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天ツ空の簒奪者

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「あふぅ、屍人帝国の大軍勢が、大きな浮遊大陸にある平和な王国を攻略しようと進軍が予知されたの」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。
 今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。

「この大陸には王国の正規軍と沢山の勇士達が存在するの」
「彼らと協力し、かつ敵の司令官を討ち取る事ができれば、この戦いに勝利出来るはずなの!」
 しかし、今回は良くも悪くも正規軍と勇士たちが戦場に入り乱れている。
 最初の戦いでは勇士たち、その次の戦いでは王国の正規軍が敵軍と真っ向からぶつかり合うので、彼らと力をあわせオブリビオンの群れを蹴散らしつつ進軍をしていく必要があるようだ。
 最後の戦いでは双方との力を合わせての敵司令官との戦い。倒すことができれば敵は潰走状態となり、浮遊大陸から撤退していくはずだ。
「今回の相手は全部空を飛ぶ魔獣ばかりなの、奴らに有効な武器や攻撃方法があれば有利なるかもしれないよ」
 ――屍人帝国の大軍勢からの進軍を防ぐには猟兵の力が必要だ、と。猟兵たちに助力をこうのだった。

「あふぅ……オブリビオンの司令官を討ち取る事ができれば、この戦いに勝利をおさめることができるはずなの」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 そうして猟兵たちは綿雲の魔法陣で、戦場へと転移された。


橄欖石
 こんにちは、本シナリオを担当させていただく橄欖石です。
 今回は屍人帝国の大軍勢が、大きな浮遊大陸にある平和な王国を攻略しようと進軍を防ぐシナリオです。

 以下、補足です。

●プレイングボーナス
 1章では勇士たち、2章では正規軍。3章では双方と連係が可能です。
 王国の正規軍と勇士たちは猟兵ほどの強さはありませんが、適切な指示と連携を行えば必ずや猟兵たちの力になってくれるはずです。

●第1章:『嵐狂鳥フレズヴェルグ』
 風を従える、巨鳥型魔獣です。
 常に飢餓感に苛まれており、一度獲物を見つければ暴風が吹き荒れる嵐の中すら突っ切って獲物に襲い掛かる。
 血を浴び続けた羽根や羽毛は硬質化しており、衣服よりは防具の類に活用されます。

●第2章:『ブレイドホーク』
 先端に鋭い刃を備えた長い尾を持つ、巨大な鳥型魔獣です。
 騎乗用の飛行生物として繁殖が試みられていた大型鳥が魔獣化した存在で、大群で出現することもあります。

●第3章:『グリフォンナイト』
  魔獣「グリフォン」を使役する、屍人帝国の騎士です。
 生前の高潔さや誇りは失われ、浮遊大陸に生きる者達を殺戮しては、屍人帝国の支配地域を広げていきます。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『嵐狂鳥フレズヴェルグ』

POW   :    暴風疾翔
【荒れ狂う暴風の渦を翼から放つこと】によりレベル×100km/hで飛翔し、【飛翔する同種族の数】×【飢餓感の大きさ】×【飛翔速度】に比例した激突ダメージを与える。
SPD   :    狂風疾翔
全身を【触れたモノを切断する狂風の渦】で覆い、自身の【飢餓感】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
WIZ   :    血風疾翔
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【血に染まった羽根】から【獲物を追尾する血風の刃】を放つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

秋月・那原
 レプリカントのクロムキャバリア×戦車乗り、20歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、演技時は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「ふははははははっ、随分と大量の魔獣がやってきたようだな」
 秋月・那原(Big Cannon Freak・f30132)はユーベルコード覚醒者にしか扱えない、キャバリアの最精鋭機であるクロキャバリア『find myself』と共に、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』と勇士たちが入り交じる戦場へと駆け出した。
「まずは見せてやるよ、find myselfの隠された機能、その1だ!」
 ユーベルコード『大剣形態変形(チェンジ・バスターソード・モード)』が詠唱を引き金に発動し、『find myself』を巨大な剣に変形させ握りしめさらに戦場に特化した形状へと変形させていく。

「おい、こっちは俺に任せろ。勇士のあんたらは魔獣が一般人に手を出さないようにしてくれると助かる」
「し、しかし……猟兵さん。魔獣が1匹や2匹じゃない、ここにはもっと沢山居るぜ?」
「構わないぜ――そのための、超射程モードなんだからなっ!」
「分かった、信じるよ。くれぐれも無茶だけはしないでくれよな」
 那原は避難誘導のために勇士たちがその場から居なくなると、斬撃時にfind myselfのバーニアを周囲一帯へと広がる疾風と吹かし、横一文字の大剣を振るう。それは戦場を上下に二分し、嵐狂鳥フレズヴェルグたち魔獣を蹂躙。

「――ま、その分。装甲は薄くなるが近づかせずに叩き斬ればいいだけ!」
 僅かでも反応が遅れた魔獣は例外なく、胴から真っ二つに切り離されて血の噴水へと変わり、果てていくのだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「狂鳥、墜ちよ」『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』でパルス識別をさせて『アフロディーテ・フューチャーサイト』で1分先を予想して勇士たちに的確な指示を出して、『フルバースト・マキシマム』『アルテミス・レーザー』でレーザー射撃をして『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で適切かつ効果的なファンネルビットを召喚して『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で避け切れ無い攻撃に空間飛翔して『三女神の加護と粛清を』で敵のUCを封印/弱体化させて、機会を見て『ヘラ・エウピション』で猛攻を仕掛けて『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で最適化して対応します



「狂鳥、墜ちよ、パルスに響く幽魔月精の波長は決して消えない」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へとユーベルコード『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ(ヘスティアー・パルス・レーザー)』によるパルス識別をさせ、まるで1分先の未来を見てきたかのように対象の攻撃を予想すると、勇士たちに指示を的確に飛ばしていく。

「この後にレーザー射撃を行います、皆さんは弱った狂鳥への追撃をお願いします」
「ああ、分かったぜ。猟兵さん。俺たちもやられっぱなしって訳にもいかねぇ、やれば出来るって所、あのオブリビオンたちに見せつけてやるよ!」
 刹那、構えた瞬間容赦なく解き放たれる武装の一斉開放による轟火砲。携行兵器として最上に位置するそれは言わずもがな、たとえこの魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』が猟兵と戦いうに十分な戦力を持ちあわせているいても、それを爆散させて有り余るだけの破壊力を有しているのは一目瞭然。誰の目にも明らかな、過剰過ぎる暴力が解き放たれていく。

「――今です! 攻撃を合わせて下さい」
「任せろ、猟兵さん!」
 戦場を切り裂き超大型のレーザーキャノンが輝く。アームドフォートレスダブルキャノンで狙いを捉えた次の刹那、走る砲撃。オブリビオンへと立ち向かう勇士たちの射撃と同時、神速の熱線が狙い違わず放たれ、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちを焼き尽くしていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから7年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします



「嵐狂鳥フレズヴェルグ、随分と捌き甲斐がありそうな魔獣ですわね」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)は踏み込んでの殺戮の為だけに鍛え抜かれたナイフや鋏等の鋭利な刃物による袈裟斬り一刀から、瞬時に返した剣とお揃いのサブ武器からの飛燕の二刀。達磨落としのごとく崩れる魔獣と翼を目眩ましとし、飛びこんでの三太刀目は地から天への逆流で、瞬く間に魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちを肉塊に解体していく。
「ちょっと暴れすぎですわ。……みんなはこんなに痛かったんやでっ!!」
 さらにはユーベルコード『ブレイブソード』から打ち出された光輝の本流の渦が勇者の剣を媒体にその赫きと出力を遙か高みへと増幅させる。刹那――オブリビオンの視線が映したものは、揃って驚愕と絶望だけ。勇者の剣から打ち出された光線を捕捉できたオブリビオン『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちは皆無。よって奴らの命運は、その時既に決していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣等大剣で敵を攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにし敵を攻撃
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵群を倒す
守護対象がいれば武器受けでかばい、敵をおびき寄せ注意を惹いたりします
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



「錆色の嵐が、貴様らの骨身を粉砕する……!」
 仇死原・アンナ(処刑人 魔女 或いは焔の花嫁・f09978)は拷問器具『鉄の処女』をモチーフにした、鉄塊の如き巨大剣を巨大化し、猟兵から100m半径内の敵全員を暴風のような出力を持って圧倒していく。
 ただでさえも巨大な鉄塊剣が巨大化し、ユーベルコード『錆砂嵐の刑(サビズナアラシノケイ)』によって強化された武装はまさに暴力の体現。血が飛び、肉が削げ、骨ごと命を断ち切らんと交差する斬閃の砂嵐。煌めき輝く鈍色を錆色の乙女に載せながら、必滅を求める刃が驚異的な速度と威力で魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の身体を破壊していく。戦場はもはや絨毯爆撃を喰らったような有様だ。
 暴力的に駆動する高速回転のミキサーである。激しく振るわれる鈍色の嵐、驚異的な砕断装置に挟まれた存在は岩であろうと、大地であろうと、樹木であろうと、大気であろうと、木端微塵と化すまでその存在を許されない。

成功 🔵​🔵​🔴​

佐那・千之助(サポート)
「手が要るか?」
入り用ならば、なんなりと。

ダークセイヴァー出身のダンピール
困った人を放っておけない
いつも人への敬意と好意を以て接する
よく言えばお人好し。たまに騙されていることは秘密。
可愛い動物や甘いものに懐柔されやすい

戦闘は前衛、盾役向き。治療も可能。
焔(他の属性は使えない)を黒剣に宿し斬り込んだり、遠くの敵でも焔を飛ばして燃やしたり。
負傷は吸血や生命力吸収で持ち堪える

平和主義なので戦わずに済む敵なら平和的解決
かわいい敵は抱いてもふりたい
想い人がいるので色仕掛けは効かない

物語に合わせて諸々お気軽に、どうぞご自由に。
よき手助けができれば嬉しいです。



  困った人を放っておけない、いつも人への敬意と好意を以て接するような猟兵の佐那・千之助(火輪・f00454)は、屍人帝国の大軍勢が、大きな浮遊大陸にある平和な王国を攻略しようと進軍を見過ごすことは出来ず、彼らを助けるべく戦場へと馳せ参じた。
「随分と酷い有様だ、あまりにも魔獣が溢れているのぅ」
 戦場へと放たれた魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちをこのまま野放しにしていまえば無辜の住人たちがどれほどの被害を受けてしまうのか、軽く思案するだけでもあまりに痛ましい未来が容易に想像できてしまう。
「ならば――"狩る"とするしかないか」
 猟兵が手を振るうと同時に巨大化する矢の炎がオブリビオンによって放たれる。それはユーベルコード『火樹銀花(カジュギンカ)』から発現した、対敵の大きさに応じて適切に巨大化する矢。
 魔獣に相応しい姿となった、巨大な劫火の矢が大気ごと地を震わせた。ユーベルコード『火樹銀花』で強化された一撃を受け、防御も回避も能わず挽肉や消し炭と化すオブリビオンの群れ。延焼をも操るその劫火はすでに致命傷を負い、今まさに一矢報いようと反撃を試みようとしていた魔獣たちも、衝撃で吹き飛ばされその体躯を弾けさせた。

成功 🔵​🔵​🔴​

セシル・ローズキャット(サポート)
『神様なんていないわ』
『あなたみたいな人、嫌いよ。だからここで終わらせるの』

 ヴァンパイアの父と修道女の母に大切に育てられた、ダンピールの少女です。
 母が同じ人間に迫害されてきたため神を信じず人間嫌いな性格ですが、猟兵としての仕事には真剣に臨みます。
 普段の口調はやや大人びた感じですが、親しみを覚えた仲間に対しては「ね、よ、なの、なの?」といった子供らしい口調で話します。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、依頼の成功を目指して積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはマスターさんにおまかせします!



 セシル・ローズキャット(ダンピールの人形遣い・f09510)は歌声を世界に響かせる、蒸気機関式拡声器から生み出される光弾を放つ。その冴え自体も凄まじいばかりだが――そこにユーベルコード『血統覚醒』による戦闘能力が爆発的に増大が随時加わるとなれば、その猛威たるや鬼神もかくやの無双ぶりだと言えるだろう。
「させはしないわ。誰かの大切な場所を奪うなんて許せない」
 誰が見ても分かる通り、その光弾はあまりに乱戦向きだ。幾条にも迷う光線の雨は複数の外敵の『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を落とすように射抜いていく。
 セシルはまさに嵐の目であった。近づく敵を全方位無差別に薙ぎ払う群青の旋風。その征くところ、大海が割れるが如く魔獣の隊列はたちどころに潰走する。
「手癖の悪い魔獣は嫌いよ、せめて正面から向かって来て欲しいわ」
 だが相応の眼力を持つ猟兵の仲間から見れば、その優先目的は単純なオブリビオンの打倒にあるのではないと察することだろう。セシルが主に狙うところは、特定の魔獣の排除と妨害にこそある。そう『シンフォニックデバイス』が向かうのは、悉くが特定の一方向を目指す『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちのみであった。……すなわち、戦場から避難する戦う力を持たない人々を追跡するオブリビオンの進路を狙って妨害している。

成功 🔵​🔵​🔴​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルは常に中継配信+後で編集しての動画配信
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先!
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNG!

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!



