【サポート優先】小康状態は終わり at カームメドゥ(作者 ウノ アキラ
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#クロムキャバリア  #カームメドゥ国  #ロボット戦  #生身戦闘も可 


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#クロムキャバリア
#カームメドゥ国
#ロボット戦
#生身戦闘も可


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


 ここクロムキャバリアでは遺失技術で建造された生産施設『プラント』が人々の生活を支えている……。
 そこでは人々は『プラント』に寄り添うように国を形成することで、その営みを維持していた。そしてオブリビオンの介入によって絶えず戦火の火種が絶えず作られ続けている。
 ……その火種がこの世界の人々が手を取り合う事を阻害して、無数の小国に分裂させている。

 小国のひとつである『カームメドゥ』。そこは人口を制限しながらも周辺国の脅威を受けず小康状態を維持できていた。
 だがそれは十分な反撃が出来る軍事力と、他国へ攻める必要が無いほどの食料という好条件に恵まれているため。
 侵略をするにせよされるにせよ、それは生産力によって成り立っている。――ならそのプラントに異常があればどうなるだろうか。

●小康状態の終わり
「――オブリビオン化した軍事兵器の生産プラント。その無力化を、お願いしますわ」
 グリモア猟兵のグルヴェイグ・ヴォルヴァ(f30017)はグリモアベースに集まってくれた猟兵たちへ依頼の目的を告げた。

 ハッキング用の杖をかざしモニタに映し出すのは、クロムキャバリアにある『プラント』のひとつ。
 それは所有国こそ同じだが以前にオブリビオンマシンで錯乱した将校が占領したものとは異なるものだ。今回は軍事兵器のプラント。それもプラントそのものがオブリビオン化してしまっている。
 映し出された地図は岩山を背にした大きな基地、ひとつの町ほどの規模がある基地の中に件のプラントが存在する様だ。
「目標のプラントはこれですの。けれどこのクロムキャバリアではプラントそのものが『遺失技術』。ですのでプラントをなるべく傷つけずに一時停止を狙ってくださいまし」
 プラントに関する技術は失われており修復は困難だ。壊れてしまえばこの人々を苦しめることになってしまう……そのため可能な限り無傷のまま停止させる必要があるのだ。
「このオブリビオン化したプラントは一度停止してしまえば元に戻る様ですの。ですので電源さえ落としてしまえば問題はありません。プラント横にある電源設備を破壊してくださいまし。けれど相手も十分な抵抗を行ってきますの」
 続けてモニタの表示が切り替わり、二機のキャバリアが映し出された。
「これらは、この軍事生産プラントが生産する自律稼働可能なオブリビオンマシン……『MPC-JU156-NSI『スクンク』』と『MCK04N-パラティヌス』となりますの」
 続けて映し出されたのは二機のスペック表。それによると、MPC-JU156-NSIはガスの散布と建築物の破壊に長けており、歩兵の殺害と設備破壊に特化している様だ。そしてMCK04Nは高い機動性と大楯と槍を備え対キャバリア戦における近接戦闘に優れている様である。
「まずはこの暴走したプラントがある基地へ侵入する形となりますの。その際、前回と同様に、第三勢力の敵と思われない様に傭兵としての参戦となりますわ。カームメドゥの正規軍と協調するかどうかはお任せいたします」

●プラントの暴走を止めるため
「キャバリアの有無は問いませんわ。応募の段階でなんやかんやと実力を示すことになるでしょうから、生身でも問題は無いでしょう。そしてひとつだけ。このクロムキャバリアでは『長い時間の高速飛行は行えない』ことに注意して下さいまし。……わたくしは転移の維持のため同行が出来ませんので、よろしくお願いしますの」
 説明を終えると、グルヴェイグは杖を掲げて電子の扉を生成していく。
「このクロムキャバリアでは『プラント』は人々の生命線……どうか皆の力で打破して下さいまし」
 生成を終えた転移のための扉がゆっくりと開かれた。


ウノ アキラ
 はじめましての方は初めまして。そしてこんにちわ。ウノ アキラです。
 このオープニングに興味を持っていただき、ありがとうございます。

●お得情報
 こちらは【サポート優先】シナリオです。通常参加も問題ありませんが、執筆タイミングはバラバラであることをあらかじめご了承ください。
 書けそうなタイミングで書いていきます。
 他にもマスター紹介のページは一読頂けると文字数を少し節約できるかもしれません。

●依頼について
 クロムキャバリアの依頼となります。
 キャバリアを借りることもできますが生身で戦うのも問題ありません(キャバリアの大きさは5mです)。
 外部電源や送電ケーブルを破壊すると敵の増殖が止まるため残機の殲滅が捗ります。

 一章は冒険です。
 広い基地へ侵入します。
 目標のプラントまでは遠く、2kmくらい離れています。

 二章は集団戦です。
 まだ目標のプラントまで1km近くあります。
 『MPC-JU156-NSI『スクンク』』が相手です。

 三章も集団戦です。
 目標のプラントの近くです。
 『MCK04N-パラティヌス』が相手です。

 事前の情報は以上となります。
 よろしくお願いいたします。
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第1章 冒険 『危険因子を探知しまシタ_』

POWドローンを破壊しながら通過する
SPD捕まる前に高速で通過する
WIZドローンのシステムへ介入を試みる
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●プラント基地の周辺
 軍事兵器の生産プラントを有するこの基地は有事にそれひとつとして機能する様に広大な土地を備えていた。
 真っ直ぐ基地を横切ろうとすると6kmはくだらないかという広さであり、中には軍人の宿舎や食料弾薬や水の巨大な貯蔵設備もありこの基地単体でも三か月は戦える備えが蓄えられている。
 だが、現在この基地は機能しておらず軍人の殆ども外へ出てしまっていた。何故なら、この基地が保有するプラントが自律稼働可能なオブリビオンマシンを製造して人々へ危害を加え始めているためである。

