エンドブレイカーの戦い⑫〜|負け道化《loser》
「オヒョォッ!?……な、何でこんな負けそうになっているのでしょうネェ……!?――エンドブレイカーと『六番目の猟兵』を侮っていたわけではアリマセン。故の残存する11の怪物の全軍投入――『軍師』も配備と、完璧だったハズですが……!?」
しかし既に、クサリク、ウリディムマ、ウガルルムの三柱はエンドブレイカーと『六番目の猟兵』に撃滅させられている。
その上バシュムも戦術的には猛威を振るっているものの、既に戦略的には死に体。
更に『ラハム・ジ・エンドブレイカー』……大魔女スリーピング・ビューティーをエンドブレイカー達が逃すはずがない――『六番目の猟兵』も、その危険性を理解している様だ。
「となれば……逃げるしかアリマセンナ!……逃げられるナラバ、デスガ」
そう言って『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』……いや『ジェスター』は独り言ちる。
戦力的にはギリギリ生き延びる可能性も無くは無いが、エンドブレイカーを最も多く屠ったマスカレイドと言えばある意味で『ジェスター』が該当するのだ。
「追撃してくるでしょうナ!生かして帰す気はないでしょうナ!」
いつもの通り嘲笑しながらも、その瞳には余裕がない。
「……最も生き延びられる可能性が高いのは、クルールどのですか。性質上カルロスどのと合流できれば、或いはと言った所でしょうが……」
既にエンドブレイカーを|完全に打ちのめす《世界から永劫に放逐する》のはほぼ不可能になっていると言っていい。
ならば後は誰が生き残るかだが……
「ウシュガルムどのはまだ分からぬでしょう。ラハムどのは……エンドブレイカー達が生きて返すわけがありませんナ」
独り言ちながら、ありったけの殺意……エンドブレイカーと『六番目の猟兵』の気配を感じながら『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』……『ジェスター』は逃走していく。
――エンドブレイカーと『六番目の猟兵』は、決して逃がさない。
追撃戦に特化した兵装と戦術を用意せよ。
さすれば、逃走する『ジェスター』を上手く追撃できるだろう――
黒代朝希
ここでジェスターは逃さない方が良いでしょう。
という訳で『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』への追撃戦です。
プレイングボーナス:敵の先制攻撃と降り注ぐ闇のオーラの両方に対処する。
に加えて、
プレイングボーナス:闇の中を逃げる敵に追撃戦に適した装備と戦術を用意する。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 ボス戦
『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』
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POW : デモニックアルター
自身が【悪事】で使用した道具全てをレベル秒間【ジェスターズ・マスターデモン化】し、[悪事]の腕前に比例した強さで戦わせる。
SPD : デモニックエクリプス
【漆黒のマスターデモン形態】に変身する。隠密力・速度・【超重力を放つハンマー】の攻撃力が上昇し、自身を目撃した全員に【恐怖】の感情を与える。
WIZ : ムシュフシュフォール
戦場にレベル×5本の【エリクシルの槍】が降り注ぎ、敵味方の区別無く、より【正義の心を持つ】対象を優先して攻撃する。
イラスト:シャル
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
リカルド・マスケラス
「おっと、逃がさないっすよ」
宇宙バイクを【操縦】して【悪路走破】しながら追いかけるお面。
「もうすぐ楽しい|浴衣コンテスト《おまつり》もあるんす。憂いを残す訳にはいかないんすよ!」
と、気合を入れて闇のオーラを振り切り、エリクシルの槍は【誘導弾】のようにギリギリ引きつけてから回避
「逃げながらの追尾性能頼りの攻撃なんて、ぬるめの弾幕ゲーと同じっすよ」
追いつけたなら、UCでとある人物の分身を生成し、手にした大剣で叩っ切る
「これは、とある勇者を魔法少女に変えて操ろうとした『別のアンタ』を倒した時に身につけた技っす。この一撃、たっぷり味わうといいっすよ」
制限時間を迎えたら次の味方に託すっす
「おっと、逃がさないっすよ」
「ヤハリ来ましたカ……」
リカルド・マスケラス(希望の|仮面《マスカレイド》・f12160)は宇宙バイク『アルタイル』に騎乗し、この『エンドブレイカーの戦い』から離脱しようとしている『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』……『ジェスター』を逃さない為に追撃を開始。
