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【サポート優先】アルカディアの残滓

#ブルーアルカディア #戦後

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#ブルーアルカディア
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#戦後


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●ブルーアルカディア
 アルカディアの玉座を隠し、拒絶の雲海を構築していた『雲と土の迷宮』と『雲海の聖域』は消え去った。
 だが、幾らか残滓が存在している事を、ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が予知した。
 それはガジルにとって、予想外の事であったが、即座に気持ちを切り替え、猟兵達を呼び集めた。
 今回の目的は、外部から隠されたその浮島に赴き、残党を駆逐する事。
 ただし、問題の浮島は、美しい花々の咲き乱れる楽園と化しており、全身を花々で彩ったエンパイア・ロケット・クルセイダーの群れが、侵入者を排除すべく周囲を巡回しているようである。
 エンパイア・ロケット・クルセイダーの群れにとって、浮島に近づく者すべてが敵ッ!
 故に、説得は不可能。
 会話程度であれば出来るかも知れないが、説得などに応じて道を開く事などはないようである。
 しかも、浮島の花々がエンパイア・ロケット・クルセイダーの群れに力を与えているため、まずは周囲の花々を焼き払う必要があるようだ。
 その上、エンパイア・ロケット・クルセイダーの群れを統率している黒葬のベルスタッドは、幽鬼が如き『アルカディアの衣』を纏い、猟兵達に攻撃を仕掛けてくるようである。
 そう言った事も踏まえた上で、黒葬のベルスタッド達を倒す事が、今回の目的であった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 集団戦 『エンパイア・ロケット・クルセイダー』

POW   :    我ら聖なる槍を振りかざし
【ロケット噴射】によりレベル×100km/hで飛翔し、【狂える信仰心】×【狂える正義】に比例した激突ダメージを与える。
SPD   :    神は己のものを知り給う
自身が戦闘不能となる事で、【攻撃中の】敵1体に大ダメージを与える。【己が信仰する神への祈りと願い】を語ると更にダメージ増。
WIZ   :    神の御業は偉大なり
【不屈の覚悟と不屈の信仰を込めた言葉】によって【天から射す聖なる光】を発生させ、自身からレベルm半径内の味方全員の負傷を回復し、再行動させる。

イラスト:スダチ

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


月夜・玲(サポート)
『さてと、I.S.T起動。お仕事お仕事。』
口調 元気(私、~君、だね、だよ、だよね、なのかな? )


お仕事ついでに研究も出来るんだから、この仕事良いよねぇ
さあ、私の研究成果の実験台になってもらうよ

模造神器という独自の兵器開発を生き甲斐とする研究者
誰にでも気さくに砕けた口調で話しかける
戦いは全て研究の為、楽しみながら戦闘を行う
全ては研究の為、研究と戦闘を楽しめる猟兵生活は結構気に入っている
戦闘スタイルは4本の模造神器から2本を選び、二刀流で敵と戦う形です
UCで遠距離戦闘にも対応したSF剣士

日常ではのんびりと景色を楽しんだり風情を楽しんだり
冒険では考察しながらじっくり進む

あとはお任せ!


鳳凰院・ひりょ(サポート)
アドリブ・連携〇

同伴者がいる場合は同伴者をサポートするよう行動
戦い方は遠近両用
接近戦→【破魔】を付与した破魔刀
遠距離→精霊の護符の【乱れ撃ち】
同伴者が苦手な方を受け持つ動きを取ります
単独で戦う場合は相手の苦手とする方での戦い方を主軸に
護衛対象がいる場合は自分の身を挺して【かばう】
何より周りの誰かが傷付く事を嫌う為、仲間達に危害を加えるような行動は取らず
誰かを傷付けるくらいならば自分が傷付く方を選ぶ性格です。
携帯した飴を媒体にUCを発動
【多重詠唱】で複数疑似精霊を召喚し攻防で使用
地や風は守りの壁として火や水は弾として攻撃に使うことが多いです
他に状況に合うUCがあれば変更していただいてOKです


政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


ソリン・クザ(サポート)
 ダンピールの探索者×戦場傭兵、表の顔はルーマニアの警察官な25歳の男です。
 普段の口調は「礼儀正しい(私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、覚醒時は「尊大(我、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)」です。

 UCはあまり使わず、基本的に自力での解決を優先します。
基本的には、警察官としての職業倫理のもと動きます
直接戦闘よりも謎を解いたり、だれかを守ったり、対象を確保したりという方向で動きます


中村・裕美(サポート)
副人格のシルヴァーナで行動します
『貴方はどんな血を流すのかしら』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で近接戦闘特化。お嬢様口調だけどアグレッシブで享楽的
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【切断】
槍を使うことがあれば、相手を【串刺し】にします
その他使えそうな技能があれば適宜使用する感じで
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー
電脳魔術が使えないので裕美の能力が必要な場合は【オルタナティブ・ダブル】で呼び出します

あと、虫が苦手


メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


高柳・源三郎(サポート)
旅芸人一座の座長、それが高柳源三郎じゃ!!(まだ零細なんじゃがな......)。
性格は酔いどれおやじじゃが旅芸人一座の座長なので本番(戦闘)では酔いが殆ど覚めて戦うことが出来るんじゃ。
武器である【不思議なたぬき人形「はな」】【暗殺用たぬき人形「たろう」】を使いまるで踊りや人形劇をするかのう様にユーベルコードを使い戦うのじゃ。時々【竜珠】に封じ込めてある骸魂・八岐大蛇に乗っ取られて暴れて回ってしまうんじゃ。
情報収集は芸をして道行く人の足を止めて人達の噂話を聞けば集められると考えてとるんじゃ。
宴会技能が高いので戦場で宴会をするんじゃ。
口調は(わし、~殿、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)です。


ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの


コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより




「あ、怪しいヤツめ! 何者だ!」
「ここが我らの聖域と知っての狼藉か!」
「ならば、容赦はしない! ここで死んでもらう!」
 浮島の上空にいたのは、全身を花々で彩ったエンパイア・ロケット・クルセイダー達だった。
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達は、猟兵達の存在に気づくと、逃げ道を塞ぐようにして、まわりを囲んできた。
「まあ、こんなところで立ち話もナンなのだ。みんな、こっちで御茶でも飲みながら、ゆっくり話し合うのだ」
 そんな中、大豪傑・麗刃(24歳児・f01156)が花畑の中にちゃぶ台を置き、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を手招きした。
「……って、そこっ!」
「一体、何をやっている!」
「我々の言葉が聞こえなかったのか!? お前達は、ここで死ぬんだ!」
 その事に気づいたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が、一斉にツッコミを入れた。
 まさか、浮島に降りられているとは、夢にも思わなかったためか、物凄く動揺しているようだった。
「むむっ、それはわたしの御茶が飲めないと言う事か!」
 次の瞬間、麗刃がちゃぶ台をドンガラガシャンと引っ繰り返し、ムッとした様子でエンパイア・ロケット・クルセイダー達を睨みつけた。
「い、いや、そういう訳では……」
「つーか、悪いのは、お前の方だろ!」
「そもそも、この状況で御茶はないだろ!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達がハッと我に返って、鋭いツッコミを入れた。
「何だか随分と賑やかね。みんな綺麗に着飾って、これからお祭りでもするの?」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が浮島から、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を見上げた。
「い、いつの間に!」
「ここはお前達が気安く足を踏み入れていい場所でない事が、何故分からない!」
「どうやら何も分かっていないようだな。口で言っても無駄なら、痛めつけて分からせるだけだが……。いや、それだけでは生ぬるい。やはり命を奪わねば……!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が殺気立った様子で、次々と地面に降り立った。
「……この状況で私達を逃がしてくれるって事はなさそうですね」
 ソリン・クザ(デイウォーカー・f15556)が、気まずい様子で汗を流した。
「ああ、その通りだ!」
「ここから生きて帰る事など、夢物語……」
「さあ、命を差し出せ! 素直に従うのであれば、花の肥料にしてやろう」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、不気味な笑い声を響かせた。
「は、花の肥料……ですか」
 メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が、複雑な気持ちになった。
「……悪くないだろ?」
「バラバラにして、細切れにして、花畑に撒く」
「さぞかし綺麗な花が咲くだろうな。ククククク、カーッカカカッ!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が猟兵達を見下し、高笑いを響かせた。
「それは、とても楽しみですね。さて……、貴方達はどんな血を流すのかしら? 想像するだけでも、ドキドキしますわね」
 中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の副人格であるシルヴァーナが、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を品定めしながら、含みのある笑みを浮かべた。
「まさか、我々に勝つつもりでいるのか?」
「ハハハハハハッ、これは面白い冗談だっ!」
「……本当に何も分かっていないようだなっ!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、小馬鹿にした様子で高笑いを響かせた。
「それじゃ、私の研究成果の実験台になってもらうよ」
 月夜・玲(頂の探究者・f01605)が全く気にせず、System[Imitation sacred treasure]を起動した。
「……愚かなっ!」
「調子に乗りやがって!」
「我等の恐ろしさを思い知らせてやる!」
 その事に苛立ちを覚えたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が、一斉にランスを構えて襲い掛かってきた。
「ブカレスト3-3、……了解、現場に向かいます」
 すぐさま、ソリンが【緊急出動(エマージェンシー)】を発動させ、エンパイア・ロケット・クルセイダー達の攻撃を避けるようにして、職場のパトカーと共に、別の場所にテレポートした。
「い、いつの間に……!」
「……転移能力保持者か!」
「うぐぐ、ナマイキなヤツめ!」
 それを目の当たりにしたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が、ギチギチと歯を鳴らした。
 その怒りをぶつけるようにして、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、一斉に攻撃を仕掛けてきたが、そのたびテレポートされて傷をつける事が出来なかった。
「わたくし達に立ち塞がる者は、すべて切り裂いて差し上げますわ」
 続いて、シルヴァーナ(裕美)が【切裂姫(プリンチペッサ・ロ・スクァルタトーレ)】を発動させ、惨殺ナイフで素早い一撃を放ち、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を斬り捨てた。
「つ、強い……」
「ええいっ、こんなはずでは……!」
「……みんな怯むな! 勝利の女神は、我々に微笑んでいる!」
 その事に危機感を覚えたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が、不屈の覚悟と不屈の信仰を込めた言葉によって、聖なる光を天から降らせ、自分達の傷を癒した。
「……これは、ちょっと、厄介だね」
 鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)がオーラ防御を展開しながら、破魔の力を宿した破魔刀で斬りつけた。
「そんな事をしても、無駄だ!」
「我等は神に祝福されているからなっ!」
「例え、瀕死の重傷を負ったとしても、決して屈する事はない!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、殺気立った様子で雄叫びを響かせた。
「我が魂魄の欠片よ、目覚め。……力を行使し見聞きせよ。……急急如律令」
 そのドサクサに紛れて、朱鞠が【忍法・繰り飯綱(ニンポウ・クリイヅナ)】を発動させ、子狐に似た分霊を召喚した。
 召喚された子狐に似た分霊は、エンパイア・ロケット・クルセイダー達に気づかれないようにしながら、あちこちの花畑を荒らしまわった。
「ち、力が……抜ける」
「一体、何が起こっている!?」
「ま、まさか、誰かが花畑を……!」
 その途端、エンパイア・ロケット・クルセイダー達の力が抜け、本能的に危険を察知した。
「げぇえ――部長――!!?」
 そんな中、麗刃の【もっと愉快に追いかけっこ(アノオオバカモンハドコダ)】が発動し、怒り心頭の部長に同僚や後輩、その他の面々が召喚され、鬼のような形相を浮かべて追いかけてきた。
「……って、ちょ!」
 その事に危機感を覚えた麗刃が脱兎の如く逃げ出し、部長達と一緒に花畑を荒らすようにして走り抜けた。
「こ、こら!」
「ドサクサに紛れて、何をやっている!」
「うぐ……力が……抜ける……な、なんて事を……」
 それと同時に、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、崩れ落ちるようにして膝をついた。
「……場よ、変われ!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、ひりょが【固有結界・黄昏の間(コユウケッカイ・タソガレノマ)】を発動させ、辺りにあったモノを地・水・火・風の四大元素の疑似精霊に変換し、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を足止めさせた。
「うぐっ!」
「じゃ、邪魔だ!」
「退け、退け、退け!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達がムッとした様子で、狂ったようにランスを振り回した。
「偽書・焔神起動。断章・焔ノ血読み込み開始」
 続いて、玲が【断章・焔ノ血(フラグメント・ファイアブラッド)】を発動させ、血を流しながら、花畑ごと蒼き炎でエンパイア・ロケット・クルセイダー達を焼き払った。
「うぐ……ぐぐぐっ!」
「よ、よくも、やりやがったな!」
「絶対に許さん! 我等の怒りを、お前達の身体に刻んでやるっ!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダーが、殺気立った様子でケモノの如く吠えた。
「……そう簡単に、私達もやられる気はないので……」
 それと同時に、メイリンが【ドラゴニック・エンド】を発動させ、エンパイア・ロケット・クルセイダーに竜槍【ポラリス】を命中させて、ドラゴンを召喚した。
 次の瞬間、ドラゴンがブレスを吐き、エンパイア・ロケット・クルセイダーを消し炭に変えた。


