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【依頼】揺蕩うシャボンの夢路

雨野・雲珠 2020年11月11日

お、俺の知ってるクジラと違った……!

https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=29863


・甘い月夜のようなあなたと、最近夜ふかし気味の俺とで
・アックス&ウィザーズ、群竜大陸・浮遊岩諸島
・依頼が終わるまで、よきように




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雨野・雲珠 2020年11月19日
(食べ??)

はい!それじゃあ一足先に行って参りますね!(シャボン玉に貼り付いたまま、たいそうメルヘンな感じでふわーんと上へ飛んでいく)
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雨野・雲珠 2020年11月19日
四回目からは時と状況に応じた実力行使に入ります。お覚悟ください!(何やら喋りながら空高く昇っていった)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月20日
(にこにこしながら見送る)
はぁい、行ってらっしゃい。俺様もちょっと思い付いたからあとで行くと思うよ。
(くじらたちをもちもち。しゃぼんを出してもらおうとしながら)

えっ、実力行使……(なにするのか気になるから寝たふりしようかな、と思っちゃったけど言わない)
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ロキ・バロックヒート 2020年11月23日
***

あ、雲珠くんおつかれさまー。(猟書家の撃破や少女の無事の確認もそこそこ、くじらたちのところに戻ってきてた。まるまるとしたかれらに囲まれている)大丈夫だった?
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雨野・雲珠 2020年11月24日
(空中浮遊持ちの桜が、ふわ~っと微妙にゆっくり落ちてきた。拉致されてきた彼女を見送るため、上にすこし長居してしまった。理不尽への憤りと少女への心配、なにか忘れているようなもやもやを抱え名状しがたい顔をしていたが、あなたを見つけて安心した顔で笑う)
……あ、ロキさんいた!よかった、起きてらした。こわい夢見ませんでしたか?
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ロキ・バロックヒート 2020年11月25日
あっ。(寝たふりしてたら良かった。出発する前はそう思ってたのに、すっかり忘れていた)んー、こわい夢だったのかな?あれ。(首を傾げてから)……だいじょうぶ?リンゴ食べる?(もやもや顔にそっと抱き抱えたクジラを差し出す。言葉と行動がちぐはぐだけど、気付かずに)
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雨野・雲珠 2020年11月27日
その「あっ」は何への「あっ」ですか、何への。(小言めいた口ぶりは安堵の裏返しで、差し出されたくじらをそのまま抱えた。おとなしく抱かれてくれるまるっこい生命体は、しっかり重くてあたたかい)
ロキさん……今年の夏日に、田んぼのど真ん中で初めてお会いして。お墓参りのあとでアイスを食べにいって。それから、縁日でもう一回会えましたよね。それで今日。―――……で、あってます?俺、どこか抜かしてません?
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ロキ・バロックヒート 2020年11月28日
ふふー、なんだと思う?(ろくでもないことだとは気付かれてる口振りに、ちょっと笑いながら。そっとお顔を伺う)
うん。合ってるよ。なぁに、もっと俺様に会ってるような気がした?嬉しいなぁ。(からかうような言葉は、どこか深刻そうないろを解すためで)……なにか気になることでもあったのかな。(もう一匹、自分もクジラを抱えて。そっと聞く)
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雨野・雲珠 2020年12月2日
ものすごく仲良しだったのかもと思って。うんと親しい相手にするみたいに(※当桜比)話しかけてくださるから……。
(そんな風に扱ってもらえる理由が記憶にない。でも、はじめ戸惑った彼の間合いは、一見気のままのようでいて、相手をよく見ながら常に測り続けているものだと段々わかってきた。揶揄うような甘い口調、こちらに重さをかけない軽やかさ)
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雨野・雲珠 2020年12月2日
ちょっと呪詛を受けまして。今何か抜けてるかもしれないんですけど。
とりあえず、ロキさんを忘れてなくてよかったです。「どなたですか」とか……最悪すっかり忘れて、無視して帰ったりしなくて済んで。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月4日
そうかな。いつもこんな感じだから。(首を緩く傾けた)大体誰にでもこうだって云ったら、雲珠くんはがっかりするかな。それとも安心する?(それこそ、クジラたちにこうして接するように)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月4日
呪詛。あー、誰かを忘れる可能性もあったんだっけ?誰を忘れたかわかんないってこと?心当たりがない?
えっ、そんな記憶喪失みたいな雲珠くん見てみたかったなちょっと。でももし寝たふりしてたら、そのままほっとかれたかもってことかぁ。(それはそれで寂しいけど、とは言うものの。“忘れられる”ことに対して、なんとも思ってはいなさそうだった)
