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美味しい物が無くなるのは嫌だ!

#カクリヨファンタズム

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#カクリヨファンタズム


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●美味しい物が無くなるのは嫌だ!
「みんな、新しい世界……カクリヨファンタズムが現れたね。ここは妖の世界……とはいえ、何だか可哀想な妖怪も結構いる感じなんだけどね……。もうちょっと覚えていてあげようよ、的な」
 フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、そう話し始める。
「同時に、カクリヨファンタズムって、結構不安定なんだよね……。ちょっとした事で世界が崩壊しそうとか……結構危ないというか」
 それで、とフィーナは力を籠める。
「で……早速事件が発生しました。カクリヨファンタズムで……『味』が無くなっちゃう事件が起きちゃったの。『味』が無くなっちゃうとね、何でも塩味がする『塩味の世界』になっちゃうんだって。……まあ、塩味大好きっていう妖怪さんもいるだろうし、猟兵さん達にもいるだろうけれど……全部『塩味』って……やっぱり美味しくないよね? そんなこんなで、『味』の概念が無くなっちゃって、今、幽世では……まあ、カタストロフが起きたかのようになってて……そんな状態だから、無数の骸魂が飛び交い、妖怪達が次々と飲み込まれ、オブリビオン化しちゃってるんだ。流石にこれは止めないといけないよね……。という事で、みんなには、この『味』の概念を無くしてしまった元凶を倒して欲しいんだ。無事に倒せたら、飲み込まれちゃった妖怪たちは救出できるから安心してね?」
 それから、とフィーナは微笑む。
「『味』が消えちゃった訳でしょう? だったら、やっぱり『味』を精一杯楽しまないといけないと思うんだよね。なので、折角という事で無事に倒したら『大食い大会』を開催します! 勿論、優勝を狙っても良いし、美味しい物をゆっくりと味わうのもありだよね。食べ物もUDCアースに近いから……まあ、昔の料理なんかも多いかもしれないんじゃないかと思うけど、みんなの口には合うんじゃないかな? そんな訳で、カタストロフが起きない様に……皆さん、宜しくお願い致します!」


白鳥美鳥
 白鳥美鳥です。カクリヨファンタズム……面白そうなので、珍しく早々に便乗してみました。
 そんな訳で……とても私らしく、『味』の概念が無くなった世界です。そして、元凶を倒して、美味しい物を一杯食べましょう!
 大体、いつも通りの感じです。はい。
 第一章ではオブリビオン化してしまった妖怪たちを倒してもらいます。
 第二章では事件の元凶となったオブリビオンの討伐です。
 第三章では、大食い大会が開催されます。『味』を失っていた分、思いっきり楽しんでいただければと思います。美味しい物を食べようという感じです。この章に限り、お呼びがかかりましたら、フィーナも同行させていただきます。

 リプレイの頻度は、集団戦もあるので、ある程度のプレイングを頂いてからお返しになると思います。
 ただ、やっぱりまちまちになる可能性が高いので、Twitterやマスターページの確認もしていただけると幸いです。遅れそうだったり、再送のお願いは出来るだけ早くお知らせ出来るようにしたいと思います。

 妖怪の世界……お楽しみいただけたらと思います。プレイング、お待ちしております。
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第1章 集団戦 『迦陵頻伽』

POW   :    極楽飛翔
【美しい翼を広げた姿】に変身し、レベル×100km/hで飛翔しながら、戦場の敵全てに弱い【誘眠音波】を放ち続ける。
SPD   :    クレイジーマスカレイド
【美しく舞いながらの格闘攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    迦陵頻伽の調べ
【破滅をもたらす美声】を披露した指定の全対象に【迦陵頻伽に従いたいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ティファーナ・テイル
※アドリブ歓迎

「新世界でもプロレスは健在で闘志と正義と勇気で勝つ!」眼を惹く派手さと格闘戦闘では敗けない!とファイティングポーズ!
歌唱・金管楽器演奏・鍵盤楽器演奏の3女神を『ゴッド・クリエイション』で創造して『スカイステッパー』で縦横無尽に動いて『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で♥ビーム攻撃をして避け切れない攻撃には『神代世界の天空神』で空間飛翔して避けつつ『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させて機を見て『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』で白兵戦を挑み、🔴が付いたら『超必殺究極奥義』+『ヴァイストン・ヴァビロン』で苛烈な猛攻を仕掛けます!

「ボクたちが必ず勝つ!」


セレシェイラ・フロレセール
味のない世界なんて……!
此処は地獄かなにか?
いや、カクリヨだったね
ビシッとバシッと解決して必ずやカクリヨに『おいしい』を復活させてみせよう
おいしいごはんのために頑張る……!