「はーっはっはっは! 数多の魔獣程度のお主らが妾に勝てる道理など――」
「何一つ存在せんということを示してやろう!!」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)は己が覇者だとばかりに悠然と跋扈するオブリビオン『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと、更に大きな態度で尊大な様子で宣言していく。同時に解き放たれたユーベルコード『マックステンション・エクストリーム』により猟兵の出力を溢れんばかりに強化。
 張る臂力、避る剛力、爆発する力、力、力、カ――そう唯一、単純な筋力だけで語るなら菘こそ、この戦場で随一の実力者だ。総合力を投げ捨てた握撃を逃れる術など存在せず、同時に猟兵は密着距離で鋭爪の刃を振るい、魔獣の心臓へと突き立てる。
「はーはっはっ! この程度か? まだまだ足りん、もっと、もっと妾を昂らせよ」
 膂力によって強引に引き抜かれた心臓は四散。魔獣の鮮血が靄を舞う、大空に吹き上がり、煙る雨となりて降り頻るのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル用にばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です



「今回のお相手も随分と大物みたいだ」
 フルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)は巨大な魔獣である『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を前にしても怯むことなく、その小さな体躯からは信じられない程の力をその身に内包し、対敵を打ち倒すべく駆けていく。
「――これなら如何かな?」
 ユーベルコード『妖精さんパンチ(フェアリーパンチ)』によって、フルムは握拳による超高速かつ大威力の一撃、遥か比べ物にならないほどの巨体の魔獣へと繰り出す方策は後退でも防御でも回避でもなく、正面からの突破だ。すべての出力の己が拳へと一点集中し、守備は度外視。ユーベルコードによって臨界を突破した精密さでもって相手の攻撃に対し最大出力。――得物を砕かんばかりの威力が『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の骨の髄まで震撼させる。
「さぁ! 何度でも倒せるまで叩きのめす!」
 嵐のように吹き荒び、衝突を繰り返す拳撃の乱舞。爆発のように轟く衝撃。怒涛の勢いをもってフルムは魔獣を打ち斃していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。

クロムキャバリアでも生身で戦います。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。



「今日も元気に食べて楽しく戦おうね! 魔獣のお肉って美味しいらしいし、あなた達もちゃんと調理すれば美味しく食べられるかな?」
 非常に重く頑丈な和風の大斧『緋月』を軽々と振るう緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)は『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へとまるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り回す。――怪力無双、好戦娘が魔獣たちの牙を叩き折らんと猛進した。
「くたばれ、消え去れ、あの世の果てまで飛んでいけー! 罷迅滅追昇!!」
その様、まさに鎧袖一触。臂力増大化の星辰光によって振るわれる『緋月』が『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を打ち叩くたび、周囲には轟轟たる地響きが生じた。武器それ自体による殺傷力、破壊力もさることながら、恐ろしいのは精神に与える衝撃力だろう。
 強大な魔獣であっても、余波でさえも大気を震わせる一撃に対して本能的な恐れを抱いてしまうのは致し方ない。ユーベルコード『罷迅滅追昇(ヒジンメッツイショウ)』によって繰り出された、『緋月』による下から上に打ち上げる一撃によって魔獣たちは瞬く間に肉塊へと変えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)



「こっち! 大丈夫……必ず安全な場所まで連れて行くから」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は逃げ遅れ、戦場へと取り残された子供たちを連れて移動をしている。だが、何もかもが思うままになるはずもなく、『嵐狂鳥フレズヴェルグ』が猟兵へと追いついてしまう。
「あとはこのまま真っ直ぐで勇士の人達の所にいけるよ、ごめんね。ここから先はみんなだけで」
「……うん、でも……お兄ちゃんは……」
「安心して。これでもぼくは強いんだよ!」
 子供たちを安心させるようにロランは微笑む。それを信頼したのか子供たちはあっという間に見えなくなるまで遠くに駆け出し、『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちはそれを追いかけようとする。
「させないよ! あの子たちの所には行かせない」
 態勢を低くしてオブリビオンの体躯を躱し、地面を滑るように回り込むと天狼の魔剣『ルプス』を抜き打ち、魔獣を切り伏せる。僅か一度の交差で『嵐狂鳥フレズヴェルグ』は仲間が殺されたのを悟るが、しかし遅い。反撃とばかりに放った翼が撃ち貫けたのは残像のみ。魔獣が繰り出す攻撃の先には既に猟兵は存在せず、地を這うように疾走しながら静かに血に染まった羽根の弾雨を潜り抜けていた。
 右へ左へ、風のごとく不規則に。されど時には迅雷と化し、恐るべき緩急をつけながら。迫り来る攻撃を紙一重で探しつつ、接近と離脱を繰り返し魔獣を打ち倒していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

嘉納・日向(サポート)
アドリブ、UC詠唱アレンジ、苦戦描写等OK
エログロナンセンスな依頼はNG

人格の選択はMS様にお任せ

●キャラクター
口下手で無愛想、生真面目な主人格「日向」と
人懐こく能天気、ウェイ系コミュ強女子な副人格『ひまり』
人格双方は女子高生の親友同士といった関係
脳内でよく賑やかな漫才をしている

「マジで?」「ないわぁ」「ふざけんな」等、双方とも切羽詰まれば敵に荒めの啖呵切ったりディスる気概あり

●できること
バロックレギオン(闇の塊)による隠密・不意打ち
各種近接武器を使用した接近戦
銃も一応使えるけれど、慣れてはいない
戦闘外では探索や推理に真面目に参加

●やらないこと
他の猟兵に迷惑をかける行為、公序良俗に反する行動



「いきなりの不意打ちって……あぁ、そういうことね!」
 突如、全身を触れたモノを切断する狂風の渦で覆って突撃をしてきた『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の不意打ちを容易く防いだ、嘉納・日向(ひまわりの君よ・f27753)。それはユーベルコード『天啓(インスピレーション)』によって生み出された回避、数多の魔獣と猟兵1人という圧倒的不利な状況を怜悧な瞳で見切り、予測し、理解。
「そう、ここで動きが止まる。予想通り」
 そう猟兵が呟き距離を詰めた刹那、可愛くも殺傷力の高いチェーンソー剣が振るわれると――魔法のように首が飛んだ。ユーベルコード『インスピレーション』は予備動作から攻撃の軌跡を予測し、的確な防御の体勢を取っても、圧倒的な先読みの力だけで崩される。哀れな事に全てを防ぐような防御方法をオブリビオンは持ちあわせていない。どのような行動を取ろうとも、隙を晒した場所へチェーンソー剣が振るわれる。そうして恐ろしいほど綺麗な断面を晒しながら、真っ二つに両断されていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
 サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写していただけるとありがたいです。ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的な特徴として「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
よく使う武器は「大天狗正宗」「千子村正権現」「鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!



「……数も多い上に、魔獣というだけあって個々の力も侮れませんね」
 業物とされるサムライブレイド『千子村正権現』を徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)の一閃――抜き放った刃により、荒れ狂う暴風の渦を両断した。射線の見切りは完璧だ。刀身から腕に伝わる衝撃も決して予想を上回らない。柄を握る両手に力を籠めながら、これが偶然でないのだと証明すべく更に踏み込む。斬鉄、並びに回避、螺旋の軌道で渦巻く四方八方の暴風を捌き、家光は直撃するものだけを取捨選択して切り伏せる。
「しかし――もう通じませんよ。呼吸は既に覚えました」
 回避に専念してきたのはすべてこのためだったと知れ。不規則で一定しない筋肉の躍動と、射抜くように鋭い魔獣の視線から次の動きを予測。ユーベルコード『剣刃一閃』を解き放つことで『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を防御に用いた両翼ごと、並外れた脊力によって『千子村正権現』が煌めきバターのように裁断した。

成功 🔵​🔵​🔴​

リーヴァルディ・カーライル(サポート)
「…今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命よ」

故郷のダークセイヴァーで主に活動する吸血鬼狩り
他世界の知識に疎く、最初は様子見に徹して見切り戦闘知識を蓄積する

必要に応じ「精霊石の耳飾り」に各属性の精霊を降霊し、
第六感的な精霊の視力を借りて暗視や索敵を行い、
攻撃は「写し身の呪詛」を乱れ撃ち無数の残像で受け流して回避する

「…もう十分ね。おおよそ解ったわ」

闇や霧の「精霊結晶」を投擲して戦場を闇や濃霧で覆い、
視界を遮り集団戦術を乱して体勢を崩した処で、
選択UCを発動して敵陣をなぎ払う

「…お前達などよりヴァンパイアの方が遥かに手強い」

「…さあ、吸血鬼狩りの業を知るが良い」



「……今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命よ」
 まさしく屍人帝国の大軍勢が、大きな浮遊大陸にある平和な王国を攻略しようと進軍している予知はリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)にとって見過ごせるような状況ではなかった。
「魔剣錬成。魔獣を打ち斃す刃をこの手に――!」
 ユーベルコード『吸血鬼狩りの業・錬剣の型(カーライル)』が解き放たれると、精霊石の耳飾りを媒介に属性剣が生み出される。『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の繰り出す触れたモノを切断する狂風の渦をすらも取り込んだその属性剣。巻き起こる絶大な破壊の大瀑布、暴風の多重奏を前にもはや相性も糞もない。
「操れるのは1つだけじゃない、炎よ、大地よ!」
 破壊の多重奏はさらに幾重の属性がその暴風を更に暴力的に加速させた。飛び散る岩と渦巻く熱風に身を焼かれ、飛び交う砕けた骨と肉片にオブリビオンたちの身体は裁断されていくのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

緋神・美麗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
技能を駆使して命中と火力を底上げした範囲攻撃UCを選択して使用
数>命中>威力の優先順位でUCを選択



「いきます――完全開放、天魔滅雷!」
 数多の魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を前にした緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)はユーベルコード『雷天使降臨(モード・バラキエル)』により、即座に雷を物質化し衣装と翼に生成して纏った姿に変身し、サイキックエナジーを雷に変換して極限まで圧縮形成した実体を持たない剣『ライトニングセイバー』の威力増強と、雷で生成された光の翼により臨戦態勢にシフトする。飛び散る火花は電光で、鳴り響くライトニングセイバーの衝突音は雷鳴もかくやとばかりに荒々しかった。
「逃げても無駄です、はぁぁぁっ!」
 瞬く間に方向を変えながら横殴りに叩き付ける雷に変換して極限まで圧縮形成した実体を持たない剣の聚前に加え、それを防いだ間隙を縫うように放たれる雷撃もまた致命の威力で襲い掛かる。ただ翻弄されるしかないこの状況は、雷雲の中へと突っ込んだ木切れも同然だろう。ただでさえ圧倒的な出力は以前よりもさらに凄まじさと、制圧力を増していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオン(最後の一体)に止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。



 ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)のどこからともなく取り出したカードは放物線を描いて、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと迫る。野生の勘なのか、魔獣のオブリビオンは超反応を見せて血風の刃で刺客に向かって放たれた魔法のカードを打ち落としてみせる。
「へぇ、でも――たとえ破いても、まだ出てくるよ?」
 先ほど放った攻撃はユーベルコード『魔法のカード(マジックカード)』により生み出された切断属性の魔力を固めたカード。つまるところ、いくらでも補充が出来る訳で魔力のカードと血に染まった羽根から獲物を追尾する血風の刃の応酬は一秒ごとに数を倍加させていき、互いに一歩も引く様子がない。放つ、放つ、放つ、放つ――放って放って放ち刻み合う。亜音速に近い速度で強襲する魔法のカードがついに『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の対応を打ち破って、魔獣を次々と切り刻んでいく。血飛沫は戦場に溢れて花吹雪が如く乱れ舞ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

仲佐・衣吹(サポート)
オルタナティブ・ダブル発動!

それじゃ行ってみよー!
分身は僕ことベスト
ルーンソードやカルテを使って精霊属性の連携技で戦うのが好きだよ
僕が先に水属性で戦場をずぶ濡れにしていくから
続けて氷属性でガッチリ固めて動けなくしちゃうってのはどうかな?
愉快な敵だともっと楽しいよね
遊んでるように見える?
僕が一番本気が出せるのは、楽しくて夢中な時だよ!

足ひっぱんなよ!
本体はオレことサーベル
まぁ悪かねぇな
それでも逃げるやっかいなヤツは、ハサミ撃ちで即ぶった斬ってやろうぜ
んくらい根性あるヤツがいなきゃ、オレも楽しめねぇからな

使う精霊属性は敵に合わせて変更可
使うアイテム技能も好きに選んで下さい



「はっ! 随分と大勢の魔獣だな、食べ放題とは嬉しい限りだ」
 戦闘狂のサーベルの人格を表に仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)は出すと、諸刃の短剣を二刀携えて『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと駆け出した。
 諸刃の短剣の二刀を巧みに操り、獣が如く疾駆。前後左右の魔獣を乱れ切る剣閃の軌跡はまさに変幻自在だ。片手の指の数を超えるオブリビオンの中、サーベルは天賦の感覚と実戦で身に染みついた動きだけで幾度もの死線を潜り抜ける。
「はっはっはっ! こっちだ! こっちだ! もっと愉しませてくれ」
 加速を重ねる超高速の八艘飛び。上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視するようにあらゆる向きへと"足場"を蹴り跳ねる。移動の軌跡はまるで稲妻だ、ジグザグに折れながら虚空を駆けるサーベルは今や、強引に『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の知覚限界を振り切り、オブリビオンの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

秋枝・昇一郎(サポート)
口調 男っぽい(俺、あんた、だ、だぜ、だな、だよな?)
時々 ツッコミは勢い良く(オレ、お前、か、だろ、かよ、~か?)

ユーベルコード「フルアームズ・レイン」で範囲攻撃し、敵集団に打撃を加える。
その他、詠唱グレネードを投げ込んで破壊工作・地形破壊で足場を崩す・地形を破壊して味方を有利に導けるならそちらも上手く活用する。
敵の撃ち漏らし等があり、それによる悪影響が出そうなら「黒影剣」でスニークアタック気味に敵にトドメをしていく。

負傷して倒れた味方が居た場合は戦場外へ引っ張り出す等の行動も挟む。
他の猟兵の邪魔にならない程度に、をモットーに。

※アドリブお任せ歓迎ですが、
公序良俗に反する行動はしません。



「戦闘における最善手ってのは――警戒される前に、真正面から最大火力をぶち込むのが一番強いんだよ」
 開口一番、実直な造りの西洋剣型詠唱兵器『カッツバルガー』をまるで嵐のように振り回し、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと無呼吸の止まらぬ連撃を重ねていく。それほどまでに膂力に任せた暴力的な攻撃にさえも、『カッツバルガ』は名称拝借元の名の印象通り”少々”強引な使用にも耐えてくれる。
「釣りは不要だ。全部残さず持ってけ……ッ!!」
 そして解き放たれたユーベルコード『フルアームズ・レイン(アカジカクゴノダイホウシュツ)』によって生み出された武装の全力攻撃。臂力増大化のユーベルコードによって振るわれるが魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を打ち叩くと、周囲には轟轟たる地響きが生じる。総合力を投げ捨てた斬撃を逃れる術など存在せず、その一撃はまさに致命。得物を砕かんばかりの威力がオブリビオンの骨が髄まで震撼させ、肉を裂く音響が轟いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 降り注ぐ橙色の雨、反射的に頭上を見やった視界へ、無数の薔薇の花びらが空から降り注いでいるのに気付いてオブリビオンは背を震わせる。
「―――さぁ、数多に咲き誇りなさい!」
 それはユーベルコード『夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(ローズ・ワルツ)』。数多の武装をオレンジ色の薔薇の花びらに変え、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)は魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと繰り出しされた致命の一撃。
「あらあら、逃げても無駄ですわよ」
 読み通り、全速力でその場から離脱を試みた直後――発動するオレンジ色の薔薇の花びらの焼夷弾。吹き荒ぶ不条理な暴力の嵐は付近にいたオブリビオンを一瞬にして葬り去り、陣列を崩壊させた。さらに間髪を入れず武装を再び装備したローズは、すぐさま残党の掃討へと移行する。薔薇の精霊の魔法力を宿した銃『プリンセス・ローズ』の旋風を止められる者は一人もいない、ユーベルコードから続いた武装の鏖殺はあまりに完璧だったのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ノエル・スカーレット(サポート)
アドリブ&他の猟兵さんとの連携大歓迎。
性的描写NG

