った着衣が擦れるだけで感じてしまうしなにより息をするだけで何故こんなに心地よくなってしまうのか。
「あふっ❤️ なに……これっ❤️」
「なんだこいつ媚薬ぶっかける前から濡れてたクセにわざとらしーぜ」
ニヤニヤと嫌味な笑みを浮かべながら焦らすように全身を撫でられ理緒は嫌々と首を振るが股間を指で直に弄られては我慢などできるはずもなく……。
「あひっ❤️ そこっ奥擦れてっあひぃ❤️」
「こいつガキの癖にとんだ淫乱だぜ」
(ふぃぃん❤️ わたしぃこれでも21なんだよぉあうう❤️)
指3本を咥えこみキュウキュウと締め付ける理緒の|雌孔《膣》はとっくの昔に縦鼻万全。
男の|モノ《肉棒》がいつまでも貫いてくれないもので無意識に前後に腰を振り始めもっともっとと男におねだりしてしまいそうになり破顔し涙がポロポロと零れ落ちていく。
「やぁっ……やめてぇ。わたし、屈したりしないんだよぉ……あひっ❤️」
快楽の恐怖に全てを塗りつぶされてしまいそうで理緒の神経はもう焼き切れてしまいそうだ。
だがまだもう少し耐えれるはず……そう思った矢先に尻肉に擦り付けられる熱い|男の感触《肉棒》に身体は正直だ。
量が増した淫蜜の量は洪水といって差し支えない。そして先端がパクパクと緩み広がったワレメへと沈み込んでいき途端壊れたようなアヘ顔で雄の味を味わってしまう淫らな理緒の淫乱ボディ。
「入って……くるぅ❤️ おっおっおぉぉぉっ❤️」
「オラっ! 孕むまでやめてやらねーからなクソガキ」
「物欲しそうな|後ろ《ケツ穴》にもぶちこんでやっから早く腰振れやっ!」
ベチンと尻を叩かれ前後から二本挿しされてしまい腰を振る理緒。ピストンが徐々に激しくなっていき飛び散る蜜はもう止まらない。
「あひっ❤️ アソコもおひりも気持ぢいいのぉぉぉ❤️ めくれちゃうよぉ……ぞんな奥までづかにゃいれぇぇぇぇっ❤️」
獣のように叫びながら理緒は絶頂を迎え終わらない悪夢に取り込まれていく。精神から浸食され身体が気付かぬうちに身体を作り変えられていると知ることもなく……。
大成功
🔵🔵🔵
槇島・アンナ
◎(鼻フック膨体異形化ふた以外なんでも可)
誰が悪いとかねえから、探してズドンじゃねえんだよなぁ。まぁ、兎に角やるしかないか。
気休めだろうが【結界術】で時間稼ぎの結界を張りつつ、【根性】で虱潰しにしたらぁ。
まぁ、すし詰めの満員電車とかでなかっただけマシだろうよ。
(UCで作ったアイテムにより【野生の勘】を得つつ、とりあえずヤマカンでより脱げてそうな辺りから虱潰しにしていく。判定がとてもうまく行けば成果が得られ、ソレ以外なら際を攻めすぎたせいで寝る)
(寝た場合には、深層意識を掘り起こされて(ある意味)幸せな夢に送られ、パートナー(男女どっちでも)に優しい言葉と共に電車内で責められたり、ストリップを要求されたり、あくまでプレイとして酷い目に遭わされていく。違和感は感じているものの、後ろ等弱い部分を優しく激しく責め立てられどうにかされる。言葉上は優しくされているも内容はエスカレートしていき、公開露出調教ののち、観客含めた多人数とのパーリィータイムに突入。優しく手酷く汚される、歪んだ夢へと堕ちる)
●
「はっ! 誰が悪いとかねーからいきなりズドンといかねんだよなぁ」
元凶が目の前にいたらすぐに終わるのにと槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)は軽口を叩き捜索を続ける事にした。
電車の中をツカツカと進み次の車両へと移動するため連結部の扉を開ける。
これで|100両目《・・・・・》ともなれば嫌気がさすのも無理はない。なにやら違和感を感じた気もするがきっと気にすることはないと思考にモヤがかかり忘れる事にした。
「ったく、どこにいやがるんだ夢見てる奴は。嫌になっちまうんだぜ」
自嘲気味に口元を歪め颯爽と乗り込んでいくアンナ。だがしかしこの時点でアンナの認識は大きく大事な事が欠如していることに気づいてはいない。
そう……目的の電車が100両以上も連結しているわけもなく、ここがすでに夢の世界であるというその自覚が全くないのだ。
得意の結界術が効果を発していると信じ切ったその表情は完全無欠の状態で電車内を捜索し続けているつもりだった。
……先ほどの車両を進むまでは。
「おっ、おい本当にここで|ヤル《・・》んだよな?」
「一緒に愉しもうアンナ♪」
頬を染め先ほどまでの積極さが失われたアンナは|恋人《・・》の満面の笑みを受け視線を揺らし周囲を見た。
乗客達は誰も彼もが自分達カップルの愛し合う姿をチラチラと見ているらしく複数の者達と視線があいゾクゾクと背筋に走る快感。
見られているという背徳感がアンナの身体を敏感にし空調の効いた車内の空気が触れるだけでビクリと反応してしまいそうでむず痒い気持ちになってくる。
恋人の顔を見てみると顔から上が真っ黒に塗りつぶされたかのようになっていて明らかに違和感しかないはずだが、それを指摘するどころか何がおかしいのかも判断がつかず羞恥に目を伏せてしまった。
「ここで、脱いでシヨっ❤️」
「おっ、おう……わかってる、わかってるけどな?」
甘ロリ風ドレスのリボンを少しずつ解き一枚するすると脱ぎ捨て床に落ちる布地。ふんわりと厚みのあったドレスが減っていくたびに色白の素肌が観衆の目に触れ緊張のあまりキュっと太ももを閉じてしまう。
けれど恋人はそれを許さないかのように平手でパァンと音をたて尻をぶってきた。
「痛いっ!? た、叩かないでくれよ……目立っちまうだろっ」
「いいじゃない。 アンナの綺麗な身体を皆に見せつけてあげようよ♪」
答えが答えになっていないそんな言葉を疑問に思わずついつい従ってしまうアンナ。扉に手を突き下着一枚になってしまった下半身を他の乗客達のほうへと向け突き出してしまった。
肉付きのいい太ももから尻への曲線と、その内側で下着ごしに存在感を見せつける手入れされた恥丘。
指で優しく撫でられ染みが出来始めてしまったその最後の一枚も容赦なく膝まで下ろしてしまう恋人の手。
「ひっ、み……みないでくれよぉ。なっ? ヤルなら二人っきりで……ひっ❤️」
「アンナの|アソコ《雌穴》がこんなに綺麗なの見てもらわないなんて、そんなのダメダメ♪」
薄い金髪が淫蜜で濡れ脱がされた下着にまで糸を引いてしまっているのを強調するように恋人が指でそれを救い取り周囲に見せつけるように伸ばして見せた。
ねちゃりと粘り気のあるそれを嗅ぎ伸ばしそして舐めとるのを、反射するガラス越しに見てしまい顔全体が真っ赤に染まり湯気まで出てしまいそうだ。
嫌がりながらも濡れた股間はさらに洪水のようにボトボトと蜜を垂らし感じてしまっているのだから言い訳のしようもない。
愛する恋人だけでなく不特定多数に見られ写真に撮られ、そして荒々しい息を吹きかけられようやく気付く異変。
「あっ、こら……お前ら私に指一本でも触れてみろ、どうなるか……あひゃん❤️」
「強がり言ってるクセに|ケツ穴《腸壁》ねぶられただけで喘ぎ声あげちゃうなんてアンナ可愛いっ♪」
耳元で囁く恋人の声、だとしたら今アンナの尻の中まで舐めているのは誰なのか?
こんな見ず知らずの相手に汚い場所を舐められ感じているなど認めたくない、認めたくないのに何故こんなにもお漏らしが止まらず尻まで振ってもっともっととおねだりしてしまっているのか。
「じゃあ、アンナ……今から仕方なく嫌々きちゃなーいアンナを犯してくれる皆さんに、精一杯おねだりしましょうね?」
「えっ……あっ、私……はっ」
これは幾らなんでも変だ、もしかしたら自分は幸せな悪夢の中に囚われているのでは?とそう思案したアンナの下腹部にうっすら浮かび上がってきた卑猥な淫紋。
まるで精神が犯され肉体に影響が出てきてしまったかのように疼き始めた|胎の中《子宮》が熱く燃え上がるように理性を溶かしてしまうまで一秒もかからなかった。
「こ……このみすぼらしいアンナの|尻穴《ケツ穴》を、お前らの肉棒でおか……犯してくれぇっ❤️」
「よう言えました❤️」
吐き出してしまった屈服の宣言、それと同時にぶちこまれた太く熱い男の肉棒の味、まるで人ではなく赤燐蟲が胎内に潜り込んだかのような人外の快感を受け、アンナは大声で喘ぎながら絶頂を味わってしまっていた。
大成功
🔵🔵🔵
斎藤・斎
◎
NG:快楽堕ち(根性で屈しない)
アドリブ/お色気大歓迎(PCの意識としては別)
ティンカーベルを始めとする銀誓館保有のメガリスについては聞いています。彼女の協力が必要という時点で強敵、油断はできません。
夢の中での効果の程は不明ですが、避妊の呪詛はしっかりかけておきます。敵を利する可能性はない方がいいですから。
車両内ではオブリビオンの気配を感じるのですが具体的な場所がはっきりせず、粉を使いあぐねている間に時間切れによって夢の世界へ囚われます。
夢の世界では複数の『宙に浮かぶ手首』に襲われます。私の両手は掴まれて磔のように固定され、胸を鷲掴みにして乳首を摘んだり指先で掻いたりされ、さらには服や下着の中に入り込んで胎内を掻き回します。別の手首に指を舐らされ舌先を摘まれているので声も上げられず、何度もイってしまうのでした。
●
ティンカーベルをはじめとする銀誓館学園所有のメガリスの噂。様々な力を持つ不思議なアイテムの存在はこの仕事についていれば自然と耳に入ってくるものだ。
今回は夢を見ている者に降りかければその夢の中に入れるという非常識極まる効能の砂らしい。
だがそれを使うには夢に住み着かれた人物を特定せねばならないし、まごまごしていると同じように夢に引き込まれる危険な電車で時間をかけている暇もない。
転送の輝きと共に最後尾車両に降り立ち周囲の状況を一瞥するとまずはその場に膝をつき何やら儀式の準備を始めた。
「夢の中での効果の程は期待できませんが、敵を利する可能性は少しでも消しておきましょう」
斎藤・斎(人間賛歌・f10919)は着衣をずらし鍛えられた腹を露出させると、荷物から取り出した染料で何やら紋章を描きブツブツと呪文を唱えた。
腹に描かれた紋章がポウッと鈍い輝きを放ち胎内に染み込んでいく怪しげな呪詛。今回の敵がヒトを孕ませ寄生する魔物である以上は、自分がその苗床になってやる必要などどこにもない。
こうして|避妊の呪詛《万物成功要素による秘術》を|肉体《子宮》に刻み込んでおけば最悪の事態は逃れれる……はずだ。
「では、時間もないことですし行きましょう……」
愛銃Cz75をホルスターから抜き薬室に次弾を装填すると斎は速足で次の車両へと進み始めた。
「気配は感じるのですがこれは厄介ですね」
どうやら電車中に蔓延している怪しげなモヤもまた敵からの干渉なのか、目的の人物を特定するのがこれほどやりにくいとは思わなかった。
一人一人近づいては様子を確認し夢を見ているかを判別するなどすぐに出来るわけがない。
気付けば瞼が重い。少しばかりこの車両で時間をかけすぎてしまったようだ。早く次の車両へと移動しこのティンカーベルの不思議な砂を使って……使ってどうするんだったろう?
なんだか視界がぼやけてきてしまった。自分は此処に何を死に来たのだったか。その次の行動を思考する前に……斎は静かに崩れ落ち夢の世界へと誘われていった。
「はっはぁっうくっ、ひぅっ」
喘ぎ声を我慢する女の声が車内に響く。それは普段の凛々しさを完全には失っていない理性の証と逃れられない状況での性的拷問に耐えようとする忍耐がミックスされた艶のある嬌声。
感じないようにと必死で気合を入れるも、何故か鍛えられた肉体はその言う事を効かず
両手首と足首をガッチリと|手で握られ《・・・・・》逃げ出すこともできやしない。
それどころか舌先を指で摘ままれ引っ張られているために、声すら思うように出せず唾液が口元から零れてしまっていた。
(こいつらいつの間に現れたの? 全然気づけなかった……不覚です)
ここが自分の夢の中だと錯覚してしまっている斎、無数に浮かぶ手首によってこうして拘束されている状況が不自然であるとどうしても理解できなくされてしまっていた。
しかも無数に浮かぶ手首の数はまだまだ多く見えているだけでも10本以上が近づいてきた。
ふにゃりと柔らかな弾力が着衣の上からでも伝わり手首が斎の乳房を思いきり鷲掴みにする。
鍛えられ張りのある乳の重み、それをタプタプと揺らされ下着に擦れた先端がプクリと服を押し上げ尖り始めてしまった。
「ふぅーーーーっ、んーーーっ!!」
抵抗しても無駄だった、服の上から膨らみ始めた|先端《乳首》を摘ままれ引っ張られると同時に身体が跳ね今日初めての絶頂に腰を浮かせてしまう。
じわりと下着に広がった染み、それが太ももを伝っていき嫌悪感が湧き上がってきてしまった。
この程度の敵に好き放題されるなど屈辱的すぎると手首を睨みつけてやるもこの状況ではただ敵におねだりをしているようにしか映らない。
|胸を弄られた《乳首イキ》だけで絶頂を覚えるほどに敏感にされてしまった自分に腹を立てつつも反撃の機会を伺う斎だったが敵の方がさらに上手だったようだ。
スカートの中に潜り込んだ指先が濡れてしまったショーツに触れ布地の上から斎の手入れされた茂みをゆっくりと愛撫する。
じっくりとじっくりと時間はたっぷりあるぞと言わんばかりの優しい触れ方に、身体の熱が徐々に高められ閉じようと努力していた太ももが次第に開いていってしまった。
ベトベトに濡れた股間を別の手首に広げられ固定されると、濡れた|股間《赤貝》が下着越しにくっきりと浮かび上がるどころかはみ出し声にならない絶叫をあげさせられてしまった。
何故か触れてくれない剥けてしまい尖った|先端《肉芽》が下着を押し上げもう我慢の限界。
(やめっやめなさいっ! いまそこ敏感だからっ……くっ!!)
