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熱帯の島にそびえ立つはオブリビオン・プラント

#クロムキャバリア #カメリア大陸

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#クロムキャバリア
#カメリア大陸


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 ここはクロムキャバリアの世界の北カメリア大陸にあるカメリア合衆国。その国の南方にあるグランシスコという大都市に南方面軍司令部はあった。その司令室にアルバート・マクスウェル(TF(タスクフォース)101司令官・f29495)大佐は呼び出されていた。
「中央カメリアに存在する暴走プラントの破壊任務…ですか」
 用意された資料に目を通して、彼はそう口にする。
「うむ。中央カメリアにあるワイルド・ウォードッグのとある武器庫の1つを調べる為には、どうしてもそこの暴走プラントが邪魔なのだ」
 彼とそう向かい合って話すのは、褐色肌で50代ぐらいに見える男性の南方面軍司令官のバスク・オズワルド大将である。彼はアルバートよりも身体が大きく、がっしりしており、スキンヘッドが目立つ姿であった。
「なるほど。それはいいが、武器庫は誰が調べるんだ? カメリア合衆国には幾つか特殊部隊があるのは知っているが…」
「それについてだが…とある猟兵から提案されて新設したあの部隊を投入すると、国防総省は決めたそうだ」
 バスクは立派に生やしたちょび髭を右手で撫でながらそう言う。
「…ああ、あの部隊か。非公式に新設した多国籍特殊部隊ですな。確かに初陣にはうってつけかもしれませんな」
 アルバートはバスクの言葉に納得したかのように頷く。
「報酬と支援物資、及び機体の貸し出しは既に準備してある。ワイルド・ウォードッグの連中をビビらせるくらい思いっきり暴れて、暴走プラントを破壊してくれ」
「了解。自然環境に影響を及ぼすような兵器を使わせない程度に、派手にやらせて頂きますよ」
 そう言ってアルバートはバスクと握手を交わす。こうしてアルバートはカメリア合衆国からの依頼を受注したのであった…。

「…という訳で、諸君。カメリア合衆国からの依頼だ。早速ブリーフィングを始めよう」
 集まった猟兵たちにそう告げて、アルバートは手に持ったタブレット端末を操作して、中央に置いてある透明な机に今回の舞台の3Dモデルを表示する。
「今回の舞台はカメリア大陸の中央カメリアにある1つの島だ。そこにあるオブリビオン・プラントを破壊するのが今回の任務だ。理由は中央カメリアの別の場所にあるワイルド・ウォードッグの武器庫の1つをとある特殊部隊に調べさせる為だそうだ。どうも作戦を遂行するにはプラントが邪魔らしい。島の大きさは東西が10km、南北が10kmぐらいだ。地形はほぼ平坦で小さい川が2つある程度だ。もし隠れるなら、小さい川に入って身を隠すくらいだな。気候は平均気温が20℃超えで雨が多く降る熱帯だ。で、今回は夜間で雨が降っている中で諸君は戦ってもらう事になる。夜間任務や視界が悪くても戦える装備を用意しておくといいだろう。後は防水対策も忘れずにな。では、今度は敵についてだ」
 次に彼は敵の3Dモデルを表示する。
「まず、諸君にはオブリビオン・プラントがばら撒いた自動警戒ドローンの群れが形成した警戒網を突破してもらう。こいつ自体には攻撃能力はないが、索敵能力に特化した物でな。迂闊に動けば見つかって、大量のオブリビオンマシンに袋叩きに会うぞ。注意するようにな。攻略のヒントを言えば、こいつにソナーはない。ま、意外と警戒網を抜けるのは簡単かもな。で、警戒網を突破した後に諸君が相手する無人機のオブリビオンマシン達は2種類。『ゼーウォッグ』と『ドランギム』だ。ゼーウォッグは水陸両用の砲撃支援機で、陸での機動力はそうでもないが火力に優れている。ドランギムは重装甲かつ高機動、高火力の三拍子が揃ったキャバリアだ。これらを迎撃しつつ、オブリビオン・プラントを破壊してくれ」
 そう言って、アルバートは猟兵たちを見回す。
「なお、自前のキャバリアが無ければカメリア合衆国軍の方で用意してくれるそうだから、必要な人は要請してくれ。ブリーフィングは以上だ。それでは、諸君の健闘を祈る」
 最後に彼は敬礼し、グリモアを起動するのであった。


