バトルオブフラワーズ⑧〜黒き世界に色彩を!
●塗りつぶされた世界
ここはザ・ペイントステージの一区画、本来はカラフルな色彩を持っていたであろうこの場所は、オブリビオンの手によって『闇のような黒色』に塗り固められていた。
「ガガガ・・・・・・ヌリツブシ、カンリョウ」
それを為したのは重機のようなオブリビオンであった。機構を唸らせ、『マルチプル・アースムーバー』は猟兵たちを待ち受ける・・・・・・!!
●ヌリツブシバトル
「皆の者、キマイラフューチャーの危機だ!」
グリモア猟兵の天御鏡・百々(その身に映すは真実と未来・f01640)は緊急事態を告げる。キマイラフューチャーの中枢『システム・フラワーズ』がオブリビオン・フォーミュラによって占領されたのだ。
「システム・フラワーズはこの世界の生命線だ。なんとしてでもオブリビオンの手から取り戻さねばならぬ」
猟兵たちは戦争『バトルオブフラワーズ』によって、システム・フラワーズの奪還を目指す。最初の目的はシステム・フラワーズへの侵入を果たすために必要な、6つあるザ・ステージの攻略となる。
「貴殿らに向かってもらうのはザ・ペイントステージだ。この場所では『ヌリツブシバトル』にて戦うことになる」
戦場はオブリビオンによって『闇のような黒色』に塗り固められている。この状態ではオブリビオンへダメージを与えることができない。代わりに、猟兵が床や壁を攻撃すると任意の色で周囲を塗りつぶす事ができるようになっている。そうして一定以上の範囲を塗りつぶす事に成功すると、一度だけ、ユーベルコードによってオブリビオンを攻撃する事が可能になるのだ。ちなみに、オブリビオンを攻撃しないならば、より広範囲を一気に塗りつぶすスーパー塗りつぶし攻撃を行う事もできると言うことだ。また、もしも3分の2以上を塗りつぶすことができれば、通常通りにユーベルコードで無制限に敵を攻撃することが可能となる。
「少しずつ塗りつぶしながら戦うか、まとめて塗りつぶしてから通常通りに戦うことを目指すかは貴殿らに任せよう。貴殿らの力で、この地にいる『マルチプル・アースムーバー』を撃破してくれ」
百々は説明を終えると、戦場へと猟兵たちを転移させ始めるのであった。
夢幻
マスターの夢幻です。
2度目の戦争ですね。以下『ヌリツブシバトル』の詳細になります。
●ヌリツブシバトル。
・戦場ステージの壁や床は『闇のような黒色』に塗り固められている。
・この『闇のような黒色』で塗りつぶされた状態では、猟兵のユーベルコードはオブリビオンに直接ダメージを与える事が出来ず、一方的に攻撃を受けてしまう。
・ユーベルコード或いは直接武器で床や壁を攻撃すると、ピンク、青、緑、紫など(猟兵の任意)の色で、周囲を塗りつぶす事が出来る。
・一定以上の範囲を塗りつぶす事に成功すると、一度だけ、本来のユーベルコードでオブリビオンを攻撃する事が可能になる。
・オブリビオンを攻撃せずに、より広範囲を一気に塗りつぶすスーパー塗りつぶし攻撃を行う事も可能。
・マップの3分の2以上を猟兵によって塗りつぶすことができれば、本来のユーベルコードの攻撃を無制限に行えるようになる。
第1章 ボス戦
『マルチプル・アースムーバー』
|
POW : タイヘン キケンデスノデ チカヅカナイデクダサイ
【放り投げた瓦礫や、ドリルの一撃など】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を塗りつぶし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD : シャリョウガ トオリマス ゴチュウイクダサイ
【ブルドーザー形態による猛烈突進攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ : ゴメイワクヲ オカケシテオリマス
【排気マフラー】から【環境に厳しい有害物質たっぷりの黒煙】を放ち、【強烈な粘膜刺激と視界の悪化】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:おおゆき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠グァンデ・アォ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
イヴ・クロノサージュ
アドリブ歓迎◎
――
にゃぁぁぁ――!?キマイラフューチャーが割れてるぅぅぅ!