 内部に取り残された一部を除いて大半は基地の外へと退避して、カームメドゥ国の議会はその対応の検討に追われている。
 現在は無力化するという趣旨は固まっており、基地を軍が包囲して居る状態だ。
 軍のキャバリアが動くのは20分後……今はその前に少数の精鋭と凄腕の傭兵たちが基地を内部から攻撃するべく潜入する作戦が進行中である。
 ――つまり猟兵の出番だ。
ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。


七星・龍厳(サポート)
『俺に挑むには10年早いな。』
 羅刹の魔法戦士。
 普段の口調は男性的、仲間にはフレンドリー

行動の基準は戦闘が楽しめるか又は興味を持った事柄に積極的に関わる。
パッと見た印象では自身過剰に見えるかもしれないが戦場を渡り歩いてきた経験からの発言
戦闘は戦場で敵の技術を盗み自身が扱えるものに昇華させるため戦場を探してる竜殺し。
戦場では弱肉強食、故に弱者に手を差し伸べる者への優しさと敬意は無くしていない。
力押しから技術比べまで多彩な戦闘可能。
猟兵の妻と二人の娘がいる。
 ユーベルコードはどれでも使用、怪我は厭わず行動します。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしく!


●制圧の序章
 何かに注意が向いているならばそれだけ他への注意は疎かになる。それは一度に対応できる物的な制限が、処理の順序を作るためだ。それは高度なシステムであっても相違はないだろう。
 例えば、警備にあたるドローンが侵入者を捉えたならばまずは目先の対象に対応しようとする。
 やがて脅威度が明らかになれば、脅威が低いものは適切に無視することもできるだろうが……逆に言えば明らかではない間は優先しなければならないのだ。
 それ程に『未知』というものは、構築された仕組みの資源を割いてゆく。
 ――それは例えば歌。
 ♪Lalala〜、Lala〜♪ Lalala〜♪
 いつ周囲の塀を超えたのか、基地の内部――さほど塀から離れていない――から幼い外見の少女の声が響き始めた。
 それはミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)の歌。その見事な歌唱力は基地内へ透き通るように響き周囲へと存在を伝えていく。
(見張りの自律兵器の注意を引きましょう。そして、取り残されて不安がっているであろう人たちへも、この歌声を!)
 他の者の潜入を手伝うため、そして何よりも不安を除いて希望を与えるためにミューは声を響かせる。しかしこれは決して自己犠牲ではない。
 ミューを発見したドローンが侵入者を排除するべく機銃を撃つが、それは見えない力で『届かなかった』。それはユーベルコード『ラグナジー【歌姫】<<ラグナジー・ミュー・ティフィア>>』の能力――歌を伴った非戦闘行為に没頭する間、歌が結ぶ絆と理が、射撃という因と、着弾という果を遮断する。

●防衛システムのかく乱
 ミューを取り囲むドローンたちはその攻勢を強めていくが、歌姫には傷ひとつつかない。
 だがこの状況はドローンを始めとする防衛システムにも危害が無いためこのままであればやがて無視されることだろう。
 その時ドローンのひとつが機能を停止した。竜鱗で出来た大剣に砕かれたそれが地に伏せる鉄くずとなったことで、他のドローンが状況を確認しようとカメラを向ける――。
「よそ見たぁいい度胸じゃねぇか」
 ドローンの頭上より七星・龍厳(紅蓮の竜殺し・f14830)が『ドラゴンブレイド』を振り下ろした。
「こういう裏方はあまり趣味じゃあねぇが……。まぁ、戦場で訳が分からん状況があれば兵の動きはどの世界でも似た様なもんだろう。まして拠点内部の事なら何が起こっているか必死こいて把握しようとするだろうな」
 多くの戦場を渡り歩き、キャバリア操縦も含む様々な技術を会得してきた彼ならばこのような拠点内のかく乱も心得はある――歌が響く一角でドローンたちの謎の破損。自律システムは『歌』をこのドローン破損の原因とみなした。
 そしてシステムは対処と把握のためにリソースの多くを割き始める……龍厳は建物の影に紛れて、次々と現れるドローンの群れを確認した。
「狙い通り、わんさか来たな。コソコソするのはここまでだ、全部まとめて相手してやるか。ちったぁ楽しませてくれよ?」
 龍厳は足場を使い建物の屋根へと上ると、ドラゴンブレイドを振り回して大型の戦車型ドローンへと落下する――ユーベルコード『羅刹旋風』。
「おらぁっ!」
 金属へ質量がめり込む――!
 その一撃で戦車型ドローンはひしゃげて動かなくなった。
「大型兵器に随伴無したぁ舐められたもんだ。この戦術を組んだ防衛AIは経験が浅いな。俺に挑むには10年早い」
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

 この二人のかく乱により基地内の索敵や防衛に穴が開いていく……この混乱は、索敵の解析を遅らせて自律防衛システムの判断や指示の伝送網に負荷をかけていくことだろう。
 既に作戦は始まった。敵のキャバリアの出撃準備が整う前に、奥を――。
青原・理仁(サポート)
人間
年齢 17歳 男
黒い瞳 金髪
口調 男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)

