にゃんといっぱい、わかめたち
●にゃんといっぱい、わかめたち
「みんな、本当お疲れ様! 今回は少しばかり息抜きできる依頼をみなに持ってきたんだよ!」
と、双葉・翔は、集まった猟兵達を労いつつ、そんな猟兵達に。
「今回、アルダワ魔法学園の世界の一つ、にゃんこさん……いやいや、ケットシーさんだらけの場所があったんだ」
「そのケットシーさんだらけの島が、グリードオーシャンに落ちてきてしまったんだけど……どうやらここにメガリスが隠されているみたいなんだよね。それを猟兵のみんなには、確保してきて欲しいって訳なんだ!」
「ただ、簡単にメガリスを探して確保出来る、って訳じゃ無いんだ。どうも島が落ちてきた所には、沢山の海藻が生息していた様で、島に巨大なわかめやらが絡みついて、島のケットシーさん達が困っているらしいんだ」
「更に、島が落ちてきた事に感づいたコンキスタドールの『暗黒鮫魔術師『ルル・クラドセラキー』も、メガリスを探しに島にやってきている。ただ彼女は、メガリスを主体的に探そうとはしておらず、猟兵の皆が見つけたメガリスを横取りすればいいや、程度に考えているみたいなんだ」
「という訳で、猟兵の皆への御願いってのは、にゃんこさんの一杯住んでいる島に向かい、にゃんこさん達をわかめの脅威から救いつつ、メガリスを確保。そしてメガリスを奪いに来るコンキスタドール、を倒してきて欲しいんだ!」
そこまで言うと、最後に翔は。
「にゃんこさん達と触れあいながら、メガリスを探してコンキスタドールを倒す……中々面白いと思うんだ。皆、宜しく頼むね!!」
と、にこやかに笑うのであった。
幾夜緋琉
皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。
まずは帝竜戦役、皆様お疲れ様でした!
皆様戦役でお疲れでしょうから、今回はケットシーの皆さんが一杯いる島で、わかめを駆除しながらメガリスを探し、最終的にはそれを奪いに来ようとするコンキスタドールを退治してきて欲しい、という依頼です。
まずは第一章については、にゃんこの島に向かう船の上のシーンなので、このシーンについては船の上でのんびり航海、になります。
第二章では、わかめは超巨大化してたり、細くなってケットシーさんに絡みついたりしていますので、それを解いてあげて救出しつつ、メガリスを探す事になります。
そして第三章は、メガリスを奪いに来るコンキスタドールとの戦い、となりますので、それぞれの章でのんびりゆるりと参加為て頂ければと思います!
それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
第1章 日常
『ねこのしま』
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POW : ケットシー達とノンビリ過ごして交流
SPD : ケットシー達と食事しながら交流
WIZ : ケットシー達と歌って踊って遊びながら交流
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
山梨・玄信
うーむ…ケットシーしかいないという事は、ケットシーの村が落ちて来たという事かのう。
思えば、アルダワでは学園としか関わってないから、アルダワの国や種族の分布などは全く知らんのう。
【POWを使用】
船の上で鍛錬しつつ、この事件の事を考えておるぞ。
「ワカメか…困るという事は、オブリビオン化しておるのか、毒でもあるのか…」
「は!まさか、わしが想像しているワカメとは全く別物の可能性もあるのう。実は髪型がワカメぽいロボット乗りだったり、小学生なのに既に甥っ子が居る3人兄弟の末っ子じゃったり…」
「まあ、考えても仕方ないか。着いてみれば分かるのじゃ」
アドリブ歓迎じゃ。
薙沢・歌織
帝竜戦役も終わりました。私は次の戦争に最も近いと思われる、グリードオーシャンの探索を本格化させます。
ケットシーは私と同じ世界の仲間です。大きな悩みを抱えているのなら助けたい。
用意した魔導船に乗り、猫の島へ。
暑いですね…ルサールカビキニに着替えましょう。
ケットシー達と会話し、彼らのダンスに合わせ、シルフフルートと水神剣の楽器演奏で、ポップで楽しい雰囲気の曲を提供します。
聞きたいことは「今の生活、島を覆うわかめ、コンキスタドール、メガリス」についてです。
えっ?演奏が終わったら、私にも踊って欲しい…?
