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帝竜戦役㉒〜触手依頼ですが、今回もえっちは厳禁です

#アックス&ウィザーズ #戦争 #帝竜戦役 #群竜大陸

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●グリモアベースにて
「帝竜戦役ももう大詰めやねえ。みんなお疲れさんやで」
 集まった猟兵たちを前に、帽子を被った人形少女、メラン・ネメシス(ダークネス・トレーダー・f27087)が、明るい関西弁で語りかけた。
「あとは帝竜ボコしておしまいっちゅー段階なんで、今さら無理にいく必要ある場所でもないんやけど、まぁそこそこ厄介なんがいたんで、ついでだから何とかしてほしいっちゅーこっちゃ」
 そう言うとメランは絶対零度地帯をグリモアに映し出した。
 ここは、自然界には存在不可能なレベルの超低温で、あらゆるものが冷凍保存されている大地。
 唯一生息していた『不凍熊』は既に全て乱獲され全滅しているが、その残された毛皮をオブリビオンは纏っているので、凍ることなく動き続けられるのだ。
「なんもなしにここにいったら、あっちゅーまに猟兵の氷像の出来上がりやで。
 けどまあ、ここには凍りつくような寒さの対策になるもんも冷凍保存されとるんや。それを利用すれば、敵と同様に凍りつくことなく動けるんやで」
 今回の戦場近くで冷凍保存されているものは、軟膏だという。
「チューブに入った痛み止めとか、塗る風邪薬とか、そういうのわかるやろ? それやね。
 地肌に直接塗り込むことによって、寒さへの耐性ができるんやと。それも塗った面積が多いほど、そして塗られた部分が露出してるほど、効果は高いらしいんよ」
 つまり、普通に服を着て手や顔だけ塗るよりも、見た目は寒くなるが、服を脱いで肌を露出させて軟膏を塗りまくれば、その分効果も高いらしい。
「まァ、見た目はあれやけどな?」
 そういってメランは笑う。
 ひとしきり笑ったあと、次にメランは現れる敵について説明を始めた。
「現れるんは、またこいつかっちゅー感じやけど、イボル・ローパーや。胴体部分に例の毛皮が巻き付いてるようやな」
 また触手かと、一部の猟兵はげんなりした顔を見せる。
「注意してほしいんは、このローパーの触手に絡まれると、その粘液でせっかく塗った軟膏が溶け剥がされてしまうんよ」
 実はそれは大事ではないだろうか?
「なんで、今回も触手相手やけど、絡まれてえっちなことになったらあかんで?
 下手すると絡まれていかされたアへ顔のまんま氷の像にされてしまうからな?」
 冗談みたいな内容を、至極真面目に語るメランであった。
「あとはまあ、ローパー倒したら、不凍熊の毛皮をちょっとだけでも持ち帰れるかもな。暖かいとこに持ち込んだら溶けてまうから、どれだけ厳重に保護しても、毛皮1枚に付き金貨116枚(116万円)相当の切れ端しか持ってこれへんとは思うけど、小遣い稼ぎにはええやろ?」
 ほながんばってやーと、メランは転送ゲートを開くのだった。


雅瑠璃
 このシナリオは戦争シナリオです。
 集団戦1章のみで完結します。

 というわけでこんにちは。またはこんばんは。
 雅です。

 えっちではない触手依頼再びです(笑)
 今回は触手に捕まってえっちなことになったら、寒さ対策を剥がされて、もれなく氷像になってしまうことになります。

 まずは今回のプレイングボーナスですが。

 プレイングボーナス:冷凍保存されている何か(シナリオごとに異なる)を利用して、凍結を克服する。

 と、なっています。
 このシナリオで用意されているのは、軟膏です。
 つまり塗り薬です。
 メランもいったように、服を脱いで露出を増やして、そこすべてに塗り込むほど効果は高くなります。
 普通の格好で顔や手だけだと、凍結は防げても寒さはめっちゃ感じるレベル。
 下着姿で全身に塗ると、寒さすら感じず普段通りの行動もできるでしょう。

 ただし、ローパーの触手に捕まったら、その粘液で軟膏がはがされてしまいます。
 なので、露出が少なければわずかに剥がされただけでも危険になり、露出が多ければ多少は長く耐えられるものの、剥がされたらより悲惨なことになるでしょう。

 そのあたりは、どれくらい軟膏を塗るかも作戦のうちです。
 もちろん、絡まれてえっちなことになれば、もれなく全部剥がされて氷像になります(断言)
 なので、懸命な猟兵は、絡まれてえっちなことにはならないと思っていますとも(笑)

 それでは、プレイングお待ちしてます。
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第1章 集団戦 『イボル・ローパー』

POW   :    マルチフォーム・テンタクル
【吸盤触手】【肉瘤触手】【柔突起触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD   :    アトロシャス・コリドー
戦場全体に、【融合進化したローパーの触手群】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ   :    マインド・チューイング
戦闘中に食べた【敵対存在の感情(種族、性別は問わない)】の量と質に応じて【新たなローパーが増殖】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。

イラスト:小日向 マキナ

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

早乙女・龍破
・軟膏について
極寒に耐えられる様になる軟膏ですか
まぁ服はそもそもが防寒ですからそれが軟膏になったと思えば…?
普段着は極寒で動く事儘ならぬので大人しく全身に塗る事に致します
触手を警戒し軟膏を塗らずに動きが鈍るのも触手に捕まり軟膏も剥され凍えるのも大差ありません
無傷で勝つ…ええ、それしか許されないと固く心に誓います

・戦闘について
触手は粘液が掠めただけで徐々に剥されかねない
常に絡め捕られる可能性を意識し距離を置き
触手は極力刀で弾く、切り落とす様に心掛けます
というか熊の皮から出した触手は凍らないのでしょうか…

隙を伺い無数の気魂の刃で凍てつく空気を巻き込み
熊の皮ごと触手を切り裂きます

●その他
アレンジ歓迎


セゲル・スヴェアボルグ
別に俺は隠すべき部分だけ隠せればいいが……
まぁ、上裸ぐらいにとどめておこう。
軟膏も塗れる範囲は極力塗っておく。
剥がれたとしても、氷結耐性があるのでしばらくは大丈夫だろう。
あとは極力接近しなければ問題はなさそうだな。
飛んで空中戦に持ち込んでもいいしな。
どうしても接近せざるをえない場合は仕方ないがな。
とりあえず、遠距離からどんと一発UCをぶち込むぞ。
鉄砲水がしばらくすると凍りそうな気もするが、それならそれで鈍器として使えばいい。
氷像になるつもりはないが、他に危ないやつがいればかばうことも考えておかんとな。



●漢の戦い
 2人の男が、こんな戦場へとやってきていた。
「極寒に耐えられる様になる軟膏ですか……まぁ服はそもそもが防寒ですからそれが軟膏になったと思えば……?」
 1人は、女性のような長髪が美しい長身の美丈夫、早乙女・龍破(流れること川の如き・f00182)だ。彼は、普段着のままでは極寒で動くこともかなわないと割り切って、大人しく全身に軟膏を塗ることにした。服の外に出ている部分から軟膏を塗り、塗りながら服を脱いでいく。
「触手を警戒し軟膏を塗らずに動きが鈍るのも、触手に捕まり軟膏も剥され凍えるのも大差ありませんからね」
 その隣では、同じように、青い鱗のドラゴニアン、セゲル・スヴェアボルグ(豪放磊落・f00533)が上半身裸となり軟膏を塗っていた。
「別に俺は隠すべき部分だけ隠せればいいが……まぁ、上裸ぐらいにとどめておこうか」
「お互い男同士、気にすることではありませんけれどもね。……あ、良ければ背中を塗っていただけますか?」
「む。いいだろう。こちらも頼むぞ。翼の間とかは、自分では塗りにくいからな」
 2人はそのまま互いの身体に軟膏を塗っていく。
 余談だが、女性のような容姿の龍破なので、背中を向ければその白い肌はたいそう色っぽく見えるのだが……セゲルには全くその気がないので安心だった。
 腐った趣味の人もこのあたりにはいないしね!
 というわけで、上半身裸に軟膏を塗って寒さ対策を済ませた男二人は、薔薇の花が咲くこともなく、触手に挑んでいく。
「……しかしなるほど、塗った部分はまるで平気だが……」
「ええ。脚には寒さを感じますね。早めに勝負をつけることにしましょう。
 それに触手に絡まれては、せっかく塗った軟膏も剥がされかねない。無傷で勝つ……ええ、それしか許されません」
「ああ。では行くぞ!」

