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月光城、あるいは猛然たる驟雨を防ぐ傘

#ダークセイヴァー #月光城 #グリモアエフェクト #月の眼の紋章

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● グリモアベース
「あふぅ、グリモアエフェクトで、今回も『大いなる危機』を予知できたの!」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。
「実はダークセイヴァーで見つかった月光城はヴァンパイア達が『なんらかの外敵』から自身の支配領域を防衛すべく作り上げたものだったって、みんなの調査の結果推測できたのは既に聞いているかな?」
 そして、『外敵』はあまりにも強大だった。遠い昔に既に『外敵』によって月光城は攻め落とされた。そして月光城と呼ばれた立派な廃墟が、無人の廃墟と化した地下都市の旧市街地にあるという、それが今回の目的地。
「皆にはここを調べてきて欲しいの、きっと月光城とダークセイヴァーの「月」にまつわる真実に近付くことができるかもしれないの!」
 外敵に攻め落とされた月光城、きっと何らかの手掛かりがそこにあるはずだ。

「その月光城は山岳地の奥底にあるの、交易路としてすら使われていない山だからこそ外的を防ぐ自然の城壁になっていたのかな? 獰猛な魔獣がいるみたいなんだけれど、猟兵のみんなならきっと問題なく対処を出来ると思うの!」
 どちらの脅威1つとっても普通の人間であれば対処が出来ない難関ではあるが、猟兵のみんなならば平気なはずだとリュートはふわふわとした笑みを浮かべ言う。

「かつてこの地の『月光城の主』であったオブリビオンが再び蘇り、侵入者である猟兵へと妄執のままに襲い掛かってくるからそれを倒して欲しいの。勿論、ただのオブリビオンではなく『月の眼の紋章』を持っているみたいで非常に厄介なの!」
 紋章の力によって飛び出す棘鞭も可能となっていて、その対処も必要となるはずだ。以前は紋章にエネルギーを供給する人間も居たという、このオブリビオンを倒したという『外敵』は一体どのような怪物なのだろうか――。

「あふぅ……また月光城について調べたせいで全然眠れてないの……」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「あ、その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 猟兵たちは綿雲の魔法陣で、葬燎卿の拠点へと転移していくのだった。


橄欖石
 こんにちは。今回の依頼は復活した月光城の主を倒し、月光城とダークセイヴァーの「月」にまつわる真実に近づくための調査をしてもらうシナリオになります。

 以下、補足です。

● 第1章:『未明の山岳地』
 交易路としてすら使われていない山を越えて月光城を目指します。
 山岳自体が難所というだけではなく、獰猛な魔獣の姿も確認されています。猟兵であればあしらう事は容易ですが、こちらの対処も併せて行ってください。

● 第2章:『かつてこの地の『月光城の主』であったオブリビオン』
 かつてこの地の『月光城の主』であったオブリビオンです、敵は既に理性を喪失しており、自分が死ぬか、この地に踏み入った者を全員殺すまでひたすら攻撃を行い続ける性質を持ちます。
 紋章による戦闘力強化は「紋章から飛び出す棘鞭」となっていて、こちらの対処をする必要もある事でしょう。

● 第3章:『詳細不明』
 この章のみ、断章にて詳細を公開致します。
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第1章 冒険 『未明の山岳地』

POW   :    岩壁を登り体力頼みの最短ルートで向かう

SPD   :    足場の崩れにくいルートを目視で探す

WIZ   :    天気や地形情報から安全なルートを割り出す

イラスト:とりのこ みな

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フォルク・リア
「月光城の廃墟。
できる事なら放っておきたいところだけど。
調べるべき手掛かりがあるのなら
そういう訳にもいかない。
未だ知らぬ脅威へ備える為にね。」

出来るだけ魔獣に発見されない様に身を木々や岩陰等に
身を隠しながら進む。
進む間はフレイムテイルの炎で灯りを取って
迷わないように気を付ける。
ある程度進んだところでアンノウンブレスを発動し
幽霊たちに周囲の探索を行わせて
城の位置を探ると同時に魔獣も警戒。
幽霊の超感覚での捜索とテレパシーでの連絡で
城の位置が判明したら其方へ向けて進む。

魔獣に襲われたらフレイムテイルの炎やデモニックロッドの
闇の魔弾をばら撒いて【範囲攻撃】を行い【恐怖を与える】
事で威嚇をして追い払う。



「月光城の廃墟。できる事なら放っておきたいところだけど」
 フォルク・リア(黄泉への導・f05375)は交易路としてすら使われていない山を越えて月光城を目指していく。予知によるとこのあたりには獰猛な魔獣が居るようだが慎重に岩陰に身を隠しながら進んでいく事で今の所は無事に遭遇を回避する事が出来て居る。
「調べるべき手掛かりがあるのならそういう訳にもいかない……未だ知らぬ脅威へ備える為にね」
 炎のラミアを封じた魔本を黒手袋が山岳を照らす。普段は本当に利用されていないのだろう、道沿いに進むという事が困難で、同じような景色が繰り返されて今にも道に迷ってしまいそうだ。
「地の底に眠る不明なる霊。呪われたる棺の蓋を開きて、その異能を存分に振るい」
「――我に仇なすものを退け、我と共に歩む者を助ける力となれ」
 ここからは更に慎重に進む必要がありそうだと、フォルクは判断しユーベルコード『アンノウンブレス』によって生み出した、幽霊たちに周囲の探索を行わせ城の位置を探ると同時に魔獣も警戒して進んでいくも――。

「む……方向は定まったが……、少しでも力の温存をさせて貰おうか」
 幽霊の超感覚での捜索とテレパシーでの連絡で城の位置が判明したが、どうやら魔獣の群れとの戦闘は避けられそうもないらしい。フレイムテイルより分かりやすい破壊の波濤を魔獣たちへとフォルクは打ち放つと同時に周囲には轟轟たる地響きが生じた。炎の礫それ自体による殺傷力、破壊力もさることながら、恐ろしいのは精神に与える衝撃力だろう。オブリビオンでもない魔獣に恐れるなという方が無理な相談であり、魔獣でも生物である以上どうしても二の足を踏んでしまう。その裂帛の衝撃は山岳地に響き渡り、魔獣たちたちを畏怖させた。
「道を開けてくれたらそれでいい、死にたくなければ何処へなりと行くといい」
 そういいながらフォルクは魔獣たちへと視線を外すと、この隙を逃すものかと一目散に蜘蛛の子を散らすかのように行く手を阻む障害が消え去り、悠々と月光城へと猟兵は歩みを再開するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ガーネット・グレイローズ
ふむ、ヴァンパイアですら太刀打ちできなかった謎の外敵か…。真実を解明するためには、月光城の廃墟をひとつひとつ調べていくしかないのか。

今回は高低差の激しい山岳地帯に向かうので、二足歩行戦車に乗って参加しよう。地下都市か…まるで墓地だ。足場を崩さないように、慎重に機体を《操縦》して遺跡の奥深くへ…。モンスターが襲ってきたら、岩石破砕用のヒートクローと、機銃で応戦する。ミサイルは地形を破壊する恐れがあるので、今回は使わないでおこう。また、光源は戦車のライトだけでは心もとないので【パイロキネシス・α】を使い、火球を宙に浮かべて松明の代わりとする。攻撃にも利用できるし一石二鳥だな。



「ふむ、ヴァンパイアですら太刀打ちできなかった謎の外敵か……」
 真実を解明するためには、月光城の廃墟をひとつひとつ調べていくしいかないだろうと、ガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)は今回の調査もよりよい未来への轍へとする為に、未開惑星調査用の二足戦車『マシンウォーカー』に搭乗して高低差の激しい山岳地帯の攻略に乗り出す。
「地下都市か……まるで墓地だね……おっと!?」
 足場を崩さないように、慎重に機体を操縦し遺跡の奥深くへと進んでいくガーネットの前に予想通りと言うべきか、魔獣たちが姿を見せる。瞬刻、強烈な――と形容するには、魔獣にとって余りに弩級な岩石破砕用のヒートクローの一撃がその体躯を突き上げる。大樹の根のように太い両足。それが力強く大地を蹴り、その身を砲弾と変えて撃ち出し魔獣たちを物言わぬ肉袋へと変えていく。

「さして脅威ではないとはいえ、この場で全力を出すわけにはいかないか」
 崩落の危険性がある以上、高い殲滅力を期待できる誘導弾の使用は使わない方がいいだろうとガーネットは判断し、その代用には余りある火球をユーベルコード『パイロキネシス・α』によって展開する。それは火球を宙に浮かべて松明の代わりにもなる上に、攻撃にも防御にも転用できるというのだから、あまりの万能性は目に見えて明らかだ。敵手の小さな鉢が弓なりに痙攣し、四ツ足――獣の姿勢を取ったかに見えた次の刹那、一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、標的に着弾すれば爆発する。
「私の前に立ち塞がるものは、すべて焼き払ってやろう」
 これはまさに燃焼し続ける爆弾だ。圧縮された熱量の塊が常時激しく反応しながら狂うように猛っている。最も近づいた瞬間に前触れなく秘めた炎を開放する。前後左右に上下も含めた全方位——自在に飛翔する爆弾が詰め将棋の要領で魔獣の移動を限定していく。砕けた魔獣の躯が燃焼し、煙と化して吹き上げてガーネットは障害を一蹴していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。



「他の皆が進みやすいように魔獣はこちらで引き付けましょうか」
 ならば派手にと、陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)は炎纏う黒い蝶が舞い踊る世界へとユーベルコード『燐の築きし楽園(アクノネジロニシテサイシュウケッセンノバショ)』によって変貌させていく。見せつけるように、片腕をかざし照準完了。音を奏でるように、指先を躍らせて冷笑美。この場の敵手の捕捉を完了。瞬間、魔獣という対象座標へ無数の爆熱が殺到した。一定方角へ狙い澄ました夥しい数の燃焼反応。それは間接的に大気圧さえ変動させて、魔獣を全方位から圧し潰しにかかってくる。
「ええ、そうね。これが私の楽園、私の城、私の……終の場所、つまり貴方にも先はないわ」
 極小規模の大破壊を顕現させて魔獣の群れを一匹残らず消し飛ばす。有象無象をまとめて葬るその一撃は広範囲を射程に入れた“面”による殲滅波動。体表面が熱と外圧の檻に嬲られる中、しかし、陽殿蘇にオブリビオンでなかろうとも行く手を阻むのなら、容赦というものは何1つなかったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

月詠・莉愛
アドリブ・他猟兵との連携歓迎

◆心情
月光城を滅ぼした『外敵』ですか、どんな者だったのか気になりますね。
何か情報を得られないか、私も調査に協力しましょう。

◆行動
月下天舞(UC)を使用して、山岳地は飛翔能力で飛び越えながら
進んで行きますね。
雨天や雨嵐があっても【天候操作】で軽減して飛翔しやすい環境にします。
「空を飛べば、こんな山岳地帯を歩くよりは楽そうですね」

魔獣は、UCで強化した『月光の聖銃』を使い
【スナイパー】で各個撃破していきますね。
「こんな所で足止めされる訳にはいきません、そこを通させて頂きますね!」

自身、又は仲間が負傷したら【医術】で応急手当しつつ進みます。



「月光城を滅ぼした『外敵』ですか、どんな者だったのか気になりますね」
 少しでも情報を得て調査の手助けになるようにと、月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)はグリモアエフェクトで予見された大いなる危機を阻止するべく、『外敵』に襲われて滅ぼされたと言われる月光城の調査に乗り出していくのだった。
「それにしても……話に聞いていた以上に厄介な山岳地帯ですね、えい!」
 輝きを纏うように月詠の周囲が煌めいて、ユーベルコード『月下天舞』により清楚で純粋な歌姫に変身し、赫く月光の魔力によって飛翔していく。
「空を飛べば、こんな山岳地帯を歩くよりは楽そうですね」
 まさしく空を飛ぶその姿は月下美人、その姿を前にしてしまえば月すらもその輝きに翳りを見せてしまう程だ。吹き荒れる雨風も月詠の姿を避けるように、瞬く間にその天候を変容させていく。神に愛された美というべきか、自然すらもその美を貶める事は決して許されないと思わせるほどだった。

 それでもまた、美しい光であればこそ。それに惹かれる愚者はいるものだ。地上に舞い降りた月詠へと魔獣たちが殺到し、その歩みを阻んでいく。
「こんな所で足止めされる訳にはいきません、そこを通させて頂きますね!」
 瞬刻、月の魔力を持つ精霊を宿す聖なる銃から解き放たれた極光の弾丸。ユーベルコードによって威力の増強がなされた弾丸は弾雨と化して魔獣たちへと襲来した。幾条もの光を空中に走らせる。拡散した聖なる光の軌道上にあるものはことごとく浄化され尽くされた。光に盲した魔獣たちはそれを回避することさえできず、光の弾丸をその身に受けていく。
「恨みはありませんが、大切な任務のためです。覚悟してくださいね」
 かくして斃すべき障害と定められた山岳地帯に巣食う魔獣たちは、身じろぎ一つなく圧倒的な暴力に飲み込まれ、怒涛の光輝に押し流される。破壊力は言わずもがな絶大。爆ぜる裁きの光はまさに、読んで字の如く神鳴りだ。聖なる光の前に魔獣たちのその姿は消え去っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『往生集め『エルシーク』』

POW   :    賢者の双腕
見えない【魔力で作られた一対の腕】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD   :    蒐集の成果
自身が装備する【英雄の使っていた剣】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ   :    幽暗の虫螻
【虫型使い魔】の霊を召喚する。これは【強靭な顎】や【猛毒の針】で攻撃する能力を持つ。

イラスト:オペラ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルディー・ポラリスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 かくして、困難が予想された難所を猟兵たちは卓越した技巧と圧倒的な才覚によって踏破する事に成功した。そうして未明の山岳地を抜けて辿り着いた無人の荒れ地と化した地下都市の旧市街地で、月光城と呼ばれた廃墟へと乗り込む。
 以前の襲撃時、『外敵』により罠は破壊し尽くされているのだろう、廃墟の探索は目立った障害もなく進みあっという間に最深部へと辿り着く、そこで待ち受けるのは――かつてこの地の『月光城の主』であった蘇りしオブリビオン。侵入者である猟兵へと妄執のままに赫怒を散らして襲い掛かってきた。
七星・彩華(サポート)
 羅刹の呪詛すらも従える剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。

支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。


 ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!



