テレビウム・ロック!~色々身の危険感じちゃう~
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キマイラフューチャーは今日も大騒ぎ。
今日も食事をしていれば表で爆発、屋根が吹き飛び今食べようとしていたハンバーガーは誰かが齧って通り過ぎていく。
生簀の魚はガラスを割って飛び出して通り掛かりのITAMAEがそれを包丁で捌いて三枚卸に。
悩める顔の者などそこにはいない、皆笑いあい毎日を面白おかしくすごしているここはいつものキマイラフューチャー。
テレビウムのユウリョウ・チャンネルも今日は数件のイベントを梯子して次は何をしようかとしていたら表情を映していたテレビ画面が突如として鍵のマークを表示したまま変わらなくなってしまったのだ。
「お、おいお前なんか変じゃね?」
「え、ななな何だよ突然」
「お前の顔さっきから鍵マークから変わってないぞ気付いてないのか?」
「なんだってー!?」
友人達が携帯電話で撮影した姿を見せてくれるとユウリョウはとてもびっくり。
何も見に覚えはないしおかしなサイトにもアクセスしたりもしていないはずだ。
『『『そこなテレビウム、大人しくお縄につくでござる!』』』
「なっ 何者だ!」
突如頭上から響き渡る芝居がかった女性達の声に思わずノリのいい住人達は問い返していた。
『我等、名前を紫御殿! 振るう刃は相手を選ぶ、退かねば涙の海となる!』
周囲のマンホールから飛び出して真上に飛び出している仮面のくノ一達がスローモーションのように飛びながら懐から巻物を取り出す。
『牛美様の命に従い貴様をとらえる!』
投げ捨てられた巻物には画面が鍵のマークになったテレビウムの姿が達筆で描かれており誰を狙っているのかは一目瞭然だ。
『いざお縄にかかれ!』
『ほらお姉ちゃんの所においででござる!』
『恥ずかしがらずにこっちに来るといいでござる!』
『皆と一緒にこれやるの……恥ずかしい……でござる』
突如襲い掛かるオブビリオンに住民達は慌ててユウリョウ・チャンネルから蜘蛛の子を散らすように離れていく。
「誰か……た、助けてーっ!!」
広場に大きな悲鳴声があがり周囲からは大歓声が上がるのだった。
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「大変です! キマイラフューチャーの繁華街にオブビリオンが現れました!」
グリモア猟兵の村雨・ベルが集まってくれた猟兵達に映像を見せると、手振り身振りで話の続きを説明し始める。
「他にも同じような事件が急に起こっているようなのですが、どうやら今回はこの『画面が鍵マークになってしあったテレビウム』達が狙われているようなのです」
確かにここ数日似たような話をあちこちで見かけると頷きあう猟兵達。
「このまま浚われてしまうというのはオブビリオンの陰謀を見過ごしてしまうということ、急行してテレビウムさんを保護して欲しいのです」
ただし……とエルフのグリモア猟兵は耳をピコピコさせながら話を続ける。
「どうやらこのお色気くノ一達は第一陣のようでまだ後からも追っ手が来そうな気配がしています、連戦になると思いますので注意してくださいね」
「場所はキマイラフューチャーの繁華街、オブビリオン達は周囲の住人に危害を加えたりすることは無さそうですね~ それと住人達も戦いを見物するギャラリーになってしまって避難なんてしないと思いますので気にしなくていいと思います」
ここキマイラフューチャーは他の世界とはどうやら根本的にノリが違うらしい。
「倒し方は皆さん次第なのでこのくノ一達をどうにか撃退してくださいお願いしますね~♪」
にっこりと微笑んで村雨・ベルは皆を送り出すのであった。
轟天
こんにちは、轟天です。
キマイラフューチャーで事件発生。『4月30日朝8:30までの完成した成功シナリオ数』によってその後の展開が変わるようなので手早く進めれれば幸いかなって思います。
連戦となりますが普通に倒しても、他の退治の仕方をしてもかまいません。
自分らしい戦い方というもので挑んでもらえるといいかなと思います。
それではプレイングお待ちしています。
第1章 集団戦
『紫御殿』
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POW : 仮面合身の術でござる!
無機物と合体し、自身の身長の2倍のロボに変形する。特に【男子がカッコいいと思うもの】と合体した時に最大の効果を発揮する。
SPD : 仮面手裏剣の術でござる!
【懐】から【自動追尾する真っ白な仮面】を放ち、【相手の視界を塞ぐこと】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 仮面狼群の術でござる!
【仮面を被った狼の群れを召喚、爪や牙】が命中した対象を切断する。
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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ショコ・ライラ
ふーむ…
…羨ましい
おっと、つい本音が出た
私情は兎も角、助けてと言われたならばヒーローとしては見過ごせない
ユウリョウくん、だっけ。もう大丈夫だからね
ニンジャの素早い動きも私にとっては無意味さ
《FoP》――視覚ではなく嗅覚で動きを【見切り】、【カウンター】を仕掛ける
【勇気】をもってギリギリまで引き付け、刹那の動きで回避するよ
…ふむ、これがくノ一のにおい。近くで嗅ぐと尚一層…
おっとムラムラしてる場合じゃない。集中集中
仮面も狼も【クイックドロウ】で撃ち落としてやろう
ロボ変形するなら合体の継ぎ目になる部分を【スナイパー】+【誘導弾】で狙って射撃
…倒したくノ一ってちょっと身体検査とかしちゃダメ?
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キマイラフューチャーでは日常茶飯事の大騒ぎに今日も街では人だかりが出来ていた。
ギャラリー達が取り囲みそれぞれがスマホなどで実況を始めたりポップコーンやジュースを食べて見物したりと緊張感はまるで0。
彼等が今注目しているのは『画面が鍵マークのまま元に戻らない』一人のテレビウムとそれを取り囲むくノ一達。
友人達でさえ周りのギャラリーになって騒いでいるのだからッチが悪いなんてもんじゃない。
だがそんな軽いノリこそがここでは普通なのだ。
『さあ! 一緒にくるでござるよ!』
『大人しくついてくれば痛い事はしないでござるよ』
『あっ、これそこで買ってきたホットドックなんだけど食べるでござる?』
『……あの、名刺どうぞでござる』
紫御殿を名乗るくノ一達がテレビウムのユウリョウ・チャンネルを取り囲み口々に説得を始めていた。
仮面を被っているとはいえお色気くノ一達に囲まれてちょっとデレデレし始めていてこのままでは連れ去られるのは時間の問題だろう。
「ふーむ…… 羨ましい」
ギャラリーを押し退け到着したショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)がその光景を見て出来たら自分があのテレビウムの立場だったらななどついつい夢想してしまう。
だがつい先ほどテレビウムは確かに「助けて」と言ったのだ。
ヒーローたる者、そんな弱者の声を見捨てるわけにはいかない、羽織ったロングコートをはためかし手を高々と掲げると歩みを続ける。
「ユウリョウくん、だっけ。もう大丈夫だからね」
胸元が大きく開いたスニーキングスーツを着込んだショコの登場にギャラリーからは大喝采。
負けじとくノ一達も胸を逸らしポーズを取り乱入者に対して張り合うように全員でポーズを取る。
『何者でござる!』
「んー、通りすがりのショコ・ライラってところだね」
指鉄砲のポーズでバキュンと撃つ真似をしてウィンクして見せると周囲からは大歓声があがった。
うぐぐぐ……と唸るくノ一達。
『チョコレートみたいな名前の女ぁ、下手に首を突っ込んだのがお前の失敗でござるよ!』
なんだか仕草一つで負けた気にさせられたのか、一斉に懐から真っ白な仮面を投げつけそれらが全てショコへと迫る。
死角からも飛んでくるそれをまるで後ろにも目があるようにクィックドロウで撃ち落し叩き落す。
「ふ……甘いな」
余裕を見せたショコの鼻先を死角から接近していたくノ一の一人の手刀が通り過ぎる。
刹那のところでそれを回避し”すん”と息を吸い込み残り香を嗅いで去り際にそっと臀部を撫でて追い返す。
(…ふむ、これがくノ一のにおい。近くで嗅ぐと尚一層…おっとムラムラしてる場合じゃない。集中集中)
『ちょっと、何するでござるか!?』
撫でられたお尻を手で押さえてへっぴり腰になったくノ一にニッコリとショコが微笑み返す。
「倒したくノ一って……身体検査とかしちゃダメかなって?」
『ぜ……全国放送だからダメでござるよ!?』
「そっか……残念……」
わざとらしく残念がるショコに身の危険を感じ始めたくノ一達。
こうしてテレビウムを奪い合う猟兵とくノ一の勝負は開幕したのである。
成功
🔵🔵🔴
エルーゼ・フーシェン
「大変なことになってると聞いたけど……」
目的は分からないけど、テレビウムたちを守らないと。
知り合いはいるけど、探してる余裕なさそうだから。
「今は探すより、何とかしないと」
『ゲンドゥル』を抜き、『最後の願望』でリヴェンを呼び出して応戦するわ。
相手は忍者、くノ一みたいね。何してくるか分からないから気をつけないと。
【残像】を残した【ダッシュ】や【空中戦】からの機動戦闘で翻弄しつつ倒していくわよ!
【ダンス】を用いた剣舞も披露してあげるわ!
※アドリブ、絡み、お色気ハプニングOK
フランチェスカ・ヴァレンタイン
ナニやら彼方此方で騒乱が起こっているようで…?
一先ず出鼻を挫くために上空から砲撃の雨を浴びせて牽制など
テレビウムの方から引き剥がすために推力偏向機動で攪乱しつつ、交差時に斧槍や蹴りの一撃を見舞っていきます
いつものフィルムスーツ姿で飛んだり跳ねたり、アクロバティックな三次元機動をお目にかけましょうか
洗練された機動に(悩ましく躍動する肢体が意図せず周囲を誘惑して)ギャラリーからは一挙手一投足に歓声が上がるかもしれません?
