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【サポート優先】希望の光を!

#クロムキャバリア #武装ボランティア

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#クロムキャバリア
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#武装ボランティア


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●クロムキャバリア
 クロムキャバリアには、経済的に困窮している反乱軍や義士集団に『全くの無償』でキャバリアを供与するという「武装ボランティア」活動を行っている宗教団体があった。
 この武装ボランティアによってある反乱軍にもたらされるキャバリア群が「全てオブリビオンマシンである」ということが予知によって判明した。
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)の話では、義憤に燃え、現在を変えようと戦う人々にとって、無償の武装を失うことはあまりにも大きな痛手らしく、手放す可能性は低いようである。
 だからと言って、彼らをオブリビオンマシンの傀儡に変えさせる訳には行かないため、ファング・オブ・ガルトゥーウ(オブリビオンマシン)を破壊してほしいということだった。
 武装ボランティアから供与を受けたファング・オブ・ガルトゥーウに乗った反乱軍の人々は、マシンに思想を狂わされ、破滅的な特攻作戦に出ようとしていているようだ。
 まずは1機残らず、ファング・オブ・ガルトゥーウを破壊しなければならない。
 例え、ファング・オブ・ガルトゥーウを、すべて破壊する事が出来たとしても、ブリュンヒルドが舞い降り、攻撃を仕掛けてくるようだ。
 ブリュンヒルドは武装ボランティアが反乱軍に与えた「切り札」の機体であり、反乱軍をオブリビオンマシンによって狂わせようとしていた黒幕本人が乗っているらしい。
 例え、黒幕を倒す事が出来たとしても、猟兵に軍備を破壊された反乱軍が、なけなしの武装で最後の反撃に出て来るため、これらを迎え撃ち、全てのオブリビオンマシン(アマランサス)を撃破しなければならない。
 また、キャバリアを持っていなかったとしても、事前に貸し出されるため、心配する必要はないと言う事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 集団戦 『ファング・オブ・ガルトゥーウ』

POW   :    ガルトゥーウ・スタイル
【荒々しい格闘攻撃で怯ませ放つ近接斬撃武器】が命中した対象を切断する。
SPD   :    キックアップADS
自身の装備武器に【長時間稼働で破損するおそれを代償にADS】を搭載し、破壊力を増加する。
WIZ   :    ガルトゥーウ・フォーメーション
【仲間と組んだ様々な隊列】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。

イラスト:黒メガネ

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)


仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!

お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ

口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ

よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね

アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは集団召喚系か範囲攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪


四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎


エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
 私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!


ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、32歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●反乱軍
 彼らにとって、キャバリアは力の象徴であり、希望であった。
 その希望がオブリビオンマシンであると訴えても、誰ひとりとして信じなかった。
「猟兵達は嘘をついている。このキャバリアがオブリビオンマシンな訳がないだろ!」
 反乱軍の兵士が、キッパリと断言をした。
 ……そこに根拠は何もない。
 それでも、反乱軍は、それが真実であると、頑なに信じているようだった。
「どうやら、何を言っても無駄のようだね」
 赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)がキャバリアに搭乗し、困った様子で溜息を漏らした。
「ああ、その通りだ。お前達の嘘に騙されるモノか!」
 次の瞬間、反乱軍の兵士達がファング・オブ・ガルトゥーウに搭乗し、大剣を振り回して襲い掛かってきた。
「……嘘じゃないんだけどね」
 緋色が複雑な気持ちになりつつ、ファング・オブ・ガルトゥーウの攻撃を避けていった。
「どうやら、手が足りないようだな。……力を貸そう」
 そんな中、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)がアクアブループラチナⅡ(白と青のサイキックキャバリア)に乗って颯爽と現れ、ファング・オブ・ガルトゥーウの前に陣取った。
「何故、邪魔をするっ! お前達には関係のない事だろう! それなのに、こんな事をして……。許されると思っているのか!」
 反乱軍の兵士が苛立ちを隠せない様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「別に、許しを請うつもりはない……」
 アスが落ち着いた様子で、アクアブループラチナⅡを操り、キャバリア用のフォースセイバーで、ファング・オブ・ガルトゥーウを斬りつけた。
「ならば、死ね!」
 それに合わせて、反乱軍の兵士が長時間稼働で破損するおそれを代償に、ビームソードにADSを搭載して破壊力を増大させ、フォースセイバーを軽々と弾いた。
「悪いが、ここで死ぬつもりはない」
 アスが【コード:ドライブ・ザ・ヒドゥンパワー】で、フォースセイバーとブルーブラスターの効果・威力・射程を3倍に増幅した後、ファング・オブ・ガルトゥーウを斬りつけた。
「死にたくなかったら、キャバリアから降りなさい。別に、あなた達の命を奪うつもりじゃないんだから……」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)がキャバリアに搭乗し、反乱軍の兵士達に警告した。
「そんな言葉……、信じられる訳がないだろ! お前達は嘘つきだ! そもそも、このキャバリアは、オブリビオンマシンではない!」
 反論軍の兵士が朱鞠の言葉を否定し、再びビームソードを構えて襲い掛かってきた。
「まあ、信じられないのも、無理はないと思うけど……それでも、事実よ。例え、どんなに否定したとしても、ね」
 朱鞠が複雑な気持ちになりながら、【忍法・煉獄炮烙の刑(ニンポウ・レンゴクホウラクノケイ)】を発動させ、業火を纏った銅製の拷問具を召喚し、ファング・オブ・ガルトゥーウにブチ当てた。
 次の瞬間、熱を帯びた鎖の炎が燃え上がり、悲鳴を上げて操縦席から反乱軍の兵士が飛び出した。
 そのおかげで命拾いをしたものの、彼が乗っていたファング・オブ・ガルトゥーウは、炎に包まれて爆発四散した。
「やっぱり、俺達のキャバリアを壊す事が目的じゃねえか!」
 それを目の当たりにした反乱軍の兵士達が、ファング・オブ・ガルトゥーウを操って一斉に襲い掛かってきた。
「それは違うにゃ! このまま乗っていたら、大変な事になるにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)がキャバリアに乗ったまま、反乱軍の兵士達に訴えかけた。
「信じられるか、そんな事!」
 反乱軍の兵士達がイラついた様子で、ファング・オブ・ガルトゥーウを乗ったまま、猟兵達のキャバリアに突っ込んできた。
「何か、おかしいと思わなかったのかにゃ? そもそも、こんな希少なキャバリアがタダで貰える事自体おかしな話にゃ!」
 ミルディアが真剣な表情を浮かべ、ファング・オブ・ガルトゥーウの攻撃を受け止めた。
「彼らの善意を否定するなっ! その時点で、お前等は敵だっ!」
 それでも、反乱軍の兵士達は、考えを改めようとしなかった。
「だったら、キャバリアごと破壊するしかないわね、取り返しのつかないことになる前に……」
 その間に、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチに搭乗し、焔ノ剣から湧き出す炎で斬りつけた。
「ほら、見ろ! ようやく正体を現しやがったな。……叩き斬る!」
 反乱軍の兵士が連携を取るようにして、ファング・オブ・ガルトゥーウを操り、次々と斬りかかってきた。
「ここまで言っても分からないのね。だったら、壊すよ。……恨まないでね」
 クリスティナが【ミサイル・ヴォルケーノ】を発動させ、幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら、1390個の小型誘導ミサイルで包囲攻撃を仕掛けた。
「ぐ、ぐわあああ!」
 その攻撃を食らったファング・オブ・ガルトゥーウが、ガクガクと身体を震わせ、反乱軍の兵士を排出した。
 それと同時に、ファング・オブ・ガルトゥーウの瞳が赤く輝き、暴走状態に陥って猟兵達に襲い掛かってきた。
「こ、これは一体……、何が起こっている!」
 それを目の当たりにした反乱軍の兵士達が、唖然とした様子で言葉を失った。
「……遅かったか」
 北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)がキャバリアに搭乗し、拳をギュッと握り締めた。
 ファング・オブ・ガルトゥーウは、事前に仕込まれていたコンピュータウイルスに感染し、自動操縦に切り替わっていた。
「コイツ等の話……、デマじゃなかったのか」
 反乱軍の兵士が未だに現実を受け入れる事が出来ず、激しく声を震わせた。
 だが、いくら悔やんだところで、後の祭り。
 コンピュータウイルスに感染したファング・オブ・ガルトゥーウは、猟兵達が乗っているキャバリアを敵として認識すると、土煙を上げながら襲い掛かってきた。
「とにかく、今はコイツ等を倒すのが先だ」
 優希斗がキャバリア
【サイドバイサイド・オーバーテイク】で速度を上昇させ、オーラ防御を展開しながら、連続コンボを繰り出した。
 それに合わせて、ファング・オブ・ガルトゥーウが禍々しいオーラを展開し、自分自身の身を守った。
「思ったよりも、面倒なようだねぇ。躊躇いがないというか、何というか」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が複雑な気持ちになりながら、キャバリアに乗って、ファング・オブ・ガルトゥーウの間を擦り抜けていった。
「ピピ……ガガ……」
 その事に気づいたファング・オブ・ガルトゥーウ達が、空に飛び上がって多喜の後を追いかけ回した。
「お、おい! なるべく壊さないようにしてくれよっ! お前達なら、出来るだろ!」
 そんな中、反乱軍の兵士達が不安げな表情を浮かべ、多喜に向かって大声を上げた。
「む、無理を言うなっ! それが出来るんだったら、やっているから……!」
 多喜が困った様子でツッコミを入れながら、方向転換して【心機超越・人(オーヴァードジャンクション・シンクロドライブ)】を発動させ、自身のキャバリアを覆うオーラで真の姿になって巨大化し、ファング・オブ・ガルトゥーウ達をブン殴った。
「こ、こら! そんな事をしたら、俺達のキャバリアが壊れちまうだろうが!」
 反乱軍の兵士達が涙目になりながら、多喜に対して非難の声を浴びせた。
「やれやれ、何もわかっちゃいないようだね。こうなってしまったら、何をやっても無駄だよ。例え、動きを止める事が出来たとしても、マトモに扱えるとは思えないしねぇ」
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)がキャバリアに搭乗したまま、深い溜息を洩らした。
「い、いや、何とかなるだろ! 俺達のキャバリアが、オブリビオンマシンだって知っていたんだから、元に戻す方法だって……」
 反乱軍の兵士が動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
「だから無理だって言っただろ。ほら、そこを退きな。……死にたくなかったらね」
 グレナディンが【フルバースト・マキシマム】を発動させ、全武装の一斉発射を放ち、ファング・オブ・ガルトゥーウ達のボディに風穴を開けた。
「……って、やめろ! やめてくれ! あのキャバリアは、俺達にとっての希望なんだ!」
 それでも、反乱軍の兵士達は納得しておらず、猟兵達が乗っているキャバリアの前に陣取った。
「まあ、気持ちは分かるわよ。これを手に入れるのに、だいぶ苦労をしたようだから……。でも、無理なの。こうなってしまった以上、何をやってもね」
 仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)がキャバリアに乗ったまま、反乱軍の兵士達に語り掛けた。
「そう言われて納得できる訳がないだろ! ……言ったはずだ。あのキャバリアは希望だって! お前達がやろうとしているのは、俺達の希望を叩き潰すって事だ!」
 反乱軍の兵士達が涙目になりながら、猟兵達に対して力強く訴えた。
「ピピ……ガガガ……」
 その間に、ファング・オブ・ガルトゥーウ達がリミッターを解除して限界突破し、ボディ内から幾つものチューブを伸ばして異形と化した。
「……って、余計に面倒な事になったじゃない」
 衣吹がハッとした表情を浮かべ、【ソード・ミラージュ】を発動させ、15体の精巧な残像分身を召喚し、それを身代わりにしてファング・オブ・ガルトゥーウ達の注意を引いた。
「ピ、ピ、ガガガ……」
 それと同時に、ファング・オブ・ガルトゥーウ達が連携を取りながら、精巧な残像分身を次々と斬り捨てた。
「と、とにかく、全部壊すですよー」
 その事に危機感を覚えたミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が巧みにキャバリアを操り、オーラ防御を展開しながら、全力魔法をブチ当てた。
「ピピ……ガ……」
 しかし、ファング・オブ・ガルトゥーウ達はまったく怯んでおらず、禍々しいオーラを纏って、何度もビームソードを振り下ろした。
「わ、わ」
 その攻撃をオーラで防ぎながら、ビームソードを見切って、カウンターを繰り出し、衝撃波を炸裂させた。
 それでも、ファング・オブ・ガルトゥーウ達の勢いは止まらず、次々と突っ込んできた。
「こ、このままだと、マズイ事になりそうですよ」
 ミスティが涙目になりながら、【生まれながらの光】を発動させ、聖なる光で傷ついた身体を高速治療した。
「だから、やめろって! お前達さえいなくなれば、元に戻るかも知れないしさ!」
 反乱軍の兵士達も薄っすらと涙を浮かべ、猟兵達に対して訴えかけた。
「こうなったら、麗ちゃんのキャバリアを譲るのだ」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が大粒の涙を浮かべながら、自分のキャバリアを譲った。
「……って、ガラクタじゃねえかっ!」
 反乱軍の兵士達が麗刃のキャバリアに駆け寄り、ハイスピードターンを繰り出し、疾風の如く勢いでツッコミを入れた。
「い、いや、見た目はアレだが、ハイスペックなのだぞ、これは……。ほら、ここをよく見るのだ! 目にも止まらぬ速さで変顔をするのだぞ? こんなの、他のキャバリアでは真似できないのだぞ!?」
 麗刃が信じられない様子で、自分のキャバリアを指差した。
「そんなの、戦いに使えねえだろうが! ほら、見ろ! フルボッコじゃねえか!」
 反乱軍の兵士が麗刃のキャバリアを、ビシィッと指差した。
 麗刃のキャバリアは、ファング・オブ・ガルトゥーウ達に囲まれ、ボッコボコにされていた。
「のわあああああああ! やめ、やめ、やめるのだ!」
 麗刃が驚いた様子で悲鳴を上げながら、【絶対零度氷河期到来(ソンナメデワタシヲミルンジャナイミルナアアアアア)】を発動させ、くだらないギャグにより発生する極寒で巨大化した後、ファング・オブ・ガルトゥーウ達をブン殴った。
「もしかすると、キャバリアかも強いかもしれないにゃ」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が麗刃を見つめ、気まずい様子で汗を流した。
「た、確かに……」
 反乱軍の兵士達も、小さくコクンと頷いた。
「ピ、ガガガ……」
 そんな中、ファング・オブ・ガルトゥーウ達が瞳をキュピィーンと輝かせ、八つ当たり気味に襲い掛かってきた。
「にゃ、にゃにゃ、このままだと、巻き添えにゃ!」
 ミーヤが慌てた様子で、キャバリアに飛び乗り、エネルギーを充填させ、精神を集中させるまでの時間を稼いだ。
 その間に、ファング・オブ・ガルトゥーウ達がビームソードを振り上げ、ミーヤのキャバリアを何度も斬りつけた。
「これで何とか時間を稼ぐ事が出来たにゃ……チャージ完了、今にゃ! いっけえにゃー!!」
 それと同時に、ミーヤが【ガジェット・クラスター】を発動させ、ガジェットから弾丸とビームを発射して、ファング・オブ・ガルトゥーウ達のボディに傷つけた。
「リミッターを解除されているせいか、思ったよりも丈夫だね★ でも、クローネちゃん達も強いよ♪ みんな纏めて、壊しちゃうだから♪」
 その間に、クローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)がキャバリアに搭乗し、ファング・オブ・ガルトゥーウ達にビームソードで斬りかかった。
「ピピ、ガガッ!」
 即座に、ファング・オブ・ガルトゥーウ達が禍々しいオーラを展開し、残像を繰り出しながら、誘導弾を乱れ撃った。
「えいっ!」
 それに合わせて、クローネが範囲攻撃でエネルギー弾を発射し、誘導弾を次々と破壊していった。
「さすがに全弾防ぐのは無理だったかな? でも、このユーベルコードがあるから安心だね」
 クローネが【ワタシの心身広域回復術(ブラック・ワイド・レンジ・リカバリー)】が激痛耐性/毒耐性/呪詛耐性/狂気耐性と、回復力/浄化/範囲攻撃/精神の余裕/元気を組み合わせた独自の技能「心身広域回復術」を使用した。
「ん? んん? あら、あらららら? ひょっとして、また眠っていたのでしょうかぁ? 今日こそは絶対に起きていようと思っていたのですがぁ……」
 そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が、ハッと飛び起きた。
 どうやら、途中で眠っていたらしく、何やらふわふわとしていた。
「……って、そんなところに眠っていたら死ぬぞ!」
 その事に気づいた反乱軍の兵士達が眠斗を連れて、脱兎の如く逃げ出した。
「ピガ……ガ……」
 ファング・オブ・ガルトゥーウ達が不気味な機械音を響かせ、再び連携を取りながら、次々と斬りかかってきた。
「んゅ……皆さんもぉ~、ゆっくりしましょう~……」
 それでも眠斗は臆する事なく、【安らぎの雪だるまさん(ネテルマニユキダルマサンガヤッテクレマシタ)】で、自身の健やかな安眠によって安らぎのひと時を与える雪だるまの妖精さんを発生させ、仲間達全員の負傷を回復し、再行動させた。
「だから、寝るなって! 死ぬぞ、おい!」
 反乱軍の兵士達が『えいや』と眠斗を掲げ、再び全速力で逃げだした。
「……って、何だか違う問題が発生しているようだね」
 それと同時に、キャバリアに乗ったエジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、ファング・オブ・ガルトゥーウ達の行く手を阻んだ。
「ピーピー、ガー……」
 だが、ファング・オブ・ガルトゥーウ達はまったく気にしておらず、捨て身の覚悟で攻撃を繰り出した。
「力技で何とかなるほど、私達は弱くないよっ!」
 それを迎え撃つようにして、エジィルビーナが自ら鼓舞して盾受けしながら、光の属性攻撃を繰り出した。
「ガガ、ガ……」
 その拍子に、ファング・オブ・ガルトゥーウ達がバランスを崩し、ガックリと膝をついた。
「このまま一気に片付けるよ」
 エジィルビーナが【真器解放(シンキカイホウ)】で、ビームソードを解放形態に変形させ、攻撃力を5倍にして、移動力を半分にした後、ファング・オブ・ガルトゥーウ達を斬り捨てた。
「ピガ……ピィ……」
 次の瞬間、最後まで残ったファング・オブ・ガルトゥーウが、破壊されたファング・オブ・ガルトゥーウ達からパーツを取り込み、禍々しい姿になって、核武装にADSを搭載し、破壊力を増加させた。
「見た目はヤバイが、そこまで強そうには見えねえな。……と言うか、その姿……だいぶ動きづらくないか?」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)がキャバリアに乗って、ファング・オブ・ガルトゥーウの背後に回り込もうとした。
「ピー……ピー……ガー……」
 すぐさま、ファング・オブ・ガルトゥーウが振り向き、荒々しい格闘攻撃で、啓太郎のキャバリアを殴り倒そうとした。
「やっぱり、スピードを犠牲にしているようだな」
 啓太郎が野生の勘を駆使して、ファング・オブ・ガルトゥーウのパンチをフェイントした後、リミッターを解除し、【森羅牙道砲】を発動させ、零距離射撃で見えない衝撃波を解き放った。
「ピィィィィィィィィィィィィィ!」
 次の瞬間、ファング・オブ・ガルトゥーウが吹き飛ばされ、無数の電流を走らせて、爆発四散した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『ブリュンヒルド』