「受けられるものならうけてみな、さぁ――喰らい尽くせ!! 魂喰!!」
 七星・彩華(狂い咲く戦場の華・f32940)の呪詛に残っている魂を喰らいつくす赤黒いその刃が赫きオブリビオンへと奔る、奔る――。刹那の斬撃へどうにか反応したオブリビオンは七星の挑発通りに、不可視の魔力で作られた一対の腕でそれを防がんと交叉させる。しかし――攻撃を防ぐということは、口で言うほど楽ではない。避けるならば反射神経と運動能力の問題だが、受け止めるとなると技術が必要になる。これは単純な理屈で、勢いよく振り下ろされてくる敵の剣に武装をひょいとぶつけるだけでは、エネルギーの差で吹き飛ばされるに決まっているからだ。
「――かかったね!」
 そう、オブリビオンは何も初めから馬鹿正直に防ぐ必要は無かったのだ。しかし、七星の誘導によって防ぐか避けるかの選択肢ではなく――受けられるか、受けられないかという不自由な二択へと誘導され挙句、追撃として姿勢を崩したオブリビオンへと風が、巻く。例え空気が鉄であろうと、構わず両断せんばかりのその猛刃が敵手へと迸った。

成功 🔵​🔵​🔴​

藤・美雨(サポート)
私は藤・美雨
デッドマンの猟兵さ
キョンシーじゃない、キョンシー擬きだよ

戦う時は近接攻撃を中心に
強化した肉体で怪力で暴れまわったり
装備した刃物でザクザク切り込むのが好きかな

死んでいるから怪我にはあんまり執着しない
危なくなればヴォルテックエンジンで自分を叩き起こすからね
負傷は気にせず気力で突っ走るのが好きだよ
その方が楽しい!

でも死んでるからといって人生を楽しんでいない訳じゃない
飲食とかは出来るし好きだよ
綺麗なものや楽しいものに触れるのだって大好きさ

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動もしない
気持ちよく勝って帰りたいし!

あとはおまかせ
よろしくお願いするね!



 藤・美雨(健やか殭屍娘・f29345)はユーベルコード『八番目まで(オクターヴ)』を解き放つことにより、生と死の陰陽が混ざりあった気配を纏い、防御という概念を極限まで削りきることで繰り出す全ての攻撃を致命へと向上させていく。瞬刻、真っ直ぐに放たれた正拳が顎をかち上げ、硬直した隙に懐へ潜りこみながらの肝臓打ち。くの字に折れた身体へ向かい、矢のような逆回しの蹴撃が流れるように突き刺さった。
「さぁ――ちょっと無茶しよっか!」
 敵手は強烈な衝撃に支配され、思わず逃げようとすれば足の甲を砕く震脚の追撃が放たれる。距離を稼ぐことさえ出来ずに、成す術なく滅多打ちにされるまま、オブリビオンは今や、藤のサンドバッグと化していた。拳の間合いに、歩法、理合、呼吸の妙、さらにはユーベルコードによって向上された猛威を前に、オブリビオンは何も対応できていない。今、敵手は自分がどのように殴られているのか。理解する余裕さえ与えられず、藤の手で真っ向から破壊されていく。それはまさに、積み重ねてきた覚悟の差による結果であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。



 遠距離射撃に特化した命中精度に優れる狙撃銃から雨あられのように春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)はオブリビオンへと銃弾を放つ。同時にそれは射撃の基礎もセオリーも一切無視した、曲撃ちと言って構わないデタラメな発砲だ。狙撃銃の銃でこんな真似をしようものなら、普通はオブリビオンへの狙い云々よりもまず射手である猟兵の手首が破壊される。
「貴方のような亡者にはこれが相応しいですね、死者を穿つ礫は天地に広く降り注げ」
 しかし――それでも、春霞のユーベルコード『バレットレイン(ゴーストジェノサイダー)』と言う名の異能の頂上はそれを可能とする。異常がそこに展開していた、すべての弾丸はオブリビオンの正中線、眉間から心臓にかける急所へと一分の狂いもなく飛来していた。それは槍衾に等しく襲いかかる杭の弾雨、すでに三桁を超えている必殺の牙が、常人なら百度は殺している猛撃その総てオブリビオンへと注がれていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから7年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします



 飛躍の如き踏み込みで一息に間合を奪い、納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)は勇気に応じて輝きを増す選ばれし者にしか抜けない聖なる剣でオブリビオンを袈裟打ち。短く息ひとつを鼻腔から吸う間を置いて、体重移動によって発生した力を剣へと連動させる。同時に前へ進む身体に対して左足はむしろ引き込むように使い、前方ななめ下へ打ち下ろすエネルギーを生み出す。
「――九死殺戮刃、ほないくで~!」
 ピンチンの瞳が赫く、刹那――発動する不可視の衝撃、多重奏。何の前触れも敵手が予知するまもなく、オブリビオンの胴体を破壊の嵐が蹂躙し、何十発もの斬撃がオブリビオンへと奔る。そしてすかさずもう一撃。ブギ―モンスターに知恵と理性を与える不思議で不気味で大きな布によろわれた肉体が、膨れ上がったように錯覚する。それほどの威迫。殺戮の為だけに鍛え抜かれた鋭利な刃物が、オブリビオンの骨格ごと切り離さんと敵手の真芯をなぞった。

成功 🔵​🔵​🔴​

満月・双葉(サポート)
ダメージは【激痛耐性】を用いて無視
連携が必要であれば行う
仕事を完遂するためなら手段は選ばず、何らかの犠牲を払う事もする

【爆撃】の魔術が専門で格闘技に爆撃を混ぜて威力をあげるなど戦術に織り交ぜる
アイテム【虹瞳】は義眼として左目に収まり、裸眼として晒せば視界に収める対象に対して【生命力吸収攻撃】を行う。仕様の際に眼鏡(魔眼殺し)を外す必要がある
大根には爆発の【属性攻撃】が付随し【爆撃】で広範囲の攻撃を行う
敵の攻撃は【野生の勘】で交わすことが可能
武器桜姫は【捕食】による【生命力吸収攻撃】がある

請け負った仕事は完遂させるが、『自分は滅ぼされるべき悪』という思考回路から破滅的な行動をとることが多い



 オブリビオンの繰り出した見えない魔力で作られた一対の腕から繰り出された猛威を、満月・双葉(時に紡がれた忌むべき人喰星・f01681)は赤黒い大鎌への変形機能を有する剣『桜姫』で受け止め、更に追撃の姿勢に入る。いかに狂気に身を堕とし、肉体が判断を超えようと、一挙手一動作を判ずる心の速度までは変わらない。
「――ただの勘だけれどね、そう来ることは知っていたさ」
 しかし、ユーベルコード『山猿の弟子(ミーチャンノデシ)』はそれを容易く凌駕する。よってオブリビオンは、戦いに臨んだその時点で致命的なハンディーキャップを負わされているも同然なのだ。トラックレースに喩えるならば、満月とはすでに走り出す地点が違う。たかが音速の奇襲程度では取り返せないほどに。ただ脚で床を踏むという動作ひとつを取っても、その瞬発のタイミングと重心の移動だけで根底から違う――満月の一刀はオブリビオンの一対の腕をそらしながら、鎖骨を垂直に切り裂き割いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
 サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!



「ダークセイヴァーの未来のために精一杯戦わなきゃね! いくよ、妖剣解放ッ――!」
 ユーベルコードの解放と同時に、徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)は千子村正権現から溢れ出した怨念を纏うことでその肉体をたちまち強化していく。猛り狂う怨念の激情に身を任せ、徳川はオブリビオンに躍りかかる。神速の斬撃が風切る唸りは切れ目さえなく、一陣の突風の如し。徳川はより速く、オブリビオンへとより複雑に――柳生新陰流の秘技を尽くして放つ、虚実入り乱れての連続技、猛然と大気を鳴らし、巻き起こされる凶刃の竜巻。
「まだまだっ!!」
 肉体に宿る全ての力を千子村正権現に集め、身体を弩のように引き絞り、全身全霊を込めて――徳川はオブリビオンに向かって踵と刃を同時に落とす。零距離で逆袈裟斬り――体勢を立て直す隙はない。ユーベルコードの解放と同時に可能となった衝撃波を乗せた極大出力の斬撃を、オブリビオンの頭部へとお見舞いした。

成功 🔵​🔵​🔴​

陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。



 『揚羽擬蛾』の羽ばたきを合図に陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)の虚空に赤と金色を偏移する、発光を伴う色彩。その周囲の空気には陽炎が生じている。不定形に揺らめくその輝きは、つまり炎だ。バレーボール大の燃え盛る火球の蝶が、突然何もない空間から召喚されていた。
「少し派手にいくわ、覚悟をして頂戴――」
 ユーベルコード『炎術:大炎蝶』によって生み出された、陽殿蘇の穢れと呪詛を燃やし尽くす大質量の蝶型の焰は、数メートルの範囲に広がった爆炎は辺りに火の粉を撒き散らしながら、さらにその火勢をオブリビオンへと飛来するまでの間にさらに増幅させていく。爆炎衝撃波がオブリビオンへと止め処なく雪崩れ込む。強烈な波濤がオブリビオンの目を焼く。目前に突然太陽が現れたかのような、穢れと呪詛を燃やし尽くす大質量の蝶が視界を覆い尽くした。衝撃を伴う膨大な焰の奔流。一瞬にしてオブリビオンは陽殿蘇によって全てを奪われる。

成功 🔵​🔵​🔴​

藍原・蒼夜(サポート)
 人間の學徒兵×力持ち、20歳の女です。
 普段の口調は「おっとり系(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 偉い人には「敬語(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびり、おっとりした性格で、多少天然ボケな面もあります。
武器は主に退魔刀を使用して戦います。
好きな物は、可愛いぬいぐるみ、綺麗な花、静かな場所。
趣味は小説等の読書。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 藍原・蒼夜(蒼き宝刀・f23131)の体質に合わせて作られたパワーフード、ジューシーに焼き上げられた特製の骨付き肉を食べる事で全身の細胞を一時的に増強し、ありとあらゆる能力を倍化させていく。その結果、容易く戦力の天秤は猟兵側へと傾き始める。そう、いつの時代も単純な結論は強いということだろう。
「――私の中に眠る力よ、進化せよ!」
 修行などしたことない熊や虎に武道家が敗北するのと同じこと、当たり前の強さによる圧倒は数多の道理を吹き飛ばす。ましてやそれがユーベルコードという異能の頂上により顕現した能力の向上であるなら答えは更に明白だろう。ユーベルコード『パワー・エヴォリューション』によって強化された猟兵に陽動を仕掛け、隙を作っての反撃も超速の反応だけで防がれる。
「それは見えているよ」
 予備動作から攻撃の軌跡を予測し、的確な防御の体勢を取っても、圧倒的な膂力によって繰り出された蒼い月の意匠が凝らされ、高い霊力を持っているとされる刀身が長い刀で崩され、追い込まれていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミロ・バンドール(サポート)
大人向けな依頼は不採用にしてください

口調はステシの基本通り
強がって一匹狼を気取った態度ですが、連携にはきちんと応え
最善の結果のために努力します
いわゆるツンデレ

基本的な戦闘スタイルは敵の力を削ぎ、次の味方の行動へ繋げるサポート役で
次いで重視する行動が敵の押さえです
技能の各種耐性(これは先制攻撃ボスにも適用)や
武具改造を活かし、戦場の状況に合わせたスタイルを模索します

