アイドルたちを守れ! ~侵攻のミズ・ルチレイテッド
●キマフューに降りかかる災厄?
キマイラフューチャーのとある野外コンサート会場。
ここでは久しぶりにリモートでは無く、生身でのコンサートが行われていた! 誰のって、バーチャルキャラクターのアイドルたちの合同的なお祭り的なコンサートである!
ファンもそーしゃるなでぃすたんすとかに注意しつつ、この場を思いっきり楽しんでいる。その顔触れはバーチャルキャラクターだけではなく、キマイラやテレビウムに至るまで、キマフューの象徴的な光景と言えよう。
そのコンサート会場を見下ろせる、遠くのビルの屋上。そこからコンサート会場を眺めていたのは怪人『ムスビ』であった。
「異種族間の恋って燃え上がるよねー!」
いや、興奮していた。やっぱりリモートだと縁結び(物理)もはかどらなくて、しょんもりしていた彼女にとってこれは千載一遇のチャンスだ!
「なるほど。良い趣味をしている」
「……!」
その声は不意に、気配無く背後から。振り向いたムスビの視線の先に居たのは、執事服に身を纏った人型の……クリスタリアン『ミズ・ルチレイテッド』である。
身構えるムスビに対して、ミズ・ルチレイテッドは掌を見せて制止する。
「待て。私はむしろキミの味方だ。その活動を支援しよう。というわけで、カモン、漿船(クリスタルシップ)! スーパービーム照射だ!」
「うわー!!」
会話しているようでしていない強引なミズ・ルチレイテッド。いきなり現れた漿船のスーパービームの効果によって、ムスビが宇宙怪人へと改造される。
簡単に言うと飼いました。
お座りして『頭なでてー』って仕草のムスビをミズ・ルチレイテッドはぽふぽふ頭を撫でてあげる。しっぽぱたぱた。
ミズ・ルチレイテッドも座り込んで視線を合わせる。
「ふむ。よく見るとこの貧乳、これはこれで……」
「貧乳言うなァァ!!」
至近距離からムスビのボディブローがミズ・ルチレイテッドに突き刺さる。
「ごふっ?! くっ、禁句でした……だったか!」
思わず素が出かけたミズ・ルチレイテッドさん。
フシャー! と威嚇してくるイヌ科っぽいムスビに対して、ミズ・ルチレイテッドはまずジャーキーを出して匂いをかがせて警戒を解き。距離を詰めて頭をわしゃわしゃーと撫でまくる。ムスビがご機嫌になったところでさらに頬同士をすりすりして、トドメにほっぺにちゅっ、と……よし、手懐けた!
(ふっ、エメラルドお嬢様の従者たる私に出来ないことなどありません)
一応、何でも身のお世話も出来る系の女性暗殺者です。
「……コホン。では改めて、ゆけ! 宇宙縁結び怪人ムスビよ! そのコズミックにパワーアップした力でアイドルたちを私に縁結びするのだ!」
「はーい!」
しっぽをふりふりしながら、ムスビがビルの屋上からジャンプ! 勢いよくコンサート会場に飛び込んだのである。
●グリモアベースにて広がる風評被害?
「皆、大変よ! アイドルたちを洗脳して自分のものにしようとしている女性執事が現れたわ!」
もう字面からしてダメではなかろうか? グリモア猟兵、緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)の言葉を聞いた猟兵たちは視線で訴えかけた。
「コホン。ごめんなさい、見た目で決めてはいけないわね」
冬香が目を伏せて反省する。そう、これは真面目(?)な案件なのだ。
「猟書家『キング・ブレイン』配下の『ミズ・ルチレイテッド』がキマイラフューチャーで活動を開始したわ」
キング・ブレインの配下は全て悪の組織の幹部となっている。そのうちのひとつ、『宇宙船団ルチレイテッド』のボスがミズ・ルチレイテッドだ。
「彼女は、船団の戦力としてバーチャルキャラクターたちを狙っているの」
その尖兵として送り込まれたのが宇宙怪人へと改造された『ムスビ』である。
「作戦はこうよ。ムスビの縁結び能力を使って自分とアイドルたちを運命の赤い糸で結びつけて、自分の元へ招き入れようとしている」
ハーレムじゃん、とか言っちゃダメ。ちなみに男女問わずである。もっとダメじゃん、とか本当言っちゃダメ。
まあ実際『ルチレイテッド様が運命の相手だったのね!』とか言いながら大量に集まってきたバーチャルキャラクターたちを宇宙怪人に改造されて戦力とされては、本気で目も当てられないので、しっかり阻止してほしい。
「まずはコンサート会場へ乱入っていうか上から降ってきたムスビの活動を止めないといけないわ」
今から転送でいけばムスビが降ってくるのとほぼ同時に、コンサート会場の上に出る。着地は任せた。
ステージの上や袖にいるアイドルたちは全員バーチャルキャラクターだ。
「手当たり次第、アイドルたちを確保しようとするから、彼らを避難させながら、ムスビの迎撃に当たって」
ちなみに彼らは安全な場所まで避難出来たら、観戦モードに切り替わる。つまり、猟兵たちの戦いをエンターテイメントとして楽しむ!
「そこで応援してもらえるように言うといいかもね?」
アイドルの応援があれば猟兵たちも力が沸き出てくるかもしれない!
「ムスビを倒したら次はミズ・ルチレイテッドと戦闘よ」
その時はミズ・ルチレイテッドが『インクルージョン空間』という謎の空間に猟兵たちを引きずり込む。
「ミズ・ルチレイテッドを倒せば元のキマフューまで戻れるわ」
ちなみにこの空間もコンサート会場から見れるらしい。さすが謎空間。
「アイドルの応援があれば、っていうのは変わらずよ」
よろしくね、と冬香は笑って。
グリモアを取り出すのであった。
●人目のない所は練習場所
ムスビを見送った屋上でミズ・ルチレイテッドが呟く。
「咄嗟の時もボロが出ないように練習しておきましょう……しておくか」
こほんこほん。
「……美しい! 機械とリゾートに満ちた、なんと美しい星だ!
なかでもあの、軽やかにコンサート会場を躍動するアイドル達の美しさ!
あの美しき者達が、まさか疑似生命体バーチャルキャラクターだというのか?
すばらしい! あれこそ、わが『宇宙船団ルチレイテッド』に相応しき逸材!
圧倒的な『美』によって、この星を征服してくれよう。
アハハハ、アハハ、アハハハハ……!」
すらすらと口上が出てきた。高らかに響き渡る笑い声。練習の成果がうかがえます。
「ところで……今ムスビの能力を把握しましたが、これ縁結びする時、私も爆破されるな?」
複雑な表情でコンサート会場を見下ろすミズ・ルチレイテッドであった。
るちる
こんにちはとかこんばんはとか、るちるです。お世話になってます!!
ミズ・ルチレイテッド美人ですよね!(個人の感想です)
プリンセス・エメラルド(恋人いないクリスタリアンの最長老)をお嬢様呼びするミズ・ルチレイテッド! ワクワクが止まりませんね!(個人のry)
さて真面目にシナリオの補足をします。
このシナリオのリプレイは、オープニングの雰囲気を見ていただければわかるかと思いますが、ギャグとかネタとかコメディとか、そういう感じの雰囲気になる予定です。プレイングの雰囲気を重視しますので、シリアスで来たらシリアスに書きます。大丈夫、執事は何でも出来るから。
……おかしいな、ミズ・ルチレイテッドの初シナリオ、クールに決めようと思ったのに、何故かポンコツ気味になっちゃったぞ?
そして2章構成となっています。
第1章は『ムスビ』との戦闘です。宇宙怪人となったことで巫女服が宇宙服仕様になっています(露出は変わりません)。戦闘になるとバーチャルキャラクターを優先して狙う傾向があります。『貧乳』っていうと一時的に縁結びを忘れるくらいキレます。乳狩り族になるかもしれません。
会場のアイドル・キマフュー住民は自発的に避難しますが、ムスビがアイドルを狙うのでそこは妨害の一手があるとプレイングボーナス入ります。
第2章は『ミズ・ルチレイテッド』との戦闘となります。謎の異空間に引きずり込まれます。上下左右の感覚がない不思議な空間ですが、不思議と普通に戦えます。ここにいるのは猟兵たちとミズ・ルチレイテッドだけです。
なお、コンサート会場からはパブリックビューイング的に見えるようで、応援が届きます。
1章2章共に、バーチャルキャラクターに応援されるとプレイングボーナスが入ります(ちなみに戦力はゼロです)。
1章はシナリオ公開後、プレイング受付開始。
2章は冒頭に状況を追記します。
ノリと勢いで生きていただいて大丈夫なシナリオとなっております! 公序良俗を守りつつ、やりたいことをやっちゃえって感じです。
1章のみでも、2章からでもOK。
それでは皆さんの参加をお待ちしております!
第1章 ボス戦
『ムスビ』
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POW : かみさまの縁結び(物理)
【指名札】が命中した対象を爆破し、更に互いを【運命の赤い糸】で繋ぐ。
SPD : 燃え上がる恋の炎(物理)
レベル×1個の【恋】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
WIZ : 恋する乙女は無敵(物理)
全身を【リア充モード】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
イラスト:華月拓
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠カスミ・アナスタシア」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●天から降る宇宙縁結び怪人『ムスビ』!
それは突然、空から落下してきたのである! 野外コンサート会場の観客席のど真ん中に! そして着地失敗! 悲鳴が起こる。
「うわぁぁ!」
「きゃぁぁぁ!」
「もふもふー!」
最後待て。もふりに行くな。それ怪人だから。
ムスビの落下地点を中心に円状に壁が出来て遠巻きに見守る中。
がらがらっと瓦礫を振り払いながらムスビが立ち上がる。
「アイドルは全員ルチレイテッド様のものになりなさーい!!」
しゅばばばっと、広げた両手から飛び交う『コズミックかみさまの縁結び(物理)』(指名札が宇宙パワーで輝いています)が飛び交い、近くにいたバーチャルキャラクターを爆発させつつ、自分に繋ぐムスビ。後でミズ・ルチレイテッドに譲るらしい。
「友達をはなせー!」
と叫ぶキマイラには『ユニバーサル燃え上がる恋の炎(物理)』(いつもよりキラキラしております)をぶつけて吹っ飛ばす。
「そして私はまだ『スペース恋する乙女は無敵(物理)』を残しているのです!」
硬さが超絶アップしているのですが、見た目とか硬さ以外の性能とかは変わっていません、残念。
そんな感じで暴れ出す(?)ムスビの上空に、ふっ、と現れる影。それは猟兵たちだ!
着地から始まる猟兵ストーリー! 紡ぐのはキミだ!
御狐・稲見之守
『君に届けぺたんこ★ビーム』
うた:おきつね・いなみのかみ
胸のおっきな女の子 目で追いかけて
だめだめダーリン こっちを向いてよね!
マジな犯罪(れんあい)なんだから
逃げたら110番 いいね?
こやこやぺたんこハートが どっきん!(どっきん!)
よそ見してると 防犯ブザー鳴らしちゃうゾ☆
やきもきめちゃんこハートが どっきん!(どっきん!)
よそ見しないで どうか届いてぺたんこ★ビーム
――胸はぺたんこだけどハートはいっぱい
真のぺたんこをみせてやろう、喰らえ必殺ぺたんこ★ビーム!!
上野・修介
※アドリブ・連携OK
まず敵の真正面に飛び込み、身を挺してアイドル達を守る意志を示す
「猟兵です!助けに来ました!動ける方は速やかに避難を!繋がれてる方は極力動かない様に!」
敵を観【視力+第六感+情報取集+学習力】る。
相手の体格、武器、言動から間合いと攻撃の拍子を【見切】る。
挑発し敵の意識をこちらに向けさせる。
「子供のお使いか。おい、その貧相な身体を成長させて出直せ。特に胸の辺りをな」
UCは防御重視
【縁結び(物理)】は初撃を全力で防御した上で受ける。
敢えて【糸】を繋ぎ、相手の行動に合わせて踏む、掴む、離す等して敵の行動を阻害【ロープワーク】
懐に飛び込み、素手格闘【グラップル+戦闘知識】を叩き込む
神羅・アマミ
自称縁結びの神らしいが、爆破とか燃やしたりすると一般人は大体死ぬからね!?
屍の山を築かせハーレムを気取りたいとは、今度の敵幹部はなかなかに猟奇的ですね?
アリラビでやれ!
しかしそんな大惨事を引き起こさせぬが猟兵の務め。
UC『特機』を発動!
敵が炎を放つなら、無数のソードビットを風車状に展開し高速回転することで【吹き飛ばし】てくれる!
本体へ突っ返せれば完璧じゃな。
焦れて束ねてくるようならしめたもの。
元より周辺被害を考慮し分散を抑えるための戦術であり、まとめてきたなら今度はこっちの番とばかりに360°を囲んだ刃で切り刻んでくれる!
んで、住人には指一本触れさせん!とここぞと大見得を切って人気取りを狙う。
●狐アイドル、青年、そして盾キャラ、参上!
宇宙縁結び怪人『ムスビ』が野外コンサート会場で暴れている!
そんな最中に空から舞い降りる……いや、空中で浮いている狐っ娘!
「ワシのコンサートにようこそ☆」
つい先日猟兵に知れ渡ったグラビティ・ドローンで空中を舞う御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)であった。
わん、つー、すりー、とステップを踏めば、突然流れ始める音楽。
「~~♪」
ハミングする稲見之守。そしてテロップ(?)には、
『『君に届けぺたんこ★ビーム』 うた:おきつね・いなみのかみ』と書いてあるぞ!
♪胸のーおっきな女の子 目で追いかけてー
だめだめダーリン こっちを向いてーよね!♪
そしてシンギング・稲見之守。
「……!?」
突如始まったアイドル・ムーブにムスビはアイドル判定中。ちなみに稲見之守さん、歌唱スキルないんだが、きっと呪詛とか催眠術とかこめられている。そのせいか、目を離すことができないムスビ。
「猟兵です! 助けに来ました!」
その間に動いた猟兵がひとり。上野・修介(吾が拳に名は要らず・f13887)だ。稲見之守に首ったけ(?)なムスビと観客の間に修介が割り込むと、ムスビの視界内から外れたためか、観客たちの間に張り詰めていた緊張感が消えていく。
「動ける方は速やかに避難を! 繋がれてる方は極力動かない様に!」
観客の無事を見て取った修介は即座に避難誘導へ。ムスビの注目が外れている今がチャンスだ。
駆けつけてくれた猟兵のカッコイイムーブにお礼を言いつつ、キマイラたちは修介の指示に従って避難を開始する。その場に留まるのは既にムスビと繋がれた、爆破でちょっと焦げてるバーチャルキャラクターたち。
修介が駆け寄り、様子を窺う。不思議な運命の赤い糸がバーチャルキャラクターたちの腕から直接伸びている。しかし、その強度は……一般人の手では引きちぎるには厳しいが、猟兵が使う道具であれば。
「……これなら」
素早く『十徳ナイフ』を取り出す修介。名前に騙されるなかれ、軍隊向けのナイフまで入っている逸品である。流れるように振るったナイフの刃がすぱっと縁の糸が切る。
「あっ、あーっ!! それは私の、というかルチレイテッド様のものです!」
さすがに糸が切れると気付いた。修介に向かってムスビが飛び掛かってくる。
観客を護るように構える修介。
そこへさらに割り込んだ猟兵がいる!
「そこまでじゃ!」
割り込んで叫びつつ、小さなシュガースカルを天に掲げる神羅・アマミ(凡テ一太刀ニテ征ク・f00889)。シュガースカルから放たれた不思議な光に辺り一面が包まれる。
「くっ!」
思わずその光に怯むムスビ。その間に、光に包まれたアマミは戦闘形態へと移行、盾キャラ降臨。
「ここは任せよ。お主は観客の避難を」
「引き受けました」
振り向かず肩越しに修介へと告げるアマミ。その言葉を受けて、修介は解放したバーチャルキャラクターたちを安全な場所へと誘導していく。
「こらー!」
獲物(?)を追いかけようとするムスビへ、アマミがタックルで阻止する。
「自称縁結びの神らしいが、爆破とか燃やしたりすると一般人は大体死ぬからね!?」
まさかの縁結び方法へのツッコミだった。
そこを突かれてはムスビとて無視するわけにはいかない。
「心配ご無用! 火力は調整可能なのです! だからさっきも生きてましたし!」
「違うそうじゃない」
火力の問題ではないのです。現に焦げてたし観客。あれだけ戦闘力ゼロって某所で言われてるんだから加味していただきたいものである。
若干メタいその言葉は胸の内に飲みこんで。アマミがさらに言葉を続ける。
「屍の山を築かせハーレムを気取りたいとは、今度の敵幹部はなかなかに猟奇的ですね? アリラビでやれ!」
「死んだら、死んだらかぁ……あの人、『くっ尊い犠牲だった。キミの死は無駄にはしない』とか素で言いそうなんですけどどうでしょう? ところでアリラビってなんですか? 新しいエビ?」
そんな感じで話が全く合わないアマミとムスビでした。
●バトルは続くよ(アイドルソングをBGMにしつつ)
♪マージーな、犯罪(れんあい)なんだから
逃げたら110番 いいね?
こやこや、ぺたんこハートが どっきん!(どっきん!)
よそ見、してると 防犯ブザー鳴らしちゃうゾ☆♪
稲見之守の声が戦闘BGMとして響く中。
アマミとムスビの戦闘は本格化です。
話は全然噛み合ってないのだが、放っておくとヒドイことになるのは請け合いなので。
(しかしそんな大惨事を引き起こさせぬが猟兵の務め)
すちゃっと構えてアマミが叫ぶ。
「とくと見やれ、ガラクタより組み上げし妾の華麗なる剣舞! せめて一思いに骸の海の藻屑へと還してやろうぞ! 死ねーッッ!!」
ユーベルコード【特機】発動! ちなみにえらい物騒な詠唱ですね?
しかしその威力は折り紙つき。アマミの声に応えて90本の戦闘用ソードビットが召喚され、彼女の周囲に展開。その切先をムスビに突き付ける。
「させませんよぉぉぉ! ユニバーサル燃え上がる恋の炎(物理)!」
即座にムスビも大量の炎を自身の周辺に展開。ソードビットの数を優に超える炎の玉をうりゃりゃりゃっとアマミに向かって投げつける!
(敵が炎を放つなら、好都合!)