性格面:
やさぐれ、ぶっきらぼう
積極的な人助けはしないが、見捨てきれずに手を貸してしまう

戦闘:
武器は使わず、殴る・蹴る・投げるなど、技能「グラップル」「怪力」を生かしつつ徒手空拳で戦う
構え方は古武術風

雷属性への適性があり、魔力やら気やらを雷撃に変換し、放出したり徒手空拳の際に纏わせたりします


●荒廃の一角
 青原・理仁(青天の雷霆・f03611)は拳に込めた雷をドローンの一体へ叩き込みその雷撃で内部を破壊する。
「これまでも似た様な機械や影朧甲冑を相手にしてきたぜ」
 彼は武器を使わず、己の拳で戦う戦闘スタイルであったが、魔力や気といったエネルギーの類を雷撃へ変換する能力を用いることで固い相手にも十分な損害を与える事が出来ていた。最も、彼の戦闘の技術や怪力を駆使したならば、電気を通さぬセラミック装甲の相手であろうと砕くことは可能だろう。
 他の猟兵の働きでドローンへの指揮に混乱が見られる中、理仁は基地内の奥深くまで侵入していた。そこでは滑走路の様な広場があり、面した建物から駆動音が鳴っている。
 窓から覗けば、中には人間の3倍から4倍はある人型兵器が出撃の準備を進めていた。
「キャバリアか。……こいつと直接やりあうのは面倒そうだな。電撃も効くとは思うが、まぁ俺にはまず先に殴るもんがある」
 理仁は格納庫の傍に建つ鉄骨の電波塔まで辿り着くとユーベルコード『雷勁気砕拳』を発動させる。それは身に纏う雷撃を籠めた拳による一突き――通信回路が電撃で一部焼け、電波塔はその機能を果たせなくなった。
 この電波塔は基地内での自律兵器たちの連絡手段となっている。これを破壊してしまえば敵は連携が困難となるだろう。
「これでしばらくはまともに連携とれないだろ。どのくらいで直せるんだろうな、これ」
 この場を去る際に理仁は遠方の『プラント』へと目を向けた。
「……使い方を知ってようが技術と知識が失われてるんじゃ、これも一種の衰退だな」
 技術と知識を取り戻すのは、この世界でオブリビオンの脅威がひと段落してからとなるだろう……。
 今はプラントを傷つけず停止させるのが優先。そのためにも理仁は行える妨害を積極的に行った。
成功 🔵🔵🔴

七星・天華(サポート)
 羅刹のガンナーで元気娘。
 仲良しな人には優しく楽しく。

『一般人に過度な期待はしないでよね。』
自分は才能など無い平凡な存在だと思っているが実は天才。
二丁拳銃「白雷」と「黒雷」をメインにナイフ系も扱える。
二丁拳銃を使った近接戦闘もできる。
遠近両方の距離でも戦闘を成立させる。
装備の影響で帯電しているが自由自在に扱える。
世界を放浪して手に入れたアイテムで出来る事の幅が広い。
少々過酷程度の環境は即座に対応適応するサバイバル能力。
左肩に生まれつき痕がある。
美人な元気娘だが暗殺もするデンジャラスな一面も。
家族のみんなが好きだが特に姉が大好きで姉の一番のファン。
自分にもファンが居るとは微塵にも思っていない。


●作戦はつつがなく
「んー? いまお父さんの声が聞こえた様な……?」
 基地の奥へと進む途中、七星・天華(自覚無き天才・f36513)は目を細めて路地を覗き込む。けれど戦闘音や歌声は聞こえるもののドローンの群れが遠目に見えるだけで誰がいるかまでははっきりわからなかった。
 何しろこの作戦自体が急であったため、傭兵として参加するや、すぐに作戦に適した配置へ割り振られて出発と慌ただしかったのだ。
 そう言う事もあって天華は父の龍厳が同じ戦場で暴れている事を知らない。
「すみません、先導の続きをお願いします」
「あ、はーい!」
 兵士たちに促されて、天華はキャバリア部隊の先を行く。
 キャバリア自体は高さが5mほどで十分建物に隠れる事が出来るため遠目からは意外と見えにくいのだが、しかしパトロール用のドローンに見つかれば流石にやり過ごすことは出来ない。
 しかしかく乱が行われている今ならば少数のドローンと連絡が途絶えても検知されにくい。そのため天華を始めとした小回りの利く歩兵が部隊を先導してパトロール用のドローンを停止させていた。

「私じゃ大きな戦闘は難しいけれど。でもっ! たまに出て来るドローンを無力化するくらいならできるもんね!」
 天華は自身を平凡な存在だと思っている。それは身近な家族が基準だからであり、現れるドローンを二丁拳銃の『クロス・ジャッジメント』で鮮やかに撃ち落とす腕前はただ者ではない。
「おっけー、ここはもう大丈夫ですよー」
 そう言って天華は後方へと手を振った。その時、視界の外、横の路地から別のパトロール用のドローンが現れる――けれどそのドローンは、天華を始めとした部隊を報告することはなかった。天華が放つ音と抵抗値が無い電流――ユーベルコード『サイレントショック』が、ドローンの機能を一時停止させたのだ。
 天華はくるりと振り返ると、大した事では無いかの様に微笑んで。
「通信はさせないよー」
 動きを封じたドローンへと銃口を向けた。
成功 🔵🔵🔴


第2章 集団戦 『MPC-JU156-NSI『スクンク』』

POW ●RS-A 拠点破壊用多砲身グレネード砲
【建造物破壊に優れたグレネード弾の高速連射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD ●RS-B 対人行動用『鎮圧ガス』噴霧器
攻撃が命中した対象に【攻撃で用いた『制圧ガス』の特殊成分】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【曝露させた『制圧ガス』の様々な毒性】による追加攻撃を与え続ける。
WIZ ●EP 戦術統御用高速データリンクシステム
全身を【状況解析用の特殊センサー】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【攻撃や妨害行為の回数】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●作戦は第二フェーズへ
 内部に侵入したメンバーの工作やかく乱により本隊のキャバリア部隊は素早く基地内へ侵攻。ドローンに気取られずに約1kmほどの距離を進むことができた。
 各キャバリアの高さは規格内のものならば5mほど。それは周囲の建物と同程度であり、離れた場所からは目視されにくい。そこにこの国でエース機として採用されている量産機、ナイトゴーストのステルス性が合わされば、かく乱の隙に進むことはそう難しくもない。

 そんな基地内の奥深く、滑走路の様な広場に面した建物からオブリビオンマシン化したキャバリアが出て来た。
 その機体はちょうど基地の奥へと侵入した各機と鉢合わせする様に相対する。
 このままでは数の上で不利だ……しかしこちらには一騎当千の猟兵たちがいる。

 作戦はここから第二フェーズ。潜入地点から目的のプラントまで強襲――。
城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。

戦闘は確実性やオーバーキルより迎撃数を優先するので、全力魔法と範囲攻撃で少し広めに撃ってから時間差で仕留める。
もしくは単体攻撃にカウンターや鎧破壊攻撃を乗せつつ、連続して使って、一撃必殺を繰り返す。
「ここから先は行かせないよ、キリッ」
…ところで、なんでオブリビオン居るの?(前後の説明忘れた)