メガネペンギン
 まだ花粉シーズンが終わらねぇ…。早く終わってくれよぉ…。辛いんだよぉ…。
 さて、お世話になっている方はどうも。初めての方は初めまして。メガネペンギンです。今回はクロムキャバリアにて警戒網を突破し、無人機のオブリビオンマシンの群れを潰しながら、オブリビオン・プラントを破壊するというシナリオです。
 今回の大まかな流れは、自動警戒ドローン達が形成した警戒網を突破→『ゼーウォッグ』との集団戦をしつつプラントを破壊→残った『ドランギム』との集団戦 という流れとなっております。
 幸い敵が分かっているので対策は立てやすいかもしれませんが、油断大敵です。
 なお、今回はクロムキャバリア世界ということで、キャバリアを借りて乗ることができます。ユーベルコードはキャバリアの武器からも放つこともできます。そのまま戦うのもOKですし、自前のキャバリアで戦うのもアリです。そこら辺はプレイングに書き記して下さい。
 皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
 皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
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第1章 冒険 『警戒網突破』

POW   :    仲間を安全に行動させる為、敢えて自分が派手に動く

SPD   :    周囲の地形を把握し、死角を利用しながら行動する

WIZ   :    レーダー装置やカメラを破壊し、敵の索敵を妨害する

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 グリモアによって送られて早速、現場に到着した猟兵達。状況は夜でしかも雨が強く降っている。視界は悪そうだ。猟兵達は何とか目を凝らして周辺を伺うと、所々で自動警戒ドローン達が見回っている。幸い、まだこちらに気付いていない。これらの警戒網を突破しなければ、オブリビオン・プラントに近づく事は出来ないだろう。そこへ猟兵達へ通信が入る。
「こちら、キングバイソン。君達が例の猟兵達かね? 君達の動きはドローンを使ってモニターしている。何か入用があれば無線で連絡してくれ。では、よろしく頼む」
通信の主は南方面軍司令官のバスク・オズワルド大将であった。気になった猟兵達は自分達をモニターしているドローンの姿を探してみるが、視界が悪い為かなかなか見つからない。諦めてやれやれと肩を竦めながらも、猟兵達は各々、警戒網を突破する策を練りながら行動を開始するのであった…。
 なお、カメリア合衆国軍から貸し出されたのは、スラマカの時と同様、量産型キャバリアのマイティ・ナイト。トータルバランスに優れた機体であり、バックパックの換装により近接特化や射撃特化の装備に切り替える事が出来る。通常装備はビームライフルとビームサーベル、頭部バルカン砲というオーソドックスな装備だ。必要な時は要請して、搭乗するといいだろう。
鳴上・冬季
「派手な囮が居てもいい、ですか。…成程」
嗤う

「隠れて行く方法もない訳ではありませんが。それなら派手に乗り込むといたしましょう。キングバイソン氏でしたか。私にはドローンの区別はつけられませんので、暫く離れて観察するのをお勧めします。…八卦天雷陣・青天の霹靂」

地上1m辺りを自分は風火輪
黄巾力士は飛来椅で飛行
自分の半径137mに雷を落としながら移動
雷公鞭も振り回し見つけた敵には雷撃を落としながら進む
遠い敵は発見次第仙術+功夫で縮地(短距離転移)し叩き落とす

「ここを偵察に来たドローン全てを落としながら進むのですから、敵も異常には気付くでしょう。いつ大群が寄せて来るのか楽しみです」
嗤う



「派手な囮が居てもいい、ですか。…成程」
 雨が降り続く戦場に降り立ち、帽子の下で嗤いの表情を見せる1人の男性。その男の名は鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)。破天荒で敵を鏖殺するのが仙の本質としている猟兵である。
「隠れて行く方法もない訳ではありませんが。それなら派手に乗り込むといたしましょう」
そう言った彼はバスクに通信を繋ぐ。
「キングバイソン氏でしたか。私にはドローンの区別はつけられませんので、暫く離れて観察するのをお勧めします」
「ほう? 広範囲の攻撃でまとめて掃除するというのか。了解した、巻き込まれないように下がらせてもらうよ」
バスクはすぐにドローンを後退させ、冬季は『宝貝・風火輪』で地上1m辺りを飛行し、『黄巾力士』を召喚して『宝貝・飛来椅』で飛行させて攻撃準備を整える。
「いいぞ、始めてくれ」
「分かりました。…八卦天雷陣・青天の霹靂」
バスクの合図に合わせて、冬季は『八卦天雷陣・青天の霹靂』を発動し、自身の半径137m以内に幾多の雷を落としながら移動していく。雷が直撃した警戒ドローン達は爆発を起こしながら黒焦げに焼け、墜落していく。異常に気付いた警戒ドローン達は異常があった場所に向かっていくか、撃墜を恐れて退避するかのどちらかであった。
「逃がしませんよ」
だが、退避しようとした警戒ドローン達は仙術と縮地を利用した冬季に距離を詰められて、『雷公鞭』で叩き落される始末であった。最早、逃げ場などない。
「ここを偵察に来たドローン全てを落としながら進むのですから、敵も異常には気付くでしょう。いつ大群が寄せて来るのか楽しみです」
その敵の大群をどう蹂躙してやろうか、冬季は楽しみに考えながら嗤うのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​

グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)



「なるほど…。この小さな川を利用すれば、簡単に抜けられそうだね」
 そう言いながら、小さな川に身を隠して警戒ドローン達を避けていくのはグレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)。彼女はスペースシップワールド出身の元宇宙海賊であり、年齢3桁にも達する程、長生きしている元気な女性である。
「(本当は派手に暴れてやりたいところだったけどね…。あたしの長年の経験と勘が、今はそうすべきではないって伝えているんだ。ま、この後に敵がわんさか出るっていう話だし、その時に派手に暴れてやればいいさ)」
彼女がそう心の中で呟いた瞬間、前方に警戒ドローンが1機現れる。グレナディンはすぐに水中に潜り、姿を隠す。警戒ドローンはグレナディンに気付く事も無く、上を通過しようとするが、水中から『フォースセイバー』が突き出されて串刺しにされる。
「これで良し。先へ急ごうかね」
フォースセイバーから警戒ドローンを外し、先へと歩みを進めるグレナディンであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

メル・メドレイサ(サポート)
時計ウサギのマジックナイト×パーラーメイド、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

戦闘スタイルは多種の属性を扱う魔法使い
武器に魔法をかけ戦うこともできます

依頼にちなんだ品を給仕することを好み、味方には有効なもの、敵には嫌がらせ用のものを渡します

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 各々の方法で警戒ドローン達が形成する警戒網を突破していく猟兵達。そんな中、とある1人の少女が戦場に降り立つ。
「ドローンが一杯ですね…。派手に暴れて気を引くのもいいでしょうが、後の事を考えれば消耗は控えるべきですね。ならば…」
彼女はメル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)。時計ウサギのマジックナイトであるが、服装はメイド服であった。
「…猟兵には君のような子もいるのだな」
ドローンで猟兵達の事を観察していたバスクが物珍しそうに呟く。
「はい~。メルはメイドもやっているのですぅ、バスク様」
彼の呟きを聞いたメルがそう答える。
「…さて、ここは川を使って切り抜けましょう」
真剣モードに再び切り替えた彼女は川へと身を投じ、警戒ドローン達を避けながら進んで行く。途中で行く手を遮ろうとしたドローンは水中に隠れてやり過ごすか、魔法を使用して撃墜していく。
「…あれが例のプラントですか」
メルが川を進んで行くと、不気味な雰囲気を醸し出しているプラントを目にする。
「さっさとアレを破壊して、こんな状況からおさらばしたいです…」
彼女はそう呟きながら、川から上がってプラントを目指すのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ゼーウォッグ』

POW   :    水冷式胴部連装大型ビーム砲
【水冷式胴部連装大型ビーム砲 】で攻撃する。[水冷式胴部連装大型ビーム砲 ]に施された【出力リミッター】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
SPD   :    腕部連装ビーム砲
【腕部連装ビーム砲 】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【ビーム】で攻撃する。
WIZ   :    頭部水陸両用ミサイル発射管
【水陸両用ミサイル 】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【位置情報】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。

イラスト:猫家式ぱな子

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 警戒ドローン達が形成する警戒網を見事に突破してみせた猟兵達。だが、任務はここからが本番であった。今回の目標であるオブリビオン・プラントの周辺を情報の通り、『ゼーウォッグ』達が守っていた。
「猟兵諸君、ここからが本番だ。ゼーウォッグは水陸両用だから、川に潜んでいる奴もいるかもしれない。注意してくれ。奴は火力に優れているが、動きはそうでもないはずだ。それらを頭に入れて交戦してくれ。諸君らの健闘を祈る」
バスクが無線で猟兵達にそう伝える。悪天候の中、猟兵達はオブリビオン・プラントとそこに蔓延るオブリビオンマシン達を殲滅する為、戦闘の火蓋を切るのであった…。
鳴上・冬季
「術の範囲は球で敵は面に居るのですから。大きく術範囲を設定すればいいだけでしょう?」
嗤う