世界を飛び回るチビッ子ダンピールです。
吸血衝動はほぼなく太陽へっちゃら、お菓子が好きで、虫が嫌い。
色々な事件に首を突っ込みスカーレッド・ノヴァをぶっぱなします。
(ぶっぱなさなくてもOK)


基本的にいい子なので首を突っ込んだ事件やイベントの解決や成功の為に積極的に行動します。

戦闘は残像を伴う素早い動きから大鎌でなぎ払い攻撃したり。
ユーベルコードをご自由にお使いください。

記載がない部分はマスター様におまかせでお願いします。
自由に冒険させてあげてください。



 全身を触れたモノを切断する狂風の渦で覆い、戦場を駆け回る魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』。オブリビオンは直線と曲線を交え、そして虚実を混ぜた高速移動で猟兵をかく乱し、突如の奇襲を仕掛けていく。

「――その攻撃は私に届きませんよ」
 そんな必殺の奇襲は脆くもノエル・スカーレット(チビッ子ダンピール・f00954)は並外れた予知能力――ユーベルコード『絶対回避(ゼッタイカイヒ)』から導かれた戦闘者の思考回路が、狂風の渦の発生に先駆けて既に自らの行くべき道を猟兵の中に示していた。
 回避と同時のすれ違いにと放たれた抜刀術めいたロシア語で嘴という意味の名を持つ大鎌『клюв(クリューヴ)』の一閃が、狙い澄ましたように魔獣の翼を見事に断ち切る。圧倒的なその判断力と決断速度、いかに魔獣として優れた超感覚・反応を持っている『嵐狂鳥フレズヴェルグ』だとしても追いつけるはずもない。余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力の衝撃音を響かせて、魔獣を真っ二つに切り伏せたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「私の出番? それじゃ全力で行くわよ。使えるものは何でも使わせてもらう。――魔法もお手の物よ」
 ユーベルコード『黒魔術の覚醒(クロマジュツノカクセイ)』を解き放つと同時に、轟木・黒夢(モノクローム・f18038)は全身を漆黒の魔力を持つ身体に覚醒して魔法少女に変身し、戦闘能力が爆発的に増大せた。突く、殴る、振り回すといった闘争本能に直結した原始的な格闘の動作に、そのまま漆黒の魔力の殺傷力が付随する。類い稀なる戦闘センスを持ち合わせる猟兵が使うなら、これほど厄介な代物もないだろう。
「――はぁっっっ!」
 血が飛び、肉が削げ、骨ごと命を断ち切らんと交差する乱打の嵐。漆黒の魔力を拳へ載せながら、必滅を求める一打が驚異的な速度と威力で魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の身体を破壊していく。凝縮した漆黒の如き拳でオブリビオンを滅多打ちにする様はどこまでも圧倒的で、だからこそ――原始的で合理的。圧倒的な武力を持って魔獣を猟兵は打ち倒した。

成功 🔵​🔵​🔴​

桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「よーし、私の出番だね! この槍はただ振るうだけじゃなくって、こんな使い方もあるんだよ!」
 桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)は手にした宝槍を構え、全身の魔力を『緋桜の宝槍』へと注ぎ込む。――そして、流星群は発動した。柄の部分に緋色の桜の意匠が凝らされた小型の槍『緋桜の宝槍』から放たれた光の豪雨が雪崩のように魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』へと降り注ぐ。
「いっけーーー!! そのまま倒しちゃうよ!」
 穂先から殺到した無数の煌めきは圧倒的な魔力を出力と変えた魔力の光線、それは一条一条が灼熱する閃光の槍であり、展開するオブリビオンを問答無用で串刺しに。
 血に染まった羽根から獲物を追尾する血風の刃で打ち返すように対抗を試みるが、猟兵の生み出した灼熱する閃光の槍はその完全な上位互換として君臨していた。一条一条の威力がより強大であり、正面からぶつかれば血風の刃の純粋なる力を灼熱する閃光の奔流をもっておしきると、魔獣を次々と焦がしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。



「――データ収集完了です。後は実践で証明するだけです」
 エリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)は電脳ゴーグル拡張用の高性能アプリによる超高速演算で『嵐狂鳥フレズヴェルグ』が行う攻撃のシミュレーションを完了させた。数多に打ち出された血に染まった羽根から獲物を追尾する血風の刃をへと、媒介道具より放った閃光でオブリビオンの視界を奪い上体を反らすことで間一髪で攻撃を避けた。
「そして、ここで隙を晒すのも予測していました」
 回避と同時、さっきまで立っていた場所を熱波の衝撃が嬲り尽くす。鼓膜がイカレるような轟音の正体はエリカの内蔵兵器だ。ユーベルコード『ヴァリアブル・ウェポン』は、魔獣が繰り出す攻撃の切れ間へと的確に撃ち込む。魔獣の一群を猟兵はその乱れ打ちで、次々に絶命させていく。それらの攻撃は一つ一つが狙いすまされた一撃必殺。一匹の魔獣に対してこっきり一度、確実に生命活動を砲撃を見舞っていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 想像力に応じ多大な破壊力を得るエクリプスを手に嵐狂鳥フレズヴェルグへと立ち向かう猟兵は禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)。
「――ん、倒すよ。クロエのこの槍で」
 固く、硬く、堅く、強く――どこまでも頑強に研ぎ澄ませる想像力と猟兵の魔力。熱した鉄に幾度も槌を振り下ろすかのように、日食の名を持つ闇の属性を秘めたアリスランスを想像力が鍛え上げる。
 そこに迷いもしなくば焦らない。針の穴を通すような精密さで防御の隙を縫い、狙い澄ましたアリスランスの突撃が相手の顎を打ち上げた。言わずもがな、いかに強大な魔獣であろうとも生命体として当たり前のルールは変わらない。震動が直に伝われば意識が一瞬飛ぶという、当然の原理を卓越した技巧により実現。
「出来ると強く信じられることなら、クロエに出来ない事なんてないよ」
 無駄や余分など一切なく、呆れるほど的確に頸椎だけをエクリプスが切り離して血の噴水を生み出していくのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

虹川・朝霞(サポート)
二つの故郷(UDCアースとカクリヨファンタズム)をふらふらしていた竜神。救援要請あるところに行くように。
自分が電脳魔術士であることをよく忘れます。

基本は慈悲を持って接するため、口調は丁寧です。
怒りを持ったときのみ、『阿賢賀水神』に戻ります(口調『遥かなる水神』)
なお、装備品の鉄下駄はUDC圧縮体のため、超絶重いです。鉄って言い張ってるだけです。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はいたしません。
あとはおまかせします。よろしくおねがいします!



 剣戟一刀――雷鳴のごとき空間をも切り裂く黒い刃もつ蛇腹刀『紫雲刀』の一閃が魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』の翼を穿ち抜いた。動きの軌跡は一直線、放った刃は鋼の牙突。驚異的な踏み込みによる加速を果たし、豪胆にも真っ向から敵手の血肉を貫通させる。
「流石は魔獣、想像以上に生命力が高い。一撃で落ちないとは意外でした」
 それは無骨で、余分がなく、ゆえに何より効率的な一撃だった。水神という長い年月の上に練り上げて基本を極めた攻撃は鋭く速く雄雄しく熱く、そのまま虹川・朝霞(梅のくゆり・f30992)の本質を体現しているとかのようだった。
「ならば火力をあげるとしましょうか。――雷は炎となりて」
 ユーベルコード『霹靂(ヘキレキ)』強化された紫雲刀を無敵の矛と化し、稲妻のように疾駆しながらオブリビオンを血祭りに上げていく。紫雲刀から出るオブリビオンのみに落ちる雷により生み出された、目にも止まらぬ鎌鼬が一気に嵐狂鳥フレズヴェルグの首を刎ね飛ばしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

大空・彼方(サポート)
《アドリブ、連携、苦戦描写、UC詠唱変更、その他何でも歓迎です》
「はじめまして。今回バックアップに回る舞姫です。未熟者ではありますがなんなりとご用命ください。」
UDC組織に所属する新人猟兵。戦闘経験は豊富。
一人称:私
口調:敬語で機械的
性格はクールでマイペース。そしてドがつく程の面倒くさがり。一見、常識人で冷静沈着に見えるが、どこか天然なところがある。獲物は日本刀。
前衛であれば未来視を用いて舞うように敵の攻撃を引き付けながら隙を伺う。
後衛では異界召喚により援護と回復役をこなす。
UCは指定した物をどれでも使用可能。基本的に情報を収集し、慎重に行動。命令や指示には忠実に従い他の猟兵をサポートします。



「光すら飲まれる深海。破滅を唄う人魚。赤く輝く凶星は、封じられし水神を呼び起こす」
 ユーベルコード『魔術・水神の先触れ(マジュツスイジンノサキブレ)』によって、見えない不壊属性の狂気を帯びた触手は大空・彼方(眠れる神の巫女・f33087)に従属する下僕であるかのように空中で流動している。
「――喰らえ、インビジブルテンタクル」
 そして、狂気を帯びた触手の動きが急激に加速した。大蛇の如くのたうちながら、幾つにも枝分かれして魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』たちを襲う。
 直線的に襲ってきた触手を血に染まった羽根から【獲物を追尾する血風の刃で薙ぎ払うが、流体の如き触手対しての斬撃は虚しく無効化される。その上、触手は両翼に絡みつきながら腕から肩を這い登っていく。
「あなた達を倒すのに――刃なんて必要ない」
 オブリビオンの頭部が丸ごと、流動する狂気を帯びた触手に包まれ金魚鉢の如く封印されてしまったのだ。呼吸手段が強奪され、まとわりつくを不壊の触手はもはやどのような手段でも取り除くことも出来ず、成す術なく斃れたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「狐火の炎で燃やしちゃうよー!」
 降り注ぐ狐火の炎が雨は十重二十重と連携を組み押し寄せてくる。躊躇なく個別に操作の炸裂が繰り返される炎弾散華。その脅威を前にしては、安全な距離という概念は存在しない。生半可な迎撃で打ち返そうとするものならば、複数合体で強化によって巨大化した狐火の炎は血に染まった羽根ごと焼き尽くし、魔獣の本体へと喰らいついては延焼を重ねて行く。
「まだまだー! 遠くの相手だって、狙えちゃうんだから!」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)のユーベルコード『フォックスファイア』による攻撃の利点はそれだけではない、炎の礫は本来の性能ならばありえない精度と速度でもって、激しい螺旋を描きながら飛来することで更にその炎そのものを巨大化させ、性能本来の有効射程外から貫通した射撃を可能としている。戦術レベルとしても最高峰の腕前を見せる猟兵を前に、為す術無くオブリビオンたちは一人また一人とその数を減らしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

推葉・リア(サポート)
色んなゲームで推しキャラを育成して愛でるのが好きな妖狐

基本的に人がいいので命や心を大事に行動し相手の心に寄り添おうとする、例えそれが敵であっても(倒すときはしっかりと倒す)
あと結構関係のないことも考えたりもしたりもするがやるときはやる

各ゲームの推しキャラ達の召喚と自分の狐火を使う戦闘スタイル
基本的には推しキャラ達が戦い自分は狐火での後衛攻撃やサポートに回ることが多い
状況によっては相手の属性や戦闘スタイル又は戦場に有利な推しキャラの選んで喚ぶ
推しキャラが動きやすいように自分を囮にすることも
推しキャラを呼ぶと不利又エログロ場面になりそうなら絶対に喚ばないし自分だけで戦う

共闘OK
過剰なエログロNG



 手の甲に『105』と刻印された戦闘に特化したゲームの推しキャラクターを推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)は召喚した。その数字の通り、顕現したその推しは彼女が生み出さす事が出来る最高峰の戦闘スペックを有した存在だ。
「やっぱり騎士は戦場に立ってこそよね。この街の人たちを守るためにも力を貸して」
「―――承知しました、我が姫に勝利の剣を」
「はぁぁ~~~! はぁ〜何度聞いても、好き! 大好き! ありがとう!」
 推しに対して可笑しげに笑う猟兵の姿は、まるで無邪気な童女のように捉えどころもなく軽やかだった。しかして、ユーベルコード『バトルキャラクターズ(オシキャラクターショウカン)』によって生み出された騎士はまさに絵物語が如く、ひたすらに圧倒的な武威を見せつけながら、魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を圧倒していく。
 リアが活躍を際立たせるためにと放った神秘的な後光を背負い、無辜の民を守る騎士は一般人のみならず勇士たちにも一定以上の心理効果を生んでいた。
「そうよ! イケメンが活躍する姿は――単純に格好いいの!!」
 その勇ましさ、神々しさ、理にそぐわないと侮るなかれ、この手の容姿は実際の優劣以上に戦意高揚を高めてくれる。頼れる美男子の活躍は強烈な戦術的優位性を生む重要な演出だった。
 こうして無事に魔獣たちを退けた後も高い戦意を保っていたのは紛れもなくリアの推しの活躍があってこそだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ブレイドホーク』

POW   :    テイルブレイド
【尾の先端の刃】が命中した対象を切断する。
SPD   :    ホークフェザー
【羽ばたきと共に、刃の如く鋭い羽】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    ホークウインド
【力強い羽ばたき】によって【強風】を発生させ、自身からレベルm半径内の味方全員の負傷を回復し、再行動させる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「魔鷲、墜ちなさい。正規軍は回避と攻撃に専念を!」
『アプロディーテ・フューチャーサイト』で1分先の敵の攻撃を指示しながら『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』で識別パルスを付けて『フルバースト・マキシマム』『アルテミス・レーザー』で射撃を仕掛けて『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』を召喚して、敵の避けれ無い攻撃を『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で空間飛翔して避けて『三女神の加護と粛清を』で敵のUCを封印/弱体化させます。

『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で最適して『アストラル・エレメント・ヴェール』『ヘラ・エウピション』で猛攻を!



