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【日々徒然:11】師走、南天

境・花世 2019年12月4日




しじまのうちに降りだした雪が、
世界を真白く柔らかに染めていく。

待ちかねたように軒先に跳ねるのは、
南天の目をした雪兎たちの群れ。

――やがて凍えた指が融けるまで、
火鉢の炭はあかあかと燃え続ける。




短文雑談。RP推奨。
前後の流れは気にせずどうぞ。






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境・花世 2019年12月4日
(それはある日突然屋敷に現れた。火鉢に櫓、冬の夜で染めつけたような濃藍の置き布団。人呼んで冬の最終兵器――またの名を炬燵と云う)
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境・花世 2019年12月4日
なぜかここから一歩も動けない……罠……?
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蘭・七結 2019年12月5日
(鎮座した置き布団を纏っている佳人をじいと眺めて) ……まあ。これがコタツというものかしら。一度入ったら抜け出せないと、そんな言い伝えを耳にしたわ。
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イア・エエングラ 2019年12月5日
(卓にぺたんと溶けている)(ぬくい)(ちょっと出た手が招いた)……不思議ね。謎を解明しに、七結もおいでよう。
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縁城・陽 2019年12月5日
(首までつかってごろごろだらだら)これがエンパイアの最終兵器……あ、ミカンとってくれねーかー?
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テイア・ティアル 2019年12月6日
……此れはいけない。もう何だか全てが億劫だ。ナユも一緒に入ろう。ぬっくぬくだぞう。(おみかんに手を伸ばし) はい、ヨウ。
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雅楽代・真珠 2019年12月6日
人の子は、それ、好きだよね。(離れた所で正座している如月の膝で、如月に剥いてもらった蜜柑を口に運んで貰う。)
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レイッツァ・ウルヒリン 2019年12月6日
あったかーい!これは皆が動けなくなるのも分かるね。僕もみかん食べようっと。
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リル・ルリ 2019年12月6日
(とてててーとかけていったヨルが、しゅっと暖かな炬燵に潜り込む。すーぱー式神ぺんぎんなので、暑さもへっちゃらなのだ!)
こたつ。こたつ、だ。(自身の尾びれをちらっとみてから、真珠にいさんの横あたりに座る。そっとみかんに手を伸ばし――)
脚のある子は、こたつがすきなんだ。あったかいのは、良いね。(みかんの剥き方がよくわからない。ぐにぐに)
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境・花世 2019年12月7日
人魚さんたちが正解だ……これはじんるいをほろぼすひみつへいき……!秋に採れた種の整理とか、大掃除とか、たくさんすることあるんだけどなあ。困ったなあ。(てろんとゆるんだ顔でヨルを撫でる)
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蘭・七結 2019年12月7日
ぬっくぬく。おふたりと、ひみつのへいきに呼ばれているわ。謎を証明しにゆきましょうか。(誘われる手の方へと歩を進め、そうと中へと)
……わあ。これは、動けないわ。(ぬくい) (まるで蕩けるよう)
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可惜夜・藤次郎 2019年12月7日
ははは、懐かしい光景だ。室内全体が温まれば炬燵の魔力も落ちるもんだが、この平家に火鉢だと厳しいか。炬燵組はちゃんと水分も取るんだぜ。(自身はよいせと火鉢の側に腰を下ろした)
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テイア・ティアル 2019年12月7日
そうさな、二足歩行は大体好きなんじゃないかい? 水分は大事だ、あとは寝さえしなければ大丈夫さ、誠に恐ろしく眠くなるのだけれどね。(ぐにぐにしてるリルを見て) ……嗚呼、リル、もし良かったら貸してみてくれるかな、ばばあが剥こう。
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ベスティア・クローヴェル 2019年12月8日
(賑やかな声に誘われて顔を出すが、ひとつのテーブルにせせこましく座る姿を見て不思議そうに首をかしげる)そんな一か所に固まってなにをしているの? 部屋は広いのだから、もう少し有効にスペースを使えばいいのに
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榎本・英 2019年12月8日