綺麗な翼だね、けれどアレに見蕩れてはいけない
おいしいごはんのために、即撃破していこうっと
わたしの『慰め』の桜、優美に花開け
荒ぶる力を静め、災厄を飲み込め
わたしがこの世界に彩を綴ろう
向こうが動くよりも先に片を付けるよ

格闘攻撃には、事前に乗っていた空飛ぶ箒を使って空中で回避
舞うように攻撃をしてくるのならば、わたしも舞うように避けてみせよう
隙をついて追撃の彩の魔法を綴っていこう

他の猟兵との連携があれば、サポートするようにも動くよ


栗花落・澪
味の概念が消えるっていうのは、一見地味ではあるけど
料理好きとしては見過ごせないよね
実際色々と大事にもなってるようだし

というわけで、遠慮なく倒す…というより
浄化させてもらいましょうかね

翼での【空中戦】を主体としつつ
念のために★Venti Alaに風魔法を宿し
【空中浮遊】と空中歩行でいざという時空中でも緊急回避が出来るように

正直接近戦は不得意だからね…
なるべく近付かないよう注意しつつ
音には音を
【誘惑・催眠】を乗せた【歌唱】の【範囲攻撃】を響かせ
敵の判断力・動きを鈍らせ
敵のUCの軌道が読みやすくなるよう誘導する事で空中ジャンプで回避
【破魔】を宿した【指定UC】でまとめて浄化してあげる



「味のない世界なんて……! 此処は地獄かなにか? いや、カクリヨだったね」
 セレシェイラ・フロレセール(桜綴・f25838)は、絶望を見た表情をする。
「味の概念が消えるっていうのは、一見地味ではあるけど料理好きとしては見過ごせないよね。実際色々と大事にもなってるようだし」
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)の言葉に、セレシェイラは頷く。
「ああ、そのようだね。分かるよ……カタストロフが起きても仕方がないだろう」
 辺りを見回すと、飛び回るのは迦陵頻伽達。元は幽世で暮らす妖怪であり無数の骸魂に飲み込まれた結果、オブリビオン化しているのだ。それも『味』の概念が無くなったからである。
「分かるよ……『味のない世界』だなんて、カタストロフと変わらないじゃないか! 必ずやカクリヨに『おいしい』を復活させてみせよう!」
「遠慮なく倒す……というより浄化させてもらいましょうかね」
 セレシェイラの言葉に、澪も頷く。
 それにしても『迦陵頻伽』だけある。その美しい翼は虹色の様。それに加えて、美しい歌声。その名に相応しい姿だ。
 そして、ここにも美しい金色の翼を持つ者がいる。彼女はティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)。ケトゥアルコワトゥルである彼女は、美しい翼を持つ以外に迦陵頻伽と違うと事と言えば、迦陵頻伽は鳥の足を持ち、彼女は黄金の蛇の下半身であるという所だろう。
「どの世界でもプロレスは健在! 闘志と正義と勇気で勝つ!」
 ファイティングポーズを決めたティファーナは、豪華絢爛な扇情的で魅惑的な容貌な容姿に変わると、一気に飛翔した。同時に金銀も舞い、彼女をより一層輝かせる。
 同様に、セレシェイラは魔法の箒に乗り、澪も背中の翼を羽ばたかせて、迦陵頻伽達が飛び交う空へと舞い上がった。
「わたしの『慰め』の桜、優美に花開け。荒ぶる力を静め、災厄を飲み込め」
 セレシェイラの自動追尾機能を持つ桜色の魔法弾が、目に見えない程の速度で撃ち放つ。自動追尾の機能を持つ魔法弾は、飛び交う迦陵頻伽達を確実に捉えた。
 ティファーナも、プリンセスガディスハートを飛ばして迦陵頻伽を追っていく。
 澪は飛行と共に美しい歌声で歌う迦陵頻伽達に対して、誘惑や催眠を乗せた美しい歌声により動きを鈍らせ、セレシェイラの桜色の魔法弾とティファーナのプリンセスハートによる攻撃を援護する。そして、同時に移動しながら、接近戦にならない様に迦陵頻伽達との距離を取りつつ攻撃のタイミングを図った。
「全ての者に光あれ」
 破魔の力を籠めた魔を浄化する光を全身から放つ。眩い光が迦陵頻伽達を飲み込んだ。
「みんな……直ぐに浄化してあげるからね」
「ボクたちが必ず勝つ! この華麗な舞を見よ!」
「そう、カクリヨの為、そしておいしいごはんの為に……!!」
 澪の破魔の光、ティファーナのプリンセスハート、セレシェイラの桜の魔法弾が空を舞い駆け抜けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

真宮・響
【真宮家】で参加

塩味しかない世界・・・奏に取っては生死に関わる問題だよね。奏の胃袋には塩味だけとはキツイ。私も嫌だねえ。まあ、まずは目の前にいる妖怪を救出といくか。

さて、素直に攻撃を受けるつもりは無い。【残像】【見切り】【オーラ防御】で敵の攻撃の対処をして、【怪力】【串刺し】【二回攻撃】で全力で真紅のゲイボルグをぶん投げる。更に【槍投げ】【衝撃波】で追撃。少々荒療治になるが我慢しとくれ。待ってな、すぐ解放してやるよ!!


真宮・奏
【真宮家】で参加

(涙ぐむ)食べ物が塩味しかしない世界・・・幾らでも食べられる私にはとても耐えられません!!こんな悪夢のような世界はぜひ救わねば(ぐぐっ)

敵は動きが素早く、手数も多いみたいですね。【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】【拠点防御】で防御を固めながら蒼穹の騎士に敵の攻撃を防ぐサポートをしてもらいます。飛んでくる攻撃は【衝撃波】で相殺して、接近したら【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】で蹴りとシールドでの殴りつけの二段攻撃。蒼穹の騎士にも追撃の攻撃をして貰います。苦しそうなので、即急に助けましょう!!