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)


●咲き乱れる炎の華
 MPC-JU156-NSI『スクンク』。
 これは歩兵の鎮圧や虐殺に特化した量産型キャバリアではあるが、両腕のグレネードは脅威であり多数の弾頭が大量に撃ち込まれたならいかなる高級機でも破壊は免れないだろう。
 しかしそれは相手が並の相手であれば、という話である。

「あれ壊しちゃっていいんだよね……? それじゃ、いくぞー!」
 敵機を目視するや、城田・紗希(人間の探索者・f01927)は身の丈ほどある『ウィザードロッド』をくるくるとまわして炎属性の魔法による範囲攻撃のミサイルを放った。
 出会い頭での弾幕は『スカンク』が高速連射するグレネード弾を相殺して空中に無数の花火を作り出す。その爆発の煙を割く様に、カームメドゥ正規軍のナイトゴーストも攻撃を開始した。
 だがこの最初の交戦で主に敵に被害を出したのは紗希だった。炎のミサイルが作る爆炎へと真っ直ぐ飛び込んで刀の『紅時雨』を抜けば、爆発の輝きを紅く反射した刀身が閃光の様に煙の中で煌いていく。
 その斬撃で『スクンク』の装甲は鎧を無視するかの様に切断された。5mの巨体は刃を当てやすく、装甲の意味が無いのであればその動力を守れるモノはない。
 紗希はそのまま返す刀で近場のもう一体の脚部を斬り行動不能にするも、手ごたえにふと違和感を感じた。
「あれ? このオブリビオンマシン無人機なの?」
 ちゃんと説明は聞いてるもん! とは紗希本人の談。作戦の詳細を忘れてた紗希があれ? と首をかしげていると、足を止めた紗希を『スクンク』が踏み潰す。
 するとその地面の隙間から平面状の紗希がスルリとでてきた。
「びっくりしたー! 私じゃなきゃ死んでたよ!?」
 ユーベルコード『カートゥーン世界の顕在化<<マンガアルアル>>』――肉体をトゥーンキャラクターに変異させ二次元特有の挙動を可能とする能力だ。
「せいやー!」
 紗希は再び炎のミサイルを生み出すと、ミサイルは上空へ。それは上空で開花の様に広がって空から『スクンク』たちへと着弾していった。その時間差で紗希は『紅時雨』を振るっていく。
 猪突猛進、そして勇往邁進。その勢いは敵機の連携を大いに乱した。
成功 🔵🔵🔴

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


レパル・リオン(サポート)
こんにちは!あたしはレパル!またの名を『魔法猟兵イェーガー・レパル』よ!よろしくね!

お祭りとかイベントとか友達と遊んだりとか、とにかく楽しい事大好き!

あたしが戦うのは、怪人(オブリビオン)から人々と平和を守るため!そのためなら、ケガをしたってかまわないわ!
(強敵相手だと少し怯えるが、表には出さないように努める)

得意なのは肉弾戦!ダッシュで切り込んだり、ジャンプやオーラ防御でよけたり、激痛耐性でガマンしたり、怪力パンチ&キックでぶっ飛ばしたりするわ!
ユーベルコードに怪人の弱点属性を組み合わせてパワーアップさせたりもするわよ!

頭を使うのは苦手かな。でも、パワーとスピードでなんとかするわ!


●楽しい日常を守りたい
 楽しいお祭りやイベントを行うなら下地になる日常は欠かせないだろう。だったら、オブリビオン化で変質して勝手に動き始めた生産プラントは、被害が小さいうちに止めなければならない。それは日常を脅かして楽しい催しに支障をきたしてしまうだろうから。
 そんなお祭りやイベントを守るため戦いに参加したのがレパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)とミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)だった。
 先に飛び込んだ猟兵の暴れっぷりにより敵は散り散り、あとはこの混乱極まるキャバリアを各個撃破する事で後続を基地の奥へ届ける道を作るのみ。

「ご飯ももらったし、そのお礼の分もがんばるにゃ!」
 ミーヤは愛用の二足歩行型戦車『ずんぐりむっくりなマシンウォーカー』に乗ると蒸気魔導による誘導レーザー砲の『M.A.G.U.R.O.』でMPC-JU156-NSI『スクンク』を撃破していく。続けてスーパーヒーローのレパルもマジカル気合拳による拳をえいやと打ち込んだ。
「『魔法猟兵イェーガー・レパル』参上よ!」
 ヒーローネームを名乗るや卓越した身のこなしで素早く駆け、宙を舞う。その動きに翻弄された『スカンク』をミーヤのレーザーが焼き、装甲を溶かしたレーザーが内部まで焼いてグレネード弾を誘爆させていった。5mの大きさに機械特有のパワーや硬さがあるキャバリアとはいえ相手は猟兵。この『スカンク』では性能が不十分だ。
 しかし相手の強みは数でもある。
 二人の動きを学習した無人機たちは次第に最適化を進めていく。『スカンク』たちはやがて大きく2つの部隊に分かれて、拠点破壊用の多砲身グレネード砲を撃ち始めた。
 その動きは、片方は後衛としてレーザー砲を撃つミーヤを直接狙いもう片方は接近戦を狙うレパルを味方ごと焼き払うといったもの。この同時対応によって敵側は二人の連携の阻害を狙う。この最適化に加えて、さらに対人用の様々な毒性をもった鎮圧ガスまでもが撒かれていった。

