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⏰バトルオブフラワーズ⑧〜クロヌリ・タ・カッタナ

#キマイラフューチャー #戦争 #バトルオブフラワーズ

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●ぬりつぶし
 キマイラフューチャーの街並みを模したフィールドがペンキで塗られたかのように黒く塗りつぶされている。
「ケケケ ヌリツブシ サイコウ」
「マックロ マックロ ブラックマネー カッタナ」
「ダイヤ ブラック ビューティホー」
 怪人たちが、せっせと金庫から紙切れをぶちまけて、財布からコインをばら撒いて、体を輝かせる、その度に周りがどんどんと黒く塗りつぶされてゆく。そして、すでに街の50%が黒くなり、残りの場所にも、怪人たちが姿を見せ始めた。

「「「コノ ステージ ハ イタダキ ダ」」」

●システム・フラワーズ
 キマイラフューチャーがまっぷたつに割れる。
 皆が、その事態に驚いているころ『バトルオブフラワーズ』は始まった。ドン・フリーダムから『システム・フラワーズ』を解放する大戦争である。そのためには、まず6つの『ザ・ステージ』を制圧しなくてはならない。
「皆はもう知っているかしら?」
 簡単に状況を説明しながら、優雅にバラを振りまく小さなフェアリー――ロサ・エグランテリア(薔薇の主・f17447)が猟兵たちに語りかける。
 猟兵たちが頷くと、
「ふふふ、それなら話は早いわね♪」
 ロサはにっこりと微笑んで話を続ける。

「実は、その1つ、ザ・ペイントステージで怪人が暗躍――いいえ、人目も気にせず塗りつぶしをしているらしいの」
 怪人たちのあまりにも無警戒な行動に呆れたようにロサは言う。
「皆には、それを防いでほしいのだけど、ザ・ステージにはそれぞれ特別なルールがあるから、それには注意してほしいかしら」
 ザ・ステージにはそれぞれ特殊戦闘ルールがあり、たとえ怪人たちを倒しても、敗北条件を満たしてしまうとステージから追い出されて、負けてしまう。このステージは『👾クロヌリスレイヤー(敗北条件:街全部を塗りつぶされる)』というルールになっていて、街全部が黒く塗りつぶされてしまうと負けになってしまう、のだと説明する。
「と言っても、塗りつぶされる前に怪人たちを倒してしまえば問題ないわ。もちろん、その方法には色々あると思うけれど、それは皆に任せるわね」
 そして、皆なら問題はないわね、とロサは微笑む。

「よろしくお願いするわ♪」


千石まつり
 ご覧いただきありがとうございます、千石まつりです。
 今回は、キマイラフューチャーの戦争『バトルオブフラワーズ』から、⑧ザ・ペイントステージ(集団戦)のシナリオをお届けします。このシナリオは特殊戦闘ルール『👾クロヌリスレイヤー(敗北条件:街全部を塗りつぶされる)』となっていますので、街全部が塗りつぶされるとシナリオ失敗となってしまいますので、ご注意ください。

 敵は非力な怪人ですが、わらわらと街に潜んで(露骨に?)塗りつぶしに勤しんでいます。このステージが敵に奪われてしまうかどうか、それは皆様次第です。上手く見つけ出したり、追い詰めたり、守ったりしながら、彼らを退治してください。

 それでは、皆さまのプレイングを楽しみにお待ちしております。

 がんばって参りましょう!

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 このシナリオは『バトルオブフラワーズ』の戦争シナリオです。
 1フラグメントで完結する特殊なシナリオとなります。
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第1章 集団戦 『マニーギャザラーズ』

POW   :    金庫怪人・ウェポン
【金庫兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    おサイフ怪人・ジェノサイド
【おサイフ攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ジュエリー怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【ジュエリー】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:まめのきなこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

秋月・信子
・SPD
このままじゃ街が黒く塗りつぶされます…ね
塗りつぶされた場所は…まるで影みたい…影……はっ…影!
そう、塗りつぶされた場所が影になっていれば、UC…【影の猟犬の召喚】ができる…はず
影の猟犬たち……召喚に応じれるなら塗りつぶされた闇から出て……オブリビオンを追い立てなさい!!