では過去にキマイラフューチャーで踊った、静かな雰囲気から徐々に激しくなっていくアイドルダンスを…
真宮・響
【真宮家】で参加。
ケットシーの住む島か。さぞや賑やかな場所だろうね。奏、瞬、船酔いは平気かい?良かった。まずは船旅を楽しもうかね。
いい天気と船の心地よい揺れに誘われておもむろに船の甲板に寝転がる。赫灼のグロリアを鼻歌替わりに口ずさみながらゆっくり過ごすよ。奏と瞬に起こされたら、伸びをして起床。あ、そろそろ目的の島かい?
真宮・奏
【真宮家】で参加。
ケットシーさんが住む島ですか・・・楽しそう!!はい、船酔いは大丈夫ですよ~。むしろ楽しみにしてました!!
いい天気ですし、潮風が心地いいですね~。瞬兄さん、どうしました?いい旋律が浮かんで来た?じゃあ、兄さんが奏でる新しい旋律に併せて踊ります!!(絢爛のクレドでくるくる踊る)踊っていると、島が見えてきます。母さん、起きて下さい~。目的の島に付いたみたいですよ~。
神城・瞬
【真宮家】で参加。
ケットシーさんの住む島ですか。さぞや賑やかでしょうね。船酔いは大丈夫ですよ。むしろ楽しみにしてました。
青い空、潮風、波の音・・・いい旋律が浮かんできました。精霊に貰ったフルートで清光のベネディクトゥスで新しい旋律を奏で、奏のダンスを見て微笑みます。楽しい時間を過ごした後、島が見えて来たので、母さんを起します。さあ、起きて下さい。ケットシーの皆さんが待ってますよ。
「うーむ……ケットシーしかいない学園という事は、ケットシーの村が落ちてきたという事かのう?」
船に乗り、その島に向けて航海する猟兵達。
山梨・玄信が単眼鏡越しに、行く先の島を眺めながら、ぽつりと零す。
それに真宮・響、真宮・奏、神城・瞬の【真宮家】ら三人も。
「ケットシーの住む島か……それはさぞや賑やかな場所だろうね」
「そうですね……楽しそう!!」
「ん……元気だねぇ。奏も瞬も、船酔いになるか心配だったんだけどね」
「ええ、船酔いは大丈夫ですよ。むしろ今回のこの船旅、楽しみにしてましたから」
「そうですよ! 私も楽しみにしてきました!!」
「そっか、良かった。それじゃ、まずは船旅をゆっくり楽しもうかね」
そんな三人の会話に小さく頷きつつも、薙沢・歌織は……じっと針路を見つめる。
「……帝竜戦役も終わりましたし……グリードオーシャンこそが、次の戦争に一番近いと思われる場所。それに……落ちてきたケットシー達は、私と同じ世界の仲間です。大きな悩みを抱えているのなら助けたい」
ぐっと拳を握りしめ、強い決意を籠める歌織。
それに玄真が。
「そうじゃな。思えばわしはアルダワでは学園としか関わってないから、アルダワの国や種族の分布などは全く知らんのう?」
「ん、そうですか……とは言っても、私もアルダワ魔法学園出身ですが、全てが全てを知って居る訳ではありません。ですが、こう言う様にある種族だけが纏まって居る場所もあるとの事です」
「ふむ……そうなのか。まぁ、何はともあれ、ケットシー達を救うのが今回の仕事である事には間違いない。まぁ……もう暫く時間は掛かりそうじゃがな」
単眼鏡を下ろす……視界上には、島の影はまだまだ豆粒程度の大きさ。
……それに結構な日射しが空から照っていて……ちょっと暑い。
「……いかんせん、暑いですね……ちょっと着替えて参ります」
一旦船室に戻り……着替えてきたのはルサールカビキニ。
「……」
流石にその格好は中々直視しにくく、玄信は単眼鏡で針路の確認……更に、島を襲う事態を改めて確認していく。