自分は風火輪
黄巾力士は飛来椅で飛行
術の接地面に敵群が入りきるよう地上100mのところで大きく大きく陣を連ねていく
その間の敵の攻撃は黄巾力士に制圧射撃させたりオーラ防御で庇わせたりして防ぐ

「地下も存分に削れて湖沼地帯が発生するでしょうが、それはそれです。ミサイルで攻撃しても地形は変わるのですから、大差ありません」
嗤う

「それでは…万象流転し虚無に至れ!」
「指示はありませんでしたが、プラントごと消滅させても良かったかもしれませんね」
術範囲が消滅して地面がすり鉢状に陥没したのを確認したら、悠々と目的のプラントへ移動



「おやおや…続々と出て来ましたね。これは蹂躙し甲斐があります…ククク」
 迫ってくるゼーウォッグの群れを眺め、『宝貝・風火輪』で飛行して嗤いながらそう言う冬季。
「さて、術の範囲は球で敵は面に居るのですから。大きく術範囲を設定すればいいだけでしょう? 簡単な事です」
彼は『黄巾力士』に時間稼ぎを命じ、術の発動の為に八卦天雷陣を敵群が入りきるように大きく大きく陣を連ねていく。何か危険な事が起きそうであると察知したゼーウォッグ達は、腕部連装ビーム砲や 頭部水陸両用ミサイルで阻止しようとするが、『黄巾力士』が必死の制圧射撃とオーラ防御によって防いでいく。
「一体、何を起こす気なのかね?」
ドローンで観察していたバスクが冬季に尋ねる。
「何、面白い事ですよ。この攻撃で地下も存分に削れて湖沼地帯が発生するでしょうが、それはそれです。ミサイルで攻撃しても地形は変わるのですから、大差ありません」
「ほう。では、拝見させてもらおうか」
「言われるまでもありません。それでは…万象流転し虚無に至れ!」
冬季が陣に向けて放った雷撃が幾多に連なった陣に命中した時、五行相生又は相勝で生じた陽又は陰の颶風が陣の内部にいたゼーウォッグ達を消し飛ばしていく。
「…これは凄い威力だな」
「指示はありませんでしたが、プラントごと消滅させても良かったかもしれませんね」
「おっと、それはこっちのミスだったな。次の群れまでにプラントがまだ残っていたら、是非とも消し飛ばせてくれ。はっはっは!」
バスクの笑い声に冬季は嗤いながら、術範囲が消滅して地面がすり鉢状に陥没したのを確認する。
「さて、プラントへと向かいますか。まだまだ蹂躙してやらないと…ククク」
彼はそう言いながら、悠々と目的のプラントへ移動するのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メイスン・ドットハック(サポート)
『めんどーじゃけど引き籠る為に』

アメジストのクリスタリアンで、熟練の電脳魔術師
攻撃手段は電脳魔術・もしくは電脳魔術や現代技術を使ったトラップ
電脳魔術はミサイルや機銃、大型兵器も精製可能
トラップは地雷、機雷、ワイヤートラップなど様々
またハッキング技術も長けており、機械コンピュータはもちろん、電脳魔術を応用することにより、空間に直接ハッキングを仕掛け、情報を収集することもできる
正々堂々よりかは、搦手で弱点を的確に攻撃するタイプ
心理誘導をしたり、囮を使ってなどもする
仲間との連携は歓迎です

