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デースデデースデスデスデース!

#UDCアース

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#UDCアース


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●デスデスデース!
「デ~スデ~スデスデスデ~ス。」
 松明の光がほのかに灯る薄暗い洞窟の中、白いローブを身に纏った怪しい集団が謎の魔法陣を囲むようにして珍妙な歌と踊りを見せていた。
 傍から見れば、なにやらやばいブツでもキメているんじゃないかとしか思えない光景だが、彼らの表情は真剣そのもの。三時間が経過しようというころ、とうとう魔方陣が光りだした。

「ボス!儀式成功デス!これで世界はデスに包まれるデス!」
「みんなのおかげデース。ようやく私の野望が果たされる時が来たデース……。」
 魔方陣の放つ光がよりいっそう強くなる。ボスと呼ばれていた男に雷が落ち、轟音と共にもくもくと白い煙が上がる。その煙が晴れたとき、そこに立っていたのは邪神。
「デースデデースデスデスデース!デスデデデースデデッデデース!」
「デデデデースッ!?ボス化け物になっちまったデス!?」
「いや、違うデス!これはデデス神デス!ボスは神になったんデス!」
「「「デデデデデデーーーースッ!!!!」」」
 シリアスな空気を微塵も感じさせない、謎の盛り上がりを見せる一同たちであった。

●グリモアデース!
「これが、私が予知した全てデス。君たちにはこれからUDCアースに向かってもらうデス。……すまない、デスが感染ってしまったようデース……。」
 グリモア猟兵、錬金天使・サバティエル(賢者の石・f00805)が語るあまりのデス濃度の高さに、唖然とする猟兵一同。ひょっとして馬鹿にされいるのではないか?と思うのも無理はない。

「デス……君たちが言いたい事は分かっているデース。……だが事態は本当に深刻なのデス。」
 真剣な面持ちでサバティエルは猟兵たちに今回の事件についての資料を配っていく。それによれば、こんな話らしい。

 デスティニー・デストラクション・アソシエーション(通称デスデス教団)は、現教祖デデ・デ・デース3世(通称ボス)が立ち上げた神デデスを信仰する団体デス。このストレス社会をデスの力で明るく(デース!)楽しく(デース!)生き抜くのデスゥ~(こぶしを利かせる)をモットーにしているのデス!
 1ページ目を読んで、猟兵の一割が手元の資料を地面に叩きつけた。無理もない。

 予知によれば、その目的を果たすために、というのは建前デス。デスデス教団は99%その場のノリでデデス神顕現の儀式を行うのデス。しかも失敗するのデス。なぜか邪神が出てくるのデス。それだけじゃ飽き足らず顕現した邪神はデスナイズされてるのデス。人類等しく皆Deathデス。
 次のページを読んで、猟兵の三割が手元の資料を地面に叩きつけた。無理もない。

「そんなわけデス、君たちには邪神復活を阻止するために動いてもらうデス。」
 それらをまるで意に介さないかのように、サバティエルは説明を続ける。この図太さは、デスの侵食による影響かもしれない。

「デス、ここで問題が一つあるデス。儀式がどこで行われるかまるでちっとも見当さえつかないのデス。」
「でも良いニュースと悪いニュースがあるのデス。良いニュースは唯一位置を特定することに成功したUDC組織のエージェントがいるのデス。悪いニュースはそのエージェントが敵の手に落ちたということデス。資料五ページを見て欲しいデス。」

 小粋なジョークをスルーして該当のページを開く。
 どうやらUDC組織エージェントはデスデス教団の支部の一つに捕らえられているらしいデス。
 デス、当然現地にはデデス神の眷属たるデス信者たちがいるのデス。デスので侵入する時は何かしら作戦を立てておくべきだと思うデス。※追記デース!信者は基本的に何事にもノリがいいのデス!人生をエンジョイしているのデス!

 どんどん増していくデス濃度に頭を抱えている猟兵たちだが、いつの間にか辺りはUDC世界。
「そんなわけデス。邪神復活とデスの風評被害阻止のため、頑張ってほしいデス。」


あまみつ
 あまみつデス。
 語尾に"デス"と聞いて、皆さんは誰を思い浮かべるのデスかね?
 見ての通りゆるい感じのシナリオデス。バトルとかは意外と真剣になるかもデス。
 自由に楽しんでいただければ幸いデス。
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第1章 冒険 『現代に潜んだ古代の闇』

POW   :    正面から侵入、UDC組織の一員を救助

SPD   :    眷属をスニークキル等で倒しつつUDC組織の一員を救助

WIZ   :    眷属を誘き寄せる罠を仕掛けながらUDC組織の一員を救助

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

劉・甜
(時々言葉が間違っているのは誤字ではなくそういうロール)
資料読んでるだけで頭が痛くなてくる連中デスネ……。
しかし、こんなふざけた連中でも邪神を呼び出してしまう危険文七には変わりないデス。
ともあれ、まずは捕らわれたエージェントを救出するデス。
……なんデスカ? は? ボクは信者じゃないデス!!!

まったく失礼な……いや、ナルホド。(何か思いついた顔)

UDCに教団の使う白いローブ用意してもらて、信者になりすましマス。
そして霊符【離魂】、ローブ来てしまえば中身はわからないデス。
これでニニンリキ、10倍パワー!
エージェントの居場所を信者から聞きだすのデス。
バレそうなたら手刀でお眠り頂戴デス。



「なかなかエージェントは見つからないデスネ。意外とセキュリティがちゃんとしてるアル。」
 劉・甜(修行中・f05966)はデスデス教団の白いローブを纏って信者に成りすまし、エージェントが捕らえられている支部への侵入を果たしていた。
「想像してたより広い建物デス。意外ともうかてるデス?」
 甜と共に調査を行うものが一人。甜と瓜二つの容姿。呪文を書いた霊符から呼び出された、もう一人の甜であった。
「支部がいくつもあるらしいからネ。……?向こうでなんか揉めてるデス。行ってみるデス。」

「なんデスカ?何揉めてるデス?」
 信者を装い、通路でなにやら集まっているデス信者たちに話しかける。デス常用者の甜にとってはお手の物だ。
 加えて、分身と二人で行動していること。これにより、デス濃度des(=デス/㎥)が倍、いやさ10倍にもなり信者達の警戒を完全に解いていた。
 さて、今信者達があわてて話している内容。このタイミングで話題になることといえば、探しているエージェントか、あるいは……、
「実は何人か侵入者が来ているみたいなのデス。」
 そう。猟兵たちの誰かが、発見されたか、である。甜が期待していたのは前者であったが、後者の場合もまた想定していた。
「侵入者デスか?本当デス?どこにいるデス?」
「正面玄関の方デス!暴れているやつらがいるのデス!」
「それは大変デス!ボクも向かわないとデス!先行ってるデス!」
 あわてた振りをしながらその場を走り去っていく甜。向かう先は、正面玄関とは逆方向の上階。
 見つかった者に警備が集中すれば、その分他が手薄になる。敵がどこまで事態を把握しておくかを確認するための質問だったのだ。
「まずは捕らわれたエージェントを救出するのが先デス。悪く思わないで欲しいアル。」

成功 🔵​🔵​🔴​

シャレム・アルカード
フハハハ!デスが感染している者もいるようだが、大公たる我には効かぬ!見るがいい、デスを前に我の口調は微塵も揺るいでいないデース!!
……ん?