 龍破は地上から、セゲルは空中から、ローパーへと近づいていく。
 2人の共通見解として、触手にはなるべく触れないよう、適度に距離をとった高宇というのが今回の基本スタンスだ。
 だが、2人が近付かなくとも、ある程度距離が迫ると、ローパーは待ってましたとばかりに触手を伸ばして2人を絡めとろうとしてくる。地上の龍破にばかりではなく、空中のセゲルをも狙って。
「思ったよりも触手の動きがいいな?」
 セゲルは竜の翼をはためかせ、触手が届かないギリギリを見極めながら回避する。どうしようもない時は別だが、極力接近はしたくない。
「熊の皮から出した触手は凍らないのでしょうかね……?」
 ローパーの胴体には、確かに毛皮は巻き付いているのだが、触手は決してそうではない。しかし触手は凍えるような事もなく、素早く伸びてくる。
 龍破は疑問に思ったが、答えは出ない。
「いえ、それは今考える事ではありませんね」
 もっとも、頭で疑問を浮かべ考えていても、手は淀みなく動いている。近付く触手を次々と愛用の刀『鯨切定宗』で弾き、あるいは斬り落としていく。
「鯨すら切れるこの刀、イソギンチャク程度切れない道理はありません」
 触手の本数は多くとも、龍破の手数はそれにすら勝っていた。
「……とはいえ、触手の相手ばかりでは本体には届きませんか」
「ならばそれは俺に任せろ!」
 地上で龍破が触手を斬り飛ばしていくおかげで、空中にいるセゲルに向かう触手は減っている。そうなればセゲルが大技を放つ隙もできる。
「さぁ、その場から動くなよ? おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
 空中から響く、蒼き竜の咆哮。
 大気を震わせ、ローパーの本体も揺るがす大音声が響いたかと思えば、なにもないところから鉄砲水が噴き出しローパーの本体へと突き刺さっていく。さらにその鉄砲水の中には、聖騎士であると同時に電脳魔術師でもあるセゲルが電脳空間より具現化させた槍が内包されていた。ローパーの本体を貫いた槍は、そのまま地面に突き刺さり、さらに槍を中心に瞬く間に凍った鉄砲水が、ローパーを地面へと縫い付けていく。
「がははは。やはり鉄砲水はすぐに凍るか。ならば、この氷でぶん殴ってやるとするか?」
「そんな必要はありませんよ。半ば凍った相手くらい、私に任せてください」
 空中のセゲルに声をかけつつ、これを好機と見た龍破は刀を手にダッシュで本体へと迫った。
「空を裂き、竜巻の如く、暴飈の如く荒れ狂う冽い気魂の刃……受けてみなさい!」
 ローパーの本体に向けて龍破が刀を一閃すると、そこから無数の見えない気魂の刃が放たれ、胴に纏った熊の毛皮ごと切り裂かれ解体されていく。周りの凍てつく空気ごと切り裂くような龍破の【冽破裂空烈斬】によって、凍り付き地面に縫い合わされたローパーは無数の冷凍された肉塊へと姿を変えた。
「まずひとつ」

「軟膏も無事だし、もう一狩り行くぞ」
「ええ、行きましょう」
 2人はこのまましばらくコンビでローパーを狩っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ティエル・ティエリエル
SPDで判定

ようし、寒いのは嫌だし全身に塗り塗りしちゃうぞ☆
すぽぽんと来ていたレオタードとスカートを脱いでショーツ一枚の姿に!
上半身は借りてきたリボンをぐるぐるっと巻いて準備万端だよ♪

さっそく触手さんをやっつけにいくけど、わわっ、触手の迷路に閉じ込められちゃった!
背中の翅で羽ばたいて「空中浮遊」、触手で出来た地面や壁に触れないようにして突破を目指すよ!
伸びてくる触手は「見切り」で避けながら「カウンター」でレイピアを振るって切り裂いちゃうね♪

迷路を脱出したら、その勢いのまま地面ギリギリを飛行して胴体部分目掛けて【妖精の一刺し】だよ☆

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


フェドーシヤ・ロゼストベンスカヤ
……脱がなきゃダメ?
まぁ、サウナに入るんだと思えばいいか……
(バスタオル一枚)

……まぁ。
普段通り動けるとはいえあんなうねうねとこんな格好で戦う気はねぇのだわ。
というわけでレッツゴーコサック騎兵隊。
せいぜい取っ捕まらないように頑張るのだわ。私もそんな光景は見たくないし。
逃げ出そうとする個体くらいは私が狩ってやるのだわ?近寄りたくないから銃で撃つくらいだけど。

……そういえば増殖したうねうねは毛皮まとってるのかしら。
コサック使って養殖できたりして。


水瀬・和奏


どうして…どうして軟膏を塗った上から服を着るのはダメなんですか…?(頭を抱える)
で、でもそうしないとダメなら…仕方ありません。
覚悟を決めて下着姿で軟膏を塗ります
寒くて動けなくなってやられるよりはマシです…!

軟膏が関係なくても、触手に絡まれるなんて嫌ですから
距離を取って触れずに倒す方向で行きます

奇襲されないようしっかり情報収集しながら前進
敵を見つけたらUCで先制攻撃
全武装の一斉発射でローパーを中心に範囲攻撃して吹き飛ばします

これを掻い潜って飛んできた触手は零距離射撃で迎撃
命がかかってますし、なるべく粘液も浴びたくないですし



●下着の乙女達の戦い
「ようし、寒いのは嫌だし全身に塗り塗りしちゃうぞ☆」
 と、思い切りよく宣言したフェアリー幼女ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)は、すぽぽーんとあっさりと着ていたレオタードを脱ぎ捨ててショーツ1枚の姿になった。そして自らの身体に軟膏を塗り塗り塗っていく。
 そんなティエルの幼さゆえ、あるいはフェアリーゆえの思い切りの良さを見て、同行していた2人の女性猟兵は顔を見合わせる。
「……脱がなきゃダメ?」
 フェドーシヤ・ロゼストベンスカヤ(光の娘・f19067)は半目になって、ぼそっと呟いた。フェドーシヤも幼い身体ではあるが……神ゆえに見た目通りの年齢なのかはわからない。
「まぁ、サウナに入るんだと思えばいいか……」
 諦めたような呆れたような口調で呟くと、フェドーシヤも服を脱ぎ始めた。
「どうして……どうして軟膏を塗った上から服を着るのはダメなんですか……?」
 そしてもう1人、サイボーグ少女の水瀬・和奏(歩く武器庫・f06753)は、そう言って頭を抱えていた。理不尽ではあるが、軟膏を塗った部分は露出していないと効果がないのだから仕方ない。
「で、でもそうしないとダメなら……仕方ありません。寒くて動けなくなってやられるよりはマシです……!」
 がっくりと肩を落としつつ、諦めて覚悟を決めて服を脱いでいく和奏であった。
 というわけで、ショーツ1枚のフェアリー(胸の部分はリボンぐるぐる巻き)と、バスタオル1枚になった幼き神様と、下着姿になったサイボーグ少女の3人は、しばらく軟膏塗りに集中する。
「……どっちか、背中塗ってくれる?」
「ボクが塗るよー」
「うぅ……これ、これだけ塗ったら、下着の中は塗らなくてもいいですよね……?」
「いいんじゃない? 触手に下着剥がされたら知らないけど」
「軟膏が関係なくても、触手に絡まれるなんて嫌ですから!」
「よしよーし、終わったね! 準備万端だよ♪」
 なお、美少女3人が軟膏の塗りっこをしていたわけですが、百合展開的なものはありませんのでご了承くださいませ。

「さっそく触手さんをやっつけにいくよー!」
 軟膏を塗り終わって真っ先に空を飛べるティエルが飛び出していく。
 背中の翅を羽ばたかせ、伸びて襲ってくる触手を避けながら空中を自在に飛び回るティエル。下はショーツ上はリボンという格好も、彼女を躊躇わせるものにはならない。ローパーはその小さな的を狙おうと、触手を伸ばしていくが、飛び回るティエルには当たらない。
 そうしてティエルが撹乱している隙に、他の2人も攻撃態勢に移った。
 2人と……ライフルを構えた騎兵の群れが。
「……まぁ。普段通り動けるとはいえ、あんなうねうねとこんな格好で戦う気はねぇのだわ」
 バスタオル1枚のフェドーシヤは、そうごくごく当たり前のことを嘯いて、あっさりと【コサック騎兵隊】を召喚していた。コサック騎兵隊の霊たちは、ライフルを構え、一斉砲撃の体勢になる。
 そしてそのコサック騎兵隊の中心にいるのは、下着姿の和奏だった。
 別に彼女までコサック騎兵になったわけではない。
 ただ、サイボーグである和奏はその左腕に機関銃を内蔵している。その左腕を展開しつつローパーに向けてかざしていた。
「命がかかってますし、なるべく粘液も浴びたくないですし……距離を取って触れずに倒す方向で!」
 そして和奏の内臓火器の【フルバースト・マキシマム】と、コサック騎兵隊の一斉射撃が、ティエルによって混乱していたローパーの群れを次々と撃ち抜いてハチの巣に変えていく。
「レッツゴーコサック騎兵隊。せいぜい取っ捕まらないように頑張るのだわ。私もそんな光景は見たくないし」
「私も見たくないですけど! ていうか、コサック隊が捕まるようだと、私もピンチなんですけどっ!?」
 一部のコサック騎兵はランスを構えて近付く触手からライフル手や和奏を守るために頑張っている。一部それでも防ぎきれないのは和奏の零距離射撃やフェドーシヤがめんどくさそうに撃った銃で撃退されていた。
 ともあれ、ローパーに近付かずに銃弾を叩きこみ続けていたわけだが……気が付くと前方で撹乱していたはずのフェアリーの姿がない。
「……あの、ところでティエルさんはどこに?」
「……まさか一斉射撃に巻き込まれた?」