「もうすぐ楽しい|浴衣コンテスト《おまつり》もあるんす――憂いを残す訳にはいかないんすよ!」
「――『ムシュフシュフォール』!」
啖呵を着るリカルドは展開される『マスターデモン』としての闇のオーラの中に飛び込み、降り注ぐエリクシルの槍をギリギリ引きつけてから振り切っていく。
「逃げながらの追尾性能頼りの攻撃なんて、ぬるめの弾幕ゲーと同じっすよ」
『なら、闇の中に紛れサセテ貰いマショウ!!』
そう言って闇を濃くし、殺戮の道化師は再び逃走を図る。
しかしリカルドもただ見ているだけではない。
依代となる分身を使役召喚するユーベルコードを起動させていたのだ。
その名は――『|マスカレイドライダーR《ショウタイガラズワルドナノハナイショ》』。
「これは、とある勇者を魔法少女に変えて操ろうとした『別のアンタ』を倒した時に身につけた技っす……この一撃、たっぷり味わうといいっすよ」
勇者ラズワルドを再現した分身を作成し、能力を一時的に6倍へと増強させるユーベルコード。
それこそリカルドがこの『エンドブレイカーの戦い』で身に着けたユーベルコードの一つだ。
「なんですってェッ!?」
「自業自得でしょう。一定回数まで復活し別存在と並行して物事を進められるというのも考えものっすね」
一撃を『ジェスター』に叩き込んだ後、制限時間が切れる前にリカルドは後の猟兵に始末を託して撤退するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
セリカ・ハーミッシュ
連携・アドリブ歓迎、NGなし
向こうは大分弱気になっているようだね
でもこっちも時間的に余裕はないし
逃げられる前に倒しきるよ
まずは先制攻撃を凌がないとだね
負け道化気分になっているとはいえ
相手は11の怪物、一瞬たりとも気は抜けないよ
超重力ハンマーの直撃は決して受けず
注ぐ闇のオーラにも屈さずに気配を察知して
目標は見失ったりはしない
心が恐怖に囚われても、それでも戦えることは何度も経験している
氷刃乱舞で戦場を凍結させて逃走を阻止するよ
それからも追撃と攻撃を続けムシュフシュ・ザ・カーニバルの
手足を凍り付かせて確実に力を奪っていくよ
道化さん、今度はそっちが恐怖する番だね
そして二刀の魔剣で止めかな
「向こうは大分弱気になっているようだね……でもこっちも時間的に余裕はないし、逃げられる前に倒しきるよ」
セリカ・ハーミッシュ(氷月の双舞・f38988)はプラチナブロンドのショートカットを揺らしながら『ジェスター』……『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の前へと躍り出る。
「負け道化気分になっているとはいえ……相手は11の怪物、一瞬たりとも気は抜けないよ」
漆黒のマスターデモン形態に変身し、隠密力と速度が上昇した状態で『超重力を放つハンマー』を振るう『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の先制攻撃に対し、セリカは闇のオーラの中で『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の気配を察知し超重力ハンマーを回避。
そのまま心を蝕む闇のオーラの精神干渉に抵抗しながら、凌ぎ切っていく。
「目標は見失ったりはしない――心が恐怖に囚われても、それでも戦えることは何度も経験している」
かつて大魔女スリーピング・ビューティーと最後に戦う15年前の戦いに席を列したエンドブレイカーであるセリカ。
その戦闘経験から、闇のオーラによる恐怖をねじ伏せてユーベルコードを起動させていく。
「この氷の刃からは逃げられないよ――『氷刃乱舞』」
起きた現象は、氷の魔剣から戦場全体へと敵味方を識別する氷の刃を放つユーベルコード。
更に氷の刃を受けた敵は凍結の状態異常を付与される。
「流石は11の怪物……手足が凍った位では行動不能にならないか」
セリカが狙ったのは『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の手足――機動力を奪い、そこから凍結を進めていく戦術である。
流石に11の怪物と融合している影響からか、現在の状態では身体能力を落とした程度に過ぎないが――
「道化さん、今度はそっちが恐怖する番だね」
笑みを浮かべ、確実に『|道化《ジェスター》』を仕留めるべく、忍者のエンドブレイカーは忍び寄っていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
葉月・静夏
逃げるってことは逃げ切ったら後々何かしてくるってことだよね?