「魔鷲、墜ちなさい。正規軍は回避と攻撃に専念を!」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は開幕から、欠片の油断もすることなくユーベルコード『アプロディーテ・フューチャーサイト』でまるで1分先の未来を見てきたかのように、魔獣『ブレイドホーク』の攻撃を予想。身体に装備すし携行型の肩部や胴体に搭載する、超大型のレーザーキャノンよって、識別パルスを付けることで力強い羽ばたきよる強風を発生させ、縦横無尽に戦場を駆け巡る『ブレイドホーク』へと的確な狙いを定めていく。螺旋の機動めいて自由自在な軌道を描き、吸い込まれるように『ブレイドホーク』へと砲撃は吸い込まれ、着弾と同時に爆ぜて鮮血の瀑布を戦場へと散らせていく。

「――既にあなたたちの動きは見切りました」
 判断力と先読みが異常なほど正確無比に向上していた。こちらの心でも読んでいるのか、反撃をしかけようとした瞬間に『ブレイドホーク』のその初動から潰される。異能とよべるべき先読みのユーベルコードが発動されている。既に見ている景色を間違える程、猟兵は甘くは無い。オブリビオンが攻勢に転じようと奮起すれば、動く腕を穿たんと狙いを的確に定めたレーザーキャノンの射抜きが発射される。
 魔獣にとってはとにかくすべてが完封されて、何もさせてもらえないのだ。攻撃、防御、回避のどれもが猟兵の機械じみた射撃に追いつかない。まさに嵌め殺しと言う他なく、未来予知じみた制圧力に『ブレイドホーク』は追い詰められていく。視線から行動の予測を確認。筋肉の軋みから動きの出始めを。呼吸の隙間を綺麗に埋めるような絨毯爆撃をもって、オブリビオンは何も出来ずに追い込まれていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋月・那原
*絡み・アドリブOK

POWで行動

んで、次はブレイドホークっと……
今度はfind myself(キャバリアの名前)に乗り込んで空中戦といくか!

【エアロドライブ】の効果は[EPメガスラスター]の出力を上げて[105mm戦車砲改]の砲弾の装薬を増やす感じだ
それで飛び回って死角からズドンと《零距離射撃》して逃げる一撃離脱戦法をとる
尻尾が当たると怖いな。よく注意して避けないと喰らいそうだ……

ラストは目ン玉に一撃喰らわせたいんだが……
おぉい正規軍の連中! なんでもいい、ちょっと注意を逸らす事ってできないか?
陽動を頼んどいてあれだが、自分らが死なない程度にヤツを惹きつけてくれ
あとは俺がなんとかするわ!



「――んで、次はブレイドホークっと……」
 魔獣『嵐狂鳥フレズヴェルグ』を見事に倒しすと秋月・那原(Big Cannon Freak・f30132)は僅かな休息すらも取らずに、次なる強敵の同様の魔獣である『ブレイドホーク』の元へと、先ほどまで巨大な武器の形状を取っていたクロムキャバリア『find myself』を元の姿へと戻し、乗り込み王国の正規軍たちが食い止める戦場へととんぼ返りをする。
「よし、見えてきた……どうやら苦戦しているようだが、安心しな! 俺がきた!」
 瞬間移動じみたスピードの突進から繰り出される、クロムキャバリアの無数の乱打、そして落下速度を乗せた薙ぎ払いで早速道を切り開く。

「といっても……このまま囲まれると戦いづらいな、普段通りヒット&アウェイでいくぜ! それが俺の戦術よ」
 ユーベルコード『エアロドライブ』により、クロムキャバリアの背面に取り付けられた大型の推進飛行装置の出力が上がり、純粋にそのまま性能の飛躍を推進力へと転換する。繰り出された疾走は超高速の空中で繰り出される八艘飛び。上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと墜ち続けていた。移動の軌跡はまるで稲妻だ。
 ジグザグに折れながら空中を駆ける猟兵のクロムキャバリアは今や、尾の先端の刃で狙いを定める事が出来ない程に強引に魔獣『ブレイドホーク』の知覚限界を振り切りつつあった。当然、ここまできてしまえば姿を捕らえきれないのだから、その全てが死角と呼ぶに相応しい。超至近距離へと間合いをつめ、クロムキャバリアに搭載できるよう魔改造された戦車砲『105mm戦車砲改』がオブリビオンへと直撃。

「おぉい正規軍の連中! なんでもいい、ちょっと注意を逸らす事ってできないか?」
「任せてくれ、アンタが来てくれたおかげでなんとか余裕が出来た!」
「それじゃあ……陽動を頼んどいてあれだが、自分らが死なない程度にヤツを惹きつけてくれ、あとは俺がなんとかするわ!」
「――いや、ここは俺たちの大切な故郷。命がけでもアイツの動きを止めて見せる、だから……頼む、猟兵!」
「へぇ、そういうの嫌いじゃないぜ。任せろ、つっても死なせる気はないけどな」
 王国の正規軍たちは集団で槍を構える、次々と魔獣へとその穂先を突き刺していく。魔獣『ブレイドホーク』もまた死ぬわけにいかないと、尾の先端の刃を振り回して正規軍たちを切り刻んでいく。
「ここだぁっ――!」
 それでも一歩も引かない彼らの陽動に答えるように那原が放った弾丸はオブリビオンの頭部を見事を射抜く、余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力の轟音を響かせ、魔獣の息の根を止めたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

緋神・美麗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
技能を駆使して命中と火力を底上げした範囲攻撃UCを選択して使用
数>命中>威力の優先順位でUCを選択



「まだまだ魔獣たちは途切れないみたいね、――チャージ、セット、いっせーの!!」
 次なる相手の魔獣ブレイドホークたちへと、緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)は巨大な鉄塊を射出していく。それは凄まじい速度でオブリビオンへと飛来、知覚速度を凌駕するその一撃は対敵の身体に吸い込まれるように炸裂し、その身体を轟音と共に抉り取っていく。

「どう? 私特製の鉄球は、避けられるものなら避けてみるといいわ」
 そう、解き放った鉄球はなにも力任せに放っただけではない、ユーベルコード『超巨大電磁砲(ハイパーメガレールキャノン)』によって射出された巨大な鉄塊は、彼女の生み出した電磁によって超加速、魔獣の優れた知覚ですら圧倒する速度と出力へと至ったのだ。破滅の光が閃き、防御も回避も許さぬ一撃がブレイドホークたちの肉体を抉り取る。全身の骨を砕かれ、内臓を攪拌され、意識はもはや断続的、対敵を殲滅するまで何度も猟兵は鉄球を放ち続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
 妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「この力を以て、天地の嵐を征しましょう」
  魔力を込めて撃つことも可能な聖なる力を持つとされる樹木から作られた大きな弓『聖樹の大弓』がユーベルコードによって、破城弓モードに変形していく、もとよりロングボウであったその武装が更に強大なものになったため、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)の移動速度は大幅に低下してしまうが、猟兵にとってそれは大きな問題にならない。それ以上に飛躍的に向上した攻撃力と射程距離と連射速度とホーミング力がこの場においては最も重要な要素なのだから。

「――これが私の猛る弓、天の嵐(テンペスト・バリスタ)」
 かくして、流星群が解き放たれた。戦場を遍く覆い尽くす魔力で作られた聖なる光の矢が、豪雨は雪崩のように魔獣『ブレイドホーク』へと降り注ぐ。スピネルから殺到した無数の煌めきが、一帯すべてを蹂躙する。それは一条一条が灼熱する聖なる槍のようであり、展開する機オブリビオンを問答無用で串刺しの屍に変える神威の裁きに他ならないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・彩華(サポート)
 羅刹の妖剣士×宿星武侠の女です。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 普段の口調は「我が道を行く姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」「仲間にはフレンドリーな姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」

自身が支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂、頭脳派で行動に穴があるようで抜け目が無い。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と娘がいる。


 ユーベルコードは指定した物を使用、怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!



 力強い羽ばたきによって強風を発生させながら負傷を回復するだけでなく、ブレイドホークは機動力をあげて正規軍の騎士たちへを追い詰めていく。どれだけ攻撃を与えても、魔獣の治癒能力に追いつかずじり貧を繰り返していた戦場に濃密な呪詛が吹き荒れる。奇しくも吹き荒れる強風がその放散の手助けをしてしまう。
 七星・彩華(狂い咲く呪詛の華・f32940)のユーベルコード『怨恨呪詛(オワラナイキョウフ)』によって、魔獣を飲み込んだ恐怖が妖刀や魔剣とは似て似つかぬ常闇の呪詛で鍛えられた刀『呪詛刀・常闇』は負の感情によってその力を飛躍的に向上させていく。猟兵は駆け出し、磨き上げた出力をオブリビオンへと抜き放つ。
 ――炸裂する火花、交差する殺撃、弾け飛ぶ血肉、乱れ舞う赤黒い死の気配。怒涛の勢いで襲来する恐怖の多重衝撃連奏が対敵を滅びの渦へと飲みこむ。オブリビオンを圧倒する恐怖の渦であったが、正規軍たちにとっては真逆の評価。頼れる味方の活躍は強烈な戦術的優位性を生む有用な演出だ。ただ魔獣を討伐するだけでなく猟兵は士気を底上げしながら戦線を押し返していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラハミーム・シャビィット(サポート)
 シャーマンズゴーストのUDCメカニック×戦場傭兵、25歳の男です。
口調は、掴みどころの無い変わり者(ボク、キミ、デス、マス、デショウ、デスカ?)

人と少しずれた感性を持っていて、面白そうならどんな事にも首を突っ込む、明るく優しい変わり者です。
戦闘時にはクランケヴァッフェや銃火器の扱いは勿論、近接格闘術のクラヴ・マガなどでド派手に暴れ回ります。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 猟兵は自らの手や足に生えた、鋭く頑丈な黒い爪を駆使し戦場を駆けまわる。ブレイドホークはもまた自ら持つ羽ばたきと共に刃の如く鋭い羽が放たれるも、ユーベルコード『高爪然爪(タカガツメ・サレドツメ)』により性能を引き上げたれた鉤爪が容易く切り裂く。もはやどちらが魔獣と言うべきか怪しい境地までラハミーム・シャビィット(黄金に光り輝く慈悲の彗星・f30964)は到達している。
 獣じみた思い切りの良さと鋭さが鎌鼬のように襲う。踏み込みの鋭さと躊躇のなさ、さらには猟兵としての冷静な判断が両立。両腕の鉤爪を巧みに操り、獣が如く疾駆。前後左右の敵を乱れ切る斬閃の軌跡はまさに変幻自在だ。無数に魔獣が入り混じる中、猟兵は天賦の感覚と実践で身に染みついた動きだけで幾度もの死線を潜り抜ける。両拳と結合した凶悪な漆黒の鉤爪と、使い手たる猟兵との相性もまた当然抜群。
 突く、殴る、振り回すといった闘争本能に直結した原始的な格闘の動作に、そのままユーベルコードの強化という殺傷力が付随する。野獣めいた戦闘センスの主が使うなら、これほど厄介な代物もないだろう。オブリビオンはもはや格上の存在となった猟兵にただただ圧倒されていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

隣・人(サポート)
『隣人ちゃんは隣人ちゃんですよ隣人ちゃんと呼んでくd』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × ナイトメア適合者
年齢 23歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 実は奴隷だった ハイテンション! いつも笑顔 刺激に敏感
口調 ビハインド(自分の名前+ちゃん、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)
本音で話す時は 収容違反(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
人型のオブリビオンが相手だと三半規管を狙います
それはもう執拗に狙います
相手が『見せられなく』なるまで

真の姿の際は『殺人』特化
普段とは違い、シリアスな感じでお願い致します



 単純で重い高速回転するコーヒーカップ触手付きが、一帯すべてを蹂躙する。それは圧倒的な質量を持つだけでなく『六六六番外・隣人地案流殺人技芸・撲圧一撃回々繰ル(ロクロクロクバンガイ・クルクルクルクルクルウルウ)』であり、強度という面でも最高峰の武装である事に違いが無い。地面に蜘蛛の巣状の鱗が刻まれ、その中心で触手に絡みとられ叩き落とされ一様にもがく魔獣のオブリビオンたち。
 隣・人(🌈・f13161)に斃すべき障害と定められたオブリビオンは、身じろぎ一つなく圧倒的な暴力に飲み込まれ、怒涛の衝撃に反撃にと振るわれた尾の先端の刃も虚しく、ただただ押し流される。純粋に質量で押しつぶされるというのは、どうしようもない程に単純な格付けだ。こうなってしまえば余程の鬼札でもなければ戦況をひっくり返すことは出来ない。故に猟兵の強靭な膂力をもって発生した物理的破壊力は単純にして強大無比。衝撃波と轟音を戦場の半径数キロメートルまで響かせつつ、再び高速回転するコーヒーカップがオブリビオン焼滅させんと放たれたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ユーリィ・ミニットマン(サポート)
招集に応じ馳せ参じた。魔獣狩人のユーリィだ、宜しく頼む。
相手は魔獣か?それともそれ以外か?
いずれにせよ、全力を以てこの狩りに臨もう。

オレの主な武器は、鋸鉈に散弾銃──一般的な狩人の装備だな。何方も射程は短いが、補う為の狩道具もある。
例えば、この小型天使核を内蔵した変形式の罠は浮遊させることが出来る。飛ぶ相手に対しては空中機雷の形として運用することが多いな。

それに、攻撃が届かないなら近づけばいいだけの話さ。そうだろう、皆?
……紹介が遅れたが、この群狼たちはオレの仲間、家族とも呼べる存在だ。共に狩場を駆け、狩猟を行う。
つまり、オレは獣と共に魔獣を狩る狩人だということだ。覚えておいて貰えると助かる。



 戦場において最も大切な事の1つは情報だ。特に事前準備というものをユーリィ・ミニットマン(寄る辺無き民・f33966)は共に戦う猟兵よりも一層重要視していた。それもそのはずだ、勝負が始まった時点で大概勝敗の9割以上は決まっている。残り1割未満の不確定要素というのはどうしても発生してしまうが、それも念入りな準備によりほぼ皆無にすることも出来る。まずは獲物を知り、それに対して負ける可能性を1つ1つ念入りに潰していくことが何よりも大切なのだ。幾ら準備しようとも、し過ぎという事は決してない。死なないための準備を、負けない準備を、怠る理由などあるだろうか?
 ――結果としてユーリィが魔獣たちへと駆け出した時点で勝敗は決していた、牽制にと放たれたオブリビオンの尾の先端が刃のように振るわれるがそれも想定内。間合いは既に見切っている、天使核を動力とし駆動する刃が尾を弾き、滑りこむように間合いに入った猟兵はそのままの勢いで魔獣の皮肉を引裂く。オブリビオンは生きた角材の如く全身解体されつつあった。臂力の多寡や技の冴え、反応速度によって負ける要因は全て潰した。何をしてもどう足掻いても、無駄で、無駄で、無駄なのだと言うように、念入りな事前準備によって魔獣は全ての選択肢を封殺されていたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

阿紫花・スミコ(サポート)
アルダワ魔法学園の生徒。暗い過去を持ちつつも性格は明るい。自信家で挑発的な一面がある。力があれば何をしてもいいというようなダークセイバーの領主達を心底嫌っている。機械系に強く様々な世界の機械知識を広く持ち自作ガジェットの研究・開発を行っている。