 その頃ティエルは、いつの間にか一部ローパーが作り出したアトロシャス・コリドーの迷宮の中に囚われていた。
「わわっ、触手の迷路に閉じ込められちゃった!」
 外ではコサック騎兵や和奏の銃撃でローパーは次々と穴だらけにされていっているが、この触手迷宮の中には穴はなく、壁から床から天井から触手が伸びて小さなフェアリーの身体を捕まえようとしてくる。
「捕まらないぞー!」
 だが、外の広い空の下ではなく、狭い触手迷宮の中だというのに、それでも小さな身体で縦横無尽に飛び回るティエルを捕まえることはできない。伸びてくる触手にカウンターでレイピアを振るい、切り落としながら、迷宮の出口を目指すティエル。
 そして……。

「やっと出れたー!」
 触手迷宮の出口を突破して、スポーンと空中に飛び出したフェアリー危機一髪の姿を、フェドーシヤと和奏も確認する。
「……あ、いた」
「よかった、無事でしたか」
「心配かけた? ごめんねー! お詫びに最後の一撃、ボクが決めるよーっ!」
 安堵した表情の2人い声をかけると、ティエルはボロボロになったローパーの群れの中心に迫っていく。飛び出した勢いのままの高速での、ローパーの胴体を狙う超低空飛行。そしてまるで体当たりかと見間違うような勢いでレイピアを構えて【妖精の一刺し】で突っ込んでいく。それはまるでオレンジの流星の如く。
「いっくぞーーー!! これがボクの全力全開だよ☆」
 その一撃はローパーの胴体を貫き、貫通した小さなフェアリーの身体は反対側から飛び出していく。
 群れの中心だった個体はその一撃で絶命し、へなへなと触手が萎えていく。
 そしてそれを見届けた和奏とコサック騎兵隊は、残りの群れを一斉射撃で掃討していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

佐伯・晶
予め水着を着こんでおいて
軟膏を塗りながら服を脱いでいくよ

この寒空の下で水着姿って
控えめに言って頭おかしいね

ガトリングガンで蜂の巣にしたいところだけど
毛皮も穴だらけになるから
近づいて剥ぎ取ろうか
嫌な予感しかしないけど

神気でローパーを硬直させつつ
ワイヤーガンのワイヤーを鋼糸代わりにして
触手を切断し毛皮を奪取

毛皮が有限なのにローパー増えても
凍るだけだろうから凍ったのは無視するよ

たくさん来て捌ききれなくなったら
毛皮を取られないよう確り握って凍り付くよ

ローパーが飽きていなくなったら
邪神の施しで自分を石の彫像に変えつつ回復
毛皮を被って離脱しよう

なぜ凍っても大丈夫かって?
邪神の涙で凍るのには慣れてるんだよ…


オリヴィア・ローゼンタール

見た目には寒そうですが……仕方ありませんね

白い水着の姿になって、全身に軟膏を塗り込む
下着ではありませんが、それと同等の露出なので大丈夫でしょう
……この手の敵はよく服の下に潜り込んで来るので、水着の内側にも塗っておきましょうか
なるほど、たしかに寒くない……不思議な感じですね

伸びてくる触手を【見切り】、聖槍で斬り落とす(カウンター)
絡み付かれて軟膏が剥がされた箇所は、炎の【オーラ防御】で一時的な【氷結耐性】を施し、斬り払ったあとで軟膏を塗り直す
まったく、ぬるぬると気持ちの悪い……

敵の本体を射程に捉えたら、脚に炎を纏い(属性攻撃)、【ダッシュ】からの【ジャンプ】で【熾天流星脚】を放ち蹴り穿つ



●水着の乙女たちの戦い
 氷の大地の寒空の下で、2人の女性が水着に着替えていた。
 着替えると言っても、あらかじめ服の下に着ていた水着姿になるだけではあるが……。
「この寒空の下で水着姿って、控えめに言って頭おかしいね」
 服を脱ぎ、控えめなボディラインを包むシンプルな水着姿を晒しながら、佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)はそう苦笑していた。
「見た目には寒そうですが……仕方ありませんね」
 同じように修道服を脱ぎながら、豊満なボディラインを隠しきれないほど大胆で布地の少ないビキニ姿を晒しつつ、オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)はため息をつく。
 もちろん2人が水着姿になったのは、凍結防止の軟膏を塗るため。
 塗った部分が露出するほど効果も高まるという性質ゆえに、2人は水着姿を選択したわけである。
「下着ではありませんが、それと同等の露出なので大丈夫でしょう」
「変な感じだよね。こんないかにも凍えそうな恰好なのに……」
「ええ、たしかに寒くない……不思議な感じですね」
 2人で協力して身体中に軟膏を塗ってみると、見た目に反して寒さははまるで感じない。むしろポカポカ温かいくらいだ。
「……この手の敵はよく服の下に潜り込んで来るので、水着の内側にも塗っておきましょうか」
「そ、そこまでする!?」
 自らのビキニの内側にまで軟膏を塗り始めるオリヴィアの姿が目に入り、真っ赤になって目を逸らす晶であった。
 なお一応晶も水着の中にも塗り込みはした。

「ガトリングガンで蜂の巣にしたいところだけど……」
「あの毛皮も穴だらけになりますね」
 一応毛皮を持ち帰りたい晶としてはそれは避けたく、なので接近して戦う事を選択した。
「嫌な予感はするけれど……」
「敵があれなので、今更ですね」
 元からオリヴィエは接近戦のつもりなので問題はない。
 2人は互いに頷くと、伸びてくる触手に向かって並んで駆けだしていく。
「来たな。その毛皮、剥ぎ取ってやる」
 伸びてくる触手に向かって、晶はワイヤーガンを撃つ。鋼のワイヤーが触手に巻き付いていき、それを晶が強く引けば、するりと豆腐を斬るように簡単に触手が輪切りになっていく。
「まったく……気持ち悪いですね」
 オリヴィアもまた迫る触手に向かって聖槍を振るう。触手に突き刺さった切っ先はカウンターとなって、触手は自らの動きでなます切りにされていった。
 こうして触手をさばきながらローパー本体に近づくと、晶はその本体から毛皮を剥ぎ取る。
「もらった!」
 当然毛皮を剥ぎ取られたローパーはそのままピキピキと凍り付いていき、オリヴィアの聖槍の一閃で、急速に凍ったローパーの身体は砕かれていった。
「まず一つ。この調子でいきましょうか」

 2人はこのまま順調にローパーを狩って毛皮を回収していく、かに思えたが……残念ながらそうはいかない。
 毛皮を剥ぐという戦い方を選択したがゆえに、殲滅の速度は遅く、やがて押し寄せるローパーの数の前に、次第に触手をさばききれなくなっていく。
「くそっ……この……!」
 まずは捌ききれなくなった晶が触手に絡みつかれる。
 オリヴィアよりも露出の少ない水着であるという事は、オリヴィアよりも軟膏の効果も低いということだ。そのため僅かに触手の粘液で剥がされるだけでも急激にこの地の凍気に襲われていく。暖を取ろうと奪取した毛皮を抱え込むが、それすらも間に合わず、身体中に絡みつかれた晶はやがてそのまま凍り付いていった。
「晶さんっ!? くっ……ぬるぬると気持ち悪いっ」
 続けてオリヴィアも聖槍を振るう腕を触手に絡み取られてしまう。
 それによってオリヴィアも軟膏を剥がされ、捕まれた腕を極限の凍気が襲い始めた。そして動きの鈍った身体に次々と触手が巻き付いていく。露わになっている地肌にも、水着に覆われた部分にも。
 だがオリヴィアは、軟膏の剥がれた箇所に炎のオーラを纏う事でこれに耐えていた。露出が多い分多くの軟膏を塗ってあったオリヴィアは、まだ何とか耐え忍んでいるが……。
「このままここで全滅するわけには……せめて軟膏を塗り直す時間があれば……!」
 だが、好転の材料もなく、共に来た仲間は氷像と化していて、オリヴィアはこれでもうダメか……と覚悟を決めた。

 が。
 そんなオリヴィアに絡みついていた触手を、晶の氷像が……いや、いつの間にか氷像から石像へと変わっていた晶が、その石の腕で掴んで、引きちぎった。
「えっ。氷漬けになったはずなのに、何で動けて……?」
「なんでかって……氷像になるのは慣れてるからかな」
 その石像からは間違いなく晶の声がする。
 種明かしをするなら、晶が急速に凍り付いたのは、この地の凍気によるものだけではなく、自らを凍り付かせるユーベルコード【邪神の涙】によるもので、そしてその後【邪神の施し】にて石像化すると同時に己を回復させることで再び動き出したという事なのだ。
 石像の晶はそのままオリヴィアの身代わりになって触手を受けとめる。
 軟膏が剥がれているために、現状では石像から戻ることはできないので、盾くらいにしかなれないが……それでもオリヴィアが軟膏を塗り直す時間は十分に稼げた。
「助かりました。あとは任せてください!」
 軟膏を塗って回復したオリヴィアは、晶に声をかけると同時に、そのままダッシュからの大ジャンプ。
 空中にて脚に炎を纏わせながら、高速でローパーの群れの中心に【熾天流星脚】で飛び込んでくる。
「猛き炎よ、我が脚に集い、破邪の流星となれ!」
 その蹴りは、流星のごとき衝撃で大地を穿ち、聖なる炎でローパーを焼いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