喋り口調は広島弁
「じゃけん→じゃけー」「じゃけえのう→じゃけーのー」と語尾を伸ばすのが特徴的



「雨…。これは何かに利用出来そうじゃけーのー」
 天候を見てそう呟くのはメイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)。彼女はアメジストのクリスタリアンで電脳魔術士であり、オブリビオンマシン使いでもあった。
「相手は機械じゃろうし、雷が何発も当たれば行動不能になろう。ってな訳で…」
そう言った彼女は『O-Ⅷ型雷撃出力電脳ゴーグル「GIGANTIA」』と『O-Ⅺ型電脳魔術工房システムツール「ラボラトリー」』を用いて、プログラミングを開始する。それを見逃す程、ゼーウォッグ達は馬鹿ではない。メイスンを妨害しようと攻撃を始める。
「ちょっと時間稼ぎをよろしくのー」
彼女がプログラミングをしている間、『O-XIV型AI搭載アンドロイド「ディアブロ・ホワイト」』と『O-Ⅸ型機動強襲用二足歩行戦車型キャバリア「KIYOMORI」』が彼女の護衛に付き、ゼーウォッグ達の妨害を阻止していく。
「これで…良しじゃけー」
メイスンが最後のエンターキーを押した瞬間、『電磁力もまた自然の摂理』が発動して雨が雷に変わり、ゼーウォッグ達へ幾多の雷の雨が降り注いでいく。雷を何発も食らった機体はやがてショートを起こし、機能停止状態になっていく。
「猟兵というのは天候まで操れるのか…。いやはや、末恐ろしいものよのう…」
ドローンで様子を観察していたバスクは、畏怖の感情を持ってそう口にするのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・桜華(サポート)
『天魔御剣流免許皆伝、だからこそ更なる高みへと。』
『一か八かの勝負?そんな事しなくても私達の勝ちだね!!』
『勝った後は派手に騒ぐんだ!誰一人として倒れないようにね!!』
敵の数が多い場合は敵の強さで一体づつ倒すか複数を纏めて狙うかを第六感や野生の勘と言われる直感で即決する、また見切りの速さも早い。
闘う姿は舞っているかの動きで敵を魅了する、上空の敵が相手でも空中戦もできる。
攻守において残像を使い殺気や覇気が残像にまで残る程の濃密加減。
頑丈な敵が相手でも鎧等を無視した内部破壊系攻撃を当たり前のように使いこなす。
長期戦になっても敵の消耗と自身の回復に生命力を吸収して凌ぐ。
戦闘では先の先、後の先問わず。



「はっ、夜でしかも視界の悪い悪天候の戦場か。けど、私の天魔御剣流はその程度じゃ鈍る事はないね!」
 雨音が鳴り響く中、戦場に快活な女性の声が響き渡る。彼女の名は七星・桜華(深紅の天魔流免許皆伝・f00653)。羅刹の剣豪であり、とある隠れ里に伝わる総合戦闘術『天魔流』の歴代最年少の免許皆伝者である。
「さて、今回の相手は機械人形達が相手か。だが、私の剣はどんな頑丈な奴でも斬り裂いてみせるよ!」
そう言った彼女は腰に帯刀していた『天之叢雲剣・真打ち』を抜き、構える。
「数多の天に住む者よ、数多の魔に潜む者よ、我が身に宿りて我が力とならん!」
彼女はそう詠唱して『天魔・神降ろし』を発動し、身体から力の代償として流血しながらゼーウォッグ達の群れへと突撃していく。ゼーウォッグ達は腕部連装ビーム砲で桜華を阻止しようとするが、神霊・邪神・幻獣の力を宿した彼女の超人的な動きと残像によって攻撃を当てる事が出来ず、彼女の間合いに入ってしまう。
「まとめて斬ってやる!」
自身の間合いに入ったゼーウォッグ達を、まるで紙切れのように斬り裂いて、次々と戦闘不能状態にしていく桜華。
「…何とも美しい姿だな、あのレディは」
そんな彼女の舞うような戦い方にバスクは感嘆の声を上げるのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

メル・メドレイサ(サポート)
時計ウサギのマジックナイト×パーラーメイド、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

戦闘スタイルは多種の属性を扱う魔法使い
武器に魔法をかけ戦うこともできます

依頼にちなんだ品を給仕することを好み、味方には有効なもの、敵には嫌がらせ用のものを渡します

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「遂に出て来ましたね、オブリビオンマシン達が。この私が相手です!」
 目の前に立ちはだかるゼーウォッグ達の群れを前に、メルが胸を張ってそう言うと、その姿を確認したゼーウォッグ達は一斉に腕部連装ビーム砲や頭部水陸両用ミサイルで彼女を攻撃する。
「お、おい!? 大丈夫なのか、嬢ちゃん!?」
ドローンで観察していたバスクが思わず心配してしまい、声を掛ける。
「はい、メルは大丈夫ですぅ。何たって猟兵なのですから~。そーれ! 魔技、メルセイバー!」
彼の言葉にメルは笑顔で答えながら『メルセイバー』を発動し、右手から1メートル程の魔力の刃が出て、ビームを華麗に避けながらミサイルを斬っていき、攻撃を捌いていく。そしてゼーウォッグ達との距離を詰めて、自身の間合いに入った時、左手にも同様の魔力の刃を出して、ゼーウォッグ達を斬り裂いていく。
「ね、バスク様。メルは大丈夫って言ったでしょお?」
自身の周りにいたゼーウォッグ達を戦闘不能にした後、メルは微笑みながらバスクにそう言う。
「あ、ああ…猟兵とは凄いものだな…。君達が味方で良かったよ」
猟兵達の力を目の当たりにして驚愕しながら、バスクはそう口にするのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター

みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい



「ここだね! 悪いオブリビオンマシン達が暴れているっていう場所は!」
 ゼーウォッグ達の数が少なくなっていく中、戦場に1人の少年が降り立つ。彼の名は百地・モユル(ももも・f03218)。サイボーグのマジックナイトで正義感溢れる熱血漢な小学生である。
「たとえ雨の中であろうと、ボクの炎は消えはしないよ! ボクの正義の炎で悪いオブリビオンマシン達を焼き払ってやる!」
そう言って彼は勇敢にゼーウォッグ達の群れへと立ち向かっていく。それを迎え撃つべく、ゼーウォッグ達は腕部連装ビーム砲や頭部水陸両用ミサイルを発射していく。
「やっぱり数が多いな…。なら、換装!」
モユルは『バスターフォーム』を発動し、自身の義腕をバスターフレームに変形し、射程を短くする代わりに攻撃回数を重視したフレームに換装する。そしてビームやミサイルの弾幕を己の拳で捌きながら、自身の間合いにゼーウォッグ達を入れる。
「ボクの燃ゆる拳の連打をくらえ!」
業火を纏ったモユルの拳の嵐がゼーウォッグ達を襲い、次々とスクラップにされていく。彼が両拳を下ろした時には、既に戦闘可能なゼーウォッグ達は残っていなかった。
 猟兵達の活躍により、オブリビオン・プラントを守るゼーウォッグ達は無事殲滅され、猟兵達はオブリビオン・プラントへ歩みを進めるのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 集団戦 『ドランギム』

POW   :    バレット・ストリーム・アタック
【ジャイアントバズーカ】と【マシンガン】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    アックス・ストリーム・チャージ
【ヒートアックスで斬りかかるホバー機動の】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【同型機】の協力があれば威力が倍増する。
WIZ   :    ホバー・ストリーム・アタック
【敵を惑わす複数機での連携機動による幻惑】が命中した対象に対し、高威力高命中の【複数機の連携による連続攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。

イラスト:純志

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 遂にオブリビオン・プラントの近くに辿り着いた猟兵達。だが、そこへドランギムの群れが現れる。
「こちらキングバイソン。奴らはホバー移動でさっきの奴らよりは素早く動くぞ。注意してくれ。それと可能であれば、オブリビオン・プラントにも攻撃を加えて破壊してくれ。オブリビオン・プラントが破壊し切れなった時は、こちらで破壊しておくから心配せずに戦ってくれ。それでは、健闘を祈る!」
無線でバスクはそう言い、猟兵達は迫り来るドランギムの群れを見る。このオブリビオンマシン達とオブリビオン・プラントを破壊する事が出来れば、今回の任務は完了である。猟兵達は気を引き締めて、各々交戦を開始するのであった…。
鳴上・冬季
「ここは仙術の方が早く済みそうです。…七尾転仙」
人化解き七尾の巨大な雷狐に
一直線にプラント目指す
敵の中を通り抜けバリバリと内部回路を電撃で焼き尽くし殲禍炎剣が反応しないギリギリのスピードで進んでいく
物理攻撃無効なので敵の攻撃自体が影響なし
プラントに辿り着いたらそのまま中の内部や回路を焼き尽くしながら進みプラント本体も電撃で焼き尽くす

「金属であれば多少通電しにくくても通り抜けられますし私が通り抜ければそのまま電撃とそれに付随する炎で炎上します。通りにくい場所も電撃で壊して金属をむき出しにすれば通れるようになります。そしてプラントには金属が使われていますから、負荷で壊すのは造作ないのですよ」
嗤う



「あれが…目標のプラントですか」
 視線の向こうにそびえ立つオブリビオン・プラントを見据えた冬季がそう呟き、続いて接近してくるドランギムの群れに視線を移す。
「ここは仙術の方が早く済みそうです。…七尾転仙」
そう詠唱した彼は『七尾転仙』を発動し、七尾の巨大な雷狐に変化する。そして彼は一直線に駆け出し、プラントへと向かう。ドランギム達は彼を阻止しようと攻撃を仕掛けるが、今の彼の状態に物理攻撃は通じる事は無く、逆に電撃によって内部回路を焼き尽くされて、戦闘不能状態に陥る。そんなドランギム達の群れを突破した冬季は、次に通電物質内移動の能力を活かしてプラント内部へと侵入。そのままプラント内部にある回路や構造物などを電撃で焼き尽くし、破壊していく。
「何と…。ドランギムの群れを容易く突破し、プラント破壊までやってのけるとは…」
観察をしていたバスクが感嘆の声を上げた時、プラント内部に侵入していた冬季がプラントから戻ってくる。
「ふぅ…。金属であれば、多少通電しにくくても通り抜けられますし、私が通り抜ければそのまま電撃とそれに付随する炎で炎上します。通りにくい場所も電撃で壊して、金属をむき出しにすれば通れるようになります。そしてプラントには金属が使われていますから、負荷で壊すのは造作もないのですよ。あの状態ならそのまま放って置いても、いずれ自壊するでしょう」
そう言って冬季は嗤い、そこら中でショートや小爆発を起こすプラントを眺めるのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​

諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、31歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 先程の攻撃でプラントに大きい一撃を入れた猟兵達。だが、ドランギム達は戦闘を止める様子はなかった。
「くそっ、雨かよ…。走りにくいったらありゃしないぜ…」
雨が降り注いで視界が悪い中、愛車の宇宙バイクに跨り、アクセルを吹かしながら敵の群れを見据えてそう愚痴るのは諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)。彼は宇宙バイクで世界中を放浪するスターライダーである。
「けど、仕事だもんな。きっちりやらしてもらうぜ!」
そう言った彼は宇宙バイクのアクセルを全開にして、敵の群れへと突っ込んで行く。彼の姿を確認したドランギム達はジャイアントバズーカやマシンガンで攻撃するが、啓太郎は自慢の操縦テクニックで攻撃を避けていく。
「さぁ、牽制を頼むぜ!」
彼は『エレクトロレギオン』を発動し、500機以上の小型の戦闘用機械兵器を召喚してドランギム達へけしかける。ドランギム達はこれらに対応する為に、マシンガンやヒートアックスで機械兵器達を片付けていくが、その隙に啓太郎が自身の間合いにドランギム達を入れる。
「もらった!」
彼は愛用の銃である『スーパークラッシャー』でドランギム達のコックピット部分を撃ち抜いていき、次々と戦闘不能にしていくのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 時間が経つごとに生産能力が減少し、崩壊を始めていくオブリビオン・プラント。しかし、完全に止まった訳ではなく、折角倒したドランギム達が徐々に補充されていく。
「もぉ~! これじゃあ、キリがないよ~!」
そう叫びながら、『改造ナノブレード』を手にしてドランギム達と戦う少女がいた。蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)である。
「嬢ちゃん、大丈夫か?」
心配になったバスクが暦に無線で声を掛ける。
「あ~、大丈夫。確かにキリがないとか言っちゃったけど、勝てないという訳じゃないから問題ないよ~」
バスクの言葉に暦は笑顔でそう答える。
「じゃあ、これでペースを上げて行こう!」
そう言った彼女は『スチームエンジン』を発動し、改造ナノブレードに蒸気エンジンを搭載して破壊力を上げる。
「そぉ~れ!」
彼女はパワーアップした改造ナノブレードを手にし、先程を上回るペースでドランギム達を次々と切断していく。
「このペースなら生産能力を上回りそうだね。見たところ…後もう少しくらいで止まりそうかな?」
立ち向かってくるドランギム達をヒートアックスごと切断していきながら、暦は崩壊を始めているオブリビオン・プラントをチラッと見ていくのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

全会原・タイガ(サポート)
『やってやらぁ!』

人間のゴッドハンド×バーバリアン
口調:ぶっきらぼう(オレ、アンタ、だ、だぜ、だな、だよな?)

呪いで女性の体になった不良男子です。荒々しい性格ですが曲がったことが嫌いで困っている人がいれば迷わず助け悪には怯まず立ち向かいます。
豊満な自分の体型を気にしており、からかわれたりすると怒ります。

戦闘は武器を持たず自らの肉体と呪いの力で発動するユーベルコードで戦います。

呪いの力によって発動する一部のUCは本人の意思とは無関係に発動してしまうことが多く、追い詰められてヤケクソになった時を除き肉体に変化が起きたら驚いたり恥ずかしがったりします。