大変だわ!
早くステージを攻略して、システム・フラワーズを復旧しなくちゃね!
あっちが重機ならこっちはロボットよ!
カモン!《魔導巨兵》!搭乗するわね!
敵と接触しないように《光学迷彩》で隠れつつ
《ブラスターアーム》で床面を乱射するわよ!
技能:操縦、属性攻撃=火器、範囲攻撃
ヌリツブシ色:白
敵の足元を白色に塗りつぶせたら
アタックチャンス!《ブラスターアーム》の怪力で思いっきりぶん殴ってから
銃弾2発ぶちこんであげるわ!
敵との交戦終了後
《光学迷彩》を解除して一気にバーニアを噴かせて、一時後退するわね!
ヒット&アウェイ戦法ってやつだよ!
「にゃぁぁぁ――!? キマイラフューチャーが割れてるぅぅぅ!」
イヴ・クロノサージュ(《機械天使》花と自然を愛する機械人形・f02113)にとっても、このキマイラフューチャーに起こった現象は驚くべきことであった。システム・フラワーズの奪還のためにメンテナンスルートを解放したからであるが、星が二つに割れるなど、想像もしえない大事件だ。
「大変だわ! 早くステージを攻略して、システム・フラワーズを復旧しなくちゃね!」
この世界の生命線であるシステム・フラワーズ復旧のため、イヴはザ・ペイントステージへと赴いた。
「あっちが重機ならこっちはロボットよ! 魔導召喚―――ディメンションリンク・ガーディアン!」
遠くに見える重機のようなオブリビオンに対抗すべく、イヴは魔導巨兵を召喚する。そのまま召喚した魔導巨兵の乗り込んだイヴは、光学迷彩を起動させた。
「これで隠れながら塗っていくわ!」
イヴは『ブラスターアーム』を魔導巨兵に接続、魔導巨兵を操縦して、ブラスターの連射で戦場を白く塗りつぶしていく。最初は順調に塗れていたイヴだが、敵にある程度近づいたところで、マルチプル・アースムーバーはイヴのほうへと向けて走ってきた。
「あれ? 光学迷彩は発動してるのに? あっ! 塗りつぶした場所は見えちゃってる!」
そう、魔導巨兵が隠れていても、塗った場所は隠しきれない。突然色が変われば、そこに何かいるのはバレてしまう。
「でも、一撃入れる分は塗れているわ!」
近づいてきたマルチプル・アースムーバーへと、イヴは光学迷彩を生かして奇襲を仕掛ける。イヴの操縦する魔導巨兵は、ブラスターアームで思い切り敵を殴りつけると、すぐさまバーニアをふかして後退していく。
「ヒット&アウェイ戦法ってやつだよ!」
小回りが利く魔導巨兵は、イヴの操縦技術もあって、どうにか敵からの撤退に成功したのであった。
成功
🔵🔵🔴
セレナ・ミスティ
故郷の危機とあっちゃあ見過ごすわけにゃいかねえなぁ。
幸いあたしゃゴッドペインター、塗りつぶすのは得意だ。
だがちと戦うことには自信がない。
だからひたすらに塗りつぶすことに専念して他の猟兵をサポートしよう。
そしてチャンスがあればグラフィティスプラッシュで攻撃を狙うぜ!!!失敗しても塗りつぶせて一石二鳥だ!!!
この区画をあたし色(ピンク)に染め上げてやるぜー!!!うおー!!!
非在・究子
【SPD】
ぐっ、ぐふふっ。
りょ、猟兵として、でびゅーしたと、お、思ったら、いきなり、こ、故郷のピンチだって?
