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バトルオブフラワーズ⑨〜全知創造の猿神

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ #エイプモンキー

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●フラワーズシステム内部へ
「みんな、集まったわね!」
 カナタ・アマガは、グリモアベースに集った猟兵達を見回す。
「キマイラフューチャーでの戦争は私たち猟兵の活躍もあって、いよいよシステム・フラワーズ内部の戦いになるわ」
 カナタは今の戦況を軽くおさらいする。
「ウチらがまず倒すべき敵の幹部は、マニアック怪人『エイプモンキー』よ」
 ホログラムには、ロボットスーツを着たサルが映し出される。
「彼の能力はとっても特殊で強力なもので、『自らの想像力が及ぶ限りのあらゆるものを創造できる能力』よ」
 それにより、彼は、猟兵達が繰り出すユーベルコードに対して有効なものを創造し、一方的に攻撃をしかけてくるという。自分の技が対策されることを念頭にこちらも対抗策の対策を考えて挑む必要があるだろう。
「敵の幹部だけあって、厳しい戦いになると思うけど、『エイプモンキー』を突破しなければ、その先のオブリビオン・フォーミュラを倒すことは出来ないわ。この戦争に勝つためには、絶対に倒さなきゃいけない相手よ!みんな、気合いれていくわよ!」
 カナタの檄に猟兵達は「おぉー!」と力強く応える。かくして猟兵達は、システム・フラワーズ内部へと転送され、突入するのであった。

 システム・フラワーズの内部は、不思議なところだった。花が咲き乱れる空間に、猟兵達は浮かんでいるようだった。いや、正確には、足元に現れた花々の上に立っていた。花は道のように、どこかに向かって咲き続いている。猟兵達が進むとさらに、先に花が咲く。やがて、猟兵達の行く先には、マニアック怪人『エイプモンキー』の姿が見える。
「ウッキー!来たな、猟兵ども!」
 『エイプモンキー』は、猟兵達の姿を見るなり臨戦態勢をとる。
「ここは通さんウッキー!」
 猟兵達は、強敵との闘いに身を投じるのだった。


夢月
 こんにちは、マスターの夢月です。
 いよいよ幹部戦になりますね。
 今回のボスの特別なレギュレーションは以下になります。
 エイプモンキーは、猟兵が使用するユーベルコードの設定を元に、そのユーベルコードを無効化する武器や戦術を創造し、回避不能の先制攻撃を行ってきます。
(ユーベルコードで無効化したり相殺した後、強力な通常攻撃を繰り出す形です)
 この攻撃は、ユーベルコードをただ使用するだけでは防ぐことは出来ません。
 この先制攻撃に対抗する為には、プレイングで『エイプモンキーが自分のユーベルコードに対抗して創造した武器や戦術を、マニアックな理論やアイデアで回避して、攻撃を命中させる』工夫が必要となります。
 対抗するためのプレイングは、マニアックな理論であればあるほど、効果が高くなります。
 つまり、エイプモンキーは「お前の技は知っている。お前の技には、この発明だ!」とドヤ顔で的確な対抗策を打ってきます。その対抗策をいかに破るかが今回のプレイングのカギとなります。
 自分のユーベルコードがどういうものかを深く見つめなおした上で、エイプモンキーの対策を超える行動をプレイングに書いていただく必要があります。
 複数のチーム戦の場合もエイプモンキーはそれぞれのユーベルコードの対抗策を考えてきます。また、一人が使えるユーベルコードは、選択されたもののみです。
 自らのユーベルコード破りをいかに突破するか、マスターとしても気合をいれてリプレイを書かせていただきます。
 それでは、よろしくお願いします。
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第1章 ボス戦 『マニアック怪人『エイプモンキー』』

POW   :    マニアックウェポン
対象のユーベルコードの弱点を指摘し、実際に実証してみせると、【敵に有効なマニアックな装置】が出現してそれを180秒封じる。
SPD   :    マニアックジェット
【敵のユーベルコードを回避する装置を作り】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    マニアックマシン
対象のユーベルコードに対し【敵の死角から反撃するマシン】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:柿坂八鹿

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

大神・零児
敵行動予測
【自身からレベルm半径を覆う自分の意識】意識範囲拡大を封じる
【それを用いた対象全員の意識に触れる感覚】自身の意識を隠すかダミーを掴ませる
【その感覚により敵意を可視化し回避する意識】敵意を隠す