POW   :    バイ・スタンダーⅠ
【大型突撃槍】で触れた敵に、【噴出する熾火の放射】による内部破壊ダメージを与える。
SPD   :    オール・フォー・ワン
霊力を帯びた【大型突撃槍】で斬る。対象にこの斬撃を防ぐ装備や能力があれば、全て無効化し、更に威力を増大する。
WIZ   :    乾為天
【ブリュンヒルド】を操縦中、自身と[ブリュンヒルド]は地形からの激突ダメージを受けず、攻撃時に敵のあらゆる防護を無視する。

イラスト:落葉

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ナイアルテ・ブーゾヴァです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



●黒幕
「やれやれ、この程度か。……まあ、いい。十分に時間は稼げた。お前達も、だいぶ弱っているようだしな」
 ブリュンヒルドのパイロットが猟兵達を見下しながら、フンと鼻を鳴らした。
「この事件の黒幕……って事かな? 見た感じ、機体の制御は出来ているようだけど……」
 赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)がキャバリアに乗ったまま、警戒した様子で間合いを取った。
「当たり前だ。これを仕組んだのは、この私だからな」
 ブリュンヒルドのパイロットが禍々しいオーラを漂わせ、大型突撃槍を構えて突っ込んできた。
 次の瞬間、熾火が噴出され、緋色のキャバリアを包んだ。
「……だろうね。別に驚く事ではなかったけど……」
 緋色が火炎耐性で耐えながら、【ROCKET DIVE!】でロケット噴射しながら、14700km/hで飛翔し、装備重量×スピードに比例した激突ダメージを与えた。
「だったら、これから嫌と言うほど、驚く事になると思うぞ」
 ブリュンヒルドのパイロットが不気味な笑い声を響かせながら、大型突撃槍で突きを繰り出し、再び熾火を噴出した。
「だからと言って、わざわざ炎で攻撃してくるなんて……単純ね」
 仇死原・アンナ(処刑人、地獄の炎の花嫁、焔の騎士・f09978)がキャバリアに乗ったままオーラ防御を展開し、鉄壁の守りで熾火を防いだ。
「そんな強がりを言っている場合ではないぞ」
 ブリュンヒルドのパイロットが残像を繰り出しながら、再び大型突撃槍を構えて突っ込んできた。
「……出でよ、地獄の兵士共! 武器を構え……進めッ!!!」
 アンナが【地獄の百鬼隊(デビル・センチュリオン)】を発動させ、武装した地獄の悪魔兵士154体召喚した。
 地獄の悪魔兵士達は獄炎属性の戦闘能力を持っており、ブリュンヒルドのまわりを囲んで容赦なく焼いた。
「なるほど、お前も炎を使うのか!」
 そう言ってブリュンヒルドのパイロットが、荒々しく息を吐き捨てた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃、灼熱の束縛に加えて
自分たちが押し切られそうになったらオーバーヒートバッシュ
🔴の数が多い場合はバーニングリベンジャーだ

攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター
こいつがボスか…
みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

影朧などの場合は説得もしたい


冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。

あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。

戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!