神城・瞬
【真宮家】で参加

塩味しかない世界・・・奏はもちろんですが、密かに甘味大好きな僕にも悪夢そのものですね。なんとかしましょう。妖怪さんも助けてあげませんと。

自在な動きをする上、危険な攻撃を使用するようですので、【誘導弾】【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【部位破壊】で動きを鈍らせてから、裂帛の束縛で動きを縛ります。傍に接近してきたら【衝撃波】で吹き飛ばします。敵の攻撃は【オーラ防御】【第六感】で被害を軽減します。


メルステラ・セレスティアラ
美味しいごはんをいただけるというのはとても幸せなことなのだと、改めて思いますね
味の概念のあることに、そして美味しいと思えることにもっと感謝して日々の食事をいただかなくては

数の多いこの戦場、制圧するわ
魔導書を開いて魔法陣を構築する
さあ一気に片付けましょう
【全力魔法】で放つはミゼリコルディア・スパーダ
星を描いてそのまま貫きなさい

相手の攻撃は【全力魔法】で防御の魔法を紡ぎましょう
【多重詠唱】で防御の効果を重ねるわ



「食べ物が塩味しかしない世界……」
 真宮・奏(絢爛の星・f03210)は涙を浮かべている。
「幾らでも食べられる私にはとても耐えられません!! こんな悪夢のような世界はぜひ救わねば!!」
 ぐぐっと力を込めて意気込む奏の様子に、真宮・響(赫灼の炎・f00434)と神城・瞬(清光の月・f06558)は、思わず微笑んでしまう。確かに世界から『味』が無くなる……『塩味しか感じられない』というのは大変な事だ。それに、塩味しかしなければ美味しいとは残念ながら言える筈も無い。様々な味覚が合わさってこそ、食べ物も料理もお菓子も美味しいと感じられるのだから。
「塩味しかない世界……奏に取っては生死に関わる問題だよね。奏の胃袋には塩味だけとはキツイ。私も嫌だねえ」
「塩味しかない世界……奏には悪夢そのものですね。なんとかしましょう」
 響の言葉に頷きつつ、瞬も奏同様に、この塩味しかない世界は悪夢そのものだと思う。彼も密かに甘味が大好きだからだ。塩味しかしなかったら、甘い物は味わえなくなってしまうだろう。
 メルステラ・セレスティアラ(夢結星・f28228)も改めて思う。美味しいごはんをいただけるというのはとても幸せなことなのだと。
「味の概念のあることに、そして美味しいと思えることにもっと感謝して日々の食事をいただかなくては」
 実際に、『味』の概念を無くした幽世は、カタストロフ同様の状態になってしまっている。幽世に暮らす彼等が平穏に暮らす為にも、美味しい物を美味しいと食べられる様になる為にも……この元凶を倒さねばならない。
 ……そして、その行先を邪魔しているのが迦陵頻伽達だ。美しい翼と歌声を持つ、とても美しい妖怪。そして、彼等の中に妖怪達が飲みこまれているのだ。
「まずは目の前にいる妖怪を救出といくか」
「ええ、この世界を悪夢から救います!!」
「そうですね、なんとかしましょう。妖怪さんも助けてあげませんと」
 迦陵頻伽達は美しく舞いながら高速の格闘攻撃を仕掛けてくる。
「共に行きましょう!!」
 奏は蒼穹の騎士を召喚する。蒼穹の騎士には迦陵頻伽達からの格闘攻撃を防ぐサポートを頼むのだ。構えるのはシールド。格闘攻撃を衝撃波で相殺しつつ、接近し、蹴りとシールドの二段階で殴りつけていく。更に、蒼穹の騎士も追撃攻撃を加えて畳み掛けた。
 響も攻撃を甘んじて受けるつもりは無い。繰り出される格闘攻撃を見切りながらかわしつつ、タイミングを見計らい、強化したブレイズランスを思いっきり投げつけ串刺しにし、更に槍で追撃して周囲も巻き込みながら仕留めていく。
 瞬はなるべく遠くから、誘導弾に麻痺、目潰し等を乗せて相手の動きを封じ込めていく。そして、相手の動きが鈍って来た所で、アイヴィーの蔓、ヤドリギの枝、藤の蔓を投げつけてその動きを奪っていった。
 メルステラは魔導書を開き、魔法陣を構築していく。そして、多数の魔法剣を展開させて包囲網を張り、魔法剣は星の軌道を描きながら、迦陵頻伽を次々と貫いていく。聞こえてくる迦陵頻伽の歌声はとても美しく魅了されそうになるが、それには魔法で防御を何層にも張って、その歌声に耐えて……。
 メルステラの魔法剣による包囲網は迦陵頻伽達の動きを阻害していく。更に、瞬のアイヴィーの蔓、ヤドリギの枝、藤の蔓によって動きを封じられていく迦陵頻伽達。
 そこに奏の蹴りとシールドの攻撃が加わり、響の槍が貫いていく。
「少々荒療治になるが我慢しとくれ。待ってな、すぐ解放してやるよ!!」
 響による最後のブレイズランスの一投により、残っていた迦陵頻伽達は消えていく。他の妖怪達が散見されるので、上手く、骸魂を倒す事に成功した様だ。
 とりあえず、迦陵頻伽達の一掃には成功した様だ。次は、この『味』の概念を喪失させたオブリビオンとの対決だ。
「絶対、この悪夢を終わらせます!!」
 奏は強く拳を握り、響と瞬、そしてメルステラも大きく頷いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『フェニックスドラゴン』

POW   :    不死鳥再臨
自身が戦闘で瀕死になると【羽が燃え上がり、炎の中から無傷の自分】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
SPD   :    フェニックス・レイ
レベル分の1秒で【灼熱の光線】を発射できる。
WIZ   :    不死鳥の尾
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【炎の羽】で包囲攻撃する。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

栗花落・澪
うーん、炎か…
炎得意な人連れて来るんだったかなぁ
ま、どんな相手にも負ける気は無いけどね

塩味も美味しいけど、世界にはもっと美味しい味がいっぱいあるんだよ
どうして味を無くしちゃったのかな
美味しいものは嫌い?それとも他の理由?
理由があるなら聞いてあげるけど…やるべきことは変わらないから

翼と風魔法を宿した★Venti Alaの二重構えの【空中戦】で
万一炎で翼がやられても落下しないよう対策
ほら、こっちだよ!

