【サポート優先】蟹たべたい
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
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「蟹食べたくない??」
何だい藪から棒に。
吉川・清志郎(星巡りの旅人・f37193)は猟兵達の間に流れるそんな空気感を意にも介さず続けた。
「アックス&ウィザーズの冒険者の宿、兼酒場にね、モンスター退治の依頼が出たんだよ。で、例によって実はそのモンスターはオブリビオンだったのだよ、な流れなんだけどさ」
な、なんだってー(棒)。
「そいつすっごい食いしん坊でね、出現地域の生態系を絶賛破壊中なんだよね。だから、食べ物で誘き寄せるのがいいんじゃないかなって思ってさ、調べたらね、蟹!!」
蟹。
「でっっっっっかい蟹がね、オブリビオンの棲家の近くの海にいるんだよ! 体長はギリ1m行かないくらいかな……冒険者達の間でも『クラブランス』って呼ばれて有名みたいでね」
ランス……となると、鋏を槍のようにして攻撃してくる、ということだろうか。
「いんや? 鋏で上手いこと槍を持ってるってだけだよ」
思った以上にそのまんまだった。
「リーチが長い分、小回りは利かなそうだから懐に潜り込んじゃうのがいいかなー」
さて、蟹を確保した後であるが。
甲羅を上手く剥がし、身を曝して置いておけば、罠に仕掛けられた餌へと引き寄せられる哀れな獲物の如く討伐対象のモンスター、もといオブリビオンが群れをなしてやって来ると言う。
「オブリビオン……とらうおさんはね、水陸両用の、虎と魚のキメラ? ハイブリッド? みたいな感じなんだ。海に引きずり込まれると厄介かもよ。油断しないで頑張ってきてね」
そうして清志郎が転送を開始しようとした直後、あ、と何やら思い出したように。
「蟹、脚の部分だったらこっそり茹でて食べても大丈夫じゃないかな! 甘くて身が引き締まって美味しいらしいよ!」
やめろテロるな。
絵琥れあ
お世話になっております、絵琥れあと申します。
ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします。
(但し通常参加はタイミングによっては流れる可能性があります。同章受付中の再送は歓迎です)
流れと詳細は以下の通りになります。
第1章:冒険『二つ名持ちの蟹を捕まえよう!』
第2章:集団戦『とらうおさん』
第1章では、誰が呼んだか『クラブランス』、その鋏で器用に槍を扱う巨大蟹を無力化し、確保していただきます。
御多分に漏れず横移動しか出来ません(稀にジャンプはします)が、見た目の割に意外と俊敏です。ご注意ください。
因みに胴体はオブリビオンへの餌に使うので食べられませんが、脚を茹でて食べることは可能です。
第1章では、蟹肉と蟹味噌に釣られて姿を現した『とらうおさん』の群れを掃討していただきます!
近くには蟹のいた海もありますので、POW対抗の方は引きずり込まれないように注意しましょう。
因みに敢えて脚を食べずにここで気を逸らす為に使うのもアリです。とらうおさんが食べに来ます。
サポート優先シナリオのため、調子と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
第1章 冒険
『二つ名持ちの蟹を捕まえよう!』
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POW : 特性を見極め、肉体や気合で捕獲する
SPD : 特性を見極め、速さや技量で捕獲する
WIZ : 特性を見極め、魔法や知識で捕獲する
イラスト:ミムミリ
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
冴島・類(サポート)
手が要りそうな勤めがあって
僕にできそうなことなら
何処へなりと、駆けますとも
冒険時戦闘時問わず
潜入や目立った行動控える状況以外、相棒瓜江と連携し行動
(潜入必要時は彼は荷に格納)
義や情を重んじ
基本的に人の味方なので
保護する対象や一般人いる場合
避難誘導や保護優先
冒険時は、六感活かしての探索や
根気強い聞き込みなど中心に動きます
なるべく不信感抱かれぬよう
柔和に、落ち着いた言動を意識
知識欲も強いので
調査系は没頭しがち
戦闘時は刀に破魔の力降して
薙ぎ払い中心に戦いますが
得意なのは戦況を見ての応変な対応
可能な限り、共に戦う猟兵さん達に協力的且つ利があるようにと
逆に、力押しの強力な一撃で破壊するようなことは不得手
冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。
あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。
戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。
鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です。よろしく
学生時代の経験から、大概の状況は冷静に対応できます