い、イベント進行、は、早くないか、こ、この『ゲーム』?
そうだな、あ、あんまり、攻撃力はない、から、て、敵の攻撃を、UCで死に覚え、して、突進攻撃の、ぱ、パターンを、掴んで、から、ま、マシンガンに、変形させた、愛用のげ、ゲームウェポンと、こ、ここぞと言うときは、ボムで、い、色塗りを優先、して、ヒット&ウェーで、た、戦う、ぞ?
……め、めちゃくちゃ、速いな、敵の、攻撃……パターン、作るまでに、残機、結構、つ、使っちゃったぞ? さ、先が思いやられる、な……
※アドリブ、協力プレイ歓迎
「ぐっ、ぐふふっ。りょ、猟兵として、でびゅーしたと、お、思ったら、いきなり、こ、故郷のピンチだって?」
「初陣と言っても、故郷の危機とあっちゃあ見過ごすわけにゃいかねえなぁ」
非在・究子(非実在少女Q・f14901)と、セレナ・ミスティ(ふりーだむすたいるず・f09211)はともに故郷であるこのキマイラフューチャーを守るため、猟兵としての初の任務へと挑む。
「うう・・・・・・い、イベント進行、は、早くないか、こ、この『ゲーム』?」
「こいつは現実だぜ。ま、戦い方がゲームみたいだって言うのには同意だ」
ゲームの世界に生まれ、ゲームの世界で生きてきた究子は未だにゲーム脳が抜けておらず、現実とゲームを少々混同している様子だ。しかし、今回の戦いは『ヌリツブシバトル』だ。ゲームのようなこの戦いであれば、それはむしろ有利に働くかもしれない。
「幸いあたしゃゴッドペインター、塗りつぶすのは得意だ。だがちと戦うことには自信がない。塗っている間のオブリビオンの相手を頼めるか?」
「りょー、かい。ボク、は、あ、あんまり、攻撃力はない、から、塗ってもらえると、助かる」
二人は簡単に相談して役割を分担すると、ヌリツブシバトルへと挑んでいく。
「よっしゃ! どんどん塗っていくぜ!」
セレナはペイントブキのローラーで周囲の壁や床を攻撃、黒い戦場をピンク色に染め上げていく。流石はゴットペインター、手際のよい動きで、次々と戦場を塗りつぶしていく。しかし、派手に塗っていけば敵も気づく。マルチプル・アースムーバーが塗りつぶしを妨害すべくやってきた。
「おまえの、相手は、ぼ、ボク、だよ」
現れたオブリビオンの前に、究子が立ち塞がって足止めを行う。先ほど決めた通りの分担だ。
「シャリョウガ トオリマス ゴチュウイクダサイ」
マルチプル・アースムーバーは邪魔をする究子に対して、ブルドーザー形態に変身し、突進攻撃を行った。マルチプル・アースムーバーの突進攻撃に、究子はひとたまりもなくはじけ飛んだ・・・・・・かに見えたが、倒されたはずの究子は、再度オブリビオンの前に出現した。それを再度マルチプル・アースムーバーが轢き、究子が復活する・・・・・・というのを繰り返すと、次第にマルチプル・アースムーバーの突進攻撃は究子に当たらなくなっていった。
「そ、そのパターン、も、た、対策済み、だから。でも、敵の、攻撃……パターン、作るまでに、残機、結構、つ、使っちゃったぞ? さ、先が思いやられる、な……」
究子はユーベルコード『トライ&エラー』の力でセーブポイントからやり直すことで死に覚えして、敵の攻撃パターンを解析しきったのだ!
