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アースクライシス2019④~最強の鎧の弱点を狙え!

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「諸君!次の戦場に行く準備はできたか!」

 純・ハイトは更なる戦場の作戦を伝えるべく問い、周りを見て大丈夫と判断する。

「それでは、次の戦場場所の情報と作戦を伝える。次の戦場はモニュメントバレーだが、そこに、神鋼の鎧を着たオブリビオンのイヴィル・ボスが現れる事が判明した!神鋼の鎧の効果は、モニュメントバレー内であれば、あらゆる攻撃への超耐性を持ち、物理攻撃以外にも、精神攻撃や毒・ガスなどの攻撃を防ぐことが判明している!しかーし!最強と思える、神鋼の鎧にも弱点がある!」

 純・ハイトがそう言いながら、資料を用意して、神鋼の鎧の弱点の内容やボスの内容について、書かれたのを猟兵達に配り、説明を開始する。

「神鋼の鎧の弱点は、重装備の鎧を着た時でも必ずできる場所、そこは関節や視界確保の穴だ!そして、イヴィル・ボスの情報は富・名声・力を利用して戦う存在だ!普通に戦えば苦戦する可能性が高いが、この情報で神鋼の鎧の弱点を狙いながら戦えば問題なく勝てるだろう!しかし!敵のイヴィル・ボスも、弱点を攻撃されないように戦うかもしれないから、作戦を考えて戦ってほしいです!もし、弱点が狙えなくても、超耐性を超える強力な一撃を与えれば、少しはダメージを与えられるだろう!」

 そう言い終えると、猟兵達に「これが私が知る全ての情報だ」と言って転送準備に入りながら。

「諸君!この戦争に勝利して、祝えるように頑張ってきてほしい」

 そして、転送準備が終えて、次々と猟兵達を転送していくのであった。


傭兵
 こんばんは、傭兵です。
 このシナリオは④モニュメントバレーと神鋼の鎧です。
 プレイングボーナスに関しましては『どこかにある「鎧の隙間」を狙う』です。

 弱点の内容はオープニングで書いてある通りです。
 皆様の活躍するプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『イヴィル・ボス』

POW   :    富
【自身の財】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【忠実なヤクザ】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    名声
【振る舞い】から【威厳】を放ち、【カリスマ】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    力
【暴力で解決するのが一番という真理】に覚醒して【マッチョ】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。

イラスト:V-7

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠トール・テスカコアトルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

泉・火華流

「そっちが忠実なヤクザなら、こっちは信頼してる戦闘機よっ!!」
指定UC使用
【制圧射撃・掃除・範囲攻撃】
機銃&投下爆弾でヤクザを一掃

名声
「な…何よっ!!…びっくりしたけど、所詮はヤクザの脅しじゃないっ!!」
基本的に強きな子、細かい判定はお任せします


「私…そういうの得意なのよね」
火華流は体を動かすのが好きで…暴力的でもある

レガリアスシューズによる【ダッシュ】

【ジャンプ】してからの【踏みつけ】顔面(目や口の弱点)への飛び蹴り

【スライディング】して直接転ばせたり、股下を潜って、膝裏を攻撃

殴る・蹴るは【早業】で腕・脚を取り
「その鎧のもう一つの弱点…教えてあげるね」
【部位破壊】関節技で攻撃


御形・菘
はっはっは、富、名声、力と三拍子揃った悪とは素晴らしい!
だが残念なことに、邪神たる妾には敵わぬのであるがな!

超耐性は無効化とは違うのであろう
僅かなダメージでも入るならば、真正面からその鎧をブチ抜いて、お主の体力を削り切ってくれよう!
お主の財など妾の力の前では紙吹雪も同然よ! 美しく散るがよい!
相手の攻撃はガードして耐え、左腕と尻尾のラッシュを叩き込み続ける!