忘れた頃に動かれたりすると厄介ね。必ずここで倒しきらないと!
闇のオーラは厄介だけれど、追撃戦だから足が止まるようなことも良くはないよね。
それならやることはひとつ!敵を追いつつ走ったまま闇のオーラを【ジャストガード】で防いでいくよ。
防いで耐えることが得意なのだから、それを活かすの。
敵のユーベルコードは、真面目にジェスターズ・マスターデモンに付き合っていると本命に逃げられそうだから、ダメージを気にせずにデモンに突っ込んで【怪力】で投げ飛ばしてどかすよ。
ジェスター本人には【夏印・盛夏斧爆】で足止めとダメージの両方を狙ってみるよ。
「逃げるってことは逃げ切ったら後々何かしてくるってことだよね?」
逃げる敵を逃がした場合、より厄介な策を練ってこちらを襲撃してくるのはケルベロスの戦いでも同じであった。
故に葉月・静夏(せい夏・f40839)はここで『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』……『ジェスター』を逃してはならないと直観的に悟っていた。
「忘れた頃に動かれたりすると厄介ね。必ずここで倒しきらないと!」
闇のオーラの厄介さを理解しつつも、追撃戦である事を承知している静夏は真っ先に闇の中へと飛び込む。
しかし無論の事、逃げ切る為に『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』がする事は一つ……追手の始末である。
まずは『マスターデモン』として、闇のオーラを更に展開していく――
「それならやることはひとつ!」
だが、静夏も歴戦のケルベロス。
適確なジャストガードで闇のオーラに対応。
「防いで耐えることが得意なのだから、それを活かすの」
ならばと道化師は自身が悪事で使用した道具全てを『ジェスターズ・マスターデモン』へと変身させた『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の包囲攻撃を仕掛けていく。
だが、静夏は被弾覚悟でデモンに突っ込み投げ飛ばして対応。
狙うはあくまで『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』なのだ――
「――真面目にジェスターズ・マスターデモンに付き合っていると本命に逃げられそうだからね」
やがて『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』肉薄し、ユーベルコード『|夏印《サマーシール》・|盛夏斧爆《サマーアックスエクスプロージョン》』――左拳で印鑑のようなオーラの夏印を敵に張りつけ、炎の左ラリアットによる攻撃の威力を2倍にして肘を叩き込む!
「私のことを狙ってきてね――足止めになるなら、それに越したことは無いし」
更に付与されている『静夏を優先的に倒したくなるオーラ』によって、殺戮道化師は足止めを喰らうのであった。
大成功
🔵🔵🔵
フェリチェ・リーリエ
くぉらジェスター!エンドブレイカーから逃げられると思ったら大間違いだっぺよ!見通しが甘い!お汁粉より甘いわ!
燃えろ嫉妬魂!ジェスターへの怒りを炎のオーラに変え【オーラ防御】で先制攻撃と闇のオーラに対抗。
農夫の【野生の勘】で【気配感知】動きを【見切り】、そこだべな!
スーパー希少植物達からチェイストマトを召喚し投げつけ、チェイストマトを目印に【追跡】。
逃さねえべよ!とスーパートラップヴァイン発動。身体の一部を【捕縛】し引き寄せ【逃亡阻止】。
ここで会ったが百年目、エンドブレイカーに喧嘩売ったことを後悔させてやるべ!