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用
シルバーレイン世界の技術レベル程度ならハイテク機器も扱えますが
それ以上だとキャバリアの制御AI『E.N.M.A』に頼ります
例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
あとえっちなのは絶対にNG
なお、コメディ色が強い等のネタ依頼の場合は
「これ、真面目にやると負けなのでは……?」と考え
姉の『鈴乃宮・光華』の演技で語尾を「にゃ」にする等全体的にきゃる~ん☆とした言動に変わります
響納・リズ(サポート)
「皆様のお役に立てるよう、頑張りますわね」
移動時には、急ぐ要素があれば、サモン・アーティアを使って移動します。
洞窟など罠が予想される場所では、慎重に進み、万が一、けが人が出た場合は、回復UCにてすぐに癒します。
調査の際は、タロットを使っての失せもの探しや、礼儀作法を使っての交渉。聞き耳等を駆使して、情報を得ようとします。
交渉時は相手の機嫌を損ねないよう気遣いながら、気持ちよく話してくれるように進めます。
共同で進む際は、足手まといにならないよう、相手を補佐する形で参加したいと思います。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです。
●
「……蟹、ですね」
「……蟹ですわね」
「……蟹ですねえ」
「……蟹ですねぇ〜」
口調は違えど、集まった猟兵達は一様にそう言った。
だって他に感想がない。これ以外に何を言えと?
強いて言うならサイズが世間一般的に人々が想像する食用蟹の大きさを遥かに超えている――と言っても全長1m程度なので、猟兵からしてみれば然程規格外でもないのだが――ことと、その両手ならぬ両鋏にそれぞれ槍を構えているところか。いや普通に気持ち悪いな?
絵面だけなら気の抜ける相手ではあるが、向こうは縄張りを荒らされたとでも思っているのか殺気立って荒ぶり横移動しながら槍をヒュンヒュンやっているし、冒険者に出された依頼(オブリビオンを添えて)でもある。やるべきことはやってしまおう。
というわけで開戦……なのだが、蟹は前方を槍でカバーしてこそいるものの、近づいてくる様子はない。横歩きだし。
「槍をどうにかして、正面からどうにかしたいところですね」
冴島・類(公孫樹・f13398)の言葉に頷く一同。
一応、背後も隙だらけではあるのだけれど、甲羅がある以上はオブリビオンでないとは言え過信は出来ない。
「私とアーティアで、右の槍を引きつけますわ。左の槍はどなたかお願いいたします」
「解りました。それでは、左は私が何とかしましょう。――|起動《イグニッション》、彼の力を以て世界を駆け抜ける――」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)がグリフォンのアーティアに乗り、上空へとひらり優雅に翔け上がる。
鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)も起動を済ませ、詠唱を開始した。万全の臨戦態勢だ。
「可愛いアーティア、お願いしますわね。怪我にはくれぐれも気をつけて」
首元を撫でて声を掛けると、アーティアは任せてと言わんばかりにひとつ啼いて。リズの意のまま、嘴や爪での牽制攻撃を交えながら、蟹が振るう槍を躱していく。
蟹がリズとアーティアに気を取られている内に、黒燐蟲による黒い爆風を伴って、影華が目にも留まらぬ速さで接敵する!
「退け退けぇ、お姉ちゃんのお通りにゃーッ!!」
……さっきまでとキャラが違うような……と、類とリズは思ったが、恐らくツッコむのは野暮なのだろうと、緩く頭を振ってその思いを脳内から追い出した。
そんな影華はお留守になった左手ならぬ左鋏へと、渾身のハイキックを放つ! ……いや、近接武器あるにはあるんですけど、この状況で『ご友人』と彼女に関わる県の話を持ち出すのも野暮かと思って。
ともあれ見事、カランと音を立てて、左の槍が落ちた。
「ぶちく〜ん、たれちゃあん」
そんな中、冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)がファミリアである兎のぶちくんとたれちゃんを探せば、二羽は砂浜で捕まえてご覧なさいあははうふふ的なことをやっていた(遊んでいるだけ)。それを呼び戻して杵へと変わって貰う。
時を同じくして、ならばと言わんばかりに蟹が影華へと反撃の鋏による殴打を繰り出そうとしたが、戦況を見極めていた類がそれを見逃す筈もない。
「焼き蟹になってしまうかも知れませんが……運びましょう、送る火を」
秋色を絡めた枯れ尾花。その刃が白く輝き、黄金を宿した破魔の炎は赫々と、蟹の全身を包んで。
それは炎を伴った旋風であった。赫と金の風が蟹の身をリズと影華から引き離し、巨大に構わず類の元へと運ぶ。
だが、彼の前には杵を構えた卯月が待ち構えていた。
「最後の仕上げ、行きますよぉ〜!」
卯月が大きく杵を振りかぶる。予備動作の大きいその動きは見切られやすいという難点があるが、風によって敵が思うように動けずにいる今なら!