だが、敵意以外の意識すら創造物や所持していたありとあらゆる物に乗り移るし無機物にも存在を保つための意識はある
システム・フラワーズの花も

UC全開
俺の意識拡大を封じるなら俺の意識に触れなければならない
ならば封じようとしている意識に俺の意識を這わし、敵の意識がつながっている創造物やエイプモンキーが乗り込んでいるメカ、又はシステム・フラワーズの花の意識にも俺の意識を這わせ、それらの意識の波を読み回避と攻撃



「お前が、『エイプモンキー』だな。貴様は、ここで倒れろ」
 大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)は、そう言い放つと、いきなり刀を抜いて斬りかかる。
「ウキキ!お前の業はすでに知ってるウキよ!」
 『エイプモンキー』は不敵に笑う。零児のユーベルコード『無双の意識』は、自らの知覚を広げ、対象の意志を読み取る。『エイプモンキー』が如何に攻撃に対処しようとそれを事前に察知することが出来る。だが、『エイプモンキー』はいとも容易く零児の斬撃を躱す。
「俺には、このシステム・フラワーズのバックアップがある!これによって俺は、自動で攻撃できるウキ!」
 自慢げに語るとともに、零児を銃撃する。『無双の意識』は、こういった場合、すべての攻撃に対する敵意を読み取り、回避することが出来るのだが、彼は一方的に攻撃を受けている。
――なるほど、この空間全てが敵、というわけか。ならば…。
 零児は、攻撃に耐えながら、意識を集中させる。今のままでは、だめだ。もっと広く。ここの全てのものに、自分をしみ込ませる。
「ウキキ!死ね!」
 『エイプモンキー』は、トドメとばかりに攻撃をしかける。零児はそれを回避する。
「何!?」
「貴様のからくりさえわかれば、どうということはない。俺も、お前と同じ、いやそれ以上にこの空間、そのもの全てに意識を這わせばいいだけだ」
「ウキッ!?正気か!?そんなことすれば、脳が焼き切れるウキよ!」
「その前にケリをつけるだけだ」
 零児は、頭が焼け付くような痛みに耐えながら、『エイプモンキー』に一太刀を浴びせるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

三上・チモシー
難しいこと考えるのは得意じゃないから、正面から行かせてもらうよ!

【猫行進曲】で呼び出した27匹のるーさん達を一斉に突撃させる
たぶん敵は水を出す装置を作って回避しようとするだろうね
猫は濡れるのが嫌い、常識だからね

でも、るーさんは飼い猫。少しは水に慣れてるんだよ
それに品種はフランスの至宝こと『シャルトリュー』
その特徴は、筋肉質の体に羊並みに密生した、撥水性の高い被毛
そしてなんといっても、逆境に耐える強い精神力!

頑張れるーさん!
大丈夫、毎日丁寧にブラッシングしたダブルコートは、水なんかに負けない!行っけー!
おもいっきり声を張り上げてるーさんを【鼓舞】
猫用おやつも用意してるよ

アドリブ・連携歓迎


三神・恭夜

成る程…神域まで極めた剣技すら模倣し、無効化してくる…勝てないかなこれは。
だが、悪足掻きは嫌いじゃなくてね!

◉戦術
戦場に立った瞬間に私のUCがコピーされるなら、いきなり四閃が飛んでくる…だが模倣は模倣に過ぎない、私の太刀筋なら私が誰より知っているのだから完全に『見切り』神速の『早業』で迎撃の剣閃を重ね『武器受け』とする事で防ぐ。
「私が勝るとすればひたすら鍛えた剣の技量と速さ、それだけだ!しかしそれこそ!」
そしてすかさず【秘剣・四閃刀】を放つ…もちろんただ放てば無効化されるだろう、ゆえに『早業』で速さの限界を超え、さらに放つと同時に『ダッシュ』で捨身の斬り込みをかけ、自らを5つめの剣閃と為す!