保護対象には耐性技能を利用して盾になり
UCは誰かが望まない犠牲になるときは差し控える傾向

*備考
・精神攻撃にはとても弱い(ヘタレると寝言時の口調)
・ギャグ展開に巻き込まれやすい、弄られOK

※キャラぶれ気にしないので、お気軽に弄って下さい



「裁きの時は来たれり、汝の罪を贖うべし」
 物理的に殺すギロチンの刃と、拘束を行う鎖、そして捕えた魂を苛む吊り篭――特異なこれら一式をミロ・バンドール(ダンピールの咎人殺し・f10015)は一つの武装として、処刑儀式をオブリビオンへと開始していく。同時、全身の爆発力を脚のバネに集中し、ミロはオブリビオンとの一気に間合いを詰めた。
「――エクスキューションッ」
 流れるような超高速の連続攻撃、直撃コースの念動力によって操り猟兵へと奔る英雄の使っていた剣のみをギロチンの刃で弾きながら、オブリビオンへの直線距離を駆け抜ける。オブリビオンの伸びきった腕にギロチンの刃がめり込む。普通の人間なら一撃で寸断できるが、オブリビオンの腕は常人の何倍も太く、そして硬質だった。だが、ユーベルコードの域に達した処刑儀式は刃が当たってから真価を発揮する。特殊な加工を施した拷問器具の一式はその鎖でオブリビオンを拘束すると同時に武装を固定、敵手へと刃の当たっている箇所に踵落としを喰らわせ、深々とその腕へと喰い込ませた。

成功 🔵​🔵​🔴​

フィルート・オフハート(サポート)
 猫獣人の見た目のバーチャルキャラクターのウィザード×マジックナイト、17歳の女です。
口調は、少年的(ボク、キミ、だね、だよ、~かい?)
心を許したら 親しげ(ボク、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )

 ユーベルコードは指定した物を状況に応じて使い分け、意外な応用もできるくらいには賢さはあります。少し自らを顧みずに仲間を優先した行動をとったりと無茶な面もあったりしますが、基本は冷静に行動しようとしています。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 フィルート・オフハート(理を識る旅猫・f36752)は力魔法・生命魔法・物質魔法の三種を組み合わせた複合魔術で自身を強化する。ただの能力付与や性能向上ではない、それは異能の頂上と呼ぶべきユーベルコードに至ったマルチプルブースト。魔力の刀身を創り出した二振りの細身の剣を構えて、力強く大地を蹴り、その身を砲弾と変えてオブリビオンへと撃ち出した。
「――魔法だけが能じゃない……見せてあげるよ!」
 結果として、極限にまでユーベルコードによって研ぎ澄まされたスペックが生み出す猛威は、形容に多言を要さなかった。フィルートはご覧の通り、ただ強く。瞭然なほど、ただ速く。その上鈍らない、決して朽ちない。子供の描いた絵物語が如く、ひたすらに圧倒的な武威を見せつけながら、オブリビオンを追い詰めていく。両手の短刀が煌めいたかと思った瞬間、オブリビオンの腹部があった座標に真紅の噴水が溢れ、フィルートの手によって真紅の花が如く敵手を散華させていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

エリック・ガルベルト(サポート)
連携・苦戦・ネタ歓迎!
性格:面倒見がいい、若干目立ちたがり、子供好きの青年。

「お手伝いは必要ですか?」

基本的な戦い方はダッシュで敵の懐に入り、早業による拳・脚での乱打ですね。遠距離攻撃として闘気での衝撃波も使いますよ。

敵の攻撃に対しては第六感、見切り、オーラ防御、受け流し、武器落としを駆使して対処します。

現地民が周りにいる時は、住民の保護を優先し、負傷者には祈りの力と医術で治療や救助活動を行います。

ヴァンパイア由来の力(「血」と入るUC等)は周りに住民がいる時やピンチでなければ使いたくありませんね。悲惨な結末となるので…

その他UCは何でも使い、他の猟兵への迷惑行為はしません。

他はお任せです!



「どうやら私のお手伝いは必要のようですね、加勢しましょう」
 宣戦布告とともに、エリック・ガルベルト(聖拳・f35891)は立て続けに拳を振るった。左右から間髪置かず、縦横に軌道を変えて放つ連続突き。左右から振りかぶる拳速はもはや動体視力の極限を超え、無数の残像を伴いながら一斉にオブリビオンへと襲いかかる。そこへ追い打ちをかけてくる右の拳、まともに喰らったオブリビオンは後方へと吹っ飛ばされた。
「行きますよ、聖拳突きを叩きこんでさしあげましょう――!!」
 ユーベルコードの域に達した闘気を込めた拳の一撃。それは読んで字の如く、”聖拳”突き。エリックの拳は砲門から撃ち出されたが如くに猛進する。技と執念の籠もった右拳――まさに聖なる拳の極みにより、オブリビオンもろとも周囲は衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛んだ。同時に叩き込まれた闘気と鉄拳が、オブリビオンを真っ向から撃ち砕くのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・天華(サポート)
 羅刹のガンナーで元気娘。
 仲良しな人には優しく楽しく。

『一般人に過度な期待はしないでよね。』
自分は才能など無い平凡な存在だと思っているが実は天才。
二丁拳銃の「白雷」と「黒雷」をメインにナイフ系も扱える。
二丁拳銃で近接戦闘もできる。
遠近両方の距離でも戦闘を成立させる。
装備の影響で帯電しているが自由自在に扱える。
世界を放浪して手に入れたアイテムで出来る事の幅が広い。
少々過酷程度の環境は即座に対応適応するサバイバル能力。
左肩に生まれつき痕がある。
美人な元気娘だが暗殺もするデンジャラスな一面も。
家族のみんなが好きだが特に姉が大好きで姉の一番のファン。
自分にもファンが居るとは微塵にも思っていない。



 帯電している「白雷」と「黒雷」の二丁銃『クロス・ジャッジメント』から、七星・天華(自覚無き天才・f36513)はオブリビオンへとファランクスの如く圧倒的な密度の横殴りの弾幕で驟雨降り注ぐ。
「――私の弾丸を避けられると思わないでよね!」
 爆ぜるような声音とともに盛大な銃声を響かせて、オブリビオンへと曲がる、禍々る、捻じれる――弾道がユーベルコード『リフレクティングショット』によって、上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に物理現象を無視することであらゆる向きでオブリビオンへと奔る。七星は銃弾はそれぞれがランダムでいて法則性をもって、決して敵手が知覚する事を赦さない。
「何処にも逃げ場はないよ、とっくの昔からあんたはチェックメイトよ」
 七星のクロス・ジャッジメントから矢継ぎ早に訪れる、弾丸の五月雨に叩き潰され身体のいたるところから噴水のように血を噴き上げていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティー・セツナ(サポート)
 「あ˝あ˝?悪ぃな、ちょっと…暴れさせてくれよ」

凶悪な顔の新米執事
顔と口調の割には戦いは好きではない
好きではないが、得意ではある
何より執事の仕事を全うするためにも、定期的に戦ってスッキリする必要がある

そのため戦いの場では率先して前に出る
誰かを庇っているとなおさら戦いやすい気がする

どちらにせよ、ただひたすら殴り、暴れるのみ

一通り暴れたら、無表情で感謝を
「すっきりした、ありがとう」

戦い以外の依頼では、執事として皆のサポートを。
色々な人に仕えるのも、よい経験になると手は抜かない。でも顔はチンピラ



「あ˝あ˝?悪ぃな、てめぇに恨みはねぇが……暴れさせてくれよ」
 ティー・セツナ(オウガブラッドの闇執事・f36272)は漆黒の弾丸となり、一瞬にしてオブリビオンの眼前に迫る。加速をつけてティーの拳がオブリビオンへと激突していた。鳩尾からくの字に折れ曲がり拳骨が肉にめり込む。逃がさんとそのまま容赦なくひねられた挙にオブリビオンの五臓六腑にあたる場所を掻き混ぜ、血反吐が間欠泉のように溢れ出したオブリビオンへと更に――まるで散弾銃のように撃ち込まれる鉄拳が、一切の抵抗すらをも許さずに敵手を蹂躙していく。
「――こっからが本番だァ」
 信じがたいことに、ティーをオブリビオンが技巧によって圧していた。両腕、体躯、胴、脚、顔面。叩き込まれる破壊の嵐が仮借なく、そして――ついに解き放たれたユーベルコードの域に昇華した『一撃必殺』のティーの拳がオブリビオンへと深々と叩きこまれ、肉を抉り貫いて巨大な散華としていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

銀花・甘雪(サポート)
 雪女の戦巫女×白虎拳士、17歳の女です。
 普段の口調は「元気」(わたし、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )、機嫌が良いと 「間延びした声」(わたしぃ、~さん、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)です。

 非常に寒がりなので、常に寒冷適応や氷結耐性を使っています。
ユーベルコードは相手を倒すためであれば自身が戦闘不能になってでも、シチュエーションに適した物を使用します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせです、よろしくおねがいします!



「ひいっ!! つめ、冷たいいっ!! 隙を窺っていたけど、もう我慢できないよ!!」
 戦場へ劈いた裂帛の悲鳴、その発生源は銀花・甘雪(闇を祓う白銀の吹雪・f35882)であった。絶対零度の氷結凍園が現減しているのか、銀花の周囲は大気が見る間に凍り悲鳴をあげるその吐息もたちまち白く染まっていく。どうやら、相当な出力を帯びているがその反動も尋常ではないらしい。
「相討ちでいいから……! 早く倒されてええっ!!」
 刹那、銀花の尻尾に封印した刀から極大威力の猛吹雪と共に放たれる、絶対零度の斬撃が放たれた。その間延びした声とは裏腹にその数、そして速度に質量。それらがもたらす破壊力と脅威のほどは災害と言って余りあるだろう。それはユーベルコード『雪花の秘伝・白魔刀』、人体を藁のように貫通する氷の棘が、散弾に等しい密度で絶対零度の斬撃と共に空を裂いて飛翔し――防御に回したオブリビオンの見えない魔力で作られた一対の腕ごと、その体躯を切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 刹那、禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)の領域が跳ね上がった。黒い竜の鱗から作られた頑丈な鎧によろわれた肉体が、膨れ上がったように錯覚する。それほどの威迫。それはユーベルコード『呪われた血の覚醒(カースド・エンチャント)』の解放を意味する。
「いまから――クロエの本気、見せてあげる」
 日食の名を持つ闇の属性を秘めたアリスランスがそれに呼応するように煌いて、超大口径の如く勢いで轟火砲と敵手へと奔る。肉体の出力がまるで別の領域に達した程に誰の目にも明らかな、過剰過ぎる暴力が解き放たれるようだ。奔る閃光――戦闘後のバックファイアなど知らんとばかりに、理不尽が罷り通る。放たれたのは真っ向からの正々堂々とした疾風突き。クロエの握るアリスランスが、いっそ見事というべき裂帛の気合いと共に迫る暴力でオブリビオンを貫いて、赫奕と光る両眼の残像を残し、音速の壁を引き裂きながら幾度も常識を凌駕しながらも敵手を死の淵へと追い込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの



「届きなさい、穿ちなさい、貫きなさい」
 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)のユーベルコードの詠唱を終えた次の刹那、顕現したのは。嵐に吹き飛ぶ瓦礫が如く、生み出された青玉髄の楔が弾雨と化して襲来した。即座に終壁に、床に、天井に、着弾した箇所から咲き誇っていく青玉髄の氷華。ソフィアのユーベルコード『煌矢』に彩られて世界が氷河期へと転じていく。例え躱すことが出来たとしても氷杭が皮膚を裂き、オブリビオンの血管を凍てつかせていく。
「全て、わたくしへの愛ゆえに。愛おしい未来のために、覚悟をしてくださいね」
 そして――凛然たる愛欲の宣告を告げることで降臨したのは、先ほどのゆうに数倍にも及ぶ猛威の姿。氷杭の槍衾が天を埋め尽くし、怒涛の飽和攻撃となってオブリビオンに降り注いだ。のみならず着弾点から爆発的に拡散する樹氷の森、決して、逃れる隙さえ与えずにソフィアはは敵手を青玉髄の楔で飲み込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

月影・左京(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK!

「はわっ!?……大丈夫。私も手伝うから♪」

一人称:私
口調:女性的でラフ(〜よね、なの?、あら〜等)
口癖:はわっ!?
性格:おっとりのんびり。「わぁ!頼りにな……る、の?(笑)」な感じ

基本戦法:【忍び足】で敵の死角に入りメイスによる【気絶攻撃/2回攻撃】。【鎧砕き】も狙うわ!