言葉・栞
【アドリブ・連携歓迎です】

絶対零度…対策はばっちりとしないとですね。
それにしても…ろ、露出度が高い方が良いのですか…
そうです、メランさん…露出度の高い服について相談を。
メランさんにアドバイスして貰った衣装で向かいましょう!
そして軟膏をしっかりと塗って…せ、背中塗り難いですね…

うぅ、恥ずかしいですが頑張ります!
でも…しっかりと塗れば暖かい…ではなく熱い位はありますね
ではローパーさんを探して、見つけたら出来る限り遠くから攻撃します!
エレメンタル・ファンタジアで【燃える雪】を創り出します!
暴走しないように集中して…頑張って倒しましょう!
え、集中しすぎ?
大丈夫、ですよね…?(ちらりと後ろを確認)


ポーラリア・ベル
冬だよ。冬だよ。
うねうね植物、触手さん。冬でも元気ですっごいの!
【氷結耐性】でとっても涼しくて、凍(ねむ)っちゃうのも耐えるけど、ちゃんと軟骨塗るねー!
【怪力】とルーンソードで氷を割って、ぬりぬりー!(ただし出てる肌だけ。寒さ感じるー)

きゃー!すっごい触手さん!
軟骨でぬるぬる、触手でぬるぬる。それじゃあつるつるも足しちゃおう!
【雪兎凍結地獄】!
ポーラの体や触手をかちーんと凍らせたら、ぬるぬる触手もツルツル滑るわ!
えへへ、冬を捕まえられるかしら?(挑発気味に触手を体に滑らせ)
滑るように抜けながら、触手さんの毛皮も滑らせ脱がせて、冬の眠りにつかせちゃうね♪
(アドリブ・絡み・えっちな事おまかせ)



●冬の兎と妖精さん
「絶対零度……対策はばっちりとしないとですね」
 まだグリモアベースを出る前の話。
 言葉・栞(開巻有益・f14552)は、そういって気合を入れるものの、すぐに頬を赤く染めていた。
「それにしても……ろ、露出度が高い方が良いのですか……」
 グリモア猟兵メランの話では、そういうことだ。
 正確に言えば、露出部分が多いほど軟膏の効果も高いという事だが……大差はないだろう。
 ではどうすればいいのかと、栞は彼女に相談することにした。
 露出度の高い服とは何を着ればいいのか、と。
 ……彼女を良く知る者から見ると、なんて無謀な、と思うことだろう。だが、純真な栞はまだ彼女の恐ろしさを知らない……。

 というわけで今、極寒の大地にバニーガールがいた。
 バニーガールである。
 しかも露出を上げるため、タイツなしの生足バニーガールであった。
「こ、これでいいんですか、メランさん……うぅ、恥ずかしいです……」
 脚にタイツがないなら、ワンピースの水着と大差ない。ついでに肩紐もなければ背中も大きく空いているので、露出度としては十分だろう。ただ、豊かな胸も抜群のプロポーションも晒されるような格好なので、恥ずかしさは当然か。
 ちなみに何故バニーかと言えば、恐らく彼女の経営するカジノの制服なので簡単に用意できるからとか、そんなところだろう。多分。……まぁ、面白がってかもしれないが。
 でも、アドバイスを受けたのは自分だし、恥ずかしくても頑張らないとと、健気にピンとウサミミをたてて、栞は軟膏を塗り始めた。手足や顔だけでなく、もちろん北半球が露出している胸などにもしっかりと。
「……せ、背中は塗り難いですね……」
 背中が大きく空いているので、当然そこにも軟膏を塗る必要はある。のだが、自分の背中にまんべんなく塗るというのは難しい。
「あたしが塗ってあげるよー!」
 そんな栞バニーの背中に回って、明るい楽しそうな声で軟膏を塗り始めたのは、一緒に来たフェアリーのポーラリア・ベル(冬告精・f06947)だ。
 ポーラリア自身は普段着のままだ。
 それでは軟膏を塗る面積も狭く、氷結は防げても寒さ自体はあまり防げないのだが……もともと氷を操る冬の妖精のポーラリアだ、この凍気も「寒さ感じるー」で済んでいるのだろう。
「あ、ありがとうございます……ひゃぁっ、くすぐったいです……」
「あたしはいいけど、栞さんはいっぱい塗らないとねー! ぬりぬりー!」
「ひゃあああ……」
 フェアリーの小さな手で背中をまんべんなく擦られるのは、さぞくすぐったかったのか、塗り終えるまでしばらく栞の悲鳴が響いていたとか。
「で、でも……しっかりと塗れば暖かい……ではなく熱い位はありますね!」
 なんだかんだで効果は抜群だったので、メランさんありがとうと心の中で礼を言う素直な栞でありましたとさ。

「きゃー! すっごい触手さん!」
 栞とポーラリアが氷の大地を進んでいくと、程なく触手をうねうねとさせたローパーの群れを発見した。
「近付いたら軟膏剥がされちゃいますし、できる限り遠くから戦いましょう!」
 栞は見つけると同時に【エレメンタル・ファンタジア】で燃える雪を作り出し、ローパーの触手に向けて放っていく。
 燃える雪は次々と近付いてくる触手を撃ち抜き、その粘液ごと燃やしていった。
 近付いて絡まれたらせっかく恥ずかしい思いをして塗った軟膏が剥がされ凍えてしまうのだから、これは当然の選択だった。
 ……のだが。
「えへへ、冬を捕まえられるかしら?」
 ポーラリアは、そんな栞の配慮には全くかまうことなく触手に向かって突っ込んでいってしまうのだった。
「ポーラリアさん!?」
「軟骨でぬるぬる。触手でぬるぬる。それじゃあつるつるも足しちゃおう!」
 驚く栞を余所に、ポーラリアは【雪兎凍結地獄】を発現させ、自らの体の表面をも凍らせながら、滑るように触手の隙間を抜けてローパーを翻弄していく。
「……ポーラリアさん、すごいです」
 その華麗な妖精の飛行に、ついつい栞も目を奪われていた。
「えへへ。当然よ! ポーラの体や触手をかちーんと凍らせたら、ぬるぬる触手もツルツル滑るわ!」
 事実自身も凍ったことにより摩擦をなくしたことで、ポーラリアの身体は触手に捕まらない。挑発するように触手を絡めながら飛んでいても、つるっと滑って巻き付くことはなかった。
 そのままポーラリアは、触手の間をすり抜けてローパーの本体へと到達すると、そのまま毛皮を手に取って、本体から滑るように剥ぎ取ってしまう。
「冬の眠りにつかせちゃうね♪」
 毛皮を剥ぎ取られたローパーはそのアマポーラの言うとおりこの地の凍気で凍り付いていくのだった。

「うわぁ……」
 そんなポーラリアの活躍を感心して見ながらも、栞は生み出した燃える雪が暴走しないように制御に集中していた。
 栞の操る燃える雪もまた、順調にローパーの触手を焼いていく。
「栞さん―! こっち見過ぎ―!」
「えっ……? えっと、大丈夫、ですよね……?」
 だが、ふと栞はポーラリアからそんなことを言われてしまった。
 ポーラリアの活躍を見ながら雪の制御に集中していたため、それ以外の方向への注意が散漫になってしまっていたのだ。
 恐る恐る背後を振り返った栞の目の前には、やぁと挨拶するような触手が。
「ひゃああああっっ」
 いつの間にか背後に現れていたローパーの触手が、栞のバニーガール衣装の開かれた背中を撫でてきた。
 触手の粘液が軟膏を剥がし、その上に触手が絡みついていく。
 栞の豊満な身体を弄ぶように絡みついた触手はうねうねとバニーガールを撫でまわしていくのだった……。

「今助けるー!」
「燃えてくださいっ!?」
 このあと最終的には、ポーラリアによって凍らされ摩擦をなくした触手から解き放たれた栞が燃える雪を操って難を逃れるのだが……それはまだ少し先のお話。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

才堂・紅葉
◎♥♥♥
逆に考えれば良いのです
軟膏部分に触手が触れなければ良いのだと

軟膏の成分を情報収集し、錬金科連中に帯電装置『お触り禁止君』を調整させました。彼等のネーミングセンスはゴミです
元来は痴漢撃退用で、塗った軟膏部分に生物に反応する電の魔力を帯びさせるシールです。殺傷力は低いですが、嫌がらせるには十分です

赤の水着姿で全身に軟膏を塗り、帯電状態で現着
やはり触手は電気を嫌がり、私への接触を拒みます
後は宝の回収するだけです
ただ、誤算もありました

「ひぁっ……!? だ、駄目……何処に潜り込んで!?」

なんと、水着の内側が無防備だったのです
結果、水着の内側をここぞと触手に責め嬲られます……

触手は気合で倒しました


月守・咲凛
SPDで戦闘、アドリブ他諸々OK
周りは寒そうなのにぜんぜん寒くないのです。ふしぎなのです!
子供なので人前で肌を晒す事に抵抗がありません。普通に下着姿で戦いに挑みますが、武装ユニットがあるので手足と背中には軟膏の効果がありません。
足と手がさむいのです……。
戦闘は普通に飛行能力を活かして射撃戦を行いますが、敵UC内に取り込まれてしまい出口を探しながら触手の迷路を彷徨わされてしまいます。
武装ユニットは超低温までは耐えられず戦闘中に凍り付いてしまって戦えない上にデッドウェイトを抱えた子供になってしまい(身体能力は一般的な同世代より低めです)触手に捕まって蹂躙されてしまいます。描写はお任せします。