そんなことは想定内。アマミがソードビットを風車状に展開し高速回転させる。押し寄せる炎を、真正面からの風圧で吹き飛ばすアマミ。結果、炎の玉がそのまま押し戻される形で、ムスビに叩き付けられる。
「あっつぅぅぅぅぅぅ?! でも、でも恋は刺激的だから!!」
そして自分の恋の炎で燃え上がるムスビ。そして変なスイッチが入る。そのまま陶酔してやりすごす……。
「やっぱりあつぅぅぅいっ!?」
耐え切れず、炎を消すために走り回り始めるムスビであった。
「住人には指一本触れさせん!」
とここぞと大見得を切るアマミさん。人気取りを狙った一撃は、遠巻きに見ていたバーチャルキャラクターたちにクリティカルヒット、大歓声が起こるのでした。
炎を消そうと超速逃げ足を発動して駆け回るムスビ。そのおかげでどうにか炎が鎮火しようとしていたその瞬間。
避難誘導を終えて戦場に戻ってきた修介と遭遇する。
ちりちりと燃えている恋の炎(物理)。
「はっ、この胸の鼓動はまさか私が恋を……!」
燃えているだけだから。勘違いにも程があるのだがこれがキマフュークオリティ。
しかし修介は取り合わない。嘆息ひとつ、攻撃の構えを取って、言葉を返す。
「子供のお使いか。おい、その貧相な身体を成長させて出直せ。特に胸の辺りをな」
全力で煽る方向らしい。挑発で意識を自身に引き付ける修介。
「だぁれが貧乳だぁぁぁぁぁ!!!」
修介の思惑通り、突如ブチギレして飛び掛かってくるムスビ。縁結び(物理)など忘却の彼方、鋭い爪が生えている足で回り蹴りを放つ。
――これこそが修介の狙っていたタイミング。
既に【拳は手を以て放つに非ず】は修介の身の内にある。
(――力は溜めず――息は止めず――意地は貫く)
平時から無意識下で行っている『基礎』。呼吸こそ全ての基礎である。それを意識的に行い、身体機能と動作精度を補助する術を以て。
「……っ!」
短い呼気とともにムスビの蹴りを防御と固めた左腕で受け止める。
ムスビの足が戻るよりも早く、右手でムスビの足首を掴み、自身の方へ引く修介。
「わっ?!」
ムスビが態勢を崩す。それに合わせて足首を手離しながら、右肘を構え、握った拳を左の掌で固定。
「ハッ!」
引っ張った勢いと鋭い踏み込みで痛烈な肘打ちをムスビの鳩尾へ叩き込む。
「がふっ?!」
その一撃で吹っ飛びながら ムスビの口から悲鳴とは程遠い、重い息が吐き出される。
追撃しようとした修介に対して、お腹を押さえながらもコズミックかみさまの縁結び(物理)を放つムスビ。
「……!」
瞬間、足を止めて『観る』。それは視力だけでは無く、第六感も通じて。得た情報を学びとして、咄嗟の判断へと活かす。すなわち、見切り。
呼吸法を防御重視に、身体中に硬い気を巡らせる。指名札をあえて身で受け。
「くっ」
しかしその爆発を凌ぎ、糸に繋がれるも作戦の内。
「これで逃げられ、ってうえぇぇぇぇ?!」
「ハッ!」
得意げになりかけたムスビに対して、赤い糸をロープワークで手繰り寄せる修介。そのまま強引に掴み、勢いをつけて振り回す!
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
ムスビの悲鳴が響き渡った。
●三者三様の、必殺の一撃
「くっ……このままじゃ!」
圧倒的不利を感じたムスビはせっかく繋いだ赤い糸を自分の爪でぷちっと切断。とりあえず修介から解放される。
が、振り回されていましたので。
「あーれー?!」
勢いよく飛ばされる……その落下地点で待ち構えていたのはアマミである。
「飛んで火にいる夏のなんちゃら!」
「もう秋というか冬ですー!」
アマミが容赦なくソードビットを飛翔させ、空中で身動きが取れないムスビのしっぽの毛をさくさくっと切っていく。
「もうやだー!」
とムスビ、着地直後に大脱走ジャンプ! その視線の先に現われたのは稲見之守であった。
♪やきもき、めちゃんこハートが どっきん!(どっきん!)
よそ見しないで どうか届いてぺたんこ★ビーム♪
「まだ歌ってるの!?」
ツッコミながら横をすり抜け再び着地。そのまま稲見之守を無視して逃げようとするムスビだったのですが。
「胸はぺたんこだけど、ハートはいっぱい
真のぺたんこをみせてやろう、喰らえ必殺ぺたんこ★ビーム!!」
くるり振り向いた稲見之守が両手で作ったハートマーク。そこから突如放たれる『胸は小さいけど気持ちはいっぱい』のビーム!
その名もずばり【ぺたんこ★ビーム】である。なお、命中率が高い。
「うそぉぉぉぉぉ!?」
完全に想定外の不意打ちビームが直撃しないわけがない。そしてかわせない。華麗に吹っ飛ばされるムスビ。
まさかここに至るまでの全てが詠唱だったとはね……! いや違うそんなことは無い。無いです。ただ巧妙な偽装というか罠だったのは事実である。
吹っ飛ばされ、いまだ空中のムスビへ、追撃の【ぺたんこ★ビーム】が迫る。絶対に逃がさない意志を感じます。
「スペェェェェェス恋する乙女は無敵(物理)!!」
『このままだとホント死ぬ』と思ったムスビが、空中で全身をリア充モードに変え、あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になる! が、自身は全く動けないのでそのまま落下するしかないムスビ。
「ぷぎゅっ?!」
受け身も取れず、再び地面にめり込んだ。
ここが千載一遇のチャンスだ!
「間奏の間は、ワシも動けぬ!」
「なんでじゃ!?」
曲が間奏に入ってしまい、空中ダンス&ターンで繋いでいる稲見之守に、下からアマミが間髪を入れずにツッコむ。ツッコみながらソードビットをムスビの上空で円陣、360度を囲んで展開。
「切り刻んでくれる!」
刃の雨を降らせる。
「うぉぉぉぉ?!」
地面にめり込んだまま、しかしスペース恋する乙女は無敵(物理)でソードビットを弾き返すムスビ。しかしソードビットの数は暴力的である。次々とムスビの体を切り刻まんと迫るソードビットの嵐。いかな恋する乙女は無敵とはいえ、アプローチが激しすぎてリア充が持ちそうにない!
「くっ、なんて容赦の無い……!」
ほんの一瞬の隙を突いて、リア充解除。大きくその場から跳び退るムスビ。
「敵に容赦する道理は無い」
「……!」
修介の声はムスビの背後から。ムスビが振り返るよりも早く、修介が力強く踏み込む。地面が割れ、その反動も利用した強烈過ぎる掌底突きの一撃。
「ごっ?!」
反転しようとしていたムスビの脇腹に突き刺さった掌底が彼女の体を文字通り吹き飛ばし。
「容赦なく、喰らえ!【ぺたんこ★ビーム】」
「トドメじゃ!」
空中に浮いたムスビへ、稲見之守の【ぺたんこ★ビーム】とアマミの【特機】の乱舞が炸裂するのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
エメラ・アーヴェスピア
…久しぶりにキマイラでの依頼なのだけれど、ここは相変わらずなのね
それでも油断は…油断は…で、出来ないのよね、コレ?
いえ、でも何が起こるかわからないのもキマイラフューチャー、がんばりましょう
『突き進め我が不屈の兵よ』、着地と同時に即座に発動、【集団戦術】で運用
重装兵、キマイラ達を【かばう】で護り、その盾で【盾受け】、攻撃を弾き飛ばしなさい
はいはい、アイドルには触れないようお願いするわ
攻撃に回せる機数があるのなら隊列を組んで突撃、キマイラ達から離すようにね
縁結び…意思無き兵士達に効くのかしら…?そもそも返しそうだけれど
…言わないわよ?ブーメランだもの。私は気にしていないけれどね
※アドリブ・絡み歓迎
●そして少女(?)は舞い降りる
激化する宇宙縁結び怪人『ムスビ』との戦闘!
それが繰り広げられる中、少し遅れてコンサート会場の上空に転送されてきたエメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)は。
(……久しぶりにキマイラでの依頼なのだけれど……)
上空に転送されて後、眼下を望み。その光景を視界に収めて、戦況把握のために瞬間思考力。
「……ここは相変わらずなのね」
賑やかというか、騒がしいというか、緊張感が無いというか。視界に入ってくる状態は決して楽観できない状況なのだが、どことなくコミカルな雰囲気が拭えない。
(それでも油断は……油断は……で、出来ないのよね、コレ?)
自由落下するエメラの目の前を、ぽーんと吹き飛ばされてきたムスビを見つつ、冷や汗たらり。あれ? もう終わった? いや、そんなことはなかった。まだ生きてるムスビさん。
(いえ、でも何が起こるかわからないのもキマイラフューチャー、がんばりましょう)
改めて気を引き締めつつ、エメラはふわりとコンサート会場の観客席に降り立ったのである。
観客の避難は順調に進んでいる。とはいえ、観客の数が多い。そしてムスビとの戦闘もあなどれない。もちろん巻き込むような方針を取る猟兵はいないのだが、ムスビがやたらアクティブにちょこまか動き回るので、思うようにいかない可能性がある。
まさにエメラの言った通りの展開だったのである。
仲間の猟兵の攻撃で吹っ飛んできたムスビが観客席の地面にぺぎゅっと激突する。そのすぐ側に降り立ったエメラ。
「また新s……」
「セット! ……さぁ、蹂躙を始めなさい!」
「問答無用?!」
新たに現れた猟兵に文句いいたげなムスビであったが、それすらも言わせずにエメラは【突き進め我が不屈の兵よ】発動である。92体の魔導蒸気重装兵がエメラを守るように周囲に顕われる。
「重装兵、護り、受け、弾き飛ばしなさい」
集団戦術はお手の物と、エメラが重装兵に指示を飛ばす。言葉少なとはいえ、目的は明確。重装兵たちが行動を開始する。
ムスビとキマイラたちの間に壁を作る重装兵。まずはムスビの攻撃の射線からキマイラたちを護る。次いでムスビから飛んでくる指名札のことごとくをその盾で受け止めて。
「ゴー!」
エメラの号令で重装兵が突撃する。
「ふぎゃっ?!」
両手を交差して受け止めようとしたムスビだが、当然のように重装兵の重量に耐えられるはずも無く、ぽーんとまた弾き飛ばされる。
「おぉぉのれぇぇぇ!」
どうにかダメージに耐えながら何とか着地したムスビが重装兵をぐるっと回り込んで回避しつつ、視界内にいたアイドルに向かって突撃する。
「はいはい、アイドルには触れないようお願いするわ」
「ぷぎゅっ?!」
しかし重装兵が壁を作る方が早い。再度ムスビの進路を塞ぐ重装兵。
「ならば、私の魅力で籠絡するしかありませんね!」
どういう理屈なのか。ツッコミが入る前に、ムスビがコズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札をしゅばばっと投げつけてくる。盾があるのは先の攻撃で分かっているので逃げ足で動き回りながら、死角からの攻撃である!
(縁結び……意思無き兵士達に効くのかしら……?)
エメラの心配は全然別のところだった。だって自慢の重装兵だし。装甲と重量は一般兵と段違いだし。
(そもそも返しそうだけれど)
とは言わないでおいてあげた。現に装甲表面で爆発はしていたが、全然平気で受け止めていた。
しかし縁結びパワーが発動、物理的に運命の赤い糸でムスビと重装兵の間を繋ぐ。
「ふっ、これでその重武装兵士も私のものd」
「突撃、キマイラ達から離すようにね」
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
蒸気機械に心が無いとは言わないが、今回に限って言えば全然縁結びとかじゃなく、ただ単に赤い糸が不思議な力で繋がっただけらしい。エメラの号令ひとつで再度ムスビに突進していく重装兵たち。
「ぐはっ」
突進を受けて仰向けに倒れ込むムスビ。その控えめな胸部が意図せず詳らかになる。
「……言わないわよ?」
エメラさん、誰に言ってるん?
(ブーメランだもの。私は気にしていないけれどね)
エメラの場合、過去の経緯から体を機械化し、成長が止まっているので致し方ない理由ではある。まぁ言い方を変えると合法ロリなのだが、それを語るのは別の機会としよう。
起き上がってきたムスビをもう一回【突き進め我が不屈の兵よ】の突撃で吹っ飛ばすエメラであった。
大成功
🔵🔵🔵
怨燃・羅鬼
わぁ~☆アイドル洗脳なんてヤバ~いネ!
アイドルのらきちゃん☆大ビンチ!
ていうことでTOPアイドルのらきちゃん☆がルチレイテッド様を止めるためにキマイラフューチャーに出撃だよ❤
背中から炎の羽を出してゆっくりと着地!
皆~TOPアイドルのらきちゃん☆のライブにこんなに集まってくれてありがとうネ!
目立って、ムスビ達の視線を独り絞め☆他の皆はその間に撤収!
舞台は電撃ライブで乗っ取った!
指名札は怪炎で燃やして爆破☆
らきちゃんを彩る花火だネ☆
そしてらきちゃんより慎ましいおっぱいに
ハ ー ト ブ レ イ ク ☆
らきちゃんに出会って高揚してるそのハート(心臓)を狙い撃ち☆
わぁ☆興奮しすぎて倒れちゃったネ?
●ステージはアイドルのものだ!
猟兵の攻撃でまるでピンボールのように吹っ飛ばされ続ける宇宙縁結び怪人『ムスビ』。さすがの猛攻に宇宙服仕様の巫女服がところどころ破れている。
そんな状態で吹っ飛ばされてきたのはステージの上であった。
「ぷぎゅ!?」
顔から突っ込んでぱたっと落ちるムスビ。アイドルたちは既に避難しているようで、ステージの上にその姿は見えない。
……と思ったら、ひとりのアイドルが空から舞い降りてきた。
「わぁ~☆アイドル洗脳なんてヤバ~いネ! アイドルのらきちゃん☆大ピンチ!」
その声に、ばっ、と顔を上げるムスビ。バーチャルキャラクターならすぐさま確保せねば!
「……」
崩れ落ちるムスビ。そう、怨燃・羅鬼(怒りの心を火に焚べろ・f29417)は東方妖怪だった。見ただけでバーチャルな感じじゃないし、何より自称アイドル☆を名乗る妖怪、陰摩羅鬼だった。
背中から炎の羽を広げ、ゆっくりと下降してくる羅鬼。
「皆~TOPアイドルのらきちゃん☆のライブにこんなに集まってくれてありがとうネ!」
避難が順調に進んでいる中、ライブの観客となりえるのは主にムスビと猟兵たちなのだが、確かに集まってきてくれた感は正しい。
「ていうことでTOPアイドルのらきちゃん☆がルチレイテッド様を止めるためにキマイラフューチャーに出撃だよ?」
そんなわけで、ムスビとステージの上で相対する羅鬼。『舞台は電撃ライブで乗っ取った!』とは言わないでおいた。
ステージで向かい合うロリっ娘ともふもふ娘。この対決はアツい! 胸囲的にも!
そんな感じで戦闘の舞台がステージに移ったせいか、距離があって安堵したせいか、足を止めてちらちらと見る観客が出てきたり出て来なかったり。ともあれ。
「皆の視線は独り絞め☆」
作戦大成功である。
その様子に、目の前の羅鬼をアイドルと認めざるを得ないムスビ。
「種族はよくわからないですけど、とりあえずルチレイテッド様に献上です!」
ほら、わんこが捕まえたものを何でもご主人のところへ持って来る習性。
その習性が発揮されて、ステージ上に乱舞するコズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札。
しかしそれを羅鬼は怪炎を操って迎撃。1対1で炎が指名札を燃やして爆破していく!
「らきちゃんを彩る花火だネ☆」
ぽん、ぽん、ぽん、と指名札が次々に撃墜されていく。
「ぐぬぬぬ……!」
ムキになってさらに大量の指名札をばらまくムスビ。
それをより激しい炎で迎撃しながら、爆風の中を羅鬼が突進!
「その、らきちゃんより慎ましいおっぱいに~~☆」
たんたんっ、とリズムよく間合いを詰めて一手の間合い。そこから鋭く繰り出されるのは。
「ハ ー ト ブ レ イ ク ☆」
【らきちゃん☆はーと❤ブレイク☆】炸裂。名前の割には、貫手で対象の急所を破壊するという結構物騒な技である。曰く、『らきちゃんに出会って高揚してるそのハート(心臓)を狙い撃ち☆』。
「ゴッフゥゥゥ?!」
宇宙服仕様巫女服のため、貫通だけは防いだムスビ。しかしその威力、衝撃は防ぎ切れるものではない。貫通してない分、まともに吹っ飛ぶムスビ。
「わぁ☆興奮しすぎて倒れちゃったネ?」
ステージの端で仰向けに倒れるムスビに、ポーズを決めるらきちゃんでした。
大成功
🔵🔵🔵
蛇塚・ライム
ノインさん(f29890)と一緒に『営業(カチコミ)』よ!
アイドルを虐げるなんて、許せない!
アイドル猟兵ユニット『Alices』参戦よ!
私はライム!
燃え滾る熱いハートをクールにキメるの!
みんな、私にガチ恋しやがれー!
(キマフュー用に口上を考えてきた)
さあノインさん、はじめるわよ!
ノインさんのUCでステージが出現
その上で私が歌って敵の注意を惹くわ
爆破は甘んじて受け入れる
けど覇気と火炎耐性でダメージを抑えるわ
敵と繋がってからが本番
両腕で糸全部を掴んで敵を振り回す!
そして硬くなった敵へ大量の敵をぶつけてやる!
更に糸を私の方へ引き寄せて敵の体勢を崩して敵へ肉薄
文字通りの一撃必殺を敵の急所へ叩き込むわ
ノインツィヒ・アリスズナンバー
ライムちゃん(f30196)と一緒☆
営業(カチコミ)じゃオラァ!!! アイドルの顔に傷つけて、この子商売できなくなったらどないしてくれん??アァ!!!???
…………アイドル猟兵ユニット『Alices』ここに参上☆ 私ちゃんはノインツィヒ!ノインちゃんって呼んでね☆ 萌え萌えキュートにハートをずどーん! みんな、私にガチ恋しちゃってー!
ええライムちゃん、よくってよ!
まずはUCでライブ会場用意!ライムちゃんのサポートに回って、リア充は怪力と吹き飛ばしでステージ下に投擲しちゃう。この場所はアイドルのステージなの☆ 後は出番よライムちゃん!派手に決めちゃって!
●ステージは渡さない!
ステージの上で自称アイドル(猟兵です)に打ちのめされた宇宙縁結び怪人『ムスビ』。しかしまだ終わったわけでは無かった! 突如上空から照射されるスーパービーム(補給)。
「こずみっくきたぁぁー!!」
ムスビ復活(なおダメージはそのままで、体力だけ回復した模様)。ぼろぼろの宇宙服仕様巫女服が残っている限り、ムスビは終わらないのだ!
しかしステージの上に復活したムスビの前にしゅたっと舞い降りる影が二つ。
「営業(カチコミ)じゃオラァ!!!」
ルビに限界があると思います。いや、限界を超えてこそのアイドルなのか?
華麗な着地から全力でメンチ切ったのはノインツィヒ・アリスズナンバー(90番目のアイドル・f29890)である。
「アイドルの顔に傷つけて、商売できなくなったらどないしてくれん?? アァ!!!???」
「ヒィィィィ!? じゃあ顔以外を狙いますぅぅぅぅ?!」
違う色々とそうじゃない。しかしノインの相方、すなわち。
「一緒に『営業(カチコミ)』よ!」
蛇塚・ライム(その罪名は『憤怒』・f30196)もそんなツッコミするようなタイプじゃ無いっぽい。
「私はライム! 燃え滾る熱いハートをクールにキメるの!
みんな、私にガチ恋しやがれー!」
それどころか、キマフュー用に考えてきた口上をすらすらと言いだす辺り、こういう時は勢いとノリに乗っかるタイプと見た。
「…………私ちゃんはノインツィヒ! ノインちゃんって呼んでね☆」
さっきまでの勢いどこいった? とは誰もツッコまない、やさしみ。
「萌え萌えキュートにハートをずどーん! みんな、私にガチ恋しちゃってー!」
むしろ歓声(遠くからキマフュー住民が見てます)があがった。そう、そこには紛れもないアイドルたちがいたのである!(よく隠せました、はなまる)
「アイドルを虐げるなんて、許せない!」
「「アイドル猟兵ユニット『Alices』」」
「ここに参上☆」
「そして参戦よ!」
ステージ上で相対したムスビに対して、ポーズを決めるAlicesがいたのである。
何だかよくわからないがとにかくすごいアイドルオーラである。その圧にびりびりっと怯んでいるムスビを前に、Alicesが動く。
「さあノインさん、はじめるわよ!」
「ええライムちゃん、よくってよ!」
息の合った掛け合いから、まずはノインが【私ちゃんのゲリラライブ☆】発動!