シリアス、ギャグ、お色気、アドリブ連携何でもOK



「今回の相手はキャバリアっていうロボットが相手か。いいねぇ、やってやらぁ!」
 迫り来るドランギム達を前にして、気合が入った声を上げながら拳を鳴らす1人の女性。彼女の名は全会原・タイガ(男は度胸!女でも度胸!・f23916)。今はとある怪物によって掛けられた呪いで豊満な女性の姿をしているが、元は不良男子のゴッドハンドである。
「おいおい…嬢ちゃん。まさか素手で戦おうっていうのか…?」
「へっ、オレには武器はいらねぇよ! 何たって、オレの武器は己の肉体だからな!」
心配するバスクをよそに、タイガはドランギム達の群れへと突っ込んで行く。ドランギム達はジャイアントバズーカやマシンガンで応戦するが、タイガは『闘魂込めし己が拳』でそれらを弾いていく。
「よし、間合いに入ったぜ! おらぁ!」
彼女は間合いに入り込んだ1機のドランギムのコックピット部分へ正拳突きを放ち、クリーンヒットしたドランギムはコックピット部分が砕かれて、戦闘不能状態になる。そこへもう1機のドランギムがヒートアックスで斬り掛かろうとする。その時であった。タイガの右手に突然、呪印が浮かび上がる。
「うおっ!? な、何だ!?」
勝手に発動した『己悪怒個秘異』により彼女の右手へ呪いの力が結集し、大きなエネルギー球を作り出す。恐らくジャイアントバズーカの弾をエネルギーで再現したのであろう。
「と、とりあえず…おらぁ!」
斬り掛かって来たドランギムに向かってそのエネルギー球を放ち、ヒートアックスごとドランギムを破壊してふっ飛ばす。
「よ、よく分からねぇが…役に立ったから良しとするか! さぁ、どんどん掛かって来い!」
気を取り直したタイガはそう叫び、残っているドランギム達を迎え撃つのであった…。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ
全員リクエストによる、各シナリオへの救援プレイングです。
長らく滞っていたり人手が足りてない時など、ご自由にご利用ください。
アレンジ、アドリブ、連携歓迎。自作PBWも採用歓迎です。
ユーベルコードも指定外の、公開中から適当なものを使用してもらって構いません。

HAHAHA!
グリモア猟兵殿の要請に応じて参上デース!
お困りのようデスネー? ドントウォーリー! ワタシが手伝いマスヨー!
アタック、ディフェンス、他の方への支援! おまかせくだサーイ!

白兵戦、射撃戦、集団戦もボス戦もオーライ!
冒険の踏破や日常への奉仕活動も得意であります!
|臨機応変に対処可能《好きに動かしてOK》デース!
よろしくお願いしマース!



 猟兵達の猛攻により、生産能力が著しく低下したオブリビオン・プラント。ドランギムの補充スピードは最早猟兵達の攻撃速度に追いつく事は出来ず、ドランギム達はただ数を減らしていくばかりであった。そんなプラントとドランギム達に止めを刺すべく、1人の猟兵が現れる。
「HAHAHA! グリモア猟兵殿の要請に応じて参上デース!」
悪天候の中、明るい声音で言い放つのはバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。彼女は戦場を故郷に持つ歴戦兵のサイボーグである。
「アレが目標のオブリビオン・プラントデスネ! OK、護衛機もろとも片付けてしまいマショウ!」
そう言った彼女は『ヴァリアブル・ウェポン』を発動し、自分の身体に内蔵してある兵器を解放する。
「さぁ、お掃除の時間デース!」
『内蔵式ウェポンラック』から携行型固定砲台アームドフォードが砲撃し、『内蔵式グレネードランチャー』からは擲弾が次々と発射されていき、プラントを守るドランギム達ごと破壊し尽していく。バルタンが頃合いを見て攻撃を停止した頃には、オブリビオン・プラントは完全に崩壊し、ドランギム達の姿は跡形も無く消失していた。
「これで依頼完了デスネ! 綺麗に掃除した後は気持ちがいいデース!」
バルタンは勝利のVサインをしながら、喜びの声を上げるのであった…。

 猟兵達の活躍により、完全に崩壊した目標のオブリビオン・プラント。観察していたバスクが猟兵達へ無線を繋ぐ。
「猟兵諸君、悪天候の中、依頼を遂行してもらい感謝する! 報酬はきっちり払うから安心してくれたまえ! これで例の特殊部隊を投入して、あの武器庫を調べさせる事が出来る」
猟兵達は例の特殊部隊という言葉が気になったのか、バスクにそれについて質問する。
「ああ…それに関しては残念ながら、今は機密事項だ。すまんな。だが、ヒントを言う事は出来る。彼らは…亡霊だ」
亡霊という言葉に首を傾げる猟兵達。
「はっはっは! まぁ、いずれ分かる時が来るさ。機会があればまたどこかで会おう! キングバイソン、アウト」
そう言ってバスクは無線を切る。依頼を終えた猟兵達は各々亡霊という言葉に気にするか、気にせず忘れるかを考えながらグリモアによって帰路に着くのであった…。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年04月25日


挿絵イラスト