【誘惑】を乗せた【歌唱】で敵の気を惹き
攻撃に対して前のめりにさせ
こちらの攻撃を回避しづらくさせ【指定UC】
包囲してくる炎ごと消火するつもりで
分身達と水魔法の【高速詠唱、範囲攻撃】で一斉発射


真宮・響
【真宮家】で参加

美味しい味だけではなく世界さえも焼き尽くしかねない炎だね、これは。不死鳥があんな状態になっているのは目を塞ぎたくなるが、まずは事態の鎮静化だね。

敵が飛び回って爆撃するなら、本体だけを狙おうか。【オーラ防御】【残像】【見切り】で炎の羽を凌ぎつつ、【二回攻撃】で正確に赫灼の槍で本体だけを射撃。更に【槍投げ】【串刺し】【怪力】で追撃しようかね。さあ、蹂躙するのはここまでだ!!大人しく輪廻の輪に還りな!!


真宮・奏
【真宮家】で参加

この方が黒幕ですが・・・不死鳥が滅びの原因になるのは皮肉ですね。今は彷徨える骸魂、あるべき所へ送りましょう。・・・美味しい味を取り戻す為に!!(ぐぐっ)

敵が高速の攻撃を撃ってくるなら、こちらは手数で対抗しますか。【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】【拠点防御】で光線に耐えてから、彗星の剣を発動、【衝撃波】【属性攻撃】【二回攻撃】で追撃。さあ、取り込んでる方を解放して、美味しい味を返してください!!


神城・瞬
【真宮家】で参加

この炎の勢いだと味だけではなく、世界も焼き尽くしますね。この不死鳥を倒すと、竜神の方の方は助けられるんですっけ?せめて竜神の方の方は助けますか。

広範囲の射撃なら対抗策があります。【高速詠唱】【全力魔法】【多重詠唱】【魔力溜め】で氷晶の矢を発動、【誘導弾】【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【部位破壊】で追撃を。炎の勢いが凄いなら【属性攻撃】で氷属性にした【衝撃波】で対抗を。

飛んでくる攻撃は【オーラ防御】【第六感】で凌ぎます。さあ、竜神の方を返して頂きましょう!!滅びの炎は消えて下さい!!



 迦陵頻伽を倒した先……そこに居たのは巫女装束を纏った少女の姿をしたフェニックスドラゴン。その炎は美しく、不死鳥の名を語るにも十分な姿だった。
 そして、彼女こそが『味』の概念を無くしたオブリビオンだ。
「この方が黒幕ですが……不死鳥が滅びの原因になるのは皮肉ですね」
 真宮・奏にとって、『味』の概念を無くすというとんでもない事をしでかした相手。それが幽世をカタストロフに陥れたというが不死鳥。本来なら蘇らせるものであるというのに。
「ねえ、どうして『味』の概念を消したの?」
 フェニックスドラゴンにそう話しかけるのは、栗花落・澪。
「塩味も美味しいけど、世界にはもっと美味しい味がいっぱいあるんだよ。どうして味を無くしちゃったのかな? 美味しいものは嫌い? それとも他の理由?」
「そ、それは私も知りたいです! どうして塩味だけにしちゃったんですか!?」
 澪の問いに、奏も乗っかる。そもそも、何故、『味』の概念を消そうとしたのだろうか。幽世とはいえ、美味しい物が好きな妖怪は多々いる。……だからこそ、この世が終わろうという様な状況に陥っているのだが。そうなると、カタストロフを起こしたいのか、敢えて『味』を無くす、もしくは無くそうと考えたのか、そのどちらかになる。その二つに絞ると、どうしても後者の意味合いは大きい。幽世では、他の事でもカタストロフが起こりやすいのだから。
「……塩というものは清めの証。私は舞い戻る不死鳥、フェニックスドラゴン。……ならば、穢れを払うもの以外は要らないと思うの」
「……成程。味よりも『塩』の方が大事なのかな。確かに、清めの塩と不死鳥の組み合わせは可笑しくはないけれど」
「でも、他の味まで奪わなくてもいいじゃないですか! 美味しい物が無くなってしまうなんて悪夢です、この世の終わりですよ!」
 少し納得した表情の澪に対し、奏は泣きそうである。
「ですが……この炎の勢いだと味だけではなく、世界も焼き尽くしますね」
「ああ、美味しい味だけではなく世界さえも焼き尽くしかねない炎だね、これは」
 神城・瞬の言葉に真宮・響も頷く。
 燃え上がるフェニックスドラゴンの炎。美しく魅入られる色合いは、今、世界を滅ぼしかけている。
「不死鳥があんな状態になっているのは目を塞ぎたくなるが、まずは事態の鎮静化だね」
「今は彷徨える骸魂、あるべき所へ送りましょう。……美味しい味を取り戻す為に!!」
 響の言葉に奏も頷き、フェニックスドラゴンに向かって構えた。
「みんな、炎の羽の攻撃は僕に任せて」
 澪は、真宮一家にそう伝える。この相手は、炎の羽で包囲攻撃をしてくるのだが、それに対して澪には最適の一手があった。
 澪が召喚したのは数多の数の2~5㎝サイズ、一部卵入りの無邪気なミニ澪達。
「いけー、僕の分身! 炎を消すんだ!」
 水の魔法を乗せたミニ澪達は一気にフェニックスドラゴンに襲い掛かる。彼女も直ぐに尾の羽を複雑に飛翔させて向かって来るが、ミニ澪が突撃して水魔法と共に炎ごと羽を消していく。
「助かるよ、これで更に本体を狙いやすくなったね! さあ、強烈な一撃、行くよ!!」
 響の赤熱した魔法の槍がフェニックスドラゴンに突き刺さり、更に追い打ちをかける様に燃える槍が次々と串刺しにしていく。
「あなたが飲み込んだ方はきちんと返していただきますよ」
 幽世では死んだ妖怪の霊魂が骸魂となり、それが縁のあった妖怪を飲み込む事でオブリビオンとなる。骸魂だけ倒して、飲み込まれた妖怪は助けたい。
 瞬は多くの氷の矢を強化して操り、襲い掛かって来る炎の羽に対応している澪のサポートと響の攻撃に合わせて次々と射抜いていく。滅びの炎が消える様に、と。
 最後に動くのは奏。フェニックスドラゴンから高速に放たれる灼熱の光線をオーラ、剣、盾等を駆使して耐えきる。
「かわさないでくださいね? 行きますよ~!!」
 奏が複製するのはブレイズセイバー。奏の愛用の剣であり護るという熱い信念の証であるもの。数多く複製された信念の証である剣を衝撃波と共に全て放つ。
「さあ、取り込んでる方を解放して、美味しい味を返してください!!」
 奏の信念に貫かれたフェニックスドラゴンは、本来あるべき姿に戻っていく。倒れている相手は、もうかつての姿をしていない。
 幽世で起こった『味』が消えた悪夢のような世界は、無事に消え去ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『大食いバトル』