…と思わせる!
普段の攻撃は打撃専門であるが、見ての通り妾は身体の構造がヒトと異なっておってな
つまり想定外の関節技を仕掛け、極められるということだ!
隙を見て、尻尾を絡みつかせ、右腕で支点を作り、左腕の膂力を用い…
タップは存在せん、一気に折る!


フクス・クルーガー
【SPD】

今回は目や関節……サブミッションかな?

いくら防御力が高いと言っても中身までは守れないよね? UCで動きを封じるにしてもこの数の腕を防ぎきるのは困難だよね?

複製した腕たちの【グラップル】で敵の動きを拘束しながらサブミッションを極めていくよ。さすがにそれではトドメまではいかないから極まった関節に狙いを定めたパイルバンカーでトドメをさすよ。


アララギ・イチイ
超耐久を超える強力な一撃、対惑星用の兵器で地形ごとぉ…あ、実行はしないわよぉ

【選択UC】よぉ
上記のナノマシンを疑似神経ナノワイヤーに散布、ワイヤー表面の分子振動を高めて接触対象を切削、超高温で溶断する状態にして、敵の動きを【見切り】、両手に1本ずつ、合計2本で【2回攻撃(忠実ヤクザの対応含み)】攻撃よぉ

間接や視界確保の鎧の隙間を狙うけど、簡単に狙わせてくれないだろうからぁ

上記の攻撃をしつつ、空気中にナノマシンをばら撒き、ダメージを与えられる規模まで散布出来たらナノマシンの【捨て身の一撃】で空間中の分子振動を極限まで高めた超高温の【範囲攻撃】よぉ
超高温による熱なら隙間から内部に伝達するでしょぉ



 フクス・クルーガー(何処でもお届け! 安心のクルーガー運送!)はイヴィル・ボスを見ながら、相手の情報を思い出して、サブミッションと感じていたが油断はしないでいると。

「そこのレディ、痛い目に合う前に、お家に帰って大人しくしている事をお勧めしますよ」

 イヴィル・ボスは威厳を出しながらカリスマを見せて、フクス・クルーガーに言ってきたために。

「それはできないです、この世界を守るために戦いに来たのですから」

 フクス・クルーガーはたとえ不利だとしても戦う意思を見せるように言う。

「そうですか、でしたら我が富・名声・力で痛い目にあってもらいましょう」

 そう言い終えると、イヴィル・ボスがさらに威厳とカリスマを高めて、動きが封じらせそうな圧を出し始めた瞬間。

「はっはっは、富、名声、力と三拍子揃った悪とは素晴らしい!だが残念なことに、邪神たる妾には敵わぬのであるがな!」

 御形・菘(邪神様のお通りだ)が余裕があるほどの大きな声で言い放ち、イヴィル・ボスの威厳とカリスマを台無しにして、動きが封じられそうな圧を消し去る。

「せっかく我が名声の力を見せようとした時に邪魔をするのは、そこの貴様か!」

 御形・菘に指を指して、少し冷静であった、イヴィル・ボスが怒るように言い。

「だが、貴様らの攻撃は神鋼の鎧の力で無力に等しい!そこに我が富と名声と力が組み合わされれば貴様らなど無力なのだ!」

 自慢するように言い放つ、イヴィル・ボスに対して、猟兵達は弱点を知っているために慌てる事はしないが、恐ろしい事を言う猟兵がいた。

「超耐久を超える強力な一撃、対惑星用の兵器で地形ごとぉ…あ、実行はしないわよぉ」

 そう言ったのはアララギ・イチイ(ドラゴニアンの少女)である。
 イヴィル・ボスは、その言葉を聞いて、腹が立ったのか自身の財を代償にして。

「忠実なるヤクザども!金はたっぷりと用意してやる!そこにいる奴らを血祭りにしてやれ!」

 そう言うと、イヴィル・ボスが装備していた道具が忠実なヤクザに変化して、襲って来る。

「そっちが忠実なヤクザなら、こっちは信頼してる戦闘機よっ!!次元格納庫オープン…Shark小型戦闘機隊、各機出撃準備整い次第、次元滑走路より出撃お願いね♪」

 泉・火華流(人間のガジェッティア)がユーベルコードのShark小型戦闘機隊・テイクオフ【略:SKT】(シャークコガタセントウキタイ・テイクオフ)を発動して、空間に穴が幾つも開き、Shark小型戦闘機隊が255戦闘機隊が出撃して、イヴィル・ボスの忠実なヤクザを機銃や爆撃で倒していく。
 そんな中、御形・菘が、爆風や機銃が忠実なヤクザに攻撃の最中突撃して、イヴィル・ボスを狙う。