からくり人形「ダグザ」:巨大な棍棒で敵を粉砕する。
精霊銃「アヴェンジングフレイム」:黄金に輝くリボルバー。弾丸には炎が宿る。
ワイヤーギア:射出したワイヤーを引っかけ、巻き取りと、蒸気噴出で推進力を得る。

「力があれば何をしてもいいって思ってるんだろう?…お前が奪われる立場でも同じことが言えるかな!」

(エロやグロに巻き込まれなければどんな展開でも大丈夫です)



 巧みな連携をもって銃弾の雨を降らせる阿紫花・スミコ(ガジェットガール・f02237)とからくり人形『ダグザ』、それぞれが卓越した技量と数の暴威をもって、魔獣たちを縦横から責め立てる。ブレイズホークの操る刃の如く鋭い羽が一対多の戦いに特化した異能でなければ、既に無数の銃弾がその身を貫き戦いに幕を下ろしていたことだろう。だが現状、360度に展開する暴風の羽ばたきと、数多の羽根による結界により辛うじて窮地を凌いでいるだけに過ぎない。オブリビオンからの攻撃は、必殺の意志を込めて放っても牽制程度の役にしか立たなかった。
 駄目押しとばかりに発動されたユーベルコード『ランペイジングストライク』、魔獣に異能があるというのならば猟兵にも存在している。薄氷の上に踏みとどまっていたオブリビオンの防戦を崩すには十分すぎる鬼札、読んで字のごとく、乱暴な一撃が拮抗を打ち破りオブリビオンたちを追い詰めていく。単純に強くなるということは、単純に脅威が跳ね上がるということだ。特殊なユーベルコードの発現より何倍も直接的に戦況へ影響をもたらし始める。飛躍的に向上した攻撃力というなの鉾で魔獣たちを猟兵とからくり人形は撃退していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

フィアクラ・ディアミッド(サポート)
デュラハンの殺人鬼×黒騎士の老紳士。
元より首のない妖精のため、視野や聴覚等で不利になることはない様子。
武器は身の丈ほどの白銀の鋏。

※喋りません
 身振り手振りで伝えようとする努力はします。

基本的に穏やかな性格ですが、敵を倒すためなら一切の容赦はしません。敵の見た目や言動にも一切ブレません。ただ倒します。
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

人間は好き、敵ではない動物も好き。
頭は金属兜に入っていますが、基本的に家に置きっぱなしなので触れずで大丈夫です。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 猟兵の振るう武装は身の丈ほどの白銀の鋏が、羽ばたきと共に無差別に放たれた刃の如く鋭い羽を切り裂きながら魔獣へと駆け抜けていく。フィアクラ・ディアミッド(いつか聞いた足音・f34123)は瞬間的に無意識のギアを引き上げ、卓越した経験そのものの急加速により、魔獣の間合いをたやすく踏破。間髪入れぬ超連続の速攻を驟雨がごとく叩き込む。
 武装から生まれる出力のみに依らない手段で魔獣を追い詰めると同時に白銀の鋏が赫く。圧倒的な性能が向上するものの、それに天秤が傾けば赫き翳り神速で振るわれる斬撃は容易く鈍る。あくまで猟兵の技量という裏打ちがあってこそ実現する、絶妙でまさに天衣無縫の鋭さの一閃。直角に、鋭角に、弧を描いて円と成す刃の軌跡は風より速く、燕のように軽やかで防御も回避も許さぬ一撃がオブリビオンの肉体を斬り裂く。武装に頼らぬ技巧とユーベルコードによって高められた武装の性能がフィアクラを比類なき戦闘技術へと高めながら、魔獣を一体また一体と撃退していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎



 毒を盛って毒で制す、まさしくバジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)の取った戦法はその言葉通りの意味だった。猟兵の血液を代償に持ち込んだ武装の1つであるウィザードロッドの封印を解放、さらにはユーベルコード『バジリスク・ブラッド』は猛毒という付与を得てることで、オブリビオンに躱す以外の行動での対処を封じていく。他成らぬ猟兵の身に宿したバジリスク型UDCの力を具現させたも猛毒だ、暫時の間、血液は猛毒へと置き換わり敵手をまるで大蛇のように狡猾に追い詰めていく。
 バジルが振るうウィザードロッドの魔力の波濤。それをブレイドホークの尾の先端についた鋭利な刃が襲来する魔力の礫を片端から叩き落としていく。それでも、魔力の雨は止むことなく、それどころか数を増していく。その間にも切り裂いた魔獣の尾から猛毒は浸食し、その動きを次第に鈍らせ、反比例するように加速する魔力の嵐。次第に重しを乗せられ続けた天秤が傾くように、バジルはこの戦場を支配者として君臨したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
戦闘なら足と手数で勝負するけど、周りに合わせて臨機応変に動くわ。
見切ったり残像を残すように動いたりと、避けるのには多少の自信があるわよ。
集団戦なら死角を減らすために数を減らすのが先決、
あとは一緒に戦う人がいればその人次第かしら。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.味方の死角にいる敵を優先して片付ける。
2.範囲攻撃を行なえる味方がいなければ範囲攻撃優先。
3.数を減らすため、止めをさせそうな相手を狙っていく。

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎



 正規軍から離れた場所にいる魔獣たちを対処すべく、纏った外装を脱ぎ捨て戦場を駆ける一人の猟兵。その手にした二振りのダガーによって繰り返される神速の斬撃。間合いに入ってから僅か1分足らずで、猟兵がオブリビオンたちへと死撃を交わした回数は十桁に迫ろうとしていた。それらの刃に無意味なものは欠片もなく、すべてがすべて計算ずく。斬り結ぶたびに衝撃で発生する真空波さえもラムダ・ツァオ(影・f00001)の予測した剣戟の一つであった。
 ユーベルコード『シーブズ・ギャンビット』によって加速し尽くしたダガーによって床に壁へ、数多の斬撃痕を残していく。もしもこの戦場に正規軍の騎士が立っていたら、既に百以上に細断された肉片と化して床に転がっていたことだろう。人類を超えた殺人兵器と化した猟兵、その間にもはや誰も止める事が出来ない。羽ばたきと共に、放たれた刃の如く鋭い羽でさえも猟兵の障害にならない。その合間を稲妻のように掻い潜ると喉元を短刀で引き裂き、魔獣を絶命させたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ



 猟兵の連射を重視したガトリングが放たれた属性弾がオブリビオンに属性弾へと矢継ぎ早に撃ち込まれていく。赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)は十、二十、三十、四十、五十に百と、まだまだと間断なく射出される銃弾の嵐、一瞬でオブリビオンは中身を噴き出す針鼠へと変貌していく。適切に切り替えた雷撃属性によって身動き取れない空中で電流刑を喰らったように、赤い血肉を撒き散らして痙攣しながら魔獣ブレイドホークは踊り狂う。
 属性弾はユーベルコード『フルオートバースト』によって生み出された武装故に、必要に応じてその属性を臨機応変に換えて敵手を見事に追い詰めていく。次に放たれたのは火炎を付与された属性弾によるナパーム弾。吹き荒ぶ不条理な煉獄の嵐は痙攣し身動きを取れなくなっていたオブリビオンを一瞬にして葬り去り、陣列を崩壊さて敵手を見事に焼き尽くす。雷撃と火炎から生まれた相乗効果を前にオブリビオンたちは為す術なく倒されていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

高嶋・梓(サポート)
【礼儀作法】【コミュ力】を使って他の猟兵と連携します。
電子ネットワークが使用可能な状況であれば、ネットワークに侵入しセンサーやカメラ類を【ハッキング】で掌握して【情報収集】を行います。
同時にゴーグルのセンサーを使って【索敵】を行い、敵の位置を把握します。
運用可能であればアルテミスに搭乗して活動します。
戦闘時は【戦闘知識】【瞬間思考力】を使って状況を判断し、【誘導弾】【範囲攻撃】【精神攻撃】【属性攻撃】を使い分けて戦います。
UCは状況に適したものを使用します。

口調はスターテス画面準拠。



 いかなる世界でも電脳世界を展開できる、超高度コンピューター内臓のゴーグルのセンサーを使って、オブリビオンたちの索敵を高嶋・梓(スペースノイドのサイキッカー・f06493)は行っていく。あまりに文明レベルが乖離した武装であるが、猟兵にとってオーバーテクノロジーを持っている事など何も珍しい事ではない。中にはオーバーテクノロジーとロストテクノロジーを組み合わせた戦法を行う場合もあるのだから。
 閑話休題、展開された電脳空間から見事に猟兵は魔獣ブレイドホークたちの居所を突き止めた猟兵はすぐさま出所不明のサイキックキャバリア、電脳魔術とサイキックに特化した特殊機体『アルテミス』を解き放つ。それは幾何学模様を描き複雑にオブリビオンたちへと飛翔していくと、千にも及ぶ高エネルギー体で敵手を包囲攻撃していく。ユーベルコード『エナジー・ビット』によって精度と出力を最大レベルまで引き上げられたアルテミスは魔獣の羽ばたきによって生み出された強風の障壁を軽々と突破し、完全なる包囲により生み出された絨毯爆撃によって逃げ場すらも与えず殲滅していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル用にばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です



 薔薇の舞い散る旋風で覆いながら、フルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)はオブリビオンへとバールのような……いや、不思議な力で敵を無力化してしまうステッキを抜き放ち打撃を与えていく。妖精さんの不思議な杖はその大きさからは想像も出来ないほどの破壊力を発揮、フロムが高速移動がその出力をブレイドホークを圧倒する高みへと引き上げている。
 無論それだけが猟兵の生み出す破壊力の理由ではない、ユーベルコード『妖精さん大金星(フェアリージャイアントキリング)』が解き放たれている事により、体格差のある魔獣相手だからこそ生み出される爆発力はここまで高まっているのだ。しかし、装甲が強化された訳では無い。オブリビオンから反撃を受ければ体格差というアドバンテージは簡単に敵手の元へと転がり込む。だが――未だ一発として直撃しない。それは極限まで精度の高い見切りなのだ。ただ当たり前に殺気を読み、弾き出した決断に命を託し、迷わず止まらず行動し続け無駄なく危機を突破。まさに大金星と呼べる活躍を妖精の猟兵であるフロムは発揮してみせたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

チヒローズ・イッシー(サポート)
自由都市を故郷に持ち、本人も自由を愛する女性です。
戦闘では指定したユーベルコードを状況に応じて使い、人々の自由を取り戻す為に皆さんと力を合わせて戦います。
オラトリオの聖者×プリンセスということで、もしよければキラキラっとした華やかな戦闘演出を描写していただけると嬉しいです。

口調はステータスシートの通り、「なの、よ、なのね、なのよね?」という感じの優しく人当たりのいい女の子といった感じの喋り方です。
一人称は「私」、二人称は基本的に年齢や男女を問わず「さん」付けの呼び方です。
あとはマスターさんにお任せします。よろしくお願いします!



 チヒローズ・イッシー(オラトリオの聖者・f20852)の心のドキドキに合わせて鼓動する、空飛ぶプリンセスハートが無数の鈴蘭の花びらへとなって、オブリビオンへと凄まじい勢いで迸る。炸裂する鈴蘭の嵐、乱れ飛ぶ魔獣の絶風。喰らい合う花びら斬撃と強風が大気そのものを震撼させて破壊を周囲に撒き散らす。羽ばたきによって生み出された暴風に打ち合う猟兵の刃は鋭く、強く、速く――繰り出すもはや担い手の認識さえもはや追いつかないほどの異常な領域に突入していた。
 しかし、ユーベルコード『鈴蘭の嵐』の方が性能は上だった。打ち合い続けた暴風も次第にその勢いを弱めて、花びらの嵐が制空権を奪い取っていく。こうなってしまえばあまりに結末は早かった。決壊したダムから溢れる濁流の如き速度で押し寄せる鈴蘭の花びらに魔獣は飲み込まれ、無数の刃によって成す術なくチヒローズに解体されていくのだった。眼前の相手を打倒した猟兵は次なる魔獣へと狙いをすぐさま切り替え、戦場を駆けていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

マティアス・エルンスト(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK

「……俺が前に出る。お前は俺を盾にしろ。」

一人称:俺
口調:寡黙で無機質。表情も一見無愛想で感情が読み取りづらいが仲間想い。
性格:知らない物事へ対する好奇心と知識欲が旺盛。自身を精密な電子機器と思っている様子。

戦法:【エネルギー充填】したアームドフォートによる【威圧】感たっぷりの【威嚇射撃】や【一斉発射】等、「攻撃は最大の防御」を体現した戦法を好む。
仮に間合いに踏み込まれても武装で【受け流し】、【鎧砕き】も狙って【カウンター】。

状況に合わせUCを何でも使用。
戦況等に照らし「適切・最善」と判断すれば他の存在からの指示や命令にも即応する。

他はお任せ。



 猟兵でなければ目で追う事も困難なほど高速な尾の先端を刃が如く振るう、魔獣のオブリビオンに対抗すべく猟兵は摩擦抵抗を極限まで減らした高速戦闘形態へと変形した。鞭と剣を両立させるその姿は武装でいうところの蛇腹剣似た性質を持つブレイドホークの繰り出す猛攻をマティアス・エルンスト(人間見習い・f04055)は『High-speed battle form(ハイスピードバトルフォーム)』によって見事に対応。面を制圧するような薙ぎ払う攻撃に対しては機動力で、狙い澄ました一点を狙う突撃には反応速度によってそれぞれ最小限の移動方法によって、マティアスの得意武器の得意とする斬鉄剣の間合いへと詰め切った。
 オブリビオンの攻撃反応を欠片も残さず察知する超鋭敏な感覚。先の先を徹底して制するその姿は、まさしく先の先。ついに捉えたその先で鼻先を削ぎ落とさんと斬撃が走った。そのまま続けて二度、三度、もはやオブリビオンの的確に初動が潰され永遠の後手に回され、反撃の糸口を許さずに打ち倒された。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎



 猟兵によって具現した劫火を纏う煌々と赫く赤銅色の拷問器具がオブリビオンのメインウェポンであると同時に、その巨体の尾に喰らいつき敵手の体躯を燃え上がらせていく。それだけではないと同時に鎖状の炎が魔獣の身体に巻き付いて自慢の翼による暴風の展開も許さない。ユーベルコード『忍法・煉獄炮烙の刑(ニンポウ・レンゴクホウラクノケイ)』によって、ブレイドホークは既に追い詰められているのだ。
 それでもなお、油断をすればオブリビオンは直ぐさまユーベルコードの拘束から抜け出して政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)の不意をつく一撃を画策するだろう。ましてや他の魔獣がやってきてしまえばこの優位をみすみす手放す事になりかねない、故に猟兵はその手管を緩めることなく、具現した拷問器具に頼り切らずに自らが得意とする武装、蔓薔薇の様にランダムにスパイクが付いた拷問用の鎖で魔獣の喉元に巻き付けると空中を飛び回る魔獣の高度を利用し、落下距離と速度をそのまま出力に変換し頸椎をへし折り敵手を無力化する事に成功した。