「敵をきっちり抑えてもらったなら、あたしもがんばらねえとな。この区画をあたし色に染め上げてやるぜー!!! うおー!!!」
究子が敵を引きつけたことで完全にフリーになったセレナは、グラフィティスプラッシュでスーパー塗りつぶし攻撃を行う。ダメージのみならず、地形をも塗りつぶす技であるグラフィティスプラッシュは、塗るという意味では一石二鳥だ。これによってセレナは、なかなかの広範囲を塗りつぶすことに成功した。
猟兵たちの奮戦によって、戦場のおよそ1/4ほどが色を取り戻した。着実に塗りつぶしは進んでいるといえるだろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
霧島・九護
「なんだか、この戦場、何処かで見た、ような……」
「けれど、制圧すれば、有利になるなら……俺も、頑張ろう」
【鎧装変異:迅速の饕餮】……起動。
高速戦闘に適応する身体で……素早く駆け抜けながら、黒く塗りつぶされた壁や床を殴りながら進む。
相手の攻撃は、反応さえ出来れば回避できる、筈。
基本的には戦場の塗りつぶしを、優先。
他猟兵の通常のユーベルコード攻撃解禁を目標に、立ち回り。
俺も殴れそうな時ならば、
腕を氷の魔術による【属性攻撃】で強化、
【怪力】を活かして装甲を【鎧砕き】する一撃を叩き込み、ながら、
【生命力吸収】で、力を取り込ませて、貰う。
※アドリブ連携可
ライザー・ヴェロシティ
「歌や舞踏よりかは解りやすい」
「要するに殴ってりゃいいんだろ?」
塗り潰しに専念するぜ
風を纏わせたルーンソードと黒剣で只管に壁を殴る
少しの塗り潰しや距離がある塗り潰しを見かけたら
ルーンダガーやルーンスピアを投げて対応だ
使用する術は【絶望の福音】
デカブツの駆動音を頼りに動きを読んで塗りに専念しながら回避する
「っは、見えてんだよ!」
ブルドーザー形態を回避するなら
黒剣を投げ捨て
"鉤縄"取り出して野郎に引っ掛けるぜ
移動兼塗り潰しに使わせて貰う!
シューズに風を纏わせ足を保護し
引き摺られながらルーンソードを床に突き刺して床の塗り潰しだ!
塗り潰す色は緑か白だな
アドリブや他との絡みは歓迎だ
今回も稼がせて貰おう!
「なんだか、この戦場、何処かで見た、ような……」
「そうなのか? まあ歌や舞踏よりかは解りやすいぜ。要するに殴ってりゃいいんだろ?」
「そう、だな。制圧すれば、有利になるなら……俺も、頑張ろう」
続いてヌリツブシバトルに挑むのは、霧島・九護(生き残りの95番目・f17365)とライザー・ヴェロシティ(Sturm Jaeger・f00188)の二名だ。彼らが戦場の塗りつぶしを始めれば、ほどなくしてブルドーザー形態となったマルチプル・アースムーバーが現れた。
「トオリマス トオリマス ゴチュウイクダサイ」
注意しろと言いつつも、明らかに猟兵を轢こうとしているマルチプル・アースムーバーは、九護へむけて突進していく。
「魔術回路、起動。変異、解放。……オレには、追い付かせない」
迫るマルチプル・アースムーバーに、九護は『鎧装変異:迅速の饕餮』で身体を変異させて対応する。通常時ならば避けきれない突進も、この高速戦闘に適応する体ならば回避が可能だ。九護は敵の突進を回避しつつ、高速で疾走しながら手近な壁や床を殴って黒い世界に色彩を取り戻していく。
「ガガガ モクヒョウ ヘンコウ」
何度やっても突進が九護に当たらず、マルチプル・アースムーバーは攻撃目標をライザーへと切り替えた様子だ。風を纏わせたルーンソードと黒剣で壁を殴って塗りつぶしに専念していたライザーへと、大質量が突っ込んでいく。
「っは、見えてんだよ!」