ロボ化した場合はUCを攻撃力重視で起動
「ブレイズランサー、エクスプロードシフト――!」
18基の騎槍型光焔で装甲を穿ち、内部からの爆裂で灼いてしまいましょうか、と
※アドリブ・絡み歓迎
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くノ一達との戦いが始まり顔に鍵マークが出たままのテレビウム、ユウリョウ・チャンネルはどうにか逃げ出したいとコソコソ逃げ去りたいと思ってはいたのだが……。
周囲のギャラリー達の視線そして映し出されるライブカメラに居場所が今も映し出されたままでそれが大スクリーンにコメント付で放映されているともなればくノ一達からも動きがバレバレなのだ。
「大変なことになってると聞いたけど……」
群衆の上に羽ばたきながらエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)が画面に映っているテレビウムの姿を探していた。
目的はわからないけれどわかているのは知り合いも含めテレビウム達がピンチだという事実。
今は知り合いを探すより目の前のピンチを救うほうが先決だ。
「ナニやら彼方此方で騒乱が起こっているようで…?」
「えっ 誰?」
突然エルーゼのさらに上空から声と共に砲撃の雨が振り注いだ。
フィルムスーツを纏ったフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)が放ったその砲撃で地表は今なかなかに派手な爆発が起こり捲っている。
『な なんでござるかー!?』
『ちょ、まだ何もしてないで ござるぅぅ』
くノ一達が黒焦げで吹っ飛ばされ噴水に落ちたりギャラリーの中へ転がったりと片っ端からすでに何人の倒し終わっている。
だがくノ一達はまだまだ数多くいるようでこれ以上空中から撃ち込むとギャラリー達にまで被害が出てしまうと判断した二人は急降下。
「リヴェン一緒に行きましょ!」
ゲンドゥルの光刃を振りかざし呼び出した自分と瓜二つのリヴェンの霊と共にくノ一達のど真ん中へと舞い降りる。
『『飛んで火にいる夏の虫でござるー!』』
そこへ一斉に飛び掛るくノ一達の刃がエルーゼを串刺しにすると思った瞬間まるでダンスのように舞いながら光刃が回転する。
「脇がガラ開きですわ!」
弾き返されくノ一達が体勢を崩した所に別の角度から轟音をたて飛び込んできたフランチェスカの斧槍でさらに薙ぎ倒されるとくノ一達に動揺が走り始めた。
『ななな……なんでござるかこいつら……』
『テレビウム浚ってくるだけの簡単なお仕事のはずでござったのにー』
軽いノリでくノ一達が崩れ落ちると周囲のギャラリーから大喝采が起こる。
しかもこれだけの手腕を見せたのが麗しいボディラインを強調した衣装を身に纏う二人となればカメラのアングルやズームも露骨に二人の肢体を映し出し……。
特に二人の凶悪バストは全世界中継されている始末。
ネット上では”いいね”がものすごい数で押されてさらに閲覧者が増えていく。
『こ……こうなったら剛パワー合体!』
小型パワーショベルのバケツの上で腕組をしたくノ一が変形して巨大ロボになっていき最後に胸の中へと収納される瞬間、フランチェスカが可変した光焔のバランスを破壊に特化して。
「ブレイズランサー、エクスプロードシフト――!」
「リヴェンお願い!」
さらにはエルーゼの横にいるリヴェンの放つアークビームもそこに収束していき。
『まだ合体中でござるぞー!?』
18基の騎槍型光焔が装甲を穿ち内側から大爆発を起した。
爆発をバックに二人して決めポーズをノリでとった二人にギャラリーから花吹雪が投げ込まれ二人の勝利はここに確定したのだった。
成功
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トリガー・シックス
「次から次へと来るな」
先の依頼で傷ついた『アーバレスト』を調整しながら状況確認。
エルーゼの故郷でもあるキマイラ・フューチャー、慣れない模様。
「知り合いがいなければいいのだが?」
居てもおかしくはない状況故、作戦を開始する。
【支援射撃】をメインに援護を行う。
離れた位置にいる相手には【スナイパー】で狙撃、数にはフルオートで掃射。
接近してきたら散弾銃バレルを付けた『イケロスMA』で迎撃する。
仮面を投げてくれば撃ち落とす。
ロボが出れば剛刀型『イザナギの覚悟』を持ち、【ダッシュ】で翻弄しつつ『界境無き刃』で切り刻む。
※アドリブ、絡みOK
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『ぐあー やーらーれーたー』
「次から次へと来るな」
コンバットライフル『アーバレス』の銃床で殴られマヌケなセリフを吐きながら倒れたくノ一を見下ろしトリガー・シックス(黒衣の銃剣士・f13153)はやれやれとばかりに言葉を吐き出した。
強くはない、なんというか強くは無いのだがとにかくこのエルーゼの故郷でもあるキマイラ・フューチャーという世界にはどうもまだ慣れていない。
なぜ殺傷力も貫通力もバツグンのアーバレストの弾丸を浴びて床でピクピク気絶するだけで生きているのだろう。
(もしかすると手練なのかこいつら……)
目を回しているくノ一はどう見ても雑魚戦闘員級のはずなのだが……。
まあ先日故障したアーバレストの調整をするにはちょうどいい相手とも言える。
「フム、知り合いがいなければいいのだが?」
マガジンを新しい物に交換し次なる敵に対応しようと周囲を見渡し次の通路へと駆け始める。
そんなトリガーの姿は実はその周辺のあちこちにあるカメラで実は生放送中、ギャラリー達は端末や大型スクリーンに映されたその雄姿を見てポップコーンとコーラが飛ぶように売れ皆ワクワクしながらそれらを見物していた。
『ギャッ』
くノ一の一人が遠くから狙撃され建物の屋根から干してある洗濯物に引っかかりながら地面まで落ちる。
トリガーの狙撃はその後も何人かを倒すがさすがに位置がばれたのか包囲網が狭まっていく。
狙撃の出来ない裏路地に迷い込んだトリガーに閉じていたはずの窓やマンホール、そしてゴミ箱などありとあらゆる場所からくノ一が襲いかかれば観客も大興奮。
フルオートの乱射音と散弾の音が響き渡り後に立ってるのはトリガーただ一人。
「だいたい片付いた……か?」
そう思った矢先建物の壁が内側から壊れ中から巨大ロボが飛び出してきた。
『甘いでござるぞ くらえー必殺剛パワーパーンチ!』
繰り出された豪腕は地面に刺さりその腕の上に飛び乗りダッシュし真上へと飛び上がったトリガーが取り出したのは剛刀型『イザナギの覚悟』。
「斬る!」
トリガーの界境無き刃にて真っ二つにされたロボが爆発四散、その光景を見たヒーロー好きのギャラリー達が大興奮してその目で見ようと裏路地に殺到してくる。
「エルーゼも無事だといいのだが……」
押し寄せる群衆から身を隠そうとトリガーはその場を立ち去るのだった。
成功
🔵🔵🔴
アリア・ティアラリード
シェラフィールと連携
ベルさんには悪いんですが、今日はシェフィちゃんとデートなので面倒は…
これから予約してあった繁華街の素敵なお店にですね、ふふ、それで、その後は〜♪
…って、繁華街襲われてるじゃないですかっ!これは困ります!
キマイラフューチャーでの事件なので「いいね」も積極的に稼ぎます
具体的には…う〜ん、そ、そうですね…ここはやっぱりお色気!お姉ちゃんパワーです!
わざと攻撃を食らったり、意識的に【存在感・誘惑】な胸やお尻を見せつけたり…
あ、そうそう、敵のクノイチさんも【見切り・鎧砕き】でセクシィショット量産しないと♪
可愛い子一杯いそうですし…えへへ…♪
うん、なんだかお姉ちゃん興奮してきました!
シェラフィール・ディー
アリアと連携
今回は折角ですので私服にて…
なにやら騒がしいご様子の繁華街。いえ、ここではいつもどおりでしたね――…
「って、いつもどおりじゃないじゃないですか」
失礼、お嬢様が舞い上がっていつも以上にうるさくなされているだけかと
こうなれば見過ごせません。というかお嬢様がやる気をみせています
別の世界でも困りますが、ちょっとした失言失態がすぐに拡散するようなキマイラフューチャー
「燃えあがるのは、ほどほどでお願い致します
…!!!」
…ホンキで危ないシーンは【第六感】で感知し自らの恥も顧みない【捨て身の一撃】でもって【ダッシュ】でセーフに致します!
(ていうかわざと炎上させようとしてませんかこいつ…ッッ!!)
●
キマイラフューチャーの広場に二人の魅惑のボディを持った人影が転送され姿を現した。
うっきうきのテンションマックスでアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)は天を仰ぎ見ると気のせいかここへ送り出したエルフのグリモア猟兵の姿の幻にゴメンね!とポーズを取る。
(ベルさんには悪いんですが、今日はシェフィちゃんとデートなので! 面倒は! ナッシングでここはひとつ!)
てへぺろとウィンクまでして見せてくるりと踊るように回転する。
その横でめずらしく私服を着用したシェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)がやれやれといった様子で義姉が何かやらかさないか心配そうに見てるのは一応内緒である。
「これから予約してあった繁華街の素敵なお店にですね、ふふ、それで、その後は〜あんなことやこんなこと~♪」
(お嬢様、もはや仕事で来てるの忘れておられる様子……しっかり見張っていませんと)
もはや心の声がダダ漏れのアリアにシェラフィールに出来る事といえば随所随所でツッコミ入れて方向転換させる程度のこと。
今回は特に初っ端から目的忘れていそうな雰囲気に先行きはいきなり怪しそうなのだ。
BAGOOOON!
いくつか向こうの通りで爆発音と完成が響き二人の傍まで聞こえてくると急にアリアの表情が驚きの激変した。
「…って、繁華街襲われてるじゃないですかっ!これは困ります! 行きますよシェフィちゃん!」
返事を聞くまでもなく駆け出すアリアにシェラフィールが煙の上がる方向を見上げて呟いた。
「なにやら騒がしいと思ったら……いつもどおりじゃないですか っとコホンコホン」
「シェフィちゃん 何がいつもどおりなの?」
「失礼、お嬢様が舞い上がっていつも以上にうるさくなされているだけかと……」
「ぶーぶー!」
眼鏡をクイっと指で上げながらの軽い言葉のジャブに頬を膨らませ唸って抗議するアリア。
ある意味いつも通りの光景とはこっちのことかもしれない。
ギャラリー達の大歓声の中、くノ一達と戦うアリアの姿がビルの壁にある大スクリーンに映しだされているのだが……。
「悪い事はお姉ちゃんが許しません!」
なぜかボタンやチャックが外れていたり肌蹴ていたりで今にも見えそうな素肌がチラチラと。
『むむ、、安易に色気に走るとは甘いでござるぞ!』
『こう、脱がないフェチズム思い知るがいいでござる!』
くノ一衣装のままで魅せる忍者アクションやわざとらしい転び方などでこちらも露骨に狙ったポーズを取っており。
閲覧者からの”いいね”も鰻上りで稼げていてアリアとしては大満足。
しかもアリアの攻撃は『何故か』くノ一達の衣装を要所要所破っていくという周到ぶり。
崩すはずのない場所でつまずいてアリアとくノ一が抱き合いながら倒れてしまうとこのままではパンチラが全世界に放映されてしまう。
(させません!キマイラフューチャーで炎上などさせたら!)
あんな噂やこんなデマまで流されてシェラフィールにまで飛び火するのは目に見えている。
やらせるわけにはいかない。
「燃えあがるのは、ほどほどでお願い致します
…!!!」
パンチラを映す角度のカメラに抱きついてアリアのパンチラは確かに防げたのだが、カメラに押し付けられたシェラフィールの魅惑の谷間がドアップで全世界に放送され”いいね”がものすごい速度で増えていく。
次々と怪しい絡みを魅せるアリアとくノ一に割り込んでは自らがパンチラなどを映しまくられてるのはもはやご愛嬌。
今も物陰で気のせいかくノ一といちゃついて百合百合しようとしているアリアを見てシェラフィールの堪忍袋ももはや限界寸前。
(ていうかわざと炎上させようとしてませんかこいつ…ッッ!!)
『その……拙者も心の準備というものがあるで……ござる』
「きゃー♪ その初々しい反応可愛いーい♪」
ブチッ
「おー 嬢ー 様ー!!」
地獄の底から響いてきそうな重低音でシェラフィ-ルが凄みながら抱き合い震えるアリアとくノ一に近付いていき……突如中継が緊急停止されてしまうことに。
突如放送が中止された繁華街で何があったのかをギャラリー達は決して口を開こうとしないのであった。
大成功
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青葉・まどか
取りあえず襲われているテレビウムさんを助ければ良いんだね。
難しいことは先送りだよ!
