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逆徒動乱勃発 重要施設内反乱分子制圧作戦(作者 頭ちきん
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#クロムキャバリア  #第一強国理念抗争  #リプレイ執筆中  #プレイング受付停止 


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●あおぞらを、取り戻す。
『と、言う訳で自由青空党の党首、スンゲ・トブゼの下に集いしダンテアリオンの戦士諸君よ、君たちこそ自由の戦士!
 共に我らの力で青空を取り戻そうではないか。そう、ダンテアリオンに革命を起こすのだ!』
 わー、わー。
 響く歓声を一身に受けて、ナルシズム溢れるポーズで空、もとい天井を見上げる一機のキャバリア。おそらく量産型キャバリアであっただろうそれは、補修改修を繰り返し、歪な一個の兵器へと進化していた。
 そんな彼への称賛も、なんかもうぶっ飛んでるものばかりだった。
「ひゅーっ、名前からしてトんでやがるぜぇ!」
「この人についていけば間違いなく俺たちの空が戻って来ると確信が持てるッ!」
「特に具体的な説明はないけどエネルギープラント中継施設を占拠した腕前は疑いようがねえぜ!」
 何ゆってんだこいつら。
 状況解説を行うモブその三より、スンゲが占拠したのはエネルギープラント中継施設のひとつ。
 エネルギー供給を賄うはちゃめちゃに重要な施設である。ダンテアリオンの生命線であり、故に強固な警備が行われていた。
 はずなのだが、それらを守る兵士たちがこのスンゲ・トブゼに感化されて寝返ってしまった、というお粗末な話なのだ。現在はこの超重要施設を一般開放し、民間人を施設の中に招き入れて演説の最中である。
 突っ込みが追いつかないほどいっぱいいっぱいの導火線に火が点いてますね。
『駆けつけて下さった一民間人諸君、君たちも気になるでしょう? そう、どうやって……【殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)】を破壊するのか、と……!』
「な、何ィ!?」
「この集団はアレを破壊するつもりなのか!」
『え、知らなかったの? なのに来たの? 自国民危機意識無さ過ぎでしょ……怖……』
 告知はしていた様子、でも国民のみなさんは気づいてなかったらしい。さすがのスンゲも引くが、国民のみなさまも心外であろう。
 しかし全く気にせずスンゲの名を復唱する大盛り上がり。
『……ま、いっか……』
 スンゲは用意した『ひみつへいき』と書かれたコンテナにそっと布を被せた。

 この事態、どうするつもりだ。
 白髪の老人だが背筋を伸ばし、猛禽類の如き鋭い眼光が歳を感じさせない。
 体格の良い素敵ミドルなナイスおっさんは、窓にかけられたブラインドをがしゃがしゃしながら外を覗き見たり見なかったり。
 素敵でもなんでもねぇ手持無沙汰なただの暇人ムーブだぜ!
「正面のキャバリアがリーダー機か。他は外で見張り、聞こえた声からすると『第一強国』がどうとか」
「むう。その第一なんたら言うのは貴殿の弟君の構想であろう。あやつらはその腹心か?」
 おじーちゃんの言葉に大男は気まずく顎を撫でる。弟、とは近頃ダンテアリオンが武力衝突を繰り返す小国家に捕虜として拘束されたイーデン・ランバーを指す。
 つまりは彼、ガストン・ランバー将軍はその兄なのだ。将軍だってよこの窓際族。
「賢弟の事をそれ以上に言ってはならん。吾輩の賢い弟とはいえ、人は必ずしもパーペキではないのだ」
「貴殿マジで兄バカよな。で、パーペキとは?」
「カッハハハ! 宰相であるそなたが知らぬとは! パーフェクトであり完璧、つまり略してパーペキと言うワケであァる!」
「何その頭痛が痛いみたいなの。若者言葉むつかしい」
 今正に死語を擦り込まされている可哀想な老人こそ宰相、ボアゴン・ド・キッセンである。
 国のお偉いツートップがこんなトコで何してんの?
「ええい、そんな事はどうでも良いのだ!
 ワシが聞いているのは『いきなり突撃・宰相と将軍が労いに来ちゃったよ大作戦!』なんぞに巻き込んで、挙句護衛もなくこの場に放り込まれた、これをどう打開するのかと聞いておる!」
 分かり易く訳の分からん状況説明をありがとうございます。
 青筋を浮かべて肩を上下し唾と一緒に入れ歯もフゴフゴしだすおじーちゃん。ぽっくり逝きそうだから止めてよね。
「そう怒るなキッセン宰相。アメちゃんがあるんだがどうする?」
「食べるぅー!」
 懐から取り出した包みに年甲斐もなく瞳を輝かせるキッセンおじーちゃん。このトップあって国民ありである。というかアメちゃんとか言うの危険な薬の隠語とかじゃないよね?
『そこまでだ、ランバー将軍。そしてキッセン宰相! 貴様らを断罪し、このダンテアリオンは更なる強国として世界へ羽ばたくのだーっ!』
 バイオセンサーでも搭載しているのか、壁一枚を綺麗に剥がしたスンゲが二人に迫る。
「ペロペロペロ! ひまっふぁ、見つはっはペロロ!」
「ペロペロペロリ! ううむ、仕方ない、アメちゃんを舐め終わるまで待っておれ!」
『よかろう。くっくっく……最後のアメちゃんを楽しむんだな……!』
 抵抗を諦めアメちゃんペロペロを優先するお偉いさんとそれを許容する革命家。
 このダンテアリオンに未来はあるのか。