●触手の中の乙女たち
「周りは寒そうなのにぜんぜん寒くないのです。ふしぎなのです!」
 極寒の大地にて、下着姿の幼女、月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)が、はしゃいでいた。
 まだまだ幼い子供の咲凛なので、人前で下着姿になる事には全く抵抗がなく、それよりも、軟膏を塗った効果の不思議さへの興味が勝っているようだ。
 もちろん下着姿になったのは、凍結防止の軟膏をできるだけ多く塗るため。
「……あ、でも、手と足だけは寒いのです。ふしぎなのです……」
 とはいえ、咲凛の場合、戦闘のためには装備は絶対に外せないため、装備箇所……手足と背中には軟膏は塗れない。なのでそこだけはどうしても寒さを感じてしまう。
「けれどまぁ、凍らない程度には塗れているのですし、そこは我慢するしかありませんね」
 傍らに赤い水着姿で立っている才堂・紅葉(お嬢・f08859)は、下着姿ではしゃいでいた咲凛を微笑ましそうに見ていた。
 その紅葉は余裕の表情である。
 なぜなら今回は、触手対策の秘密兵器も用意してあるから。
「逆に考えれば良いのです。軟膏部分に触手が触れなければ良いのだと」
 とは紅葉の弁。
 彼女が【アルダワ符術:機構召喚符(学生作)】によって入手した秘密兵器『お触り禁止君』の効果とは果たして?
 それは戦いの中で説明しよう。

 というわけで2人はローパーの群れと戦っていた。
 咲凛は持ち前の武装を活かして空中から、紅葉は用意した秘密兵器を活かして地上からと違いはあれど、共に触手の攻撃を避けながら的確な攻撃でローパーを相手にしている。
「武装ユニット全開放、撃ちます!」
 咲凛は【コード・アクセラレーター】による連続攻撃をローパーから伸びてくる触手に向かって放ち続ける。プログラムされた砲撃の雨が触手を次々と引きちぎり、ローパーの身体に風穴を開けていく。
 その一方で、地上を行く紅葉のもとへも触手が伸びていた。……のだが、触手は紅葉に触れようとしては、何か躊躇ったようにさっと離れていた。
「どうやら効果は抜群ですね……でも、彼等のネーミングセンスはゴミです」
 これこそが紅葉の使った秘密兵器『お触り禁止君』の力。
 その正体は、軟膏の上からでも貼れるシールだった。表面には「痴漢ダメ絶対」という文字と痴漢している人にバツ印を描いたようなイラストが描かれている。
 もちろんイラストを見て触手が躊躇うとかそんなことはない。
 このシールには雷の魔力が込められていて、触れようとしたモノにビリっと電気ショックを与えるのだ。それ単体での殺傷力があるわけではないが、接触を躊躇わせる程度の嫌がらせには十分だった。
「では今のうちに、宝の回収するだけですね」
 そして紅葉はローパーの本体に到達すると、その毛皮を剥いでいく。
 毛皮を剥がれたローパーは、この地の凍気にて凍り付いていき、それを空中から咲凛に撃ち抜かれて砕けていった。

 こうして2人は危なげなくローパーを葬り、お宝の毛皮を回収していった……となればよかったのだが、残念ながらいくつか落とし穴が存在したのだった。
「あ、あれ、きゅうに飛べなくなりましたのです!?」
 落とし穴のその一。
 咲凛の装備が、普通にこの凍気に負けて凍り付いていったこと。
 装備が凍り付いたことによって、咲凛は飛べなくなってしまう。そして同時に装備が使えないとただの幼女でしかない咲凛は戦闘能力をも失ってしまった。
「咲凛さん、危ない!」
 そしてそんな咲凛を庇おうとした紅葉ももろともに、2人はローパーの造りだすアトロシャス・コリドー、すなわち触手迷宮へと囚われてしまうのだった。
「あ、あぅ……周りが触手だらけなのです……」
 凍り付いてしまったからと言っても、大事な装備を捨てるわけにはいかない。
 しかし動作しないデッドウェイトを抱えていては、ただでさえ同年代の他の人よりも体力の劣る咲凛だ、到底触手から逃れられるわけもなかった。
 壁も床も天井も触手だらけなこの迷宮、出口を求めて移動しようにも、すぐに咲凛は捕まってしまい、身体中を撫でまわすように触手に弄ばれてしまう。ただでさえ下着姿なのだ。触手は容易にその中へと入りこみ、地肌の上を直接蠢き、粘液をまき散らしては軟膏を剥がしていく。
 幸い触手迷宮の中にいるため、即座に凍気で凍り付くということはないが……逆にそれによって弄ばれる時間も長くなってしまう。
「く、くすぐったいです……やめてなのですーっ!?」
 咲凛が触手に弄ばれて悲鳴を上げている間、紅葉はどうなっていたかというと、こちらも触手に絡まり捕まっていた。
「ひぁっ……!? だ、駄目……何処に潜り込んで!?」
 落とし穴その二。
 せっかくの『お触り禁止君』だが、これは軟膏の上に貼ることで、軟膏に電撃魔法を付与して触手を嫌がらせていたというものだ。
 言い換えれば、軟膏のない場所には、その効果はない。
 別所で戦っていた猟兵の中には、警戒して水着の中にまで軟膏を塗る者もいたが……紅葉はそこまではしていなかった。
 水着の中ならば安全と学習した触手は、重点的に軟膏のない水着の中へと潜り込み、その中身……つまり胸とか局部とかを蹂躙していく。
「やめ、そんなとこ、入ったら……あああああっっ!?」
 ここぞとばかりに触手に弄ばれ嬌声を上げる紅葉に、咲凛を助けて迷宮を脱出する余裕は期待できそうにない……。

 かくして2人はそのまましばらく触手迷宮の中で触手に弄ばれてしまうのだった……。
 あ、一応最後には、紅葉が根性で抜け出し脱出したとは伝えておこう。
 それまでにどれだけのことがあったかは、語らないことにする。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

御狐・稲見之守
◎◎◎
また高難易度スケベチャレンジ企画かッッ!!!

[UC偽身符]……前回の幻術といい、自分自身を使わないあたり卑怯くさい気もするが止むなし。予めワシの偽物を呼び出してソイツに軟膏を塗っていこう。効果時間の都合もある、全裸にさせてたっぷりと……わー、ぬるぬるてっかてか。ワシ自身は適度に塗っとこ。

そいじゃ偽身符よ行ってらっしゃい。
(かまくらの中で狐火にあたりながら)

さて、偽身符をローパーにやっていい感じになったらもとい軟膏がはがされ凍結したら、予め仕込んでおいた[呪詛]でローパーもろとも偽身符を爆☆殺。仕留めきれなければ偽身符二号機三号機を送り出すこととす。

待ってる間、餅でも焼いて喰うかナ。



●そしてチャレンジャー枠
「また高難易度スケベチャレンジ企画かッッ!!!」
 氷の大地の上で、御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)は吠えていた。
 また……というのは、以前にも似たような触手との戦いに参加していたからだ。その時は触手に絡まれて声を上げればゲームオーバーだった。
「今回は絡まれれば、軟膏剥がされて凍結ゲームオーバーか……まったくどうしろと」
 絡まれずに倒せばいいんじゃないですかね?
「それではチャレンジの意味はないじゃろ?
 せっかくのMS殿のお題なのじゃ。触手スケベを実現しつつ勝つにはどうトンチを利かせればいいか、やらねばなるまいよ」
 果たして誰に向かって言っているのか、プレイングにも一言も書かれていない言葉を勝手に言い始めた稲見之守は、すぽぽぽーんと全裸にすると、その幼く見える身体にまんべんなく塗りこんでいく。もちろん実年齢は考えてはいけない。合……。
「合法ロリとか言うなよ?」
 自分で先に言ってるじゃないですか、もー。
「ワシが自分でいうのは良いのじゃ。……っと、バカなメタ話してるうちに、だいたい塗り終わったな。うむ、ぬるぬるてっかてか」
 稲見之守のつるつるなボディが、軟膏を全身に塗られててかてかとつやつやになっている。あくまでもこれは軟膏ですよ?
「ローションみたいじゃ……って先に台詞をつぶすでないわ」
 さっきのお返しです。
 それより早く第四の壁は閉じてくださいな。
「しかたないのう。ここからは真面目にやるとするか」
 というわけで、なんか会話しているように見えましたが、稲見之守さんはソロでの挑戦者です。