「は~い、そこのお色気過剰なお姉さま方。青少年の教育に悪いので撤収してね」
ふむふむ、説得は失敗みたい。倒すしかないね。
でも、相手は数も多いし、簡単に諦めなさそうだね。
だったら、周囲はギャラリーだらけだし恥ずかしい目にあったら逃げてくれるかも?
「その服、貰った!」
【早業+早着替え+盗み攻撃】を駆使して、敵の服を奪っちゃうよ。
さすがのくノ一も素っ裸になったら逃げるよね!
黒岩・りんご
「はいはい、有料チャンネルだからって、お色気展開はダメですよー?」
というわけで、現場に介入しましょうね
【幼き魔王の群体自動人形】を召喚してくノ一の皆さんを襲わせます
え、まぁ、せっかくお色気くノ一だってベルさんも言っていましたので、主に服とか胸とか狙って攻撃すればいいんじゃないですかね?
集団で取り憑いて悪戯攻撃ですわ
わたくしは、そんなくノ一の痴態を眺めつつ、喜久子さん操作してテレビウムさんを守らせますわね
「大丈夫です?
危ないので喜久子さんの後ろに書く手負いいてくださいね?」
…わたくしがくノ一さんに手を出すかどうかは、まぁ、状況次第としておきましょうか(くす
ダメですよとは言いましたし、ね?
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幾多の猟兵達がくノ一達を倒し人手不足になったのかギャラリー相手に交通整理やポップコーンを売っていたくノ一までもが戦いに参加すべく集結してきていた。
この戦いはもう終盤戦に向かっているのをそれで確信することが出来た所で二人の猟兵が現場に到着していた。
「はいはい、有料チャンネルだからって、お色気展開はダメですよー?」
などとナイスなポロポーションで登場した女医さんこと黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)に周囲から歓声が上がる。
スポットライトが当たり戦闘用懸糸傀儡『喜久子さん』とポーズを決めて登場したせいか”いいね”が大量に貰えたようだ。
なんだかローアングルで写真を撮るのに必死なファンまですでについているのがなんとも……女医にして元魔王の女は罪作りなのである。
(んー、鍵マークのテレビウムさんを助ければいいっと、難しい事は先送りだよ!)
りんごに比べれば地味にこっそりとギャラリーの中から戦闘の輪に混ざりこんだ青葉・まどか(玄鳥・f06729)が軽妙にくノ一達の死角へと歩を進め飛び出すタイミングを計っていた。
『拙者達と来ると幸せになるでござるよ!』
『イベントのチケット2枚あるんだけど一緒にどうでござる?』
『坊やお姉ちゃんとあっちで楽しいことしようでござる』
『そこっ! 抜け駆けはダメでござる!』
くノ一達がわらわらとテレビウムのユウリョウ・チャンネルに群がり誘惑して連れ去ろうとしているがそこはりんごとまどかが許さない。
「は~い、そこのお色気過剰なお姉さま方。青少年の教育に悪いので撤収してね」
「大丈夫です?
危ないので喜久子さんの後ろに書く手負いいてくださいね?」
くノ一達に割り込んでテレビウムを自分の後ろに庇った喜久子さんとまどかに一気にギャラリー達の注目が集まった。
だがそんな事でくノ一達が引くわけは無い。
『お色気過剰とは言い過ぎでござる!』
『本気出したら放送できないから自重してるでござる』
『巨乳眼鏡っ娘にだけは言われたくなかったでござる』
一斉にざわめきたつくノ一達、どうやら説得は上手くはいかなかったようだ……。
微妙に今ピンポイントで悪口ぽいものまで混じってた気がする。
(説得は失敗こうなったら倒すしかないね! ちょっと恥ずかしい目にあってもらおうかな♪)
周囲はギャラリーだらけ……ならば効果は覿面のはず。
りんごとまどかは以心伝心コクリと頷きあうとバネを溜めるように力を入れ自分にあった方法で一気にくノ一達に襲いかかったのだ。
りんごの呼び出した大量の『幼き魔王の群体自動人形』がくノ一達に群がると胸を突いたりしがみついたりくすぐったりとやりたい放題。
その隙間を縫うようにまどかが旋風のように駆け抜ける。
「その服、貰った!」
空中を舞う忍装束が地面に落ちて視線をあげるとそこには全裸に剥かれたくノ一達が胸と股間を手で隠して立ち尽くすのみ。
思わずしゃがんでしまう者もいるがそうなれば周囲にいるカメラ小僧達の絶好の的だ。
しかもそこに『幼き魔王の群体自動人形』達が群がりイケない悪戯の数々を仕掛ければ次々とお尻丸見えで逃げ出すくノ一達。
逃げ遅れたくノ一にゆっくり近付いたりんごがくノ一の一人の顎を撫でるとビクビクと怯えるその仕草に思わず悪い虫が出てしまいそう。
「…わたくしがくノ一さんに手を出すかどうかは……態度次第といった所でしょうか」
『ひい、ごごごごめんなさいでござるぅ』
(嗜虐心がそそられるがここは我慢我慢……ダメですよとは言いましたし、ね?
)
その笑顔すらくノ一には恐怖のようで……ガクリと気絶して倒れてしまうのだった。
(気絶したならお持ち帰りぐらいおっけーですわね♪)
りんごがそう思い一人を抱き上げた時、まどかの悲鳴が広場に木霊した。
「ちょ、ちょっとこの人形達……私まで襲って執拗に狙ってくるんだよ!!?」
自動人形ことぷちりんごさん達はまどかの魅力が詰まった胸にしがみついたり服の中へと潜り込んだり好き放題。
そしてぽろりと制服がめくれてしまい……。
『『『うおおおおお!! 』』』
ギャラリーの声が増し”いいね”獲得数がその日のデイリーラインキングでトップを取った瞬間はおうして訪れたのだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
イデアール・モラクス
アーハッハッハ!お色気くノ一が向こうからやってくるとは…飛んで火に入るなんとやらだなぁ!
・行動
「さぁ、大人の時間だ…存分に愉しませてもらうぞ!」
UC【色欲の触手】を『全力魔法』で数を無数に増やした上で『高速詠唱』を用いて素早く召喚、『範囲攻撃』で同時に多数の対象を絡めて快楽漬けにする。
「そぉら喘げ!喚け!無様に逝き果てろ!」
拘束したら触手で穴という穴を『串刺し』にして快楽で果てさせたり、『属性攻撃』を用いて先端から電撃を流して『傷口を抉って』体内から焼いたり、噛み付いて『吸血』し『生命力を奪い尽くして』殺したりする。
「クク…気持ちよく逝けたろ?」
※アドリブ、エロ歓迎、NG無し
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キマイラフューチャーにも裏サイトというものは存在する。
大人しか閲覧できない裏の有料サイトで表ではとても流せない怪しい動画も色々と配信されてしまっているらしい。
そこには性的にも性癖的にも常人では理できないものも多々ありこれもその一つなのかもしれない。
広場で他の猟兵達がテレビウムの保護に成功した頃、裏路地でくノ一と退治していたイデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)がニヤリと笑う。
いや……高らかに笑っていたという方が正しいだろう。
(アーハッハッハ!お色気くノ一が向こうからやってくるとは…)
しかも彼女らはそれほど強くなくイデアールにとってはまさに得物そのもの。
これは躯の海に帰すまで楽しみに愉しまねば……そう思うのだ。
「さぁ、大人の時間だ…存分に愉しませてもらうぞ!」
裏路地は所狭しと『色欲の触手』により埋め尽されくノ一達は次々と捕まりあっというまに剥かれ揉まれそして貫かれ花を散らせてしまう。
前も後ろも上も下も、穴という穴を全て埋め尽くし蹂躙しそして征服する。
『いやあ……許してぇ』
『ひいっ……痛い痛い痛い、もう嫌ぁ』
『あは……あはは……お腹壊れるでござるぅ』
涙や涎そして蜜を零して泣き喚くくノ一達を見てイデアールも興奮が高まり欲情を止める事ができない。
「そぉら喘げ!喚け!無様に逝き果てろ!」
くノ一達をいたぶっていた触手が急に電撃を放ち、ショックで絶頂を迎えたくノ一達の全身が弛緩し辺りにアンモニア臭が広がった。
ビクリ
くノ一達が急に苦しみだし突き刺さった触手を恨めしそうに見つめる。
内側から焼き噛み付きさらには吸血し生命力を吸い取る触手の前にはくノ一達は力尽きそのまま躯の海へと帰ってきくことになる。
「クク…気持ちよく逝けたろ?」
捕まえたくノ一の一人に奉仕させながらイデアールは残虐なる愉悦と征服感そして嗜虐心の高まりで絶頂へと導かれてしまったのだった。
ここにくノ一集団『紫御殿』の全滅が確定したのだ。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『働き蜂戦闘員』
|
POW : 御槍奉公
【槍】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 飛行モード
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ : 数で圧す
自身が戦闘で瀕死になると【さらなる増援】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
|
●
猟兵達に助け出され群衆から離れたテレビウムのユウリョウ・チャンネルのテレビ画面に突如として少し離れた所にあるプールの地図が追加表示された。
ここに行けということか?
そう判断した猟兵達はテレビウムを連れてプールへと移動を開始したのだが……。
突っ込んでくる車にバイク、そして物を買おうと思えば店員が襲ってきてと先ほどからオブビリオンの猛攻が止まらない。
たいして強くない『働き蜂戦闘員』なのだがとにかく数が多いのだ。
しかも嫌な事にとにかく突っついてくるのだ、特定の部位をしつこく!
こんなやつらに好きなようにされるのはまっぴらだ。
猟兵達は移動の道中で奴らを返り討ちにするべく気を引き締めるのだった。
イデアール・モラクス
フン、小煩い羽虫風情が…そんな短小槍で私を悦ばせられるとでも思っているのか?
不敬だ!本当の剛槍という物をたっぷり教えてやる。
・行動
「そんな小さなモノで私をどうこう出来る訳ないだろ?