「は、花畑を死守しろ!」
「ここを燃やされたら、シャレにならん!」
「何としても守らねば……。うおおおおおおおおお!」
 一方、別の場所で戦いを繰り広げていたエンパイア・ロケット・クルセイダー達は、全力で花畑を守っていた。
 その気持ちに反して、花畑はすっかり荒れ果て、エンパイア・ロケット・クルセイダー達の力も半減していた。
「それでは、楽しませてもらいましょうか」
 そんな中、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が、エンパイア・ロケット・クルセイダー達に視線を送った。
「あ、当たり前だ!」
「この場所を失ったら、我々は……」
「と、とにかく、ここを死守するぞ!」
 その視線に気づいたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が、動揺した気持ちを誤魔化すようにして一斉にランスを構えた。
「随分と必死だな? それだけ、ここが重要という訳か」
 高柳・源三郎(幕府に目をつけられた旅芸人・f15710)が色々と察した様子で、花畑に視線を落とした。
「い、いや、そんな事は……」
「べ、別に、そこまでの価値は……」
「それどころか、こんな花畑……、どうなっても構わん……!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が激しく動揺した様子で、しどろもどろになった。
「……とは言え、こんなに綺麗な花々を散らせるのは惜しいですね」
 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)が、ゆっくりと辺りを見回した。
「そ、そうだ! その通りだ!」
「だから、その……花をイジめちゃダメだ!」
「そ、そうそう、花は愛でるモノであって、摘むモノじゃない!」
 その流れに乗るようにして、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が大声を上げた。
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上……って、この台詞やっぱり恥ずかしいわね。しかも、まわりの花のせいで、物凄く浮いているし……。もう少し、この服に合った花があると良かったんだけど……」
 そんな中、音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)が御約束のポーズを決め、困った様子で辺りを見回した。
 どの花も綺麗ではあるのだが、鬱詐偽の服とは合っていないため、場所を変えたいようである。
「……その服に合った花か」
「ない訳でも……、ないんだが……」
「とりあえず、今は戦闘中だ。お前が死んだら、その場所に埋めてやる!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、適当に答えを返した。
「……仕方がありませんね。生きて帰るためにも、戦わねば……」
 コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)が、自分自身に気合を入れた。
「そんな事をしても、無駄だ」
「お前達が選ぶ事が出来るのは、死……だけだ」
「だからと言って、何も嘆く事はない。お前達の血肉が糧となり、綺麗な花を咲かせるのだから……!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達がケモノの如く吠えながら、一斉にランスを構えて襲い掛かってきた。
「それなら、問題ありませんわね。綺麗な花を咲かせるため、アタシも全力で御手伝いをしますわ♪」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)がヤル気満々な様子で、勇者の剣をブンブンと素振りした。
「……ちょっと待て!」
「死ぬのは、お前達だ!」
「俺達は生きる! お前達を殺して、な!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、ピンチンにツッコミを入れた。
 だが、ピンチンは、華麗にスルー。
 両目をキュピィーンと輝かせるだけで、何も答えようとしなかった。
「……この状況なら、キャバリアに乗っていても大丈夫そうね」
 そんな中、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチ(サイキックキャバリア)に乗ったまま、エンパイア・ロケット・クルセイダー達に突っ込んでいった。
「……望むところだ!」
「そいつごと返り討ちにしてやる!」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
 それを迎え撃つようにして、エンパイア・ロケット・クルセイダー達がランスを構え、ロケット噴射しながら一斉に突っ込んできた。
「だったら、こっちも気を抜けないね」
 すぐさま、クリスティナが【絶対防衛戦線】を発動させ、まわりに集まった仲間達の能力を強化した。
「そんな事をしても、無駄だっ!」
「我等の邪魔をする者達は、すべて蹴散らす!」
「無駄な抵抗を止め、武器を捨て、我等の糧になれ……!」
 それでも怯む事無く、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が次々と攻撃を仕掛けてきた。
「神代の終焉を告げる夕焼けを迎えても、人の営みは悠久不変。故に私は世界樹の頂点に座して花開く薔薇へと幻想化を宣言しましょう!」
 それと同時に、ローズが【黄昏を迎えても悠久に咲誇る世界樹の薔薇(ファンタズム・オブ・ユグドラシルローズ)】を発動させ、世界樹に咲く薔薇に宿る魔力を内包した宝具の偽物を作り、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を迎え撃った。
「大勢のわしに耐えられるかのう」
 それに合わせて、源三郎が【恐怖!!源三郎大集合!!(ゲンザブロウ・ナイトメア)】を発動させ、源三郎に化けたたぬきの大群が押し寄せ、花畑を踏み潰していった。
「ぎゃあああ!」
「やめろ、やめろ、やめてくれ!」
「ち、力が抜けるゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
 その途端、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、ガックリと崩れ落ちた。
「……もう、あなたは逃げられませんよ」
 続いて、コーデリアが【雷撃の鎖(ライゲキノクサリ)】を発動させ、 フォトンサイクロンのビームを放ち、雷の鎖で互いを繋いだ。
「こ、こんな事をして、何の意味があるっ! そもそも、私は逃げない!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダーのリーダーがムッとした様子で、雷の鎖をグイっと引っ張った。
「それでは、肥料になってもらいましょうか」
 次の瞬間、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を放ち、エンパイア・ロケット・クルセイダー達を斬り捨てた。
「リ、リーダーが消し炭に!」
「怯むなっ! まだ我等は負けていない!」
「で、でも、この力は……防げ……ぎゃああああああああああああああ!」
 すぐさま、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が盾を構えたものの、光の斬撃を防ぐ事が出来ず、次々と宙を舞った。
「か、神よ……」
「我等が崇める神よ」
「……忠実な下僕である我等に力を!」
 その事に危機感を覚えたエンパイア・ロケット・クルセイダー達が不屈の覚悟と不屈の信仰を込めた言葉を発し、聖なる光を天から降らせ、自分達の傷を瞬時に癒した。
「みんな、大怪我だったのに……」
 それを目の当たりにした四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が、信じられない様子で言葉を失った。
「はははっ、驚いたか」
「我等は神に護られている!」
「だから、いくら攻撃しても無駄だ!」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が、勝ち誇った様子で吠えた。
「……符よ、七色の力を顕現せよ。混沌の輝きにて敵を討て!」
 即座に、焔が【混沌七彩符(カオティックレイ)】を発動させ、七属性(炎・冷・雷・光・闇・心・無)の光線を雨の如く降らせた。
「む、無駄だ!」
「いくらやっても……」
「ぐわあああああああ!」
 それに対抗するようにして、エンパイア・ロケット・クルセイダー達が聖なる光を天から降らせたものの、光線の雨には耐える事が出来ず、次々と悲鳴を上げて息絶えた。
「どうやら、神の祝福も限界のようね。今度は、こっちの番よ」
 その間に、鬱詐偽が【グッドナイス・ブレイヴァー】を発動させ、動画撮影ドローンを召喚した後、視聴者達に応援されつつ、エンパイア・ロケット・クルセイダー達に攻撃を仕掛けていった。
「うぐ……、こんなはずでは!」
「く、来るなっ! 来るなァァァァァァ!」
「駄目だ、力が出ない。花畑が、一掃されたか」
 エンパイア・ロケット・クルセイダー達が落ち込んだ様子で、ガックリと肩を落とした。
「……届きなさい、穿ちなさい、貫きなさい」
 それと同時に、ソフィアが【煌矢(キラメキノヤ)】を発動させ、青玉髄の楔(氷属性)を雨の如く降らせた。
「各自、身を護れ!」
「まだ我等には、やるべき事が……」
「ぎゃああああああああああああああ!」
 その攻撃をモロに食らったエンパイア・ロケット・クルセイダー達が断末魔を響かせ、身を護る事さえ出来ずに息絶えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『黒葬のベルスタッド』