成功 🔵​🔵​🔴​

星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 戦闘用の猟兵自らと同程度の練度を持つ剣を持つ近接戦闘用の機械人形と猟銃を持つ遠距離戦闘用の機械人形を星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)はユーベルコード『メカニカル・コマンド』によって召喚。機械人形を行使する間は猟兵が戦闘行動を行えない程に出力の全てを注がねばならないが、それを差し引いても余りあるほどの恩恵がこのユーベルコードにはある。単純に頭数が増えるというのはどれほどに戦況が有利に転ぶのか、そのまま殲滅力が二倍になるという訳ではない。どちらも自分であるのだ、連携による出力のロスは何一つなく、それどころか何倍にも相乗効果が発生。
 当然、眼前の魔獣を前にしてもその結果は変わらずに猟銃で敵手を牽制、同時に接近型の機械人形の長剣による大一文字が腹部に深々と刻まれる。次に振るわれた機械人形の斬撃は逆にブレイドホークに対するフェイント、見事に意識を誘導された魔獣に撃ち込まれた本命の攻撃は猟銃による炸裂弾。交互に、ランダムに、規則的に、機械的に、次々と入れ替わる機械人形の役割によって魔獣は翻弄され尽くされ、猟兵の戦法に完封されてしまったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

片桐・公明(サポート)
快活な女性ですが知的な一面もあり、依頼に参加する際事件の背景について思考を巡らせ考察します。感情的な行動は滅多にしません。

主に二挺拳銃『Mathem842』『臥龍炎』を使用した遠近問わない戦闘を行います。時折、または接近戦を重視する場合は妖刀『血吸』を使用します。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、積極的に行動します。ただし敵の攻撃に対しては回避を主体にして、なるべく負傷しないように立ち回ります。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)は挙動から最適な殺戮経路を算出し、ブレイドホークの攻撃を予想し、未来予知染みた反応速度で回避。ユーベルコード『殺人鬼の最適解(サツジンキノサイテキカイ)』は元来宿敵に対しての特攻異能であったが、対オブリビオン技術としての転用が出来て当然だ。自分を最適に解体するのであればどう狙うか、相手の武装から逆算する事で狙いどころを見抜く事など猟兵にとって何も難しい事ではない。
 判断力と先読みが異常なほど正確無比に向上していた。そのままオブリビオンを刃長2尺半の表裏で異なった乱刃『血吸』を抜き放つと、敵手を掻い潜り背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、炎が舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけた。まるで魔獣の心でも読んでいるのか、ブレイドホークが反撃をしかけようとした瞬間にその初動から潰される。攻撃、防御、回避のどれもが猟兵の剣嵐に追いつかない。まさに嵌め殺しと言う他なく、未来予知じみた制圧力にオブリビオンは追い詰められ、既に詰みが決まった盤面が終わりへと向かっていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ベアータ・ベルトット(サポート)
ベアータ・ベルトットよ

改造手術を受けて、体のあちこちを機械化してるわ
ウェポンは手足の捕食機能とか、体内に仕込んである刀爪や吸血破壊光線。それから、眼帯の下のとっておきの一撃…機脚の加速機能や光の翼を活かした機動的な戦い方が性に合ってるわね

厄介なのは…エネルギーの核になってる餓獣機関の動力が、生物の新鮮な血肉だって事。燃料切れしない為にも、捕食できる敵が相手だと助かるわ
食べられないなら仕方ない。腹いせも兼ねて、徹底的にぶっ潰してやるまでね

…こほんっ。そうね、血の気が多いのは生れつきよ
大抵何かしらに苛々してると思うけど、仕事はなるべく冷静にこなすように努めるわ

人手が要るならいつでも呼んでちょうだい



 猟兵は魔獣の懐へと滑り込むように潜り込むと、繰り出した右腕を特殊光学技術によって現出させた黒妖犬へと変型。そのままブレイドホークの喉元へと食らいつくように噛みつき、敵手の生命力を奪い尽くすが如く呻きをあげて黒妖犬の顎を震わせる。ベアータ・ベルトット(餓獣機関BB10・f05212)のユーベルコード『Holo-Hollow Hound(ホロホロウ・ハウンド)』は決してオブリビオンがいかに暴れようとも妖犬の顎から生み出される咬合力を緩めることはない。尾の先端についた鋭利な刃で四肢を刻まれようとも、それ以上の生命力を魔獣から逆に奪い取る。互いに負傷覚悟のインファイトを繰り広げる中で一方的に猟兵のみがただ攻撃するだけで防御すら兼ねているというのだから、ブレイドホークの不利はあまりは明白だった。結果として時間そのものがベアータに味方し、オブリビオンは生命力を完全に喪失し斃れてしまう。
 打ち倒した魔獣の血肉をエネルギーの核になっている餓獣機関の動力とする為に捕食をし、十分に燃料を補充した猟兵は次なる獲物の元へと駆け出す。数多に魔獣が蔓延るこの戦場はベアータにとっては恰好の狩場に他ならないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アリス・セカンドカラー(サポート)
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい♥
ヴィジランテの説明と初期UCを根拠に技能値100以上の技能はUC並に鍛え上げたと主張。
サポートとして狂言回し。あると便利な舞台装置、デウス・エクス・マーキナー。どんな混沌な状況も『その時不思議なことが起こった』で解決よ♪

シリアスパートなら神様っぽい何かが。
ギャグパートならタライの落下や爆発オチのコント、あるいはカートゥーン的なナニかが。
お色気パートならT○L○VEる的ななんやかんやが。
KENNZENパートならKENNZENなアレやコレが。
純戦なら青春技能でジュブナイル伝奇的な中二病オサレバトルで。
事件を解決に導くでしょう。

えっちなのうみそおいしいです♥



 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト艶魔少女・f05202)はユーベルコードと並ぶほどに研鑽を重ねた技能の数々を駆使することで、ブレイドホークを圧倒していく。致命的に戦闘の練度がまるで違う。その隔絶した技量差に加え、更に対オブリビオン、対魔獣という予備知識の有無さえあるというのだからこれではブレイドホークが猟兵を超えてしまう方が問題だろう。言ってしまえば生まれ持ったポテンシャルだけを武器に暴れまわる原石のようなものだ。素質の段階で負けていないアリスが数多の戦場を経て磨き上げた技巧に魔獣が喰らいつけるはずもない。
 よってこれは、もはや勝負と呼ばれるようなものでもない。優劣を問うのなら結果は既にもう出ていた。百年に一人の玉石ならいざしらず、眼前のオブリビオンに盤上をひっくり返すほどの要因を持ちあわせてはいなかった。つまるところ、成す術なく魔獣から抜きとられ、アリスの手に収まった傷一つない美しい天使核が実力の証明に他ならなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

神崎・伽耶(サポート)
『やってみなきゃわかんないしねぇ!』(明るくニヤリ)

アドリブ連携OK。
普段の口調は「庶民的(あたし、キミ、だ、だね、だろう、だよねぇ?)」です。

後先考えず、反射的に行動しますが、他の猟兵に迷惑をかける行為はあまりしません。
姉御肌で、一般人には優しく、時に厳しく接します。

行動原理は好奇心、攻撃よりは防御が得意で、遊撃的なポジションを好みます。
機動力、観察力を生かし、バフやデバフを多用し、トリッキーな攻めを得意とします。

思い付きで動く、常識のある奇人変人ムーヴで描いていただけると大変喜びます。
いっそNPCだと思っていただいてもヨシ!

よろしくお願いします。



 不意を突いた突進によって魔獣はその出鼻を挫かれるだけでなく、姿勢を崩すようにその巨大な体躯を後退させていく。神崎・伽耶(トラブルシーカー・ギリギリス・f12535)は王国の正規軍と連携する事で、不意打ちによる威力を増大させていく。不意があってこその不意打ちなのだ、故に味方が多ければ多いほど猟兵のユーベルコード『Trick Star(トリック・スタア)』から繰り出される出力は倍化していく。
 一度リズムを崩せば立ち上げる事は非常に困難だ、まして絶対的な強者として君臨する側だった魔獣にとって追い詰められるという経験自体が初体験なのだ。全てが初体験、猟兵のフェイントの一つ一つに面白いほどたじろぐブレイドホークの様子は、仕掛けた伽耶が気の毒になるほど凡庸で稚拙だった。感覚任せの脊髄反射、しかも対応が素直過ぎる。時間をかければ次第に対応もしてくるかもしれないが、猟兵はブレイドホークへ同じ札を二度を切らずに使い捨て。その手札を残したままにオブリビオンを斃したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、9歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 戦場のオブリビオンと対峙しているのは何も猟兵だけではない、この戦場を支えているのは数多の騎士たち。王国の正規軍が命をかけてオブリビオンを食い止めているのだ。そんな彼らに諦めないようにと、心に入り込むような言霊めいた言の葉を吹かせ、レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)は彼らの傷を治癒していく。ユーベルコード『言霊之玉響(コトダマノタマユラ)』はそれを実現させることが可能とした異能に他ならない。彼女の言葉そのものがオブリビオンと戦う彼らの力になるのだ。何度傷を受けても猟兵の言葉に打たれ、傷を癒え再び立ち上がり、一対一の英雄が如き戦闘ではなく軍隊として規律を持った高い練度の連携による大勢で取り囲むことでオブリビオンを追い詰めていく。
 そしてレイカからの声援の支援は、何も傷を癒すだけが治癒ではない。疲労を癒す異能の加護あるのだ、彼らは常に全力で攻撃を繰り広げる事が可能となった。その結果、疲労から生まれる隙が消え去りオブリビオンとの薄氷の上の猛攻を巻き返し、魔獣の息の根を止めることに成功した。猟兵の支援があってこそだと、正規軍の騎士たちはレイカに代わる代わる感謝の言葉を述べるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 ダンピールのブレイズキャリバー×魔剣士、30歳の男。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。



 無数の魔獣たちを引き連れ市街地を離れる猟兵、オブリビオンは敵手が逃げ回っているのだと考え加虐的な囀りを鳴らしてその背を追いかける、それが張り巡らされた罠だとは知らずに。周囲に正規軍の騎士も猟兵たちも居ないことを確認した、ヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)はついにユーベルコードを解き放つ。『第一制御解除『怨嗟に飲まれた獣』(アンロックビースト)』、その異能が解放されたと同時に猟兵は怨嗟に飲まれた獣に変化し、平時を遥かに凌駕してしまうほどの超攻撃力と超耐久力を獲得する。しかしながら変貌時は常に無差別な攻撃という致命的な欠点があった。故に獲物をここまでおびき寄せたのだ。
 かくして狩人の役目は入れ替わった、網に追い込んだと思っていたブレイドホークたちは逆に追い詰められてしまっていたのだ。そして次瞬、恐るべき質量をもって魔獣を喰らい、蹂躙する。自由奔放にみせかけた殺し技の連続をブレイドホークたちは捌ききれない。自慢の翼を毟られ木の葉の如く翻弄されて、瞬く間に魔獣と化した猟兵の牙によって肉塊となってしまった。

成功 🔵​🔵​🔴​

セシル・ローズキャット(サポート)
『神様なんていないわ』
『あなたみたいな人、嫌いよ。だからここで終わらせるの』

 ヴァンパイアの父と修道女の母に大切に育てられた、ダンピールの少女です。
 母が同じ人間に迫害されてきたため神を信じず人間嫌いな性格ですが、猟兵としての仕事には真剣に臨みます。
 普段の口調はやや大人びた感じですが、親しみを覚えた仲間に対しては「ね、よ、なの、なの?」といった子供らしい口調で話します。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、依頼の成功を目指して積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはマスターさんにおまかせします!



 先ほどの魔獣との戦闘から休む間もなく戦場を奔走、次は王国の正規軍である騎士たちを助けるべく彼らが戦闘を繰り広げる区画へとやってきた。次なる相手もまた空を飛ぶ魔獣のブレイドホーク、セシル・ローズキャット(ダンピールの人形遣い・f09510)は広大な戦場を駆け抜けた故に理解している、あまりにオブリビオンたちの数が多い。今でこそ薄氷の上での拮抗をもって敵手を押しとどめているが、何時それが崩壊してしまうかは怪しいとこだ。故に鬼札の出し惜しみをすることはなかった、セシルは真紅の瞳に赫かせることで覚醒し、ヴァンパイアに変貌することで、戦闘能力が爆発的に増大せる。
 ユーベルコード『血統覚醒』、ダンピールとして生まれ持った鬼札の一つ。絶大な威力を誇る異能だが同時に肉体への影響もまた軽視する事が出来ない、戦場を取り戻すために、自らの活動限界の中で最大限の動きをするために、セシルは無駄なく鋭爪を幾度も赫かせ、一方的な進行を繰り広げた。怒涛の勢いで攻める猟兵の放つ襲撃の一つ一つが四肢を、首を、胴体を千切り飛ばすほどの一撃を無数に放つ。前から、横から、上から時にはヴァンパイアとして得た身体能力を駆使した人間にはありえない速度をもって、空中で身体をひねり、瞬時に背後に回って突き貫き魔獣たちを殲滅していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

右サムライブレイド左日本刀(試しで使ってみたがやはり刀はエンパイア産の方がすぐれているのだ)の二刀流+随行大剣
スーパー変態人時は右サムライブレイド+日本刀、左バスタード+ヒーローソードの四刀流
それらを持っていなければ適当に

大軍を前にいろいろ考えるが結論は「全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードは基本MS様にお任せだが決まらなければ

ネタ可なら優先度高い順に
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>絶対零度氷河期到来>わたしのネタを聞け>ギャグ世界の住人>自爆スイッチ>もっと愉快に追いかけっこ>鬼面フラッシュ