この短小が!」
徹底的に罵倒し、私に負の感情を抱かせてから『高速詠唱』で【負を穿つ魔槍】を唱え、『全力魔法』で鋭さを増し『武器改造』でぶっとい剛槍に仕立て上げた上で『範囲攻撃』により無数に召喚した魔槍を『一斉射撃』し敵勢を『串刺し』にする。
串刺しにした敵からは魔槍を通して『吸血』し『生命力を奪い』ながら『属性攻撃』で炎を発生させ、精気を吸い尽くし燃やし尽くして鏖殺する。
「挿されるのも悪くないだろ?」
※アドリブ、エロ歓迎
●
次なる目的地を指し示したテレビウムを連れ移動する猟兵達の前に羽虫のような音が聞こえてくる。
黄色いユニフォームを着込んだそれらは『働き蜂戦闘員』。
一人一人は強くはないが数で圧してくるやっかいな相手ではある。
手に持つ槍はイデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)からしてみれば短小にして矮小。
(不敬だ!本当の剛槍という物をたっぷりと教えてやる)
誇り高い彼女に見せるにはあまりにも粗末な槍に侮蔑の視線を送りさらには挑発をして敵の注意を自分へと向けさせていた。
「そんな小さなモノで私をどうこう出来る訳ないだろ? この短小が!」
『短小!? なんだかバカにされてる気が!』
『別の意味で傷ついたぞ女ァァ』
「手に持ったのも腰にぶらさげてるのも矮小とでも同じ事だろう?」
『『『きさまああああああ
!!!』』』
計算したわけではなくただ本当にそう感じただけの話なのだが、働き蜂戦闘員が一気に群がってくるのをニヤリと一瞥する。
「その目……実にイイぞ!」
イデアールの高速な詠唱で出現した無数の魔法陣から出現した魔力の槍はハリネズミのように全方位に向け一気に射出され次々と戦闘員達を串刺しにしていく。
ユーベルコード『負を穿つ魔槍』
魔力の槍一本一本に篭められた魔素は限界まで高められ鋭く大きくぶっとい剛槍という表現がよく似合うほどで……。
『ぐあああ バカな……』
『こんな無茶苦茶なぁ』
『うおお 力が吸い取られて……』
貫かれ苦しむ戦闘員の生命力が急速に吸い取られ萎れていく。
串刺しの魔槍はただ貫くだけでなく吸血しさらには精気すらも吸い取り戦闘員達はすでに戦闘不能になっているのだがこれだけで終らせる気はイデアールにはさらさら無かった。
こいつら相手では心が燃えるものがないと……ならばさっさと終らせるべきだ。
ボウッ。
突然戦闘員達の身体が次々と発火し燃え始めた。
消そうとしても身体の内から燃えるその炎を消す術は彼らにはない。
「挿されるのも悪くないだろ?」
辺りにイデアールの高笑いがいつまでも響き渡っていた。
大成功
🔵🔵🔵
ショコ・ライラ
(着衣を整えつつ路地裏から戻ってくる)
ん、おお、何だ。表でもかなり派手にやってるじゃないの(くノ一の死屍累々を眺め)
さて、よかった。今度の敵はあんま可愛くないね
容赦無く倒せそうだ
《Jazzy Draw》──増援が来るならそれすらも一拍の内に倒すまで
相手の攻撃を【見切り】、【カウンター】を合わせて…
んぐっ
背後から…ちょっと、お尻の真ん中ばっかり突くのやめてくれないかな
しかも何で柄の方で…
んぎゅっ…誰だ今ぐりってしたの
回を増すごとにどんどん乱暴になってない??
【激痛耐性】はあるほうだけどもさ
そんなに深々…遠慮無く扱うなっ
エルーゼ・フーシェン
「次はプールに向かえばいいのね」
なにがあるのか分からないけど、守りながら行くしかないわね。
数が多いからなんとかしないといけないけど。
『ゲンドゥル』と『最後の願望』でリヴェンを呼び出して応戦するしかないわね!
鞭状にして【二回攻撃】しつつ【衝撃波】や【範囲攻撃】で振るいながら迎撃するわ。
【ダンス】による剣舞もいいかもしれないわね。
なんで胸ばかり狙ってくるの!?
服も破れたら……。ママたちが見てるかもしれないのにぃ!
※アドリブ、絡み、お色気ハプニングOK
●
「ん、おお、何だ。表でもかなり派手にやってるじゃないの」
表通りから派手な戦闘音がこんな裏路地にまで聞こえてくる。
恍惚の表情で躯の海へと還っていく『紫御殿』達を背にショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)は着衣の乱れを直すと鼻歌交じりに歩き出す。
くんっと鼻腔に残る好みの匂いを最後にもう一度味えば頬が緩むのをかんじてしまいご満悦だ。
存分にくノ一達を味わいそれなりに満足はしたのだがまだまだいくらでもお替りが欲しかったぐらいだが今はしょうがないなと溜息をつく。
そんなショコの前に敵と戦いながら路地に飛び込んできた者がいた。
大きく羽ばたき間合いを取ろうとするが建物の上から飛び降りてきた戦闘員などに牽制され大きくは羽ばたく事ができない。
「これ じゃ キリがない のよ!」
剣戟に合わせ吐き出すようにそう声を出すと衝撃波で働き蜂戦闘員を何人か吹き飛ばす。
エルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)が呼び出したリヴェンと共に迎撃をしているのだがいかんせん数が多い。
以前にもあったことだがとにかく数が多いというのはそれだけで大きなプレッシャーなのだ。
その数の暴力で攻めて来る相手を目にしてもショコは落ち着き払い余裕すら漂わせていた。
(さて……今度の敵はあんま可愛くないね)
「容赦なく倒せそうだ お嬢ちゃん助太刀だよ♪」」
ホルスターから一瞬で抜いたリボルバーのハンマーを左手で次々とコックし一瞬で数発撃ちだされた弾丸はエルーゼに襲いかかっていた戦闘員の手足に命中しその
動きを止めていた。
「そこっ!」
舞うように一閃、動きを止められた戦闘員を一気に切り伏せるとようやく一息つくエルーゼ。
しかもせっかく倒したというのにさらなる増援が二人を囲むようにまた現れ戦いはまた振り出しに戻ってしまったかに見える。
ジリジリと包囲網を狭めてくるため下手に飛び上がる事もできない二人。
『こいつらは!』
『よしカメラを呼べ』
『オッケー、すでに待機済だ』
戦闘員達が次々と嫌な予感しかしない言葉を放ちながら手に持った槍を穂先ではなく石突を前にして全員が構え直してくる。
グニュ ムニュ。
乱戦になり二人は斬っても斬っても、撃っても撃っても襲い来る戦闘員にそろそろ手が追いつかなくなってきていた。
「んぐっ!? 背後から…ちょっと、お尻の真ん中ばっかり突くのやめてくれないかな」
ショコが空いた手でお尻を押さえているともちろん射撃も次第にぞんざいなものになっていた。
「こここ、こらっ何で胸ばかり狙って!」
エルーゼのほうはどうやらその巨乳が狙われているようで槍の石突でまるでゴム鞠のように突かれまくっている。
次第にそんな働き蜂戦闘員の攻撃はさらに過激になっていき二人の衣装ももう破れる寸前。
これ以上破られてしまっては戦闘員達が用意したカメラマン達に激写されその姿が全国放送されてしまうだろう。
(ま……ママ達が見ているかもしれないのに!?)
このキマイラフューチャー出身であるエルーゼには色々な意味でピンチだろう、さすがに家族には見せたくない姿というものがある。
羞恥の心にリヴェンの動きにも精彩を欠いてしまっている。
そしてそんな心配は現実のものになり幾どめかの突きで豊満な乳房が表へと零れだし白日の下に晒されてしまった。
思わず手で隠せばそれは防御ができなくなくなったということで……。
ショコにしてもいつのまにやらズボンが脱がされていてそこに槍が押し広げるように襲い掛かってきた。
「んぐっ……誰だ今っ……ぁぁぁっ」
激痛には慣れているそれは我慢できる、だが深々と遠慮なく扱われ広がる快感にはとても無力で……。
戦闘員達に群がられ押し倒される所で二人の戦いの中継は終っていた。
だが裏サイトに流れる動画の中で二人がどんな目にあっていたのかは、この先はどうやら有料チャンネルでしか見れないようだ。
裏路地に二人の甘い声が響き続けていた……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
トリガー・シックス
『再集結する部隊』を発動させ、重兵装のタイタン、後方支援役のレイダー、工作兵のストーム、狙撃手のホーク、斥候のレイを呼び出す。
タイタンがガトリングで掃射、レイダーが数基のセントリーガンで支援。
ストームが阻害用の罠を張り、ホークが対物狙撃銃で狙撃、レイがアサルトライフルによる援護を行う。
トリガーが指揮を行いつつ『アーバレスト』で射撃を行う。
ホークとレイは女性だが、他と比べると山と平原くらい差があり……。
「雉も鳴かずば撃たれまい」
沈黙が吉な事もあるのだ。
ちなみにトリガーが指揮官であることも発覚したとか。
※アドリブ、他の猟兵との絡みOK
●
大画面にハリウッド風のファンファーレが鳴り響く。
一斉に観客達の視線がそちらに釘付けになる中、画面に映し出されたのは謎の戦闘集団のシルエット。
ガトリング砲やセントリーガンにアサルトライフルとそれぞれが持つ武器はバラバラだが一つだけわかるのが彼らが戦闘訓練を積んだ熟練兵であろうということだけは視聴者にもわかるのだ。
画面上では重厚なBGMのもと彼らが次々と襲い来る働き蜂戦闘員を弾幕で撃ち倒すさまが放映されていたりと大盛況のようだ。
それらの精鋭を指揮しているのはトリガー・シックス(黒衣の銃剣士・f13153)である。
亡き戦友達と再び『再集結する部隊』にて轡を並べ敵を一掃する姿はアクション映画を求める観衆に受け入れられ喝采と”いいね”が飛び交っている。
他の所の戦いがどうなっているかわからないが次々と襲い来る戦闘員を一番倒しているのはこの戦場なのは間違いない。
タイタンがガトリング砲で追い込んだ敵をレイダーが事前に設置したセントリーガンで薙ぎ払い、逃げ出そうとした先はストームが仕掛けたトラップにより逃げ場を無くした所をレイのライフル乱射とホークの狙撃で仕留めていく。
一連の連携を的確に指示するトリガーは要所要所で再調整を終えたアーバレストでフォローを入れるともはやこの周辺に動く戦闘員の姿は無くなっていた。
亡き戦友たちを見渡し一人ひとりを懐かしそうに見渡す。
ホークとレイは女性なのだが体型は正反対、思うところはあるが黙っているのが舞台運営のコツだ。
(雉も鳴かずば撃たれまい)
目を閉じつい唇が歪み笑いそうになるのをどうにか抑えると彼らは次の襲撃に備え次のポイントへと移動を再開するのだった。
成功
🔵🔵🔴
シェラフィール・ディー
アリアと連携
「とにかく避難です、ホントにもう何が起こってるのかわからなくなってきてますからっ」
オブリビオンの騒ぎで何がなにやら…いえ、それだけが原因という訳でもない気も致しますケド
「お嬢様も、もう余計な事はせずですね…」
聞いてますか? …聞いていない気がします
そして続け様にうじゃうじゃと湧いて…っ!
とにかくテレビウムさんを奪われる訳にはいきません
攻撃をこちらに【誘惑】…ではなく誘導し防御――…つ、つんつん!?
「やめてください! ああもうっ、ちょ、防御しようが…っ」
(つん)ぷるん(つん)たゆん(つん)ゆさっ
…なんだか胸以上にお尻がですね…っ!?
「な、なんですか何がいいたいんですかぁ~~っっ!?」
アリア・ティアラリード
シェラフィールと連携
うう…お姉ちゃんの何がいけなかったんでしょうか…
と、ユウリョウさんがプールへ連れて行けと
ここはシェフィちゃんの水着姿…いえ、汚名挽回のチャンス!
…のですが、戦闘員さんが邪魔してきます
【オーラ防御】で痛くはないんですが、ツンツンされて変な気分に…
私はただシェフィちゃんの水着を選びたいだけ
お姉ちゃんの素敵チョイスを着せてあげたいだけなのに…!