「……たしかに、島の周り一帯にわかめが絡みついとるのう……むぅ、ケットシー達が困っているという事は、このわかめがオブリビオンと化しておるのか、それとも毒を持って居るのじゃろうか……は! まさか、わしが創造している若芽とは全く別物の可能性もあるのう。実は髪型がわかめっぽいロボット乗りじゃったり、小学生なのに既に甥っ子が居る3人兄弟の末っ子じゃったり……」
……何か違う方向に飛躍しつつある玄信に、歌織は苦笑しつつ。
「まぁ、どのような状態であれ、わかめに苦しめられているケットシーさん達を一刻も早く救出しなければなりませんね」
それにそうそう、と響が頷きながら。
「そうだね。まぁ……いい天気と船の心地よい揺れに身を任せるとしようか」
甲板に寝っ転がる響、そして奏、瞬の二人も。
「そうですね。いい天気ですし、潮風が心地よいですね~……」
「……青い空、潮風、波の音……」
二人目を閉じる一方で、瞬は目を細めながら、暫し風を感じる。
……そんな瞬に。
「……ん、瞬兄さん、どうしました?」
「いや……いい旋律が浮かんできました」
「そうですか。兄さんが奏でる新しい旋律、聞かせて貰ってもいいですか? 私、それに併せて踊ります!」
ニコッと笑い、立ち上がる奏。
そして瞬は、精霊に貰ったフルートを口に、『清光のベネディクトゥス』で、新しい旋律を奏でる。
そして、その旋律に併せて奏は。『絢爛のクレド』で、くるくると踊る。
……そんな二人の旋律と踊りに、眼を閉じた響は。
「……~~♪」
と『赫灼のグロリア』を鼻歌代わりに口ずさみながら、日光と、風を全身で感じていく。
……勿論、のんびりと出来るのは、今だけの話。
島に到着すれば、早急にわかめを倒し、ケットシー達を救出し……メガリスを探し、それを奪いに来る敵を倒さなければならない。
だからこそ、今だけは……。
「……そろそろ、島に到着しますね。奏、お母さんを起こしましょう」
「あ、分かりました。母さん、起きて下さい~。目的の島にもうすぐ着きますよ~」
「ケットシーの皆さんが、待ってますよ。ほら、母さん、起きて下さい」
肩を揺すり、響を起こそうとする奏、瞬。
……いつの間にか眠っていた響は、暫し微睡んだ後。
「……ん……ふぅぁあ……あ、そろそろ目的の島かい?」
「ええ。ほら」
響の寝起きの言葉に、奏が指指した先。
……島ではあるが、船を着ける砂浜にも大量のわかめがごっそり群生していて、ちょっとスムーズには着岸出来なさそう。
「仕方ありませんね……」
と歌織が、行く手を邪魔するわかめ達をばっさばっさと叩っ切っていく。
……どうもこのわかめ達は、単に砂浜に流れてきたわかめの様で、切れば何の抵抗もなく切り刻まれていく。
そして……どうにか島に着岸した猟兵達。
「さて、と……それじゃ行くとするかの!」
玄信が拳を握りしめると共に、わかめに苦しめられるケットシー達を救いに島へと足を踏み入れるのであった。
大成功
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第2章 冒険
『海産物が押し寄せてくる』
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POW : パワフルに押し返す
SPD : スピーディーに片付ける
WIZ : スマートに対策する
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🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シャレド・トリニティ(サポート)
口調:~だろう、~だな、~か?