POW   :    豪快にガンガン食べまくる

SPD   :    味変を駆使して最後まで飽きずに食べ切る

WIZ   :    ペース配分を考え、無理なく食べ進める

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「みんな、味が無くなる世界を救ってくれてありがとう! カタストロフ状態も収まったし、幽世の妖怪さん達も凄く感謝してるよ!」
 フィーナは、にっこりと微笑む。
「妖怪さん達も美味しい物を食べられて喜んでるし、みんなで幽世の美味しい物を食べよう!」
ティファーナ・テイル
アドリブ歓迎

「食べる事もプロレスラーには大事な事!たくさん食べちゃうぞ!」と腕を回して食べる気満々で会場の屋台に向かいます。
見た事の無い料理やお菓子を見て「わぁ~!雲の上の天空より賑やかだぁ!」と眼を輝かせて、最初の1品をどれにしようか迷います。
『ゴッド・クリエイション』で料理の神様を創造して「全部作れる?」と聞いて困らせながらも、屋台の店主に「食べてみな!」と渡された料理を食べて幸せそうな笑顔で蛇尾脚の先が踊り、次から次へと持ち込まれる料理やお菓子を次々と食べていきます。
身体を鍛えている子供のお腹は底無しだから次から次へと食べていき「ずっとお祭りなら良いのに♪」と無邪気な一言で場を和ませます



「食べる事もプロレスラーには大事な事! たくさん食べちゃうぞ!」
 ティファーナ・テイルは、大はしゃぎで色々な料理やお菓子等を見て回る。その隣には創り上げた料理の神様。
「わぁ~! 雲の上の天空より賑やかだぁ! どれも美味しそう!」
 並んでいる料理やお菓子はちょっとレトロな雰囲気のもの。でも、どれも何だか不思議な親近感を感じる。それは、ケトゥアルコワトゥルであるティファーナとは縁が無くて見た事も無い物ばかりなのに、不思議な感じだ。
 こうなると迷うのは最初に食べる一品だ。それで、次に選ぶものも変わってくる。お菓子とかはデザートも兼ねられるし、プロレスラーとしては料理の方がしっかり食べておいた方が身体作りには良い。今は、お菓子に走っても良いとは思うのだけれど。どれも珍しいし美味しそうだから。
「うーん、悩むなあ。キミ、お願いしたらここにあるもの全部作れる?」
 無邪気なその言葉に流石の料理の神様も困り気味だ。
 そんな時、料理の神様としては嬉しい誘いの声が聞こえてきた。
「どうだい、お嬢ちゃん? 出来立てほかほか美味しいぞ?」
 ティファーナに差し出されたのは、船型の容器に入ったたこ焼き。香ばしい鰹節とソースの香りが食欲をそそる。見た事も無いものだけれど、一口二口で食べれそうな大きさで、それが6つも入っていると、何だか嬉しくなってしまうのはどうしてだろうか。
「頂きます!」
 あつあつのたこ焼きは、外は香ばしく焼けていて、中はちょっととろっとしていて中に大き目なタコが入っていて凄く美味しい。あっという間に全て平らげてしまった。
「う~ん、凄く美味しかった~!」
 満面の笑みを浮かべるティファーナ。
 ふと辺りを見回すと、鉄板で焼いている物が一杯あって、どれも熱々で美味しそうだ。嬉しくて楽しくて、思わず笑顔が零れて蛇尾脚の先が踊ってしまう。次はどれにしようか。
「こっちは『お好み焼き』で、こっちは『焼きそば』? あ、あっちは何を焼いてるのかな?」
 ちょっと不思議な焼き方をしているのが気になって行ってみると、魚の形をしたお菓子がある。
「お嬢さん、食べてみるかい?」
「うん!」
 こちらは柔らかい生地に餡子が入っていて美味しく、思わず笑みが零れる。
「これも美味しい~! 『たい焼き』っていうんだ。はっ! あそこに林檎が棒に刺さって……『りんご飴』? 何だろう?」
 次々と興味が移って、色々なお店を回って……。
「ずっとお祭りなら良いのに♪」
 心の底からそう思う。そして、ティファーナはうきうきと進んでいく。更なる美味しい物を探すために。