「難しいこと考えるのは得意じゃないから、正面から行かせてもらうよ!」
 三上・チモシー(カラフル鉄瓶・f07057)は、ユーベルコード『猫行進曲“ニャンコマーチ”』を発動させる。『るーさん』と名付けられた灰色の猫達が可愛らしい鳴き声をあげながら突撃を開始する。
「猫には、これが効くウキね!」
 『エイプモンキー』の背部から、ホースが伸びてきて、そこから勢いよく水が噴出される。『るーさん』達は、大量の水に押し流されそうになる。
「負けないで!」
 チモシーの声援に応えようと、『るーさん』達は合体してその強さを集中する。本来、猫は水が苦手だ。しかし、『るーさん』の品種はフランスの至宝こと『シャルトリュー』。その特徴は、筋肉質の体に羊並みに密生した、撥水性の高い被毛、そしてなんといっても、逆境に耐える強い精神力。しぶとく攻撃にたえる。
「ほう、ではこれならどうウキか?」
 『エイプモンキー』がニヤリと笑う。水を浴びせられていた『るーさん』が突如力が抜けるようにクタクタとその場にへたり込み始める。
「こ、この匂い…まさか『マタタビ』!?」
「ウキキ!その通り!所詮猫なんぞ、これでイチコロウキよ!」
 『るーさん』は文字通り、骨抜きにされてしまう。
「ならば、これでどうだ!」
 三神・恭夜(永遠神剣・f15676)が、神速の秘剣を放とうとする。
「ウキキ!剣士にはこれウキよ!」
 『エイプモンキー』はミサイルを放つ。
「この程度!」
 恭夜は、ミサイルを一閃。さらに、『エイプモンキー』本体を狙う。刹那に、四方からの斬撃。秘剣・四閃刀。全ての斬撃が、『エイプモンキー』を斬り裂く。
「ウキキ!?」
「終わりだ!」
 自らの一閃でトドメを刺す。しかし、彼の最後の一撃は、手応えがなかった。
「なに…?」
「キキキ!どこを攻撃しているウキか!?」
 『エイプモンキー』は先程とは全く違う場所にいた。
「お前の認識を変えさせてもらったウキ。如何に凄腕の剣士も狙いを誤れば、大したことはないウキね!」
「おのれ…!」
 『エイプモンキー』は、勝ち誇ったように、攻撃を加えるのだった。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

チトセ・シロガネ
【WIZ】
ボクのUC【浪漫銀貨】は【謎のコイン投入口】にコインを入れることで発動するネ
そのUCを封じるなら投入口かボクのコインに何らかの干渉を行うはずヨ

それに相手がマシンならそれを制御するコンピューターは絶対あるネ
だから、【第六感・戦闘知識】で干渉したタイミングを図って【武器受け・カウンター・ハッキング】するヨ
ハッキングの速さなら負けないヨ、【早業】には自信アリだからネ

ハッキング時は【残像】を使ったボクを大量転送してその処理速度を確実に落とすよ
早く処理しないとその体がタダの鉄くずになるヨ

あとは処理している間に僕たちでエイプの内部システムを【破壊工作】
【属性攻撃】でデータをズタズタにするヨ!



「これ以上は好き勝手させないネ!」
 今度は、チトセ・シロガネ(チトセ・ザ・スターライト・f01698)が『エイプモンキー』に挑む。「白く輝く銀のコインよ、すべての思いを込めて、我に勝利を!」
 彼女の目の前の空間にいきなりコイン投入口が現れる。
「ウキキ!自己強化の技ウキね!そんなものはさせないウキよ!電脳空間から干渉してやるウッキ!」
 『エイプモンキー』は、ヘルメット型のガジェットを起動する。それにより、チトセのユーベルコードをのっとろうというのだ。
「そう来ると思ったネ!」
 チトセは、その瞬間、『エイプモンキー』にハッキングをしかける。
「ハッキングの速さなら負けないヨ!」
 チトセは『エイプモンキー』に物凄い量の情報量を叩きつける。
「キキッ!?これは!?」
 『エイプモンキー』には、チトセが幾人もいるように感じた。いや、そのように認識させられたのだ。
「「「「さぁ、年貢の納めタイムヨ!」」」」
「う、ウキーーーー!?」
 『エイプモンキー』の頭についているガジェットが爆発した。

成功 🔵​🔵​🔴​

ステラ・アルゲン
カガリ(f04556)と

カガリから外套を借りて羽織り彼の後ろへ潜む
敵が彼の弱点実証のために攻撃に来るはず
動けない彼に代わって前に出て【オーラ防御】を剣身に纏わせた【太陽剣】のソルにて【武器受け】で【かばう】
もし足場を崩されたら風【属性攻撃】で体を浮かそう

【影炎】を使う
これは敵のUCを防御してからでないと使えない弱点がある
防御をしようにも死角から攻撃が来れば防げない
だが死角からの攻撃は外套が守ってくれる
そして防御したのはカガリへの攻撃