日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です

戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります

普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)

性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります

ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


荒谷・つかさ(サポート)
前提として、必要であれば他の猟兵やNPCとも積極的に連携します。
シナリオの失敗に繋がるような行為や、例え成功のためでも公序良俗に反する行いはしません。

基本的に極まった「怪力」を武器に、体一つで行動します。
必要であれば武器も使いますが、基本は素手(拳)です。
戦闘狂かつ脳筋で、強敵との正面からの殴り合いを好みます。
非戦闘時も力仕事や力ずくでの問題解決を得意とします。人助けには協力的です。
涼しい顔で非常識的な筋力を行使し、それを当然で驚くことは無いというように振る舞うタイプです。

ユーベルコードの指定はありません。「成功」できるようであればどれを使用しても大丈夫です。不使用でのリプレイも歓迎です。


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。



●怒涛のラッシュ
「炎だったら、ボクも使うよ。せっかくだから、燃え比べてみる?」
 そんな中、百地・モユル(ももも・f03218)がキャバリアに搭乗し、ブリュンヒルドの前に陣取った。
「やれるものなら、やってみろ。ただし、私を焼き尽くすのは、不可能だがな!」
 ブリュンヒルドのパイロットがフンと鼻を鳴らし、禍々しいオーラを展開した。
「だったら、黒焦げになっても、文句を言わないでね」
 モユルがリミッターを解除して限界突破し、炎の属性攻撃を仕掛けて、ブリュンヒルドを焼却しようとした。
「文句なんて……言う……ものかァァァァ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが雄叫びを響かせ、火炎耐性で何とか耐えた。
「だからと言って、ここで油断したら、火傷どころじゃ済まないぜ!」
 モユルが【灼熱の束縛(ヒートディテイン)】で両掌から灼熱の炎を放ち、高熱によってブリュンヒルドの動きを一時的に封じ込めた。
「……畜生っ! 私ではなく、機体の方が……」
 ブリュンヒルドのパイロットが、悔しそうにギチギチと歯を鳴らした。
 どうやら、高熱で動力部に影響が出てしまったらしく、まったく動かす事が出来なくなった。
「いまのうちに、貴重品を回収しちゃいますねぇ~」
 そのドサクサに紛れて、冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が、ブリュンヒルドの予備パーツを回収しようとした。
「ま、待て! それは私のモノだ! こんな事もあろうかと、用意しておいたモノだァァァァァァァァ!」
 その事に気づいたブリュンヒルドのパイロットが、雄叫びを響かせながら、誘導弾を乱れ撃った。
「わわ、いきなり攻撃してきたら、貴重な予備パーツが爆発四散しちゃいますよぉ~」
 卯月が涙目になりながら、【ライオンライド】で自身の身長の2倍の黄金のライオン】を召喚し、それに飛び乗って脱兎の如く逃げ出した。
 それと同時に、先程まで卯月がいた場所に誘導弾が着弾し、大爆発を起こして大量の破片が飛び散った。
「き、貴重な予備パーツがああああああああああ!」
 それを目の当たりにしたブリュンヒルドのパイロットが、ガラクタの山と化した予備パーツに駆け寄った。
「……自分で壊しておいて、それはないだろ」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が呆れた様子で、ブリュンヒルドに生暖かい視線を送った。
「いや、お前達が来なければ、こんな事にはならなかった! 全部、お前達が……悪い!」
 ブリュンヒルドのパイロットが怒り狂った様子で、再び誘導弾を乱れ撃った。
「何をそんなにイライラしているのか分からないけど、八つ当たりをされて倒されるほど、アタシ等は弱くないよっ!」
 多喜がキャバリアに登場してオーラ防御を展開し、【超感覚網(テレパシー・ブロードリンク)】で、全身を媒介にして味方をテレパスのネットワークで覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた害意の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加させ、連続攻撃を繰り出した。
「うぐ、ぐぐぐっ! なんだ、この攻撃は……!」
 ブリュンヒルドのパイロットが禍々しいオーラを前面に展開して、ダメージを軽減させた。
「さすがに予想外だったか、オレ達の強さは……! だが、これで終わったと思ったら、大間違いだぜ!」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)がキャバリアに乗ったまま、オーラ防御を展開しながら、捨て身の貫通撃を仕掛け、ブリュンヒルドの破損部分をえぐって、生命力を吸収した。
「そんな事……、分かっている! だが、この程度で勝ったと思うなよっ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが捨て身の覚悟で、ブリュンヒルドを操り、零距離射撃でキャバリアの右肩を撃ち抜いた。
「さすが黒幕を名乗るだけはあるな!」
 アトシュがオーラ防御で身を守りながら、カウンターを繰り出し、【創世改竄術・万物融解式(フェイト・アルプトラオム)】で呪いの棘を放ち、物質組成を改竄して腐敗しやすい状態にした。
「ん、んん、ブリュンヒルドのボディが……」
 ブリュンヒルドのパイロットが違和感を覚え、警戒した様子で後退した。
 だが、腐食は徐々に広がっており、関節部分から耳障りな音が響いてきた。
「そのまま放っておくと、取り返しがつかない事になるにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、心配した様子でブリュンヒルドのパイロットに声を掛けた。
「そんな事……、分かっている! ……仕方ない。わずかに残ったパーツで何とかするか……」
 ブリュンヒルドのパイロットが辺りに散らばったガラクタを拾い上げ、腐食した部分のパーツと交換した。
 それは単なる応急処置でしかなかったが、このまま何もしないよりマシだった。
「そんな小細工で、何とかなるものではないにゃ!」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、【プログラムド・ジェノサイド】で、予め脳にプログラムしていた連続攻撃を発動させ、ブリュンヒルドを追い詰めた。
「……ならば、私も本気を出そう」
 ブリュンヒルドのパイロットが雄叫びを響かせ、邪魔になったパーツをパージし、リミッターを解除する事で限界を突破した。
 そのため、ブリュンヒルドのボディから、禍々しいオーラが漂っており、近寄り難い雰囲気が漂った。
「それじゃ いらなくなった そざいを かいしゅう しておくね」
 そのドサクサに紛れて、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)がキャバリアに乗って、辺りに散らばったパーツを回収していった。
「ちょっと待て! それは、別に、いらなくなったモノではない。あ、後で回収しようと思っていたものだから、返してくれ!」
 ブリュンヒルドのパイロットがハッとした表情を浮かべ、ネッドの後を追いかけた。
「……えっ? もらったら だめなもの なの? でも すててあった ものだよ?」
 ネッドが【こだわりのお水(オーポターブル・スペシャリテ)で、おいしいみずを飲み、優しい爽気で包み、24時間の自動回復能力と、炎耐性を得て脱兎の如く逃げ出した。
「……逃げても無駄だっ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが衝撃波で範囲攻撃を仕掛け、ネッドを弾き飛ばして転ばせようとした。
「逃げる敵に、追い打ちを掛けるなんて、ちょっと格好悪いな? そんなに戦いたいのなら、私が相手をしてやろう」
 その間に、日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)がキャバリアに乗り込み、ブリュンヒルドに空中戦を仕掛けた。
「ハハハハハッ、イイ度胸をしているじゃないか! だったら、遠慮なくいくぞ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが、彼方のキャバリアに空中戦を仕掛け、残像を繰り出しながら、大型突撃槍で串刺しにしようとした。
「ああ、遠慮なく掛かってこい! 私相手に手加減する必要なんてないからなっ!」
 すぐさま、彼方が残像を繰り出し、自分の身がわりにしながら、【日下流格闘術(クサカリュウカクトウジュツ)】で、立体機動を活かした近接戦闘術を仕掛け、ブリュンヒルドを爆撃した。
「やるじゃないか! だが、私には勝てん!」
 ブリュンヒルドのパイロットが、禍々しいオーラを展開し、自分の身を守りながら、熾火を噴出させた。
「それでも、私達が力を合わせれば、例え相手が誰であっても、負ける事はありません……!」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が火炎耐性と激痛耐性で耐えつつ、オーラ防御と結界術で身を守り、カウンターを仕掛けて、破魔の力を宿した誘導弾を発射した。
「……調子に乗るな! ザコがいくら束になっても、勝ち目はない!」
 ブリュンヒルドのパイロットが、禍々しいオーラを展開して、誘導弾のダメージを軽減した後、ダッシュで間合いを詰めて、大型突撃槍でシホのキャバリアを貫いた。
「それは、どうでしょうね。実際に、私達は誰ひとりとして倒れていませんよ」
 シホが【犠聖】犠牲を伴う主の恩寵(ギセイ・サクリファイスノタイカ)で、彼方の負傷と状態異常を自身に移す事で対象を全回復させた上、攻撃力、防御力、治癒力、状態異常力、スピードを高める聖痕の加護を宿し超強化した。
 それに合わせて、彼方が残像を繰り出し、近距離から誘導弾をブチ当てた。
「確かに……、思ったよりも、やるな。だが、それだけだ!」
 ブリュンヒルドのパイロットがフンと鼻で笑いながら、大型突撃槍で鋭い突きを繰り出した。
「それだけの事で片付ける内容ではないと思うけど……」
 荒谷・つかさ(逸鬼闘閃・f02032)が呆れた様子で溜息を漏らしながら、傷つく事も恐れずキャバリアに乗って、ブリュンヒルドに突っ込んでいった。
「クカカカッ! わつざわざ突っ込んでくるなら手間が省ける……! このまま串刺しにしてやるっ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが高笑いを響かせながら、大型突撃槍でつかさのキャバリアを貫いた。
 次の瞬間、つかさがキャバリアから飛び降り、【荒谷流剣術・真伝『零』(インフィニティ)】で自らの肉体を大幅に強化し、大悪魔斬【暁】を氷属性に変異させ、大幅に強化した後、ブリュンヒルドを斬りつけた。
「うぐ……、関節部が凍りついて、動かねぇ! こ、このままでは……!」
 ブリュンヒルドのパイロットが口汚い言葉を吐き捨てながら、大型突撃槍をギュッと握り締めた。
 それと同時に、つかさのキャバリアが爆発四散し、大量の破片が飛び散った。
 その爆発の巻き添えを喰らって、ブリュンヒルドが膝をついた。
「ひょっとして、お前……リア充だな? いや、余計な事は言わなくていい。ニオイで分かる。お前には、リア充のニオイがプンプンするからなっ! リア充は敵だ! 汚物は消毒だああああああああああああ!」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)がキャバリアに乗ったまま、火炎放射器でブリュンヒルドを攻撃した。
「だから、どうした! リア充で何が悪い! むしろ、非モテこそ、罪! 存在自体が、犯罪だ! それでも、自分が正しいというのであれば、実力で証明してみろ!」
 ブリュンヒルドのパイロットが雄叫びを響かせ、炎属性の誘導弾を猟兵達めがけて乱れ撃った。
「これだからリア充はツメが甘いって言われるんだ。恥ずかしいと思わないのか? 性欲の権化と化した事で、実力が下がりまくっている事を……! それじゃ、覚悟はいいな。? ……返事は聞いていないから、答える必要はない。汚物は消毒だああああああああああああああああああ!」
 静武が【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りから炎を生み出し、ブリュンヒルドの全身に包んだ。
「お、お前……、ぎゃああああああああああ!」
 次の瞬間、ブリュンヒルドのパイロットが悲鳴を響かせ、炎に包まれながら弾け飛んだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 集団戦 『アマランサス』