●ライアン・フルスタンドは語る。
「今度は周辺国家の中でも強い力を持つ、ダンテアリオンでの事案だよ」
 お国騒動などに首を突っ込みたくはない。ましてやアメちゃんペロペロしてる国など以ての外。
 だがそこにオブリビオンの影あれば、動かざるを得ないのが猟兵なのだ。同情せざるを得ないっすわ。
「まあ各々、言いたい事はあると思うけど場所が場所だし時間が無いからね、手早く行くよ」
 ホワイトボードに記されたのはスンゲとその手下が占拠したエネルギープラント中継施設。
 施設外部にはスンゲに感化されたダンテアリオン兵士が反乱に気づいた他兵士と牽制し合う状況で、いつ戦闘が始まってもおかしくはない。
「と言ってもこの国は今、猟兵に対して否定的だ。まずは近くにある整備工場に自分の機体を隠したり、スンゲの部下とでも偽って機体を借りるのがいいだろうね」
 この国はあらゆる機体を鹵獲している為、様々な種類のマシンを徴発できるだろう。もっかい言うけど徴発ね。
 また、これまで戦った兵士たちが革命軍と戦っているはずだ。国家として猟兵と敵対しているものの、その命を救われた兵士たちが戦場にいれば、協力を取り付ける事が出来るかもしれない。
「敵戦力の主力は半戦車形態にも変形するマシン。重装甲な上に様々な武器を持っていて火力は勿論、継戦能力が高いから注意だね。
 地上での戦闘適性は高いはずだし、簡略化された変形機構は全高を下げるから回避にも使うはず。動きを止める、そして位置の変わらない足を狙うのがおすすめかな。
 対してリーダー機は改造が過ぎて、どんな手を持っているか全く分からない。すまないけど、各々で対処して欲しい」
 また施設内には多くの住民とついでにアメちゃんペロペロしているお偉いさんがいる。
 彼らをどうするのか、そこはまた猟兵次第という事になるが。
「重要施設内で敵との戦闘なんてさ、やってらんないよね。
 下手を打てば国家存亡の危機だし外に連れ出すのが得策だけど、まあ、よろしくね」
 しかし。
 敵の行動ははっきりとした自殺行為であり、彼らの手段が殲禍炎剣の前に有効でない事をライアンは予知している。
「派遣戦力にオブリビオンの絡んだ国が、今回は自国に牙を剥けられてる。やっぱり、オブリビオンマシンのせいで混乱してしまった国家って事なのかな」
 もしくは、彼らすらもただの。
 言葉を止めてライアンは猟兵たちに目を向けた。悩むは後、すべき事は迅速に。戦場での鉄則を己に当てはめて。





第3章 ボス戦 『敗残者の王』

POW ●果てし者よ、惰眠にはまだ早く
戦場の地形や壁、元から置かれた物品や建造物を利用して戦うと、【戦場で破壊されたキャバリアの残骸や武装】の威力と攻撃回数が3倍になる。
SPD ●望む終わりは未だ来たらず
【戦場に散乱する残骸で補修した即席改造機体】に変身する。変身の度に自身の【武装】の数と身長が2倍になり、負傷が回復する。
WIZ ●数多の敗北を識るが故に
【機体に刻まれた膨大な『敗北の記憶』から】対象の攻撃を予想し、回避する。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ユエイン・リュンコイスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。