POW   :    デミ・ソーンリガル
着弾点からレベルm半径内を爆破する【白い茨の黒槍による剣圧】を放つ。着弾後、範囲内に【白煙のような茨】が現れ継続ダメージを与える。
SPD   :    レーゾンデラヴィアンローズ
状態異常や行動制限を受けると自動的に【全身から立ち昇る白煙のような茨】が発動し、その効果を反射する。
WIZ   :    ジオデモリション
戦場全体に【茨を焼く黒炎】を発生させる。敵にはダメージを、味方には【黒の宝槍による栄光と破滅の呪い】による攻撃力と防御力の強化を与える。

イラスト:草間たかと

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠シルヴィア・スティビウムです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。


厳・範(サポート)
長年の修行で誘惑に強いお爺です。
食べ物に制限はありません。
話し方は古風です。

亡き親友との約束(世界を守る)で、封神武侠界のみで活動していましたが、『仁獣』性質と親友の幻影の後押しで決意し、他世界でも活動し始めました。
「放っておけぬのよ」

動きとしては、主にサポートに回ります。
【使令法:~】では、麻雀牌を利用して、対象生物を呼び出します。
【豹貓】は睡魔を呼ぶ、【胡蜂】は恨みの毒(理由は秘密の設定にて)という感じです。

また、半人半獣もしくは本性の麒麟形態だと、背に人を乗せることがあります。

なお、武侠の血が騒ぐと足技が出ます。

依頼達成のためとはいえ公序良俗に反する行為はしません。
あとはお任せします。


櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる

走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める

シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる

過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲




「まさか、こんな事態に陥っていたとはな」
 『黒葬のベルスタッド』がアルカディアの衣を身に纏い、戸惑いを隠せない様子で猟兵達の前に現れた。
 それは黒葬のベルスタッドが思い描いていた光景とは、異なる現実。
 まったく予想をしていなかった最悪の事態に陥っていたため、悪夢を見ているような錯覚に陥っていた。
「だいぶ動揺しているようだな? こんなはずでは……と思っているのか?」
 北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が、黒葬のベルスタッドの前に陣取った。
「ハッハッハッ、何もかも見透かされてしまっているようだな。確かに……お前達のせいで、すべてが台無しだ」
 黒葬のベルスタッドが激しくこめかみをピクつかせ、殺気立った様子で猟兵達を睨みつけた。
 何から何まで予想外の出来事が起こっているせいか、いつ怒り狂っても暴れまわってもおかしくなかった。
「まあ、わしらは援軍が来るまでの時間稼ぎでしかないのだが……」
 厳・範(老當益壮・f32809)が逃げ道を塞ぐようにして、黒葬のベルスタッドの背後に陣取った。
「……ならば、雑兵。援軍が来るまでに捨て駒という訳か」
 黒葬のベルスタッドが小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「やれやれ、何も分かっていないようだな。本当に雑兵かどうか、試してみるといい」
 範が一気に間合いを詰め、黒葬のベルスタッドに攻撃を仕掛けていった。
「そんな攻撃、効かぬっ!」
 すぐさま、黒葬のベルスタッドが全身から白煙のような茨を立ち昇らせ、範の攻撃を弾いた。
「この時を待っていたぜ!」
 それに合わせて、櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)が【Victory lane(ビクトリーレーン)】を発動させ、ライ(宇宙バイク)に乗って突っ込み、白煙のような茨を無視して、黒葬のベルスタッドを傷つけた。
「ば、馬鹿なっ! あ、あり得ない!」
 その一撃を喰らった黒葬のベルスタッドが信じられない様子で、悲鳴にも似た叫び声を響かせた。
「だったら、もう一度喰らってみるか?」
 そこに追い打ちをかけるようにして、陽里が再び【Victory lane(ビクトリーレーン)】を発動させ、黒葬のベルスタッドの身体だけでなく、心も傷つけた。
「う、嘘だ! こんな事、あり得る訳が……。これが事実であるのなら、今まで私がやってきたことは……ぐぬぬ!」
 黒葬のベルスタッドが悔しそうな表情を浮かべ、ギチギチと歯を鳴らした。
「まあ、アンタの言いたい事も分かる。アンタなりに、目的があったようだしな。だからと言って、見て見ぬフリは出来ない」
 優希斗が【秘技・蒼龍昇滅覇(ヒギソウリュウショウメツハ)】を発動させ、空中飛翔と軽業で空を自在に駆けて、黒葬のベルスタッドの間合いに踏み込み、蒼穹の残影を放ちながら4回攻撃を繰り出した。
「ぐ、ぐぬぬっ! 小賢しい真似を……!」
 その攻撃を喰らった黒葬のベルスタッドが、恨めしそうな表情を浮かべた。
「これでも、まだ雑兵扱いするつもりか?」
 それに合わせて、範が黒葬のベルスタッドに語り掛け、【使令法:豹貓(バオマオ)】で126匹のベンガルヤマネコを召喚した。
 次の瞬間、126匹のベンガルヤマネコが一斉に飛び掛かり、鋭い牙を突き立てて、黒葬のベルスタッドを眠りの世界に誘った。
「うう……、何だ、これは……。一体、何をした!」
 それと同時に、黒葬のベルスタッドが激しい睡魔に襲われ、崩れ落ちるようにして倒れ込み、深い眠りにつくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)