「私ちゃん――アイドルターイム!」
ノインの声に応じて、バックで奏でるバンドメンバーの『霊』が出現する。
「ミュージック、スタート☆」
ノインの合図で突如始まる伴奏。しかしその音波は威力を伴ってムスビに襲い掛かる破壊のメロディー。
「そんなのアリ?!」
複雑に飛び交う音波の衝撃が直撃、後方に吹っ飛ばされるムスビ。
その演奏をバックに、ライムが歌い出す。その姿は紛れも無くアイドル……の卵。まだまだ修行中なので。しかしそんなアツいものを見せられてはムスビも無視するわけにはいかない。
「そんなムーブさせるかー!」
コズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札が乱れ飛ぶ。破壊の音波の合間を縫って指名札がライムとバンドメンバーたちに炸裂する。
「……っ!」
その爆破をあえて受け止めつつ、しかし身に纏った覇気と真の姿から漏れ出る火炎耐性で耐えて。受け止めた腕から繋がる運命の赤い糸を見て、ライムの目が輝く。
――ここからが本番!
赤い糸を両手で掴んで。
「てぇぇぇやぁぁぁ!!」
「またぁぁぁぁぁぁ?!」
強引にムスビを振り回すライム。そして悲鳴をあげるムスビ。そこから回転力をそのまま勢いに変えて、ライムがムスビをステージの上に叩き付ける。
「ごふっ?!」
血でも吐きそうな声が聞こえてきた。
「もう一発!」
「そ、そこまでです! スペェェェス恋する乙女は無敵(物理)!」
ライムが叩き付ける前に、自身の全身をリア充モードに変えてほぼ無敵になるムスビ。今度は叩き付けられるもそのダメージは全て弾き返す。その代わり全く動けないけども。
「ノインの出番だね☆」
ライムの歌(と言う名の戦闘行為)のサポートに回っていたノインがここで前に出る。彼女とてアイドルなのだ、歌って踊れる……。
「戦いのstyleは~~~乙女の素・手・喧・嘩(はぁと)」
アイドル(物理)だった。なんでこの戦場、物理使いしかいないの。
しかし身動きの取れないムスビにとって物理は危険だ。具体的にはダメージじゃなくていいようにされるという意味で。
「この場所はアイドルのステージなの☆」
「のぉぉぉぉぉ!?」
案の定、ノインの怪力&吹き飛ばしな感じでステージ下に投擲されるムスビ。まぁ投擲っていうか放り投げられたっていうか。高度をつけて投げ捨てられ、またもや地面にめり込むムスビ。
「後は出番よライムちゃん! 派手に決めちゃって!」
「わかった!!」
ステージの上から助走をつけてジャンプ! 落下地点にいるムスビに向けて空中で構えを取るライム。
「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
文字通りの【一撃必殺】をムスビの急所へ叩き込まれた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
シビラ・レーヴェンス
露(f19223)と。
ふむ。神族ではなかったのか?この娘。
神族から怪人になれるんだな。興味深い。
阿呆なところは変わってないようだ。
私はあいどる?達と共に居ようと思う。
只居るだけでは護衛にならないか…。
ならば小さい『私』を召喚し結界を張る。
四方に『私』を配置し正方形の結界を作る。
念の為に結界を五重に張っておこう。
結界を張り直すことも考慮しておこうか。
私は結界の中にいる。後は露に任せた。
露なら問題なく撃破できるだろう。
だが一言忠告はしておこうか。
「…会場はなるべく破壊するなよ。面倒だ」
神坂・露
レーちゃん(f14377)と。
あ!縁結びの神様だわ♪
でもでもなんだか雰囲気が違う?
怪人になっちゃったのね。面白いわ♪
どうしようレー…あれ?レーちゃん?
探したらアイドルの子達と一緒だわ。
…任せたって頼られるのは嬉しいけど…。
なんだか面倒なことはあたしな気が?
まあいいわ。終わったらぎゅーってする!
レーちゃんの忠告に「はーい」と返事。
そうね。会場壊さないようにしなくちゃ♪
ムスビさんと戦うのはこれで二度目ね。
今度は真面目にちゃんと戦うわ。
クレスケンスルーナと【先見の瞳】でね。
でも女の子を斬るのは忍びないわ。
峰でぽこぽこ叩くわ。…どすどす?
「…ふ。峰打ちよ…」
●それは二度目の邂逅?
容赦ないアイドル猟兵の攻撃に体がくの字に折れかけた宇宙縁結び怪人『ムスビ』であるが、なんとかその場から超絶逃げ足で離脱する。
「ぜーはー、ぜーはー。あれ、私全然お仕事できてないのでは?」
これはマズイ。ご飯がもらえないかもしれない。
その時、視線の中に入ってきたのはわんこ……じゃなくて、ひとりの猟兵。
「どうしようレー…あれ? レーちゃん? どこー?」
どうやら主とはぐれたっぽい神坂・露(親友まっしぐら仔犬娘・f19223)であった。もしや、わんこ同士のシンパシーが二人を引き合わせた?
そして露もムスビを発見する。
「あ! 縁結びの神様だわ♪ でもでもなんだか雰囲気が違う?」
「え、いや、はじめましてなんですけど?」
露にとってはムスビという怪人に遭遇するのは2回目なのだが、骸の海から甦る時に前回の記憶があるとは限らない。というか普通は別人である。ゆえにムスビは首をかしげるばかり。
「怪人になっちゃったのね。面白いわ♪」
「いえいえ、最初っから怪人ですし、今は宇宙怪人ですっ♪」
露の問いに何故か得意げなわんこムスビ。
うっかりすると意気投合しそうな勢いだったが、二人の視界に入ってきたのは、バーチャルキャラクターのアイドルたちであった。
「あっ! レーちゃん! アイドルの子達と一緒だわ」
どうやらレーちゃんこと、シビラ・レーヴェンス(ちんちくりんダンピール・f14377)は先に保護対象のアイドルたちと合流していたらしい。
本来であれば敵の標的である以上、さっさと避難するのが上策なのだが。アイドルたちの声援は猟兵たちにとってもプラスになる。そしてさっきからムスビが翻弄されまくっていることもあって、『あ、猟兵の戦闘面白そう』とアイドルたちに余裕が生まれてしまったのも事実だ。なのでこそこそっと見に来ている感じなのです。
もちろんアイドルたちだけでは何かあるとヤバいのでシビラが護衛として付いていた、というわけだ。
とはいえ、一緒にいるだけでは少し心許ない。何故ならシビラは前線に出るタイプではないからだ。
(只居るだけでは護衛にならないか……ならば)
と【小さい援軍】を使って黒ヴェールをかぶった手乗りシビラを召喚していた。露が見たら誘拐待った無しであろう。それはさておき。
その手乗りシビラをアイドルたちを囲むように四方に配置。手乗りシビラ4人と本体シビラを起点に正方形の結界を張っている。
(念の為だ)
と残った手乗り'sを使って結界を五重に強化するシビラ。ここまで防御を固めた上で『猟兵の戦闘を観ようツアー』をしていたのである。
(結界を張り直すことも考慮しておこうか)
とも思いながら、万全の体勢でシビラは結界の中にいたのでした。
そんなシビラもムスビと2回目の邂逅。
「ふむ。神族ではなかったのか? この娘」
「いやー怪人です」
「神族から怪人になれるんだな。興味深い」
「いえ、ムスビさん元々怪人ですが……はっ、まさか怪人から神様になったムスビさんがいたとでも!?」
「……阿呆なところは変わってないようだ。」
びっくりしたような安堵したような。複雑な気分でダウナーになるシビラ。
ちなみに、神様気取っている怪人という設定でした前回。
「というわけでそのアイドルたちよこせーっ!!」
唐突にお話タイムは終わりだと、文字通り飛び掛かってくるムスビ。
「……」
そのムスビの行動に対してシビラは視線を遣るばかり。
「ぷぎゅっ!?」
結界に激突するところをしっかり見届けた。ずるっと落ちていくムスビ。
「レーちゃーん! ぷぎゅっ!?」
「露、何をしてるんだ……」
一緒のように突撃してきた露も結界に阻まれた。仕方ないのだ、アイドルたちの安全を守るためだから。ムスビと同じようにずるっと落ちていく露にシビラは嘆息ひとつ。
「私は結界の中にいる。後は露に任せた」
鼻の頭をさすっている露にシビラがそう告げると。
「……!」
露に犬耳は無いけど、ピーンと立った様子をご想像いただきたい。『任せたって頼られた』ことで露復活。がばっと立ち上がった露がムスビと相対する。
(あれ? なんだか面倒なことはあたしな気が?)
頼られたことは嬉しいけれども。幾分複雑な心境だが。
「まあいいわ。終わったらぎゅーってする!」
「……」
そう宣言する露をシビラは無言で……否。
「……会場はなるべく破壊するなよ。面倒だ」
そうひと言忠告を添えた。『露なら問題なく撃破できるだろう』という信頼は確かに存在して、その上での言葉。
「はーい」
それに素直に返事する露。
(そうね。会場壊さないようにしなくちゃ♪)
腰に携えていた『クレスケンスルーナ』をすらりと抜き放ち、冬の月のように青白く煌く刃を構える。
(ムスビさんと戦うのはこれで二度目ね。今度は真面目にちゃんと戦うわ)
前回のことを思い出しつつ反省しつつ。
「やるというのなら同じわんこでも排除するのみ!」
ムスビがコズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札を大量に放り投げる。
だが、それは露の【先見の瞳】の前ではただの紙ふぶきに等しい。
(一つ先の現実を)
と。まるで十秒先の未来を見てきたかのように攻撃を回避し、指名札の攻撃をかいくぐっていく露。そのまま一気に肉薄する!
「はぅっ?!」
迫ってきた露にムスビが悲鳴を上げた。
「……!」
その様子に思わずスピードが緩む露。
(……でも女の子を斬るのは忍びないわ)
そう、この子も同じわんこだし。だからここは……。
「峰でぽこぽこ叩くわ。……どすどす?」
「ぎゃー?!」
結構容赦なかった。クレスケンスルーナは片刃ゆえに峰で叩けば斬れない。とはいえ、金属の棒でぼこぼこにしていることには変わり無い。
「……ふ。峰打ちよ……」
「む、無念……」
露の攻撃にどさっと地面に倒れ込むムスビ。
「結界……張り直す必要は無かったな」
予想通り、露がムスビを倒したことにシビラは安堵の息を吐くのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
塩崎・曲人
クックック、オレが――来た!(誰も待ってない)
ドーモ、チンピラ猟兵inアイドルフェスです
アイドルを誘拐しようたぁふてぇ奴だ
アイドルは皆のもので誰か一人のものじゃねぇ、なんて不良でも知ってるぜオイ
「ガキのくせにアイドル山程侍らそうってか?随分なマセガキだな!……あ?女?悪ぃ、てっきり女顔の子供かと」(ムスビの胸元を見下ろしつつ)
『で。お前そんなにバスト気にしてるけど、なんか嫌な思い出でもあったの?』
この質問をキーに【睨撃粒子砲】を発動
答えても答えなくてもダメージ入るだろ、多分
それでもまだ諦めねぇってんなら、後は肉弾戦でなんとかしますかね!
●胸に秘めた想い(?)
宇宙縁結び怪人『ムスビ』が猟兵の攻撃で力尽きた後……いや、まだ終わっていない。最後の蹴鞠(手に持っていました)に秘められたパワーを解放して回復するムスビ。
「まさかこの奥の手を使うことになるとは」
物凄い猟兵の数である。そのため、このまま戻っても、つまりステージやら観客席やら避難先やらに行っても吹っ飛ばされるだけである。
「よし、一回撤退しましょう!」
独断と偏見でコンサート会場を脱出しようとするムスビ。そそくさと会場の出入り口から出て行こうとする、その前に!
「クックック、オレが――来た!」
再び猟兵が立ち塞がる。塩崎・曲人(正義の在り処・f00257)である!
「くっ出会わなければ幸せでいられたのに! というよりそこどいてください!」
「ドーモ、チンピラ猟兵inアイドルフェスです」
全然話がかみ合っていない系の二人。ふつー柄の悪い男に動物という組み合わせは、知られざる~とか実は~とかで結構いい話になるのだが。
「あ?」
「はう?!」
完全に水と油だった。むしろ曲人がメンチ切ってた。
「アイドルを誘拐しようたぁふてぇ奴だ」
じりっと曲人が間合いを詰める。
「アイドルは皆のもので誰か一人のものじゃねぇ、なんて不良でも知ってるぜオイ」
「くっ……」
徐々に迫ってくる曲人の身長差とか言葉の圧とか。そういうものにちょっとびびっているムスビ。
「ガキのくせにアイドル山程侍らそうってか? 随分なマセガキだな!」
「ガキじゃなくて美少女です!」
「……あ? 女? 悪ぃ、てっきり女顔の子供かと」
曲人の視線がムスビの胸元に落ちる。直後。
「とぅわっ!!」
「ぐはっ!」
一気に距離を詰めてきたムスビの飛び蹴りが曲人に直撃する。
「何も言ってねぇだろ!」
「視線は口ほどに物を語ると私は教わりました!」
「誰にだよ!」
とにかくお気に召さなかったムスビである。
そんな様子に嘆息ひとつ、曲人が『問いかける』。【睨撃粒子砲】発動。
「で。お前そんなにバスト気にしてるけど、なんか嫌な思い出でもあったの?」
「あるに決まってるでしょぉぉぉぉぉぉ!! どんだけ弄られたと思ってんだコラァァァァァ!!」
マジレスとブチキレが返ってきた。この手のユーベルコードはマジレスされるとダメージが発生しないのが難点である。っていうかムスビ、感情の幅揺れ過ぎでしょ。
なおもムスビは止まらない。
「お前に何度復活しても『貧乳』と刻まれ続ける私の哀しみがわかるのかぁぁぁぁぁ!!」
あ、あかんこれ暴走してるやつや。ユニバーサル燃え上がる恋の炎(物理)を周囲に展開して、曲人目掛けて突撃するムスビ!
――コイツはマズイ!
咄嗟に曲人は【睨撃粒子砲】(標準ver)で仕掛ける!
「テメェどこ中だコラァ!」
「中もねぇよ! ぺたんだっにぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
ブチギレが完全に仇となった。質問の意図を間違えたムスビが炎と一緒に吹っ飛ぶ。さながら空に散る花火のようである。そのままぽてっと落ちるムスビ。
「く、くやしい……私だって巨乳に生まれたかった……がくっ」
「……」
ムスビのダイイングメッセージに何と言っていいのやら。複雑な表情と気持ちで曲人は握りしめていた拳を解くのであった。
大成功
🔵🔵🔵
稲荷・こん子
※アド、絡み◎
同行者:るこるさん(f10980)『憧れ』
・行動
なんとか着地したら、その後、周囲の様子をよく見て行動開始
「アイドルを助けるのです!」
可能なら【秘技】で、助けれるアイドル達を纏めて合体し、安全地帯まで避難、ユーベルコード解除してから、戻ってくる
無理そうなら、普通に助けれるアイドルを誘導して安全地帯に避難し、戻ってくる
「んきゅ、アイドル避難終わったのです!」
戻ってきたら、タイミングを見てるこるさんに声をかけて、気づいてもらい
「るこるさん、お願いしますです!」
【秘技】を使用し、るこるさんと一つになり、戦いを頑張るのです!
そしてなぜか、はりきるこん子
(※お胸があることを嬉しいこん子)
夢ヶ枝・るこる
■方針
・同行者:稲荷さん(f06041)
・アド/絡◎
■行動
流石はこの世界、ですかねぇ?
まずは、ムスビさんの上に『胸を乗せる』様に落下し[重量攻撃]しましょう。
そして「済みません、胸が重くて」と言いつつ【白翼衣】を使用し飛行、上へ移動しますねぇ。
私自身が『バーチャルキャラクター』、更に『胸』『乳白色のオーラ』と加わる以上は、殆どのヘイトを此方に向けられるでしょうから、その間にアイドルの方々に避難していただきましょう。
後は『札』を[カウンター]で撃ち落としつつ上方から[砲撃]で交戦、避難完了までは正気に戻りかける度に『胸の事』で煽り、私を狙わせますねぇ。
稲荷さんが戻られたら、共に攻勢に移りますぅ。
●合体すると胸がある
宇宙縁結び怪人『ムスビ』が倒れ、平和が……訪れなかった。
「巨乳滅ぶべし慈悲は無い!」
なんか怨恨パワーで復活したムスビ。
「このままでは私がルチレイテッド様に怒られるんですよ!」
そんなわけで改めてアイドルたちを狙う!
そんな時、タイミング悪くステージに現われるアイドル!
「みつけたー!」
猛ダッシュで突撃するムスビの前に。
「アイドルを助けるのです!」
空から降ってくる猟兵、稲荷・こん子(七変化妖狐・f06041)。
「また?!」
「はい、またですぅ」
その声は、本当に真上から。上を見上げたムスビに落下してくる胸……じゃなかった、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。
「ぺぎゅ?!」
顔の上にるこるの豊満な胸が乗る。質量攻撃である。
「済みません、胸が重くて」
「はやくどけろぉぉぉぉぉ!!」
るこるの言葉にべしべし叩くムスビ。
「はい、では」
とるこるが【豊乳女神の加護・白翼衣】を詠唱。
「《大いなる豊饒の女神》の使徒の名に於いて、その証たる衣を此処に」
その力ある言葉に応えて、るこるの体が乳白色のオーラに包まれ、戦闘力増強&飛翔能力を得る。
ふわりと浮きあがったるこるは改めてコンサート会場を見渡し。
(流石はこの世界、ですかねぇ?)
と不思議な感慨に包まれる。
「はやく! おりてきてたたかえー!」
るこる自身がバーチャルキャラクターで、更に胸アタックをしており、もうひとつ体型を引き立たせる乳白色のオーラの効果で、ひとまずムスビのヘイトを一身に引き寄せることに成功したるこる。
下から叫ぶムスビをちょっとの間無視しておりました。
「こっちなのです!」
胸囲の格差社会で以て完全にヘイトを集めたるこるにムスビを任せて。こん子はアイドルの手を引いて避難誘導をしていた。
そもそもこれが二人の作戦である。
ムスビがぜーばー言うくらい叫んでもるこるさん降りてきません。
「もういいです。先にアイドル捕まえちゃいましょう」
貧乳って言われたわけじゃないし。キレ度は軽度なものである。本来の目的に立ち返ったムスビが改めて避難中のアイドルに向けて駆け出す。
「させませんよぉ」
それを空中からるこるが『FRS』で砲撃。進路を防ぐ。
「もう! これだから巨乳は!」
「関係あるんです?」
「単に気が合わないだけです!」
空に向かってコズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札を投げつけるムスビ。それもFRSでまとめて撃ち落としていくるこる。
「んきゅ、アイドル避難終わったのです!」
ステージの上からこん子が叫ぶ。どうやらアイドルたちは無事な場所まで逃げたらしい。
「るこるさん、お願いしますです!」
「了解しましたぁ」
こん子の声に気付いたるこるがステージの上まで飛翔して移動。
「私と混ざってなのです!」
そしてこん子が【秘技:融合の術】を発動。るこるとこん子が合体する! 身体や容姿や体型の大きさは二人の要素を平均してから2倍に!