「逆境とはすなわち、視聴者をドキドキワクワクさせる動画の山場! 自ら飛び込むべき素敵なシチュエーションよ!」

 御形・菘のユーベルコード、逆境アサルトを発動させて、素晴らしい動画を創り上げるという固い信念の為に不利な行動を行ったのである。
 その結果、忠実なヤクザが攻撃してくることになるが、人体能力が強化されている状態で逆に返り討ちにしていくのである。

「本日の秘密兵器は……うふふふ、何が出るのかしらねぇ♪」

 アララギ・イチイはユーベルコードの特殊武装・超振動ナノマシン(浮遊型)を発動して、見えないナノマシン群を放つ。
 そして、接近してきた忠実なヤクザに対して、疑似神経ナノワイヤーに見えないナノマシン群を散布した状態で攻撃する。
 その力は、疑似神経ナノワイヤーの表面に分子を振動させて切断力を高め、超高温で溶断していくのだ。
 攻撃された忠実なヤクザは、攻撃を受けて倒れていき、残るはイヴィル・ボスだけで、先に攻撃したのはアララギ・イチイ。
 アララギ・イチイは、忠実なヤクザに攻撃したように、普通に攻撃を仕掛けるが、イヴィル・ボスは普通に効いてないような状態で立っている。
 しかし、それはアララギ・イチイの罠で少しづつ空気中にナノマシンをばら撒き、一定量撒いたら、ナノマシンによる捨て身の一撃で、超高温の範囲攻撃を仕掛ける。

「ガァァーーーーーーー」

 イヴィル・ボスは鎧の隙間から伝わる超高温の熱に耐えれず、苦痛の声を上げて、超高温範囲から脱出するが、御形・菘が関節技を仕掛けるために尻尾で絡みつかせる。
 一瞬の出来事だったために、イヴィル・ボスは回避できず、そのまま、右腕を支点に左腕の膂力を用いて、右腕を折ったのである。
 イヴィル・ボスが声にならないほどの苦痛の声を上げると同時に、筋肉がムキムキになっていき、折れた右腕は元通りになったかのようになり、マッチョに変身する。

「ハァーハァー、貴様ら相手に苦戦するとは、だが、我自身がこの筋肉を使って、貴様らを倒してく」
「どんな荷物でも丁寧にお運びいたします!」

 イヴィル・ボスが喋っているうちに、フクス・クルーガーは近づいて、ユーベルコードの特殊作業対応型運搬腕を発動して、器物の一部で出来た1㎝~3mの腕を46個複製し、イヴィル・ボスをグラップルで拘束する。

「いくら防御力が高いと言っても中身までは守れないよね? ユーベルコードで動きを封じるにしてもこの数の腕を防ぎきるのは困難だよね?」

 フクス・クルーガーが言う通り、捕まった状態で防ごうにも、防げなくなっているのだ。
 そして、パイルバンカーをイヴィル・ボスの右足に向けて放ち、ダメージを与えるが、イヴィル・ボスの力による悪あがきで、脱出される。

「私…そういうの得意なのよね」

 泉・火華流は、脱出して力でねじ伏せようとしているイヴィル・ボスを見ながらそう言うと、体勢を立て直す前に、一気に接近して。

「その鎧のもう一つの弱点…教えてあげるね」

 その言葉と同時に、右足の関節に、関節技を一気に決める。
 イヴィル・ボスはこれ以上は不味いと判断して、一回距離を取るが、右足が破壊されて、機動力が奪われたのである。