四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)


禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


飯綱・杏子(サポート)
あの|食材《オブリビオン》を狩ればいいっすね? 任せるっす。

とりあえずヒト型でなければ食うことを考えるっす。
宇宙船やリビングアーマーの類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるっす。
何なら味付けでどうにかするっす。
一応【毒耐性】持ちなんで、毒は利かないっすよ。酔うけど。あと、腐敗も発酵もわたしには一緒っす。

多少の怪我は厭わず積極的に飲み食いします。他の猟兵に迷惑をかける絡み酒はしないっす。また素面の時は、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する絡み酒はたぶんしないっす。
あとはおまかせ。よろしくおねがいするっす!


水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ


クオン・キマヴィス(サポート)
 サイボーグのブレイズキャリバー×戦場傭兵
 普段の口調は「寡黙 言い捨て混じり(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)」、戦闘中は「無機質(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)」です

 UCは指定した物を使用し、損傷は気にせず行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。

 非常に寡黙で感情の起伏に乏しく、常に無表情でしかも口下手

 身の丈よりも大きな鉄塊剣や高周波ブレード、ハンドガンやライフル、膝ドリル等に蒼炎を纏わせ、状況によって使い分けて戦います
 話し始めは必ず「……」から。台詞に「!」は使用しない。あとはおまかせ。よろしくおねがいします


シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
 あとはお任せします。宜しくお願いします。


中村・裕美(サポート)
副人格のシルヴァーナで行動します
『すぐに終わってしまってはもったいないですわね』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で近接戦闘特化。性格は享楽的な戦闘狂
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【切断】を【早業】で繰り出す
ドラゴンランスを使うことがあれば、相手を【串刺し】にするか、竜に変えて【ブレス攻撃】
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー
電脳魔術が使えないので裕美の能力が必要な場合は【オルタナティブ・ダブル】で呼び出します

あと、虫が苦手


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。

以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。


エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。

◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい少女。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
UC「神罰」
半径レベルmの【範囲攻撃】です。
強力なスポットライトのような光の【属性攻撃】で物質を透過します。
媒体は【祈り】。敬虔な聖職者の祈りは【早業】【高速詠唱】で発動。
最後衛で距離を取り戦います。

◆冒険
基本『お任せ』です。


久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる


ルクス・キルクルス(サポート)
『私、あんた、しばく。ドゥーユーアンダスタン?』

人間の剣豪×バトロワシューターの女です。
普段の口調は「自由人(私、あんた、だ、だね、だろう、だよね?)」
怒った時は「喧嘩は高価買取(私、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」です。

自由に自分の好きなことを好きなようにやるのがモットー。
基本は剣をメインにした近接戦闘で、状況に応じて銃も使います。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
アドリブ連携◎ エログロ× あとはおまかせ。
よろしくおねがいします!


ユーリィ・ミニットマン(サポート)
招集に応じ馳せ参じた。魔獣狩人のユーリィだ、宜しく頼む。
相手は魔獣か?それともそれ以外か?
いずれにせよ、全力を以てこの狩りに臨もう。

オレの主な武器は、鋸鉈に散弾銃──一般的な狩人の装備だな。何方も射程は短いが、補う為の狩道具もある。
例えば、この小型天使核を内蔵した変形式の罠は浮遊させることが出来る。飛ぶ相手に対しては空中機雷の形として運用することが多いな。

それに、攻撃が届かないなら近づけばいいだけの話さ。そうだろう、皆?
……紹介が遅れたが、この群狼たちはオレの仲間、家族とも呼べる存在だ。共に狩場を駆け、狩猟を行う。
つまり、オレは獣と共に魔獣を狩る狩人だということだ。覚えておいて貰えると助かる。


バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
戦闘スタイル:白兵射撃の物理系

各種武装の中から敵に有効なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!

アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!