ズプリと割れ目の中へと潜り込んでいく指先、念入りに仕込まれ腹が熱くなっていくのを感じるも一定以上はそれが酷くならないギリギリの攻防。
下腹部に浮かび上がってきそうになる淫紋が、先に刻まれていた避妊の呪詛によって阻害され完全には屈しない斎の下半身。
だがそれは呪術的な次元の話、肉体は終わりのない夢の世界で何度も何度も絶頂を与えられ発情期に造り替えられていってしまう。
精神面が知らずのうちに調教されてしまい本来ならば現実の肉体にも影響が出ていたかもしれないこの状況。
だが変化の時が訪れる、誰かが無事にティンカーベルの不思議な砂を夢を見ている乗客に振りかける事に成功したのだ。
斎は無数にイカされ下半身だけ丸出しの状態で目覚めた。緩んだ股間から湯気をたててしまっている屈辱に唇を噛みしめながら……。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『赤燐蟲『女王型』』
|
POW : 国崩しの女王
視界内の任意の対象全てに【体内の繁殖器官への同化取込と産卵管突刺し】を放ち、物質組成を改竄して【思考が停止する程の快楽を伴う苗床】状態にする。対象が多いと時間がかかる。
SPD : 忍び寄る魔の手
【対象の力を奪う不可視の赤燐蟲『寄生型』】を放つ。他のユーベルコードと同時に使用でき、【ユーベルコードや技能を封じる身体能力低下】効果によってその成功率を高める。
WIZ : 命の悲鳴
【体内の繁殖器官で捕えている苗床】の消費量に応じた強さの【張り付き自爆する赤燐蟲『強襲型』】や【捕えた相手を麻痺させる赤燐蟲『拘束型』】を召喚する。[張り付き自爆する赤燐蟲『強襲型』]や[捕えた相手を麻痺させる赤燐蟲『拘束型』]が敵を倒すと[体内の繁殖器官で捕えている苗床]を獲得する。
イラスト:V-7
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「御手洗・綺沙羅」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
ティンカーベルの不思議な砂が車両の片隅で倒れていた女性に振りかけられた。
まさにギリギリの所で間に合ったメガリスの効果が働き、猟兵達は女性の夢の中へと吸い込まれていく。
通勤電車の中だった景色が一変し壁中に繁殖し逃げ場が無く、何処を見ても気味の悪い肉壁に囲まれた密室に咲く無数の赤燐の華。
ウネウネと蠢きながら寄生先である女性を取り込みドクドクと何かを流し込んでいる今まさに繁殖中の卑猥な光景が目の前で繰り広げられた。
快楽を与えられ思考停止してしまった女性はすでに苗床に成り果てていた。よく見れば周囲の肉壁にも幾人もの犠牲者が捕らえられ皆一様に腹が膨らみすでに卵を植え付けられてしまった状態なのだと一目で理解できてしまう。
「グジュルルルウ、プシャー」
それは叫び声なのか何なのかわからぬ蟲の声、何本もの管が蠢き侵入者を新たな苗床にするべく狙いを定めたようだ。
だがそれを迎え撃つべき猟兵達は夢の世界で疲弊してしまっている状態で万全とは言い難い。
失った装備もあるだろう、体力も枯渇寸前かもしれない。なによりすでに精神的に赤燐蟲に屈服させられた者もいるかもしれない。
さらに厄介なのは不可視の赤燐蟲がすでにこの空間を埋め尽くしユーベルコードや技能そのものが封じられている可能性が高いということだ。
通常であれば即座に発動する力を失った猟兵達は知恵を絞らなければ非力な犠牲者達と何も変わらない苗床にすぎない。
もしもここで苗床にされてしまった場合、即座に肉体に変化が現れ手遅れな状況に成り果ててしまう可能性もある。
ビチャリビチャリと水音をたて這い寄る魔物を前にして如何にして猟兵達は戦い抜くことができるのだろうか?
先ほどまでの悪夢の中での出来事とは全く違う、取り返しのつかない結末まで予想できる戦いが始まる。
勝利すれば何も問題はない。
だがもしも敗北するようなことがあれば……猟兵の力を取り込んだ赤燐蟲の新世代が生み出されてしまう不幸な未来が待っているのだ……。
夢ヶ枝・るこる
○~◎
■方針
・『反動』継続
・アド/絡◎
■行動
危険な手ですが、やってみますぅ。
『装備』は壊れてませんので、『FMS』のバリアで時間を稼ぎ『FCS』で『FRS』『FSS』『FBS』を『自動操縦』に設定、私が快楽に堕ちても意識がある限り攻撃可能な状態にしますねぇ。
更に『FQS』の状態異常治癒で『不可視の蟲』による『UC封印』を軽減、通常より弱くても【重豊躰】を発動出来れば、莫大な『胸と胎内容量の増加』により、相当な長時間でも『意識を失わず耐えること』は可能ですぅ。
『快楽』は防げない上『容量』が増している分、巨大建造物の様な途轍もないサイズまで産卵される可能性も高く、討伐出来ても全て戻るか不安ですが。
●
ビービービービーと警告音が鳴り響き浮遊兵器の一つが限界を迎え火を吹きながら破裂した。
肉壁に包まれた空間に押し寄せる重々しい空気、それにより本来の能力を発揮できなくなった猟兵達は劣勢に追い込まれ残された装備類で対抗するのがやっとというところだろう。
「危険な手ですが、このままではジリ貧ですぅ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は手を突き出し残された浮遊兵器の半数を自動モードに切り替え四方八方へと砲撃と斬撃を叩き込むようにセットした。
バリアも接触する部分から熱を持ちそしてまた一つショートし機能停止に追い込まれた。
あまりにも相性の悪い電車内という密閉空間を包み込むような敵の腹の内という最悪の戦場で、ユーベルコードと能力そのものを抑え込まれてはまともにやっては勝ち目はない。
(ですが、FQSを限界稼働させればほんの1分ぐらいならば!)
るこるは意を決しシステムをフル稼働させ周囲にいるはずの“|不可視の蟲《UC封印化》からの影響を軽減させ始める。
時間はない……早く、早く女神の加護を求めなければ。
「大いなる豊饒の女神、その御姿の欠片を我が身へっ!」
女神への祝詞と共に服が張り裂け肥大化するバスト、ゆうにメートル越えのサイズが数倍に膨れ上がり貫こうと何本も襲い来る産卵管が突き刺さろうと気にすることなく一気に乳圧で押し返し始めたカオスな光景。
ぶるんと大きく揺れて壁面へと乳ビンタすることで正面の敵は排除できたろうか?
……だがしかし脇から襲い掛かり股間に突き刺さった産卵管が何度も何度も卵を植え付けてきてしまいグルンと白目を剥きそうになるのを我慢するるこる。
産卵されるごとに気が狂いそうなほどの快楽が何度も駆け抜けその場に崩れ落ちそうになってしまう。
だが大幅サイズアップした腹回りのおかげで胎内の容量も大幅アップ、卵を大量に植え付けられ力を内部からも吸われ始めてもまだしばらくは戦う事ができる。
あと30秒、それがるこるの戦えるタイムリミット……だがまだここで諦めるわけにはいかない。
「これで、最後ですぅ……ひぎっ!?」
荒れ狂う赤燐蟲へ最後の一撃とばかりばるんと弾む巨大バストが叩きつけられ、るこるは意識が飛びそうな快楽を我慢し絶頂へと至る寸前で耐え続ける責め苦を味わい続けていた……。
大成功
🔵🔵🔵
メディア・フィール
❤NGなし
プレイング改変・アドリブOK
他PCとの絡みOK
POW選択
体中に絡みつく触手にユーベルコード無しで必死に抗いますが捕まってしまいます。そして、怪しい粘液を体中に浴びせられ、少し触れられただけでも絶頂するようになってしまいます。特に体の敏感な個所に触手をぶち込まれてしまうともう戦闘どころではないでしょう。殺到する触手に身体中の穴を貫かれ、中出しされて、絶頂し続けながら絶頂する哀れな苗床になってしまいます。それでも持ち前の【負けん気】で、【限界突破】しても孕んでも出産しないように耐えようとします。それがいっそう触手による蹂躙を誘いますが、そのぶん他への被害は抑えられるかもしれません。
●
「くっ、放せ放せっ!」
四肢に巻き付く触手を力の限り振り払おうとするも、あまりにも無力でしかない今の自分に口惜しさが全開のメディア・フィール(人間の姫武闘勇者・f37585)。
拳を振るい何本かの触手を払えたのもわずか数分がいいところ、気合をこめ叩き込んだ拳がめり込んだ赤燐蟲が吐き出した液体がメディアに降り注いでしまったのがまずかったようだ。
「くっ……なん、なんださっきから。身体が、身体が疼くっっ❤」
謎の粘液を浴びてから全てにおいて敏感になってしまい服が擦れるだけでビクンと跳ねてしまう身体。
全身を守るはずの衣が今は逆にメディアの集中力を欠けさせる役にしかたっていないのが腹立たしい。
(い、今すぐこんな邪魔な防具は脱ぎ捨てて……って、また触手が触れてっ!!)
そっと先端が触れただけの軽い接触、だというのにメディアは何度も何度もその場で腰を浮かしながらアヘ顔を晒す羽目になってしまった。
「あひっ❤️ こしゅれてボクおかしくなるぅっ❤️」
へこへこと腰を振りながら崩れ落ちたいのに四肢が縛られそれすらできないメディアに次々と絡みついていく新たな触手。
開脚させられたまま持ち上げられ丸見えになった下着はぐちょぐちょに濡れていて言い訳ができないほどに感じてしまっている。
「やっ、こらっ……そこに、触れる……にゃぁぁぁぁっ❤️ はいってぇぇこないれぇぇぇぇっ❤️」
ぐちゅりと音を立て容赦なく股間に突き刺された産卵管、何度も脈打つように産み付けられていく赤燐蟲の卵によって膨らみ妊婦のようにされてしまったメディアの腹。
毎秒イカされ続ける苗床と化した少女の長い長い新たなる役目はこうして始まったのだ。
「んくっ❤️ まだっ……生まれちゃ、らめっ❤️ おほっ❤ お腹の中を蹴っちゃだめ……だよぉ❤️」
限界を超え産まないよう耐え続けたメディア、だがまさかの胎内で卵が孵ってしまうという異常事態に理性の光が消えていくのはしょうがないことだ。
化物の卵とはいえ自らの腹にいる子だ、きっと可愛らしいしこの子に罪はないなどと思考がどんどん変えられていることに気が付いている様子もない。
「あはっ❤️ お腹蹴っちゃダメ……だよぉ❤️」
触手と卵の両方にイカされ続け他の被害を一手に引き受け続けたメディアの献身、きっとそのおかげで周囲に被害は最小限に抑えられているはずだと信じるしかない。
肉壁の中央で喘ぎ声をあげ続ける赤毛の勇者の戦いはここからが本番なのだ。
大成功
🔵🔵🔵
約・契
◎/アドリブ絡み歓迎/屈しない
私がさっきまで相手をした女性達も肉壁に捕らえられていたの。
写真に収めた姿よりも淫靡な姿に、下腹部が熱くなるのがわかる。
助けないと! と我に返るのは既に遅く、不可視の赤燐蟲に捕らえてしまったわ。
四肢は肉壁に埋もれて、大の字に拘束されていたの。
周りを見渡せば、同じように拘束された女性達。
私も同じように……と考えると、割れ目から粘液が滴ってしまう。
脱出しないといけないはずなのに、入り込もうとする管から目が離せない。
動きがひどくゆっくりに感じられて……私はもう期待してしまっていたのね。
突き刺された瞬間、待ち望んだ快楽に思考は染められたの。
●
世界が一変した。
淫靡に背徳的であるものの困っている女性を|舌で看護《クンニ》し何度も何度も感じさせていた雌伏の時間が終わってしまった。
であればあれらは全て夢だったとでもいうのだろうか?
約・契(スノーボーリング・f34943)はそれは違うと心の中で強く強く否定する。
(あんなにも忘れられない味と臭い、それらが現実でなかったなどありえないとクンクンと臭いを嗅いでみる。
キュンと股間が疼き内股になってしまう。
「あぁ……こんな、こんなひどい姿に」
湧き上がってくる使命感と燃え上がるような焦燥感が目の前に広がる光景にいよいよ歯止めが効かなくなってしまっていた。
|肉壁に捕らえられた女性達《苗床化した雌達》が壁一面にアヘ顔を晒し契の心がトクンと一段階前へと転げ始めてしまったからだ。
(早く助けないと!)
回復部が燃え上がるように熱い。 今の今まで彼女達を救うべく与えた快楽と味わった蜜の味が忘れられない。
危険であるとわかっていたのに勝手に動く足、我に返るその前に契もまた肉壁の射程内へと足を踏み入れてしまっていた……。
「んっ……あっ、放れ……ない。くっ!」
全裸のまま四肢の先端がが肉壁に埋もれ契もまた苗床の一人に成り果てていた。逆間接な角度に埋め込まれ力も入らないし、なにより甘い香りが先ほどよりも強く強く契の鼻孔をくすぐり浸透していく危険な罠。
不可視の蟲が身体中に付着してしまったのか|猟兵としての力《人と神との契約》が解除されてしまったかのような無力感と、これから始まるであろう顛末への恐怖が麻痺していく感覚が思考を塗りつぶしていく。
「脱出しないといけないのに、なんで……なんで私は、こんな、こんなにも……あぁん❤️」
全てがスローモーションのように感じてしまう。目の前にうようよと伸び絡んでくる産卵管の一本一本の醜悪な姿が何故か愛おしい。
それらが契に全てを投げ出させ神との契約を破棄させるほどの魅力を放っている事に違和感を覚える判断力もすでに無く、ただただ周囲の女達と同じようになりたいと心の底から思ってしまうダメな自分に酔いしれてしまう。
(あぁ……わた、私も皆さんと同じようにされてしまう。太くて長くて逞しいモノに貫かれ……あぁ、植え付けられちゃう、あぁ……っ❤️)
ドス黒い先端が股間に押し付けられワレメがこじ開けられていく。これ以上されてはもう戻れない。
この背徳的な味を覚えてしまったら心が、身体がこれを求めてやまないことに。
「あぁ……入って、くるぅ……❤️」
ズプリと下半身に走る異物感と待ち望んでしまっていた快楽が脳を焼く。
新たに苗床と成り果てた契の下腹部が膨れ上がっていきドクンドクンと産卵管から流し込まれていく大量の魔物の卵。
契はその冒涜的な|卵《我が子》が孵るのを心から待ち望んでしまい、もっともっとと腰を自ら振り始め……人としての最期の意識が消し飛んでしまったのだ。
大成功
🔵🔵🔵
ミラン・アレイ
◎
NGなしのアドリブ歓迎!