●イッツショータイム!
 攻撃しようと接近したら同士討ちも厭わないグレネードが飛んでくる。加えて散布されたガスで痺れと目眩が現れ始めたとあれば、さしものスーパーヒーローでも分が悪い。
「あたしが戦うのは、人々と平和を守るため!」
 レパルはそう自身に言い聞かせるように叫んで気合を入れると『スカンク』をまた一体と打ち倒す。そんな中、周辺一帯の鎮圧ガスが消えていった。
「ガジェットで吸い込むにゃ! こういう毒ガスはアルダワの地下ダンジョンのトラップではよくあるのにゃ♪」
 好きな蒸気技術を学ぶ過程から、アルダワ魔法学園世界への造詣も深いミーヤはすかさずユーベルコード『ガジェットショータイム』を発動させて対毒ガスの装置を召喚する。いつもはトラップに引っかかるタイプだけれど、隠れていない仕掛けが相手ならこの通り。ミーヤがガジェットのボタンをぽちっと押すとガジェットから魔導蒸気機関の蒸気がシュポポと吐き出されて周囲の鎮圧ガスを吸い込んだ。吸い込まれたガスは魔法で分解されてクリーンな空気になっていく。
「ありがとう! おかげで戦いやすくなったわ!」
 レパルがミーヤへお礼を言って振り返ると、そこにはミーヤの背後から体当たりを仕掛ける『スカンク』の姿が。ガジェットを使う為に立ち止まったところを狙われた様だ。レパルは急ぎミーヤのもとへと駆け寄った。
「あぶなーい!」
 全力のダッシュで駆け寄るとレパルはそのまま体当たりの体勢に入る『スカンク』へと飛びかかる。そして。
「レパル変身!」
 そのまま巨大な水晶へと変身し、固い質量を『スカンク』へとぶつけて体当たりをした――ユーベルコード『無敵水晶娘<<ムテキキマイラ>>』だ。
 ゴンッ! という衝突音が鳴ると『スカンク』はバランスを崩して、よろめき倒れる。その装甲はひどく歪み脚部がうまく動かなくなってしまった。
「ふう、間に合ってよかったわ」
「危ない所だったにゃ! 助かったのにゃ!」
 ガジェットの効果範囲であれば鎮圧ガスは通じない。ミーヤはガジェットをマシンウォーカーへと積み込んで持ち運べる様にする。
 ガスさえ無効化してしまえばあとはフィジカルがモノを言う。二人は持ち前のジャンプ力で軽やかに動き回り、踊る様に軽やかな動きで敵キャバリアを翻弄していくのだった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

テイラー・フィードラ(サポート)
A&Wにあった人間至上主義な小国の王族の一人。
異形の血混じりの存在として疎まれながらも将軍格から上り詰め、王権を手にする手前で国も妻子も民も全て無くした亡国の王子です。

その経験を活かしている為か、王族としての礼儀作法や威厳は心得ています。
性格としては傲岸不遜たる堂々とした冷徹であるものの、情は持ち合わせています。
戦場においては対オブリビオンに関しては吸血鬼としての血統や王族としての偽であるものの執権を振るい、近接では騎馬突撃を、中~遠距離では契約した悪魔を召喚して戦える遠近オールラウンダーです。
オブリビオンに対してのスタンスはどのような相手でも基本慈悲は無く滅すべしですが、条件で介錯もします。


●戦いの意義
「竜と比べれば容易いものだな」
 そうテイラー・フィードラ(未だ戴冠されぬ者・f23928)は呟いた。跨るは白き霊馬『フォルティ』。その馬上より振るう細身の剣がMPC-JU156-NSI『スクンク』の脚を切り裂いていく。
 装甲を無視する剣筋は、アックス&ウィザーズであればドラゴンと戦うのに役立つ技術だ。またはドワーフが鍛えた鎧と相対する場合にも。そのような世界で戦ってきた彼であれば、5mほどの人型兵器とて対処できぬ敵ではない。――いや。その動きが稚拙であれば丈夫な鱗を持つ竜にさえ劣る敵と言えるだろう。
 理想のために奔走する亡国の王族であるテイラーにとって、例え通り掛かっただけだとしてもこの小国の危機は安易に見過ごせるものではない。
 加えて今、猟兵は兵たちの先陣を切り開く存在としてここにある。立場上は傭兵としてこの場にいるが、戦場において兵の士気を高めるのもまた王族の仕事である。故にテイラーは、堂々とした振る舞いをこの場で行い、そして鼓舞をした。
「皆のもの、敵は総崩れである! 道は我らが切り開こう! このまま一気呵成に進軍し目的を成せ、国を守るのだ!! 続け!」
 筋骨隆々の白馬が戦場を駆けてゆく。それを旗頭とするようにカームメドゥ正規軍のナイトゴーストも続いていった。
 それを防ぐべく『スクンク』の数体が進路を塞ごうと移動をする。その数体へ向かって、テイラーは強烈な眼光とともに声を張り上げた。
「我が問いに答えよ! 貴殿らの謀反、その大義は何だ!」
 オブリビオン化したプラントがただ破壊のために生産したAIと機体。そこに大義などあるはずもなく、『スクンク』の機体に不調が現れる――テイラーのユーベルコード『偽王判決<<トイコタエラレルナラバ>>』によるダメージだ。
 各部へのダメージで動きが鈍くなった『スクンク』へナイトゴースト部隊のキャバリアライフルの銃弾が突き刺さり、敵はその機能を停止した。
 敵の数は多いが着実に戦力は奥へと向かっている。目的のプラントとそこに隣接する送電設備はすでに肉眼で見える距離だ――。
成功 🔵🔵🔴

平・胸盛(サポート)
『え、Eカップですよ? どうかしました?』
 オラトリオの戦巫女×マジックナイト、14歳の女です。
 普段の口調は「社交的(わたし、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、心を許したら「ぞんざい(あたし、アンタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!

◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃


●巨大なちから
 戦闘が激化する中、5mほどの二足歩行のパンダがすすっと動く。そのパンダの拳がMPC-JU156-NSI『スクンク』を吹き飛ばした。
 それはティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が搭乗するキャバリア、スーパーロボットの『グレートパンダラーZ』だ。
「これがグレートパンダパンチだ!」
 ズシン、と『スクンク』が倒れていく。続けてティエルは近くの別の『スクンク』へと接近して『RX-Aパンダドリル』をグレートパンダラーZの腕部に装着すると腕を突き出してドリルをぶつけた。螺旋の回転が『スクンク』の胴に穴を穿つ。
「ドリルセット! グレートパンダドリルだー!」

 白と黒の巨パンダがグレネードの爆風を受けながらもそびえ立ち、存在感を敵へと知らしめる傍で平・胸盛(三枚重ね・f18162)も『なぎなた』を手に奮戦する。
「くっ、Eカップで十分に腕が振れない……!」
 それは三枚重ねで『盛った』お守りのせいではあるのだけれど、胸盛はなにくわぬ顔で戦いに参加していた。それでも『スクンク』のバランスを崩す妨害にはなっており、『グレートパンダラーZ』の損害を抑える効果は出ている。
 そのハンデを背負ってなお成果を出すのは流石に戦士の一族と言った所。
「このEカップは伊達じゃないんですっ」
 胸盛は伊達のそれを誇らしげに示しつつ一体の『スクンク』の足をなぎ払って転がした。動きが止まれば装甲の薄いところや継ぎ目から刃を突き立てて中の回路を破壊することも出来るだろう。
 胸盛はそのトドメに『ルーンソード』を用いて内部に精霊による属性攻撃を流し込んでいく。その属性とは……。
「巨乳属性の攻撃です!」
 胸盛はドヤ顔で剣を突き立てた。

●地平の向こうから
 その時『スクンク』の一体が全体を特殊センサーで覆った。それは状況を解析するためのものであり、その解析結果を全員へ共有する『戦術統御用高速データリンクシステム』――。
 ピピピ……。
 ――敵の一体の胸部に特殊装甲あり。そのため攻撃が軽減される可能性あり。
 そのセンサーの作動に、胸盛が爆速で反応した。先ほどまでと打って変わり目が笑っていない。
「なにか、気になることでもありました?」
 強烈な殺気と共に胸盛がセンサーを作動させる『スクンク』へと飛び掛かる。先ほどと異なってなぎなたの刃がざっくりと装甲に突き刺さっていた。
 だが時すでにデータリンクは終わり情報は共有された後。胸盛の視線は、別の『スクンク』へと向いた。
「気になることでも?????」
 同時に周囲に100体ほどの事象の地平の悪鬼が召喚されていく……。
 これは彼女のユーベルコード『無限の平面』の効果である。詐胸疑惑を持たれた雰囲気を感じたことで無意識に発動している様だ。

 召喚による加勢で『スクンク』の軍勢は押し込まれていった。その勢いにティエルも奥の手をひとつ発動させる。
「すっごい気迫と攻撃……! よーし、それじゃあボクも!」
 ティエルが『グレートパンダラーZ』から通信を発したならば、空に大きな金魚が現れた。……金魚は飛行船の様にゆったりと空を泳いでる。
「いけいけごーごー! 金魚さん、一斉射撃だー☆」
 ティエルの指示で空を泳ぐ金魚から艦載砲が降りそそいだ。その一斉射撃は残る『スクンク』を片っ端から吹き飛ばす――ユーベルコード『妖精姫と金魚型飛空艇』。その閃光と破裂音に紛れて召喚された悪鬼も『スクンク』へと襲い掛かっていった。

 この間にプラントを一時停止させる本隊はさらに前進を進める。
 そして、本隊はプラント本体とその横にある電源設備の前まで辿り着いた――。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴


第3章 集団戦 『MCK04N-パラティヌス』

POW ●RXキャバリアソード/EPキャバリアシールド
自身の【補助CPUを停止、搭乗者への制御負担】を代償に、【力量に応じ近接戦闘力を向上した状態の機体】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【砲火を潜り抜ける運動性と近接武装】で戦う。
SPD ●RBXSランスライフル
レベル分の1秒で【近接突撃/射撃モードに切り替え】【ビーム】を発射できる。
WIZ ●EPオプションバックユニットスラスター
【作戦に応じた追加兵装(通常はミサイル)】を向けた対象に、【射撃攻撃を行った後、追撃の突撃】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●作戦は最終フェーズ
 強襲も成功。無事に本隊はプラントまで辿り着いた。
 あとは電源設備を停止させて一時停止にすることでオブリビオン化を解除するのみ。だが、ここにも無人機のキャバリアが待ち構えていた。
 プラントとその電源設備を守るように盾を持つキャバリアが並んでいる……。それも幾層にも重なって簡単に近づけそうにない。

 ……プラントはロストテクノロジーであるため修理が困難だ。なのでプラント本体が傷つかないように戦う必要がある。
 電源設備だけなら修理できなくもないため、最低でも電源設備だけ破壊しても良いが……いずれにせよこの無人機が残っている限りはこちらに攻撃を加えてくるため修理どころではない。
 ――作戦は最終フェーズ。これが本作戦における最後の戦いである。
ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオン(最後の一体)に止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。


勝守・利司郎(サポート)
神将の四天王×花蝶神術拳伝承者、勝守・利司郎だ。
花蝶神術が何かって?オレが言い張ってるだけだが、練った気を花や蝶のごとく扱うやつ。
しっかし、『トーシロー』が達人っていう設定なぁ。あ、オレ、神隠し先で神将になる前はバーチャルキャラクターな。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動する。そうだな、主に拳に練った気を集めてグローブ代わりにして、殴ることが多いか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしない。オレの美学(味方ならば邪魔をしない)に反するからな。作戦なら別だが。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないからな。
あとはおまかせ。好きによろしく!


コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
 サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド

性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます

・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


●戦場を側面から
 正面で本隊と『MCK04N-パラティヌス』の戦いが始まった頃……、その戦線の側面でも激しい戦闘が始まっていた。
「思ったより盾が厄介だねぇ」
 練った気を拳に纏い、勝守・利司郎(元側近NPC・f36279)は一体のパラティヌスへと拳を突き立てる。
 相手は5mほど、二階から三階建ての建物の大きさではあるが盾さえ潜り抜けてしまえばその武装の大半は近すぎて使えない。巨体故に身を動かすだけでも脅威となるが、その質量も猟兵相手ではさほど利ではなく、利司郎の操る花蝶神術拳の餌食となっていた。
(練った気を花や蝶のごとく扱うやつをオレが花蝶神術だと言い張ってるだけだが)
 そう自身の拳法を評する利司郎だがその力は確かなものだ。そして、そのさらに少し先ではコノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)がパラティヌスの群れへと切り込んでいく。
 コノカは突き下ろされるパラティヌスの槍を薙刀をなぎ払って弾いた。展開された翠色のフォースの刃が戦場に光の軌跡を残して火花を散らせば、その隙へと踏み込んで。
「師匠直伝の力、見せてあげる!」
 一閃。脚部を切断されたパラティヌスの一体が大地へ倒れ込む。

 こうして近接戦を仕掛ける利司郎とコノカへとパラティヌスの追加兵装のミサイルが放たれたなら、それは電撃が迎撃した。
「ちょ、ちょっと怖いけど……みんなは守るのですよー」
 デフォルメ調の羊――ユーベルコード『サモン・シープ』に乗るミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)による攻撃だ。ミスティは魔力の障壁で守りをかためながら、召喚した羊で戦場を駆けつつ電撃で反撃をしていく。
 そして、戦闘はそれなりにこなせるというティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)もルーンソードで応戦していた。

●それはそれで
「思ったより多いなぁ……あるぇ……??」
 首をかしげながらティモシーはルーンソードを振るい、剣先から放たれる水流で敵機を押し返す。そこに羊の電気を浴びせながらミスティは疑問を口にした。
「あの、ここが、守りの薄い場所だったんです……?」
「えっと、その……もう一回占ってみるね……」
 そう言うと、ティモシーはその場でタロットカードを広げ始めた。
 この別動隊は本隊が正面でパラティヌスの相手をしている隙にプラントの電源を落としに行くためのもの。
 しかし運か、それとも読みを外したのか。敵の戦力はカームメドゥ正規軍を中心とした本隊ではなく、こちらへと流れている。
 コノカは敵の放つビームを左腕の『エメラルドアーム』の障壁で防御しながら言った。
「といっても、目的を達成しても生産済みの敵が止まる訳でもないし。こうなるのも遅いか早いかだわ。いっそここで私たちが目立てばその分だけ本隊の被害も抑えられる」
 そして、障壁で防ぎつつ敵機へと近づいたコノカはビームを撃ったランスの先端へと飛び乗ってそれを踏み台にパラティヌスの胴を斬りつけた。

 その戦い方を見た利司郎は、自分が側近として仕える人をふと頭に浮かべる。そういえばあの人はこの世界にはまだ来たことが無かったのではないか、と。
(うちの悪女様にゃあ、ああいう戦い方は出来そうにないなぁ。絵的にはゲーム配信みたいに動画映えする気もするんだが)
 忠臣ゆえか利司郎は主が配信する動画チャンネルについてふと考えてしまう。その時だ……主人の事を考えていたためか、その人から基本を教わっていた力がふと発動した――利司郎の周囲に、110枚にものぼるチューリップの花びらが広がったのだ。それは半ば無意識に現れ、源となる呪力のままに形を変える。
「あー……たまに出来てたやつな。よっし、このままかく乱でもするか」
 渦巻いて広がる黄色のチューリップの花びらが利司郎の立体映像となって戦場に拡散する――それはユーベルコード『花蝶神術:呪力花』による幻影。
 この幻影はパラティヌスを操る無人機のAIを大いに混乱させて、連携を機能しない状態にしていった。

●運勢の転換
 射撃モードのランスライフルから放たれるビームがむなしく空を切っていく。……幻影に翻弄される敵に対し、コノカも攻勢を強めるためにユーベルコード『翠の守護兵器<<フォースガーディアン>>』を使用した。
「このチャンスに便乗するわ。私の声に応えなさい!」
 コノカは自身の五倍――約7.5mとキャバリアよりひと回り大きな翠色のロボットを呼び出す。そしてパラティヌスの密度が高い場所へ砲撃を開始した。
「一気に敵を殲滅するわ!」
 ミサイルや翠色のレーザー砲が放たれていく。その火線は利司郎の幻影に翻弄されたパラティヌスの不意を突き、盾を構える間もなく装甲を破壊した。

 その飛び交う砲火の下でティモシーの占い――『運勢の改善<<キョウノラッキーアイテム>>』の結果が出はじめる。
「進行ルートは間違ってない、と思う……。じゃあなんで? うーん……」
 結果の読み取りで再び頭を悩ませるティモシー。それに対して魔力を帯びたタロットカードがユーベルコードの力を発揮し始めた――ラッキーアイテムの召喚だ。
「大量の……ボーリング球かな? うん、これが何かは知ってるよ。でもこれをどうしたらいいんだろう……? しかも大きなケースに山盛りだし……」
 ティモシーは頭に「?」をうかべて考え込む。……そこにコノカの守護兵器の砲火を潜り抜けた敵機が肉薄してきた。
「あわわ、そういえばこうしている場合じゃないね……!」
 ティモシーが慌てて応戦しようと立ち上がると、ゴツンっとルーンソードがケースにぶつかってケースがひび割れてしまった。
 するとケースから大量のボーリング球がごろごろと広がって周辺に勢いよく転がっていく……。その結果、球を踏んづけたパラティヌスが次々と転倒していった。
「……あ。なるほど、こうやって使うんだね。……なるほど?」
 ズシーン、ビターン、と転んでいくパラティヌスを見てティモシーはひとり頷いた。

●駆けるひつじ
 近接戦を得意とする機体がその機動力を奪われる――ボーリング球がばら撒かれたこの戦場はまさにそんな状態だった。
 生身であれば大きな石が転がっているかたちだが、キャバリアのサイズだとそれはパチンコ玉が撒かれた様なもの。周辺には利司郎の幻影が飛び交って時折本物の攻撃が混ざる中で、コノカの守護兵器がミサイルやレーザーを放ち、散った球で足場を不安定にされてしまっては近接戦を得意とするパラティヌスになす術はない。