「戦いを頑張るのです!」
この声はこん子。何故か張り切っている。そしてお胸があって嬉しいらしい。
「では参りましょうかぁ」
るこるの声に頷いたこん子。合体るこんこがステージの上から飛んだ。
能力もある程度は引き継ぐらしい。飛翔したままムスビの上まで移動したるこんこはその質量で踏みつけアタック!
「にょぁぁぁ!」
それを何とかかわしながら、再度コズミックかみさまの縁結び(物理)を放って来るが。
「無駄なのです!」
「効きませんねぇ」
とその爆発は類い稀なる体型に阻まれる。
「持ってるからってぇぇぇぇ!!」
地団太を踏むムスビに。
「「とうっ!」」
るこんこのタックル(ただし胸で行われる)が炸裂して、ムスビは再び吹っ飛ばされたのである。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
文月・統哉
落下も気にせず立ち上がり
恰好いい口上と共に
UCで華麗に変身だ
「怪人アル所に猟兵(ヒーロー)アリ
ステージアル所に着ぐるみアリ
運命の糸に導かれ
クロネコ・レッド、見参!」
演出の爆発音と共に空へ浮かぶのは
『祝・着ぐるみアイテム化!』の文字
ドヤ顔で決めポーズ
空飛べるなら落下前に変身しとけって?キノセイキノセイ
「ここは任せて皆は避難を!」
アイドル達を庇って赤い糸が繋がれたら
逆に引っ張りムスビ足止め
観察力と読心術で情報収集
瞬間思考力で攻撃見切り武器受け応戦
胸を気にする様子察したら
そっと励ましを
控え目もまた魅力の一つ、だろ?
着ぐるみ着る時邪魔になり難いし!
隙あらば着ぐるみ勧めつつ、倒す
※アドリブ・カオス大歓迎
●着ぐるみ世界制服?
もうぼちぼち、避難する対象のアイドルたち、すなわち宇宙縁結び怪人『ムスビ』の狙うバーチャルキャラクターたちそのものの数がコンサート会場から消えていた。正確には滞りなく避難したのである。
「ど、どうしよう……?」
猟兵の妨害があったのも事実だが、わんことしては何かをご主人様に持ち帰らねば。
そんな時、上空から。
「にゃっふぅぅぅぅ?!」
なんか一緒に落ちてきたぞ?! ずがぁぁぁん! と派手な音を立ててムスビの近くに落下。煙が晴れると大の字で人が地面にめり込んでいた。
「な、なにごと……?」
ムスビがそーっと覗き込もうとすると。
「にゃっふー!」
何か復活した。
『今こそ、着ぐるみの力をここに!』
そのまま空中で詠唱、ユーベルコード発動だ!
ぺかーっ(効果音)の後、すたっと降り立ったその姿は赤いマフラーを巻いた目つきの悪いクロネコ着ぐるみ!
「怪人アル所に猟兵(ヒーロー)アリ
ステージアル所に着ぐるみアリ
運命の糸に導かれ……
クロネコ・レッド、見参!」
ドヤ顔で決めポーズを取ると共に演出の爆発音がどーん! そして空に浮かぶ『祝・着ぐるみアイテム化!』の文字!
そう、この人こそ知る人は知っている着ぐるみの森の長、クロネコ・レッドこと文月・統哉(着ぐるみ探偵・f08510)であった。ちなみに着ぐるみ変身ユーベルコード【着ぐるみの空】を使うと空を飛べるので落ちる前に使っておけばよかったんじゃ? というのは本人の希望もありツッコミ無しでお願いします。
「とりあえずもう着ぐるみでもいいです!」
「とりあえず?!」
初遭遇でひどい扱いである。着ぐるみだって人気者なのに。しかしそこまでムスビは追い詰められているのだ。
問答無用でクロネコ着ぐるみの周りに乱舞するコズミックかみさまの縁結び(物理)の指名札。いつもより多くばら撒かれております。
「くっ……!」
幸いにして守るべきアイドルたちはこの場にいないのだが、この量がコンサート会場に直撃すると会場が危ない。指名札に対して、両手を交差させてオーラ防御展開! その爆発に耐えていく統哉。
「いっぱい、いっぱい繋いだらきっと……!」
必死で攻撃してくるムスビ。その猛攻に耐えながら、しかし統哉はじっくりとその観察眼で状況を見定め、そして読心術で情報を収集する。
焦りゆえに攻撃が雑になっているムスビ。それを捉えたならば。
「見切った!」
統哉が叫ぶ。直後、どこからともなく取り出した漆黒の大鎌『宵』を目の前で回転。指名札を受け止めて爆発させつつ。繋がれている運命の赤い糸を湾曲した刃で一気に刈り取る!
「そんな……!」
がっくりと崩れ落ちるムスビ。いっぱい繋いだのに全部切られてしまった。
そんなムスビにクロコゲ……じゃなかったクロネコ着ぐるみがゆっくりと近付いていく。
「天然もふもふさん……じゃなかった、ムスビさん」
基準はもふもふである。それはさておき、統哉の声にムスビが顔を上げる。
「もふもふに貴賤は無い。それでも……着ぐるみはいいぞ」
「……!」
着ぐるみならチョイス次第であらゆるものがすっぽり隠れる。そう、この胸だって。いや、でも胸の大きな着ぐるみもいる……あれあんまいない?
そのことに気付いて自分の胸を見るムスビに統哉は優しく語りかける。
「大きいと着ぐるみ着る時邪魔になるだろ?」
「……!」
確かにそうだ。つっかかるし!
「着ぐるみならそんなこと言われること無くなるさ」
「……!!」
目からうろことはこのことだろうか。ムスビが唐突にぽろぽろと涙をこぼす。そんなムスビの肩にぽむっと置かれるもふもふ着ぐるみハンド。
「控え目もまた魅力の一つ、だろ?」
「控え目じゃなくて成長途中だぁぁぁぁ!!!!」
「にゃっふぅぅぅぅ?!」
改心して正義怪人とかになるようないい流れだったのに。
最後でミスったっぽい統哉が、ムスビの幻の左できらーんと吹っ飛ぶ。
ただし、ダメージそのものは『貧乳』って言われた時に比べると半分くらいのマイルドさだったらしいです。やさしさ。
大成功
🔵🔵🔵
フローライト・ルチレイテッド
アドリブ連携歓迎でーす。
風評被害なので直接抗議に来ました!
指定UCでバンド妖精を引き連れながら、キラキラ光って【存在感】を主張しながら味方の後方から降りてきます。
【真っ赤な夜】の音量を上げて、ドーンとライブスタートです!
周囲の人達を【鼓舞】して避難を促した上で、【情熱】に任せ【楽器演奏、歌唱、浄化、催眠術、範囲攻撃】を駆使して楽曲を演奏。
たまにカメラに向かってウィンクして【誘惑】。
怪我人等いる場合はUC【流れ星~Starry Night Pray】を演奏、
心身を癒やし、邪気・毒・病を祓う光の乱舞を観客とか味方を中心に放ちます。
敵さんからの攻撃は【地形の利用】で回避し【オーラ防御】で防御。
●この人が一番困っているのではなかろうか?
怪しい(?)勧誘を跳ね除けた宇宙縁結び怪人『ムスビ』。ぜーはーと肩で息をしている彼女の後ろに。
♪好奇心の導くまま その手を取り 微笑み君と踊ろう
羽広げ 舞い踊る それは夢幻のよう
輝いて 輝いて♪
歌声と共に楽器を持ったバンド妖精を引き連れて。
そのキラキラとした存在感を存分にアピールしつつ、【Starry Gate~光の妖精郷】で空から降りてきたのはフローライト・ルチレイテッド(重なり合う音の色・f02666)である。おそらくさっき吹っ飛んでいったクロネコ着ぐるみをサーチしてテレポートしたきたのだろう。
すたっとコンサート会場に降り立ったフローライトは。
「風評被害なので直接抗議に来ました!」
ムスビにびしっと指差して宣言。
「ふ、風評被害?」
おそるおそる尋ねるムスビ。
「フローライト・ルチレイテッドと言います」
「これは……ルチレイテッド様の関係者?!」
「全然、違います」
「え、ルチレイテッドって」
「困ってます」
両者の間に流れる沈黙。困ったムスビは腕時計型のデバイスのスイッチをぽち。するとミズ・ルチレイテッドのホログラム映像(ただし動かない)が現れる。
「ルチレイテッド様これは……」
「正直、ごめんなさい」
「はいっ?!」
ミズ・ルチレイテッドの言葉に物凄い勢いで振り向くムスビ。
「違う間違えた。その件については私が直接聞いてやろう! ただしそのムスビを倒せたらな、アハハハ!」
誤魔化すように言いたい事だけいって消えていくミズ・ルチレイテッド。
「ルチレイテッド様ー?!」
翻弄されているのはムスビのみである。なんか可哀相になってきたが。
猟兵のお仕事はこれからである。
ミズ・ルチレイテッドの言葉を聞いて、フローライトが妖精たちに合図する。そしてフローライトの周辺に赤く光るスピーカーポッド『真っ赤な夜』が浮かび上がる。それはフローライトに追従する、野外ライブのお供。その音量をぐんっと上げて。
「それじゃ、ドーンとライブスタートです!」
気合いと共にギター『蛍灯』を構えて演奏開始。ここからは猟兵というより、ひとりのギタリスト『K』。そしてバンド『Flawless Sign』のコンサートだ!
身の内から溢れ出る情熱に任せて、ギターの音を、自身の声をムスビに叩き付けるフローライト。それはただの音では無く。
「ぐっ……ううう」
声に込められた力に抗えず、抵抗をやめようとするムスビ。音はどこまでも広がる。逃げ場は無く、敵も味方も等しくその音に飲みこんでいく。
その様子に引き寄せられるように近付いてくるドローン。これは……避難したアイドルたち、バーチャルキャラクターたちが送ってきた撮影用ドローンだ。
それに気付いたフローライトがカメラに向かってウィンク。カメラ越しの誘惑がアイドルたちのハートを撃ち抜く。
そして演奏が変わる。聞いているたちを鼓舞するかのように。その音楽にドローンの向こうのアイドルたちが黄色い歓声をあげている。
「えええいっ、ライブは中止、中止でーす!」
フローライトの音を何とか振り切ったムスビがクレーム客のごとく、ユニバーサル燃え上がる恋の炎(物理)で呼び出した炎をフローライトへ放つ。
それを見たフローライトが一段高くなっている観客席の手すり兼ガードへ向かって駆ける。フローライトを追いかけていく炎。しかし!
「はっ!」
フローライトが縁に足を駆けて、空中へジャンプ。そのままギターをかき鳴らしながら宙返りを決めて炎を回避する! わずかに追撃してきた炎も張り巡らしたオーラ防御でシャットアウト!
ドローンから聞こえる大歓声!
「く゛や゛し゛ぃぃぃぃ!!」
その様子にムスビが地団太を踏む。
「恋の炎は何よりも熱いんですよ!?」
そう、恋の温度に勝てるモノがあるというのか。それは縁結びの神様(っぽい)ムスビにとって許しがたいことだ。
それでも。フローライトは告げる。
「その恋の炎すら上回るのが音楽の熱量だよ!」
そういって再度、蛍灯を構えるフローライト。自身の名前と同じ、フローライトをイメージした美しい色のダブルネックギター、その上をフローライトの指が踊るように動いて弦を弾く。
そこから生み出される音に、フローライトの声が重なって。
音の情熱がムスビの燃え上がる恋の炎を圧倒したのである。
大成功
🔵🔵🔵
保戸島・まぐろ
「まちなさーーーい!!」
巨大なマグロソードを肩に担ぎつつ現れるセーラー服の少女!!
「悪逆非道な行い、ゆるっさーーーーん!!」
単独行動するようなヒーローをイメージした決めポーズ!!
「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!! キマイラ最強のマグロ、保戸島・まぐろ、推参!!」
ここまでテンプレ。
「なーにがミズ・ルチレイテッド様よ。アイドルたちを無理やり集めるってだけでもセンスがないわよね」
などといいつつ、ワイルドマグロモードになるためにマグロジャーキーを食べる。
マグロソードに炎をまとわせつつ、攻撃!
「ハーレムなんて流行らないのよ!! だっさ!!」
(攻撃やその他、アドリブ大歓迎。他の人との絡みも大歓迎)
●最後に現われたのは
「もうやだー!」
宇宙縁結び怪人『ムスビ』は度重なる猟兵の妨害で心が折れかけていた。というか、ムスビ1体に対して容赦なさすぎじゃなかろうか。こんなにもふもふなのに。
コンサート会場からダッシュで逃げようとするムスビに。
「まちなさーーーい!!」
突如降ってくる声とセーラー服の少女。
降りてきたのは、巨大な『ゲーミングマグロソード』を肩に担ぎつつ現れたのは保戸島・まぐろ(無敵艦隊・f03298)であった。
「悪逆非道な行い、ゆるっさーーーーん!!」
びしっと空いた方の手でムスビを指差すまぐろ。そして必殺、決めポーズ! それはさながら単独行動するようなヒーローを彷彿とさせる!
「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!! キマイラ最強のマグロ、保戸島・まぐろ、推参!!」
「私は呼んでません!」
速攻で脱走しようとするムスビに、ゲーミングマグロソードをぶん投げるまぐろであった。
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
しゃがんで何とかかわすムスビ。その隙に素早く前へ回り込んだまぐろが再度ゲーミングマグロソードを手に取る。
「なーにがミズ・ルチレイテッド様よ。アイドルたちを無理やり集めるってだけでもセンスがないわよね」
「そんなこと言われましてもご主人様は様付けしますし、私たち悪の組織ですし!」
まぐろの言葉にしっぽをぶんぶんしてご主人様のフォローをするムスビ。センスがあろうとなかろうと戦力が集まれば問題ないし。
とかなんとか張り合うムスビをよそに、まぐろは取り出したマグロジャーキーをもぐもぐ。
【フードファイト・ワイルドマグロモード】発動である! 全身の細胞が活性化し、炎のオーラを纏うまぐろ。オーラがゲーミングマグロソードに伝播して、虹色にキラキラと輝く炎を纏ったマグロ形状のソードが完成する!
「やらせませんよぉぉぉ! コズミックかみさまの縁結び(物理)ぃぃ!!」
まぐろが仕掛けるよりも早くムスビの手から宇宙パワーに輝く指名札が乱舞する。出し惜しみ無しの全力投擲。
「ハーレムなんて流行らないのよ!! だっさ!!」
しかしまぐろはフレイムゲーミングマグロソードで指名札を一閃する! 斬り筋に合わせて爆発していく指名札。
「にゃんとぉぉぉ!? あとクレームはルチレイテッド様にお願いしますぅぅ!!」
「てやーっ!!」
慌てふためきながら『クレームは適切な場所に』と案内誘導したムスビへ、まぐろが最上段からゲーミング威圧大切断。
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」
爆発しながら吹っ飛ばされるムスビ。
猟兵たちの勝利が決まった瞬間であった。
大成功
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第2章 ボス戦
『ミズ・ルチレイテッド』
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POW : インクルージョン・ウェポン
【掌から生成したルチルの弾丸】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : クロックパルス・イベイジョン
【水晶振動子を利用し、完璧なタイミングで】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ : クリスタライズド・バレット
【10秒間の集中】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【透明化させたルチル弾】で攻撃する。
イラスト:+風
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠椎宮・司」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●本番はここから始まる
猟兵たちの猛攻についに倒れる宇宙縁結び怪人『ムスビ』。
「る、ルチレイテッド様ー!!」
爆発が起きてムスビの体が吹っ飛ばされる。しかしその姿は力無くもはや死に体。
そこへひとりの影が飛び込んできた。ムスビを空中でキャッチしてコンサート会場に着地する。
「カモン! 漿船(クリスタルシップ)! 私たちと猟兵を『インクルージョン空間』へ引きずり込め!」
その影――男装の麗人『ミズ・ルチレイテッド』が叫ぶ。突如上空に現れた漿船が不思議な空間を展開して、ミズ・ルチレイテッドとムスビ、そして猟兵たちのみを飲みこんでいく。
そこは不思議な空間であった。
「警戒する必要は無い」
ムスビを抱えたまま、ふわりと着地。猟兵たちと相対したミズ・ルチレイテッド。
「ようこそ猟兵。私のインクルージョン空間に」
そう言って恭しくお辞儀をする。
「私はミズ・ルチレイテッド。『宇宙船団ルチレイテッド』のボス。そしてお察しの通り、ルチレイテッドクォーツのクリスタリアンでもある」
気が付いたムスビを側に立たせる。そしてその手の内に生み出すのはルチル――金紅石とも呼ばれる二酸化チタンの結晶。
「このようにインクルージョンを操る力については他の宝石より長けている、ということだ」
ルチレイテッドクォーツとは水晶の中にルチルが入り込んだものを指す。その身に取り込んでいるルチルを弾丸として使うことができるのがミズ・ルチレイテッド。そしてこのインクルージョン空間もその応用らしく、つまりここは疑似的に作り出したインクルージョンクォーツ。インクルージョンは今この場にいる者たちだ。
「というわけでこの場に特に不思議な力があるわけではない」
この場で戦っている限り、外――キマフューに影響を与えることは無い。そしてここが宝石である以上、外から観賞することが可能だ。
「丸見え、というわけだ。キミたちが私に倒される様が」
そう言ってミズ・ルチレイテッドが構える。得物はなく、徒手空拳の構え。これが彼女のスタイルなのだろうか?
「というわけで説明終わったから貧乳さg」
「貧乳いうなぁぁぁぁ!!」
「ごふっ?! い、意外と元気だな瀕死どこいった……」
唐突な不意打ちに脇腹を押さえて蹲るミズ・ルチレイテッド。駄犬は駄犬で、やっちゃったことにあわあわしている。でも促されてムスビがインクルージョン空間に溶けていく。
「安心したまえ。漿船へ退避させただけだ、この戦いには関与しない」
改めて構えるミズ・ルチレイテッド。
「さぁ、はじまりだ猟兵。私を楽しませてくれたまえ」
こうして猟兵たちとミズ・ルチレイテッドのバトルの火蓋は切って落とされた!
え? シリアスに方向転換したのかって? 剥がしたい人はぺりっと剥がしてやってください(剥がさなくても大丈夫です)
※シナリオ捕捉
・インクルージョン空間
水晶の中に閉じ込められているイメージです。
中にいる人から外を見ると宇宙にいるように感じます。しかし光源が無くとも視界はクリア。戦うための広さも十分で障害物もありません。宙に浮いているような感じですが、足元は透明な地面があるようでしっかりと踏み込めます。もちろん空気もあります。
何をしても外には影響が出ないこと、外からは中が見えていてキマイラ&アイドルたちが見ていること(音声通信は可能です)が付属効果としてあります。
プレイングボーナスについては1章と同じ。
水晶を破壊する術はありません(することにメリットもないはず)。ただし空間の維持にミズ・ルチレイテッドの水晶エネルギーを使っているため、彼女を倒せば空間が解除されます。
・ミズ・ルチレイテッド
ご存知かと思いますが、絶賛演技(ロールプレイ)中です。剥がそうと思えば剥がせます、ぺりっと。OPはもう一度読んでおくといいかもしれません。
見ての通り、目に見えるような得物は持っていません。召喚術も使えませんのでその点だけはご安心を。
ムスビも出てきません(コミカル賑やかし枠でした)
この章からでも参加OKです。よろしくお願いします。
エメラ・アーヴェスピア
…あら?地味に怪人を回収された…?