敵の攻撃は【聞き耳/第六感】をフル活用して【見切り】ます。
※不意打ちを受けた時など、「はわーっ!?」と叫ぶ傾向あり。

状況に合わせ、UCを何でも使用。

但し負傷した猟兵がいれば戦況次第で攻撃より【祈り】の力と【医術】及び【救助活動】で治療。

後はお任せ!
よろしくお願いします☆



「はわっ! だ、大丈夫です、私にだって戦えますから」
 非常時の武器として隠し持っていた、嫁入り時に護身用兼御守りとして父がくれた短刀を月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)はオブリビオンへと抜き放った。垣間見せた間延びした感情も、怒涛の覚悟に押し流される。短刀を抜き放った次の刹那、走る斬撃。神速の踏み込みが狙い違わず放たれた。構えたと思った時にはもう遅く、オブリビオンに刃が食い込み地へ沈む。
「――ウィザード・ミサイルッ!
 刹那、月影が解き放った追撃は炎の属性を帯びた魔法の矢、そう――何もオブリビオンへの攻撃手段は護身用の短刀に囚われない。無手より生み出せるユーベルコードの矢を活用しない理由は何1つとしてない。闇を切り裂く魔法の矢が真紅の焔を花開かせた。着弾点は無論、地に伏したオブリビオン。蓄えた熱を容赦なくユーベルコードの異能として解き放ちオブリビオンを月影は吹き飛ばしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。

SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。

アドリブ連帯歓迎



「残念ながら今回はあなたが本命ってわけじゃないの、悪いんだけれど調査のためにさっさと倒されて頂戴」
 蔓薔薇の様にランダムにスパイクが付いた拷問用の鎖を政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)は振り回し、縦横無尽に斃すべき障害と定められたオブリビオンに狙いを定めていく。左手を捻った途端、重く長い荊野鎖は生あるもののように総身をうねらし、末端までが瞬時に宙に浮く。
「私の紅蓮の宴……篤と味わいなさい…貴方の罪が煉獄の炎で燃え尽きるその時まで……」
 刹那、その鎖がブレる多重に重なるように輪郭を曖昧にするようにボヤけていく。否、”ブレた”のではない“増えた”のだ。ユーベルコード『忍法・煉獄炮烙の刑』によって業火を纏った銅製の拷問具を政木は数多く出現させると、オブリビオンの逃げ場を奪い絡みつかせた。同時、熱を帯びた鎖の炎は激しく燃焼――激しく水分が蒸発する音を立て、オブリビオンは奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎



「流石は元とはいえ、立派な城を持っていたオブリビオンね。想像以上にタフね、でも――」
 既に外敵に負けた存在であるのならば、無敵であるはずがない。ならば再び倒せるまで殺しきるだけだ、とラムダ・ツァオ(影・f00001)はオブリビオンが念動力で操るかつての英雄から収集した武装の数々光の反射を抑えた諸刃の黒い短剣で掻い潜り、白鋼を鍛えた脇差で弾き返しながら縦横無尽、八面六臂の大活躍で即座にイニシアチブをオブリビオンから奪取する。
「さぁ、一肌脱がせて貰おうかしら」
 刹那、身かわしの魔力が籠められた黒い外装を脱ぎ捨てると、技の冴えが先程とは比較にならない程に向上していく。反応してから、斬る、防ぐ、走るこれだけで、困難を解決できるほどに資質が引き上げられている――つまるところ、これはラムダの持つ異能だ。ユーベルコード『危肌一髪(ダイ・ハード)』によって正確無比に向上した太刀筋と並外れた背力によって飛来する武装をバターのように裁断していき、オブリビオンの体躯すらも切り裂いていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

シャーロット・ゴッドチャイルド(サポート)
ダークセイヴァ―の貧しい農村に生まれた聖なる力を宿した女の子です。暗い過去を背負った子ですが、いつも周りに気を使っていて笑顔を絶やしません。

ホーリー・ボルト~光の精霊の力で、光属性の魔法の矢を放ちます。
エレメンタル・ファンタジア~炎の精霊を呼び出し、炎の竜巻を巻き起こす。予想以上の威力のため、制御するのがやっと。
絶望の福音~10秒後の未来を予測する。
生まれながらの光~左の手のひらにある聖痕から他者を癒す。

※エロやグロNG
※5人以上まとめたリプレイNG



「どこまで私の力が成長したか、試させてもらうよ」
 属性と自然現象を組み合わせる事が可能となる、異能――エレメンタル・ファンタジアをシャーロット・ゴッドチャイルド(絶望の福音・f23202)は行使していく。炎熱、震動、暴風、磁界、結合崩壊、絶対零度に他にも、他にも、他にも――と、数えきれない多種多様な現象を世界そのものに順番にシャーロットは展開していく。それは時として、そして同時に打ち消しあわず共存しながらオブリビオンに襲い掛かる。
「――ッ、やっぱり同時に行使するのは大変みたい……」
 激しい爆熱の嵐と荒れ狂う水流さえ触れ合いながらまったく同時に存在している光景は、まさに常識外と言うべきだろう。つまるところ、理外の摩擦は術者であるシャーロットへと戻ってくるのだ。しかし、それでも――行使は止まらない。おおよそ自然界では実現不可能な景色が今、現実に展開しながらオブリビオンを打ち消さんと互いに手を取り合い、猛威を振るっていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。



 飛来、英雄の使っていた剣が、オブリビオンの手によって操られ今まさに眼科へと縦横無尽に包囲を固めて迫りくる。それはどれもが致命の一撃を有しているだろう、無限に蘇る怪物と違い、有限の魂と肉体を持つ猟兵は時として死ぬのだ。取り返しのつかない傷を負うかもしれない、だからこそ――圧倒的な出力を前に常人は怯むのだ。
「……ここっ!」
 しかし、ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は針の隙間を縫うような攻撃の隙間を最小限の犠牲で潜り抜ける。要は慣れたのだ。不意の喪失や犠牲を強いる判断を、ユーベルコードの代償に得た永劫ともいえる長い年月で何万回何億回と繰り返し繰り返して、経験値を積んだ結果、ちゃんと対処できるようになっただけ。
「――こんどはこっちの番!」
 絶体絶命の恐怖というものは、今も確かに怖いし身が竦む、抱く感情は自体は他者と何も変わらない。だが、それでも変わらず決断できる。絶望を味わっても刹那かそこら本気で打ちひしがれて、その後でしっかりと乗り越えられる――そして、そんな敵手へと歌の力を魔力へと変換し、矢として放つ事も出来る。ミューの貫殺の流星雨が大気を穿ちオブリビオンへと奔った。

成功 🔵​🔵​🔴​

蛇塚・レモン(サポート)
いつも元気で優しく快活な性格
その身に蛇神と妹の魂を宿す21歳の娘
霊能力と技能及びアイテムを駆使して事件解決を試みます

普段の口調は語尾に『っ』を多用します

時々「蛇神オロチヒメ(裏人格)」
老人口調NG
尊大な態度でレモンの母親を自負
UCで召喚されると巨大な白蛇として顕在化

戦闘スタイル
前中後衛どこでもこなせる万能型
武器は蛇腹剣と指鉄砲から放つオーラガン
基本的に脳筋
でも魔法や天候操作での属性攻撃など融通も利く
念動力で行動不能にさせたり呪詛での絡め手も得意

多少の怪我は厭わず積極的に行動
また、例え依頼の成功のためでも、他の猟兵に迷惑をかけたり、公序良俗に反する行動はしません
あとはお任せ
よろしくお願いします!



 変幻自在に挙動を変える蛇腹剣の動きは、もはや尋常の剣術や軟鞭術のそれではない。まるでそれ自身が攻撃本能を備えた大蛇のように、踊り狂う蛇腹剣クサナギはオブリビオンの生み出した強靭な顎と猛毒の針を持つ虫型使い魔を弾き飛ばす。爆竹の束が弾けるかの如き轟音が室内に轟き渡る。剣先が大気を裂く衝撃波だ。その速度はもはや音速を凌いで余りある。
「有象無象じゃあ――私を止める事が出来ないよ!」
 蛇塚・レモン(白き蛇神憑きの金色巫女・f05152)はオブリビオンと凛と言い放つ。事実、既に生み出される速度よりも遥かに蛇腹が使い魔を撃ち落とす間隔が短いのだ。得物を斃し尽くした蛇塚の蛇腹剣クサナギは、そのまま床でバウンドするや、今度はガラガラ蛇の跳躍さながら一直線にオブリビオンを襲う。――それは鞭でも剣でも挙動の有り得ない“突き”の攻め手。更には踏み込みも間合いも完璧で、床から足腰を経て手首まで加速された疾風突きは、敵手の体躯を綿毛のように対面まで撥ね飛ばした。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです



「ひつじさん! 一緒にオブリビオンと戦って欲しいの!」
 その言葉に呼応するようにデフォルメ調の白羊の姿が現れると、愛らしいその様子とは裏腹に双眸を鋭く細め電流を帯びながらオブリビオンをひつじさんは睨みつける。ユーベルコード『サモン・シープ』はその異能の頂上に違わず雷神が振るう鉄槌のごとく獅子奮迅の活躍を見せ、オブリビオンが繰り出す数多の英雄の武器を弾いて突き進んでいく。
「あぶない! ひつじさん、後ろから狙われているの!」
 死角を狙うように後方から飛来する武装の姿をミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が告げると同時に、ひつじさんの体が滑る。滑る。姿勢をそのまま、ごく短距離のバックステップ。強靭な足腰と確かな信頼関係があって初めて可能な業だ。反応も速い。そのまま速度を緩めずにオブリビオンへと衝突、破壊力は言わずもがな絶大。電気を帯びながらも弾き飛ばした、爆ぜる勢いは零距離で雷が墜ちたかのようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している



 抜刀の音色が響いた瞬間、奔る一閃。『氷魔剣・凍華』の煌めき。大気さえ斬滅しかねない輝きが、氷魔狼の牙が埋め込まれており強い氷属性を備える意匠を凝らした鞘の長剣から煌めく。周囲に展開したオブリビオンが生み出した宙を舞う甲虫の使い魔を、風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)は横一文字の振り抜きで上下に別ける。
「永遠に遍く揺蕩し、幾多数多の精霊達よ。炎に揺らぎ、水に移ろい、風に駆ける者達よ。その力、一時なれど、我に授けん」
 重ねて、炎の精霊力・水の精霊力・風の精霊力によってその刃はさらに赫く、攻撃力に特化させたユーベルコード『三界祝聖(トライエレメンタルブレス)』の影響は目に見えて戦況に影響していく。連続して敵手を断つ閃刃の凄まじさにオブリビオンは瞠目した。斬、斬、斬、斬――斬と響けば、絶え間なく。音と風を断ちながら尚激しく、剣の舞いは続行し、生まれる余波で周囲を穿ちながら、オブリビオンを追い詰めていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミランダ・モニカ(サポート)
『アタシに任せな!』
煙管(仕込み銃)のヤドリガミ
戦場傭兵×クレリック、68歳の女
口調は「お節介ババア(アタシ、呼び捨て、だね、だよ、~かい?)」

あらゆる世界に関わり人脈とコネを結ぶ事を目的に突撃猟兵してるよ
傭兵として闘い、シスターとして祈り、賊としてお宝を奪う
一番大事なのは義理人情さ
悪徳金持ちからは華麗に奪うが、みんな弱者救済に当ててるよ

戦闘は徒手空拳メイン
カードで補い、魔銃で撃つ
メイスは非殺傷対象を気絶させたい時に使う

UCは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他猟兵に迷惑をかける行為はしない
例え依頼成功のためでも公序良俗に反する行動はしない

後はお任せ
宜しく頼むよ



「まだまだワタシが現役だって事、魅せてやるよ」
 告げ、踏み込んだ一足にて――ミランダ・モニカ(マザーズロザリオ・f05823)、潜り抜けるは、オブリビオンが生み出した見えない魔力で作られた一対の腕。不可視の両腕から繰り出される猛威の乱舞を、卓越した観察眼で読み切った。刹那を経て、たちまちミランダはオブリビオンを捉える間合いへと踏み込む。
「――がら空きじゃないかい、侮ったか。それとも呆けたか……どちらにせよ、アンタの失策さ」
 言い放ったと同時、ミランダの徒手空拳がオブリビオンの体躯を襲う。真っ直ぐに放たれた正拳が顎をかち上げ、硬直した隙に懐へ潜りこみながらの肝臓打ちから、くの字に折れた身体へ向かい、矢のような逆回しの蹴撃が流れるように突き刺さった。さらに立て続けにミランダはオブリビオンへ拳を振るった。左右から間髪置かず、縦横に軌道を変えて放つ連続突き。より速く、より複雑に、確かな経験の限り尽くして放つ、虚実入り乱れての連続技でオブリビオンは負傷を重ねていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。