 パラティヌスは時折ビームで反撃しながら盾で守りを固め始めていた。しかしそんな戦場で、盾の内側から攻撃が行われていく――ミスティだ。
 彼女は自身を強固な魔力の障壁で包むと召喚した羊と共に砲火の飛び交う戦場へと飛び出していた。火砲と幻影が飛び交う中で駆けまわる小さな存在に気を配れるほど無人機のAIは柔軟ではない。
「えーい、なのです!」
 ミスティは羊と二人で電撃を放つ。近距離から放つ二人の全力魔法は、パラティヌスの内部まで電気を流して回路を沈黙させた。
 敵はボス級ではないため仲間も怪我をする自体にはなりにくく治療は当面必要なさそうだ。
 普段は防衛、治療、囮とサポートにまわる事が多いミスティは今回の珍しい立ち回りにふと思う。
(そういえば、こうして攻撃にまわるのは珍しいのです)
「今日もひつじさんは大活躍なのです。帰ったらいっぱい毛づくろいしましょうね。あとすこし、もうひとがんばりなのですー!」
 そう労ってミスティが羊の頭をなでなですると、ひつじさんはやる気を奮い立たせて駆けだした。

 プラント前で守りを固める『MCK04N-パラティヌス』の集団は、こうやって撃破されていった。数も次第に減っていき、この戦いの終わりが徐々にだが見え始めていく。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター

みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい


カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!


●本隊の戦闘
「あれ、敵の戦力が想定より少ないね」
 本隊と共に正面から向かっていたカツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)は疑問を口にした。
 敵の戦力は先に別動隊と接触し、そちらに戦力を割いていたのだ。その別動隊はプラントの電源設備を狙うはずだった……しかし、かといって戦力的にはこちらに劣るわけでもなく問題はないはずだ。
 だったら、元の作戦とは役割が逆になるがこちらの本隊側がプラントを確保して生産を止め、残敵の背後を突けばいい。作戦の変更を知った百地・モユル(ももも・f03218)は気合いを新たに入れ直す。
「だったら、早く作戦を終わらせてみんなを助けに行こう!」
 パシッと拳を打ち合わせるのはモユルが乗るスーパーロボットの『グレンカムイ』だ。モユルはプラントとその電源設備を守るように配置居る『MCK04N-パラティヌス』の陣形へと歩みを進めていく。敵の大半は別動隊への対応に戦力を取られてこちら側は手薄だ。
 カームメドゥ正規軍のナイトゴーストも両肩にある特殊シールドを起動させていく。センサー類に映り難いというステルス性がこの機体の特徴だが、このフル稼働の状態となれば音や熱を消すのは難しくステルス効果は低くなるだろう。
 ここからは白兵戦の短期決戦だ――。

 パラティヌスがこちらを向いて一斉に追加兵装のミサイルを発射してきた。センサーが多数のナイトゴーストと、グレンカムイを捉えたのだ。そのミサイルをナイトゴーストのキャバリアライフルが迎撃していく。
 戦闘が始まり銃弾が飛び交う戦場。そんな場所へとモユルの『グレンカムイ』が踏み込む。
「みんなは傷つけさせない!」
 機体の内蔵兵器――ユーベルコード『ヴァリアブル・ウェポン』が展開して小型のカノン砲を発射した。それを敵が盾で受ければ、攻撃が止んだ隙にグレンカムイが跳躍。
「とりゃぁぁぁあっ!」
 グレンカムイの拳がパラティヌスの盾を砕いた。

●かみのちから
「まだまだーっ!」
 モユルの『グレンカムイ』がよろめいた敵機を掴み、持ち上げて振り回した。その質量は周囲のパラティヌスを弾き飛ばして敵の隊列を大きく乱した。
 そこへカツミがするりと敵の隊列の奥へと入り込む。
「敵の無人キャバリアたちを止めることでこの世界の人たちを救えるのなら――」
 カツミがふるったのは大波を思わせる意匠の『波濤王笏』。其れは水の権能を持っている。そこから海水が水鉄砲の如く放たれて、眼前のパラティヌスを吹き飛ばした。そのままくるりとカツミが舞う様に回れば周囲120メートル強の範囲の敵機がなぎ倒されて海水を全身に浴びていく。
「――これが、僕に出来ることだよ」
 内陸部で運用される機体に海水への対応があるはずもなく、塩の結晶による関節部位の動きの阻害と錆びつきの状態異常を敵機へと与えた。

 大きく隊列を崩されて、動きまで阻害されたパラティヌス。かれらにはこの状態で後続のナイトゴーストに対抗する術は無かった。
「これで、このプラントも停止だね」
 カツミは味方機のパイロットが電源設備を停止させたのを見届けると、生産を停止していくプラントを見上げる。これで人間に背くAIを積んだ無人機の生産は止まる。復旧まではしばしあらゆる武装やキャバリアが生産できなくなるが――遺失技術であるプラント自体が壊れてしまうよりはマシだ。
「そして、残るは」
 カツミの目線はプラントから離れた側面へ。そちらでは本隊の一部とモユルのグレンカムイが残ったパラティヌスの残党退治を進めている。敵機の残党は先に戦闘に入った別動隊と、モユルを含む本隊の両方に挟まれている状態だ。
「それじゃあ、僕も後片付けに加わろう」
 そう言うとカツミは蛇腹刀の『水流燕刃刀』をじゃらりと鳴らし、宙へと舞わせて。水の力を纏ったソレは蛇の如く敵のランスや盾を絡めとって動きを妨害した。そこへモユルのグレンカムイが剣をもって追撃し、無人機たちはその数を減らしていく。

●作戦は無事に終わり
 傭兵として参加した猟兵たちの働きによりオブリビオン化した軍事兵器の生産プラントは無事に停止した。
 破損が無く点検の後に再稼働できれば戦力の損耗を取り戻せるのは幸いなことだが、この隙を周辺国が、そしてオブリビオンが見逃すとは思えない。
 ……オブリビオンによって常に戦乱が生み出されるクロムキャバリア。この世界の平穏は常に薄皮一枚だ。
 そして、そのオブリビオンに対抗できるのが凄腕のパイロットであり生身でキャバリアと渡り合う超人でもある猟兵なのだ。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

最終結果:成功

完成日2022年05月20日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