…まぁ、今は置いておきましょう、お相手願うわ。
それにしてもまた奇妙な場所に連れ込まれたものね
どうやら、少し派手に行った方が有効のようね
この世界的にはそちらの方が良いでしょう
問題としては…ここの広さなのだけれど
『鳴り止まぬは我が迅雷の巨人』、リニアローラーダッシュを用いて高機動で引っ掻き回し
攻撃ドローンにより雷を放ち、回避場所を制限、巨人の雷を使ったレールキャノンでトドメよ
私は防御しながら今後の為に情報収集をしておきましょうか
※アドリブ・絡み歓迎
●実は……
戦いを始めよう、と構えた『ミズ・ルチレイテッド』。そこまでの経緯をつぶさに観察していたエメラ・アーヴェスピア(歩く魔導蒸気兵器庫・f03904)は眉をひそめる。
(……あら? 地味に怪人を回収された……?)
ムスビが漿船に後退した。それはミズ・ルチレイテッドが戦力を回収したことに他ならない。
「……気付いたか? キミは聡いようだ」
ミズ・ルチレイテッドがエメラに話しかける。
「安心したまえ。私が死んだら漿船は爆発する」
「……は?」
エメラが思わず気の抜けた声を出す。
「逃げたと考える必要は無い。回収したのは……そう、飼い主が飼い犬捨てるわけにはいかないな、というやつだ」
「なるほど。ペットには優しいのね」
ため息ひとつを返して、エメラは周囲を見渡す。
「それにしてもまた奇妙な場所に連れ込まれたものね」
「気に入って頂けたなら幸いだ」
減らず口を叩くミズ・ルチレイテッドに視線を遣るエメラ。
「……まぁ、今は置いておきましょう、お相手願うわ」
「では始めよう」
そして間髪を入れずに、一気に距離を詰めてくるのであった。
●吹き荒れる雷
一気に距離を詰めてきたミズ・ルチレイテッドに対して。
「接近戦なんてさせるわけないでしょう」
エメラは冷静に瞬間思考。そして結論を出す。
「出撃の時よ、私に勝利を捧げなさい」
後退しながら素早く召喚したのは【馳せ参じよ我が騎士よ】による魔導蒸気黒騎兵。パワーと対応力に長けた黒き騎兵が突撃してきたミズ・ルチレイテッドに斧の一撃を繰り出す。
「ふっ、なるほど」
鋭く繰り出された斧の一撃を半身になってかわし、その勢いのまま上段蹴りを繰り出して蹴り倒す。
「この程度で私を止められると?」
エメラを追いつめるべく、黒騎兵を飛び越えようと構えるミズ・ルチレイテッド。
「思ってるわよ」
エメラの声はとても冷静で。そしてその声に応じるかのように。
「……っ?!」
跳ぼうとした瞬間、下から鋭く斬り上げる斧の一撃は黒騎兵のもの。その一撃を地面に手を突いて両手バク転しながら回避するミズ・ルチレイテッド。
「……なるほどな!」
感嘆の声をあげるミズ・ルチレイテッドに黒騎兵が突撃する。
黒騎兵がミズ・ルチレイテッドを留めている間に、エメラはさらに後方へ飛び退り、距離をとる。
周囲を見渡して、状況を再確認。
(どうやら、少し派手に行った方が有効のようね)
障害物もなし。気兼ねする相手でもない。そして外に影響が出ないというのならば。
(この世界的にはそちらの方が良いでしょう)
問題はただひとつ。今戦っているこの場所の広さ。しかし、それについても確認した限りでは、宇宙のように奥行きが確認できない不思議な空間。どうやら概念があやふやらしい。だが、これならばいける。手を天に掲げるエメラ。
「……この雷嵐から逃げられるかしら?」
ユーベルコード【鳴り止まぬは我が迅雷の巨人】。エメラの求めに応じて、雷を利用した多数の兵器を操る20m級の高機動かつ雷霆兵器搭載魔導蒸気巨人兵が降臨する。
「……! ちっ!」
巨人兵を見て、黒騎兵と交戦していたミズ・ルチレイテッドが素早く後退していく。
「逃げられると思っているの?」
掲げた手を振り下ろすエメラ。それを合図として巨人兵が駆ける。その巨体に似合わず、猛烈なスピードをリニアローラーダッシュで引き出し、ミズ・ルチレイテッドに追いすがる。
「面倒な!」
人の身ゆえに急制動や急加速は容易だ。それを速度の加減で以て巨人の足元を抜いていこうとするミズ・ルチレイテッドだが、その行動は大雑把ながらも高軌道な巨人兵の囲い込みで潰される。
その間に追いついてくる攻撃ドローン。これもまた【鳴り止まぬは我が迅雷の巨人】の効果。雷を放ち、ミズ・ルチレイテッドの行動範囲を制限していく。
「くっ、キツイな……!」
「終わりよ」
雷の牢獄に対してどうしようかと一瞬ミズ・ルチレイテッドが躊躇った瞬間。巨人の腕より雷を利用したレールキャノンが発射される。
「ちっ! ここかっ!」
レールキャノンの一撃をどうにかクロックパルス・イベイジョンで回避するミズ・ルチレイテッド。
そのまま飛び退ろうにも雷の牢獄がその行く手を阻む。
「えぇいっ! さっきから舌打ちしかしてないぞ私……!」
「全然ダメなのね。遠距離」
仮にルチルの弾丸を作れたとしても。エメラまでの距離が遠い上に、防御に徹している彼女に有効打は入るまい。
(今後の為に情報収集をしておきましょうか)
とエメラは後方で参謀よろしく戦況を見守る。雷の中を突撃する黒騎兵と周囲から翻弄する巨人兵。質量差はどうしようもなく、また現状のミズ・ルチレイテッド一人ではこれを覆す余裕はないらしい。
ならばこのまま一気に。エメラが号令を示す。
「今度こそトドメよ」
「くっ、きゃぁぁぁぁぁっ!!」
レールキャノンの一撃を受けて、ミズ・ルチレイテッドが悲鳴を上げるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
神羅・アマミ
ついにお出ましか幹部の一人!
貴様の首、キング・ブレインへの手土産としてくれる!
見栄を切ったがあの無手の自然体、一切の付け入る隙が見当たらぬは流石と褒めるべきか…
もし弱点があるとしたら…そう!
奴は腹が!腹パンに弱い!!
ならばパーフェクト・タイミングを自称する奴の自惚れに漬け込むべし!
UC『結髪』を発動!
【ダッシュ】にて一気に距離を詰めブラストを放つが、これなるは撒き餌。
余裕の回避を見せる奴にはターンで追いすがり!
突き出した右手の拳もそのままに、【怪力】【鎧砕き】【重量攻撃】全てを乗せたド本命でブチ抜けるッ!
「それはそれ!これはこれ!」とか言ってもし天丼を回避するようなら…妾失望しちゃうなー!
●実は……
インクルージョン空間の中は非常に不安定だ。
まず中は宇宙のようになっている。つまり見た目以上に広く、また宙の様に見えても踏みしめることができる。
そして、さっきまで側にいた者が不意にいなくなることもある。また、さっきまで遠くにいた者が突如目の前に現われることもある。
しかし、命に別状はないのでその点は『ミズ・ルチレイテッド』が言った通りか。
なので……コンサート会場にいた猟兵たちを纏めて引きずり込んだにもかかわらず、神羅・アマミ(凡テ一太刀ニテ征ク・f00889)とミズ・ルチレイテッドが1対1で向かい合っているのも、またこの空間の特徴なのだ。
「先程の現われ方、誰かにやられてきたなお主?」
「聞くな」
幾分焦げている執事服を整え直しながら立ち上がるミズ・ルチレイテッド。油断なく構えたその姿は若干寂し気である。
しかし気を取り直して彼女は微笑む。
「さて、この場はキミと私のバトルのようだ」
●淑女のお腹は大切に
改めてミズ・ルチレイテッドと対峙するアマミ(既に戦闘形態。バンクシーンは省略である)
(ついにお出ましか幹部の一人!)
戦闘態勢に入ったミズ・ルチレイテッドは先ほどの『抜けた』感じが一切無い。しかしそれに臆するアマミでは無い。
「貴様の首、キング・ブレインへの手土産としてくれる!」
「出来るものならやってみるがいい」
双方がじりじりと距離を詰める。張り詰める緊張感。
(見栄を切ったが……流石と褒めるべきか……)
構えながらアマミの頬に冷や汗が一筋。相対するミズ・ルチレイテッドの無手の自然体に、一切の付け入る隙が見当たらぬ。だが決して付け入る隙が無い、わけではない……たぶん。
(もし弱点があるとしたら……そう!)
これまでのミズ・ルチレイテッドの動向を思い出す。見たこと、聞いたこと、そして感じたこと。それらを総動員してアマミが導き出した答えは。
「奴は腹が! 腹パンに弱い!!」
「……え?」
アマミの叫びに思わず間の抜けた声を漏らすミズ・ルチレイテッド。今度は彼女の頬に冷や汗がつーっと流れるのでした。
嫌な予感を振り払って。
「来ないなら、こちらから行かせてもらうぞ!」
ミズ・ルチレイテッドが素早く距離を詰めてくる。
「甘いわ!」
ミズ・ルチレイテッドの鋭い拳の一撃を、アマミは身を翻してかわし、即座にカウンターの拳を繰り出す。
「……ふっ」
しかしその一撃はミズ・ルチレイテッドにするりとかわされた。
「その程度では、私の水晶振動子をかいくぐることは出来ない」
クロックパルス・イベイジョン、完璧なタイミングで攻撃を予測して回避する術でミズ・ルチレイテッドは余裕を見せる。直後繰り出される回し蹴りに、アマミが拳を叩き付けて。その反発力に従うように、再び距離を取って睨み合う二人。
真正面からでは回避合戦となって膠着しそうだ。
(ならばパーフェクト・タイミングを自称する奴の自惚れに漬け込むべし!)
その結論に至ったアマミが【結髪】発動! 和傘に装着されていた円筒状の反重力装置がアマミの四肢と髪に装着され、籠手と鉄靴を展開。オーバークロック状態となったことで高速移動を可能とし。
今度はアマミがダッシュで一気に距離を詰める。
「……っ!」
その速度にたじろぎながらもバックステップを踏むミズ・ルチレイテッド。
「もらったっ」
そこへアマミが右手を突き出し、班重力装置の余剰エネルギーから生じるフォトンブラストを発射!
「……ふっ」
その攻撃は予想していたと余裕の回避を見せるミズ・ルチレイテッド。しかしフォトンの奔流がアマミの行動を包み隠す。
(これなるは撒き餌……!)
フォトンブラストの流れに紛れるようにして、一度ミズ・ルチレイテッドの真横をすり抜けたアマミは、直後にターン! ミズ・ルチレイテッドが振り返るよりも早く、彼女の懐へ飛び込む!
(全てを乗せたド本命でブチ抜けるッ!)
怪力と重量を乗せた鎧をも砕く右の拳に全てを掛けて、アマミが踏み込んだ。しかしその動きをミズ・ルチレイテッドも捉えている!
「あま……」
「『それはそれ! これはこれ!』とか言ってもし天丼を回避するようなら妾失望しちゃうなー!」
「…………くっ!」
キマフュー補正はいりまーす。
「ぐあぁっ!!」
派手な音を立てて、アマミの右拳がミズ・ルチレイテッドの脇腹にのめり込む。ビシッ、とヒビの入る音がする。そして吹っ飛ぶミズ・ルチレイテッド。
「嫁入り前の淑女のお腹はもっと大事にすべきだと思う!!」
「こだわりそこかっ?!」
ミズ・ルチレイテッドの言葉にアマミがツッコみながら彼女の方を振り向くも、そこにミズ・ルチレイテッドはいない。
アマミの強烈な一撃は、インクルージョン空間の作用もあって想像以上に彼女をぶっ飛ばしたのである。
大成功
🔵🔵🔵
怨燃・羅鬼
わぁ☆綺麗な水晶!そして周りから丸見え!
これは……これは……
まさにらきちゃんの為に用意されライブステージだね!?
おは羅鬼☆外の皆見えてる~!(手を振り)
こんな素敵なステージを用意してくれるなんて!まさかルチレイテッド様はらきちゃんの大ファンなのでは?
流石アイドルたらし!サイン色紙いる?いる?
ということで折角用意してもらったステージだから!
らきちゃん☆ 歌うよ!
本人も楽しませてって言ってるから無問題☆
羅射武舞逝苦片手に『大声』で歌を
ボエー♪
硬い空間だから反響もバッチ死だね☆
楽死かったかなぁ?
●リサイタル会場はここですか?
「くぅっ! どいつもこいつも遠慮が無い!」
もちろん敵に遠慮する必要は無いのだが。
脇腹を押さえつつ、インクルージョン空間の中で着地する『ミズ・ルチレイテッド』。
インクルージョン空間の中は非常に不安定だ。
視界通りの広さではないし、距離の概念が狂う時もある。それゆえ、一緒に引きずり込んだはずの猟兵が、別の場所にいることもある。
猟兵の強烈な一撃に距離を狂わされたミズ・ルチレイテッドを待ち構えていたのは、猟兵の内のひとり、怨燃・羅鬼(怒りの心を火に焚べろ・f29417)であった。
「わぁ☆綺麗な水晶! そして周りから丸見え!」
と部屋の装置というか状況というか、羅鬼はそちらに気を取られていた。ここは特に透明度が高く、また水晶の外側に近いようだ。
「これは……これは……」
感極まった様子で羅鬼が呟き。
「まさにらきちゃんの為に用意されライブステージだね!?」
『違う』とはツッコめないミズ・ルチレイテッドであった。
惜しむらくは観客がミズ・ルチレイテッドひとりであるということであろうか。いや、水晶の外はキマイラやバーチャルキャラクターたちが見ているんだけれども。
「おは羅鬼☆外の皆見えてる~!」
手を振りながら外の観客に向けてアピールする羅鬼。向こうからも手を振り直してくれた。どうやら映像も声も届いているらしい。
「こんな素敵なステージを用意してくれるなんて!」
声をあげながらくるっとミズ・ルチレイテッドの方を振り向く羅鬼。その様子を見てミズ・ルチレイテッドが構える!
「まさかルチレイテッド様はらきちゃんの大ファンなのでは?」
「……えっ?」
羅鬼の唐突な不意打ち(?)にミズ・ルチレイテッドもそんな声を返すのが精一杯。
「流石アイドルたらし! サイン色紙いる? いる?」
どう対応したらと困っている間に、羅鬼が速攻で距離を詰めてきた。サイン色紙を差し出しながら。
「あー……大変申し訳ないのだが……すまん。全然違う」
「そっか~☆残念」
特に気にした様子も無く、羅鬼はステージ(いつの間に?)に戻っていく羅鬼。
「ということで折角用意してもらったステージだから!」
――らきちゃん☆ 歌うよ!
「……えっ?」
ミズ・ルチレイテッド渾身の2回目である。ただし効いてもないし、聞いてもない。
「本人も楽しませてって言ってるから無問題☆」
「そういう意味じゃないんだが!!」
このままではヤバいという直感に素早く駆け出すミズ・ルチレイテッドだが、羅鬼の方が早い。らきちゃんのライブ用マイク『羅射武舞逝苦』(先端は槍になってる☆)を手に、大声で歌い出す!
「「「ボーエー♪」」」
「!?」
予想外の声であった。思わずストップして耳を塞ぐミズ・ルチレイテッド。
そう、【羅鬼羅鬼楽逝舞】(ジゴクノコンサート)の始まりである!
羅鬼の楽しそうで、しかし超絶音痴な声(文章では表現できない)が辺りに響く。しかもよくわからない、どこかの壁か何かに当たって、羅鬼曰く『反響もバッチ死だね☆』とのことである。
「くあぁぁぁぁぁ?!」
耳を押さえながら悲鳴をあげるミズ・ルチレイテッド。いつの世も音波兵器(?)は極悪なのだ。
「「「ぼーーーーーえーーーーー♪」」」
しかし羅鬼本人はとっても楽しそうに歌っているわけでして。しかも無差別攻撃ときたもんだ。
「だがっ、これも攻撃ならば、どうにかかわすことができる、ハズっ!」
どうにか音が来るタイミングを計り、クロックパルス・イベイジョンで回避するミズ・ルチレイテッド! しかし音は次から次へと襲い来る(歌っている限り)
「毎回、やってられるかぁぁぁ!!」
かわすのにも限界があるらしい。近付けないのか、掌にルチルの弾丸を作り出し、発射するミズ・ルチレイテッド。狙い澄ました一射が羅鬼の羅射武舞逝苦を跳ねあげる。
「おぉっと?」
ちょうど間奏だったので歌には影響がなかったが、マイクが飛ばされそうになって慌てて掴み直す羅鬼。
「あれ?」
振り向くとそこにはミズ・ルチレイテッドの姿は無く。いつの間にか、どこかへ退散したようだ。
「楽死かったかなぁ?」
と姿の見えなくなったミズ・ルチレイテッドに感想を求めるらきちゃんであった。
大成功
🔵🔵🔵
上野・修介
※アドリブ、連携歓迎
「なんであれ、俺のやることは変わらない」
――恐れず、迷わず、侮らず
――為すべきを定め、心を水鏡に
「猟兵、上野・修介。この世界の安寧と未来を守るため」
とうに決めた覚悟を口にする。
「推して参る」
いつもように拳を構え、前へ踏み込む。
ただ一直線に突貫。
被弾面積を減らすため低い姿勢をとり、相手の視線、体勢、手の向きなどから軌道を見切って空手の廻し受けを応用した防御で対処。
捌き切れない場合は左腕を盾にして最低限急所だけでも防御。
叩き込むは一撃――否、二撃
間合いを詰め、懐に飛び込む勢いをそのままに一撃。
拳を密着させた状態から地を踏み込み、得た勁を足裏から拳までの全関節を螺旋し増幅し透す。
塩崎・曲人
こちとらギャグでもシリアスでもやることは変わらんから良いがね
「親玉がわざわざ出張ってくれるんならありがてぇ
遠慮なくぶん殴らせてもらうぜオイ」(指関節ポキポキ)
と、啖呵を切ったは良いが
あいつの能力、確か回避系だったっけか
水晶振動を利用した攻撃予測……物理攻撃は概ねお見通しされるな?