ソードハープの剣部分で【串刺し】にし、ハープの音色を【音響弾】に変え至近距離から攻撃。
「くぉらジェスター!エンドブレイカーから逃げられると思ったら大間違いだっぺよ!見通しが甘い!お汁粉より甘いわ!」
エンドブレイカーの後にはぺんぺん草も生えない……という風説がある位、エンドブレイカーは世界を完膚無きまでに救った。
その上で11の怪物率いるエリクシルはエンドブレイカーに喧嘩を打ったのだから……少なくとも、フェリチェ・リーリエ(嫉妬戦士さんじゅうはっさい・f39205)は決して『ジェスター』を逃さない。
「燃えろ嫉妬魂!」
ジェスターへの怒りを炎のオーラに変え、闇のオーラと先制攻撃から防御していくフェリチェ。
農夫の野生の勘で『ジェスター』の気配を感知し……動きを見切って超重力を放つハンマーに対し、希少植物を投げつけ対応。
「逃さねえべよ!――チェイストマト!……『スーパートラップヴァイン』!」
トマトの希少植物を投げつけGPD代わりにし、更にトラバサミに変化する蔓草を使役するフェリチェ。
逃げようとする『ジェスター』の脚に絡みつき、逃亡を阻止していく。
「ここで会ったが百年目、エンドブレイカーに喧嘩売ったことを後悔させてやるべ!」
振るった愛用のソードハープの剣部分で『ジェスター』の太ももを串刺しにするフェリチェ。
「ウガァッ!?」
「動けない様にしてやるべ!」
更にハープの音色を音響弾に変え、至近距離から攻撃。
足を負傷し、至近距離から攻撃を喰らった『ジェスター』は悶えながらも逃走していく――
大成功
🔵🔵🔵
月雅・輝糺
おやおや、光と影の怪奇人間であるこの僕に対して
闇に潜むことができると思うのかね
ましてや僕は探偵、追跡はお手の物さ
僕自身こそ闇に潜み「モダンスーツ」で闇に溶け込んで
闇に同化することで闇の中の相手の居場所を探知
相手の先制攻撃と闇のオーラには
迷彩と残像、そしてフェイントと化術を使った多重分身で
相手を惑わせ狙いを鈍らせると同時に
第六感を併用して回避し
さらにオーラ防御でガードしよう
道化がいつまでも表舞台にいるものではないよ
疾くご退場願おうか
UCを発動
すべてを崩壊させる七色の光に変じてとどめを刺す
これが光と影の本当の恐ろしささ、ふふふ
ではこれにて失礼
(帽子を取って胸に当て気障に一礼しつつ消えていく)
「おやおや、光と影の怪奇人間であるこの僕に対して闇に潜むことができると思うのかね」
優雅な笑みと共に『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』を待ち伏せしていたのは、月雅・輝糺(光と影は帝都の謎を映し出す・f22635)。
「ましてや僕は探偵、追跡はお手の物さ」
ある魔術実験により『光と影』の属性を有する怪奇人間となった青年は、影の中に溶け込み、光の中に消えることができるスーツと共に闇のオーラの中へと溶け込んでいく。
これにより、闇に同化することで闇の中の『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の居場所を探知する事が月雅は可能なのだ――
「道化がいつまでも表舞台にいるものではないよ――疾くご退場願おうか」
繰り出される先制攻撃と闇のオーラによる『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の二段攻撃には、闇の中へと同化する迷彩と化術を使った多重分身によるフェイントで攪乱。
更に第六感で『デモニックアルター』による包囲攻撃を逃れていく――
「教えてあげよう、光も影も根源的には恐ろしいものなのさ――『|彼方から至れ輝く色よ、最果てに至れ光と影《ザ・カラー・アウトオブワールド》』」
「――ア?」
瞬間、闇と同化していた青年は『触れたものを崩壊させる虹色の光』へと変貌。
更に『敵にまとわりつきその意思を奪い取る影』を従えた月雅。
彼は光と影の両方を使い『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』の肉体を崩壊させ、影を纏わりつかせて意思を奪い去って行く――
「これが光と影の本当の恐ろしささ、ふふふ……」
そうして『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』を蹂躙し終えた後、月雅は元の姿に戻る。
「では、これにて失礼」
敵に十分な打撃を与えた事を確認した後、帽子を取って胸に当て気障に一礼しつつ消えていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
空桐・清導
POW
アドリブ大歓迎
「逃がしはしないぜ、ジェスター!