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雨野・雲珠 2020年12月5日
ン?(瞬いて、)―――ああ!(きっと彼を愛する人たちに、そうやってやきもちを焼かれるのだと思って。笑いながら首を横に振る)ふふふ、どちらもいいえ!
(くじらを撫でながら、考え考え)……その、見てくださってるでしょう?今は俺のことを。意識を向けて。状態を見て。やわらかく……すこしずつご自分を調整しながら話してくださる。それって地味で大変で、根気のいる……そして実と情のあるお振る舞いだと……俺は感じます。だから、えっとですね。横並び同率の方が千人万人いても、比べることはないかなって。俺は嬉しいです。ありがとうございます。
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雨野・雲珠 2020年12月5日
夢よりは大分雑な呪詛でしたから、流すのはたやすいと思ったんですけど。内容が内容だっただけに一抹の不安が……(もにゃもにゃした顔をしている。気にし始めた時点である意味負けだと、自覚があるので余計に悔しい)
そんな。俺が嫌ですからね!?思い出した暁にはたいそう凹みます。特にロキさんは、次会って謝れるかもわからないですし。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月7日
……?(笑ってる。眼をまるくして瞬かせていた。ちゃんと聞いていたのだけど、あんまりそう見られてると言われたことがなかったからか、なんて云うか思い付かなくて。どういう反応したら良いのか、考えて、考え……)えっと……(考え……)
……なんだかものすごく可愛いこと言われてるから、抱き締めてもいい?(台無し感があるが、これでもいきなり抱き締めるのは堪えた)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月7日
うーん。その呪詛もユーベルコードだったら打ち消しは効くのかなぁ。ちょーっと試してみてもいい?(クジラを片手抱えに持ち替え、軽く開いた手のひらを君に向けた)なんか君のことだからさ、そういうのそっちのけで助けに行ったんだろうね。(全く神官のことも気にせず夢に浸っていたのは呟くように口にして)
あはは。(凹むのも可愛かったろうな、とは云わないでおいた。やっぱり見たかったかも)そうかな。君が望んでくれるなら、何度でも会えると思うよ。また遊びたいしね。(緩く首を傾ける)
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雨野・雲珠 2020年12月10日
はい、えっ。抱き……あれっ?はい!(なんでそっちにいったのかわからないなりに、好意は伝わったようなので桜は喜んだ。とはいえ二人してまるまるとしたくじらを両腕で抱えていたので、馴れた動物がそうするように、横からとんと軽く肩をぶつけて)
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雨野・雲珠 2020年12月10日
そんな御技が……?お願いしたいです。試しにでも!(袴の裾をさばくと、その場にすちゃっと膝をついた。抱えていたくじらはそっと下ろす。足元は先程仲良くなった子たちに囲まれていたので、なんとなくポン○リングの輪の中っぽい)
神様は皆そんな風に仰る……「この間無視されたり、置いてけぼりにされたなあ」とか思いません?(せずに済んだからいいものの、と目を閉じながら)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月12日
えーと、ほら、言葉で伝わらないこともあると思ってさ。(なんて返したら良いかわからないぐらい――照れた、という可能性も無きにしも非ずだけれど。肩の感触にふわりと笑って)(クジラを置いて〇ンデを増やしつつ。両手を広げて、一回り小さい身体を収めた。ぎゅっとする)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月12日
もしそんなことがあっても、ほんの僅かなことだし怒んないけどな。忘れられても、もう一度遊ぼうとするかは気が乗るかどうかだし。……たぶん最初からまるで親しい相手にするみたいに、っていうのは、許す範囲がひとより広いから、じゃないかな。(動物が最初近付かないのは、警戒や諸々で受け入れる余地がないからだ。ここのクジラたちを視界の隅で見遣って思う)
(だから気にしなくても良いよと、そのまま頭を撫でようとするだろう。丁度良いからこのまま試してみようとして)ああ、眼を閉じるのは正解かも。結構眩しいし。……こないだ力加減はうまくいったから、たぶん大丈夫だよ。たぶん。(たぶん)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月12日
(重ねられた『たぶん』は助ける、ではなく、単に出来るか試したかったから。この神が手を出すとき、大抵良心ではないのである)(その裡に絡みついた呪詛を探る。君のいろを薄く覆うようなものがそれだろう。使い手から離れ、最早影響力があるかわからないぐらい弱いものだが。一瞬、光が弾けた。呪詛を解くのではなく、無理矢理に解き“壊す”。被膜のような呪詛が、ぐしゃりとひび割れて――)……終わったよ。どう?なにか思い出した?
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雨野・雲珠 2020年12月15日
―――わ、(目を丸くした後、くすぐったい子どもの声が笑う。枝が当たらないようじっとしつつも緊張のない様子は、考え考え紡いだ先の言葉よりずっとわかりやすく、あなたへの謝意と好意を伝えるかもしれない)