と、とにかく気を取り直して作戦デース!
我は正面から堂々と行くつもりデス。
我が誇る武装収容棺『ヘカトンケイル』……いや、『デス・ヘカトンケイル』を伴って侵入するデス。
我は寛大故、いきなり武力で突入するようなことはしないデス。我がカリスマを以てすれば民を説き伏せることなど容易いことデース。
無論、大公に失敗など許されないデス、いざという時は『デス・ヘカトンケイル』をバイクに変形させて強行突入するデース。



「フハハハ!」
「「「デデデス!?何者デース!?侵入者デース!」」」

 デスデス教団支部正面玄関。困惑する信者の前に立つのは棺を背負った小柄な青年、シャレム・アルカード(ダンピールのガジェッティア・f09897)。
 こそこそ隠れて忍び込むなど大公たる我のすることではないとばかりに、真正面から堂々と乗り込んだのである。

「フハハハ!落ち着けデス者ども!我は武力を行使するつもりはないデス!おとなしく我が軍門に下るがいいデース!」
 シャレムの取った一手は説得。我がカリスマを以てすれば民を説き伏せることなど容易いと、多勢の信者達を前にして怖気づく様子は微塵もない。多少デスに侵食されつつあるが、致デス量(脳が完全にデス化してしまうとされる発デス量。一般人の場合は1000デス/日とされる。)には程遠いので問題は無いだろう。
「なめるなデース!我々が従うのはデスとデデス神だけデース!」
「ほう、これを見てもそう言えるデス?」
 シャレムが背負った棺を下ろす。ずしん、と確かな重量感を感じさせるそれに、周囲の信者達に緊張が走る。そう、この棺こそが武装収容棺──、

「"デス・ヘカトンケイル"デース!」
「「「デデデデース!!?かっちょいいデース!」」」
 デス・ヘカトンケイルであった。
 シャレムは信者達のリアクションに手応えを感じたのか、一気に畳み掛けんとデス・ヘカトンケイルから内蔵武装を次々と取り出し始める。
「これが、88mm内蔵砲"タデス"デス!」
「「「デース!クールデース!」」」
「これが"タナデス"デス!これが"アイデス"デス!」
「「「ファンタスティックデース!」」」
「そして、好みに刻まれた傷跡こそが!デス痕(デスィグマ)デース!!」
「「「デデデデーーース!!!!」」」

 もはや、この場の信者達は完全にシャレムの圧倒的カデスマの前にひれ伏していた。
 なればすべきことは一つ。信者達を率い、エージェント奪還の命を果たすのみ。デス・ヘカトンケイルをデス・バイクに変形させ、信者達を導くのデス。
「デス!行くデス者ども!我に続けデース!!」
「「「デース!」」」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユキ・コシイ
…デース!(最後まで聞いた後に資料を叩きつける)
なんという…ノリだけで生きてそうな奴ら…デス。
デスが…反面門戸を広く空けてそうな集団なのデス。
デスリスペクトに溢れた【パフォーマンス】を見せれば…潜入は可能、そう踏んだのデス
白いローブを纏って直接接触を試み潜入、エージェントの接触と救出を試みるのデス。

【ボクらはようやく気付いたのデス。デスは世界を満たすのデス!】
『デスから公報としてデスを布教する手伝いをさせて欲しいのデス』
「……デース…」

…ついでに即興で考えた…デスなテーマソングも披露して注意を惹きつけるのデス

「デエエエェェエエエス!!世界はデスで染まりぃいいい!!」

…流石にドン引きされるデス?



デスデス教団、リラクゼーションルーム。食堂や礼拝堂からも近いその場所は、いつも大勢の信者達が集まる憩いの場。その中央のステージに、銀髪の儚げな少女……いや、女性が一人。
【デスデス教団のみんな、こんにちはデス!ボクらはテレ彦くんと、】
『ナノ山さんデス。こんなに集まってくれて嬉しいデス!』
「……デース…。」
 飛び込みのパフォーマーとして潜入したユキ・コシイ(失われた時代の歌い手・f00919)は、得意の腹話術を披露していた。
 デスリスペクトに溢れたパフォーマンスを見せれば、信者達も快く迎え入れ、潜入は用意であろうとの考えである。

【……それで、ボクらはようやく気付いたのデス。デスは世界を満たすのデス!】
『デスから公報としてデスを布教する手伝いをさせて欲しいのデス。』
「……デース…。」
 事実、それは正しかった。見た目のかわいらしさだけでなく高度な技術を兼ね備えた腹話術は、万能の言語調味料たるデスと組み合わさったことで、会場中の関心を一点に集めていた。

【ではここで、聴いてもらいたいものがあるデス!】
『"デス"をイメージしたテーマソングを作ってみたのデス!』
 おおっ、と信者達がどよめく。ここまでのパフォーマンスにより、彼らの期待感はかなり高まっていた。
「……聴いてください。"デ・デデスデス"。」
 ……とはいえ、ここまで腹話術での会話がメインであったため、ユキ本人の外見とあいまって信者達からは若干の不安も伺えたが……、

「デエエエェェエエエス!!世界はデスで染まりぃいいい!!」
 そんな不安など、一息で吹き飛ばされる。先程までの儚げな印象とは打って変わった力強さを持つその情熱的なシャウトに、聞いているものは皆魂をびりびりと揺さぶられた。
「こんな悲しみ溢れるこの世界でええぇぇえええ!何を信じぃいいい!!何を愛せばいいのデスかあああぁぁあああ!!」
 "デス"が世界へと解き放たれる。外の廊下を歩いていた者たちですら、その足を止める。近くで聴いていた者たちにいたっては、自然と涙を零していた。彼らの理想が、確かにここに存在しているのだ。
「人はそれをおおぉぉおお!"デス"と言うのデスウウウゥゥゥウウウウ!!!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

数宮・多喜
デスデスうるせー!
スニーク?潜入?あいつらいわゆるエンジョイ勢なんだろ?
どうせハイテンションなんだから、
こっちもテンション上げてかないとダメだろ!
もちろんここは正面突破!
サイキックブラストの電撃をばらまきながら、
バイクで支部に突っ込むのデス!…ん?
その後は単純。エージェントを救出!と行きたいけど
アタシはあくまで陽動。うまく救出できればラッキー程度に考えて
支部施設の中で暴れまわるのデス!…です?