「我が力をもってしてもここまで追いつめられるとは、だが、このままやられはせんぞ!」

 機動力が落ちた、イヴィル・ボスは再度、猟兵達に向かって、攻撃を仕掛けようとするのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

パルル・ブラックベリー
要は節々とか目を狙えばいいってことだな?任せておけ!
こちとら遠距離から正確にスナイプすればいいんだよ!あ?名声だって?知るか!トップに立っていいのはパルルちゃんだけなんだよ!!威厳もクソもあるか!つかテメーがどのくらいエライのかも知らねーのにカリスマも何も感じねーわボケナス!
オラ行くぞ!パルルちゃんの萌えきゅんビームを食らって萌え死ね!パルルちゃんの威光に目が潰れてしまえ!物凄い熱量だから食らった場所は焼けるだろうけどな!


ナギ・ヌドゥー
首、肩、肘、手首、足首、指、股……
狙える関節など見えてる所だけでも無数にある。
全てを守りながら戦うなど不可能。
その身体、末端からバラバラにしてやろう。

【ドーピング】【オーラ防御】常時使用
【第六感・野生の勘】で攻撃回避【見切り】
【先制攻撃】UC発動
【残像】を作り【フェイント】を掛け九連続で斬撃
足首・膝関節を狙い【部位破壊】まず機動力を奪う
次に手首・肘・肩の関節を狙い攻撃力を削ぐ
最後は首関節を切断だ……と予告してから
股関節をザックリ裂こう

名声か……
悪いが育ちが悪いもんでな
アンタの立ち振る舞いから威厳なんて全く感じないぜ


シスカ・ブラックウィドー
かくれんぼが得意そうなオブリビオンだ......。なんとなくだけど。

まずはぬいぐるみの総攻撃を仕掛けて様子見だ!ブルースの毒ガス攻撃、ティコの機銃、シュレーディンガーの刃物攻撃、ジョナサンの爆撃、全て捌き切れるかな?
でもぬいぐるみ達の攻撃は囮。本命はドラゴンパペットの噛みつき攻撃だ!関節の隙間を狙って噛みつけ!
たぶん、それでも止められると思う。だからボクの切り札はさらにその奥。さあ、エルマー、パフ、目に火炎をお見舞いしてやれ!


キング・ノーライフ
共闘可
暴力で解決するのが一番、それもまた真理ではある。
ではこちらも暴力で返すとしよう。

使うのは【エレクトロレギオン】、
235体のミニ戦闘機でボスを包囲旋回させて一斉射撃。
しかし敢えて「狙いはしない」、これが作戦である。

いかな鎧だろうと人体にある無数の関節や目を偶発的に狙われ続けるという防御しようがない展開は焦れる。マッチョになるという事は肉体物理攻撃主体。岩しかない所で振り回す長物も無い中で235体を倒すのも時間が掛かる。そこに意識が行った所で筋肉の鎧を抜く【鎧無視攻撃】で関節狙い。まあ我に狙いを定めた時は【時間稼ぎ】で他の者に託すか。

「貴様の心理に対抗した数の暴力という我の心理は如何かな?」


クーガー・ヴォイテク
戦争での被害を食い止めるため"祈り"【聖者の誓い】を捧げる
真っ向から【聖者の行進】によって接近し、敵の攻撃は【聖者の気合い】による"気合い"で受けると"覚悟"を決めておく
傷が目立って来たら【聖者の闘争】によって奮い立たせる

基本は【聖者の発勁】による鎧の内側への内部攻撃で敵意を集めようとする

富には【聖者の宣告】、名声には【聖者の気合い】、力には【聖者の鉄拳】で対抗

正直こういう敵は好きだぜ。力こそすべてみたいな……
だからこそ、正面から力と力でぶつけてみたいぜ。その眼ん玉によぉ!!