明るく元気でマイペース系なドラゴン女子!
語尾は伸ばし気味
赤燐蟲を殴り飛ばしたり、蹴りを喰らわせたりするけど、UCも技能も封じられてロクに戦えず劣勢に!焦りで大きな隙を見せちゃって、そこを突かれて赤燐蟲『女王型』に取り込まれて敗北!あとはなすすべなく、動きを封じられ産卵管を突き挿されて、卵産み付けられて。蟲の生殖本能のまま好き放題に陵辱され、他の犠牲者と同じ状態に!体を改変されて快楽に染められ産卵を繰り返すだけの苗床になっちゃう!
●
「がーおー!」
夢の中に広がる肉壁に響く人外の叫び。|竜の吐息《ドラゴンブレス》の衝撃波が目の前に何本も迫っていた赤燐蟲の触手を吹き飛ばし活路が開かれた。
神竜のみに着用が許された|聖なる鎧《ビキニアーマー》に身を包み健康的な肌を魅せつけるミラン・アレイ(雷竜娘・f29182)はその隙を見逃すことなく床を踏みしめ渾身のパンチを肉塊へと叩き込んでいた。
ズンと重い衝撃と共に魔物の身体が浮きトドメとばかりに放った後ろ回し蹴りがぐにゃりとめり込んだ。
……だがそれだけだ。 力持ち特有のパワーは出ているかもしれない。けれど普段のミランであれば一撃で粉砕できているであろう蟲の肉体を破壊するには至らず身体の奥底、しいては身に纏っていた|大いなる加護《ユーベルコード》が感じれなくなっている事にようやく気付いた。
「あ、あれれっ? なんで力が出てないんだよっ!?」
驚きに目を見開き食い込んだ蹴りが戻らない事に驚く。抜きたくても抜けない……いやそれどころかこれでは自分から下半身を差し出しているようなものだ。
軸足にしていた左足にも足首まで触手が巻き付き開脚してしまった太ももが閉じれない。
「やっ、こっこないでぇ……ひぎぃっお腹ぁ裂けちゃぅよぉぉぉっ!?」
産卵管が加護の消えた鎧の防御をあっさりすり抜け股間へと殺到した。真っ赤に腫れあがった先端が隙間から潜り込みそして|ミランの中へと《ワレメをこじ開け》容赦なく貫いた。
ビクンと仰け反り舌をだらしなく伸ばしたミラン。あまりの痛みと衝撃に白目を剥き涙と唾液と鼻水が止まらない。
ヌチャヌチャヌチャと耳に響く抜挿音、ヒトの交尾などとはまるで違う雌を犯すためだけに使われる器官のタフさと激しさが理性の硬さも|肉体《膣》の硬さも解してしまい壊れた玩具のように扱われガクガクと貫ぬかれ膨らんでしまった下腹部がもう手遅れだとばかり内側から蠢き始めた。
(あ……わたし、卵植え付けられて❤️ あはっ……あははっ❤️ おかしく、おかしくなっちゃうよぉ❤️)
腰が何度も跳ねた。加護を失い足元に転がった聖なる鎧に噴き出した淫蜜と蟲の体液との混合物がべっちょりと付着してしまった。
ヒクヒクと奮える肢体、ポコンと一つまた一つと生み出されてしまう卵から孵ったばかりの赤燐蟲の幼虫達。
(あは……あはは、いっぱい生まれちゃった……わたしこれからどうなるのぉ❤️)
肉壁の一部に成り果てたミランの長い長い苗床生活はこうして始まりの時を迎える。
助けはやってくるのか? そんな希望も何も忘れてしまった|性欲に支配された淫らな肉体《苗床にされた母胎》となったミランの内側から、また新たな赤燐蟲が生み出されていく。
竜の因子を受け継いだ新たなる脅威が何匹も何匹も……。
大成功
🔵🔵🔵
伊角・紫
◎❤NGなし
プレイング改変・アドリブOK
(id=194378の衣装)
な、なんだか大変な目に遭いましたが、親玉さえ倒してしまえばこっちのもんです!
【属性攻撃】と【一斉発射】で行きますよ!
ってあれ…私の銃は…?
(と慌てている内に相手のPOW技を食らい、苗床化してしまう)
う、ぐ…っ、ま、まだ私にはUCが…あ、あれ…?
(UCや技能を封じられ、抵抗する間も無く一気に蟲に襲われていく)
(全身をくまなく使われ、瞬時に敗北し、完全苗床となる)
あっ…や、やめ…たすけ…っ…
(快感に溺れながらも逃げようとするが無駄に終わる)
●
ティンカーベルの不思議な力が周囲の景色を一変させ無限に続くかと思われた電車内の光景が奇怪な肉塊だらけの魔空間へと足を踏み入れた伊角・紫(野良妖狐・f31991)。
手にした二丁拳銃を交差させ迷うことなく上下に発砲すると同時に弾け飛ぶ何本かの触手。
飛び散る体液の一部が降り注ぎ全身を包み込んだぴっちりヒーロースーツを汚すも今はそれを気にしている場合ではない。
「な、なんだか大変な目に遭いましたがまさかこれほどとは……」
快楽に溺れそうになってしまった自分を恥じ赤面してしまうがまだ希望は失われていない。
いくら恐ろしい状況になっていようともこうして敵が生息する夢の世界へと足を踏み入れた以上は|親玉さえ倒せばこちらのもの《元凶を倒せば元に戻れるはず》なのだから。
(力を封じられる前に倒せば問題ないはずだよ!)
阿吽の呼吸もそのままに一気に制圧しようと|二刀拳銃《阿吽》を構えトリガーを引こうとして紫はようやく異変に気付いた。
威勢よく戦っていたはずの自分が握っていたものが銃ではなく赤燐蟲の触手だったということに。
いったいいつからだ? いつから自分は武器ではなくこうして凶悪な産卵管を愛する雄達のように握りしめていたのだ?
「う、嘘……っ!?」
ぬるぬるとした液体が全身に塗り込まれ暗い色合いのぴっちりスーツから覗いてしまう白い肌。
さらには内側に毛細血管のように広がっていく侵入した触手が全身を覆い逃れられない愛撫が紫の理性を一気に焼いていく。
「いやっ……そんな|先っぽ《乳首》ばかり苛めない……でぇ❤️」
搾り取るように締め付けられビクンと跳ねる腰、そしてスーツが破れた股間部分から覗く薄い白色の茂みの中心へと殺到する触手が花弁を広げ極太の産卵管を押し付けてきてしまいようやく我に返るももう遅い。
「嫌っ!? なにするのっ? まさかっまさか私まで……やぁ太いの入って、いやああああああっ!」
意識が飛んだ、常人であれば今の痛みと衝撃で死んでいてもおかしくない魔物の挿入を猟兵の身体は受け止めてしまっていた。
いっそ発狂してしまい何も考えれないほうがまだマシだと思える終わりのない抜挿と繰り返される絶頂が紫の心を焼いていく。
「あっ……やだっ、やめっ……たすけったしゅけてぇ❤️」
肉壁の一部と成り果てながら繰り返される凌辱、胸部分もいつしかスーツが破れ飛び出してしまった二つの膨らみから垂れ続ける白い液体が止まらない。
排泄に似た感覚で紫を押し広げボトリと足元に転がった|背徳の異物《生まれたての赤燐蟲》を見ても感情がもう追いつかない。
完全敗北し苗床と成り果てた紫に救いの手は届くのか? 快楽に溺れトロ顔を晒し続ける日々に終わりはやってくるのか?
先の事はわからない、ただ今この瞬間も……紫の下腹部は膨らみ内側から悍ましい魔物の胎動が続いている事実だけが現実だった。
大成功
🔵🔵🔵
天野・ゆづき
◎
目を覚ますと知らない危険そうな場所で慌てるけど、夢の中でも現実でもイかされ続けてたボクは既に足腰立たない状態であっさり捕まっちゃうよ
肉壁に捕らわれれば次第に手足の感覚が無くなっていって、そんな状況に流石のボクも恐怖を感じるも束の間、準備万端のボクの穴に産卵管が差し込まれれば、頭の中が快楽で真っ白に塗り潰されて何も考えられなくなっちゃうかも
更に伸びてくる産卵管が胎だけじゃなくて|膀胱《尿道》も|腸《尻穴》も|胃《口》にも刺し込まれて、卵がゆっくりと送り込まれるにつれてボクのお腹も膨らんでいって、産卵管が引き抜かれた時にはボクは|繁殖器官《苗床》の一つになっちゃった
最期にはボクから生命力をたっぷり吸取った蟲達がそれぞれの穴から生まれてくるかもだね
後日死ぬギリギリの所で助けられたボクは|記憶《トラウマ》を消去されて何事もなく過ごしてるけど、周りに言われたりして最近太ったかな~とか気楽に考えている大きくなってきたお腹の中では、排出されてなかった赤燐蟲が着実に成長して生まれる時を待ってるかも?
●
「ゆづにゃんてさー、最近太った?」
「えー、ひっどいなー。 そんな……ことないんだよ!」
何気ない日常、友人たちとの楽しいショッピングに出かけた最中のこの一言が何故かを思い出させようと脳裏をかすめるのだがモヤがかかったように肝心のことが思い出せない。
きっと気のせいなのだろうと天野・ゆづき(キマイラのライブストリーマー・f40488)は無意識に|膨らみ始めた《・・・・・・・》腹を撫で恍惚の笑みを浮かべる。
それはゆづきの記憶に残らない無意識の行動、日に日に高まっていく母性本能の目覚めを自覚できないままに造り替えられていくに|身体《母胎》と|心《精神》。
そういえば先日事件解決のため出向いたはずなのだがイマイチ記憶が不鮮明で最後どうなったのかを覚えてはいない。
おそらくは仲間の誰かが敵を退治してくれたのだとは思うが、そこに至る最中にどのような経緯があったのかは今となってはどうでもいいことだ。
こうして毎日平和に過ごせ配信を楽しめる毎日が今日も続くのだから。
だが無意識に忘れようとしてしまっていても身体は刻一刻とその影響が手遅れになっている現実だけは変わらない。
事件が終わった後も排出されていなかった赤燐蟲が誕生するまであともう幾ばくかの時間が必要だ。
やがてやってくる背徳の時間までゆづきは今しばらくの平穏の日々を過ごすことになる。
……それが配信の真っ最中に起こる|放送事故《公開出産》へのカウントダウンとも知らずに。
●
「ん……ここ、は?」
深く深く沈んでいた意識が浮き上がり重い瞼をゆっくりと開いていく。ゆづきは身体中に広がるだるさを何とか乗り越え周囲を見渡した。
そこは電車の中であったとは思えないほどに悍ましく変質してしまった肉の壁、壁、壁。
現実味のない光景に脳が理解を拒否している。ドクドクと脈動する壁面は何物も捕らえ栄養分にしてしまうものに違いない。
(これ、さすがにまずいんだよ。一度逃げ出さないと……)
ゆづきは即座に判断し逃げ出そうとするも肝心要の大事なファクターを忘れていた。ここに至るまで夢に寄生され足腰絶たないほどに疲労させられてしまっていたということに。
「やっ!? 嘘っ、足元まで肉で出来てるなんてっ????」
踏み出そうとした足首に巻き付く触手、一気に巻き取られ生温い床へと倒れこんだゆづき。
その強力な束縛から逃れる間もなく巻き取られていき肉壁へと貼り付けられるまでそう時間はかからなかった。
「何これ、ブヨブヨして気持ち悪っ……ひっ!?」
チクリと何かが刺さったような気がした。だがそれが何なのか理解する間もなく手足の感覚が失われていってしまう。
(こわい こわい こわい こわいこわいこわいっ!!)