アンタは此処で仕留めさせて貰う!」
降り注ぐ闇のオーラに対して全身から放出した光焔で周囲に照らす
迫り来るマスターデモン達を[力を溜めた]拳で粉砕していく
どんだけ数が居ようと[気合い]でねじ伏せるぞ!
「少し手間取っちまったが、こっから巻き返す!」
UCを発動して一気に飛翔
マスターデモンが向かってきた方向に移動
見えずらいけど、そこはカンと速度だ
[根性]で見つけるぞ
「見つけたぜ!」
一気にジェスターめがけて突っ込む
全力の拳を叩き込んで攻撃
更に[限界突破]した光焔を集束
「超必殺!イルミネイト・ダークネス!」
その拳をジェスターに叩き込んで決着だ!
「逃がしはしないぜ、ジェスター!……アンタは此処で仕留めさせて貰う!」
降り注ぐ闇のオーラに対して全身から放出した光焔によって周囲を光で照らすのは空桐・清導(ブレイザイン・f28542)。
迫り来る『デモニックアルター』によって召喚されたマスターデモン達は、空桐の力を込めた拳で各個撃破されていく。
「少し手間取っちまったが、こっから巻き返す!」
どれだけの数を嗾けられようとも、気合と根性でねじ伏せていくだけだ。
そのままユーベルコード『スーパージャスティス』を用いて飛翔する空桐は、マスターデモンが向かってきた方向に移動していく。
「見えずらいけど、そこはカンと速度だ――根性で見つけるぞ」
根掘り葉掘り、と言った様子で『ジェスター』の姿を闇の中から見つけ出さんとする空桐。
やがて、浅くない傷を抱えて逃走していく『ジェスター』の姿を空桐は捕捉する。
「見つけたぜ!」
「ッ!!――ブレイザイン、デスカ!」
面倒なのに見つかったと言わんばかりに再びユーベルコード『デモニックアルター』を起動する『ジェスター』。
ジェスターズ・マスターデモン化した悪事の道具を投げつけ、逃走を図るが――
「つれないな――超必殺!イルミネイト・ダークネス!」
「ゴバァッ!!」
一気にジェスターめがけて突っ込み、全力全霊の拳を『ジェスター』の顔面へと叩き付ける空桐。
そのまま追撃として限界突破した光焔を集束させ、拳に付与していく。
「トドメだ!」
「待――」
殺戮道化師の言葉を遮る様に放たれた光拳は、着弾すると同時に膨大なエネルギーを放つのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アルジェン・カーム
…どこへ行こうというのですかジェスター
貴方が向かうべきは場所はどこにもありません
…門の向こうに戻る時が来ました
58人のエンドブレイカーが待っています
【戦闘知識・オーラ防御】
広範囲にオーラ展開
ジェスターの位置を把握
更に逃走ルートも分析
【弾幕・武器受け・勇気・念動力】
ケルベロス展開
重力ハンマーは念動光弾を乱射して迎撃し恐怖は怒りと勇気でねじ伏せる
【二回攻撃・切断・貫通攻撃・串刺し・怪力】
UC発動
超高速で飛び回り追跡
ハルバードで串刺しにして叩きつけ
宝剣と聖刃での超連続斬撃で切り刻む
そうでしたねジェスター
貴方はあの頃から何度も逃亡を成功させてきた
だが…今度こそ終わりです
祭りには終わりはある
さようなら
マウザー・ハイネン
…昔からそうでしたよね。
基本的に安全圏を作って悪意を振りまくカーニバルの道化。
最後は必ず引き際を間違えていますが…今回も同じように、逃しはしません。
闇には浄化と破魔の力を乗せたオーラを全身に纏い抗います。
心を強く、為すべき事を強く意識してジェスター追跡。
降り注ぐ槍は空を警戒し空気を切り裂く音から位置を予測。
星霊クリンを召喚もしくは氷の魔法で氷壁を空中に斜めに創造し滑らせるように受け流しましょう。
闇に紛れようと私の氷獄は逃がしませんよ。
UC起動、吹雪で猟兵に敵意を抱く者の座標を感知、他の猟兵の方へ追い立てていきましょう
接近したら全力で破魔の力込めた氷槍の凍結攻撃で貫きます。
※アドリブ絡み等お任せ
「――どこへ行こうというのですかジェスター……貴方が向かうべきは場所はどこにもありません」
無機質な声で、アルジェン・カーム(銀牙狼・f38896)は『ジェスター』に声をかける。