指定ユーベルコードが使いづらいなら、公開している他のものを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「いつの間にか、眠ってしまったようだな。だが、眠っている間に、トドメを刺さなかったのは、間違いだったな」
 深い眠りから目を覚ました黒葬のベルスタッドが、白い茨の黒槍を杖代わりにしてゆっくりと立ち上がった。
「まあ、やろうと思えば、やれたんだけどね」
 ラムダ・ツァオ(影・f00001)が黒葬のベルスタッドを、見つめて苦笑いを浮かべた。
「たったら、やれば良かっただろう。まさか、その甘さが命取りになる事が分からないとはな」
 黒葬のベルスタッドが、深い溜息を洩らした。
 既に、まわりを囲まれており、何処にも逃げ道がない。
 それでも、黒葬のベルスタッドはまったく動揺しておらず、落ち着いているようだった。
「もう手加減はしないからね。十分休んだようだし、文句もないでしょ?」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)が、黒葬のベルスタッドの顔色を窺った。
「ああ、構わん。……好きにしろ。だが、後悔する事になるぞ。私が眠っているうちに、倒さなかった事を……」
 黒葬のベルスタッドが小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「後悔するのは、そっちだよ!」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が、黒葬のベルスタッドの前に陣取った。
「面白い事を言うじゃないか。たった一度の選択ミスで、命を落としてしまうかも知れない状況下で……」
 黒葬のベルスタッドが殺気に満ちた様子で、焔をジロリと睨みつけた。
「そんなに怖い顔をしても、無駄だよー。全然怖くないんだから」
 焔がまったく怯む事無く、キッパリと言い放った。
「ここは、この年寄りに任せてもらおうかね? あんたも文句はないだろ?」
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)が、黒葬のベルスタッドに視線を送った。
「……何度も同じ事を言わせるな。お前達が何人増えようが、束になろうが、関係ない。遠慮せずに掛かってこい!」
 黒葬のベルスタッドが猟兵達を見下し、口汚く言葉を吐き捨てた。
「それなら、クロエと遊んでくれる? いいよね? せっかく、ここまで来たんだし……」
 禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が、黒葬のベルスタッドの顔を覗き込んだ。
「ああ、遊んでやろう。例え、嫌と言っても、容赦はしない。物言わぬ肉の塊になるまで、攻撃の手を止める気もないしな」
 黒葬のベルスタッドが黒絵を見下ろし、凍るように冷たい言葉を吐き捨てた。
「あの食材を狩ればいいっすね? ……任せるっす」
 飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)が、自分の胸をポンと叩いた。
 ただし、相手は、人型。
 さすがに食べるつもりはないものの、狩る気満々のようである。
「私を狩る……だと!? ……面白い。やれるものなら、やってみろ!」
 黒葬のベルスタッドがムッとした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「それでは、楽しませてくださいね」
 ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)がルーンソードを握り締め、黒葬のベルスタッドに斬りかかった。
「ああ、もちろん。だから、お前達も私を失望するような真似はしないでくれよ!」
 黒葬のベルスタッドが白い茨の黒槍を構え、アルカディアの衣をユラユラとさせながら、猟兵達に突っ込んできた。
「……さて、真剣勝負といこうか」
 すぐさま、水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が黒葬のベルスタッドに視線を送り、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「……ならば、何処からでも、掛かってこい! みんな返り討ちにしてやろう。さあ、誰から死にたい? ……遠慮をするな。八つ裂きにしてやる!」
 黒葬のベルスタッドがイラついた様子で、こめかみを激しくピクつかせた。
「そんな事を言って、本当は動揺しているんじゃないの?」
 ラムダが【賢者の影】を発動させ、質問と共に魔法で影を伸ばし、黒葬のベルスタッドにブチ当てた。
「そんな訳がな……ぐわっ! なんだ、この影は!」
 その途端、黒葬のベルスタッドがダメージを喰らい、悲鳴を上げてガックリと崩れ落ちた。
「まだまだ行くぞ」
 そこに追い打ちをかけるようにして、真峰が【錬成カミヤドリ】を発動させ、自分の本体(刀)を幾つも複製し、念力でバラバラに操って、黒葬のベルスタッドを攻撃した。
「ググッ、ふざけた真似を!」
 黒葬のベルスタッドが白い茨の黒槍を振り回し、複製した刀を弾いていった。
 だが、複製された刀は何度弾かれても宙を舞い、何度もしつこく黒葬のベルスタッドに襲い掛かった。
「……音狼、契約の元にロランが召集する」
 続いて、ロランが【響魔の音狼】召喚(ヨビオコセシキョウキナルリンジン)を発動させ、自分の分身を召喚した。
 ロランの分身は、満月の魔力と身体能力を駆使して、黒葬のベルスタッドに攻撃を仕掛けていった。
「どうやら、単なる紛い物という訳ではないようだな。まあ、いい。すべて倒してしまえばいいだけだ」
 黒葬のベルスタッドが自分の身を守りながら、反撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「ガンガン食べて、あの食材をやっつけるっすよ!」
 それに合わせて、杏子が【フードファイト・ワイルドモード】を発動させ、大量の肉を食べて全身の細胞を活性化させる事によって、戦闘力を増加させた。
「イイ加減、食材扱いするのは止めてもらおうか! それに、私は食べ物ではない! 例え、食べたとしても、美味しくないぞ!」
 黒葬のベルスタッドが、激しく拳を震わせた。
「まあ、確かに……。美味しくなさそうっすね。もちろん、食べる気はないっすよ」
 杏子が肉を頬張りながら、キッパリと断言をした。
「ぐぐぐ、本当にムカツク奴等だな! 私が大人しくしていれば、調子に乗りやがって! ……覚えていろよ! 必ず後悔させてやるからなっ!」
 黒葬のベルスタッドが殺気立った様子で、猟兵達に対して吠えた。
「さっきまでの余裕は、何処に行ったんだい? あたしには、随分と焦っているように見えるけどね」
 グレナディンが【老練のサイコキネシス(エクストラ・サイコキネシス)】を発動させ、目視する事の出来ないサイキックエナジーを放ち、まわりにある小石や、岩などを持ち上げ、黒葬のベルスタッドにブチ当てた。
「私が動揺している……とでも言いたいのか? ならば大きな誤解だな。私は動揺などしていない。むしろ、気持ちが昂っている! この手で、お前達の命を奪う事が出来るのだから……!」
 黒葬のベルスタッドが動揺した気持ちを誤魔化すようにして、さらに殺気を膨らませた。
 当初の予定では、簡単に蹴散らす事が出来ると思っていたため、少なからず動揺しているようである。
「それじゃ、あなたを炎で焼き尽くしてあげる」