敬称:俺、君/貴方、「名字+君」(年下)「名字+氏」「名字+女史」(年上)
自分の容姿に自信を持ち、自惚れるような言動が多いですが、他PCの容貌を貶すことはありません。むしろ褒めます。
戦闘においては基本後衛で立ち回ります。
敵は基本「殲滅」の心構えですが、
仲間が和解・話し合いなどを提案した場合は反発せず応じます。
朝の魔術…「光」を使います→味方の回復・能力上昇
夕の魔術…「影」「炎」を使います→攻撃
夜の魔術…「闇」を使います→妨害・状態異常など
ほか、「白夜の燈火」による敵の【おびき寄せ】や「宵闇の連環」の【捕縛】【呪詛】攻撃などを行います。
「ふむ……たしかに沢山のワカメ達に侵食されている様だな」
と、シャレド・トリニティが周りを見渡し、一言。
『た、助けてにゃー!!』
それに対し、ケットシーの人達が、悲鳴を揚げて救いを求めている。
わかめに巻き付かれて、全く以て動けない状態なケットシー達。
……可哀想というのと共に……何だか可愛いという心境もまた出て来てしまう。
とは言えケットシー達を助けたない事にはメガリスのありかも分からないから、救わないことには……。
「まったく、仕方ないな」
と肩を竦め、やれやれと言った感じで手近な所に捕まっていたケットシーの、絡みついたわかめを切り裂き、救出。
『た、助かったにゃー。あ、でもまだみんな捕まっているにゃ! みんなも助けて欲しいにゃ!!』
ぺこりと頭を下げつつも、仲間達の方を指さしながら、頭を下げるケットシー。
そんなケットシー達の御願いに。
「ま、仕方ないな」
しょうがないな、と言う風にしつつも、困っているケットシー達を一人ずつ、わかめから救出するシャレドなのであった。
成功
🔵🔵🔴
真宮・響
【真宮家】で参加。
うわ、何だこの大量のわかめは?島に絡みついてるのも大変だが、ケットシーの皆にも絡みついてるとか。わかめとはいえ、顔に絡みつくと窒息しかねない。奏、瞬、助けるよ!!
ただのわかめではないようだから【怪力】で強引にわかめを引っぺがす!!奏と協力してやれば、手早く済むだろう。外したわかめはなるべく遠くに放り投げて瞬に後始末を任せる。わかめを外すのに目処が付いたら、竜牙でざくざくわかめを斬っていく。化け物わかめのようだからまた被害を及ぼす前に駆除するよ!!
真宮・奏
【真宮家】で参加。
ああっ!!化け物わかめが島に絡みついています!?もふもふのケットシーさんがわかめに絡みつかれて困ってます!!もふもふを困らせる輩はたとえわかめであろうと許せません!!助けますよ!!
ただのわかめではなさそうですのでケットシーさんからわかめを外すのには【怪力】を使います。地道な作業ですが、母さんと協力すればなんとかなるはず。外したわかめは【衝撃波】で遠くへ吹き飛ばして、瞬兄さんに後始末を任せます。ついでに信念の一撃で島自体にからみついたわかめも斬ってしまいましょう。ケットシーさんが住む島に化け物わかめはいりません!!
神城・瞬
【真宮家】で参加。
(風景に呆然とする)島にわかめが絡みついている・・・そこも問題ですが、ケットシーさんにわかめが絡みついてしまってますね。このままだと窒息しかねません。助けませんと。
力作業には向いてませんのでケットシーさんからわかめを外す作業は母さんと奏に任せて、外されたわかめの後始末をしますか。どうやらただのわかめではないようなので駆除しといた方がいいですね。月光の狩人で79匹の狩猟鷲を呼び出して、わかめを食べて貰います。余裕があれば【高速詠唱】【全力魔法】【多重詠唱】で【衝撃波】を撃って、島に絡みついているわかめも駆除しておきますか。
「ああっ!! 化け物わかめが島に絡みついています!?」
目の前に広がる、ケットシー達がワカメに絡みつかれて居る光景……真宮・奏が驚き声を上げる。
それに、神城・瞬と真宮・響の二人も。
「……島にわかめが絡みついている……そこも問題ですが、ケットシーさんにもわかめが絡みついてしまっていますね」
「全くだ。何だこの大量のわかめは? 島に絡みついてるのも大変だが、ケットシーの皆にも絡みついてるとか」