「外敵によって倒されたオブリビオンが蘇った……、何かの原因があるのでしょうか」
 オブリビオンによって展開された無数の虫型使い魔。戦場を埋め尽くすほど膨大な飛行物体が、玉色の雲霞となってエルシークの周囲を滞空している。同時に、明らかな指向性と秩序を帯びた編隊飛行が進軍を始める。――その数、万、億か数えきれない量の猛威、顎を鳴らして飛翔する。
「厭な予感はしますが、まずは眼前の驚異を倒す事ですね、エレクトロレギオン!」
 こちらも数で押し返すとばかりに、エリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)はゆうに500体を超える、小型の戦闘用の機械兵器を召喚しそれに対峙させ、空間へ満ちるエレクトロレギオンを連鎖的に爆発させた。それは粉塵爆発が如く、しかし比較にならない凶悪性を伴って、増殖し続ける小型の焔火が数で勝るオブリビオンを見事に打ち倒し、焼け、爛れ、焦げ付く膚に敵手は苦痛の咆哮を洩らしていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

架空・春沙(サポート)
『断罪します』
人狼の女性
ピンク掛かった銀髪と同色の狼耳・狼尻尾、緋色の瞳
スタイルが良い
服装:ぴっちりスーツ
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
罪有る者には「冷徹(私、あなた、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

・性格
通常は明るく人懐っこい女性ですが
罪有る者に対しては冷徹に、処刑人として断罪しようとします

・戦闘
大鎌「断罪の緋鎌」を振るって戦います

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います


あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「勝手に地獄から蘇って貰っては困ります……もう、蘇らぬように念入りに処刑しますね」
 架空・春沙(緋の断罪・f03663)は防御を考慮している様子はない。勝機、先の先。右足で踏み込み、断罪の緋鎌を切り下ろす。前へ進む身体に対して、左足はむしろ引き込むように使い、前方斜め下へ打ち下ろす出力を生み出す。体重を上から下へ落とすという意識が、断罪の緋鎌は単なる威力に留まらぬ破壊力を宿してオブリビオンを弾き飛ばす。
「先の先とは敵の不意、油断、意表。――ちなみにこちらは、後の先と呼ばれるものですよ」
 オブリビオンも何も案山子ではない、弾き飛ばされたと同時に不可視の両腕を架空へと奔らせて反撃に打って出たのだ。しかし――当然、それは架空の想定の内だ、体を前へ飛び出させ、体重移動の力が発生させながらオブリビオンへと奔る。後の先とは攻撃行動にある最中。敵手が戦闘中に防御力を失う機、つまり今だ、隙を晒した懐により一層踏み込んだ刃を架空は刻み込む。

成功 🔵​🔵​🔴​

四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング

多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例として装備せず公開設定としております。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。



「わー! やーらーれーたー!」
 オブリビオンの不可視の両腕から繰り出された猛威をその身に直撃した四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)は地に伏した。
「――ってわけで、後はよろしくお願いしますねー」
「……狸め、しかし……喚び出されたのであれば……やるしかあるまいな」
 辟易した感情と僅かな憐憫を綯い交ぜにした男性が魔力によって構成した刃を片手に、四十物を守るようにオブリビオンとの間に割って入る。男性は猟兵ではない、否――男性ですらない、それはユーベルコード『アンディファインド・フラグ・クラッシャー』によって生み出された男装の麗人の寧々だった。瞬時、超高速の踏み込みから一閃。刀身にこびりついたオブリビオンの血にあたるものと油を払い、構えて、駆け抜け、振り下ろす。その単純な繰り返しを行うだけで敵手は押し返される。
「がーんばーれー」
「案外平気じゃあないか……はぁっ!!」
 瞬刻、男装の麗人の寧々は無駄や余分など一切なく、呆れるほど的確にオブリビオンを切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ガーネット・グレイローズ
ここが月光城の最深部のようだな。む、あれが城の主か…
だがおかしいな、理性や知性のようなものをまるで感じない。
これも謎の「外敵」の影響によるものか?

【戦闘】
グラビティマスターを使い、宙に浮かび上がっての《空中戦》。
武器はアカツキ、骸丸の二刀流で、空中を飛翔しながら
《2回攻撃》で素早く連続で斬りつけながらダメージを与えていく。
すれ違いざまにブラックバングルから《衝撃波》を
撃ち込んで追加ダメージを与えたり、《フェイント》の後に
《功夫》による空中連続蹴りを放つなど、常に空中に
浮きっぱなしの状態を保ちながら戦う。
もし噛みつきや毒針が当たりそうなら、
ブレイドウイングで《ジャストガード》してやり過ごすぞ。



「ここが月光城の最深部のようだな。む、あれが城の主か……だがおかしいな、理性や知性のようなものをまるで感じない」
 まるで知性のかけらもない獣のように近づくものを薙ぎ払う、月光城の城主たるオブリビオンへとガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)は思案を巡らせていく。これも謎の『外敵』の影響によるものか? そのまま思考の海へと溺れそうになったガーネットへ、オブリビオンは強靭な顎と猛毒の針を持つ幽暗の虫螻を奔らせる。

「獣であろうとも勘は悪くないようだ。余計な思考を削がれた分、予備動作が少ないと言うべきか」
 完全にガーネットの周囲をオブリビオンの使い魔は包囲していく、左右から壁が迫るように抜け出す隙間は1つとして見当たらない。このままファランクスのような隊列を組んだ毒牙に貶められるかと思った刹那――。
「ならば、――"上"だ。封神武侠界で修行をした成果を見せてやろう」
 グラビティマスター、ユーベルコードと呼べるほどの域に至った仙人の飛法をガーネットは模倣していく。仙人の法にかかれば重力など何の束縛にもならない。垂直であれ逆さであれ、それこそ”空中”であれ、脚力をこめて踏める足掛かりさえあれば、それだけで事足りる。不用心にも使い魔を密集させていたオブリビオンは完全に虚を衝かれた。まさか予期すらしなかった真上からの奇襲。

 刹那、屍骨呪剣『躯丸』と妖刀『アカツキ』による――宙転抜刀。それは抜きが即、斬撃であり。全ては一動、飛翔即宙転、宙転即抜刀、抜刀即斬。幻魔のような攻防一致。その精華たる、閃刃は常に空中から繰り出し続ける完全死角の必殺。――後背から敵手を穿つ。右肩で爆ぜた灼熱に、オブリビオンは苦痛と絶望の叫びをあげた。
「――まだだ、まだだよ!」
 袈裟懸けの形に斬り下ろす。血と汗が飛び散り、幾度も吹き飛んでは泥にまみれとなり、虚しく突き出された格好のオブリビオンの両腕を断った――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月詠・莉愛
アドリブ・他猟兵との連携歓迎

●心情
かつての月光城の主ですか、亡くなっても未だにこの地に執着するとは
何とも恐るべき存在ですね。
貴方はもうこの世の者ではありません、あの世へ送ってあげます。

●行動
『月下天舞』を使用して戦いますね。
飛翔能力で敵の周りを回る様に飛翔していき、敵の狙いを逸らして行きながら
【スナイパー】で狙いを定めエルシークに攻撃します。
敵に対して【浄化】の力も込めて攻撃を行い、葬ってあげます。

虫型使い魔に対しては、【範囲攻撃】で纏めて攻撃して倒し
猛毒の針も【毒耐性】で耐える様にしますね。

月の眼の紋章も、棘鞭は【第六感】で避けたり
【オーラ防御】で身を守ったりして反撃の機会を伺いますね。



「かつての月光城の主ですか、亡くなっても未だにこの地に執着するとは何とも恐るべき存在ですね」
 もはや理性の欠片もない魔獣と化したオブリビオンは一体どれほどこの地への執着を持っていたのか、それとも外的要因があったのか。月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)がたとえ、疑問を吐露し問いかけたとしても、嚇怒を音にした音がオブリビオンの口から発せられるだけだろう。
「……ええ、答えはこの後私たちが調査をすればいいだけ。月よ、私を導いて下さい。そしてその力を私に貸して下さい」
 ユーベルコード『月下天舞』によって、月詠は清楚で純粋な歌姫へなり赫く月光の魔力を帯びることで猟兵としての実力を更に上の領域へと引き上げていく。刹那、月詠が激しい光を瞬かせ霞むが如く、残影を残して消える姿。捉えることなど誰にも出来ない。オブリビオンの知覚機能をもってしても残像を追うのが精一杯の速度で、月詠の狙い通りに敵手の狙いは完全に散らされてしまう。

 ユーベルコードにおいて重要なのは強化された出力を適切に活かせるかということであり、だからこそ月詠は桁外れの戦闘者だった。仮に人間が翼を手に入れてもそれを十全に活用できず、逆にその高速移動を頼る癖がついてしまえば総合的にはマイナスだろう。その上、脳の処理速度というものは変わらない、平時と出力が変わる程に認識の上滑りはどうしても発生してしまうのだ。それを瞬時に修正し、いかにすればこうも見事に立ち回ることが出来るのか。
「貴方はもうこの世の者ではありません、あの世へ送ってあげます」
 彼女は天に愛された才があるのだろう。その上で修練した積み重ねがあるのだろう、圧倒的強者として君臨するだけだったオブリビオンとは覚悟が違う。積んだ研鑽の質も量も、重ねて才能さえも違う。要は単純な四則演算だ。もはや月詠の方が総合値として当たり前に上に立っている、よって普通に敵わない。たとえ理性を持った万全のオブリビオンという条件だとしても、この結果は覆らない。

「――いきますッ」
 ならば、後は彼女の独壇場だ。放たれた浄化の一撃は過去最大級の殲滅光として具象した。幽暗の虫螻を消し飛ばして進むそれは、既に弾丸などではなく迫る壁に他ならない。視界一面を埋め尽くす極大の閃光にオブリビオンは呑込まれた――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フォルク・リア
「これだけ破壊された城の最奥で未だ『侵入者』を
許せずにいる。それが元々の性質か、
それとも『外敵』の影響でそうなってしまったのか。」
かぶりを振り
「いや、今は戦いを優先すべき時。」

棘鞭を躱して距離を取り
冥雷顕迅唱を発動。
【破魔】、【除霊】の効果を持った冥府の雷と雷弾で
敵が召喚した虫型使い魔の霊を攻撃する。
どの様な虫なのか数は幾らかを【見切り】
一撃で駆逐できずとも攻撃を受けない様に
敵との距離を保ち倒していく。

霊を倒しながら棘鞭の攻撃範囲と
紋章の位置には警戒。
雷弾を一定数自分の周囲に置き
棘鞭への対応に当てられる様にする。
霊を撃退、棘鞭を回避し
敵に隙が出来たらそれを逃さず雷を集中し
雷撃で敵を焼き尽す。



「これだけ破壊された城の最奥で未だ『侵入者』を許せずにいる。それが元々の性質か……」
「――それとも『外敵』の影響でそうなってしまったのか」
 フォルク・リア(黄泉への導・f05375)はそんな思考は頭を左右に振って外へと直ぐさま追い出す。
「いや、今は戦いを優先すべき時」
 そう、いくらでも調査をする機会はある。眼前のオブリビオン――往生集め『エルシーク』を打ち倒せば今すぐにでも。

 このオブリビオンを月光城の主たらしめる、月の紋章。その特異から放たれる棘鞭をフォルクはユーベルコードを構築していく。
「上天に在りし幽世の門。秘めたる力を雷と成し。その荒ぶる閃光、我が意のままに獣の如く牙を剥け」
「――、破魔に除霊を帯びた冥府の雷。虫型使い魔の霊相手ならば、これほどまでに頼もしいものはない」
 瞬間、幽暗の虫螻の雲霞を引き裂いたのは雷鳴と閃光。瞬間的に離脱し損ねた数百が、一瞬にして炭化した。冷静に使い魔の数を見切るもその数、既に多くを喪った上で万を超える猛威であることを推測する事が出来た。

「いやはや、これは祓いがいのある。腕が鳴るよ」
 口元が円弧を描いて吊り上がり――刹那、繰り出されたのは追撃の雷撃。放射状に荒れ狂う紫電の冥雷が、虫螻の空襲を焼き尽くして浄化する。空間そのものを薙ぎ払う冥雷の猛威は怒涛の飽和攻撃を押し返し、終焉の告げる戦鐘として、高らかに響き渡った。そして――展開される攻防は、戦闘ではなく戦争という有様だった。ぶつかり合う虫螻と冥雷、点ではなく面と面による戦いがオブリビオンを捻伏せ打ち砕くべく、凄まじい余波を生みながらオブリビオン領域を侵略していた。

 荒れ狂うほど浄化と雷鳴をも乗り越えて、幽暗の虫螻は変幻自在に編隊を組み変えては襲い来るが何のことはない。ついに――圧倒的物量でフォルクを蹂躙せんと殺到するが、しかしそれは功を成さない。
「ああ、ついに痺れを切らしたか。――残念だよ、知性の欠片でもあれば気づいたものを」
 己を守る最後の城壁を喪ったオブリビオンへと、それを逃さずを一気呵成にとどめを刺すべく唸る冥雷を集束させる。刹那、フォルクはその猛威を敵手へ穿ち――ついに終焉をオブリビオンに下した。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『深淵に沈みし騎士』