…あ、私はとっくに水着ですよ?今日は少し大胆なビキニです
そしてシェフィちゃんにはこの、とっても小さくてとっても薄い
白くてその…水に濡れると透けちゃうビキニを…えへへ♪
だから邪魔しないで!下さい!【怪力・なぎ払い・範囲攻撃】UCで一掃です!
アルエット・ブラン
アドリブ歓迎
「ん、テレビウムさん助けないと…だね」
ん、遅れちゃった…プールにいけば良いの…?
移動、しないと…だね?
「邪魔しないで…?」
【レギオンの血】を使って、近寄ってくる蜂を攻撃するね?
“なぎ払い”“2回攻撃”“フェイント”で避けられないように…
突っつかれたら…外套を囮に、使うね…
外套を脱げば、本気…だから…
でも、プール…水着は居るのかな…?
持ってない、から…ベルに借りれたら良いんだけど…転送で、忙しいかな…?
●
目的地であるプールまでテレビウムのユウリョウ・チャンネルを護衛して駆け抜ける猟兵達。
そこに襲い掛かる働き蜂戦闘員達の攻防は今やギャラリー達の熱い視線で満たされていた。
ただしそれは戦いを見ているだけとは違う視線や歓声が飛んできているのだが。
「とにかく避難です、ホントにもう何が起こってるのかわからなくなってきてますからっ」
困り顔でテレビウムを誘導し走るシェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)は周囲の空気の変化を感じ取りちょっと嫌な予感が止まらなくなっていた。
オブビリオンの騒ぎだけにしては観客のヒートアップぶりが何かおかしい、一緒に走っていた義姉のアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)を振り返ってみてようやくその原因に気がつく事ができた。
アリアがいつの間にやら大胆なビキニ水着に着替えており先ほどからの熱い視線や歓声の原因はこれなのだとようやく思い至る。
「目だってどうするんですか……これじゃどこへ迂回しても位置がバレバレなはずです!」
「ユウショウさんがプールへ連れていけと言うんですよ? 水着を着なくてどうするんですかシェフィちゃん! そのままで行くほうがよほど失礼です♪」
なんだかいい笑顔で返答するアリアに唸り声で返答するシェラフィール、何が問題かというと水着に早着替えするまではいいのだけれど、その手に持つ白い水着は誰用の物なのでしょう?
気付かないフリをしていてもいつかはその時がきてしまう、ならば先に聞くほうが大事なのだろうと思い疑問をぶつけてみた。
「お嬢様……その水着はまさか……」
「よっくぞ聞いてくれました♪ これこそお姉ちゃんが厳選したシェフィーちゃん用特注水着! その辺りでちょっと着替えてから先へ進ないとね!」
これ以上ないいい笑顔で返ってくる返答にもはや言える事は……。
「お嬢様も、もう余計な事はせずですね…」
「むふふでぽよんぽよんなシェフィーちゃん見れるなんてお姉ちゃん楽しみー♪」
(聞いてますか? 聞いてない気がします…… こうなると止まりやがりませんからね……)
溜息をつきたい所だがどうやらそんな暇は戦闘員達は与えてくれるつもりはないようだ。
路地から出てきていきなり槍で襲い掛かってきた。
身構えるシェラフィール、あっちの世界にちょっと踏み込んでいて防御が遅れるアリアそして……。
頭上から無数に分裂して伸びた斬糸が次々と戦闘員達を切り刻む。
外套に身を包んだアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)が血の中から取り出した分裂する特性のある『レギオンの血』を用いて絡め取った戦闘員達を薙ぎ払いそして時間差でもう一度振り回せば他の者が進める突破口があっさりと作られていく。
「ん、遅れちゃった……プールにいくまで守れば良いの?」
「「アルエットちゃん!」」
重なる声に外套から見える目元だけで”まかせて”とばかりに飛び降りてきて合流することができた。
これで3姉妹が勢ぞろいしたわけなのだが次々と増援が来る戦闘員達に3人はそれぞれが追い込まれていくことになってしまう。
護衛しているテレビウムに手を出させまいと身体を張り誘惑するかのようなポーズや仕草でシェラフィールが注意を引いたおかげで後ろへの被害は極力抑えられたのだが同時にそのたわわに実った果実が危機に陥っていた。
戦闘員達の槍は殺すための突きであはなくどっちかといえばつんつんと全身をつつくように執拗に同じ場所ばかりを狙ってきていた。
「やめてください! ああもうっ、ちょ、防御しようが…っ」
揺れる乳房が何度も槍で弾かれそしてチクチクと先端を微妙な威力で突き刺し刺激を与えてくると思わず変な声が出そうになってしまう。
それが脇や足に移動しそして一際大きな臀部が突かれ揺れる様は豊かな乳房が揺れるよりも魅惑的で。
『いやらしい尻だ』
『誘ってやがるな』
『ここを集中的に狙え』
戦闘員達も反応に気を良くして臀部に狙いを定めるうちにスカートが破れ下着と共に柔肌が丸見えになってしまう。
「お尻ばかりやめてください~~っ!!」
手で隠すも隠しきれないボリュームにシェラフィールの切ない悲鳴が画面ごしに全国放送されてしまった。
「あぁっ、シェフィちゃんがあんな姿にされてしまってお姉ちゃんは悲しいです!」
大胆なビキニ姿のまま何本もの槍に突かれるアリアだったがそのほとんどが鉄壁のオーラ防御でダメージなのはない。
だがそれでも的確に敏感な場所ばかりをツンツンされてしまうと次第に変な気分になってしまい吐息が漏れだすほどに熱が高まってしまっていた。
最愛の義妹の可愛いお尻が剥き出しになるほど突かれている姿に興奮してるのもあるのだが、その目に宿る強い意志は揺ぎ無く内側からアリアに力を与えている。
きっと使命感に燃えているのかと思っていたのだがその心境はというと。
(なんで邪魔するんですか!私はただシェフィちゃんの水着を選んで着せてあげたいだけなのに! …この小さくてとっても薄い白くて透けちゃうビキニをえへへへへへへへ♪)
……煩悩100%、どうしようもないほどにダメお姉ちゃんスイッチが入ってしまっているのだ。
アリア達が全く戦闘に参加しないので一人戦い続けるアルエットの外套に槍が一本刺さり壁に釘付けにされそうになるが間一髪それを脱ぎ捨てたのだが……。
「アルエットちゃん、そっその水着は!?」
「ん、ここに転送……する前に、ベルが貸してくれた……」
歓喜の声をあげるアリアに「どうしたの?」とばかりにマイペースなアルエット。
その身につける水着は極小のマイクロビキニであり小柄なわりに育ち盛りなアルエットの肢体がより強調されてしまっていた。
幼い容姿にこの水着は凶悪すぎるのか働き蜂戦闘員の何体もが鼻血を抑えるように鼻を押さえ余所見をしているので斬糸が容赦なく切り裂き数を減らしていっていた。
しかも動き回りポーズを取るたびに色々見えてしまいそうで先ほどから謎の光源がかかり放映される動画に規制がかかりはじめている。
(むむむ、アルエットちゃんのあの魅力にシェフィちゃんの魅力が加われば無敵だというのに……)
先ほどから早くこの場で着替えさせてあげたいのに邪魔が入って何も出来そうにない、アリアの欲求不満は溜まりに溜まりそして爆発した。
「シェフィーちゃんのお着替えタイムを愉しみにしてるんです!」
急速に高まったフォースが武器に限界を超えて集まっていく、それは周囲を照らす輝きとなり極大フォースセイバー:クエーサー・ブロウへと変化を遂げた。
それはもしかすると巨大なドラゴンすら一掃できそうな破壊力を秘めておりそれを容赦なく振り下ろした。
シェラフィールを襲っている戦闘員ごと。
「だーかーらー邪魔しないで! くださああああああい!」
辺りに広がるフォースの光、そして消し飛ぶ戦闘員と千切れ飛ぶシェラフィールの衣服。
全てが浄化されていく……。
辺りから敵は一掃された、勝ち誇るアリア。
こほこほと埃を吸い込み咳き込むアルエット。
そして……こめかみをピクピクと震わせアリアへと近付くシェラフィール。
大惨事姉妹大戦が今……開戦しようとしていた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
青葉・まどか
何故あんなことになったのか、解せぬ。
それでもテレビウム君を放り出す訳にもいかないし、ガンバリマスヨー。
それにしても、次から次へとキリがないよ。
おまけに、この蜂たち…何か、微妙なところ狙ってくるんだけど!
既にセクハラが目的でテレビウムを攫うこと忘れてない?
やられっぱなしは趣味じゃない。
「セクハラ蜂さん、覚悟はいいですか」
相手の股間を狙って【早業+だまし討ち+気絶攻撃】で蹴り上げる。
まあ、蜂の股間が急所か知らないけど。
悶絶するようなら【怪力】で踏みつけてみるね。
「個人的に働き蜂はドMだと思う」
黒岩・りんご
次はプールですか
例のプール的なものではないですよねえ?
と、それはともかく、そこまでちゃんと護衛しないとですね
相変わらず喜久子さんを護衛にすべく操作して
わたくし自身は蜂退治といきましょうか
……それにしても眼鏡巨乳になにか恨みでもあるのかしら?
わたくしの胸をつつこうとしつこいですわねえ!
別に多少つつかれようが、ひっかかって服が破れようが気にはしませんが、鬱陶しいのは変わりませんし!
蜂相手だとお楽しみもありませんし、容赦なく【鬼九斬手】ですぱすぱ切り落としてしまいましょうねえ♪
行き先のプールではのんびり泳げたりは……しないんでしょうねえ……
フランチェスカ・ヴァレンタイン
灼いても斬っても潰しても、と
ここまでキリがありませんとさすがにうんざりしますわねー…
三次元機動で飛び跳ねておびき寄せながら、砲撃の五月雨撃ちや斧槍でのなぎ払いで群がってくる戦闘員を蹴散らしていきます、が
さすがに捌ききれずに”突っつかれる”のは避けられず、戦闘員も調子に乗ってあれこれと?
…開けた場所に纏めて釣り出すまでは我慢です、我慢
「…ええ、突かれ過ぎれば風船も弾けますものね? ブレイズランサー、ファランクスシフト――!!」
UCを回数重視で発動のうえ、2回攻撃で二重装填など
――全天を覆う148基の火群の槍衾、ご遠慮なく召しあがれ?(威圧を背負いながらにっこりと
※アドリブ・絡み・ハプニング歓迎
●
働き蜂戦闘員との戦闘はピークに達していた。
目的地のプールは近いらしいのだがテレビウムのユウリョウ・チャンネルの画面が指し示す地点の辺りにプールなどあったろうか?
そんな疑問を胸に黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)達が辿り着いたのは繁華街のど真ん中。
何の変哲もない8階建てのマンションの前まで到着すると目的地がどこなのかピンときてしまう。
(ここはキマイラフューチャー界隈では有名な”例のプール”じゃないですか
……!!)