「ええ……このままだと窒息しかねません。助けませんと」
「そうだね、奏、瞬、助けるよ!」
「はい! もふもふを困らせる輩はたとえわかめであろうと許せません!」
そう三人が拳を握りしめて、気合いを入れる。
そして三人は、取りあえずわかめを握り、引っ張ってみる。
……そのわかめは弾力性があり、引っ張ると伸びる。
そして伸びたわかめは、びよーん、びよーん、と引っ張られたり、また伸びたり。
「これは……ただのわかめではなさそうですね。ですが、力尽くで行きます!」
と、奏が『怪力』を使い、強引にワカメを引きちぎろうとする。
それに響も同様に、怪力でわかめを引っぺがし、協力して周りのケットシーに絡まるわかめを力尽くで引き剥がす。
その一方で、瞬は引き剥がされたわかめを手に取り。
「……うーん、たしかにこれは、ふつうのわかめではなさそうですね。このまま放置しておくと、更なる増殖をもしかねませんから、取りあえず駆除しておいた方がよさそうですね」
と、わかめの生態を推理しつつ、響と奏が引き剥がしたワカメを。
「さて、皆さん。獲物はここに一杯生息してますから、一杯食べて下さいね!」
『月光の狩人』で召喚した狩猟鷹たちを剥がされた大量のワカメ達に向けて放ち、わかめを啄ませる。
そして、更に自分達の視界が届かない所にも狩猟鷹を飛ばし、わかめを啄ませる事で、沢山のわかめと、わかめに拘束されたケットシー達を次々と救出していく。
……結構時間は掛かったものの、大量のワカメを引き剥がし、ついばみ……ケットシー達を救い出す事に成功する猟兵達。
『ふぅ……本当、ありがとございますにゃ!』
ぺこり、と頭を下げるケットシー。
一人が下げると、次々と他のケットシー達も、にゃーにゃー言いながら感謝の言葉を伝えてくれる。
そして……そんなケットシー達に。
「ん、ケットシーさんが無事だった様で良かったです! もう、ケットシーさんが住む島にわかめの化け物はいりませんからね!!」
とっても嬉しそうに笑顔を向ける奏。
……そして響が。
「あー、それでちょっとケットシーの皆に聞きたい事があるんだけど、いいかな?」
『にゃ?』
小首を傾げるケットシーに、響は。
「この島に、メガリスが隠されている……って聞いたんだけど、どこにあるか知ってるのはいるかな?」
と問いかける。
……ケットシー達は、にゃーにゃー少し相談すると。
『多分……だけど、あれかなって思うのはあるにゃ。助けてくれた猟兵さん達だから、教えるにゃ!」
と、一匹のケットシーが先導。
校舎の様な建物の屋上……祭壇の様な所に飾られていた、黒くて丸い、水晶の様なメガリス。
『これにゃー!』
肉球の手をぽふん、と包んで、猟兵達の腕の中にぽふん、と手渡し。
『にゃ、大事にしてにゃー!』
にっこりと微笑むケットシー達に、勿論だよ、と響はその頭を撫でるのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『暗黒鮫魔術師『ルル・クラドセラキー』』
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POW : ロドリゲスちゃん……おいで……
自身の身長の2倍の【飛翔能力を持つ巨大なゾンビ鮫】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD : あいつを……やっつけて……
【魔杖の髑髏から放つ、マヒ効果の暗黒ビーム】が命中した対象に対し、高威力高命中の【巨大ゾンビ鮫『ロドリゲスちゃん』】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 深淵より来たれ……混沌の使徒……
召喚したレベル×1体の【ゾンビ鮫】に【禍々しき触手】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
イラスト:TFJ,
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠天御鏡・百々」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