大成功 🔵​🔵​🔵​

真宮・響
【真宮家】で参加

いやあ、色々あったけど、味が戻ってよかった。(奏のお腹の音を聞いて)まあ、アタシもお腹すいたかも。家族でご飯の時間といくか。

アタシは、カレーうどん、頼めるかい?そして里芋の煮しめ。少しがっつり行くよ。こういう料理はアタシも良く作る。今後の研究の為もあるね。

出された料理を頂いて、お茶を飲んでひと息。やっぱりおいしいご飯は人に取って欠かせないものだ。取り戻せてよかった、と心から想うよ。


真宮・奏
【真宮家】で参加

美味しい味が燃え尽きなくて良かった!!お腹すきました!!(ぐ~っとお腹がなる)一杯食べたいです!!(ぐぐっ)

私はオムライスとメンチカツとハンバーグ!!まだ食べれるんですけど作るの大変なので。(目の前に出て来た料理を見て)おいしそう~(目をキラキラ)

うん、美味しいです!!やっぱり美味しいご飯は明日への活力になります!!白米のご飯お代わりです~!1ああ、幸せです。


神城・瞬
【真宮家】で参加

ちょっとハラハラしましたが、無事にご飯が食べれますね。(奏のお腹の音を聞いて)そうですね、僕もお腹すいたかも。

僕はチキンピラフと肉じゃがとけんちん汁。これでも食べ盛りですし。やっぱり動くとお腹が空きます。うん、おいしそうです。

(けんちん汁を頂きながら)やっぱり美味しいご飯を皆で食べる時間は尊くて、幸せなものです。何気ないひとときですが、大切ですよね。取り戻せてよかった。



「いやあ、色々あったけど、味が戻ってよかった」
「ちょっとハラハラしましたが、無事にご飯が食べれますね」
 楽しそうにしている妖達を見て、真宮・響と神城・瞬は微笑む。そして、何よりも『味』が戻ってきて嬉しそうな人物は直ぐ傍に居るのだ。
「美味しい味が燃え尽きなくて良かった!! 美味しい味が戻ってきて良かったです!!」
 涙さえ流しそうな真宮・奏の姿に、響と瞬の笑みもより一層深くなる。本当に嬉しくて仕方ないという笑顔になる奏を一番見たかったのだから。
 次の瞬間、ぐ~っとお腹のなる音が聞こえる。奏のお腹の音だ。
「お腹すきました!! 一杯食べたいです!!」
 ぐぐっと手を握り締める奏に、思わず響と瞬は笑みを零した。
「まあ、アタシもお腹すいたかも。家族でご飯の時間といくか」
「そうですね、僕もお腹すきました」
「美味しいご飯、楽しみです!」
 三人揃っての家族の食事の時間。同じテーブルについてそれぞれ料理を頼む。
 響はカレーうどんと里芋の煮しめ。料理が得意な響としてはよく作るレパートリーなので、今後作る料理の研究にも幽世の味を知っておきたい気持ちがある。
 瞬はチキンピラフと肉じゃがとけんちん汁。奏ほどではないが、瞬も17歳。食べ盛りのお年頃なのだ。
 そして、一番楽しみにしていた奏はオムライスとメンチカツとハンバーグ。本当はまだまだ食べられる……というかブラックホールな胃袋の持ち主なのだけれど、今回はちょっと、『味』を取り戻して喜んでいる妖達の事も作る側の方の事も思って。でも、一緒に頼む白米のご飯はおかわりしようかな、とは思っているけれど。
「お待たせしました」
 料理が運ばれて来た。出来立てのカレーうどんと里芋の煮しめ、瞬のチキンピラフと肉じゃがとけんちん汁、奏のオムライスとメンチカツとハンバーグ。
 目の前に並べられた料理に奏の瞳が輝いた。
「美味しそう~! いただきます!!」
「いただきます」
「うん、おいしそうです、いただきます」
 三人で手を合わせて、家族水入らずでの食事が始まる。
「うん、美味しいです!! やっぱり美味しいご飯は明日への活力になります!!」
 幸せ一杯の笑顔で、オムライスを頬張る奏。その微笑ましい姿に、響と瞬も綻ぶ。
 奏が言うように、美味しいご飯は明日への活力にもなるし、人に取って欠かせないものだ。取り戻せてよかった。響は娘の笑顔を見ると、それを心から思う。
 温かいけんちん汁を頂きつつ、一息を入れる瞬。幸せそうな奏と優しく微笑む響が傍に居て、それは何気ない一時の様にも感じられるけれど、これは『味』という概念が戻ったからこそ幽世で得られた時間なのだ。取り戻せて良かったと思う。何気ない一時は……とても大切なものなのだから。
「とっても美味しいです~!! 白米のご飯お代わりです~!!」
 いつの間にやら、オムライスの方はとっくに平らげたらしく、別途頼んでいた方のご飯のお代わりを頼んでいる。幸せ一杯といった笑顔だ。
「やっぱり美味しいご飯を皆で食べる時間は尊くて、幸せなものです」
「ああ、そうだね。奏がああいう笑顔で美味しそうに食べていると、一層そう思うね」
「ええ、そうですね」
 奏の笑顔に、響と瞬は微笑む。賑やかで何気なくて、とても大切で幸せな一時を心から感じながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
【豚兎】