恐怖が痛みを鈍らせているわけではない、感覚がなくなる手足と引き換えに熱く鼓動を速める下腹部がありえないほど何かに反応してしまっていた。
チラリと視線の端に見えた赤燐蟲の産卵管、それが目指す先は淫臭を放ってしまっているゆづきの|股間《ワレメ》。
下着から溢れ出してしまった淫蜜の漏れ出す先へと迷うことなく先端がズプリと沈み込んでいく。
「あひっ❤️ なんれっなんれこんな痛いはずなのに気持ちいいのっ❤️」
最大まで|押し広げ《拡張》されたばかりの|雌孔《膣》を激しく抜挿され一瞬で発情させられ意識が真っ白に塗りつぶされていく。
先ほどまでの恐怖は全て消え去り今はただこの太く逞しい化け物の管がゆづきの全てとでもいうように。
ズンズンと人ではありえない突きで跳ね上がる下半身、着衣のなかで激しく揺れ擦れてしまって|先端《乳首》が痛い。
そんな痛みも今のゆづきには快楽のエッセンスでしかなく狂えるような刺激と共に獣のような声をあげ喘ぎ続けていた。
そこにさらに殺到する複数の細い触手が激しく抜挿されるすぐ近くの|孔《尿道》にまで潜り込み声にならない声をあげ目を見開いた。
「おっ❤️ おぉっ❤️ そこっ……違っ❤️ あはっ❤️ あはははっ❤️ ボク、こわれちゃ……あははははっ❤️」
|閉じた蕾《菊門》にさえ何本も潜り込まれ中へ中へと侵略されていく体内。体内の排泄物を全てかきだされ一生ものの痴態と共に壊れていく記憶。
膨らんでいくお腹はすでに臨月間際で内側から何度も何度もノックされイキ続けるしかできなくなってしあったゆづきは最早化物達の|繁殖器官《苗床》になってしまっていた。
プシャと音がして胸から噴き出す甘い香りの液体が下半身を濡らしていく。化物の母胎をなった以上は十二分な栄養素を与えるため|開発《人体改造》が倫理観全てを狂わせていく。
「あっ❤️ 生まれる……生まれちゃう❤️ ボクの……あかちゃかん❤️」
もう限界だった、理性が焼き切れたゆづきの足元にボトボトと大量の液体と共に落ちてきた多数の赤燐蟲。
だが嫌悪感しかわかないはずのピクピクと蠢く奇怪な化け物を、愛おしそうに涙目で見つめているゆづきの瞳。
キマイラの因子を取り込んだ新世代の化け物がこうして生み出され、また新たな卵を植え付けるべく触手がゆづきの中へと突き挿されていく……。
大成功
🔵🔵🔵
風祭・未久
◎
幸せな夢から強制的に目覚めさせられ現実を知覚したあたしは、心の奥に僅かな絶望を感じつつも臨戦態勢を取るよ
だけど直後に襲ってきた絶頂に崩れ落ちながら自分の身体の現状を知る事になるかな
裸で武器もなく、見えない何かに身体を犯されてる上に膨らんだお腹
口を塞がれ乳を吸われ穴を犯される、どこにいてもあたしがされる事は変わらない
暫くして何度か経験した感覚……産気づいて悲鳴を上げながら蟲を出産し体力を使い果たし意識を手放すかも
次に目覚めた時には完全取込まれ、手足が肉壁に同化してしまっている状態のあたし
栄養も生命維持も赤燐蟲側でできてしまう為、苗床として不要な消化器官も心臓も肺も既に溶かされ幼蟲達の栄養として吸われているよ
身体の中を縦横無尽に蠢く蟲達の感覚に、快楽で塗り潰されてイク頭のどこかで、もう自分の身体が手遅れになっていることを感じつつ、どの道元々誰かに見せられない程に開発されてしまっているという諦めもあったりね
そして快楽に意識を委ねてあたしは身も心も蟲の繁殖器官の一部に成り果てたってところかな
●
「う……頭が、なにこれっ!?」
恋人と過ごす平和な日常、それが永遠に続くかと思われた悦楽の時間は唐突に終わりを迎えてしまった。
誰かがティンカーベルの不思議な砂を使ったのだろうと理解する思考は残されておらずただただ急変する世界を風祭・未久(ツンデレ娘・f38069)は茫然とそれを眺めていた。
急速に回復していく自我、そして自分がいま強制的に幸せな夢を魅せられていたと認識しオーバーキルであるのは重々承知で手にした|愛用の武器《対物ライフル》を構えようとした。
いかな寄生生物であろうとこの強力無比なライフルを喰らえば消し飛んでしまうとそう思ったからだ。
スカッと空振りする利き腕、持っていたはずのライフルは無く空をきるだけの掌が掴んだのは空気だけ。
「なんで武器が無……くあっ、あぁぁぁぁっ❤️」
敵地で武器を失った絶望に心が塗りつぶされる直前、突然股間を突き上げられいきなりの絶頂へと導かれてしまった。
いや……いきなりではない、未久はとっくの昔に囚われの身になっていたようだ。視界の隅にずっとチラつく肥大化した乳房。
普段よりも格段に張り詰め先端から噴き出した甘い汁が何度も何度も床へと飛んでいく。
「やだ、なにこれ……あたし、なんでおっぱい出てるのっ!?」
叫ぼうとするも口内に潜り込んできた触手を咥えさせられ息もできないほどに何度も何度もしゃぶり続け薄れていく意識。
手足を縛られブリッジするように持ち上げられたまま開かれた両足、その中央でヒクヒクと振るえた股間から止まることなく溢れ始めたものはもう淫蜜どころではなく洪水そのもの。
「嘘っ、あたし……やだっ! こんな、こんな化物を産ませないでぇぇぇぇっ!!」
膨らんだ腹が一気に縮みミチミチと聞こえてくる肉の裂けてしまうかのような歪な音、そしてボトリボトリと床へと転がった粘液まみれの赤燐蟲の幼虫達。
一気に体力を持っていかれ息も絶え絶えの未久は恐ろしい事実に気づきそれ以上そのことを考えないようにすることにした。
化物の仔を産まされてしまった、だがその感覚に覚えがある……それが意味するところはたった一つ。
未久が|化物の仔を産むのはこれが初めてではない《・・・・・・・・・・・・・・・》ということだ!
「いや……許して、ひっく、ひっく……やだぁ……っ」
幸福絶頂だったはずの光景が一気に地獄の光景となり考える事をやめた未久、失われていく意識で最後に見た物は迫りくる肉塊だった。
ビチャビチャビチャと肉壁からまた噴き出した粘り気のある液体と共に産み出された新たなる赤燐蟲。
栄養が十分に行き渡っているのかさっそくモゾモゾと活動を始めエサを求め肉壁へと群がり始めた。
そこには真っ白な液体が垂れ流され甘い香りが漂う一角、それはちょうど真上にある壁面から生えた|未久だったモノ《苗床化した未久》から噴き出たものだったのだ。
栄養価だけが高い異形の液体、ヒトが接取すれば悪影響が出るであろう物を与えているとわかっているのかいないのか未久はどこか焦点の合っていない目で宙を見上げた。
「あ……あぁ、あはぁ赤ちゃん❤️」
肉壁から|胸元から上だけ《手足や腹は肉壁と同化》が生えた未久が、正気とは思えない笑みを浮かべながら自らが生み出した化け物達へとエサを与えていた。
後戻りできないかのようなヒトとしての姿を失ってしまった肉体はもう元に戻らないかもしれない。
男達に痛めつけられ調教の限りを尽くされた|淫乱ボディ《開発されつくした身体》は今ではただの肉塊の一部になってしまっていた。
ドス黒く変色した肉体の一部もすでに肉塊に取り込まれ影も形も無い。使い込まれ何度も出産を経験した下半身も今では壁なのか未久の一部なのかもわからない融合ぶりで再生治療を受けたとして元に戻る保証はどこにもないに違いない。
(どうせ……誰にも見せれない身体だったし、もうどうでもいいの……よ)
投げやりな思考で我慢することを辞めた肉体はさらなる快感を得る事にだけ集中しようとするただの性欲マシーンと化していく。
「んぐ……んぐぐぐっぷはぁ❤」
口内に注がれた栄養液、それを飲みこむごとに背徳感が消え去りただ蟲を産み続けていればいいとだけ考えてしまう蜜の味。
飲めば飲むほどヒトとして大事な何かが溶けだしていき未久の瞳から知性の輝きが完全に消え去るまであともう少し。
「おほっ❤ おっぱい出るっ出ちゃうっ❤️ 見て、見てみて、あたしをもっと見てぇぇぇっ❤️」
幸せな夢へと逃避して考える事をやめた未久は、毎秒イキ続けても潰れない良質な猟兵産卵器官と成り果て……墜ちることこまで墜ちていった。
こうして生み出された赤燐蟲達がどう育っていくのか、それを未久自身が知ることは決してないのだった……。
大成功
🔵🔵🔵
宙音・ナナシ
◎(孕み以外OK)
(敗北狙いでお願いします。)
此程のモンスターが夢の中に潜んでいたなんて…どうやって攻略すれば…
そうだ。あいつが召喚する赤燐蟲【強襲型】を誘導して蟲本体にくっつければ爆発してダメージを与えるられるのでは……
そう考え、赤燐虫【拘束型】を躱しつつ、赤燐虫【強襲型】が勢い余って【女王型】にぶつかるよう立ち回り、隙をついて【グラップル】や【怪力】による拳や蹴りで、ダメージを与えられるか試みていく。
しかし、最終的には【拘束型】を避けきれず麻痺したところに【強襲型】の自爆を受け、服がボロボロになり、ダメージを受けてしまうよ。
その隙に、女王蟲に拘束されてしまう、私も抵抗するけど体中を弄ばれて失敗、苗床になってしまうよ。
苗床になった後も体中を触手のようなもので弄られて…
●
「はぁぁぁっ!」
覇気を纏った拳が唸りを上げ夢の境界線を突き破り醜悪な空間に穴が開かれた。普段の穏やかさからは想像できない苛烈なパンチを放ち宙音・ナナシ(異能改造体格闘少女・f42852)はティンカーベルの不思議な砂によって導かれた夢の中へと飛び込んだのだ。
特殊な細胞によって強化された肉体は華奢に見える細腕からは想像もできなパワーを発揮しナナシは肉片を飛び散らせ着地したまでは良かったのだが……。
「なにこれ、ここまで酷いとは聞いてないんだけど……」
当初聞かされていた夢に巣食う敵という情報からは想像できないほど夢に浸食し成長してしまっている敵の脅威度は想定よりも遥かに恐ろしい。
ゾクリと寒気がしたのは戦士としての直感というより女としての危機感からかもしれない。
それもそのはず周囲に見える醜悪極まる肉壁に囚われた見知った顔が並ぶ苗床と化した|女《雌》達の悲惨な末路を目にしてしまえば普通はこういった反応になるのも当たり前。
正攻法で攻めても倒しきれるかわからない以上、ただ闇雲に突っ込むのは無謀としか言えないだろう。
(これほどの敵、どうやって攻略すれば……)
|一際大きなサイズ《98cm》のバストを無意識に手で隠してしまいながらもまだ諦めてはいないナナシ、その視線が赤燐蟲強襲型を捕らえた瞬間閃きが駆け抜けた。
張り付き自爆するならばそれを利用して母胎である本体を巻き込んでしまえばいい、そうと決まれば長居は無用と一気に駆けだしていく。
メキメキと筋肉が唸りを上げまず一匹とばかり繰り出した強烈な拳、見事に殻を打ち破り飛び散る白い体液を壁に吹付けさらに捻りを加えながら放つ後ろ回し蹴りの強烈な一打。
拘束しようと伸びた触手を踏みつけ壁で磨り潰すとほんの少し心に余裕が出きナナシの口元が少しだけ綻んだ。
(これならいける! このまま一気に本体に誘導して……)
厄介な拘束型を打ち払い強襲型を誘導してしまえば後は本体を打ち倒すのみと勢いのままに懐に飛び込んだナナシ、だがしかし踏み込んだ足場のあまりの悪さに全ての歯車がそこで狂い始めるなど想像もしなかった。
グニャリと足首まで埋まってしまった肉床の柔らかさも想定外だったが、それもまた拘束型の悪意ある罠であると知ったのはその直後のことだった。
「痛っ!? なんこれ……まさかこれも、拘束型なのっ!?」
チクリと走った痛みが徐々に痺れと熱さに代り足から下半身へと広がっていく強烈な麻痺。
先ほどまでのように飛び跳ねることすら出来ず、迫りくる強襲型を躱すことも防ぐこともできない無防備なナナシに何匹もの強襲型が張り付きそして……。
「やっ、嫌っ……やめてっお願いっ!」
連鎖するほどに何発もの爆発に巻き込まれてもなおナナシの肉体そのものは外見上は傷ついていない。
だがしかし特注とはいえ着衣はそこまで丈夫ではなかった。豊かに育った|二つの膨らみ《ボリュームばっちりの乳房》は破れた生地の隙間から飛び出し|先端のサクランボ《勃起乳首》に巻き付いた触手に引っ張られ走る刺激に腰が浮いてしまう。
うっすらと広がる|淡い桃色《乳輪》をなぞるような触れ方にいつしか引き出されていってしまう淫らな肉欲。
無意識に触手の動きに合わせ腰を揺らしてしまっているなど気付きもせず嫌々と首を振るしか今はでいそうにない。
(はぁっはぁっ、なんとか……なんとか脱出しないとっ)
手足に力をこめてみるがどうしてもいつものパワーが出せず悶々と溜まっていくフラストレーション。
さらに発育のいい腰回りから臀部へとラインに這わされた肉の感触にゾワリと寒気が走ってしまう。
千切れた下着からはみ出てしまった湿り気を帯びた股間。嫌だと思っていても弄られているうちに滲み出た|蜜《ジュース》が太ももを垂れていき涙が滲んできてしまう。
「はぁはぁ……これ以上私を、イかせないでぇ……ひぎぃっ❤️」
ズポンと音がして下半身に感じる異物感、強化され引き締まった締め付けを蹂躙するかのように何本もの触手や産卵管がナナシの|中《膣》へと潜り込んでいく。
十分に潤滑油で解されてしまった雌穴を激しく抜挿し肉襞が何度も何度も擦られ尖った舌を震わせ言葉にならない快感に囚われていくのを止める事ができそうにない。
「おっ❤️ おほっ❤ ひぎっ……そこっ壊れりゅ、私の中をかき混ぜりゅなぁ……❤️」
女王蟲から伸びた極太に貫かれ腹を内側からウネウネとかき混ぜられ造り替えられていくナナシの身体。
このままでは完全に苗床として改造されていまう、なのにこの背徳の快楽に逆らえず自分から腰を振ってしまっている自分がいる。
「こんなの……こんなの私は認めないんだよっ❤️ 私、わたひがこんにゃところでぇ……イグゥ❤️」
アヘ顔のままビクンと仰け反りながら大きく揺れてしまう胸の先端から、苗床敗北の証かのように|白い液体《敗北ミルク》が激しく飛び散ってしまっていた。
大成功
🔵🔵🔵
槇島・アンナ
◎(鼻フック膨体異形化ふた以外なんでも可)
(半裸で淫紋を浮かべて尻にモノをくわえこんだ状態だが、自前の回復力により正気に戻る)
んなっ、なんだ、こりゃ、んぐぅぅぅぅぅぅっ♥