もし…狙い通りにできたら、潜んでいるオブリビオンたちを煽り出して各個撃破します……その前に猟犬たちが片付けてくれれば楽なのですが…
※アドリブ&絡み大歓迎です



 キマイラフューチャーの街並みを似たステージに降り立つ少女が1人。黒い瞳に黒髪の見るからに大人しそうな、悪く言えばおどおどとした感じのする秋月・信子(魔弾の射手・f00732)であった。
 まわりを見渡せば、遠目には黒に塗りつぶされたフィールドが見えるが、この辺りは……まだ大丈夫のように見える。でも――
「このままじゃ街が黒く塗りつぶされます……ね」
 このままでは時間の問題だと、信子は理解する。どう……すれば、いいかな……?
 まわりを見渡して見えるのは、まだ塗りつぶされていない街並みと、黒に塗りつぶされた街並み。そう、塗りつぶされた街並みはそこはまるで影が落ちたよう……。
「まるで影みたい……。影……、はっ、影!」
 私の猟犬は影より生まれる。そう、塗りつぶされた場所が影になっていれば――できる……はず!

 影の猟犬たち……召喚に応じてくれるなら、塗りつぶされた闇から出て……
 信子が能力を解放してゆくと、ぐっと手ごたえを感じる。これなら……いける!

『行きなさい、影より生まれし猟犬達!』

 今の手ごたえなら、どこかに猟犬が出現した……はず。つまり、この周囲36mに黒に塗りつぶされたフィールドがあるということ。この見えない街並みの中に。どこ……なの?

「ナンダコイツハ オイ ナニヲスル」

 い……いた! オブリビオンを追い立てなさい! 信子は念じる。
「コイツ ジャマスルナ イ イタイ イタイ」
 街の路地から怪人が飛び出してくる……、影の猟犬に追われながら。

 ――パン

 ドサッ。その瞬間、1つの銃声とともに怪人が倒れる。
 (ふぅ)一息つく信子が持つのは一丁の拳銃。当然、飛び出してきた怪人を撃ったのは信子である。

 そして、街の路地を覗いてみると、そこは確かに黒く塗りつぶされていた。
「こんな見えないところまで……」
 信子は驚きをつぶやくが、同時にこの能力なら……と、かすかに自信の輝きを瞳に宿して、歩みだした。まだ、隠れている敵もいるかもしれない、しかし、追い詰めてゆくことができるはずだと。

大成功 🔵​🔵​🔵​

緋月・透乃
世界ごと真っ二つとはびっくりだねぇ。
とはいえこれは世界の危機で新たな戦いの幕開け!
普段と違う戦いを楽しみながら世界を救っちゃおう!

まずはとにかく急いで手持ちの食べ物を食べて【沢山食べよう!】を発動するよ!
続いて上空に飛んで戦場全体の様子をざっくり確認。
敵の位置や数もできるだけ覚えておきたいね。
そして高速飛行で見つけた敵に突っ込んでいって斧でバッサリ攻撃!倒したら記憶を頼りに次の敵だね。
敵が見当たらない時や上空から見えないところを探す時は、黒塗りになっているところを探して進んでいくよ。その先には塗っている敵がいるんじゃないかな。



 ちょうどそのころ――
 少し離れたフィールドに降り立ったのは、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)。
 ぴょこんと降り立って、
「世界ごと真っ二つとはびっくりだねぇ」
 と言いながら、手を翳して遠くを見るポーズで、その発育の良い身体を見せつけながら――残念ながら周りに人はいなかったが――周囲を見渡す。そこには、黒く塗りつぶされて斑になったフィールドが良く見える。
(向こうの方で音がしたみたいだけどー)
 ふーむ、少し押されてるかなー? っと感想を思い浮かべながら、でもまだ大丈夫、私が何とかしちゃうから、とペロリと舌なめずりして、ノックする。
(コンコンコン)これは世界の危機で、新たな戦いの幕開け!(肉ドン!)
(コンコンコン)普段と違う戦いを楽しみながら……、世界を救っちゃおう!(人参ドン!)

 どこからか出てきた、沢山の肉、沢山の人参を食べ始める透乃。
『もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ……』
 すると、次第に周りに美味しそうな匂いが漂いだし、そして……、

『いっぱい食べて楽しくいっ(こー)!』
 そう言うや否や、一気に上空に跳び上がり、その反動で滞空しながら、戦場全体の様子をざっくりと確認する。
「よーし、見つけたよ!」
 ここと、あそこと、あっちかな。だから……、
「まずはここ!」
 ドン――と、空気を踏み台に飛び出した透乃が流星のように落ちてくる。
 その手には大きな斧。見えるのは怪人たち、透乃は地上に降りると同時にそのまま大斧を薙いで、その勢いのままズザザッと横すべる。
 ――ギィン(ドッドッ)
 すると、遅れて金属が擦れたような不快な音が響き、吹き飛ばされた金庫怪人がごろごろと転がって倒れていた。