はい。えっ?(大人しく撫でられていたので言葉への反応が遅れた。今何回「たぶん」って言いました?と問おうとして、ひやり走った戦慄に反射で唇を引き結ぶ。ぞわぞわする。心臓を直接ゆっくり指で握られるような。害意はないとわかっているのに、理屈でない部分が精神干渉を拒む)
(けれど思わず静止を願う前に、目の前が白く弾けた。不快な膜がべりべり剥がれて息がしやすくなる。繊細なようで力技。わあ、これは真似できない……)
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雨野・雲珠 2020年12月15日
(何度か瞬いたあと、心の内側をさらうように目を伏せ)
……忘れてるかもって思うのが怖くて、さっきまで必死で今ここ以外の何も考えないようにしてたんです。……でも、
(自分が暮らす世界。「大切」という言葉で浮かんでくる全てのもの。思い出。友達。慕わしい人たち。共に見た景色。記憶を辿る抵抗感が消えていた―――顔を上げて)……もう怖くなくなりました。大丈夫だって気がします!
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ロキ・バロックヒート 2020年12月16日
ふふー。(それはもうご機嫌で君を抱き締めて、身をすり寄せるよう。枝に当てないように、はこちらも意識していたかもしれない。桜の枝って折れやすいと聞いた気がして。この角もそうかはわからないけど。じゃれるように枝をつつこうとはするものの、男の子らしい短い柔い髪を撫でる。慈しみさえある仕草で)
(その傍らで。必要とあらばひとが禁忌とするような領域に、裡へ踏み込むことに遠慮はない。本能的な抵抗すらも“ちょっと壁にぶつかったかも”程度で、物ともせずに。終われば、するりと止めるけれど――この行為こそ、何人でも下手をすれば拒絶されるだろう可能性があったことは“わからない”)
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ロキ・バロックヒート 2020年12月16日
ああ、ほんと?うまくいって良かったぁ。なるほど、考えないようにしてたんだ。それは怖かったね。(ふぅ、と小さく息を吐く。うんうん、頷いて君の言葉を満足そうに聞いていて、よしよしと褒めるかあやすよう撫でて。ふと)……ねぇ、雲珠くん。(嬉しそうなのを覗き込むよう、顔を近付けて)他にはない?だいじょーぶ?
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雨野・雲珠 2020年12月20日
(一方、「直してあげると言ったのだから、直そうとしてくださるのだろう」くらいの無警戒さでそれを受けた桜は、今の行いに潜んだ危うさに気づくこともなく)
(すごいなあと素直に感心し、良かったーとのんきにひと安心して、枝をつつかれても大人しくしている。生え際以外は感覚がないのであまり気にならないというのもある。小枝の部分こそポキポキしょっちゅう折れるものの、思いのほかしなる枝だ)
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雨野・雲珠 2020年12月20日
友達と約束したんです。もし何かあってその子がその子じゃなくなっても、俺は全部覚えてるって。(それなのに、と忘却の可能性に焦り狼狽えたのだけど。優しく「怖かったね」だなんて、流石にちょっと気恥ずかしい。恥ずかしげもなくつるっと話してしまった言葉など、まともに取り合ってくださらなくていいのにと)
?は、はい。大丈夫……だと思います。夢は見てないですし、最中は相手に腹を立てたりあの子を心配したりで忙しかったので……(けれど念を押されると、何かやらかしているだろうかと心配する程度には脛に傷持つ身で)あっ、頭が悪いとかそういう?そこは大丈夫です。いえ大丈夫ではないけど……あっ、(ふと思い至ってもぞもぞ顔を上げ、控えめに見返す)
ロキさん、どこか痛いところが?なにか変な感じがするとか。……俺で治せるでしょうか。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月21日
えへへー。(“うまくいった”のもあって。大人しいのを良いことに、撫でたり、擦り寄ったり、抱き締めたり、ねこかわいがり状態。元々スキンシップを好む性質、止めなきゃたぶんこのまま過ごしそうである)
約束。その子のことを全部覚えてるってこと?それとも、ぜんぶ?(その子、も気になるけれど。忘れることをあんなに気にしていたことに合点はいった)
