⏰バトルオブフラワーズ③~ヒトノ、キボウ、アツメテ
●バトルオブフラワーズ③~ヒトノ、キボウ、アツメテ
「みんな、巨大ロボって浪漫だよね?」
と、双葉・翔の言葉。
きょとんとする人、ロボットアニメを語り始める人……そんな色んな浪漫が巨大ロボットにある。
「そんな巨大ロボット大戦を、キマイラフューチャーの世界で巻き起こりそうなんだ!」
「皆も知っての通り、キマイラフューチャーの世界に6つの『ザ・ステージ』が現れたんだけども、この『ザ・ステージ』の一つに『キョダイロボバトル』の特殊ルールが発動しているんだ」
「『キョダイロボバトル』の行われる『ザ・ステージ』は、キマイラフューチャーの市街地の様な都市の姿をしているんだけど、住民はおらず、みんながマシンを作れる機材と資材が多く揃った『基地』が中央部に存在している」
「そこでみんなが、自分の乗るマシンを建造して、やって来るオブリビオンのロボットを迎撃して基地を護って欲しいんだ!」
「ちなみに、みんなの作ったマシンの特性を上手く組み合わせる事によって、更なる浪漫の『変形合体ロボ』に合体する事も出来る。そうすれば、きっとオブリビオンの巨大ロボを倒す事も可能さ!」
「ちなみに、敵となるオブリビオンは『怪人アルパカマッスル』が乗っていて、その姿も彼が巨大化した様なロボットの姿になっている。無意味にポージングしたり、元々そうだけど体を鋼鉄化する事で鉄壁の防御にしたり……中々厄介かもね?」
そして、最後に翔はぐっ、と拳を握りしめて。
「何にしても、みんなの熱いロボット愛を思いっきり活用して、ふざけた怪人アルパカマッスルを倒して欲しいんだ。それじゃ、宜しく頼むね!!」
と、グリモアで送り出して行くのであった。
幾夜緋琉
皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。
27番目のシナリオは、5/3の東京オフ会場でのリアルタイム執筆です。
皆さんのロボット愛をプレイングに十二分に詰め込んで頂き、熱々のその日中に返そうと思います。
どういうロボットを作るか、そして他の人とどういう合体ロボにするか。
そして、そのロボットに掛ける強い想い(どういう攻撃をするか、とか)をプレイングに詰め込んで頂ければと思います。
その熱い思いが蓄積すれば蓄積する程、オブリビオン『怪人アルパカマッスル』とのバトルも熱い展開になるかと思いますので、是非とも宜しくお願いします!!
それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
第1章 ボス戦
『怪人アルパカマッスル』
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POW : ポージング
自身の【肉体美の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD : 鋼の筋肉
全身を【力ませて筋肉を鋼の如き硬度】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
WIZ : つぶらな瞳
【つぶらな瞳で見つめること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【瞳から放たれるビーム】で攻撃する。
イラスト:ヤマトイヌル
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ニィ・ハンブルビー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シャレム・アルカード
ロボバトルだとう!?
なんと浪漫をくすぐる心地よいフレーズ……!
よし!我も参加するぞぅ!
出でよ!我の作りし最強無敵スーパーウルトラキョダイロボ『ヘカトンケイル』よ!!
(装備の棺桶を巨大化させ、手足と人型の頭部を生やしたような見た目の奇怪なロボが、地下ハッチから昇降機でせりあがり、その肩に乗る)
それゆけヘカトンケイルよ!
アルパカロボをボコボコにしてやるのだ!
ぬう、ミサイルやガトリングは効果が薄いか……ならば!
ヘカトンケイル!チェーン展開!どっせえええい!
(【怪力】でキョダイロボをぶん回して【巨人の鉄槌】で叩きつける)
爆!殺!
(【武器改造】によりロボごと爆弾に改造しておく)
フハハハ!爽快!