「向こうの反応速度を超えた打撃、トラップしかけて意識外から攻撃……どれもイマイチか。ならしゃーねー、疲れるがちょいと本気出しますかね!」
【最後の手札】で切り札の魔法を発動
回避する余地もない規模の火属性精霊魔法をブッパ
ちなみにさっき指ポキしたのはこの為のブラフだ
「鉱石相手だ、火力はマシマシで行かせてもらうぜ」
●覚悟
あの猟兵何しに来たの。あ、ライブか。
「今回ばかりはこの空間に助けられたか」
そんなことを思いながら退避、どうにか音が届かない場所まで辿り着いた『ミズ・ルチレイテッド』。
インクルージョン空間の中は非常に不安定だ。
視界通りの広さではないし、距離の概念が狂う時もある。それゆえ、一緒に引きずり込んだはずの猟兵が、別の場所にいることもある。
(結果的に、相対した猟兵を仕留め切れていないのだが……)
だが耐久力なら。宝石の身であるミズ・ルチレイテッドにも分がある……あるか? この人数相手に。
「むぅ……」
とりあえず各個撃破せねば。気を引き締めるミズ・ルチレイテッド。
そんな彼女に。
「見つけたぜ」
投げかけられる猟兵の声。それは塩崎・曲人(正義の在り処・f00257)のもの。そして曲人のすぐ後ろには上野・修介(吾が拳に名は要らず・f13887)がいた。
すぐさま向かい合う両者、張り詰める緊張感。
しかしそれを意にも介さず。
「なんであれ、俺のやることは変わらない」
と告げて。一歩前に出ながら、徒手空拳の構えを取る修介。
その様子を見て、曲人が、ヒューっと口笛を吹いて。
(ま、こっちもギャグでもシリアスでもやることは変わらんから良いがね)
ミズ・ルチレイテッドの見せるコミカルな面に惑わされること無く、曲人もまた彼女を見据える。
「親玉がわざわざ出張ってくれるんならありがてぇ。遠慮なくぶん殴らせてもらうぜオイ」
胸の前で掌と拳を合わせながら、指関節をポキポキ鳴らし、戦闘準備を整える曲人。
「言動はだいぶ粗野ですが……しばらくぶりにまともな戦いができそうで、私は嬉しい」
「……」
今まで何があったのか、とは聞かないでおいた曲人であった。
曲人とミズ・ルチレイテッドがそんなやりとりをしている間に。
修介は静かに、そしてしっかりとした自覚の元、『調える』。それは【拳は手を以て放つに非ず】。
(――力は溜めず――息は止めず――意地は貫く)
身体より余計な力を抜き、呼吸を整え、そして意地で以て気を張り巡らせる。平時から無意識下で行っている『基礎』、それを意識的に行い、身体機能と動作精度を補助する呼吸法。漲る力を攻撃力へと転換する修介。
そう、やっていることはいつもと変わらない。
――恐れず、迷わず、侮らず
――為すべきを定め、心を水鏡に
「猟兵、上野・修介。この世界の安寧と未来を守るため」
それはとうに決めた覚悟で。いつも抱えているけれども、それでも口に出して。
「推して参る」
そしていつもように拳を構え、前へ踏み込んだ。
距離を詰めてくる修介に対して、しかしミズ・ルチレイテッドは掌をかざす。
「高潔な振る舞いは嫌いではない。けれども、私は『仕留める』のが生業だ!」
相手の流儀に合わせることはないと、掌から生成したルチルの弾丸を放つミズ・ルチレイテッド。
しかし自身に向かって突き進んでくるルチルの弾丸を視認してなお、修介は退かない!
被弾面積を減らすため、くんっ、と低い姿勢を取り、ミズ・ルチレイテッドの手の向きから軌道を見切る。素早く体を振ってインクルージョン・ウェポンを回避。
そのまま、ただ一直線に突貫する修介。
「なるほどな!」
繰り出された修介の鋭い一撃を、しかしミズ・ルチレイテッドは左腕での受けで弾いてかわす。クロックパルス・イベイジョン、完璧なタイミングがミズ・ルチレイテッドには備わっている。反撃の一撃は斜め下から蹴り上げる軌道の右足の鋭い蹴りで。
しかし修介もまたミズ・ルチレイテッドから視線を逸らしてはいない。彼女の態勢から反撃を捉えた修介は、お返しとばかりに左腕を盾にして、その上で肘打ち、ミズ・ルチレイテッドの足の甲を叩き落とす!
「……っ!」
その衝撃に弾かれるように右足を引いたミズ・ルチレイテッドは、着地した右足を軸にして、左での上段回り蹴りを放つ!
「……!」
その軌道を紙一重でかわして、修介が飛び退る。一進一退の攻防。その均衡を破ったのは、曲人の【最後の手札】であった。
●連携
突貫していった修介の背を見守りながら、曲人は頭の中で情報を整理していた。グリモア猟兵からの情報、そして修介の突きをかわした動き。
(あいつの能力、確か回避系だったっけか)
水晶振動を利用した攻撃予測……その情報を思い出した曲人は眉をひそめる。
(物理攻撃は概ねお見通しされるな?)
啖呵を切ったは良いが、それを実現するには簡単にはいかないらしい。
「向こうの反応速度を超えた打撃、トラップしかけて意識外から攻撃……どれもイマイチか……」
口に出した策は有効だろうが上策とも言えず。ならばどうするか。
「……しゃーねー、疲れるがちょいと本気出しますかね!」
ニヤリと笑った曲人は手に馴染んだ武器を手放し、手をかざす。
曲人を見た目で判断した者は後悔するだろう。彼とて一筋縄でいく者ではないのだ。
直後、曲人の足元から一瞬、突風が巻き起こる。それは曲人が【最後の手札】を発動した証左。自身が持つ『全力魔法・属性攻撃・高速詠唱・誘導』の技能を強烈に引き上げて使用する、まさに奥の手。
その状態で使うのは……!
「これでも、アルダワの魔法科コースは履修済みでね!」
切り札の精霊魔法。かざした掌から灼熱に燃える火球が放たれたのである。
●交差する
修介とミズ・ルチレイテッドの間に割り込むように炸裂する曲人の火球。
「なっ!?」
予想外の攻撃にミズ・ルチレイテッドが思わず怯む。
「ちなみにさっき指ポキしたのはこの為のブラフだ!」
「くっ……見た目によらず策士だったということか!」
まさに侮っていたのがミズ・ルチレイテッドであった。自身に向けてもう一度降ってきた火球をどうにかクロックパルス・イベイジョンで回避するミズ・ルチレイテッド。しかしそれはまだ牽制。修介が距離を取るまでの時間稼ぎだ。
それが成ったならば……遠慮する必要などない!
「鉱石相手だ、火力はマシマシで行かせてもらうぜ!」
【最後の切り札】の能力をフルに活用した、今度は回避する余地もない規模の火属性精霊魔法がぶっ放される! 地を這うように押し迫ってくる炎の津波。それを回避するには、上しかない。
「ちっ!」
素早く飛び上がるミズ・ルチレイテッド。しかし咄嗟にして大雑把な動きは読みやすい。その動きをつぶさに観察していたのは修介。
「……ハッ!」
短い呼気と共に飛び上がる修介。
「しまっ……」
いかにタイミングを完璧に読んでいようとも回避できる態勢が無くば避けようがない。空中で腕を掴まれ、そのまま地面に向けて投げ落とされるミズ・ルチレイテッド。
「がっ?!」
背中を強かに叩き付けられるミズ・ルチレイテッド。一瞬動きが止まるも、すぐに飛び起きるが、それでも遅い。着地していた修介がその隙へ一気に踏み込んでいた!
既に拳の間合い。懐に飛び込む勢いのままに目にも止まらぬ鋭い一撃。
「ぐっ?!」
腹にのめり込んだ拳の一撃を、しかしミズ・ルチレイテッドは耐える。
だが、修介の意識はそこで止まっていない。
――叩き込むは一撃――否、二撃!
拳を密着させた状態から、さらに地へ踏み込み。踏みしめた力、そこから得た勁。それを足裏から順に拳まで螺旋を描くように巡らせて。増幅し透した気を乗せた渾身の一撃!
「……っ!!!」
声も挙げられず、体をくの字に折られながら吹っ飛ぶミズ・ルチレイテッド。ビシッ、と大きくヒビの入る音がする。
「がっ、はっ、あ……」
呼吸が上手くいかず、喘ぐ彼女へ。曲人が手を天にかざす。
「終わりだ!」
曲人の声に応じた火の精霊たちが今度は頭上へと集う。そして天より降る炎の雨へと姿を変えて。それは回避する場所すら奪う炎の弾幕。
「ちぃぃぃっ! きゃぁぁぁぁぁっ!!」
修介の攻撃に回避行動すら取れないミズ・ルチレイテッドが炎に飲みこまれていったのである。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
御狐・稲見之守
>#怒らないから正直にどんなイラストを発注して欲しいか言ってごらんなさい
姫君の執事よ、バニーガール姿など如何じゃろうか。
貧乳いぢりをするからには自身もご立派なもんを持っておるのじゃろう?
翠玉の姫君に仕える執事なればそれくらい完璧に着こなさねばナ。
なぁに、その場で着替えろとはさすがに云わん。
[化術]でドロン、執事をバニーガール姿へと変えてやる!
したら[UC眩惑の術][呪詛][催眠術]を放ち
翠玉の姫君の幻を見せてそのやり取りでも眺めていようか。
あの翠玉の姫君とこのポンコツ執事がどんなやり取りするのか気になるしナ。
●狐さんはいつも通りでした
インクルージョン空間の中は非常に不安定だ。
まず中は宇宙のようになっている。つまり見た目以上に広く、また宙の様に見えても踏みしめることができる。
そして、さっきまで側にいた者が不意にいなくなることもある。
強烈な一撃にヒビ割れた体を押さえつつ、その体表も炎の魔法による攻撃で火傷のように宝石が陰り始めた『ミズ・ルチレイテッド』。
「く、うぁぁぁっ!」
叫びとともにその身の水晶に溜めこんでいた超能力のエネルギーを解放。自身の体を再生させる。
「余裕があるわけではないんだが……」
というかこの人数、まともにやっていて倒せるのか。
少しばかり冷や汗をかきつつ、不穏な未来予測を頭の中から振り払うミズ・ルチレイテッド。
この空間を使って各個撃破できればあるいは。問題は彼女の言うことを一切聞かない点だが。
そう、だから意図せぬ遭遇だってありえる。不意に……さっきまで遠くにいた者が突如目の前に現われることもあるのだ。
「む」
その狐娘、御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)が現れたのはそんな時であった。
咄嗟に身構える両者。
……それはどこからか飛んできた毒電波(?)だったのでしょう。
「姫君の執事よ、バニーガール姿など如何じゃろうか」
「……は?」
相対したまま、構えたまま。唐突な稲見之守の問いかけに、ミズ・ルチレイテッドは思わず気の抜けた声をあげた。
しかし稲見之守は続ける。
「貧乳いぢりをするからには自身もご立派なもんを持っておるのじゃろう?」
「……バトラーに比べたらそうでもない大きさだろう?」
「上を! 見るな!」
何故か怒られた。理不尽だ。こほん、と咳払いをして稲見之守がさらに続ける。というか。
「翠玉の姫君に仕える執事なればそれくらい完璧に着こなさねばナ。なぁに、その場で着替えろとはさすがに云わん。ワシの化術でドロン、執事をバニーガール姿へと変えてやる!!」
「私の返事を聞くつもりが全然ないし、早口すぎる!!」
興奮すると早口になるのはどんな生き物でも一緒なのです。
そんなわけで、何故かバニー服姿になったミズ・ルチレイテッド。
クリスタリアン特有の滑らかな肌に密着するバニー。そして大きいとも小さいとも形容しがたいが、静かにしっかりと紛れも無く女性であることを示すかのような胸の膨らみ。。すらりと伸びた脚もまたタイツに包まれて普段と違った魅力を見せる。
なお、執事服は側にきちんと折りたたまれております。
自身の姿を一通り確認して、ミズ・ルチレイテッドは嘆息ひとつ。
「見事な技だ。……ま、別に全く着ないものでも無いし」
「……なんと?」
聞き間違いか? 稲見之守が念の為確認する。
「用があれば着るぞ?」
例えばカジノに潜入する時とか。バニーしか侍らせてない者の暗殺仕事の時とか。
「ターゲットに近づくには手段を選ばん。この程度は着こなすのも一流の暗殺者というものだ……って聞いてるか?」
半眼のミズ・ルチレイテッドが稲見之守に問いかけるも返事は無く。
それはそうだろう。今、稲見之守の頭の中では色んな妄そ……シミュレーションが走っているのだ! ちょっと鼻血が出そうになっていたかもしれない。
「つまり、こうじゃナ!」
「何がだ!!」
またもやミズ・ルチレイテッドの言葉を無視して、稲見之守が【眩惑の術】を発動する。稲見之守の瞳から放たれるそれがミズ・ルチレイテッドに見せた幻覚は……!
「……っ、エメラルドお嬢様!?」
そう言ってバニー姿のミズ・ルチレイテッドが跪く。ただ、彼女の前の空間には本当に何も無く。
「ふっ……」
勝った、という感じで笑みを浮かべる稲見之守。どうやら幻覚のついでに仕掛けた呪詛と催眠術の合わせ技で、ミズ・ルチレイテッドの目には本物と変わらぬプリンセス・エメラルドが見えているらしい。
(あの翠玉の姫君とこのポンコツ執事がどんなやり取りするのか気になるしナ)
ポンコツ言うな。しかし、本当にそうかも? という疑念は払拭できない。演技とかするから!
と、のんびり観察に徹していた稲見之守だが。
「……?」
跪いた状態から全然動かないミズ・ルチレイテッド。それを不思議に思って首を傾げた稲見之守に。
「……惜しい」
ミズ・ルチレイテッドの声が響く。そして稲見之守に向けて、否、おそらくは『先ほど稲見之守がいた方角』に向けてミズ・ルチレイテッドが手をかざす。
「……?!」
稲見之守の第六感が何かを捉え、咄嗟に身を捻る。見えない弾丸、クリスタライズド・バレットが稲見之守の黒髪を掠めていく。そう、動かなかったのは集中によってルチルの弾丸を透明化していたのだ。
ゆっくりと立ち上がり、稲見之守の方へ歩いてくるミズ・ルチレイテッド。
「いずれも見事な技……だが、混ぜるべきではなかった」
その目には稲見之守が映っており、幻覚は消えたようだ。
「くっ……何故幻覚が解けた……?」
愕然とする稲見之守。自身の強固な業をもってすればそんなに簡単に抜けられる幻覚ではないのだ。だが、現実として目の前のミズ・ルチレイテッドは稲見之守を見据えている。
「……ひとつサービスしてやろう。私がミズと名乗っている理由だ」
「……?」
それに何の関係があるのか。そう言おうとした稲見之守よりも先にミズ・ルチレイテッドが口を開く。
「『私の方が若いんです』アピールをすると、あの方がイラッとするからだ」
「……は?」
何て言った? という感じで言葉を返す稲見之守。
「ミスって名乗ると、露骨にイヤそうな顔をするんだあの方は」
「…………は?」
稲見之守、思わず2回目である。
「つまり。あの幻影には圧倒的な現実味が足りない」
簡単に言うと。目の前でバニー姿でいようものなら(仕事中除く)、とってもイイ笑顔をしてないとおかしい、という話である。
「なん……じゃと……」
愕然とする稲見之守。そんな破られ方ある? って感じである。
もちろん、これはミズ・ルチレイテッドの申告。真実は確認しようのない闇の中である。
「惜しい。技の精度が良いだけに実に惜しい」
そう言って再びクリスタライズド・バレットを飛ばしてくるミズ・ルチレイテッド。
「むぅっ!」
咄嗟に霊符を飛ばして迎撃する稲見之守。ルチルの弾丸と霊符が激突して、その場に激しい爆発が起こる。
「何を楽しみにしていたかは知らないが、それは次の機会まで取っておくといい」
ミズ・ルチレイテッドの声が響き、爆風が晴れた後。彼女の姿と服が消えていた(ついでにバニー服も)
「おのれ、遊び損ね……逃したか!」
一応、言い直しておいた稲見之守である。
大成功
🔵🔵🔵
保戸島・まぐろ
(アドリブ、他参加者との絡み、なんでもOK)
キハダマグロに騎乗して登場するまぐろ
衣装を赤いセーラー服に着替えている
「外で見ているみんな! みんなの声援で私たちのパワーがアップするのよ! 大きな声で応援してちょうだい!」
まるでニチアサ女児アニメの劇場版風に煽り
「ミズ・ルチレイテッド、だっけ? なあにこの趣味悪い空間。いまどきのニチアサでもこんなの使わないわよ?」
「それと、貧乳をばかにするようなことはいけないわ!! 敵でも貧乳は貴重なのよ!!」
「さあ、覚悟しなさい!! 全世界の貧乳っ子の思い、全身で受け止めるのよ!!」
(なにかヒロインアニメで流れるようなBGMを背にギガ・マグロ・ブレイカーを発動)
●マグロは止まらない
インクルージョン空間の中は非常に不安定だ。
まず中は宇宙のようになっている。つまり見た目以上に広く、また宙の様に見えても踏みしめることができる。
(ようやく態勢を整えられそうだな)
小さく息を吐きつつ、とりあえず無理矢理着せられたバニー服からいつもの執事服に着替える『ミズ・ルチレイテッド』。ところどころ焼け焦げてはいるが、服としての機能はまだ損なわれていない。
そして次の行動に移ろうとした瞬間。
「見つけたわ!」
それは『キハダマグロ』に騎乗して颯爽と現れた保戸島・まぐろ(無敵艦隊・f03298)の声。
さっきまで側にいた者が不意にいなくなることもある。また、さっきまで遠くにいた者が突如目の前に現われることもあるのがこの空間の特徴なのだ。
騎乗したまま突撃してきたマグロとまぐろの一撃を身を捻ってかわすミズ・ルチレイテッド。
通り過ぎたまぐろ&マグロはターン。ミズ・ルチレイテッドに向き直り、まぐろがキハダマグロの上で立ち上がって叫ぶ。それは外にいるキマイラやアイドルたち、観客に向けて。
「外で見ているみんな! みんなの声援で私たちのパワーがアップするのよ! 大きな声で応援してちょうだい!」
いつの間にか赤いセーラー服に衣装替えしていたまぐろが声援を求める。その声に湧き起こる大歓声。それに力をもらったマグロは『マグロブレイド』を構える。
その様子はさながらニチアサの劇場版みたいな、フィクションの様な本当の光景。
構えたまま様子を窺っていたミズ・ルチレイテッドにまぐろが声をあげる。
「ミズ・ルチレイテッド、だっけ? なあにこの趣味悪い空間。いまどきのニチアサでもこんなの使わないわよ?」
「そうか。お気に召さなかったなら申し訳ないな」
まぐろの言葉にミズ・ルチレイテッドはその意図が見いだせず、形だけの謝罪をして。
「せめてものお詫びに……ここで終わらせてあげよう」
攻勢に移るミズ・ルチレイテッド。突き出した掌から生成されたルチルの散弾が放たれる。
「……!」
野生の勘で咄嗟に前へマグロブレイドを突き立てるようにかざすまぐろ。ルチルの弾丸がマグロに弾かれていく。
その間にミズ・ルチレイテッドが距離を詰めている。素早く回り込もうとしたミズ・ルチレイテッドに対して、まぐろはキハダマグロを発進させて攻撃をかわす。
「それと、貧乳をばかにするようなことはいけないわ!! 敵でも貧乳は貴重なのよ!!」
「いや、私もそこを否定するつもりはないが?」
ターンしながら叫ぶまぐろに、首を傾げるミズ・ルチレイテッド。対ムスビについて言うなら、あれは飼い主と飼い犬のコミュニケーションの一環である(メタいことを言えば、貧乳キレはムスビの標準設定である)。
「しかし誤解を与えたというなら謝罪しよう。……私が勝ったら、な!」
それは戦いの最中にすることではない、と。一撃が戦いの趨勢を決めるのなら、それに集中するのが道理。
ならば。
まぐろがマグロブレイドを構える。突如どこからかBGMが流れてきた、気がする。どこかのヒロインアニメの主題歌のような……つまり、主題歌キタこれで勝つる、ってやつである。
「さあ、覚悟しなさい!! 全世界の貧乳っ子の思い、全身で受け止めるのよ!!」
再度キハダマグロ発進! その勢いのまま突進するまぐろ&マグロ!