「……昔からそうでしたよね。基本的に安全圏を作って悪意を振りまくカーニバルの道化」
そこに同じく絶対零度の声色で、マウザー・ハイネン(霧氷荊の冠・f38913)は浄化と破魔の力を乗せたオーラを全身に纏い闇のオーラに抗っていく。
「……門の向こうに戻る時が来ました。58人のエンドブレイカーが待っています」
「ええ――最後は必ず引き際を間違えていますが……今回も同じように、逃しはしません」
58人のエンドブレイカーを消失させた罪過……それが贖われる事は、決してない。
故に再び、アルジェンとマウザーは『ジェスター』を滅ぼすべく行動を開始する。
「心を強く、為すべき事を強く意識して……」
「広範囲にオーラを展開しました……いました」
エリクシルの槍が降り注ぐ空を警戒するマウザーに、アルジェンはオーラを広域に展開する事で把握した『ジェスター』の位置を報告する。
その座標へと、空気を切り裂く音からエリクシルの槍の出現地点を割り出して回避しながら進んでいく二人。
「――僕が『ジェスター』のユーベルコードを受け止めます」
「なら、私は星霊クリンを召喚しましょう」
そう言って割り振りを決めるアルジェンとマウザー。
やがて、体を引きずりながら逃げていく『ジェスター』の姿が見える――
「――ッ! 『デモニックエクリプス』!」
「遅い」
超重力ハンマーを念動光弾を乱射して迎撃、そのまま『プルートー』の自律浮遊機動能力を持つ三つの砲身を持つ射撃兵装を展開していくアルジェン。
「闇に紛れようと私の氷獄は逃がしませんよ――逃げも隠れもさせません、『|氷獄は逃さない《トロメア》』」
マウザーは支援として『触れた者の生命力を奪い取る吹雪と冷気』を体内から放射。
半径145m圏内の『全ての敵意あるものの座標および移動、攻撃、隠密行動』を感知しながら、吹雪で猟兵に敵意を抱く者の座標を感知、他の猟兵の方へ追い立てる状況を整える。
「助かります――玄武門……開門……朱雀門……開門……白虎門……開門……青龍門……開門……四門開門!!――「仕留め」ます」
マウザーに笑みを向けた後、アルジェンはユーベルコード『絶・四門開門』を発動。
高速飛翔しながら自身の身体能力を強化開放する蒼きオーラを纏い、装備した武装を利用した超高機動連続攻撃を『ジェスター』へと繰り出していく。
「そうでしたねジェスター……貴方はあの頃から何度も逃亡を成功させてきた」
しみじみと呟くアルジェンの声は、ひたすら無だ。
「だが……今度こそ終わりです――祭りには終わりはある」
「ええ――それでは、さようなら」
不意に死角から『ジェスター』を氷槍の凍結攻撃で貫くマウザー。
そのまま、アルジェンと連携して『ジェスター』……逃げ続けていた殺戮道化師に引導を渡しに行く――
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
カシム・ディーン
竜眼号搭乗
あの外道道化師しぶといじゃねーか
「ご主人サマー☆逃げ惑う悪い道化師さんを捕まえるならもう…あれだね♥」(にたぁ
うっがぁぁぁぁ!!…いやあの道化師なら別にいいか(非情
【情報収集・視力・戦闘知識・属性攻撃・念動力】
ジェスターの逃走経路把握
また赤外線や超音波に念動フィールドを広範囲に展開して位置を把握
同時にオーラに対する抵抗力強化
【集団戦術】
地獄のUC発動
10師団
一応竜眼号の護衛と闇のオーラを念動障壁で防ぐ
残り
包囲網展開
「「よってらっしゃい見てらっしゃい☆愉快なメルシーカーニバルがやってきたよ☆」」
念動力を広範囲に展開して常にジェスターの位置を捕捉
逃走経路に先回り
物量でのしかかる
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
そして鎌剣で切り刻んでは金目の物を根こそぎはぎとる
「ほらほら☆」
「カーニバルのフィナーレは☆」
「ド派手にしないといけないぞ☆」
「ジェスター君もー☆」
「色々派手になりたいよね☆」
「お星様になってみようか☆」
容赦なく突き刺して念動光弾を撃ち込み
上空で爆破!