わーい、ごはんだごはんだー!
僕は元々少食だし、美味しいものを食べれる範囲でゆっくり食べたいかな
その分ほら、諒太君の出番だよ
得意の大食いで存分に食べておいで

いつもなら無邪気にはしゃぐのは僕のポジションだったけど
今日ばっかりは諒太君の保護者として見守ります
身長差の事は言ってはいけない、いいね?

相変わらずいい食べっぷりだねぇ…
ちゃんと噛んでる?喉詰まらせないようにね?
飲み物もちゃんと飲んで、ほら

カクリヨ独特の雰囲気と食べ物の美味しさをたっぷり堪能しつつ
珍しいものがあったらレシピも知りたいなぁ…
お礼に僕の世界のレシピも教えるからさ
あ、血とか魂とかホラーなものは使ってないものでお願いしますね?


金子・諒太
【豚兎】

うおぉ、すげー!
美味しそうなもの、いっぱいだー!(キラキラ

僕は、今回の依頼は、参加してなかったけど
澪が、誘ってくれたから、お言葉に甘えて、いっぱい食べるぞ

主食も、サラダも、美味しいものは、全部全部、食べてみたい
【大食い】技能を駆使して、食べられるだけ、食べるぞ!

ん、らいろーぶらお(大丈夫だよ)
りぇいわ、ひんふぁいひょうらなぁ(澪は、心配性だなぁ)
んぐんぐ、ごくん
ぷはぁ…飲み物も、美味しいなぁ…
お土産、持って帰っちゃダメかー?

ん、澪、なにか覚えるの?
澪の料理も、美味しいもんなぁ
家に帰っても、またこの世界のご飯、食べれるかもしれない…?
えへへ…想像したらヨダレが…
僕、楽しみにしてるな!



「わーい、ごはんだごはんだー!」
「うおぉ、すげー! 美味しそうなもの、いっぱいだー!」
 幽世の料理が楽しみな栗花落・澪。そして、澪に誘われて来た、食べる事が大好きで大食いな金子・諒太(戦える肉団子・f12789)は、瞳をキラキラさせている。どの位食べる事が大好きで大食いなのかというと、一日五食以上食べたいと考えている辺りで想像がつくだろう。そして、それはしっかりと身体に蓄えられるらしく、ぽっちゃり体形。料理を見つめるそのキラキラさせた瞳と明るい笑顔を見ていると、何だか可愛らしく思える。
 いつもは無邪気にはしゃぐ側の澪だけれど、今日は澪が諒太の保護者ポジションだ。実際、諒太は無邪気にはしゃぐ少年そのものだ。……同い年とはいえ諒太の方が澪より身長が10cm高いけれど、それは言ってはいけない。
 澪は小食なので、興味のある美味しそうな料理をゆっくりと味わって食べるつもりだ。
「うおぉ、これも、美味しそうー!」
 その傍では、諒太が瞳を輝かせながら色々な料理を早速山盛りにしている。主食もサラダもバランスよく、美味しい物はみんなみんな食べてしまう勢いだ。
 同じテーブルについて、色々な料理を少しずつ一皿に盛ってきた澪に対し、諒太は山盛りのお皿が何皿も並んでいる。
「いただきます」
「いただきます!」
 少しどこか懐かしい味わいがより美味しく感じられる。幽世の料理も美味しいな、とゆっくり味わっている澪の目の前では、凄い速さで山盛りだったお皿がどんどんと空になって積まれていっていく。
「相変わらずいい食べっぷりだねぇ……。ちゃんと噛んでる? 喉詰まらせないようにね?」
「ん、らいろーぶらお。りぇいわ、ひんふぁいひょうらなぁ(大丈夫だよ。澪は、心配性だなぁ)」
 ……あんまり大丈夫そうではない気がする。
「飲み物もちゃんと飲んで、ほら」
 澪はお茶を差し出し、諒太に渡す。それを受け取ると、諒太は一気に飲み干した。
「んぐんぐ、ごくん。ぷはぁ……飲み物も、美味しいなぁ……」
 食べる事に夢中になっていた諒太も飲み物を飲んで、一息ついたらしい。
「じゃあ、僕、色々な美味しそうな料理を、沢山持ってくる!」
 再びわくわくと新たなる料理を探しに出かける諒太を見送りつつ、澪も自分の取った料理を味わう。よく、たくさん食べる人を見ていると見ているだけでお腹一杯になってしまうと言うけれど、諒太の本当に美味しくて仕方がないという幸せな笑みを見ていたら、澪ももう少し見て回ろうかな、とも思ってしまう。諒太の言った通り、飲み物も美味しいし、色々な種類もあるし……諒太が満足するまでには時間が沢山あるだろうから、澪もその時間をゆっくり楽しむ事にした。