受け止めろと言われれば、逃げる訳にもいくまい。その態勢を整えるミズ・ルチレイテッド。
「この一閃に力を込めて! 全てを砕き悪を絶つ! ギガ・マグロ・ブレイカー!!」
まぐろ必殺の【ギガ・マグロ・ブレイカー】発動!
「……ハッ!」
その一撃にミズ・ルチレイテッドは水晶振動子を使ってタイミングを計り、マグロブレイドの幅広な刀身を狙って後ろ回し蹴りを放つ。ブーツの踵からナイフが飛び出る。暗器の仕込みナイフを使ったミズ・ルチレイテッドの渾身のカウンター!
激突する【ギガ・マグロ・ブレイカー】とカウンター!
「きゃぁっ!」
「ちっ!!」
同時に悲鳴を上げて弾き飛ばされる両者。ぶつかった瞬間、お互いのエネルギーが反発して爆発が起こったのである。
そして煙が晴れる。
「くっ、逃した……あら?」
まぐろの眼前にミズ・ルチレイテッドの姿は無く……しかし。
その場に彼女の左足、膝から先が残されていて。それは激しい戦いの余波でピシピシッという音と共に砕け散ったのである。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・同行者:稲荷さん(f06041)
・アド/絡◎
■行動
少々派手に戦っても、会場の皆さんに影響が出ないのは有難いですねぇ。
アイドルの方々へ『応援要請』のアピールも忘れず、参りましょうかぁ。
稲荷さんがかなり怒ってらっしゃるみたいですから、此処は支援に回りましょう。
『FRS』の[援護射撃]と、[カウンター]用『FBS』の配置で相手の『射線』を制限しつつ『FSS』を『斜め』に配置し『ルチルの弾丸』の角度を変え受け流せるようにしますねぇ。
そして【処檻】を使用、広域を覆う『乳白色の波動』からの『超重力の檻』で、女執事さんを捕えますぅ。
後は『棘』の追撃を入れつつ、稲荷さんの怒りを味わってもらいましょう。
稲荷・こん子
※アド、絡み◎
同行者:るこるさん(f10980)
・行動
珍しく真剣な顔で、歩いてゆっくりと近づいて行くこん子
実は、戦闘前に“貧乳”と言うワードが出てた時に、内心怒りがふつふつとしてたこん子
「貴方は、言ってはいけない言葉を、言ってしまったのです…」
薙刀で攻撃を防ぎつつ前進
「そんな貴方には、お仕置きが必要なのです」
目の前までたどり着いたら、【秘技】を纏ったまま連打
「これは慎ましい胸のアイドルの人の分!そして、これはムスビさんの分なのです!」
なお、幕間でアイドルの方と交流、そういう方(慎ましい胸)と話をしていた為、尚更激しく行動した模様
怒りが収まったら、後は普通に戦闘をして終わらせる
●胸囲の格差社会が生むモノ?
「くっ……!」
どうにか猟兵の攻撃から致命的な一撃は回避したものの、右の膝から先を切断された『ミズ・ルチレイテッド』。その身の中心にある水晶に溜めこんだ超能力エネルギーで以て足を再生させるも。
「ぐっ……こんなこと何回もできるものじゃないんだ」
確実に追い詰められている実感に、ミズ・ルチレイテッドは呼吸を整える。
「右の装備は……もってかれたか。仕方ない」
右足だけが素肌の状態、幾分力も落ちているが、戦闘には影響ない。
(確実に……殺る)
その意思の元、猟兵の死角へ回ろうとしたミズ・ルチレイテッドを。
「見つけたのです!」
インクルージョン空間の不安定さを乗り越え、稲荷・こん子(七変化妖狐・f06041)と夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の二人が捉えたのである。
咄嗟に構えるミズ・ルチレイテッド。
それにもかかわらず、こん子は歩いてゆっくりと近付いていく。珍しく真剣な表情だ?
「……?」
その様子を訝しんでいたミズ・ルチレイテッドだが。
「貴方は、言ってはいけない言葉を、言ってしまったのです……」
ふつふつとこみ上げてくるような怒りの言葉。それはミズ・ルチレイテッドがムスビに言った『貧乳』というワードに対して。
「……別にキミに言ったわけではないのだが」
言い訳するとムスビと遊ぶための言葉だし。しかしそんな理論はこん子には通じない。
「そんな貴方には、お仕置きが必要なのです」
怒りのためか、物凄い勢いで間合いを詰めるこん子。その動きに合わせてミズ・ルチレイテッドも拳を突き出すが、それは回避されて密着される!
「こん子の秘技、喰らうのです!」
手刀を振り上げて一閃。そのまま連打連打連打! それは【秘技・吸乳の術】を纏った一撃。それがミズ・ルチレイテッドの胸を痛打する。
「これは慎ましい胸のアイドルの人の分! そして、これはムスビさんの分なのです!」
なお、幕間にてそういうタイプ(慎ましい胸)のアイドルたちと交流していたらしい。攻撃がなお激しいこん子。
「いや、アイドルはさておき、私の飼い犬の分まで叩き込むな! その分はもうもらっている!!」
至極まともな反論をするミズ・ルチレイテッドだが、聞いてもらえませんでした。
手刀による連打がミズ・ルチレイテッドに叩き込まれ……しかし違和感。
そう、本来子の技は相手の胸の脂肪を自分の胸に吸収する力を秘めている。すなわち、肉体を傷つけずに対象の胸を貧乳にするのだ。
だが、こん子はひとつだけ忘れていた。ミズ・ルチレイテッドはクリスタリアンである。宝石の体に脂肪があるのか?
その結果。
「減らない、のです?!」
「……そういうことはドーラにやってこい」
「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」
「おぉいっ!? 痛い! 切れる! 服と下着が切れるから!!」
泣き叫びながら手刀連打してくるこん子に、慌てて引き剥がすミズ・ルチレイテッドであった。
●むしろ隣の相棒の方が大きいんですがそれは
どうにかこん子を引き剥がしたミズ・ルチレイテッドは謎技術で素早く衣装を繋ぎ合わせて直す。ついでに足の部分も服だけは直した。
再び距離を取って相対する両者。
されど怒りは収まることなく、こん子とてこのままでは引き下がれない。
「るこるさん!」
「はいはぁい~」
こん子に呼ばれて後方待機していたるこるが参戦。
(少々派手に戦っても、会場の皆さんに影響が出ないのは有難いですねぇ)
とか思いながら、後方へ外のアイドルたちに向けて、応援要請のアピールも忘れずにしっかり行っていたるこるである。
呼ばれたものの、予想ではそろそろ怒りも収まっている頃だったのだが。
(おや……?)
るこるの目の前の光景は想定外であった。まだまだ怒りが収まっているようには思えない。
(稲荷さんがかなり怒ってらっしゃるみたいですから、此処は支援に回りましょう)
とるこるは支援態勢に徹することにする。
「そろそろ真面目に戦うとしよう」
そう言ってミズ・ルチレイテッドがルチルの弾丸を生成、散弾のように放って来る。
それに対して、るこるがこん子の前に飛び出て、『FSS』、8枚の小型ビームシールドを前面に展開。角度をつけて斜めに配置して、弾丸を受け流す。
「えい~」
直後、『FRS』による支援……というか一斉砲火。計18門の砲台がミズ・ルチレイテッドに向けてビームを放つ。
「ちっ!」
広範囲に放たれるビームを態勢を崩しながらもどうにかかわすミズ・ルチレイテッド。その隙へるこるがとっておきの一手を差し込む!
「大いなる豊饒の女神の名に於いて、仇なす者達に厳格なる裁きを」
【豊乳女神の加護・処檻】を発動。広域を覆う乳白色の波動から放たれる超重力が檻を形成し、ミズ・ルチレイテッドを捕獲する。
「くっ!?」
檻の内か側に発生した棘による追加ダメージに顔をしかめるミズ・ルチレイテッド。その攻撃で死ぬようなことは無いが、放置するわけにもいかず。その対処に追われて身動きが取れなくなるミズ・ルチレイテッド。
「稲荷さん、今ですぅ~」
「はい、なのです!」
『稲荷さんの怒りを味わってもらいましょう』とるこるがこん子に合図をして。
怒りの猛ダッシュでミズ・ルチレイテッドに迫るこん子。
「これを! 喰らうのです!」
飛び掛かったこん子の薙刀による渾身の一閃がミズ・ルチレイテッドを斬り裂くのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
蛇塚・ライム
インクルージョン空間、ね?
あなたがボコられてるのが丸見えだったわけだけど
ねえ、今、どんな気持ちかしら?
オーディエンスが私達を見ている
やるわよ、ノインさん(f29890)!
私達はアイドル猟兵ユニット『Alices』!
私達の戦い方、見せてあげるわ!
私の爆炎紅蓮色の覇気と武器で弾丸を跳ね返すわ
怒りと情熱で覇気を燃やして、全身全霊の歌唱を披露
勇気を胸に相棒を召喚!
降臨しなさい、カマドG!
ノインさんのイドラとスーパー合体よ!
カマドGがバラバラに分散
イドラにアーマー合身!
両腕・両脚が延長
残りがイドラの鎧と兜に!
完成!
イグナイト・イドラG!
ロボとアイドルは古来より相性が良いのよ!
ノインさん、あとはお願いね!
ノインツィヒ・アリスズナンバー
へえ。最高のステージじゃん。
アイドルにはもってこいの、全面ステージ。 オーディエンスの盛り上がりもOK。じゃあ行こうかライムちゃん(f30196)!『Alices』のスペシャルステージ開幕!
弾丸を【パフォーマンス】で【見切り】つつ、全力の歌唱でさらに皆にアピールしちゃう☆
【勇気】と【覚悟】で相棒を召喚!カモンイドラ!カマドGと合体して、イグナイト・イドラG!
じゃあ、覚悟してもらおうかな。
クリスタリアンにこれかますの遠慮したいけどぉ~なんだかんだ言ってぇ~私ちゃんの最大の武器はぁ~?素☆手☆喧☆嘩☆【勇気】を持って突き進み、胸倉掴んでUC発動☆最大の【頭突き】かますわ。
根性入れろや☆砕け散んぞ☆
●戦場に舞うのはロボットとアイドル
猟兵の猛攻というか怒りというか。とにかく激しい攻撃から態勢を立て直すため、一時離脱する『ミズ・ルチレイテッド』。その体に袈裟がけに一筋の斬撃の跡が残っているがクリスタリアンの体ゆえに致命傷には至っていない。急ぎ執事服のみを繋ぎ合わせ応急措置。
「さて……」
慌てることはないとはいえ、そろそろ逆転の一手が決まらねば劣勢を覆すことはできない。その一手をどうするか?
「「いた!!」」
その声は同時に発せられた蛇塚・ライム(その罪名は『憤怒』/IGNITE POP DiVA・f30196)とノインツィヒ・アリスズナンバー(90番目のアイドル・f29890)のもの。
「……ふぅ」
ミズ・ルチレイテッドは嘆息ひとつ。どうやら考える余裕を与えてくれる人数ではないようだ。
相対する両者。
「インクルージョン空間、ね?」
この空間について、ライムが告げる。さながら水晶。外からは透明の石の中にいるように見えるこの空間。つまり。
「あなたがボコられてるのが丸見えだったわけだけど、ねえ、今、どんな気持ちかしら?」
不敵な笑みを浮かべてミズ・ルチレイテッドに事実を告げるライム。
対してミズ・ルチレイテッドは……どうでもいいという表情をする。
「……それで? 見られていたら『恥ずかしい』などと言えばいいのか?」
仮に。秘している事実や誰にも見せたことのないプライベートなどを暴露されたら、動揺もしよう。しかし、戦いの趨勢を見られていたとして何を恥じるというのか。
いやまぁ、バニーとか音波兵器(歌)とかのシーンはちょっと恥ずいかもしれないが、あれは仕方ないやつ。それに。
「私の『本職』を知らないのか?」
不都合があれば消す。それこそが彼女の一番『得意』とするところだ。猟兵さえ始末できれば、後は『どうとでもなる』。
「キミたちこそ、負ける姿を晒す覚悟は出来ているのか?」
逆に煽り返されるライム。
しかし、そこへ割り込んできたのはノインだ。
「へえ。最高のステージじゃん」
両手を広げてノインが言葉を紡ぐ。インクルージョン空間の特徴。
「アイドルにはもってこいの、全面ステージ。」
そしてライムを見るノイン。それは合図だ。
「オーディエンスが私達を見ている」
「オーディエンスの盛り上がりもOK」
ここまでステージが整っているのなら、後は実行のみ。
「じゃあ行こうかライムちゃん!」
「やるわよ、ノインさん!」
二人が叫ぶ。
「私達はアイドル猟兵ユニット『Alices』!」
「私達の戦い方(スペシャルステージ)、開幕よ!」
ライムとノインの叫びを合図に、ミズ・ルチレイテッドも動く。戯言は終わりと、ルチルの弾丸を散弾銃のように放って来る。
それをライムは『爆炎紅蓮色の覇気』で弾き返し、ノインはダンスを踊る様にしてステップ、かろやかに弾丸の軌道を見切ってかわす。
「「~~~♪」」
二人の歌声が響く。そう、ここは『ステージ』なのだから。アイドルであるノインとライムが歌わない、なんてことはない。
全力の歌声が空間を飛び越え、オーディエンスに届く。返ってくるのは熱狂。その声援が二人の力となる。ワンコーラスが終わって、オーディエンスの大歓声が響く中。
二人は、きっ、と視線をミズ・ルチレイテッドに遣って。
「降臨しなさい、カマドG!」
勇気を胸に、ライムが叫ぶ。
「カモンイドラ!」
勇気と覚悟を以て、ノインが叫ぶ。
不可侵の空間すらものともせず、跳び越えて。
2体のスーパーロボット『炎鋼巨神カマドG』と『イドラ・キャバリア』が姿を現わす!
「【スーパー合体】よ!」
ライムの声に応じて、2体のロボットが交差する。
カマドGがバラバラに分散して、イドラにアーマーのように合身! その両腕・両脚が伸びて新たな機械の体を形成し。宙を舞っていたカマドGの残りのパーツががイドラの鎧と兜になる!
「「完成!
イグナイト・イドラG!」」
二人の声が揃ってインクルージョン空間に響いた。
「……」
なお、合体中は攻撃しない、キマフュー的なお約束は存在します。
複座式と思われるイグナイト・イドラGに乗り込むライムとノイン。
「ロボとアイドルは古来より相性が良いのよ!」
ライムが叫び、イグナイト・イドラGがミズ・ルチレイテッドへ駆ける。
戦場に響く歌声。それはアイドルとして戦場に歌を、平和を届けるイドラ・キャバリアに由来するもの。
その歌声に乗った拳の一撃がミズ・ルチレイテッドへ放たれる。
「質量差はいかんともし難いが……!」
しかし、ミズ・ルチレイテッドにはクロックパルス・イベイジョンがある。回避に徹するのなら、イグナイト・イドラGの攻撃であってもかわすことが可能だ。加えてスーパーロボットの巨体が人の身を捉えるのは難しい。
反撃を受けるようなこともないが、決定的な一撃を叩き込めずにいる、イグナイト・イドラG。
「このっ!」
気合いとともにライムが炎の神気を纏う。それに伴って炎を発現するイグナイト・イドラG。それはカマドGを由来とするの炎の渦。それがミズ・ルチレイテッドを取り囲み、追い込んでいく。
「この程度で仕留めたとでも?」
その攻撃すらクロックパルス・イベイジョンで回避しつつ、炎から離脱しようとするミズ・ルチレイテッド。
「ノインさん、あとはお願いね!」
その時、ライムが叫ぶ。
「じゃあ、覚悟してもらおうかな」
そう言って、ノインがコックピットから飛び出す!
「なっ?!」
いきなり上から飛んできたノインの攻撃を身を捻ってかわすミズ・ルチレイテッド。しかし、その距離は『手が届く』。
がっ、とミズ・ルチレイテッドの胸ぐらを掴むノイン。
「?!」
「クリスタリアンにこれかますの遠慮したいけどぉ~」
ノインは逃れようとするミズ・ルチレイテッドを怪力で押し留め。
「なんだかんだ言ってぇ~私ちゃんの最大の武器はぁ~? 素☆手☆喧☆嘩☆」
「……!」
ノインの気迫を受けて防御態勢を取ろうとするミズ・ルチレイテッドだが……遅い。
「根性入れろや☆砕け散んぞ☆」
それは【根性入れろや☆(オトメノガチズツキ)】を使ったノイン最大の攻撃……頭突き!
「ノインさん、やっちゃって!!」
ライムの声援を受けたノインの頭突きがミズ・ルチレイテッドの額に直撃するのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
文月・統哉
悪の親玉登場だな
着ぐるみのまま大鎌構え対峙
完璧なタイミングに合わせフェイント攻撃
回避されたら満を持してのUC黒猫の目
わんことにゃんこの着ぐるみ出して
究極の二択を迫る
『着るならどっち?』
これは巧妙な心理戦だ
罠と感じ答えなければ爆発しての大ダメージ
だが偽りなく答えを選ぶという事は
着ぐるみを着る自分を想像して許容する事に他ならない
日々鍛えた早着替え技術と早業で実際に着せちゃうぞ
なかなか似合ってるぜ(笑顔
何の意味があるかって?
そりゃ勿論、俺が見たかったから!
それにほら
観客も盛り上がってくれてるし
応援も鰻上りで一石二鳥ってね♪
パワーアップした力で容赦なく倒すぞ
着ぐるみは世界を救う
ああ着ぐるみよ永遠なれ!
●閑話休題~着ぐるみ
「ぐ……あーもう!」
猟兵の猛攻からどうにか離脱してきた『ミズ・ルチレイテッド』。思わず愚痴も零れる。頭突きというシンプルながら強力な一撃を受けたため、額にヒビが入っている彼女だが、回復しようにもこれ以上溜めこんできた超能力エネルギーを使うのは躊躇われる。戦況に影響が出そうだからだ。
どうするか。
それを悩んでいる時に、上から降ってきたのは。
「悪の親玉登場だな!」
それはクロネコ着ぐるみのまま、漆黒の大鎌『宵』を構えた文月・統哉(着ぐるみ探偵・f08510)であった。
すぐさま対峙の姿勢を見せるミズ・ルチレイテッド。それに対して統哉が先制攻撃を仕掛ける。
「てやーっ!」
宵による闇を斬り裂くかのような一閃。それを水晶振動子で捉えた完璧なタイミングで以て、クロックパルス・イベイジョン発動。いとも簡単にかわすミズ・ルチレイテッド。即座に反撃に出ようとしたミズ・ルチレイテッドを統哉が振り返る。
「着るならどっち?」
「!?」
そう、先制攻撃を仕掛けたのはフェイント。至近距離に飛び込むためだったのだ。
そんな統哉がミズ・ルチレイテッドに突き出したのは、わんことにゃんこの着ぐるみであった。そして同時にユーベルコード【黒猫の目】が発動している。
そう、満を持しての着ぐるみ登場で、究極の二択を迫る統哉。
(これは巧妙な心理戦だ……!)
統哉曰く、である。説明しよう!
