バトル・オブ・オリンピア③〜アスリートへ炊き出しを
「さて、戦争もそろそろプロレス・フォーミュラの元へ赴けそうだな」
そう言って振袖代わりの蒼い浴衣を着ているグリモア猟兵にしてエンドブレイカーのブリュンヒルデ・ブラウアメル(蒼翼羽剣ブラウグラムの元首『剣帝』・f38903)は割烹着を着てお握りを握っていく。
「今回は『バトル・オブ・オリンピア』において我らをサポートしてくれているアスリート達へ炊き出しをする為『めちゃひなたキャンプ場』で炊き出しを作ってくれないだろうか?」
今回オブリビオン・フォーミュラ……もといベースボール・フォーミュラ『Mr.ホームラン』が率いるダークリーガーのフォーミュラ『新生フィールド・オブ・ナイン』が勃発させた『バトル・オブ・オリンピア』にて、アスリート達は猟兵達を支援している。
いわば今回は文字通り世界規模のスポーツフェスティバル……そのサポートとなると、アスリート達であっても消耗するだろう。
「そこで我らが炊き出しを作り、アスリート達へ提供すればより円滑にサポートが回る。サポートが回ればプロレス・フォーミュラを始めとした『新生フィールド・オブ・ナイン』との戦いも順調に進むだろう」
おにぎり、卵焼き、ウィンナー等を始めとした夜食に、豚汁にスタミナの付く豚キムチ等。
或いは異世界のエナジードリンクなど兎に角『アスリート達の疲労を吹き飛ばせる様な美味な料理』を作ってもらうのが今回の戦場における任務だ。
「では、上手く炊き出しを作ってくれ。我はこのお握りをアスリート達に提供しに行く。そちらも頑張れよ」
黒代朝希
この世界が登場したライブでうえさまが言っていた事、心で理解しつつある……
良いよね、こういった世界。
プレイングボーナス……スゴいキャンプ飯を作って披露する。
に加えて、
プレイングボーナス……疲労回復に効く炊き出しを作る。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 日常
『キャンプ飯コンテスト』
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POW : 豪快なキャンプ飯を披露する
SPD : お手軽なキャンプ飯を披露する
WIZ : かわいいキャンプ飯を披露する
イラスト:真夜中二時過ぎ
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
レプリカ・レグナント
ふふ、キャンプ飯とな?ならばオレ様が精のつく最高の王女流キャンプ飯を作って食わせてやろう!
今こそ集い従え、我が亡国の軍勢よ
ようしお前達よ、これよりアスリート達に疲労回復キャンプ飯を作る
分担して食材の調理を行うぞ
鍋で肉を煮込んでそこに野菜を投入だ、そして疲労回復の薬草を鶏ガラの出汁に混ぜる、これは疲労に良く効く、なんせオレが王女時代に疲労を取る為よく食していたからな!
これからも競技が続く以上酒は良くないな、ならば上質なブドウで糖質たっぷりのブドウジュースを作るとしよう
競技前のエネルギー補給には最適で鍋にも合う甘さだ
傾国でも料理は大体オレが担当だからなぁ、今度ルイナあたりに料理を教えてみるか?
「ふふ、キャンプ飯とな?――ならばオレ様が精のつく最高の王女流キャンプ飯……それを作って食わせてやろう!」
レプリカ・レグナント(傾国参謀・f32620)はそう言って日当たりの良い場所でユーベルコード『|亡国の王女の軍勢《レプリカレギオンズ》』を発動。
130体の亡国の軍勢を呼び出し、支持を出して調理を進めていく。
「ようしお前達よ、これよりアスリート達に疲労回復キャンプ飯を作る――分担して食材の調理を行うぞ」
的確な指示の元、王女の名の下に亡国の軍勢は鍋に食材を運んでいく。
手始めに鍋で肉を煮込んでそこに野菜を投入。
次に疲労回復の薬草を鶏ガラの出汁に混ぜていく――
「これは疲労に良く効く……なんせオレが王女時代に疲労を取る為よく食していたからな!」
そんな風にレプリカが述べると同時、亡国の軍勢は上質なブドウを王女の前に差し出す。
「後、これからも競技が続く以上酒は良くないな……なら、上質で豊富なブドウ糖を摂取した方が良いだろう」
葡萄を専用の器具を使って絞り、そのまま果実ジュースに仕上げていくレプリカ。
競技前のエネルギー補給には最適であり、また鶏ガラ出汁と薬草で煮込んだ鍋にも似合う上品な甘さが特徴的だ。
「傾国でも料理は大体オレが担当だからなぁ、今度ルイナあたりに料理を教えてみるか?」
そう言いながらレプリカは、現在自身が所属している猟兵組織――『旅団』における自身の役割とそのメンバーの事を思いながら、アスリート達に提供する為の鍋とブドウジュースを揃えていくのであった――
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
疲労回復…スタミナ……ビビンバでも作る?