(ジタバタして武器を召喚しUCを使おうとするものも、何せ状態が状態である為、ジタバタするたびに自分で自分を責める事となり嬌声が漏れる。それでも根性と負けん気で武器を召喚しUCを使おうとするが、ぶっ放す前に本格的に拘束された上、産卵管突き刺しをくらい意識を飛ばされる。最初からモノをくわえこんだ状態である為、直撃以外はなく。弱点をこれでもかと集中攻撃され、その肉を屈服させられながら引きずりこまれていく事となる)
(そして元々色々あって無駄にある経験値が原因で、苗床状態にスピーディかつしっかりと適応してしまい、即座に熟れた前後の穴を蹂躙されていくことになる。ギリギリまで負けん気で抵抗しようとはするが、屈服した雌肉はそれに抗えず、為す術もなく腹をパンパンにされる)
(運が良ければ根性でナカから全力魔法の弾幕を撃ちますが、効果は不明)
●
「んあっ❤️ おほっ❤ おっおっおっおっ❤️ あひぃ❤️」
ティンカーベルの不思議な砂によって夢の中へと吸い込まれていく犠牲者達、その中でも幸福な夢の中で痴態を晒していた槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)にとって至福の貫きが|下半身を満たしていた《ケツ穴を犯していた》。
だがしかし実際の所は異形の産卵管が何本も何本も絡みつき孕むはずのない|後ろの孔《ケツ穴》へと執拗にねじ込まれ喘ぎ声をあげているだけの洗脳状態。
何度も何度も注がれ続けふやけてしまった|狭い洞《腸壁》の絞まりが緩み零れ落ちていく蟲とアンナの混合液。
悪臭が漂うほどに繰り返されイキ続けさせられるアンナの下腹部には禍々しい光を放つ淫紋が浮かび上がり、胎内どころか魂さえもが魔物の苗床へと造り替えられている真っ最中なのだと物語っていた。
「お尻にぃぶっといのすご……えっ、あれ? なんで……私っ、んぐぅぅぅぅぅっ!!」
何度目かもわからない絶頂の谷間で理性を失っていた瞳に再び輝きが戻ってきた。何故なのかはわからない、けれどそれが猟兵としての回復力のなせる技であるのが幸か不幸どちらかなのか判断するにはまだ早いかもしれない。
先ほどまでは悦楽に堕ちているだけで良かったが、一度冷めてしまった昂りは一時的な|冷静さを取り戻し《賢者タイムにより》この状況からの脱出法を模索せずにはいられない。
「くっ、くそ……全部まとめて穴だらけに、くほぉ❤️」
肉壁に飲みこまれる前に振りかざした手から放たれた魔力が周囲に散乱している他の猟兵の武器を手元まで引き寄せ一気に拘束から逃れれるはずだった。
はずだったのだ、残された魔力をここで振り絞り引き寄せるも掴もうとした矢先|尻に走る電撃《バックで疲れ悶絶》で集中が途切れてしまった。
先ほどまで締まりが緩んでいた|蕾《ケツ穴》がキュンと引き締まり産卵管がさらに激しく抜挿を繰り返した。
ゴツゴツと脊髄をノックされるかのような衝撃に舌をだらしなく垂らし涎を垂れ流し中空を見上げながら遠のく意識。
だが気絶などさせてはくれない永遠の牢獄、ムワッと股間からあがった湯気がアンナ自身が漏らした潮吹きにより物なのだと感じる余裕も無くグルンと裏返る白目。
「あひっ……あひひっ❤️ やめろぉ……こんなの許さないんだぜぇ……おっおっおっ❤️」
まるで壊れた玩具のように声を上げ尻だけを徹底的に虐められ触れられもいないのに閉じていた|淫らな花弁《サーモンピンク》があっさりと無条件降伏したかのように広がった。
だがまだ心は折れていない、絶頂を繰り返しつつも振り絞った魔力が引き寄せたフルート拳銃がようやく手に収まり狙いを定めるまでもなく銃口を尻に突き刺さった産卵管に押し付けた。
「こなくそっ! 喰らいやがれっ!!」
迷いなくトリガーを引き飛び散る薬莢と産卵管の肉片がべっちょりと太ももに付着し浮き気味だった身体がようやく地面へと墜ちることができた。
ビクンビクンと千切れてもなお尻に突き挿さった肉片が心地よい。トリガーハッピーにフラストレーションを発散すべく連射して連射して連射しまくれば目の前の赤燐蟲にいくつもの弾痕と傷をつけることができ表情に不敵さが戻ってくる。
「はっ! その程度で私をどうこうするなんて百年早……ひぎぃっ❤️」
それも一瞬のことだった、尻から広がる快楽物質に手から滑り落ちた反撃の切り札。そして膝をついたアンナの目の前に伸びてきた極太の産卵管の脈動から目を離すことはできそうにない。
ドクドクと震える|それ《先端》に自ら口づけししゃぶり始めてしまったアンナは自分から股を広げ淫らに咲き誇った花弁を指で広げて身体の準備はできてしまった。
これまでの数々の経験が刻み込まれた肉体は、化け物の産卵管すら求めヘコヘコと腰を振る始末。
「ああっ❤️ 逆らってゴメンなんだぜ……私、私の中にいっぱいドピュドピュしてくれよぉ❤️」
我慢していた言葉を口に出したことで解放されてしまう背徳感、そして何本もの産卵管が同時に突き刺されても受け入れてしまう|拡張された雌穴《ガバガバにされた孔》は突っ込まれただけでアンナを絶頂に導いていく。
「あは、あはは、あはははははっ❤ ごりゅごりゅされてデキるっデキちまうだぜぇぇ❤️」
根元から膨らみ先端へと進んでいく異物感がアンナの胎内へと打ち込まれた。それは赤燐蟲の凶悪な卵。
母胎の特性を受け継ぎさらなる強敵へと進化していく終わりの始まり。今まで経験したあらゆるノウハウはこのまま次世代の赤燐蟲に引き継がれていくこととなる。
完全に着床してしまった化物を胎に抱え、アンナは肉壁に埋め込まれた者達と同じ苗床へと……完全に墜ちていってしまったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
御堂・俊輔
◎
|現実《蟲の体内》に引き戻されてハッと今の状況を思い出すけど、既に寄生型に|養分《能力》をたっぷりと吸い出されたオレは、飛んでくる強襲型を避ける事が出来ずに張り付かれて自爆攻撃で手足を吹き飛ばされちゃうかもー
芋虫の様にくねるしかできないオレはそのまま捕らわれ肉壁に同化されちゃって、耳から入った触手に頭の中身をかき混ぜられ弄られて、お臍に産卵管を刺されてお腹の中を掻き回されながら卵を産み付けられてたりねー
本来なら死んじゃう様な事でもこの時点で既に|苗床と化《同化》したオレには快楽しか感じなかったりー
孵化して排出された蟲達に群がられて尿道を責められ乳首を齧られ精や乳を啜られながら、また卵を植え付けられたを繰り返しながら悦び喘いでるかもだねー
最期は戦っている猟兵達の相手をする為に、体内の卵を一気に孵化させられて、力も身体の中身も全部を貪り喰われながら急成長して身体が風船の様に膨らんだ後、内側から破裂する様に一気に蟲を解き放ってオレは繁殖器官として|の生を《消費されて》終えるかもだー
●
幸せな夢の中へと引き込まれていた猟兵達は、ティンカーベルの不思議な砂によって目覚めの時を迎える。
永遠に愛し合えると思っていた幸福な光景が一変し犠牲者の夢の中へと引き込まれ見せられたのは肉塊が蠢き脈打つ背徳的な光景。
そこは床も壁も一面の肉で出来上がった脱出不能にしか見えない歪な光景。幸せの絶頂からいきなりそのような光景の中に放り出され御堂・俊輔(妖狐の黄泉返り・f31053)は茫然と惚けることしかできなかった。
「な、何なんだよこれ……何処に行ったんだよ!?」
突然の温度差に理解が追いつかずパニックになったまま身動きできていない。いや身体を動かそうにも何故か身体がそれについてこれずピクリとも反応していないのだ。
驚く俊輔の視界に入ったのは身体中に纏わりついた赤燐蟲の群れ。それが寄生型の厄介な相手であるとすぐには理解できないが、それによって引き起こされた麻痺とドレインは確実にその身体を蝕んでしまっていた。
(まさかさっきまでのは夢? クソッ……オレの大事な思い出を利用するなんて!)
尻に走るズキズキとした痛みは先ほどまでの痴態が肉体的には現実だったことを示していた。
だがしかしそれは愛する男ではなく醜悪な産卵管を持った蟲達が相手だ。そんな者達に|ケツ《尻穴》を差し出していたなど許せるはずがない。
「こうなったら……くらえっ!」
俊輔の構えた手の先に妖力が集まり解き放とうとする動きに反応した赤燐蟲達が一斉に襲い掛かる。
足元に這い寄る蟲を跳び越え本命を叩こうとしたまではよかった、それが身体が十二分に動いてくれたらの話ではあるが。
思うように動かない身体に対して容赦なく群がる強襲型の赤燐蟲。何匹かを腕でガードし耐えたつもりだと思い込んだのが失敗だった。
グニャリという感触と共に熱く弾け飛ぶ赤燐蟲達、俊輔はその爆心地でまともにそれに巻き込まれ肉壁に真っ赤な血と蟲達の体液がベチャリと付着する。
「あぁぁ……なんだよ、なんだよこれぇ」
爆風が収まり天井にめり込んでしまっていた|出来立ての肉塊《俊輔》がボトリと床に落ちてきた。
手足が焼けるように熱い、だというのにまるで動かせないことの違和感に思考が追いつかない。
それもそのはずだ、動かそうにも俊輔の手足は……肉塊に成り果て千切れとんでしまったいたのだ。
|ダルマ《四肢欠損》に成り果てた俊輔にはもはや逃げる事すらできない終わりしか見えない結末がそこに待っている。
ニョロリと伸びてきた触手に絡み取られ肉壁に埋め込まれていくその顔つきにはもや夢も希望も消え失せた絶望だけが浮かび上がってしまっていた……。
「あっあっあっあっ、ぎもぢいいっ❤️」
頭蓋骨内を反響しまくり正気をどうにも保てない。クチュクチュと脳がかき混ぜられている音が鳴り響き見開いた目が血走り唸り声に似た喘ぎが喉元から漏れ出し続けてしまう。
四肢を失い肉壁と同化してしまった肉体はすでに妖狐としての大半の機能を消失し別物へと変り果てていた。
今の俊輔は与えられた刺激に敏感な性処理道具以下のただの苗床、耳の中にまで潜り込んだ触手に三半規管を制圧され脳を直絶かき混ぜられているかのような狂気の沙汰に終わりはやってこない。
蟲の産卵先に雄も雌もありはせず、ただただ孵化するための栄養素と安全な環境があればただそれだけでいい。
だがしかしよりよい栄養素を得るため俊輔を|よりよい苗床《都合のいい餌》に仕立て上げる方がより一層効率的であるし子供の教育にもいいのだと本能的に悟っているというのか。
|臍《ヘソ》に突き刺された産卵管から何度も何度も植え込まれ一気に育ってしまった卵が今まさに孵ろうとしてしまっている。
それは雄である俊輔が本来味わう事の無い感覚、そして正気を打ち砕くには十分な痛みと狂気と快楽が脳髄を支配してしまい……。
「あひっ❤️ 生まれっ生まれたんだよぉ❤️ あはははははっおぼげほっぐふっ……お、オレの身体……どうなって……あばばっ❤️」
何度も何度も繰り返される産卵と孵化、それが限界に達し風船のように膨らんでいった腹部が大きく裂け飛び散る血飛沫と飛び出してくる無数の蟲達。
そんな命が消し飛ぶほどの痛みさえ快楽に書き換えられた俊輔の股間で硬く勃起した先端から何度も放たれてしまう屈服絶頂の白濁。
妖狐としての矜持も何もかもを投げ捨てただただ与えられる快楽のまま何度も何度オ絶頂を繰り返しながら俊輔という名の猟兵はその最期を迎えた。
四肢を失い身体が張り裂けて生きて入れる生物などいない、もはや限界を超えた肉体は収まりきらない性欲と共に彼岸の向こう岸へと流されていってしまった。
……はずだった。
完全受動型奉仕形態と化した俊輔はこの程度で死ぬことなどはありえない。だがしかし幾ばくかの時間経過が必要だったのは確かなこと。
正気の輝きが瞳に戻り再び目を覚ましたのは全ての事件が解決したその後の事だったという。
大成功
🔵🔵🔵
アイ・リスパー
◎
「はっ、さっきのは夢ですか!?」
最悪な夢でしたが、夢から醒めて一安心です。
――と周囲を見回しますが。
「なんですか、この肉壁に囲まれた密室はー!?
まだ悪夢の続きですかっ!?」
いえ、冷静になりましょう。
今回の任務は被害者の夢の中で敵を倒すこと。
「つまり、目の前にいるのが敵ですね!
ならば、電脳空間から高機動型強化外装を実体化させて装着です!」
状況さえ把握できればこちらのもの。
強化外装の戦闘力なら、この程度の敵など楽勝です。
ホロキーボードを叩き、強化外装の実体化コマンドを入力し――
って、電脳空間にアクセスできませんっ!?
「お、落ち着きましょう。
何か手段があるはず――」
ですが、電脳空間へアクセスできなくなった私に戦闘能力などあるわけもなく。
赤燐蟲を避けることもできず――
「きゃああっ」
麻痺させられて身体が動かなくなってしまい。
そのまま体内に侵入されて産卵管を突き刺され――
「なっ、なんですかっ、これっ!?」
思考が停止するほどの快楽を流し込まれて、そのまま苗床の仲間入りをしてしまうのでした。
●
ティンカーベルの不思議な砂が舞い広がっていく夢の中への入り口に飲みこまれ、電車内で眠りについていた者達は残らずそこへと吸い込まれていく。
それは|ありとあらゆる幸せな夢《好き放題弄られながら》の中にいたアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)も例外ではなく……。
「はっ、さっきのは夢ですか!?」
倒れていた床から起き上がったアイは涎を拭きつつズキズキと痛む頭を押さえ覚醒した意識に身体の感覚が追いつくまで一度目を閉じ心を落ち着けようとするのが常人。
だがアイは|常人などではない《普通なわけがない》。敏感になった肌の事も下着がぐっしょり濡れて透けてしまっている股間の事も気付くわけがない。
ありとあらゆる判定で|大失敗《ファンブル》振りまくってるんじゃないかと思うぐらい間違った結論を出させたらきっと世界一なんだろう。
すでに|下拵え《前戯》を終えた身体がここから先の困難にどこまで耐えられるかなど考えも及ばないだろうから。
「……えっ? なんですこれ」
ようやく戻ってきた視界、そこに広がる光景にさすがのアイも目を見開き茫然をしてしまう。
夢に囚われていたことはすでに理解できていた。だがしかし今目の前に広がる肉壁だらかの光景はまだ自分が悪夢の中にいるのだと思わせるには十分。
夢から現実に帰ってきたはずだというのにこれではまだ夢の方がマシな光景ではないか!