迫りくる蟹の腹を、防御する間も与えず打ち抜いた。
衝撃が蟹の中身に伝わったのだろう、蟹は大きくびくりと痙攣し、勢いのまま仰向けにどうと倒れたのだった。
●
その後、猟兵達は蟹退治、もっと言えばこの後のオブリビオン退治のお零れに預かる形で蟹の脚の一部をいただいていた。
しっかりと身は酒場から借りた大鍋で茹でてあるし、オブリビオン用の『餌』はちゃんと確保して、少し離れた位置に仕掛けてある。
「……美味しいですね」
元に戻った(?)影華が釈然としないような顔で呟いた。これがさっきまで戦ってたトンチキな敵か。
「運動によって身も引き締まっていたんでしょうね。一部だけでも食べ応えがあります」
「これ全部食べてたら、オブリビオン退治の時に動けなくなりそうですしぃ〜、この量で丁度いいかもですねぇ〜」
類と卯月は素直に茹で蟹を楽しんでいた。ほわほわと花のようなオーラが見える気がする。和み。
平素ならそこにリズも混ざっていそうではあったが。
「……皆様、どうやら来たようです」
上品にフォークで身を取り出しながら蟹を味わっていた彼女は、そう静かに告げて手を止める。
ばしゃばしゃと、海の方から騒がしい音が聞こえてきた。
成功
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第2章 集団戦
『とらうおさん』
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POW : お魚食べたい
【魚の力がメインの水中モード】に変形し、自身の【陸上での移動速度】を代償に、自身の【水中での移動速度】を強化する。
SPD : お肉食べたい
【お腹を空かせる】事で【虎の力がメインの陸上モード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ : いただきます
【噛みつき】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
イラスト:塒ひぷの
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
バルタン・ノーヴェ
全員リクエストによる、各シナリオへの救援プレイングです。
長らく滞っていたり人手が足りてない時など、ご自由にご利用ください。
台詞のアレンジ、行動のアドリブ、他猟兵との連携歓迎。自作PBWも採用歓迎です。
ユーベルコードも指定外の、公開中から適当なものを使用してもらって構いません。
HAHAHA!
グリモア猟兵殿の要請に応じて参上デース!
お困りのようデスネー? ドントウォーリー! ワタシが手伝いマスヨー!
アタック、ディフェンス、他の方への支援! おまかせくだサーイ!
白兵戦、射撃戦、集団戦もボス戦もオーライ!
冒険の踏破や日常への奉仕活動も得意であります!
臨機応変に対処可能デース、よろしくお願いしマース!
キノ・コバルトリュフ
キノキノ、火力が足りないんだって?
だったら、焼き舞茸はいかが?
キノ!バルくんどんどん焼いていくよ!!
トリュフ!バルくん、いい焼き加減だね。
キノも奉納の舞いを頑張っちゃうよ!
マツタケ!!おいしく焼けたかな?
●
「かにだー」
「ごはんだー」
「よこせー」
ばしゃばしゃと海を泳いでくるとらうおさん集団。
遠目と水飛沫で見えにくいけど、蟹の匂いを敏感に察知したのか涎がじゅるりしている様子。きちゃない。
「来ましたネー! デスが蟹パの邪魔はさせまセーン! 蟹味噌美味しいデスシネ!」
メイドであり、料理も高水準でこなすバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)らしい発言である(※蟹味噌のくだり)。
というわけで早速戦闘開始!