……そして、ケットシーからメガリスを受け取り、船に戻る道すがら。
『……みーつけた……』
何処か無気力な言葉を発し、猟兵達の前に立ち塞がる暗黒鮫魔術師『ルル・クラドセラキー』。
『それ……貰っていくの……ロドリゲスちゃん……おいで……』
その背後に、飛翔能力を持つ巨大ゾンビ鮫を召喚、それに騎乗して……彼女は、メガリスを奪い去ろうとするのであった。
山梨・玄信
む、ワカメの対策を考えている内に色々終わっておったのじゃ…すまん。
その分はきっちり働かせてもらうぞ。
【POWを使用】
敵の前に立ちはだかり、味方を守るように動くぞい。
敵の UCは敢えて邪魔せず、発動させるのじゃ。
能力強化は厄介じゃが、見切りと第六感で攻撃を読んで躱して行くぞ。避けきれ無ければ、オーラ防御をピンポイントで張って極力ダメージを減らすのじゃ。
こちらも飛空術(空中戦)で空を飛び、接近戦を仕掛けるぞい。
UCを敢えて邪魔しなかった理由…それは、的を大きくする為じゃ。生命力を共有しているなら、大きなゾンビ鮫の方を徹底的に UCで殴ってやるのじゃ!当てるのが難しい代わりに威力は抜群じゃからな。
真宮・響
【真宮家】で参加。
このお嬢さんから死の匂いが凄くするねえ・・・(メガリスを大事にしまい込み)ゾンビ鮫が。どれだけの命を喰って来たんだろうねえ。ケットシーの皆に悪影響もあるかもしれないし。排除させて貰うよ。
まずゾンビ鮫から敵を叩き落す必要あるね。奏と連携するか。【目立たない】【忍び足】【残像】で敵の背後に回り込み、【怪力】【二回攻撃】【串刺し】でゾンビ鮫を槍で貫く。貫いた瞬間に無敵の相棒を呼び出して追撃して貰うよ。二連撃に耐えれるかね?この平和な島に死の匂いをする存在は不要だ。とっとと消し飛んで貰うよ!!
真宮・奏
【真宮家】で参加。
うう、何ですか、敵の周りに漂う負のオーラは・・・死の気配がします。ケットシーの皆さんの安全はもちろんですが、メガリスを奪取されたら何に悪用されるか分かりませんね・・・ゾンビ鮫こと排除しましょう。
母さんが背後に回り込む時間を稼ぐ為、トリニティエンハンスで防御力を高め、【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】で防御態勢を取りながら【衝撃波】で牽制しながら接近。上手く接近出来たら【切り込み】【怪力】【シールドバッシュ】で敵とゾンビ鮫に強烈なプレスを仕掛け、体勢崩しを狙います。足りないなら【怪力】【グラップル】で追撃のパンチをします!!
神城・瞬
【真宮家】で参加。
この世界は鮫を専門にする魔術師の皆さんがいるといいますが、この敵は闇に染まった方ですね。使役するゾンビ鮫と共にこのまま放置しておくと多くの死を齎すでしょうね。メガリスはもちろん渡すつもりはないですが、この島の平和の為に。
敵とゾンビ鮫の連携はどうしても崩したいですね。【高速詠唱】【全力魔法】【多重詠唱】【魔力溜め】の後、【誘導弾】【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【部位破壊】【武器落とし】で敵本体を攻撃。上手く動きを縛る事が出来たら、ゾンビ鮫ごと月白の棘に巻き込みます。痛みのあまり敵とゾンビ鮫が離れてくれたら。敵の攻撃は【オーラ防御】【第六感】で対応します。
「む……ワカメの対策を考えている内に色々と終わっておった様じゃな……すまぬ」
帰ってきた仲間達に合流しつつも、まずは謝る山梨・玄信。
それに対し真宮家の大黒柱である真宮・響が。
「ん、そんな事気にしなくていいんだよ! ともかく、まずはこのお嬢さんを倒さない事にはね……しかし、このお嬢さん、死の匂いが物凄くするねぇ……」
と言うと、真宮・奏と神城・瞬の二人も。
「そうですね……何ですか、あの敵の周りに漂う負のオーラは……本当、死の気配がします」
「……この世界は鮫を専門にする魔術師の皆さんがいるといいますが……この敵は闇に染まった方ですね。使役するゾンビ鮫と共に、このまま放置しておけば多くの死を齎すでしょう……」