 というわけで、全裸てかてかローション塗れ状態な稲見之守は、とことこと無防備にローパーの群れの中へと突っ込んでいく。
 無防備に現れた裸体に、触手は待ってましたとばかりに絡みついてきた。
 幼い裸体に絡みついた触手は、そのすべすべの肌の上を粘液で汚すようになぞっていく。膨らみのほとんどない薄い胸も、そのわずかな肉を摘まむように触手が巻き付いていき、先端のつぼみを転がすように嬲っていく。触手によって小柄な体が宙に持ち上げられると、大きく脚を開かされ、露にされた乙女の大事な部分の上を、筋道に沿うように触手が撫でまわし粘液を塗りこめていく。そして口に、孔に、触手の先端がねじ込まれて行き、蠢動を開始して……。
 なんだか、前にも同じような光景を見た気もするが……ともかく稲見之守の幼い身体は、ローパーの触手に蹂躙され、弄ばれ、塗りたくっていたローションもとい軟膏を剥がされ、次第に凍り付いていき……そして。
 ちゅどおおおおおおおおおん!!!
 ……爆発した。
 もちろん爆心地にあったローパーは木っ端微塵だ。
 いったい何があったのかとローパーが知覚するよりも先に、更にローパーに近付いてくる幼い裸体が、1人、2人……。複数の裸の稲見之守がゆっくりとローパーの触手に絡まれるために歩いてくるのだった……。

「おうおう。派手な爆発じゃったな。
 ……しかしまぁ、前回の幻術といい、今回の【偽身符】といい、自分自身を使わないあたり卑怯くさい気もするが、そのあたりどうじゃろうか、MS殿?」
 確かにちょっと二番煎じ感はありますかねぇ?
 でも、こういうチャレンジは大好きですし、なので今回もちょっと描写は盛ってみました!
「うむ。今回もすけべ描写感謝じゃ」
 というわけで、今更だが種明かしをしておくと。
 今回稲見之守が使ったのは自分自身の偽物を生み出す【偽身符】というわけだ。
 生み出された偽物を裸に剥いて、稲見之守自身の手で隅々まで軟膏を塗って、ローパーのもとへと送り出し、あらかじめ仕組んでおいた呪詛で時限爆弾のように偽身符もろとも爆殺していっているわけである。
 当然、符で作り出す偽物なので、第2弾第3弾と次々と送り出せているわけだ。
「お、餅が焼けたな。では爆発を聞きながらのんびり食べるとするか」
 そして、偽物を送り出していた稲見之守は、ひとりのんびりとかまくらの中で狐火で暖を取りながら餅を焼いているのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

羽々・一姫
【黄泉&一姫】

「さ、脱いで」
何を恥ずかしがっているの?
見るのも見られるのもはじめてじゃないでしょう?
それに敵を倒すためよ。覚悟を決めなさい。
躊躇ったら、ぐっと念押し。
「全部」

黄泉ちゃんが脱ぎ終わったら、温めて柔らかくした軟膏を全身くまなく、
それはもうじっくりと塗っていきます。
「変な声だしちゃだめよ? これは戦いの準備なのだから」

黄泉ちゃんが恥ずかしがって目を閉じているところを、こそっと撮影。
……これでミッションは終了、と。

黄泉ちゃんに塗り終わったら、次はわたしね。
しっかり塗り込んでもらわないとね。
「こんなこともらうのも、久しぶりね」(させたことないけど)

あ、敵は裸のまま【血統覚醒】で倒すわね。


叢雲・黄泉
【黄泉&一姫】
「なっ、全部脱ぐのですか……!?
戦闘に必要なのなら仕方ありません……」

一姫に軟膏を塗ってもらうため、渋々タイツを脱いだところで全部脱ぐように言われ……
セーラー服も脱いで下着姿に。
……え、下着も?

「寒いので手早く……
って、ひゃんっ、ど、どこをっ……ふぁああっ」

先端や中までしっかりと塗られてしまい……
思わず水たまりを作ってしまいます。

「うう、今のは他言無用ですよ、一姫……」

一姫の身体にも軟膏を塗って、準備完了です!

……あ、下着だけは付け直しておきます。

「受けて下さい、天下五剣……
って、ひゃああっ」

ローパーに捕食され昂ぶった身体を弄ばれ……
絶頂して漏らしながら氷漬けにされるのでした。



●謎の光はブルーレイ版では除去されます
「さ、脱いで」
 羽々・一姫(Gatekeeper of Tartarus・f27342)は優しく叢雲・黄泉(ヴァンパイアハンター・f27086)の頬を撫でながら、そう要求した。
 黄泉はその誘いに応えるようにスカートの中に手を入れ、黒タイツを脱ぎ始める。ゆっくりと艶めかしい脚が空気に晒され、少しだけ震えた。
「これでいいですよね……?」
 これ以上は……という願いも込めて、黄泉は一姫の顔を窺う。
 だが、一姫は笑顔のまま、首を横に振るのだった。
「ダメよ、ダメ。全然足りないわ」
「うぅ……わ、わかりました……」
 顔を赤くして恥じらいながら、黄泉は一姫の言葉に逆らう事も出来ずに服のリボンをシュルっと抜いて、上着を脱ぎ始める。
 露わになったのは、決してお洒落とは言えないシンプルな上下の下着。戦いを生業とする黄泉らしいと言えばその通りか。
「……こ、これで、いいですか?」
 さすがにクールな黄泉も、下着姿を人に晒すという事には抵抗がある。たとえ相手が良く知る女性だとしても。
 だが、一姫はそれでもまだ許すつもりはないらしい。
「まだ下着があるでしょう? 全部脱ぐのよ」
「ぜ、全部ですか……!?」
 今身に着けているのはブラジャーとショーツのみ。これを脱いでしまえば、一姫の前にすべてをさらけ出し、隅々まで見られてしまう……いや、それどころか触られてしまうことを意味していた。
 かつて同じ主に仕え、今もなお長年の付き合いのある相手だからって、それはさすがに遠慮したい。したいのだが……。
「分かっているのでしょう、ここまで来たのなら、するしかないって」
「う、うぅ……」
 躊躇っている黄泉の身体に、一姫の手が触れる。
「んっ……冷た……」
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから……」
 一姫の手が黄泉の腕を、脚を、お腹を、露になった白い肌の上を這いまわるように撫でまわしていく。身体を撫でまわされるたびに、黄泉は不思議な感覚に陥り、体の芯から暖かくなっていくような気がした。
「ほら、下着も脱いで……? それとも、わたしが脱がした方がいいかしら?」
「で、でも……」
 それでもやはり、下着を外すことには躊躇いがある。戦いを生業にすると言っても、黄泉だって乙女なのだから当然だ。
 だが、一姫はそれを許さないとばかりに、念を押した。
「何を恥ずかしがっているの? 見るのも見られるのもはじめてじゃないでしょう?」
「そう……ですけど……」
 それはもちろん長い付き合いなのだ。お風呂でもそれ以外でも、互いの裸を見たことなど何度もある。共に主の前で肌を晒したことだってある。でも、それとこれとは話は別だと、黄泉は抗議したかった。
 しかし、一姫の圧が、何を言っても無駄だという事を黄泉に悟らせる。
「全部」
「……はい」
 覚悟を決めたか諦めたか。ついに黄泉はブラジャーのホックに手をかけた。顔を赤くし目をぎゅっと閉じた黄泉は、震える手でホックを外し、腕からするりと抜く。こうして黄泉の控えめな薄い膨らみが晒された。既に身体を撫でまわされていた所為か、その先端は既に隆起していた。
 そしてさらに黄泉はショーツに手をかける。ゆっくりと足を抜いていけば、茂みのないつるりとした局部さえも晒されて、ついに黄泉は一姫の前に一糸まとわぬ裸体を晒すのだった。
「す、するなら、早くしてください……」
「最初からそう言えばいいのに……じゃあ、やるわね?」
 一姫の手が、淡い膨らみの上に触れ、僅かな柔らかさを揉みほぐすように撫でまわす。指先で先端を摘まむと、そこもこねるように丁寧に弄り回し……。
「……っ、ひゃんっ、ど、どこをっ……ふぁああっ」
「ほら、そんなに悶えないで……じっと我慢して?」
 一姫の手は更に下腹部にまで伸びる。お尻を撫でまわすと、股間に手を伸ばし、その内側まで丁寧に指先を動かしていく。
「あっ、ああっ、ああああーーーーっっ」
 ぽたっ、ぽたっ、と、痙攣した黄泉からでた水滴が、地面に落ちるのだった。

「変な声だしちゃだめよ? これは戦いの準備なのだから」

 というわけで、ここまでのは軟膏を塗っているシーンでした。
 ええ、本当に軟膏を塗る以上のことはしていませんよ?
 その証拠に、一姫は一度触れた場所に二度三度と触れることはありませんでしたからね?
 本当ですよ?
 なお、肝心な部分は、氷の大地の反射光で見えない仕様となっております。ええ。

「うう、戦闘に必要なのなら仕方ないとはいえ、今のは他言無用ですよ、一姫……」
「……ええ、それはもちろん」
 などと答えながら、一姫はしっかりと主に言われたミッションも達成していた。
 黄泉が恥ずかしがって目を閉じている間、こっそり撮影済みなのだが、知らぬは黄泉ばかりなり。
「今の間は……?」
「なんでもないよ? それより、今度はこっちにも塗ってくださいな」
 今度は自分の番と、一姫も服を脱ぎ、黄泉に軟膏を塗ってもらう。
「こんなことしてもらうのも、久しぶりね」
「……させたことないでしょうに」