……ふ、ふふ。頭は悪くないよ。だいじょうぶ。(じっと見ていたが、そこは否定して笑って)ううん、俺様はなんともないよ。でもさ――そんなに良い子にしなくても、お利口にしなくてもいいのに。不安なことや怖いこと、わがまま、云ってくれたらいいのに。雲珠くんがどんなものを見せても、嫌ったり軽蔑したりしないのに――そう、なんとなく、思って。
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ロキ・バロックヒート 2020年12月21日
(ひとつひとつの言葉に、君の背中を撫でて言ってから)ああ、でも。忘れたことが気になるって、いろいろ、ちゃんと言ってくれたから……今は良いのかな。(首を傾けた)
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雨野・雲珠 2020年12月31日
(されるがままだった桜は、言われた内容にふと困惑する。含む意味まで理解したからだ。つまり、取り繕って取り繕ってやっとこれ……という現状の体たらくまでお見通しなのだろう。耳が熱くなる。恥に似ていた)
それは―――駄目でしょう。あ、いえ。駄目ではないです。そんな風に言っていただけると甘いような気持ちになりますし……ひょっとしたらロキさんは、さして負担なく受け止めてしまえるのかもしれませんが……(言葉に悩む間があって、)……見栄なんです。よい子に―――もっと言えば、善良で親切で、何の心配もなく背を預けられる……そういう、善い桜になりたいのです。そう在ろうとする努力まで捨てて甘えることを、俺はよしとしません。
(恥のまま逃げるのを思いとどまり、思いきって腕を回していちどぎゅうと力をこめた。このほうが伝わる気がしたのだ)(肩を並べて隣を歩き、時にその背を支えたい人たち。あなただってその一人なのだと)
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雨野・雲珠 2020年12月31日
(ぱっと離れて、)堅苦しすぎるとか、お題目すぎて鼻につくということでしたら、改善に向けて努力します。『清濁併せ飲んで腹芸もできる』なども、俺の目指すところのひとつですので。
(片手で懐いてくるくじらをぽよんぽよんバウンドさせながら照れている。大分頑張ったほうだ)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月3日
(いろんな言葉をおとした唇は、軽く閉じて。じっと聞いていた)うん。(間があった時に、促すように相槌を挟んだだけ)(抱き締められた時は蜂蜜色を丸くして、嬉しそうに笑った。もっとしてくれたら良いのに、と思いつつも離れた君は追わない。ちょっと名残惜しげだけど)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月3日
……うーんとね。うーん。(どう言ったら伝わるのだろう。考える間がこちらも)雲珠くんが断るのはわかってたから、大丈夫だよ。目指しているものに向かって努力してる最中だって。清いことだけを見ているんじゃなくて、自他の濁りも見詰めているんだと思う。立派だと思うし、きっと君は優しくて頼もしい大樹に成るだろう。 でも、なんで言ったかっていうと……(照れているさまを眺めて、にっこり笑って言った)雲珠くんが未熟だとかじゃなくてさ。そうやって頑張ってる子に甘えてもらうのが大好きなんだよね。
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ロキ・バロックヒート 2021年1月3日
たまにでも良いから、甘えに来てくれると嬉しいな。なんにも言わなくても良いし、望むならなんにも聞かない。雲珠くんが甘えてあげても良いかなぁって時でも良いからさ。(肩を並べるなら、背を支えるなら、お互いに。そう言いたいにしてはどこかズレている言葉を続けた)
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雨野・雲珠 2021年1月7日
甘えてもらうのが大好き。(いっそ無邪気な響きと笑顔に目を丸くして、思わずオウム返した。年上の役割、大人としての義務、神様のおつとめの内―――そういう理由ではないということだろうか?)
つまり、……えっと、今現在こうして甘やかされている身でこんな言い方をして恐縮なんですけど。ご趣味でやってらっしゃると?
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ロキ・バロックヒート 2021年1月9日