ほらほら、デスデスばっかり言ってるんじゃねーデスよ!と
相手をあおりまくってやるデス!…デス?
なんかおかしいような感じがするけど、だいたいそんな感じデス!

【アドリブ改変大歓迎】



「おらおらぁ!早く逃げないと轢いちまうぞぉ!」
「「「デデデデース!?逃げるデース!」」」
 デスデス教団支部一階の廊下。当然車両立ち入り禁止であるが、そんなことはお構い無しとばかりにおんぼろバイクの駆動音が響き渡る。
 非常識なバイク乗りの名は数宮・多喜(人間のスターライダー・f03004)。正面玄関からバイクに乗ったまま突撃を行った彼女は、そのまま現在まで陽動として暴れまわっていた。

「ここまでくれば安全デース。」
「なんなんデスか!あいつは!」
 多喜に追い立てられ、階段を上れば安全だと、ようやく一息ついた信者たち、しかしその平穏も長くは続かない。
「デスデスうるせー!」
「「デース!?」」
 多喜の脅威のドライビングテクニックで、おんぼろバイクは階段すら軽々と駆け上がる。立ちはだかろうとする信者も、サイキックブラストの電撃で吹き飛ばし、もはや彼女の走行を妨げるものは何もない。ただし、

「ほらほら、デスデスばっかり言ってるんじゃねーデスよ!……デス?」
 強行突破には代償は付き物である。この場合はまさに、
「なんかおかしい気がするデス!?なんでアタシまでデスデス言ってんデス!?」
 デス・インフルーエンス症(短時間に多量のデスを服用したことにより引き起こされるデス感染症の総称)に犯されてしまったのである。その高い機動力により多くの信者と接触したことが裏目に出たか。
 こうなってしまっては、この場を離れるしか治療の術はない。多喜はバイクのギアを上げ、運よくエージェントを発見できることを祈り駆け回る。
「クソッ!こうなったらさっさとエージェントを救出してさっさと出て行ってやるデス!」

成功 🔵​🔵​🔴​

我人・百四子
楽しくするのは嫌いじゃないけれど、邪神は見過ごせないわ。
野望は打ち砕いて見せるのデース! やだ、私まで……。

私は彼らの気を惹きつけることにしようかな。
食堂に潜入して料理を振る舞うわ。
テンションが高い人たちにはやっぱりお肉。それも王道のステーキね。
ただ美味しいだけの料理じゃ響かないからインパクトも考えないといけないわ。
丼ものにして口にかき込みやすくして、ご飯との相性もよいデミグラスソースを使い、真ん中にはDの旗を立てたこの料理の名前は――
「デミグラスソース・ステーキ丼……またの名をデス丼デース! 皆さんに食べて欲しいデース!!」
デスりたい(?)人たちを煽ってお替わりも勧めるようにするわ。



デスデス教団食堂。ハッピーに過ごすためにはごはんは大事デス!とのことから、ボリューム,価格,味の三拍子がそろっていることに加え、メニューも豊富という理想的な食堂である。一般人からもその評判は高く、外部からもわざわざ食べに来る者がいるほどである。
 そんな食堂において、一際人々の関心を集めているメニューがひとつ。

「本日限定、デミグラスソース・ステーキ丼……またの名をデス丼デース! 皆さんに食べて欲しいデース!!」
 このメニューを考案したのは我人・百四子(ifの世界・f02684)。信者たちの気を惹くためシェフとして潜入した彼女は即、新メニューを開発。デスデス教団の脅威のフットワークの軽さとあいまって即日提供に至ったのである。

 まず目を惹くのは、どんぶりの中央に堂々と鎮座するステーキ。A4ランクの国産黒毛和牛を200g、デスデス教団の誇る巨大鉄板にて豪快に焼き上げたそれは確かな歯ごたえを残しつつも筋っぽくなく、一度口にすれば濃厚な肉汁がぶわ、と溢れ出す。
 そこにかけられたのは、百四子特製のデミグラスソース。摩り下ろしたりんごを隠し味として取り込んだことで、ほのかに混ざる甘い香りが食欲をそそる。ごはんとの相性も良く、ボリュームがあるのにもかかわらずするすると食べることが出来る。

「デース!とんでもなくうまいデース!」
「デスデス!お箸が止まらないデス!」
 食堂のいたる所から湧き上がる絶賛の嵐。百四子シェフの、
「もし私がデスデス教団の信者たちのようにテンションが高い人たちだったら、お肉を中心にがっつりと食べたいと思うわ」
 との考えから生み出されたこのメニューは狙い通りの大ヒットであった。
 後々、デス丼がこの食堂の正式メニューとして採用され、定番メニューの一つとして残り続けることになるのはまた別の話である。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『遥か高き導』

POW   :    壁を壊したり板を渡し道を作り上げる。敵をなぎ倒し進む。

SPD   :    障害物をよじ登ったり潜り抜ける。ダクトなどを使い秘密裏に潜入する。

WIZ   :    道具やシステムなど使い道を開く。事前に構造や警備を調べ最適なルートを選択する。

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

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 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

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第二章オープニング執筆中です。完成までしばらくお待ちください。
●なんやかんやあったようデス。
「皆さんのおかげで助かりましたデス。ありがとうございましたデス。わたしの名前はデースデ・デース。UDC組織のエージェントデス。」
 猟兵たちの活躍によって、なんやかんやで監禁されていたUDC組織のエージェントを救出することに成功したようである。

「デス。早速デスが、今回わたしが調べていたことについて説明させていただくのデス。」
「彼らデスティニー・デストラクション・アソシエーション……。通称デスデス教団は元々、ただのお気楽な集団ではなかったのデス。少なくとも教祖のデデ・デ・デース3世は今もそうなのデス。」
 これまで出会ってきたデスデス人間とは大きく異なった、エージェント……デースデの口振りに猟兵たちの空気が引き締まる。
 デースデの語る内容は酷くまともなことだった……。教祖デデ・デ・デース3世は過去に両親を失い、他にも悲しい過去があったこと。教祖は世界に絶望し、救いを求めてデスデス教団を設立したこと。当初の真面目な教義では人は集まらず、お気楽な路線に変更せざるを得なかったこと。世界を変えるため、邪神にすら縋ろうとしていること……。
「……どんな大儀を掲げようとも、邪神に手を出したらおしまいなのデス。」
 そう語るデースデの表情は、どこか寂しそうに見えた。