(落ちつくのです……ここで焦るから毎回失敗するのです)
アイは極力表情に出さないように、冷静に思考を進めようと(うすい)胸に手を当てありとあらゆるパターンを想定しそして導き出した|至高の結論《これしかない答え》。
「つまりは、目の前にいるコレが敵なんですね!」
考えてみれば敵地へと乗り込むのだから、猟兵以外は全て敵と思ってしまってもいいとい極論。
そして電脳の天使たるアイならば対抗手段はいくらでもここに作り出せるというバックボーンを活かした最高の結論。
ならば後はそれを実行し敵を駆逐するのみだ!
「電脳空間にアクセス。高機動型強化外装を実体化。装着シーケンス開始します!!」
手を翳しポーズまで華麗に決めての決定打となるはずだった。ホロキーボードのエンターキを力強く叩くも反応がない。
押し間違えたのかともう一度キーを入力し直すもやはり反応が返ってこずシーンとする空間と冷や汗が止まらないアイ。
「なっ、なっ……な……っ」
何が原因なのかはわからないが電脳世界へとアクセスできず自慢の強化外殻も呼び出せないのはあまりにマズイ。
一言でいえば生身のアイなどこの脅威の敵にすらなれずただただ囚われ嬲られるだけの得物にすぎない。
迫りくる無数の赤燐蟲を避けれるはずもなくあっという間に張り付かれチクリと痛みが走りその場に崩れ落ちてしまう。
痺れが広がり感覚が失われて……いない。手足は動かないのに触れられている感覚だけはきっちり伝わってくる。
ぬるりと服の中に潜り込んだ管が全身を這い回りゾクゾクと寒気が走ってしまう。
(うそ、でしょ……これって強制的なアクセスエラー。なんで、なんでこうなるんですかー!?)
気付けば触手に持ち上げられ赤ちゃんのように開脚させられていまいスカートの中まで化け物に見られてしまっていた。
見られて?などという違和感よりもいやらしく這い寄ってくる先端がバクバクと蠢き気味が悪いものではない。
それにアレは出発前に渡された資料でどのような部位なのかもわかっている。
「い、いやっ! それって産卵管じゃないですかっ! 私にそんなものっ植え付けるなんてダメですーっ!!」
クチュリと湿った音がして下半身に突き立てられた産卵管、それが徐々に自分の|中《膣》へと沈み込んでいき擦られ感じてしまうのが怖い。
ゾクゾクと体内から広がる快楽物質が思考を塗り替えていきアイはあっという間に赤燐蟲を受け入れてしまうトロ顔産卵袋に成り果てた。
「やぁっ❤️ そこコツコツするのダメ……ですっ❤️」
下腹部が内側から歪に変形しウネウネと押し開かれそうなほど蹂躙されていく胎内を思う存分突き進み最奥へと辿り着いた先端がヒクヒクと開き始めた。
ポコンポコンと一つずつ何かがアイの中へと吐き出された、いやこれは違う粘液塗れの卵がいくつもいくつも植え付けられてしまっている。
「おっ❤️ おなかのなきゃぁゴリュゴリュ❤️ おかひくっおかひくなりゅぅっ❤️」
ニュリュルリュリュリュボコンボコンと響く音が脳髄までかき混ぜてアイはただ喘ぎ声をあげ続けてしまう。
何度も何度も卵を植え付けられ膨らんでいく下半身、ヒトとしての形状を維持しているプログラムさえ浸食されて溶けていくような感覚がさらなる快楽を呼び起こした。
「あはっ❤️ 卵動いてる……孵っちゃいそうですっ❤️」
ズルズルと肉壁と一体化していくアイの恍惚な笑み、苗床生活初めての経験がすぐに訪れる。
新たな赤燐蟲を産み出すという正気を失うほどの経験を……。
大成功
🔵🔵🔵
斎藤・斎
◎
NG:快楽堕ち(さすがに努力目標)
アドリブ/お色気大歓迎
赤燐蟲が出た以上、急ぎ対処しなくてはなりません。露出した下半身を隠すように布を巻き、特殊支援を使って可能な限り人数を増やします。共有した目的を持つ"我々"は人海戦術と銃器で赤燐蟲に対処しますが、一人二人と囚われるにつれ、人数倍した"思考停止するほどの快楽"によって動きを止めてしまいます。
小さな赤燐蟲が分体の服の内側に潜り込むと、その開いた触手のような口で乳首を飲み込み、そこを起点に苗床化しようとします。前章の不妊の呪詛は夢の外でも効果があるか不明ですが、苗床化に伴う快楽は全体に伝播し、戦闘中に動きを止めたものからどんどん取り込まれてしまいます。
能力低下に関係なく数を増やしたおかげで敵の進捗率は低下していることでしょう。最も、"我々"は数十、あるいは百に届こうかという分体をどんどん取り込まれていて、まだ無事な本体ごと快楽漬けにされているため状況判断も難しいのですが。
●
視界が突然晴れ先ほどまでの景色がかき消えた。それと同時に変質した空間が展開され飲みこまれていく猟兵達。
それがティンカーベルの不思議な砂によって犠牲者の夢の中へと潜り込んでいく光景だと事前に聞いていなければ混乱してしまっただろうと思う。
「チッ、どうやら本命のお出ましのようですね」
斎藤・斎(人間賛歌・f10919)はホルスターから愛銃Cz75を取り出すとゆっくりと照準を定め蠢く肉壁の奥から這い出した化物へと殺気を放った。
どう考えても人に危害を与えるようにしかできてない赤燐蟲の容姿からは嫌悪感しか湧き出てこない。
そんな嫌悪感しかない外見で一番注意せねばならないのは伸縮自在の産卵管だ。その先端部の急加速による刺突によって動きを封じられてしまえば後は時間をかけゆっくりと繁殖のための苗床にされてしまうのは確実。
斎はそんなものはゴメンだとばかり人差し指に力をこめた。
「このっ、このこのっ!」
パンパンパンと軽い音が響き放たれた弾丸が迫ってきていた産卵管を次々と撃ち抜き飛び散る白い体液が壁に付着する。
足元に転がる薬莢がカラカラと音をたてることなくブヨブヨした肉床に飲みこまれていった。
この世界は足場すら信用がおけないと瞬時に悟り|後ろへと跳躍《バックステップ》した直後、左右から一斉に群がる産卵管の連打はとてもではないがいつまでも避けきれるとは限らない。
(これは手数を増やさないと無理そうですね……仕方がない)
多少戦闘力が落ちてしまうが数で攻めきられるよりはマシだと作戦を立て直すことにした。
|特殊支援《カスタマーサポート》によって増員された|新たなる戦力《自らの分身達》との連携と火力があればこの窮地ももしかしたら……。
「くっ、2時の方向3斉射! 続いて10時の方向に射線を集中っ!」
「ま、間に合わないっ!?」
銃を構えていた斎の一人に死角から突き刺さった産卵管、ドクドクと流し込まれる体液を受け一人また一人とその場に崩れ落ちていってしまう。
その表情は痛みではなく悦楽に蕩けようとする自分を律する我慢の限界寸前の真っ赤なもの。
唯一の武器を落としてしまったというのに拾うこともできずに強く身体を抑え耐えようとしていた。
(くっ……まさか感覚共有がこのように裏目に出てしまうなどっ、あぁぁ……ダメッ、おっぱい吸わない……でっ)
銃を持ち応戦している斎全員の胸元が内側からツンと尖り自己主張激しく|肥大化《勃起》しているのが誰の目にもわかる。
それは床に倒れた一人の瓶神から全員に伝わってしまっている強烈な刺激、乳首に吸い付かれチクチクと与えられた痛みがいつのまにか甘い快感に書き換えられ立っているのもやっとのようだ。
「くっ❤️ |そんなところ《乳首》ばかり弄って、このっ……!」
着衣の中で通常の倍近くまで膨れ上がり広がってしまった|桃色《乳輪》を執拗に舐められ体液を塗り込まれ続けた斎の身体は未だ苗床化に耐えようと必死ではある。
だが出発前にかけた不妊の呪詛の効果もいつまで保つかもわからず、一人の快感が全員に伝わる事で重なっていく刺激に思考力はさらに失われていき歪む視界と溢れ出す淫蜜に足腰の限界は近い。
「どきなさいっ!」
「あっ!?」
ドンと分身に突き飛ばされ物陰へと転がっていく斎、本体を庇った斎はその無防備な尻に極太の産卵管が突き刺さり嬌声をあげるしかなかった。
「お“お”お“お”お“おっ❤️ おじりぃざけりゅうっっ❤️」
一瞬で失われた理性、衣を引き裂かれ露出した桃尻の中央に突き刺された産卵管からドクドクと次々に生みつけられる無数の卵。
そのとき斎は大変な事実に気づき物陰で声を殺し悶絶する。今回の敵は”蟲“だ、それが意味するところは彼らは斎達を孕ませるわけではない。
快楽漬けにして卵が孵るまでの苗床にするだけだったということを。
(こ、これじゃ……不妊の呪詛なんて、い……意味がなっ❤️ お尻やけるぅぅぅぅ❤️)
分身達からの快楽が全て流れ込んできてしまい涙と涎を垂らしながら腰をガクガクと浮かせてしまう斎。
プシャプシャと音を立て何度も漏らしてしまった姿に先ほどまでの歴戦の探索者の顔はもう跡形もなく、ここにいるのは背徳を植え付けられたただの雌がただ一人。
「んぐ、やめ……|そんなとこ《子宮》に入ってくるなぁ❤ ご、ゴリゴリ擦るなぁっっ❤️」
分身達が犯されている感覚が全て伝わり触れられてもいないのに自然と浮いてしまう腰、一振りするたび漏れ出すのが止まらないまま足元に広がっていく恥ずかしい水たまり。
湯気をたて鼻孔をくすぐる雌臭を嗅いだせいで一斉に|絶頂して《イって》しまう斎達。
「いやっ❤️」
「こんなのっ嫌っ❤️」
「わ、私はこんな淫乱ら、にゃぃ❤️」
「ひぎぃぃぃっ❤️」
苗床にされた分身達の悲痛な叫び、それを全身に受けながら斎は触れられてもいない欲求不満で身を焦がしいつしか自分で自分を慰め始め響き始めた卑猥な水音。
クチュクチュと激しい音を立て弄り続ける蕩け切ったワレメを、すっかり濡れてびしょびしょの自分自身の指で何度も何度も繰り返し……。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
◎
NGなし、アドリブ・ハード大歓迎。
目覚めてみたら、え?なにこれ?
目の前に広がる光景にちょっとびっくり……。
しただけじゃすまなくて、
さっきまで嬲られ続けていた身体がしっかり反応しちゃうね。
それでも迫る触手ににマズい、と思って、
UCで焼き払おうとするけど、発動しない!?
慌てて逃げようとしても、そのときにはすでに遅くて、絡め取られてしまうね。
そしてそのまま赤燐の華の中に飲み込まれるよ。
飲み込まれたあとはもう、ひたすら凌辱のターン。
穴という穴を触手に嬲られるのはもちろん、
肉癖に密着されて全身を愛撫されながら、弱点をあぶり出され、
弱点ではないところは開発されて、触手にそこを嬲られてしまうね。
とんでもない快楽の中、電脳魔術で孕まされるのはなんとか阻止するんだけど、
逆にそれが赤燐蟲の責めを激しくしてしまうよ。
孕まないわたしに、まだ責めが足らない、と判断したのか、
触手にさらに酷く責められるよ。
子宮の中まで潜り込んで犯されたり、乳腺に極細の触手を挿入されたり、
お尻から口まで串刺しにされたりしちゃうね。
●
「屈折率固定っ……収、きゃっ!?」
急速に収束し集まったエネルギーが前方へと照射される恐るべき科学の力は夢に取り込まれたこの空間でもその真価を発揮するはずだとそう信じていた。
だがしかし大気を屈折させ作り出したレンズが光を集めるよりも早く、伸びてきた産卵管がそれを貫き術式が破壊されてしまうなど誰が予想できようか。
いつもならば即座に放たれるはずの熱線が発動しなかったのはもしかするとここが夢の中であり物理構成が違ってしまっているのかもしれないと菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)はようやく気付いたようだ。
(これってちょっとマズいかも……)
目の前に広がる肉壁と苗床にされた猟兵達という歪な光景、それを可能な限り無視して咄嗟に発動した攻撃ユーベルコードもどうやら使い物にならないようだ。
「……本当にっ、本当になんなのここっ!」
ティンカーベルの不思議な砂で呼び込まれた夢の中がこれほどまでに常識も何もかも違う空間だったとははっきり言って計算外だ。
理緒の計算では一気にここを焼き払い囚われた者達を救い出せばそれでゲームオーバーだったはず。けれどそれは全て机上の空論であり現実は今まさに囚われようとしている理緒自身が一番わかっているのだ。
だから理緒は走る。全力全速で後ろに向かって走りその場を逃げ出さねばならない。
(ま、まずいかもだよ。 ここは夢の中……現実世界への脱出口がどこにあるなんてすぐにはわからないってば!)
ただでさえ運動不足なインドア系術者である理緒にとって全力を出し続けるのは本当にきつい事だ。
疲れが見え始め明らかに逃げ足が遅くなってきた理緒に迫りくる産卵管。その一本が足に巻き付きグイっと引っ張られてしまえば転倒は避けられず無様に倒れ肉床の味を顔面で味わう羽目に。
「痛ぁ……な、なにこれ放して! ダメだよこんなっ!!」
足首に食い込んだ触手に引きずられ一気に赤燐蟲の目の前へと連れ出されてしまった理緒。
抵抗しようにも倒れた衝撃でまだ意識が朦朧としているし、しこたま打った顔も痛いしでとても戦える状態ではない。
それ以上に卑猥すぎるこの光景を見てからというもの……疼くのだ、股間が。
(なんで、なんでこんな光景を見てわたしったら……|濡れて《感じて》るんだよっ!?)