んー……、(趣味だよ。そうあっさりと返しても良かったし、間違ってもなかった。けれど、たぶん引っ掛かりがあるからこうして聞かれているのだと。誤魔化そうとしてやめた)なんていうかな。本能っていうか。……結局のところ、ひとの願いで生まれた神様だからさ。頼られたり、甘えられたり、願われたり。そうされるとどーしようもなく嬉しいんだよね。(信仰心みたいなものだろう。疑似的な)ただ、無理にそうしてくれっていうのも、違うしねぇ。(難しいね、と。ことりと首を傾げた)
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雨野・雲珠 2021年1月26日
甘えとか、頼ることとか。心の柔らかいところなんて、優しくてきれいなものばかりじゃないでしょうに……(ふと、あなたの足元に目を落とした。ひとところに長く留まれず、あなたの意思とは関係なくどこかに行ってしまう足)(神様の制約と因果なんて、どなたが決めたんでしょう?)
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雨野・雲珠 2021年1月26日
ロキさんが仰ってることもわかるんです。今やれと言われると困ってしまうんですけど……(見透かされているような気持ちになって、自然と視線が落ちる。相手が誤魔化すことを許してくれているのは、何となく感じ取れるのだ)……でもその、俺大体ばればれでしょう。いくら心で見栄を張りたいと思っても、態度とか仕草とか顔で。そんなですから、心配御無用と言い切るにはあまりにお粗末な自覚もあって……既に十分甘やかして頂いてると思うんですけど……(ううんと首をひねり、ふと思いついて)「ロキさんといて楽しいなあ」とか思う気持ちは、また収まりどころが別口でしょうか?
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ロキ・バロックヒート 2021年1月28日
うん。そうだね。知っているよ。(ゆるく頷いて、君の視線の行く先に首を傾げてから)
あ、なんか困らせちゃってる気がする。(はた、と思い至ったみたいに)応えようとしなくても良いんだよ。なんていうかな、甘えることが悪いことだと思わなかったらいいなっていうか。雲珠くんが甘える度に自分が駄目なんだって落ち込んだりしないといいなぁっていうか、君が自他共に認める非の打ちどころのない子でも、言ったかもっていうか……(うーんうーん。言葉って本当に難しい)
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ロキ・バロックヒート 2021年1月28日
――ふふ、それは俺様もそうだよ。(嬉しそうに、ふわりと微笑んだ)雲珠くんといて楽しいから、なにかしてあげたくなるのかも。(収まり所なのかは、そうかもしれない。きっと変になにかしなくっても、君と過ごせればそれで良いのかもしれないから。もう少し考えてから)
あ、そうだ。(ぽん、と両手を合わせ)こうしよっか。雲珠くんが、じゃなくて、俺様が雲珠くんに甘えるの。どう?
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雨野・雲珠 2021年2月7日
困っては―――、(否定しようとして、きゅうと短い眉尻を下げた。困っている気がする。でもかけてもらった言葉自体は優しい。嬉しいものだ。甘やかされている。何に困っているのかうまく言葉にできない)
心の動きがバレバレなくせに、心の内を晒すのは苦手だと言うのは滑稽に見えるでしょうけど……せめて言わずにおきたいんです。よいものではないので。心の吐瀉物みたいなものなので―――あ、患者さんの吐瀉物とか全然平気ですけど(それはそれ、と手を動かし)ロキさんが受け止めてくださるだろうって信じていられることと、俺があなたに向けて吐きかけるのはまた別っていうか……
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雨野・雲珠 2021年2月7日
は!俺はそちらのほうが好きです。頼みにしてもらえたり、俺が守らなきゃって思う時、うんとやる気が出ます!(パッシブスキル:守り桜)
(すっかり懐いてくれたくじらたちを一通り撫でて、ぴょんと立ち上がる。そろそろ戻らないと、グリモア猟兵も戻る頃かもしれないと)
ロキさんは甘えていいよって仰るけど、俺はもう十分甘やかされてるなあって思うから「これ以上?」って思うんです。見せてください、お手本!
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ロキ・バロックヒート 2021年2月9日