秋月・信子
・SPD
作り上げたロボットは「銃に変形するロボット」
ただ…問題があって、弾丸となるエネルギーを調整するパイロットと狙いをつけてトリガーを落とすパイロット、つまり2人のパイロットが必要とされ…
『それで…私を呼んだのね?』
UCで影から生み出した「姉さん」と呼ぶ二重身のドッペルゲンガーがほくそ笑む
「はい…何故か息のあったパイロットじゃないと完全に操作できない仕様になっちゃったみたいで…」
『…ま、いいわ。本体と影、私たちは双子の姉妹みたいなものですからね?』
「じゃあ、私が調整役をするので姉さんは…」
『待ちなさい…私が調整役をするわ。トリガーは信子、あんたに預けるわよ?』
※絡み&アドリブ大歓迎です
ルドルフ・エルランゲン
※アドリブ絡み特盛で!
巨大ロボバトルはいえ要は拠点防衛と敵の撃滅。兵法の原点は変わりません
●九変の計(WIZ)
皆さんのロボの構造や変形の構想を確認して相互合体用補助パーツを生産しておく
基地自体が狙われた時用に最低限の防衛設備も整えておきましょうか
戦闘が始まったら基地司令座に就き、味方猟兵の通信回線も全チャンネルリンク、戦場をハックして敵味方の挙動実況をUCとして味方を援護、鼓舞する
戦局に応じて各個対応するか合体するか援護指示飛ばしたり
合体後、敵のビームの出力が危険そうなら強制分離指示飛ばして避けさせたり
え?全合体は私も?、基地自体が大変形!?、そんな機能知らないよ!
操縦は他の人に任せた!!
セシリア・サヴェージ
世界を守るためのロボット大戦。胸が熱くなりますね。
私は騎士風の装甲を纏ったロボを作ります。
武器は私の暗黒剣を模した巨大剣。さらにそれに私のUC【闇炎の抱擁】のように、炎を纏わせて攻撃します。
味方のロボとの合体では、我が騎士ロボ自体が超重超大な剣に変形して合体ロボの武器となりましょう。
小野・遠里
巨大ロボット……からくり人形ですか。
自分の考えたロボットを造って戦える!それは熱いですね。私もやってみたく思います。
外観はやはりごつく、てすね。筋肉兄貴の如く。装甲も厚く、並大抵の武器はそう簡単には通しません。この際見た目も兄貴に似せちゃいましょう。(スキンヘッド+黒のビキニパンツ風カラーリング)
いやぁ、謎の電波を受信しながらだと捗りますね。(毒電波)
基本武装は徒手空拳による物理破壊、そしてポージングによる閃光攻撃(≒拡散ビーム)!
さあいきましょう、筋肉兄貴號!(命名)
その鋼の力でオブリビオンの野望を打ち砕くのです!
殴!蹴!掴!投!光!
兄貴は怯みません!全身あるのみ!敵機を打ち砕くまで!
海老江・白
私の愛機ですか?
『瑞雲』に決まっているじゃないですか!
瑞雲をベースに、プロペラを外してフロート部分をロケット推進機に
変えます。
勿論、変形機構と機体の強化も忘れずに!
起動エネルギー?そんなもの『瑞雲力』に決まってるじゃないですか!!
この機体は単体では、主に敵アルパカの偵察を主体とし、あとは装備武器
による戦闘と爆撃をこなします。
逃げる時は、バトルキャラクターズで浮き輪さんをデコイにします。
・・・でも、一人じゃ勝てませんよね?
だから漢の浪漫、変型合体です!!
この機体は変型し、皆さんの機体の背中に取付くと、恐るべき機動性を
機体に与えます。
名付けて『瑞雲ス○ランダー』!!
この機体で皆さんに勝利を!!!