食材や調味料の持ち込みは大丈夫だよね
ごま油と鶏がらスープの素を混ぜておいて(A)
人参とニラを切る
ホットプレートを中火で熱して
人参、ニラ、もやしを分けて入れたらAを回しかけて
蓋をして蒸し焼きにする
3分くらいで箸を使って混ざらないようにそれぞれ炒め
別々の器に取り出しておく
今度は牛の薄切り肉を炒めて、焼き肉のタレで味付け、取り出す
ホットプレートにご飯を広げたら
これまでの工程で作ったものとキムチを順に乗せて
仕上げに卵黄を乗せたら完成
例えばキムチはあんまり…な人はそこを避けて取るとか出来るし
ご飯さえ沢山炊ければ量産も簡単だから
お代わりも自由だよ
さぁ、召し上がれ
「疲労回復……スタミナ……ビビンバでも作る? 食材や調味料の持ち込みは大丈夫だよね」
そう言いながら栗花落・澪(泡沫の花・f03165)はごま油と鶏がらスープの素を混ぜておいた通称『A』をまずは作り、次に人参とニラを切っていく。
「そこでホットプレートを中火で熱していく……と」
人参、ニラ、もやしを分けて入れた後、を『A』回しかけて蓋をする事で蒸し焼きに。
そのまま3分立った後、箸を使って混ざらないようにそれぞれ炒めて別々の器に取り出しておく澪。
「今度は牛の薄切り肉を炒め、焼き肉のタレで味付けて……取り出します」
最後にホットプレートの上にご飯を広げ、これまでの工程で作ったものとキムチを順に乗せていき、仕上げに卵黄を乗せたら……澪はアスリートの一人に出来上がった料理を差し出す。
――スタミナの付く澪特性の特上ビビンバの完成である。
「例えばキムチはあんまり……な人はそこを避けて取るとか出来るし、ご飯さえ沢山炊ければ量産も簡単だから、お代わりも自由だよ」
続けて他のアスリートの為にビビンバを作り上げていく澪。
出来る限りアスリート達の趣味嗜好に応えられる仕上がりになったビビンバは、スポーツによって疲れた肉体へと沁みていく。
「お肉もそうだけど、野菜のミネラル等も体が欲しているのかな?」
アスリート達が自身の作ったビビンバを美味しそうに平らげる様子を見て、澪も笑みがこぼれる。
「さぁ、召し上がれ――沢山あるからね」
天使の如き微笑を浮かべながら、澪はまた一人のアスリートにビビンバを振る舞うのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
ふむふむ、つまり精のつく炊き出しを行えばいいのね。
飯盒ですっぽん雑炊。
まむしドリンク。
|森で狩ってきたものでジビエ料理《サバイバル》。
と、精のつく料理を色々と用意しましょ♪
で、愛の力は無限大❤の効果を発揮するために|分身《多重詠唱人造生命の創造》を複数こさえて、”あーん❤”とか”口移し”とかetc.etc.で”なかよし”しながら食べせてあげてエネルギー充填させてあげるわ♪
愛の言葉を囁いてあげれば|疲労なんて余裕でふきとぶわよ《欲望開放》❤
おっと、元気になりすぎた?それなら私の食事も兼ねてちょっと|スッキリ《”なかよし”》しましょ♪
「ふむふむ、つまり精のつく炊き出しを行えばいいのね……なら、飯盒ですっぽん雑炊ね」
続いて懐からまむしドリンクを取り出したアリス・セカンドカラー(|不可思議な腐敗の|混沌魔術師《ケイオト》艶魔少女・f05202)は、森の中で仕留めたジビエ料理を以て、精の付く料理をアスリート達に振る舞っていく。
仕留めた猪は、猪鍋の他に肝を練り込んだ肉餡で作ったミートローフを作ったのだ。
「レバーは疲労回復……鉄分にビタミンBを接種出来るからね。他にもレバニラ定食なども作ったわよ」
因みにビタミンBの中でもビタミンB1は炭水化物を分解する事でエネルギーを生み出し、それを糧にして疲労回復を齎すのだ。
「勿論、他のまむしドリンクやすっぽん雑炊なんかも疲労回復にはとても良く効くわよ」
すっぽん雑炊を小皿に分けていき、更にまむしドリンクだけでなくコーラなどの糖分の含んだソフトドリンクを並べていくアリス。
更にユーベルコード『|愛の力は無限大❤《アイノチカラㇵムテキ》』を発動し、卓越した世界最強の多重詠唱により分身体を作り出したアリスはアスリート達に所謂『あーん』をして食べさせていく。
「愛とは精神の止揚、理性の極致。そこに禁忌など存在はしないわ❤」
そう言いながら、アリスは目をハートにしてアスリート達にスタミナ料理を振る舞っていくのであった――
大成功
🔵🔵🔵
真宮・響
ああ、今回の戦争はアスリート達も全力でオリンピアで支援に走り回ってる。ご苦労様だね。まあ、アタシ達もオリンピアに参加してる訳だが、全力でスポーツするのはとても疲れる。頑張っているアスリートの為に美味しい炊き出しを作ろう。
まず作るのは豚肉とニラを炒めたものを豪快に丼にしたものだ!!それに豚汁も作る!!スタミナが付くキャンプ飯だ!!良く食べる夫と娘がいるからね、大量に作るのは慣れたものだ!!支援してくれるアスリート達に少しでも恩返ししたくてね。さあ沢山食べてくれ!!