「まず1人かなー」
 ゆっくりと斧を片手に柄を肩に乗せて立ち上がると、透乃は斧をくるっと回して構えを取る。ぽよんと双丘が弾む。

 怪人たちが、仲間の金庫怪人の惨状を見て、その張本人である透乃に抗議してくる。

「マックロ ヌリツブシ ヤッテルノニ」
「イキナリ ジャマ コレ ヒドイ」
「ホンマヤデ エエチチヤ」

 ……。

「よし、終わらせよっか♪」
 透乃が笑顔で斧を振り上げると、怪人たちは震えあがって、逃げ出した。
 それを見て透乃が追いかける。そのあと「チョット マッテ」「マチガイ ヤメテ オネガイ」「ギャア」と、そこではしばらく悲鳴が木霊し続けたという。もちろん、その間この場所が塗られることはなく、透乃の圧勝であったことは疑う余地もなかった。

 そして、しばらくしたあと――、
「さあ、次、行こっか♪」
 透乃は憑き物が落ちたようにとても晴れやかな笑顔で笑うと、その場を飛び去ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シャオ・フィルナート
堂々と動いている敵は、潔くていいけど…
裏通りや路地、橋の下などの影に潜む敵も一定いるだろうし…
【暗殺】経験から身を潜めるのに有効そうな地形を見極め
【暗視、見切り、追撃】で素早く発見、討伐

★氷麗ノ剣で敵ごと巻き込み
水・氷の【属性攻撃+UC+範囲攻撃】で剣から大量の水を放水
津波で敵を押し流しながら足場を水で埋め尽くし
更に剣を地面に突き刺すように水に触れさせると同時
敵の足ごと急激に凍結、動作封じ

仮にUCの相殺に成功しても…
刀自体の持つ放水、凍結能力は防げないでしょ…

ジャンプと同時、背に★氷の翼を形成
羽根を模した氷の弾丸の【一斉射撃、範囲攻撃】で
その場の敵をまとめて一掃

次の敵も、探さないと…



 キマイラフューチャーの街並みに似たフィールドの路地裏。
 そんな日陰に少女が1人、藍色の髪に藍色の瞳の儚げな雰囲気で立っていた。いや……少年か。
 そんな中、ふと何かに気付いたかのように、顔を起こして無表情のまま暗がりの奥から明るい手前の方へと視線を滑らせ、通りの方を窺う。その先の――明るい光に一瞬眩しそうに瞬いたあと、その瞳の見つめる遠く先には、その光の下で、いまなお黒く塗られてゆくフィールドが見えていた。
「堂々と動いている敵は、潔くていいけど……」
 そう呟いて視線を逸らすと、その少年――シャオ・フィルナート(悪魔に魅入られし者・f00507)は、
「影に潜む敵も……いる」
 と言って、そのまま踵を返して暗がりに消えて行った。

 シャオは、そうして建物の影から影へと歩みながら、地形を、そして、空間を把握してゆく。
 ただの裏通り、路地であっても、暗殺の経験が染み込んだシャオには、そこはまた違った様子を映すのだ。

 そして、少し離れたところ――暗がりのある裏通り。
 こそりと蠢くおサイフ怪人は、キョロキョロと周りを確認してほくそ笑む。――見られているとも知らずに。

「サイフ マックロ マックロ カッタナ」(チャリーン)

 がま口から小銭を落とすと、ジワリと黒く染まってゆく。
 怪人が「ヤッタ」と喜びながら、もう1つ落とそうとした、その瞬間――、

『absolute zero』

 中性的な声が微かに響くと、水が凍り、氷がつららとなって、怪人を襲う。
『この絶対零度に…耐えられる……?凍てつけ…』
 周囲の温度が急激に下がり、津波のように溢れた水も凍りついて、周囲に飛び散った水が薄く氷となって壁に貼り付き、霜が降りたように冷たく輝く。
 そして、おサイフ怪人はぐったりとして、そのがま口からコインをバラバラと落として、地面や氷に当たって音を響かせていた。
 チャリーン、チャラチャラチャリーン、その音は綺麗に聞こえなくもないが、その一撃は一瞬にして凍結させてその命を奪う。それは、反撃すら許さない、非常なものだった。

 その様子を、無表情に眺めていたシャオは、コインが全て落ちて音も失せると、動かなくなった怪人から視線を逸らし、
「次の敵も、探さないと……」
 と、再び暗がりに姿を消すのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月鴉・湊
全部塗らす前に倒せばいい。簡単なことじゃあないか。

UCを使用して透明化し、塗られていない場所で待ち伏せする。

そしてやつらが来たら透明化したまま塗らせないように暗殺していこう。
塗られていない場所が少しでもあればこちらの勝ちだ。
だから動き回るより、塗られていない箇所を防衛するようにやれば問題ないだろう。

さて、黒ではなくその場所をやつらの血で塗ってしまうかもしれないが、それは問題ないだろう?