「……デス。早速脱線してしまったのデス。本題に戻るデス。」
「そんな理由から教祖は邪神を復活させようとしているのデス。……自らを邪心の依代として。」
「彼らが儀式を行う場所……それは東京にある支部の一つ。デスと煙は高いところに昇るとの言葉通り、支部の中でも最大の高さを誇る東京デステニータワーの最上階で行われるのデス。」
「当然信者たちの警備も厳重デスが……所詮お気楽デス初心者デス。デス合の衆デスのであなたたちのようなデスの民なら赤子の首をデスるよりも容易くあしらえるはずデス。デスデスするのデス。デスデス。」
 真面目なトーンのままこれまでのノリに戻りつつあることで、猟兵たちの間に微妙なデースが流れ始める。
「……わたしの名前でお気づきのものも居るかもしれないデスが、実は教祖デデ・デ・デース3世……本名デスデス・デースはわたしの兄なのデス。」
 またも急にシリアスな流れになったことで、猟兵たちの間に流れるデースがカオスなものになりつつある。デデースは特に気にしていないようだ。
「邪神に手を出した以上、死んでしまっても仕方のないことなのデス。……デス。デスが……どうか、兄を助けてやってほしいのデス。」
 デデースの話を最後まで聞き、まかせてくれ!と猟兵たちは声を張り上げる。強引にテンションをシリアスに持ち直したようだ。
 だが、これから飛び込む先はお気楽系デスの巣窟。再びテンションをデス化せねばならないのだ。がんばれ猟兵たち。負けるな猟兵たち。

【あまみつより】
 お待たせして申し訳ないのデス。
 相変わらずのギャグパート第二章デース。
 楽しんでデスデスしていただければなんやかんやで最上階までたどり着いていると思うのデス。
 これまで採用されなかった、参加していなかった方々も遠慮せずに参加して欲しいのデス。デス。
ユキ・コシイ
【WIZ】
いやあ…あんなに熱心に歌を聴いてくれると、気持ちいいデス。歌手冥利に尽きるというもの…デス。
しかし目立った分隠密や工作も難しそうデス…
流石にデスデス教と言えど大事な儀式中に面会させて欲しいデス❤️で通してくれそうなほど甘くなさそうデス。

…大事な儀式……
…【大変デス!教祖様が大事な儀式なのにコンタクトレンズ置いてったのデス!】
『メガネではなくキメ時はにはコンタクトする人だったのデス!知ってびっくりしたのデス!』
「私は…(鎧装騎兵特有のプラズマ推進機で)みなさんより…早め着けるので、ルート…教えて欲しいのデス」

……まさか、まさかねえ…でも一応…やってみるデスか。



東京デステニータワー内部。デースデースとデスデス教団信者たちの鳴き声が響き渡るそこを、猟兵たちは各々のやり方で最上階の儀式場を目指し進んでいた。
【警備の人がいっぱいいるね、ナノ山さん。】
『それにこのタワー、凄く高いよ。このままこそこそ進んでたら間に合わないね、テレ彦くん。』
 物陰に隠れて作戦会議を行っているのは、ナノ山さんとテレ彦くんことユキ・コシイ(失われた時代の歌い手・f00919)の腹話術人形である。ユキもまた、最上階を目指す猟兵の一人であった。

【でもどうするの?ユキが歌ってるところtwitterとかにあげられちゃったし、隠密とか工作も難しそうだよ、ナノ山さん。】
『任せてよ!ボクにいい作戦があるんだ!ごにょごにょごにょ……。』
【なるほど!さすがナノ山さんだね!】
「…まさか、まさかねえ…。でも一応……やってみようか。」
 そういうことになった。ちなみにこの作戦会議、腹話術人形に自意識があるわけではないのでただの寸劇である。

【大変!大変デース!】
「「「デデ!?どうしたデース!?」」」
 ぜえぜえと息を切らしながら駆け寄ってきたユキに──切迫した状況に見せるための演技であるが──、信者たちは疑うことなく心配した様子を見せる。
【大変デス!教祖様が大事な儀式なのにコンタクトレンズ置いてったのデス!】
『メガネではなくキメ時にはコンタクトする人だったのデス!知ってびっくりしたのデス!』
 もちろん口からでまかせである。でまかせであるのだが、
「「「デデデデース!?それは一大事デース!!」」」
 あっさりと信じたようだ。この結果にはまさかひっかからないだろうと思っていたユキもびっくりである。
 まあうまくいったのならいいか、と一呼吸置き、気を取り直して事前に決めておいた台詞を読み上げる。
「……デス。私は…みなさんより…この、ステージ衣装に…内臓された…プラズマ推進機で…早めに着けるので、ルート…教えて欲しいのデス。」
「わかったデス!特別に迷子になったときのために描いておいた地図を差し上げるデス!」
「……ありがとう。」

 地図を受け取り、ユキは足早にその場を立ち去る。
【こんなにうまくいくなんてびっくりだね、ナノ山さん。】
『さすがにこの組織大丈夫なのか不安になるね、テレ彦くん。』
「……デース。」
 信者達がそもそも教祖は眼鏡をかけていなかったのに気付いたのは、この3時間後のことであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

劉・甜
お兄サンを助けるためには、なるべく早く屋上に行きたいデス。
遠回りはあまりしたくないデスネ。
また霊符【離魂】で作ったボクに協力して貰いマス。

偽ボクは、見張りに缶コーヒーを渡してネギライの言葉かけるデス。
そして、向こうを見てくるデス、と他の通路に行くデス。
そこで見張りにボクが駆けていきマス。

今ここにボクが来なかたデスカ!?
バカ! そいつがル……じゃなかた、侵入者デス!
ボクは教祖様をミマモリ(お守りの間違い)に行くから、アンタはヤツを追うデス!

と、こんな感じで行けばダイジョブて日本のアニメーションで学んだデス。
あ、偽ボクはついでに見張り倒して地図を奪て持てきてネ。



「ううう……ヒマデース。疲れたデース……。」
 展望台へと続く階段の前で、デスデス教団信者は一人溜息をつく。
 デデス神降臨の儀式(実際には邪神召喚の儀式であるが)のため、栄誉あるエリート信者の一人として警備の仕事を任されたのはよかったが、その仕事といえば誰も来ない階段の前で一人突っ立っているだけ。まだ警備開始から一時間とたっていないのに、早くも信者の心は折れつつあった。

「お互いお仕事大変デスネ。大丈夫デス?」
 そこに声をかけたのは、教団のローブに身を包んだ中華風の少女。信者の振りをしてこのデステニータワーに侵入した猟兵の一人、劉・甜(修行中・f05966)である。
「ま、きっともすぐ儀式も終わるデス。それまでお互い頑張るデス。これ、差し入れデス!」
 甜は信者ににこりと微笑み、手を包むようにして優しく温かい缶コーヒーを手渡した。
「それじゃ、ボクは向こうを見てくるデス!」
「あっ!ありがとデース!」
 脇の通路へと去っていく甜を見送る信者の声が少し上ずっていたのは、きっと聞き間違いではないだろう。ここだけ切り取れば、甘酸っぱい青春の一コマかあるいは缶コーヒーのCMのようである。