 次の瞬間、黒絵が【呪われた紅蓮の刃(フレイム・ダンシング・ナイフ)】を発動させ、紅蓮の炎を纏った呪いで、黒葬のベルスタッドの身体を斬りつけた。
「なんだ、この炎は……!」
 その事に危機感を覚えた黒葬のベルスタッドが、慌てた様子で紅蓮の炎を振り払った。
 しかし、紅蓮の炎はまるで生き物のように、黒葬のベルスタッドの身体に纏わりつき、さらに勢いを増して燃え上がった。
「さあ、踊れ! 茨を焼く黒炎の上で!」
 続いて、黒葬のベルスタッドが茨を焼く黒炎を発生させ、黒の宝槍による栄光と破滅の呪いによって、攻撃力と防御力を強化した。
「あら、これは、これは……。ひょっとして、私達が悲鳴を上げて、命乞いをすると思っていたのかしら? それなら、残念ね。この場所は、私の舞台に相応しくありませんわ」
 ローズが華麗にステップを踏むようにしながら、一気に距離を縮めていき、夕の憩い(ロングソード)で黒葬のベルスタッドを斬りつけた。
「……符よ、七色の力を顕現せよ。混沌の輝きにて、敵を討て!」
 それと同時に、焔が【混沌七彩符(カオティックレイ)】を発動させ、七属性(炎・冷・雷・光・闇・心・無)の光線を雨の如く放った。
「ぐ、ぐぐぐっ! どうやら、お前達の事を甘く見ていたようだな。だが、それも、ここまでだ。もう、お前達の好き勝手にはさせない。……させるものかっ! 私には、まだ隠された力があるからなっ!」
 黒葬のベルスタッドがギチギチと歯を鳴らしながら、アルカディアの衣をユラつかせ、含みのある笑みを浮かべた。
「……隠された力?」
 クオン・キマヴィス(黒絢の機巧少女・f33062)が、黒葬のベルスタッドに対して問いかけた。
「ああ、その通りだ。その力さえ使えば、お前達などイチコロだ! そうなった時に後悔するんだな」
 黒葬のベルスタッドが猟兵達を見つめ、不気味な笑い声を響かせた。
 実際に、黒葬のベルスタッドは、すべての力を出し切っていなかった。
 だが、その力を発揮するだけの余裕がない上に、猟兵達が強すぎるせいで、自分の身を護るのが、やっとのようである。
「後悔するのは、そっちよ」
 その間に、シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が、黒葬のベルスタッドの背後に陣取った。
「ハッハッハッハッ! 本当に面白い事を言うな、お前達は……。そんな事を言っても、死が早まるだけなのに……。本当に何も分かっていないのだから!」
 黒葬のベルスタッドが小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
 どうやら、頭の中で勝利のヴィジョンを思い描いているらしく、猟兵達を完全に見下しているようだった。
「確かに、何も分かっていないのかもね。だったら、教えてくれる? 私達が何を理解していないのか、を……」
 エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が、黒葬のベルスタッドに視線を送った。
「フハハハハハッ! 本当に面白い奴等だな、お前達は! ならば、教えてやろう。自分達が吐き捨てた言葉を飲み込みたいほどの衝動に襲われるまで、な!」
 黒葬のベルスタッドが血に飢えたケモノの如く、内に秘めた殺気を膨らませた。
「確かに、すぐ終わってしまったら、面白くないですわね。それでは楽しみましょうか。どうやら、その覚悟も出来ているようですし……。例え、肉片と化しても、本望のようですから……」
 中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の副人格であるシルヴァーナが、惨殺ナイフを握り締め、黒葬のベルスタッドを品定めしながら、含みのある笑みを浮かべた。
「……それは、こっちの台詞だ。肉塊と化す運命にある者達が、自分の運命を否定し、好き勝手に吠えているのだから……」
 黒葬のベルスタッドが、皮肉混じりに呟いた。
「ヒャッハー! 頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!」
 エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)が、興奮した様子で大声を上げた。
 その姿はまるで世紀末世界に登場しそうなモヒカン野郎のようだった。
「なかなか、威勢がいいな。だが、その程度の脅しで動揺するほど、私はヤワじゃない。それとも、まさか、私がビビッて命乞いをすると思っていたのか? だったら、残念だったな。……私は何も恐れない!」
 黒葬のベルスタッドは自信に満ちた表情を浮かべ、キッパリと言い放った。
「随分と盛り上がっているじゃないか。せっかくだから、アタシも混ぜてくれるかい? 別に問題ないだろ? ひとりでも多い方がパーティも盛り上がるしね」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、黒葬のベルスタッドに視線を送った。
「ああ、構わん。死にたい奴は、誰であっても、大歓迎だ。そもそも、私が拒否する理由はない」
 黒葬のベルスタッドは、フンと鼻を鳴らした。
「お困りの方がいる、と聞いて参りましたが、何やらモメているのですか?」
 そんな中、小宮・あき(人間の聖者・f03848)がフラリと現れ、不思議そうに首を傾げた。
「本当に、次から次に湧いてくるんだな。まるでアレだ。……ゴミ蟲だ。まあ、お前達には相応しいのかも知れないが……。まあ、いい。何人増えようが、関係ない。私の運命を変えるほどの脅威ではないのだから……」
 黒葬のベルスタッドが小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「まあ、無駄話は、このくらいにして、始めようとするか。この間に、体力を回復されちゃ、何の意味もなくなっちまう。……という訳で、戦術選択、モードは……コイツでっ!」
 次の瞬間、多喜が【基本戦術駆動(タクティカルコンバットシステム)】で攻撃力をアップさせ、JD-Overedに搭載された武装で黒葬のベルスタッドを攻撃した。
「グ、ググ、ふ、ふざけた真似を!」
 その一撃を喰らった黒葬のベルスタッドがヨロめき、イラついた様子でギチギチと歯を鳴らした。
 それと同時に、黒葬のベルスタッドが白い茨の黒槍による剣圧を放って爆発させ、白煙のような茨を出現させた。
 白煙のような茨はヘビのように鎌首をもたげ、次々と猟兵達に襲い掛かってきた。
「……見よ! 鍛練と祈りが生み出す力を!」
 続いて、エダが【奥義・巨人式(オウギ・キョジンシキ)】を発動させ、真の姿時に現れる巨拳と同質の見えない力場で全身を覆い、全身に込めた祈りとドワーフ力(ちから)によって戦闘力を増強させ、目にも止まらぬ速さで飛翔し、黒葬のベルスタッドに殴り掛かった。
「……ぐはっ!」
 黒葬のベルスタッドが身を護る事さえ出来ず、為す術もなく宙を舞った。
「えーっと、こういう時は、アレとかアレとか、アレとか。ほら、アレでござるよ、アレ!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、エドゥアルトが【例のアレがこの世界に現れたようです(クロスオーバートカカイニュウトカソウイウヤツ)】を発動させ、無敵の架空兵器(鋼鉄の牛)を想像から創造し、黒葬のベルスタッドに突っ込ませた。
「こ、これは、鋼鉄の牛……!? いや、なんだ、これ……ぐはっ!」
 次の瞬間、黒葬のベルスタッドが鋼鉄の牛に激突し、再び宙に舞い上がった。
「……リミッター解除。もう……どうなっても知らないから」