「「花火…綺麗☆」」
「あの外道道化師、中々にしぶといじゃねーか」
プラント搭載時空戦艦である帝竜大戦艦『竜眼号』に乗り込み、戦場上空からカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は『ジェスター』の悪あがきを観察していく。
既に決着……引いては『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』――『ジェスター』の命運は尽きたも同然だが、何が起こるか分からないのが『六番目の猟兵』が世界の命運をかけて戦う最終決戦における戦いなのだ。
「ご主人サマー☆逃げ惑う悪い道化師さんを捕まえるならもう……あれだね♥」
にたぁ、と少女の年齢の姿には見合わない情念に満ちた表情で銀髪の少女……界導神機『メルクリウス』ことメルシーはあるユーベルコードの起動をカシムに嘆願する。
瞬間、絶叫しながら悩むカシム……それだけ凄絶なユーベルコードなのだ。
「……いや、よく考えたら……あの道化師なら別にいいか」
しかし被害にあうのが『ジェスター』である事に気が付いたカシムはいとも容易く方針を転換。
ジェスターの逃走経路を把握し、更に赤外線や超音波に念動フィールドを広範囲に展開する事でより精密に位置を把握していく。
「――『|対軍撃滅機構『戦争と死の神』《メルシーハルノヨウジョマツリ》』」
「「「「ひゃっはー!」」」」
瞬間、メルシー達が分身していく……その数は1440師団数だ。
もう一度言おう、1440師団数のメルシーが戦場内に現れたのだ。
「「「「よってらっしゃい見てらっしゃい☆愉快なメルシーカーニバルがやってきたよ☆」」」」
最早ここまでの数の暴力ともなれば、相性がハマリさえすれば絶対先制攻撃権すら擦り潰せてしまう。
一応10師団数のメルシーは『竜眼号』の周囲を護衛し、エリクシルの槍を打ち砕いていく。
「ほらほら☆」
「カーニバルのフィナーレは☆」
「ド派手にしないといけないぞ☆」
「ジェスター君もー☆」
「色々派手になりたいよね☆」
「お星様になってみようか☆」
正に、数の暴力……圧倒的なメルシーの津波は、11の怪物と同化して『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』となった『ジェスター』でさえ肝を潰して絶叫するには十分であった。
というか能力次第ではオブリビオン・フォーミュラでさえ絶叫するだろう。
「……ぺんぺん草も残らねー、ってのはこのユーベルコード使うと意味が痛感させられるんだよな……」
容赦なく『ジェスター』にBX鎌剣『ハルペー』突き刺して念動光弾を撃ち込み、戦場の上空で爆破していくメルシー達の大津波。
その光景を目にして思いっきり嘆息しながら、カシムは他のメルシー達が回収した『ジェスター』が所有していた金目の物を受け取るのであった――
大成功
🔵🔵🔵
アンゼリカ・レンブラント
言いたいことがあるので追撃しようか
闇のオーラにはエンドブレイカーとして駆けてきた
思い出を。大祭での温もりや約束の樹でのひと時
多くの幸せな思い出で心を強く持ち闇を凌ぐ
先制攻撃のデモン達を覇気全開に
身に寄せ付けないようにして凌ぎジェスターを追う
闇の中を闘争する奴さんには第六感と勝負勘を全開に位置をとらえ
そちらの方向に光の属性攻撃をを宿す剣を向け視認し
”黄金旋風”を。ワッパーを足に絡ませ
怪力を生かして引き倒し抑える
58人の同胞が死ぬ原因となったお前さんだ
憎むエンドブレイカーは多い