POW   :    蝕まれし聖光の剣
【聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払い】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を崩壊させながら深淵が広がり】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD   :    闇に翳る残光
レベル×5本の【破魔の光】属性と【深淵の闇】属性の【朽ちた聖剣から剣閃】を放つ。
WIZ   :    今は歪みし聖裁
【触れたすべてを蝕む深淵の闇】が命中した対象に対し、高威力高命中の【闇に蝕まれた者を滅する聖なる光】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。

イラスト:ハギワラ キョウヘイ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アルトリンデ・エーデルシュタインです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


● 外敵、あるいは月のけだもの

 かつての月光城の主であった往生集め『エルシーク』は、猟兵たちによってその首を叩き落とされ頭部を胴から切り離されて血の噴水へと変わり果てた。そして次瞬。ガチガチと、ギチギチと、まるで鋼鉄の髪切虫が牙を鳴らしているかのように。響き渡る奇奇怪怪な不協和音は、まさしく嵐の予兆だった。
 爆ぜた、瀑布の如く真紅の雨が戦場に降り頻る。そう、異音の発生源はその背中が羽化する蛹のように大きく裂け、中から月の如く煌々と赫く異形が現れたではないか。その背から異形の身体部位を幾つも翼のように生やした強力なオブリビオンはまるで騎士のようだが、余りに異質だ。恐らくは、これが月光城とその周辺都市を襲撃した『外敵』なのだろう。

 感じられるのは謎のオブリビオンからの明確な敵意、猟兵は武器を手に新たな脅威へと立ち向かう――。
藤・美雨(サポート)
私は藤・美雨
デッドマンの猟兵さ
キョンシーじゃない、キョンシー擬きだよ

戦う時は近接攻撃を中心に
強化した肉体で怪力で暴れまわったり
装備した刃物でザクザク切り込むのが好きかな

死んでいるから怪我にはあんまり執着しない
危なくなればヴォルテックエンジンで自分を叩き起こすからね
負傷は気にせず気力で突っ走るのが好きだよ
その方が楽しい!

でも死んでるからといって人生を楽しんでいない訳じゃない
飲食とかは出来るし好きだよ
綺麗なものや楽しいものに触れるのだって大好きさ

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動もしない
気持ちよく勝って帰りたいし!

あとはおまかせ
よろしくお願いするね!



「へぇ、オブリビオンからこんな怪物が出てくるなんて驚いたよ。この”中身”が噂の外敵だったのかな」
 羽化するようにオブリビオンから生まれた、背に触手を羽のように生やしたオブリビオンを前にしても、藤・美雨(健やか殭屍娘・f29345)は決して後退は選ばない。目指すはひたすら前へ、前へ。一心に深淵に沈みし騎士へと肉薄して拡散する朽ちた聖剣から放たれた閃光の網を潜り抜けていく。攻撃範囲と命中率の高さゆえ多少皮膚が焦げたものの、問題ない。気力による食いしばりで痛みに抗い、藤は至近距離へと喰らいついた。
「――私を止めたければ手足の2本や3本を毟り取ることだよ!」
 暴威を撒き散らしながら煌びやかな装飾で彩られた月光城の壁が、床が、ユーベルコード『嶺上開花』の余波を受けて砕け散る。強い闘争心で作り上げた気のオーラで覆ったお気に入りの匕首が衝突音を奏でるごとに骨格にまで衝撃が伝わってきた。
「どうやらちゃんとその鎧に攻撃が響いているみたいだね」
 軋む体躯を代償に藤自身の肉体すらも激しく炸裂させながら。骨が軋んで亀裂が走ろうが構うことなく、膂力を限界超えてオブリビオンを迎え撃ち、苛烈な猛威を叩き込み続けて行く。

成功 🔵​🔵​🔴​

シホ・イオア(サポート)
『前へ進む、痛みと祈りがシホの背中を押してくれるから』
怖くなって緊張すると 口調が硬くなる
背中の聖痕で相手の悩みや痛みを感じ取ってしまうため
敵でも癒したい・終わらせてあげたいという方向で動く
罠や防衛戦では建造物を作り豪快に解決することが多い
自衛手段を持たないものがいる場合は救助を優先
ユーベルコードは遠距離戦に強いものが多いが
残像を纏い剣と銃を使って接近戦も行ける
輝いているため隠れるのは苦手
連携アドリブ歓迎



「輝石解放、エメラルド! 雷光よ、獅子の魔弾となりて敵に食らいつけ――!」
 シホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)の宝石姫エリクシルが宿る未知の宝石で作られた凛と輝く長剣から美しい雷鳴の散光が放たれている。さらに深淵に沈みし騎士へと逸らず惑わず、迅速に。剣士の見本じみた流麗さで挟み撃ちの連撃は、惜しくも外敵の騎士に捌かれる。しかし、シホもまた返す刀で当然のように反撃。知覚速度を振り切る獅子の魔弾が、閃光のようにオブリビオンの聖剣を弾いて間隙を強引にこじ開けていく。
「今だよ、ライトニング・ファングブレイカー! 特大火力のばっきゅーん!」
 オブリビオンの周囲を埋め尽くすほど集束された超々高圧電流が轟き渡る。同時に電光石火で強襲した宝石剣が激突と共に火花を散らした。真っ向から斬り返すたびにたたらを踏む身体、強制的にこじ開けらた先ほどの隙のせいでオブリビオンがシホへ反撃に転じることを許さない。
「……あなたがつよいオブリビオンだって言うのは分かるよ。だから――"何もさせない"!」
 シホは瞬く間に方向を変えながら横殴りに叩き付ける斬撃の驟雨に加え、それを防いだ間隙を縫うように放たれる獅子の魔弾もまた致命の威力で襲い掛かり、着実にオブリビオンに負傷を重ねる。

成功 🔵​🔵​🔴​

月詠・莉愛
アドリブ・他猟兵との連携歓迎

●心情
かつて月光城を滅ぼした『外敵』が現れましたか。
恐ろしいですけど、ここで怖気づく訳にはいきません。

●行動
ムーンライト・テンペスト(UC)を使用して戦います。
【属性攻撃】と【天候操作】で炎属性を強化して
「炎の竜巻」を発動させます。
【範囲攻撃】も使い、広範囲を巻き込む様にして
確実に攻撃を当てに行きますね。

敵の深淵の闇や聖なる光には、【オーラ防御】で身を守りつつ
【浄化】で闇を打ち消す様にしますね。
また、出来るだけ初撃を受けない様に
【第六感】で避ける様にしておきます。

これで「月」にまつわる真実を見つける事が出来るでしょうか。



 月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)はまさしく異形と呼ぶべき敵手を警戒しながらその双眸に映していく。身じろぐ度に外敵の騎士は肩から、腕から、膝から、足から、首から、指から、顎から、関節部から金属同士の密に触れ合う擦過音が肉食獣じみて溢れ出す。狩りの愉悦を抑えきれず闇にゆらめく眼光は、悪鬼羅刹の証明だ。これから喰らう獲物を前に、獰猛な戦意を纏って妖しく無気味に揺らめいていた。

「あの騎士がかつて月光城を滅ぼした『外敵』……。見るからに禍々しくも異質な敵ですね……」
 深淵に沈みし騎士は触れたすべてを蝕む冥府の闇を月詠へと、空間を侵しながら奔らせていく。それは黒く深く、見る者に奈落の果てを連想させる。古来より月は不安の象徴だという話もあるが、妙に其れを彷彿とさせる。

「これは……ッ! 容易く触れる訳にはいきませんね――狙いはその後の追撃ですか、させませんっ!」
 そう、月だ――外敵の騎士の手元に凝縮した純粋な月の如き光の出力が煌煌と赫いていた、猟兵であろうとも致命と称する負傷を浴びせるようなその冥府の波濤はただの撒き餌だった。圧倒的な出力を連続して叩きこむ、仕込みも種も何も一切ない、呆れるほど力任せな素養任せの異能行使だ。

 同時、微かな風鳴りの音を知覚した瞬間、月詠は危機を鳴らす第六感のアラームに従って即座に後ろへ飛び退いていた。直後、先ほどまで立っていた空間を切り刻む闇に蝕まれた者を滅する聖なる光。戦場を盲いる光の猛威をオーラで、周囲に展開した深淵の闇は浄化の光で切り裂くと――、敵手の猛威はここまでだと月詠はついにユーベルコードを解き放つ。

「月よ、自然よ、森羅万象よ、私の声に従いその力を解放せよ!」
 ムーンライト・テンペストによって生み出された炎と風の自然現象はあまねく猛威の唸りを上げ、外敵の騎士の一帯をマグマに叩き落としたが如く災厄の坩堝へ変える。あまりにも荒々しく広範囲に生じる破壊。その規格外のユーベルコード行使は、周囲の空気が陽炎のごとく歪んでいるようにすら感じるほどだった。

「あなたを斃して、月にまつわる真実を掴ませてもらいます……!」
 両者、一歩も譲らない。最初は場を演出した深淵に沈みし騎士が押していたものの、先制攻撃の優位性は既に跡形もなく消し飛んでいる。理由は無論、積み上げた経験、そして研鑽の差だ。明確にしてこの戦場で覆せない完成度の多寡が、極めて順当に凄まじさを発揮して敵手との趨勢は月詠の手によって猟兵の側に傾き出す。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】

各種武装の中から敵に有効なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!

アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!

どのユーベルコードを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!



「アレが最近噂の”外敵”デスネ! 調査の進展のためにもワタクシ、バルタンも張りきらせてもらいマース!」
 肉切り包丁のように無骨な刀――切れ味よりも頑丈さを考慮した『ファルシオン風サムライソード』で外敵の騎士をバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)へと奔らせる。そして、処刑宣告が下される。構えから放たれるは絶技の剣閃。しかし、横合いから飛来した聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払いがバルタンが繰り出した死刃の軌道を僅かに逸らし、深淵に沈みし騎士は命を繋ぎ止めた。
「やりますネー、並のオブリビオンだったら今ので終わりだったのデスガ!」
 予想以上の敵手の性能に驚愕こそはあったものの、困惑は欠片もない。ならば、次の手だ――さらにと繰り出された神速の追撃。恐らくは、先程は敢えて見に徹し速度を抑えていたのだろう。神速のさらに一段階速く振るわれる刃に対応できるはずもなく、すり抜けるような切っ先は敵手を弾き飛ばした。

成功 🔵​🔵​🔴​

斯波・嵩矩(サポート)
『俺の演奏と歌で、きみを支援するよ』
『大丈夫、安心して』

神将の陰陽師×仙人、21歳の男
口調は 【肯】終焉の現(俺、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな?)

銀雨時代の大切な想い出を弾き語り、歌い、誰かに覚えていてほしいと願うギタリスト
好きな音楽ジャンルはロック、ヒップホップ、ジャズ、ポップス、ゲーム音楽

戦闘時は演奏や歌唱による他者支援&回復役として戦線維持に努めるよ
状況に応じて習得済み全技能から任意のものを自由に使うね

UCは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他猟兵さんに迷惑をかける行為はしない
依頼成功のためでも、公序良俗に反する行動もしない

あとはお任せ
宜しくね



「どうやら……全力を出す必要がある相手みたいだね。いくよ大将! 俺に力を貸してくれ!」
 斯波・嵩矩(永劫回帰・f36437)はユーベルコード『武神招来儀』を解き放つ事により、魂に封じた武神と同化し、外敵の騎士へと雷公鞭を奔らせる。刹那、武神の恩恵が戦局に大いなる貢献を果たしていた。喝破と共に繰り出される闇に翳る残光を猟兵はいなしていく、不条理な防御性能を前に深淵に沈みし騎士も僅かに攻めあぐねる。その異能は蓄積した乳酸ごと筋肉の負傷も無視する事が可能なのだろう。多少無茶な動きをしていながら、斯波に息切れする気配が見えない。一撃一撃に全力を籠めながらその疲労を後払いに、弾けたように元気よく怒涛の攻めを再開させる。同時に都合のいい部分だけ本来の物理法則に従いながら、斯波は武神と同化して不朽の猛威と輝き続ける。
「――ああ、随分と後が怖そうですけれどね」
 そう、あくまでも踏み倒しではなく”後払い”。苛烈な猛攻の代償は全て一気に取り立てがやってくる。しかしそれでも、その程度で勝利へと貢献できるならと数多の負債を現在進行形で重ねながら、滾る信念を籠めて本気の誓いと覚悟を燃やし鋼鉄製の多節鞭で斯波は敵手の血肉を断つ。