高柳・零
POW
自分の好きなロボ…先ずは緑色のボディ。
そして、背中に短時間飛行を可能にするホバー。
そして、大型ミサイルを受け止めるパワー。
そんなロボットを作ります。
自分は前に出て、敵の攻撃を受け止めます。体格差があってもパワーで頑張ります。
攻撃は短時間飛行を使って上からキックします。
合体する時は足になります。
ホバーを下にして、ジャンプ力を補助出来るように。
アドリブ歓迎です。
ソフィア・テレンティア
巨大ロボ同士の戦い……なるほど、浪漫でございますね。こういうのは男性が好むものと知識にはありますが……。実際相対してみると、中々胸弾むものがありますね。
ここはソフィアも渾身の逸品を作り出さなければ……。
材料は基地にあることですし……そうですね、【物質変換・ガジェット生成機構】で周辺の物資を変換、巨大な掘削用ドリルを供えたシールドマシンを作り出します。敵が鋼鉄の肉体だというのであれば、それ毎削り取って差し上げましょう。そして合体変形時は、そのボディを合わせさらに巨大なドリルへと変形、合体変形ロボの武器へとそのボディを変えましょう。
巨大ロボも浪漫、ドリルも浪漫、浪漫×浪漫の組合せなのでございます。
●近づきし巨躯
「ふむ。ロボバトルだとぅ!? なんとも浪漫をくすぐる心地よいフレーズ……!」
「そうですね。巨大ロボット同士の戦い……なるほど、これは浪漫でございますね。こういうのは男性が好むものと、知識にはありますが……実際に相対してみると、中々胸弾むものがあります」
と、シャレム・アルカードが、満面の笑みを浮かべ、ソフィア・テレンティアが頷く。
それにセシリア・サヴェージも。
「そうですね、世界を守るためのロボット大戦。胸が熱くなりますね!」
と、頷く。
この『ザ・ワールド』を支配する『キョダイロボバトル』のルール。
そのルールには、猟兵達がロボットを作り、襲い来るオブリビオンと対戦するというルールが存在する。
そのオブリビオンが『怪人アルパカマッスル』な訳で。
「巨大ロボット……いわゆるからくり人形ですか。自分の考えたロボットを作って戦える、それは熱いですね! 私もやってみたいと思います!」
と小野・遠里の言葉に、周りの猟兵達もそうですね、と頷き、目の前に転がる様々な材料をかき集め始めた。
そして、街に転がるタイヤやモーター等々……様々な部品が転がっていて、何を作るか目移りしてしまう……が、そんなに悠長に作りを極められる時間もない。
「よし! では作り始めるとしよう!!」
と、シャレムは自分の一番お気に入りの装備である棺桶に似せた棺を大きく巨大化。
それに手足と頭部のパーツを追加し……。
「我の作りし最強無敵スーパーウルトラキョダイロボ『ヘカトンケイル』よ!!」
巨大な体躯の『ヘカトンケイル』がすっ、と『ザ・ワールド』に立つ。
その一方、セシリア・サヴェージは、騎士の様な黒き装甲を纏い、その手には巨大な暗黒剣、背からは炎のオーラを纏い、強そう。
と、人型のロボット二人に対し、別の意味で人型な巨大ロボを作り出したのは、遠里。
装甲は厚く、肌色の巨躯。
更に頭はスキンヘッドに、黒のビキニパンツ風のカラーリング……つまりは、『巨大兄貴』。
「いやぁ、謎の電波を受信しながらだと捗りますね♪」
何処か遠里の笑顔に、黒い影が差し込んでいるような気がしなくもないけれど……兎に角、とっても装甲(筋肉)が硬そうで、とっても強敵そうで……そして、精神的にもダメージを与えそうな相手ができあがる。
……とは言え相手が『怪人アルパカマッスル』ならば、筋肉同士のいい勝負が出来るかもしれない。
その一方、高柳・零は。