「骸式兵装展開、朱の番! この津波を乗り切れるか、勝負デース!」
ファルシオンソードの一振りで、炎とも見紛う赤い大津波がとらうおさん集団へと押し寄せる。
だが、とらうおさんは余裕の表情(なのかどうかは殆ど違いが見られないので実際のところはどうなのか解らないが)を見せた。
「ふふーん」
「さかなのおよぎなめるなよー」
そう、今のとらうおさんは水中特化モードなのだ。陸上移動を犠牲にして得たその力で、強引に津波を突破するつもりだろう。
勝ちを確信したとらうおさんが、津波へと飛び込んだ瞬間。
「あっ?」
「あれれー?」
「やるきでなーい」
ダメージを受けた様子はないが、でろーんと無抵抗で流されていくとらうおさん集団。
「狙い通りデース!」
そう、この津波自体にダメージはない。その代わり、触れただけで対象のやる気(殺る気なども含む)を低下させてしまうのだ。
水相手なら楽勝、と無警戒に飛び込んだとらうおさんは、見事にバルタンの術中にハマったのである。
そこにすかさず、キノ・コバルトリュフ(|キノコつむり《🍄🍄🍄🍄🍄》の星霊術士・f39074)が追撃。
「キノキノ、蟹さんはあげられないけど、焼き舞茸ならいっぱいあるよ! ねっバルくん、どんどん焼いていこうねー」
キノの合図でとらうおさんの周囲をくるくると回る星霊バルカンのバルくん。黒い円が見えるほどの速度を上げて駆ける姿の中央から、ごうと創世記の炎が火柱となって立ち昇った。
くるくるとそれに合わせて舞いながら、キノは舞茸を火柱の中へ投入していく。これで最終的には絶妙な焼き加減となるのだから、実は結構凄いことをキノはやってのけているのかも知れない。
「トリュフ、たくさん焼くからね、遠慮なく食べてね」
「あつーい」
「もぐもぐ」
炎に巻かれてびちびちしながらも、しっかりちゃっかり焼き舞茸はいただくとらうおさん集団。
これにより、初手からかなりの数のとらうおさんを減らすことに成功したのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アネモネ・クロウダート(サポート)
ダンピールの魔剣士×処刑人、16歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、敵には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
クロト・ラトキエ(サポート)
基本、戦闘中は無口。
静かに、密やかに、確実に…
鋼糸やワイヤーを張り巡らせ、陸空構わず足場とし、武器として、
他に、毒にナイフ…と多彩な暗器で敵を討つ。
物心ついた時から戦場に在り、
仮令、相手が誰であっても、如何なる強者や数だろうと、
ふわり、いつも通りの微笑みを絶やさない、生粋の戦場傭兵。
かわいい小動物から猛獣まで、生き物には避けられがち。
かなしみ。
常に周囲を視。
敵の動きや特性を見切り、回避や攻撃へと繋げる、
距離・範囲拘らずの攻撃orサポートタイプ。
温かな癖に、凍れる感情。
特に色仕掛けは効かない。
状況に合わせ、動きやUCはご自由に。
物語にとって良い様に、上手いことサポートさせて頂ければ幸いです。
●
「虎と、魚の要素を兼ね備えたオブリビオン……ですか。あれが……」
とらうおさんの集団を前に、アネモネ・クロウダート(ダンピールの魔剣士・f42627)は真顔で首を傾げていた。
魚の尻尾に後脚についた水かき。それ以外は虎の要素が強そうだが、それにしては何と言うか、フォルムが緩い……と言うか。
何かと謎の多い相手ではあるが、まあオブリビオンなんてそんなものかとアネモネは思い直した。
「かにー」
「かにたべたいー」
「かにくわせろー」
……やはり何と言うか気が抜けるが、敵は敵だ。アネモネは己の名を冠する妖刀を抜き放つと、静かに構えた。
と、邪魔者であるアネモネを排除しようと駆けてくるとらうおさんのスピードが、爆発的に上がった。
(「意外と速い……」)
何とか迫り来る爪を蒼い刀身で受け切ったが、速度と体重を乗せた一撃で腕に軽く痺れが走る。戦闘には支障なさそうだが、まともに喰らえば確かなダメージが入りそうだ。油断は出来ない。
と、そこへするりと素早く割り込むように、ひとつの影が近づいてくる。
新手かと一瞬アネモネは思ったが、すぐに思い直した。猟兵だ。味方だ。
「ひえ」
そして先程まで攻勢に出ていたとらうおさんの集団は、その猟兵――クロト・ラトキエ(TTX・f00472)の姿を見て、くるりと踵を返して猛ダッシュで逃げ出した。
「………………はあ」
またか、とクロトは思った。
普段、戦場での口数は寡黙と言っていいほど少ない彼だが、何かと動物に避けられがちというかなしみを背負っている。それゆえか、つい溜息をひとつ零してしまった。
纏う雰囲気と浮かべる微笑みは穏やかで柔らかく、それこそ戦場にいるとは思えない空気の持ち主だが、やはり戦場傭兵として数多の死線を潜り抜けてきた猛者であり強者、刺激してはいけない相手であると、本能的にと言うか野生の勘とでも言うのだろうか、動物達にはそう思われているのだろうか。それとも単に目が笑ってないよこの兄ちゃん、的なアレだろうか。真相は定かではない。
だが、少なくとも今は逃がすわけには行かない!