ガクガクと恐怖に震えているせいではない。股間から漏れ出して湯気をたててしまっているものは恐怖によるお漏らしなどではなく発情してしまった淫蜜の大洪水。
信じれないほどの量を漏らしてしまっていたと今になって気付き耳まで真っ赤に染まっていくが、理緒を待っていたのはそんな生易しいものではなく……。
「ひあっ!? いやだぁぁぁぁっ」
理緒の小柄な身体が宙に浮きそしてそのまま赤燐蟲の大きく口を開いた花弁の中へと吸い込まれていった。
食虫植物が獲物を逃がさないが如く全身を丸呑みで。
「いやぁ……そこ舐めないでぇ❤️」
服はあっさり溶かされ全裸に剥かれると同時に肌という肌に吸い付く肉壁の生温い感触に嫌悪感しかわかないはずだった。
なのに何故か身体はそれを求め発情し無意識に自分から肌を重ねようと動くのが訳がわからない。
感じやすいスポットを徹底的に虐められ惚けた表情からはもう抵抗の意思はかき消えただただ性欲に従ってしまう理緒。
ズポズポと容赦なく抜挿される産卵管に拡張されてしまった|雌孔《膣》は二度と閉じないのではというぐらいに引き裂けそうなほど痛いはずなのに気持ちよさが止まらない。
「赤ちゃん産むのやだあ……やめてぇやめてなんだよぉ❤️ おっおっ……おひりもしょんなちゅかにゃいれぇ❤️」
感じたくないのに感じるまで調教され次第に苗床として開発されていく理緒の身体、それでも電脳魔術で|着床《受精》だけはギリギリ防いでいるあたり理緒はこの方面に関してはエキスパートだった。
だがそれがさらなる責めを呼ぶ。
「そこぉ、赤ちゃん部屋らかりゃやめてぇ❤️ おかしくおかしくなるぅっ❤️」
ゴリュゴリュと腹が内側からかき混ぜられ歪に歪む。さらに薄い胸に近づいた触手が先端へとチクリと針を刺しそして。
「痛っ❤️ おっぱい焼けちゃうっ❤️ 乳腺犯すのやえてよぉ……おほぉ❤️」
流し込まれる液体のせいで膨らんでいく乳房。普段からは想像もできないサイズにまで膨れあがり歓喜の声で喘いでしまうのが悔しくて仕方がない。
だがまだ耐えていた。理緒はその持ち前の精神力で責め苦に耐えきれるかに見えたのだが赤燐蟲はいつまでも屈しない雌にどうやら容赦することをやめたらしい。
「おひりっ❤️ そこ深すぎ……ちょ……そこお腹、うえええ……えええええええごぼっごぼっおおおおおおおおおおっ❤️」
尻に潜り込んだ産卵管が突き進み、串刺しにされたかのようにビクビクと断末魔の声をあげながら喉を押し開き理緒の口内から姿を現した産卵管の先端。
目を見開き白目を剥いたまま理緒は……命がかき消えてしまうほどの痛みと共に、背徳の絶頂を味わい盛大に|ありとあらゆる潮吹き《母乳と淫蜜を噴出して》を撒き散らしてしまったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
グラディス・プロトワン
◎アドリブ歓迎
支援要請を受けて急行して来たが、厄介な事になっているようだ
捕らえられている者達を早急に解放しなければ
少々荒っぽいが、一気に片付けさせてもらう
プロトコルエラー…?
おかしい、万全の状態で出撃してきたはず
クッ…ならばこの身一つで戦うまで!
なっ、相手はそれ程強そうには見えないのに俺が押されて…!?
まさか俺の能力が低下しているとでもいうのか
くそっ、このままでは奴に取り込まれ…っ
次々と管のようなものが刺され、何かが俺の体内に植え付けられていく
俺を養分としてすぐに急激に成長し始め体内で大きくなっていく胎動を感じれば、自分が苗床にされたのを嫌でも理解してしまう
悪夢で消耗していなかった俺は良質な獲物だったのだ
やがて十分に成長した何かが胸部装甲を押し開けて現れるだろう
成長した体が外に出られる場所はそこしかないからな
産み落とされたのは苗床である俺の特性を取り込んだ異形
赤燐機甲蟲とでも呼べば良いのか
生まれたばかりのソレは腹が減っているのかエネルギー吸収機構を光らせる
正真正銘、俺の子供という事か…!
●
BEEP BEEP BEEP!!
現場からの|Emergency《緊急事態》コールが響き渡り一気に緊張が高まる中、慌てることなく駆け付けた黒い影が転送の輝きに包まれ現場へと急行する。
どうやら想定外に第一陣の者達が苦戦していると考えられ一刻の猶予もないとそう判断したのだろう。
全武装のセーフティを解除し炸薬の装填も完了、各種燃料も満載し出撃していく姿はまさに最新鋭の機動兵器。
グラディス・プロトワン(黒の機甲騎士・f16655)はその強靭な|肉体《機体》と武装が今回の戦場の早期制圧には絶対に欠かせないファクターなのだと確信し、そして転送を終え目の前に広がった光景は……。
「これは、想定以上に厄介な事になっているようだな」
ティンカーベルの不思議な砂によって夢の中に引き込まれた先はセンサーで把握できるかぎり全てが肉の壁で出来ているという異空間。
足場までもがブヨブヨして不安定であるためにローラーダッシュ機構などを持った機体であったならそれだけで機動力を封じられていたに違いない。
(まずは敵の力を吸収し弱体化させてや……むっ、なんだと!?)
宇宙活動も視野に入れられた装甲とそれを制御するシステムを管理するセンサーが抽出したデータのあまりにも異常な数値にグラディスはまさかという思いで一歩下がってしまった。
「サイフォンソードの制御プログラムに異常発生……だと? そんなバカな!? 万全の状態で出撃してきたはずだぞっっ!」
自慢の|両手剣《サイフォンソード》を振るい襲い来る産卵管の猛攻を払いのけつつもグラディスは計算外の事態に作戦をいきなり修正せねばならない事態に追い込まれていた。
本来ならばこれと併用し敵戦力を吸収し一気に倒すつもりであったというのに、プロトクルエラーが出てしまい|ただの剣《ナマクラ》と成り果てた愛剣を右に左に振るい受け手に回るしかないのは本当にどうしようもない状態だ。
ヒュンと音がして足元から迫る管を床に突き刺し飛び散る真っ白な体液。間違いなくこれは対象に卵を植え付ける恐るべき管なのは間違いないようだ。
「クッ、なかなかに強力なモノを持っていやがる……な?」
ガキィンと鈍い音がして剣を構えた手が弾かれ胴がガラ空きとなる。ありえないことだと驚愕の目で見るもやはりパワー負けしているのは覆しようのない事実であると理解した。
事前に得たデータからはありえない結果に何度もシミュレーションを繰り返すもはやり結果は変わらない。
(相手のパワーが想定外に強い? いや……まさか俺の出力が低下しているのかっ!)
気付いた時にはもう遅い。反応が鈍くなっている機体が悲鳴をあげ認識できていても反応が追いつかない悲観すぎる時間が経過していく。
前後左右からわずかな時間差でグラディスの四肢に襲い掛かり超重金属で出来た黒い装甲を突き破り潜り込んでくる恐るべき産卵管の貫通力。
少々の浸食をものともしないプロテクションフレームまでを変質させ身動きができないとあってはさしもの機甲騎士であろうとも自分が危険領域に突入することを理解するしかなかった。
「グオオ……まさかこいつ俺と同種の、ぐああああ!?」
装甲板の継ぎ目を狙われ脇腹へと突き挿された産卵管、そしてドクンドクンと流し込まれていく大量の内容物。
あきらかに化け物共の卵であると認識できるも今の時点でそれを防ぐ行動は起こせず黒い巨人もまた肉壁へと飲み込まれ苗床の一つに成り果てていった。
……夢で疲弊しないままここに現れたグラディスは化け物共にとって良い栄養源だったらしいとは後に考察してわかった事実。
だが今は再起を賭け耐えしのぐしかないと全身をスリープモードへと移行させ|その時《チャンス》が訪れるのを待つしかない。
(ゆっくりとでもいい……|E.Dシステム《吸収機構》が再起動さえすれば)
そしてブツンと視界が途絶え暗闇の時が訪れた……。
(エネルギー充填率65%、メインシステム……起動シマス)
メキメキメキと異常な音とエネルギー反応を感じ取り強制再起動したグラディスの意識。時間経過の程はわからないが己のボディの自己チェックをするまでもなく異常は感じていた。
胸部装甲が内側から引き裂かれるかのように膨れ上がり一気に弾け飛んだ。噴き出す冷却水などに混じり中から這い出てきたのは黒く硬質化した異形の赤燐蟲らしきナニカ。
どことなくグラディスのシルエットに似た特徴を持つそれは生体的な外見ながら手足に吸収器官を持つ確認されたことのない特徴を持つ新個体。
「俺の能力を|コピーした《受け継いだ》なお前っ!」
異形の出産により肉壁から吐き出されたグラディスは片膝をつき自分の特性を取り込んだバケモノへと対峙する。
新たなる化け物を産み出してしまった以上、ここで自分で終わらせなければならない……フル稼働するグリードコア、蠢く全身の吸収機関。
「赤燐機甲蟲とでも呼べばいいのか? だが……ここから先に行かせるわけにはいかない。そろそろ、食事の時間とさせてもらうぞっ!」
同じ能力を持った同士が睨み合い、そしてヘビードレインフォームへと変形した両者が相手を吸収すべく同時に腕を突き出した。
大成功
🔵🔵🔵
稲宮・桐葉
◎夫に捧げた操は死守
アレンジ共闘大歓迎
戦闘はお任せします!
夫とのゆるりとした交わり
夫の迸りを胎に受け自身も幸せを感じながら果てた
だが夫は息を整える間も与えてくれず今度は激しく突き立てる
呆れながらも愛しく笑みがこぼれる
「これ…、そんなにがっつなくとも…っ」
再び果てようかと言う時
『おいっ!』
鬼気迫る妖刀の一喝に現実に引き戻される
「わらわは何を…今のは夢?」
慌てて身の回りを確認する
妖刀は手元にある。他は…?
袴の一部分の色が濃くなっている
ぐっしょりと濡れた下着(褌)が張り付く感覚に、屈辱と恥辱を覚え全身を戦慄かせ赤面する
化け物の見せた淫夢に酔いしれ惑わされた挙句、何度も果てた証
意外と紳士な妖刀は気付かないフリをしてくれた
『で、どうするよ。戦えるか?UCは使えるのか?』
酷い脱力を感じるが立ち上がる
衣擦れが敏感な部位を撫でるだけで足腰から力が抜けそうになる
「あっ…うぅ…」
情けない声を押し殺し妖刀を杖替わりにふらふらと立ち上がる
見かねた妖刀が吠えた
『仕方ねぇなぁ…。俺様の本気をよぉ、見せてやるぜ!』
●
ゆるりと流れる幸福な時、愛する夫と共に同衾を続け幾夜が過ぎただろうか。男女の営みが激しさを増しギシギシと響く音がその熱烈な行為を周囲に知らせてしまっている。
白い肌から汗がいくつも飛び激しく揺れてしまいペチンペチンと肉の叩きつけあう音を響かせる|膨らみ《双乳》が見る者の目を奪ってしまうほどの痴態。
「あぁ……❤️ こ、これそんな……そんなにがっつかなくともわらわはぁ旦那様のモノじゃあ❤」
瞳にハートマークを宿し愛にその身も心も捧げた稲宮・桐葉(戦狐巫女・f02156)は獣のように四つん這いになりながらバックから激しく激しく突かれ胎内を蹂躙されていた。
何度も何度も胎内奥深くに注がれた|白濁《子種》は桐葉に着床し、季節がいくつか巡れば愛しい我が子が生まれてくるのは間違いないだろう。
(あぁ……シアワセじゃ❤️ こんなにも旦那様に愛し続けてもろうてばかりじゃとか、バチでも当たってしまうかもじゃな❤️)
とてもとても幸せな一時がいつまでも続き、そして平穏に過ごしていくというこの今が何よりも愛おしいと桐葉は心の底から願っていた。
全てが解決したあとにこのような未来があるということを望んで何が悪かろうかと……。
『おい』
激しいピストンを受け腰を振り続ける桐葉の意識に何かが響く。
『おいっ、聞いているのか!』
それは徐々に音量を上げてくる意味不明の言葉の羅列。この幸せをかき乱すノイズにすぎないとそう桐葉は|思い込もうとする《・・・・・・・・》。
だがしかしさらに大きく怒気を孕んだ声は響き渡った。
『おいっ! いい加減に目を覚ませ、この欲惚け狐!』
「誰が欲惚け狐じゃっ!!」
我慢ならず叫ぶと同時に目の前の景色が暗転した。グルンと回転し歪んでいた視界が再びはっきりと映し出したのは先ほどまでの蜜のような甘い寝床とは別物の奇怪な世界。
右も左も犠牲者達を取り込む肉壁で出来ていて何人もの猟兵達がとらわれてしまい犯され続けているという末法そのもの。
「わらわは今まで何を……まさか今のは夢じゃっただと!?」
ゾクゾクと寒気が走り乱れた着衣を直し身を丸めてしまう。当たり前だ……このような敵地であのような事をシテいるのがもしも本当だったなら。
(妖刀はある……ならば問題はない。じゃが……まさか袴のこれは)
違和感に気付くことを避けていた。けれど濡れた袴の一部をごまかすことはできないし、何よりもその中に穿いている|下着《褌》に至ってはびしょ濡れで肌に張り付いてしまうほどだ。
それはつまり悪夢を見せられ無様にも何度も何度も絶頂させられてしまったという事実に他ならない。
悔しさで唇を噛みしめるもここで委縮してしまってはそこで試合は終了だ。屈辱と恥辱は行動で覆すしかない。
『……で、どうするよ?』
「知れたこと」
このような痴態を見て見ぬふりをしてくれる|相棒《妖刀》に内心感謝しつつもフラフラと立ち上がった桐葉の顔にもはや迷いなど無い。
妖刀を杖代わりにして立ち上がろうとする。布が肌に擦れるたびにビクンと跳ねてしまう鋭敏に成り果てた雌の身体。
ドクンドクンと鼓動が早まるのを止められる息が荒くなるのを止められはしない。
「……て、敵は切り裂くのみじゃ」
『……仕方ねぇなぁ。俺様の本気をよぉ、たまにゃあご覧あれ……だ』