「待てーい!ルパ……デース!」
 当然このまま終わるわけはなく。新たな人物が息を切らせて飛び込んで来るのである。その人物はなんと、信者が先程まで顔を合わせていた少女、甜以外の何者でもなかった。
「今ここにボクが来なかたデスカ!?バカ!そいつがル……じゃなかた、侵入者デス!」
「デース!?ぐえデース!痛いデース!?」
 突然の展開に目を白黒させる信者。それに対し甜は勢いのまま容赦なく信者を突き飛ばし、階段を上っていく。
「くっ!このままでは教祖様の命が危ないデス!ボクは教祖様をミマモリ(お守りの間違いである)に行くから、アンタはヤツを追うデス!」

「な、なんだったのデス?……そうデス!さっきの子を追わないとデス!」
 信者はしばらくの間あっけに取られていたが、先程二人目の甜に言われたとおり、一人目の甜が向かった通路へと走り出す。そして曲がり角に差し掛かったところで──、
「チョワッ!」
「ぐえーデース!」
 甜の見事なキックが信者の横っ面に入り、その意識を奪っていった。
「作戦成功デス。さて、何か良いもの持てないデスカネ。」
 種は簡単。たった今信者を撃退した一人目の甜は霊符で生み出された甜の分身であった。先程のは全て、信者の警備に隙を作るための策であったのだ。
「地図発見デス!早速合流するデス!」
 そうして、信者の持ち物から地図を発見した分身は、本体の元へそれを届けるためその場を後にしたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜
【アドリブ改変大歓迎】

【SPD】
こ、これ以上の信者との接触は危険なのデス…
かくなる上は接触しなくて済むルート!
そう!タワーの外壁を登るのデス!!
…ん?無茶だ?できない?
そんなのやってみなきゃ分からないデース!
止めてくれるな信者(ブラザー)たち、
アタシは教祖のもとにたどり着いてみせるデスよ!

ゴッドスピードライドでまずは外壁の鉄骨部分を登攀。
傾斜が厳しくなったり90度を超える箇所に差し掛かったら
内側の鉄骨部分へ移動したりしてルートを確保。
とにかくタワーの外部を伝うことで頂上を目指します。



諸君はエクストリームスポーツを知っているだろうか。傍から見れば自殺行為に等しい無理を通す、危険な大人の戦いである。今ここに、そんな戦いに挑もうとする者がいた。
 挑戦者の名は数宮・多喜(人間のスターライダー・f03004)。彼女はこれ以上のデス侵食を避けるため、あろうことかバイクで高層タワー外壁を登っていこうというのである。まさにエクストリーム!
「無茶だ?できない?そんな言葉は聞き飽きたデス。やってみなきゃ分からないからこそ面白いんデス!」
 彼女の愛機、宇宙カブJD-1725の最終整備を行いながらインタビューに答える彼女の瞳からは、確かな情熱と強い決意が感じられた。そこには死への恐怖など微塵も感じられない。

「それじゃ、行ってくるデース!」
 ユーベルコードにより宇宙カブが変形、グリップ力重視の形態となりタワー攻略へと挑む。
 多喜は一切の躊躇なくアクセルを踏み込み、ウィリーの状態で壁に突っ込んでいく。あわや大事故と観客達が目を背けるが、いつまでたっても衝突したような音は聞こえない。目を開ければ、そこにはすでにタワーの四分の一を上っている多喜の姿があった。宇宙カブJD-1725がこの形態をとれば、90度までの壁ならば問題なく走ることが出来る。問題になるのはここからだ。

 四割ほど進んだところで、一旦突き出した鉄骨部分に乗せる形でバイクを止めた。多喜が見上げた先には第一展望台の下部。360度突き出した床がまるでねずみ返しのように立ちはだかる。
 ここを越えるには現在の形態では不可能。そう判断した多喜はバイクを後輪が大きめの形態へと変形させた。
 グリップ力が落ちたことで、これまで走ってきたような外壁を駆け上がるのも難しい中、多喜は再びアクセルを踏む。この状況、少しでも体勢を崩したりコース選択を誤れば即、落下。かといって速度を落とそうものならば同様の結果に陥る。
 そんな極限の緊張感の中、とうとう問題の第一展望台、その直前に差し掛かる。
 多喜の体がぶれ、バイクが外壁から浮き上がる。迷いがそうさせたのか?いや、違う。返しを越える為に跳躍したのだ。
 だが、事はそう簡単ではない。返しを越えた先にあるのは垂直な壁。ただ飛び越えたのでは接地出来ずにただ落下するのみ。
 そこで事前にバイクを変形させたことが活きる。多喜は空中で一回転することで、展望台の角部分を避けた上で後輪を接地させることに成功したのだ。

 観客達からいっそう大きな歓声が上がる。しかし、多喜は未だ油断していない。体勢を崩せば即死であることに代わりはないし、まだ一つ目の関門を越えたに過ぎないのだ。
 本当の戦いは、ここから始まるのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

御狐・稲見之守
なんかえらいミーム汚染が拡がっちゃないかデース。まあいいデス、早いがとこ邪神復活を阻止してどっかの実の字みたいな有様を止めるのデス。

[WIZ]UC「神隠し」に【忍び足】で姿を消して上に上がって行くデス。これで問題なく行けるデス……ムゥ、それだけじゃつまんないデース。

途中で寄り道してくデス。姿が見えない状態でそこら辺にいる教徒に「デスデスデスデス…」と囁いて邪神のフリをしてみるデス! コールオブデスデス。あわよくばそれで上へのルートを教えてもらえるとありがたいデス。



猟兵たちが様々な策を弄してタワーを進む中、御狐・稲見之守(お稲見さん・f00307)はユーベルコードで姿を消し、忍び足で歩くという堅実な手段で順調に、順調すぎるほどに歩を進めていた。
「ムゥ……、なんだか拍子抜けデース……。」
 問題があるとすればせいぜいデスに侵されていることくらいである。順調なのは良いことだが、それが過ぎれば悪戯心の一つも生まれるというのが人情である。お狐様ならなおさらだ。