POW   :    BSビームライフル・RSダブルバズーカ
【ビームライフル】か【ダブルバズーカ】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    BXビームソード
【ビームソード】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    一般兵用リミッター解除
【一般兵用の操縦系リミッターを解除する】事で【本来のエース専用高性能クロムキャバリア】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。

イラスト:御崎ゆずるは

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから10年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの

右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…

依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり

戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい

振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ

大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ

UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね

後はマスター様にお任せするわ
宜しくね



●反乱軍の残党
「お前達さえいなければ……こんな事にならなかったのに!」
 反乱軍の兵士達がアマランサスに搭乗し、土煙を上げて猟兵達に襲い掛かってきた。
 こうなってしまうと、反乱軍も後がない。
 怒りの矛先を猟兵達に向け、半ばヤケになりつつ、BXビームソードを振り回した。
「それは誤解ですわ。そもそも、オブリビオンマシンに乗っている時点で、こうなる事は決まっていたのですから……」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)がキャバリアに乗ったまま、激痛耐性で衝撃を吸収し、殺戮刃物で斬り返した。
「そんなモノは、お前達が流したデマだ!」
 それに合わせて、反乱軍の兵士達がアマランサスを巧みに操り、BXビームソードで殺戮刃物を弾き返した。
「それこそ、誤解ですわ」
 ピンチンが【九死殺戮刃】で瞳を輝かせ、殺戮刃物の攻撃回数を9倍にした後、アマランサスをザクザクと斬りつけた。
「デマなモノか! 実際に、俺達は操られていない!」
 反乱軍の兵士が躊躇う事なく、キッパリと言い放った。
 実際に、アマランサスは思い通りに動いているらしく、勝手に動き出す事はないようだ。
「今まで何を見ていたの? 目の前で仲間達が操られていたのに……。それでも、私達が嘘をついているって言いたいの?」
 藤堂・こずゑ(一閃・f23510)がキャバリアを操り、ビームソードで斬りかかった。
「実際、そうだろ! キャバリアが暴走したのも、お前達が原因だしな。そろそろ理解したか? いまさら言い訳をしたところで無意味って事なんだよォ! お前達には、俺達から、すべてを奪った責任を取ってもらう……!」
 反乱軍の兵士が殺気立った様子でオーラを展開し、連続コンボを繰り出した。
「つまり、戦うしかないって事ね」
 こずゑが深い溜息を漏らしながら、【乱れ葛(ミダレツヅラ)】を発動させ、秘石眼で10秒間見た後、超高速連続攻撃を繰り出した。
「ああ、その通りだ! 死にたくなかったら、全力で戦え!」
 そう言って反乱軍の兵士が、不気味な笑い声を響かせた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シキ・ラジル(サポート)
あーあー、てすてす、マイクテスト…OK?