防御できれば敵UCの弱点実証はされたも同然
お前の知識が詰まったマニアックな装置とやら使わせてもらう

ソル、お前の力は奪うことだが
その力は人の役に立つとここに証明しよう


出水宮・カガリ
ステラ(f04503)と

あらかじめステラに【憧憬の面影】(外套)を着せておく
【不落の傷跡】【拒絶の隔壁】で【鉄門扉の盾】を強化した上で、自身にオーラ防御
盾を構えたまま、敵にシールドバッシュを
本命は【駕砲城壁】
この弱点は無敵になると、解除しない限り動けないこと
実証としては、解除後も動けないよう無敵中に拘束するか、落とし穴を作るとかか
その攻撃をステラに受けてもらう
勿論、彼女へ死角からの攻撃がいくだろうが
彼女が纏うのは、カガリの装備
カガリを構成する装備は、全てがカガリの一部、手足に等しい
よって、反射効果は彼女の外套にも適用される
カガリは動けずとも、何の問題も無い

存分にやるといい、太陽剣



「お前は、カガリが倒す」
 出水宮・カガリ(荒城の城門・f04556)はそう宣言し、盾を構えて突貫する。
「ウキキ!ミーを倒せると思ってるウキか?」
 『エイプモンキー』は、アンテナがついたオモチャのような銃を向ける。
「反撃せよ。砲を撃て。我が外の脅威を駆逐せよ」
 カガリが唱えると、彼女の身体と装備が光を放つ。『駕砲城壁“ロアードウォール”』。あらゆる攻撃を寄せ付けず、さらには跳ね返すという彼女の守りの一。
「どのような攻撃であろうとカガリに攻撃はきかん!」
「ウキキ!攻撃なら効かないウキね!」
 『エイプモンキー』は不敵な笑みを浮かべながら、オモチャの銃の引き金を引いた。アンテナから放たれたのは音だった。それは、カガリを傷つけるものではなかった。代わりに彼女の心で膨れ上がったのは、郷愁。懐かしい都の人々の姿。笑い声。夜の賑やかな灯り。暖かな記憶と共に蘇る守れなかったという後悔の念。それは、彼女の絶対的な守るという意志を揺らがせ、ユーベルコードを維持し続けることが出来なくなってくる。
「か、カガリは…カガリは…守…る」
「キキキ!いつまで持つウキかな!」
「カガリはやらせない!私が相手です!」
 カガリの背後から、黒い大剣を構えたステラ・アルゲン(流星の騎士・f04503)が飛び出す。
「ウキキ!お前のその剣は危険ウキが、後ろがガラ空きウキよ!」
 空間を乱反射しながら、ステラの背後をつくレーザーを発射する。『エイプモンキー』に向けて攻撃の態勢を取っている彼には避けられない。
「終わりウキよ!」
 勝利を確信する『エイプモンキー』。だが、レーザーは、ステラが纏っている外套に弾かれる。
「何!?」
「カガリの守りは最強です!」
 それはカガリのものだった。
「ば、バカな!?使用者を離れてなお効果があるなんてウキ!?」
 ヤドリガミであるカガリの持ち物の中で特に思い入れが強い外套にだからこそ出来た技だ。
「存分にやるといい、太陽剣」
 片膝をつきつつエールを送るカガリ。
「ソル、お前の力は奪うことだが
その力は人の役に立つとここに証明しよう」
 ステラが『太陽剣』を振るう。黒い炎が幾重にも伸び、空間に反射して『エイプモンキー』に襲いかかる。
「う、ウキーーー!?」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

御剣・神夜
ふーむ、自分の想像するものを何でも作り出すUCですか
凄いですねぇ。私もそういうのを使ってみたいものです。
では、参ります

相手を攻撃する事無く、野太刀を持ったまますたすたと歩いて近づきます
特に攻撃するでもなくなんでもなく普通に
エイプモンキーが何もしないのか?と聞いてきたら、はい、何もしませんので通ります。と通り抜けようとします
そうはさせないと殴って来たら、その殴ってくるのを待ちわびつつ、攻撃をあえて受けて反撃の一太刀で攻撃します
「どんなに想像力が豊かでも、自分が攻撃してきた瞬間は何もできませんよね?」



「ふーむ、自分の想像するものを何でも作り出すUCですか。凄いですねぇ。私もそういうのを使ってみたいものです」
 御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)は、『エイプモンキー』の戦いぶりを見て呟く。
「では、そろそろ……参ります」
 神夜は、まるで散歩でもいくかのようなゆったりとした足取りで進んでいく。
「ウキキ?何しにきたウキか?」
「いえ、何も?先に進むだけです」
 神夜はそう応えると、『エイプモンキー』の横を通過しようとする。
「キキ!そうはいかないウキ!」
 『エイプモンキー』は、そんな彼女に攻撃を加える。その瞬間、彼女は野太刀を抜いていた。
「どんなに想像力が豊かでも、自分が攻撃してきた瞬間は何もできませんよね?」
 神速の居合。『エイプモンキー』が両断された、かに思えた。
「ウキキ!そうくると思っていたウキ!剣士においそれと近寄らせるわけないウキ!」
 高度な幻覚、あるいは分身か。『エイプモンキー』はともかくもう一人の自分を作り出して、神夜の攻撃を避けたのだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