確かマンションの最上階がガラス張りのプールになっていて色々な動画や番組のロケ地になっているというあの。
そしてその予想はどうやら当りであったらしく一行はマンションの玄関ホールへと歩を進めていた。
だがこうなってしまうと少し困った表情になってしまうのはフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)である。
飛行能力を生かした三次元機動で戦闘員を翻弄しながら薙ぎ払ってきたのだが屋内ともなるとそれが出来そうにはない。
必然屋内戦となるわけで……。
「ここまでキリがありませんとさすがにうんざりしますわねー」
通路のあちこちから槍で突いてくるのだがそのどれも狙う所は魅惑的なサイズを誇るフランチェスカの双乳。
それが槍で突かれ徐々に着衣にもダメージが蓄積していく、このまま最後まで耐え切れるのかは怪しいところだ。
「次から次へとキリが無いよ……」
先ほど全国放送であまりに恥ずかしい姿を放映されてしまい困り顔の青葉・まどか(玄鳥・f06729)も戦闘員達の槍捌きに少し辟易としたものを感じていた。
(何故あんなことになったのか、解せぬ)
どう考えても微妙な場所ばかりをしくつこく狙ってくるうえに、気のせいか……先ほどから狙っているはずのテレビウムを全く無視して護衛の女性陣へのセクハラ攻撃ばかりを仕掛けてきているのだ。
今もまたスカートの裾が少し破られ徐々に剥かれていている気がする。
マンションの通路内ということで回避のし辛さはかなりのもので、護衛しているメンバーの着衣は次々と破られてしまっていた。
特に今参加しているメンバーは胸囲にボリュームがある女性ばかり。
必然その攻撃はそこに集中しりんごの上着のボタンが飛び下着に包まれた乳房が飛び出してしまう。
「わたくしの胸をつつこうとしつこいですわねえ!」
蒼白い炎を纏った手刀で槍を払い一体一体容赦なく切り倒しているのだがとにかくキリがない。
どうにかエレベーターの狭い個室に入り一息つく一行。
頭上の表示が最上階へと進んでいく。
一方の最上階エレベーターホール、そこには大量の戦闘員が一斉に襲いかかろうとエレベーター前を占拠しており槍を突き出して待ち構えていた。
エレベーターの表示が最上階到着を教え扉が開こうというその瞬間、内側から閃光が漏れ出しその光はホール前の通路を一直線に焼き払ったのだ。
「ブレイズランサー、イグニッション……十全に舞い、灼き穿ちませ!!」
ここまで耐えに耐え敵を最大限巻き込むタイミングを計っていたフランチェスカの『九天に舞い 灼き穿つもの』を静かな口調で放ち終えると満足したとばかりにホールへとその身を躍らせる。
建物を破壊しない程度に威力を抑えた代わりに手数でそれを補ったおかげかもはや動く者は数少なくなっていた。
その数少ない生き残りも衝撃で床に倒れいたのだがそこにツカツカと歩み寄ったまどかが躊躇いなく戦闘員の股間を次々を蹴り上げていく。
「セクハラ蜂さん、覚悟はいいですか」
その表情はとても嬉しげで。
『『『!”#$%&’+*‘!”#
!?』』』
容赦ない金的攻撃に戦闘員達が悶絶してのたうち回る。
さらには股間を踏みつけると悶絶とも悦びともどちらともとれる声が響き渡り、りんごやフランチェスカまでもが同じく股間を踏みつけるのに加わると戦闘員達が何故か満足顔(?)で骸の海へと還っていった。
『『『ありがとうございます ありがとうございます』』』
そんな大合唱が最後に耳に残ったまどかはポツリと呟いた。
「個人的に働き蜂はドMだと思う……」
「ですわね……」
「最期確実に悦んでましたわねぇ……」
同意する二人、とはいえ戦闘員の排除に成功したからにはあとはプールへと辿り着くのみなのだ。
ようやく妨害のなくなった通路を進み重厚な扉を開けるとそこには目的のプールが広がっていたのだった。
こうして舞台は通称『例のプール』と呼ばれる場所へと移ることとなる。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『近所の可愛い天然お姉さん『千葉・牛美』』
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POW : うふふ、お姉さんハグが好きなの!
【豊満な胸】から【温かく柔らかい感触】を放ち、【妄想や誘惑】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD : あらあら、うふふ。
【お姉さんの意図せぬ天然行動】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【や空間をお姉さんの天然色に染め上げる】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ : ほらぁお姉さんの搾りたて生牛乳よ!(言い間違い)
【牛乳瓶】を向けた対象に、【牛乳瓶から放出した牛乳】でダメージを与える。命中率が高い。
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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●
苦難の末に猟兵達が辿り着いたのはマンション最上階にある通称『例のプール』
キマイラフューチャー界でも色々な撮影に使われる魅惑の人気スポットの一つだ。
片面は壁、そしてもう片方はガラス張りで日光が燦燦と降り注ぎ非現実感を演出してくれるという。
『あらぁ? ここまで辿りつけちゃったのねぇ お姉さんびっくり』
敵オブビリオン、『千葉・牛美』がその魅惑のダイナマイトボディを彼女のファンである一般人達に磨かせながら猟兵達を出迎えたのだ。
その身を包むのは牛柄のビキニ水着、その魅力は存分に誘惑するように揺れていた。
鼻の下を伸ばしたファン達がその彼女を守るように囲んでいる。
狭い空間にかなりの人数のファン達が詰め掛けているのであまり派手に戦うと被害が出てしまうと判断できる状況だ。
何とか引き離すなり方法を考える必要があるかもしれない。
「あぁ……ななな、何だぁ!?」
そんな光景を目にしてどうしたものかと思った瞬間、ここまで護衛して連れてくることができたテレビウムの画面が突如輝きを増し身動きが取れなくなってしまった。
「あらぁイケな子ね、その光やめさせてあげちゃうわ♪」
ふるゆわの雰囲気のまま言うと勘違いするがこのまま好きにさせるとどんな●●な展開になるものかわかったものではない。
何人かが試してみたが光り輝いている間(15分程度)はテレビウムは逃げ出す事も避難させることもできずここでこのまま守りきるしかないことがわかる。
ここで戦いを始めるしか方法はないようなのだが……。
そして一部の者は気付いたのだがこの戦いの放映は大人向け有料チャンネル専用に切り替わっているようで、他のギャラリーもここまでは追いかけてくることが出来ずそちらに被害が行くことはなさそうなのでそれだけは安心できるというところだろう。
そして油断ならないのがこのプール、何が仕掛けられていても不思議ではない。
ここにキマイラフューチャーの未来を左右するかもしれない戦いの火蓋が切って落とされたのだ。
アリア・ティアラリード
三姉妹連携
うう…素敵プールにも関わらず正座でお説教
お姉ちゃんはただ、みんなの可愛い水着姿を堪能しいだけなのに…
とか言ってたら素敵…いえ、邪悪なおっp…オブリビオン!
次の瞬間【第六感】が騒めきUCが発動!未来視で見えます、中継の盛り上がりが
向こうが油断している今なら【ダッシュ・早業】で渾身の一撃を…を…ぉを〜!?
正座で足が痺れて…ぇぇ〜!
あらあらうふふ空間に巻き込まれプールサイドで転びローションプールにダイブ
勢いそのまま隣のバランスボールに大の字で仰向けに!
ヌルヌル濡れビキニは体に張り付き【挑発・誘惑】的ボディをカメラに見せつけて
見られてます…こんなに見られたら…【恥ずかしさ耐性】にも限界…です
アルエット・ブラン
アドリブ歓迎
3姉妹連携
「ん、テレビウムさん守る…」
シェフィおねーちゃん大変だった…水着あってよかった…?
ん、プールだから滑らないように…って仕掛けあるんだ…
気を付ける、ね…
「やっぱり、動きにくい…かも?」
借りた水着、小さいから…気を付けないとだね…
でも、あまり動かなければ…大丈夫…
遠距離から【アレニエの血】を振るって攻撃、だね…
「ひゃん!?なに、これ…」
足元から、水が噴水みたいに…出て…当たってる…
内またになっちゃう…あ、だめ…尻餅ついちゃ…
お姉ちゃん、たち…助けないと、なのに…
シェラフィール・ディー
三姉妹連携
「本当に冗談ではないのですけどっ! っ、ちょ、こ、これでプールにいくのは色々まずいといいますか、水着なんですがぁ~~…っっ」
もはやいうことは御座いません。ですがお説教は続けさせて頂きますこの色ボケお嬢様。
折角の私服を見事に台無しにされて…も、もうっ!着るものがあったといってもこれは着るというか張り付けるというか…という白のマイクロビキニ…
濡れれば透けませんか死にませんか。しかもなんだかこう、むちっみち…く、食い込んで弾けそうで、だからこそ~~っ!
「この光を絶やすわけにはいきませんっ!最悪、首をくくる羽目になりますので!!」
お願いですから、ハプニングも無くやられてくださいませ…っっ!!
●
マンション最上階の通称”例のプール”。
オブビリオンである牛美がファン達に囲まれ、わいわいと握手会などが開かれているプール対岸で何やら言い合う声が聞こえてきていた。
「本当に冗談ではないのですけどっ! っ、ちょ、こ、これでプールにいくのは色々まずいといいますか、水着なんですがぁ~~…っっ」
今にも脱げる……というか剥がれそうな白のマイクロビキニを恥ずかしそうに着て声を荒げているシェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)は呆れを通り過ぎ達観しかけた心境で目の前で正座している義姉アリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)に説教を続けているのだがどうにも真面目に話を聞いているような様子はない。
「うう、お姉ちゃんはただみんなの可愛い水着姿を堪能したいだけなのに……」
唇を尖らせつつもこりずに見上げるアリアにシェラフィールのこめかみがピクピクと。
「いいかげんにしてくださいね色ボケお嬢様!」
「ひぇぇぇん」
拳を振り上げられわざとらしく手でガードする懲りない姉達の姿を見てアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)がひょこりと覗き込む。
「シェフィおねーちゃん大変だった…水着あってよかった…?」
「きゃわいいいい♪」
外套が脱げてしまっているため際どい借り物のマイクロビキニを身につけた末妹の姿にアリアの鼻の下は限りなく伸び今にも鼻血が噴出しそうな雰囲気だ。
「ん、私は大丈夫ですよ……本当に……むむぅ」
末妹の手前ちょっと見得を張ってしまったシェラフィールはしまったという顔をしてしまう、なぜなら自分が今説教をしていたアリアの目が”大丈夫、大丈夫なのね!”とばかりに光り輝いているのだ。
『あらあら、うふふ……そんなことないですよ~お姉さん困っちゃうな~♪』
牛美のマイクパフォーマンスに答え一際大きい歓声が対岸で巻き起こる。
その時アリアの第六感が囁くのだ、早く未来を見ろ……と。
中継で盛り上がってるこの瞬間、ここから飛び出せば一気に間合いに入る事が出来そして必殺の一撃を与えれるはず。
そんな未来を見てしまえばアリアに我慢する必要もなく(説教から逃げ出すいい口実だ!)素早く立ち上がると一気に地面を蹴り飛び出したのだ。
「牛美さん覚悟を……を……ぉを~!?」
「こっこら、お嬢様! 何を逃げて……ってきゃああ!?」
正座で足が痺れていたアリアがよろめきシェラフィールごとローションプールへと水柱をあげて落ちてしまい雫が辺りにも飛び散ったのだ。
グリモア猟兵に借りた水着があまりに布地が少ないため動きにくいと跳ぶのを躊躇ったアルエットだけが落ちずにすんでいるのだが飛び散ったローションを全身に浴びて全身がねちょりと粘膜で覆われてしまった。
「お姉ちゃん達大丈夫かな……でも今は、テレビウムさん守る……のが先……」
血から取り出したアレニエの血を器用に操り牛美へと放ったのだが、命中する直前に手元が狂い牛美の水着だけを切り裂きポロンと乳房が飛び出させるしか出来なかったのだ。
正確無比なアルエットの手元がなぜ狂ったかといえば、内股になりプルプルと顔を真っ赤にしながら何かを我慢している
「ひゃん!?なに、これ…」
よく見れば足元から噴き出した水がちょうど股間に当り何度か味わった事のある感覚が下半身から広がり身動きとれなくなっていたのだ。
周囲からの視線やカメラが自分に向けられている緊張感、そして先ほど浴びたローション。
これらが無意識のうちにアルエットの感度を高めていて……。
気付けば尻餅をつきより至近から噴出される水の感触を愉しんでしまっていた。
「お姉ちゃん、たち…助けないと、なのに…」
そう心を奮い立たせ起き上がりたいのだが今こうして与えられる刺激からどうしても逃れる事が出来ずに無意識に動く手が水着の中へと進み……。
プールサイドで座り込んだアルエットが自分を慰め始めた頃になってようやくプールの中からアリアとシェラフィールが浮かび上がってきていた。
プールサイドに上がろうとした二人にファン達とカメラが殺到する、ただでさえ薄い生地の水着がローションで濡れてしまいほぼほぼ何も着ていないのと同じ状態になってしまっていたのだ。
(濡れれば透けませんか死にませんか。しかもなんだかこう、むちっみち…く、食い込んで弾けそうで……そんなに見られたら……)
「いやあああっ! こんなの、首をくくる羽目になりますので!! 見ないでくださいませ~!!」
自分の惨状に気付いたシェラフィールが思わずアリアを盾にしようと背中を押してしまった。
姿勢を崩したアリアがまたプール側に投げ出されてしまったが、そこは体力自慢のお姉ちゃん。
あえて地面を蹴る事で再びプールに落ちる事は回避!
