バンブーシュートに終焉を
#クロムキャバリア
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●マシュルムvsバンブーシュート
大型人型兵器キャバリアが戦場の花形となりどれだけの戦いがこの世界で繰り広げられたのだろうか?
硝煙とイオンの焼ける臭いが漂う弾幕の応酬は国土のほぼ全てを焦土と化しても終わりを迎えないものなのだろうか?
クロムキャバリアにおいて国家間の小競り合いというものは永遠に続くであろうと思われるほどに何処かしこで起こる日常そのもの。
ほぼ互角であったはずの|マシュルム《キノコ》王国と|バンブーシュート《タケノコ》共和国の両者がほんの少しのボタンの掛け違いを元に破滅的決戦に陥ったのはこの夏のことだった。。
キャバリアの融合炉製造に必要なレアアースが出るアルフォート鉱山を挟み対立していた両国が開戦しすでに数年。
釣り合っていたかに見えた天秤はつい先日、マァム高原の会戦でのほぼ一方的な決着でその均衡は一気に|マシュルム《キノコ》王国へと傾いた。
ドリルによる吶喊を得意とする重キャバリア部隊を展開したバンブーショット共和国軍がマシュルム軍を半包囲を完了するというタイミングで突如として液状化した地面に足を取られ行動不能に陥るバンブーシュート主力軍。
事前に戦場に埋め込まれた液状化装置が一斉に起動し戦場をただの狩場へと変貌させるという奇策にまんまと嵌ってしまったというわけだ。
そこに集中砲火が加えられ壊滅的被害を受けてしまい散り散りに逃げ出していきここにほぼ戦いの趨勢は決定付けられてしまった。
もはや戦う力が残されていないバンブーシュート軍に反撃の手立てはないのだろう……そう思われマシュルム軍は敵国の首都へと進軍を開始したのだが今になって手痛い打撃を受けてしまい進軍は停止することになった。
バンブーシュート軍の残党が何処からか手に入れたキャバリア『アダタラ』を手に入れ神出鬼没のゲリラ戦を展開してきたからだ。
すでに前衛部隊に大きな打撃を受け鈍る進軍、だがここにいる誰も……それこそバンブーシュート軍のパイロットさえも知らない事実がある。
この出所不明のキャバリアが全てオブリビオンマシンに感染してしまっているということを。
そしていつしかパイロットの自我さえも奪い去り傀儡に仕立て上げてしまうであろう抜避けれぬ破滅の未来を。
●グリモアベース
「よーっし|タケノコ《バンブー》死すべし慈悲はなぁい……こほん、失礼しました」
とてもとてもわざとらしくグリモア猟兵の村雨・ベルは咳払いし食べていたチョコレート菓子を隠して一同を出迎えた。
目がキョロキョロ泳いだ後ようやく話を始めるもキレが悪い。
何か思うところでもあるのだろうか?
「ええと、クロムキャバリアで戦争が起こっているわけなんですがもう決着はつきそうなんですよ。ですがもはや敗戦しかありえない側の軍が何処からかキャバリアの提供を受けゲリラ活動を始めちゃったようなんですよね」
ベルはそういうと鉱山を挟み対立する両国の地図を見せ敗北側のバンブーシュート共和国へと街道に赤ペンで丸をつけた。
どうやらそこが今回の戦場となるのかいくつも×をつけるあたり被害は甚大といったところか。
「ここに展開しているゲリラなんですが、これらは全てオブリビオンマシンでしてこのまま放置するわけにはいかないんですよ」
ベルが言うのは今ここに配属されているのはまだ第一陣であり、もうすぐ大量に周辺国家よりの支援という形で追加配備の予定があるらしくそれだけは阻止しなければならないといけないらしい。
それを放置すればこれらの国家はオブリビオンマシンに支配され傀儡国家がまた増えてしまうという未来が待ち受けているらしい。
そんなことをさせてはならないとベルがテーブルに手を突きピンと敵キャバリアの模型を弾き飛ばす。
「というわけでまずはゲリラの隠れ家を発見し、それから一機残らず撃破しちゃってください。武器弾薬を大量に持っているらしくありったけを叩き込んでくると思いますので注意は忘れないでくださいね」
そう簡単にはいかないだろう、けれどそれでもやらねばならないと一同を見渡し軽く一礼する。
このゲリラ部隊さえ叩けばもはや敗戦を受け入れ戦いは集結するはずなので、この一戦が正念場になるであろうことは間違いない。
もはや必要なのは言葉ではなく戦場への道標、ベルはグリモアの転送の輝きを増大させにっこり笑顔で皆を見送るつもりのようだ。
目的は簡単、|バンブーシュート《タケノコ》軍を完膚なきまで叩きのめせということだろう……なんか私情が混じってるように見える人はきっと心が汚れてますよ?
轟天
クロムキャバリアでドンパチ派手にやっちゃいましょう。
第1章ではゲリラ達の隠れ家を探し出してみてください。
第2章はキャバリア部隊との決戦となります。
第3章は戦勝国が行うであろう戦争犯罪を抑止するべく講和会議へと出席してみてください。
キャバリアが無いときはレンタルで貸してもらえますので、そちらのご利用をお勧めしています。
国名に私情混じってないかって?
いやだなぁ、そんなわけ……。
第1章 冒険
『国境を越えて潜入せよ!』
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POW : 強引に国境を突破する
SPD : 警備の薄い場所から潜入する
WIZ : 商人や傭兵に化けて入国する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
何となく『江戸の敵を長崎で討つ』という言葉が浮かびましたが。
参りましょうかぁ。
まずは王国に話を通して間違って攻撃されない様手配、使うか不明ですがキャバリアをレンタルし『FTS』に収納しまして。
『FAS』を展開し『殲禍炎剣』の降らない高度で飛行、発見後すぐに駆け付けられる様備えますぅ。
そして【饒僕】を発動、沢山の『小鳥』や『小動物』の姿をした『女神の僕』を召喚、該当エリア一帯に飛ばし、アジトの位置の[情報収集]をお願いしますねぇ。
害のない野生動物の姿なら、然程警戒されずに捜索出来るでしょう。
後は、途中迎撃されない様『FLS』の空間歪曲障壁を展開して目的地に向かいますねぇ。
●
アルフォート鉱山近くを低空飛行しながら夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は周囲を見渡しバンブーシュート残党の隠れ家を探そうと駆けまわっていた。
本来であればすでに決着がついているである両者に介入するオブリビオンマシンの魔の手はきっとすぐそこまできているに違いない。
だがまぁそれはそうとしてるこるはこの地の名称などを色々思い浮かべながらちょっと遠い目をしてしまう。
なんというかネーミング的に違う物が想像できるというか何というか……。
(|江戸の敵を長崎で討つ《とっても場違い》ような状況ですよねぇ……)
まあ考えすぎるのはそこまでにして着地すると手を合わせ静かに祈りを捧げ始める。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、女神の僕達よ、私の元へ」
るこるの祈りに応えて小動物たちが一斉に周囲の探索を始め後はもう結果を待つのみだとばかりまずは一息いれることにした。
どうやらここより少しばかり下った丘陵地帯に違和感を感じるこるはどうしたものかと思案する。
上空から見れば一番早いが高度が上がりすぎると殲禍炎剣の餌食になるのでそれは出来ない。
それでもしばらく待っていると何匹か戻ってきたネズミのうち一匹が怪しげな人間がいる洞穴を見つけたと言うがこれが本命かはまだわからない。
「まっ、直接観に行くのが結局一番ですよねぇ」
FLSを起動させ空間湾曲障壁を展開するとるこるは駆けだしたネズミを追って目的地へと飛び立った。
この不毛極まるマシュルムvsバンブーシュートの戦いに終わりをもたらそうと胸に決意を込めて。
大成功
🔵🔵🔵
セレーネ・ジルコニウム
「オブリビオンマシンの暗躍は見過ごせません!
私設軍事組織ガルヴォルン――いえ、今回は第三勢力|シダー《スギノコ》軍として、紛争に介入します!」
『いや、敵はバンブーシュート軍だけじゃろ?』
「ちょっとだけなら誤射ですって。うっかりマシュルム王国軍を撃ってしまっても事故です事故」
AIのミスランディアの言葉に反論し、旗艦ストライダーの針路をバンブーシュート軍が潜んでいるであろう方角に向けます。
『で、どうやって敵のアジトを探すのじゃ?』
「ふっふっふ、私にいい考えがあります!
シダー軍であることを宣伝しながら進軍すれば、きっとバンブーシュート軍からかってに仕掛けてくるはず!
そこを迎撃します!」
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「オブリビオンマシンの暗躍は見過ごせません!私設軍事組織ガルヴォルン――いえ、今回は第三勢力|シダー《スギノコ》軍として、紛争に介入します!」
天空よりの照射を避けるべく地表スレスレを浮遊しながらアルフォート鉱山へと進路を取ったワダツミ級強襲揚陸艦ストライダー。
完全にマシュルム軍優勢な戦場でバンブーシュート残党を追い詰めるだけならば何も問題ないのだろうが、艦長のセレーネ・ジルコニウム(私設軍事組織ガルヴォルン大佐・f30072)はといえば何というか敵を煽ることにかけては超一流なのかもしれない。
いや……本当に、これ狙わずに天然でこれですから……。
「別に|撃って《誤射》してしまってもいいのでしょ?」
艦橋でバリボリと|チョコレート菓子《シダー》を摘まみ余裕を見せるセレーネ、だがしかし船外では何という事でしょう……|両軍《キノコ&タケノコ》からの一斉攻撃を浴びてしまっていたのだ。
ありったけのミサイルが艦底に命中し揺れる船体、思わずシートから滑り落ち尻もちをつくセレーネ。
それもそうだ、|マシュルム《キノコ》と|バンブーシュート《タケノコ》の争いのど真ん中によりにもよって|シダー《スギノコ》軍など名乗って介入すれば両者から一斉に攻撃されるのは当たり前。
というか敵同士のクセに無茶苦茶連携してミサイルを撃ち込んでくるものだから強襲揚陸艦といえどエンジンが火を吹きガクリと船体が傾いていく。
「おらおら、シダーの癖に調子のんな!」
「オラオラっ里に帰りやがれっ!」
地上ではなかなか見る事のない両軍が以心伝心総攻撃をさらに継続。
「だ、第三艦橋大破!? ちょっ……っ!?」
船体が火を吹きながら地表に向け落下していきセレーネはシートにしがみつき半泣きのまま顔を赤青させながらもはやパニック寸前。
見事なまでにバンブーシュート残党の隠れ家を探し当てることはできた……大きな犠牲、具体的には天文学的修理費が待っているけど目的は果たせたし大成功ダネ☆
大成功
🔵🔵🔵
シルヴィ・フォーアンサー
『キノコとタケノコがアルフォートを奪い合うとかなんの冗談だ……』
ん、ヨル何か言った?