 というわけで、全裸になって全身に軟膏を塗り終えた2人はローパーを討伐するために、その群れに向かって駆けだしていった。
「……塗り終わったならせめて下着くらいは」
「それじゃ塗った意味がないでしょ?」
 というわけで、2人とも相変わらず裸のままだ。
「仕方ありません。早く片付けて服を着ます!」
「いつまでも外で裸というのもシュールだしね」
 ローパーと接敵しても尚、互いに軽口をたたき合う。気が抜けているようにも見えるが、これはこれで長年の付き合いからなされるコンビネーションというものだ。
「それじゃ、お仕事はサクッと片づけましょ」
 裸のまま【血統覚醒】でヴァンパイアの血を目覚めさせた一姫が『タルタロスの鍵』でローパーの触手を切り裂いていく。
「受けて下さい、天下五剣……」
 同じく裸のままの黄泉も呼び出した5本の刀を操ってローパーの触手を切り裂いて、そして本体をも貫いていく。
 かくして2人のコンビネーションは、危なげなくローパーを1体屠るのだった。
「今度こそ……にゅるにゅるに完全勝利です」
 だから、黄泉がこんなことを口走っても無理はない。わけなのだが……。
「……黄泉ちゃん、それフラグ」
「えっ……って、ひゃああっ!?」
 すぐ近くに2体目のローパーが近付いてきていたために、あまりにも早いフラグ回収だった。
「わたしもー!?」
 もちろん、黄泉が触手に絡まれたなら、一姫だって無事では済まない。
 2人とも触手に絡まれて、そして互いの裸に塗りあっていた時に身体も昂っていたということなのか、絡みつく触手の前にあっさりと陥落してしまうのだった……。

 2人はこのまま触手に全身を弄られ、せっかく裸になってまで塗りあった軟膏も剥がされながら絶頂し、そのまま裸体の氷像になってグリモア猟兵に回収されて、その姿を見たグリモア猟兵に指さして笑われることになるのだが……それはまだもう少し先のお話。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
「しょ、触手退治……ですか?」

なんか嫌な予感しかしませんが【ラプラスの悪魔】で未来をシミュレートしてみましょう。

【下着姿になって軟膏を塗ったアイ。しかし触手にそれを剥がされて――さらにその姿を全世界配信されてしまい――】

シミュレーション中断です!
これは何か対策を立てなければ!

【チューリングの神託機械】で万能コンピュータで最適解を計算します。

「これですねっ!」

【ビルドロボット】でオベイロンをパワードスーツとして装着!

「暖房の効いたスーツ内ならば……
って、あれ、オベイロン?」

寒さで動かなくなったオベイロンの中に触手が侵入してきて……
操縦席内で全身を触手に弄ばれて絶頂し続けることになるのでした。



●運命には逆らえない
「しょ、触手退治……ですか? なんか嫌な予感しかしませんが……」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は、これから襲い来るであろう悲劇を予感して身震いしていた。この震えは寒いからでは決してない。
 というかその予感は今回も恐らく当たるだろう。
 ……いや、わかってるなら、何で貴方ここに来たの?と筆者は言いたい。だいたいにおいて触手の前にアイを出せばどうなるかなんて、コーラを飲めばげっぷが出るくらいわかり切ったことではないですかね?
「いえ、こういう時こそ電脳魔術師の力をお見せしましょう!」
 それでもアイは、猟兵としての使命感ゆえか、拳をぎゅっと握って気合を入れると、軟膏を塗るために服を脱ぎ始める。
 シミひとつない白い綺麗な肌と、可愛らしい上下お揃いのショーツ姿が晒されると、アイは丹念に自らの身体に軟膏を塗っていく。
「こんな外で下着姿とか……恥ずかしいですけれど、仕方ありません」
 手に塗った軟膏で、自らの身体を弄るように……念のため下着の下の、肉付きの薄い胸やお尻にも丁寧に丹念に塗っていく。下着の中に指を入れて弄る姿を冷静に考えると、顔から火が出そうになるが……今回は寮の仲間とも別行動で一人で来たのだから、誰にも見られていない。
「んっ……と、これでいいですね」
 全身に軟膏を塗り終えると、下着姿だというのに寧ろ温かくポカポカしてくる。
 これならば戦闘に支障はないだろう。
「では、触手退治です!」
 気合を入れなおし、アイはローパーへと向かっていく。

 ……それから数分後。アイはしっかりと触手に絡まれていた。
「嫌っ、どうしてこうなるんですかっ!?」
 どうしてもなにも、ローパーと会敵した後、電脳魔術を使おうとしたのだけども、伸びてきた触手に驚いた弾みに氷の大地の上でつるっと足を滑らすいつものドジっ子属性が発言して魔術は不発。そのまま触手に絡めとられれば、運動音痴のアイは自力でそこから抜け出すこともかなわず、今に至る。
「あ、ああああっっ……!?」
 触手は瞬く間にアイの下着を引き剥がしてしまい、今やアイは全裸で身体中を触手に蹂躙されていた。両手両足を大きく広げられた状態で拘束されて宙に持ち上げられているため、局部が丸出してその周りを丹念にいじりながら蠢く触手の動きが視聴者にもよく見えているだろう。そう、苦し紛れに使おうとした電脳魔術のミスで、撮影用ドローンが召喚された挙句に最近よくあることだが暴走して、今この光景は全世界生中継中なのである。
「嫌っ、見ないでください、やめてくださいーっ!?」
 泣き叫ぼうが喚こうが、全裸のまま弄ばれるアイの言葉を触手も暴走ドローンも聞くはずはなく、やがて触手に絡まれるたびに粘液で軟膏が剥がされて行き、アイは触手に犯されて失禁した姿のまま氷漬けになって、その全てを中継されてしまうのだった……。

「……って、結局こうなるんじゃないですかーっ!?」
 以上、【ラプラスの悪魔】による未来シミュレートの結果である。
 現実のアイはまだ服を脱いで軟膏を塗る事すらしていない。
「シミュレーション中断です! これは何か対策を立てなければ!」
 いつもいつも同じような目に遭っているからね、ようやく学習したんですね……と筆者もついつい涙がほろりとしてしまう。
「そうです! わざわざ生身で行く必要なんてありません! これですねっ!」
 そしてバグがあるのではないのかと最近疑問のある【チューリングの神託機械】で接続する万能コンピュータが、今回は珍しく本当に最適解かと思われる計算結果を出してきたのだ。
 その答えは、【ビルドロボット】で万能戦車オベイロンをパワードスーツとして装着し、外に出ることなく触手を退治するというものだった。
 うん。今までもそうしておけばよかった気がするよね?
「よーし、行きますよ、オベイロン!」
 オベイロンの中は暖房があるため、軟膏も手や顔の最低限しか塗っていないが、それで十分。
 アイは今度こそ触手に勝利するつもりで、オベイロンを操縦してローパーへと向かっていった。

「……って、あれ、オベイロン?」
 そして肝心のオベイロンは、ローパーの群れのど真ん中で動きを止めてしまった。
 何のことはない、この極寒の凍気の中で、オベイロンの外装が凍り付いてしまい、動けなくなったのだ。やはり万能コンピュータの計算は、今回もどこか抜けていたようだ……。
「えっ、何で中に!? 気密はどうなっているんですかーっ!?」
 しかも、動けなくなったオベイロンに群がった触手は、機械の隙間の中に器用に潜り込んでアイのいるコクピットに到達していた。宇宙戦闘でも使えるはずのオベイロンだが、瞬間的に凍り付いた上に触手に絡まれることでいたるところにヒビが入り、触手の侵入を許してしまったのだ。
 そして逃げ場のない操縦席の中でアイはあっさりと触手に絡まれていく。
 先程の未来予測シミュレート同様に、絡みついた触手によってあっという間に服が剥かれてコクピットの中で裸にされたアイの白い肌の上を、触手はねっとりと絡みついていく。薄い胸の上を触手が這いまわり、局部やお尻には触手の先端が潜り込もうと押し付けられていく。
「嫌ぁっ、どうしてこうなるんですか――――――っ!?」
 先程の未来予測と違うのは、オベイロンの中ゆえに氷漬けになって触手から解放されることもないという、より悪い未来だった。
 そのままアイは、救援が来るまで延々と触手に嬲られ続けて、絶頂を繰り返したそうな……。

 なお、この最中にオベイロンの通信機器の暴走も見られて、コクピット内の映像と音声が電波に乗ったらしいが……それはまた別の話。

大成功 🔵​🔵​🔵​

琴代・しらべ
◎♥♥♥
♀♀

塗り薬を塗る為とはいえ、寒い中で脱がないといけないなんて…
でも準備はちゃんとしておかないと…

周りを気にしながら服を脱ぎ下着姿になり
塗り薬を塗っていく
万が一を考えて、下着の下の大事な所も…

場所が場所だけにいけない声が…!?
誰にも聞こえてない、よね…?

戦場に降り立ち、寒さを感じない(けど恥ずかしい…)のを実感したら
早速「脆弱点」を探し、すぐ使えるようにして戦闘へ!

近寄らせないよう
Glitch:Offencive-Effectで一気に攻める!

でも全滅させる前に使える「脆弱点」が!?
急いで再検索するけど触手が…!

下着を剥ぎ取られ露わになった所に…!?
急いで攻撃して最悪の事態は回避しないと!