ライザーはマルチプル・アースムーバーの突進を、まるで10秒先の未来を見てきたかのように回避する。そう、それはユーベルコード『絶望の福音』の力だ。また、ユーベルコードに頼るのみではなく駆動音に注意していたことも功を奏しただろう。そして、未来予測ができたならば、回避の次の手も打てるというものだ。ライザーは敵の突進を回避した際に、鉤縄を敵のボディに引っかけていた。
「移動兼塗り潰しに使わせて貰うぜ!」
ライザーはマルチプル・アースムーバーに引き摺られながら、ルーンソードを床に突き立てることで効率よく床を塗っていく。引き摺りでダメージを受けぬように、エアシューズに風を纏わせて、足を保護したからこそできる芸当だ。
そうして2人の塗りつぶしによって、これまでの猟兵が塗った分も合わせて戦場の4割ほどが塗りつぶされたところで、攻撃のチャンスが訪れた。
「さあ、受けて、みろ」
ライザーが細かい塗り残しをダガーやスピアの投擲で対応していた関係もあり、攻撃に動いたのは九護であった。氷の魔術で腕を強化した彼は、全力でマルチプル・アースムーバーを殴りつけた。施された強化と九護の怪力は、殴られた敵の装甲をひしゃげさせる。のみならず、九護のもつ生命吸収の力が、オブリビオンのエネルギーを吸い上げていった。
色彩を取り戻した戦場は4割、そして敵にはダメージが蓄積されていっている。戦闘は猟兵優位に進んでいる。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
浅葱・シアラ
わっ、真っ黒黒……シアの趣味じゃないよ……!
こんな趣味の悪いステージを用意した重機さんはさっさと退場してもらっちゃお……!
使用するユーベルコードは「神薙胡蝶蘭」
持ってる鉄塊剣を白い胡蝶蘭の花弁に変えて。
胡蝶蘭の花弁は嵐に乗って純白の刃になって!
胡蝶蘭の嵐で壁や床を纏めて攻撃しちゃおう!
あ、塗りつぶす色は『白色』にしちゃおう!
技能【属性攻撃】で風属性を、【全力魔法】で魔法そのものを、【範囲攻撃】で攻撃範囲を強化しちゃうよ!
強化された魔法を【高速詠唱】で速く、何度も発動!
オブリビオンを攻撃する代わりに、必殺のー……スーパー塗りつぶし攻撃だ!
壁の塗りつぶしはシアに任せてね、皆、オブリビオンをお願い!
月山・カムイ
これはまた厄介な状況ですね
とはいえ、別にこちらもペンキをぶちまける訳ではなく、攻撃によって塗りつぶす事が出来るということなら、手数が必要となりますね
ならば、範囲攻撃と機動力が必要でしょうね
愛用の宇宙バイクZX650の機動力でもって、オブリビオンの居ない場所へ向かいユーベルコードで周りの地面や建物を攻撃する
染まる色はシャツと同じオレンジ
一箇所起点となる部分を定め、その周囲を染めてからはバイクを駆って移動しながら攻撃してゆき、こちらの領域を拡大していく
基本的にはオブリビオンへの攻撃は考えず、自陣の拡大を優先
戦いになりそうなら逃げながら更に周囲を攻撃して領土拡大していく
御形・菘
世界の危機とは大きく仕掛けてきたのう怪人ども!
きっちり上下関係を示してやらんといかんな!
妾は戦闘重視で行動しよう
色はどーんとレインボーだな!
右腕を高く上げ、指を鳴らし、さあ流星よ降り注げ!
攻撃回数を重視して、とにかく命中範囲を広げるぞ
これだけ派手にブチかませば、怪人どもも迎撃に寄ってくるであろう?
塗り拡げ重視の班には、妾が引きつけている間に頑張ってもらい、妾はガンガン迎撃よ!
命中するかはあまり気にせん! 外れた分は塗りつぶしに回るからな!
それに塗り拡げていけば再度攻撃も可能になるしな
うーむ、このようなビジュアルの奴らに取り囲まれるのも、中々新鮮で良いぞ!