細く柔らかく、それでいて靭やかな銀色を虚空へ走らせれば、陽光を受けて別の彩がちかりと一瞬、その上を走った。
そして、その鋼糸に絡め取られたとらうおさんの集団は。
「ぎにゃー」
「しびれるうううううう」
「やーらーれーたー」
糸に絡められた雷電の魔力により、痺れて動けなくなる。
そこへ、蒼がひとつ閃く。牡丹一華の花弁の如く、切っ先から生まれる彩が舞う。
「三枚おろしにしてあげます、……とでも言えばいいんでしょうか」
真顔で真面目にそんなことを言ってのけたアネモネ。
そしてその蒼は、とらうおさんへの散華となったのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
リィンティア・アシャンティ(サポート)
「数は多いですが……負けないのです。守るためにがんばるのです」
妖精ルノを連れた、礼儀正しくほわほわな雰囲気の妖精騎士
穏やかながらエンドブレイカーとして戦っていたので
助けるために武器を持ち、ルノと一緒に勇敢に戦います
栗鼠がいることも。団栗投げます
自分の世界と似ているところ違うところ様々な文明があるけれど
助けなくてはいけないものがあるから大切に思い
自分ができることを精一杯に
諦めることなく戦います
複数の敵に一度にダメージを与えるよう範囲攻撃を試みたり
周囲の人達を補助するよう行動したり
UCや武器はその時に一番有効そうなものをどれでも使用します
アドリブや連携は歓迎
迷惑行為、公序良俗に反する行動はNGです
●
「あと少し……みたいですね。頑張りましょうねルノ、栗鼠さん!」
駆けつけたリィンティア・アシャンティ(眠る光の歌声・f39564)が、傍らを飛ぶ妖精と肩に乗った栗鼠に声をかける。
彼女の言う通り、とらうおさんの集団は残り少ない。そろそろ片をつけたいところだ。
「? 栗鼠さん、任せて欲しいのですか?」
何やらふんすとやる気十分な様子の栗鼠。
「では、栗鼠さんにお願いしますね。無茶は駄目なのですよ」
リィンティアからGOサインが出れば、任されたと言わんばかりにひとつ跳ねて、それからリィンティアの頭の上へと移動し。
取り出したるはツヤツヤの綺麗な、しかし硬そうな団栗。
ぢゅーっと怒ったように鳴いて、それをぽいぽいととらうおさんへと連続投擲!
「わーっ」
「いたーい」
「やだー」
ビシバシと団栗アタックを喰らうとらうおさん集団。なお痛い痛い言いながらも団栗をばりばり食べている個体もいる。食への執念が強い。
だが、それも長くは続かず。ルノも投擲の邪魔にならないように加勢し、攻撃を続けていけば。
「ばたんきゅー」
遂に、最後の一体が倒れた。
「ふう、終わりましたね。お疲れ様なのです」
ルノと栗鼠を労うリィンティア。そんな彼女や、ここまで戦ってきた猟兵達にも、蟹食組からお誘いがかかり……皆で蟹を味わってから帰路に着いたのだった。
成功
🔵🔵🔴