 その間に、クオンが【厄災に至りし猟犬(アトロシアス・ケルヴェロス)】で義体のリミッターを解除し、暴れ狂うようにして、黒葬のベルスタッドに攻撃を仕掛けていった。
「グ、グググ、これでは、反撃する事が……出来ない!」
 黒葬のベルスタッドが悔しそうな表情を浮かべ、唇をグッと噛み締めた。
「……残念だったわね。私の魔法の方が……速いわよ!」
 すぐさま、シフォンが【クイック・スペル】を発動させ、炎属性の攻撃魔法を次々と発射し、黒葬のベルスタッドの身体を炎に包んだ。
「ぐわあああああああああああああ!」
 それと同時に、黒葬のベルスタッドが悲鳴を上げ、地面をゴロゴロと転がった。
「……では、神罰を与えましょう」
 それに合わせて、あきが【神罰(ジャッジメント)】を発動させ、祈りの力によって出現した光の柱で、黒葬のベルスタッドを攻撃した。
「ぐ、ぐおおおおおおおおおおお!」
 次の瞬間、黒葬のベルスタッドが悲鳴を響かせ、ブスブスと真っ黒な煙を上げた。
 それでも、戦う事を諦めておらず、半ばヤケになりながら、白い茨の黒槍を振り回した。
「一体、どこを狙っているんですの? そんな事では、わたくしを捕らえる事なんて出来ませんわよ」
 裕美(シルヴァーナ)が【白燐奏甲】で白燐蟲を纏い、攻撃力を強化した後、残像を繰り出しながら、黒葬のベルスタッドに迫って、惨殺ナイフを振り下ろした。
「ふ、ふざけた真似を! こんな事をして、タダで済むと思うなよっ!」
 黒葬のベルスタッドがイラついた様子で、白い茨の黒槍をギュッと握り締めた。
「……まだ戦うのか。いくらやっても無駄だぜ! 結果は変わらないからなっ!」
 久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、黒葬のベルスタッドに対して言い放った。
「確かに……そうかもな。だが、まだだっ! まだ、私は本気を出していない!」
 黒葬のベルスタッドが荒々しく吐きながら、アルカディアの衣を翻した。
「むむっ、何やらお困りのようですが、ワタシが来たからには、もう大丈夫! 皆さん、豪華客船に乗ったつもりで、ご安心クダサーイ!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)が、自分の胸をポンと叩いた。
 黒葬のベルスタッドは、いかにも強そうではあるものの、本気を出して戦えば何とかなりそうな感じであった。
 もちろん、そのためには仲間達の協力が必要ではあるものの、黒葬のベルスタッドを倒すため、気持ちがひとつになっているため、特に問題はなさそうである。
「この人は、見るからに、ご飯をくれない人にゃから、絶対に悪い人にゃ! 何処から見ても、悪さが滲み出ているほど、危険なヤツにゃ!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が全身の毛を逆立て、警戒心をあらわにした。
「私が悪か。まあ、私からしたら、お前達の方が悪なのだが……。まあ、いい。そんな事は、どうでもいい。戦いに勝った者こそ、正義であり、敗北者が悪なのだから……」
 黒葬のベルスタッドが、自分の考えを口にした。
「私、あんた、しばく。ドゥーユーアンダスタン?」
 その言葉を遮るようにして、ルクス・キルクルス(36の世界の果てまで・f38588)が、黒葬のベルスタッドに対して問いかけた。
「お前が、私をしばく……だと!? 随分と面白い事を言うじゃないか。……やれるものなら、やってみろ! どうせ、無理だけどなっ!」
 黒葬のベルスタッドが猟兵達を見下し、挑発混じりに呟いた。
「この剣に誓いを込めて、必ずあなたを倒しますっ!」
 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣をギュッと握り締め、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「ハッハッハッ! だったら、やってみればいい。私は逃げも隠れもしないからなっ!」
 黒葬のベルスタッドが高笑いを響かせながら、無防備に両手を開いた。
「まあ、いずれにせよ、全力を以て、この狩りに臨むとするか」
 すぐさま、ユーリィ・ミニットマン(寄る辺無き民・f33966)が散弾銃を構え、黒葬のベルスタッドに狙いを定めた。
「わざわざ言わなくても分かっている。だが、覚悟しておけよ。こちらも、そう簡単に死ぬつもりはないんでな。死にたい覚悟があるなら、掛かってこい!」
 黒葬のベルスタッドがアルカディアの衣を翻し、白い茨の黒槍を構えた。
「いっぱいいっぱいあるのにゃ! どれ食べるのにゃ?」
 その間に、ミーヤが【おいしいおやつの時間にゃー♪(オイシイオヤツノジカンニャー)】を発動させ、山盛りの美味しいスイーツやお菓子を給仕する事によって、その対象外である黒葬のベルスタッドの行動速度を5分の1にした。
「い、一体、何をしたんだ! か、身体が……うぐぐっ!」
 その事に違和感を覚えた黒葬のベルスタッドが、無理やり身体を動かそうとした。
 しかし、自分の気持ちに反して、身体が鉛のように重かったため、イラついているようだった。
「……ここで仕留める!」
 その隙をつくようにして、ユーリィが【狩人の誓い(ハンターズ・プレッジ)】を発動させ、散弾銃で黒葬のベルスタッドの身体を撃ち抜いた。
「うぐ……ぐぐぐっ! まだだっ! まだ、やれるっ! この程度で屈する訳には……いかないんだァァァァァァァァ!」
 黒葬のベルスタッドが全身の筋肉を隆起させ、ケモノの如く叫び声を響かせながら、殺気立った様子で両目を血走らせた。
「……喰らえ!」
 次の瞬間、黒葬のベルスタッドが白い茨の黒槍を構え、猟兵達を狙って剣圧を繰り出した。
「骸式兵装展開、笠の番!」
 即座に、バルタンが【模倣様式・香港摩天楼(イミテーションスタイル・アミガサ)】を発動させ、九龍城砦の複製で覆う事によって、仲間達の身を護り、黒葬のベルスタッドから視覚・聴覚・嗅覚での感知能力を奪い取った。
「うぐ……なんだ、これは! 何も見えない。聞こえない。何のニオイもしないぞ!」
 その途端、黒葬のベルスタッドが動揺し、脂汗を流し始めた。
「このまま一気に片付けてしまいましょう!」
 杏梨が【ブラッド・ガイスト】を発動させ、自らの血液を代償にして、流星の聖剣の封印を解き、殺戮捕食態に変化させて、黒葬のベルスタッドに斬りかかった。
「この剣……生きているのか!? 私の身体を喰らうとは……。ぐ、ぐぐ、ぐっ!」
 その一撃を喰らった黒葬のベルスタッドが、傷ついた左肩を庇って後退した。
「ブチ抜いて、前からバッサリだ!!」
 続いて、ルクスが【サンクティオ・グラディウス】を発動させ、銃弾で黒葬のベルスタッドの身体を撃ち抜き、剣による一撃で大量の返り血を浴びた。
「や、やるじゃないか。単なるハッタリかと思ったが、予想を上回るほど……強いな」
 黒葬のベルスタッドが傷口を押さえながら、ジリジリと下がっていった。
 その拍子に、傷口から大量の血が溢れ出し、あっという間に血溜まりが出来た。
「原初励起(イグニッション)。今の俺の全力を以て焼き尽くす――イグナイト・ノヴァ!!」
 次の瞬間、遥翔が【星なる真焔(イグナイト・ノヴァ)】を発動させ、イグニシオンの掌から焔の波動砲】を放った。
「ふ、ふ、ふざけるなっ! こんな攻撃で……私が倒される事など、あり……え……ない。そ、そうだ! アルカディ……ぐわああああああああああああああああああ!」
 その一撃を喰らった黒葬のベルスタッドが断末魔を響かせ、跡形も残さず消滅した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年11月01日


挿絵イラスト