『何でもない、さっさと終わらせよう』
指定コードで透明化してゲリラを捜索するよ。
移動しながらヨルに索敵をしてもらって発見したいね。
それにしても何処がオブビリオンマシンを提供したのかな。
『さてな期待薄だろうがアジトを調べれば何かわかるかも知れない』
……ちなみにシルヴィは細い棒状のチョコ塗ったのが好き。
『そこは先端までたっぷり詰まったやつを言うところじゃないか?』
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この戦場はあまりにも馬鹿げていた、それもこれもネーミングがあまりにも心の琴線に引っかかるものばかりだからに違いない。
『キノコとタケノコがアルフォートを奪い合うとかなんの冗談だ……』
だからといってだろうか? シルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)をサポートする|AIヨル《ヨルムンガンド》がそんな独白をしてしまうほどに奇妙な光景だということだ。
双眼鏡でアルフォート鉱山付近を覗いていたシルヴィは何か言った?とばかり振り返るも肩をすくめる仕草のヨルを見て再び視線を探索地帯へと向け直した。
問題はここから先は敵に視認されてしまう恐れがあるということ。ならばここから先のためにとっておきを使用しておくのがセオリーだ。
「……透明になーれ」
シルヴィの言葉と共にその姿が周囲の景色に溶け込み問題はないと判断するとすくりと立ち上がりスタスタと歩き始めることにした。
よそのエリアで派手に囮になっている者達がいるおかげでおおよその狙いは定めることができている。
というか一部の展開しているバンブーシュート残党がやってきた方向を見定めれば特定はきっと時間の問題に違いない。
「さっ、何処が物騒なオブリビオンマシンを用意したのかアジトまで行けばわかるかな?」
『ふむ、それは期待薄だな。とはいえ探す前から諦めていては話にもならんだろうな』
軽い足取りのシルヴィが進む先にきっと敵の痕跡があるに違いない。まだそこまで時間はあるだろうから懐からチョコレート菓子を取り出すとポキッっと音をたて一本齧って見せる。
色々な菓子があるけれどシルヴィはこれがお気に入り、ちょっとばかりマシュルム軍とバンブーシュート残党が文句言ってきそうなラインナップを完全無視して鼻歌気分でもう一本ポキッと口に入れる。
『……一ついいかな?』
「なにー? ヨル」
ヨルは色々と言いたいことを要約し絞り出したその一言。
『そこは先端までたっぷりと詰まった奴を食べるべきじゃないか』
「|これが《ポキっといくのが》いいんだよー♪」
年齢以上に幼い笑みで返しながらシルヴィはスキップでも踏みそうな軽快さで丘陵地帯を登っていった。
それを見てヨルは世話がやけるなこれはとばかりわざとらしくポーズをとって見せ後を追いかけていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
ベルさんはキノコ派なんだね。
さすがベルさん、やっぱり形って大事だもんね(謎
とりあえずはゲリラのアジトを見つけるところからかー。
『希』ちゃん、ベルさんが○付けてくれたところと×印の分布から、
可能性の高そうなところをピックアップしてもらえるかな?
わたしはピックアップしてもらったところに【E.C.O.M.S】を飛ばして、周辺一帯をスキャン。
エネルギーや温度の変化から、アジトの反応を探すことにしよう。
アジトが見つかったら、『希』ちゃんをたーくさん労って上げちゃおうかな!
「さすが『希』ちゃん、頼りになるー♪」
『こ、これでもおねーちゃんの妹だからね!』
たまには姉妹(?)のコミュニケーションも大事だよね!
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「さすがだよねー、やーっぱりキノコ派なんだね♪」
『おねーちゃんも好きそうだもんね♪』
サポートAI|希《M.A.R.E》との軽い会話を楽しみながら菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は丘陵地帯を軽やかに進んでいく。
ゲリラと化したバンブーシュート残党の隠れ家は恐らくはこちらにあるであろうとある程度の予測しているとはいえ緊張感のない会話に空気が緩んでいく。
「さっすがだよねー、やっぱり“形”って大事だもんねぇぇぇっ❤」
『おねーちゃん、涎っ涎っ』
ハンカチで口元を拭きながら理緒は空中投影でマップを見、数百機のOctagonal Pyramidを展開させているあたり手慣れたものなのだ。
すでに事前にもらった地図につけられたマークから敵の分布を予想済、そこにこの大量の小型兵器達を飛び立たせ飛び去るのを見送るとその場に座りカバンからゴソゴソと取り出したのは今日のおやつのチョコレート菓子。
鉱山以外何もないこの丘陵地帯でエネルギーや熱源を発見できればもうそれだけで本命発見間違いないというぐらいのイージーなお仕事なのだからまずは一服休憩してからで罰は当たらない。
出発前に渡された特別仕様の|マシュルムマウンテン《立派な松茸型》はそれはそれはもう立派なデザインで思わず涎がじゅるりと出ちゃいそう。
というか一箱に一個しか入ってないドデカサイズで何というか食べるのも気合がないときっとダメ。
そーっと舌を伸ばしチロチロと頂こうとする寸前、突如としてアラームが鳴りビクっと身悶え理緒。
『敵のアジト発見だよおねーちゃん!
「えっ、あっ……あはは、早いねぇ」
なぜか赤面しながら咳払いし理緒は目を泳がせる。
「さ、さすが希ちゃん、たっ頼りになるー♪」
『どーいたしまして! これでもお姉ちゃんの妹だからね!』
二人の笑いが重なり、気を取り直しておやつタイムが始まった。それはそれはもう丹念にオヤツをいただく理緒の姿を、希がニコニコと眺めているかのような雰囲気だったという……。
大成功
🔵🔵🔵
オリアーナ・クィン
国同士の争いというのは難しい話ではあるが、オブリビオンが絡んでいるというのであれば、騎士として戦おうじゃないか!
騎士重鎧に乗っていくよ。キャバリアより少し小柄ではあるが、機動力なら負けてはいない。キャバリアが相手でも十分に渡り合えるさ!
ゲリラの隠れ家となると洞窟の中や偽装を施して視界の悪い森林に隠すといったところだろうか?
キャバリアという大型の兵器を使っているなら場所は限られるはず根気よく探していこう。
そうだね…ここは【騎士の戦法】を使っておこう。機動力を高めておけば探索範囲が広がるし、何かあったときに回避するのも容易だろうからね。
しかし面白い名前の国だね…茸と筍、私としては茸のほうが好きだね
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ギョインギョインと丘陵地帯に響く重厚な足音。それはこの地に君臨する大型人型兵器キャバリアよりも一回り小さな金属の塊。
それでも生身に比べ倍以上の巨躯を誇るオリアーナ・クィン(プレスター星のスペース騎士・f39183)愛用の騎士重鎧はこの戦場では頼りになる相棒に他ならない。
生身で探すよりもより効率的に調査できるはずだと先を急いでいる。
(国同士の事にあまり介入したくはないが、オブリビオン絡みというならば騎士として……参戦しようじゃないか!)
気合十分でオリアーナは勢いよくジャンプし谷の向こう側へと渡り周囲を見渡した。
「ふむ、ゲリラの隠れ家となると……」
腕組みし見渡したのは丘陵の洞窟がありそうな場所と遠方に見える森林地帯。巨大な兵器を隠せる場所など考えてみれば数えるほどしかないのかもしれない。
通常のゲリラならともかくバンブーシュート残党はキャバリアを手に入れ潜伏している以上は何処かで再攻勢を仕掛けてくるのは間違いない。
機動力を生かし攻め込むのならばその場所はかなり絞り込めるはずと騎士重鎧を華麗に乗り回しさらなるジャンプ。
大きく胸が揺れてしまうもそれを気にせずほどに集中しようやく敵機動兵器の移動跡を見つけたのは夕方のことだった。
「この数、間違いなくキャバリアの物。それに……この形状は……っ」
オリアーナはそれが隣国で正式採用されている機体のデチューン版の物だと察しこれはまずいと予想を改める事にした。
相手は地形を選ばない高機動タイプ、そして地図を見合わせ何処が襲撃地点になるかを予想し慌てて峠道へと駆けだしていく。
マシュルム軍はきっと気付いていない、自分達の本体が陣取る基地に彼らは簡単に襲撃できてしまう位置に潜んでいると。
知らせねば……そう焦るも電波障害で連絡はしばらくつきそうにない。
一刻を争う状況で騎士重鎧はその性能をフルに発揮し丘陵地帯を恐ろしいまでの速さで下っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ヴィリー・フランツ
増加装甲とEPキャバリアスラスターを取り付けたヘヴィタイフーンMkⅩに搭乗
心情:ゲリラ討伐か?ふむ、報酬の条件は悪くねぇな、バシュム討伐の損を取り戻すか。
手段:【宇宙海兵強襲部隊】を召喚、小隊単位で分散し拠点を捜索させる。途中の監視所や物資集積所といった小拠点は潰しておく、ゲリラを潰すには経戦能力を断つのが一番だからな。
俺の索敵はEP-Sアウル複合索敵システムを使う、コイツは生体センサー付きだから丁度良いだろう。洞窟等の拠点を見付けたらRSファイアクラッカーを放り込むかRSファイアアント対装甲火炎放射器で焼いておく、可哀想だがこれ位やらんとゲリラの戦意は折れんからな、徹底にやらせてもらう
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「敵襲! 敵襲ぅぅぅ!」
号令が飛びかい兵士達が銃を取り寝床から飛び出してくる。
森林に上手く偽装され潜んでいるゲリラ部隊。それはバンブーシュート残党の隠れ家であり何機ものキャバリアを維持できるほどの物資が山積みされている補給基地の一つ。
そこへと突然現れた無数の非行型強襲揚陸艇から武装した敵兵が何百人も押し寄せてきたのだから兵達も大混乱。
宇宙海兵強襲部隊の連携の前に為すすべもなく一つの陣地は抑え込まれ、そしてしばらくして森に上がり始めた黒煙と爆発音。
「ゲリラを狩るにゃ継戦能力を奪うのが一番だからな」
襲撃の様子をモニターごしに見届けヴィリー・フランツ(スペースノイドの傭兵・f27848)は残敵が周囲にいないのか未だに警戒しセンサー類の表示に注意を払い続けている。
愛機ヘヴィタイフーンMkⅩに増加装甲とスラスターを追加し今回の戦闘に挑む以上は情け容赦なくいくしかないと冷静に次の段階へと行動を移していく。
地上に潜む者以外にもおそらくは洞穴類を隠れ家にしている者がいても何もおかしくなくある程度以上の洞窟を発見するなりやる仕事はきっちり終わらせねばならない。
「まあ、気持ちのいいものでもあるまいがな……」
少し溜息交じりに武器選択を切り替え対装甲用の火炎放射器を用意しての徹底ぶり。ゲリラ戦において非道であろうともその戦意を折るにはやらねばならないことがあるとあえての武装チョイスに覚悟のほどが見えるというもの。
いくつかの候補を潰していくうちそれらしい洞穴を発見しその内部へとセンサーを凝らすも反応はわかりにくい。
「許せとは言わんが……すまんな」
洞穴内に吹き込まれる火炎放射の熱と煙、それらが充満し中は恐ろしいまでの灼熱地獄。
パンと火薬類の弾ける音がしている以上はやはりこの中には大なり小なり敵性勢力がいるということだ。
ヴィリーは汚れ仕事を一手に引き受けさらにトリガーを引き仕事を淡々とこなしていく。
それが終戦に一番近い方法なのだと自分を納得させつつ……。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
戦いは悲しいものだな?
つかタケノコの方がクッキーさくさくで美味しいじゃねえか(何とかの里もぐもぐ)
「えー?キノコの方がチョコが多いよー☆」
まあ此は関係ないだろ?ないよな??
UC発動
ダイウルゴス共まできのこだタケノコだわちゃわちゃしてるが…
ちゃんと仕事しろ!
【属性攻撃・迷彩】
機体と竜達に光水属性付与
光学迷彩で隠れ水の障壁で熱源隠蔽
それじゃ散開!
【戦闘知識・情報収集・視力】
地形構造から戦術的にも隠れるのに有効な位置をピックアップして調べさせる
このまま一気にやってもいい気はするが…
「やっちゃう?やっちゃう??」
いや、下手打つと事故りかねないから他と足並み揃えるぞ!
金目のもんは強奪したかったがな!