アドリブ絡み歓迎


春日・氷華
氷の異能を持つ寡黙な少女。
触れたものを凍らせる冷気と氷の武器を操る。

能力封じの手袋と上着を脱ぎ捨て、全身に冷気を纏います。
「……戦闘開始」

銃を撃ってきたら正面に氷の壁をつくり【盾受け】します。
「……無駄」
ヤクザなど接近戦を仕掛けてきたら腕に氷爪を展開してガードし触れたところから【カウンター】で凍らせます。
「……あたしに触れると死ぬわよ」

ボスには攻撃の隙を見て目の隙間を狙い、氷柱を発射します。
「『氷槍』」
腕でガードしたり、回避したら、その硬直を狙って【絶対零度】の見えない冷気を敵に放ち、正確に装甲の関節部、隙間を凍結【属性攻撃】で凍らせて動きを封じます。
「……凍れ」
味方へ繋げます。
「……今よ!」


西方寺・鞍馬
弱点付きといっても、あの鎧は油断できない。
焦る必要はないからね。辛抱強く相手をするさ。

【SPD】で戦闘。アドリブは常に大歓迎。
御同業との連携重視。

【戦闘知識】と【第六感】で予測し【残像】と【見切り】で回避後に、【二回攻撃】で【カウンター】を狙う。
攻撃は、【フェイント】付きの【二回攻撃】を行うよ。
斬っては離れる回避重視の立ち回りで、相手の隙と弱点を探す。

隙を見つけたら【夜刀神・烟(UC)】を放ち、相手の動きを止めた後に【呪詛】を込めた突きを弱点に放つ。



 猟兵達は、向かって来るマッチョのイヴィル・ボスを見ながら、新たな行動をする。
 次に動いたのは、キング・ノーライフ(不死なる物の神)である。

「貴様の心理に対抗した数の暴力という我の心理は如何かな?」

 キング・ノーライフはそう言いながら、ユーベルコードのエレクトロレギオンを発動して、235体の機械兵器を召喚する。
 召喚された機械兵器は、次々とイヴィル・ボスに向かって襲い掛かる。

「この程度で、我が止まるとでも!」

 イヴィル・ボスはその言葉と同時に235体の機械兵器に突撃していき薙ぎ払おうとするが、数は力と言うように、機動力を奪われているイヴィル・ボスには、辛い状態であった。
 キング・ノーライフは、イヴィル・ボスが機械兵器に集中するのを待って、集中した瞬間に鎧を無視する攻撃を、神鋼の鎧の弱点である関節に狙いを定めて攻撃をする。
 イヴィル・ボスは集中すればするほど、神鋼の鎧の弱点を狙われ、ダメージを蓄積していく。

「貴様を倒して、小癪な攻撃を止めて見せる!」

 イヴィル・ボスは、これ以上は消耗戦と考えて、キング・ノーライフにターゲットを変えて、攻撃しに向かうが、春日・氷華(氷の女王)とクーガー・ヴォイテク(自由を愛する聖者)がその行動を阻止するために、動く。
 春日・氷華は自身の能力を封じる、手袋と上着を脱ぎ捨てる事により、能力を開放して、全身に冷気を纏う。
 クーガー・ヴォイテクは祈りながらユーベルコードの聖者の誓いを発動して、戦争の被害を食い止めるために敢えて不利になるような行動をしながら、被害を食い止めるという意思でユーベルコードの聖者の行進を使い、超パワーアップしているのだ。

「……戦闘開始」
「ここから先は行かせないぜ」

 春日・氷華の戦闘開始の言葉とクーガー・ヴォイテクの宣言の言葉を聞いた、イヴィル・ボスは、怒りに満ちながら。

「これ以上、貴様らの攻撃を受け続けるのは気に食わん!忠実なヤクザよ、我が財をさらにやるから、奴らを排除しろ!」

 そう言うと、イヴィル・ボスの財を犠牲にして、自身の持っている他の装備武器から、新たな忠実なヤクザが現れて、2人に襲い掛かる。
 忠実なヤクザは最初に、春日・氷華に向けて、遠距離攻撃と近接攻撃を仕掛けるが。