アタシはシキ・ラジル!
戦闘に救助、呼ばれたらなんでもがんばるよ!あっでも頭使うのは苦手だからごめんね!

戦い方
基本はWIZ型
サウンドウェポンを持って「パフォーマンス」しながら「衝撃波」「薙ぎ払い」で敵をぶっ飛ばしちゃう!
皆でボスに立ち向かう時は「鼓舞」と「援護射撃」でサポートするねっ

敵が多い時、人手が欲しいなら【アミィズ・マーチ】でミニシキちゃんたちがお手伝いするよ!「時間稼ぎ」に「一斉射撃」ちっちゃいけど数はいるからね!

性格傾向
やかましいくらいにハイテンションな音楽大好きっ子
キマフュ民なので楽しいことはなんでも首を突っ込む

☆アドリブ連携OK!


白百合・リア(サポート)
旅行してる気分で様々世界を気ままにぶらりしながらついでに依頼もこなしてる元能力者で現魔女な妖狐

魔女っぽく荘厳に振る舞っているが、気を抜いたりびっくりしたりしたらすぐに素の口調に戻る。

基本的に人がいいので命や心を大事に行動し相手の心に寄り添おうとする、例えそれが敵であっても(倒すときはしっかりと倒す)

魔女として色んな物を召喚したりグレートモーラットのすたーと鴉の雅と共に協力したり戦う
極偶に元詠唱兵器でちょうちん妖怪・百合桜雲の灯篭(愛称:ゆさぐも)もカタコトで助言だったり冷やかしだったりして手伝う
自分だけでいい&すたーと雅が危険と判断したら自分だけ戦う。

共闘OK
過剰なエログロNG


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


夜城・さくら(サポート)
キャバリアでの戦闘をメインに。
『オーバーフレーム換装』では、装甲を犠牲に攻撃力か射程を上げて仲間を援護するように攻撃します。【スナイパー】技能使用。
手数が必要な時は『無限射撃地獄』です。敵がビット攻撃してきた際には相殺するように展開することも。

キャバリア以外では、『ギタギタ血まみれの外科手術』で仲間の治癒と戦闘力増強に励みます。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
笑顔でノコギリを振るいます。大丈夫怖くない怖くない。


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター

みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


荒谷・つかさ(サポート)
前提として、必要であれば他の猟兵やNPCとも積極的に連携します。
シナリオの失敗に繋がるような行為や、例え成功のためでも公序良俗に反する行いはしません。

基本的に極まった「怪力」を武器に、体一つで行動します。
必要であれば武器も使いますが、基本は素手(拳)です。
戦闘狂かつ脳筋で、強敵との正面からの殴り合いを好みます。
非戦闘時も力仕事や力ずくでの問題解決を得意とします。人助けには協力的です。
涼しい顔で非常識的な筋力を行使し、それを当然で驚くことは無いというように振る舞うタイプです。

ユーベルコードの指定はありません。「成功」できるようであればどれを使用しても大丈夫です。不使用でのリプレイも歓迎です。


仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!

お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ

口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ

よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね

アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー

UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください

その他、細かい部分はMS様にお任せします


グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


ゾンビーヌ・ロッテンローズ(サポート)
デッドマンのコミックマスター×自由農夫、18歳の女です
普段の口調は「女性的(わたくし、~様、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、心を許したら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です

ゾンビとして蘇った文字通りの『腐』女子
男性が好きですが恋愛対象でなく、妄想のネタとして男同士でくっつけることを好みます
口調は作っているもので、本性は内気な陰キャです

ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。

あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。

戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。



●最後の聖戦
「あーあー、てすてす。何やら、ただならぬ空気になっていますけど、抵抗するのであれば容赦はしないよ?」
 そんな中、シキ・ラジル(揺蕩う雷歌・f11241)がキャバリアに搭乗し、【Electシリーズδ】(シンセサイザー型サウンドウェポン)を起動させ、桃色と紫色の稲妻型の光を舞い上がらせた。
「何度も同じ事を言わせるなっ! こうなった以上、生きるか、死ぬか、だ! 俺達に情けを掛けるより、自分の心配をしやがれ!」
 反乱軍の兵士が殺気だった様子で、誘導弾を発射した。
「何だか、ヤケになっちゃっているけど、痛い目に遭うだけだよ?」
 シキが【トランス・フォルツァ(トランス・フォルツァ)】で【Electシリーズδ】に高性能スピーカーを搭載し、破壊力が増した衝撃波を放ち、誘導弾を薙ぎ払った。
「そんな事……、覚悟の上だああああああああああ!」
 反乱軍の兵士が雄叫びを響かせ、アマランサスで体当たりを仕掛けた。
 どうやら、ここで死ぬつもりらしく、心に迷いがないようだ。
「……覚悟の上か」
 白百合・リア(白百合よ桜よ吹雪け咲き乱れよ・f37508)がキャバリアに乗ったまま、複雑な気持ちになった。
 出来る事なら、命を奪いたくないものの、状況的に考えて、それは困難な事だった。
 反乱軍の兵士達も、死ぬ事こそ誉なりと言わんばかりに、覚悟を決めているため、いついかなる状況で命を落としても、おかしくなかった。
「……分かったら、お前達も命を懸けろ!」
 反乱軍の兵士が禍々しいオーラを展開し、再び誘導弾を乱れ撃った。
「ああ、そうだな」
 リアがオーラ防御を展開し、ブレス攻撃を仕掛け、誘導弾を爆破した後、【桜と百合の花癒し(サクラヨユリヨサキミダレフブケ)】で、辺りに百合と桜を生やし、桜吹雪を放ってアマランサスを攻撃した。
「うぐ……ぐぐぐっ! うおおおおおおおお!」
 反乱軍の兵士が雄叫びを響かせ、禍々しいオーラを前面に展開した。
 そうする事で、ボディに食らうダメージを軽減し、致命傷を避けて何とか耐えた。
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が落ち着いた様子で、アクアブループラチナⅡ(白と青のサイキックキャバリア)に乗り込んだ。
「いくら数を増やしたところで、すべて無駄だ! 例え、俺達は数十……いや、数万の敵であっても怯む事はないからなっ!」
 反乱軍の兵士がアマランサスを操り、RSダブルバズーカから誘導弾を発射した。
「随分と強気だな……。だが、無駄だ……」
 アスが別のアマランサスを盾にして誘導弾を防ぎつつ、【サイコキネシス】で見えないサイキックエナジーを放ち、アマランサスにブチ当てた。
「うぐ……ぐぐぐっ! ま、負けねぇ! 負ける訳にはいかねぇんだ!」
 反乱軍の兵士が歯をグッと食いしばり、自分自身に気合を入れた。
「何故、そこまでして、戦う……。例え、勝つ事が出来たとしても、そこに何が残る……?」
 アスがアクアブループラチナⅡを操りながら、反乱軍の兵士達に問いかけた。
「お前に答える義務はない! その価値も、な!」
 反乱軍の兵士が荒々しく息を吐きながら、再び誘導弾を乱れ撃った。
「何も、そこまでして戦う事はないと思うのですが……」
 夜城・さくら(不思議ちゃんの量産型キャバリア・f30006)が量産型キャバリアAZに乗って、アマランサスに空中戦を仕掛け、レーザー射撃をして、動力部分を破壊し、行動不能にした。
「ふ、ふざけやがって! 例え、動けなくなっても……うわあああああああああああああああああ!」
 次の瞬間、反乱軍の兵士が雄叫びを響かせ、機体もろとも自爆した。
「よくも、やったな!」
 それを目の当たりにした反乱軍の兵士達が、仲間の仇討ちをするため、一斉に突っ込んできた。
「……」
 さくらが複雑な気持ちになりつつ、【無限射程地獄(オールレンジヘル)】を発動させ、脳波コントロールによって、ダズルビットを遠隔操作し、アマランサスを撃破していった。
 それでも、反乱軍の兵士達は、まったく怯んでおらず、機体が大破するまで攻撃を繰り出した。
「こんな事をして、何の意味が……と思ってしまいマスね」
 試作機・庚(盾いらず・f30104)がK-7L:Cross The Line(オブリビオンマシン)を操り、リミッターを解除した後、充填したエネルギー弾を発射し、アマランサスを撃ち落とした。
「……意味はあるっ! ただ、お前達に語る必要がないだけだっ! いいから黙れ! 黙って死ねぇぇぇぇぇ!」
 反乱軍の兵士がアマランサスに乗ったまま、K-7L:Cross The Lineに体当たりを仕掛け、部位破壊をする事でエネルギーを吸収した。
「そう言う訳にはいかないのデス」
 それと同時に、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、特殊な電波を発生する事で、周囲にいたアマランサスの動力源を停止させた。
 その影響を受けたアマランサスがフラフラと地上に落下し、土煙を上げて動かなくなった。
 それでも、猟兵達と戦おうとしていた反乱軍の兵士がいたものの、マシンガンを乱射したところで、K-7L:Cross The Lineには傷ひとつつける事が出来なかった。
「無駄な抵抗は止めなさい。これ以上、暴れても、痛い目を見るだけよ。まあ、そう言われても、暴れているのだから、警告しても無駄かも知れないけど……一応ね」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)がキャバリアに乗り込み、アマランサスの機体に毒を流し込んだ。
「そんな攻撃……効く訳が……ん、んん? 何故だ! 機体が思うように……動かねぇ!」
 その違和感に気づいた反乱軍の兵士が、ギチギチと歯を鳴らした。
 だが、どんなに足掻いても、アマランサスが再び動く事はなかった。
「……無駄よ。今回のために調合した特別製だから……」
 そんな中、バジルが【謎を喰らう触手の群れ】で疑問の感情を与え、紫の触手のかたまりを召喚して絡みつかせ、謎を喰らう触手を飛ばした。
「な、何故だ! 納得できない。こんな事……あり得る訳が……」
 それでも、反乱軍の兵士達がバジルの言葉を否定したものの、謎を喰らう触手に襲われ大人しくなった。
「それが、あり得るんだよ、残念だけど……」
 百地・モユル(ももも・f03218)がキャバリアに乗って、アマランサスにグラップルを仕掛け、容赦なく地面に叩きつけた。
「うるさい、黙れ! 黙りやがれ!」
 反乱軍の兵士が苛立ちを隠せない様子で、アマランサスを操り、ダブルバズーカから砲弾を発射した。
「何をそんなに苛立っているんだ? ……隙だらけだぞ」
 すぐさま、モユルがリミッターを解除し、砲弾を薙ぎ払って爆破し、火炎激痛耐性で身を守った。
「そいつはフェイクだ! 喰らえぇぇぇぇぇぇ!」
 次の瞬間、反乱軍の兵士がアマランサスで体当たりを仕掛け、咄嗟の捨て身の一撃で、キャバリアの損傷部分をえぐり取った。
「……隙だらけって言ったはずだよ」
 その攻撃を喰らっても、モユルはまったく怯まず、【ヴァリアブル・ウェポン】で内蔵兵器を発射し、アマランサスを焼却した。
「うぐ……ぐ……、このままじゃ、勝てねぇ……。おい、お前等、リミッターを解除しろ!」
 反乱軍の兵士が覚悟を決めた様子でリミッターを解除し、限界突破する事で禍々しいオーラを身に纏った。
 それに合わせて、まわりにいた反乱軍の兵士達もリミッターを解除し、猟兵達に鋭い殺気を放った。
「いい加減にしてくれるかな? 僕らは、なるべく穏便に済ませたいんだよ。これ以上、誰の命も奪いたくないからね」
 筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)がキャバリアに乗ったまま残像を繰り出し、アマランサスが振り回すビームソードを避けていった。
「いつまで、そんな奇麗事を言ってやがる! 抵抗しなきゃ、死ぬ事になるぞ!」
 反乱軍の兵士がアマランサスを操り、ビームソードを振り下ろした。
「……分かっているよ、そんな事。だから考えているんだ。なるべく、犠牲を減らして勝つ方法をね」
 トオルが【オルタナティブ・ダブル】を発動させ、キャバリアに乗ったもうひとりの自分と一緒に、アマランサスを殴り飛ばし、機能を停止させていった。
「奇麗事を……言いやがって! お前だけは……お前達だけは、倒さねえと気が済まねぇ……!」
 反乱軍の兵士が悔しそうに表情を浮かべ、アマランサスから飛び出した。
 だが、アマランサスは、動かない。
 完全に機能を停止させ、ピクリとも動かなかった。
「……とにかく、目の前の敵を止めないとね」
 荒谷・つかさ(逸鬼闘閃・f02032)がキャバリアに乗って、力任せにアマランサスを殴り飛ばした。