●
「えー? タケノコのほうがクッキーさくさくで美味しいじゃねえか?」
そうグリモアベースでうっかり口走ってしまったカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)の顔面には何というか……引っ掻き傷ができていた。
誰にやられたのかは……わからないということにしておこう。
「き、キノコのほうがチョコ多いよ☆」
メルシーにまで気を使われカシムは泣く泣く仕事をすることにした。何というか越えてはいけない一線があると今日は思い知った気がする。
なんでアレでキレるんだよとまだブツブツ漏らしてはいるのだが。
とはいえ真面目に探すのなど面倒なので子分達にやらせるのが一番、というかこの広い丘陵や森林を探すのなど辛すぎる。
だから用意したのが大量のダイウルゴス達なのだった。
「万物の根源よ…帝竜眼よ…文明を構成せしめし竜の力を示せ…!」
カシムの呼び出しに応え現れた大量の帝竜眼達の視線が一斉に注がれる中心、それはカシムの手元でバリボリと先ほどから食べていたチョコレート菓子の箱。
じゅるりと涎でも垂らしてそうな勢いで飛び掛かってくるそれらはまさに|マシュルム中毒《キノコだいすき》な者達かと思いきや半数はカシムの手にしていたタケノコ型の菓子に飛びつきバリボリ食べ始めてしまった。
「ほらほら、みんなも好みがやっぱりあるよね☆」
「むむむ、ちゃんと仕事しろー!」
すっかりおやつを食べられてしまったカシムが全員吹っ飛ばして大声をあげる。まあ仕事もせずにお菓子談義などされては話が進まない。
ここは大きく気合を入れて目的を果たしてもらいたいところだ。
「ほーら、散開!」
「ショボーン」
「しょぼーんじゃないぞ働けーっ!」
ようやく散らばっていったダイウルゴスを見届けカシムはその場にどしりと座り込んだ。
疲れた、ついでに発見したらさっさと潰してもらおうかと思うも足並みをそろえないときっと地雷を踏むとここは落ち着くことにした。
「やっちゃう?やっちゃう?」
メルシーがそんなカシムを煽るも今回は落ち着いていく信念は揺るがない。下手すると事故るのは何というか見えている結末というやつだ。
だからこそここは菓子でも食べて時間を潰すのが一番。
「じゃじゃーん。|第三の選択……スギノコ!《話を更にかき混ぜてやる》」
カシムはまだ知らない。ゲリラ達に提供されたキャバリアにすぎのこマークが描かれているという事実を。
大成功
🔵🔵🔵
カグヤ・アルトニウス
〇泥沼の戦場に終焉を
アドリブ歓迎
液状化装置を拿捕されていたらこの状況からでもひっくり返される可能性がある事に危機感を抱いて欲しいのですけどね。
ひとまず、敵情偵察といきますか。
(乗機)
ホワイト・レクイエム
(行動)
ひとまず、ここまでの情報を統合して…もう、交戦が始まっている気がしますけどそれはさておき…私も行ってきます
UC発動して、鉱山の鉄道沿いを浮遊して移動します。
探知半径内に捉えたら超音波で地形を把握、カメラでの撮影と同時進行で赤外線カメラで熱源を炙り出して敵勢力の把握・評価を行います。
後は、移動して角度を変えて何度か行ってマッピングしたら撤退します。
…罠と大型機動兵器位は把握できそうですね
●
ドロドロに溶けたチョコレートのような地面、その光景がどこまでも広がる荒れ果てた戦場。
「もう少し危機感を抱いてほしいんですけどね」
遠くに見える戦場跡の残骸から背筋に走る寒気をどうしても感じてしまうカグヤ・アルトニウス(とある辺境の私掠宇宙海賊・f04065)。
口元に手を当て少し首をかしげるとそもそもマアム高原でどうして一方的に敗北してしまったのかを考えねばならないというのに。
(液状化装置を拿捕されていたらこの状況がひっくり返される可能性には危機感を抱いてほしいのですけどね……)
カグヤは愛機ホワイト・レクイエムのコクピットに乗り込むと最大の注目ポイントに目を付けその後を追う事にした。
アルフォート鉱山で掘り出された鉱石をどうやって運び出すのか?それを考えれば見張るべきルートはかなり絞り込めるといの一番に気付いたのだ。
「大量の鉱石を運び出すのに利用する貨物列車の線路沿いに進めばある程度潜伏地点がわかるというものですよ」
各センサーの精度をあげながら進むもこのままではあまりにも目立ちすぎる。だからこそとっておきの奥の手を使う事にした。
「アブソリュート・ウォール、認知阻害モード起動…」
認識阻害システムが起動し周囲から発見されにくくなった状態で線路沿いを進んでいくと明らかに雑木林の一部が薙ぎ倒され巨大兵器が通ったであろう跡を発見することができた。
そしてタイミング的にいつ戦闘が始まっていてもおかしくない状況から考えるに主機関に火を入れているのは間違いないのは間違いない。
ならばと熱源トレーサーを入れてみればビンゴ。森林地帯にいくつもある洞窟を利用して隠れている敵機動部隊の反応はやはり丸見えだ。
「ということはこの場所とここに罠を仕掛けられていてもおかしくないと……マーカー設定して共有しておきましょう」
カグヤは迅速にそれらを処理し仲間達へのバックアップ体制も十分。後はいつ仕掛けるかなのだがそれを考える必要はなさそうだ。
カグヤが罠があると読んだルートに|マシュルム《キノコ》軍の大部隊が侵攻してくるというのが判明したからだ。
猟兵達の調査を待つまでもなく行動を開始するのは完勝に驕った司令官の慢心としか言いようがない。
|バンブーシュート《タケノコ》残党の機体は全てオブリビオンマシン、その戦闘力は計算外の数値をはじき出すに違いない。
「時間がありませんね、すぐに報告に行きましょうか」
カグヤは結局は正面からぶつかり合うしかない状況に溜息をつき、進路を友軍の方向っへと向けたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『アダタラ』
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POW : 支援砲撃
【グレネードキャノン】で射撃している間、射程範囲内の味方全員の行動成功率を若干増やし、敵全員の成功率を若干減らす。
SPD : ガードアタック
【スパイク付き実体盾】を構える。発動中は攻撃できないが、正面からの全攻撃を【盾か排土板】で必ず防御し、【ガトリング砲か盾のスパイク】で反撃できる。
WIZ : 対キャバリアミサイル
【照準】を向けた対象に、【多連装ミサイル】でダメージを与える。命中率が高い。
イラスト:柿坂八鹿
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
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「ガハハハ! 我らに正義あり! タケノコ共など我らの大兵力の前に踏み潰してやれ!」
赤い帽子に口髭の司令官が号令を発し一斉にエンジンを起動させる大型キャバリアの軍団。
マアム高原での完勝に気を良くした|マシュルム《キノコ》王国軍は堂々とアルフォート鉱山脇にある線路沿いに侵攻を始めていた。
全ての機体に国旗であるキノコのイラストが描かれた部隊が進む中、隊列は細長くなっていき前衛と後衛でかなりの距離になってしまうことに注意を払う者はいなかった。
ここは線路沿いであり左右に展開しにくい地形であり普通に考えれば警戒をしなければならない場所のはずだ。
だというのに先日の完勝がここまで判断を狂わせるのかと後に語られてしまうだろう。
「|奴ら《キノコの連中》こんな狭い峡谷を縦長に進んでくれてるぜ」
森林地帯の洞穴内に潜む大量のキャバリア『アダタラ』の一団。
そのどれもが他国から供与され今は|バンブーシュート《タケノコ》共和国軍のエンブレムが描かれた威風堂々とした機体ばかり。
正規軍と大差ない物資と補給を受けこうして反抗の時を待っている所にこの撃ってくださいと言わんばかりの状況にここで決戦を挑もうと兵士達に通達が伝えられていった。
敵が使用した地盤液状化装置の一部を入手することにも成功しており、まるで溶けたチョコレートのように線路沿いの地形を液状化させ無力化した|でくの坊《マシュルム軍》を一方的に撃ちのめす算段までついているという周到さ。
もはや一刻の猶予もなく会戦の時は迫っていた。
「キャバリア全機エンジン始動! 諸君らのその熱き闘志を叩きつけ憎きキノコ共を根元からポキリと折ってやれ!」
「回せぇぇぇっ!」
一斉に慌ただしくなる|バンブーシュート《タケノコ》残党のキャバリア達。
そのコンソールに起動画面が表示されデカデカと|シンボルマーク《コアラのイラスト》が表示されながら起動したA集団。
同じように起動しコンソールに武骨な|シダー《スギノコ》が表示されたB集団。
さらには|デコボコのイラスト《小枝》が表示されたC集団が準備を完了し一斉に洞窟より飛び出しキャタピラが唸りを上げた。
これらの機体の出所がどこからなのかを示す証拠は今のところない、だが間違いなくオブリビオンマシンの手先になってしまっている国家はそのどれかに違いない。
無謀な腹を晒す大軍に周囲から包囲の手が今まさに狭まりつつあるのだ……。
猶予はもはやない、線路沿いで液状化した地面に|マシュルム《キノコ》軍は完全に身動きがとれなくなっていしまったからだ。
前進も後進も散開すらできない者が銃火に晒されてしまえばどうなるか、火を見るよりもそれは明らかなのだった……。
シルヴィ・フォーアンサー
……あの司令官のおじさん駄目だね。
『配管工がお似合いだな』
なんやかんや調査の結果マシュルムを包囲しようとしてるA集団の後ろに。
ミドガルズに乗り込んでシルエット・ミラージュからのハンドレッド・イリュージョンで1100機以上のミドガルズ軍団を結成。
買ったも同然と思い込んでる集団に敗北へのマーチをお届け。
ミサイルとガトリング砲とハイペリオンランチャーを雨あられとプレゼント。
『ちなみに何故この集団をえらんだ?』
三つのなかじゃ一番好きだから、美味しいよね。
●
アルフォート鉱山鉄道の線路沿いで身動きがとれなくなっているマシュルム軍本隊を側面から襲撃するべく偽装布を剥がし洞窟より飛び出してきた無数のキャバリア部隊。
|無限軌道《キャタピラ》により悪路を突っ切り砲撃位置へと躍り出るとその照準を定め一斉に自由射撃を敢行する。
「撃って撃って撃ちまくれ! 丸焦げになってしまえマシュルム共ぉ!」
秒間何百発もの弾丸をバラ撒き上る火花が鉄道網に降り注ぐと無防備な側面を晒したマシュルム軍のキャバリアはバランスを崩し次々と汚泥の中へとその身を沈めていく。
コンソールに表示された|シンボルマーク《コアラのイラスト》が凶悪な顔つきになり、発動する|KZ-B《キノコ、絶対、ぶっ殺す》システムによってさらなる弾幕を撃ち出すバンブーシュートA集団。
一方的な虐殺が始まるかと思いきや何と奇襲を仕掛けてきたバンブーシュートのさらに背後の森から飛び出す10数機の謎のクロムキャバリア部隊。
荷電粒子砲やミサイルを一斉に発射し楔型突撃陣を組みながら一気に突撃するとまさに戦場は大混乱。
ようやく反撃を始めようとマシュルム軍もまた当てずっぽうで射撃を始めるものだから右も左も流れ弾で溢れ動きにくくて仕方がない。
「……あの司令官のおじさん、これは駄目だね」
(配管工でもしてればいいのに……)などと内心思いつつもシルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)は機体制御に集中し流れ弾に当たらないよう斜め後ろから一気に敵陣形を切り崩すよう突き抜けていった。
シルエット・ミラージュにより現れたシルヴィの愛機ミドガルズの分身達がそれと同時に消え去り混乱増す中狙うは敵の部隊長機。
シルヴィ側の弾幕を盾で耐えしのぎ反撃のガトリング弾幕がミドガルズに襲い掛かるも、小ジャンプで高度を変えつつ左右に自在に変則機動を行えばさすがに追尾できずかすりもしない。
「勝ったと思ったでしょ? 敗北のマーチをお届け……だよ」
敵機のガトリング砲を腕で掴み明後日の方向に向け密着状態からのハイペリオンランチャーの一撃で吹き飛ぶ上半身。
隊長機がやられ統制がとれなくなった敵部隊を後にしてシルヴィは急速離脱していった。
「やっぱり……マーチが一番好きだね」
激しさを増してい乱戦を背に、その口元はほんのわずかに緩んでいた。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
さて、鎮圧に移行しますぅ。
『FAS』で低高度を飛行、『FLS』と『FMS』の二重防御で射撃に備えまして。
【溯圉】を発動、戦場全体に「ルール:全『搭乗型機械(キャバリア等)』使用禁止」を敷き、従わない全員を『亜空獄』へ閉じ込めますねぇ。
|友軍《マシュルム側》や借りた品も同じ影響を受ける上、「機体放棄で脱出可能」と言うことも伝える以上、十分「公平性の有るルール」でしょう。