この統哉の動きを罠と感じて『答えなければ』、ユーベルコード発動。爆発して大ダメージが入る。だが『偽りなく答えを選んだ』のなら。
(それは、着ぐるみを着る自分を想像して許容する事に他ならない……!)
つまり、着ぐるみ着てもいいよっていう許可だとみなせるわけである。
ここまで瞬間思考1秒。
そしてぽかんとしているミズ・ルチレイテッドであったが、あまりにも統哉の目がきらきらしていたので、嘆息ひとつ。
「いつもは……猫が多いか」
「いつも?!」
にゃんこの着ぐるみを手に取りつつ、そう呟くミズ・ルチレイテッドの、完全に予想外の返答に思わず二度見する統哉。
「着るの!?」
「パジャマじゃないぞ? 必要あらば着るのが務めだからな」
あくまで暗殺や仕事の場面で、ってことです。このようなことで怯んでいてはあのお嬢様の従者など務まらないのである(本人談)
「ならば!」
きゅぴーんとクロネコの目が光る。
「日々鍛えた早着替え技術と早業で実際に着せちゃうぞ!」
と統哉が言った時にはミズ・ルチレイテッドの着替えが終わっていた。
頭にはぴんと三角に立った耳、しっぽはふさふさなにくきゅう完備のミケネコがそこにいた。
だが待って欲しい。こう見えてもミズ・ルチレイテッドは女性である。そして統哉は男性。男性が女性を着替えさせる……?
「なるほど、そういう趣味なのか?」
「にゃふー!? 違うから?!」
変な誤解が入りそうになって、慌てて手足をバタバタさせる統哉。
「なかなか似合ってるぜ」
本音と笑顔で褒めつつ、誤魔化して(?)おいた。
「それはどうも」
似合っていると言われたら満更でもないミズ・ルチレイテッドだが、思い出してほしい。
この二人は敵同士である。
「……で?」
「で?」
ミズ・ルチレイテッドの言葉に首を傾げる統哉。
「これに何の意味が?」
「何の意味があるかって? そりゃ勿論、俺が見たかったから!」
「ハッ!」
「にゃっふぅぅぅぅぅ!?」
統哉の答えに流れるような掌底突きが繰り出されて、ミケネコに吹っ飛ばされるクロネコ。
「脱ぐぞ?」
「待て!」
着ぐるみに手をかけたミズ・ルチレイテッドを、四つん這いになりながら制する統哉。
「見るんだ!」
「……?」
「ほら、観客も盛り上がってくれてるし」
統哉に指差されて外を見ると、何故かキマフューが大盛り上がりであった。
(応援も鰻上りで一石二鳥ってね♪)
その声援を背に、統哉が再び宵を構える。ちなみにミズ・ルチレイテッドは『えー……』って顔をしてました。
再び相対するクロネコとミケネコ。
「いくぞ!」
「来るがいい!」
統哉が叫び、ダッシュで突進する。対してミズ・ルチレイテッドは爪の部分にナイフ(!)をはめて迎撃態勢。統哉の宵の一撃とミズ・ルチレイテッドの爪の一閃が交差する!
「ちっ、着ぐるみの練度は向こうが上か!」
訳:着ぐるみを着ているので行動の精度が落ちています。
「いつも伊達に着ぐるみ着てないぜ!」
訳:そのまんまです。
声援の効果もあって徐々にミズ・ルチレイテッドを押していく統哉。
「こいつで決まりだ!」
統哉の宵の一撃がミズ・ルチレイテッドを捉える!
――着ぐるみは世界を救う
――ああ着ぐるみよ永遠なれ!
かもしれない?
大成功
🔵🔵🔵
神坂・露
レーちゃん(f14377)と。
全力でって思ってたけどレーちゃんの様子が変よ。
だってこーゆー時は技能を最大限に使うんだもの。
何か考えがあるみたいだから強化しない技で連携。
魔術を使う前や後にあたしが一撃いれてみる。
フェイントを使って気を逸らしたりしてみよ♪
レーちゃんが全力で行く時はあたしも思い切り!
多重詠唱で技の威力をあげて武器に破魔纏って。
連携とか波状攻撃でがんがん押してみるわ~♪
同じ紅い色だから斬撃の軌道紛れないかしら?
思い付きで斬撃破で魔術剣の軌道を変えてみる!
今回はクレスケンスルーナとダガーの二刀流で。
どっちかで攻撃してどっちかで弾くとか便利そう♪
…踊りながら攻撃とか回避ってどうかしら…?
シビラ・レーヴェンス
露(f19223)と。
まず様子見。回避や攻撃のタイミングを極力把握。
付与もせずただ【禍の魔杖】を何度か解き放つ。
露と隙を作らずに間髪入れず連携や波状攻撃を試す。
時間差でタイミングを遅らせての連携や波状もしよう。
…触れた部分が壊死する術だが通用するか…さて?
さて。今度は封印を解いた状態の全力で。
早業の高速詠唱と全力魔法に広範囲攻撃を限界突破し行使。
放った後の剣を幾本か途中で念動力により軌道を変えてみる。
魔術を露の姿を隠すカーテンにしてもいい。
露が剣に触れないようあの子の動きを把握し魔術は行使。
攻撃は相手の視線や指先…手の動きを注視し予測して回避。
見切りと第六感に野生の勘の技能を駆使して避ける。
●終盤
とりあえず着ぐるみ対決をどうにかしのいだ『ミズ・ルチレイテッド』。あやうく制服を着ぐるみにされそうであったが、執事服を取り戻した。
そんなこんなで猟兵と戦い続けている時間は、想定以上に長い。
インクルージョン空間の維持には自身のエネルギーを使う。その上で体の再生にも超能力エネルギーを使っているのだ。
いまだ猟兵を倒せていない現状を鑑みると、もはや時間的な猶予は無い。
「レーちゃんいたわ!」
「全く、どうなっているんだこの空間は」
ミズ・ルチレイテッドを捕捉したのは神坂・露(親友まっしぐら仔犬娘・f19223)とシビラ・レーヴェンス(ちんちくりんダンピール・f14377)。
「こちらも相手がどこにいるのかわからないのは問題だな」
その声に振り向き、自分で作り出した空間に嘆息をつきながら、迎撃の構えを取るミズ・ルチレイテッド。
お互いに、ひとつだけ。
露とシビラに運が無かったとすれば、ミズ・ルチレイテッドが余裕をかなぐり捨てたことだ。
ミズ・ルチレイテッドに運が無かったとすれば、二人のコンビネーションによる攻撃との相性が最悪だったことである。
●紅の嵐
距離を取りつつ戦闘態勢で相対するシビラ&露とミズ・ルチレイテッド。
「これでどうだ?」
不意にシビラが【禍の魔杖】を放つ。触れるとその部分のみ壊死する紅の剣がミズ・ルチレイテッドの周辺に顕現する。
「……?」
その様子に妙な感じを受けて露は首を傾げる。
(レーちゃんの様子が変よ)
隣にいるシビラの行動が『おかしい』。といっても異常の類では無く、違和感。
こういう時、シビラは『最適解ないしは有効手段を速攻全力で叩き付ける』ことが多い。技能を最大限に使うのだ。『こんな適当に放つ』ことはあり得ない。
しかしシビラには確認したいことがあったのだ。回避や攻撃のタイミングを極力把握したいということもあったが。
だが、気を抜いていたわけではないとはいえ、それなりに時間が経っていたのも事実。すなわち。
「10秒だ」
それはミズ・ルチレイテッドが構えを取ってからの秒数。シビラが動く前に、ミズ・ルチレイテッドが腕を振るう。
その仕草にシビラが叫ぶ。
「……っ、露よけろ! 野生の勘だ!」
「無茶?!」
普段のシビラからすればかなり焦り気味に、声も鋭く。露も言い返しながらも即座に動く。直後、二人を掠めていく見えないルチルの弾丸。どうにか野生の勘で直撃を回避するシビラと露。
「よくかわした……と言いたいところだが、っ?!」
ミズ・ルチレイテッドが見えない弾丸を追って突撃しようとしたところへ、紅の剣が幾何学模様を描いて迫ってきた。複雑な軌道を描く800本もの剣の乱舞。これを無視して進むことは不可能だ。
「これは……いちいち相手にしていられない数だな!」
そう言って軽く腕を体の横に振るミズ・ルチレイテッド。その仕草に応じて袖口から細長いチェーンが飛び出る。
暗器。女性暗殺者たる彼女の『本命』の武器である。それを振り回して、迫る紅の剣を纏めて叩き落していくミズ・ルチレイテッド。
それでも800本という数は処理しきれるものではない。チェーンの防御を突破してまずは数本がミズ・ルチレイテッドの腕をかすめる。
「……くっ!」
直後、かすり傷の部分が壊死、その部分のみ水晶の体が砕ける。金属のチェーンと宝石の体。それは『生きている』ということ。すなわち。
「受けはマズイ、ということか!」
【禍の魔杖】の効果を身で知ったミズ・ルチレイテッドが剣の嵐をかいくぐるように、スライディングで突破。術者であるシビラの方へ駆け出した。
その様子を体勢を立て直したシビラがつぶさに確認していた。
(……触れた部分が壊死する術だが通用するか……さて?)
この部分がシビラの懸念点であった。クリスタリアンの宝石の体に細胞という概念はあるのかということである。少なくとも今、目の前で確認した事象は【禍の魔杖】が通用することを示している。
思わぬ先制に露との連携は挫かれたが、懸念は払拭された。
「露、全力だ。いくぞ」
「はーい!」
シビラの号令に隣の露も態勢を立て直して返事。『レーちゃんが全力で行く時はあたしも思い切り!』と決めていた露は間髪を入れずに返事を返すのであった。
紅の剣を引き連れながらシビラに迫ってくるミズ・ルチレイテッド。
その前に、素早く露が割り込む!
「るおぉ~ん♪ ぉ~ん♪ ぉ~ん♪」
露が吼えた。それはさながらハウリングのように何度も響く。多重詠唱を利用した威力の上昇。それを以て【赦光『赫月』】の紅色の衝撃波を前方へ放つ露。
「……ちぃっ!」
前方の紅色の衝撃波と後方の紅の剣。咄嗟に判断を下したミズ・ルチレイテッドは腕を交差させながら衝撃波へ突撃する。
纏っているコートがズタボロになり、そしてミズ・ルチレイテッドの肌にも裂傷がいくつも走る。
「はぁぁっ!!」
それでも踏み込んできたミズ・ルチレイテッドの拳を露がダガーで受け止める。
(どっちかで攻撃してどっちかで弾くとか便利そう♪)
ともう片方の手に『クレスケンスルーナ』を構え
「……踊りながら攻撃とか回避ってどうかしら……?
「あいにく、今は踊りの相手は募集していなくてね!」
いつの間にか手に投げナイフを持っていたミズ・ルチレイテッドが破魔を纏ったクレスケンスルーナを受け流す。そのまま流れるように後ろ回し蹴りを放つも、それはしゃがんだ露に回避され。
「ぐぁっ!?」
軌道上に『露がいなくなった』ことで滞空していた紅の剣がミズ・ルチレイテッドの背中を斬りつける。斬り傷の深さだけ宝石の体が削れていく。
「このっ!」
チェーンで追撃の紅の剣を弾き飛ばそうとするミズ・ルチレイテッドに。
『るおぉ~ん♪』
今度は小さく短く露が吼え。
「?!」
紅色の斬撃波が剣の軌道を隠す。ミズ・ルチレイテッドの目測が一瞬狂う。
「ちっ、くあぁぁぁぁぁっ!!」
そして紅の剣が降り注いだ。
露がミズ・ルチレイテッドを押し留めている間に。
(さて)
いつも通り、『全力で』【禍の魔杖】を放とうとしているシビラがいた。
「Dezlănțuiți cu nouă taste!!」
高速詠唱と全力魔法による【禍の魔杖】が発動。戦っているミズ・ルチレイテッドの頭上に再び800本もの紅の剣が出現する。
「いけっ」
声とともに紅の剣を飛翔させるシビラ。うち幾本かはさらに念動力にくわえ、軌道をより複雑に変える。
「えぇいっ! いかな剣の嵐とて防御に徹すれば……!」
中距離で使用できる暗器の総てを以て。紅の剣の迎撃にあたるミズ・ルチレイテッド。それは功を奏して紅の剣が次々と叩き落とされるも。
「くっ、あっ、ぐぅっ?!」
その防御を突破した剣がミズ・ルチレイテッドの体に回復不能な傷を刻み込んでいく。
そして。
「隙あり♪」
紅の剣の雨をブラインドにして。
素早く踏み込んだ露のクレスケンクルーナの一閃がミズ・ルチレイテッドの左腕を華麗に斬り飛ばすのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
フローライト・ルチレイテッド
アドリブ連携歓迎でーす。
というわけでお姉さんに直談判にしきましたよ!よくないことはやめてください!
UC【TRUTH】を発動、テンションをアゲて、【真っ赤な夜】のボリュームをアゲて。
【Dress】の【迷彩】機能をオン、自分の周囲に派手なエフェクトを追加。
【存在感】を発揮しつつ目眩まし。
【撮影】と【パフォーマンス】の知識でカメラ角度もばっちりです。
観客等を【誘惑】し【鼓舞】しながら【情熱】を込めて【楽器演奏、歌唱、精神攻撃、催眠術】を駆使して指定UCを発動。
平和を齎す祈りを乗せた【浄化】のサウンドをどーんと響かせます。
攻撃は【聞き耳、早業、野生の勘】でかわしつつ、【オーラ防御】で防御です。
●最後の戦い
「はぁ、はぁ……」
猟兵の猛攻撃からどうにか離脱した『ミズ・ルチレイテッド』・
幾度となく戦い、その度にその身体を再生してきたが、それももう限界である。
さらにはひとつ前の猟兵の攻撃が凶悪すぎた。いかな宝石の体とて『生きている』以上は壊死することもある。
体には目に見えるほどに幾筋もの斬り傷が残り、もはや麗しい姿はどこにもない。そして左腕は完全に消失した。その無くなった左腕が『在った』場所を押さえつつ、ミズ・ルチレイテッドは次の一手を考える。
それは最終手段、この空間の解除。だがそれはミズ・ルチレイテッドにもデメリットがある。
どうするか。その決断に迫られているその時。
「お姉さん!」
フローライト・ルチレイテッド(重なり合う音の色・f02666)の声が響いたのである。
●邂逅する『ルチレイテッド』
その言葉に思考がフリーズするミズ・ルチレイテッド。声の方を向いて、目を見開く。
「馬鹿な……私にこんな美しい妹など……」
「あ、僕男です」
「……弟などっ」
言い直した。そのステージ衣装は反則ではなかろうか。しかしミズ・ルチレイテッドにしても執事服着ているのでそこをツッコむことはできない。
「というわけでお姉さんに直談判にしきましたよ!」
「……!?」
その言葉に動揺するミズ・ルチレイテッド。そう言えばさっきムスビの時にそんなことを言ったのを思い出す。
だが冷静に考えてほしい。見た目で考えれば、クリタリアンとキマイラ。その間に親族関係などあるだろうか。しかし、フローライトの瞳に宿るルチルクォーツの煌めき。それは無視していいのか。
「いや、待て私。この世界に食べ……こほん、縁があった者などいないはずだ」
何を言いかけたこの女。しかもその場合は兄弟姉妹じゃなくて、子供生まれるだろ。謎の思考ループに入ってしまい、ぶつぶつと呟きながら片手を顎に当てながら、何かを思い出そうとしているミズ・ルチレイテッド。
「よくないことはやめてください!」
「悪いがそれはできない。これが今の私の選んだ道だか……って着々とライブの準備をするんじゃないっ!」
フローライトの言葉に顔を上げると、そこはライブ会場でした。
一応言っておきますと、ミズ・ルチレイテッドがここまでに経験したライブ(猟兵の)というと。殺人(?)音波で死にかけ、アイドルがスーパーロボット合体してきました。あと劇場版ニチアサでマグロも飛んできたか。警戒するのも致し方なし。
しかしここは正統派アーティスト『Flawless Sign』のライブである。
フローライトの周辺に、おなじみの、赤く光るセンサーが特徴的な、野外用スピーカーポッド『真っ赤な夜』が浮遊して。
『Ah――』
ユーベルコード【TRUTH】によって、ミズ・ルチレイテッドに対する命中率・回避率・ダメージを増強し。
「ライブ、スタートです!」
フローライトの言葉に従って、バーチャルレイヤー『Dress』がオン。自分の周囲に派手なエフェクトを追加する。
「くっ……!」
その華やかながらも眩しいエフェクトと存在感にミズ・ルチレイテッドが残った片腕で顔を覆う。
ちなみに、撮影とパフォーマンス慣れしているので、カメラ角度もばっちりです。
響き渡るはもちろん歌声。観客を誘惑して鼓舞して、自身の情熱を叩き付ける。
フローライトの指が『蛍灯』の上で踊り、そこから奏でるメロディーに自身の歌声を乗せる!
♪願いを込め歌う世界の果てで 全ての人に愛ある日々が届きますように
祈りを乗せ届け最果の地迄 全ての人に満ち足りた日が訪れるように♪
【Peaceful Heaven】。
あらゆる世界に平和を齎す歌を届けたいという願いの歌声が、ミズ・ルチレイテッドに叩き付けられ、そして外にいるファンと観客たちに響き渡る!
「くっ……こんな、ものでっ」
反撃のクリスタライズド・バレットを放とうとするミズ・ルチレイテッド。しかし、10秒間の集中をなそうにも、その歌声を無視することができず。
形成したルチルの弾丸をただ放つのみ。それはフローライトの歌声を突破することは出来ず、そのまま砕け散っていく。
この場にある悪の全てを浄化するように。祈りの歌は響き渡ったのである。
●そして終焉
石の浄化、というと。普通は力を取り戻すための行為である。この時、浄化方法が『合わない』と力を取り戻すどころか、劣化することもあるという。
平和を齎す祈りを乗せた歌声。それは悪の組織であるミズ・ルチレイテッドに対して確実に合わない浄化方法である。ましてやその身はこれまでの戦いでひび割れている。叩きつけられた音の振動が、石の体により響くのは必然であった。
ぴしぴしっとヒビが大きくなっていく。再生に使える超能力エネルギーも限界。
「もはやここまでか」
だが、玉のお肌……もとい、水晶の肌が砕け散る前に、言わねばならぬことがある。
「だが覚えておけ! 今のこの身が骸の海に還ろうとも私は必ず甦る! その時がこの星を征服する時! アハハ、アハハハハハ……!」
悪役らしく高笑いするミズ・ルチレイテッド。
「お姉さん、そろそろ演技も限界では?」
「…………」
フローライトのツッコミに押し黙る。まぁ途中でも結構ブレブレだったしね。なお、キング・ブレインの笑い声ではありま……。
「うるさーい!! 私だって頑張ったんですよ!! 次覚えてなさい!!」
直後、ミズ・ルチレイテッドの足元から爆発が起こる。起こった爆発は外にあった漿船が内部から大爆発したもの。その余波でインクルージョン空間が崩壊して、こちらも大爆発。
標準機能なのか、野外コンサート会場に転送された猟兵たちは、崩れゆくインクルージョン空間と漿船を見送る。
こうしてミズ・ルチレイテッドは骸の海へと還った。しかし第二、第三……いや、本人甦るか。
幹部猟書家との戦いはまだまだ始まったばかりなのである。
大成功
🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2020年11月15日
宿敵
『ミズ・ルチレイテッド』
を撃破!
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