遊び方

【2020/02/04作成】

 それでは、第六猟兵TRPGの基本的な遊び方をご紹介します。昨今のTRPGは、どの作品も「遊びやすさ」にかなり重点が置かれていますが、本作品は、その中でも遊びやすく、初めての方でも入りやすい構造になっているのではと思います。


用意するもの


ルールブックどれか1冊。電子書籍、物理書籍共にamazon専売です。
プレイ人数2〜7人
プレイ時間1〜2時間
シナリオの用意不要
サイコロ人数✕2個の10面体サイコロ、もしくはダイスプログラム
その他人数分の筆記用具
人数分のキャラクターシートのコピー
人数分のいいねボトル&いいね石(選択ルール使用時)

 ルールブックは全部で36冊(!)刊行予定ですが、それら全てにルールが付属しているので、お好きな世界観のルールブックが1冊あれば、他の本は不要です。

 プレイ人数は2〜7人。そのうちひとりが、ゲームを運営する「GM(ゲームマスター)」という役職につきます。GMは手軽に小説家やゲームデザイナーの気分を味わえる魅力たっぷりな役職なので、初心者の方にも強くおすすめします。

 想定プレイ時間は1〜2時間と、一般的なTRPGに比べてかなり短くなっています。しかもこの時間には「キャラクター作成」や「シナリオ作成(!)」も含むので、実際のプレイ時間は1時間を切ることもしばしばです。動画向きかもしれませんね。

 ここは大きな特色なのですが、事前にシナリオを用意しなくてもプレイ可能です。もちろん、よく練られた重厚なシナリオを用意する事も可能なのですが、ルールブック掲載の「シナリオフレーム表」を振り、その指示に従っていくだけで、実際のプレイ中にも困ることのないシナリオを、ほんの数分で作成できます。腕に覚えのある方ならば、買った当日に初見でGMも余裕です。

 サイコロはなくてもスマホがあれば、ダイスプログラムで代用できます。あとは筆記用具とキャラクターシートのコピーを用意すれば完了です。いいねボトルはなくても大丈夫ですが、一体何につかうものなのか、こちらの記事で解説していますので、よければ用意してみてくださいね。


ゲームの手順



 第六猟兵TRPGのゲーム手順は、下記のようにシンプルなものです。必ず順番通りに進行するので、初心者GMが陥りがちな「やるべきことや考えるべきことが多くてパニックになる」という事態にはなりません。

1 GMの状況説明

 GMが、現在の状況を説明します。戦闘中ならば、「敵がどんな攻撃をしてくるか」を説明します。全てを細かく説明する必要はなく、次項「プレイング」の役に立ちそうな事だけ説明すればOKです。

2 手番プレイヤーのプレイング

 プレイヤーは決められた順番で行動します。手番が回ってきたプレイヤー1人が、GMの状況説明に対して何をするかを、口頭で説明します(これをプレイングと呼びます)。うまく状況に対応した行動を取れたり、敵の攻撃をカウンターできそうなものだと、次項「ダイスロール」で有利になります。

3 ダイスロール

 GMは、プレイングの内容を元に「成功率(%)」を算出します。サイコロを振って成功率以下の出目が出れば成功で、出目次第では更に良い結果が発生したり、逆にダメージを受けたりすることもあります。
 GMによる成功率の算出は、予めルールブックに記載された条件を「満たしているかどうか」で決定されるので、初心者GMでも判断に悩む事はありません(悩んだら他のプレイヤーと相談してもOK)。
 また、その項目に「ロールプレイのうまさ」は含まれていません。無理にカッコいい演技をする必要はなく、適切な行動を適切に行えば、必ず成功率が保証されます。

4 クリア条件のチェック

 ダイスロールに成功するたびに、プレイヤーが演じるキャラクターの強さに応じて、シナリオの「難易度」が削れていきます。これが「0」になるまで、プレイヤー全員で上記の手順を繰り返します。


 上記のように、第六猟兵TRPGには「この手順を繰り返せば、必ずゲームが終了する」という道筋が簡潔に記載されています。なので初心者GMでもシナリオを運営する事ができますし、裏返せば、このルールさえ守れば「他は何をやってもいい!」という意味でもあります。


 ゲームシステムも、それ以外も。
 第六猟兵TRPGは「誰も見たことのない自由」を目指します。
 どうぞ応援をおねがいします!




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