出て来なければ『FIS』で『獄』の中に『FBS』を送り機体を破壊、出て来たら「お互い生身での戦闘」となる以上、問題無く対処可能ですぅ。
押収した機体は決着後『FPS』で精査、情報取得後、問題無い機体は返却で。
●
「やはりこうなりましたかぁ」
アルフォート鉱山鉄道の路線上で立ち往生のマシュルム軍。その頭上に左右の森林地帯から大量のグレネードキャノンが撃ち込まれ大炎上が巻き起こっていた。
密集したまま身動きできないマシュルム軍にさらなる追撃が開始された頃、戦場へと駆け付け低空飛行で飛来する夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は先を急いでいた。
この世界では高度をとることは出来ないがために到着まで手間取ってしまったが女神の権能の射程にさえ入れてしまえば十分と戦場ど真ん中へと一直線に突入。もちろんタダで通れるはずもなくいくつもの射線がるこるの行く手を遮るも二重展開した防護でそれらを耐えしのぎ手を合わせ女神への祈りを捧げた。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その天獄の理をここに!」
キャバリア同士の戦闘中にるこるが行った祈りは戦場に新たなるルールを強いるもの……そしてそれはこの世界の理を打ち崩す楔のように打ち込まれた。
『|搭乗型機械《キャバリア等》の使用禁止ですぅ!』
その一言と共に強烈な一手が周囲の者達を強制的にその権能で飲みこんでいった。
「な、なんだこれは……うわぁ!?」
攻撃側のキャバリアどころかマシュルム軍の機体さえもが線路上からかき消えてしまい砲火は消え去ってしまった。
制約に従わない者を亜空獄へと閉じ込めてしまう権能は機体さえ捨てれば脱出できるはずなのだが彼らは一向に降りる気配なく誰も出てこない。
(あぁ……キャバリア戦が当たり前すぎて誰も生身で戦おうとしないなんてぇ)
生身で戦うるこるにはあまり理解できない心境で、これはしばらく時間がかかってしまうなとさすがに気付いてしまった。
この一戦は長丁場になると即座に理解しるこるはおやつのチョコレート菓子を取り出しバリボリと食べ始めパイロット達が音を上げるのを待つことにした。
静かな戦いはこうして始まり泥沼の大混戦を防ぐ一翼を担うことになったのだ。
大成功
🔵🔵🔵
カグヤ・アルトニウス
○ゲリラ掃討作戦
斜面を液状化させて大量の爆発物と共に市街地に突っ込ませるとかしなかっただけでもまだマシ…なのかもしれません
ただ、これ以上オブリビオンマシンを増やされても困りますので頑張って討伐します
(乗機)
ホワイト・レクイエム
(行動)
前回の調査で得た地形情報を基に今度は河川や谷を伝って浮遊し、熱光学【迷彩】で発見を遅らせ、妨害電波による【ジャミング】でレーダーを黙らせつつ現場に侵入します
交戦域に入ったらUC起動して地形をすり抜けて接近し、短距離テレポートによる【先制攻撃】で背後からソードオブビクトリーのソードモードで両肩を切り落とし、残り5基のビットモードで擱座させて一機づつ黙らせていきます
●
「間に合え、間に合え!」
液状化した地面に足を取られ身動きできないマシュルム軍に降り注ぐガトリング砲の嵐、それを受け爆発するしかない一方的な攻撃はすでに始まってしまっていた。
狭い峡谷を通る鉄道網を左右から挟まれ的になるしかないキャバリアはただの的、その決着がどうなるかは先のマアム高原の会戦を逆の立場にしたものになってしまいそうだ。
だがそれを阻止すべく河川や谷を駆けるキャバリア『ホワイト・レクイエム』のコクピット内でカグヤ・アルトニウス(とある辺境の私掠宇宙海賊プライベーティア・f04065)は敵に発見されないようジャミングを全開にしブーストを吹かし高低差のある地形をショーットカットしようやくバンブーシュート残党が隊列を組むエリアを視認することができた。
(まだ市街地周辺で液状化させ街ごと焼くつもりでないだけマシですかね)
ここでの被害はひどくともあくまで軍用兵器同士での損害だけであり一般人にまで手出ししていないあたり彼らにもやっていい事と悪い事の区別はついているということか。
オブリビオンマシンが本格的に稼働する前に決着をつけねばならない……そう決意を込め位相操作式空間機動ユニット”ダイダロス”をフル稼働させ衝撃に備える。
「多次元確率変動演算完了…現実反映開始。次元を超えたインチキここに罷り通ります!」
モニターに映る光景が歪み白い巨体が瞬時にかき消えてしまう。それと同時に砲撃を続けていたキャバリア『アダタラ』のすぐ背後に突如として現れるホワイト・レイクエムの巨体。
エネルギーを一気に消費してしまうもののその奇襲を防ぐのは不可能、なぜならば短距離テレポートしてくる相手をどう警戒するというのだろうか。
「とったっ!!」
カグヤが吠えると同時に振り下ろされたソードオブビクトリーの一閃。ガトリングがついた腕を切り落とされ右に左に砲撃したまま暴れまわるガトリングの咆哮。
それに気付き旋回しようとした隣のアダタラの腕に突き刺さる浮遊するビットと化したソードオブビクトリーの残り5つの凶刃を止める術はない。
「くそっ、まずはこいつから倒すぞ」
「了解!」
「できますか? あなた達にっ!!」
両者が入り乱れ森林の中で交差する銃砲の音色と斬撃の鈍く重い金属音。戦いはより一層の苛烈さを増しカグヤは操作レバーを一気に奥に押し込んだ。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
竜眼号搭乗
だぁぁぁ!!きのこたけのこだけじゃなくて他にも混ざってるじゃねーか!?
「ご主人サマー☆タケノコと杉の子とコアラと小枝が一杯だよ☆もうこうなったらあれの出番だね♥」
うっがぁぁぁぁぁ!!
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を竜眼号に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で熱源隠蔽
絶望と地獄のUC発動
「「チョコ祭りだー☆」」
【集団戦術・念動力・空中戦・弾幕】
10師団は同じく光学迷彩と水の障壁展開しつつ竜眼号を護衛
残りは大暴れ
念動光弾で敵機の動きを止めて
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
群がってバラバラに分解して資源強奪
一応不殺徹底
後マ◎オにサインはおねだり
国民的キノコ英雄だし?
チョコ菓子は色々食べてるぞ☆
●
劣勢のバンブーシュート残党に何処からともなく供与された不穏な機体の出所は今のことろ不明……のはず。
たとえ近隣諸国にコアラや|シダー《すぎのこ》やポキっと折れそうな紋章を使ってる国や企業があってもそれはっきっと偶然の産物。
その証拠の数々を何故か垣間見てしまったカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)にとってもはや事件解決をするのに手段を選ぶ心の余裕はなく……。
「だぁぁぁ!!きのこたけのこだけじゃなくて他にも混ざってるじゃねーか!?」
「主人サマー☆タケノコと杉の子とコアラと小枝が一杯だよ☆もうこうなったらあれの出番だね❤」
メルシーのとてもいい笑顔のアドバイスに疑問を抱かずに同意してしまうほどカオスに巻き込まれていってしまう。
「うーがぁぁぁぁ!!」
カシムの哀しい悲鳴、それはここから巻き起こるカオスな出来事のほんの発端でしかなかったのだ。
「撃って撃って撃ちまくれ! マシュルム共、身動きとれなくて火だるまにしてやるぞ!」
バンブーシュート残党の一斉砲撃が続けられ戦況はあきらかにマアム高原の会戦をっ真逆したような一方的な殲滅戦。
このまま一気に押し込めるのかというタイミングで頭上から何かが降り注いできた。
それが大量すぎる幼女メルシーとその携帯する大きなハサミというのが視覚的にも違和感ありまくりで兵士達は一時戦いを忘れた。
「な、なんだこのガキ共は」
「隊長っ、こいつら機体をバラバラに……うわぁ!?」
チョッキンチョッキンと響く金属音とちょん切られていく砲塔や武装類、さらには各パーツの高く売れそうなパーツを根こそぎ剥いでいくまさにイナゴのごとき悪戯娘達。
一方的に敵を嬲るだけで終わるはずのバンブーシュート勢力はこうして一気に切り取られていくのだからわからないものだ。
「た、助かった……のか?」
口髭を生やした司令官が驚きの顔を見せる中、急速に近づいてきたあやしげな|ガキ《カシム》が護衛達を軽くすり抜け目の前に現れたのだから本部は大混乱。
懐に手を突っ込み素早く引き抜かれた時点で死を覚悟するほどにそれは手練れの動きそのものだった。
「ひっ!?」
「サインくださいっ! ファンなんです!」
カシムのいきなりの発言にポカンと口を広げる司令官、差し出されたのは何と色紙とペンという定番のおねだりセット。
この戦場ど真ん中で何を書かせるののだこのミーーハークソガキは。
「ご主人サマやったね☆」
「イエーイ♪」
カシムとメルシーはハイタッチして周囲を見渡した……メルシーだらけのカオスな戦場を。
大成功
🔵🔵🔵
セレーネ・ジルコニウム
「ストライダーが大破して墜落してしまったので、仕方なくスティンガーで出撃です!」
『修理費、どこから捻出すればいいのじゃろうか……』
「それは簡単です!
この戦いで大活躍すれば、他のお仕事もたくさん来ますって!」
そう、この私には良い考えがあるのです!
「どうやら敵にはシダー集団もいたようです。
ならば我々はシダー集団に合流し、偽の情報を流しましょう。
そうですね、まずはシダーでコアラを壊滅させ、それから小枝に攻撃をしかけるというのがいいでしょう」
キノコの情報を集めてきたと言いつつ、同士討ちを誘うように偽情報で誘導します。
同士討ちが終われば、残ったシダーを後ろから撃って証拠隠滅をはかるとしましょう。
●
大破してしまったストライダーから飛び出したキャバリア『スティンガーⅡ』は一目散にその爆発から逃れようと森林地帯へと消えていった。
背後でさらなる爆発が起きセレーネ・ジルコニウム(私設軍事組織ガルヴォルン大佐・f30072)は思わず目を閉じしかめっ面でもするかと思いきやけっこう涼し気にニヤリと笑う。
後で来るであろう請求書の山をどう処理すれば支払いできるかなど考えているかと思いきや……。
『修理費、どこから捻出すればいいのじゃろうか……』
「それは簡単です! この戦いで活躍すればきっと融資の一つや二つ!」
『くるかのぅ……』
全然こたえてないのでした。
森林を進むスティンガーⅡの肩に施された|シダー《すぎのこ》のマーキング、それはこの地に介入している第三勢力の一つである|シダー《すぎのこ》軍の所属を意味するつまりは敵の機体である証。
襲撃前で臨戦態勢のシダー軍団にこっそりと紛れ込んだセレーネに話しかけてくる隣の機体。
まさかバレたのか?とい緊張が走り深呼吸してから通信に出る事にした。
「お前、今戻ったのか?」
「そ、そうなんです! 大変ですどうやら我々シダー軍を出し抜こうとコアラの息がかかった者が近くに潜んでいました!」
「なっ、なんだとコアラ共がっ!!」
セレーネの大嘘に喰いつくシダー軍、どうやらこの地方の各勢力は些細な事で戦いになってしまうぐらい根深い対立構造であるらしい。
そしてさらには|小枝《他にも》勢力がすぐ近くにいるとも付け加えるともはや我慢の限界だったらしい。
全機エンジンを始動し急速に右側へと進路を変えると次々とアダタラは発射し別の場所で待機している勢力へと突進を始めた。
(上手くいきました! これで同士討ちをしてくれればマシュルム軍の損害が減りますね)
突撃していくシダー軍を見送りながらセレーネは武器のチェックをもう一度繰り返す。ここで同士討ちしてもらい後始末をして証拠隠滅までやればまさに任務完了成功報酬ドバドバのはず……と!
「さぁ、これは忙しくなっちゃいそうです」
ペロっと舌を出しウィンクすると走り去ったシダー軍の後を急いで追いかけるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
オリアーナ・クィン
このまま行けば筍国は目の前に迫った敗戦を遠ざけることは出来るだろうが、オブリビオンマシンはいつか破滅的な結果をもたらす。騎士としてそれだけは見過ごせないね!
さて、やろうか。引き続き重鎧に乗って戦うよ!
敵はガッチガチの重武装タンク型キャバリア。盾を構え待ち構えている敵に策もなく真正面で撃ち合うのは論外だね。
ならば【騎士の一斉射】でいこうじゃないか!誘導性能が高いエネルギー弾であれば盾を避けるような軌道で比較的装甲の薄い背面などを攻撃できるはずさ!
推力移動を駆使した空中機動で敵の攻撃を回避しつつエネルギーを充填し大量の敵機を攻撃していくよ!