 そんなわけで、稲見之守はせかせかと忙しそうに動き回っている信者の一人に目を付けると、その背後にそろりそろりと忍び寄り、こう囁くのだ。
「デスデスデスデス……聞こえるデスか……聞こえるデスか……今お主の脳内に直接語りかけているのデス……。」
「デデース!?」
 信者は驚いて辺りを見回すが、声の主は姿を消した稲見之守。いくら探しても見つかるはずもなく、ただそこに"何か"がいる気配を感じ取れるのみである。
「デスデスデデース……わしはデデス神デス……」
「デデデデース!!?デデス神さまデース!?私の元に現れてくださるなんて光栄デース!!」
 そんな状況が幸いしたか、あるいは元々神に祭り上げられた経験が活きたのか、はたまた信者が能天気すぎるからか。とにかく信仰対象を名乗る稲見之守を信者はまるで疑うそぶりを見せない。
 こうなった以上、この立場を活かさぬ道理はないと稲見之守は信者に尋ねる。
「デースデスデスデス……わしを呼ぶ者がいるから来たのデスが迷子になってしまったデス、上へのルートを教えてもらえるとありがたいデス。」
「喜んでご案内させていただくデース!こちらデース!」

 こうして、稲見之守は見事に最上階への直通ナビゲーター兼フリーパスを手に入れたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『『灰霞の剣』ヴォル・ヴァ・ドーズ』

POW   :    焔を焚く者
真の姿を更に強化する。真の姿が、🔴の取得数に比例した大きさの【灰色の焔 】で覆われる。
SPD   :    灰霞の剣
【灰霞の剣 】が命中した対象を燃やす。放たれた【霧とも霞とも見える灰塵の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
WIZ   :    焔・灰・剣(BLAZE ASH BLADE)
【焔か灰か剣】が命中した対象を切断する。
👑17
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は吾唐木・貫二です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


※第三章オープニング執筆中デス。1/6中に書いてしまうつもりなのでしばらくお待ちくださいデス。
「デ~スデ~スデスデスデ~ス。」
 デスデスタワー最上階。それはグリモア猟兵の予知した光景そのもの。松明の光がほのかに灯る薄暗い洞窟を模した部屋の中、信者達が謎の魔法陣を囲むようにして珍妙な歌と踊りを見せていた。
 すでに儀式開始から三時間近い。そう、今や儀式は佳境に差し掛かっていた。
(もうすぐ……もうすぐデス。この身に邪神を宿し、私が新たなる世界を創造するのデス……!)
 教祖、デデ・デ・デース3世はもう儀式の成功を確信していた。その思考はすでに自身が作り上げる理想の世界に飛んでおり──、

「「「そこまでデース!」」」
 それを阻むのは猟兵。このタワーを駆け上がってきた彼らがドアを蹴破り、儀式場へとなだれ込む。
「く、くせ者デース!であえであえデース!」
 警備をしていた信者達が押さえようとするも、所詮は一般人。猟兵たちの力の前に、ばったばったとなぎ払われていく。
「これで、終わりデース!」
 一人、いち早く信者たちの壁を乗り越え、全力の一撃を魔方陣に放った。
「「「デデデデデデーーース!!!!」」」
 その衝撃に、儀式を行っていた信者達が吹き飛ばされる。魔方陣も床ごと破壊され、もはや儀式場の役目を果たさないだろう。
 これで、全てが終わったかに見えた。しかし。
「も、もうだめデス、おしまいデース……。」
 教祖がよろよろと立ち上がり、青ざめた顔で天井の方を見つめる。その視線の先にあったものは、
「デースデデースデスデスデース!」
 それは邪神。教祖の身に邪神を宿すことでコントロールしようとされていたそれは、不完全な形で召喚されたことで制御不能な怪物と化していた。その邪神の名は──、
「『デスデースのデス』デス・デ・デース……暴走しているのデス……。」
 "『デスデースのデス』デス・デ・デース"らしいです。絶対違うと思う。
【あまみつより】
 はじまったデス第三章。
 この戦いがどういったものになるかまるで分からないのデス。
 シリアス寄りかギャグ寄りかプレイングに書いていただけるとありがたいデース。
 これまで採用されなかった、参加していなかった方々も遠慮せずに参加して欲しいのデス。デス。
ユキ・コシイ
(少しだけシリアス)
皆…見て。あれがデスデス教の神であるはずがない。
今から…私がそれを証明する。

ユーベルコード「デ・デデスデス」のシャウトと共に質問
「あなたは私達を助けにきたのですか?」
「あなたは『デスデースのデス』デス・デ・デースですか?」
(使うのはどちらか1つだけでもOKです)
UDCの怪物で有れば…ダウトである可能性が高いと踏んでる。
ダメージが入ればこいつにはデスの魂がねーデス!と指摘
信者を狼狽えさせる事で…彼らの妨害阻止も狙います。

辛い時、苦しい時、誰かの力を借りるのは悪いことではない。…ですが、相手は選ぶべき…
そうしないと…ヤのつく団体に、お金を払い続けるような有様になる…デス!


御狐・稲見之守
デデ・デ・デースデスデスデス。
デス、デースデデッデスデス。

[WIZデス]
デスデデスッデスデス。
「フォックスファイア」デデスデース!
デス、デデスデスデースデス。

デス……デースデスデスデデース。
デースデス、デデスデス。

【シリアス寄りデース】


数宮・多喜
【アドリブ・連携・改変大歓迎】【シリアス寄り】

へっ、間に合ってよかったぜ。
デスデス言うのは置いといて、邪神のヤバさは変わらないからね。
まずはバイクの機動力を生かして、サイキックブラストで牽制。
後ろに誰かを乗っけながらでもいいね。
ある程度電撃が広がったら、大技の準備。
なるべく他の人の発動にタイミングを合わせるようにするよ!
とどめになるならよし、ならなくても大打撃ならいいさ!

これで終わったら帰るだけ、なんだけど…
…あれ?そういやここ、高層タワーの最上階だよね…?
バイク、どうやって下ろせばいいんだろ…?
【…シリアス寄り?】



「そんな……。あんな、ものが……デデス神さまだというのデスか……?」
 衝動のままに暴れまわる邪神デス・デ・デース。あまりに禍々しいその姿を目の当たりにして、デスデス教団信者達は皆へたりこんでいた。
 無理もないだろう。救世主たる神を呼び出すはずが、逆に世界崩壊の引き金を引いてしまったのかもしれないのだから。
「皆…見て。あれがデデス神であるはずがない。」
 だが、その空気を劈くように荒々しい旋律が響き渡る。それは一度この世界で奏でられたイントロ。その曲の名は"デス・デデスデス"。
「こんな悲しみ溢れるこの世界でええぇぇえええ!!」
 歌うのはユキ・コシイ(失われた時代の歌い手・f00919)。その華奢な体のどこから出ているのだろう、魂の篭ったシャウトが人々の心を揺さぶる。気付けば信者達もデース、デースとコールに参加している。
「あなたは私達を助けにきたのですか?」
 間奏の間に邪神へ投げかけた質問。それはユキのユーベルコード。歌を聴いた身で、偽ることは許さない。
「デデデデデーッス!!」
 だが誤算が一つ。そこにあるのは言語の壁。意味を解さぬ質問にどう答えようとその罰は矮小なもの。邪神の"デスデスの剣"から放たれた炎がユキを包み込む──!