ネタ不可なら
剣刃一閃>スーパー変態人



 魔獣の頭上に大きな人影が映る、猟兵からの遠距離の砲撃か、それとも巨大な武装の投擲だろうか。魔獣は反射的に頭上を見やった視界へ、それはオブリビオンの予想から大きく外れた存在、猟兵そのものがが空から降り注いでいるのに気付いて背を震わせる。あまりに非常識な出来事にその身を竦ませ、猟兵と正面から衝突してしまう。
「バードにストライク、なんちゃって、あっはっは」
 これぞ大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)のネタキャラとしてのある種のプライドを籠めたギャグによる一撃、ユーベルコード『ネタキャラとしての矜持(ソレデモワタシハギャグヤネタガヤリタイ)』の影響からか魔獣には大きな負傷は与えられていないものの、激しい狼狽の様相を見せている。ひとしきり思いついたパフォーマンスしてすっかり満足したのか、猟兵は真剣な表情へと切り替え、手にしたサムライブレイドを未だに混乱を続けるブレイドホークへと抜き放つ。鞘走りを利用した抜刀術の一閃が、狙い澄ましたように魔獣の両翼を見事に断ち切る。圧倒的なその判断力と決断速度、敵手は当然追いつけない。オブリビオン自慢の尾の先端についた鋭利な刃の反撃も遅く、毛先を掠めるだけに終わり、翼を切り裂かれた魔獣は石畳へと激しく落下、そして絶命したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



 猟兵たちと王国の正規軍である騎士たちの奮闘によってすっかりと戦場はこちら側へと傾いている。しかし、それでもオブリビオンたちの脅威が消えたわけではない、ブレイドホークは力強い羽ばたきによって強風を発生させ、その暴風圏内にいる魔獣たちを治癒しようと試みているのだ。押し返しているというものの、全ての魔獣が癒しの風により戦線に復帰してしまえばオブリビオンたちが優勢になるが容易に想像できた。
 その異変に逸早く気付いた響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)は青いクリスタルが先端についた月を象った杖を掲げ、武装を媒介に光を増幅させると、暴風の発生源たるブレイドホークへと光の槍を解き放つ。光線は途中の障害物をことごとく焼き切って、目標へと飛来した。一撃――分厚い魔獣自慢の両翼を骨格ごと切り離さんと敵手の真芯を貫通した。それは無骨で、余分がなく、ゆえに何より効率的な一撃だった。呆れるほど練り上げて基本を極めた攻撃は鋭く速く雄雄しく美しく、そのまま猟兵の本質を体現していると言えるだろう。見事に魔獣の天使核を破壊した一閃は、吹き荒れる治癒の風を止め、戦場に猟兵たちと正規軍たちの勝利をもたらしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『グリフォンナイト』

POW   :    グリフォンスパイク
自身の【グリフォン】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[グリフォン]から何度でも発動できる。
SPD   :    鷲獅子の主
【グリフォン】を操縦中、自身と[グリフォン]は地形からの激突ダメージを受けず、攻撃時に敵のあらゆる防護を無視する。
WIZ   :    ソニックグレイヴ
【グレイヴ】から【衝撃波】を放ち、【全身に走る痺れ】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎

基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね

戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ



 液体装甲を変化させて作る茨の剣『RX-Aメルズピナン』をユーベルコードにより性能を最大限に引き出すと、ついに猟兵たちの前に現れた大空を我が物顔で支配する魔獣たちを率いるオブリビオンの司令官たる『グリフォンナイト』へと、サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)は相手にイニシアチブを取らせぬようにとその刃を振るう。流体という特性を活かして非常に高い硬度を維持しながらも鞭のようにしなることで勢いを増し、鷲獅子の主に絡みつくとそのまま高みから見下ろすオブリビオンを地面へと引きずり落とす。
 オブリビオンもただやられる訳では無い。ナイトはグリフォンをまるで手足のように巧みに操ると落下と同時にその翼をはためかせ落下の負傷を回避しようとする。しかし――その隙を猟兵は逃さなかったユーベルコード『メルズピナン・フィンス』によって性能を引き出された茨の剣は絡みついた敵手へとさらに深く食い込み装甲の下まで損傷を与える、それにより人馬一体ならぬ人鷹一体の連係が乱れて落下による負傷の回避を完全な物とはさせず、順調にダメージを与える事に成功した。

成功 🔵​🔵​🔴​

ユーリィ・ミニットマン(サポート)
招集に応じ馳せ参じた。魔獣狩人のユーリィだ、宜しく頼む。
相手は魔獣か?それともそれ以外か?
いずれにせよ、全力を以てこの狩りに臨もう。

オレの主な武器は、鋸鉈に散弾銃──一般的な狩人の装備だな。何方も射程は短いが、補う為の狩道具もある。
例えば、この小型天使核を内蔵した変形式の罠は浮遊させることが出来る。飛ぶ相手に対しては空中機雷の形として運用することが多いな。

それに、攻撃が届かないなら近づけばいいだけの話さ。そうだろう、皆?
……紹介が遅れたが、この群狼たちはオレの仲間、家族とも呼べる存在だ。共に狩場を駆け、狩猟を行う。
つまり、オレは獣と共に魔獣を狩る狩人だということだ。覚えておいて貰えると助かる。



 相棒と共に戦場を駆けるのはオブリビオンだけの特権ではないぞ、とユーリィ・ミニットマン(寄る辺無き民・f33966)は自らの身長の2倍ほどもある巨体の群狼の頭分を呼び指すと、それに跨り大地へと降りたグリフォンナイトに飛び掛かるように喰らいつく。直前まで敵手の立っていた場所に鋭い爪が、牙が、猟兵の鋸鉈が――三種三様同時攻撃を放つ。
 もしもコンマ一秒でも跳躍が遅れていれば、そこには滅多斬り死体となったオブリビオン姿があっただろう。オブリビオンの司令官を任せられるだけあり、敵手の実力は相当ものなのだろう。直ぐさま上空へと飛び立つことで受けるダメージを最小限に抑え、落下攻撃と同時に放つ反撃のあらゆる防護を無視する斬撃と同時に衝撃を当たる一撃を猟兵へと解き放つ。重ねて言おう、相棒と共に戦場を駆けるのはオブリビオンだけの特権ではないのだ。ユーベルコード『恐狼の強襲(アルファ・ストーム)』により、互いの戦闘力を強化した猟兵は著しく向上した超反応によってその反撃を察知。群狼の頭分がそれに合わせて最小限の動きで鋒を躱し、猟兵が振り抜くように天使核を動力とし駆動する刃がグリフォンの皮肉を引き裂いた――。

成功 🔵​🔵​🔴​

石森・ユリ(サポート)
「たとえ私がどうなったとしても、必ず勝利を掴みます」
味方のために動き、敵を倒すことを目的に動きます。
敵を倒すためならば、また味方を守るためならば、犠牲は厭いません。
そのため肉を切らせて骨を断つ戦法を好みます。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせで、よろしくおねがいします。



 たとえ自らが負傷を負うことになったとしても、必ず勝利を掴む為の足がかりとする。そんな強い決意を胸に石森・ユリ(強化人間のスーパーヒーロー・f27532)はヒーローとして強敵の前に立ち塞がる。今まさにオブリビオンの司令官によって落城されかねない危機はスーパーヒーローとしての挟持を発揮するに相応しい場。誰かの明日を守るためにと、そんな前提があれば限界などを容易く踏破し強敵へとその拳を叩きこむ事が出来るのだ。
 当然、戦い続ける事で身体が悲鳴をあげて軋んで砕けそうになる程度ならば笑って受けいれる代償だと、猟兵は口角を僅かにあげながら指を鳴らす事で高速戦闘モードに変身し、判断力と身のこなしが異常なほど正確無比に向上していく。その状態を維持するだけで常にその身は蝋燭として火を灯されるかのよう。敵手が勝負を決めるため間合いへ踏み込んでくるこの一瞬へのカウンターで、敵手を捕らえて殴打で殴るとその反動で自らの脳も揺さぶられ、思考と意識が朦朧してしまう。しかし、猟兵は足を踏ん張り立ち続ける。身体を動かすのはもはや意地だけで、それであっても身体が動くその限りは勝利の礎になること決してやめないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

二條・心春(サポート)
『皆さんのお役に立てるよう、頑張ります!』
『助けに来ました。もう大丈夫ですよ』
UDCアースで学生をしながら猟兵の活動もしている元一般人です。自分にちょっと自信がないけど心優しい性格です。落ち着いて礼儀正しいですが、可愛いもの、特に動物を見るとテンションが上がります。基本的に誰にでも敬語で話します。
基本戦術としては、「UDC管理用タブレット端末」を使い、心を通わせたUDCの霊を召喚して「対UDC用量産型直槍」や「対UDC用特殊拳銃(試作型)」を使い一緒に戦います。また、一般人は優先して助けます。
戦闘以外では、タブレット端末を使って情報収集や探し物をしたり、聞き込みを行います。



 自らが猟兵になるきっかけになった最初の仲間である、蛇のような体と翼を持つ竜と共に二條・心春(UDC召喚士・f11004)はグリフォンナイトの猛攻を凌いでいく。打ち合いを打開すべく、オブリビオンの司令官は手にしたグレイヴから奔らせた衝撃波を猟兵たちに打ち放つ、激しい振動を伴って迫る斬撃はたとえ完全に受ける事が出来たとしても、全身に走る痺れにより対象の動きを一時的に封じられてしまう。だが、それでも構わないと猟兵は蛇竜の前へと滑り込むように駆けると対UDC用量産型直槍で受け止める。刀身から腕に伝わる衝撃も決して予想を上回らない、猟兵単体でもそれを受け止められる。だから――。
 強くて優しくて、頼りになる、ユーベルコード『召喚:蛇竜(サモニング・ワーム)』で駆けつけた共に戦ってくれている蛇竜が、その尻尾を使った打撃でグリフォンナイトを叩きつける。確実に致命傷を与えるであろう速度と精度で持って放たれたドラゴンの猛攻はしかし、グリフォンの放った翼の衝撃により軌道を捻じ曲げられた。結果としてグリフォンナイト本体へとは届かなかった一撃だが、間違いなく機動力の要へと楔を打ち込む事に成功したはずだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

リーリア・ブラッドスノー(サポート)
 強化人間のアリスナイト×バロックメイカーの少女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、後輩の前では「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードはイマワシキキオクを使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。
依頼成功の為には己の身体も道具にします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

負傷描写は重め、多めな傾向が好み、NGは無いので瀕死や内臓がはみ出すくらいグロテスクな描写を好みます。

ほかはお任せいたします。
よろしくお願いいたします。



 矢継ぎ早に放たれ続けるオブリビオンのソニックグレイヴ、迸るそれは振動そのものを具現とさせたかのような衝撃波を受け続けるリーリア・ブラッドスノー(うつろなる幻想・f27329)は反撃の糸口を中々見いだせずにいた。なにせ受ければ衝撃で身体が麻痺し、さらにと放たれる次の一撃の回避が間に合わないのだ。一度捕まった逃げる事があまりに困難な蟻地獄のような、単純にしてあまりに洗練されたグリフォンナイトの手管。流石は大空を滑る魔獣たちオブリビオンを統べる指揮官と言うべきか。
 ならば、と――解き放つはユーベルコード『生体解剖疑似体験(イマワシキキオク)』。僅かに動き指先から解剖用メスを見せると、自身の生体解剖された記憶をグリフォンナイトへと放つ。麻酔無しで解剖される幻痛、解体され尽くす幻覚が敵手を蝕む、優れた戦闘能力を有したオブリビオンであることには違いない、しかし、どうやら精神攻撃には突出した異才を有している訳では無かったようだ。敵手が正気を取り戻すまでの暫時の隙に、ここぞとばかりにリーリアは受け続けた麻痺の連鎖の鬱憤を晴らすかのように斬撃、斬撃、薙払、斬撃、斬撃、斬撃、刺突、薙払、斬撃、刺突、驚異的な刃の颶風が雪崩のように吹き荒れた。

成功 🔵​🔵​🔴​

水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ



グリフォンをまるで手足のように操る騎士の猛攻の前には脱出不可能、抵抗不能。少しずつ裂傷を受けながら終わりなき刃の波濤に翻弄されて、末端から削られるのみ。見くびっていたわけではないが予想以上に苛烈極まる致命の波濤に対抗できる術がない。技能としてとして必殺性があるものではない反面、これは実に厄介な異能だった。精度が違う。完成度が違う。ここまで騎獣を見事に操るオブリビオンはそういないだろう。
 しかし――水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)はその無双の猛攻を突破する。ユーベルコード『錬成カミヤドリ』を解き放つと、自身である太刀。武器の役目を終えても大切にされた美しい刀の『水心子真峰』を数多に複製。武装は突如として戦場に顕現、怒涛の勢いで襲来する不可視の多重衝撃連奏。不可視もそのはずだ、つい先ほどまでそこには何も存在しなかったのだから。全身どころか得物や足場を念動力という無数の手管を駆使し、オブリビオンの司令官の攻勢を打ち破り数多の刀傷を与えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、9歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 ウチだってやればできるってところを見せてやりますの! そう、レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)は力強く意気込んでユーベルコード『烏兎(ウト)』を解き放つ。異能の解放と同時に戦場へと現れるのは二匹の霊獣。太陽のカラスと月のウサギがグリフォンナイトへと駆け出す。巧みな連携をもって致命の波濤を降らせる霊獣たち。並大抵の使い魔とは比較にならない程の卓越した技量と連携の暴威をもって、オブリビオンのソニックグレイヴを押し返し、掻い潜り必殺の牙を突き立てる隙を狙っている。
 レイカの呼び出したカラスとウサギ、どちらも猟兵に匹敵するほどの実力を有している。相手が人馬一体であるなら、こちらは烏兎一体の無双の連携だ。ユーベルコードで生まれた2匹の性能もさることながら、レイカの操作技術が脅威度を何倍にも高めていた。2匹の霊獣が敏捷に波状攻撃を仕掛けながら、一度として互いに行動を妨げ合うことはない。可愛らしい外見に似合わず、その動きはまるで完成された舞踏であるかと錯覚するほどだ。鉋のように見つけ出した僅かなオブリビオンの隙からオブリビオンの体力を削り落としていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。



 グリフォンナイトが直線と曲線を交え、そして虚実を混ぜた高速移動で猟兵を攪乱せんと吹き荒れる暴風を伴ってソニックグレイヴを奔らせる。余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力を纏わせた衝撃の波濤は、受け止めることで猟兵の動きを鈍らせその動きを止める事は必至。一度でも戦闘のイニシアチブをオブリビオンの方に受け渡してしまえば、如何に優れた猟兵である春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)であろうとも盤面を返すのは非常に困難だ。
 ならば、と。グリフォンナイトの生み出した暴風を打ち消すほどに強大な竜巻の如き風に乗せて大量の導眠符を解き放った。これが猟兵のユーベルコード『竜巻導眠符(タツマキドウミンフ)』、オブリビオンの意識を侵してその動きを一時的にとはいえ大きく阻害させる。異能によって生まれた暫時の隙に放たれる弾丸の雨、迷わず止まらず行動し続け無駄なく危機を突破している。言葉にすればそれだけの基礎的な行動だが、ここまで極めればまさしく魔技の領域だ。遙がグリフォンナイトの動きをとめて隙を生み出し、弾丸を数多に撃ち込んだその流れは眩暈がするほど隔絶した圧倒的な技量だった。