「命までは取らない。だが、無力化させてもらう!」
●
始まってしまった一方的な殲滅の時間、身動きできないマシュルム軍にマアム高原の会戦を真逆にした一方的な砲火が飛んでいく。
タンク型キャバリアであるアダタラがさらに重武装を施されているのだからそう時間をかけ戦うわけにもいかない。
(このままいけば敗戦は遠ざけれるだろうがオブリビオンマシンに支配されいつか破滅的な結末をもたらすだろう……)
オリアーナ・クィン(プレスター星のスペース騎士・f39183)はもはや一刻の猶予も無いと判断し機体のブーストを全開にして戦列へと飛び込んでいった。
とはいえだ……敵は騎士たる自分に負けず劣らずの重装甲と盾まで持った攻守共に高いレベルの相手であり正面からまともにやりあえば損害は免れない。
「だが、渦中に飛び込まねば勝機は無い!」
スラスターを全開で吹かし一気に跳んだ、この世界においては高度はあまりとるわけにはいかない。
天空より貫かれるのがオチだ、だからこそ地表より樹木の高さ程度をブーストジャンプで上下左右に軸線をずらし襲い来るガトリングの砲火を避けていく。
牽制の射撃など今回は必要ない、コマンドを入力し全武装にありったけをチャージし始めそのチャンスを伺う。
「マシュルムの増援か。各自自由射撃……飛んで火にいる夏の虫だ。ハチの巣にしてやれ!」
「なんの! 君達にそれができるかっ筍の諸君っ!!」
非常時でオープン無線に割り込み挑発に挑発を返すし一気に背後側へと横ブースト全開、その間にフルレンジでのロックオンでコンソール上が真っ赤に染まっていく限界の機動。
まともに打ち合えばガトリングの反撃が襲い来るだろうが……オリアーナが狙うものはその一歩先を行くもの。
「命まではとらないっ……だがっ、無力化はさせてもらうっ!!」
トリガーを引くと同時に騎士重鎧から解き放たれた眩すぎる輝きが周囲のキャバリア達を包み込んでいく。
一斉発射された光弾が伸びていき盾を身構えるアダマラ達は勝利を確信した直後、驚愕しながら次々とブラックアウトしていく視界。
盾で弾く直前になり急速に曲がった光弾が両隣の機体の死角から次々とその頭部を破壊し爆散させていくからだ。
砲撃機体がそのセンサー類が固まる頭部を失えばもはや曲線を描きマシュルム軍を撃つことは不可能で混乱が戦場を覆い始めた。
「光の弾雨、とくと味わえっ!」
ありったけチャージした砲火、オリアーナは勝利を確信しつつも決して油断などしない。
軌道変更ついでに一気に蹴りを入れ即座に旋回する機体、その強烈なGで胸を揺らしながら目の前の敵へと騎士槍を突き立てた。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
【ネルトリンゲン】でいくね。
あー、もう。
典型的にダメ司令官だねー。
たいしたことないキノコになっちゃうと、女の子にモテないよ?
おやつは美味しかったのに……。
さてわたしは【虚実置換】で液状化を通常状態に戻して、キノコ軍が動けるようにするから、
『希』ちゃんはC集団の進行方向に狙いを定めて、
【M.P.M.S】でベルさんのホワイトチョコパイ……じゃなかった、対戦車地雷を撒いて動きを止めて。
道を元に戻したら、キノコの司令官に一言言っておかないとね。
「そこのアソートみたいなキノコ! 早く動く! さっさと谷を突破する!」
『まったく。そんなキノコとそんな動きじゃ満足できないよ!』
「『希』ちゃん、慎み……」
●
「あー、もう。典型的にダメ司令官だねー」
この期に及んで未だ突撃突撃と繰り返す髭の司令官を見てやれやれと肩を竦め菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)はミネルヴァ級戦闘空母ネルトリンゲンの進路を峡谷に向け加速させた。
この状況下で対応策も見いだせずただ突撃と叫んでいる無能司令官の下で働きたくはないものだし、そもそもダメなキノコは理緒の趣味ではない。
(たいしたことない、ふにゃっち……コホン。キノコになっちゃうと女の子にモテないよ~)
頬を赤らめながらおやつのキノコを思い浮かべる理緒、それはどのキノコなのか後できっちり言ってもらいたいものです。
とはいえまずはこの足場が液状化した状態から復帰させねば反撃も防御もできないだろうからそこをどうにかすることが先決だ。
いちいち引きずり出すなどしてはいられないしここはひとつ具体策を講じるのが一番とプログラムを走らせその範囲を絞り込んでいく。
『こっちはやっておくから足場お願いだよー。ホワイトチョコパイをプレゼント♪』
希がサポートしばらまかれていく対戦車地雷、大量のガトリングの砲火が下方に集中されるもこの船体がそう簡単に削られることはないので今のうちに作業が可能と理緒は静かに目を閉じた。
「レタッチ……アンド、ペースト!!」
モニターに映し出された液状化した地面が見る見るうちに普通の線路に戻り再び再稼働し始めたマシュルム軍。
理緒の力により虚実置換が発動した以上、もはや地形によるマイナスはなくなり息を吹き返したマシュルム軍の反撃が始まった。
「な、なんだ!? 地面が急に」
驚く司令官を尻目に兵士達は勝手に反撃を始める混乱具合、まったくもって統制がとれているとはいいがたい状況に理緒は呆れ顔。
「そこのアソートみたいなキノコ! 早く動く! さっさと谷を突破する!」
『まったく。そんなキノコとそんな動きじゃ満足できないよ!』
手をすこすこと上下させる映像を出し希がいうものだから理緒はちょっと頬を赤らめつつ外部音声のボリュームを下げる。
「希ちゃん、慎みぃ……」
『この手のふにゃ|●●《ピー》野郎にはちゃんと言っておかないと!』
再開された戦闘を尻目に艦橋で続くボケとツッコミ、どうやら最悪の事態は回避されマシュルム軍の本格攻勢がここに再開され始めたようだ。
大成功
🔵🔵🔵
ヴィリー・フランツ
◎連携もお好きに
※【熟練操縦士】を発動して性能アップ
心情:あ~あ、司令官は用兵を知らんのか、ドンパチお祭り始めやがって、と言うか想定よりも敵の数が多いな?。
手段:「(ヌガーとキャラメルが入ったチョコバーの包み紙を機外にポイ捨て、ゴーグル型HMDを装着)メインシステム戦闘モード起動、仕事の時間だ」
スラスターを全開にしてマシュルムの横腹を突こうとする部隊を攻撃する。
RS-Sクロコダイル単装電磁速射砲で牽制しながら突入、近接戦に持ち込む、連中は長距離・中距離戦機だから誤射を恐れて攻撃は控えるだろう。
接近出来たらファイアアントで焼いたり、バーンマチェーテでの白兵攻撃を仕掛ける、グリモア猟兵の言う通りならしこたま弾薬を積んでるらしいが…この乱戦下じゃ不殺とか言ってられん、胴体を狙う!誘爆したり当たり所が悪かったなら、それがソイツの運命だったってわけだ、まぁ俺もクラッカーと予備弾薬を携帯してるから同じか。
こっちは盾と増加装甲の他にEPフォートレスアーマーによるバリアもある、そう簡単にはやられんぞ。
●
アルフォート鉱山鉄道の路線上は今まさに大混乱の真っただ中、いくつもの火線が集まり巻き起こる爆発と濛々とあがる黒煙。
防御陣形をとろうとするキャバリアもあるようだがあまりの火力の集中の前ではそれも限界があるようだ。
地盤を液状化され身動きがとれないという自分達が使った戦法で窮地に追い込まれている|マシュルム《キノコ》軍。
狭い峡谷で左右の森林から砲撃されているためにみるみるその数を減らしているため一刻の猶予も残されていないのではないか。
だというのに無線から聞こえてくるマシュルム軍司令官は口髭を揺らしつつ「突撃突撃!」と叫んでいるだけ。
「あ~あ~」
さすがにそれを聞いてしまうと愚痴も漏れようというもの。ヴィリー・フランツ(スペースノイドの傭兵・f27848)は苦笑しつつコンソールに表示された敵集団の情報に目を通しそこに示された敵の総数が思っていたよりも多いことに危機感を覚えた。
(司令官のヤツ用兵を知らないのか? ドンパチお祭り始めやがったぞ)
反撃も回避もできそうにない状況下でよくあんな命令が出せるものだと兵士達にはお悔やみ申し上げたくなるほどだ。
咥えていたチョコバーをパキンと折りバリボリと噛み砕くと包み紙を機外に放り捨てハッチを閉じた。
ここからは本気でいかねばとても間に合わない、ありったけをぶつけ間に合うかどうかかもしれないが……。
「まっ、やるだけやってやるさ。 メインシステム戦闘モード起動、仕事の時間だ」
ゴーグル型HMDを装着し認証がおりたシステムは一気に暖気モードから戦闘用のピーキーなモードへと切り替えられゆっくりと立ち上がり始める。
脚部センサーから伝わる地面の硬さより算出した数値、それを見てオートバランサーをモード4に切り替え即座に悪環境にも対応してみせる。
想定よりも液状化の影響で柔らかくなった地面はこれで気にしなくていいはずだ。後はやれるだけのことをやるだけのこと。
ジェネレーターやアクチュエーターは修理より戻ってきてよりメンテナンスは万全であり作戦に支障はない。
後は時間との勝負、一気に距離を詰め勝負を決めてやろう……そう思いながらペダルを思いきり踏み込んだ。
「火器管制システムオンライン、センサー・駆動関係異常無し、全システムオールグリーン……よしっ、反撃開始といくか」
サブコンソールに表示されたチェック項目を確認し|レッドアラート《異常表示》が無いことを見届けエンジンを思いきり吹かしてやる。
スラスターから噴き出す推進剤の燃焼が森林の一部を焼くも今はそれを気にしている暇はない。
RS-Sクロコダイル単装電磁速射砲へのエネルギーチャージは十二分に機能している。その側面から現れた新手を前にしてバンブーシュート残党のキャバリア達は連射していたグレネードを撃つのをやめ超信地旋回をするもヴィリーの愛機ヘヴィタイフーンMk.Ⅹへの発砲を何故か躊躇っているようだ。
電磁速射砲の連射を前に怯えているのではなく近距離でのフレンドリーファイアを恐れての一瞬の躊躇、それを利用し飛び込んでしまえば多数相手でのやりようはあった。
左足を軸にして急旋回し高周波で赤熱した刃で頭部を切り払う。キャバリア『アダタラ』の頭部はあっけなく宙を舞い視界を失ったまま急発進し味方へと飛び込んでいった。
(誤射は嫌だろうから……そりゃ躊躇うよなっ!)
別のアダタラにしがみつき盾にすると思考を凝らし乱戦を誘発するよう誘導をする。
「こいつら、正規軍じゃないくせに潤沢武器弾薬を装備してやがるよな。あぁ……それも火薬系の武装をたんまりとな」
ニヤリと口元が緩んでしまい気を引き締め直すことにした。一斉爆破してやろうという破壊の衝動とよくよく考えれば自機にも大量の武器弾薬を搭載していることを思い出したからだ。
(この乱戦下だ……不殺、とはいかねぇな)
生きるか死ぬかそいつの運次第と割り切り武装を切り替えメイントリガーに持ってきたのはよりにもよっての非人道兵器の一つ。
ジオメタル社が誇る凶悪なる装置の先端に点火用の炎がチロチロと灯り始めた。
「寒いだろう? こいつは俺の奢りだ」
装備されたファイアアント火炎放射器が強烈すぎる炎を解き放ち目の前のアダタラを包み込むと一気に赤熱化し破裂する武装類。
誤射されたミサイルが別の機体へと飛んでいき爆発が起こるとそれが連鎖し次々と巻き起こるフレンドリーファイアの嵐。
「チッ、よく考えりゃ俺もだな」
クラッカーと予備弾薬を|パージ《切り離》し盾を構えながら急速後退、そしてフォートレスアーマーを全力で稼働させると同時に巻き起こる目の前の機体の爆散。
残っていた弾薬と燃料が盛大に爆発を起こし弾き飛ばされてしまうヘヴィタイフーンの巨体。
ズルリとバランスを崩したま倒れこんだ先がまさかの液状化した地面。
「ちょうどいい、いっけぇっ!!」
泥沼化した地中へとブースト全開飛び込んだ瞬間、地表で次々と連鎖的に巻き起こった最悪規模の大爆発。
周囲の森林ごと燃え上がり全てを焼き尽しバンブーシュートの一団はその全てがけし飛んでしまったようだ。
焼けた泥沼から泡がたち立ち上がったヘヴィタイフーンの巨体、溶けかけた盾を捨てもはやデッドウェイトでしかない増加装甲を|パージ《切り離》し焼け野原へと一歩踏み出した。
「やれやれ、こいつの修理代は何処に請求したもんかね」
コクピットハッチを開け顔を出したヴィリーは愛機をゴンと叩きよくやったと無言で労った。
もはや残党は残っていないはず、そう信じ紙巻き煙草に火を点けたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
皇・絶華
おお…素晴らしい依頼だ
素晴らしいチョコ祭りだ(遂に悪鬼がここに降臨
ベルにはちゃんとカカオ濃度10000000000%&漢方配合チョコのきの◎の山を口に捻じ込んでおくぞ
機神搭乗
「ぬ、主様…俺はチョコは大丈夫ですからね…?」(ふるふる機神
そうか…だが強化は必要だな!