だが不幸にも偶然そこにあった機材に躓いたせいで盛大に吹っ飛びバランスボールの上へと仰向けのまま大の字になって動けなくなってしまったのだ。
微妙なバランスで揺れるためなかなか脱出できないのだがその間にもローションでヌルヌルに濡れ肌に張り付いたビキニはボディラインをくまなくカメラに収められてしまい全国へとONAIRされてしまっているのだ。
しかも薄い生地を浮き上がらせるほどに尖った先端までもが丸見えになっているとなれば羞恥の心が限界突破。
「見られてます…こんなに見られたら…もう限界…ですっ……んっんんっっっ!!」
全国の男達に見られている、そんな羞恥心だけで昂ぶった身体はあっさりと絶頂を迎えそれすらも全国放送されてしまうとアリアはぐったりと肢体を見せ付けたまま気が遠くなっていくのだった。
シェラフィールもまた身を隠す盾にするつもりだったアリアがこんな事になってしまい自分だけでも身を隠そうと思ったのだが、恥ずかしさに耐える眼鏡っ娘好きが全てこちらに来てしまいカメラを向けたり触ってこようとするので逃げる事も出来ずにただただ涙目で助けてと訴える事しかできなかった。
こうして三姉妹それぞれにギャラリーが付き牛美の周囲からかなりの数のファンが離す事には成功したのだった。
この後、3人が無事解放されたのかどうかについては別のお話である。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
エルーゼ・フーシェン
プールなので水着(胸元と腹部を開けたレオタード型)姿。
『ゲンドゥル』を抜き、鞭状にして攻撃を仕掛ける。
一般人は『最後の願望』でリヴェンを呼び出してサイキック能力で応戦させる。
【ダンス】の応用で舞うように戦っていく。
※アドリブ、絡み、お色気ハプニングOK
フランチェスカ・ヴァレンタイン
どーしてくれましょうかこの状況……
(スーツが破損したままのあられもない姿と聖痕の効果で室内の一般人達を無自覚に誘惑しつつ?)
ファンの方はどうにかおびき寄せて、引き離した隙に立体機動で牛美嬢への肉薄を
「ごきげんよう…! そして召し、あが、れッ!」
斧槍の戦槌をUCで腹部に叩き込んで腹パンめいた一撃など
立て続けに追撃を入れようとします、が――
「あっ、ちょっ……!」
慌てて引き返してきたファンに背後から抱き付かれて胸を執拗に攻撃されたり
四つん這いに押し倒されたところで(魅惑された)一般人達に群がられたり
そのまま盛った男衆の餌食になって有料チャンネルの目玉放送にされてしまいます?
※アドリブ・絡み・諸々歓迎
●
(どーしてくれましょうかこの状況……)
怪我をさせるわけにはいかない一般人キマイラのファン達を見てフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)はどうしたものかと頭を悩ませていた。
スーツが破損しあられもないままの姿に牛美のファン達の中には破れた箇所ばかりを執拗に見つめてくる者達がいるようだ。
同じく胸元と腹部が開けたレオタード水着を着たエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)にも同じように好奇の視線が突き刺さり少し気まずい雰囲気に。
だがまずは周りのファンを無傷で引き離さねば接近することすら出来そうにない状況でここはやむなしと二人は耳打ちし合うと背中合わせに立ち、モデルのように美脚を強調するようにポーズを決める。
「ふふっ♪ 私達の撮影会……参加してみないかしら♪」
「こんなチャンス二度と無いのよ♪」
男達の注意を引くには十分な二人の魅力に群がる男性ファン達、二人が色々と濃密なポーズで絡み合えば周囲の熱もヒートアップ。
いつの間にやら自分とそっくりなリヴェンを召喚し飛び出すタイミングを計っていたエルーゼが目でフランチェスカに合図すると行動を開始した。
リヴェンのサイキック能力で一時的に動きを封じたファン達の輪を抜け出し二人はプールに浮かぶバランスボードを八艘跳びの如く足場にし一気に牛実への間合いを詰める。
「ごきげんよう…! そして召し、あが、れッ!」
「牛実! 覚悟するのよっ!!」
斧槍を振りかぶるフランチェスカと、ゲンドゥルを鞭状にしダンスの如く回転しながら音速の振りで迫り来るエルーゼ。
二人の猛追に巨乳のオブビリオンはにっこりと笑みを絶やさずにミルクを吹きかけてきたのだ。
(不意を突いたつもりが読まれていた!?)
顔からミルクを浴び勢いが削がれた二人の背後から別のファンや取り巻きに抱きつかれ二人の姿がその中へと埋もれていった。
「あっ、ちょっ……!」
「いやっ!、そんな所触らないで!?」
鷲掴みにされた二人の規格外の巨乳が画面いっぱいに映し出されこれもまた撮影されているのだと気付くと余計に手を出すわけにはいかず二入はされるがままに水着やスーツを脱がされてしまう。
桜色の先端を摘まれ力強く揉まれてしまうと急に全身に熱が篭るのを感じてしまっていた。
先ほど浴びたミルクがまさかと思いつつもこうなってはどうしようもない。
武器を取り上げられ10人以上に群がられてしまうと、いつしか四つん這いに押し倒され尻を撫でられ……。
『あらあらあら♪ 二人共物騒な物は捨てて、自分達で言い出した撮影会を続けましょうね♪』
近付いていた牛実の豊かな胸で抱きしめられた途端、二人の心に温かいものが流れ込みもっともっと視聴者にサービスしなければという妄想が植えつけられてしまっていく。
蕩けた表情でカメラに向かいピースサインをしてしまう二人の姿は、男性ファン達にもみくちゃにされ有料チャンネルの目玉特番の生中継が今開始されてしまうのだった。
苦戦
🔵🔵🔴🔴🔴🔴
青葉・まどか
牛美からファンを引き離す為、水着(デザイン等お任せします)に着替えて動画配信。
恥ずかしいけど、一時的に有名っぽいし頑張るよ。
こんにちは!まどかです。
動画配信は初めてなのでドキドキしてます。よろしくね!
(先程の放送について書き込まれて)
見てたの?恥ずかしよぉ!
それで、私の…、どうだったかな?
こっちは有料だから、もっと過激だよ!
視聴者のリクエストに応えていたら、楽しくなってノリノリでポーズやパフォーマンス。
(牛美からまどかに乗り換えた一般人へ)
「私のファンになってくれるの?嬉しい!じゃあ、サービスしちゃうね」
お口や胸でご奉仕して生命力吸収。
お触りも許可して、好きにされます。
みんな、満足してくれた?
●
通称”例のプール”。
数々の番組や配信で定番のように使われるこのプールで初の大人向け動画の有料配信が始まろうとしていた。
先ほど衝撃のデビューを果たした期待の新人、青葉・まどか(玄鳥・f06729)の生放送とあってすでに閲覧数はうなぎ登り。
放送が始まり画面に映しだされたのは清楚さをアピールするかのような白いフリフリ付ワンピース水着姿のまどかである。
童顔とは裏腹に今にも零れそうな豊かなバストにすでに視聴者の目は釘付けになっていた。
「こんにちは!まどかです。動画配信は初めてなのでドキドキしてます。よろしくね!」
初々しさ溢れるその様子は口コミで広がり閲覧数がさらに増えていった。
そこからの可愛いトークは順調でいつしかコメント数もものすごい数になっていったのだ。
その中にデイリーランキング1位を取ってしまった”ぽろり”についてのコメントが書き込まれるとまどかは顔を抑えて真っ赤になってしまい。
「見てたの?恥ずかしよぉ!それで、私の…、どうだったかな?」
チラリとカメラ目線で質問してみればコメントはそれ一色に。
『おっぱい大きかった!』『とっても綺麗だった!』『まどかっぱいもっと見たい!』
「こっちは有料だから、もっと過激だよ!」
『うおおおおおお!』
一気に加速するコメントはどんどんとまどかへのリクエストへと内容が変わっていく。
当初は牛美のファンを引きつける為の演技だったはずが、褒められ喜ばれているうちにテンションが上がってきたのか後頭部で手を組み胸や股間を強調するローアングルでや胸の谷間のドアップを映し出したり、ワンポースの裾を見えるか見えないかでチラチラ弄ったりと視聴者を煽るようにパフォーマンスを繰り広げていた。
画面の向こうにいる視聴者でさえそうなのだ、プールサイドで生放送の撮影をしているものだから牛美のファンだった男性の中には心揺れてこちらに鞍替えする者が出始めた。
『お、俺まどかちゃんのファンになる!』
『お前ずるいぞオレもだオレも』
駆け寄ってくる新たなファン達にまどかは天使のような笑顔を向ける。
「私のファンになってくれるの?嬉しい!じゃあ、サービスしちゃうね」
ノリノリで水着を少しずらすとポロリと乳房が飛び出し桃色の先端が視聴者の目を喜ばせると”いいね”の数がさらに増えていく。
さらに自ら揉みしだきゴム鞠のようにぐにゃりと変形させたりするだけでさらに大きな歓声が響いてくるのだ。
ファン達の何人かが我慢できずに水着を脱ぎ露出させた膨張したモノを見るや、まどかは一人一人に近付き双乳で挟み奉仕すれば我慢できずに吐き出される白い体液。
可愛い顔と眼鏡を汚したその姿に興奮した新たなファン達が一斉にまどかに群がった……。
そこから何人のモノを咥え挟みそして飲み込んだのかはもう記憶出来る数ではなかった。
気付けば真っ白に染まり全裸でプールサイドに寝転んでいたのだ。
だがこれでいい、オブビリアンの周囲にいたファンの数をかなり減らす事に成功していたのだから。
「みんな、満足してくれた?」
まどかの問いにファン達はまどかの両足を広げ始める。
(あぁ……本当のファンサービスはここからなんだ……)
下腹部に広がる熱さにまどかは、身も心も満たされてしまっていくのを感じてしまっていた。
成功
🔵🔵🔴
黒岩・りんご
ほんとに例のプールじゃないですかも~
しかも何です、大人向け有料チャンネルになってるとか
つまりは、そういう事をしろってことですね?