やあ。皆とても幸せそうな顔をしているね。(炬燵の中で温まる顔を眺めている)確かに広い部屋でこうやって固まっているのはとても不思議だね。炬燵の魔法と云うやつかな。
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境・花世 2019年12月8日
これは炬燵が人類を一網打尽にしようとした結果なんだ。(ちんつうなおももち)だけどひとりくらいは抗える勇者がいるかもしれない。七結はやられてしまったけど、ベティと英はどうかな?
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境・花世 2019年12月8日
はっ、藤次郎神からの託宣。確かに、周りがあったかければ炬燵の魔法を相殺でき……(戸の向こうで吹き荒ぶ風の音がする。冬の深まるにつれてますます冷えこむに違いなく) ウン、春になれば抜け出せるね。
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リル・ルリ 2019年12月8日
ていあ。テイアいいの?みかん、むいてくれる?それは助かる(ありがとう、と微笑んで、ぐにぐにしたみかんを彼女に渡そうと)
ヨルもすかり、こたつに食べられてしまったからな(花世になでられ、ごきげんに。こたつの中でおしりをフリフリしているようだ)ふふ、春まで、こたつ眠?
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レイッツァ・ウルヒリン 2019年12月8日
春は遠いね……こたつ眠しちゃったらいつの間にか春になってたりしないかな?あっでもそうすると雪合戦が出来ないや。(ちょいちょいと手招きして)ベティさんも入ってみるといいよ、まるで外に出る気がしなくなってしまうから!
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ベスティア・クローヴェル 2019年12月9日
あぁ、それ暖房器具か。最近めっきり温度が下がって、人には厳しい季節だものね。(吹きすさぶ風でカタカタと揺れる戸を眺め、炬燵で温まる面々へと視線を戻して顔を綻ばせる)私は寒さには強い方だから、遠慮しておくよ。もっと寒さに弱い人を入れてあげるといい
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縁城・陽 2019年12月9日
テイアさんきゅー。(うけとりむきむき)………んー…(もっきゅもっきゅ)……んま。しあわせー……(もぞもぞ)オレもうこたつの子になる。暑くなるまでコタツだしっぱでいーんじゃねーかー?
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蘭・七結 2019年12月10日
水分摂取。水分はだいじ、ね。気をつけるわ。(眠気の悪魔に誘われて、睫毛の影が昇降をする)(あまりにも、ぬくい)
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イア・エエングラ 2019年12月11日
やあ、そんなら僕はすっかり温まったからベティと交代しよかしら。水分が大事というからお茶でも淹れてくるために。おこたの子。まあこんなにすくすくと、(すっかり温石となって感心しながらそろりとこたつを抜け出た)あ、そだ、そだ。干し柿もとってこよ。春まで籠城するのだもの、準備がいるものな。
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榎本・英 2019年12月11日
ふむ。とても魅力的な誘いだが、私も遠慮しておこう。炬燵の魔力にやられてそのまま寝てしまいそうでね。蕩ける面々を見るだけで満足だよ。失礼するよ。(蜜柑に手を伸ばした)
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テイア・ティアル 2019年12月13日
嗚呼、勿論だとも。(リルから受け取ったみかんを真ん中を残して上と下を横にぐるり、剥いて。一箇所だけ切れ目を入れて取りやすい様に一個ずつに実をほぐした) ほうれ、出来たぞう、お食べ。
然し本格的に寒くなって来た、猫も入れてやりたいなあ。
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可惜夜・藤次郎 2019年12月15日
部屋全体を温めるのが難しいなら、鍋でも囲んで身体の芯からあったまれば多少はマシなんだろうが……おや、イアはえらいな。(名残なく抜け出した様子に、ならばと己も火鉢の横から腰を上げ)おれも手伝おう。干し柿が出来ているなら、何か簡単に作るのも良いな。
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ベスティア・クローヴェル 2019年12月16日
私は大丈夫だといったのに…。とはいえ、せっかくイアが譲ってくれたのだし、少しだけ入らせて貰おうかな。(干し柿を取りに行くイアを見送って、先ほどまで座っていた場所に入り込もうとすると猫がスルっと中に入っていった)噂をすればなんとやら、か。よかったね、テイア。大好きな猫が遊びに来てくれたみたいだよ。
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リル・ルリ 2019年12月17日
わぁ、テイアは器用だ。みかん、ありがとう。
ふふ、甘くて美味しい。(ぱくりぱくり、橙の果実を食んでは、ご機嫌に尾びれをぴらり)