 その炎を一台のバイクがぶち抜いた。
 バチバチと音を立てる電気を纏ったその機体は宇宙カブJD-1725。数宮・多喜(人間のスターライダー・f03004)はトップスピードで炎とデスを置き去りにし、窮地からユキを救い出していた。
「へっ、間に合ってよかったぜ。」
 後部座席に乗せたユキに大した怪我がないことを確認し、多喜は邪神を睨みつける。邪神もまた多喜に狙いを定め、次なる炎を放つため剣を振りかぶる。
「しっかりつかまってな!」
 トップギアのままバイクを走らせ、放たれた炎を紙一重でかわしていく。タワーの外壁を上り詰めたその機動力は背中にユキを乗せていようとも衰えることはない。
「!まずいっ!」
 それでも、ピンチは訪れる。広がっていく炎が徐々に逃げ道を塞いでいく。その影響を大きく受けるのは間違いなく多喜だ。バイクへと炎が迫る。一つは邪神の剣から、もう一つは──、

 二つの炎が激突する。それらは二人の手前で止まり、激しく燃え盛る。
「危なかったのう。もう少しで黒こげじゃったゾ。」
 もう一つの炎を放ったのは同じ猟兵。御狐・稲見之守(お稲見さん・f00307)の狐火が炎を相殺し、二人を守ったのである。ただ防いだのではない。二人に命中したように見せかけ、さらに炎で二人の姿を隠す──そんな高度な技術である。
「サンキュー、助かったよ。」
「ありがとう…ございました……」
 礼を言う二人に、稲見之守はうむ。と軽くうなずくと、すぐ近くで燃え盛る炎越しに邪神の動きを見つめる。どうやら今の一撃で二人を倒したと思いこんだようで、他の猟兵へと矛先を変えている。

「さて、ここは一つ協力せんか。合体技でやつを倒すんじゃ。」
 相手が強大な以上、闇雲に向かって行っては勝てない。ならば同じ旅団の仲間同士手を取り合い、コンビネーションで攻略するしかない、と稲見之守は提案する。
「いいけど、どうすんだい?合体わざと言われても、アタシたち何の用意もしてないけど。」
 多喜の尤もな意見に対し、稲見之守はにんまりと笑う。その目が自分の方へと向けられていたので、ユキは顔をこわばらせた。
「ふふふ……実はな?ごにょごにょごにょ…………。」
 その作戦を聞いた二人の顔はまさに、目を丸くするという言葉がぴったりであった。

 依然として暴れ続けていた邪神が振り返る。旋律が耳に入ったからだ。それは逆転へのイントロ。
「「「デス、デーデデース!デスデーデデデース!!デーデーデデーデーデデーデデデース!!!」」」
 変形した宇宙カブJD-1725に立つのは、ユキ,多喜,稲見之守の三人。ソロで駄目ならトリオで挑むまで。

「デデデース!」
「デスデース!」
「デスデスデース!」
 彼女達のステージが歌声に呼応し、飛来する炎をすり抜ける。狐火と電撃がばら撒かれ、進んだ道を彩ってゆく。

「デス、デーデデース!!」
 ユキが先程と同じく邪神に問いかける。言葉が通じない相手ならば、歌に乗せてしまえばいいのだ。己が存在を偽った邪神は罪に焼かれていく。

「「デスデーデデデース!!デーデーデデーデーデデーデデデース!!」」
 二人が唱えた聖句にあわせ、周囲に巡った電撃と炎が邪神を襲う。それは二人の力が合わさり、38倍の炎雷の檻となる。

「「「デスデス!!デスデス!!デーデーデーデーデース!!!!」」」
この新曲こそが、彼女達の合体技。"デスデス・デデデデース"。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ムルヘルベル・アーキロギア
(シリアスかギャグかでいうとツッコミ)
うむ、あれか? 猟兵どももみな植物系のなんか吸ってしまったのであるか?
ワガハイ来る場所を間違えたやもしれぬ……いやいや、とはいえ邪神を放っておけぬ、加勢するのだ!
「ええいデスデスやかましい! いっそ灰燼に還してくれる!」
〈全力魔法〉および〈高速詠唱〉で【ウィザード・ミサイル】を使用、全弾ありったけ叩き込んでくれるわ
「どうだ、これぞ智慧者の一撃デース! ……いや違う、一撃である!」
油断するとワガハイもうつってしまいそうであるな……
猟兵たちは本当に大丈夫なのであるか? これ実は邪神のユーベルコードとかそういうのではないのデース? いや違う!! デース!


エドゥアルト・ルーデル
■UC
WIZ

■戦闘
(ギャグ)
邪神なんざ呼びだしちゃなぁ…無闇やたらとこうなるワケDEATHヨ?
という訳で後処理の為にも殺ってヤルDEATH!
FPSめいた動きで銃撃戦DEATHぞ!ライフルなりで頭部をスナイピングだ!

敵が焔・灰・剣を振り上げた辺りで邪神がお戯れのバグで異様に縦に伸びる、土遁バグ等
【荒ぶる挙動】を起こして動きが封じられますぞ
挙動が荒ぶってるのに動きが封じられる…?

こ…これは…怒りじゃ!神の怒りでござる!!邪神召喚は重いからな…
物理演算の神もお怒りだ!

アドリブOKですぞ



「うむう……これは一体どういった状況であるか?」
 デスデス響く戦場の中、今や数少ない正気を保った常識人、ムルヘルベル・アーキロギア(宝石賢者・f09868)は困惑を隠せない。
 ここに来るまで頼もしい仲間達が次々とデスをキメて頭がハッピってゆく光景をずっと見せられてきたのだ、実は気が弱い彼にとってそれは恐怖以外の何物でもないだろう。

「顔色が悪いようでござるが、大丈夫ですかな?」
 そんなムルヘルベルに声をかけたのはエドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)。
「よかった、ワガハイ以外にも正気を保っているものがいたのであるか。」
 ムルヘルベルは安堵の溜息を漏らす。うさんくさい喋り方の知らないおっさんとはいえ、そのいかにも歴戦の兵といった風貌と数少ないデスに侵されていない猟兵である。信用できると判断するのも無理はない。
「ワガハイは大丈夫である。それよりも今は敵に集中しなければいけませんな。」
「お互い大変でござるな。こういうときこそ我々年長者がしっかりしないといけないでござる。」
 見栄を張るムルヘルベルと、余裕のあるエドゥアルト。二人並んで邪神へと立ち向かっていく。邪神も二人に反応し、焔・灰・剣三種の攻撃で迎撃を狙う。そんな時だった。物理演算の神が降臨成された。