仕方ありません、百合の魔王を解禁しましょうか
「そこのファンの人たち?彼女のエッチなところ見たいのなら大人しくしてることですね?」
喜久子さんを置いて、白衣を脱いで水着へ早着替え
牛美さんとのキャットファイトと行きましょうか
わたくし自身のサービスは、ビキニの水着姿披露までです
あとは魔王の手練手管で牛美さんを性的に攻め、イかせてあげましょう
唇を奪い、水着を脱がし、全身を指で愛撫して、わたくしの妹に調教してあげます
一応【幼き魔王の群体自動人形】でユウリョウさんは守っておきますね
ミケ・ナーハ
はちきれそうな豊満な胸をはじめ
牛美に負けないボディを
赤ビキニ姿で見せつけ対抗♪
牛美ファンを【誘惑】♪
巻き込まないよう離れさせます♪
「少し離れていてください♪」
ドローンで私と牛美をなめるように【撮影】し配信♪
虎型ガジェット『スア』が大画面に映します♪
牛美の近くにいるより配信の方が得なよう
2人の胸アップも♪
『快楽尋問術』♪
牛美の胸を優しく揉み、敏感な所を撫で
快感に溺れさせます♪
大勢に見られる恥ずかしさも快感に♪
質問に真実を答えないとダメージを
受けるほどの快感に襲われます♪
「なぜ鍵マークのテレビウムを狙うんです?」
「みんなからお姉さんって呼ばれてますけど何歳なんですか?」
「ここが気持ち良いですか?」
●
『うおおおおおおおっ!!』
通称”例のプール”にファン達の絶叫が響いていた。
牛美の魅力に惹かれて集まったメンバー達なのだが今はそこに介入した猟兵達がそれぞれに引きつけるべく策を練り実行に移していた。
はちきれそうな胸や肢体を赤いビキニに包んだミケ・ナーハ(にゃんにゃんシーフ・f08989)がオブビリオンである牛美に対抗すべく登場したのだ。
さらにはビキニ姿を解禁した黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)までもが一緒に現れる。
(大人向け有料チャンネルになったのならば百合の魔王を解禁しても問題なさそうですね
グラマラスな美女達の競演となると、これにはファン達も大喝采でプールにいる者のテンションはさらにヒートアップ。
「皆さーん、少し離れていてください♪」
「そこのファンの人たち?彼女のエッチなところ見たいのなら大人しくしてることですね?」
しなを作り笑顔で手を振るミケとりんごのペースに乗せられファン達が道を空けると魅惑のボディを持つ3人は胸を突き合わせる。
ドローンから撮影された3人を舐めるように映し出す映像は少し離れた壁際に鎮座したミケの虎型ガジェットの大画面に魅惑的な部分をドアップで見れるとなれば、ギャラリーになっているよりもよく見えると徐々に人の輪が減りミケの目論みは上手くいきそうなのだ。
3人が抱き付き合いポーズを取り押し付け潰しあう双乳が大画面いっぱいに映し出されるとこの場を揺らすような地響きと大量の”いいね”が飛び交い始めまさにお祭り状態に。
「いっぱい視聴者さんにサービスしちゃいましょう♪」
「皆さん私達のあんな姿を想像して待っていますからね♪」
『えぇえぇ、ご一緒に♪』
ノリノリで絡み合いポーズを決める3人、いつしかその絡み合う手が淫靡なものへと変わっていく。
「ほらっここがいいのかな?」
『やあ……ミケさん
ミケの手はデリケートに相手が嫌がらない程度の強さをもって牛美の特大のバストを揉み始め、もう片方も全身の性感帯を刺激していけば漏れる吐息が高まりを感じさせている。
りんごは牛美の唇を奪い舌を絡め始めると反撃できないようたっぷりと唾液を流し込んで夢中で貪り合っていく。
二人がかりで追い詰める手を緩めるつもりはミケには無いようだ。
ドローンの一つを正面に配置しスクリーンに映し出される自分自身の痴態を見てしまえばそれさえもスパイスになり牛美は息も絶え絶えに震え頭にスパークが走りぐったりとしてしまった。
そしてここからがミケの得意技『快楽尋問術』の真骨頂。
与えられた快楽を一度受け入れてしまえば質問に答えねば無条件でダメージを味わうはめになる禁断の秘儀。
敏感すぎる部分を弄られさらには幾度かの回答拒否によるダメージが牛美の精神をすり減らし涎を垂らしながら耐えるのももはや限界。
優しく耳元で囁くミケの声がぼやけた脳裏に染みこんでいく。
「なぜ鍵マークのテレビウムを狙うんです?」
『もちろん邪魔だから……あああん♪』
「みんなからお姉さんって呼ばれてますけど何歳なんですか?」
『に……にじゅうぅ……ふあっ、ああああああああ♪』
もはや声とは言えない喘ぎ声になり首を振り理性が吹き飛んだ牛美にミケが最後の質問を発した。
「ここが気持ち良いですか?」
『そこダメ……いや、おねえさんもうっ ダメぇぇぇ♪』
ミケの指が淫らに蕩けた中へと沈み込み内側から引っかくと牛美は今度こそ本気の絶頂を味わいながら崩れ落ちるのだった。
こうなればりんごのやりたい放題となる。
全身を愛撫しながらも最後には屈服しかけた牛美にそれを許さず自分達の事はお姉様と呼ぶように教え込み始めたのだ。
『あ……あはっ お姉様ぁぁ許してぇぇん♪』
蕩けた表情の牛美をファン達に奪還されるまで延々と仕込んだ二人は後は周りに託しその場を後にした。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
イデアール・モラクス
アーハッハッハ!なかなかイイ女が出てきたじゃないか!
時間があるのはむしろ好都合、私がタップリと遊んでやる!
・行動
「クク…そんなにデカく張っていたら大変だろう、乳搾りを手伝ってやるよ」
牛乳瓶なんて無粋な物から放出された牛乳は我が魔剣で斬り払い『武器受け』し、すかさずUC【色欲の触手】を『全力魔法』で数を無数に増やした上で『高速詠唱』を用いて素早く召喚、『範囲攻撃』で飽和攻撃と為して絡みつかせる。
「ショータイムだ、イイ声で鳴けよ!」
拘束したら触手で穴という穴を『串刺し』にして快楽責め、更に胸を搾らせながら私は噛みついて『吸血』し乳と『生命力を吸い尽くす』のだ。
※アドリブ歓迎
●
「アーハッハッハ!なかなかイイ女が出てきたじゃないか!」
敵オブビリオンである千葉・牛美の周囲にいる者がよやく減り、1対1で対峙することが出来たイデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)はもはや包み隠さず高笑いをあげた。
この放送は有料でわざわざ別料金を払ってまで視聴している好事家のみ。
元からそのような趣向を持つものばかりとなれば何の遠慮が必要なのだろう。
(時間があるのはむしろ好都合、私がタップリと遊んでやる!)
不敵にして邪悪ともとれる微笑を讃え牛美を吟味するように巡らせる視線はまさに狩人のそれ。
邪魔なファンや魅了されているような者さえいなければ恐れるほどの相手ではないのだと直感が告げていた。
「クク…そんなにデカく張っていたら大変だろう、乳搾りを手伝ってやるよ」
『な……なんて事を言うんですか……はふっ、あなたもお飲みなさぁい!』
何人もの猟兵達に弄られ敏感になったまま切なそうな吐息を漏らし反論はしてみる。
だが靄が掛かったような今の状態では余裕ある対応などすることはできそうになかった。
イデアールの軽い挑発に対し牛美が放った牛乳瓶から放ったミルクが襲い掛かったがそれを魔剣で軽く払い退ける。
『むむっ、素直にかかってください! 視聴者さんが面白くないじゃないですか~!』
牛美が思わずクレームをつけようとするのだがそんな事はお構いなしに周囲の空中に無数の魔方陣が現れた。
「快楽の海に呑まれ痴態を晒すがいい、ヤれ!色欲の触手!」
ありったけの魔力を注ぎ込みさらに範囲すらも拡大させる、イデアールの呼び出した色欲の触手が抵抗を許すこともなく牛美の手足の自由を奪っていく。
『くっ 離しなさいこのっこのっ!』
どうにか触手から逃れようとする牛美、だがヌルヌルと淫靡な形状の触手がそれを許すはずもない。
さらに縛りが強くなり水着の中にも浸入し全身をくまなく愛撫し敏感な肉体にさらに情欲の灯を灯していくのだ。
「ショータイムだ、イイ声で鳴けよ!」
皿に乗せられた料理を眺めるようにニタリと笑いながら暴虐の魔女が指を鳴らすと触手の動きが一気に変化した。
口内に太い触手が潜り込み声すら出させないまま征服していく、水着がズレ落ち零れ落ちた乳房を搾るように何度も何度も蠢けばくぐもった声で唸るのみ。 桃色の先端には内側に歯のようなものがついた触手が齧り付き何度も吸い上げ刺激を与えていく。
股間も水着の隙間からズプリと潜り込んだ大量の細い触手に覆われもはや牛美に出来た事はそれらを全て受け入れ涙を流すだけ。
空しく身体が上下に揺れもはやされるがままの人形のようで。
『んーーんーんーんー!!』
ビクビクと痙攣しながら牛身が崩れ落ちそうに脱力するが触手がそれを許さない。
何度も何度も絶頂を味わされ瞳から光が消えかけた頃になりようやくイデアールが動いた。
手で乳房に吸い付く触手を引き剥がすとその豊かに実った果実に牙をたて噛み付いたのだ。
『あはぁぁ吸っちゃダメぇぇぇん あはバカになっちゃ……イグ 死んじゃう、ひい……もうらめぇぇっ』
咥えされられていた触手を吐き出し牛美が息も絶え絶えになった瞬間、乳房から噴出した液体をイデアールが喉を鳴らし飲み込んだ。
それは白い色をした牛美の生命力そのもの、それがもはや一滴も出なくなった時にはすでに息絶えその命を終えていた。
……オブビリオンはここに打ち倒されたのだ。
●
戦いを終えた猟兵達。
テレビウム『ユウリョウ・チャンネル』が発する光が収まりようやく落ち着きを取り戻したタイミングで周囲に電子音声によるアナウンスが流れ始めた
「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』に、侵入者あり」
「テレビウム・ロックの解除数が多ければ多いほど、開放されるメンテナンスルートは増加する。至急の救援を請う」
どうやらこのキマイラフューチャー世界で何かが動き出そうとしているのだ。
何が起こるかはわからない、今出来る事はいつでも動けるよう各自が牙を研ぐ事だけなのだ。
大成功
🔵🔵🔵