「いやぁぁぁぁぁぁ!!」(悲鳴
UC発動
カカオ汁とチョコを摂取して自己強化!
「ぐげごがぁぁぁぁ!?」
きのこにタケノコにすぎのこにコアラに小枝達よ!
お前達には足りないものがある!
そう!それはパワーだ!
お前達にはパワーが足りない!
だが安心するがいい!我がチョコを食する事でお前達に圧倒的なパワーを授ける事が出来る!
対たけのこ
カカオ濃度1億%チョコのたけのこのあれを機体をこじ開け直接捻じ込み(不殺
対すぎのこ
カカオ濃度1億%チョコのすぎのこを機体をこじ開け直接捻じ込み
対コアラ
カカオ濃度1億%チョコのコアラのあれを機体をこじ開け直接捻じ込み
対マ◎オ(!?
カカオ濃度10億%チョコのきのこの◎を進呈…というか口に捻じ込む
圧倒的なパワーで平和は訪れる
●
「んがっんっんっ!?」
声にならない悲鳴、グリモアベースから転送される際に思いきり成し遂げた強烈なお仕置き。
カカオ濃度100000000000%漢方配合チョコで出来た|トドメ《キノコ菓子》を|目の仇《某エルフ》の口に捻じ込んでおいた。
涙を流すほどに喜んでくれていたようでとても満足と皇・絶華(影月・f40792)は満面の笑顔を見せ飛び立っていく。
後に残されたのは無残な……エルフの生ける屍だけだった。
特大の大爆発が巻き起こり吹き飛んでいくバンブーシュート残党が視界の隅に見えていた。
すでにマシュルム軍への攻撃は開始されており各方面からの猛攻は確実にその数を減らすのには貢献しているのだろうが、所詮は多大な数を減らすにはもう無駄な抵抗なのかもしれない。
今から出て行ってもほぼ全ては終わっているのではと思うほどの収束感、けれど髭の司令官はまだ怒鳴っているし残党もまだ少しは残っている。
ならばやるしかないではないか!
「ぬ、主様…俺はチョコは大丈夫ですからね…?」
黒髪の少女がブルブルと震えながら主人である絶華を見るがどうやら許してくれそうにない不穏な空気。
先ほど某エルフを撃沈したばかりのカカオ濃度1億%チョコを取り出すと口元に押し付けてきた。
「そうか……だが、狂化は必要だな」
「なんだか今の発音おかしんじゃ、いやぁぁぁぁぁっ!?」
口の中に流し込んでいく人外の味覚でしか楽しめない漢方と虫配合の狂気の超高濃度カカオ汁……そんな物を飲ませられては白目を剥き泡を吹きながら倒れこむ黒髪少女。
ビクビクと手足を痙攣させて倒れたこの少女が連環神機『サートゥルヌス』だと誰がわかろうか。
「ほら、早く変身して!」
「うう……ひどぃ」
ゆらりと立ち上がり現れた巨大なサイキックキャバリアへと乗り込み絶華は自らもその地獄汁もとい1億%カカオ汁を一気飲みしそして……。
「ぐげごがぁぁぁ……おえええええええええっ」
「俺の中で吐くなぁぁぁ!?」
戦う前から色々取り返しのつかないことになりながら敵へと飛び込んでいく……どっちかというとトイレに駆け込む限界まで我慢している人のように。
「な、なんだこいつは」
「やれっ、やってしまえ!」
砲火が集中し迫りくる化物へと迫る影、バンブーシュート残党のコクピットハッチがこじ開けられカカオ1億%たけのこを押し込み虹色のリバースが噴き出した。
シダー軍のコクピット内にも捻じ込まれた|シダー《すぎのこ》型の1億%カカオチョコ菓子。
あちらもこちらも酷い惨状で朽ち果てていく残党たち……もはや決着というかトドメは刺されてしまったようだ。
「まだだ! まだ足りないっ! パワーがパワーが足りないっ!」
なんかもう目が血走り止まらない絶華の暴走、よりにもよってようやく窮地から脱したマシュルム軍司令官へと駆けよっていきとっておきの狂気を取り出した。
「なんだ貴様たちは、てむぐぐぐぐ……ごぼぉっ!?」
毒々しい色のカカオ10億%のキノコ菓子を髭の司令官に捻じ込み引きつる戦場。全員の視線が集まる中で顔を真っ赤やら真っ青やらを繰り返し虹色のリバースを絶華へと向けて吐き出した。
「さっちゃんシールド!」
「ちょっ、俺を盾にあばばばばばばばばばっ!?」
|虹色のリバース《ゲロ》塗れになって心が折れたさっちゃんはしばらく再起不能、しばらくは口もきいてくれないに違いない。
だがそれすら気にせず絶華はやるべきことをやりきったと確信する。全ての元凶というかこの髭の配管工、じゃなかった司令官をダウンさせるという最大の成果を。
……圧倒的なパワーで戦場に平和が訪れた! ということにしておこう。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『休戦協定会談』
|
POW : 情熱と勢いで会談参加者達の説得を試みる
SPD : 市井の人々になるべく悲劇が及ばないよう、会談内容を誘導する
WIZ : 堂々と会談の場で演説し、主張を述べる
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●休戦会議は大波乱
戦いは猟兵達の介入のおかげで無事に|マシュルム《キノコ》軍の勝利に終わった。
とはいえ双方に多大な被害が出ており会議の場は紛糾するのは当然の帰結。
そして強硬派で知られる口髭の司令官が今後のマシュルム軍による統治をバンブーシュートへと突き付ける中、あまりにも酷すぎる条約の内容が示されてしまった。
「なっ、なんだと……主食をこれから全てマシュルムに合わせろだと!?」
「ふざけるなっ! バンブーシュートの伝統料理まで否定するというのか!」
会議に出席した者達が起こるのも無理はない、そこに示されたのは国民食となっている物を全てマシュルム基準に直してしまうという一方的な押し付けだ。
敗戦したとはいえこれではあまりにも酷い文化破壊が待っている。そしてそんな事はさすがに燻ぶる火種を再燃させるに等しいと誰もが思ってしまう。
国境線うんぬんなどよりも議論が過熱してしまっているこの条件はあまりにも問題だらけ。
これを止めるには戦場で大戦果をあげた猟兵達にしか介入することは不可能な強硬意見を果たして止める事ができるのだろうか?
長引く議論に疲弊した会談の場に、猟兵達は飛び込んでいった……独特すぎる自説をきっと用意して。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
戦勝国とは言え、少々酷いですねぇ。
バンブー側にも美味しい食べ物は有るでしょうし、それを失わせるのも?
「文化や嗜好等は尊重する代わり、経済面等でマシュルム側が得を得る」形が良さそうでしょうかぁ。
話を聞いて貰える様、【觧媱】を発動して『|祭神衣《デザインお任せ》』を着用し、「従順性の付与」と「絶大な魅了」を撒きますねぇ。
その上で、キャバリアに頼り過ぎた結果「それが無いと殆ど交戦出来ない」と言うのも解りましたから、「何方も譲れない内容は、代表者を出して|生身の決闘《格闘技他の試合》で決める」と言うのは如何でしょう?
過剰な要求が行われたら、今回は「私が相手をする」と言うことで。
●
「そのような外道な食べ物は全てマシュルムに変えてしまえっ!!」
理不尽などというものでない髭の司令官の叫びが会談の場に響いた。戦勝国のマシュルムと敗戦国のバンブーシュートのお歴々が並ぶ場でかなり調子に乗っているようで無理難題を先ほどから言い続け会談は荒れ放題になってしまっていた。
マシュルム王国の代表として出席しているプリンセス桃もさすがにそれは辟易しているようで少しばかり退屈そうにしているのが何ともあれな雰囲気だ。
(これはあまりにあれで少々酷すぎますよねぇ)
同席することを許された夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はここに成果をあげた猟兵として意見を述べることにした。
文化面でバンブーシュート側に配慮する代わりに経済的にマシュルム王国が得を得る、そんな方法を何か提案するべく。
祭神衣を着たるこるが急に皆の注目を集めたのには女神の加護が関わっていた。それによりまるで魅入られたように耳を傾ける参加者たち。
「何方にも譲れない事があると思いますぅ。ですがキャバリアでしか戦わないのも不毛ですしぃ、各陣営の代表が生身で戦うというのはぁ?」
「それは我が偉大なるマシュルム王国に何のメリットにもならんぞ!」
「ククク、腰抜けのチョビ髭は生身では自信がないようだなガハハ」
立ち上がった口髭の司令官をバカにするかのようにバンブーシュート軍のムキムキマッチョの巨漢グッパー将軍が立ち上がり互いにガンを飛ばしあう険悪な雰囲気。
額を突きつけあい表に出ていくと、るこるが替りに相手をする必要もなく始まった激しい殴り合い。
(うわぁ……キノコ食べて巨大化したり火を吐いたり、生身でも強いじゃないですかぁ……)
遠い目をしながらるこるは彼らの戦いを見守る……バナナに足を滑らせ転んだ二人の様子に何ともいえない空気が議場に流れていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
シルヴィ・フォーアンサー
……阿呆かな?
『紛うことなき阿呆だな、よっぽどまた戦争がしたいらしい』
とりあえず以前もおなじ手段使ったけど人前で物怖じしないよう指定コードで自分に自己暗示。
一国丸々食事をおなじもの強制するなら当然その食材はマシュルム側が用意するんだよね?
過不足なく国の隅から隅まで必要な場所に届く輸送ルートも気に食わない小規模集団から護衛する警護とかも
それから同じように調理できるコックとか。
レシピだけ?駄目だよね細かい違いも是正できるようチェックしないと。
費用とか一杯かかるけど優秀な司令さんならその辺りは織り込み済みで国の許可も取ってあるんだよね?