「ああ。ゾンビ鮫……どれだけの命を喰って来たんだろうねぇ……ケットシーの皆に悪影響があるかもしれないね」
「そうですね。ケットシーの皆さんの安全は勿論ですが、メガリスを奪取されたら何に悪用されるか分かりませんね……ゾンビ鮫こと排除しましょう」
「ええ。メガリスはもちろん渡すつもりはありません、この島の平和の為に!」
「そうだね。排除させて貰うよ!」
真宮家三人が宣言し、メガリスを大事にその懐にしまい込む響。
その言葉に、玄信も頷いて。
「うむ、そうじゃな。遅れた分、きっちり働かせてもらうそ!」
仲間達よりも一歩前に進み出て、構えの体勢を取る。
……それに対し、暗黒鮫魔術師『ルル・クラドセラキー』は。
「……ロドリゲスちゃん……行くよ」
と、騎乗したロドリゲスに乗って、突撃。
……しかし玄信は、身を持って呈し、その動きを抑え込んでいく。
そして抑え込んでいる間に、奏は。
「瞬兄さん、一緒に仕掛けましょう!」
「ええ」
瞬は優しく頷き、後方から魔力を貯めた全力魔法を後方から鮫めがけて放つ。
ダメージを受ければ、鮫とルルがブンレツすると予想しての事。
……だが、今の所まだ上手くは行かない様で。
「大丈夫です……更に私が行かせて頂きます!」
と、瞬の攻撃に続き、自分自身に『トリニティ・エンハンス』を発動し、防御力を高めつつ、オーラ防御、盾受け、武器受けの体勢を整えつつ、鮫とルルへ接近。
そして、至近距離から衝撃波による牽制攻撃を実施する。
『……っ……』
と、少し苦しそうに呻くルル。
でも、ゾンビ鮫から手を離さずに、奏に対して反撃する。
……と、その間に響きは目立たない様に回り込み、ルルと鮫の背後へと回り込もうとする。
……ただ、気付かれてしまえば元の木阿弥。
そして次の刻。
「さぁ、どんどん行くぞ!」
と玄信がオーラ防御を纏いつつ、奏と響とは違う方向より、飛空術を使い接近。
「敢えてお主のユーベルコードを邪魔しなかった理由……それは的を大きくする為じゃ! 生命力を共有しているのなら、大きなゾンビ鮫に当てる方が楽じゃからの!」
と『灰燼拳』の一閃を叩き込む。
超至近距離の相手にしか使えない一撃故、高い威力を誇るその一撃を、鮫の大きな体に向けて叩きつける。
更に続き、瞬が。
「勝つ為には……こういう手段も必要なのですよ」
と、誘導弾を放ち、命中させると共に、その先端を無数の棘に変形させ、ルルに突き刺し、抜けない様にする。
更に棘を抜こうと足掻く彼女の隙を突いて、奏が切り込み、怪力、シールドバッシュの三属性を付与し、ルルとゾンビ鮫に強烈なブレスを仕掛ける。
……そうして仲間達が敵の注意を惹きつけておいた所に、完全なる敵の死角、後方に回り込んだ響。
「さぁ、アンタの力を借りるよ!! 共に戦おう!」
と、『無敵の相棒』、夫の姿をもした巨大ゴーレムを召喚。
そして響が先陣を切り、怪力、二回攻撃、串刺しの一閃で、ゾンビ鮫を槍で貫く。
更に貫いた瞬間に合わせて、『無益の相棒』による追撃の一閃。
「どうだい、二連撃に耐えられるかね? この平和な島に死ノニオイをする存在は不要だ。とっとと消し飛んで貰うよ!」
と、渾身の一撃を食らったゾンビ鮫は、ぐぅぉぉぉ、と地を轟かせる咆哮を上げて、崩れ墜ちる。
……そして崩れ墜ちた後に残る葉、生命力を共有していた故に、半ば瀕死の状態なルル。
『……あいつを……やっつけて……』
杖から、再び巨大ゾンビ鮫『ロドリゲスちゃん』を弾頭として召喚し、反撃……しようとするが。
「皆、ジャンプするのじゃ!」
と玄信が号令。
それに合わせ、その場から四方八方に退避する猟兵達。
……初撃当たらず、ロドリゲスちゃんもそのまま消失してしまう。
『……え……?』
と、信じられない……と言った感じのルル。
「さぁ、もう終わりにしようか!」
と響が皆に呼びかけ、その号令と共に猟兵達が全力で攻撃。その攻撃の前に……敵は、もはや対抗も出来ずに、崩れ墜ちていった。
大成功
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