「デス・デス・デデデデデデデ……」
 邪神の動きがフリーズする。
「な、が起こ、て……のでああああああ……るか!?」
「こ……れれれれは怒りじゃ!神の怒かかかかかでござる!!」
 挙動がおかしいのは邪神だけではない。猟兵たちもまた動きがカクついたり突如ワープしたり大変なことになっている。邪神召喚は重いからな……、特にこんな人が多いところではサーバーがやばいことになるのも当然だ。邪神もなんか壁に激突している。猟兵もだ。

「まとととな人間に出会え……会えたと!……そ灰燼に還してくれrrrrr、」
 もはやまともな突っ込みもままならず、来る場所を間違えたやもしれぬとムルヘルベルは後悔を新たにしつつも百本の炎の矢を邪神に打ち込んでいく。
「ううううだ、これぞれぞれぞれぞ智、、、者のいげげデース! ……いいいやう、一撃であであでででででででででデース!」
 この状況でそんな技を使えば処理落ちするのは道理である。

 この後動作が軽くなるまで十分ほどかかり、そのあいだデスをループで聞くことになった二人はすっかりデスに侵食されてしまうのだがそれはまた別の話である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

御狐・稲見之守
(f12020、式神・白雪童子を召喚する)
デスデス、デスデスデース。
デスデースッデスデス、デースデスデス、デスデスデス!

UCフォックスファイア デース!
デスデス、デースデデスデス。

……デスデーデースデスデス。
デスデーデスデデス。


式神・白雪童子
(f00307、御狐稲見之守様に召喚されて)
式神・白雪童子、主の勅命により此処に…
あの稲見様……はい? "ワシの言うことを通訳しろ"、ですか?
えっと、はいわかりました……。

”どうやらワシらの歌の力がとどいたようじゃな”
”もう一息じゃ、パワーを狐火に!”

あ、はい。UCフォックスファイアを使い
稲見様の狐火と合体させて邪神にぶつけます。
え、あっえっと……いいですとも!

”自身で自身を御すことも叶わぬ哀れな邪神め”
”燃え尽きてしまうがいい”

……と、稲見様は仰られてます。


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】【シリアス寄り】

ああもう、しぶとい奴デスね!
ってまた口調が…!ええいもう、こうなったらやけくそデス!
サイキックブラストをまたばらまきながら牽制して、
隙を見て邪神目がけてバイクごと突っ込むデスよ!
デェェェェェェェスゥゥゥゥゥゥゥ!

あ。
突っ込み終わった後のこと?そういや考えてなかった…
アタシ、ちゃんとタワーに着地できるのかな?



「ああもう、しぶとい奴デスね!……ってまた口調が……。」
 激化する戦いの中で──主にサーバーが重くなったせいであるが──仲間とはぐれてしまった数宮・多喜(疾走サイキックライダー・f03004)。
 戦闘が開始してから30分、猟兵たちの容赦ない攻撃に晒され続け、ボロボロにもかかわらず邪神は攻撃の手を緩めない。猟兵たちの疲労が大きいのももちろんだが、時間をかければそれだけデスに汚染されてしまうのだ。多喜の頬を冷や汗が伝う。

「デスデスデスデース。」
「ん、あれは……稲見之守!」
 そんな中、視界にはぐれた仲間の姿を認め、駆け寄っていく多喜。しかし、
「デス、デデスデスデス。デデ、デースデース。」
「……なんて?」
 なんということでしょう。御狐・稲見之守(お稲見さん・f00307)はもはや完全にデスに取り込まれてしまっていたのです。
 デストリオソングと物理演算バグが掛け合わされた無限デースコンボ(幸い多喜は自分のパートでなかったため免れた)が侵食を急速に進めてしまったのである。
「デス、デス、デデースデス。」
 しかし、稲見之守も対策を講じていた。デスデスと共にお札を掲げると、ぽむん!とファンシーな音と共に式神・白雪童子(白拍子・f12020)が召喚された。
「式神・白雪童子、主の勅命により此処に…」
「デデス、デ、デデデデース。」
「えっ?あの……稲見様?」
 稲見之守のデースに白雪童子は困惑を隠せない。無理もない。突然呼び出されたと思ったらデスの洪水をワッと浴びせかけられたのだから。
「デデ、デスデデース。」
「"ワシの言うことを通訳しろ"、ですか?……えっと、はい……わかりました……。」
 幸い言葉は通じるようだが、かなり不気味な状況である。会話中も今も白雪童子はちらちらと助けを求めるように多喜を見ていたし、多喜も若干申し訳なさそうに白雪童子を見つめていた。

「デースデスデデデデデースデース。」
「"皆のあきらめない思い、そしてワシらの歌の力は確実に奴を追い詰めているゾ。もう一息じゃ、パワーを狐火に!"と仰られてます。え?あ、攻撃ですか?あっはい。」
「あっもしかして合体技?……で、あってるよな?」
 通訳に気を取られていた多喜と白雪童子の二人だったが、狐火を出し多喜のバイクの後部座席に座る稲見之守を見てそういうことなのだろうと判断。白雪童子も後部座席に乗せて宇宙カブが発進する。
「……ええいもう、こうなったらやけくそデス!」
 稲見之守と白雪童子の狐火が合体し、巨大な火の玉になる。そこに多喜が高圧電流を加え、バイクの慣性を載せて高速で発射した。
「デデデデェーーーース!!!」
 炎と電流に包まれ絶叫する邪神。だがこれで終わりではない。炎が飲み込んだのは邪神だけではない、道中の大気をも喰らっていたのだ。当然そこにはスリップストリームが生じている。ならばブレーキがかけられている筈もない。
「「「デェェェェェェェスゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」」」
 雄叫びと共に、宇宙カブが邪神を貫いた。

「デデス、デーデデース。」
「"これで、決着じゃな。"と仰られています。」
 崩れていく邪神を眺めながら、猟兵たちは安堵の溜息を漏らす。

「軽く見回ってきたが、幸いにも大きな怪我人はいなかったようである。」
「それはなによりでござる。こちらも、警察とUDC組織への連絡、つつがなく完了いたいましたぞ。」
 一部の猟兵たちは、戦闘が終わった後も事態の収束のため動いている。

「こんな悲しみ溢れるこの世界でええぇぇえええ!!」
 また一方では、信者達が逃げ出すことの無いようソロコンサートが開催されている。

「無事に終わってよかったよ。ところで、アタシの宇宙カブはどう下ろせばいいんだろうね?」
 などといいながらタワーから飛び降りようとしている者もいる。
「デス、デデースデース。」
「"いや、そこはグリモア猟兵に任せればいいじゃろ。"と仰られています。あ!ちょうどいらっしゃったみたいですよ!」

 かくして、猟兵たちのデスにまみれた死闘は幕を下ろしたのであったの……デス。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年01月20日


挿絵イラスト