「……無駄、……あたしに触れると死ぬわよ」

 春日・氷華の言葉と同時に、氷の壁を作り出して、遠距離攻撃を防ぐ。
 氷の壁を避けて接近して白兵戦にきた忠実なヤクザを、腕に氷爪を展開してガードしながら攻撃を防ぎ、接触した部分から忠実なヤクザを凍らせていく。
 遠距離攻撃をしていた忠実なヤクザは、春日・氷華に攻撃するのは今は厳しいと判断して、クーガー・ヴォイテクに狙いを定めるが。

「正直こういう敵は好きだぜ。力こそすべてみたいな……だからこそ、正面から力と力でぶつけてみたいぜ。その眼ん玉によぉ!!」

 クーガー・ヴォイテクがそう言いながら、忠実なヤクザとイヴィル・ボスに向かって突撃していく。
 そして、ユーベルコードの聖者の宣告を発動させながら、ユーベルコードの聖者の鉄拳の発動準備をする。
 忠実なヤクザは、クーガー・ヴォイテクの聖者の宣告で消えていき、マッチョのイヴィル・ボスだけが残る結果になったために、接近しやすくなる。
 クーガー・ヴォイテクは、イヴィル・ボスを攻撃できる範囲まで近づいたら。

「人生を謳歌せよッ!!」

 ユーベルコードの聖者の鉄拳を発動して、素手による超高速の大威力を、神鋼の鎧の隙間がある左目の方に向かって攻撃を仕掛ける。
 イヴィル・ボスは超高速攻撃を回避できず、直撃して、大きく怯むが、クーガー・ヴォイテクの攻撃は止まらない。
 そのまま、さらに接近をして、ユーベルコードの聖者の発勁を発動して、聖なる光を込めた拳で、殴りかかる。
 イヴィル・ボスも、さらなる攻撃に気付いて、マッチョの拳で、拳とぶつけ合い防ぐが、春日・氷華がその隙を逃すことなく仕掛ける。

「氷槍」

 その言葉と同時に、氷槍がイヴィル・ボスの右目に向けて飛んでくる。
 イヴィル・ボスは流石に回避しないと危ないと感じたのか、回避行動をしてかわすが、回避する事を予測していた春日・氷華は新たな攻撃を仕掛ける。

「……凍れ」

 その言葉を言った瞬間、イヴィル・ボスの全ての関節部分が凍結して動けなくなる。
 どうやって、凍結させたかと言うと、ユーベルコードの絶対零度(アブソリュート・ゼロ)を発動して、見えない絶対零度の冷気で動きを封じたのである。
 イヴィル・ボスは、急いで動けるようにしようとするが、パルル・ブラックベリー(腹黒フェアリー)がチャンスを待っていたかのように動く。

「まっ、待て、我が名声を聞いて」
「あ?名声だって?知るか!トップに立っていいのはパルルちゃんだけなんだよ!!威厳もクソもあるか!つかテメーがどのくらいエライのかも知らねーのにカリスマも何も感じねーわボケナス!」

 イヴィル・ボスは急いで威厳とカリスマを出そうとするが、パルル・ブラックベリーはそんなのは知らないという風に言い。

「オラ行くぞ!パルルちゃんの萌えきゅんビームを食らって萌え死ね!パルルちゃんの威光に目が潰れてしまえ!物凄い熱量だから食らった場所は焼けるだろうけどな!」

 そう言い放つと、ユーベルコードのパルルちゃんビーム(ビームヲダスノハキホンチュウノキホン)を発動し、イヴィル・ボスの右目に向かって、圧縮されたアイドルビームを放ち、イヴィル・ボスの右目に直撃する。