私も幼き日はそうだったが、今は――
マスカレイド、再現体、マスターデモン、
オブリビオン、11の怪物
次々と姿を変え世界の敵とあり続けるは見事とも言える
だが、どんな姿となっても世界は
お前さん達のいいようにはできなかった
お前さん達がどうやっても、負ける私達じゃないんだ
潮時だ
廃業の頃合いだって言ってるんだよ
ワッパーで抑えたジェスターに対し
功夫を生かした体術で弱らせた後で
光の属性攻撃を纏いし
全身全霊の《真・断罪閃光剣》で仕留めるよ
「言いたいことがあるので追撃しようか――」
アンゼリカ・レンブラント(黄金戦姫・f38980)は長く艶やかな金髪を靡かせ、とうとう追い詰められた『ジェスター』の前へと躍り出る。
闇のオーラにはエンドブレイカーとして駆けてきた思い出を――大祭での温もりや約束の樹でのひと時、多くの幸せな思い出で心を強く持ち闇を凌いでいくアンゼリカは、最後に『ジェスター』へと語り掛ける。
「58人の同胞が死ぬ原因となったお前さんだ……憎むエンドブレイカーは多い。私も幼き日はそうだったが、今は――」
先制攻撃を仕掛けたデモン達は、全開の覇気で捻じ伏せていく事で身に寄せ付けない様にして凌いでいく。
更に黄金で補強されたワッパーを自在に操作し、殺戮道化師の身体を引き寄せていく。
「マスカレイド、再現体、マスターデモン、オブリビオン、11の怪物……次々と姿を変え世界の敵とあり続けるは見事とも言える」
ある意味では、15年の時を経たアンゼリカは『ジェスター』の往生際の悪さを評価しているのかもしれない。
しかし……だからと言ってその存在そのものを許容するかと言われれば、否であろう。
「だが、どんな姿となっても世界は……お前さん達のいいようにはできなかった」
真理があるとしたら、アンゼリカのこの言葉のみであろう。
この世界は、マスカレイドやエリクシル、オブリビオンに滅ぼされる程弱くもなく……また、無価値でも無意味でもないのだ。
「お前さん達がどうやっても、負ける私達じゃないんだ――潮時だ。廃業の頃合いだって言ってるんだよ」
「イエ!、ワタシは!ワタシはまだ――!!」
「いいや――ここがお前さんの『|終焉《エンディング》』だよ」
悪あがきをする『ジェスター』に功夫を叩き込み、弱らせた後……アンゼリカは右腕を掲げる。
――具象化されるは『峻烈なる裁きの光を宿した武器』……
「裁きの光よ、我が身に集いて剣となり全てを切り裂け――『|真《シン》・|断罪閃光剣《ジャッジメントセイバー》』」
光の属性を身に纏い、アンゼリカは全身全霊のユーベルコードを起動させる。
全ては、58人の同胞に、今を生きる人々に……ただ、報いて意味と価値を示す為に。
「終わりだ――」
「いやだ――ア、アァァァァッッ!!!?」
裁きの光が、殺戮の道化師……『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』と化した『ジェスター』を両断する。
同時に『ジェスター』は悟る……もう、やり直しは効かないのだと。
「死にたく――」
「それは、お前さんの被害にあった人々……58人の同胞も同じだったろうな――報いは、受けなきゃならない」
瞬間、裁きの光が再び瞬く。
其れは『ムシュフシュ・ザ・カーニバル』……『ジェスター』を完全に消滅させると同時、この『エンドブレイカーの戦い』にて、エンドブレイカーと『六番目の猟兵』の勝利が確定した瞬間であった。
大成功
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