成功 🔵​🔵​🔴​

仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



「――地獄の炎は焼くだけでなく、お前の身体を切り刻む……!」
 仇死原・アンナ(地獄の炎の花嫁御 或いは 処刑人の娘・f09978)は拷問器具『鉄の処女』をモチーフにした、鉄塊の如き巨大剣を振り回して刀身に纏わせた地獄の炎を放つことで、聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払う深淵に沈みし騎士の猛威を瞬く間に相殺。周囲へと拡散する地形を崩壊させながら深淵が広がりもまた、火車八つ裂きの刑による暴風で地面ごと捲り上げて外敵の騎士の能力強化を阻止していく。
「これで次への優位はこちらが勝ち取った、という訳だ」
 直撃はせずともその衝撃と熱波により、外敵の騎士は剣の冴えはほんの僅かに鈍らざるを得なかった。これだけは羽根のように広がる触手がどうとか、奴の技量が何だと語るそれ以前の問題だ。どうしても起爆する高熱の塊は、備えている相性面で深淵に沈みし騎士の足を引く。斬撃を弾き、躱し、防ぎ切り、絶え間なく加速しながら接近し続け。そして――ついに自ら踏み込み、敵手へと距離を詰めきった。驚異の即死圏内で振り下ろし、斬り上げ殴り横薙ぎと遠心力を刃に乗せて三連撃を叩き込んだ。外敵の騎士はそれにも対応するが、ならばまだだ。止まるか――。防がれようが構わない。衝撃で潰れるまで無理矢理にも押し込むだけだと、口角を吊り上げひたすらに猛威を繰り返す。

成功 🔵​🔵​🔴​

茜・皐月(サポート)
 多重人格者のウィザード×アーチャー、21歳の女です。
 口調は「精神年齢10歳程の少女(ボク、キミ、なの、よ、なのね、なのよね?)」、「精神年齢20代の娘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
 少女と娘はよく会話をします。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

ただし、極稀に出てくる残虐な幼女人格(5歳くらい)に限り過激な行動を取る場合があります。狂気過多シナリオ時推奨

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「――その血肉と共に、深淵へと行き着け!」
 茜・皐月(多重人格者のウィザード・f05517)はウィザードロッドを深淵に沈みし騎士へとその尖端を向け、人間の神経伝達を遥かに凌駕する速度で数多の影を生み出し奔らせていく。時にはそれは礫と化し、矢と化し、槍と化して目標へと射出される貫殺の驟雨。凶撃を文字通り雨霰と戦場に降らしながら、ユーベルコード『深淵からの誘い』をもって茜は深淵に沈みし騎士を致命の一撃の射程へと追い込んでいく。しかし、猟兵との趨勢を自分の方へと引き戻せんと、外敵の騎士もまた朽ちた聖剣から剣閃か破魔の光と深淵の闇の翳る残光を槍衾の如き密度で繰り出した。
「……っ! こっちも全力よ、絶対に負けないんだからっ」
 逃げ場そのものを潰さんと唸る破壊のる残光は上下左右前後方、侵食して逃げ場を消し去る絶命の牢獄。もたらされる痛み、痛み、痛みの渦。発狂しかねない激痛の嵐が、何よりもまず茜の心を根こそぎ潰しにかかっている。それでも、毅然と前へと進み続けることで被弾を最小限に抑えると同時に開いた眼前の空間に、再びユーベルコードの影を生み出す。槍状の影が天を埋め尽くし、怒涛の飽和攻撃となって外敵の騎士に降り注ぎ、敵手へと着弾すると同時に雷鳴が如き轟音を響かせていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。大変な事態です。微力ながらお手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは私や仲間へ【オーラ防御/結界術】展開、守りを。

【早業/軽業/地形の利用】で移動。

敵の攻撃は防御結界で弾き、物理攻撃は薙刀で【武器受け】し薙刀or式神の黒揚羽で【咄嗟の一撃/カウンター/2回攻撃】。

UCは戦況と効果次第で適切なものを使用。
可能な限り【早業】で敵のUC発動前に発動。

後はお任せ。



「これはこれは……大変な事態ですね。微力ながらお手伝い致します」
 土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)は白揚羽の式神を戦場に羽ばたかせ、深淵に沈みし騎士が放った残光によって崩壊させながら深淵が広がりをみせる地形に結界術を展開することで相殺を行う。
「これでひとまずはあの騎士の強化は消えましたが……」
 ガチガチと、ギチギチと、再び奇々怪々の不協和音を噛み鳴らす騎士はどこまでも邪悪だった。刹那、嚇怒に満ちる震脚が雷霆のように轟いた。敵対者を燃やし尽くさんとする極光放つ聖剣を超えて。鋼のように、矢のように。聖なる大剣に渦巻く神威の叢雲は、予測された性能を圧倒的に超えている。先ほど自らを強化する領域を作り出すために放った挨拶代わりなどではなく、一筋でも直撃すれば人体を忽ち薪木に変えてしまう殺人性を秘めてなお――、ならばこそ。
「――祓い、浄めます!」
 立ち向かうのは真正面からのユーベルコード。ましてや小手先の奇策によるものでもない。
磨きに磨きぬいた経験による超反応で『浄ノ一閃』が土御門によって解き放たれる。清浄な気を纏った薙刀による振り下ろしが極光放つ聖剣のなぎ払いを切り裂いた。秘めた決意を前進用の燃料と焼べながら、慌てず逸らず極光の死線を刹那に見切り、潜り抜けて。ユーベルコードによって周囲一帯を浄化された事により、強化された薙刀の一閃が深淵に沈みし騎士へと奔り土御門は確かな負傷を与えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオンに止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。



 瞬間、ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)という対象座標へ無数の剣閃が殺到した。一定方角へ狙い澄ました夥しい数の破魔の光と深淵の闇の波濤。それは間接的に大気さえ変動させて、ティモシーの身体を全方位から圧し潰しにかかってくる。
「いきなりこんなのってあり!? でも……見えたっ!」
 困惑しながらもティモシーはユーベルコード『UDC神拳:確率論回避』によって、確率論で最も確度の高い対象の攻撃を予想し、回避行動を試みる。しかし、回避ルートも先んじての飽和射撃で狭まっていく。選択肢をまた減らされていく。単なる無秩序な乱射によるものではない。正確にこちらの逃げ道を塞ぐために最大効率で闇に翳る残光を稼働させているのは明白だった。
「ああもう! いくら避け方が分かっていても、こう続けては困るですよ」
 分かっていても出来るかどうかは別問題だ、あくまで最も確率が高い回避策が提示され続け、ティモシーはそれを行使し続けなければならない。綱渡りの回避によって疲労は着実に蓄積されていくもので――。
「……動けなくなる前に、こっちだってやらせて貰います」
 反転、外敵の繰り返す猛威の狭間を縫いながら、ティモシーは死を孕む颶風と化す。ぶつかり合う破魔と深淵、生じる閃光を文字通りルーンソードで斬り裂きながら一直線に駆け抜けた。全身の筋肉と神経が悲鳴を上げるが、構うものか、と炎や水等の精霊属性を宿す魔法剣の射程に捉え敵手を切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

満月・双葉(サポート)
ダメージは【激痛耐性】を用いて無視
連携が必要であれば行う
仕事を完遂するためなら手段は選ばず、何らかの犠牲を払う事もする

【爆撃】の魔術が専門で格闘技に爆撃を混ぜて威力をあげるなど戦術に織り交ぜる
アイテム【虹瞳】は義眼として左目に収まり、裸眼として晒せば視界に収める対象に対して【生命力吸収攻撃】を行う。仕様の際に眼鏡(魔眼殺し)を外す必要がある
大根には爆発の【属性攻撃】が付随し【爆撃】で広範囲の攻撃を行う
敵の攻撃は【野生の勘】で交わすことが可能
武器桜姫は【捕食】による【生命力吸収攻撃】がある

請け負った仕事は完遂させるが、『自分は滅ぼされるべき悪』という思考回路から破滅的な行動をとることが多い



 防ぎ切れない刃が肉体を裂き、真紅の血潮が花弁を咲かせる。未だ完全に見切れていない絶技の嵐、それはこちらの生命を鉋のように削っていくが、構うものかと満月・双葉(時に紡がれた忌むべき人喰星・f01681)は激痛耐性を用いて一切合切を無視して突き進む。
「……この程度の負傷、最初から織り込み済みなんだよ」
 必要な代価として、満月はとうに納得済みなのだ。この至近距離で剣閃の起こりを捉え、攻略法を見出すのに無傷で済まそうなどという都合の良いことは言っていられない。より速く、より的確に軌道を捉えられるように、足掻いて足掻いて、足掻き抜き――。
「ああ! 見えてきた、分かってきた、慣れてきた!」
 やがて負傷確率は格段に減少し始め、満月は守勢から攻勢へと徐々に進化していく。首を狙い澄ました一撃を直撃寸前で弾かれた。その勢いがままに直角に墜落して来た蝕まれし聖光の剣を、今度は満月が赤黒い大鎌への変形機能を有する剣の腹で受け止める。
「――その命、貰うよ」
 裸眼による視線がユーベルコード『イノチタチ』によって煌々と赫いて、勝利への道筋を満月と示していく。目にも留まらぬ速度だろうが人間の姿形をしている以上、太刀筋の推測は十二分にできると分かった。そして皮肉にも、こうして接近したからこそ改めて深淵に沈みし騎士の凄まじさを痛感する。しかし、だからこそ――勝機は見えた。ユーベルコードで垣間見た唯一無二の太刀筋をなぞると、満月の切っ先が数多の選択肢を押し付けながら花開いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「流石に月光城を滅ぼした外敵、簡単に攻略はできませんね――竜の力よ、目覚めなさい!」
 それは肉体という天井に制限される猟兵とは一線を画する、特殊な能力上昇だ。自身が纏う飛竜のオーラによって、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)は一時的にあらゆる能力増強し、肉体という枷を簡単に遙か遠くに置き去りにしていく。それは深淵に沈みし騎士の闇に蝕まれた者を滅する聖なる光を、シリウスの名を持つドラゴンランスを切り裂くことが出来る程に規格外の域に達する。
「……やはり強力ですね、その分の代償は当然あるのですが」
 メイリンに注がれた出力は何も魔法の洋燈から止め処なく溢れるものではない、ドラゴニック・インフェルノによる能力向上はおおよそ2分のみ。そのあまりに短い刹那にメイリンは結果を残さなければならない。嵐のように吹き荒び、衝突を繰り返す剣戟の乱舞。爆発のように轟く衝撃。更に駄目押しまだ足らないと、唸る追撃の兜割り。
「っ~~! まだ、まだいけますよ……!」
 吹き荒ぶ飛龍のオーラの奔流は他者にも視認可能な域だというのに、淀みや無駄の一切がない。全身に飛竜の力を纏う姿は怖気立つほど美しかった。ただでさえ圧倒的な出力は以前よりもさらに凄まじさと、光の属性を宿し闇の力をかき消す制圧力を増していてた。限られている時間故に決して後退は選ばない。目指すはひたすら前へ、前へ――、外敵の騎士へとメイリンはその猛威を叩き込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

シン・クレスケンス(サポート)
「大抵のことはこなせますので、何でもお申し付けください」
◆人物像
・落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
・窮地でも動じず冷静に戦況を判断し切り抜ける。
◆猟兵になる以前の経歴から調査、情報操作、諜報が得意。
◆戦闘
【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾等の詠唱銃による攻撃や、魔術による攻撃を得意としている。
◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている。
こちらも追跡が得意(魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は牙や爪で攻撃。
◆口調
・シン
僕/相手はさん付け(使役は呼び捨て)
~です、~ます、~ですか?等丁寧で穏やかな話し方。
・ツキ
俺/お前、呼び捨て。
~だぜ、~だろ、~じゃないか?等男性的な話し方。



 聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払いがシン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)の眼前へと一瞬にして迫る。月光をそのままに天から落とされた瀑布の如き力、力、力、それはオブリビオンをかつて倒した外敵としても度が過ぎていると呼ぶべき域に達している。
「……これは、流石に規格外の攻撃と言うに他ありませんね」
 異界の神や眷属、様々な魔術の秘儀について書かれているらしい、禍々しい雰囲気の古書から迸る破壊の極光。月光城の廃墟全体を震わせるほどの壮絶な閃光が突き抜け、敵手の猛威をシンはどうにか打ち消す事に成功した。どうやら敵手とて先ほどの猛威は連発する事は叶わず、僅かな静寂が戦場を満たすと、シンは決意を散らしてさらにと力を込め直す。
「業火よ、我が命に従い、立ち塞がるモノを焼き尽くせ!」
 今度はこちらの番だ、とシンはユーベルコード『異界の炎の召喚(サモン・インフェルノ)』によって、百をゆうに超える混沌の深淵から召喚した超高熱の焰を外敵の騎士へと奔らせていく。それは枝のように射程を伸ばし、どこまでも獲物を貫かんと広がる混沌の樹木だ。たとえ聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払いで眼前の驚異を凌いだところで、超高熱の焰の追撃を回避することは至難の業だろう。蝕まれし聖光の剣で打ち落とせなかった、シンの繰り出した超高温の焰の余剰はそのまま敵手の肉体を焼き、内側から破裂して暴れ狂い弾けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