フェン・ラフカ
それでは行きましょう。

実弾と【魔弾】を適度に混ぜ撃ちながら問います。
私の扱うこれはどういったモノか、と。

彼の観察眼や想像力なれば大方の答えは出そうですし、私も納得できる気がします。

しかし、それでは足りません。
私を『スナイパー』だと勘違いしてくれていれば結構。
愛銃を投げ捨てた後、【レプリカクラフト】で鉄パイプを作り出し、それで『戦闘知識』を元に近接攻撃を仕掛けます。

…自棄になったと思ってますか?
鉄パイプの先端をエイプモンキーに向けながら宣言します。


仇なすモノを射抜く力と成れ、フレイ・カ・グル!


つまり、私がそう"認識"できれば良いのです。

さっさと貴方を骸の海へと還して、私の休暇を返してもらいます!



「それでは行きましょう」
 黒いコートに身を包んだフェン・ラフカ(射貫き、切り拓く、魔弾使い・f03329)がスナイパーライフルを構える。
「キキキ!そんな銃一挺でミーに勝てると思わないことね!」
 『エイプモンキー』は、マルチミサイルを放ち、精密コントロールにより、多方向からフェンを狙う。
「仇なすモノを射抜く力と成れ」
 彼女はユーベルコードを発動する。銃口を向ける、それだけで彼女は相手を狙い撃つ。しかし、その数は捌き切れなかった。撃ち落としきれなかったミサイルがフェンを襲う。
「ぐっ!?」
 爆風に手にしていたスナイパーライフルが吹き飛ぶ。
「キキ!終わりウキ!」
 フェンは前のステージで拾っておいた鉄パイプを構える。
「ウキキ!そんなもので何ができるウキか!」
「つまり、私がそう"認識"できれば良いのです」
 鉄パイプから魔弾が放たれる。
「さっさと貴方を骸の海へと還して、私の休暇を返してもらいます!」
 そう言って狙いを『エイプモンキー』につけた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

今度の敵は小賢しい猿でありますか。
聞いたところによれば、その力は確かに脅威でありますが、さて。

【選択UC】を展開しながら交戦状態に。敵は死角をつこうとするでしょう。それこそ、背後や頭上、足元からの攻撃――とか。しかし、この壁は私の周囲に穴なく展開している(盾受け)のに加え、壁を抜く、壊したとしても私自身も頑丈でありますよ。(激痛耐性)
それに、壁の本領は攻撃してきた者を追いかけまわす(追跡)高圧電流(属性攻撃)にこそある。

――ああ、それと。私の至近距離には壁がない、とか考えるようなら、それは甘いであります。
「電脳魔術師がセキュリティホールを残すと思わない事であります」



「今度の敵は小賢しい猿でありますか。聞いていた以上にその力は確かに脅威でありますが、さて…」
 紅葉・智華(紅眼の射手/自称・全サ連風紀委員・f07893)は、愛銃を構えながら、『エイプモンキー』を観察する。
「そろそろ退場してもらうであります」
 智華が決着をつけるべく行動を開始する。
「キキ!見えない壁とは、変わった芸を持ってるウキね!」
 『エイプモンキー』はすでに智華のユーベルコードに気づいている。
「いくら壁を重ねても、空間を飛び越える弾丸は防げないウキよ!」
 『エイプモンキー』の手に現れた銃から飛び出した弾丸は、空間に吸い込まれるように消える。短距離空間転移して、智華のすぐ近く、死角から襲いかかる。
「電脳魔術師がセキュリティホールを残すと思わない事であります」
 彼女の体を貫くすんでのところで、弾丸は見えない壁に阻まれる。そして…、
「う、ウキキキィ!?」
 空間を飛び越えて攻撃を行った愚か者に電撃を食らわせる。
「な、なぜだ…」
「迷わずに逝け、オブリビオン」
 智華がトドメの弾丸を放つ。それは狙い誤らずオブリビオンの急所を貫いた。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年05月16日


挿絵イラスト