とかネチネチ口撃する……トップはやっぱりピンクのお姫様なのかな。
●
「……阿保かな?」
マシュルム王国とバンブーシュート共和国の協議の場で一方的な髭の司令官の発言を耳にしてシルヴィ・フォーアンサー(自由を求めた脱走者・f41427)は隠しもせず呆れ顔。
一国の文化……それも生活に直結する料理そのものを強制的に変えるなどはっきりいって不可能であるしそもそもそれをどうするつもりなのかと問い詰めたい。
というよりも恐らくは長年の戦ってきた相手へのちょっとした優越感がそれを言わせているのだろうがそれはこのような会談の場で言うべきものではない。
プレンセス桃もさすがにこれでは話がまとまらないとオブーザーバーとして参加が許可されている猟兵達に視線で合図を送ってきてくれていた。
発言のチャンスが与えられているのだからそれを有効活用しよう、そう心に決め手をあげそして立ち上がる。
「出来もしないことをあまり自慢気に語るな」
開口一番普段よりあえてぶっきらぼうに話始め司令官に向けてのいくつかの質問をぶつけることにする。
まずは理論的な牽制、そこから斬りこむのは他の者に任せればいい。
「一国丸まる同じ物を強制するのならば当然その食材もマシュルム側で用意するんだよね?」
「なっ! そのようなもの全てのバンブーシュートを引き抜いて代りに植えれば」
「すぐに生えるわけないでしょ……全く」
「くっ」
シルヴィの想像通りやはり難癖つけるだけでその内容は伴っていないのは間違いなく、輸送ルートから警護に関することも問い詰めるも全てバンブーシュートが処理すればいいことだと思考停止してしまっているようだ。
「そこは占領軍の責任だと思うけれど、国の許可はとってあるんでしょうね?」
「そ、それは……」
言い淀む司令官の後方に座っていたプリンセス桃が横にいた者に何やら囁き伝言役が司令官のそばまでくると顔を真っ赤にしながらそのまま着席してしまった。
(ここからもっとネチネチしてやろうと思ったのに、予想より早く引いてみせるんだ……)
シルヴィは後もう少し畳みかけてやるぞと今度は少し入り口を変えて発言の機会をうかがうことにした。
さぁ……早く失言してくれとそうわるーい笑みを浮かべながら。
大成功
🔵🔵🔵
カグヤ・アルトニウス
○停戦監視団
アドリブ歓迎
戦いの様子を見るに彼らは「戦争のプロ」です
ならば、私は彼らの力に期待して交渉を促したいと思います
(行動:WIZ)
服装は私掠宇宙海賊の公式な場での格好である海賊団の徽章付き宇宙軍の制服(UDCの海軍の将校服と同じ様式)で出席し、立場も「アルビオン海賊団団長代行」としておきます
まずは、タイミングを見て手を打って話を止め割り込みます
そして、「皆さんは戦争のプロなので私よりも分かっているとは思いますけど、いまは迅速な停戦が必要なのですよね。故に求められる条件は全てすぐに処理できる「金」に変えられる物であって、それ以外の要求はここでは自重して欲しい」
という事を伝えます
●
両国の交渉の場に参列している中、微章付き宇宙軍の制服を着用し毅然とした態度で周囲に一定の睨みを効かせようとカグヤ・アルトニウス(とある辺境の私掠宇宙海賊・f04065)は両者の不毛に近い言い争いを睨みつける。
この会場で派手に討論(拳も交え)している髭の司令官と巨漢のグッパー将軍が顔に青痣を作り合いながら席に着いたままだ。
この両者にまず最低限の決め事を納得させないことには議題は進みそうにもない。
「ええ、わたしはアルビオン海賊団団長代行カグヤと申します。 皆さんは戦争のプロなのでよくおわかりだとは思いますが……」
まずは相手が戦闘狂ではなく職業軍人であることを促し耳を傾けさせる流れを作らねばならない。
そうでなければ先ほどまでの感情論による意味のないやり取りが永遠に続いてしまうだろうから。
「今は迅速な停戦が必要なのですね。故に求められる条件全てをここで全て決定付ける事はまず不可能……なのでそれ以外の要求は今は自重してもらえれば」
「いいや、そっちの負けた連中が全て差し出せばいいだけだ」
「なにを言う、散々鉱山でボロボロになっていてデカイ顔はさせんぞ」
カグヤの話に割り込んでくる両将軍、ここでその話を折られては先に進めないではないか。
そんなカグヤの苦悩に助け舟を出したのは何とマシュルム王国のプリンセス桃の一言だった。
「とはいえ話の足掛かりが無ければ前には進みませんね。 団長代行殿には何か案がありまして?」
「は、はい。すぐに処理できるもの……まずは賠償金に変えれる物から詰めていければと……」
カグヤはやれやれと思いながら知的に話が進むよう慎重に議題を進めることにした。これはまさに火薬庫の中で火遊びをするぐらいの慎重さが必要な場面。
腕の見せ所だと内心ワクワクとしながら。
大成功
🔵🔵🔵
ヴィリー・フランツ
◎※軍服(式典用)を着てアークライト名誉勲章を胸に付ける
心情:この手の軍人は自分のメンツを傷付けられると駄々をこねて拗れる、何とかせんと俺達の報酬すらパーだぜ。
手段:手始めに食生活をマシュルム様式に合せ、段階を踏む同化政策、言わば│文化的なジェノサイド《文化浄化》ってやつか。(真面目な方に持って行こうとしてる人)
最悪、国境線と賠償金の問題だけは先に解決してもらわんといかん、そっと将軍に「このままでは何一つ決まりません、先ずは相手が妥協しやすい鉱山周辺の権利に賠償金、第三国の義勇軍捕虜に対しての身代金の締結を話しましょう」と耳打ちする。
兎に角、拗れそうな民族問題は後日の会談で決めてもらう。
●
一部の者がどうにか議題を統制することで進んでいく停戦交渉、あまりに理不尽な要求を抑えるべく苦悩する者がここにも一人。
式典用の一種礼服の胸に輝くのはアークライト名誉勲章、ヴィリー・フランツ(スペースノイドの傭兵・f27848)はこの会議に参加するに相応しい威圧感を前面に押し出し話に割り込むことにした。
とにかく自己主張の激しいこの会議、民族間の根底にある|相容れない想い《キノコタケノコ》を解決するのは不可能だと思う。
はっきりいって炎上する……それも全世界規模のヤバいやつが待っているのは確実すぎてとてもではないがそんなものには関わり合いたくない。
(食生活をマシュルム様式に合わせての同化政策、こんな|文化浄化《ジェノサイド》がこの会談で決まるわけもないな)
紙煙草を取り出し口に咥えマッチを千切り壁に擦りつけ着火すると肺腑に吸い込んだ紫煙をふぅと吐き出し思考をまとめる事にした。
まずは停戦条件として目先の利益に目を向けさせるのが一番手っ取り早いのではと資料に目を通し心を決めた。
これだ、これで進まねばもうどうしようもないと。
「ああ、いいですか? このままでは何一つ決まりません。まずは相手が妥協しやすい鉱山周辺の権利に賠償金、第三国の義勇軍捕虜に対しての身代金の締結を話しましょう」
髭の司令官にそっと耳打ちしうぅむと唸る姿にあともう一押しだと直感が告げている。
両者ともにそろそろ疲れ切っているのだからまずは利を取らせ相手にも妥協点を譲るぐらいのにするほうがスムーズに事が進むと教えこんでいくしかない。
(こいつぁ報酬をもうちょい上げてもらわないと割に合わないぜ……)
ヴィリーはキリキリと胃が痛くなるような言葉の戦場でもう少しばかり戦うため二本目の煙草に火を点けるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
この|ダメ司令官《粗キ●コ》なんで自分が戦果を上げた気でいるのかな?
『突撃』しかコマンド持ってないくせに……もっかい液状化の海に沈む?
食事は文化。
相手の文化を許容することができないなんて、勝利した側の無能さを宣伝するようなものだよ。
『そうだよ。|皮かぶり《タ●ノコ》のほうが可愛いって意見もあるんだから』
『希』ちゃん、それなんか意味違くない!?
っていうか、『希』ちゃんそっち派!?
『え? おねーちゃんがどっちも好きだから……』
な、なにはともあれ!
全面禁止はただの文化破壊。戦争だっていっても、やっていいことじゃないからね。
あ、ちなみにおやつはもちろん、
ベルさんも大好きな『おとなのキ●コ』でした。
●
(はぁ……|ダメ司令官《粗キノコ》のくせに自分で戦果あげた気になっているのかなぁ?)
難しい言葉が飛び交う議場で書記をしながら内心の溜息を隠せない……何がとは言わないが普段より細められた視線は正確に相手の|器《サイズ》を測っている。
ちょっと食指の伸びないモノのようで今日の菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)はとにかく口が悪い。
見た目は有能秘書のように手を動かしているのだからまだそこはまともともいえるのだが……。
(はぁ……ちょっとオヤツにでもしよっと)
理緒は疲れた時こそ甘いものに限ると出発時に手渡されていたお菓子の箱を開ける事にした。
駄菓子にしては少し大きめの箱から取り出した巨大な一本物のマシュルム型のそれはあまりにも……あまりにも|ご立派《超リアル》な形状で誰も口に出さないが皆の視線はそれを食べ始める理緒へと注がれる。
「はぁ……相手の文化への許容もできないようじゃなぁ……」
理緒にしてみれば器が小さいなどというものではなくはっきり言って無能を喧伝しているようにしか思えない。
『まぁまぁお姉ちゃん。 |皮被り《タケノコ》のほうが可愛いって意見もあるんだから』
端末から聞こえる希の声はまさにタイミング最悪、理緒はチロチロといつものクセでマシュルム菓子の先端を舌で舐めて食べるという周囲から見ると一発アウトのお食事中だったからだ。
まぁ今のはたまたまの会話かもしれない、同じ議題を延々と聞く羽目になっていた一同にとってこの理緒と希のコソコソ話はあまりにも刺激的に聞こえているに違いない。
「希ちゃん、それ何か意味違くない??? っていうか|そっち《ショタ》派!?」
『え? おねーちゃんどっちも好きだしイケるかなって』
色々性癖をばらされていく理緒、はっきり言って加熱していた両陣営がコホンコホンと咳払いして一同休憩にしようと言い出したのはまさに怪我の功名。
文化破壊をやめさせるべく理緒の戦いは続く、まずはこの特大マシュルム菓子をやっつけてやることろからだ。
そんな戦いは中に入っていたミルククリームがぴゅっぴゅと噴き出した事でより一層カオスなものになってくに違いない。
なんというか絵面的にアウトすぎるのです……歴史資料にも後々エピソードが記されてしまうほどに。
大成功
🔵🔵🔵
セレーネ・ジルコニウム
「なるほど、主食をどの国に合わせるかで揉めているわけですね!
ならばこの私にいい考えがあります!」
『セレーネの案じゃと不安じゃのう』
ぶつぶつとうるさいミスランディアからの通信を切って、両国の司令官に私の優れた策を聞かせましょう。
「いいですか、どちらかの国の食事に合わせたとした場合、その食材の消費量は単純計算で二倍です。
そのような食料供給力はあるのですか?」
ふっ、私の鋭い指摘に反論もできないでしょう。
ここで私の天才的な提案です!
「解決策はひとつ!
我々ガルヴォルンが提供する軍用レーションを輸入し、それを主食にするのです!」
我々を通して食料を調達してもらうことで、今回の赤字もチャラになるのです!
●
「意義ありっ!」
バンッと大きな音が議場に響いた。
国の主食を巡り言い争う協定の場に颯爽と現れた一人の少女……その自信に溢れた表情と気合の入った制服姿で一同の視線を独り占め。
セレーネ・ジルコニウム(私設軍事組織ガルヴォルン大佐・f30072)は掴みはバッチリとばかりツカツカと壇上へと上がっていきマイクを手に取った。
「主食をどの国合わせるかで揉めているわけですね! ならば|私にいい考えがあり《イボンコ・スペシャル》ますっ!」
『セレーネの案じゃと不安じゃのぅ……』
AIから即座にツッコミいれられているもののこれは他者には聞かれていないために問題はない。
問題があるとすればその内容で……。
「いいですか、どちらかの国の食事に合わせたとした場合、その食材の消費量は単純計算で二倍です」
「当たり前だ」
参加者の一人が即座に答えるもセレーネは言葉を続ける。
「ですから、そのような食料供給力はあるのですか?」
そう……両国の食文化は違い過ぎる。そのうえで倍も用意することが本当にできるのだろうか。
確かに食料供給力はそう簡単にあがらない……それはこの会議でも語りつくさねばならない内容の一つ。
そう、いきなりそんなことできるわけがないのだと誰もがわかっているのに。
(ふっ、誰もこの私の鋭い指摘に反論もできないでしょうっ!)
セレーネはそれを自分が全てを論破したのだと思い込みそして言葉を強め追い打ちをかけることにした。
ここまでの調査で大破した艦の修理代をここで回収せねばと全力で。
「解決策はひとつ!」
「それは?」
きたきたきた、この時を待っていたのですとバンと机を叩きセレーネは満面の笑みでその続きを発する。
「我々ガルヴォルンが提供する|軍用レーション《すぎのこ》を輸入し、それを主食にするのです!」
「おいこいつ|シダー《すぎのこ》の回し者だぞ!」
「こいつの艦艇にシダーたっぷり積み込んでやがる」
「やっちまえ!」
「うおおおおおお!」
両陣営が意気投合し一斉にセレーネに向かって殺到し会議は一時中断となってしまった。
だがしかし……共通の敵がいるというのはとても大事なこと、ボロボロの下着姿になりながら逃げかえっていくセレーネの尊い犠牲は忘れない。
修理代の出ない母艦のローンの支払期日まであと10日、はたして不渡りを出さずに来月を迎えることができるのか?