フェリチェ・リーリエ
ようは精のつく勝負メシ作ればいいんだべ?だったらあれしかねえ!
まずは目にも止まらぬ速さでキャベツを千切り!
これでもかというほどに(リア充どもへの恨みも込めて)、叩いて柔らかくした豚ヒレ肉をサクサクの衣で包んで揚げて、からし入りの特製ソースを塗ったカツをたっぷりのキャベツとともにパンに挟めばボリューム満点のカツサンドの完成!
15年…いやもう17年くらい前?の大魔女との決戦の時、自分達のコピーと戦わされてさー、そん時におらコピーに勝つ!の願掛けでコーヒーとカツサンド持ってっただよ。
だからコーヒーとカツサンド…いや今回戦うのはダーク化選手だっけか、じゃあダークに勝つでダークチョコとカツサンドだべな!
「ああ、今回の戦争はアスリート達も全力でオリンピアで支援に走り回ってる……ご苦労様だね」
「ようは精のつく勝負メシ作ればいいんだべ?――だったらあれしかねえ!」
真宮・響(赫灼の炎・f00434)とフェリチェ・リーリエ(嫉妬戦士さんじゅうはっさい・f39205)はそう言って、キャンプ場にてアスリートへの炊き出しを作っていく。
響は豚肉とニラを炒めたものを豪快に丼にしたものと豚汁を、フェリチェは目にも止まらぬ速さでキャベツを千切りにしていく。
「アタシ達もオリンピアに参加してる訳だが、全力でスポーツするのはとても疲れる……頑張っているアスリートの為に美味しい炊き出しを作ろうじゃないか」
「続いて、豚ヒレ肉を……リア充共への恨みを込めて、これでもかという程に、叩く!」
晴れ晴れとした顔を見せながら豚ニラ丼定食を作る響と、リア充への憎悪を煮え滾らせながら豚ヒレ肉を叩きのめしていくフェリチェ。
続いてフェリチェは柔らかくした豚ヒレ肉をサクサクの衣で包み、揚げていく。
「最後にからし入りの特製ソースを塗ったカツを……たっぷりのキャベツとともにパンに挟めば、ボリューム満点のカツサンドの完成!」
「おお、見事なものじゃないか」
フェリチェの美味しそうなカツサンドを見て感嘆の声を漏らす響。
彼女もまた、豚ニラ丼定食を完成させた所だ。
「スタミナが付くキャンプ飯だ!!――良く食べる夫と娘がいるからね、大量に作るのは慣れたものだ!!」
そうして、アスリート達の前に豚を使ったスタミナの付く炊き出しが提供される。
美味しそうな見た目と香りを前に、アスリート達は一気に豚ニラ丼定食とカツサンドを満足そうに平らげていく。
「支援してくれるアスリート達に少しでも恩返ししたくてね……さあ沢山食べてくれ」
その様子に、響は満足そうな笑みを浮かべる。
一方で、フェリチェは飲み物が注がれたマグカップを手にカツサンドを食べている。
「……15年……いやもう17年くらい前?の大魔女との決戦の時に、自分達のコピーと戦わされてさー……そん時におらコピーに勝つ!の願掛けでコーヒーとカツサンド持ってっただよ」
「ああ成程、あのエンドテイカーの能力の前には気概を十分に滾らせることは大事だね」
かつてのエンドブレイカーの全てを決める大魔女『スリーピングビューティー』との戦いにて、フェリチェは願掛けとして所持していたカツサンドを、この『バトル・オブ・オリンピア』でも持ち運んだ。
「……二度、勝っちまっただな……あの女の思惑通りには、ならない位には……」
「何処の世界も、このアスリートアースと同じくらい優しさが、最後には勝つものさ」
「……なら、今回戦うのはダーク化選手だっけか――じゃあダークに勝つでダークチョコとカツサンドだべな!」
そう言って、響にもほっとダークチョコが注がれたマグカップを用意し、キャンプに花を咲かせるフェリチェであった。
大成功
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