「……言ってくれるじゃねえか。俺達をザコ扱いしやがって!」
 反乱軍の兵士がアマランサスを操り、死角を回り込むようにして、BSビームライフルで狙い撃った。
「そこまで言うつもりはないけど、私達を倒すつもりなら、もっと頑張らないと……。それじゃ、致命傷を与える事は出来ないから……」
 それでも、つかさは躊躇う事無くキャバリアを操って、アマランサスに体当たりを仕掛け、力任せに殴ってじめんにめり込ませた。
「ふざけやがって! こうなったら、お前もろとも自爆してやる!」
 反乱軍の兵士が半ばヤケになりつつ、キャバリアを巻き込むようにして自爆した。
「悪いけど、それは無理よ」
 即座に、つかさが【不撓不屈(ネバー・ギブアップ)】を発動させ、何とか致命傷を避けるようにして、キャバリアを動かした。
「本当に美しくないわね。どうして、自爆ばかりするの?」
 仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)がキャバリアに乗ったまま、呆れた様子で溜息を漏らした。
「お前達は本当に何も分かってねえな! 華々しく散る事……、それ以上に美しいモンなんてねぇだろ!」
 反乱軍の兵士がムッとした様子で、キッパリと言い放った。
「本当に分かっていないのは、そっちよ。自爆したら、バラバラよ。性別も分からない程、バラバラになっちゃうんだから……!」
 衣吹がゲンナリとした様子で、どれだけ肉体にダメージを受けるのか、事細かに説明し始めた。
「……って、怖ぇ事、言うなよ! そんな訳ねえだろ!」
 その言葉を聞いて動揺した反乱軍の兵士が、自爆する事を躊躇った。
「じゃあ、試してみる?」
 衣吹がクスッと笑って【影も形も(ツヴァイ・クラールハイト)】で透明化した後、騙し討ちを仕掛けて、咄嗟の一撃を繰り出し、アマランサスを凍結させた。
 幸い、爆発はしなかったものの、恐怖で反乱軍の兵士が気絶しているようである。
「どうやら、命拾いしたようにゃね。でも、安心するのは、まだ早いにゃあああ!」
 それと同時に、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がキャバリアに乗ったまま、バトルアックスを振り下ろした。
「……って、ヤル気満々のヤツがいるじゃねえか! 怖ぇよ、ガチで!」
 反乱軍の兵士が涙目になりながら、悲鳴を上げてシールドを構えた。
 だが、アイクルの攻撃は凄まじく、あっという間にシールドがボロボロになった。
「死ぬ気で戦うんじゃなかったのかにゃ? お望み通り、地獄に送ってやるにゃあああああああああああああああああああああ!」
 アイクルが【超びったんびったん(チョウビッタンビッタン)】を発動させ、グラップル+ぶん回し+怪力の技能レベルを1470に変更し、何度もアマランサスを叩きつけた。
「お、おい、お前っ! 本当に! 死ぬから……! やめ、やめ、やめてくれ!」
 そのたび、反乱軍の兵士が悲鳴を上げたものの、アイクルは心を鬼にして、アマランサスの機能を停止させた。
「やはり、命が惜しいようですね。何も怖がることはありません。降伏するのであれば、これ以上傷つけたりしないので」
 杉崎・まなみ(貴方を癒す・f00136)がキャバリアに乗ったまま、反乱軍の兵士達に幸福のチャンスを与えた。
「それが信用できねーって言っているんだよォ! どうせ、俺達を捕まえた後、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせるんだろ?」
 反乱軍の兵士が警戒心をあらわにしながら、エース専用高性能クロムキャバリアに変身する事で、スピードと反応速度が爆発的に増大させた後、キャバリアに体当たりを繰り出した。
「そ、それは……誤解です! 何度言ったら、分かってもらえるんですか?」
 まなみがオーラ防御を展開し、激痛耐性で衝撃に耐えながら、エネルギーを充填し、【聖なる矢(ホーリーアロー)】で破魔の力を宿した魔法の矢(光属性)を雨の如く降らせた。
「何度言っても分からねぇよ。お前達は信用できねーからなっ!」
 反乱軍の兵士が荒々しく息を吐き捨て、アマランサスを動かそうとした。
 しかし、動力部を魔法の矢に貫かれ、動く事が出来なかった。
「いい加減に目を覚ましたら、どうだい。みんな虫の息じゃないか」
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)がキャバリアに乗ったまま、呆れた様子で溜息を洩らした。
「うるさい、黙れ! 俺達の希望を奪った、お前達を許せるわけねえだろ!」
 反乱軍の兵士が自らの迷いを断ち切るようにして、RSダブルバズーカを放って、グレナディンのキャバリアを破壊しようとした。
「そうかい、そうかい。……なら容赦はしないよ」
 グレナディンが第六感を駆使して、キャバリアを巧みに操り、【フルバースト・マキシマム】で全武装の一斉発射を放ち、アマランサスを破壊していった。
「ち、畜生っ! なんで勝てねえんだ! 俺達も……マシンも……性能が悪いって訳じゃねえのに……!」
 反乱軍の兵士達が信じられない様子で、ブルブルと拳を震わせた。
 頭の中で『あれが間違っていたのか』、『それとも、あれか』と考えているものの、まったく答えが出なかった。
「いや、答えは出ているだろうが! それを認めたくないだろ、お前達が! それでも、納得できないって言うんだったら、アタシを捕まえてみな!」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が宇宙カブJD-1725に乗って、アマランサス達の間を擦り抜け、鋭いツッコミを入れた。
「寝言は寝てから言えって言われなかったか? そんなの、楽勝じゃねえか!」
 反乱軍の兵士達がゲスな笑みを浮かべ、ビームライフルで多喜を狙い撃った。
「だから、そういうところなんだって! 自分の方がデカイ奴に乗っているからって油断しただろ?」
 多喜が地形を利用し、悪路走行しながら、窮地の閃きで、咄嗟の一撃を放ち、アマランサスをハッキングして、同士討ちをさせた。
「ま、まさか、今の一瞬でハッキングをしやがったのか!?」
 反乱軍の兵士がハッとした表情を浮かべ、アマランサスの暴走を止めようとした。
 その気持ちに反して、アマランサスは関節部分ばかりを狙い、動作不能になって動きを止めた。
「ま、そういう訳だ」
 次の瞬間、多喜が【道説く陽光(テンモウカイカイソニシテモラサズ)】で、反乱軍の兵士が犯した悪行に対する当を得た糾弾を放ち、心に生じた小さな罪悪感から棘を生やしてダメージを与えた。
「さあ、覚悟は、よろしくて?」
 ゾンビーヌ・ロッテンローズ(元カルト組織「リビング・デッド魔導会」の腐薔薇姫・f40316)がキャバリアに乗り込み、斬撃波でアマランサスの損傷個所をえぐり、生命力を吸収した。
「いい加減、そっちが覚悟しろ! 俺達は死ぬ事なんて、怖くねぇ。他の奴らは知らねえが、俺は本気だ! うおおおおおおおおおおおおお!」
 反乱軍の兵士が雄叫びを響かせ、RSダブルバズーカを乱射した。
「別に、あなたを疑っている訳ではありませんわ。強い者が生き、弱い者が死ぬ、ただそれだけですもの。まあ、わたくしはゾンビなのですが……」
 それに合わせて、ゾンビーヌがキャバリアのリミッターを解除し、マシン改造を施した上で、【引き裂く薔薇棘(ローズスラッシュ)】で、鋭く鞭を振るい、茨の棘でアマランサスを切断した。
「う、嘘だろ、この俺が……俺様がああああああああ!」
 反乱軍の兵士が声を震わせ、アマランサスと運命を共にして爆死した。
「さ、最悪だ。俺達の希望が……夢が……すべて今ので消し飛んだ。……と言うか、お前! そんなところで、何をしていやがる!」
 そんな中、反乱軍の兵士が冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)を睨みつけ、BXビームソードで斬りかかった。
「あ、わたしぃの事は気にしないでください……って訳にもいかないようですねぇ~」
 卯月が涙目になりつつ、キャバリアに乗って脱兎の如く逃げ出した。
 どうやら、戦いのドサクサに紛れて、使えそうなモノを集めていたようだが、反乱軍の兵士達に見つかって、酷い目に遭っているらしい。
 だが、このまま逃げ続ける事は、間違いなく自殺行為。
 それが分かっているため、反撃する機会を窺いつつ、逃げ回っていた。
「はあはあ、ようやく追いついたぞ。とうとう、俺一人になってしまったが、お前だけは……倒す!」
 反乱軍の兵士が、お決まりのセリフを吐きながら、アマランサスで突っ込んできた。
「実は、この時を待っていたんですよぉ~。それじゃ、覚悟してくださいねぇ~。いっきますよぉ~」
 次の瞬間、卯月が【フルムーンブレイク】で偽物の満月を創造し、それを上空に浮かべることで、獣の手足を狂月化させ、鋭い爪で連続攻撃を繰り出した。
「し、しまった! 前に出過ぎた。もう少しで倒せるはず……だったのに……ぐわあああああああ!」
 それと同時に、反乱軍の兵士が悲鳴を響かせ、アマランサスもろとも爆散した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年06月20日


挿絵イラスト