「そうですね……先ずは、緑色のボディでしょうか。それに背中には、短時間の飛行を可能にするホバーを着けて、と……でも、一番大事なのは、敵の攻撃、例え大型ミサイルであっても受け止められるパワーですかね?」
と言いながら、集められたデバイスの中から一番パワーのあるモーターを先ずは選択。
更に厚い装甲を得る為に、体長は低くなるものの、多重に装甲を重ねる事で守備を確保するのであった。
そして、別の方向からロボットにアプローチする猟兵達。
秋月・信子が作るのは武器……銃に変形するロボットを作ろうとする。
強烈な銃弾を放つ事が可能で、他の巨大ロボットの手に合う大きさの拳銃である。
しかし……その拳銃ロボットは、どうやら双座式のロボット……。
「……仕方ありませんね」
と、ユーベルコードを発動した彼女の横に、影から産み出された二重身のドッペルゲンガーが召喚される。
『……どうしたの?』
と、ほくそ笑む彼女に信子は。
「このロボット……弾丸となるエネルギーを調整するパイロットと、狙いをつけてトリガーを落とすパイロット……つまり二人のパイロットが必要なんです」
『そう。それで……私を呼んだのね?」
「はい……何故か息の合ったパイロット同士じゃないと、完全に操作できない仕様になっちゃったみたいで……」
『そう……ま、いいわ。本体と影、私たちは双子の姉妹みたいなものですからね?』
「はい、じゃあ、私が調整役をするので、姉さんは……」
『待ちなさい……私が調整役をするわ。トリガーは信子、あんたに預けるわよ?』
「え? ……あ、分かりました……」
信子の肩を叩く、彼女。
と、二人の信頼関係は、鋭い一つの銃弾となる筈。
更にソフィアは……。
「そうですね……ここはソフィアも渾身の逸品を作り出さなければ……材料は多くありますし……そうですね」
と、周りの物質を『物質変換・ガジェット生成機構』で変換。
作り出すは、巨大な掘削用ドリルを備えたシールドマシン。
「敵が鋼鉄の肉体というのであれば、それごと削り取ればいいのです」
その一方で、海老江・白は。
「巨大ロボ……いいね! それじゃ私は、愛機をロボットにしますよ!」
と、『瑞雲』をベースに改造開始。
そのプロペラを外し、フロート部分をロケット推進機へと改造。
勿論装甲、機動力も強化して、変形合体機能も用意した上で。
「それじゃ、俺は一歩先に偵察に行ってくるよ!」
と、先んじて出陣。
そして、六人のロボットの構造と、その変化形態を事細かにメモしていたルドルフ・エルランゲンは。
「これをこうして……こうすればここを接続する機構が必要かな? ……うん、あったあった。これを使えば、ここは問題ナシ、と」
と、彼が用意するのはロボットではなく、そのロボット同士が変身合体する時に必要な合体補助パーツ。
更に、周囲との通信を行う為の通信回線を用意し……誰とも通信出来る通信回線を用意。
いわば、総司令室の様な設備を整えたルドルフ。
……そして、最後の準備を整えていた所に。
「ワーニング、ワーニング! 巨大怪人アルパカマッスルロボット、出現だよ!!」
白からの通信が司令室内に響き渡る。
……そして、望遠鏡から眺めると……姿を現すなりに、街を破壊し始める巨大アルパカマッスルロボット。
「現れましたね……さぁ、皆さん、行きましょう!!」
通信チャネルをフルオープンにし、猟兵達が作り上げた巨大ロボット達は、次々と基地から出撃を開始した。
●キョダイロボバトル
そして、巨大怪人アルパカマッスルロボットを迎撃する様に、対峙する七体のロボット。
『むっ……!!』
と敵対ロボットを見つけるとすぐに、怪人はまずは『フロントダブルバイセップス』のポージング。
が……そのポージングに対抗する様に。
「あなたの筋肉はその程度ですか!! 甘いですよ!! 見せてやるのです、筋肉兄貴號!!」