菫宮・理緒
【恋華荘】

うん、これは、寒さ対策。塗りっこするしかないよね!
まちがっても『ごちそうさま』とかじゃないから!
女の子同士はカウント外だしね!

軟膏は【Nimrud lens】で人肌に温めて塗っていこう。
ちゃーんと全部塗らないとだよね。
さすがに下着姿までで……勘弁するわけもなく!
しっかり全身塗っちゃうし、塗ってもらっちゃうよ。
「うふ、うふふふふ……ごちそうさま」

塗り終わったら、お洋服は着ておこう。
ローパーにはお洋服の上から絡まれて、囮になろう。
って、中に入ってきたら、ダメ-!?

洋服の中に侵入されて、
「わたしは十分美味しかった! あとは任せたよー!」
さむずあっぷで、だんだん凍っていってしまうのでした。



●絶対零度の地に百合の花は咲きません
 同じ恋華荘の仲間が約1名自爆していることを知る由もなく、恋華荘で暮らす2人の少女もまたこの極寒の地にやってきていた。
「うわっ、寒っ。これは早く軟膏を塗らないとね!」
 菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は震えながら、ひとまず露出している手や顔に軟膏を塗っていく。
「寒さ対策なら、ちゃーんと全部塗らないとだよね?」
 ちなみに軟膏は電脳魔術で少し温めてはいるものの、それでもこれの効果からすれば、塗って露出する肌面積が多ければ多いほど、凍結防止だけではなく防寒効果も発揮されるのだ。ならば、服を脱いでさらに塗ることが推奨される。
『塗り薬を塗る為とはいえ、寒い中で脱がないといけないなんて……』
 理緒の前に差し出されたタブレットには、そんな文字が並び、電子音声で読み上げをしていた。
 このタブレットは理緒のものではない。同じ恋華荘の電脳魔術師仲間の琴代・しらべ(The Glitcher・f25711)のものだ。しらべは呪いのために言葉をほとんど発することができないため、もっぱらタブレットを使って意思表示をしている。
「でもちゃんと塗らないと、寒さにやられちゃうからね!」
『……そうね。準備はちゃんとしておかないと……』
 理緒の言葉に対し、しらべも同意の旨をタブレットに入力した。
 もちろん同意という事は、服を脱ぐという事だ。しらべもすでに手や顔など最低限の分は塗っているが、それでは寒さは到底防げない。
 理緒としらべは、周りに自分たち以外がいないことを確認すると、上着を脱いで下着姿となった。勝負下着とまでは言わないが、2人とも年頃の少女らしく可愛らしい下着である。
「うん、これは、寒さ対策。塗りっこするしかないよね!」
『塗りっこ!?』
 互いに下着姿になったところで、理緒の瞳がキラーンと輝いたように見えた。
 しらべは、突然理緒の口から出てきた塗りっこという言葉に驚いている。
「そう、塗りっこ。大丈夫、女の子同士はカウント外だから!」
『何が大丈夫なのかわからないよ!?』
 そして目に怪しい光を湛えて、手をワキワキさせながら迫ってくる理緒の姿を見れば、とても大丈夫だなどとは思えないのだった。
「まちがっても『ごちそうさま』とかじゃないから!」
『絶対嘘ー! やめてー!?』
 じりじりと後退しながら律義に悲鳴までタブレットに入力していたしらべだったが、その言葉を最後にとうとう理緒に捕まってしまう。
「ふっふっふ……しらべさん。覚悟ー!」
「~~~~~っ!?」
 理緒に襲われてタブレットを手放してしまったしらべは、文句を言葉にすることもできず、そのまま理緒の手で身体中をまさぐられ……もとい、身体中に軟膏を塗られることとなった。
 つるんぺたんな理緒と違ってスタイルのいいしらべの身体を、堪能するように丹念に理緒は軟膏を塗っていく。それは脚や背中やお腹にとどまらず……。
「さすがに下着までで……勘弁するわけもなく!」
「~~~っ!? だ、メッ……!!」
 一言程度しか言葉にできないしらべが、必死に声に出すくらいやりすぎている状態だが、最早理緒は止まらない。しらべのブラの中やショーツの中にまで理緒の手が入り込み、軟膏を塗っていくのだった……。
「~~~~っっ!?!?!?」
 しらべも一応、万一を考えたら下着の中にも塗らなければいけないかとは思っていたのだが、自分でやるのと人にやられるのとでは大違い。理緒の手が動くたびに、声にならないあぶない声が、しらべの口から洩れていく。
 理緒の手で塗られ終わったころには、ビクンビクンと痙攣するようにして、真っ赤な顔で荒い息を吐くしらべがそこにいたのだった。
「うふ、うふふふふ……ごちそうさま」
 そして理緒は、興奮冷めやらぬとばかりのいい笑顔で額の汗を拭ってそんなことを言うのだった。
 バンッ。
「あいたーっ!?」
 結局、その直後、しらべにタブレットの角で殴られた理緒である。
 その後しらべもお返しにと理緒の身体に軟膏を塗っていくのだが、さすがに理緒のような暴走はしていないとだけ言っておこう。

「さて、塗り終わったからお洋服を着て……ん、なに、しらべさん?」
『塗られた部分が露出してないと効果は薄いって言ってた』
 服を着ようとした理緒に、しらべはグリモア猟兵の言葉を繰り返す。
 服を着て軟膏を塗った露出面積を減らしてしまえば、その分軟膏の効果は薄くなってしまう。
「あー……」
『だから、戦うのも、このまま下着姿で……』
「しかたない、っかー」
 というわけで2人は、脱いだ服は電脳空間に格納して、下着姿のままローパーとの戦いに赴いた。
「確かに寒さは感じない、ねー」
『……でも恥ずかしい』

 ローパーと会敵するとすぐに、理緒がそのまま無防備にその触手の中へと飛び込んでいく。
『理緒さん!?』
「さっきのお詫び! わたしが囮になる、ねー!」
 ローパーの触手が理緒に絡みつこうと伸びてくるが、理緒は必死にそれを避け続けて、しらべの攻撃のチャンスと時間を作り出していく。
 しらべは、理緒の行動を受けて、急いでローパー付近の『脆弱点』……アクセスポイント、すなわちしらべの電脳魔術で干渉できる場所を検索する。
『見つけた……!』
 検索で顕れた『脆弱点』から、しらべのユーベルコード【Glitch:Offencive-Effect】によって、攻撃的な現象が生まれ、理緒を追い回していたローパーの触手を撃退していく。そのまま本体にまで攻撃エフェクトを叩きつけてローパーを葬っていった。
『まずは1体……!』
「やったね、しらべさん! さっすがー」
 続けてさらにしらべは、周りの『脆弱点』から攻撃を引き出してローパーを退治していった。
 だが、それでも敵の数はなかなか減らず……。
「……ねぇ、数多すぎない!?」
『もう使える脆弱点が……!』
 先に、しらべの鑑賞できる『脆弱点』の方が尽きてしまった。
 慌てて次の点を検索するしらべに、ローパーの触手が迫ってくる。
「危ないっ!」
 そこに割って入ったのは理緒だった。しらべの身代わりのようにローパーに絡まれてしまう理緒。
「やっ、そんなとこに潜り込んできちゃダメ―っ!?」
 理緒に絡みついた触手は、その粘液で軟膏を剥がしながら、理緒の身体の上を這いまわり弄んでいた。やがて下着の中へと潜り込み、直接ブラの中の薄い胸や、しょつの下までもが触手に撫でられてて、擦れるような感覚に、理緒の力も抜けていく。
『ごめん、すぐに助ける……!』
「う、ううん。わたしは十分美味しかった! あとは任せたよー!」
 慌てて助けようとするしらべを手で制し、わざと明るい声でサムズアップしながら、理緒は触手に絡められ続け、そして粘液によって軟膏が剥がされた結果、そのポーズのまま凍り付いていく。
『理緒さん……ごめん……』
 そして、理緒のことで嘆いているしらべにも、理緒が凍り付いたことによってターゲットを変えた触手が迫ってくる。
「……っ!」
 理緒から後を託されたしらべは、ここで捕まるわけにはいかないと、触手に絡められ、下着の中にまで侵入されているような状態ながら、強引に力ずくで触手を引き剥がして、逃げていた。
 その代償として下着は剥ぎ取られてしまい、裸で放り出されることにはなったが……代わりに待望の点も見つけていた。
「見つけた……っ!」
 あえて呪われた声で、そう呟くと、検索で新たに発見した『脆弱点』から、理緒を捕らえたローパーに向かって攻撃の力を送り込んでいく。
『これで、終わらせる!』
 しらべの攻撃は、再びローパーを打ち倒していくのだった。

 その後も、裸のまま立ち回るしらべは、何度か触手に露わになった局部等を狙われたりもしたが、最後まで最悪の事態に陥ることもなく、理緒の氷像を守って戦い抜いたのだった。

●戦い終わって……
 かくして猟兵達の活躍(一部は負けていたような気もするが、気にしてはいけない)により、この地に現れたローパーの群れは全て消滅することになった。

 なお、氷像となってしまったものも、グリモアベースに回収されて解凍されて元に戻っているので安心してほしい。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年05月29日


挿絵イラスト