驚堂院・クリル(サポート)
 神の国民的スタア×レトロウィザード、11歳の女です。
 普段の口調は「わらわ、おぬし、じゃ、のう、かえ」、真剣な時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 驚堂院・クリル(アイドルグループ【九姉妹神】メンバー・f33676)へ奔る、深淵に沈みし騎士の動きの軌跡は一直線、放った刃は蝕まれし聖光の牙突。驚異的な踏み込みによる加速を果たし、豪胆にも真っ向から猟兵の血肉を貫通させる。それは無骨で、余分がなく、ゆえに何より効率的な一撃だった。呆れるほど練り上げて基本を極めた攻撃は鋭く速く雄雄しく熱く、そのまま外敵の騎士の本質を体現していると言えるだろう。怒気をオーラめいて纏う敵手のなぎ払いが全身を切り刻み抉った。颶風の暴力とはこういうことを言うのだろう、それはついに猟兵を追い詰め、その動きを止めた……かに見えた。
「閉幕にはまだ早いのじゃ!」
 ――よって、燃える赫怒を驚堂院は五体に激しく巡らせる。弾ける膂力に転換しながら深淵に沈みし騎士へと対峙した。この咆哮を記憶に然りと刻み込め、ユーベルコード『アンコール』が強敵と対峙し、絶望的な窮地にあってこそ――意志の力は眩く天に飛翔した。才能も努力も覚悟もすべて、気持ちだけで超越達成、気合と根性、猟兵の持ちえる最強の不条理は絶体絶命の困難さえ撃ち砕く。
「やられっぱなしで終わる、わらわだは思わぬことだ!」
 瞬間、決意の声と共に雷撃が降り注ぐ。容赦も無ければ前兆もない飽和攻撃は徹底的だ。それはただでさえ荒廃した月光城を破壊し尽くし、嬲り尽くし、あらゆる抵抗を捻じ伏せながら外敵の騎士を灰燼へとするべく幾度も雷撃を放ち続けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!



「桜の花々よ、その華麗なる舞により敵を切り刻みなさい」
 姫神・咲夜(静桜・f24808)は刃の様に鋭く研ぎ澄まされた桜の花弁の吹雪をユーベルコード『清浄なる桜吹雪』によって生み出すと、深淵に沈みし騎士に向かって奔らせていく。斬る、斬る、斬る、斬る斬って斬って斬り刻み合う。渦巻き轟く桜吹雪の中、外敵もまた聖剣の力を解放し、極光放つ聖剣のなぎ払いによって、切り裂きなら姫神へと大気を崩壊させながら深淵が広がり迫ってくる。
「……、ただの力押しで斃しきれるような相手ではありませんか」
 ならば質を高めればいい、と言わんばかりの魔力の供給。さらに兇悪を増しに増して吹き荒れる桜吹雪を外敵は手にした聖剣で防ぐが、得物を砕かんばかりの威力が骨の髄まで震撼させる。宵闇を飛ぶ鳳凰のように、桜吹雪が大気を貫きながら敵手へ向けて強襲する。極限まで凝縮された速度と貫通力は、もはや深淵に沈みし騎士の知覚速度で躱せるるような域ではない。
「このまま貴方を圧しきらせて頂きます」
 とにかく外敵の騎士のすべてを完封し尽くして、何もさせるわけにはいかない。薄氷の上に構築された嵌め殺しという現状を巧みに維持しながら、未来予知じみた制圧力で外敵の騎士を追い詰めていく。幾度も姫神が仕掛ける。身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬ連続攻撃で深淵に沈みし騎士を刃の様に鋭く研ぎ澄まされた桜の花弁の吹雪が斬り裂く、穿つ、殴る、貫いていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。

クロムキャバリアでも生身で戦います。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。



「いっくよー! 力の限りぶっ壊せー!」
 緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)は非常に重く頑丈な鍛冶師である母が作った和風の大斧を緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)は振り回しながら颶風と化した。それは防御を無視した捨て身の突撃に他ならず、あまりに無謀な突貫だろう。それでも尚、遮二無二構わず駆ける、
「必殺の左! 緋迅滅墜衝!!」
 それは単純で重い左手だけで持った武器による大振りな右薙ぎの一撃。ただそれだけでユーベルコードと呼ぶべき異能の頂上へと至った秘技『緋迅滅墜衝(ヒジンメッツイショウ)』。喝破に呼応し、掲げた刃に集う破壊の振動——月光城全域を埋め尽くすほどに響き渡る轟音。そう、派手ということは分かりやすく強いのだ。どんな相手でも一目で理解させるほど、文句のつけようがない危険性を誇っていることの証左であった。
「まだまだ、まだだぁ!
 前へ、前へと、愚直に連撃を加速する姿はどこまでも勇壮に未来だけを見据えていた。手数に勝る一撃必殺の振動粉砕、深淵に沈みし騎士の驚異度を分かっていながら欠片たりとも恐れていない。自分自身の動きに対して狂気に近い全幅の信頼を寄せながら、迫る刃の颶風を火花の如く散らして圧倒している。一撃必殺の振動粉砕を叩き込むべく、舞うが如く鋭い大斧を閃光のように繰り出し続ける。空間を切り裂くような斬撃乱舞、圧倒的な手数と速度で繰り出された緋月の猛威は敵手を確かに死の淵へと追い込んでいくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ガーネット・グレイローズ
これは…どういうことだ?
敵の体内から、蛹を破るように別のオブリビオンが出てきたぞ!
既に、あいつに寄生されていたというのか…!

【戦闘】
飛び道具と化した剣閃は脅威的だが、こちらの対応は
極めてシンプルだ。「攻撃はすべて躱して殴る」!
【イデア覚醒】によって《第六感》を極限まで
研ぎ澄ませて、《戦闘知識》《瞬間思考力》で攻撃タイミングと
軌道を素早く予測する。剣閃を回避しつつ距離を詰めて、
スラッシュストリングを《念動力》で操り、《捕縛》しつつ
糸を高速震動させての《鎧無視攻撃》。
再び敵が剣閃を放つ前にアカツキを投げつけて阻止し、
空中から《衝撃波》を乗せたジャンプキックを蹴り込んでやるぞ。



「これは…どういうことだ? 敵の体内から、蛹を破るように別のオブリビオンが出てきたぞ!」
 まるで"羽化"を彷彿とさせる、外敵の騎士の出現にガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)は瞠目しつつも、聡明な彼女の頭脳は瞬く間にその予測にたどり着いた。
「既に、あいつに寄生されていたというのか……」
 ならば突如蘇った月光城の主が狂気に満ちて知性の欠片すらも持ち合わせていないと言うことの辻褄があってしまう。ならばどうして――、今まで敵手はその息を潜めていたのか。その疑問の答えは浮かぶ事なく、その代わりに破魔の光属性と深淵の闇属性を持ち合わせた朽ちた聖剣から剣閃がガーネットへと迸る。

「全く、剣は飛び道具ではないのだぞ。オブリビオンといい怪物共は簡単にそんな馬鹿げた能力を発揮してくる」
 あまりに驚異的な能力だ。無数に放たれた剣閃1つとってもまともに食らえば致命傷は避けられない猛威であることは容易に想像出来る。だが、それらは全て”その程度だ”――そう、悪いが何故なら、こんな展開は見飽きている。聖剣の力を解放し極光放つ聖剣のなぎ払いも、朽ちた聖剣から剣閃も、触れたすべてを蝕む深淵の闇さえ、ああまたかとしか思えない。すべては百年間積み重ねた膨大な経験値の賜物だ。熟成に熟成を重ねた精神はもはや泰然不動と聳え立つ。

「想定内であるならば、攻撃はすべて躱して殴るまで」
 並外れた予知能力、ユーベルコード『イデア覚醒』により、経験則から導かれた戦闘者の思考回路が、朽ちた聖剣から繰り出された剣閃の発生に先駆けて、既にガーネットの行くべき道を彼女の中に第六感として示していた。
「今の私には、この戦場のすべてが視える!」
 未開の惑星に棲む凶暴な宇宙怪獣の肉体さえ切り裂く、戦闘用のブレードワイヤーが判断力と先読みが異常なほど正確無比に向上したガーネットの指先のように、念動力で操り外敵の騎士をたちまち捕縛していく。同時に発生させたスラッシュストリングの高速振動によるダメージを受けながらも、敵手は肉体のタガが外れているとしか思えない剛力で、拘束を無理矢理引き千切られてしまう。しかし、その行動がゆえに生じた隙を見逃さない。妖刀・アカツキを同様に念動力で深淵に沈みし騎士へと叩き込んだ――その刹那。もはや決して約束された破滅から、"逃しはしない"と言うかのようなお手本じみた両脚蹴りが敵手へと向かって吸い込まれるよう炸裂し叩き込んで、深淵に沈みし騎士との戦いに最大の勝機を生みだした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フォルク・リア
敵が現れる様を観察し。
「これが月光城を滅ぼした『外敵』か。
ならば、その力は疑うべくもない。
全力で潰させて貰う。」

敵の性質を見極める為に距離を取り
ファントムレギオンの死霊をぶつけつつ。
デモニックロッドの闇の魔弾で攻撃。
今は歪みし聖裁を使われたら。
「…あの闇、死霊を蝕んでいた。ただの闇じゃないな。
それに、その後に放たれた光に触れた瞬間に
消滅させる力がある様に見えた。」
敵の技の性質を【見切り】シャイントリガーを発動。
【全力魔法】で放つ光線に【破魔】の特性を持たせ闇を切り裂き、
敵周囲の闇を祓って
【2回攻撃】で騎士を狙う。
「既に闇に飲まれているのはお前の方だ。
自分で終われないなら俺の光で滅してやるよ。」



「これが月光城を滅ぼした『外敵』か。ならば、その力は疑うべくもない。全力で潰させて貰う」
 ならばこそ、フォルク・リア(黄泉への導・f05375)は深淵に沈みし騎士の底を再確認すべきだと確信する。その性質と出力を見極める為に距離を取ると同時に、死霊の集合体を敵手へと奔らせた。同時に魂喰らう大鎌を封じた呪われし黒杖による闇の波濤で、外敵の騎士が躱すという選択肢を潰し真正面からの対処を強要していく。
 刹那、触れたすべてを蝕む深淵の闇がファントムレギオンの死霊たちへと衝突する。そのまま闇に蝕まれた者を滅する聖なる光が闇を斬り裂いていく。それは苦も無く、苛烈に、圧倒的に。まるで霞か何かのように死霊の軍団を煌めく光が貫いた。そして次瞬、聖剣のなぎ払いの連続でこれも等しく闇の波濤を突破する。

「……あの闇、死霊を蝕んでいた。ただの闇じゃないな……」
「それに、その後に放たれた光に触れた瞬間に消滅させる力がある様に見えた」
 しかしそれでも既に見切りは十分、深淵に沈みし騎士の魔法の種は割れたのだ、と言わんばかりにユーベルコード『シャイントリガー』を解き放つ。その太陽光にも比肩する光線に破魔の異能を重ねる事で、繰り出された光の乱閃が深淵に沈みし騎士周囲の闇を祓って微塵に斬り裂いた。結果、それは全て卓越した見切りの予測通り。よって、これ以上の戦闘に何の波乱万丈も存在しない。不確定な展開の呼び水となる油断や慢心、何より実力不足が本当に何処にも、何処にも何一つ、小匙で掬える程度すら欠片も有していないからだ。


「既に闇に飲まれているのはお前の方だ。自分で終われないなら俺の光で滅してやるよ」
 だからおとなしくこのまま――この光に飲みこまれろ。瞬刻、堤防は決壊した。ダムに無数の孔を穿ったように氾濫する太陽光の如き光線の大瀑布、月光城すべてに溢れるようにシャイントリガーが外敵の騎士を覆い尽くす。
「この掌に在りしは天の日輪放つ撃鉄。降り注ぐは浄戎の炎。我に仇為す汝らに、等しく光あれ」
 重ねて熱線を重視した異能の行使。それは雄々しく、熱く、どこまでも烈しく迸る情熱の波濤。その敵味方を問わず見るものすべてを魅了する光輝を目の当たりにし、深淵に沈みし騎士は初めて戦慄を顕わにした。弾ける絶大な熱量は、僅かに残った外敵の生身の部分だけを的確に焼き尽くす。言わずもがな、それは敵手に不可避の致命傷を叩き込んだ。蝕まれし聖光の剣も届かぬまま敗亡の闇に落とされた。

 かくして、猟兵たちによって外敵の脅威は破壊し尽くされた。残ったのはあまりに多くの謎だけ。疲労困憊の身体に鞭を打ちながらも、グリモアベースに多くの情報を持ち帰るため、月光城で激戦を繰り広げた猟兵たちは引き続き調査を行っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年03月26日


挿絵イラスト