猫も、こたつで丸くなった?
みんなが一緒なんだ。たくさんたくさん、暖かくなるね

藤次郎のいう、なべというのはあたたかいもの?
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亀甲・桐葉 2019年12月22日
(かららと戸を開け覗いてみれば、人で埋まったこたつとおみかん。それからねこ。冬のよき景色に、霜焼けた鼻先をもっとあからめて)こんにちは。しばらく寝込んでいるうちに寒くなって……おこた、いいですねぇ。ねこちゃん用のおやつも、入用だったりするでしょうか……(ねこにむしろ構ってはもらえないだろうか、という下心まるだしに近寄ってみる。うとうと傾くいくつかの首を、にこにこ眺めながら)
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境・花世 2019年12月23日
わあ桐葉、鼻のとこつめたそう。一刻も早くこたつでぬくもるのが今のきみの仕事だよ、ねこはあったかいひとのところにくるからね。(ぴろんと布団の端を持ち上げながら、) ――干し柿! いいね、お酒もあったら春までこたつむりとしてりっぱに生きていける気がする。
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イア・エエングラ 2019年12月27日
ねこ、ねこ、ねこも入ったかしら。ねこのよにぬくくて融けた子が、沢山だろか。(褒められたのに上機嫌、持ち出した干し柿のせた盆片手に覗き込みつつ――足がたくさんなのが微笑ましい)……やあ、ねこ、良いところにおさまったねえ。ベティも桐葉もよくよくあったまってね。熱燗に鍋まであったら極楽かしら。お鍋は、……エンパイア風ポトフみたいな、ものかしら。
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亀甲・桐葉 2019年12月31日
どこの世界でも冬は色々と霜焼けちゃいますね、えへへ……わぁい、おしごと。お仕事ならば仕方ないですよね。しかたない。
(持ち上げられたお布団に、大人しくすぽりと入って。ねこのように丸まったその中から、はたらく白藤色と薄群青へ申し訳なさそうに)
あ、おふたりも寒いでしょうに……すみません、いただいてます。お酒もお鍋もぽかぽかになれますから、用意するならお手伝いしますよ。あ、アースだと色んな味があるんですよ、おなべ。リルさんのお好きな味もあるといいなぁ。
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境・花世 2019年12月31日
わあ、イア、ありが――、(さっそく干し柿へ手を伸ばせば、舌の上でじんわりと甘い陽の味が蕩けだした。仄かに入り混じる酒精の芳醇なことといったら!) ラム酒に漬けようって言ったのだれだっけ……? 天才……? どうしよう、お鍋の前に干し柿でお腹いっぱいになってしまうかも、あまりにもおいしすぎる。
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境・花世 2019年12月31日
でもリルの人魚生初鍋と聞いたら張り切らざるをえない。せりと鴨のお鍋にして、締めはお蕎麦で熱燗添えて年越しっていうのも乙だよね。うん、だいじょうぶまかせて、こたつむりといえど一時的に出るくらいはできる。(もぞもぞと温い布団から出ようとがんばっている。もぞり、)
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榎本・英 2019年12月31日
嗚呼。鍋。食べたいね。あれはとても良い物だよ。一つの鍋の中に沢山の具がぐつぐつと煮込まれているんだ。それにとても温まる。熱燗も良い。嗚呼。何か入り用なら取ってこようか?(炬燵を背負う面々見渡し、挙手をした)
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境・花世 2020年1月1日
(安寧の地より決死の覚悟で這い出たこたつむりと、最終兵器から無事に逃れた幾人かが連れ立って厨へ消えた暫しあと――香ばしい湯気と歓声が部屋のなかへ満ちて、冬の夜は賑やかに更けていった)
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境・花世 2020年1月1日
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