「んー、お腹一杯、食べるだけ食べたー!」
「うん、幽世の料理、美味しかったね」
 思いっ切り心置きなく料理を食べた諒太は幸せそうな顔をしている。澪も幽世の料理を堪能出来て嬉しい。独特の雰囲気にちょっと懐かしい味わい。この『味』が無くなってしまってカタストロフが起こりそうになったのも、料理が得意な澪は何となく分かるような気がした。
「幽世のレシピも知りたいなぁ……」
 色々と珍しかったし美味しかったし……何かレシピを教えてもらえたらなと澪は思う。
「良かったら、料理のレシピを教えてもらえませんか?」
 澪は料理のレシピを料理人に尋ねてみる。
「あ、血とか魂とかホラーなものは使ってないものでお願いしますね?」
 澪の言葉に、料理人の妖が笑う。
「まあ、そういうのが好きな連中も居るには居るけど、大体の連中は美味い物が好きだよ。元に居たのは、ええと……あんた達の言うUDCアースって所になるんだからさ。まあ、元居た所が今はどんな食べ物を食べてるのか知らないけどね」
「あ、そういえば……」
 幽世の住人達は、今のUDCアースでは住めなくなった妖達なのだ。ただ、料理の方が東洋や西洋等入り乱れているのは色々な妖が住んでいる為だろう。
「料理は得意かい?」
「はい! じゃあ、僕は僕の世界の料理のレシピを教えますね」
「へえ、それは楽しみだ」
 澪と料理人の妖は共にレシピを交換し合う。お互いに驚く事もあったりして、実際に作ってみるのが楽しみだ。
「澪、何を聞いてきたの?」
 食後にのんびり飲み物を飲んでいた諒太は、戻って来た澪に尋ねる。
「あのね、幽世の料理のレシピを教えて貰ったんだ」
 澪は諒太に先程迄の料理人の妖とのやり取りを話した。
「澪の料理、美味しいもんな。家に帰っても、またこの世界のご飯、食べれるかもしれない……って事? 澪が作ってくれるなら、絶対、美味しい! えへへ……想像したらヨダレが……僕、楽しみにしてるな!」
「うん、僕、頑張るね!」
 諒太と澪は、互いに、にっこりと笑いあったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

セレシェイラ・フロレセール
『美味しい』の定義は人それぞれであっても、やっぱりごはんは味がしないとだよね
フィーナさんもお疲れ様
良かったら一緒に幽世の美味しいものを食べよう?

ふふ、美味しそうな料理がいっぱいで嬉しいな
たくさんあって目移りしちゃうね
あれは何だろうね?こっちからもすごくいい匂いがするよー
あれもこれも気になるけれど、今日はゆっくりごはんを楽しみます
幽世のお任せ料理なんて頼んでみようかな
うん、とっても美味しいよ

幽世のごはんがどこか懐かしい味がするのはどうしてなんだろうね
見たことのある料理も初めて見る料理もゆっくり味わって
味があるって幸せだよね

デザートもしっかりいただきます
可愛らしいフルーツはフィーナさんにもお裾分け



「『美味しい』の定義は人それぞれであっても、やっぱりごはんは味がしないとだよね。フィーナさんもお疲れ様。良かったら一緒に幽世の美味しいものを食べよう?」
「本当? わーい、セレシェイラさんとごはんだー!」
 セレシェイラ・フロレセールに誘われたフィーナは嬉しそうに飛んでいく。
「ふふ、美味しそうな料理がいっぱいで嬉しいな。たくさんあって目移りしちゃうね」
「うん、色々あるよね。どれも美味しそう……」
「あれは何だろうね? こっちからもすごくいい匂いがするよー」
 二人で色々な料理を見て回る。珍しいものや、どこかで見たような気がするもの、知らないものも沢山あって、どれにしようか迷ってしまう。
「幽世のお任せ料理なんて頼んでみようかな」
「その案、凄く良い!」
 かくして、セレシェイラとフィーナは、妖の料理人達にお願いをした。

 セレシェイラとフィーナのテーブルには色々な料理が並んでいる。お勧めという事で、色々な料理がある。洋風の物も和風の物も色々あるけれど、どれも美味しそうだ。
「幽世のごはんがどこか懐かしい味がするのはどうしてなんだろうね」
「うん。やっぱり妖さん達が住む世界だからなのかな?」
「そうかもしれないね。やっぱり味があるって幸せだよね」
「うん!」
 二人で微笑みあう。幽世の料理は不思議な懐かしさがある。どこかで見た事があるものも、初めて見るものも、どれも美味しくて、懐かしくて……心が温かくなる。
「デザートは勿論、頂くよね?」
「うん!」
 セレシェイラは、フルーツがふんだんに使われたケーキ。フィーナはアイスクリーム。
「フィーナさん、お裾分け」
「ありがとう! じゃあ、私のアイスクリームもセレシェイラさんに!」
 セレシェイラが可愛らしいフルーツをフィーナへ、フィーナはアイスクリームを互いにお裾分け。
 美味しい幽世での食事はとても温かくて優しい一時だった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年07月29日


挿絵イラスト