「ギャァァーーーーー」

 イヴィル・ボスは、右目をやられて、苦痛の叫びを上げるが、すぐには動けずに叫び周るが、すぐに動けるようになり、左目で猟兵達を睨む。

「許さん!貴様らが後悔するまでいたぶってくれる!」

 怒りと苦痛が入り混じった声で言う、イヴィル・ボスに対して。

「かくれんぼが得意そうなオブリビオンだ......。なんとなくだけど」

 シスカ・ブラックウィドー(魔貌の人形遣い)がそう言いながら、大量のぬいぐるみで総攻撃を仕掛ける。
 大量のぬいぐるみは、毒ガス攻撃を仕掛けたり、機銃で蜂の巣になるかのように撃ったり、刃物で切り刻もうと攻撃してきたり、爆撃したりと、色々攻撃を仕掛けるが、イヴィル・ボスは大量のぬいぐるみを相手に、この程度では効かぬという風に接近してくる。
 イヴィル・ボスの姿を見た、シスカ・ブラックウィドーは慌てずに次の攻撃を開始する

「行け!ボクのドラゴン!」

 ユーベルコードの双竜焔撃(エルマー・アンド・パフ)を発動させて、ドラゴンパペットの嚙付きを、関節狙いで攻撃する。
 イヴィル・ボスは小賢しいと感じているのか、イライラした様子で嚙付きを防ぐが。

「さあ、エルマー、パフ、目に火炎をお見舞いしてやれ!」

 シスカ・ブラックウィドーは目を火炎で攻撃するように仕掛けて、イヴィル・ボスの目に火炎が命中する。

「目ガァァーーーーー」

 イヴィル・ボスは手で目を押さえながら、のたうちまわるように暴れ始める。

「首、肩、肘、手首、足首、指、股……狙える関節など見えてる所だけでも無数にある。全てを守りながら戦うなど不可能。その身体、末端からバラバラにしてやろう」
「弱点付きといっても、あの鎧は油断できない。焦る必要はないからね。辛抱強く相手をするさ」

 ナギ・ヌドゥー(殺戮遊戯)と西方寺・鞍馬(帝都の昼行燈)が暴れまわるイヴィル・ボスを攻撃するために、接近する。
 イヴィル・ボスは何かが接近してくる事に気付き、両目が回復するまで、両腕と左足を使って、でたらめに攻撃を仕掛けるが、でたらめなために命中はしない。
 ナギ・ヌドゥーと西方寺・鞍馬は攻撃を見切りながら、イヴィル・ボスの関節部分に少しづつダメージを与えていく。

「苦悶の闇に堕ちし時、殺戮の宴が始まる。手首・肘・肩、最後は首関節を切断だ」

 ナギ・ヌドゥーはユーベルコードの九忌怨刃(ディストーテッド・ナイン)を発動して、攻撃の予告をすると、左足の関節を切り刻む。
 イヴィル・ボスは両足がやられたために、完全に機動力を失い、両手で悪あがきをするが。

「黒烟が吹覆う。ちょっと止まって貰おうかな」

 西方寺・鞍馬がユーベルコードの夜刀神・烟(ヤトノカミ・ケブリ)でイヴィル・ボスの動きを、妖刀から悪魔の力を込めた衝撃波を放ち、衝撃波と呪力の力で一時的に動きを止める。
 2人は止まった隙を見逃さずに、攻撃の手を高めていき、イヴィル・ボスを追い詰める。

「まっ、待ってくれ!我を見逃せば大きな名声が」
「名声か……悪いが育ちが悪いもんでな、アンタの立ち振る舞いから威厳なんて全く感じないぜ」

 イヴィル・ボスが助かりたいという意思で言ったが、ナギ・ヌドゥーは興味はないという風に言いながら、イヴィル・ボスに威厳やカリスマが無いと言ってやる。
 ナギ・ヌドゥーと西方寺・鞍馬は勝つために、同時にイヴィル・ボスに攻撃を仕掛ける。
 イヴィル・ボスは地面に倒れて動かなくなり、骸の海に消えていく。
 勝つことができたが、戦争はまだ終わっておらず、猟兵達は、新たな戦場に向かっていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年11月09日


挿絵イラスト