成功 🔵​🔵​🔴​

氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 猟兵の身体が氷で作られた超低温の鎧で覆われる。氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はユーベルコード『氷装戦姫(ヒョウソウセンキ)』によって自らの真の姿を解き放つことで猟兵として比類なきその実力を発揮する。氷の様に澄み切った綺麗な穂を持つ槍『フローズン・ランス』との親和性も著しく向上し、氷の冷たさで敵を凍えさせるその刃はグリフォンナイトの動きを牽制に振るうだけでも鈍らせるほどにその出力を引き上げている。
 それでも司令官たるオブリビオンは有象無象の怪物ではない、騎士の操るグリフォンは吹き荒れる冷気を捕食し猟兵へと吐き返すが――。雪菜はそれもまた自らの燃料と転換、異能を模倣し敵手へと繰り出すオブリビオンの手管はあまりに今の猟兵とは相性が悪かった。その隙逃さず、一気呵成と逆る氷撃の光条弾雨。絶対零度の鎧を纏った猟兵の攻撃が空間に大輪の氷華を次々生み出し、オブリビオンの司令官を包み込む。グリフォンが放つ模倣の氷結のブレスを取り込んで出力を引き上げた猟兵の一撃は、敵手を超低温の牢獄と誘うのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 猟兵たちとの激戦を繰り広げるグリフォンナイトを他の仲間たりよりも離れた位置から、轟木・黒夢(モノクローム・f18038)は黒い雷光の様な光線を放つ事ができる小型の銃を構え敵手の隙を窺っている。鷲獅子の主たるオブリビオンの動きには何処にも狙撃を行うタイミングが無さそうに見えた、しかし――。グリフォンナイトが猟兵たちとの戦闘で、地形からの激突による負傷を回避するために地面に向かって突風を放ち相殺。その瞬間、片目を閉じて狙いを定める事より狙いを済ませた敵の神経ごと遮断する威力を持つ『シャドウサンダー』が敵手へと迸る。
 グリフォンの羽ばたきによって突風を展開させることで衝撃を回避するということは、つまり移動力を相殺することに他ならない。しかしながら、それは本来分かっていても狙う事が出来ないほどの一瞬の隙。それでもユーベルコードという異能は猟兵の行動を現実の元とする。『超視力の暗殺銃(ロングレンジ・ビジョン)』によって解き放たれたビームキャノンは爆ぜるような声音とともに盛大な銃声を響かせ、見事に魔獣の体躯を貫いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 フォトンサイクロンの内部で光子を強化増幅、煌々と輝きその内部で性能が増幅していく。ユーベルコードという名の異能を併用することでコーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)は限界を超えるほどに、弾かれた様に上昇するビームキャノンの駆動率。出力を限界にまで高めながら、音速の壁を引き裂きながら『無音の慈悲(ムオンノジヒ)』が颶風と化してグリフォンナイトへと疾駆する。
 吹き荒ぶ殺戮のビームキャノン。一息遅れの衝撃が耳を襲さんばかりの轟音が響き渡り、敵手の纏う暴風の障壁は木端微塵に粉砕。必中必殺のユーベルコードはどれほどの出力を到達していたのか、大空を染める大輪の閃光が花開く。大気を激しく揺さぶりながら視界を覆う大爆発が発生した。限界まで出力を向上させた一撃からは赫きは尚も止まらない、止まらない、早く鋭くもっともっと銃撃の速度をあげていく。音と風を断ちながら尚激しく、雪崩れこむ破壊光線の嵐。音を超え、空間を超え、無音の慈悲によってオブリビオンは追い詰められていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 ユーベルコードを解き放つことでシフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)は、まるで天使の様な豪華絢爛な姿にその姿を変えることで溢れ出す出力を武器に飛躍的な進化を遂げる。同時に柄の部分に金色の時計の装飾が施された、不思議な力をもつ三叉鉾もまた想像力によって進化を遂げるアリスランスの特性を発揮、『時詠みのトライデント』は単純な性能の強化だけではなく、周囲に時計の幻影を発生させることで猟兵に飛行能力を授けさた。
 グリフォンナイトはグレイヴから衝撃波を解き放つが、生体反応を欠片も残さず察知する超鋭敏な感覚を獲得したシフォンは時計の幻影を纏わせながら駆け抜け、先の先を徹底して制していくと同時、鼻先を削ぎ落とさんと猟兵のトライデントによる斬撃が奔った。続けて再度、立て直しにオブリビオンが放つソニックグレイヴも的確に初動が潰され永遠の後手に回される。それは皮肉にもオブリビオンが得意とするグレイヴによる攻撃の嵌め殺しに酷似していた。ユーベルコードによって全方位満遍なく高水準に優れた破格の才がによって、敵手の奇策すらも許さぬとばかりにオブリビオンへ負傷を蓄積させていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオンに止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。



 気づけば未来予知じみた制圧力にグリフォンナイトは追い詰められていく。右かと思えば左、左かと思えば右。フェイントを織り交ぜて意識を揺さぶり、オブリビオンの牽制に少しでも釣られれば神速の一撃がお見舞いされる。そのはずだったが、ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)は何度も理不尽の二択を突破し、敵手の猛攻をまるで魔法のように容易く掻い潜る。
 ユーベルコード『UDC神拳:確率論回避(カクリツノナノモトニ)』で垣間見た確率論で最も確度の高い予測はもはや未来予知に近い精度に至っている、理不尽な出力で圧倒するオブリビオンではなく、技巧に秀でたグリフォンナイトであるからこそ最大限に効果が発揮されるのだ。敵手の技の奥行きというアドバンテージは完全に消え去り、こちらの経験値はそのまま猟兵の優位と変わる。猛攻を掻い潜った末のほんの僅かに開いた隙間を即席の退避路として回避し、そして最適な時機を見計らっては反撃の魔力を帯びたタロットカードを放ち、一撃一撃で敵手を的確に撃ち抜いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルーヴェニア・サンテチエンヌ(サポート)
(※アドリブやアレンジ、協力大歓迎!)
ダークセイヴァー出身の人狼ですけれど、普段はUDCアースに滞在しておりますの。
どんな歌でも心惹かれ、聞いた歌は歌いたくなりますわ。
エレキギターからは軽やかに澄んだ音からぐちゃぐちゃに歪んだ音まで。思いのままに、奏でてみせますの。

~さま呼び、ですの、ですわ口調ですけれど、時折崩れますし、歌う時は自由なのですわ。

実は戦いは得意でなく……少し離れてエレキギターで衝撃波攻撃、オーラ防御したり、歌や演奏で魔法を掛けるような戦い方ですの。
回復系は、歌を媒介として神の御技(みわざ)を分けてもらう(唐突なクレリック要素)のですわ。
新たな設定・戦い方の提案、歓迎しますわ!



 ルーヴェニア・サンテチエンヌ(命短し吼えよ狼 夜は明けねど歌えよ乙女・f13108)の奏でる『59』Mélodie de Rosyの音色は、渦巻く剣戟の場においても凛として通る。軽やかで澄んだ音色と猟兵の歌声が、戦場を覆い尽くすように塗り替えていく、地形に反響するように猟兵の奏でる音色はそれは仕込みも種も何も一切ない、音色とは裏腹な実力任せの異能行使だ。
 ユーベルコード『Ma la scène, la Seine.(マラセーヌ・ラセーヌ・・・ココハワタシノブタイ)』はオブリビオンの行動を阻害するだけで無く、仲間の猟兵の動きを最適化させていく。無論、戦線を支えるのは何も異能を駆使する者達だけで無い。勇士たちや正規軍の兵士たち、彼らもまたルーヴェニアの歌声で繰り返された戦闘で喪った活力を取り戻すだけでなく、平時以上の性能を発揮しオブリビオンの司令官以外の魔獣を打ち倒して行く。自らのみならず他者の肉体を強化する系統のユーベルコード。その程度は分かるが、だがそれだけの情報では対処のしょうが当然ない。侮るなかれ、単純に強くなるということは、単純に脅威が跳ねあがるということだ。特殊なユーベルコードの発現より何倍も直接的に戦況へ影響をもたらし始める。出力を高めれば小難しい技や戦術など必要ない。彼女の奏でる音色によって天秤は既に猟兵の方へと傾き始めたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「敵の主力か!根源を断つ!」
『アプロディーテ・フューチャーサイト』で1分先を見ながら『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』で識別パルスを射撃し、「敵を油断無く撃滅します!」と勇士と正規軍に檄を飛ばして『フルバースト・マキシマム』『アルテミス・レーザー』で攻撃し敵の此方に向かせ『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で召喚して敵の避け切れない攻撃を『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で空間飛翔して避けて『三女神の加護と粛清を』で敵のUCを封印/弱体化させて『アストラル・エレメント・ヴェール』で視聴嗅覚を感知させず『ヘラ・エウピション』で掃射猛攻を仕掛けます!



「――敵の主力か! 根源を断つ!」
 もはや油断の欠片も持ち合わせぬと、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はユーベルコード『アプロディーテ・フューチャーサイト』で未来を垣間見る。鷲獅子の主がその未来で行う直線と曲線を交え、そして虚実を混ぜた高速移動で猟兵をかく乱せんとするその動きに対し先手を取る形で駆け出し、猛然たる速度で間合いが縮まる。時空が歪曲、猟兵は挨拶代わりの一手目を仕掛けは総ての武装と砲門から、戦場全体を塗り替えてしまうようなパルス・レーザービームの波濤。
「敵を油断無く撃滅します! 共にオブリビオンを打ち倒しましょう」
 戦うのは我々猟兵たちだけではないと、勇士と正規軍に檄を飛ばしてながらもティティスは数多の異能を駆使することでグリフォンナイトの反撃を許さぬ、出力の波濤を矢継ぎ早に放ち続ける。無論、単純な性能で敵手を圧倒するだけではなく、いくつかの異能には敵手の性能を大きく阻害するものも当然含まれている。共に戦う猟兵の支援を多重に受け、ティティスの檄によって最大限に士気を高めた勇士、そして正規軍の騎士たちはその手にした武装を共に解き放つ。しかしまたも、一手早くオブリビオンはその危険を回避する。並外れた予知能力――グリフォンナイトという異才の塊から導かれた思考回路が、剣戟の発生に先駆けて既に自らの行くべき道を彼の中に示していた。
「この行程動作は把握できています! ――墜ちろ、オブリビオン!」
 そう、既に猟兵は遥か先の未来を予測しているのだ。共に戦う彼らが作り出したオブリビオンの回避行動に合わせるようにティティアスは超大型のレーザーキャノン『アームドフォートレスダブルキャノン』の出力の収束を今まさに終えて、照準の中心へと回避を終えたグリフォンナイトへと閃光の波濤を解き放ち大地へとオブリビオンの司令官を叩き落としたのだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋月・那原
*絡み・アドリブOK

SPDで行動

さっきの戦いでは陽動を頼んだのはいいものの、ブレイドホークの尾で正規軍たちに被害を出しちまったのが反省点だな
次は上手くやらねぇと…
やっぱコレ(アイテム『EPマルチセンサー&ジャミングユニット』に搭載された煙幕弾)の出番かな

勇士達、正規軍と共に突撃する!
だが今回はUCの効果で煙幕を張り、敵の視界を封じて、且つキャバリアに搭乗した俺が右手の105mm戦車砲、左腕の88mm滑空砲による同時至近砲撃で、俺に注意を向けさせる事で味方への被害を抑える
今度は俺が陽動を担う番さ!

陽動と言いつつ、獲れるんだったら大将首も俺が獲っちゃうけどな~!
ま! みんなで生きて帰ろうぜ!



 先ほどの魔獣『ブレイドホーク』との戦闘で共に戦った正規軍の騎士たちに被害をだしてしまった事を秋月・那原(Big Cannon Freak・f30132)は口惜しく、次はそのような事が無いようにとブレイドホークの尾が振るわれる光景を脳裏に思い起こしながら覚悟を固める。もっと上手くと、彼らに完全な勝利を届けるために持てる手札をこの決戦に出し惜しみする事なく活用せんとする。
「――やっぱコレをもってきて正解だった」
  猟兵自らが使いやすいようにと改造した、レーダー機能も備えるミラージュユニット『EPマルチセンサー&ジャミングユニット』には通常の弾丸以外にも戦場に合わせて使い分けられるように、幾つもの種類を搭載させている。グリフォンが万全な状態であれば選択肢に入らなかった武装の一つも今では十分に鬼札として機能している。
「勇士たち、正規軍の騎士たち。俺と一緒に共に戦ってくれ、今度は俺が陽動を担う番さ!」
「わかったよ――猟兵さん。俺ら勇士たちでも故郷を護れるんだって証明させてみせる」
「感謝する、名誉の負傷と共に未だに私たちは怨敵に立ち向かう事が出来る!」
 先ほどの戦いで負傷をした騎士たちも猟兵の元へと集まり言葉を交わす。負傷を受けた者たちはその傷を誇らしげに勲章として更に高い戦意へと意識を向けていく、そんな共に戦う彼らの様子を見て猟兵は思わず笑みを溢す。
「……はんっ、傷だらけで笑っているだなんて、変わり者ばっかりだな。陽動と言いつつ、獲れるんだったら大将首も俺が獲っちゃうけどな~! ま! みんなで生きて帰ろうぜ!」
 認識を改める、彼らはただ猟兵が庇護するような存在ではない。やはり共に戦う仲間なのだ、どちらが大将首を討ち取れるか勝負といこう。ユーベルコード『ダブルアサルト』で猟兵は飛翔しながら、自身のキャバリアを煙幕で包み込んで、敵の死角から強襲。どうにかその煙幕を吹き飛ばそうとグリフォンは翼を羽ばたかせるが、数多の負傷により遅れをとってしまう。十分に目くらましの機能を果たしている煙幕越しに猟兵は、右手の105mm戦車砲、左腕の88mm滑空砲による同時至近砲撃を解き放つ。

 万全な状態ならばそれら防がれていただろう。だが既にオブリビオンは心身ともに限界だった。防ぐ事も躱す事も出来ずに攻撃を受けてしまう。猟兵のキャバリエによる一撃が、勇士や正規軍たちの一撃が、ついにグリフォンナイトを完全に捉えたのだ。一体誰がオブリビオンの司令官を討ち取ったかは煙幕によって垣間見る事は出来なかった。しかし、この戦場にいる大勢の人たちの力があってこその勝利。それが揺らぐことは決してなかったのだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年02月03日


挿絵イラスト