トクンと跳ねる鼓動、刀身に湿り気が生じそして周囲にそれが霧散すると同時に感じる違和感。
それは今の今まで気付けなかった不可視の敵の存在、それが自分の感性を犯していたのだと気付けば容赦の欠片も必要はない。
ヒュンと風を切る音と共に確実な手応えが桐葉の手に伝わりそれが気のせいではなく敵がそこに実際いるのだと教えてくれた。
妖刀ムラサマブレードが発するアルコール成分が不可視の蟲達の力を削いでいる証拠だと理解するまでに今の桐葉では多少の時間がかかることも仕方がないかもしれない。
『桐ちゃんばかりにいいカッコさせてらんねぇ。いざっ……参るっ!』
「はぁぁぁぁっ!!」
強烈な踏み込みと共に放たれた横薙ぎの一閃、それが迫りくる触手を切り裂き返す刃で不可視ですらなくなった蟲達を切り伏せる。
まだだ、まだ足りないとさらに踏み込み縦一文字の強烈な振り下ろし。ズンと手に伝わる肉の感触すら感じる間もなくスパスパと全てを切り裂く必殺の剣。
「妖刀っ、聖剣んんんんっ斬っ!!」
桐葉を孕ませようとしていた産卵管へと振り下ろされた刃により真っ二つに切り裂かれた肉片に迷うことなく根元まで突き入れ噴き出した白濁が顔にかかるも桐葉の攻撃は止まらない。
正確には妖刀が無理やりに桐葉の敏感すぎて毎秒絶頂を続ける淫乱ボディを操っているだけなのだがそれは当人たちにしかわからない問題だ。
「さあっ! ここから先はわらわの八つ当たりじゃ。とくと味わうがよいのじゃ!」
『オラオラ! 汚物は消毒だぜぇぇぇ!』
全身ぐっしょりと汗まみれになりながらも止まらない桐葉とその|相棒《妖刀》の凶刃は未だ止まることを知らず赤燐蟲へとその切っ先を向けた。
大成功
🔵🔵🔵
滅日・零
◎【不滅の白・夢幻電車編】
※薄絹・白(f30279)と合流
「うーーん……酷い夢だったぜ」
目が覚めて起き上がろうとするけど、体が重くて動かねぇ…
よく見たら周り一面肉の壁
服も武器も取り上げられて拘束された俺様の大事なアソコには、既に女王型の産卵管が突き刺さっていて…
「なんだ、もうヤラレちまってたか…」
……
もう何も考えられねぇ…
女王型や他の赤燐蟲達にいいようにされ、苗床に堕ちていくぜ…
(内容はお任せ、ハードめにぐちょぐちょにされてもOK)
段々意識が薄れて来たところで、白の声が聞こえてきやがった
助けに来たのか?…
でも、もう遅……
「何喰ってんだテメェ―ーーッ!!!」
ぼやけた目が白と、白がムシャムシャしてるモノを捕えた瞬間、その衝撃的すぎる光景に一気に意識が覚醒
なんか女王型も白を見て、ドン引きしてる気がするぜ…
ともかく[選択UC]で足を強化し、思いっきり女王型を蹴って離れるぜ
そして白が女王型に襲い掛かるけど…
「もうどっちがオブリビオンか分かんねぇ……」
薄絹・白
◎【不滅の白・夢幻電車編】
※滅日・零(f40425)と合流
前章のあらすじ…
電車の通路で寝ていた零サンに『不思議な砂』を使い、夢の中へ
夢の中で食堂車の料理を「ウマイ、ウマイ、ウマイ」と食べていたデスのに、いつの間にか元の通勤電車内ニ
零サンが夢から覚めた様デス
まだ寝てて良かったデスノニ…
……
零サンを探して電車内を移動中、赤燐蟲に纏わりつかれマスが、[選択UC]で透明になってやり過ごしマス
それにしても、食堂車で沢山食べたのにお腹が空いてきたデス。(夢だから)
試しに纏わりついていた赤燐蟲を掴んでムシャムシャ……
「ヨモヤ、ヨモヤデス。コノ蟲結構美味シイノデス」
(地上波放送時には、このシーンの口元が謎の光で隠れます)
……
ムシャムシャしながら探し続けると、遂に女王型に捕まった零サンを発見
…これは食べ応えがありそうデスネ
「オ前モ刺身ニナラナイカ?」
そう言って粉骨砕身(武器)を振り上げ、女王型に襲い掛かるデス
(その後、女王型を美味しく頂けたかどうかは、マスター様ににお任せします)
●不滅の白・夢幻電車完結編
永遠に続くかのような蕩ける快楽の海から浮かび上がってくる滅日・零(ビルド&デストロイ・f40425)の意識は微睡の中でさえまだ諦めておらず次第に覚醒に向かっていた。
幸せな悪夢に囚われ延々と味わってしまっていたエンドレスな感覚から醒めた手足は鉛のように重くズッシリと感じる身体の重みはそれが現実世界に帰還できたのだと教えてくれているがのよう。
「うぅーん、こいつぁ……酷い夢だった、ぜ」
瞼すら重い、何故こんなにも眠気が強く起きているだけで気合を入れねばならないのかわからない。
それでもようやく開いた目に飛び込んできた光景に一気に血が脳に回っていくのを感じ、驚きでバッと身を乗り出そうとするが何故かそれが出来ず思考が回らない。
何かに拘束されているかのように手足がこれ以上前に出ない……いやそもそも目に飛び込んでくる光景を何故か無視してしまっていた己に気付き現実を受け入れることにした。
正面も右も左も肉で出来た壁で出来ていて何人もの猟兵達がそこに囚われてしまっている。
そしてもれなく自分もまた手足が肉壁に固定され腰を突き出してしまっているという事実。
さらには何本もの触手が身体に巻き付き愛撫してくるのを素直に感じてしまっている自分の痴態もまた理解してしまい……。
「くっ、俺様にふざけた真似を……うあっ!? 胸に何シヤがる……ひぎっ!?」
着衣は全て引き裂かれ露出していた薄い胸板、その中心でツンと尖らされていた|桃色の先端《小さな乳首》に何本もの細い細い管が突き刺さっていく。
チクリと強い痛みが広がり乳管を直接犯されているのだと理解するには不慣れすぎるこの感覚。
そして脈打ちながら流し込まれる体液が胸の内に溜まっていくうち熱く燃え上がるように広がっていく理不尽な快楽。
(なんだこれ……俺様のおっぱいが、デカく……う、嘘じゃん!?)
まな板状態だったはずの胸の膨らみがすでに5カップは上のランクへと膨らみ切り先端で広がっていく桃色の輪。
肥大化させられより敏感にサイズアップさせられさらに何本もの管が突き刺され勢いを増していく肉体改造は止まらない。
「なんだよこれ……俺様がこんなだらしねー身体にっ❤️ あひっ……なんだ、なに擦り付けてやがるっ!」
視界の下半分に嫌でも見せられてしまう爆乳化してしまった二つの膨らみ、その隙間から太い産卵管が股間に迫ってくるのが見え身を捩らせるも四肢が拘束されていて逃げ場などどこにもないのが絶望的だ。
メリメリメリ……
頭に響いてくるかのような股間に突き刺さり押し開いていく嫌な感触。それは他生物を犯し繁殖するためだけに存在する赤燐蟲の産卵管。
肉襞に快楽を与えることもなくただ奥に進んでいくのは蟲特有の本能的な行為だからだろうか。
だが違和感がある。足元にいくつも産み落とされた|産まれたての赤燐蟲の幼虫《・・・・・・・・・・・・》、それらの体液が糸を引いた先には零の犯され続けている股間が。
「なんだ、もうヤラレちまってたか……」
夢の中にいるうちに何度も何度も犯され苗床化した零は何匹もの赤燐蟲をすでに産んでしまっていたのだとようやく気付いてしまった。
これらの化け物も全てが零の産み落としたモノ、ここから成長しまた新たなる犠牲者を探すのだろう。
(もう、どうでもいい……なにも考えれねぇ……このぶっといのさえあれば俺様は❤️)
グチョグチョと下半身から聞こえる雌孔をかき混ぜられ飛び散るジュースが足元にボトボトと零れていく。
悔しさと敗北感でジワリと涙が浮かんでしまいそうになりその全てを諦めそうになった時……|それ《・・》は現れた。
●
「ウマイ ウマイ ウマイ……」
グチュベチャガブッとマナーも何もない咀嚼音が響き続ける夢の世界、それは零が囚われていた悪夢の中であり赤燐蟲からの精神浸食が今まさに進んでいるはずだった場所。
だがそこに存在する|カースト《食物連鎖》の頂点に君臨しているのは赤燐蟲などではない。
白い肢体の艶めかしく震わせながら美食にありつく可憐なる化物。ありとあらゆるモノを喰らうそのものの名は薄絹・白(何か変な白いの・f30279)といった。
助っ人に現れ電車内で眠り込んでいた零へとティンカーベルの不思議な砂を使い潜り込んだがため今の今まで精神浸食されずに済んでいたと普通は思うだろう。
だがしかし白は屍人返りの恐るべき魔物、その心は厳重な心鍵の中に封じられていて悪夢にとってはあまりにも相性が悪い相手だったのだ。
そして今の今までその無尽蔵の食欲を満たすべく夢に巣食うモノ達を喰らっていたのだが唐突にその景色が歪んでいく。
そして曖昧になっていく周囲の景色を見ながら白はニヤリと口元を歪めた。
(アア……ヤット零サン、オ目覚メノヨウデスネ)
もっと寝ていてもいいのにと思うが目覚めてしまってはしょうがないと食べ残しを飲みこみペロリと唇を舐める。
あぁ……もっと食べていたかったのに。 けれどこれが夢の出来事ならば外に出ればまたやってくるのだ。
キリのない永遠の飢餓感がまた再び……。
●
「あはっ❤️ また産まれ……産まれるじゃんっ❤️」
膨らんだ腹からひり出す事の連続に麻痺していく理性。化物の仔を産み続けることへの背徳感も何もかもが溶け落ち自分はただ植えられた卵を孵すだけの|苗床《孕み袋》にすぎないと諦めてしまうほどの繰り返し。
足元に何匹も這う産まれたての赤燐蟲の幼虫が栄養を求め零の身体に纏わりついてきた。
哺乳類ではない彼らにとって母乳など必要なくただその産み終え役割を終えた雌を食べてしまうだけの悍ましい食物連鎖。
だが彼らは気付いていなかった……この地に現れたヒエラルキーの頂点に位置する存在に。
「零サン、オハヨウゴザイマス」
見知った声、それが白の声であると即座に理解するには零はあまりにも脆弱な理性しか残されていなかった。
ぼんやりと光が指しているようで肝心な部分がまるで見えていない。
グチャリベチャリと耳に届けられる咀嚼音はあまりにも気持ちの悪い生理的嫌悪を催す不協和音だ。
「……んあ? お前……白か?」
「モグモグ、マダ寝テモヨカッタノニデス。ヨモヤ、ヨモヤ……零サンノ子供ケッコウ美味シイデス」
口元から溢れる白い液体が飛び散り噛み千切られた幼虫が悲鳴をあげるが逃げる事もできずただただ食べられていく。
ネチョリとした粘液状の物が飛び散り零に顔にも付着した。その異臭が鼻孔から脳天に伝わり一気に覚醒してしまう母胎としての本能。
「何、喰ってんだテメェー!!」
零は吠えた。 自分が何度も何度も苦しい想いをして生み出した仔達を何の感慨も無くただただ餌として食べてしまっている白の態度に。
そしてそれを見て胸から噴き出した大量の母乳が白を甘い香りで包んでいってしまう自分の痴態に頬を染めてしまいながら。
「キュオオオオオオオオオオ!?」
そんな二人のやりとりにようやく気付いた赤燐蟲本体が切り裂くような鳴き声をあげこの場へと戻ってくる。
おそらくは他の犠牲者に種付けしていてこの異常にようやく気付いたのだろうが、まさかこの場に自分達蟲を喰らうモノがやってくるなど想像もしていなかったというところか。
肥大化した産卵管を伸ばし一気に白達に迫った。
「ウルサイデス」
ブンと大雑把に振るわれた巨大な塊、それが粉骨砕身と呼ばれる白の|得物《質量兵器》だと蟲が知る術など無いが知ろうが知るまいが結果だけは変わらない。
グンチャリと粉砕され中身が飛び出した産卵管、もはや使い物にならないミンチと化した部位を振るおうとするももはや筋肉繊維が役に立たずただの肉塊にすぎない哀れな姿。
白はとても空腹だ、ここに来てから食べた物は全て夢の中の幻の出来事。それは飢餓感が極限にまで高まり他の物事などどうでもよくなってしまう思考の一極化を促してしまったようだ。
「オ前モ刺身ニナラナイカ?」
じゅるりと涎が零れ捕食者としての本能だけが前に前にと出てしまう。まずは軽く一口目とばかり手を伸ばした白の手が握ったのは零の股間を貫いていた産卵管。
それを握り力任せに引き抜くと大量の白濁が胎内からボトボトと零れ出し足元に広がる濃厚な雌臭。
「んあっ!? 俺様のぉ、ぶっといの返せよぉ!? んあっ❤️なんで俺様こんなこと言ってんだ……あぁぁ❤」
快楽物質のせいか思考と声が一致しないまま絶頂してしまう零、それを気にすることなくムシャムシャと産卵管を食べてしまい白は残さずそれを飲みこんでしまった。
「キイイイイイイイ!!」
「喰ワセロオオオオッ!!」
赤燐蟲と白が同時に飛び掛かり互いに振り下ろす渾身の一撃。
勝負は一瞬で決まった。床に圧し潰されミンチと化した赤燐蟲と共に周囲の肉壁が全て消失していってしまう。
真っ白な返り血まみれになった白はその場でケタケタと笑い始めてしまっていた。
最後の攻防で心鍵に一撃をもらっていたらしく感情の発露がもう止まらない。目の前には美味そうな餌が転がっている。
出来立てホヤホヤの赤燐蟲の死体という極上の餌が。
「うげぇ……もうどっちがオブリビオンかわかんねぇ……」
元の体型に戻り解放された零がその光景にドン引きしながらその場に座り込んでいた。
その場には大量の犠牲者達が倒れこみ意識を失っている。その者達をまずは帰還させねば話は始まらない。
だがしかしそれも全て目の前の赤燐蟲を喰らい続ける白の食事が終わってからだ。
(おいおい……俺様、これ終わるまでずっとこれ見ないといけないとか地獄じゃん)
事件は終わりを迎えた……多大な被害を出しながらもようやく、ようやく終わったと思いたい。
後始末がまだまだ残っているだろうと思いつつも零は、雌臭の篭る電車のシートにガクリともたれかかったのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