四宮・かごめ
(しゅたっ)お助け忍者参上。此度の戦、知人の宿敵が遂に動きを見せたとの事。故に助太刀に参った。にんにん。
色:緑。
方針:塗りつぶし中心。敵の足を引っ張る。
正面衝突を避け、比較的目立たないルートを中心に可能な限り長く生存し、スーパー塗りつぶしを使っていく。
(【目立たない】【忍び足】【早業】)
敵に会ったら戦わずに【ダッシュ】で全力逃走。相手がそこを塗りつぶしているうちにまた新たな侵入経路を探してそこでスーパー塗りつぶし。この繰り返し。
戦闘開始時UC使用。自分とはなるべく離れた位置で同じ事をして貰う
侵入経路を探すうちに自陣を移動する事になる。走りながら未塗装の場所を軽く塗って味方をサポート。
「システム・フラワーズの占領による世界の危機とは、怪人どもも大きく仕掛けてきたのう! これはきっちり上下関係を示してやらんといかんな!」
自らを邪神と称する御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)にとって、世界は全て自分のものだ。それなのにその世界を滅ぼそうとするなど、オブリビオンたちに灸を据える必要があると彼女は憤る。
「まずは派手にブチかましてやろう。さあ流星よ降り注げ!」
菘が腕を高く上げ、パチンと指を鳴らせば、無数の流星が彼女の周囲に降り注いてくる。広範囲を塗りつぶせるようにと、流星は1つ1つのサイズは多少小さくとも、数を重視して降らせていく。流星の派手さはもちろんのこと、それによって塗り替えられた戦場もレインボーに変わり、二重に派手な演出だ。
それだけ派手に塗っていれば、当然ながらオブリビオンをおびき寄せる。排気ガスの黒煙をもうもうと立ち上らせながら、マルチプル・アースムーバーが現れた。
「さあポンコツめ、妾が相手だ」
首尾よくおびき寄せることができたオブリビオンを、菘は挑発してさらに引きつける。自分が敵を引きつけておけば、その間に塗り重視の仲間が戦場を塗り替えてくれるはずだ。こうして、菘の決死の迎撃が始まった。
菘が敵を引きつけている間に、他の猟兵たちは戦場の各所で塗りつぶしを開始する。
「お助け忍者参上。此度の戦、知人の宿敵が遂に動きを見せたとの事。故に助太刀に参った。にんにん」
シュタッと戦場に現れたのは四宮・かごめ(たけのこ忍者・f12455)だ。エルフにして忍びである彼女は、知人の助太刀のため参戦する。
「かごめ、かごめ。籠の中の鳥は、いついつ出やる。夜明けの晩に、鶴と亀がつうべったーーー後ろの正面だぁれ?」
かごめはユーベルコード『忍法四宮流・籠目唄』を使用すると、自身に瓜二つの分身を呼び出した。
「にんにん。二人で塗れば効率も倍でござる」
かごめは分身を戦場の離れた位置に派遣し、塗りつぶしを行わせる。塗るのは主に敵から離れた目立たないルート、そして、自陣の塗り残しだ。
かごめは忍び足で移動しながら、スーパー塗りつぶし攻撃を行って、順次戦場を緑色に染めていく。分身もかごめの行動と同じように、離れた場所でスーパー塗りつぶしを行って緑色の陣地を広げていった。
「お仲間が敵を引きつけていただいている間に、急いで塗って戦場の3分の2を目指すでござる」
かごめは二人分の働きで、戦場の色を塗り替えていった。
戦場のまた別の場所には、月山・カムイ(絶影・f01363)と、その傍らに彼愛用の宇宙バイク『ZX650』の姿があった。
「これはまた厄介な状況ですね」
ヌリツブシバトルということで、普段の戦闘とは勝手が違う。敵とまともに戦えるのは、戦場を塗りつぶしたその後だ。