「よっと」
 和服に紅のマフラーを巻いた出で立ちで、フィールドに降り立つ男――月鴉・湊(染物屋の「カラス」・f03686)。その姿は、本来のキマイラフューチャーのポップな街並みには似つかわしくなかったが……、そこは既に黒く塗りつぶされており、それが湊を隠して、より深く溶け込ませていた。
 そんな中、黒く塗りつぶされている周りをゆっくりと見渡して、
「ふむ、ペイントね……」
 と、少し考える素振りを見せる湊だったが、すぐに合点がいったのか、
「ああ。全部塗らす前に倒せばいい、簡単なことじゃあないか」
 と、ほくそ笑むと、歩き出す。

 しかし――、
「だいぶ、塗られてるねぇ……」
 歩きながら、周りを見てみると、無残にも黒く塗りつぶされたフィールドがこれでもかと目に入る。
 次第に、湊も、これ大丈夫なのかい? と聞いてしまいそうになるほどであったが、フィールドから追い出されていないということは、まだ大丈夫なのだろう。が、今まさに最後のフィールドが塗りつぶされようとしているかもしれず、不安は募ってゆく。

 そして、さらに歩みを進めてゆくと――、
 ようやく、まだ塗られていないフィールドが目に入る。――怪人もまだいないようだ。
「やれやれ、おじさんに心配とか……やめてほしいよね、ほんとに」
 と、一息ついて安堵する。
 ともあれだ、全部を塗りつぶされると負けということは――塗られていない場所が少しでもあれば、こちらの勝ち。ということだ。
 それなら、塗られていない箇所を防衛するようにやればいい。
「さて、黒ではなくその場所をやつらの血で塗ってしまうかもしれないが、それは問題ないだろう?」
 湊は能力を解放すると、そう言い残して、姿を消した……。

 それから、しばらくして――怪人たちがやってくる。

「アイツ シツコイ」
「デモ モウ ココダケ ヌリツブシ」
「ココ ダレモイナイ ヌリツブシ カッタ ブベ」(ベタン)

 駆けて来て……転ぶ。その足には、見えない赤い糸が絡んでいた。
(「早速だけど、仕留めさせてもらうよ」)
 ジュエリー怪人の足がへし折れて、おかしな方向に曲がり、逆さ吊りにされる。そのときには、首にも赤い糸が絡みついて、怪人はぐったりとしていた。そして、滴る赤い液体がポトリと零れ地面を濡らす……。

「オイ ドウナッテル ナニカイルノカ」
「イ イヤ ソノマエニ ヌリツブシ」

 残った怪人たちが、仲間のジュエリー怪人を見て焦り、首を振って周囲を確認する。
 しかし、何も見つけられない状況に、動きが止まってしまう。そのあと遅れて、最後のフィールドを塗りつぶそうとするが……、

『お前の死に様は、この染物屋のカラスが見届けてやる。安心して逝くといい。』

「「ギャア」」
 そのときには、湊が繰る赤い糸が残りの怪人にも絡みついており、怪人は、何も塗りつぶすこともできずに、悲鳴を上げて倒れ込むのだった。そのあとやはり地面が、赤に染まっていったのは言うまでもない。


●Congratulations!
『おめでとうございます。このステージに勝利しました!』

 怪人が倒れ伏すと、どこからともなく声がする――システム音声だろうか? 

「おや。終わったようだね」
 湊は、倒れ伏す怪人たちを見下ろしながら、もう大丈夫だろうと透明化を解除する。
「思ったよりも際どかったね。いや、勝ててよかったよ」
 やれやれと言った感じで、飄々と告げた湊は、笑みを浮かべてステージを去るのだった。

 こうして、猟兵たちの活躍によって、また1つステージを取り戻すことができた。
 バトルオブフラワーズもまだ始まったばかりだが、1歩ずつ確実に歩みを進めて行ければ、システム・フラワーズの解放もそう遠いことではないだろう。
 そして、猟兵たちは、次の戦いへと向かうのだった。

 了

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年05月09日


挿絵イラスト