それはそれで別のお話ということで……。
大成功
🔵🔵🔵
皇・絶華
おお…素晴らしき考えだ!
確かにきのこは素晴らしきものだ
なぜなら…チョコの割合が大きい!
だがタケノコが納得できないのは…まだパワーが足りないからだな!
「あ…あわわわわ」(お、恐ろしいことが起きる…!)
ならば!よりパワー溢れるキノコを主食とすればいい!
と言うわけでカカオ濃度10億チョコなキノコのあれを用意!
これで皆が圧倒的なパワーを得れば平和が訪れるだろう!
(マ○オの口にねじこみねじこみ)
吐いてはならん!これはお前達の国の象徴!
これからの皆が食す国民食!
喜びを持ち圧倒的なパワーに喜びの叫びを上げろ!
(何故か側には美味しいバンブーの国民食が沢山)
ふっ…これらにはパワーが足りぬ…司令官はその様なものには見向きもしないだろう!
今マ○オは身体から溢れる圧倒的なパワーに宇宙と合一を果たそうとしているのだ(あ、勿論不殺徹底ですよ?)
ってあれぇ?
「タケノコ貪ってるぞマリ○…やはり耐えられなかったか…と、とにかくてめーら…食は多様性が大事だと思うぞ?でないとあれが国民食に統一されちまう…考え直せ!」
●
皇・絶華(影月・f40792)は神機さっちゃんと共に全力で走っていた。
背後からチュンチュンと飛び交う何発もの銃弾、それもこれもつい先ほど会談の場でぶちまけた絶華の演説が原因に他ならない。
いや……演説というか何というか、まぁあれだ。
|“共通の敵がいれば犬猿の仲であろうと手が組める”《クソ生意気なガキにヤキ入れる》というまさに実証実験といえるかもしれない。
「うわわわわっ!? なんでっ、そんな酷いことをするんだっ!」
「何をいうかこの|●●●●《ピーーーー》野郎! 成敗してやるからそこに直れっ!!」
巨大化したムキムキの髭の司令官が真っ白な服に着替え何発も火の玉を投げつけ追いかけてきていた。
反撃するわけにはいかない……この状況を作り出したのは当の絶華だからだ。
「……食は多様性が大事だと思うぞ?でないとあれが国民食に統一されちまう…考え直せ!」
「まだ言うかこのっ!」
大きく振りかぶり全力投球、だが力み過ぎてボテボテのゴロになった火の玉が絶華の駆る|さっちゃん《キャバリア》の尻に命中した。
「あっつうううううっい!?」
なんかもうすごいさっちゃんの悲鳴、もう完璧に焦げ焦げたボディにさらに追い打ちで火の玉が転がってきて炸裂する。
何発も何発もお尻にばかり。 なぜこうなってしまったのかといえば……。
時を遡る事半日、会談の場に現れ絶華はクソ生意気な態度で割り込んできていっさい周囲の空気も読まない無法ぶり。
これぐらいやらねば発言できないとそう思ったのだろうか。
「くくく、キノコは素晴らしい! なぜならチョコの割合が大きいからだ!」
「何を言いだすんだお前!?」
ザワッと空気が乱れた、ようやく方向性が見えてきていた会談に撃ち込まれた強烈な楔、それは再び論争の争点を最初に戻してしまっていた。
右で左で再び不毛な言い争いが始まるのを気にせず絶華は言葉を続ける。
「タケノコが納得できないのは…まだパワーが足りないからだ!」
「「「「「「「は?」」」」」」」
突然何を言い出すのかと全員が顔を見合わせたった一人青い顔したさっちゃんがブルブルと怯えて壁際へと下がっていく。
嫌な予感、絶華のいつもの無茶ぶりがここで炸裂するに違いないとさすがに察してしまったのだろう。
「あ……あわわわ」
涙目で怯えている視線の先には懐よりとっておきのハイパーウェポン『カカオ濃度10億チョコでできたマシュルム・マウンテンを取り出しているからだ。
食べただけで悶絶する苦さ、というか食べ物と認めてはいけない危険物……そして色々な副作用があると言われる刺激物でもある。
「よりパワー溢れるキノコを主食とするがよい! これで圧倒的なパワーは君の物だ!」
「んぐぐぐぐ!? ぐほっ、苦っ、濃っ、おぼぼぼぼぼぼっつっ!?」
髭の司令官の口に無理やり詰め込んでいく巨大で濃厚なキノコはあまりにも毒々しかった。
そしてビクビクと痙攣しながら泡を吹き倒れる司令官、何処をどう見てもテロでしかないこの行為に一斉に両陣営の警備兵が動いた。
「吐いてはならん! これこそ国の象徴って何で銃をこっちに向けるんだ!」
「不審者をひっとらえろー」
雪崩れ込む警備兵とそれから逃げ出し外へと飛び出していく絶華、一人だけ逃げたかったはずのさっちゃんの手を引き逃げているためすでに二人は共犯確定状態。
「俺え何もしてないいいいいいいいっ」
「さっちゃん、変身だ! 早くっ!」
なんかもう問答無用で銃を撃ち始めた警備兵から逃れようとする二人、そこへとさらに新たなる追っ手が加わった。
建物の天井を突き破り二人の目の前に降り立つ巨人、そうキノコを食べて巨大化した髭の司令官その人だった。
「きさま! 言うだけ言っておいてその懐に持っているものは何だ!」
「何だって……これは、しまった!?」
絶華の懐から零れ出ていたのは|バンブーシュート《たけのこ》のお菓子ばかり、これは言うだけ言って人を陥れる気満々の詐欺師にしかもう見えない。
両陣営の兵士達がこれまでないほどに協力し銃口と火の玉をさっちゃんへと集中させてきた。
「ちょっ!? 私はただ平和的に解決してやろうと……ぐああああ」
「俺、も……もう限界っ、ひぃぃ!?」
圧倒的な弾幕と強烈なパンチを受けて吹っ飛んでいくさっちゃんの機体、両者の怒りが一つになって悪は倒された。
そう……この戦争の|元凶《絶華》はここに退治され世界に平和が戻っ……あれ? こんな物語だったっけ???
大成功
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カシム・ディーン
面倒くせーなー(たけのこのなんとかもぐもぐ)
「こうなったら間をとってジャパニアの郷土料理にするといいぞ☆焼きまんじゅうとかおっきりこみとかソースカツ丼とかとり飯とかすいとんとか☆」(コアラのワルツもぐもぐ)
なんかそれでもいい気はするが無理ありすぎだろ…
つか…まあ、仕方ないだろ
要するにマ○オはこう言いたいんだ
マシュムルの国民食じゃバンブーの国民食に勝てないからだろ?(!?)
(何故か荒ぶるのを見て)
え?だって…
「僕達のきのこじゃタケノコのさくさくに勝てませぇん!!だからもうこうするしか勝てないんですぅ!正々堂々人気でも味でも勝てないからこうするしかないんですぅ!!」
ってのとだろ?
え?
違う?
それなら料理大会で国同士で競えばいいじゃねーか
どちらが美味しいか暴力じゃなくて本当の力で勝負すればいいだろ?
まぁ…主食を合わせるでもいいけど?
「その場合はマシュムルの主食は永遠にバンブーに負けたって事だね☆あ、焼きまんじゅうとかでもいいぞ☆」(謎の焼きまんじゅう推し)
と言うわけで料理大会制度を提唱するぞ
●
「ちょっ、ちょっと待てー!?」
キャバリアの装甲材で出来た十字架に貼り付けにされたカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は拘束された手足をジタバタさせながら叫んでいた。
会談の会場はもはや乱闘の末、ぶっ倒れた者達で埋め尽くされ残された者達の視線はカシムに大注目。
「って、メルシー! 僕を助けろー!」
「メルシーは空気を読んじゃうから、ちゃんと成仏するんだぞ☆」
てへぺろしながら完璧に保身に走っている彼の愛機メルクリウスの完璧な裏切り……まぁ仕方がないだろう、この会場内に彼の味方は誰もおらず共通の敵を見つけたマシュルム・バンブーシュート両陣営に掴まってしまっているのだから。
「なにが間を取ってジャパニアの郷土料理にしろだ! あ“っ????」
「焼きまんじゅうとかおっきりこみとかソスカツ丼とかとり飯とかのほうが美味しいだろー???」
すごまれても怯まずさらに追い打ちをかけるカシム。 周囲でブチッという堪忍袋の緒が切れる音がした。
「コアラのワルツのほーが食べ応えがって、おっおいっ? なんだその溶けたチョコ……うぷぷぷぷぷっ」
カシム君の口に流し込まれる大惨事を引き起こした10億倍カカオの強烈なパンチ、そして砂糖無添加のただただ苦みだけが襲い掛かる苦行。
ドロドロに溶けたそれらが舌を焼き喉を詰まらせていく……。
「んぐぐぐ、ぶほっ!? ぐおおおおっ」
「どうだ、わかったか! お前の言っている罪の重さが」
思わず吹き出す茶色のリバース、そして詰め寄られるもカシムのクソ生意気さはこの程度で収まるものではない。
「マシュルムの国民食じゃバンブーの刻任職に勝てないからこんな条件出すんだろ?」
「は? 違うわっ!」
「え?だって……」
不敵に笑うカシムは覚悟があるとかそんなのではない、思ったことをただ口走っているだけなのだ。
「僕達のきのこじゃタケノコのさくさくに勝てませぇん!!だからもうこうするしか勝てないんですぅ!正々堂々人気でも味でも勝てないからこうするしかないんですぅ!! ってことだろ?」
ブチッ
またまた色々トドメの言葉を言い放つも本人にその自覚なし、完全にヘイトを全て集めて殺意が高まっていく中その流れを変えるかのように言葉を吐き出した。
「そんなに自国の国民食にプライドがあるなら、料理勝負で決着をつけりゃいいじゃないか!」
「焼きまんじゅうとか美味しいぞ☆」
メルシーがきっちり火花をマシマシにする過熱した会場……こうして捕らえられたカシムの口に両国の料理を流し込むという色々な意味で|料理勝負《熱いおでん口に入れる的な拷問》が開催されることになったのだ。
もはや会談とかそれ以前に目の前のクソ生意気なガキをこらしめねばと両国はガッチリ握手。
とにもかくにもこの他所の名物ばかり推すクソガキには痛い目に遭ってもらわねば収集はつきそうにもない。
「ほれっ、焼きマシュルムだ……好きなんだろう? 焼いたの」
「熱っ熱っ、入れるなよ入れるなよー」
「えい、うるさい!」
「熱ぃぃぃぃぃぃっ!!」
真っ赤に焼けたマシュルムを口に入れられ悶絶するカシム君、そして逃げたくとも手足が縛られ無理やり審査員にされているというカオスな状況。
もはや平和的な会談は裏で事務方が進めているのでここにいるのは過激な軍部の者ばかりの腹いせのお仕置き……じゃなかった調理勝負の場。
唇を真っ赤にしているカシムに巨漢の男グーパー将軍が焼き立てのバンブーシュートを口に押し付けてくる。
採りたての切ってもいないサイズは当然カシムの口に入り切るはずもなく。
「んぐぐぐぐっ!? 無理っ無理ぃ」
「がんばれー☆ ご主人サマならきっと逝けるぞ☆」
メルシーの応援も空しく白目を剥き泡を吹いたカシム君は撃沈した。
長かった会談の場は共通の敵がある間は互いに不干渉という結論を出し時代は前に進んでいく。
両国はがっちりと握手をしとりあえずは外敵を叩きのめす事こそ大事なのだと悟ったようだ。
そう、マシュルムvsバンブーシュートの対決に別の要素を持ち込んだ者全てを殲滅し最後にぶつかりあうのが自分達なのだとそう決意したかのように。
まず倒すべきは真っ先に介入してきた|シダー《すぎのこ》勢力、それを冠していた艦艇がまだ鉱山周辺に墜落しているのが確認されたのだ。
こうして交わされた停戦条約、両国の関係は今までよりは協調路線に傾いたはず。
一時的にしろこの地に平和が訪れたのはまさに猟兵達の活躍のおかげなのだ……たぶん。
大成功
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