「別にこちらもペンキをぶちまける訳ではなく、攻撃によって塗りつぶす事が出来るのですから、必要なのは手数ですね。ならば、機動力と範囲攻撃重視でいきましょう」
カムイはまだ味方の誰も塗っていない区画に目をつけると、宇宙バイクを駆りながら絶影を振るって、無数の斬撃を壁や床へと放っていく。彼の通った後は、オレンジ色の軌跡となって戦場を彩っていた。
「オブリビオンとの戦闘は、自陣を広げたその後ですね」
カムイは起点と決めた場所を中心に、スーパー塗りつぶし攻撃を行って猟兵の領土を拡大していった。
「わっ、真っ黒黒……こんなの、シアの趣味じゃないよ……!」
お花や蝶が大好きな浅葱・シアラ(黄金纏う紫光蝶・f04820)にとって、真っ黒に染められた世界など許しがたいものだ。彼女もこの黒く染まった戦場を塗り替えるべく、ユーベルコードを発動させる。
「綺麗な胡蝶蘭だって、時に切り刻む牙になるんだよ! スーパー塗りつぶし攻撃で、みんな塗りつぶしちゃうから!」
シアラの発動した『神薙胡蝶蘭』によって、彼女の持つ『制裁紫光蝶剣』は無数の白い胡蝶蘭の花びらに変化する。そしてその花びらはシアラの技能によって強化された風の魔法に乗って、白刃の嵐となって周囲の床や壁へと降り注いでいった。
「こんな趣味の悪いステージを用意した重機さんには、さっさと退場してもらっちゃお……! そのためにも、どんどん塗りつぶしていくから!」
シアラはオブリビオンの相手をする代わりに、高速の詠唱で何度も魔法を発動させ、戦場を白く塗り替えていくのであった。
猟兵たちの塗りつぶしが順調に進む中、視点を再度菘へと戻そう。オブリビオンを単騎にて抑えていた彼女は、致命傷こそ回避しているものの、その蛇身に大小様々な傷を負っていた。如何に経験豊富な猟兵といえ、攻撃も通じない状況でオブリビオンとの一対一では流石に分が悪い。
マルチプル・アースムーバーは満身創痍の菘に対してトドメを刺すべく、突進攻撃のためにブルドーザー形態への変形を始める。
「ヘンケイシマス ・・・・・・ギギ、エラー! エラー!」
変形を始めたマルチプル・アースムーバーの機構の隙間に、投擲された石礫が潜り込んで、その変形を妨害した。それを為した二人の忍者、かごめが菘の左右へと出現する。
「大丈夫でござるか? 菘どののおかげで、ようやく準備が整ったでござる。にんにん」
準備が整った、それは塗りつぶしの完了を意味する。かごめ、カムイ、シアラの3人が繰り返しスーパー塗りつぶし攻撃を行ったことで、戦場の3分の2どころか、戦場の8割が色彩を取り戻すに至ったのだ。攻撃さえ通常と同じように効くならば、あとは敵を倒すだけだ。
「音も無く――――その身に刻め、無響剣舞・絶影!!」
「趣味の悪い重機さんは、ここで退場だよ! 神薙胡蝶蘭!!」
かごめに続いて合流したカムイの絶影による無数の斬撃が、シアラの刃と化した胡蝶蘭の花弁の嵐が、マルチプル・アースムーバーをズタズタに切り裂いていく。
「今まではよくもやってくれたなポンコツめ。妾の怒りを受けるが良いぞ!」
菘が指を鳴らせば、敵の頭上に特大の流星が出現する。もう塗りつぶしも時間稼ぎも必要ない。攻撃力に特化させた流星は、マルチプル・アースムーバーを押し潰して、機械の体をスクラップへと変えたのであった。
かくしてザ・ペイントステージの一つが猟兵によって攻略された。この調子で進めば、ほどなくしてシステム・フラワーズへの道も開けることだろう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2019年05月05日
宿敵
『マルチプル・アースムーバー』
を撃破!
|