困ると思うよ。だって、君があげたくないモノを頂戴って言ってるんだもの。それも君の為なんかじゃなくてさ。(吐瀉物は言い過ぎじゃない?なんてごく軽い調子で首を傾けながら)だから、君があげても良いよってものを強請るの。――ふふ、やっぱりそっちの方が良さそうだ。(少し振りの笑顔と輝く桜空の瞳を眼に、蜜彩を細めて笑う)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月9日
ああ、随分長居しちゃったねぇ。(同じく、くじらを置いてよいしょと立ち上がった)
お手本?ふふ、お手本になれば良いけどさ。(実はひとに甘えるの下手だと思うんだよねぇ――なんて主観は今は言わないでおいて)じゃあね、手を繋いでくれる?(ぱ、と手を出した。引いてってもらうつもりだ。けれど、断られたとて気にしないだろう)
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雨野・雲珠 2021年2月10日
あげるあげない以前の問題です。さすがにゲロ(※概念)はちょっと……。もし俺が未熟ゆえにおえーって(※概念)なってても、見て見ぬ振りをしていただけたほうがありがたいです。武士の情け(※概念)で……。
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雨野・雲珠 2021年2月10日
はい!(伸ばされた手自体はたやすくとって、歩き出そうとして。しかし悩むような、何とも言い難い顔であなたを見て首をかしげた)
……ロキさんのなさる甘えって、実は甘えじゃなくてこちらへの甘やかしだなって俺感じるんですけど……こんなのでちゃんと、甘やかされてるって感じます?
(ちょっとした要求を、叶えてもらう方と叶えてあげられる方。どっちが充足するかというと、後者のほうではないだろうかと)
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ロキ・バロックヒート 2021年2月11日
えー、そうなの?(認識の違いからだった。首を傾げながら)うん。わかった。(どこまでわかったかわからないような頷きもする)
(手を取られて、嬉しそうに笑って付いて行こうとして。蜂蜜色を瞬く)……手を引かれて、ふたりぶんの行く先を決めてもらうって、すごーく甘えてるんじゃ、ないのかな。……違うのかな。
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雨野・雲珠 2021年2月15日
(光るような蜂蜜色を見返して、今度はこちらが瞬く番。そんな風に考えたことなどなかったのだ。いかにも妖精種族らしい白い細い指が、確かめるようにあなたの手をにぎにぎして)
……急に責任重大な気がしてきました。ご無事に―――ひとまずは、グリモアベースまでお連れします!それでね、ごはん食べて帰りましょう。
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ロキ・バロックヒート 2021年2月16日
(君の手よりはひとまわりぐらい大きいだろうけど、細っこい浅黒い指がきゅうと握り返した。そのまま付いて行くつもりで)
ふふ、そうでしょう。うずくんが引いてくれる先に俺様も往くんだもの。 うん、うん。ごはんも良いねぇ。連れてってよ。(君がさよならやおやすみなさいを云うまで。もしくはそれが気紛れを起こすまで)(――うずくん、と幼げに名を呼ぶ甘えたようなこえも。きっと少しずつ重みを以てゆくだろう)
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雨野・雲珠 2021年3月13日
【雨野雲珠による独言】

「最初は、大切なことをいとも簡単に忘れてしまうことがある――という可能性を知ってしまったことに動揺していたのだと思います。忘れないってヨシュカくんとお約束したばかりでしたし。誰のことも……何があっても、俺は何も忘れないからって思ってたのに、敵からの干渉であっけなく忘れたりしてしまうことがあるのかしらって」
「結局その時、俺が何を忘れていたかはわからないままでしたが。あ、そういえば……ユーベルコヲドで治してもらうというのも初めてでした。ロキさんてするする入ってくる感じがして。甘い飲み物みたいな……何も嫌だとは思わない感じが、逆にすこし怖いような」
「………えっと」
「こうして一人になった今も、あの時何をあんなに戸惑ったのか、うまく言葉にできなくて……」
「……ずっと考えているんです」

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(揺蕩うシャボンの夢路……未だ手探りの夢路)
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