と、その真っ正面に進み出た遠里のロボット『筋肉兄貴號』。
そして、対抗する様に『フロントラットスプレッド』。
『ムゥ……!!』
ちょっとジェラシーっぽい視線を向ける怪人。
次に『サイドチェスト』を取ると、筋肉兄貴號は『アブドミナル アンド サイ』。
怪人がポーズを取ると、筋肉兄貴號がポーズを取って対抗する。
……それを見ていた遠里は。
『何て……素晴らしい筋肉の応酬!!」
拳に力が入っているものの、他の猟兵達はえーっと……と言った雰囲気。
……でも、ポージングをとる事に夢中になっているお陰か、周囲の街への被害は今の所最小限に収まっている。
「うーん……取りあえず、空から爆撃して目を眩ませてみましょうか?」
「分かりました。では零は、足元を!」
と白が空からの絨毯爆撃を行い、零が足元をキックし、足を滑らそうとする。
……が、ポージングしている鋼鉄の体には、中々効果的とは言えない。
そして、シャレムが。
「それゆけヘカトンケイルよ! アルパカロボをボコボコにしてやるのだ!」
と指示を与え、ガトリング砲で攻撃。
……しかし、その攻撃の効き具合も中々聞いている風ではない。
「中々個々の攻撃では、その防禦を切り崩すのは難しそうですね……皆さん、やはりここは合体で一気に仕掛けましょう! 筋肉兄貴號さんが注意を惹きつけている間に!!」
「そうですね」
信子に頷くセシリア。
そしてルドルフが。
「分かりました。では……皆さん、変形合体です!」
と、通信回線から全員に指示。
筋肉兄貴號がポージングで注意を惹きつける中、まずボディとなるシャレムの『ヘカトンケイル』が立つ。
その頭の部分に、ルドルフの司令室が飛翔し、合体。
そして、その左手の部分にセシリアの騎士ロボが変形し、巨大な暗黒剣が装着。
右手には、信子と彼女の影の二人が乗り込む、銃型武器が装着。
更にその背面には白のロボットが装着され、機動性をアップし、そして零が足の部分に装着。
ホバー部分を下にして、こちらはジャンプ力を強化。
……そんな六体合体の猟兵達渾身の合体ロボは、機動力、近距離攻撃、遠距離攻撃の全てを兼ね備えたロボットができあがる。
一方、ソフィアはポージングを取る筋肉兄貴號の腕に装着され、巨大ドリルの形状へ変化し合体。
そして。
『みんな、準備はいいですか! 一気に攻撃を!』
ルドルフが司令室から指示を飛ばし、右手の銃が怪人に向かって火を噴く。
炸裂する炎が、その体に纏わり付き……燃え上がる。
そして、その燃え上がる身に、白の高速機動効果で一気に懐へと潜り込むと、振り上げる様にセシリアの暗黒剣が一閃。
その強靱な体に一筋の傷を付け、更にその疵痕に向けて。
「ヘカトンケイル! チェーン展開! どっせええええい!!」
渾身の力で怪人に爆弾を投下、炸裂させる。
『ぐぅ……!!』
流石に強靱な体と言えども、その攻撃には耐えきれず、ポージングが崩れる。
そして。
「今です!」
零のホバーが膨らみ、ハイジャンプ。
そして、巨大猟兵合体ロボットの重量を活かし、上空からサイドの暗黒剣の一閃を叩き込むと……肉壁が裂ける。
そして。
「鋼の力で、オブリビオンの野望を打ち砕くのです!」
遠里の筋肉兄貴號の徒手空拳がその肉壁に叩きつけられ、その逆の手にはソフィアのドリルが展開。
「殴!蹴!掴!投!光! 兄貴は怯みません!全身あるのみ!敵機を打ち砕くまで!!」
と、肉壁を裂いた上で、ドリルが深く掘り進み……風穴を開くと。
『ウァアアアアア!!』
怪人は、猟兵達の力により、木っ端微塵に崩れ去っていった。
大成功
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